JPH07508039A - 4−アザステロイドのエステル誘導体 - Google Patents
4−アザステロイドのエステル誘導体Info
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- JPH07508039A JPH07508039A JP6503838A JP50383894A JPH07508039A JP H07508039 A JPH07508039 A JP H07508039A JP 6503838 A JP6503838 A JP 6503838A JP 50383894 A JP50383894 A JP 50383894A JP H07508039 A JPH07508039 A JP H07508039A
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- C07J73/001—Steroids in which the cyclopenta[a]hydrophenanthrene skeleton has been modified by substitution of one or two carbon atoms by hetero atoms by one hetero atom
- C07J73/005—Steroids in which the cyclopenta[a]hydrophenanthrene skeleton has been modified by substitution of one or two carbon atoms by hetero atoms by one hetero atom by nitrogen as hetero atom
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、4−アザアントロスタン−3−オンの新規な17位エステル及びチオ
エステル誘導体、関連化合物並びに5α還元酵素阻害剤としての該化合物の使用
に関する。
当業界においては、痘癒性アクネ、脂漏症、女性型多毛症、男性型原性禿頭症及
び良性前立腺肥大のような特定の好ましからざる生理的発現は、代謝系における
テストステロン又は近似のアンドロゲン性ホルモンの過剰な堆積を原因とする過
剰アンドロゲン性刺激の結果であることが判明している。男性化過剰作用の望ま
しくない結果を防止する化学療法剤を提供しようという初期の試みにより、いく
つかのステロイド系抗アンドロゲンが発見されたが、それらは自身が不要なホル
モン活性を有していた。例えばエストロゲンは、アンドロゲン作用を妨害するだ
けでなく女性化作用をも有する。非ステロイド系抗アンドロゲン、例えば、4′
−二トロー3′−トリフルオロメチル−イソブチルアニリドも開発された。’N
eriら、 Endo、 Vol、91. No、2 (1972)を参照。し
かしこれらの生成物は、ホルモン作用が欠けてはいるが、末梢では活性であり、
受容器部位に対して天然アンドロゲンと競合し、そのために、男性患者又は女性
患者の男性胎児を女性化する傾向がある。
いくつかの標的器官のアンドロゲン活性の主要媒体は5α−ジヒドロテストステ
ロンであり、該媒体がテストステロン−5α還元酵素の作用によって標的器官内
で局所的に形成されることは当業界においては公知となっている。さらに、テス
トステロン−5α還元酵素阻害剤が男性化過剰刺激の兆候を防止又は弱める働き
をすることも知られている。
当業界において、いくつかの4−アザステロイド化合物が5α還元酵素阻害剤と
して知られている。例えば、米国特許第2.227.876号、第3.239.
417号、第3.264.301号及び第3.285.918号;仏国特許第1
.465.544号; Doorenbos andSolomons、J、P
harm、 Sci、 62.4. 638J40ページ (1973); D
oorenbos and Brown、 J、Phat Sci、、 60.
