JPH0750928A - キノコ栽培室の空気処理方法及びキノコ栽培室用空気処理装置 - Google Patents

キノコ栽培室の空気処理方法及びキノコ栽培室用空気処理装置

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JPH0750928A
JPH0750928A JP5218034A JP21803493A JPH0750928A JP H0750928 A JPH0750928 A JP H0750928A JP 5218034 A JP5218034 A JP 5218034A JP 21803493 A JP21803493 A JP 21803493A JP H0750928 A JPH0750928 A JP H0750928A
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JP
Japan
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air
cultivation room
adsorbent layer
mushroom cultivation
adsorbent
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JP5218034A
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Eiichi Okubo
栄一 大久保
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Shinko Electric Industries Co Ltd
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Shinko Electric Industries Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】水滴の付着によって容易に膨潤破砕してしまう
シリカゲルの欠点を克服すると同時に、キノコ生育に伴
う代謝ガスも効率的に除去できるキノコ栽培室の空気処
理方法を開示する。 【構成】送風機4を備えた空気流路10中に、空気加熱
器5と天然沸石から成る第一吸着剤層7及びシリカゲル
から成る第二吸着剤層8とを設け、該空気流路10をキ
ノコ栽培室100と空気循環流路をなすように連結し
て、キノコ栽培室の水滴が浮遊する空気を、第一吸着剤
層に通して水滴の除去と代謝ガスの除去とを行い、次い
で、第二吸着剤層に通して、所定の湿度まで除湿するこ
とを特徴とするキノコ栽培室の空気処理方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エノキダケ、ヒラタ
ケ、マイタケなどに代表される木材腐朽菌に属するきの
この人工栽培において、キノコ生育環境を調整するため
の空気処理方法とその方法を実施するための装置に関す
るものである。
【0002】
【従来技術】この種のキノコの人口栽培は、800〜1
000cc位の耐熱性プラスチック広口ビンに、おが屑
と米糠に水を加えて63%前後に水分調整したものを主
体とする混合物を充填し、加熱殺菌したのち、種菌を植
え付けて、冷凍機や加湿器を備えた栽培室中において、
夫々のキノコの特性に合わせて、その生育環境を、所定
の温度や湿度に調整して行うのが一般的である。
【0003】このようなキノコ栽培室の空気を調整する
空気処理装置としては、ダクト内に、シリカゲルのよう
な除湿能力の大きい吸着剤を充填して、この吸着剤層に
栽培室内の空気を通過還流させることにより行われてい
る。キノコの生育環境を理想的に保つには、菌の生育に
最適な温度及び湿度を保つことと、菌の生育に伴って菌
体から代謝物として放出される炭酸ガス、アセトアルデ
ヒド、アンモニア、エチレンなどを、速やかに除去する
ことが、重要である。特に、キノコが菌床から発芽する
工程や発芽したキノコを所定の大きさまで生育させる段
階においては、空気中に霧状に水滴を分散浮遊させて、
