JPH07509376A - 多層マットレス - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 多層マツトレス 本発明は、床からの睡眠面（ｓｌｅｅｐｉｎｇ　５ｕｒｆａｃｅ）の全高を変え ることなく、ユーザにマツトレスの堅さの選択可能性を与えるベッドフレーム上 で使用するマツトレス及び該マツトレスとの組合せシステムに関する。

以下の説明において使用する２つの用語は、これらの用語に一般的に帰属する意 味とは幾分異なった意味に使用される。

「シングル」ベッドでは、マツトレス又はこれと同等の用語は、一般に一人が使 用するサイズのユニットを意味し、したがって、サークルベッドすなわち子供用 ベッド以上で、少なくとも北米でツインベッドとして知られているサイズ（すな わち、幅約１ｍ、長さ約１．８ｍ）までのものを意味する。

「ダブル」ベッドでは、マツトレス又はこれと同等の用語は、一般に二人が使用 するサイズのユニットを意味し、したがって、北米でダブルベッドとして知られ ているサイズ（すなわち、輻約１．８ｍ、長さ約２．１ｍ）以上のものを意味す る。

一般的にいえば、基部により支持されるマツトレスからなる慣用ベッドの硬さく ｈａｒｄｎｅｓｓ）又は堅さくｆ　ｉｒｍｎｅｓｓ）は、マツトレス及び基部の 各々の製造時になされる材料の選択により決定される。したがって、特定ベッド 内の種々の位置で堅さを変えることができるベッド、及び別々のベッド間で全体 的堅さが異なっているベッドを人手できる。しかしながら、このような慣用べ・ ラドについてユーザが行い得る堅さの選択は、ベッド又はマツトレスを購入する ときのみである。その後は、ベッド又はマツトレスを取り替えるとき以外にユー ザが堅さを選択することは殆とない。購入時の選択は明らかに簡単であり、通常 は試行錯誤の問題である。一般に、選択は、例えばベッド販売店でマツトレス上 に座るか簡単に横たわることにより行われる。これでは不充分であり、非常に信 頼できる試験方法とはいえない。別の大きな問題は、既存のベッド（一時的に使 うベッド又は永久的に使うベットの両方）の堅さを変えたい必要が生じた場合、 又はダブルベ・ラドを使用する二人の各人が要求する堅さが著しく異なる場合に 生じる。例えば、一方の人が整形外科的理由から非常に堅い支持を必要とし、他 方の人が、このような堅さレベルは睡眠ができないほと不快であると考える場合 である。

また、特に、一方のユーザの体重と他方のユーザの体重とが太き（異なる場合に 、ベッドを横切る方向に撓みが伝達するという問題もある。

本発明は、ベッドフレーム支持システム上で使用するためのマツトレスであって 、毎日でも堅さを任意に選択できるマツトレスを提供することにより、上記問題 を緩和又は解消することを探究する。

また、本発明のマツトレスは、長期間に亘って、所与の堅さレベルを連続して維 持できる。したがって、本発明のマツトレスは、慣用マツトレスが長期間の使用 後に堅さが低下するという問題がない。また、本発明は、二人用マツトレスであ って、各人が所望レベルの堅さを選択でき且つ知覚した必要性に応答してマツト レスの各人の部分を永久的又は一時的に変えることができる二人用マツトレスを 提供することを探究する。また、本発明のこの特徴は、二人用マツトレスであっ て、選択された堅さの如何に係わらず、マツトレスの頂面が常にその全幅に亘っ て同し高さにあり且つ一方のマツトレスから他方のマツトレスへと滑らかに移行 し、両マツトレス間にギャップが存在しない二人用マツトレスを提供する。

現在入手できる弾性発泡材料（過去においてはこれらの材料は天然又は合成ゴム であり、より近年になるとポリウレタンが使用されている）を種々組み合わせる ことにより、一定レベルの堅さ変化を得ることができる。かくして、Ｈｏｏｄの 米国特許第３．１１８．１５３号には、柔らかい発泡体からなる２つの層と、こ れらの層間の硬い発泡体の層とを使用することによりコーナが強化された装飾構 造が開示されている。Ｂｏｙｌｅｓの米国特許第３．５３４．４１７号も、同様 な概念をマツトレスに適用し、成る選択レベルを与えている。マツトレス全体又 はベッドの全幅に亘ってのびるマツトレスの中間部を引っ繰り返すことにより、 異なる堅さレベルが得られる。マツトレスの全ての部分が共通ケーシング内に包 まれている。この構成は平らな睡眠面を与えるけれとも、堅さの選択数が非常に 限定されてしまう。

Ｊｏｈｎｓｏｎの米国特許第２．１２１．３３９号には、より複雑なシステムが 開示されている。このマツトレスは、堅さの異なる２つの発泡体層を存し、これ らの眉間に硬いホード層が設けられている。堅さは、マツトレスを形成する要素 を反転させることにより変えられる。かくして、一定の厚さが得られるけれども 、堅さの選択は殆と不可能である。ダブルベッドでは、全面が同じ堅さになって しまうであろう。Ｓｌｅｎｍ＋ｎｓの米国特許第３．１１０．４４２号には、互 いに似ていない２層の発泡体を用いた同様なマツトレスが開示されている。この マツトレスには、異なる堅さをもつ２つの積層弾性部材が使用されており、マツ トレスの幅を横切る所定位置又は任意の位置に、堅くするための薄長板（スラッ ト）が挿入されている。複数の発泡パッド要素を用いたマツトレスが、Ｂｅｔｔ ｅｎ−Ｚｅｌｌｅｋｅｎｓのドイツ国特許第１．９４０、７６３号に開示されて いる。このマツトレスは、剛いパネル好ましくはベニア板パネルが積層体（スタ ック）内に設けられている点でＳｌｅｍｍｏｎｓの米国特許に記載のマノトレス と幾分似ている。かくして、複数の発泡要素が使用されているけれとも、堅さを 調節する唯一の方法は、積層体内のベニア板インサートを配置替えすることだけ である。

今や、慣用ベッドと実質的に同じレベルの均−且つ一定の睡眠面を与え且つ高度 の堅さ選択性をユーザに与えることができるマツトレスを実現化することができ た。

かくして、本発明は、その最も広い概念において、下記事項からなる群から選択 されたマツトレス構成部分のアセンブリからなるマツトレスにおいて、前記事項 が、 （ｉ）複数の発泡マツトレス要素を有し、該発泡マツトレス要素の少なくとも１ つが他とは異なる硬さを有し、 （１１）複数の第１分離手段を存し、該第１分離手段の少なくとも１つが各発泡 マツトレス要素と関連して、各マツトレス要素を別々に圧縮し且つ撓ませ、（由 ）前記複数の発泡マツトレス要素の少なくとも１つと実質的に同じ長さ及び幅を 有する少なくとも１つの軽量で実質的に剛性を有するコア要素と、（ｉｖ）コア 要素に隣接する発泡マツトレス要素が別々に圧縮し且つ撓み得るようにする、剛 性コア要素と発泡マツトレス要素との間の少なくとも１つの第２分離手段と、 （Ｖ）前記複数の発泡マツトレス要素の少なくとも１つより輻及び長さが実質的 に小さい、軽量で実質的に剛性を有する胴ボードと、（ｉｖ）互いに隣接する２ つの発泡マツトレス要素間の選択された位置に胴ボードを保持するように構成さ れ且つ保持できる、胴ボードの少なくとも１つの面要素と、 （ｖｉ　ｉ）前記複数の発泡マツトレス要素を、実質的に垂直な積層体内でこれ らの選択された順序に配置された状態に維持するように構成され且つ維持でき、 且つ複数のマツトレス要素が僅かな横方向圧縮を受けるように構成され且つ受け ることができる収容手段とを有し、 前記マツトレスアセンブリが少なくとも１つの構成部分（ｉ）及び（ｉ　ｉ）を 存するマツトレスを提供する。