8.1234−1235ページ(1971)及びDoorenbos and
Kim、 J、 Pharm、 Sci、 63.4.620−622ページ(
1974)を参照されたい。
さらに、米国特許第4.377、584号、第4.220.775号、第4゜8
59、681号、第4.760.071号、並びにRa5a+ussonらのJ
、 Med。
CheIll、 27.1690−1701ページ(1984)及びJ、1le
d、 Che+a。
米国特許第4.845.104号、並びにCa1nelliらの米国特許第4゜
732、897号は、DHT関連男性化過剰症状の治療に有効であるとされる4
−アザ−17β−置換−5α−アントロスタン−3−オンについて記載している
。
しかし、男性化過剰障害が単一の5α還元酵素によるとする従来技術における示
唆にも拘わらず、ラットとヒトのどちらにも他の5α還元酵素のアイソザイムが
存在するという報告がなされている。例えばヒトの前立腺において、Bruch
ovskyら(J、C11n、Endocrinol、Metab、67、 8
06−816ページ、1988参照)及びHudson (J、5teroid
Biochem、26、349−353ページ、 1987参照)は、基質及
び上皮文画において異なる5α還元酵素活性を発見した。さらにMoore及び
1lilsonは、pH5,5又はpH7〜9で活性がピークとなる2種の異な
るヒトの還元酵素について記載している最近、Andersson及びRu5s
ellは、う・ントの肝臓の5α還元酵素をコードするcDNAを単離した(J
、Biol、 Chew。
小、 16249−55ページ(1989)参照)。彼らは、ラットの肝臓還元
酵素及び前立腺還元酵素のいずれをもコードする単一のmRNAを発見した。後
にこのラットの遺伝子配列は「5α還元酵素1」と称される5α還元酵素をコー
ドするヒトの前立腺cDNAの選択に用いられた( Proc、 Nat’1、
Acad、 Sci、 87.3640−3644ページ、1990参照)。
極く最近になって、ヒトの前立腺の粗抽出物に見いだされる、より豊富な形態の
特性を有するとされる第2のヒト前立腺還元酵素(5α還元酵素2)がクローン
化された(Nature、 354. 159−161ページ、1991参照)
。
さらに、Jean O,Wilsonによる“Syndromes of An
drogenResistance” −The Biology of Re
production、 Vol、 46゜168−173ページ(1992)
に、5α還元酵素1の酵素が毛包と関連し得ることが示されている。
このように、当業界においてヒトには5α還元酵素について少なくとも2種の遺
伝子と5α還元酵素の2種の異なるアイソザイムが存在することが支持されてい
る。どちらの形態も前立腺組織に存在するが、そこでは5α還元酵素2がより豊
富であり、他のアイソザイムである5α還元酵素1は頭皮組織により豊富に存在
すると思われる。
男性化過剰症状、例えば、良性の前立腺過形成(BPH)の治療において、ジヒ
ドロテストステロン(DHT)の生成を実質的に阻害するべく、前立腺の酵素1
及び酵素2のいずれに対しても活性を有する一つの薬剤を有することが望ましい
。あるいは、皮膚及び頭皮の病気、例えば、アクネ及び脱毛症の治療に使用する
ために、頭皮関連酵素である5α還元酵素1の阻害に高度に選択的な薬剤を有す
ることが望ましい。該薬剤は、BPHの治療における複合治療用として、前立腺
酵素である5α還元酵素2に対して高度に選択的であるPRO3CAR(商標)
(finasteride)と組み合わせて用いることも可能である。
発明の要旨
本発明は、ステロイド5α還元酵素1及び2の阻害に有用な新規な4−アザアン
トロスタン−3−オンの17位エステル及びチオエステル誘導体、並びに関連化
合物を開示する。該化合物は、頭皮関連5α還元酵素1の選択的阻害、並びに、
