JPH075094Y2 - ファイバスコープ巻取り装置における巻取りドラムの自動回転停止装置 - Google Patents

ファイバスコープ巻取り装置における巻取りドラムの自動回転停止装置

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JPH075094Y2
JPH075094Y2 JP1989044789U JP4478989U JPH075094Y2 JP H075094 Y2 JPH075094 Y2 JP H075094Y2 JP 1989044789 U JP1989044789 U JP 1989044789U JP 4478989 U JP4478989 U JP 4478989U JP H075094 Y2 JPH075094 Y2 JP H075094Y2
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JP
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fiberscope
rotation
winding drum
winding
shaft
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JP1989044789U
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庄平 花登
一成 浅利
英司 比護
康一 熊谷
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Furukawa Electric Co Ltd
Kansai Electric Power Co Inc
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
Kansai Electric Power Co Inc
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はファイバスコープを巻取りドラムに巻取り・引
出し自在としたファイバスコープ巻取り装置に関し、特
に、巻取られているファイバスコープを引出す時の巻取
りドラム自動回転停止装置に関するものである。
(従来の技術) ファイバスコープは、例えば地下に埋設されているガス
管、水道管などの管路内に挿入し、その内部を映し出し
て同管路内を地上で視察するのに用いられている。
このファイバスコープAは従来、第3図(a)に示すよ
うなファイバスコープ巻取り装置の巻取りドラムBに第
3図(b)に示すように巻取られており、観察現場付近
において巻取りドラムBから引出して管路内に送り込ま
れる。
ファイバスコープAは腰が強く曲げ剛性が高いので、フ
ァイバスコープAを第3図のような巻取りドラムBに巻
き取る場合に、常に真直になろうとし、第3図(a)の
矢印x方向(外側)に広がり、同図(b)のように巻取
りドラムAに巻取られる。
(考案が解決しようとする課題) 従来のこの種のファイバスコープ巻取り装置にはファイ
バスコープAの引出し時に、巻取りドラムBの回転を停
止させるための機構が無いため、巻取りドラムBに巻き
取られているファイバスコープAを引出してガス管など
に送り込む場合に、ファイバスコープAは巻取りドラム
Bの回転を停止させない限りどこまでも引出されてしま
い、同巻取りドラムBに巻き取られているファイバスコ
ープAの余長分までも引出されることがある。
ところが、ファイバスコープAの光ファイバは引張り強
度が弱いので、引出し過ぎると巻取りドラムBに固定さ
れている同ファイバスコープAの端末が伸びきってしま
い、質量の大きい巻取りドラムBの大きな回転勢力が同
ファイバスコープAの端末に加わり、それが衝撃となっ
て光ファイバが破断してしまうという問題があった。
このような問題を防止するには、送り込み時に計尺器な
どを使用してファイバスコープAの引出し量を監視し
て、ファイバスコープAが端末まで引出されないように
しなければならない。しかしこのようにすると引出し量
を監視するための作業員を専属に配置しなければなら
ず、人件費がかさむという問題があった。また、専属の
監視員を配置しない場合は、巻きとりや引出しを行なう
作業員がそれらの作業をしながら引出し量或は巻取り量
を監視しなければならないので、引出し作業や巻取り作
業がしにくく、作業能率が悪いという問題があった。
(考案の目的) 本考案の目的は巻取りドラムに巻取られているファイバ
スコープが所定量引出される巻取りドラムの回転が自動
的に停止してファイバスコープに無理な力が加わらない
様にしたファイバスコープ巻取り装置における巻取りド
ラムの自動回転停止装置を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本考案のファイバスコープ巻取り装置における巻取りド