菌床表面やキノコ表面が十分に濡れる程度に一定時間加
湿し、十分菌体に水分を吸収させた後に、一定時間除湿
することにより、相対湿度を、およそ94%前後にまで
低下させて、所定時間この状態を保って栄養分の吸収を
促す操作が繰り返し行われる。
【0004】
【問題点】このような加湿と除湿とを繰り返した場合、
従来の空気処理装置の場合、吸着剤として使用されてい
るシリカゲルは、気体としての水分(水蒸気)の除湿能
力は、極めて高いが、前記したように、加湿工程におけ
るキノコ栽培室内の空気中には、超音波振動板によっ
て、細かな霧を発生させ、これをファンによって空気中
に放出するタイプの加湿器によって、飽和水蒸気を含む
空気中に、更に、水滴として、2メートル先が見えない
程度に、放出し浮遊させてあるので、このような水滴を
含む空気をシリカゲル層を通した場合、水滴がゲル粒子
に付着して、ゲル粒子を破壊してしまい、目詰まりを生
じて、空気の流通を阻害すると共に、吸着剤層の再生が
不可能の状態になってしまい、使用することが出来なか
った。
【0005】このような事態を避けるために、従来は、
シリカゲル吸着剤層の上流側に、シリカゲルのサポータ
ー層として、陶製のラシヒリング等の層を作り、それに
水滴を付着させて除去する構造になっている。又、吸湿
剤としてのシリカゲルは、非常に、優秀な効果を発揮す
るが、前記した代謝ガス、例えば、CO2、CH3CH
O、C24、NH3等のきのこの生育を阻害するガス類
は殆ど吸着しない。又、NH3の様なアルカリ性のガス
が接触すると吸着性能が劣化する欠点があった。
【0006】又、空気処理をおこなって、吸着能力が減
退した吸着剤は、加熱再生しなければならない。この切
替は、図11に示すように、従来は、すくなくとも2塔
A,Bから成る吸着塔を準備し、一方の吸着塔Aに吸着
すべき空気を送って吸着作用を行い、その間、前段にお
いて吸着工程に付せられ、失活した他方の吸着塔Bに加
熱高温空気を送り、再生(脱着)を行っているが、この方
法は、2塔の切り替え操作を、吸着剤の失活の程度にか
かわりなく、一定の時間の経過毎に、機械的に行なわれ
るので、電力の無駄が多く、更に、装置が大型化すると
共に、高価になる欠点があった。
【0007】
【発明の目的】本願発明者は、シリカゲルの前記した欠
点を克服すると同時に、キノコ生育に伴う代謝ガスも効
率的に除去できるキノコ栽培室の空気処理方法及び装置
の完成を目的として探求していたが、天然の沸石の粒
子、更に、好ましくは、この天然沸石を所定の温度範囲
内で焼成したものを、シリカゲルの保護吸着剤層に通し
てから、シリカゲル層に導くことにより、該保護吸着剤
層が、水滴の除去と代謝ガスの吸着とを行い、ついで、
シリカゲル層において、水蒸気の吸着除去による除湿
が、効率的になされることを見いだしたものである。
【0008】
【発明の構成】本発明の第一の要旨は、送風機を備えた
空気流路中に、空気加熱器と吸着剤層とを設け、該空気
流路をキノコ栽培室と空気循環流路をなすように連結し
て、キノコ栽培室内の空気を前記吸着剤層を通すことに
より、キノコ栽培室内の除湿及びキノコ生育に伴う代謝
ガスの除去を行うキノコ栽培室の空気処理方法におい
て、キノコ栽培室の空気を、先ず、天然沸石から成る第
一吸着剤層を通過させた後、シリカゲルから成る第二吸
着剤層を通すことを特徴とするキノコ栽培室の空気処理
方法にある。
【0009】本発明の第二の要旨は、上記第一要旨にお
いて規定されるキノコ栽培室の空気処理方法において、
吸着剤による栽培室の空気処理を行うにあたって、第一
吸着剤層より上流側の空気流路内の空気温度と、第二吸
着剤層より下流側の空気温度との温度差を検出し、該温
度差が、所定の数値以下になったら、栽培室の空気処理
を中止して、空気加熱器によって加熱された外気による
第一及び第二吸着剤層の再生工程を開始することを特徴
とするキノコ栽培室の空気処理方法にある。
【0010】本発明の第三の要旨は、送風機を備えた空
気流路中に、空気加熱器と吸着剤層とを設け、該空気流
路の空気入口側と空気出口とを、夫々、切替弁を介して
2分岐して2対の分岐管を設け、対をなす一方の分岐管