良性の前立腺過形成、アクネ、女性の多毛症、男性の原性禿頭症、アンドロゲン
性脱毛症、前立腺炎の経口、非経口又は局所的治療及び前立腺癌の予防且つ治療
におけるアイソザイム1及び2の両方の二重阻害に特に有効である。
詳細な説明
本発明は、式!の化合物、並びに5α還元酵素1の選択的阻害及び5α還元酵素
1及び2の複合阻害のための該化合物の組み合わせに関する。本発明は、式■:
(式中、a及びbがいずれも単結合であり、R2が水素であるか、又は、
aが二重結合であり、bが単結合であり、R1が水素であるか、又は、
aが単結合であり、bが二重結合であり、R2が存在せず;
R1は、−H,アリール又は置換されていないか若しくはアリールで置換された
一C1−3アルキルであり、nが1より大きい場合にはその都度同一でも異なっ
ていてもよくR3は、−H,メチル、エチル、 OH,NHz又は−5CH3で
あり;
nは0〜10の範囲から選択される整数であり:Xは一〇−又は−8−であり;
且つ
R4は、
1)置換されていないか又は1個以上のd) C+−eアルケニル、
e)−CONR’R’ (ここで、R8は独立に1)−Hl
ii)置換されていないか又は1個以上のR7、アリール若しくは複素環で置換
されたーCI4アルキル(該アリールは、置換されていないか又は1個以上のR
7若しくはR9で置換されている)、
1ii)置換されていないか又は1個以上のR1若しくはR・で置換されたアリ
ール、又は
iv)置換されていないか又は1個以上のR7若しくはR・で置換された複素環
、
f) −COOR@ (ここで、R・は1)−H。
ii)置換されていないか又は1個以上のRフ若しくはアリールで置換された一
CI−1アルキル(該アリールは、又は置換されていないか又は1個以上のR7
若しくはR@で置換されている)、又は
1ii)置換されていないか又は1個以上のR1若しくはR@で置換されたアリ
ール、
g) −S (0) e R’ C’−コテ、pは0.1又は2である)、
h) NCR’)2、
i)置換されていないか又は1個以上のアリール、R7若しくはR4で置換され
たアリール、j)置換されていないか又は1個以上のR7若しくはR@で置換さ
れた複素環、
k)置換されていないか又は1個以上のR7若しくはR9で置換されたシクロヘ
キシル、ノルボルニル又はアダマンチルのような−C8−1゜シクロアルキル、
又は
1)−CONR”−CO−NHR@ (ここで、R1は−H1CI−sアルキル
、ベンジル又はシクロヘキシルである)、
で置換された一C1−2゜アルキル、
2)置換されていないか又は1個以上のアリール、R?若しくはR9で置換され
たアリール、3)複素環又は−Cs−+o(いずれも、置換されていないか又は
1個以上のR7若しくはR・で置換されている)、
4)−NR5R5、又は
2) C1−3アルコキシ、
3)−CN。
4)−COOR’、
5) CI−*アルキルーGOOR’、8)アミノ、モノ−C、−C、アルキル
アミノ、ジーC1−04−アルキルアミノであり;
R9は、
1)置換されていないか又は1個以上のアリール若しくはR7で置換されたーC
1−,アルキル、2) Co−A1 CI−sアルキル−Co−A、−NHCO
−A又は−S (0) 、−A (ここで、pは上記の定義と同様であり、Aは
a)−H。
b)置換されていないか又は1個以上のi)R’、又は
ii)置換されていないか若しくは1個以上のR7で置換されたアリール
で置換された一C1−8アルキル、又はC)置換されていないか又は1個以上の
R7で置換されたアリールである)、
3)−NHCO−複素環、
4) −N (R10) 2又は−CON (RIO) ! (ここでR1”は
独立に複素環若しくは−Aである)、5)−NHCO(CH,)、−Co−Q
(、m、二1’、qは1〜4であり、Qは−N (RID) 、又は0RIOで
ある);
但し、nが1〜10であり、bは単結合であり、R1はいずれの場合も−Hであ