ラムの自動回転停止装置は、第1図のようにファイバス
コープAを巻取る巻取りドラムBが設けられたファイバ
スコープ巻取り装置において、巻取りドラムBの回転軸
1に、ファイバスコープAの巻取り或は引出しにより巻
取りドラムB及び同回転軸1が回転すると回転する回転
伝達機構2が連結され、この回転伝達機構2に回転軸1
の回転を制動する停止機構4が連結され、同停止機構4
は伝達機構2による回転力が伝達されると回転する伝達
軸3と、この伝達軸3の回転により同伝達軸3の軸線方
向に移動する移動体5と、同移動体5が所定位置まで移
動して押当するとその衝撃を緩衝させると共にその移動
を停止させて伝達軸3の回転を停止させ、この伝達軸3
の停止により伝達機構2の回転を停止させて回転軸1及
び巻取りドラムBの回転をも停止させる緩衝材6を備え
たものである。
(作用) 本考案のファイバスコープ巻取り装置における巻取りド
ラムの自動回転停止装置では、第2図においてファイバ
スコープAの引出しにより巻取りドラムB及び回転軸1
が回転すると、回転軸1の回転が互いに噛み合う二つの
駆動歯車10と従動歯車11とからなる伝達機構2により伝
達軸3に伝達され、同伝達軸3が回転する。これにより
第2図に示すように伝達軸3に取付けられた移動体5
が、同図の実線の位置から仮想線の位置まで矢印a方向
に移動して前記停止機構4の緩衝材6に押当し、同緩衝
材6によりその時の衝撃が緩衝されると共に移動が次第
に規制され、ついには停止される。これに伴って前記伝
達軸3の回転が停止し、前記伝達機構2の両歯車10、11
の回転も停止し、回転軸1の回転が徐々に規制されて停
止するので、巻取りドラムBも所定回数回転したときに
停止し、ファイバスコープAの引出しが自動的に停止す
る。
巻取りドラムBが逆回転して回転軸1も逆回転すると、
前記伝達機構2の歯車10、11、伝達軸3も前回と逆に回
転し、移動体5が第2図の仮想線の位置から実線の位置
まで同図矢印b方向(前回と反対方向)に移動し(戻
り)、緩衝材6に押当して停止するので回転軸1、巻取
りドラムBが前回とは逆方向に所定回数回転したときに
停止する。
なお、第2図では駆動歯車10が小径、従動歯車11が大径
であるため、回転軸1がいずれの方向に回転する場合
も、巻取りドラムBの回転数に対して従動歯車11の回転
数が低減する。このため巻取りドラムBの回転速度がか
なり速くとも伝達軸3の回転は遅くなり、伝達軸3の回
転が停止し易くなる。
(実施例) 第1図及び第2図は本考案のファイバスコープ巻取り装
置における巻取りドラムの自動回転停止装置の一実施例
である。これらの図に示す1は回転軸であり、この回転
軸1に巻取りドラムBが連結されて、同回転軸1が回転
すると同巻取りドラムBが回転するようにしてある。
第1図、第2図に示す2は前記回転軸1の回転を伝達軸
3に伝達するための伝達機構である。この伝達機構2は
前記回転軸1に取付けられている駆動歯車10と伝達軸3
に取付けられている従動歯車11とからなる。本考案では
駆動歯車10と従動歯車11の代わりにスプロケットとチェ
ーンの組合わせ、またはプーリーとタイミングベルトの
組合わせ等を用いても良い。
第2図に示す4は前記伝達軸3に連結されている停止機
構であり、この停止機構4は前記伝達軸3に沿って往復
移動する移動体5と、同伝達軸3の軸線方向両端に固定
されている緩衝材6とからなる。前記移動体5はその軸
穴の内面に形成されている螺子が伝達軸3の外周面に形
成されている螺子に螺合され、また、下面に取付けられ
ている回転規制子12がハウジング13に形成されている長
孔14に嵌入されており、これにより移動体5は伝達軸3
が回転すると回転が規制されて第2図の矢印a方向に移
動するようにしてある。
この移動体5は第2図の実線の位置から仮想線の位置ま
で矢印a方向に移動し、回転軸1が逆回転して伝達軸3
も逆回転すると移動体5は前回とは逆に、仮想線の位置
から実線の位置まで矢印b方向に移動するようにしてあ
る。
前記緩衝材6は二枚の皿バネを背中合わせにして伝達軸
3に取付けてある。この緩衝材6は移動体5が押当する
とその移動を徐々に規制して、ついには停止させるよう
にしてある。この緩衝材6の設置位置は前述した、ファ
イバスコープAの端末が伸び切らない位置に適宜選定す
れば良く、また、その設置位置を任意に変更できるよう
にしても良い。この緩衝材6には皿バネではなく、波ワ
ッシャ、コイルスプリング、弾性ゴムなどを用いても良
い。
更に、第2図の実施例では前記伝達軸3に警報装置30が
連結されている。この警報装置30は伝達軸3に自在継手
15を介して連結軸16が連結され、この連結軸16に、それ
が回転するとその軸線方向に移動するスイッチ操作体17
が取付けられている。そして、このスイッチ操作体17は