かくして、より詳細な第１態様において、本発明は、（ｉ）複数の発泡マツトレ ス要素を存し、該発泡マツトレス要素の少なくとも１つが他とは異なる硬さを存 し、 （１１）各マツトレス要素間の分離手段であって、各マツトレス要素を別々に圧 縮し且つ撓ませることができる分離手段と、（■１）複数の発泡マツトレス要素 を、実質的に垂直な積層体内でこれらの選択された順序に配置された状態に維持 するように構成され且つ維持でき、且つ複数のマツトレス要素が僅かな横方向圧 縮を受けるように構成され且つ受けることができる収容手段とを更に存するマツ トレスを提供する。

より詳細な第２聾様において、本発明は、（ｉ）複数の発泡マツトレス要素を有 し、該発泡マツトレス要素の少なくとも１つが他とは異なる硬さを有し、 （■）発泡マツトレス要素と実質的に同じ長さ及び幅を有する軽量で実質的に剛 性を存するコア要素と、 （ｉｉｉ）各マツトレス要素間及びマツトレス要素と剛性コア要素との間の分離 手段であって、各マツトレス要素を別々に圧縮し且つ撓ませることができる分離 手段と、 （１ｖ）コア要素と一緒に複数の発泡マツトレス要素を、実質的に垂直な積層体 内でこれらの選択された順序に配置された状態に維持するように構成され且つ維 持てき、且つコア要素と一緒に複数のマツトレス要素が僅かな横方向圧縮を受け るように構成され且つ受けることができる収容手段とを更に有するマツトレスを 提供する。

より詳細な第３聾様において、本発明は、（ｉ）複数の発泡マツトレス要素を存 し、該発泡マツトレス要素の少なくとも１つが他とは異なる硬さを有し、 （１１）発泡マツトレス要素より長さ及び幅が実質的に小さい軽量で実質的に剛 性を有する胴ボードと、 （ｉｉｉ）互いに隣接する２つの発泡マツトレス要素間の選択された位置に胴ボ ードを保持するように構成され且つ保持できる、胴ボードの少なくとも１つの面 要素と、 （ｉｖ）各マツトレス要素間及びマツトレス要素と胴ボードとの間の分離手段で あって、各マツトレス要素を別々に移動させ且つ撓ませることができる分離手段 と、 （Ｖ）胴ボードと一緒に複数の発泡マツトレス要素を、実質的に垂直な積層体内 でこれらの選択された順序に配置された状態に維持するように構成され且つ維持 でき、且つコア要素と一緒に複数のマツトレス要素が僅かな横方向圧縮を受ける ように構成され且つ受けることができる収容手段とを更に有するマツトレスを提 供する。

更に、より詳細な態様において、本発明は、適当な長さ、幅、厚さ及び硬さをも つ発泡マツトレス要素と、該マツトレス要素の各長手方向縁部に沿って配置され た、中間硬さの発泡体からなる２つのモジュレータパネルとを存する発泡マツト レスを提供する。

かくして、本発明の最も広い態様において、本発明は、複数の発泡マツトレス要 素からなるマツトレスであって、広い堅さ選択範囲を各ユーザに与えるマツトレ スを提供する。このため、胴ボードによりマツトレスの部分領域上、又は剛性コ ア要素によりマツトレスのほぼ全領域上に高レベルの堅さが付与される。胴ボー ト及びコア要素の両方を一緒に用いるのが好ましいと考えられる。また、これら の全ての選択は、マツトレスの各ユーザが利用できる。ダブルベッドの場合、こ れらの選択は下記の方法で行われ、且つ実質的に一定の頂部シート高さが維持さ れる。かくして、ダブルベッドの２つの半部が顕著に異なる特性を有するもので あっても、ベッドのカバーリングは平らな頂面を呈する。

マツトレスセットに使用される好ましい形態のマツトレス要素は、単独でマツト レスとして使用される場合には、一般的に普通に使用されている発泡スラブマツ トレスに比べ優れた特性を有する。

複数の発泡マツトレス要素は、１組の発泡マツトレス要素からなり、該要素のい くつかが異なる度合いの堅さを有するのが好ましい。

少なくとも１つのマツトレス要素は更に、中間硬さの発泡体からなる少なくとも １つの長手方向縁部モジュレータパネルを備えているのが好ましい。

モジュレータパネルを備えたマツトレス又はマツトレス要素では、パネルがくさ び形断面を有し且つマツトレス又はマツトレス要素の対応する傾斜縁部に取り付 けられるのが好ましい。

剛性コア要素は、その上面及び下面に発泡体の層を有するのが好ましく、上下の 発泡体の層は堅さが異なるのが最も好ましい。

シングルベッドを構成するマツトレス要素が１つの剛性コア要素又は１つの胴ボ ード、又はこれらの両方を有するのが好ましい。

ダブルベッドを構成するマツトレス要素は２組の発泡マツトレス要素を有し、各 発泡マツトレス要素はベッドの幅の約１／２であり、各発泡マツトレス要素には 、ベットの約１／２の幅をもつ１つ又は２つの剛性コア要素が設けられ、所望な らば１つ又は２つの胴ボードを設けるのが好ましい。

胴ポートは、マツトレスのユーザから分離されて単独で使用されるのが好ましい 。

また、胴ボードは剛性コア要素と組み合わせて使用でき、好ましくは、剛性コア 要素の上方に且つ該剛性コア要素から少なくとも１つのマツトレス要素分だけ分 離されて配置される。

好ましくは、分離手段は、マツトレス要素、コア要素及び存在する場合には胴ボ ードの両接触面のうちの少なくとも１つの面と関連する少なくとも１つの織物層 からなる。

好ましくは、収容手段は密着形シート手段からなり、該シート手段は、付加下面 及び洗濯ができるようにする開放可能な閉鎖手段を有する。好ましくは、収容手 段は、マツトレス要素を保持し、且つ一定の横方向圧力をマツトレス要素に加え ることができる受け枠手段を有する。

更に別の好ましい組合せでは、密着形シート及び受け枠が収容手段として使用さ れる。受は枠を使用する場合には、密着形シートに代えて、平らなシート状タッ クインを使用することもできる。

かくして、ダブルベッドについては、収容手段は、２組のマツトレス要素を収容 する１つの密着形シート手段で構成できる。また、任意事項（オプション）とし て、収容手段が第１及び第２密着形シート手段の組合せからなり、各密着形シー ト手段が、第１及び第２密着形シート手段内に入れられた２組のマツトレス要素 を収容する第３密着形シート手段と協働して１組のマツトレス要素を収容するよ うに構成する。これらの任意事項について、組み立てられたマツトレスを受け枠 手膜内に収容することもできる。

