JPH07508290A - 17αおよび17β置換アシル4アザステロイド - Google Patents

17αおよび17β置換アシル4アザステロイド

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JPH07508290A
JPH07508290A JP6503854A JP50385494A JPH07508290A JP H07508290 A JPH07508290 A JP H07508290A JP 6503854 A JP6503854 A JP 6503854A JP 50385494 A JP50385494 A JP 50385494A JP H07508290 A JPH07508290 A JP H07508290A
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ホルト,デニス・アラン
レビー,マーク・アラン
オー,ヒェーヤ
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スミスクライン・ビーチャム・コーポレイション
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07JSTEROIDS
    • C07J73/00Steroids in which the cyclopenta[a]hydrophenanthrene skeleton has been modified by substitution of one or two carbon atoms by hetero atoms
    • C07J73/001Steroids in which the cyclopenta[a]hydrophenanthrene skeleton has been modified by substitution of one or two carbon atoms by hetero atoms by one hetero atom
    • C07J73/005Steroids in which the cyclopenta[a]hydrophenanthrene skeleton has been modified by substitution of one or two carbon atoms by hetero atoms by one hetero atom by nitrogen as hetero atom

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 17αおよび17β置換アシル4アザステロイド発明の分野 本発明は、新規17αおよび17β−置換アシル4−アザステロイド化合物、こ れらの化合物を含有する医薬組成物、およびステロイド5−α−リダクターゼを 抑制するためのこれらの化合物の使用法に関する。また、これらの化合物の調製 に有用な中間体および方法も開示する。
発明の背景 アンドロゲンとして知られる一連のステロイドホルモンは、男女の肉体的特徴の 違いに関与する。アンドロゲンを産生するいくつかの器官のうち、精巣がこれら のホルモンを最も多(産生ずる。大脳中枢は、主に、アンドロゲン産生のレベル を:A製するように働く。有効な調節ができない場合、アンドロゲンホルモン産 生が過剰になり、多くの肉体的徴候および症状が現われる。例えば、尋常性挫創 、脂漏症、女性型多毛症、男性型脱毛症およぼ良性前立腺肥大などの前立腺の病 気は高レベルのアンドロゲンと関連がある。さらに、アンドロゲンレベルの減少 は、初期の癌に対して治療効果がある。
テストステロンは精巣から分泌される主要なアンドロゲンであり、男性の血漿中 の主要なアンドロケンステロイドである。現在、5−α−還元アンドロゲンは、 前立腺および脂腺などのいくつかの組織において活性なホルモンであることが知 られている。循環テストステロンはしたがってこれらの組織において5−α−還 元アンドロゲン類似体であるノヒドロテストステロン(DHT)のプロホルモン として作用するが、筋肉および精巣などの他の組織においては作用しない。ステ ロイド5−α−リダクターゼは、テストステロンをDHTに変える還元型ニッチ /アミドアデニンリン酸ンヌクレオチド(NADPH)依存酵素である。この酵 素の男性の発育における重要性は、男性偽半陰陽者における遺伝的ステロイド5 −α−リダクターゼの欠失の発見により劇的に強調された。インベレーターーマ ノクジンレイ・/エイ(Impcrator−JcGinlcy、 J、 )ら 、(1979)、ノ+−ナル・オブ・ステロイド・バイオケミストリー(J、5 teroid []iochcm、) 11 : 637−648゜ 当業界において多くのステロイド性4−アザ5−α−リダクターゼ阻害剤が知ら れている。例えば、 1 アメリカ合衆国特許第4.888.336号(ボルト(Holt)ら)は、 有用な5−α−リダクターゼ阻害剤としてステロイド性4−アザ誘導体を記載し ている 2 アメリカ合衆国特許第4.377.584号(ラスムソノン(Rasmus son)ら)は、5−α−リダクターゼ阻害剤としてステロイド性4−アザ誘導 体を記載している。
3.7IPS (1989年12月)第10巻、491〜495頁(ビイ・ダブ リュ・メトカルフ(B、 W、 Metcalf)ら)は、良性前立腺過形成、 男性型脱毛症、および挫創における有用なステロイド5−α−リダクターゼの阻 害剤の効果を記載している。
しかし、前記文献はいずれも本発明の新規ステロイド性]7αまたは17β−置 換ア/ルー4−アサ化合物が有効なテストステロン5−α−リダクターゼ阻害剤 とじて自゛用性があることを記載していない。
発明の要約 本発明は、式(1) [式中、Zはαまたはβ :I B環は破線で示した箇所に二重結合を有するか、またはC環は破線で示した箇所 に二重結合を有するかのいずれかであり。
Aは存在しないか、あるいは1〜12個の炭素原子を含有する直鎖または分枝の 、飽和または不飽和の炭化水素鎖として存在し、およびRは置換アルキル、ノク ロアルキルまたはアリールである。ここに、a)ffi換アルキルは、アリール オキ7、アルコキノ、アリルオキシ、アミノ、N−アノルアミノ、ニトロ、/ア ノ、オキソ、ハロゲン、−〇(0)OR6および5(0)nR”からなる群から 選択される1またはそれ以上の置換基で置換された1〜12個の炭素原子を含有 する直鎖または分枝の、飽和または不飽和の炭化水γ鎖であり、 ここに、 R6は水素またはアルキル、 nはO〜2および R5は水素、ノクロアルキル、06〜C12アリール、置換ノクロアルキル、置 換06〜CI!アリール、アルキル、またはアルコキ/、ア/ルオキ/、アミノ 、N−アノルアミノ、オキソ、ヒドロキシ、/クロアルキル、置換ノクロアルキ ル、アリールオキシ、−C(○)OR’、−3(○)nR’、ニトロ、ファン、 ハロゲン、C6〜C12アリール、置換C6〜Cl2アリールおよび保護された 一○Hからなる群から選択される1またはそれ以上の置換基で置換されたアルキ ル(ここに、R・は水素またはアルキル、nはO〜2およびR7は水素またはア ルキルである)であり。
b)/クロアルキルは、非芳香族の、不飽和または飽和、環式または多環式03 〜C)2であり、所望により1またはそれ以上のへテロ原子を含有していてもよ く、所望によりアリールオキ/、アリール、アルキル、アルコキノ、アシルオキ 7、/クロアルキル、置換ンクロアルキル、アミン、N−アシルアミノ、ニトロ 、/アノ、オキソ、ヒドロキシ、ハロゲン、−C(0)OR6、−3(0)nR ’。
保護された一OH,およびアルコキン、アシルアミノ、06〜CI2アリール、 置換06〜C12アリール、アミノ、N−アノルアミノ、オキソ、ヒドロキシ、 /クロアルキル、置換ノクロアルキル、−C(0)OR6、−3(○)nR’、 アリールオキシ、ニトロ、ファン、ハロゲンおよび保護されたーOHからなる群 から選択される1またはそれ以上の置換基で置換されているアルキルからなる群 より選択される1またはそれ以上の置換基で置換されていてもよい、ここに、 R@は水素またはアルキル、 n1tO〜2、 R7は水素またはアルキル、および R5は水素、ノクロアルキル、06〜CI2アリール、置換/クロアルキル、置 換C8〜C12アリール、アルキル、またはアルコキ/、アノルオキシ、ンクロ アルキル、置換/クロアルキル、アリールオキシ、アミノ、N−アンルアミノ、 オキソ、ヒドロキシ、−C(0)OR,’、−3(0)nR’、ニトロ、ファン 、ハロゲン、06〜CI 2アリール、置換06〜CI2アリールおよび保護さ れた一○Hからなる群から選択される1またはそれ以上の置換基で置換されてい るアルキル(ここに、R6は水素またはアルキルであり、nはO〜2であって、 R7は水素またはアルキルである)であり、および C)アリールは、環式または多環式の芳香族03〜CI2であり、所望により1 またはそれ以上のへテロ原子を含有していてもよい、ただしCが3である場合、 芳香族環は少なくとも2個のへテロ原子を含み、Cが4である場合、芳香族環は 少なくとも1個のへテロ原子を含み、所望によりアリールオキ/、ノクロアルキ ル、置換ノクロアルキル、アルキル、C6〜C1□アリール、アルコキノ、アノ ルオキシ、置換C6〜CI2アリール、アミノ、N−アノルアミノ、ニトロ、シ アノ、ハロケン、ヒドロキシ、−C(0)OR6、−3(0)、R5、保護され たー○H1およびアルコキ7、アノルオキシ、C6〜C+Zアリール、置換C6 〜C1,アリール、アミノ、N−アノルアミノ、オキソ、ヒドロキシ、ンクロア ルキル、置換ンクロアルキル、−C(0)OR6、−3(0)nR’、アリール オキシ、ニトロ、/アノ、ハロゲンおよび保護されたーOHからなる群から選択 される1またはそれ以上の置換基で置換されているアルキルからなる群から選択 される1またはそれ以上の置換基で置換されていてもよい、 ここに、 R6は水素またはアルキル、 nは0〜2、 R7は水1またはアルキル、および R5は水素、ノクロアルキル、06〜C1□アリール、置換ンクロアルキル、置 換C6〜CI2アリール、アルキル、またはアルコキン、アリルオキシ、アリー ルオキシ、アミン、N−アンルアミノ、オキソ、ヒドロキシ、−C(0)OR’ 、−3(0)nR7、二1−口、ファン、ノクロアルキル、置換ノクロアルキル 、ハロゲン、06〜C12アリール、置換C6〜Cl2アリールおよび保護され たーOHからなる群から選択される1またはそれ以上の置換基で置換されている アルキル(ここに、R6は水素またはアルキルであり、nはO〜2であって、R 7は水素またはアルキルである)を意味する] て示される化合物およびその医薬上許容される塩、水和物および溶媒和物に関す る。
本発明はまたヒトを含む哺乳動物における5−α−リダクターゼ活性を阻害する 方法であって、対象に有効量の本発明の5−α−リダクターゼ阻害化合物を投与 することからなる方法に関する。本発明はもう一つ別の聾様において、本発明の 5−α−リダクターゼ阻害化合物の調製において有用な新規中間体および新規方 法を提供する。医薬担体および本発明の方法において有用な化合物からなる医薬 組成物も本発明に含まれる。さらに、本発明の5−α−リダクターゼ阻害化合物 を別の活性成分と共に投与する方法も本発明に含まれる。
発明の詳細な2載 5−α−リダククーゼを阻害する本発明の化合物は、以下の式(I)。
[式中、Zはαまたはβ ○ BFffiは破線で示した箇所に二重結合を有するか、またはC環は破線で示し た箇所に二重結合を有するかのいずれかであり。
、へは存在しないか、あるいは1〜12個の炭素原子を含有する直鎖または分枝 の、飽和または不飽和の炭化水素鎖として存在し、およびRは置換アルキル、/ クロアルキルまたはアリールである。ここに、a)置換アルキルは、アリールオ キシ、アルコキノ、アノルオキシ、アミへN−アノルアミへニド六/アノ、オキ ソ、/%ロケン、−〇(○)OR’および−8(0)nR5からなる群から選択 される1またはそれ以上の置換基で置換された1〜12個の炭素原子を含有する 直鎖または分枝の、飽和または不飽和の炭化水素鎖てあり、 ここに、 R6は水素またはアルキル、 DはO〜2および R5は水素、ンクロアルキル、C6〜C1□アリール、置換ノクロアルキル、置 換C6〜C12アリール、アルキル、またはアルコキノ、アンルオキシ、アミノ 、N−アノルアミノ、オキソ、ヒドロキシ、/クロアルキル、置換ンクロアルキ ル、アリールオキ/、−C(○)OR’、−5(0)nR’、ニトロ、ファン、 ハロゲン、C6〜C1□アリール、置換C6〜C1□アリールおよび保護された ーOHからなる群から選択される1まl:はそれ以上の置換基で置換されたアル キル(ここに、R6は水素またはアルキル、nはO〜2およびR7は水素または アルキルである)であり。