の端部にキノコ栽培室への接続口を他方の分岐管の端部
に大気への開放口を前記2対の分岐管の夫々について設
けて成るキノコ栽培室の空気調整装置において、吸着剤
層が、粒状に粉砕した天然沸石を150℃〜300℃の
範囲において焼成処理をして成る吸着剤を含んでいるこ
とを特徴とするキノコ栽培室用空気処理装置にある。
【0011】本発明の第四の要旨は、送風機を備えた空
気流路中に、空気加熱器と吸着剤層とを設け、該空気流
路の空気入口側と空気出口とを、夫々、切替弁を介して
2分岐して2対の分岐管を設け、対をなす一方の分岐管
の端部にキノコ栽培室への接続口を他方の分岐管の端部
に大気への開放口を、前記2対の分岐管の夫々について
設けて成るキノコ栽培室の空気調整装置において、吸着
剤層が、空気入口側に粒状の天然沸石から成る第一吸着
剤層と、該第一吸着剤層の下流側に隣接してシリカゲル
から成る第二吸着剤層が設けられていることを特徴とす
るきのこ栽培室用空気処理装置にある。
【0012】このような構成の空気処理方法及び処理装
置により、先ず、霧状の水滴を含む被処理空気を、天然
沸石から成る第一吸着剤層に通すと、第一吸着剤層は、
従来使用しているラシヒリングなどの陶製の充填物と異
なり、天然沸石は、大量の吸水力をもっているばかりで
なく、前記のようなキノコの生育を阻害する代謝ガス
を、後記するように強力に吸着し除去する。しかも、天
然沸石は、豊富に存在するので、安価に入手できる。
又、シリカゲルのような吸水によって粒子が破砕してし
まうことがない。
【0013】本願の方法において、失活した吸着剤の再
生は、吸着剤の効力度(換言すれば、失活の程度)を、
吸着の際に発生する潜熱をそくていすることにより検知
し、それに基づいて、吸着剤の再生のタイミングを定め
ることにより、従来の2塔式の吸着塔の場合のように、
一定の時間毎に、吸着と再生とを切り替える方法に比べ
て、省エネルギーを実現していると共に1塔式であるた
め装置が小型で、組み立てが簡単で、設置スペースが小
さく、安価に提供できる利点がある。
【0014】
【実施例】以下に、本願方法を実施するための装置の一
例に基づいて、本願方法を詳細に説明する。100は、
キノコ栽培室で、この中に、おが屑培養基を充填した多
数のキノコ栽培ビンが、棚などに並べて収納されてい
る。栽培室100には、室内温度を調節する冷凍機11
0と、湿度調節用の超音波式加湿器120が、その上部
に設けられている。このような栽培室の一側の側壁に、
空気処理装置1の空気供給口2aと空気流入口2bが開
口している。
【0015】空気処理装置1は、前記空気流入口2bか
ら空気供給口2aに至る一連の空気流路10に、送風フ
ァン4、空気加熱器5、空気分配器6、第一吸着剤層
7、第二吸着剤層8を、この順序に設けると共に、空気
流路10の始端をなす流入管3aには、送風ファン3b
より上流側において分岐管3bが分岐しており、同様
に、空気流路10の末端をなす供給管9aからは、分岐
管9bが分岐して、これらの分岐管の末端は、夫々、大
気に開口している。
【0016】空気流入管3aとその分岐管3bには、夫
々の流路を開閉する開閉弁11a,bが流路切替弁とし
て、収納されており、同様に、空気供給管9aとその分
岐管9bには、夫々の流路を開閉する開閉弁12a,b
が、流路切替弁として収納されている。切替弁の構造
は、例えば、図2に示すように、バタフライ式の開閉弁
12a,bの回動軸12c,dの空気供給管9a及び分
岐管9bからの突出端に、駆動レバー14a,bが、一
端で固着しており、該両駆動レバーの他端は、連結棒1
3の両端に、相互に回動自在に連結されている。連結棒
13は、駆動レバー14a,bと同一の長さの半径を有
する駆動歯車15に、駆動歯車の円周部に設けたピン1
5aが、連結棒に穿設された孔に遊嵌することにより、
相互に係合している。
【0017】駆動歯車15は、空気供給管と分岐管とに
跨がって設けられた断面コ状の取付板20に立設された
支持軸に回動自在に支持されており、該駆動歯車15
は、取付板20の裏面に設けた正逆回転可能なモータM
の出力軸に固着するピニオン16が、噛合している。図
