JPH07508696A - 動く充填通路を有するキャップのない燃料補給システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 動く充填通路を有するキャップのない燃料補給システム発明の背景及び要約 本発明は、充填雁首を有する車両燃料タンクの充填を制御するための組立体に、 そして特に取り外し可能な外側燃料キャップなしの充填雁首に関する。更に特別 には、本発明は、内部開閉機構、並びに充填操作の間と後の両方でタンク及び充 填雁首からの燃料蒸気の排出を制御する液体燃料及び燃料蒸気取り扱いシステム を有するキャップのない充填雁首に関する。

シールガスケットを有する取り外し可能な燃料キャップが、典型的には、燃料タ ンク充填雁首の開かれた端を閉じるために使用される。一度燃料キャップが充填 雁首から取り外され、燃料タンクが充填され、そして燃料計量分配ノズルが充填 雁首から引き出されると、シールガスケットが燃料キャップと充填雁首との間に シールを形成するように燃料キャップが充填雁首に再び取り付けられる。かくし て、燃料キャップは充填雁首の開かれた端を閉じて、燃料タンクから充填雁首を 通っての液体燃料及び燃料蒸気の排出をブロックする。しかしながら、燃料キャ ップ中に圧力除去及び真空除去バルブを置いて、燃料キャップが充填雁首に装着 されている間の充填器官中の燃料蒸気の幾らかの制御されたベントを可能にする ことが知られている。

燃料キャップは時間を経るとしばしば失われるが又は損傷されそして、結果とし て、充填雁首の開がれた端が車両の操作の間に元の装置明細に従って閉じられそ してシールされない可能性があることが観察された。

従って、燃料計量分配ポンプノズルが燃料補給の間に充填器官中に挿入される時 に自動的に“開き“そして一度係員が充填雁首からポンプノズルを引き出すと係 員が充填雁首に燃料キャップを再び取り付ける必要なしで自動的に“閉じる”よ うに構成された充填雁首は、多くの慣用のキャップされた充填雁首システムを凌 ぐ改善であろう。慣用の燃料キャップは満足なやり方で充填雁首を閉じるように 機能するけれども、キャップのない充填雁首は車両の燃料補給を消費者にとって 一層便利にするであろうと考えられる。何故ならば、充填雁首の開かれた端中に ポンプノズルを挿入する以外の動作は、車両に燃料補給することを始めるために 必要とされないからである。有利には、このようなキャップのない充填器官シス テムは、内部液体燃料及び燃料蒸気制御手段を含むように本発明に従って構成さ れるであろう。

自己閉止機構を有する充填雁首は知られている。充填雁首を開くために燃料計量 分配ノズルによって可動である閉止部材を含むキャップのない車両燃料補給シス テムは、Ｈａｒｒｉｓ及びＧｒｉｆｆｉｎへの米国特許第５．０５６，５７０号 中に開示されている。レースカーのための急速解放燃料カップリングは、Ｊｏｎ ｅｓへの米国特許第３．　９３８゜５６４号中に開示されている。

充填器官中へのそしてそれからの空気及び液体流れを制御するように構成されそ れでいて数個の部品だけを使用して手早くそして容易に組み立てられるキャップ のない充填雁首は、既知の充填雁首を凌ぐ改善であろう。信頼することができそ して製造することが容易である廉価ではあるが効果的なキャップのない充填雁首 に対する産業における需要が存在する。慣用の燃料キャップの使用を要求せずそ して燃料補給の間に燃料ノズルによって計凰分配された燃料が充填雁首を通って 燃料タンク中に流れるようにそしてかつ燃料補給の後でタンク中の望ましくない 過剰圧力及び真空条件を救うように自動的に開くように構成されている改善され た燃料キャップは、多くの車両製造業者によって歓迎されるであろう。

本発明によれば、充填雁首は、充填雁首を開きそして閉じるように可動である内 部チューブを備えている。この可動チューブは、それを通って延びる充填通路を 含むように形成されていてそして充填雁首が開いている時に燃料を燃料計量分配 ノズルから車両燃料タンクに分配するように構成されている。この“動く“充填 通路は、充填雁首が閉じられる時に閉じられそして充填雁首が開かれる時に開か れる。動く充填通路中への入口開口が可動チューブの外側端中に形成されていて 、そして燃料タンクへの分配のために動く充填通路から液体燃料を排出するため の出口開口が可動チューブの内側端中に形成されている。

充填雁首はそれを通って延びるベント通路を与える導管を含む。この導管は、口 を含むように形成された外側端及び燃料タンクに接続された内側端を含む。ベン ト通路は内側端と外側端の間の導管を通って延びる。

充填通路閉止部材が、導管に取り付けられていてそして導管の口と間隔を置かれ た関係でベント通路中に横たわるように位置付けられている。

前記可動チューブは、燃料補給の間及び後での充填雁首の開閉を制御するように 充填通路が充填通路閉止部材とかみ合う又は外れるようにせしめるようにベント 通路中の移動のために導管中に位置付けられている。

かくして前記チューブは、充填通路が閉止部材によってブロックされる充填器首 閉止位置又は充填通路が閉止部材によってブロックされていない充填雁首開放位 置へとベント通路中で可動である。

本発明の充填雁首はまた、ベント通路中の可動チューブを導管の口に向かってそ して導管の口から間隔を置かれた関係で固定されている閉止部材とかみ合うよう に弾性的に強制するためのバネ手段を含む。このかみ合いは、固定された閉止部 材が可動チューブ中の出口を閉じその結果可動チューブ中に形成された充填通路 を通る液体燃料及び燃料蒸気の流れがブロックされるようにせしめる。同時に、 このバネ手段は、可動チューブが導管の口にもっと近い導管のバルブシート部分 とがみ合ってベント通路を通る液体燃料及び燃料蒸気の流れをブロックするよう に弾性的に強制する。かくして、バネ手段は、閉止部材と導管のバルブシート部 分の両方に対して可動チューブを同時に片寄らせて導管の内側の可動チューブの 充填器首閉止位置を確立するように機能する。

好ましくは、使用に際しては、燃料計量分配ノズルは、ユーザによって充填雁首 導管を通してそして可動チューブ中に備えられた充填通路中に挿入される。ノズ ルを更に導管中にそしてバネを載せた可動チューブに対して手で押すことによっ て、チューブはバネ手段に対して動がされることができ、その結果チューブは固 定された閉止部材を外して充填通路を開きそしてまた導管のバルブシート部分を 外して可動チューブを含むもっと大きなベント通路を開く。可動チューブ中の充 填通路を開くことは、液体燃料がノズルから可動チューブを通って燃料タンク中 へ排出されることを可能にする。導管中のベント通路を開くことは、燃料タンク 中の置換した燃料蒸気が充填雁首を通って大気へ逃げることを可能にする。