以下、添付図面に関連して本発明を説明する。

第１図は、一部を破断したシングルマツトレスを示すものである。

第２図は、ダブルマツトレス及び架台を示すものである。

第３図は、受は枠の細部を示すものである。

第４図は、ダブルベッド用マツトレスセットを示すものである。

第５図、第６図、第７図、第８図、第９図及び第１Ｏ図は、マツトレス要素の構 造細部を示すものである。

第」１図、第１２図、第１３図及び第１４図は、コア要素の構造細部を示すもの である。

第１５図、第１６図及び第１７図は、第２図、第３図及び第４図に示した受け枠 構造に対する第２受は枠構造の細部を示すものである。

第１８図及び第１９図は、第２図、第３図及び第４図に示した受け枠構造に対す る第３受は枠構造の細部を示すものである。

第２０図は、胴ボードを備えたマツトレスを示すものである。

第１図は、本発明によるマツトレス構造のおそらく最も簡単な形態を示すもので ある。全体を参照番号ｌで示すマツトレスは、５つのマツトレス要素２．３．４ ．５．６を有し、該マツトレス要素は、これらの全てのマツトレス要素に幾分か の一定横方向圧力を付与する収容手段８内にぴったり適合するサイズを有する。

マツトレス要素は、睡眠面の硬さを変えるため並べ変えることができる。なぜな らば、少なくとも１つのマツトレス要素（例えばマツトレス要素４）は他のマツ トレス要素とは異なる硬さを有しているからである。本発明のこの特徴について は後述する。第１図の実施例では、収容手段８はぴったり適合するシー）　（ｆ ｉｔ−ｔｅｄｓｈｅｅｔ　、以下、　「密着形シート」という）であるが、後で 詳述するように、他の方法を用いることもできる。実際には、一群の発泡マツト レス要素群の全厚は、第１図に符号Ｘで示す垂直方向全厚が慣用マツトレスの全 厚と実質的に等しくなるように選択される。したがって、密着形シートからなる 収容手段８は、容易に入手できる慣用的な普通の密着形シートで構成できる。

本発明の他の２つの任意の特徴が第１図に示されている。セットの底部には剛性 コア要素７が設けられており、該コア要素７の構造については後述する。図示の 例ではコア要素７が底部に配置されているけれども、非常に硬い睡眠面を必要と する場合には、コア要素７をセット内の任意の位置（頂部を含む）に配置するこ ともできる。嵌合シート８内の積層体の頂部にはマツトレスパッド９が配置され ており、該マツトレスパッド９は明瞭化のため一部が破断されている。一般的に 、このパッド９（該パッド９は慣用マツトレスの頂部に普通に設けられている） は、厚さ約１ｃｍの綿毛（又は合成繊維）の打延べ体（ｂａｔｔ）であり、織物 カバー内に収容されている。一般に、市販のマツトレスカバー９Ａ、９Ｂが、密 着形シートと非常に良く似た方法で取り付けられている。

第１図に示すように、密着形シート８は底保持部１０を有する。マツトレスパッ ド９も、これが保持部９Ａ、９Ｂと合体されると、底部９Ｃを有する。これは、 これらの部分が収容手段を形成することに関し成る程度の選択性を与える。収容 手段としてマツトレスパッドアセンブリを使用する選択を行うときは、側部９Ａ 。

９Ｂ及び底部９Ｃのサイズは、マツトレス要素が、必要とされる僅かな横方向圧 縮状態に置かれるように定められる。この場合には、底部９Ｃがマツトレスの全 領域に亘って配置されるようにするのが便利である。この場合には、積層体の順 序を変えるときに収容手段を開けることができるように、ジッパ等の閉鎖具を設 けることも必要である。この場合、シート８として密着形シートが好ましいけれ ども、普通に市販されている密着形シートにするか、平らなシート状タックイン にすることもできる。

或いは、マツトレスパッドが、シートのみにより形成され、収容手段を設けるこ とを必要としない構成にすることもでき、この場合には、シートの底部ｌＯをマ ツトレスの全領域に亘って配置するのが好ましく且つジッパ等の閉鎖具が必要で ある。第３の任意事項として、シートＩＯ及びマツトレスパッドアセンブリ９． ９Ａ、９Ｂ、９Ｃの両方を収容手段に寄与させることができる。

第１図の実施例の他の特徴も留意すべきである。マツトレス要素２．３．４．５ ．６は全てが同じ厚さではない。したがって、このような構成の全体的堅さは、 別々の各マツトレス要素に使用される発泡体の堅さ及び各要素の厚さの両方の関 数である。厚くて堅い要素は、薄い要素よりも効果的である。シングルベッドで は、マツトレス要素の厚さを変えることに困難性はない。なぜならば、マツトレ ス要素の順序の如何に係わらずセットは常に同じ高さになるからである。しかし ながら、ダブルベッドでは、ベッドが２セツトのマツトレス要素を使用する場合 に問題が生じる。両セット間の互換要素は、両セットの全高を異ならせる結果を 招き、不便である。したがって、少なくともダブルベッドでは、全ての発泡マツ トレス要素を実質的に同じ厚さにするのが好ましい。

各マツトレス要素の構造を以下に詳述する。

第２図には、ダブルベッドマツトレスを示すより複雑な構成が示されている。

全体を参照番号１１で示すマツトレスは、２組のマツトレス要素１２．１３．１ ４．１５．１６及び２２．２３．２４．２５．２６と、２つの剛性コア要素１７ 及び２７とからなる。図示のように、これらの要素は同じ位置にはない。全要素 を密着形シート８（明瞭化のため破断して示しである）に入れて、両セットを受 け枠（ｃｒａｄｌｅ）　２　＋内に組み込むと、シート８の表面が実質的に平ら になる。

また第２図には、分離手段及び収容手段の種々の任意事項に関する他の細部が示 されている。

分離手段の目的は、ユーザによる荷重を受けたときに、各発泡マツトレス要素が 圧縮され且つ撓み得るようにすることである。分離しない場合には、発泡体−発 泡体間摩擦により、特に主荷重領域（該領域は、通常マツトレスのほぼ中心に沿 う箇所にある）において発泡体要素が比較的急速に劣化する。この摩擦をなくし 且つマツトレス要素が独立的に自由に圧縮され且つ撓み得るようにする簡単な方 法は、各マツトレス要素、コア要素及び後述の胴ボードを、個々の織物ケース（ 要素１２の織物ケースを参照番号２０で示しである）で包むことである。参照番 号１９で示すマツトレスパッドはこのようなケース内に設けるか、或いは該ケー ス内に組み込むこともできる。このようなパッドを使用する場合には、該パッド をマ／ドレスの両側に設け、マツトレス要素の片減りを防止するのが好ましい。

別の構成として、分離手段を、各マツトレス要素の少なくとも一方の面、コア要 素及び必要ならば胴ボードに接着又は取り付けられる織物シート２９で形成する ことができる。この場合も、要素の片減りを防止するため、このようなシートを 各マツトレス要素、コア要素及び胴ボードの両面に設けるのが好ましい。

このような取付は形シートを使用する場合には、該シートをマツトレスの現寸に する必要はなく、参照番号２９Ａで示す縁部が覆われないようにすることができ る。この縁部領域を発泡体−発泡体間摩擦に曝すことは、特に２つのマツトレス セットを備えたダブルベッドにおいて有益である。なぜならば、これにより、マ ツトレスの中心線に沿う２セツト間の分離をなくすことが補助されるからである 。更に、マツトレスパッド１９を、これが関連するマツトレス要素より幾分小さ くなるようにして、マツトレスパッド１９に織物シート２９又はこの一部を設け るか、織物シート２９と関連させることもできる。この場合には、パッドを受け 入れるための浅い凹部がマツトレス要素に形成され、これによりマツトレス要素 が本質的に平らな表面を保持できる長所が得られることが判明している。