b)ノクロアルキルは、非芳香族の、不飽和または飽和、環式または多環式C1 〜C12であり、所望により1またはそれ以上のへテロ原子を含有していてもよ く、所望によりアリールオキシ、アリール、アルキル、アルコキノ、アンルオキ シ、ノクロアルキル、置換ノクロアルキル、アミ八N−アシルアミノ、ニトロ、 /アノ、オキソ、ヒドロキシ、ハロゲン、−C(○)OR6、−8(0)nR’ 、保護された一○H5およびアルコキ/、アンルオキシ、C6〜Clアリール、 置換C9〜C1□アリール、アミノ、N−アノルアミノ、オキソ、ヒドロキシ、 ンクロアルキル、置換/クロアルキル、−C(0)OR6、−3(0)nR7、 アリールオキ/、ニトロ、ノア八ハロゲンおよび保護された一OHからなる群か ら選択される1またはそれ以上の置換基で置換されているアルキルからなる群よ り選択される1またはそれ以上の置換基で置換されていてもよい、ここに、 R6は水素またはアルキル、 nはO〜2、 R7は水素またはアルキル、および R5は水素、ノクロアルキル、06〜CI2アリール、置換ンクロアルキル、置 換C6〜C1□アリール、アルキル、またはアルコキノ、アノルオキシ、ノクロ アルキル、置換ノクロアルキル、アリールオキシ、アミ八N−アノルアミノ、オ キ゛バヒドロキシ、−C(0)OR6、−3(0)nR’、ニトロ、ファン、/ %(+アン、06〜C1lアリール、置換C6〜C1゜アリールおよび保護され たーOHからなる群から選択される1またはそれ以上の置換基て置換されている アルキル(ここに、R6は水素またはアルキルであり、nはO〜2てあって、R 7は水素またはアルキルである)であり、および C)アリールは、環式または多環式の芳香族C1〜C12であり、所望により1 またはそれ以上のへテロ原子を含有していてもよい、ただしCが3である場合、 芳香族環は少なくとも2個のへテロ原子を含み、Cが4である場合、芳香族環は 少なくとも1個のへテロ原子を含み、所望によりアリールオキソ、シクロアルキ ル、置換シクロアルキル、アルキル、06〜C12アリール、アルコキン、ア/ ルオキ/、置換C0〜C12アリール、アミノ、N−アシルアミノ、ニトロ、フ ァン、ハロゲン、ヒドロキシ、−C(0)OR6、−3(0)、R’、保護され た一OH,およびアルコキン、アシルオキソ、C0〜CI2アリール、置換C6 〜C1□アリール、アミノ、N−アノルアミノ、オキソ、ヒドロキシ、シクロア ルキル、1換ンクロアルキル、−C(0)OR6、5(0)nR’、アリールオ キソ、ニトロ、ファン、ハロゲンおよび保護された一〇Hからなる群から選択さ れる1またはそれ以上の置換基で置換されているアルキルからなる群から選択さ れる1またはそれ以上の置換基で置換されていてもよい、 ここに、 R6は水素またはアルキル、 nは0〜2、 R7は水素またはアルキル、および R’は水素、シクロアルキル、C6〜CI2アリール、置換シクロアルキル、置 換C2〜C12アリール、アルキル キ/、アミノ、N−アンルアミノ、オキソ、ヒドロキシ、−C(○)OR@、− S(○)nR’、ニトロ、ファン、シクロアルキル、置換シクロアルキル、ハロ ゲン、C6〜C12アリール、置換C6〜CI2アリールおよび保護された一〇 Hからなる群から選択される1またはそれ以上の置換基で置換されているアルキ ル(ここに、R6は水素またはアルキルであり、nはO〜2であって、R7は水 素またはアルキルである)を!味する] で示される化合物およびその医藁上許容される塩、水和物および溶媒和物である 。
本発明の化合物の中で好ましいものは、以下の式([T)[式中、 B環は破線で示した箇所に二重結合を有するか、またはC環は破線で示した箇所 に二重結合を有するかのいずれかであり。
Aは存在しないかあるいは直鎖または分枝の、飽和または不飽和の1〜12個の 炭素原子を含有する炭化水素鎖として存在し。
Rは置換アルキル、シクロアルキルまたはアリールである、ここに、a)置換ア ルキルは、アリールオキソ、アルコキン、アシルオキソ、アミノ、N−アノルア ミノ、ニトロ、ファン、オキソ、ハロゲン、−C(0)OR@およびS(0)n R’からなる群から選択される1またはそれ以上の買換基で置換された直鎖また は分枝の、飽和または不飽和の1〜12個の炭素原子を含有する炭化水素鎖てあ り、 ここに、 R6は水素またはアルキル、 nl!0〜2および R5は水素、シクロアルキル、C,〜C1□アリール、置換シクロアルキル、置 換06〜CI2アリール、アルキル、またはアルコキノ、アシルオキシ、アミノ 、N−アシルアミノ、オキソ、ヒドロキシ、シクロアルキル、置換/クロアルキ ル、アリールオキソ、−C<○)OR’、−S(○)nR7、ニトロ、ファン、 ハロゲン、C6〜C1□アリール、置換C6〜CI2アリールおよび保護された 一○Hからなる群から選択される1またはそれ以上の置換基で置換されたアルキ ル(ここに、R6は水素またはアルキルであり、nはO〜2であって、R7は水 素またはアルキル)であり。
b)シクロアルキルは、非芳香族の、不飽和または飽和、環式または多環式の0 3〜CI2であり、所望により1またはそれ以上のへテロ原子を含有してもよく 、所望によりアリールオキソ、アリール、アルキル、アルコキ/、アシルオキシ 、シクロアルキル、置換/クロアルキル、アミン、N−アシルアミノ、ニトロ、 シアノ、オキ・ハヒドロキシ、ハロゲン、−C(0)OR11、−S(0)nR ’、保護された−011、およびアルコキノ、ア/ルオキ/、06〜CI2アリ ール、置換C6〜CI2アリール、アミノ、N−アノルアミノ、オキソ、ヒドロ キシ、シクロアルキル、置換/クロアルキル、−C(0)OR6、 S(0)n R’、アリールオキソ、ニトロ、ファン、ハロゲンおよび保護されたーOHから なる群から選択される1またはそれ以上の置換基で置換されているアルキルから なる群より選択される1またはそれ以上の置換基で置換されていてもよく、ここ に、 R6は水素またはアルキル、 nはO〜2、 R7は水素またはアルキル、および R5は水素、シクロアルキル、C6〜C1。アリール、置換シクロアルキル、置 換06〜Cllアリール、アルキル、またはアルコキノ、アシルオキシ、シクロ アルキル、置換シクロアルキル、アリールオキソ、アミノ、N−アシルアミノ、 オキソ、ヒト七キノ、−C(○)OR6、−S(0)nR’、ニトロ、ファン、 ハロゲン、C6〜C1□アリール、置換C6〜C12アリールおよび保護された ーOHからなる群から選択される1またはそれ以上の置換基で置換されているア ルキルであり、ここに、R6は水素またはアルキルであり、nはO〜2てあって  R7は水素またはアルキルであり,および C)アリールは、環式または多環式の芳香族C3〜C12で、所望により1また はそれ以上のへテロ原子を含んでいてもよい、ただしCが3である場合、芳香族 環は少なぐとも2個のへテロ原子を含み、Cが4である場合、芳香族環は少なく とも1個のへテロ原子を含み、所望によりアリールオキソ、シクロアルキル、置 換シクロアルキル、アルキル、C6〜C1□アリール、アルコキノ、アシルオキ シ、置換06〜CI□アリール、アミノ、N−アノルアミノ、ニトロ、シアノ、 ハロゲン、ヒドロキシ、−C(0)OR’、−S(0)nR’、保護された一〇 H,およびアルコキノ、アシルオキシ、C6〜C1□アリール、置換C6〜C1 □アリール、アミノ、N−アンルアミノ、オキソ、ヒドロキシ、シクロアルキル 、置換シクロアルキル、−C(0)OR’、S(0)nR’、アリールオキ7、 ニトロ、ファン、ハロゲンおよび保護された一O Hからなる群から選択される lまたはそれ以上の置換基で置換されているアルキルからなる群より選択される 1またはそれ以上の置換基で置換されていてもよい、 ここに、 R6は水素またはアルキル、 nはO〜2および R7は水素またはアルキル、および R5は水素、シクロアルキル、C6〜C1□アリール、置換シクロアルキル、置 換C6〜CI2アリール、アルキル、またはアルコキン、アシルオキシ、アリー ルオキ7、アミノ、N−アノルアミノ、オキソ、ヒドロキシ、−C(0)OR6 、−S(○)nR’、ニトロ、ファン、シクロアルキル、置換シクロアルキル、 ノ10ゲノ、C6〜CI2アリール、置換06〜C12アリールおよび保護され た一○Hからなる群から選択される1またはそれ以上の置換基で1換されている アルキル(ここに、R6は水素またはアルキル、nはO〜2、R7は水素または アルキル)を意味する] て示される化合物ならびにその医藁上許容される塩、水和物および溶媒和物であ る。
本発明の式(II)の化合物のなかで好ましい化合物は、以下の式(m):[式 中、AおよびRは式(IT)で定義したとおり]て表わされるもの、およびその 医薬上許容される塩、水和物および溶媒和物である。
本発明の式(I[[)の化合物のうち好ましい化合物は、Aは存在しないがある いは直鎖または分枝の、飽和または不飽和の1〜6個の炭素原子を含有する炭化 水素鎖として存在し、Rは、 a)−QC,〜C12アリール、カルボキノ、−〇C3〜C4アルキル、ハロゲ ン、および−3(○)nR’からなる群から選択される1またはそれ以上の置換 基で置換された直鎖または分枝の、飽和または不飽和の1〜12個の炭素原子を 含有する炭化水素j1m (ここに、nはO〜2およびR7は水素または01〜 C4アルキル)であり。
b)所望により、−〇C6〜C12アリール、−(CHz)mOH,−〇C1〜 C4アルキル、06〜CI2アリール、01〜C,アルキル、トリフルオロメチ ル、ハロゲン、 (CH2)I)COOH,S(○)nR7および保護されたー OH(、−こに、mは0〜4、pはO〜3、nは0〜2およびR7は水素または C1〜C4アルキル)からなる群から選択される1またはそれ以上の置換基で1 換されてもよい非芳香族、不飽和または飽和の03〜C8ノクロアルキル、また はC)所望により1またはそれ以上のへテロ原子を含有していてもよい04〜C l2アリールである。ただし、Cが4である場合、芳香族環は少なくとも1個の へテロ原子を含み、所望により一〇〇6〜C12アリール、−(CH2)IIO HSC2〜C1□アリール、C,−C4アルキル、−OC,〜C4アルキル、ト リフルオロメチル、ハ[17ケン、 (CHr)pcOOH,5(0)nR7お よび保護されたmOHからなる群から選択された1またはそれ以上の置換基で置 換されていてもよい(ここに、mはO〜4、pはO〜3、nはO〜2およびR7 は水素または01〜C4アルキル)である化合物およびその医薬上許容される塩 、水和物および溶媒和物である。
式(III)の化合物のうち特に好ましい化合物は、八が存在しないかあるいは 直鎖または分枝の、飽和または不飽和の1〜4個の炭素原子を含有する炭化水素 鎖として存在し、Rが、 a)所望により、ハロゲン、チオ、メチルスルホニル、メチルスルホキシル、メ チルチオ、カルボキノ、ヒドロキシ、トリフルオロメチル、フェノキンおよびメ トキノからなる群から選択される1またはそれ以上の置換基で置換されてもよい 非芳香族、飽和または不飽和のC4〜C,ノクロアルキル二またはb)所望によ り1またはそれ以上のへテロ原子を含有していてもよい04〜CIZアリールで ある。ただし、Cが4である場合、芳香族環は少なくとも1個のへテロ原子を含 み、所望によりハロゲン、チオ、メチルスルホニル、メチルスルホキツル、メチ ルチオ、カルボキン、ヒドロキシ、トリフルオロメチル、フェノキ/およびメト キノから選択される1またはそれ以上の置換基で置換されてもよい化合物、なら びにその医薬上許容される塩、水和物および溶媒和物である。
式(III)の化合物のうち特に好ましい化合物は、Aが存在しないかあるいは 直鎖または分枝、飽和または不飽和の1〜4個の炭素原子を含有する炭化水素鎖 であり、Rが、 a)C5〜C7ノクロアルキル、またはb)所望により1またはそれ以上のへテ ロ原子を含有していてもよいC4〜C12アリールである。ただし、Cが4であ る場合、芳香族環は少なくとも1個のへテロ原子を含有し、所望によりハロゲン 、チオ、メチルスルホニル、メチルスルホキツル、メチルチオ、カルボキン、ヒ ドロキシ、トリフルオロメチル、フェノキ/およびメトキ/から選択される1ま たはそれ以上の置換基で置換されてもよい化合物、ならびに医薬上許容される塩 、水和物および溶媒和物である。
Aは存在せず、Rがフェニルである式(m)の化合物が特に好ましい。
本明細書において用いられる「α」は、櫻準的化学用語に従って、下、即ち対応 する置換基が紙面の下側についていることを意味する。
本明細書において用いられる「β」は、標準的化学用語に従って、上、即ち対応 する置換基が紙面の上側についていることを意味する。
本明細書において用いる「保護されたヒドロキシ」または[保護された一0Hj なる語は、チオドラ・ダブリュ・グリーン(Theodora W、Green e)により、[有機合成における保護基J (”Protective Gro ups In Organic 5ynthesis−) 、 ウィリー・イン ターサイエンス(filey−1ntersci、ence) 、1981.  ニューヨーク)に記載されているような当業界で通常の遮断基により保護できる アルコール性またはカルボキシル性−〇H基を意味する。トリオルガノシリル基 、例えばt−ブチルツメチルノリル、フェニルジメチルノリル、ジフェニルメチ ルノリルなどが好ましい。
本明細書において用いるCx−Cyは、x−y個の炭素を有する基を意味する。