好ましい実施態様においては、導管は中央開口を含むように形成された隔壁を含 む。この隔壁は、ベント通路を導管の口を通って近づき得る外側室と開口を通し て外側室に接続された内側室に分割するように導管中に配置されている。好まし くは、上で述べたバルブシート部分は、中央開口を取り囲みそして内側室中に横 たわる隔壁の部分を備えている。

一対の圧力除去バルブが、可動チューブがその充填雁首閉止位置にある間に内側 室から外側室及び大気への過剰の燃料蒸気圧力のベントを制御するために隔壁中 に中央開口の隣に装着されている。真空除去バルブもまた、真空条件が内側室又 は燃料タンク中に発現するとすぐに大気の外側室から内側室そして次に燃料タン ク中へ周囲の空気を入れるために隔壁中に中央開口の隣に装着されている。また 、排水通路が、外側室中にたまたま集まる雨水などのようなあり得る液体を導管 中に形成された排水出口に排水しその結果このような望ましくない液体が充填器 官から排水されそして燃料タンクを汚染することができないように隔壁中に中央 開口の隣に備えられている。

導管中に装着された充填通路閉止部材は、可動チューブ中の充填通路の燃料排出 出口開口を閉じるための栓を与えるために形作られた遠位端を含むチューブ状部 材である。この閉止部材はまた、ベント通路の内側室中に装着された支持フレー ムに取り付けられているベースを含む。この支持フレームは、可動チューブがそ の充填雁首開放位置にある時にはいつでも液体燃料を可動チューブ中の充填通路 から燃料タンクに結合されたパイプ中に導くための内側室を通って延びる燃料移 動導管を含み、そして液体燃料は燃料補給の間にノズルによって充填通路中に計 量分配される。

このバネ手段は、可動チューブを取り囲みそして可動チューブの長さ方向に沿っ て延びる巻かれたバネを含む。このバネは、支持フレームとかみ合う一端及び可 動チューブに取り付けられた外部フランジとかみ合うもう一端を有する。シール リングが、可動チューブの回りに横たわりそして外部フランジに隣接するように 装着されている。通常は、巻かれたバネは、可動チューブを導管の口に向かって そして隔壁中の中央開口を通して駆り立てて、その結果可動チューブの回りのシ ールリングは、中央開口の回りの隔壁のバルブシート部分とかみ合って隔壁と可 動チューブとの間の液体燃料及び燃料蒸気シールを確立するであろう。

可動チューブは、燃料補給の間、可動チューブの入口開口中に挿入された燃料計 量分配ノズルの先端によってかみ合われるように配置されている充填通路中に内 部フランジを含む。ユーザは、ノズルを導管の外側室中にそして充填通路中に挿 入して、その結果それが内部フランジとかみ合いそして次にノズルを更に導管中 に動かして可動チューブをバネに対して駆り立てることができる。これは、可動 チューブを動かして充填通路閉止部材から外れそしてかくして充填通路を開きそ してシールリング及び隔壁から外れその結果ベント通路が開かれるようにせしめ る。ノズルから排出された液体燃料は、次に、可動チューブ中の充填通路を通っ て燃料タンク中に流れることができる。同時に燃料タンク及び充填器官中に存在 する何らかの加圧された燃料蒸気は、導管中に形成されたベント通路及び隔壁中 に形成された中央開口を通って大気に逃げることができる。

本発明の改善されたキャップのない充填器官は、製造しそして組み立てるのが容 易である。ユーザは、慣用の燃料計量分配ノズルを充填器官中へ十分に単に挿入 することによって、バネを載せた可動チューブを導管中で充填雁首閉止位置から 充填雁首開放位置へ容易に動かすことができる。一度ノズルが取り出されると、 バネは自動的に可動チューブをその充填首閉止位置に戻す。有利には、充填器官 は、燃料補給の間及び後でキャップのない充填器官中への空気及び液体の流入並 びにキャップのない充填器官からの加圧された燃料蒸気の流出を制御するための 圧力除去バルブ、真空除去バルブ、及び排水手段を有する隔壁を備えている。

本発明の付加的な目的、特徴及び利点は、現在認識されている本発明を実施する 最善の方式を例示する好ましい実施態様の以下の詳細な説明を考慮すると当業者 には明らかになるであろう。

図面の簡単な説明 詳細な説明は特に添付の図面に関する。

図１は、外観カバー、旋回可能な燃料はわかしドア、排水通路及び真空除去バル ブを含む隔壁、中央充填通路を含む可動チューブ、閉止部材、可動チューブを隔 壁とかみ合うようにそして閉止部材が充填器官を閉じるように駆り立てるバネ、 並びに充填器官に結合された燃料タンクを示す、本発明による充填器官の横断面 図である。

図２は、隔壁中のそして隔壁中に形成された中央開口の回りの排水通路、２つの 圧力除去バルブ、及び真空除去バルブの配置を示す、図１のライン２−２に沿っ て取った断面図である。

図３は、真空除去バルブを示す、図２のライン３−３に沿って取った断面図であ る。

図４は、旋回可能なバネを載せた燃料はねかしドア、２つの圧力除去バルブ、及 び可動チューブ中に形成された充填通路中への入口を与える可動チューブの軸方 向の外側端の上の輪郭を付けたノズルガイドを示す、図１中のライン４−４に沿 って取った断面図である。

図５は、燃料タンクへの分配のために液体燃料を充填器官中に導入するための燃 料計量分配ノズルの使用の間の、そして液体燃料が充填器官中に排出されている 時に隔壁中のそして可動チューブの回りの中央開口を通っての置き換えられた燃 料蒸気の燃料タンクからのベントを示す、図１の充填器官の図である。

図６は、充填器官の外側端の上の外観カバーを図示する充填器官の暴露された部 分の平面図である。

図７は、充填器官の代わりの実施態様の図である。

図８は、充填器官から排出された燃料蒸気を燃料蒸気回収ブーツ中に捕獲するた めの、図１中に示されたタイプの充填器官に装着された外部燃料蒸気回収ブーツ を供給された燃料計量分配ノズルの図である。