このようなダブルベッドでは、ベッドの現寸と同じ寸法をもつ１つ以上のマツト レス要素を使用することもできる。

ダブルベッド用の収容手段については幾つかの選択肢があり、これらは第１図の 実施例について上述したものと同じである。受は枠を使用する場合には、後述の ように、全シート８を省略して、各マツトレスをそれ自体のシート（要素１２の シートを参照番号３３で示しである）内に収容することができる。

また、特に第２図に参照番号２９て示す取付は形シートである場合には、マツト レスパッドを分離手段内に入れることもできる。

密着形シート８及びパッド９に加え、収容手段には受け枠を設けることができる 。第２図、第３図及び第４図に示すように、可能性のある受け枠の一構造は、基 部１８及びコーナ要素２８を存している。これらのコーナ要素２８は、第３図か ら明らかなように、例えば上に座ったときにコーナ要素が撓み得るようにする撓 みエッチ（ｆｌｅｘ　ｎ１ｃｈｅ）　２８Ａを存する。コーナ要素２８は、全て のマツトレス要素が受け枠内に積層されるとき、２セツトのマツトレスが、密着 形シート８により付与される圧縮力に加え、僅かな横方向圧縮力を受けるように 間隔を隔てられる。コーナ要素はまた、横方向圧縮により、中心線分離を実質的 になくす。

ダブルベッドに好ましい受け枠を使用すると、通常シートが必要になるけれども 、収容手段の一部を形成するようにぴったりと適合させる必要はない。

受は枠の構成方法は、この下に使用すべき基部の性質に基づいて定まる。受は枠 が、既存のマツトレスを置（ための既存のボックスばね基部の頂部上で使用され る場合には、受は枠の基部１８を、例えばメゾナイト（ｍａｓｏｎｉｔｅ）とし て知られている３ｍｍ程度の厚板紙のような比較的軽量材料で形成でき、ベッド の全領域を連続的に覆う必要はないであろう。また、受は枠１８をボックスはね 基部に係止する何らかの手段を設けることも有効である。これは、第３図に参照 番号＋８Ａで示す協働ベルクロパッチを使用することにより達成できる。或いは 、スチールベッドフレームのような１つ又は２つのクロスビームと協働して縁部 だけで充分な支持力が得られる基部上に受け枠を置く場合には、基部１８に非常 に重い材料が必要になるであろう。例えば、シングルベッドでは、適当サイズの ２０ｍｍ厚のベニア板で構成できるであろう。

図示のように、第２図のダブルベッドは２組のマツトレス要素を使用しているが 、これは必ずしも必要なことではない。なぜならば、充分なサイズのマツトレス 要素を用いることにより、完全に使用できるベッドを第１図と同じ方法で作るこ とができるからである。しかしながら、このように構成すると、各ユーザの個々 の選択可能性が失われる。或いは、第４図に示すように全幅マツトレス要素と半 幅マツトレス要素とを混用することもてきるが、この場合も、個人的選択レベル が低下する。第４図は、第３図と非常に良く似た端面図であるが、明瞭化のため 第２図に参照番号８て示すような収容手段は省略されている。ダブルベッドマツ トレスは、下記のような３組のマツトレス要素から組み立てることができる。

（ｉ）コア要素１７がほぼ中間に配置された第１群の一人幅要素１４．１５．１ ６．１７、 （１りコア要素２７が底部近くに配置された第２群の一人幅要素２３．２４．２ ６．２７、 （ｉｉｉ）一方が頂部に配置され且つ他方がこれより下方に配置された２つの全 幅要素４４．４５゜ かくして、各ユーザ表面の堅さは、要素４４．４５の堅さと、これらの両要素４ ４．４５及び残余の要素が組み立てられる順序とに基づいて定まる。

第５Ｕ！Ｊ、第６図、第７図及び第８図には、各発泡マツトレス要素の種々の製 造方法が示されている。セットを構成する各発泡マツトレスを種々選択すること により、集合要素全体の堅さを選択し且つ変えるためのフレキシビリティを見出 すことができる。各マツトレスは、その全体的堅さ、モジュレータ側方ノくネル 、頭部パネル及び足部パネルを設けることに関して異ならせることができる。

本発明の興味深い特徴は、モジュレータパネルを含むマツトレス要素自体が、慣 用マツトレス上の付加層としても、及び厚さが充分であれば発泡マツトレスとし ても有効なことである。

発泡マツトレスの製造においては、使用される発泡材料の固有の「堅さＪが重要 である。残念なことに、市販の発泡体製造業者は、所与の発泡体のこの寄与を説 明するのに使用される均一基準をもっていない。使用される種々の堅さレベルへ のガイドとして、下記の情報が与えられる。

ｌユ 発泡体特性（１）”　圧縮力（２）６ ＶＳ（非常に柔らかい）　１．８２ Ｓ（柔らかい）　２．２７ Ｍ（中間）　２２．７ Ｈ（硬い）　２７．３ （１）”　ＶＳ、Ｓ及びＭは連続気泡発泡体、Ｈは連続気泡発泡体又は独立気泡 発泡体。

（２）０圧縮力は、３０５ｍｍ”の発泡体片を厚さ１０２ｍｍから７６ｍｍに圧 縮するのに要する重量（ｋｇ）を測定することにより決定した。したがって、硬 く且つ剛い発泡体は圧縮力が高く、柔らかい発泡体は圧縮力が低い。

しばしば言及してきたが、発泡体密度は発泡体の堅さに直接関連するものではな いので、非常に重要という訳ではない。密度は、品質及び寿命を表すものとして 関係が深い。なぜならば、低密度の発泡体は一般に弱い材料だからである。発泡 体は、密度が高ければ高いほど、一般に衝撃に対して強く、構造的にも強く且つ その特性を良好に保持する。

第５図〜第９図の図面では、第２図に参照番号２０で示すケーシング及び参照番 号１９又は２９で示す任意のマツトレスパッドの両者が、明瞭化のため省略され ている。使用に際し、各発泡マツトレス要素には、前述のような分離手段が設け られる。

第５図には、最も簡単な形態の発泡マツトレス要素（該要素は、シングルベッド には適しているが、ダブルベッドには成る種の欠点がある）が示されており、該 発泡マツトレス要素は、正確な長さ、輻及び厚さをもつ簡単な発泡スラブ３０か らなる。全てのマツトレス要素（シングル又はダブル）について、長さ及び幅は 、対象とするベッドに適合するように選択される。厚さは別々に変えることがて きる。本発明者は、少なくとも３つ、好ましくは５つの別々のマツトレス要素を 好み、６つ又は７つの別々のマツトレス要素でも可能性がある。かくして、５つ のマツトレス要素にコア要素を加えた全厚が、市販の標準シートに適合し且つ通 常のマツトレスに等しい全厚になる。北米では、この厚さは一般に１５〜２０Ｃ ｍであり、したがって各発泡マツトレスはほぼ３ｃｍ程度である。上記のように 、少なくともダブルベッドについては、全ての発泡マツトレス要素を同じ厚さに すべきである。

第６図〜第４０図にはより複雑な構造が示されている。第６図は、マツトレスの 主要部３０の一方の側部に１つのモジュレータサイドパネル３１が設けられた要 素を示し、第７図はこのような２つのモジュレータパネル３１，３２が設けられ たものを示す。第７図のマツトレスの上面を示す第９図から分かるように、モジ ュレータパネル３１．３２はマツトレスの全長に亘って延びている。第９図の線 Ａに沿う第１０図の部分断面図は、これらのパネルがマツトレスの中心に向かっ て内方にテーパしており、且つマツトレスの主要部３０の外縁部も対応する傾斜 面を備えていることを示している。