本明細書において用いる「アリール」なる語は、特に記載しない限り、所望によ り1またはそれ以上のへテロ原子を含む環式または多環式の03〜C12の芳香 族を意味する。ただし、Cが3である場合、芳香族環は少なくとも2個のへテロ 原子を含み、Cが4である場合、芳香族環は少なくとも1個のへテロ原子を含み 、所望によりアルキル、C6〜C1□アリール、置換シクロアルキル、置換06 〜CI2アリール、アリールオキ/、ヒドロキシ、アルコキノ、シクロアルキル 、アリルオキシ、アミへN−ア/ルアミへニトロ、ファン、ハロゲン、−C(0 )OR6、−5(0)。R5、保護されたmOH,およびアルコキシ、アノルア ミノ、06〜C12アリール、置換06〜CI□アリール、アミ八N−アシルア ミノ、オキ゛人ヒドロキシ、シクロアルキル、置換シクロアルキル、−C(○) OR’、−5(○)nR”、アリールオキシ、ニトロ、ファン、/\ロゲン、お よび保護されたmOH(ここに、R6は水素またはアルキル、nはO〜2、R7 は水素またはアルキル、R5は水素、シクロアルキル、06〜C12アリール、 置換シクロアルキル、置換C6〜C1ニアリール、アルキル、またはアルコキノ 、アリルオキシ、アリールオキシ、アミノ、N−アノルアミノ、オキソ、ヒドロ キシ、−C(○)OR6、−3(0)nR7、ニトロ、ファン、シクロアルキル 、置換シクロアルキル、ハロゲン、06〜C12アリール、置換C6〜C1□ア リールおよび保護されたmOHからなる群より選択される1またはそれ以上の置 換基で置換されたアルキル(ここに、R6は水素またはアルキル、nは0〜2、 R7は水素またはアルキル))からなる群より選択される1またはそれ以上の置 換基で置換されたアルキルからなる群から選択される1以上の置換基で置換され ていてもよい。
本明細書において用いるアリールおよび置換アリール置換基の例は、フェニル、 ナフチル、フラニル、ビフェニル、ヒドロキシフェニル、ピリジル、フルオロフ ェニル、ジヒドロキ/フェニル、メチレンツオキ/フェニル、ジメチルヒドロキ シフェニル、メトキノフェニル、トリフルオロメチルフェニル、カルボキンメチ ルフェニル、フェノキノフェニル、メチルスルホニルフェニル、メチルチオフェ ニル、ジフルオロフェニル、カルボキンフェニル、メチルスルホキシルフェニル およびチオフェニルを包含する。
本明細書において用いるアリールおよび置換アリール置換基の好ましい例は、フ ェニル、4−フルオロフェニル、■−ナフチル、4−ビフェニル、4−メトキノ フェニル、4−フェノキ/フェニル、4−トリフルオロメチルフェニル、4−メ チルスルホニルフェニル、4−メチルチオフェニル、3.5−ジフルオロフェニ ル、4−ヒドロキシフェニル、4−カルボキンフェニル、2−フラニル、4−メ チルスルホキ/ルフエニル、3−チオフェニル、2−ピリジル、3−ピリジル、 4−ピリノルおよび3.4−メチレンジオキ/フェニルを包含する。
本明細書において用いる「C6〜C12アリール」なる語は、特に記載しない限 り、フェニル、ナフチル、3,11−メチレンツオキ/フェニル、ピリジルまた はビフェニルを意味する。
本明細書において用いる「置換された」という語は、特に記載しない限り、対象 とデ:る基が、ヒドロキシアルキル、アルコキノ、アノルオキ/、アルキル、ア ミノ、N−アノルアミノ、ヒドロキシ、 (CH2)gC(0)OR’、−3( 0)nR7、ニトロ、ファン、ハロゲン、トリフルオロメチルおよび保護された mOHからなる群より選択される1またはそれ以上の置換基で置換されている( ここに、gは0〜6、R6は水素またはアルキル、nはO〜2、R7は水素また はアルキルである)ことを意味する。
本明細書において用いる「アルコキノ」なる語は、−〇アルキル(ここに、アル キルは本明細書において記載したとおりであり、−0CH,およびQC(CH3 )2CHxを含む)を意味する。
本明細書において用いる「シクロアルキル」なる語は、特に記載しないかぎり、 非芳香族の、不飽和または飽和、環式または多環式の03〜C1□を意味する。
本明細書において用いる/クロアルキルおよび置換ンクロアルキルの例は、ンク ロヘキシル、4−ヒドロキシ=7りロヘキシル、2−エチルンクロヘキシル、プ ロピル4−メトキンンクロヘキシル、4−メトキノシクロヘキシル、4−カルポ キンンクロヘキシルおよびノクロベンチルを包含する。
本明細書において用いる「アンルオキ7」なる語は、−QC(0)アルキル(こ こに、アルキルは本明細書において記載したとおりである)を意味する。本明細 書において用いるアルキル置換基の例は、−QC(0)CH3、−QC(0)C H(CH3)2および−QC(OXCH2)3CH:lを包含する。
本明細書において用いる「N−アンルアミノ」なる語は、−N(H)C(0)ア ルキル(ここに、アルキルは本明細書において記載したとおりである)を意味す る。
本明細書において用いるN−アノルアミノ置換基の例は、−N(H)C(0)C H,、N(H)C(0)CH(CH3)2および−N(H)C(○)(CH2) 3CH3を包含する。
本明細書において用いる「アリールオキソ」なる語は、−OC,〜C12アリー ル(ここに、06〜CI2アリールは、所望により、アルキル、ヒドロキシアル キル、アルコキ/、トリフルオロメチル、アシルオキシ、アミノ、N−アンルア ミノ、ヒドロキシ、−(CH2)、C(0)OR6、−3(0)、R’、ニトロ 、シアノ、ハロケンおよび保護されたーOH(ここに、gはO〜6、R6は水素 またはアルキル、nは0〜2、R7は水素またはアルキルである)からなる群よ り選択される1またはそれ以上の置換基で置換されていてもよいフェニル、ナフ チル、3.4−メチレンノオキシフエニル、ビリノルまたはビフェニルである) を意味する。
本明細書において用いる「ヘテロ原子」なる語は、酸素、窒素またはイオウを意 味する。
本明細書において用いる「ハロゲン」なる語は、臭素、ヨウ素、塩素およびフッ 素からなる群より選択される置換基を意味する。
本明細書において用いる「アルキル」なる語およびそれに類似した語は、1〜1 2個の炭素原子を有する直鎖または分枝、飽和または不飽和炭化水素鎖を意味す る。本明細書において用いるアルキル置換基の例は、−CH3、−CI−12− CH,、Ctl 2 CI−12CH:+、 −Ct−h(Ct13)t、 C (CH3)3、−(CI−(t)3CH3、CH2CH(CHs ) *および −CH(CH3) CHI CHs、−CH=C1hを包含する。
本明細書において用いる「治療する」およびそれに類似した語は、予防的療法ま たは治療法を意味する。
式(1)の化合物および式(V)の化合物は、本発明の医薬組成物中に含まれ、 本発明の方法において用いられる。−COOHまたは一〇H基が存在する場合、 医薬上許容されるエステル、例えば、−COOHに関しては、メチル、エチル、 ピバロイルオキツメチルなど、−0Hに関しては酢酸エステル、マレイン酸エス テルなど、および徐放性またはプロドラッグ処方物としての使用に特有の溶解度 の修飾または加水分解用として当業界で公知のエステルが用いられる。
本明細書において用いる「α−受容体拮抗物質」なる語は、例えば、アメリカ合 衆国特許第4.963.547号(Laffertyら)に記載されているよう な、糖尿病、心血管障害、良性前立腺肥大および眼圧亢進等の血管障害の治療に 用いられる公知のアルファーアドレナリン受容体拮抗化合物を意味する。
本発明の組成物および方法において用いられる好ましいアルファーアドレナリン 受容体拮抗物質は、アムスロノン、チラシノン、ドキサゾノン、アルフシジン、 インドラミン、ブラシノンおよび7−クロロ−2−エチル−3,4,5,6−テ トラヒドロ−4−メチルチェノ[4,3,2−エフ] [3]−ベンズアゼピン を包含する。
本明細書において用いる「アムスロノン」なる語は、式で示される化合物および その塩、水和物および溶媒和物を意味する。
化学的には、アムスロノンは、(−)−(R)−5−[1[[2−(0−工I・ キンフェノキノ)エチル]アミノ]プロピル]−2−メトキノベンゼンスルホン アミドと表わされる。
アムスロ/ンは、アメリカ合衆国特許第4.703.063号に開示され、アメ リカ合衆国特許第4.987.125号の特許請求の範囲において、下部尿路機 能不全の治療において有用であると開示されている。
本明細書において用いる「チラシノン」なる語は、式・で示される化合物および その塩、水和物および溶媒和物を意味する。
化学的には、チラシノンは、1−(4−アミノ−6,7−ジフトキン−2−キナ /リニル)−4−[(テトラヒドロ−2−フロイル)カルボニルコピペラノンと 表わされる。チラシノンは、アメリカ合衆国特許第4.251.532号に開示 されている。
本明細書において用いる「ドキサゾノン」なる語は、式て示される化合物および その塩、水和物および溶媒和物を意味する。
化学的には、ドキサゾノンは、1−(4−アミノ−6,7−7メトキノー2−キ ナゾリニル)−4−[(2,3−7ヒドロー1.4−ペンゾノオキシンー2−イ ル)カルボニルろピベラノンと表わされる。
トキサゾノンはアメリカ合衆国特許第4.188.390号に開示されている。
本明細書において用いる「アルフシノン」なる語は、式で示される化合物および その塩、水和物および溶媒和物を意味する。
化学的には、アルフシノンは、N−[3−[(4−アミノ−6,7−ジメトキ/ −2−キナゾリニル)メチルアミノコプロピルコテトラヒドロ−2−フランカル ボキサミドと表わされる。
アルフシノンはアメリカ合衆国特許第4.315. OO7号に開示されている 。
本明細書において用いる「インドラミン」なる語は、式・で示される化合物およ びその塩、水和物および溶媒和物を意味する。
化学的には、インドラミンは、N−[[1−[2−(IH−インドール−3−イ ル)エチル]−4−ビペラノニル]ベンズアミンと表わされる。
インドラミンはアメリカ合衆国特許第3.527.761号に開示されている。
本明細書において用いる「プラゾシン」なる語は、式で示される化合物およびそ の塩、水和物および溶媒和物を意味する。
化学的には、ブラシ/ノは、1−(4−アミノ−6,7−ノメトキノー2−キナ シリニル)−4−(2−フラニルカルボニル)ピペラジンと表わされる。
ブラシノンはアメリカ合衆国特許第3.511.836号に開示されている。
本明細書において用いる[7−クロロ−2−エチル−3,4,5,6−テトラヒ ドロ−4−メチルチェノ[4,3,2−エフ][3]−ベンズアゼピン」は、構 造式二で示される化合物およびその塩、水和物および溶媒和物を意味する。
7−クロロ−2−エチル−3,4,5,6−テトラヒドロ−4−メチルチェノ[ 4,3,2−エフ]〔3コーペンズアゼビンは、アメリカ合衆国特許第5. O O6゜521号に開示されている。さらに、アメリカ合衆国特許第5.0 O6 ,521号においてアルファーアドレナリン受容体拮抗物質として開示されてい る全ての化合物は、本発明において用いる好ましいアルファーアドレナリン受容 体拮抗物質である。
当業者は本明細書において言及したちの以外の化合物がアルファーアドレナリン 受容体拮抗物質であるかどうかをラフエルティ(Lafferty) Iに記載 されている検定を用いる、−と17誹り容易に決定できろ。従って、このような 化合物は全て、本明細書臭いて用いる「アルファーアドレナリン受容体拮抗物質 」なる語の範囲に含まれる。
本明細書において用いる「ミノキノノル」なる語は、式で示される化合物および その塩、水和物および溶媒和物を意味し、化学的には、ミノキノノルは、2.4 −ビビリノンアノアミン、6−(1−ピペリジニル)−3−オキシドと表わされ る。ミノキンジルは、アップジョン社(Upjohn Company) 。
ミノガン州、カラマズー)により育毛刺激用局所溶液として阪売されているロガ イン@ (Rogaine■)の活性成分である。
本明細書において用いる「アロマターゼ抑制物質」は、アンドロゲンのエストロ ゲンへの変換を防止する、ゴームリー(Gormley)ら(国際特許出願公開 第W092/18132号)により記載されているようなステロイド系および非 ステロイド系の公知化合物である。アロマターゼ抑制物質はゴームリーらにより 、5−α−リダクターゼ抑制物質と組み合わせて用いる場合、良性前立腺過形成 の治療において有用性があると開示されている。
本発明の組成物および方法において用いるのに好ましいアロマターゼ抑制物質は 4−(5,6,7,8−テトラヒドロイミダゾ−[1,5−α]ビビリンー5− イル)ベンゾニトリル(ファドラゾール)である。ファドラゾールはアメリカ合 衆国特許第4.728.645号に開示されている。加えて、ゴームリーらの国 際特許出願公開第W○92/18132号においてアロマターゼ抑制活性を有す ると開示されている全ての化合物は本明細書において用いられる好ましいアロマ ターゼ抑制物質である。
本明細書において用いる場合、本明細書において記載されている5−α−リダク ターゼおよび別の活性成分を一緒に用いた場合、前記5−α−リダクターゼ抑制 物質は、前記の別の活性成分と共に同時投与できる。
本明細書において用いる「同時投与」およびそれに類似する語は、本明細書にお いて記載する5−α−リダクターゼ抑制物質、および尋常性挫創、脂漏、女性型 多毛症、男性型脱毛症、良性前立腺肥大または前立腺癌などの病状を治療するの に公知の他の化合物または5−α−リダクターゼ抑制物質と組み合わせて用いた 場合有用であることが知られている化合物など他の活性成分を同時に投与するか または別に連続投与することを意味する。好ましくは、投与が同時に行わない場 合、化合物を互いに接近した時間に投与する。さらに、化合物を同一の投与形態 で投与するかどうかは関係ない。例えば、ある化合物を局所的に投与し、他の化 合物を経口投与してもよい。