2において、連結棒の左右方向の揺動域両端付近には、
リミットスイッチ17a,bが、設けられており、弁体
12bが、分岐管内の突縁9cに当接して、分岐管内を
完全に遮断したとき、連結棒の左端が、リミットスイッ
チ17aのアクチュエータに当接して、モータMの正方
向への回転を停止する。同様に、弁体12aが、供給管
9aを完全に遮断したとき、連結棒の右端を、リミット
スイッチ17bが検出して、モータMが、逆方向の回転
駆動を停止する。切替弁としての開閉弁11a,bにつ
いても、その切り替え機構は、全く同じである。若し、
錆などによって、弁体が所定の位置まで到達しない場合
は、モータMに過負荷がかかるので、過負荷防止回路が
作動して、電源を遮断すると共に、警報を発する。
【0018】空気分配器6は、吸着剤層7,8を通過す
る空気が、吸着剤層中に自ずと生成する特定の流路を短
絡的に通過する事なく、吸着剤層の位置にかかわりな
く、通過量がほぼ平均するように意図したもので、その
構成は、図3に示されている。吸着剤層は、気流の上流
側から下流側へ、適宜な間隔で、空気流路を横断して張
設された3枚の網目板7a,7b,8a間に挟まれた空
間に、所定の吸着剤を充填することにより、設けられて
いる。空気加熱器5を収納する空気流路は、空気処理装
置1の外筒1a内を水平に横断して設けたモータ取付板
1bに開口して、該取付板1bの上側に連通している。
【0019】この開口10aを囲んで、該開口からの気
流を中央部に案内する案内カバー61が設けられ、更
に、この案内カバー61の上部には、回転ダクト63が
設けられている。回転ダクト63は、舟型を為し、その
底面開口64が、前記案内カバー61の中央部開口62
に、僅かの間隙を隔てて、回転自在に外嵌している。回
転ダクト63の上面は、図4に示すように、中央部に設
けられた仕切板63aによって、一対の空気吹出口6
7,67が開口しており、この仕切板63aの裏面中心
に、モータ取付板1bに装着されたモータ65の出力軸
66の先端が固着することにより、回転ダクト63は、
その一対の空気吹出口67、67を、第一吸着剤層7の
入気面をなす網目板7aに、近接した状態を保持して回
転するようになっている。
【0020】第一吸着剤層7には、天然沸石の1種であ
るクリノプチロール沸石を、300℃前後で、1時間焼
成したのち、3〜8メッシュに粉砕したものが、吸着剤
として充填されている。更に、この第一吸着剤層7に隣
接して、シリカゲルを吸着剤とする第二吸着剤層8が設
けられている。第二吸着剤層より下流の空気流路に、こ
の第二吸着剤層8を通過した気流の温度を測定するため
の温度検出器21が、設けられている。更に、空気加熱
器5の上流側の空気流路にも、キノコ栽培室100から
入る空気や外気の温度を測定する温度検出器22が、設
けられて成るものである。
【0021】
【作用】このような構成から成る空気処理装置によっ
て、キノコ栽培室のキノコ栽培環境を調整する方法を説
明する。冷凍機110によって、栽培しているキノコの
至適温度に保たれた室内空気は、加湿器120によっ
て、所定の時間間隔(キノコの種類によって異なるが、
例えば、1〜3時間毎)で、加湿工程が行われる。加湿
工程は、至適湿度環境を得ることと、菌糸やキノコへ十
分な水分を補給する目的とによって行われる。そのため
に、微細な水滴が空気中に浮遊する状態で長時間加湿を
行い、培地やキノコ表面が十分に水分を吸収できるまで
行われる。一定時間の加湿が終了すると、栽培室内の湿
度を下げて、キノコから水分を奪うことにより、キノコ
の発育を促す。この加湿工程と乾燥工程とを交互に繰り
返すことにより、キノコ栽培が行われる。
【0022】本願空気処理装置は、上記乾燥工程におい
て、室内空気を取り入れて除湿し、キノコ生育に伴って
生成する代謝ガスを除去する。又、加湿工程において
は、室内側と処理装置とは、切替弁によって遮断され、
その間、吸着剤層の脱着再生が行われる。乾燥工程にお
いて、空気入口2bから入った水滴を多分に含んだ空気
は、送風ファン4によって空気分配器6に送られ、第一
吸着剤層7に入る。空気分配器6は、回転ダクト63が
適度な速度で回転して、第一吸着剤層の入気面に空気を