モジュレータパネルは、通常、中間発泡体から作られる。モジュレータパネルは 、ソングルベッドでは縁部強化領域を形成すべく機能し、ダブルベッドでは、縁 部強化領域の形成に加え他の幾つかの機能を存し、それらの殆どは、使用される くさび状断面（第１Ｏ図参照）から得られる。モジュレータパネルは、互いに並 べられた関係にある２組のマツトレス要素が体重による圧縮力を受けたとき、こ れらのマツトレス要素の垂直方向変化を最小にすることを補助する。また、モジ ュレータパネルは、各マツトレス要素の中央領域から縁部領域への滑らかな移行 を与え、これにより突然的変化を回避することを補助する。更にモジュレータパ ネルは、例えば二人のユーザの体重が顕著に異なるときに、中心線上でのシート の高さ変化を最小にすることを補助する。この最後の事項は、慣用マツトレスで は不可能である。

通常、モジュレータパネルは中間発泡で作られるので、第５図に示すような中間 発泡マツトレス要素には使用されない。第６図に示すように単一のモジュレータ のみが存在する場合には、このマツトレス要素は、モジュレータパネルがベッド の中央に位置するように配置して、ダブルベッドにも使用できる。一般に、２つ のモジュレータサイドパネル３１．３２を有するものが便利である。

第８図は、主としてセットの頂部マツトレス要素として有効な、より複雑な５つ の部分からなるマットを示す。中央パネル３８は、所望の硬さになるように選択 される。２つのサイドパネル３４．３５（これらのサイドパネルも第１θ図に示 すようにテーパ状にできる）は、モジュレータパネルとして機能する。この場合 には、サイドパネル３４．３５は、一般にモジュレータパネルより幅広である。

２つのインサートパネル３６．３７は、頭部快適パネル及び足部快適パネルであ る。例えば、参照番号３８で示す部分は比較的硬い発泡体、参照番号３４．３５ で示す部分は中間発泡体、参照番号３６．３７で示す部分は柔らかい発泡体であ るが、他の組合せを考えることもできる。

第７図及び第８図の構造は、セットの一部としてではなく、それら自体をマツト レスとして使用する場合でも、一般に使用されている簡単な発泡スラブに比べて 非常に優れている。

第１！図、第１２図、第１３図及び第１４図は、第２図に参照番号１７．２７で 示すような剛性コア要素の構造を示す。コア要素は、第１１図では一部を破断し た平面図として、第１２図では分解した概略図として、及び第１３図では第１１ 図の線Ｂに沿う断面図として示されている。第１３図の断面図と同様な別の部分 断面図が第１４図に示されている。コア要素は、発泡体３９からなる頂部第１ク ッション層と、縁部発泡パネル４０と、中央の剛性コア４１と、発泡体４２から なる第２クッション層とからなる。中央の剛性コア４１は、厚さ３ｍｍの厚板紙 （Ｍａｓｏｎｉｔｅ）のような軽量圧縮板紙が適している。或いは、ＡＢＳのよ うな適当な剛性プラスチックボードを使用することもできる。縁部発泡パネル４ ０は要素の縁部を柔らかくするクッションとして機能し、また上記モジュレータ パネルと同様に機能する。２つの発泡クッション層３９．４２は、使用時に一部 レベルの柔軟性を与える。これらの層において、上方の層が中間発泡体からなり 且つ下方の層が比較的柔らかい発泡体であるのが好ましい。また、第１３図に示 すように、一方の層を他方の層より厚くして、異なる２つのクッションレベルを 付与することもできる。コア要素も、それ自体の適当な織物ケーシング４３内に 入れるのが好ましい。第１３図には、縁部発泡パネル４０が、はぼ矩形断面を有 するものとして示されているけれとも、第１４図に示すように、該発泡パネル４ ０を、モジュレータパネルと同様に、参照番号４６で示すようにテーパ状に構成 するのが便利である。この場合、クッション層３９．４２の側縁部を傾斜にして 、縁部パネルのテーパに適合できるようにする。

第１５図、第１６図及び第１７図には、第１５図に示すようなシングルベッド用 受は枠及び第４６図に示すようなダブルベッド用受は枠の別の形態が示されてい る。第１７図には、コーナ構造の細部が示されている。これらの図面において、 マツトレス要素の細部は明瞭化のため省略されている。また、第１５図及び第１ ６図におけるサポートオプション部品は互換できる。

先ず第１５図を参照すると、全体を参照番号５０で示すマツトレスが、既存の慣 用ボックスはね５１上に支持されている。受は枠は、４つのコーナ要素５２と、 ４つのリンクストラップ要素５３とを存する。コーナ要素５２は、協働するベル クロパッチ５４によりボックスはね５１に取り付けられる。

第１６図は、２つのマツトレス要素セット５０Ａ、５０Ｂを備えたダブルベッド についての同様な構造を示す。４つのコーナ要素５２は４つのリンクストラップ 要素５３により連結されており且つ協働するベルクロユニット５４により基部に 取り付けられる。ストラップ等の他の固定手段を使用することもできる。マツト レスを支持するための２つのオプション部品が示されているけれども、実際には 、ヘッドの全幅について１つのオプション部品のみが使用されるであろう。左方 には、ベニア板等の比較的厚い受け枠基部５５が使用され、右方には、複数の支 持ビームからなる分割形受は枠基部５６が使用される。これらの基部は、適当な ベットフレームにより支持される態様で使用することもできる。

第１６図には、コーナがより詳細に示されている。コーナの本体５２は、例えば ２層の装飾織物の間に補強材が接着された剛性すなわち強化繊物で作られている 。底のアングル板は、プラスチックインサート５８により強化されており、数面 が、下に横たわる受け枠の支持体上に載せられる。コーナの垂直部分には、可撓 性のある複数の水平ステー５９及び垂直ステー６０．６１が設けられている。

これらのステー間にはギャップが設けられており、これにより、コーナに可撓性 か付与され、例えばユーザがマツトレスの角部上に座る場合に、コーナが曲がる ことができる。リンクストラップ要素５３は、スナップ６２等の緊締具により、 コーナ５２に対して着脱可能に連結される。コーナ及びライニングストラップ要 素は、マツトレス要素が挿入されると、該マツトレス要素が僅かな横方向圧縮を 受けるようなサイズを存している。マツトレスセットの順序を変えるには、マツ トレスセットを取り出して置き換えるか、リンクストラップを取り外してセット を自由にする。

第１８図及び第２０図には受け枠の第３の形態が示されており、第４８図はダブ ルベッドであり、第２０図はシングルベッドである。受は枠内のマツトレス要素 の配置が、第１８図のＣ−Ｃ線に沿う部分断面図である第１９図に示されている 。先ず第１８図を参照すると、全体を参照番号６３で示す受け枠が、概略的に示 す支持体６４上に支持される。前に述べたのと同じ考察が支持体６４に適用され る。

