JPH07508916A - ローラの取付け及び取外し装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ローラの取付は及び取外し装置 本発明はインラインローラスケートシューズにおけるローラの取付は及び取外し 装置であって、ローラ軸がフレームの互いに整合する凹部を通して差し込まれて 凹部内に設けられており、その場合にローラ軸の自由端部に取外し可能なロック 部材ないしは抜は止めピンを嵌合させるための周溝または切欠きが設けられてい るものに関するものである。

この種のインラインローラスケートシューズにローラを取付けるために、例えば 、比較的大きな頭部を有するボルトを互いに整合する切欠きを通してローラに挿 通し、その後自由端部がナツトを用いて固定されることが知られている。シュー ズに固定することができる、またはシューズと一体に形成することのできるフレ ーム内にローラを正確に設けるために、例えば米国特許第４９０９５２３号明細 書から知られているように、軸受片をフレームの切欠き内に挿入することができ る。同じ米国特許第４９０９５２３号明細書からは、また軸受片の構成も知るこ とができ、この軸受片はローラに関して軸の２つの異なる高さ位置を可能にする ものであって、その場合にもちろんこの種の構成についてはフレームの切欠きが 円形からずれており、それによって軸受片を互いに異なる２つの位置で切欠き内 へ挿入することができることが前提となっている。

従ってこの種のローラを取付けるすべての公知の装置は取付けのためのスパナま たは六角レンチの使用を前提としており、従ってローラを交換するためには所定 の工具を携行しなければならない。更に、ローラの取付は及び取外しを行うこの 種の装置においては、部品と特にナツトなどの取付部品を紛失しないように確保 しなければならず、従って紛失する可能性がある。

本発明は、軸およびローラを確実に取付けるために必要な構成部材を簡単な方法 で紛失しないように確保することができ、かつ工具の助けを借りずにきわめて迅 速な交換ないし組立が可能な冒頭で挙げた種類の特に簡単な装置を提供すること を目的としている。

この課題を解決するために本発明による装置は冒頭で挙げた装置に基づいて、大 体においてローラ軸の他端にクランプレバ−がローラ軸に対して横方向に揺動可 能に取り付けられており、カリロック位置においてローラ軸を取外し可能なロッ ク部材に対してクランプすることにある。軸の自由端部に周溝または切欠きを設 けることによって、揺動可能またはフレキシブルな引っ張り部材を介して固定さ れるロック部材、例えばロックボルト又は揺動可能なフックが周溝又は切欠きと 係合することができ、それによって軸を引出し方向における軸方向の摺動に対し て固定することができる。この構成においては固定は軸の他方の端部に軸に対し て横方向に揺動可能に取り付けられたクランプレバ−によって行われ、その場合 にこのクランプレバ−を単に揺動させることによって軸に軸方向の引っ張り力が 作用し、取外し可能なロック部材に対して軸のクランプが直接もたらされる。

従って全体としてクランプレバ−を単に倒すことによって確実な固定を行うこと ができ、その場合に軸とそれに伴ったローラの取外しは、クランプレバ−を緩め ることによって行われ、それによって抜は止めピンないしは取外し可能な口１． り部材を力を使わずに係合から外すことができ、軸を引き抜くことができる。従 って全体として工具の助けをかりずにきわめて迅速に引き抜き可能な軸が得られ 、ロックに必要なすべての部材は紛失しないことが確保される。特に異なる走行 特性を得るためのローラの迅速な交換は、このようにして可能になる。

特に簡単な方法においては取外し可能なロック部材が軸に対してほぼ平行な軸を 中心に揺動可能なフックとして形成され、そのフックがロック位置において軸の 周溝に嵌入するように構成される。このように構成することによって、側方から 平坦に接し、かつ紛失に対して保護されたロック部材が得られ、このロック部材 は取付は寸法がきわめて小さいために激しく使用した場合でもすぐに壊れてしま うことはなく、クランプレバ−を同時に緩めることがなければ係合から外れるこ とはない。

あるいはまたこの種の揺動可能なフックの代わりに抜は止めピン又は割りピンを 使用することができ、その場合にはもちろんフレキンプルな固定部材を介して紛 失防止を行う必要があり、それによってまた、粗っぽく使用した場合にはこの種 の固定部材が破壊されてしまう可能性があり、その場合にはローラの交換の段階 で紛失防止が失われてしまうことがある。