吹き出す。第一吸着剤層においては、空気中の水滴が吸
着剤粒子に付着して除去されると共に、炭酸ガスやアン
モニアガス、エチレンガス、アセトアルデヒドガスなど
も吸着されて除去される。
【0023】第一吸着剤層7を通過して、水滴等を除去
された空気は、第二吸着剤層8に入り、主として、除湿
が行われ乾燥空気となって、供給管9aから、栽培室内
に供給される。第一吸着剤層と第二吸着剤層の厚さの合
計は、50cm以下に設定されるのが、圧力損失を少な
くする上において望ましく、さらに、吸着剤層の冷却再
生工程に要する時間が、著しく短縮される効果がある。
吸着剤が、水蒸気を吸着すると、吸着剤の表面におい
て、水蒸気から液体の水へと凝縮が起こり、その際、凝
縮熱(約600cal/g)が、放出される。したがっ
て、吸着剤層に入る前の空気の温度と吸着剤層を通過後
の空気温度は、水分の吸着が行われている限り、通過後
の空気温度の方が高くなる。
【0024】温度検出器21及び22は、吸着剤層の前
後の温度を測定し、その検出信号を制御器Cに入力す
る。制御器Cは、両者の温度差と、予め設定してある一
定のレベル値と比較し、それが設定値以下ならば、吸着
剤の吸湿能力が衰えたものとして、切替弁11a,12
aを閉じ、切替弁11b,12bを開くと共に、空気加
熱器5に通電して、加熱脱着工程が行われ、更に、キノ
コ生育の段階における必要に応じて、キノコ栽培室内の
加湿器120を作動させる。大気導入用の分岐管3bか
ら入った外気は、加熱器5で高温に加熱されてから、空
気分配器6を経て、吸着剤層に入り、第一吸着剤層の水
分や代謝ガスの脱着と及び第二吸着剤層の主として水分
の脱着とを行い、放出用分岐管9bから大気に放出す
る。上記の切り換えは、栽培室内の温度が、所定の一定
温度に保たれている場合は、出口側の温度検出器21の
温度が、実験によって定める所定の温度になったとき、
切り換えるようにしてもよい。
【0025】加熱脱着工程は、予め設定された一定の時
間継続して行われ、次いで、空気加熱器への通電が停止
され、更に一定の時間、外気がそのまま送り込まれて、
吸着剤の冷却再生工程が行われる。温度検出器21、2
2による入口側の温度と出口側の温度の差が、一定レベ
ル以下になったら、切替弁11a,b、12a,bを切
り替えることにより、再び、キノコ栽培室内の空気処理
(水滴や代謝ガスの除去、並びに、除湿)が行われ、以
後、このサイクルが繰り返されることになる。
【0026】上記実施例では、切替弁の駆動源として、
正逆回転可能なモータを用いたが、これは、ロータリー
ソレノイドなどで、代替できる。更に、これら切替弁
は、通常の電磁開閉弁でもよい。第一吸着剤層において
使用可能な吸着剤は、天然沸石としては、実施例で掲げ
たもののほか、ホウ沸石、ホウソーダ沸石、リョウ沸
石、ソーダ沸石、ジュウジ沸石、モルデン沸石などを挙
げることができる。これらの天然沸石は、150℃〜5
00℃の範囲で、少なくとも30分以上焼成処理を行
い、これら沸石の細孔を焼き締めることが、必要であ
る。この焼成処理により、これらの天然沸石は、水蒸気
や、前記した各種代謝ガスの選択的な吸収能力を獲得す
る。
【0027】この焼成処理は、150℃以下では、ほと
んどその効果が見いだせず、又、500℃以上では、細
孔組織が破壊され、これ又効果が失われる。第二吸着剤
層は、これら天然沸石の吸湿能力を補完するものであっ
て、キノコの栽培条件等により、第一吸着剤層のみで、
吸湿能力が十分である場合には、第二吸着剤層は、他の
種類の天然沸石で置換したものを用いたり、あるいは、
第二吸着剤層を全く省略してもよい。
【0028】これら吸着剤層は、空気の通路が固定化し
て、通路以外の吸着剤は、その役割を果たさない状態
が、しばしば生じるが、これを防止するのに、空気分配
器6以外にも、例えば、図5〜7に示すように、吸着剤
層の入気面7aに近接した位置に、モータ30の出力軸
32によって支持された回転円盤31を設け、これに、
スリット33や、透孔34から成る空気吹出口を穿設し
たものなどを、用いることができる。
【0029】図8〜10は、天然沸石(クリノプチロー