図面の簡単な説明 本発明の充填器官１０は、図１中に断面で示されていてそして燃料タンク１２に 液体燃料を分配するために使用される。充填器官１０はまた、慣用の外部の充填 器バイブキャップの必要性を排除する内部のノズル作動の開閉機構１４を含む。

充填器官１０はまた、暑い日に起こる可能性があるような燃料タンク１２中に存 在する圧力が所定の正圧を越える時にはいつでも燃料タンク１２から加圧された 燃料蒸気をベントする機能を有する。燃料タンク１２中に存在する圧力が所定の 負圧を越える時にはいつでも、外側の空気が充填器官１０を通って燃料タンク１ ２中に入れられて、涼しい夕方などの間に燃料タンク中に発現する可能性がある 真空条件を救済する。

充填器官１０は、燃料を補給する間に燃料計量分配ノズル１９を受けるように配 置されている外側端１８並びに導管１６と燃料タンク１２の間の液体燃料及び燃 料蒸気を導（充填器バイブ２２に結合されている内側端２０を有する多片導管］ 、６を含む。導管１６は、側部排水出口２６及び側部ベント開口２８を含むため に形成されたプラスチックベントハウジング２４、並びにベントハウジング２４ を取り囲みそして充填器バイブ２２に結合された内側の細くされた部分３２を有 する薄壁金属スリーブ３０を含む。図１及び２中に示すように、金属スリーブ３ ｏは排水出口２６のための出口開口を含むように形成されている。

導管１６はまた、ベントハウジング２４の外側端の上に装着された中空ベース３ ６を有する外部部分３４、ベース３６の外側端の上に装着されたカラー３８、並 びにベース３７及びカラー３８の回りの薄壁金属スリーブ４ｏを含む。金属スリ ーブ４ｏは、図１中に示すように環状の径方向に外側に延びる装着フランジ３９ 及び環状の外側リップ４１を含む。

ベント通路４２は、カラー３８中に形成された開いた口４４から燃料タンク１２ に接続された充填器パイプ２２へと導管１６を通って延びる。

図１中に示すように、ベント通路４２は、カラー３８、ベース３６、ベントハウ ジング２４、及び金属スリーブ３０の細くされた部分３２を通って延び、燃料タ ンク１２に接続されている充填器バイブ２２に到達している。タンクベントチュ ーブ４６は、導管１６の外側に位置しそして燃料タンク１２をベントハウジング ２４中に形成されたベント通路４２の部分５６と接続している。ベントハウジン グ２４及び金属スリーブ３０は、燃料補給の間に燃料タンク１２中に存在する燃 料蒸気をタンクベントチューブ４６及びベント通路４２を通して大気にベントせ しめるためのベント開口２８を含むように形成されている。

燃料補給の間に、ユーザは、図５中に示すやり方で燃料計量分配ノズル１９をベ ント通路４２中に差し込んで、液体燃料４３を導管１６を通して燃料タンク１２ 中に計量分配することができる。同時に、液体燃料４３によって置き換えられた 燃料蒸気４５は、燃料タンク１２から、ベント通路４２への充填器パイプ２２及 びタンクベントチューブ４６と導管１６中の開いた口４４との両方を通して大気 へとベントされ得る。ベント通路４２中の燃料計量分配ノズル１９の動きは、慣 用の除去自在な燃料キャップ（図示しない）を使用して充填雁首１０の開いた口 ４４を閉じることが必要ではないように、ベント通路４２中に装着されている充 填雁首開閉機構１４を作動させる。図１中に示すように、ノズル作動された充填 雁首開閉機構１４は、導管１６の外部部分３４の近くのベントハウジング２４の 外側部分中に装着されていて、その結果それは導管１６中に挿入されたノズル１ ９が近付き得る。

燃料補給の後で、燃料蒸気及び大気の空気の幾らかの流れが、充填雁首１０が内 部機構１４によって閉じられる時に、充填雁首１０を通って可能にされる。圧力 除去バルブが、充填雁首１０が燃料補給以外のすべての時に開閉機構１４によっ て閉じられている時に、充填器パイプ２２、ベントチューブ４６、及びベント通 路４２を通ってのタンクベントを制御するために以下に述べる様式でベント通路 ４２中に備えられている。

真空除去バルブもまたベント通路４２中に備えられていて、開閉機構１４によっ て充填雁首１０が名目上は閉じられている時に、大気からの幾らかの空気がベン ト通路４２、タンクベントチューブ４６及び充填器バイブ２２を通って燃料タン ク１２に入るようにせしめる。これらの圧力除去及び真空除去バルブは、例えば 、図１及び４中に図示されていて、そして以下でより詳細に述べられるであろう 。

図１及び２中に示すように、充填雁首１０は、外観カバー４８及び、ベントハウ ジング２４中に形成されたベント通路４２のその部分中に導く、通常は閉じられ た閉止ドア５０を含む。充填雁首１０はまたベントハウジング２４中に装着され た隔壁５２を含み、ベント通路４２を自由な外観カバー４８及び開いた口４４を 通して大気と通じる外側室５４と充填器バイブ２２及びタンクベントチューブ４ ６を通して燃料タンク１２と通じる内側室５６に分割する。

外観カバー４８は、充填雁首１０が閉じられて消費者が導管１６の内側に装着さ れた内部バルブ機構１４を見ることができない快適さを与える外側外観を与える ために装着されていてそして図６中に最も良く示されている。外観カバー４８は 、導管１６の中心とは整列されていない中央開口６０を規定する複数のパイ形切 片５８を含む。外観カバー４８はまた、図１及び４中に最も良く示されているよ うに、外観カバー４８を導管１６の外部部分３４中の所定の場所に保持するカラ ー３８とベース３６との開にトラップされている周囲端での環状リム６２を含む 。

閉止ドア５０は旋回アーム６４に結合されている。旋回アーム６４は、旋回シャ フト６６の回りで旋回的に可動であり、閉止ドア５０を環状バルブシート６８に 対してその通常は閉じられた位置からその開かれた位置へと動かす。環状バルブ シート６８は、図１中に示すようにベース３６中に含まれる横壁７２中に形成さ れたノズルレストリフタ開ロア０の回りに横たわる。旋回シャフト６６の回りの 捩りバネ７４は、図１及び４中に示すように、旋回アーム６４を片寄らせて閉止 ドア５０を開ロア０をカバーするその通常の閉じた位置に維持する。開いた口４ ４を通しての燃料ノズル１７の導管１６中への挿入に際しては、区分された外観 カバー４８、及びノズルレストリフタ開ロア０、閉止ドア５０が、図５中に図示 されたその開いた位置に旋回して開ロアｏを開く。