り、Xは一〇−であり、R4は−C+−Sアルキルである場合、R4は置換され
ていないフェニル環で置換されておらず;
nが1〜10であり、bは単結合であり、R1はいずれの場合も−Hであり、X
は一〇−である場合、R4は置換されていないCS−1シクロアルキル、置換さ
れていないフェニル、アミノ、−C11アルキル置換アミノ、又は−CI−Sア
ルコキシではなく;
nが0であり、Xは一〇−であり、a及びbは共に単結合であり、R3は−Hで
ある場合、R4は−CH3ではな(、:且つ
nが1であり、R1は−CH5であり、Xは一〇−であり、a及びbは共に単結
合であり、R3は−Hである場合、R4は−CH3ではない)
を有する化合物又は医薬上許容可能なその塩若しくはエステルに関する。
本発明の第1の好ましい態様は、式■:H3
(式中、R4は置換されていないか又は111!以上の一0H1ハロ、 C11
アルコキシ、CI−@アルケニル、−3(0) 、−R5、N(R’)!、置換
されていないか又は1個以上のアリール、R7若しくはR9で置換された了り−
ル、置換されていないか又は1個以上のR7若しくはR9で置換された複素環、
又は置換されていないか又は1個以上のR1若しくはR9で置換されたーCll
−lffシクロアルキル
で置換された一C+−Z。アルキルであり、且つ、XSp、R5、R7及びR9
は全て式■の定義と同様である)を有する化合物によって表わされる。
本発明の第2の好ましい態様は、式■(式中、R4は−CONR5RS、−CO
OR’若しくは−CONR8CONHR6で置換された一CI−20アルキルで
あり、且つ、X、R’。
R6及びR8は全て式Iの定義と同様である)を有する化合物によって表わされ
る。
本発明の第3の好ましい態様は、式■(式中、R4は、置換されていないか又は
1個以上のアリール、R7若しくはR11で置換されたアリール;
置換されていないか又は1個以上のR7若しくはR9で置換された複素環;
置換されてい“ないか又は1個以上のR7若しくはR9で置換されたー03−1
゜シクロアルキル;−NR8R5,又は−〇R5であり:
且つ、X、R’、R7及びR9は全て式■の定義と同様である)
を有する化合物によって表わされる。
本発明の第4の好ましい態様は、式■;H3
(式中、R4は、置換されていないか又は1個以上の−OH,ハロ、 CI−@
7 JLr =7−jf−’、t、 CI47 Jk ケ−1−k、−3(0
)−−R”、N (R’)!、置換サレテナイカ又は1個以上のアリール、R7
若しくはR−で置換されたアリール、置換されていないか又は1個以上のR7若
しくはReで置換された複素環、又は置換されていないか又は1個以上のR7若
しくはR1で置換された一〇 3−1@シクロアルキル
で置換されたーC1111アルキルであり、且つ、X、n、R’、R’SR’及
びR1は全て式Iの定義と同様である)を有する化合物によって表わされる。
本発明の第5の好ましい実施態様は、弐■(式中、R4は、−CONR’R’、
−COOR’又は−CONR@C0NHR”で置換された一CI−1゜アルキル
であり、且ツ、X、n、R’、R’、Re及びR”li全て式1(D定義の通り
である)を有する化合物によって表わされる。
本発明の第6の好ましい態様は、式■(式中、R4は、置換されていないか又は
1個以上のアリール、R7若しくはR9で置換されたアリール:
置換されていないか又は1個以上のR7若しくはR9で置換された複素環;
置換されていないか又は1個以上のR7若しくはReで置換された一C3−10
シクロアルキル;−NR3R5,又は−0R1であり;
且つ、X、n、R’、R’、R)及びR1は全て式■の定義と同様である)
を有する化合物によって表わされる。
特に断りのない限り、17位の置換基はβ配置にあるものと仮定する。
本発明の新規な化合物には、下記の化合物が含まれるが、20− (11−(エ