ル沸石を300℃で1時間焼成処理後メッシュ7程度に
粉砕したもの)とシリカゲルとの吸着能力を検定した結
果を示すもので、図8は、JIS0701の吸着剤静的
試験法に準じて、一定重量のシリカゲルと天然沸石と
を、相対湿度90%で一定温度の空気中に放置して吸水
率を測定した結果を示すものである。天然沸石の吸水率
が20%であるのに、シリカゲルのそれは、32%であ
った。
【0030】図9は、密閉容器(デシケータ)中を2ボ
リューム%の炭酸ガスを含む空気で置換し、これに一定
重量の被検吸着剤を挿入し、容器内の炭酸ガス濃度の経
時変化を測定したものである。同様に、図10は、アセ
トアルデヒドを5ボリューム%含む空気で、容器中を置
換し、同様に試験した結果をしめすものである。これに
よれば、天然沸石は、シリカゲルに比べて、これらの代
謝ガスの吸着能力が優れていることが分かる。
【0031】
【効果】従来の空気処理方法や装置では、2塔式の吸着
塔を用い、これらの吸着塔の切替は、タイマーによって
行なわれている。従って、一方の吸着塔による吸着処理
時間は、失活した他側の吸着塔の再生時間に、そのタイ
ミングを合わせなければならない。例えば、再生が完了
する時間を8時間とすれば、その間、吸着処理工程も8
時間に行わざるを得ないことになる。したがって、この
方法では、吸着剤の吸着能力にかかわりなく、一定時間
毎に吸着処理工程と再生処理工程との交替が行われ、電
力等の無駄が多くなる。それに対して、本願方法及び装
置によれば、吸着剤の効力の減退を温度検出器によって
検知し、これに基づいて、再生処理を行うので、無駄が
なく、更に、再生処理時には、キノコ栽培室では、加湿
操作等が行われるので、何ら、不都合はない。
【0032】又、第一吸着剤層は、天然沸石によって構
成されているので、水滴を捕捉しても、シリカゲルのよ
うに膨潤して破砕することがなく、第二吸着剤層の保護
層としての役割を果たすのみならず、シリカゲルでは、
捕捉できないキノコ生育に伴う有害な代謝ガスを吸着除
去できる。実施例では、第一吸着剤層と第二吸着剤層と
は、隣接状態で設けられているが、両者は、離隔して設
けられても何ら差し支えない。
【0033】また、キノコ栽培室の空気処理装置は、水
滴の含んだ空気を処理する装置であるため、開閉弁に錆
が発生しやすく、特にダンパー形式やバタフライ形式の
開閉弁にあっては、開閉弁の動作が不完全になり、空気
流路が完全に遮断されずに、再生用の高温空気が、栽培
室内に漏れてしまい、キノコの生育を阻害したり、低温
性のキノコを全滅させてしまうなどの事故が生じたが、
本願装置においては、切り替え動作が、リミットスイッ
チで確認してから行われるようになっているので、この
種のミスを未然に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる空気処理装置の一実施例を示す
概念図である。
【図2】図1に示す実施例の切替弁の詳細を示す説明図
である。
【図3】図1に示す実施例の空気分配器の詳細に示す説
明図である。
【図4】図3の回転ダクトを平面方向から見た説明図で
ある。
【図5】本発明にかかる空気処理装置の他の実施例の要
部を示す説明図である。
【図6】図5の回転円盤の一例を示す平面方向からみた
説明図である。
【図7】図5の回転円盤の他の例を示す平面方向からみ
た説明図である。
【図8】シリカゲルと天然沸石との吸湿能力の検定結果
を示すグラフである。
【図9】シリカゲルと天然沸石との炭酸ガス吸着能力の
検定結果を示すグラフである。
【図10】シリカゲルと天然沸石とのアセトアルデヒド
ガスの吸着能力の検定結果を示すグラフである。
【図11】従来技術の一例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 空気処理装置 4 送風機 5 空気加熱器 6 空気分配器 7 第一吸着剤層 8 第二吸着剤層 11a,b 切替弁 12a,b 切替弁 21,22 温度検出器 C 制御器 100 キノコ栽培室 110 冷凍機 120 加湿器