しかしまた本発明の装置によれば、特に簡単な方法で個々のローラを高さ調節可 能に固定し、かつそれによって高さ位置を正確に調節することが可能になる。

この種の構成はさらに効果的に、軸受部材によって軸をフレームに対して高さお よび側方向に調節可能に固定することができるように形成することができる。

次に図面に概略図示する実施例を用いて本発明の詳細な説明する。図面において 第１図は軸およびローラの横断面図、第２図は第１図の矢印１１方向の側面図で あって、第３図は第１図の矢印Ｉ１１方向の側面図であり、第４図は第１図に示 す断面と一致するローラ軸受構造の実施例を詳細に示すものである。

第１図には、フレームの切欠き２を貫通する軸ｌが図示されている。軸ｌの自由 端部には周溝３が形成されており、その中に、第２図に明示されているように、 フック形状のロック部材４が軸５を中心として揺動することによって嵌入し、そ れによって軸ｌの矢印６方向の抜けを阻止する。

周溝は、特に簡単な方法で、軸ｌの自由端に袋孔７が設けられ、その袋孔にねじ 山が形成キ顛その中にボルト８が螺合されることによって形成されており、その 場合に軸１の前面側とボルト８のヘッドとの間に周溝が延びており、その中に揺 動可能なロックレバ−即ちロックフック４が嵌入する。

軸１のフック４によって固定された端部とは反対の端部には、軸ｌＯを中心に揺 動可能なりランプレバー９が設けられている。図示の締め位置においては偏心カ ム１１が軸受構成部材１２の外側に支持されて、それによって軸ｌが矢印６方向 に引っ張られて、フレームの切欠き内に挿入されている２つの軸受部材１２間に 挟持される。上述の軸受部材１２は偏心子として形成されているので、この軸受 部材１２を回動させることによって軸１の高さ位置は両方向矢印１３の方向に調 節可能であって、その場合にもちろんフック４によって形成されるロック部材は 軸５に対して同様に高さ方向において軸ｌの位置に追従しなければならない。

軸ｌには、軸受１４を介在させてローラ１５が回転可能に設けられている。

第２図においては、すでに上述したように、フック形状のロック部材４の側面が 図示されている。この種のフック形状のロック部材の代わりに、特に偏心した挿 入片が使用される場合には、軸ｌを貫通する抜は止めピンを設けることもてきる 。クランプレバ−９がその締め位置に押圧されるロック位置においてフレームの 側壁がローラとぶつからないことを保証するために、第１図に示すようにスペー サディスク１６が設けられている。

第３図から明らかなように、クランプレバ−９は任意の回動位置へ揺動し、その 場合に偏心した軸受部材１２と回転しないように結合されている場合には、それ ぞれ回転位置を選択することによって、第１図の図示から明らかなように、大き さｅの所定の偏心率を得ることができる。クランプレバ−９は第３図においては 矢印Ｉ１１に従った側面で図示されている。

第４図に示す構成においては、スペーサ片１６の代わりにフレームの側壁１７と 直接一体に形成されたスペーサ部１８が設けられている。残りの参照符号は第１ 図における参照符号に相当する。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）１インラインローラスケートシューズにおけるローラの取付け及び取外し装 置であって、ローラ軸がフレームの互いに整合する凹部に挿通されて、凹部内に 軸承されており、ローラ軸の自由端部には取外し可能なロック部材即ち抜止めピ ンを嵌入させるための周溝または切欠きが設けられているものにおいて、ローラ 軸（１）の他方の端部にはクランプレバー（９）がローラ軸（１）に対して横方 向に揺動可能に取付けられており、ロック位置においてはローラ軸（１）を、取 外し可能なロック部材（４）に対してクランプすることを特徴とするインライン ローラスケートシューズにおけるローラの取付け及び取外し装置。 ２）前記取外し可能なロック部材がローラ軸（１）に対してほぼ平行な軸（５） を中心に揺動可能なフック（４）として形成されており、該フックがロック位置 においてローラ軸（１）の周溝（３）内に嵌入することを特徴とする請求の範囲 第１項に記載の装置。 ３）ローラ軸（１）が軸受部材（１２）によってフレームに対して高さおよび側 方向に調節可能に固定可能であることを特徴とする請求の範囲第１項および第２ 項に記載の装置。