図１及び２中に示すように、隔壁５２は、ベントハウジング２４中に形成された 円筒状溝中に装着された円筒状の径方向に外側のスリーブ７６を含む。隔壁５２ はまた、その中にノズル１９を受けそしてゆらゆらのリム８１中で停止させて、 ノズルを受ける開口８ｏの回りの軸方向に内側に面する環状バルブシート８３を 与えるための開口８ｏを規定する円筒状の径方向に内側のスリーブ７８を含む。

図２中に最も良く示されているように、隔壁５２は、排水通路８２、周囲空気取 り入れ通路８４、及びベントハウジング２４を通って軸方向に延びそして外側室 ５４を内側室５６に相互連結する一対の燃料蒸気ベント通路８６．８８を含むよ うに形成されている。通路８２．８４．８６及び８８は、図２中に最も良く示さ れているように外側スリーブ７６と内側スリーブ７８との間の環状スペース中に 円周上にそして均一に間隔を置かれた関係で配置されていて、中央ノズル受は開 口８０の回りのリング中に横たわっている。

図１中に示すように、トップ環状隔壁板９０は、外側スリーブ７６及び内側スリ ーブ７８の軸方向に外側の環状端に取り付けられている。板９０は、排水通路８ ２中への排水人口９２を含むように形成されている。

排水通路９２が下に横たわる道に近いような角度で充填雁首１ｏを装着すること によって、口４４及び開ロア０を通って外側室中にしみ込む雨水などのようなあ り得る望ましくない液体は、集まりそして排水人口９２を通って排水通路８２中 に進むであろう。望ましくない液体は、次に、排出のための排水通路８２を通っ て充填雁首１０から外側スリーブ７６、ベントハウジング２４及び金属スリーブ ３０中に形成された排水出口２６を通って進むであろう。このような排水システ ムは、不注意で導管１６を通って充填器バイブ２２に流れそして燃料タンク１２ に到達する可能性がある液体の容量を最小にする機能がある。

空気人口９４は、環状隔壁板９０の反対側中に形成されていて、外側室５４中の 周囲の空気が隔壁５２中に形成された周囲空気取り込み通路８４中に流れ込むよ うにせしめる。周囲空気出口９６は、取り込み通路８４の他端に形成されていて 、空気を取り込み通路８４から内側室５６中に排出する。図１中に示すように、 真空除去バルブ９８は、取り込み通路８４中に位置付けられそしてバネ１００に よって通常は閉じた位置に片寄らせられ空気人口９４を閉じる。所定のレベルよ り上の負圧（真空）が燃料タンク１２及び内側室５６内部で起きる場合には、真 空除去バルブ９８が図３中に示すような開かれた位置に動き、外側室５４中に存 在する周囲の空気９９を周囲空気取り込み通路８４を通して内側室５６中へ入れ る。これは、燃料タンク１２中に十分な真空が発現しそして充填器バイブ２２及 びタンクベントチューブ４６の一つ又は両方によって内側室５６に真空が付与さ れる時にだけ起きる。

図２及び４中に示すように、一対の圧力除去バルブ１１０が、燃料蒸気ベント通 路８６．８８を通して加圧された燃料蒸気の流れを制御するために備えられてい る。各々の通路８６．８８は、図４中に最も良く示されているように、環状隔壁 板９０中に形成された燃料蒸気出口１１２及び通路８６．８８の反対端に形成さ れた燃料蒸気人口１１４を含む。

各々の圧力除去バルブ１１０は、バネ１１６によって通常は閉じた位置に片寄ら せられて燃料蒸気人口１１４を閉じる。燃料タンク１２内側の圧力が増加するに つれて、タンクベントチューブ４６を通しての燃料タンク１２への流体接続のた めに、内側室５６内部の圧力もまた増加する。

内側室５６中の圧力が所定のレベルより高（増加する場合には、各々の圧力除去 バルブ１１０は、例えば、図４中に示す位置に上向きに動く。

これは、加圧された燃料蒸気４５が燃料タンク１２からタンクベントチューブ４ ６、内側室５６、燃料蒸気ベント通路８６．８８、外側室５４、及び導管口４４ を通って大気へベントすることを可能にする。

再び図１及び５を参照して説明すると、開閉機構１４は、内側室５６中に配置さ れていてそして、燃料補給の間の動く燃料計量分配ノズル１９とのかみ合いによ る図１中に示す充填雁首閉止位置から図５中に示す充填雁首開放位置へ動くこと ができるスライドバルブを与えるように構成されている可動チューブ１２０を含 むことが明らかであろう。多片可動チューブ１２０は、ノズルガイド１２４及び 環状フランジ１２６を有する上方チューブ１２２、環状フランジ１２６で上方チ ューブ１２２に接続する下方チューブ１２８、並びに図１に示すように上方及び 下方チューブ１２２．１２８を通って延びて可動チューブ１２０を通って延びる 充填通路１３２を規定する内部スリーブ１３０を含む。有利には、この動く充填 通路１３２は、ノズル１９から計量分配された液体燃料を導管１６を通して燃料 タンク１２に向かって導きそして、それがその充填雁首閉止位置と充填雁首開放 位置との間を移動するにつれて可動チューブ１２０と共に動く。

環状ノズルシール１３４は、可動チューブ１２０の外側端近くの充填通路１３２ 中の入口開口中に備えられていて、燃料計量分配ノズル１９の外側周囲とかみ合 い、そして燃料補給の間のノズル１９の充填通路１３２中への挿入に際してシー ルを与える。ノズルかみ合い手段は、内部スリーブ１３０の外側端近くの充填通 路１３２中に形成された一連の周方向に間隔を開けられた軸方向に延びる台１３ ６によって与えられる。

使用に際しては、ノズル１９が、これらの台１３６に対して押し付けられて、図 ５中に示すように可動チューブ１２０を充填雁首開放位置に向かってバネに対し て駆り立てて良い。もう一つの環状シール１３８は、可動チューブ１２０の内側 端近（の充填通路１３２中の出口開口中に備えられていて、内側室５６中に備え られた充填通路閉止部材と係合しそして可動チューブ１２０と閉止部材１４０と の間にシールを確立する。