受は枠は基部６５を存し、該基部６５の４つの縁部の周囲には直立コア６６が設 けられている。この場合も、選択される基部の性質は、大部分が支持体６４の性 質により決定される。コアの外面は装飾発泡体６７の層で覆われ、次に適当な装 飾材内に入れられる。充填層６９を設けることもできる。発泡体６７の上縁部は 、４つの全ての側部において、コア６６の上方で内方に延びており、内方を向い た水平な装飾リップ要素７０を形成している。コアの内面にも、同様に構成され た下方の垂直リップ要素７１が設けられている。第１９図から分かるように、下 方のリップ要素は上方のリップ要素と同じ距離だけ内方に突出している。これら のリップアセンブリは、３つの相互関連目的を達成する機能を有する。第１の機 能はベッドの全周に装飾リムを形成することである。第２の機能は、発泡マツト レス要素を所定位置に保持し且つマツトレス要素の内側の空間が発泡マツトレス 要素より僅かに小さいために必要とされる小さな横方向圧縮を与えることである 。第３の機能は、可撓性をもたせることにより且つリップ要素間に自由空間７２ を設けることにより、シーツ及び毛布等のベッドクロスを挟み込むための空間を 形成することである。

この形式の受け枠は、第２０図に示すようにシングルベッド用のワンピースとし て作ることもできるし、所望ならば第１８図に示すようにダブルベッド用のツー ピースとして作ることもてきる。

ベッドのユーザにとって起こり得る別の問題は、例えば負傷の結果として短期間 使用する場合又は長期間使用する場合のいずれの場合でも、睡眠面の一領域を残 余の領域より大幅に剛くできるようにしたいことである。通常のマツトレスでは 、快適な方法でこれを達成することは容易でない。第２０図に示すように、本発 明のマツトレスではこれを容易に達成できる。第２０図にはシングルベッド用の ものを示すけれども、第２図又は第４図のいずれかにしたがって組み立てられる 場合には、同じ手順をダブルベッドにも適用できる。適当な位置が、第２図にお いてＹで示され、第４図においてＺで示されている。

第２０図には、第１８図に示されたものと同じ形態の受け枠を用いただシングル ベッドが示されている。全体を参照番号７３で示す受け枠内には、１組のマツト レス要素７４．７５．７６．７７．７８及び７９が挿入される。これらの全ての マノトレス要素は前述のように構成されており、一般的には異なる堅さを有し且 つコア要素が設けられる。このマツトレス要素セットには胴ボード８０も設けら れ、要素７５と７６との間に配置されている。この位置より高い位置（例えば第 ２図にＹで示す位、１）に配置すれば、より高度の堅さが得られる。また、第４ 図にＺで示すように、第２０図の位置より低い位置に胴ボード８０を配置すれば 堅さは低下する。第２０図に示すように、胴ボードは、コア要素とは異なり、マ ツトレスを形成する残余の要素よりかなり小さく、したがって、マツトレスの限 定領域のみに大きな堅さを付与する。また、胴ボードのサイズが小さいため、必 要とする場所にはとこでも配置できる。かくして、コア要素とは異なり、胴ボー ドは、を柱を支持する硬い領域を付与できるだけでなく、残余の睡眠領域を許容 可能な柔らかさのまま残しておくことができる。

胴ボートは薄い軽量材料で作られ且つ一般にコア要素のように詰め物が設けられ ない。ベッドが使用されている間に胴ボードが配置された位置に確実に留まるよ うにすることが必要である。したがって、少なくとも一方の面を比較的滑り難い 表面にするのが好ましい。これを如何に達成するかは、胴ボードに使用する材料 によって決まる。胴ボードが、メゾナイト又は厚板紙等の薄くて剛い繊維ボード で作られている場合には、織物ケーシング（前に述べたように発泡マツトレス要 素に使用したものと同じ織物ケーシング）が便利である。胴ボードがへＢＳ等の プラスチックソートで作られる場合には、織物ケーシングは不要であると思われ る。胴ボードは約５〜１０ｍｍ程度で比較的薄いため、全厚に大きな影響を与え ることなく既存のマツトレスに付加できる。一般に、胴ボードは、その長さを約 １．７ｍまで、及びその幅を約１．０ｍまでの寸法にすることができる。

また、胴ボードと剛性コア要素とを一緒に用いることも考えられる。コア要素を 胴ボード上に配置すべきでなく、且つ胴ボードの直ぐ下に配置すべきでないこと は明らかである。したがって、第２０図において、マツトレス要素７７．７８又 は７９の１つをコア要素にすることもできる。

マツトレスを如何に組み立てるかは、要求される堅さレベルにより決まる。非常 に硬い支持面にする場合には、第２図において参照番号１７．２７で示すような コア要素を、収容手段内でマツトレス要素の頂部に配置する。柔らかい表面を得 たい場合には、コア要素を積層体内で下方に移動し、且つ１つ以上のマツトレス 要素をその上に配置する。これにより、ダブルベッドでも、睡眠面の高さを一定 に維持しながら、両面間で堅さレベルを変えることができる。

各々が異なる堅さをもつ６つのマツトレス要素（剛性コア要素を含めることがで きる）を使用するならば、マツトレスについて７２０個までの組合せが可能であ る。複数のマツトレス要素を使用する場合には、第２図に参照番号１８で示すよ うな任意の基部上でマツトレス収容手段内に積み重ねられるマツトレス要素の順 序を単に変えるだけて簡単に変えることができる。

本願に開示するような少なくとも複数の発泡マツトレス要素からなる発泡マツト レスは、慣用マツトレスの交換体として作用することを意味する。この意味にお いて、マツトレス要素を載せるための平らで実質的な剛性のある基部が必要にな る。平らで実質的な剛性のある表面がない場合には、本願に開示するマツトレス は、支持面として作用する少なくとも１つのベッドボードを必要とする。かくし て、本願に開示するマツトレスを、慣用のボックスはね上、又は少なくとも１つ のベッドボードが上に設けられたフレーム上に置くことができる。フレーム上で 使用する場合には、第２図、第１５図、第１９図及び第２０図に示すような受け 枠を備えた構造を用いるのが便利である。この場合には、メゾナイトのような比 較的軽量で剛いボード材料以外の材料で作られる受け枠の基部は、マツトレス要 素のだめの実質的に剛性のある支持面が得られるように構成するのが有効である 。また、受は枠は、一般に慣用マツトレスの下に使用されるボックスばねユニッ トと交換できるようにするため、側面が適当に装飾されたボックスユニット上に 構成することもできる。かくして、受は枠の基部の構造（よ、使用時にマツトレ スユニット及び受け枠が置かれる面の特性に適合できることは明らかである。

以上、かなり詳しく論じたように、本発明のマツトレス収容手段を提供すること は非常に望ましいことである。本発明の収容手段は、一部ではマツトレスのユー ザに、また一部ではマツトレスメーカにより幾つかの態様で選択できる。−任意 事項は、ユーザが載ることができ且つ洗濯のために取り外すことができる市販の 慣用密着形シートを使用することである。このような密着形シートは、一般に、 マツトレスの頂面、側面及び下面の一部を包み且つ頭部領域及び足部領域の縁部 に弾性を付与してマツトレスを所定位置に保持する。かくして、マツトレス上に 装着されると、密着形シートの全体が成る張力を受け、したがってマツトレス要 素に一定レベルの横方向圧縮力が作用する。

或いは、収容手段として又は密着形シートと組み合わせてマツトレスパッドアセ ンブリを使用するのが有効である。市販されているマツトレスパッドは密着形ソ ートと同様に構成されており、したがってマツトレス要素に必要な横方向圧力を 付与する。この方法は、ベッドボードが変えられる間に、パッドが積層体を干渉 性アセンブリとして保持するという長所を有する。