式(n)の化合物は、スキームIおよび■(式中、Aは式(II)において記載 したとおりである)に示したようにして調製する。明細書本文および特許請求の 範囲において用いる場合、R8はRまたはデレク・バートンおよびニー・ディー ・オリス(Derek BaItonおよびLl、D、 01lis) 、総合 有機化学;有機化合物の合成および反応(Comprehensive Org anic Chemistry : The 5ynthesis and R eacti盾獅■ of Organic Compounds) 、出版:バーガモンープレス( PergaIIon Press) (1979)に記載されているような当業 者に公知の化学反応により容易にR基に変換できる基である。ただし、R8はス キームIおよび■プロセスを操作できなくするような基は除外する。RIlをR に変換する反応は、スキームIおよびHの合成経路の生成物に関して行うか、ま たはそれが適当または好ましい場合、これらの合成経路における特定の中間体に 関して行う。例えば、メチルチオ置換基は酸化によりメチルスルホニルに変換で きる。メトキン置換基は三臭化ホウ素で処理することによりヒドロキシに変換で きる。ヒドロキシ置換基はトリフルオロメタンスルホン酸無水物などのトリハロ アルキルスルホン酸無水物と反応させ、続いて金属触媒カップリング反応により 、カルボキノに変換できる。
本発明の式(II)の新規化合物は、以下のスキーム1〜2および実施例に概略 を示した方法により、公知の容易に入手できる式で示されるアンドロスト−4− 二ノー3−オン17β−カルボン酸メチルから調製できる。
fcl cD IQ+ 1111 スキームIに従うと、化合物(a)を、Cl−04アルカノール、好ましくはt −ブタノールなどの適当な有機溶媒中に溶解し、水中N a t COsで処理 する。得られた溶液を1!!流温度にし、二酸化ルテニウム/過ヨウ素酸ナトリ ウム、過マンガン酸カリウム、オゾン、または、好ましくは過ヨウ素酸ナトリウ ム/過マンガン酸カリウムを用い、水中で処理し、続いて酸性化して、式(b) の化合物を得る(工程Δ)。
化合物(b)を次にp−トルエノスルホン酸−水和物と無水酢酸中、約60’C から120°C1好ましくは90’Cの温度で反応させて、式(C)の化合物を 調製する(工程B)。
四塩化炭素などの適当な有機溶媒中ラクトン(C)をN−プロモスクシンイミド およびエピクロロヒドリンと、高温下、好ましくは還流温度で反応させて、化合 物(d)を得る(工程C)。
トルエンなどの適当な有機溶媒中、式(d)の化合物をベンノルアミン、好まし くは置換ペンノルアミン、最も好ましくは2.4−ノメトキンベンジルアミンと 約65°Cから125°C1好ましくは95℃の温度で反応させて中間体を形成 し、これを好ましくは還流温度に、適当な有機溶媒、例えばトルエン中で、P− トルエンスルホン酸−水和物の存在下で一定して水を除去しながら加熱すると式 (e)の化合物が得られる(工程D)。
式(f)の化合物は、炭素上バラノウム、ラネーニッケル、または好ましくは二 酸化白金などの水素化剤および酢酸エチルなどの水素化溶媒を用いて、好ましく は酢酸などの酸の存在下に標準的な式(e)の化合物の水素添加を行うことによ り、式(e)の化合物から:A製する。
適当な溶媒中、好ましくはジクロロメタン中で、式(f)の化合物および酸、好 ましくはトリフルオロ酢酸を不活性雰囲気下、例えばアルゴン雰囲気下で、好ま しくは還流温度まで加熱して、式(g)の化合物を得る(工程F)。
化合物(g)を次に適当な塩基、好ましくは炭酸カリウムと反応させ、次に酸性 化して式(h)の化合物を得る(工程G)。
適当な有機溶媒溶液、例えばテトラヒドロフラン/トルエン、またはジクロロメ タン中、好ましくは外界温度で2,2°−ジピリジルジスルフィドおよびトリフ ェニルホスフィンで(h)を処理することにより活性エステル(i)を得る(工 程H)。
17−アラル誘導体(」)を、以下に記載するグリニヤール試薬で、好ましくは テトラヒドロフランまたはノエチルエーテル溶媒中、−50から一100℃、好 ましくは一78℃の温度で処理することにより産生ずる(工程I)。
+11 ml スキーム■は、C,−C,結合が不飽和である化合物の形成を要約したものであ る。スキーム■の出発物質は、スキーム■がらの化合物(e)である。スキーム 旧二要約するように、式(k)の化合物は、ラネー二、ケルを用いて式(e)の 化合物を水素化し、C8C11結合の形成を最小にするがまたは防止するように ように反応を厳重にモニターすることにより調製する(工程J)。
化合物(k)および酸、好ましくはトリフルオロ酢酸を、適当な溶媒、好ましく はジクロロメタン中、好ましくは還LM温度まで、不活性雰囲気下、例えばアル ゴン雰囲気下で加熱し、式(+)の化合物を得る(工程K)。
化合物(1)を次に適当な塩基、例えば炭酸カリウムと反応させ、次に酸性化し て、化合物(m)を得る(工程L)。
適当な有機溶媒溶液、例えばテトラヒドロフラン/トルエン、または好ましくは ジクロロメタン中、このましくは周囲温度で2.2′−ジピリジルジスルフィド およびトリフェニルホスフィンで化合物(m)を処理することにより活性エステ ル(n)を得る(工程M)。
(n)を以下に記載するグリニヤール試薬で、好ましくはテトラヒドロフランま たはジエチルエーテルなどの溶媒中、−50から一100℃、好ましくは一78 ℃の温度で処理することにより17−アラル誘導体(0)を生成する。
スキーム■およびHにおいて用いたように、アルキル化プロセス(それぞれ工I Iおよび工程N)において、ピリジルチオエステルをLi−AR’またはXMg AR’ (X=CI、Br)グリニヤール試薬(以下に記載)、好ましくはフェ ニルマグネシウムブロミドと、テトラヒドロフラン中反応させて、所望の生成物 、好ましくは、17β−ベンゾイル−4−アザ−5−α−アンドロスト−8(1 4)−エン−3−オンを形成する。
R8がアロイルであって、例えばツメチル−t−ブチル−シリルで保護されたヒ ドロキシ基も含有する場合、これは適当な有機溶媒中、好ましくはテトラヒドロ フラン中、少量の酢酸を添加して、0℃でテトラブチルアンモニウムフルオリド で処理し、1〜4時間還流することにより除去される。
本明細書および特許請求の範囲において用いる「グリニヤール試薬」なる用語は 、式Li−,AR’またはXMgAR6(R’およびXは前記定義のとおり)の 化合物を!味する。
XMgAR’のタイプのグリニヤール試薬は全て本発明の範囲に含まれ、当業者 には入手可能であるかまたは容易に調製できる。
例えば1.八R8がヒドロキフェニルである場合、これは適当なブロモフェノー ル、例えばp−ブロモフェノールから出発し、フェノール性OHを通常の保護基 、例えばトリオルガノノリル、すなわちt−ブチルツメチルノリルで保護し、グ リニヤール反応を行い、次に例えば水性テトラブチルアンモニウムフルオリドの 還流を用いることにより脱保護することにより得られる。
、へR8がヒドロキエチルフェニルである場合、同様の保護プロセスを同様に、 適当なヒドロキノアルキルブロモフェノール、たとえばp−ヒドロキシメチルブ ロモベンゼン、またはp−ヒドロキシメチルブロモベンゼン、またはp−ヒドロ キシエチルブロモベンゼンから出発して行う。
AR”がカルボキンフェニルである場合、適当なヒドロキシメチルベンゼン、例 えば前記のようにして形成したp−ブロモヒドロキンメチルベンゼンのクロム酸 酸化により得られる。
AR”がO−アルキルである場合、適当なブロモ−Oアルキルベンゼン、例えば p−メトキノブロモベンゼンをグリニヤール反応に用いる。
本発明において有用な適当なグリニヤール試薬を形成するための他のハロゲン置 換ベンゼンは、この開示から当業者には自明である。
Zがα位にある式(1)化合物は対応するβ置換基を含む化合物から以下の一般 法により調製される。
一般法A 式(n)の化合物を阻害する置換17βステロイド性5α−リダクターゼの適当 な溶媒、好ましくはエチレングリコールまたはツメチルスルホキッド中撹拌溶液 に、水酸化物またはアルコキッド塩基等の塩基、好ましくは水酸化ナトリウム、 水酸化カリウムまたはナトリウムメトキッドを100℃以上の温度、好ましくは 還流温度で添加して、単離および仕上処理の後、対応するαエピマーを得る。
エピマー化を行うのに適当な溶媒を決定する際、出発17β5αリダクタ一ゼ阻 害ステロイド化合物が、例えば核攻撃を受ける反応性置換基または反応性不飽和 結合を含む場合、ツメチルスルホキッドまたは他の非反応性高沸点溶媒が好まし く、あるいは出発17β5αリダクタ一ゼ阻害ステロイド化合物の置換基または 不飽和結合の反応性を考虜しない場合、エチレングリコールまたは他の反応性高 沸点溶媒を用いることができる。
式Iの化合物のケトン還元生成物である、式(V)[式中、Yはαまたはβ H ■ C−A−R (ここに、AおよびRは式■において定義したとおりである)、B環は破線で示 しこ場所に二重結合を有するが、またはC環は破線で示した場所に二重結合を有 するかのいずれかである]で示される第二アルコールならびにその医薬上許容さ れる塩、水和物および溶媒和物も本発明に含まれる。
前記の本発明のケトン還元生成物のうち特に好ましいものはH C−A−R で示される置換基がβ位に結合している第二アルコールである。
これらの化合物は通常のRに結合したカルボニルの水素化ホウ素ナトリウム還元 法によりC+J換基のエピマー化あるいは3−オキソまたはCt Cmもしくは C8C14二重結合の還元を行うことなく調製できる。Rフェニルがカルボニル 官能基を含有する場合、これは選択的に遮断し、次に水素化ホウ素還元の後、通 常の方法により再生できる。
水素化ホウ素還元は、例えば水または水性メタノール中、室温から50℃の温度 で行い、生成物を次に通常の方法により単離精製する。化合物はまた5−アルフ ァリダクターゼ阻害剤として活性である。
本明細書において用いる「高温」なる語は、25℃より高い温度、好ましくは還 流温度を意味する。
本明細書において用いる「溶媒」または「適当な溶媒」なる語は、塩化メチレン 、塩化エチレン、クロロホルム、エチレングリコール、四塩化炭素、テトラヒド ロフラノ(THF) 、エチルエーテル、1ルエン、酢酸エチル、ヘキサン、/ メチルスルホキノド(DMS O) 、N、 N’−ツメチル−N、 N’−プ ロピレン尿素、\・−メチル−2−ピロリジノン、メタノール、イソプロピルア ルコール、ジメチルホルムアミド(DλIF)、水、ピリジン、キノリンまたは エタノールなどの溶媒を一味する。
式(1)および式(V)の化合物の医薬上許容される塩、水和物および溶媒和物 は、適当ならば、当業者に公知の方法により形成される。
本発明の式(11)の化合物の:A製において、以下の式(IV)[式中、R2 は2−チオビリノルを意味する]で示される新規土間体を合成する。
]式中、八およびRは前記定義のとおりコで示される化合物およびその医薬上許 容される塩、水和物および溶媒和物の好ましい製法は、式 て示される化合物を2,2′−ノピリノルジスルフィドおよびトリフェニルホス フィンと、溶媒中、好ましくはジクロロメタン中で反応させて式で示される化合 物を形成し、つづいて前記化合物を本明細書において定義したグリニヤール試薬 と溶媒中、好ましくはテトラヒドロフランまたはジエチルエーテル中反応させて 、式 [式中1.へおよびR8は前記定義のとおりである]で示される化合物を形成し 、適当ならば、所望によりR8をRに変換し、その後、所望によりその医薬上許 容される塩、水和物または溶媒和物を形成することからなる。
本発明の薬理活性な化合物はステロイド5−α−リダクターゼ活性を阻害するの で、DHT活性の減少により所望の治療効果が得られる病気および症状の治療に 有用である。このような病気および症状は、尋常性挫創、脂漏症、女性型多毛症 、男性型脱毛症、良性前立腺肥大および前立腺癌を包含する。
ヒト5−α−リダクターゼ酵素の阻害における効力を測定するために、以下の方 法を採用する。
組み換えステロイド5α−リダクターゼイソ酵素1源として用いる膜粒子の調製 発現された、組み換えヒトステロイド5α−リダクターゼイソ酵素1[アンダー ノン・ニス、バーマン・ディー・エム、ジエンキンス・イー・ビーおよびう・ソ セル・ディー・ダブツユ(^ndersson、 S、 、 Berman、  D、 M、 、 Jenkins、 E、 PおよびRu5se11.D、?、 ) (1991)ネイチャー (Nature) 354 159−1611を 含有するチャイニーズハムスター卵巣(CH○)細胞を0.33Mツユ−クロー ス、1mMジチオトレイトールおよび50βM NADPHを含有する20mM リン酸カリウム(pH6,5)緩衝液(緩衝液A)中でダウジス(Dounce )グラス・トウ・グラス・ハンドホモジナイザー(コンテス・グラス・コーポレ ーション(Kontes Glass Co、 ) 、ニュージャージ化、ヴイ ンランド)を用いて均質化する。
膜粒子を遠心分離(100,OOOxg、4℃で60分)により単離し、20% グリセロール、1mMジチ第1−レイトール、および50βM NADPHを含 有する20mMリン酸カリウム(pH6,5)(緩衝液B)中に再墾濁する。懸 濁した粒子溶液を一80℃で貯蔵する。
ステロイド5α−リダクターゼイソ酵素2源として用いる前立腺膜粒子の調製凍 結したヒト前立腺を解凍し、細かく刻んで小片にする(ブリンクマン・ポリトロ ン(Brinkmann Po1ytron) (ノブロン・コーポレーション (Sybron Carp、 ) 。
ニューヨーク州、ウェストノ\リー)。溶液を3〜5分間をソニファイアヤ−( Sonifier) (ブランシン・ソニック・パワー・コーポレーション(B ransonSonic Power Co、 )で超音波処理し、続いてダウ ジス・ノ\ノドホモノナイザーで手動で均質化する。膜粒子を600または11 00Oxで20分間、140.000xgで60分間、4℃で分別遠心分離する ことにより得る。140,000×gでの遠心分離により得られたベレットを5 〜10組織容積の前記緩衝液で洗浄し、140.000xgで遠心分離する。得 られたベレットを緩衝液B中に懸濁し、粒子懸濁液を一80℃で貯蔵する。