充填通路閉止部材１４０は、円錐形バルブガイド１４２及び、図１中に最も良く 示されるように閉止部材支持フレーム１４８によって内側室５６中に支持された 中央ロッド１４６に取り付けられている円筒形シャフト１４４を含む。支持フレ ーム１４８は、スリーブ３０の細くなった部分３２の近くのベントハウジング２ ４の内側壁に取り付けられた円筒形装着スリーブ１５０を含む。支持フレーム１ ４８はまた、図５中に示すように可動チューブ１２０の充填通路１３２中の出口 開口を通して内側室５６中に排出された液体燃料４３を導（ための少なくとも１ つの燃料移動導管１５２を含むように形成されていて、その結果このような液体 燃料４３は、充填器パイプ２２を通って燃料タンク１２中に流れることができる 。

図１中に最も良く示すように、巻かれた圧縮バネ１５６は、ベントハウジング２ ４の内側室５６中に位置付けられ、可動チューブ１２０を取り囲む。バネ１５６ は、支持フレーム１４８の上に形成された環状バネ支持壁１６０に対して作用す る内側端１５８を有する。バネ１５６はまた、可動チューブ１２０の上に備えら れた環状フランジ１２６に対して作用する外側端１６２を含む。バネ１５６は、 図１中に示すように可動チューブ１２０を充填雁首閉止位置に弾性的に（ｙｉｅ ｌｄａｂｌｙ）強制するように構成されている。この位置においては、可動チュ ーブ１２０を取り囲みそして環状フランジ１２６の上に静止しているシールリン グ１６４は、ゆらゆらした環状バルブシート８３に対して積まれていて、隔壁５ ２と可動チューブ１２０との間にシールされた接続を確立し、その結果可動チュ ーブ１２０の外側の回りのそして隔壁５２中に形成された中央開口８０を通して の液体及び蒸気の流れがブロックされる。この位置においてはまた、充填通路１ ３２中に装着された環状シール１３８が、充填通路閉止部材１４０とかみ合って 置かれ、可動チューブ１２０を通しての内側及び外側室５４．５６の間の液体及 び蒸気流れをブロックする。環状シールリング１３４及び１３８を与えるための 使用のために適切なチューブの環状シール部材の記述のために、“充填雁首シー ル組立体”という標題の米国特許第４，９７７．９３６号をここで引用する。

使用に際しては、ノズル１９は、図１中に示すように充填器バイブ１６の０４４ の近（に動かされ、そして部分の外観カバー４８を通って貫き、ノズルレストリ フタ開ロア０を通過し、そして図５中に示すようにバネを載せた閉止ドア５０を 道を外れて旋回することによってベント通路４２中へ内側に押される。ノズルガ イド１２４の外側端は、一度ノズル１９が旋回された閉止ドア５０を越えて通過 するとノズル１９を受けるために隔壁５２の中央開口８０中に位置付けられてい る。ノズルガイド１２５は、内側に動くノズル１９を環状ノズルシール１３４に よって規定された開口を通してそして可動チューブ１２０の内側壁に付加された ノズルかみ合い台１３６に向かってガイドして充填通路１３２の内側に横たわる ように配置されている輪カク付けられた円錐形のカミングランブ１６６を含む。

ノズル１９を更に充填雁首１０中に押すのを続けることによって、ユーザは、可 動チューブ１２０を図１中に示すその充填雁首閉止位置から図５中に示すその充 填雁首開放位置へとバネ１５６に対して動かすことができる。この動きは、可動 チューブ１２０の上の環状シール１３８及び充填通路閉止部材１４０のかみ合い を外して、ノズル１９がら計量分配された液体燃料４３が充填通路１３２、燃料 移動導管１５２、金属スリーブ３０の細くなった部分３２、及び充填器バイブ２ ２を通って燃料タンク１２に流れることを可能にする。同時に、可動チューブ１ ２０の回りのシールリング１６４は、隔壁５２の上の環状バルブシート８３を外 してその中の中央開口８０を“開き”、その結果内側室５６中に存在する加圧さ れた燃料蒸気４５は、開口８８を通って外側室５４そして次に大気中にベントさ れる。一度燃料タンク１２の燃料補給が完了してしまえば、ノズル１９は充填器 官１ｏから引き出され、そしてバネ１５６は自動的に可動チューブ１２０を図１ 中に示すその充填雁首閉止位置に帰す。

本発明に従った充填器官のもう一つの実施態様を図７中に示す。この実施態様に おいては、燃料計型分配ノズル１９は、環状リム４１の上のりツブ１７１と外部 部分３４中に装着されたラッチ１７２の間に捕らえられていてノズル１９を図７ 中に示す燃料計量分配位置に保持する環状カラー１７０を含む。有利なことには 、この自己掛は金する特徴は、ユーザがノズル１９を手で所定の場所に保持する 必要なしに車両燃料補給の間、燃料計量分配ノズル１９を充填雁首１０中の所定 の場所に保持することを助ける。

カリフォルニアのような米国のある地域においては、各々の燃料計量分配ノズル に円筒状の形の燃料蒸気回収ブーツを支給することが慣用的である。有利には、 図８中に示すように、充填器官１０の外部部分３４の上の環状リップ４１は、こ のようなブーツ１７４を充填器官中に支給されたノズルの挿入の間に燃料蒸気回 収ブーツ１７４とがみ合うような大きさにされそしてそのような形にされる。か くして環状リップ４１は、ブーツ１７４と協同してブーツ１７４と充填器官との 間に良くシールされた接続を確立し、その結果充填雁首の０４４を通って排出さ れるあり得る燃料蒸気は、そこでそれを慣用の燃料蒸気回収技術を使用して回収 することができるブーツ１７４中に入るであろう。

図８中に示すように、充填器官１０の環状リップ４１とノズルガイド１２４の上 に形成された台１３６のノズル係合表面１８２との間の距離は（可動チューブ１ ２０がその充填雁首閉止位置にある時には）、ブーツ１７４の外側面１８６と燃 料計量分配ノズル１９の外側端１８８との間の距離１８４よりも長いように設計 されている。これは、ノズル１９が可動チューブ１２０を内側に動かしてシール を破りそして充填器官１０を開く前に充填器官１９の上に適切に据えられること を確実にする。

それ故、あり得る残留タンク圧力（例えば、“ひと吹きロス”）は、大気に失わ れるよりもむしろブーツ１７４中に捕獲される。

本発明を好ましい実施態様に関連して詳細に説明してきたけれども、以下の請求 の範囲中に述べられそして規定されるような変更及び改変は、本発明の範囲及び 精神内に存在する。

Claims (55)