上記説明では、マノトレス要素及びコア要素は、「発泡体（ｆｏａｍ）　Ｊから 作られる又は「発泡体」を組み込むと説明した。この用語は、装飾技術分野では 良く理解されている。この用語は発泡ゴムを呼ぶのに使用されるけれども、発泡 ゴムとは、合成ゴム及び他のポリマーを含む合成ポリマーから作られる発泡材料 をいう。最近のプラクティスでは、ポリウレタン材料が一般に使用される。これ らの発泡材料は、連続気泡材料又は独立気泡材料のいずれでもよい。また、発泡 体材料中に故意に空隙を設けることにより発泡体材料の堅さを制御すること及び 発泡体材料の表面に特定輪郭を付すことも知られている。一般に、空隙は、例え ば円筒孔のような故意に付した形状をもつ孔である。このような方法を用いるこ とも本発明の概念の範囲内にある。

Claims (45)

【特許請求の範囲】
1. １．下記事項からなる群から選択されたマットレス構成部分のアセンブリからな るマットレスにおいて、前記事項が、 （ｉ）複数の発泡マットレス要素を有し、該発泡マットレス要素の少なくとも１ つが他とは異なる硬さを有し、 （ｉｉ）複数の第１分離手段を有し、該第１分離手段の少なくとも１つが各発泡 マットレス要素と関連して、各マットレス要素を別々に圧縮し且つ撓ませ、（ｉ ｉｉ）前記複数の発泡マットレス要素の少なくとも１つと実質的に同じ長さ及び 幅を有する少なくとも１つの軽量で実質的に剛性を有するコア要素と、（ｉｖ） コア要素に隣接する発泡マットレス要素が別々に圧縮し且つ撓み得るようにする 、剛性コア要素と発泡マットレス要素との間の少なくとも１つの第２分離手段と 、 （ｖ）前記複数の発泡マットレス要素の少なくとも１つより幅及び長さが実質的 に小さい、軽量で実質的に剛性を有する胴ボードと、（ｉｖ）互いに隣接する２ つの発泡マットレス要素間の選択された位置に胴ボードを保持するように構成さ れ且つ保持できる、胴ボードの少なくとも１つの面要素と、 （ｖｉｉ）前記複数の発泡マットレス要素を、実質的に垂直な積層体内でこれら の選択された順序に配置された状態に維持するように構成され且つ維持でき、且 つ複数のマットレス要素が僅かな横方向圧縮を受けるように構成され且つ受ける ことができる収容手段とを有し、 前記マットレスアセンブリが少なくとも１つの構成部分（ｉ）及び（ｉｉ）を有 することを特徴とするマットレス。
2. ２．（ｉ）複数の発泡マットレス要素を有し、該発泡マットレス要素の少なくと も１つが他とは異なる硬さを有し、 （ｉｉ）各マットレス要素間の分離手段であって、各マットレス要素を別々に圧 縮し且つ撓ませることができる分離手段と、（ｉｉｉ）複数の発泡マットレス要 素を、実質的に垂直な積層体内でこれらの選択された順序に配置された状態に維 持するように構成され且つ維持でき、且つ複数のマットレス要素が僅かな横方向 圧縮を受けるように構成され且つ受けることができる収容手段とを更に有するこ とを特徴とする請求の範囲第１項に記載のマットレス。
3. ３．（ｉ）複数の発泡マットレス要素を有し、該発泡マットレス要素の少なくと も１つが他とは異なる硬さを有し、 （ｉｉ）発泡マットレス要素と実質的に同じ長さ及び幅を有する軽量で実質的に 剛性を有するコア要素と、 （ｉｉｉ）各マットレス要素間及びマットレス要素と剛性コア要素との間の分離 手段であって、各マットレス要素を別々に圧縮し且つ撓ませることができる分離 手段と、 （ｉｖ）コア要素と一緒に複数の発泡マットレス要素を、実質的に垂直な積層体 内でこれらの選択された順序に配置された状態に維持するように構成され且つ維 持でき、且つコア要素と一緒に複数のマットレス要素が僅かな横方向圧縮を受け るように構成され且つ受けることができる収容手段とを更に有することを特徴と する請求の範囲第１項に記載のマットレス。
4. ４．（ｉ）複数の発泡マットレス要素を有し、該発泡マットレス要素の少なくと も１つが他とは異なる硬さを有し、 （ｉｉ）発泡マットレス要素より長さ及び幅が実質的に小さい軽量で実質的に剛 性を有する胴ボードと、 （ｉｉｉ）互いに隣接する２つの発泡マットレス要素間の選択された位置に胴ボ ードを保持するように構成され且つ保持できる、胴ボードの少なくとも１つの面 要素と、 （ｉｖ）各マットレス要素間及びマットレス要素と胴ボードとの間の分離手段で あって、各マットレス要素を別々に移動させ且つ撓ませることができる分離手段 と、 （ｖ）胴ボードと一緒に複数の発泡マットレス要素を、実質的に垂直な積層体内 でこれらの選択された順序に配置された状態に維持するように構成され且つ維持 でき、且つコア要素と一緒に複数のマットレス要素が僅かな横方向圧縮を受ける ように構成され且つ受けることができる収容手段とを更に有することを特徴とす る請求の範囲第１項に記載のマットレス。
5. ５．（ｉ）複数の発泡マットレス要素を有し、該発泡マットレス要素の少なくと も１つが他とは異なる硬さを有し、 （ｉｉ）複数の第１分離手段を有し、該第１分離手段の少なくとも１つが各発泡 マットレス要素と関連して、各マットレス要素を別々に圧縮し且つ撓ませ、（ｉ ｉｉ）前記複数の発泡マットレス要素の少なくとも１つと実質的に同じ長さ及び 幅を有する少なくとも１つの軽量で実質的に剛性を有するコア要素と、（ｉｖ） コア要素に隣接する発泡マットレス要素が別々に圧縮し且つ撓み得るようにする 、剛性コア要素と発泡マットレス要素との間の少なくとも１つの第２分離手段と 、 （ｖ）前記複数の発泡マットレス要素の少なくとも１つより幅及び長さが実質的 に小さい、軽量で実質的に剛性を有する胴ボードと、（ｉｖ）互いに隣接する２ つの発泡マットレス要素間の選択された位置に胴ボードを保持するように構成さ れ且つ保持できる、胴ボードの少なくとも１つの面要素と、 （ｖｉｉ）前記複数の発泡マットレス要素を、実質的に垂直な積層体内でこれら の選択された順序に配置された状態に維持するように構成され且つ維持でき、且 つ複数のマットレス要素が僅かな横方向圧縮を受けるように構成され且つ受ける ことができる収容手段とを有することを特徴とするマットレス。
6. ６．前記複数の発泡マットレス要素が１組の要素からなり、該要素のいくつかが 異なる度合いの堅さを有することを特徴とする請求の範囲第１項に記載のマット レス。
7. ７．少なくとも１つのマットレス要素が更に、中間硬さの発泡体からなる少なく とも１つの長手方向縁部モジュレータパネルを備えていることを特徴とする請求 の範囲第１項に記載のマットレス。
8. ８．少なくとも１つのマットレス要素が更に、中間硬さの発泡体からなる２つの 長手方向縁部モジュレータパネルを備えていることを特徴とする請求の範囲第１ 項に記載のマットレス。
9. ９．前記モジュレータパネルがくさび形断面を有し、発泡マットレス要素が対応 する傾斜縁部を有することを特徴とする請求の範囲第７項に記載のマットレス。
10. １０．１組の発泡マットレス要素を有し、該発泡マットレス要素の各々が同じ長 さ及び幅を有することを特徴とする請求の範囲第１項に記載のマットレス。