組み換えステロイド5α−リダクターゼイソ酵素2源として用いる膜粒子の調製 発現された、組み換えヒトステロイド5−α−リダクターゼイソ酵素2を含有す るチャイニーズハムスター卵巣(CH○)細胞を033Mスクロース、1mMジ チオトレイトールおよび50βM NADPHを含有する20mMリン酸カリウ ム(pH6,5)緩衝液(緩衝液A)中でダウジス・ハンドホモジナイザーを用 いて均質化する。組み換えヒト酵素を含有する膜粒子を遠心分離(100゜00 0Xg、4℃で60分)により単離し、20%グリセロール、1mMジチオトレ イトール、および50βM NADPHを含有する20mMリン酸カリウム(p H6,5)(l新液B)中に再呼濁する。!濁した粒子溶液を使用するまで一8 0℃で貯蔵する。
酵素活性および阻害効力に関する検定 一定量のエタノール中[1″C]テストステロン(50〜55mC4/ミリモル )および種々の量のエタノール中有効な阻害剤を試験管中に入れ、真空下で濃縮 乾固する。各試験管に緩衝液、10μL(組み換えイソ酵素1またはイソ酵素2 )または20μL(ヒト前立腺組織からのイソ酵素2)の10mMNAD’PH および5a−リダクターゼ調製物のアリコートを添加して最終濃度をQ、5mL にする。ヒトステロイド5α−リダクターゼイソ酵素1に関する検定を、5am Mリン酸緩衝液(pH7,5)中CHO細胞中に発現された組み換えタンパク質 のサンプルに関して行い、一方、イソ酵素2の検定を、ヒト前立腺粒子および/ または5amMクエン酸緩衝液(pH5,0)中CHO中に発現された組み換え タンノくり質のサンプルに関して行う。
溶液を37℃で20〜30分間培養した後、4mLの酢酸エチルおよびそれぞれ 0.25μモルのテストステロン、5α−ジヒドロテストステロン、アンドロス タンノオール、およびアンドスタノジオンを担体として添加することにより、反 応を停止する。有機層を別の試験管に移し、スピード・バック(Speed V ac)中で蒸発乾固させる。残渣を40μLのクロロホルム中に溶解し、20X 20cmのあらかじめ溝をつけたノリ力ゲルT L Cプレート(Si 250 F−PA。
ペイカー・ケミカル(Baker Chemical) )の各レーン上にスポ ットし、アセトンクロロホルム(19)で2回展開する。基質および生成物のバ ンド中の放射線化学含量をBl○5CAN・イメージングスキャナー(バイオス キャン・インコーポレイテッド(Bioscan Inc、 ) 、ワンントン ・ディー・ンー)で測定する。
回収された生成物に変換された放射性橿識を計算し、これから酵素活性をめる。
培養は多くても20%の基′M(テストステロン)が消費されるように行う。
実験的に得られたデーターを、種々の阻害剤濃度に対して酵素活性の逆数(1/ 速度)をプロットすることにより、直線的関数にコンピューター処理する。
見かけの阻害定数(Ki、 app)をディクソン分析(ディクソン・エム(D ixo口2M(1953))によりめる。
阻害定数(K1)の値を既知の方法により計算する(レビー・エム(Levy、  M、 )。
バイオケミストリー(Biochemistry)、29 : 2815−28 24 (1989))。
本発明の範囲内にある化合物は全て、これを必要とするヒトを含む哺乳動物にお いてステロイド5−α−リダクターゼの阻害に有用である。
本発明の範囲内にある化合物を試験し、イソ酵素】に対して5Kj (nM)の 活性を、イソ酵素2に対して50Ki(nM)の活性を示した。本発明の化合物 および本発明の医!Ill成物および本発明の方法に用いられる化合物のうち特 に好ましいものは、17β−へンゾイル−4−アザー5−α−アンドロスト8( 14)−エン−3−オンである。
本発明のI理活性な化合物は、好ましくはカプセル、錠剤、または注射可能な調 製物等の通常の投与形管にされる。固体または液体医薬担体を用いる。固体担体 は、デンプン、ラクトース、硫酸カルシウム二水和物、石膏、ツユ−クロース、 タルク、ゼラチン、寒天、ペクチン、アカノア、ステアリン酸マグネシウム、お よびステアリン酸を包含する。液体担体は、ンロソブ、ビーナツツ油、オリーブ 油、食塩水および水を包含する。同様に、担体または希釈剤は、例えばグリセリ ルモノステアラードまたはグリセリルジステアラードなどの徐放性物質を、単独 またはワックスと共に含んでもよい。固体担体の量は広範囲に及ぶが、好ましく は単位投与量当たり約25mgから約1gである。液体担体を用いる場合、調製 物は、70ノブ、エリキシル、乳剤、ソフトゼラチンカプセル、アンプルのよう な滅菌注射液、または水性または非水性液体懸濁液などの形態であるのが好まし い。
医薬調製物は、混合し、泣状化し、必要ならば錠剤形の場合圧縮するか、または 適当に成分を混合し、充填し、溶解することなどによる製薬化学の通常の技術に したがって調製され、所望の経口または非経口生成物を得る。
本発明の薬理活性な化合物の前記医薬単位投与形管中の投与量は、活性化合物が 0.1〜1000mg/kg、好ましくは1〜100mg/kgの範囲から好ま しくは選択される有効かつ非毒性な量である。ステロイド5−α−リダクターゼ 阻害を必要とするヒト磨者を治療する場合、選択された用量を好ましくは毎日1 〜6回、経口または非経口投与する。好ましい非経口投与の形態としては、局所 的、経直腸的、経皮的に、注射および連続して注入することによる。ヒトの投与 に関する経口単位投与形管は、好ましくは1〜500mgの活性化合物を含有す る。より低用量の経口投与が好ましい。しかし、密書にとって安全カリ好都合な 場合は、高用量の非経口投与を用いてもよい。
本発明のヒトを含む哺乳動物におけるステロイド5−α−リダクターゼ活性を阻 害する方法は、そのような阻害を必要とする患者に対してステロイド5−α−リ ダクターゼ阻害の有効量の本発明の薬理活性化合物を投与することからなる。
本発明はまた式(1)の化合物または式(V)の化合物のステロイド5−α−リ ダクターゼの阻害に使用する医薬の製造における用途を提供する。
本発明はまた、式(1)の化合物または式(V)の化合物および医薬上許容され る担体を含む良性前立腺肥大の治療において用いる医薬組成物を提供する。
本発明はまた、式(1)の化合物または式(V)の化合物および医薬上許容され る担体を含む前立腺癌の治療において用いる医薬組成物を提供する。
本発明はまた、式(1)の化合物または式(V)の化合物を医薬上許容される担 体または希釈剤と会合させることからなる、医薬上許容される担体または希釈剤 および式(1)の化合物または式(V)の化合物を含有する医薬組成物の調製法 を提供する。
本発明の化合物を本発明にしたがって投与した場合、許容できない毒性効果は起 こらないと考えられる。
さらに、本発明の医薬組成物は、尋常性挫創、脂漏症、女性型多毛症、男性型脱 毛症、良性前立腺肥大または前立腺癌等の病気を治療するのに知られている他の 化合物または5−α−リダクターゼ阻害剤と組合せて用いた場合に有用であるこ とが知られている化合物などの別の活性成分と共に同時投与することができる。
本明細書において開示されている5−α−リダクターゼ阻害剤、および男性型脱 毛症の治療において用いられるミノキンノルを同時投与するのが特に好ましい。
本明細書において開示されている5−α−リダクターゼ阻害剤、および良性前立 腺肥大の治療において用いられるα−受容体拮抗物質を同時投与するのが特に好 ましい。本明細書において開示されている5−α−リダクターゼ阻害剤、および 良性前立腺肥大の治療において用いられるアロマターゼ阻害剤を同時投与するの が好ましい。本明細書において開示されている5−α−リダクターゼ阻害剤、お よび良性前立腺肥大の治療において用いられるα−受容体拮抗物質およびアロマ ターゼ阻害剤を同時投与するのが好ましい。
当業者は容易に前記載事項を用いて本発明を容易に最大限活用できると考えられ る。以下の実施例は単なる例示のためのものであって、本発明の範囲をなんら限 定するものではない。
(i)17β−(カルボメトキノ −3酸 アンドロスト−4−エン−3−オン17β−カルボン酸メチル(12g、36ミ リモル)の200mLt−ブタノール中撹拌溶液に、NazCO3(5,6g、 528ミリモル)の水(40mL)中溶液を添加する。混合物を還流温度にまで 昇温し、Na104 (53mg、250ミリモル)およびKMnO4(0,4 2g−27ミリモル)の温水(200mL、75℃)中溶液を還流状態を維持す るようにゆっ(り添加する。添加完了後、混合物を還流温度で2時間加熱し、次 に30℃に冷却する。
15分後、固体を濾過により除去する。固体を水で洗浄し、合した濾液を真空下 に濃縮する。残存する水性溶液を氷水浴中で冷却し、1塩酸水溶液でpH3に酸 性化する。生成物をジクロロメタンで抽出し、水で洗浄し、乾燥し、濃縮して白 色泡状物(12,7g)を得る。ノエチルエーテルで摩砕して、白色固体の標記 化合物を得る。融点160℃。
(iD4−オキサ−アンドロスト−5−エン−3−オン−17β−カルボン酸メ チル 17β−(カルボメトキノ)−5−オキソ−3,5−セコ−アンドロストン−3 酸(12,6g、36ミリモル)、無水酢酸(126mL)およびp−トルエン スルホン酸−水和物(1,26g)の混合物を3時間90℃に加熱する。揮発成 分を次に真空下で除去する。軟白色残渣をジエチルエーテル中に溶解し、素早く NaHCO3水溶液、食塩水で洗浄し、乾燥しくMg5O4) 、II縮する。
ガム状残渣をヘキサン−酢酸エチル(約955)で摩砕して、白色固体の標記ラ クトン(8,2g)を得る。融点156〜159℃。摩砕母液をクロマトグラフ ィーに付しくノリ力ゲル、13酢酸エチル−ヘキサンで溶出)、続いて酢酸エチ ル−ヘキサンから再結晶してさらに1.5gの生成物を得る。
(iii) 4−オキサ−アンドロスト−5,7−ノエンー3−オン−17β− カルボン酸メチル 4−オキサ−アンドロスト−5−エン−3−オン−17β−カルボン酸メチル( 13,8g、41.6ミリモル)、N−ブロモスクシンイミド(8,35g、4 7ミリモル)およびエビクロロヒドリン(13,8mL)の四塩化炭素(800 mL)中温合物を還流温度に18時間加熱する。反応混合物を冷却し、濾過し、 濾液を蒸発させる。残渣をクロマトグラフィーに付しくシリカゲル、3.7酢酸 エチル−ヘキサンで溶出)、続いて酢酸エチル−ヘキサンから再結晶して、6゜ 4gの標記化合物を得る。融点152°C(130°Cで軟化)。
(iv) 4−(2,・1−ジメドキンベンンル)−4−アザ−アンドロスト− 5,7−ノニン−3−オン−1フβ−カルボン酸メチル4−オキサ−アンドロス ト−5,7−ノエンー3−オン−17β−カルボン酸メチル(5,0g、15ミ リモル)および2.4−7メトキシベンノルアミン(3,5g、17ミリモル) のトルエン(500mL)中温合物を95℃で1.25時間加熱する。反応混合 物を次に真空下で濃縮し、残渣をクロマトグラフィー(ノリ力ゲル、11酢酸エ チル−ヘキサンで溶出)に付して、75gの白色名状中間体を得る。中間体をト ルエン(500mL)中に溶解し、微量のp−トルエンスルホン酸−水和物の存 在下に、水を共沸により除去するためにディーンースタークトラノプを用いて還 流温度に1.25時間加熱する。冷却した反応混合物を水で洗浄し、乾燥し、蒸 発させる。残渣をクロマトグラフィー(ノリ力ゲル、3565酢酸エチル−ヘキ サンで溶出)にけし、白色泡状の標記化合物を得る(6.4g)。
(V)4−(2,4−7メトキノベンノル)−4−アザ−5a−アンドロスト− 8(14)−エン−3−オン−17β−カルボン酸メチル4−(2,4−7メト キノベン/ツリー4−アザ−アンドロスト−5,7−ノエンー3−オン−17β −カルボン酸メチル(0,9g、1.9ミリモル)の酢酸−酢酸エチル(19, 100mL)中溶液を水素雰囲気下でPtO2(300mg)上25時間攪拌す る。触媒をa過により除去し、濾液を真空下に蒸発させて、白色l包状の標記化 合物を得る(0.9 g)。
(■)4−アザ−5a−アンドロスト−8(14)−エン−3−オン−17β− カルボン酸メチル 4−(2,4−ノメトキ/ベンノル)−4−アザ−5a−アンドロスト−8(1 4)−エン−3−オン−17β−カルボン酸メチル(0,8g、1.66ミリモ ル)のジクロロメタン(15mL)中溶液をトリフルオロ酢酸(3,5mL)で 処理し、アルゴン雰囲気下で非常に穏やかに還流温度に15分間加熱し、次に外 界温度で一夜放置する。得られた暗桃色溶液を真空下で濃縮する。残渣をジクロ ロメタン中に溶解し、5%NaHCOs水溶液および食塩水で洗浄し、乾燥し、 濃縮して白色粉末を得る。ノエチルエーテルで摩砕して、03gの標記化合物を 得る。
(vi) 4−アザ−5a−アンドロスト−8(14)−エン−3−オン−17 β−カルボン酸 4−アザ−5a−アンドロスト−8(14)−エン−3−オン−17β−カルボ ン酸メチル(03g、1ミリモル) 、K1CO5(0,5g、3.6ミリモル )、水(5mL)およびメタノール(50mL)の混合物を一夜還流温度で加熱 する。
反応混合物を次に濾過し、濾液を濃縮する。残渣を水で希釈し、水性溶液を酢酸 エチルで洗浄する。水性層を次に希塩酸で酸性化し、得られた白色沈殿を濾過に より単離し、水で洗浄し、アセトンで摩砕して白色固体の標記化合物(023g )を得る。