【特許請求の範囲】
1. １．口を含むように形成された外側端、燃料を燃料タンクに分配するための手段 を含むように形成された内側端、及び口と分配手段との間に延びるベント通路を 含む導管、 ベント通路中での移動可能に位置付けられそしてそれを通って延びる充填通路を 含むように形成されたチューブであつて、充填通路中への入口開口を含むように 形成された外側端及び充填通路からの出口開口を含むように形成された内側端を 含むチューブ、導管に取り付けられそしてベント通路中に位置付けられた閉止部 材、並びに ベント通路中のチューブを導管の口に向かつてそして閉止部材と係合するように 弾性的に強制して、チューブ中の出口開口を閉じてチューブ中に形成された充填 通路を通る液体燃料及び燃料蒸気の流れをブロックし、そして導管と係合して導 管中に形成されたベント通路を通る液体燃料及び燃料蒸気の流れをブロックして 、チューブの充填器首閉止位置が確立されるためのバネ手段 を含有して成る、車両燃料タンクに燃料を分配する際の使用のための充填器首。
2. ２．導管が更にベント通路を口を通して大気と連結可能な外側室と分配手段と連 結する内側室とに分割する隔壁を含み、隔壁が流体連結で内側及び外側室を接続 する開口を含むように形成されていて、そしてバネ手段が通常はチューブを隔壁 とかみ合うように駆り立ててベント通路を通つての液体燃料及び燃料蒸気の流れ をブロックするように内側室中に配置されている、請求の範囲１記載の充填器首 。
3. ３．チューブが、隔壁中に形成された開口を通つて延びそして入口開口をベント 通路の外側室中のチューブの外側端中に位置付けるようにベント通路中に配置さ れている、請求の範囲２記載の充填器首。
4. ４．チューブが、外側室及び入口開口に入る動く燃料計量分配ノズルがバネ手段 に対してベント通路中のチューブを動かして隔壁及び閉止部材を外して、その結 果開口及び充填通路が開かれて燃料を分配手段中に通過せしめるための手段を含 む、請求の範囲３記載の充填器首。
5. ５．チューブが、充填通路中に横たわるように装着されそしてチューブの外側端 中に形成された入口開口を通して充填通路中に挿入された燃料計量分配ノズルと かみ合うように配置された内部フランジを含む、請求の範囲３記載の充填器首。
6. ６．チューブが更に、バネ手段による隔壁とかみ合うチューブの動きに際してそ れらの間に燃料蒸気シールを確立するように、隔壁の開口の回りの部分とシール するようにかみ合うためのシール手段を含む、請求の範囲２記載の充填器首。
7. ７．シール手段が、チューブの外部壁に結合されそしてベント通路中のチューブ の動きの間、ベント通路の内側室中に留まるように配置されたシールリングであ る、請求の範囲６記載の充填器首。
8. ８．チューブが外部壁と外部壁に取り付けられた外部フランジを更に含み、シー ル手段が外部フランジとかみ合い、そしてバネ手段が外部フランジとかみ合つて 通常はチューブを導管の口に向かつて駆り立ててシール手段を隔壁とかみ合うよ うにそしてチューブの出口端を閉止部材とかみ合うように動かす、請求の範囲６ 記載の充填器首。
9. ９．隔壁が、チューブが隔壁及び閉止部材とかみ合つて開口を通しての燃料蒸気 の流れをブロックしそして内側室中の燃料蒸気の圧力が所定の正正を越える時に 内側室中の燃料蒸気を外側室ヘベントして、その結果加圧された燃料蒸気が導管 を通つて燃料タンクから大気ヘベントされるための圧力除去手段を含む、請求の 範囲２記載の充填器首。
10. １０．隔壁が、チューブが隔壁及び閉止部材とかみ合つて開口をブロックしそし て内側室中の圧力が所定の負圧を越える時に外側室中に存在する周囲の空気を内 側室中に入れ、その結果周囲の空気が導管を通して燃料タンク中に入れられるた めの真空除去手段を含む、請求の範囲２記載の充填器首。
11. １１．チューブが、導管の口を通つてチューブ入口開口中に挿入された燃料計量 分配ノズルとシールしてかみ合うための第一シール手段、及びベント通路中のチ ューブのその充填器首閉止位置への動きに際して閉止部材とシールしてかみ合う ための第二シール手段を更に含む、請求の範囲１記載の充填器首。
12. １２．第一及び第二シール手段が充填通路中に位置されている、請求の範囲１１ 記載の充填器首。
13. １３．閉止部材が、導管に取り付けられそしてベント通路の内側に横たわるよう に配置された支持フレーム、及び支持フレームに装着されそしてチューブの内側 端中に形成された出口開口を通つて延びてチューブがその充填器首閉止位置にあ る時に第二シール手段とかみ合うように配直された出口閉止手段を含む、請求の 範囲１１記載の充填器首。
14. １４．バネ手段が、チューブを取り囲み、そして支持フレームとかみ合う一端及 びチューブに取り付けられた外部フランジとかみ合う他端を含む、請求の範囲１ ３記載の充填器首。
15. １５．導管がベント通路を口を通して大気と連結可能な外側室と分配手段と連結 する内側室に分割する隔壁を更に含み、隔壁が内側及び外側室を流体連結におい て接続する開口を含むように形成されていて、そしてチューブが隔壁とシールし てかみ合つてチューブがその充墳器首閉止位置にありその結果開口が閉じられて いる時に隔壁とチューブとの間に燃料蒸気シールを確立するための第三シール手 段を更に含む、請求の範囲１１記載の充填器首。
16. １６．第三シール手段がチューブの回りにそしてチューブを通つて延びる充填通 路の外側に横たわるように位置付けられている、請求の範囲１５記載の充填器首 。
17. １７．閉止部材が、導管に取り付けられそしてベント通路の内側に横たわるよう に配置された支持フレーム、及び支持フレームに装着されそしてチューブがその 充填器首閉止位置にある時にチューブの内側端中に形成された出口開口中に延び るように配置された山口閉止手段を含む、請求の範囲１記載の充填器首。
18. １８．支持部材が、チューブの内側端中の出口開口から排出される液体燃料を分 配手段中に導くための手段を含むように形成されている、請求の範囲１７記載の 充填器首。