チルチオ)ウンデカノイルオキシ)20−エトキシアセチルオキシ−4−メチル
−5α−4−アザプレグナン−3−オン、
17−(12−イソプロピルチオ)ドデカノイルオキシ)−4−メチル−5α−
4−アザアントロスタン−3−オン、20− (12−(イソプロピルチオ)−
ドデカノイルオキシ)−5α−4−アザブレダン−1−エン−3−オン、17−
アセチルオキシメチル−4−メチル−5α−4−アザアントロスタン−3−オン
、
4−メチル−20−トリデカノイルオキシ−5α−4−アザプレグナン−3−オ
ン、
2O−t−ブチルアセチルオキシ−4−メチル−5α−4−アザプレグナン−3
−オン、
4−メチル−20−トリメチルアセチルオキシ−5α−4−アザプレグナン−3
−オン、
4−メチル−20−(10−ウンデセノイルオキシ)−5α−4−アザプレグナ
ン−3−オン、20− (3,7−ジメチル−6−オクテノイルオキシ)−4−
メチル−5α−アザプレグナン−3−オン、2O−(3−カルボキシプロピオニ
ルオキシ)−4−メチル−5α−4−アザプレグナン−3−オン、20− (1
1−(カルボメトキシ)ウンデカノイルオキシ)−4−メチル−5α−4−アザ
プレグナン−3−オン、20− (3−(カルボベンジルオキシ)プロピオニル
オキシ)−4−メチル−5α−4−アザプレグナン−3−オン、
20− (1−アダマンチルアセチルオキシ)−4−メチル−5α−4−アザプ
レグナン−3−オン、4−メチル−20−(2−ノルボルニルアセチルオキシ)
−5α−4−アザプレグナン−3−オン、20− (3,4−ジメトキシフェニ
ル)アセチルオキシ−4−メチル−5α−4−アザプレグナン−3−オン、20
− (4−イソプロピルフェニル)アセチルオキシ−4−メチル−5α−4−ア
ザプレグナン−3−オン、20−(イソプロピルチオ)アセチルオキシ−4−メ
チル−5α−4−アザプレグナン−3−オン、20− (9−(イソプロピルチ
オ)ノナノイルオキシ)−4−メチル−5α−4−アザプレグナン−3−オン、
20− (12−(イソプロピルチオ)ドデカノイルオキシ)−4−メチル−5
α−4−アザプレグナン−3−オン、20− (11−(エチルスルフィニル)
ウンデカノイルオキシ)−4−メチル−5α−4−アザプレグナン−3−オン、
20− (12−(t−ブチルチオ)ドデカノイルオキジ)=4−メチル−5α
−4−アザプレグナン−3−オン、4−メチル−20−(4−(チェシー2−イ
ル)ブチロイルオキシ−5α−4−アザプレグナン−3−オン、20−トリメチ
ルアセチルオキシ−5α−4−アザプレグナン−3−オン、
20− (9−(イソプロピルチオ)ノナノイルオキシ)−5α−4−アザプレ
グナン−3−オン、20− (12−(イソプロピルチオ)ドデカノイルオキシ
)−5α−4−アザプレグナン−3−オン、20−アセトキシメチル−4−メチ
ル−5α−4−アザプレグナン−3−オン、
4−メチル−20−()リメチルアセチルオキシ)メチル−5α−4−アザプレ
グナン−3−オン、20− (12−(イソプロピルチオ)ドデカノイルオキシ
)メチル−4−メチル−5α−4−アザプレグナン−35α−4−アザアントロ
スタン−3−オン、17−(2−エチルヘキサノイルオキシ)メチル−4−メチ
ル−5α−4−アザアントロスタン−3−オン、17− (12−(イソプロピ
ルチオ)ドデカノイルオキシ)メチル−4−メチル−5α−4−アザアントロス
タン−3−オン、
20−トリメチルアセチルオキシ−5α−4−アザプレダン−1−エン−3−オ
ン、
17β−(ベンジルアミノカルボニルオキシ)−4−メチル−5α−4−アザア
ントロスタン−3−オン、20− (t−ブチルアミノカルボニルオキシ)−4
−メチル−5α−4−アザプレグナン−3−オン、17−(t−ブチルアミノカ
ルボニルオキシメチル)−4−メチル−5α−4−アザアントロスタン−3−オ
ン、又は
17−(メチルアミノカルボニルオキシメチル)−4−メチル−5α−4−アザ