(vi) 5−(2−ピリノル)−4−アザ−5a−アンドロスト−8(14) −エン−3−オン−17β−チオカルポキル−ト4−アザ−5a−アンドロスト −8(14)−エン−3−オン−17β−カルボン酸(0,21g、0.66ミ リモル)、2.2°−ノピリジルノスルフィド(029g、1,32ミリモル) 、トリフェニルホスフィン(0,35g、134ミリモル)およびジクロロメタ ン(50mL)の混合物をアルゴン雰囲気下で外界温度で一夜撹拌する。得られ た溶液を濃縮し、残渣をクロマトグラフィー(シリカゲル、2%酢酸エチル中メ タノールで溶出)に付して、0.19gの標記化合物を得る。融点241〜24 3℃(メタノールから再結晶)。
(IX)17β−ベンゾイル−4−アザ−5a−アンドロスト−8(14)−エ ン−3−オン フェニルマグネシウムプロミド溶液(0,55mL : 1Mジエチルエーテル 中)を、5−(2−ビリノル)−4−アザ−5a−アンドロスト−8(14)− エン−3−オフ−1フβ−チオカルポキ/レート(62mg、0.15ミリモル )のテトラヒドロフラン(10mL)中v濁液に一78℃でゆっくり添加する。
30分後、混合物を一10°Cに加温し、さらに30分間撹拌すると、その間に 混合物は均質になる。反応溶液を飽和N84CI水溶液で急冷し、酢酸エチルで よく抽出する。
有機抽出物を食塩水で洗浄し、乾燥し、濃縮する。得られた残渣をクロマトグラ フィー(ノリ力ゲル、2%酢酸エチル中メタノールで溶出)に付して、35mg の白色固体の標記化合物を得る。融点290〜295℃(ジエチルエーテルで摩 砕i&)。
(i) 4−(2,4−ソメトキンベンノル)−4−アザ−アンドロスト−5, 7−ノニン−3−オン−1フβ−カルボン酸メチル標記化合物を実施例1(1〜 4)にしたがって調製する。
(ii) 4−(2,4−7メトキノベンジル)−4−アザ−5α−アンドロス ト−7−エン−3−オンー17β−カルボン酸メチル4−(2,4−ノメトキン ベンジル)−4−アザ−アンドロスト−5,7−ノエンー3−オフ−1フβ−カ ルボン酸メチルの酢酸エチル中溶液をラネーニッケル上水素雰囲気下で、tiM にモニターしながら撹拌し、8(14)二重結合の形成を最小にするかまたは防 止する。触媒を濾過により除去し、濾液を真空下で蒸発させて、標記化合物を得 る。
(th)4−アザ−5α−アンドロスト−7−エン−3−オン−1フβ−カルボ ン酸メチル 4−(2,4−ジメトキンベンジル)−4−アザ−5α−アンドロスト−7−エ ン−3〜オンー1フβ−カルボン酸メチルのジクロロメタン中溶液をトリフルオ ロ酢酸で処理し、非常に穏やかに還流温度で15分間アルゴン雰囲気下で加熱し 、次に外界温度で一夜静置する。得られた暗桃色溶液を真空下で濃縮する。残渣 をジクロロメタン中に溶解し、5%NaHCO3水溶液および食塩水で洗浄し、 乾燥し、濃縮する。ジエチルエーテルで摩砕して標記化合物を得る。
(■)4−アザ−5α−アンドロスト−7−エン−3−オン−1フβ−カルボン 酸 4−アザ−5α−アンドロスト−7−エン−3−オン−1フβ−カルボン酸メチ ル、K 2 CO3、水およびメタノールの混合物を還流温度で一夜加熱する。
反応混合物を次に濾過し、濾液をa縮する。残渣を水で希釈し、水性溶液を酢酸 エチルで洗浄する。水層を次に希塩酸で酸性化し、得られた白色沈殿を濾過によ り単離し、水で洗浄し、アセトンで摩砕して、白色固体の標記化合物(0,23 g)を得る。
(v)S−(2−ピリジル)−4−アザ−5α−アンドロスト−7−エン−3− オン−1フβ−チオカルボキンレート 4−アザ−5α−アンドロスト−7−エン−3−オン−1フβ−カルボン酸、2 .2−7ビリノルノスルフイド、トリフェニルホスフィンおよびジクロロメタン の混合物を4界温度でアルゴン雰囲気下で一夜撹拌する。得られた溶液を濃縮し 、残渣をクロマトグラフィー(ノリカケル)に付して、標記化合物を得る。
(vi)17β−ベンゾイル−4−アザ−5α−アンドロスト−7−エン−3− オフエニルマグネシウムブロミド溶液(1Mジエチルエーテル中)を、5−(2 −ピリジル)−4−アザ−5α−アンドロスト−7−エン−3−オン−1フβ− チオカルボキシレートのテトラヒドロフラン中懸濁液に一78℃でゆっくり添加 する。30分後、混合物を一10℃に加温し、さらに30分間撹拌すると、その 間に混合物は均質になる。反応溶液を飽和NH4Cl水溶液で急冷し、酢酸エチ ルでよく抽出する。有機抽出物を食塩水で洗浄し、乾燥し、濃縮する。得られた 残渣をクロマトグラフィーに付して、標記化合物を得る。
実施例3 弐■の化合物を投与するための経口投与形態を、以下の第1表に示す割合の成分 をスクリーンし、混合し、ハードゼラチンカプセル中に充填することにより製造 する。
17β−ベンゾイル−4−アザ−5−α−50mgアンドロスト−8(14)− エン−3−オンラクトース 75 mg 実施例4 以下の第り表に示すツユ−クロース、硫酸カルシウムニ水和物および式(1)の 化合物を10%ゼラチン溶液と共に示した割合で混合し、粒状化する。湿潤顆粒 を篩いにかけ、乾燥し、デンプン、タルクおよびステアリン酸と混合し、篩いに かけ、圧縮して錠剤にする。
第n表 17β−ベンゾイル−4−アザ−5−α−100mgアンドロスト−8(14) −エン−3−オン硫酸カルシウム二水和物 150 mgツユ−クロース 20  mg ステアリン酸 3 mg 実施例5 17β−ベンゾイル−4−アザ〜5−α−アンドロスト−8(14)−エン−3 −オン(75mg)を25m1の標準食塩水中に分散して、注射可能な製剤を調 製する。
本発明の好ましい具体例を例示したが、本発明は本明細書に開示されたものに限 定されるのではなく、以下の請求の範囲内でのあらゆる修飾も含むものである。
フロントページの続き (72)発明者 レビー、マーク・アランアメリカ合衆国ペンシルベニア州19 087、ウエーン、レバリー・ロード115番 (72)発明者 オー、ヒエーヤ アメリカ合衆国ペンシルベニア州19012、チェルトンハム、エモリー・レー ン115番

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.式: ▲数式、化学式、表等があります▼(I)[式中、Zはαまたはβ ▲数式、化学式、表等があります▼ ここに、 B環は破線で示した箇所に二重結合を有するか、またはC環は破線で示した箇所 に二重結合を有するかのいずれかであり;Aは存在しないか、あるいは1〜12 個の炭素原子を含有する直鎖または分枝の、飽和または不飽和の炭化水素鎖とし て存在し;およびRは置換アルキル、シクロアルキルまたはアリールである;こ こに、a)置換アルキルは、アリールオキシ、アルコキシ、アシルオキシ、アミ ノ、N−アシルアミノ、ニトロ、シアノ、オキソ、ハロゲン、−C(O)OR6 および−S(O)nR5からなる群から選択される1またはそれ以上の置換基で 置換された1〜12個の炭素原子を含有する直鎖または分枝の、飽和または不飽 和の炭化水素鎖であり、 ここに、 R6は水素またはアルキル、 nは0〜2および R5は水素、シクロアルキル、C6〜C12アリール、置換シクロアルキル、置 換C6〜C12アリール、アルキル、またはアルコキシ、アシルオキシ、アミノ 、N−アシルアミノ、オキソ、ヒドロキシ、シクロアルキル、置換シクロアルキ ル、アリールオキシ、−C(O)OR6、−S(O)nR7、ニトロ、シアノ、 ハロゲン、C6〜C12アリール、置換C6〜C12アリールおよび保護された −OHからなる群から選択される1またはそれ以上の置換基で置換されたアルキ ル(ここに、R6は水素またはアルキル、nは0〜2およびR7は水素またはア ルキルである)であり; b)シクロアルキルは、非芳香族の、不飽和または飽和、環式または多環式C3 〜C12であり、所望により1またはそれ以上のヘテロ原子を含有していてもよ く、所望によりアリールオキシ、アリール、アルキル、アルコキシ、アシルオキ シ、シクロアルキル、置換シクロアルキル、アミノ、N−アシルアミノ、ニトロ 、シアノ、オキソ、ヒドロキシ、ハロゲン、−C(O)OR6、−S(O)nR 5、保護された−OH、およびアルコキシ、アシルオキシ、C6〜C12アリー ル、置換C6〜C12アリール、アミノ、N−アシルアミノ、オキソ、ヒドロキ シ、シクロアルキル、置換シクロアルキル、−C(O)OR6、−S(O)nR 7、アリールオキシ、ニトロ、シアノ、ハロゲンおよび保護された−OHからな る群から選択される1またはそれ以上の置換基で置換されているアルキルからな る群より選択される1またはそれ以上の置換基で置換されていてもよい、ここに 、 R6は水素またはアルキル、 nは0〜2、 R7は水素またはアルキル、および R5は水素、シクロアルキル、C6〜C12アリール、置換シクロアルキル、置 換C6〜C12アリール、アルキル、またはアルコキシ、アシルオキシ、シクロ アルキル、置換シクロアルキル、アリールオキシ、アミノ、N−アシルアミノ、 オキソ、ヒドロキシ、−C(O)OR6、−S(O)nR7、ニトロ、シアノ、 ハロゲン、C6〜C12アリール、置換C6〜C12アリールおよび保護された −OHからなる群がら選択される1またはそれ以上の置換基で置換されているア ルキルであり、ここに、R6は水素またはアルキルであり、nは0〜2であって 、R7は水素またはアルキルであり;および c)アリールは、環式または多環式の芳香族C3〜C12であり、所望により1 またはそれ以上のヘテロ原子を含有していてもよい、ただしCが3である場合、 芳香族環は少なくとも2個のヘテロ原子を含み、Cが4である場合、芳香族環は 少なくとも1個のヘテロ原子を含み、所望によりアリールオキシ、シクロアルキ ル、置換シクロアルキル、アルキル、C6〜C12アリール、アルコキシ、アシ ルオキシ、置換C6〜C12アリール、アミノ、N−アシルアミノ、ニトロ、シ アノ、ハロゲン、ヒドロキシ、−C(O)OR6、−S(O)nR5、保護され た−OH、およびアルコキシ、アシルオキシ、C6〜C12アリール、置換C6 〜C12アリール、アミノ、N−アシルアミノ、オキソ、ヒドロキシ、シクロア ルキル、置換シクロアルキル、−C(O)OR6、−S(O)nR7、アリール オキシ、ニトロ、シアノ、ハロゲンおよび保護された−OHからなる群から選択 される1またはそれ以上の置換基で置換されているアルキルからなる群から選択 される1またはそれ以上の置換基で置換されていてもよい、 ここに、 R6は水素またはアルキル、 nは0〜2、 R7は水素またはアルキル、および R5は水素、シクロアルキル、C6〜C12アリール、置換シクロアルキル、置 換C6〜C12アリール、アルキル、またはアルコキシ、アシルオキシ、アリー ルオキシ、アミノ、N−アシルアミノ、オキソ、ヒドロキシ、−C(O)OR6 、−S(O)nR7、ニトロ、シアノ、シクロアルキル、置換シクロアルキル、 ハロゲン、C6〜C12アリール、置換C6〜C12アリールおよび保護された −OHからなる群から選択される1またはそれ以上の置換基で置換されているア ルキル(ここに、R6は水素またはアルキルであり、nは0〜2であって、R7 は水素またはアルキルである)を意味する] で示される化合物またはその医薬上許容される塩、水和物もしくは溶媒和物。
  2. 2.次式: ▲数式、化学式、表等があります▼(II)[式中、Zはαまたはβ ▲数式、化学式、表等があります▼ ここに、 B環は破線で示した箇所に二重結合を有するか、またはC環は破線で示した箇所 に二重結合を有するかのいずれかであり;Aは存在しないかあるいは直鎖または 分枝の、飽和または不飽和の1〜12個の炭素原子を含有する炭化水素鎖として 存在し;およびRは置換アルキル、シクロアルキルまたはアリールである、ここ に、a)置換アルキルは、アリールオキシ、アルコキシ、アシルオキシ、アミノ 、N−アシルアミノ、ニトロ、シアノ、オキソ、ハロゲン、−C(O)OR6お よび−S(O)nR5からなる群から選択される1またはそれ以上の置換基で置 換された直鎖または分枝の、飽和または不飽和の1〜12個の炭素原子を含有す る炭化水素鎖であり、 ここに、 R6は水素またはアルキル、 nは0〜2および R5は水素、シクロアルキル、C6〜C12アリール、置換シクロアルキル、置 換C6〜C12アリール、アルキル、またはアルコキシ、アシルオキシ、アミノ 、N−アシルアミノ、オキソ、ヒドロキシ、シクロアルキル、置換シクロアルキ ル、アリールオキシ、−C(O)OR6、−S(O)nR7、ニトロ、シアノ、 ハロゲン、C6〜C12アリール、置換C6〜C12アリールおよび保護された −OHからなる群がら選択される1またはそれ以上の置換基で置換されたアルキ ル(ここに、R6は水素またはアルキルであり、nは0〜2であって、R7は水 素またはアルキル)であり; b)シクロアルキルは、非芳香族の、不飽和または飽和、環式または多環式のC 3〜C12であり、所望により1またはそれ以上のヘテロ原子を含有してもよく 、所望によりアリールオキシ、アリール、アルキル、アルコキシ、アシルオキシ 、シクロアルキル、置換シクロアルキル、アミノ、N−アシルアミノ、ニトロ、 シアノ、オキソ、ヒドロキシ、ハロゲン、−C(O)OR6、−S(O)nR5 、保護された−OH、およびアルコキシ、アシルオキシ、C6〜C12アリール 、置換C6〜C12アリール、アミノ、N−アシルアミノ、オキソ、ヒドロキシ 、シクロアルキル、置換シクロアルキル、−C(O)OR6、−S(O)nR7 、アリールオキシ、ニトロ、シアノ、ハロゲンおよび保護された−OHからなる 群から選択される1またはそれ以上の置換基で置換されているアルキルからなる 群より選択される1またはそれ以上の置換基で置換されていてもよく、ここに、 R6は水素またはアルキル、 nは0〜2、 R7は水素またはアルキル、および R5は水素、シクロアルキル、C6〜C12アリール、置換シクロアルキル、置 