その軸穴の内周面に形成されている螺子が連結軸16の外
周面に形成されている螺子に螺合されて、同連結軸16が
回転すると第2図の実線の位置から仮想線の位置まで往
復移動できるようにしてある。この場合実線の位置では
スイッチ操作体17の下面によりマイクロスイッチ18のロ
ーラ19が押されているが、仮想線の位置まで移動すると
同操作体17の下面が前記ローラ19から外れ、同ローラ19
が操作体17の傾斜面20に沿って上動する。これにより、
それまでONまたはOFFであったマイクロスイッチ18がそ
れまでとは逆にOFF或はONとなり、このON/OFF信号によ
って、例えばブザーを鳴らしたり、ランプを点灯させた
りして、作業者にファイバスコープAの巻き残りが少な
くなったことを知らせることができるようにしてある。
このように、伝達軸3に警報装置30を連結すれば、ファ
イバスコープAがその端末近くまで引出されたことを事
前に作業者に報知して注意を喚起することができるの
で、警報を受けた作業者は停止機構4により制動される
前に巻取りドラムBの回転を緩めることができ、ファイ
バスコープAの破断が益々確実に防止される。また、作
業者は引出し量や巻取り量等を気にせずに引出し或は巻
取り作業ができるので、それらの作業もし易くなり、更
には人件費の節減にもなる。
(考案の効果) 本考案のファイバスコープ巻取り装置における巻取りド
ラムの自動回転停止装置は以下のような効果がある。
.ファイバスコープAが所望位置まで引出されると、
巻取りドラムBの回転軸1の回転が所定回数回転したと
きに、停止機構4により自動的に停止させられるので、
巻取りドラムBの回転も停止し、それに巻取られている
ファイバスコープAが余長分(端末部)まで引出される
ことがなく、ファイバスコープAに衝撃が加わってファ
イバスコープAの引張り強度が弱い端末部が破断するこ
とがない。
.巻取りドラムBに巻取られているファイバスコープ
Aを引出すことにより回転する巻取りドラムBの回転軸
1の回転力により自動的に停止機構4が作動するので、
停止機構4が作動するための駆動源を別途容易する必要
が無い。このため巻取りドラムBを自動停止させるため
の構造が簡潔で、コンパクトで、安価になる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は本考案のファイバスコープ巻取り装置に
おける巻取りドラムの自動回転停止装置の正面図、同図
(b)は同装置の側面図、第2図は第1図のE部詳細
図、第3図(a)は従来のファイバスコープ巻取り装置
の正面図、同図(b)は同装置の側面図である。 1は回転軸 2は伝達機構 3は伝達軸 4は停止機構 5は移動体 6は緩衝材 Aはファイバスコープ Bは巻取りドラム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 比護 英司 神奈川県平塚市東八幡5―1―9 古河電 気工業株式会社平塚事業所内 (72)考案者 熊谷 康一 神奈川県平塚市東八幡5―1―9 古河電 気工業株式会社平塚事業所内 (56)参考文献 特公 昭60−52060(JP,B2)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ファイバスコープAを巻取る巻取りドラム
    Bが設けられたファイバスコープ巻取り装置において、
    巻取りドラムBの回転軸1に、ファイバスコープAの引
    出しにより巻取りドラムB及び同回転軸1が回転すると
    回転する回転伝達機構2が連結され、この回転伝達機構
    2に回転軸1の回転を制動する停止機構4が連結され、
    同停止機構4は伝達機構2による回転力が伝達されると
    回転する伝達軸3と、この伝達軸3の回転により同伝達
    軸3の軸線方向に移動する移動体5と、同移動体5が所
    定位置まで移動して押当するとその衝撃を緩衝させると
    共にその移動を停止させて伝達軸3の回転を停止させ、
    この伝達軸3の停止により伝達機構2の回転を停止させ
    て回転軸1及び巻取りドラムBの回転をも停止させる緩
    衝材6を備えたことを特徴とするファイバスコープ巻取
    り装置における巻取りドラムの自動回転停止装置。
JP1989044789U 1989-04-17 1989-04-17 ファイバスコープ巻取り装置における巻取りドラムの自動回転停止装置 Expired - Lifetime JPH075094Y2 (ja)

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JPS6052060A (ja) * 1983-08-31 1985-03-23 Masataka Inoue 電界効果トランジスタ

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