11. １１．１組の発泡マットレスを有し、該発泡マットレスの各々が同じ長さを有し 且つ少なくとも１つの発泡マットレスは他の発泡マットレスの実質的に２倍の幅 を有することを特徴とする請求の範囲第１項に記載のマットレス。
12. １２．前記発泡マットレス要素の全てが実質的に同じ厚さであることを特徴とす る請求の範囲第１項に記載のマットレス。
13. １３．前記発泡マットレス要素の全てが実質的に同じ厚さではないことを特徴と する請求の範囲第１項に記載のマットレス。
14. １４．前記発泡マットレス要素及び剛性コア要素の長さ及び幅が実質的に同じで あることを特徴とする請求の範囲第３項に記載のマットレス。
15. １５．２組の発泡マットレス要素を有し、該発泡マットレス要素の各々が同じ長 さ及び幅を有し、前記収容手段により付与される横方向圧力は、マットレス要素 をマットレスの中心線で一体に押圧するのに充分な大きさであることを特徴とす る請求の範囲第１項に記載のマットレス。
16. １６．２つのコア要素を更に有し、各コア要素の長さ及び幅と発泡マットレス要 素の長さ及び幅とが実質的に同じであることを特徴とする請求の範囲第１５項に 記載のマットレス。
17. １７．１組の発泡マットレス要素を有し、該発泡マットレス要素の各々が同じ長 さを有し且つ少なくとも１つの発泡マットレス要素は他の発泡マットレス要素の 実質的に２倍の幅を有し、前記収容手段により付与される横方向圧力は、マット レス要素をマットレスの中心線で一体に押圧するのに充分な大きさであることを 特徴とする請求の範囲第１項に記載のマットレス。
18. １８．１つのコア要素及び１組の発泡マットレス要素を有し、該発泡マットレス 要素の各々が同じ長さ及び厚さを有し、少なくとも１つの発泡マットレス要素は 、他の発泡マットレス要素の実質的に２倍に幅を有し且つコア要素の長さ長さ及 び幅と同じ長さ及び幅を有し、前記収容手段により付与される横方向圧力は、マ ットレス要素をマットレスの中心線で一体に押圧するのに充分な大きさであるこ とを特徴とする請求の範囲第１項に記載のマットレス。
19. １９．２つのコア要素及び１組の発泡マットレス要素を有し、該発泡マットレス 要素の各々が同じ長さ及び厚さを有し、少なくとも１つの発泡マットレス要素は 、他の発泡マットレス要素及び各コア要素の実質的に２倍に幅を有し、前記収容 手段により付与される横方向圧力は、マットレス要素をマットレスの中心線で一 体に抑圧するのに充分な大きさであることを特徴とする請求の範囲第１項に記載 のマットレス。
20. ２０．前記第１分離手段が、各マットレス要素の一側面に取り付けられる織物シ ートからなることを特徴とする請求の範囲第１項に記載のマットレス。
21. ２１．前記第１分離手段が、各マットレス要素の両側面に取り付けられる織物シ ートからなることを特徴とする請求の範囲第１項に記載のマットレス。
22. ２２．前記第１分離手段が、各マットレス要素の周囲に配置される織物ケーシン グからなることを特徴とする請求の範囲第１項に記載のマットレス。
23. ２３．前記第１分離手段が、各マットレス要素の周囲に配置される織物ケーシン グ及びコア要素の周囲に配置される織物ケーシングからなることを特徴とする請 求の範囲第１項に記載のマットレス。
24. ２４．前記収容手段が少なくとも１つの密着形シート手段からなることを特徴と する請求の範囲第１項に記載のマットレス。
25. ２５．前記収容手段が第１及び第２密着形シート手段を有し、各密着形シート手 段が、第１及び第２シート手段内に収容された２組のマットレス要素を収容する ように構成及び配置された第３密着形シート手段と協働して、１組のマットレス 要素を収容することを特徴とする請求の範囲第１５項に記載のマットレス。
26. ２６．前記収容手段が受け枠手段からなることを特徴とする請求の範囲第１項に 記載のマットレス。
27. ２７．少なくとも１つのマットレス要素が、中央パネルと、中央パネルの各側部 のマットレス要素と同じ長さの２つのサイドパネルと、頭部及び足部の快適パネ ルとからなることを特徴とする請求の範囲第２項に記載のマットレス。
28. ２８．前記２つのサイドパネルが、中間硬さの発泡体からなる２つの縁部モジュ レータパネルを備えていることを特徴とする請求の範囲第２７項に記載のマット レス。
29. ２９．少なくとも１つのマットレスパッドを更に有することを特徴とする請求の 範囲第１項に記載のマットレス。
30. ３０．前記剛性コア要素が、発泡体の第１クッション層と、４つの発泡パネルと 、中央剛性コアと、発泡体の第２クッション層との組合せからなることを特徴と する請求の範囲第１項に記載のマットレス。
31. ３１．前記剛性コアが軽量圧縮ボードであることを特徴とする請求の範囲第３０ 項に記載のマットレス。
32. ３２．前記第２分離手段が、剛性コア要素を収容する織物ケーシングであること を特徴とする請求の範囲第１項に記載のマットレス要素。
33. ３３．前記剛性コア要素の２つの長手方向の縁部発泡パネルが、中間堅さの発泡 体の長手方向の縁部モジュレータパネルからなることを特徴とする請求の範囲第 ３０項に記載のマットレス。
34. ３４．織物シートは、該織物シートが取り付けられるマットレス要素と同じ長さ 及び幅を有することを特徴とする請求の範囲第２０項に記載のマットレス。
35. ３５．前記第２分離手段が、コア要素の一側部に取り付けられる織物シートから なることを特徴とする請求の範囲第１項に記載のマットレス。
36. ３６．前記第２分離手段が、コア要素の両側部に取り付けられる織物シートから なることを特徴とする請求の範囲第１項に記載のマットレス。
37. ３７．織物シートは、該織物シートが取り付けられるコア要素と同じ長さ及び幅 を有することを特徴とする請求の範囲第３５項に記載のマットレス。
38. ３８．織物シートは、該織物シートが取り付けられるマットレス要素より小さい 長さ及び幅を有することを特徴とする請求の範囲第２０項に記載のマットレス。
39. ３９．前記収容手段が少なくとも１つの密着形マットレスパッドアセンブリから なることを特徴とする請求の範囲第１項に記載のマットレス。
40. ４０．前記収容手段が、少なくとも１つの密着形シート手段及び少なくとも１つ のマットレスパッドアセンブリからなることを特徴とする請求の範囲第２４項に 記載のマットレス。
41. ４１．前記第２分離手段が更にマットレスパッドを有することを特徴とする請求 の範囲第３５項に記載のマットレス。
42. ４２．発泡マットレス要素と、中間硬さの発泡体の少なくとも１つの長手方向の 縁部モジュレータパネルとの組合せからなることを特徴とする発泡マットレス。
43. ４３．２つのモジュレータパネルを更に有することを特徴とする請求の範囲第４ ２項に記載のマットレス。
44. ４４．少なくとも１つのモジュレータパネルがくさび状断面を有し、発泡マット レス要素が少なくとも１つの対応傾斜縁部を有することを特徴とする請求の範囲 第４２項に記載のマットレス。
45. ４５．前記発泡マットレス要素が、中央パネルと、頭部及び足部の快適パネルと からなることを特徴とする訴求の範囲第４２項に記載のマットレス。