換C6〜C12アリール、アルキル、またはアルコキシ、アシルオキシ、シクロ アルキル、置換シクロアルキル、アリールオキシ、アミノ、N−アシルアミノ、 オキソ、ヒドロキシ、−C(O)OR6、−S(O)nR7、ニトロ、シアノ、 ハロゲン、C6〜C12アリール、置換C6〜C12アリールおよび保護された −OHからなる群から選択される1またはそれ以上の置換基で置換されているア ルキルであり、ここに、R6は水素またはアルキルであり、nは0〜2であって 、R7は水素またはアルキルであり;および c)アリールは、環式または多環の芳香族C3〜C12であり、所望により1ま たはそれ以上のヘテロ原子を含んでいてもよい、ただしCが3である場合、芳香 族環は少なくとも2個のヘテロ原子を含み、Cが4である場合、芳香族環は少な くとも1個のヘテロ原子を含み、所望によりアリールオキシ、シクロアルキル、 置換シクロアルキル、アルキル、C6〜C12アリール、アルコキシ、アシルオ キシ、置換C6〜C12アリール、アミノ、N−アシルアミノ、ニトロ、シアノ 、ハロゲン、ヒドロキシ、−C(O)OR6、−S(O)nR5、保護された− OH、およびアルコキシ、アシルオキシ、C6〜C12アリール、置換C6〜C 12アリール、アミノ、N−アシルアミノ、オキソ、ヒドロキシ、シクロアルキ ル、置換シクロアルキル、−C(O)OR6、−S(O)nR7、アリールオキ シ、ニトロ、シアノ、ハロゲンおよび保護された−OHからなる群から選択され る1またはそれ以上の置換基で置換されているアルキルからなる群より選択され る1またはそれ以上の置換基で置換されていてもよい、 ここに、 R6は水素またはアルキル、 nは0〜2および RTは水素またはアルキル、および R5は水素、シクロアルキル、C6〜C12アリール、置換シクロアルキル、置 換C6〜C12アリール、アルキル、またはアルコキシ、アシルオキシ、アリー ルオキシ、アミノ、N−アシルアミノ、オキソ、ヒドロキシ、−C(O)OR6 、−S(O)nR7、ニトロ、シアノ、シクロアルキル、置換シクロアルキル、 ハロゲン、C6〜C12アリール、置換C6〜C12アリールおよび保護された −OHからなる群から選択される1またはそれ以上の置換基で置換されているア ルキル(ここに、R6は水素またはアルキル、nは0〜2、R7は水素またはア ルキル)を意味する] で示される化合物またはその医薬上許容される塩、水和物もしくは溶媒和物であ る請求項1記載の化合物。
  3. 3.次式: ▲数式、化学式、表等があります▼(III)[式中、Aは存在しないか、ある いは直鎖または分枝の、飽和または不飽和の1〜12個の炭素原子を含有する炭 化水素鎖として存在し、およびRは置換アルキル、シクロアルキルまたはアリー ルである、ここに、a)置換アルキルは、アリールオキシ、アルコキシ、アシル オキシ、アミノ、N−アシルアミノ、ニトロ、シアノ、オキソ、ハロゲン、−C (O)OR6および−S(O)nR5からなる群から選択される1またはそれ以 上の置換基で置換された直鎖または分枝の、飽和または不飽和の1〜12個の炭 素原子を含有する炭化水素鎖であり、 ここに、 R6は水素またはアルキル、 nは0〜2および R5は水素、シクロアルキル、C6〜C12アリール、置換シクロアルキル、置 換C6〜C12アリール、アルキル、またはアルコキシ、アシルオキシ、アミノ 、N−アシルアミノ、オキソ、ヒドロキシ、シクロアルキル、置換シクロアルキ ル、アリールオキシ、−C(O)OR6、−S(O)nR7、ニトロ、シアノ、 ハロゲン、C6〜C12アリール、置換C6〜C12アリールおよび保護された −OHからなる群がら選択される1またはそれ以上の置換基で置換されたアルキ ル(ここに、R6は水素またはアルキルであり、nは0〜2であって、R7は水 素またはアルキル)であり; b)シクロアルキルは、非芳香族の、不飽和または飽和、環式または多環式のC 3〜C12であり、所望により1またはそれ以上のヘテロ原子を含有してもよく 、所望によりアリールオキシ、アリール、アルキル、アルコキシ、アシルオキシ 、シクロアルキル、置換シクロアルキル、アミノ、N−アシルアミノ、ニトロ、 シアノ、オキソ、ヒドロキシ、ハロゲン、−C(O)OR6、−S(O)nR5 、保護された−OH、およびアルコキシ、アシルオキシ、C6〜C12アリール 、置換C6〜C12アリール、アミノ、N−アシルアミノ、オキソ、ヒドロキシ 、シクロアルキル、置換シクロアルキル、−C(O)OR6、−S(O)nR7 、アリールオキシ、ニトロ、シアノ、ハロゲンおよび保護された−OHからなる 群から選択される1またはそれ以上の置換基で置換されているアルキルからなる 群より選択される1またはそれ以上の置換基で置換されていてもよく、ここに、 R6は水素またはアルキル、 nは0〜2、 R7は水素またはアルキル、および R5は水素、シクロアルキル、C6〜C12アリール、置換シクロアルキル、置 換C6〜C12アリール、アルキル、またはアルコキシ、アシルオキシ、シクロ アルキル、置換シクロアルキル、アリールオキシ、アミノ、N−アシルアミノ、 オキソ、ヒドロキシ、−C(O)OR6、−S(O)nR7、ニトロ、シアノ、 ハロゲン、C6〜C12アリール、置換C6〜C12アリールおよび保護された −OHからなる群がら選択される1またはそれ以上の置換基で置換されているア ルキルであり、ここに、R6は水素またはアルキルであり、nは0〜2であって 、R7は水素またはアルキルであり;および c)アリールは、環式または多環式の芳香族C3〜C12であり、所望により1 またはそれ以上のヘテロ原子を含んでいてもよい、ただしCが3である場合、芳 香族環は少なくとも2個のヘテロ原子を含み、Cが4である場合、芳香族環は少 なくとも1個のヘテロ原子を含み、所望によりアリールオキシ、シクロアルキル 、置換シクロアルキル、アルキル、C6〜C12アリール、アルコキシ、アシル オキシ、置換C6〜C12アリール、アミノ、N−アンルアミノ、ニトロ、シア ノ、ハロゲン、ヒドロキシ、−C(O)OR6、−S(O)nR5、保護された −OH、およびアルコキシ、アシルオキシ、C6〜C12アリール、置換C6〜 C12アリール、アミノ、N−アシルアミノ、オキソ、ヒドロキシ、シクロアル キル、置換シクロアルキル、−C(O)OR6、−S(O)nR7、アリールオ キシ、ニトロ、シアノ、ハロゲンおよび保護された−OHからなる群から選択さ れる1またはそれ以上の置換法で置換されているアルキルからなる群より選択さ れる1またはそれ以上の置換基で置換されていてもよい、 ここに、 R6は水素またはアルキル、 nは0〜2および R7は水素またはアルキル、および R5は水素、シクロアルキル、C6〜C12アリール、置換シクロアルキル、置 換C6〜C12アリール、アルキル、またはアルコキシ、アシルオキシ、アリー ルオキシ、アミノ、N−アシルアミノ、オキソ、ヒドロキシ、−C(O)OR6 、−S(O)nR7、ニトロ、シアノ、シクロアルキル、置換シクロアルキル、 ハロゲン、C6〜C12アリール、置換C6〜C12アリールおよび保護された −OHからなる群から選択される1またはそれ以上の置換基で置換されているア ルキル(ここに、R6は水素またはアルキル、nは0〜2、R7は水素またはア ルキル)を意味する〕 で示される化合物またはその医薬上許容される塩、水和物もしくは溶媒和物であ る請求項2記載の化合物。
  4. 4.Aが存在しないか、または1〜6個の炭素原子を含有する直鎖または分枝の 、飽和または不飽和の炭化水素鎖として存在し、Rがa)−OC6〜C12アリ ール、−OC1〜C4アルキル、ハロゲン、カルボキシおよび−S(O)nR7 からなる群から選択される1またはそれ以上の置換基で置換された直鎖または分 枝の、飽和または不飽和の1〜12個の炭素原子を含有する炭化水素領(ここに 、nは0〜2およびR7は水素またはC1〜C4アルキル)であり; b)所望により、−OC6〜C12アリール、−(CH2)mOH、−OC1〜 C4アルキル、C6〜C12アリール、C1〜C4アルキル、トリフルオロメチ ル、ハロゲン、−(CH2)pCOOH、−S(O)nR7および保護された− OH(ここに、mは0〜4、pは0〜3、nは0〜2およびR7は水素またはC 1〜C4アルキル)からなる群から選択される1またはそれ以上の置換基で置換 されてもよい非芳香族、不飽和または飽和のC3〜C6シクロアルキル;または c)所望により1またはそれ以上のヘテロ原子を含有していてもよいC4〜C1 2アリールである;ただし、Cが4である場合、芳香族環は少なくとも1個のヘ テロ原子を含み、所望により−OC6〜C12アリール、−(CH2)■OH、 C6〜C12アリール、C1〜C4アルキル、−OC1〜C4アルキル、トリフ ルオロメチル、ハロゲン、−(CH2)pCOOH、−S(O)nR7および保 護された−OHからなる群から選択される1またはそれ以上の置換基で置換され ていてもよい(ここに、mは0〜4、pは0〜3、nは0〜2およびR7は水素 またはC1〜C4アルキル)化合物あるいはその医薬上許容される塩、水和物ま たは溶媒和物である請求項3記載の化合物。
  5. 5.Aが存在しないか、あるいは直鎖または分枝の、飽和または不飽和の1〜4 個の炭素原子を含有する炭化水素鎖として存在し、Rが、a)所望により、ハロ ゲン、チオ、メチルスルホニル、メチルスルホキシル、メチルチオ、カルボキシ 、ヒドロキシ、トリフルオロメチル、フェノキシおよびメトキシからなる群から 選択される1またはそれ以上の置換基で置換されてもよい非芳香族、飽和または 不飽和のC3〜C8シクロアルキル;またはb)所望により1またはそれ以上の ヘテロ原子を含有していてもよいC4〜C12アリールである;ただし、Cが4 である場合、芳香族環は少なくとも1個のヘテロ原子を含み、所望によりハロゲ ン、チオ、メチルスルホニル、メチルスルホキシル、メチルチオ、カルボキシ、 ヒドロキシ、トリフルオロメチル、フェノキシおよびメトキシからなる群より選 択される1またはそれ以上の置換基で置換されてもよい化合物あるいはその医薬 上許容される塩、水和物または溶媒和物である請求項4記載の化合物。
  6. 6.Aが存在しないかあるいは直鎖または分枝、飽和または不飽和の1〜4個の 炭素原子を含有する炭化水素鎖として存在し、Rが、a)C5〜C7シクロアル キル;またはb)所望により1またはそれ以上のヘテロ原子を含有していてもよ いC4〜C12アリールである;ただし、Cが4である場合、芳香族環は少なく とも1個のヘテロ原子を含有し、所望によりハロゲン、チオ、メチルスルホニル 、メチルスルホキシル、メチルチオ、カルボキシ、ヒドロキシ、トリフルオロメ チル、フェノキシおよびメトキシから選択される1またはそれ以上の置換基で置 換されてもよい化合物あるいは医薬上許容される塩、水和物または溶媒和物であ る請求項5記載の化合物。
  7. 7.17β−ベンゾイル−4−アザ−5−α−アンドロスト−8(14)エン− 3−オンである請求項6記載の化合物。
  8. 8.式: ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、B環は破線で示した箇所に二重結合を有するか、またはC環は破線で示 した箇所に二重結合を有するかのいずれかであり;Aは存在しないかあるいは直 鎖または分枝、飽和または不飽和の1〜12個の炭素原子を含有する炭化水素鎖 として存在し;Rは置換アルキル、シクロアルキルまたはアリールである、ここ にa)置換アルキルは、アリールオキシ、アルコキシ、アシルオキシ、アミノ、 N−アシルアミノ、ニトロ、シアノ、オキソ、ハロゲン、−C(O)OR6およ び−S(O)nR5からなる群か選択される1またはそれ以上の置換基で置換さ れた直鎖または分枝、飽和または不飽和の1〜12個の炭素原子を含有する炭化 水素値であり、 ここに、 R6は水素またはアルキル、 nは0〜2および R5は水素、シクロアルキル、C6〜C12アリール、置換シクロアルキル、置 換C6〜C12アリール、アルキル、またはアルコキシ、アシルォキシ、アミノ 、N−アシルアミノ、オキソ、ヒドロキシ、シクロアルキル、置換シクロアルキ ル、アリールオキシ、−C(O)OR6、−S(O)nR7、ニトロ、シアノ、 ハロゲン、C6〜C12アリール、置換C6〜C12アリールおよび保護された −OHからなる群がら選択される1またはそれ以上の置換基で置換されたアルキ ル(ここに、R6は水素またはアルキル、nは0〜2およびR7は水素またはア ルキル)であり;b)シクロアルキルは、非芳香族の、不飽和または飽和、環式 または多環式のC3〜C12であり、所望により1またはそれ以上のヘテロ原子 を含んでいてもよく、所望によりアリールオキシ、アリール、アルキル、アルコ キシ、アシルオキシ、シクロアルキル、置換シクロアルキル、アミノ、N−アシ ルアミノ、ニトロ、シアノ、オキソ、ヒドロキシ、ハロゲン、−C(O)OR6 、−S(O)nR5、保護された−OH、およびアルコキシ、アシルオキシ、C 6〜C12アリール、置換C6〜C12アリール、アミノ、N−アシルアミノ、 オキソ、ヒドロキシ、シクロアルキル、置換シクロアルキル、−C(O)OR6 、−S(O)nR7、アリールオキシ、ニトロ、シアノ、ハロゲンおよび保護さ れた−OHからなる群から選択される1またはそれ以上の置換基で置換されてい るアルキルからなる群より選択される1またはそれ以上の置換基で置換されてい てもよい、ここに、 R6は水素またはアルキル、 nは0〜2、 R7は水素またはアルキル、および R5は水素、シクロアルキル、C6〜C12アリール、置換シクロアルキル、置 