JPH07509485A - Ovcar−3腺癌細胞治療用医薬及び治療方法 - Google Patents

Ovcar−3腺癌細胞治療用医薬及び治療方法

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 0VCAR−3腺癌細胞治療用医薬及び治療方法本発明は医薬に関し、より詳細 にはヒトに癌腫病を惹き起す細胞を処置するために使用する医薬に関する。
PCT特許出願萱089109606及びto 91107435は商標名オン コナーゼ(ONCONASE)と呼ばれる医薬を開示している。この医薬が3つ の他の薬品と混合療法で試験管内で使用するとき、その混合療法の成績はある病 例に於ては期待したよりも一層生物活性である。
これらの他の薬品はシスプラチン(Cisplatin) 、メルフアラン(置 elphalan)及びアドリアマイシン(^dria■ycin)として知ら れている。
好ましい実施態様の詳細な説明 試験管内データーはオンコナーゼをシスプラチンの名称で販売されている薬品と 併用するとオンコナーゼ及びシスプラチンの単独の活性から期待される活性より もヒト卵巣OvC^ト3腺癌腫瘍に対し一層生物活性があることを示している。
また、試験管内データーはオンコナーゼとメルフアランの名称で販売されている 薬品との併用はオンコナーゼとメルフアランの単独の活性から期待される活性よ りもヒトの卵巣0VCAR−3腺癌に対し、より一層生物活性があることを示し ている。試験管内データーはオンコナーゼとアドリアマイシンという名称で販売 されている薬品と併用するとオンコナーゼ及びアドリアマイシンの単独の活性か ら期待される活性よりもヒト卵巣OvC^ト3腺癌に対し、一層生物活性がある ことを示している。
本発明の好しい実施態様は細胞培養試験を用いて試験される。斯様な試験に於て は予め決定した期間に亘り既に知られた成長速度の細胞株が試験される物質で処 置され、その処置された細胞の成長が未処置細胞から通常期待される成長と比較 される。
上述特許出願に記載され、またPCT特許出願WO89109606に記載され ている方法論に従って製造されたオンコナーゼ(その方法論はこの中で充分に述 べられたように参照により本明細書に組入れられる)を燐酸緩衝化食塩水(PB S)に溶解して1曽g/mlのストック用溶液を作った。
シスージアミンジクロロプラチナムとして知られているシスプラチンは2ケのク ロライド原子により囲まれた白金を中央原子に2ケのアンモニア分子をシス位に 含有する重金属錯体である。水晶はPt (J、H,N、の分子式を有し、30 0.1の分子量である。
L−フェニルアラニンマスタード、フェニルアラニンマスタード、L −PAW 又はL−サルコリシン(L −5arcolysin)として知られるメルフア ランは4−[ビス−(2−クロロエチル)アミノ]−L−フェニルアラニンであ る。
アドリアマイシンは塩酸ドキソルビシン(Doxorubicin IC1)、 USPの商標名である。ドキソルビシンはストレブトマイセスピューセチウスバ ールセシウス(Streptomyces peucetius var ca esius)の培養物から分離されたアントラサイクリン抗生物質である。ドキ ソルビシンはアミノ糖、ダウノサミンに環原子7で配糖体結合により結合するナ フタセンキノン核よりなる。
この試験システムはアメリカンタイプカルチャーコレクション(^*erica n Type Cu1ture Co11ection) (寄託番号^TCC IITB 161)から得られた0VCAR−3ヒト卵巣腺癌細胞株を使用した 。その細胞株は20%加熱不活性化した牛胎児血清、200mM L−グルタミ ン、ペニシリン1ml当り10.000単位、ストレプトマイシン1ml当り1 0m9、ファンギゾンl@/当り25u、10+sl HEPES緩衝液及び牛 インシュリン111当り10fi9を補足したRPPI31640培地で培養し た。これは完全増殖培地である。
その細胞は1穴当り6000個の生存細胞(5hl)の濃度で96穴組織培養板 に接種された。細胞は24時間静置して沈降させ、そして穴当り50m1の適当 なオンコナーゼ及び/又はシスプラチン、メルフアラン又はアドリアマイシン溶 液が加えられた。下記最終濃度が用いられた。
a)オンコナーゼ、20ugから1hi+/ml;b) シスプラチン、lOか ら500nl ;C) メルフアラン、0.25から5ttM:そしてd) ア ドリアマイシン、5から100nll平板は5%二酸化炭素の雰囲気下、37℃ でさらに6日間培養された。