19. １９．口を含むように形成された外側端、燃料を燃料タンクに分配するための手 段を含むように形成された内側端、及び口と分配手段との間に延びるベント通路 を含む導管、 ベント通路を口を通して大気と連結可能な外側室と分配手段と連結する内側室と に分割するための隔壁手段（ここで隔壁手段は燃料補給の間、燃料計量分配ノズ ルを内側室中に入れるための開口手段を含む）、充填通路を与えるためのチュー ブ手段（ここでチューブ手段は充填通路開放位置と充填通路閉止位置との間の導 管のベント通路中での移動のために位置付けられていて、そしてチューブ手段は 燃料計量分配ノズルを充填通路中に入れるためのチューブ入口手段を含むように 形成された外側端及び燃料を充填通路から分配手段中に排出するためのチューブ 出口手段を含むように形成された内側端を含む）、充填通路を閉じてチューブ手 段のその充填通路閉止位置への移動に際して燃料タンクから充填通路を通つての 大気への燃料蒸気の排出をブロックするための手段（ここで閉止手段は導管に取 り付けられそしてその充填通路閉止位置でのチューブ手段の到着に際してチュー ブ出口手段とかみ合うように配置されている）、並びに隔壁手段とかみ合つて隔 壁手段中に形成された開口手段を通つての内側室から外側室への燃料蒸気のベン トをブロックしそして導管に取り付けられた閉止手段とかみ合つて充填通路を通 つての内側室から外側室への燃料蒸気のベントをブロックするためにチューブ手 段を弾性的に強制するためのバネ手段 を含有して成る、車両燃料タンクに燃料を分配する際の使用のための充填器首。
20. ２０．チューブ手段が開口手段の回りの部分の隔壁手段をシールしてかみ合うた めのシール手段を更に含み、バネ手段によるその充填通路閉止位置へのチューブ 手段の移動に際して隔壁手段とチューブ手段との間に燃料蒸気シールを確立し、 その結果燃料蒸気が内側室から開口手段を通つて外側室に入ることができない、 請求の範囲１９記載の充填器首。
21. ２１．シール手段がチューブ手段の外側端に結合されそして隔壁手段に向かつて 面するように配置されたシールリングを含む、請求の範囲２０記載の充填器首。
22. ２２．隔壁手段が開口手段の隣に横たわりそして内側室と外側室を相互連結する 通路を含むように形成されていて、そして隔壁手段が通路中に圧力除去バルブを 更に含む、請求の範囲１９記載の充填器首。
23. ２３．隔壁手段が開口手段の隣に横たわりそして内側室と外側室を相互連結する 通路を含むように形成されていて、そして隔壁手段が通路中に真空除去バルブを 更に含む、請求の範囲１９記載の充填器首。
24. ２４．チューブ手段が開口手段及びチューブ状部材に取り付けられた外部フラン ジを通つて延びるような大きさに作られたチューブ状部材を含み、そしてバネ手 段が外部フランジにかみ合つて通常は開口手段を通つてチューブ状部材を駆り立 ててチューブ入口手段を外側室中に位置付けて導管の口を通つて外側室中に挿入 された燃料計量分配ノズルを受ける、請求の範囲１９記載の充填器首。
25. ２５．チューブ手段が開口手段の回りの部分の隔壁手段とシールしてかみ合い隔 壁手段とチューブ状部材との間に燃料蒸気シールを確立するためのシール手段を 更に含み、そしてシール手段がチューブ状部材の外部フランジに結合されている 、請求の範囲２４記載の充填器首。
26. ２６．チューブ入口手段が、チューブ状部材に取り付けられそして充填通路中に 横たわるように配置された内部フランジを含み、チューブ入口手段を通つて充填 通路中に挿入された動く燃料計量分配ノズルとかみ合い、動く燃料計量分配ノズ ルがチューブ手段をバネ手段に対してその充填通路開放位置に動かすことを可能 にする手段を提供する、請求の範囲２４記載の充填器首。
27. ２７．閉止手段が、充填通路中に延びるように位置付けられそしてチューブ手段 のその充填通路閉止位置への移動に際してチューブ出口手段を閉じるように構成 された閉止部材を含む、請求の範囲２４記載の充填器首。
28. ２８．チューブ入口手段が開口手段中に挿入された動く燃料計量分配ノズルとか み合うための手段を含み、チューブ手段をベント通路中の充填通路開放位置にバ ネ手段に対して動かして、その結果燃料計量分配ノズルによつて充填通路中に排 出された燃料がチューブ出口手段を通つて分配手段中に入りそして内側室中に存 在する燃料蒸気が開口手段を通つて外側室中にベントされる、請求の範囲１９記 載の充填器首。
29. ２９．チューブ出口手段及びバネ手段が内側室中に置かれていて、そしてチュー ブ入口手段が導管の口に向かつてそして開口手段を通つて軸方向に外側に延びる 方向に延びるように置かれているノズルガイドを更に含む、請求の範囲２８記載 の充填器首。
30. ３０．チューブ手段がチューブ入口手段中に挿入された燃料計量分配ノズルとシ ールしてかみ合うためのノズルシール手段を更に含み、そしてノズルシール手段 がノズルガイドとかみ合い手段との間のチューブ手段中に置かれている、請求の 範囲２９記載の充填器首。
31. ３１．燃料タンクから内側室に燃料蒸気を導いて燃料タンク中の燃料蒸気が充填 通路及び分配手段を通つての燃料の燃料タンク中への導入の間に内側室中に排出 されることを可能にし、その結果内側室中に存在する燃料蒸気が燃料計量分配ノ ズルによるチューブ手段のベント通路中のその充填通路開放位置への移動に際し て開口手段を通つて外側室中に排出されるための手段を更に含有して成る、請求 の範囲２８記載の充填器首。
32. ３２．隔壁手段が、チューブ手段がその充填通路閉止位置にありそして内側室中 の燃料蒸気の圧力が所定の正圧を越える時に内側室中の燃料蒸気を外側室にベン トして、その結果加圧された燃料蒸気が導管を通つて燃料タンクから大気ヘベン トされるための圧力除去手段を含む、請求の範囲１９記載の充填器首。
33. ３３．隔壁手段が、チューブ手段がその充填通路閉止位置にありそして内側室中 の圧力が所定の負圧を越える時に外側室中に存在する周囲の空気を内側室中に入 れて、その結果周囲の空気が導管を通つて燃料タンク中に入れられるための真空 除去手段を含む、請求の範囲１９記載の充填器首。
34. ３４．隔壁手段が外側室中に集まる液体を排水通路を通して導管の外側の点に排 水するための手段を更に含む、請求の範囲１９記載の充填器首。