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送風機を備えた空気流路中に、空気加熱
    器と吸着剤層とを設け、該空気流路をキノコ栽培室と空
    気循環流路をなすように連結して、キノコ栽培室内の空
    気を前記吸着剤層を通すことにより、キノコ栽培室内の
    除湿及びキノコ生育に伴う代謝ガスの除去を行うキノコ
    栽培室の空気処理方法において、キノコ栽培室の空気
    を、先ず、天然沸石から成る第一吸着剤層を通過させた
    後、シリカゲルから成る第二吸着剤層を通すことを特徴
    とするキノコ栽培室の空気処理方法。
  2. 【請求項2】 天然沸石が、クリノプチロール沸石であ
    る請求項1のキノコ栽培室の空気処理方法。
  3. 【請求項3】 吸着剤による栽培室の空気処理を行うに
    あたって、第一吸着剤層より上流側の空気流路内の空気
    温度と、第二吸着剤層より下流側の空気温度との温度差
    を検出し、該温度差が、所定の数値以下になったら、栽
    培室の空気処理を中止して、空気加熱器によって加熱さ
    れた外気による第一及び第二吸着剤層の再生工程を開始
    することを特徴とする請求項1又は2のキノコ栽培室の
    空気処理方法。
  4. 【請求項4】送風機を備えた空気流路中に、空気加熱器
    と吸着剤層とを設け、該空気流路の空気入口側と空気出
    口とを、夫々、切替弁を介して2分岐して2対の分岐管
    を設け、対をなす一方の分岐管の端部にキノコ栽培室へ
    の接続口を他方の分岐管の端部に大気への開放口を前記
    2対の分岐管の夫々について設けて成るキノコ栽培室の
    空気調整装置において、吸着剤層が、粒状に粉砕した天
    然沸石を150℃〜500℃の範囲において焼成処理を
    して成る吸着剤を含んでいることを特徴とするキノコ栽
    培室用空気処理装置。
  5. 【請求項5】送風機を備えた空気流路中に、空気加熱器
    と吸着剤層とを設け、該空気流路の空気入口側と空気出
    口とを、夫々、切替弁を介して2分岐して2対の分岐管
    を設け、対をなす一方の分岐管の端部にキノコ栽培室へ
    の接続口を他方の分岐管の端部に大気への開放口を前記
    2対の分岐管の夫々について設けて成るキノコ栽培室の
    空気調整装置において、吸着剤層が、空気入口側に粒状
    の天然沸石から成る第一吸着剤層と、該第一吸着剤層の
    下流側に隣接してシリカゲルから成る第二吸着剤層が設
    けられていることを特徴とするキノコ栽培室用空気処理
    装置。
  6. 【請求項6】天然沸石がクリノプチロール沸石である請
    求項4又は5のキノコ栽培用空気処理装置。
  7. 【請求項7】吸着剤層より上流側と下流側の空気流路
    に、夫々空気温度検出器を設けるか、若しくは、前記下
    流側の空気流路に温度検出器を設け、上流側空気温度検
    出器の検出温度と下流側空気温度検出器の検出温度との
    温度差が、所定の数値以下を検出したら、切替弁と空気
    加熱器とを作動させて、栽培室内と空気流路とを遮断す
    ると共に、吸着剤層に加熱外気を導入して吸着剤の再生
    工程を行う制御器を設けたことを特徴とする請求項4〜
    6のいずれかに記載のキノコ栽培室用空気処理装置。
  8. 【請求項8】流路切替弁が、空気流路の内壁周面に突設
    した突縁と、空気流路内に回動自在に設けられ、前記突
    縁に当接することにより、空気流路を遮断する弁体とに
    よって構成されており、前記弁体若しくは該弁体の駆動
    機構の動作域に設けたリミットスイッチが、弁体の空気
    流路遮断位置を検出するするように構成されている請求
    項4〜7のいずれかに記載の空気処理装置。
  9. 【請求項9】吸着剤層の上流側入気面が、平面をなし、
    該入気面に近接して、回転空気吹出口が臨ましめてある
    請求項4〜8のいずれかに記載の空気処理装置。
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