その結果総試験時間は7日間であった(細胞を沈降させるのに1日、培養に6日 間)。生存細胞のパーセントはBio−Rad EI^ミクロタイタープレート リーダーを使用するMTT比色定量試験で定量された。
細胞の数はノイバウエルの判定を使用するAO−3pencer”Bright line″血球計の直接計算によりめた。付着細胞はハンクスの平衡塩類溶液で 3回洗浄し、緩衝化食塩水中0.25%トリプシン−0,02%EDTAの溶液 の2yslで約30秒間処理した。その溶液は除かれ、その細胞は37℃で10 分間置かれ、次いで完全成長培地のlQ@A’中に懸濁された。細胞懸濁液の0 .25m/は完全成長培地の0.75dで希釈され、モして0,5%トリパンブ ルー溶液の1mlが加えられ、そして生存細胞が計数された。
表1.2及び3は上4記実験の結果を表わす。ED、。値以外はこれらの表はベ レンバウムによって開発された相互作用指数(Inter−action In dex)で表わされている。この相互作用指数に於て、1.0の成績は2種の薬 品が相互作用しないことを示し、すなわち特定の細胞株に対しての併用効果は夫 々個別に使用した時予想されるそれと変らないことを意味している。1.0より 大きい相互作用指数を示すことは2種の薬品が拮抗的であって、特定の細胞株に 対する併用効果は夫々個別に使用した時予想される効果より小さい。一層高い相 互作用指数は一層大きい拮抗作用を示す。1.0より小さい相互作用指数は2種 の薬品が相乗的であることを示している即ち、特定の細胞株に対する併用効果は 夫々個別に使用した時よりも大きい。相互作用指数が0(最高相乗作用)に近づ くにつれ、これは一層相乗的であることを示す。斯くして低い数はこの実験に用 いられた細胞株に対する一層高い生物活性を示している。EDs0値は中間有効 用量を表わし、それらは試験を受けている細胞の成長速度を半分にする用量を示 すものである。斯くして、ED、。値が低ければ低い程同じ生物活性を成就させ るのに要する用量は少量になる。
−」酌−−」−一 0vCAR−3ヒト卵巣腺癌細胞に種々の用量でオンコナーゼとシスプラチンを 共用する場合の相互作用指数とED、。値及びオンコナーゼとシスプラチンの個 々のED、。値オンコナーゼ+10m1lシスプラチン 1.159 0.89 1 0.482 0.697オンコナ一ゼ+25wIIシスプラチン 1.09 8 ・0.830 0.421 0.609オンコナ一ゼ+50+eMシスプラ チン 1.132 0.864 0.455 0.658オンコナーゼ+100 dシスプラチン 0.858 0..590 0.181 0.262オンコナ 一ゼ+250a+Mシスプラチン 0.700 0.432 0.023 0. 034オンコナーゼ+50(milシスプラチン o、6g5. 0.417  o、oo′80.011ED、。鎖車: 316.509 214.299 1 29.616 <0.001*ニオンコナーゼの夫々の濃度に組合せたシスプラ チンのED、。値(垂直に);オンコナーゼ0rrlにおけるシスプラチンのE D、。値はシスプラチンのみに対するものであり、0VCAR−3細胞はシスプ ラチン単独に耐性であると考えられる。
0VCAR−3ヒト卵巣腺癌細胞に対してオンコナーゼとメルフアランとを種々 の用量で共用する場合の相互作用指数とED、。及びオンコナーゼとメルフアラ ンの個々のED、。値オンコナーゼ用量Qg/mz) 一旦一 入四−」じし− λ1−」旦□オンコナーゼ単独 2.317 オンコナーゼ+〇、 25jMメルフアラン 1.701 1.492 0.7 47 1.705オンコナーゼ+〇、5iメルフアラン 1.778 1.56 9 0.824 1.881オンコナーゼ+0.75μ麗メルフアラン 1’、 7461.537 0.792 1.808オンコナーゼ+1.OyMメルフア ラン 1.142 0.934 0.189 0.411オンコナーゼ+2.5 ++Mメルフアラン 0.987 0.779 0.034 0.051オンコ ナーゼ+5.0μ麗メルフアラン 0.975 0.766 0.021 0. 022ED、。鎖車: 4.786 4.623 3.624 0.056*: オンコナーゼの夫々の濃度に組合せたメルフアランのED、、値(垂直に);オ ンコナーゼOplにおけるメルフアランのED、。値はメルフアラン単独に対す るものであり、0VCAR−3細胞はメルフアランのみに耐性であると考えられ る。