35. ３５．閉止手段が、チューブ手段がその充填通路閉止位置にある時に、導管に取 り付けられそしてベント通路の内側に横たわるように配置された支持フレーム、 及び支持フレームら装着されそしてチューブ出口手段を通つて延びるように配置 された閉止部材を含む、請求の範囲１９記載の充填器首。
36. ３６．バネ手段が、チューブ手段を取り囲み、そして支持フレームとかみ合う一 端及びチューブ手段に取り付けられた外部フランジとかみ合うもう一端を含む、 請求の範囲３５記載の充填器首。
37. ３７．支持部材が、チューブ出口手段から分配手段中に排出された液体燃料を導 くための手段を含むように形成されている、請求の範囲３５記載の充填器首。
38. ３８．口を含むように形成された外側端、燃料を燃料タンクに分配するための手 段を含むように形成された内側端、及び口と分配手段との間に延びるベント通路 を含む導管、 ベント通路を導管の外側端中の外側室と導管の内側端中の内側室に分割するよう に導管中に装着された第一隔壁（ここで第一隔壁は内側及び外側室を相互連結す る第一開口を含むように形成されている）、導管の内側端中に装着されそして第 一隔壁に向かつて延びるように配置された閉止部材、 ベント通路中での移動のために位置付けられ、そしてノズル受け入口開口、燃料 排出出口開口、及びノズル受け入口開口と燃料排出出口開口との間に延びる充填 通路を含むように形成されたチューブ、導管に取り付けられそして第一隔壁と間 隔を置かれた関係で導管の内側端中のベント通路中に置かれた支持フランジ、ベ ント通路中のチューブを第一隔壁とかみ合つて第一開口を閉じるようにそして閉 止部材とかみ合つて燃料排出出口開口を閉じるように駆り立てるバネ（ここでバ ネは支持フランジとかみ合う一端及びチューブとかみ合うもう一端を有する）、 を含有して成る、車両燃料タンクに燃料を分配する際の使用のための充填器首。
39. ３９．導管が、口と第一隔壁との間の導管中に装着され、そして第二開口及び第 二開口を閉じる第一位置と第二開口を開く第二位置との間を動くように導管に旋 回可能に結合された閉止ドアを含むように形成された第二隔壁を更に含む、請求 の範囲３８記載の充填器首。
40. ４０．第一及び第二隔壁が共同して導管中の外側室を規定し、そして第一隔壁が 外側及び内側室と連結する圧力除去バルブを含む、請求の範囲３９記載の充填器 首。
41. ４１．第一及び第二隔壁が共同して導管中の外側室を規定し、そして第一隔壁が 外側及び内側室と連結する真空除去バルブを含む、請求の範囲３９記載の充重器 首。
42. ４２．第一及び第二隔壁が共同して外側室を規定し、そして第一隔壁が第二開口 を通つて外側室中に入つた液体を排水通路を通して導管の外側の点に排水するた めの手段を更に含む、請求の範囲３９記載の充填器首。
43. ４３．第一隔壁が、導管中に装着され、そして第一開口を規定する中央チューブ 状流路及び第一開口の回りに横たわりそして流体連結において外側及び内側室を 相互連結する複数の副流路を含むように形成された延長された単位装置である、 請求の範囲３８記載の充填器首。
44. ４４．第一隔壁が少なくとも１つの副流路中に圧力除去バルブを更に含む、請求 の範囲４３記載の充填器首。
45. ４５．第一隔壁が１つの副流路中に真空除去バルブを更に含む、請求の範囲４３ 記載の充填器首。
46. ４６．導管が排水出口を含むように形成されていて、そして第一隔壁が外側室中 に集まる液体を排水通路を通して導管からの排出のために排水出口に排水するた めの手段を更に含む、請求の範囲３８記載の充填器首。
47. ４７．閉止部材が、導管への内側室中に装着された支持フレーム、及びチューブ 中の燃料排出出口開口を閉塞するために支持フレームの上に装着された手段を含 み、そしてチューブが、チューブ中に形成された充填通路を通しての内側室と外 側室との間の液体燃料及び燃料蒸気の流れをブロックするための第一部分とのか み合いへのチューブの動きに際して閉塞手段とシールしてかみ合うための第一シ ール手段を更に含む、請求の範囲３８記載の充填器首。
48. ４８．第一シール手段が充填通路中に装着されたシールリングを含む、請求の範 囲４７記載の充填器首。
49. ４９．チューブが、第一開口の回りの部分の第一隔壁とシールしてかみ合つて内 側室と外側室との間のそしてチューブ中に形成された充填通路の外側の液体燃料 及び燃料蒸気の流れをブロックするための第二シール手段を更に含む、請求の範 囲４７記載の充填器首。
50. ５０．チューブがバネの該もう一端とかみ合う外部フランジを含み、そして第二 シール手段が外部フランジに結合されそして第一隔壁に向かつて面するように配 置されたシールリングを含む、請求の範囲４９記載の充填器首。
51. ５１．チューブが、導管の口を通してチューブ中のノズル受け入口開口中に挿入 された燃料計量分配ノズルとシールしてかみ合うための手段を更に含む、請求の 範囲３８記載の充填器首。
52. ５２．チューブが、外側室中に挿入された動く燃料計量分配ノズルとかみ合つて チューブをバネに対して動かしてチューブを外し、そして閉止部材を動かしてチ ューブ中の燃料排出出口開口を開きその結果ノズルによつて計量分配された燃料 が燃料タンクヘの分配のために充填通路を通つて内側室中に流れるための台手段 を更に含む、請求の範囲３８記載の充填器首。
53. ５３．台手段が充填通路中に位置されている、請求の範囲５２記載の充填器首。
54. ５４．燃料計量分配ノズルがノズル部材及びノズル部材の上に装着されそして外 側面を有するように構成された燃料蒸気回収ブーツを含み、ノズル部材がノズル 部材の充填器首中への挿入に先立つてブーツの外側面から第一の距離に横たわる ように位置された外側端を含み、充填器首がノズル部材の外側室中への挿入の間 にブーツの外側面とかみ合うためのリム手段を含み、台手段が閉止部材とかみ合 つて燃料排出開口を閉じる位置へのチューブの移動に際してリム手段から第二の 距離に横たわるように配置されていて、ここで第二の距離は第一の距離よりも長 くて、チューブが動かされて導管中のベント通路を開く前に、充填器首中のあり 得る残留タンク圧力をブーツ中に捕獲せしめる、請求の範囲５３記載の充填器首 。
55. ５５．バネがチューブを取り囲む圧縮バネである、請求の範囲３８記載の充填器 首。