換C6〜C12アリール、アルキル、またはアルコキシ、アシルオキシ、シクロ アルキル、置換シクロアルキル、アリールオキシ、アミノ、N−アシルアミノ、 オキソ、ヒドロキシ、−C(O)OR6、−S(O)nR7、ニトロ、シアノ、 ハロゲン、C6〜Cl2アリール、置換C6〜C12アリールおよび保護された −OHからなる群がら選択される1またはそれ以上の置換基で置換されたアルキ ル(ここに、R6は水素またはアルキル、nは0〜2、R7は水素またはアルキ ル)であり;および c)アリールは、環式または多環式の芳香族C3〜C12であり、所望により1 またはそれ以上のヘテロ原子を含んでいてもよい、ただしCが3である場合、芳 香族環は少なくとも2個のヘテロ原子を含み、Cが4である場合、芳香族環は少 なくとも1個のヘテロ原子を含み、所望によりアリールオキシ、シクロアルキル 、置換シクロアルキル、アルキル、C6〜C12アリール、アルコキシ、アシル オキシ、置換C6〜C12アリール、アミノ、N−アシルアミノ、ニトロ、シア ノ、ハロゲン、ヒドロキシ、−C(O)OR6、−S(O)nR5、保護された −OH、およびアルコキシ、アシルオキン、C6〜C12アリール、置換C6〜 C12アリール、アミノ、N−アシルアミノ、オキソ、ヒドロキシ、シクロアル キル、置換シクロアルキル、−C(O)OR6、−S(O)nR7、アリールオ キシ、ニトロ、シアノ、ハロゲンおよび保護された−OHからなる群から選択さ れる1またはそれ以上の置換基で置換されたアルキルで置換されていてもよく、 ここに、 R6は水素またはアルキル、 nは0〜2 R7は水素またはアルキル、および R5は水素、シクロアルキル、C6〜C12アリール、置換シクロアルキル、置 換C6〜C12アリール、アルキル、またはアルコキシ、アシルオキシ、アリー ルオキシ、アミノ、N−アシルアミノ、オキソ、ヒドロキシ、−C(O)OR6 、−S(O)nR7、ニトロ、シアノ、シクロアルキル、置換シクロアルキル、 ハロゲン、C6〜C12アリール、置換C6〜C12アリールおよび保護された −OHからなる群から選択される1またはそれ以上の置換基で置換されているア ルキル(ここに、R6は水素またはアルキル、nは0〜2、R7は水素またはア ルキル)を意味する] で示される化合物あるいはその医薬上許容される塩、水和物または溶媒和物であ る請求項1記載の化合物。
  9. 9.式: ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、Yはαまたはβ ▲数式、化学式、表等があります▼ ここに、 B環は破線で示した箇所に二重結合を有するか、またはC環は破線で示した箇所 に二重結合を有するかのいずれかであり;Aは存在しないかあるいは直鎖または 分枝、飽和または不飽和の1〜12個の炭素原子を含有する炭化水素鎖として存 在し;Rは置換アルキル、シクロアルキルまたはアリールであり、ここに、a) 置換アルキルは、アリールオキシ、アルコキシ、アシルオキシ、アミノ、N−ア シルアミノ、ニトロ、シアノ、オキソ、ハロゲン、−C(O)OR6、−S(O )nR5からなる群から選択される1またはそれ以上の置換基で置換された直鎖 または分枝、飽和または不飽和の1〜12個の炭素原子を含有する炭化水素鎖で あり、 ここに、 R6は水素またはアルキル、 nは0〜2および R5は水素、シクロアルキル、C6〜C12アリール、置換シクロアルキル、置 換C6〜C12アリール、アルキル、またはアルコキシ、アシルオキシ、アミノ 、N−アシルアミノ、オキソ、ヒドロキシ、シクロアルキル、置換シクロアルキ ル、アリールオキシ、−C(O)OR6、−S(O)nR7、ニトロ、シアノ、 ハロゲン、C6〜C12アリール、置換C6〜C12アリールおよび保護された −OHからなる群がら選択される1またはそれ以上の置換基で置換されたアルキ ル(ここに、R6は水素またはアルキル、nは0〜2およびR7は水素またはア ルキル)であり;b)シクロアルキルは、非芳香族の、不飽和または飽和、環式 または多環式のC3〜C12であり、所望により1またはそれ以上のヘテロ原子 を含んでいてもよく、所望によりアリールオキシ、アリール、アルキル、アルコ キシ、アシルオキシ、シクロアルキル、置換シクロアルキル、アミノ、N−アシ ルアミノ、ニトロ、シアノ、オキソ、ヒドロキシ、ハロゲン、−C(O)OR6 、−S(O)nR5、保護された−OH、およびアルコキシ、アシルオキシ、C 6〜C12アリール、置換C6〜C12アリール、アミノ、N−アシルアミノ、 オキソ、ヒドロキシ、シクロアルキル、置換シクロアルキル、−C(O)OR6 、−S(O)nR7、アリールオキシ、ニトロ、シアノ、ハロゲンおよび保護さ れた−OHヒドロキシからなる群から選択される1またはそれ以上の置換基で置 換されたアルキルからなる群より選択される1またはそれ以上の置換基で置換さ れていてもよい、ここに、 R6は水素またはアルキル、 nは0〜2、 R7は水素またはアルキル、および R5は水素、シクロアルキル、C6〜C12アリール、置換シクロアルキル、置 換C6〜C12アリール、アルキル、またはアルコキシ、アシルオキシ、シクロ アルキル、置換シクロアルキル、アリールオキシ、アミノ、N−アシルアミノ、 オキソ、ヒドロキシ、−C(O)OR6、−S(O)nR7、ニトロ、シアノ、 ハロゲン、C6〜C12アリール、置換C6〜C12アリ−ルおよび保護された −OHからなる群から選択される1またはそれ以上の置換基で置換されているア ルキルであり、ここに、R6は水素またはアルキル、nは0〜2、R7は水素ま たはアルキルであり; c)アリールは、環式または多環式の芳香族C3〜C12であり、所望により1 またはそれ以上のヘテロ原子を含んでいてもよい、ただしCが3である場合、芳 香族環は少なくとも2個のヘテロ原子を含み、Cが4である場合、芳香族環は少 なくとも1個のヘテロ原子を含み、所望によりアリールオキシ、シクロアルキル 、置換シクロアルキル、アルキル、C6〜C12アリール、アルコキシ、アシル オキシ、置換C6〜C12アリール、アミノ、N−アシルアミノ、ニトロ、シア ノ、ハロゲン、ヒドロキシ、−C(O)OR6、−S(O)nR5、保護された −OH、およびアルコキシ、アシルオキシ、C6〜C12アリール、置換C6〜 C12アリール、アミノ、N−アシルアミノ、オキソ、ヒドロキシ、シクロアル キル、置換シクロアルキル、−C(O)OR6、−S(O)nR7、アリールオ キシ、ニトロ、シアノ、ハロゲンおよび保護された−OHからなる群から選択さ れる1またはそれ以上の置換基で置換されているアルキルからなる群より選択さ れる1またはそれ以上の置換基で置換されていてもよく、 ここに、 R6は水素またはアルキル、 nは0〜2、 R7は水素またはアルキル、および R5は水素、シクロアルキル、C6〜C12アリール、置換シクロアルキル、置 換C6〜C12アリール、アルキル、またはアルコキシ、アシルオキシ、アリー ルオキシ、アミノ、N−アシルアミノ、オキソ、ヒドロキシ、−C(O)OR6 、−S(O)nR7、ニトロ、シアノ、シクロアルキル、置換シクロアルキル、 ハロゲン、C6〜C12アリール、置換C6〜C12アリールおよび保護された −OHからなる群から選択される1またはそれ以上の置換基で置換されたアルキ ル(ここに、R6は水素またはアルキル、nは0〜2およびR7は水素またはア ルキル)を意味する] で示される化合物あるいはその医薬上許容される塩、水和物または溶媒和物。
  10. 10.Yがβ位にある請求項9記載の化合物。
  11. 11.実質的に実施例のいずれかに前記されている請求項1記載の化合物。
  12. 12.請求項1〜11のいずれかに記載の化合物および医薬上許容される担体か らなる医薬組成物。
  13. 13.治療において用いるための請求項1〜11のいずれか1つに記載の化合物 。
  14. 14.ステロイド5−α−リダクターゼ障害剤として用いるための医薬の製造に おける請求項1〜11のいずれか1つに記載の化合物。
  15. 15.前立腺の大きさを減少させる治療において用いるための医薬の製造におけ る請求項1〜11のいずれか1つに記載の化合物。
  16. 16.前立腺癌の治療において用いるための医薬の製造における請求項1〜11 のいずれか1つに記載の化合物。
  17. 17.式: ▲数式、化学式、表等があります▼(IV),[式中、R2は2−チオピリジル を意味する]で示される化合物。
  18. 18.式(III): ▲数式、化学式、表等があります▼(III)[式中、AおよびRは請求項2に おいて定義したとおりである]で示される化合物ならびにその医薬上許容される 塩、水和物および溶媒和物の製法であっては、式: ▲数式、化学式、表等があります▼ の化合物を、2,2′−ジピリジルジスルフィドおよびトリフェニルホスフィン と、溶媒中、好ましくはジクロロメタン中で反応させて、式:▲数式、化学式、 表等があります▼ 〔式中、R2は2−チオピリジルを意味する]で示される化合物を形成し、つづ いて該化合物をグリニャール試薬と、溶媒中、好ましくはテトラヒドロフランま たはジエチルエーテル中で反応させて、式:▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、AおよびR8は前記と同意義である]で示される化合物を形成し、所望 により、適当ならば、R8をRに変換し、その後、所望によりその医薬上許容さ れる塩、水和物または溶媒和物を形成することからなる製法。
  19. 19.式(II): ▲数式、化学式、表等があります▼(II)[式中、AおよびRは後記と同意義 であり、β環は破線で示す箇所に二重結合を有するか、あるいはC環は破線で示 す箇所に二重結合を有するかのいずれかである〕 で示される化合物をエピマー化し、その後、所望によりその医薬上許容される塩 、水和物または溶媒和物を形成することからなる、式:▲数式、化学式、表等が あります▼ [式中、AおよびRは請求項2において定義したとおりであり、β環は破線で示 す箇所に二重結合を有するか、あるいはC環は破線で示す箇所に二重結合を有す るかのいずれかである] で示される化合物の製法。
  20. 20.請求項1〜11のいずれか1つに記載の化合物およびアルファ受容体拮抗 化合物の活性な治療物質としての使用であって、請求項1〜11のいずれか1つ に記載の化合物およびアルファ受容体拮抗化合物を別々に連続してまたは同時に 投与することからなる使用。
  21. 21.請求項1〜11のいずれか1つに記載の化合物およびアルファ受容体拮抗 化合物の良性前立腺肥大の治療において用いるための医薬の製造における使用で あって、請求項1〜11のいずれか1つに記載の化合物およびアルファ受容体拮 抗化合物を別々に連続してまたは同時に投与することからなる使用。
  22. 22.請求項1〜11のいずれか1つに記載の化合物およびミノキシジルの活性 な治療物質としての使用であって、請求項1〜11のいずれか1つに記載の化合 物およびミノキシジルを別々に連続してまたは同時に投与することからなる使用 。
  23. 23.請求項1〜11のいずれか1つに記載の化合物およびミノキシジルの男性 型脱毛症の治療において用いるための医薬の製造における使用であって、請求項 1〜11のいずれか1つに記載の化合物およびミノキシジルを別々に連続してま たは同時に投与することからなる使用。
  24. 24.ステロイド5−α−リダクターゼを阻害するのに用いるための医薬の製造 における請求項1〜11のいずれか1つに記載の化合物の使用。
  25. 25.哺乳動物においてステロイド5−α−リダクターゼを阻害する方法であっ て、そのような阻害を必要とする哺乳動物に、有効量の請求項1〜11のいずれ か1つに記載の化合物を投与することからなる方法。
  26. 26.活性な治療物質としての請求項1〜11のいずれか1つに記載の化合物お よびアロマターゼ阻害化合物の使用であって、請求項1〜11のいずれか1つに 記載の化合物およびアロマターゼ阻害化合物を別々に連続してまたは同時に投与 することからなる使用。
  27. 27.請求項1〜11のいずれか1つに記載の化合物およびアロマターゼ阻害化 合物の良性前立腺肥大の治療において用いるための医薬の製造における使用であ って、請求項1〜11のいずれか1つに記載の化合物およびアロマターゼ阻害化 合物を別々に連続してまたは同時に投与することからなる使用。
  28. 28.活性な治療物質として請求項1〜11のいずれか1つに記載の化合物およ びアロマターゼ阻害化合物およびアルファ受容体拮抗化合物の使用であって、請 求項1〜11のいずれか1つに記載の化合物およびアロマターゼ阻害化合物およ びアルファ受容体拮抗化合物を別々に連続してまたは同時に投与することからな る使用。
  29. 29.請求項1〜11のいずれか1つに記載の化合物およびアロマターゼ阻害化 合物およびアルファ受容体拮抗化合物の良性前立腺肥大の治療において用いるた めの医薬の製造における使用であって、請求項1〜11のいずれか1つに記載の 化合物およびアロマターゼ阻害化合物およびアルファ受容体拮抗化合物を別々に 連続してまたは同時に投与することからなる使用。
  30. 30.医薬上許容される担体または希釈体および有効量の前記した式(I)の化 合物または前記した式(V)の化合物を含有する医薬組成物の製法であって、式 (I)の化合物または式(VI)の化合物を医薬上許容される担体または希釈体 と組み合わせることからなる方法。
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