表 3 0VCAR−3ヒト卵巣腺癌細胞に対してオンコナーゼとアドリアマイシンとを 種々の用量で共用する場合の相互作用指数とEDs o及びオンコナーゼとアド リアマイシンの個々のED、。値オンコナーゼ用量(μq/wsl) 一旦一  副」鼾 0.2 2.0 −印□オンコナーゼ単独 1.166 オンコナ一ゼ+5nMアドリアマイシン 1.744 1.305 0.881  0.957オンコナ一ゼ刊QnMアドリアマイシン 1.702 1.263  0.839 0.908オンコナ一ゼ+25nMアドリアマイシン 1.20 8 0.769 0.346 0.332オンコナ一ゼ+5QnMアドリアマイ シン 0.923 0.484 Q、061 0.0QIED、。値*・ 37 .340 34.473 18.090 2.265*:オンコナーゼの夫々の 濃度に組合せたアドリアマイシンのED、。値(垂直に):オンコナーゼ0μl におけるアドリアマイシンのED0値はアドリアマイシンのみのものであり、0 VCAR−3細胞はアドリアマイシンのみに耐性であると考えられる。
これらの結果は以下のことを実証している。即ち、示された例に於ては0VCA R−3ヒト卵巣腺癌に及ぼすシスプラチン、メルフアラン及びアドリアマイシン と組合せたオンコナーゼの生物活性は個々の薬品のみの生物活性から予想された より一層大きいことを実証している。(実は、この0VCAR−3細胞株はシス プラチン、メルフアラン及びアドリアマイシンに臨床的に耐性の患者の細胞株で ある)。これは表の右端に並んでいるEDso数字かられかるものである。これ らの数字は計算された中間有効用量を表わし、その示された数字は試験を受ける 細胞の成長速度を半減させるために必要とする物質の量である。斯くして、ED 5o値が低ければ低い稈同じ生物活性を成就せしめるに要する用量は一層少くな るのである。
一方ではオンコナーゼ、そして他方ではシスプラチン、メルフアラン又はアドリ アマイシンを同時に又は同時期に患者に投与する必要がない(そして当然通常投 与しないであろう)ことが理解されるであろう。むしろ、オンコナーゼは一つの 用量スケジュールに従って投与し、シスプラチン、メルフアラン又はアドリアマ イシンはもう一つの用量スケジュールに従って投与してもよい。只必要なことは 患者の身体の中でオンコナーゼとシスプラチン、メルフアラン又はアドリアマイ シンとが相互作用するように用量とスケジュールを選択することである。 ・ オンコナーゼの化学分析と組成 オンコナーゼは化学的によく特徴が把握されている。オンコナーゼはトノサマガ エル(Rana pipiens)から分離された蛋白質であるので、最終結果 が以下の化学及び構造をもつ限りに於ては遺伝子工学技術を使用して生産するこ とができる。
オンコナーゼは純粋な蛋白質である。(即ち、蛋白質の同質性を試験するために 用いられている標準試験によって確認される同質性である)。電気泳動法による と、オンコナーゼの分子量は約14.500ダルトンである。以下に表示したア ミノ酸配列に基づいた分子量の計算は分子量が11.819ダルトンであること を示している。しかしながら、金属イオンを除(あらゆる努力をするにも拘らず 金属イオンが蛋白質に結合している可能性があり、そして異なるアイソトープが 含まれる可能性があるので、質量分析により決定されるオンコナーゼの分子量は 12.430ダルトンである。この不一致を考慮すると、質量分析により決定さ れるオンコナーゼの分子量は約12.000ダルトンと考えられるであろう、。
オンコナーゼは等電点pIを有しそれは少くとも9.5であり10.5の高さか もしれない。オンコナーゼはブロックされたアミノ末端基を持ち、本質的に炭水 化物はない(アンスロン及びオルシノール法により決定される)。
オンコナーゼは下記アミノ酸組成を有する二アミノ酸分析 アスパラギン酸/アスパラギン 13.39スレオニン 9.84(註1) セリン 8.08(註1) グルタミン酸/グルタミン 5.88 イソロイシン 5.29(註2) フェニルアラニン 5.73 トリプトフアン 測定されない(註3)概略総計 99.99% 註1:スレオニン及びセリンは加水分解中一部分解され、そしてこの値は斯様な 一部分解につき補正がなされている。
註2:この値は不完全な加水分解に対し補正されている。
註3ニトリブトファンは蛋白質の酸加水分解に於て検出することができない。何 故ならばそれは分解し、そして結果として測定されないものとして示されるから である。しかしながら、紫外部スペクトルの分析では分子当り1個のトリプトフ ァン残基の存在が明らかになっている。
アミノ酸組成 (アミノ酸配列から計算) アミノ酸 物質の分子当りの残基の数 アスパラギン酸 6 グルタミン酸 3 ピログルタミン酸 1 概略総計 104 オンコナーゼの配列は決定されている。以下に示されている通り、配列の総計の 長さは104残基である。蛋白質のN−末端はピログルタミン酸(<Glu)で ある。これは直接配列に必要な遊離アミノ基を欠いたグルタミン酸の環化誘導体 であり、そしてそれ故に該蛋白質のN−末端を“ブロック”している。
PCT特許出願to 89109606に記載されている短かいフラグメントが ピログルタミン酸アミノ−ペプチダーゼで開裂した時、ピログルタミン酸は短か いフラグメントから除去され、二番目の残基で始まる配列を与えた。斬新な開裂 はピログルタミン酸アミノペプチダーゼのみがピログルタミン酸を開裂するので N−末端がピログルタミン酸であるということを強く示しているものである。ピ ログルタミン酸の存在は参照の短かいフラグメントについての質量分析法で更に 確認された。質量分析法で決定した短かいフラグメントの分子量はピログルタミ ン酸が存在すると仮定して計算した重量とよ(一致し、グルタミン酸が存在する と仮定して計算した重量と一致していない。
オンコナーゼは以下のアミノ酸配列を有する。
Lys−^5p−Lys−^sn−Thr−Phe−11e−Tyr−3er− Arg−Val−Gly−3er−Cys 好しい実施態様は上述されているけれども、本発明の範囲は以下のクレームによ ってのみ限定される。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.質量分析法により約12,000ダルトンの分子量又はゲル電気泳動性によ り約14,500ダルトンの分子量を有する蛋白質で、且つ凡そ次の通りのアミ ノ酸組成 モル% アミノ酸残基(24時間酸加水分解) アスパラギン酸/アスパラギン13.39スレオニン9.84 セリン8.08 グルタミン酸/グルタミン5.88 プロリン3.98 グリシン2.98 アラニン2.92 シスチン/27.77 バリン7.77 メチオニン0.94 イソロイシン5.29 ロイシン4.95 チロシン2.85 フェニルアラニン5.73 ヒスチジン2.99 リジン11.78 アルギニン2.85 トリプトファン測定されない 大略総計99.99% を有する蛋白質及び a)シスプラチン、 h)4−〔ビス(2−クロロエチル)アミノ〕−L−フェニルアラニン、又は c)塩酸ドキソルビシンUSP よりなる生物活性な医薬。
  2. 2.質量分析法により約12,000ダルトンの分子量又はゲル電気泳動法によ る約14,500ダルトンの分子量を有する蛋白質で、且つ凡そ次の通りのアミ ノ酸組成 アミノ酸物質の分子当りの残基の数 アスパラギン酸6 アスパラギン8 スレオニン10 セリン8 グルタミン酸3 ピログルタミン酸1 グルタミン2 プロリン4 グリシン3 アラニン3 シスチン/28 バリン8 メチオニン1 イソロイシン6 ロイシン5 チロジン3 フェニルアラニン6 ヒスチジン3 リジン12 アルギニン3 トリプトファン1 大略合計104 を有する蛋白質及び a)シスプラチン、 b)4−〔ビス(2−クロロエチル)アミノ〕−L−フェニルアラニン、又は c)塩酸ドキソルビシンUSP よりなる生物活性な医薬。
  3. 3.質量分析法により約12,000ダルトンの分子量、少くとも9.5の等電 点pI及びブロックされたアミノ末端基を有し、本質的に炭水化物を含まない純 粋な蛋白質と a)シスプラチン、 b)4−〔ビス(2−クロロエチル)アミノ〕−L−フェニルアラニン、又は c)塩酸ドキソルビシンUSP の何れかとよりなる生物活性の医薬。
  4. 4.有力なアミノ酸がりジン及びスレオニンである請求項3の組合せ。
  5. 5.蛋白質の各分子が確実にトリプトファンの一残基を含む請求項3の組合せ。
  6. 6.蛋白質の各分子が確実にメチオニンの一残基を含む請求項3の組合せ。
  7. 7.下記アミノ酸配列、 【配列があります】 を有する蛋白質、並びに a)シスプラチン、 b)4−〔ビス(2−クロロエチル)アミノ〕−L−フェニルアラニン、及び c)塩酸ドキソルビシンUSP よりなる群から選択された化学組成物よりなる生物活性な医薬。
  8. 8.下記アミノ酸配列 【配列があります】 【配列があります】 を有する蛋白質と a)シスプラチン、 b)4−〔ビス(2−クロロエチル)アミノ〕−L−フェニルアラニン、及び c)塩酸ドキソルビシンUSP よりなる群から選択された化学組成物との治療的活性量を前記蛋白質及び前記化 学物質が腫瘍細胞成長速度を減少するよう患者内で作用するような方法で投与す る段階よりなる患者の腫瘍を治療する方法。
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