アントロスタン−3−オン。
本発明の新規な化合物は、さらに下記の化合物を含むが、該化合物には限定され
ない:
17−(2−フリルアセトキシメチル)−4−メチル−5α−4−アザアントロ
スタン−3−オン、17−(4−イソプロピルフェニルアセトキシメチル)−4
−メチル−5α−4−アザアントロスタン−3−オン、17−(シクロへキシル
アセトキシメチル)−4−メチル−5α−4−アザアントロスタン−3−オン、
17−(3−インドリルアセトキシメチル)−4−メチル−5α−4−アザアン
トロスタン−3−オン、17−(4−メチルシクロヘキサンカルボニルオキシメ
チル)−4−メチル−5α−4−アザアントロスタン−3−オン、
17− (4−(3−インドリル)−ブチリルオキシメチル)−4−メチル−5
α−4−アザアントロスタン−3−オン、
17−(4−イソブチルベンゾイルオキシメチル)−4−メチル−5α−4−ア
ザアントロスタン−3−オン、17−(アセトキシアセチルオキシメチル)−4
−メチル−5α−4−アザアントロスタン−3−オン、17〜(6−ブロモヘキ
サノイルオキシメチル)−4−メチル−5α−4−アザアントロスタン−3−オ
ン、4−メチル−20−(4−ニトロベンゾイルオキシメチル)−5α−4−ア
ザプレグナン−3−オン、20− ((3−アセトアミド)ベンゾイルオキシ)
−4−メチル−5α−4−アザプレグナン−3−オン、2O−(3,4−ジメト
キシフェニルアセチルオキシメチル)−4−メチル−5α−4−アザプレグナン
−3−オン、
17−(4−エトキシベンゾイルオキシメチル)−4−メチル−5α−4−アザ
アントロスタン−3−オン、4−メチル−20−(パルミトイルオキシメチル)
−5α−4−アザプレグナン−3−オン、
17−(イミノジベンジル−5−カルボニルオキシメチル)−4−メチル−5α
−4−アザアントロスタン−3−オン、
4−メチル−20−(ステアロイルオキシ)−5α−4−アザプレグナン−3−
オン、
17−(3,5−ビス−(トリフルオロメチル)ベンゾイルオキシメチル)−4
−メチル−5α−4−アザアントロスタン−3−オン、
17−(3−シアノベンゾイルオキシメチル)−4−メチル−5α−4−アザア
ントロスタン−3−オン、20−(ヘプタフルオロブチリルオキシメチル)−4
−メチル−5α−4−アザプレグナン−3−オン、2O−(4−ベンゾイルベン
ゾイルオキシメチル)−4−メチル−5α−4−アザプレグナン−3−オン、1
7−(ベンズトリアゾール−5−カルボニルオキシメチル)−4−メチル−5α
−4−アザアントロスタン−3−オン、
20− (3,5−ジフルオロベンゾイルオキシ)−4−メチル−5α−4−ア
ザプレグナン−3−オン、17−(ビス−(4−イソプロピル)フェニル)アセ
チルオキシメチル−4−メチル−5α−4−アザアントロスタン−3−オン、
4−メチル−20−(サリシリルオキシメチル)−5α−4−アザプレグナン−
3−オン、
17−((3−ヒドロキシ−4,4,4−トリクロロブチリルオキシ)メチル)
−4−メチル−5α−4−アザアントロスタン−3−オン、又は
17−(シンナモイルオキシメチル)−4−メチル−5α−4−アザアントロス
タン−3−オン。
医薬上許容可能な塩又はエステルも、塩基性又は酸性基が、式Iの化合物中の置
換されたアルキル、シクロアルキル、アリール又は複素環部分に存在する場合に
は本発明の範囲内に含まれる。酸性置換基、即ち−COOHが存在する場合、投
与剤型として使用するために、アンモニウム、ナトリウム、カリウム、カルシウ
ム塩などを形成することが可能である。
塩基性基、即ち、アミノが存在する場合、酸性塩、即ち、塩酸塩、臭酸塩、酢酸
塩、パモエートなどを投与剤型として用いてよい。
さらに、−COOH基が存在する場合には、医薬上許容可能なエステル、例えば
、アセテート、マレエート、ピパロイルオキシメチルなど、及び、制御溶出又は
プロドラッグ製剤として用いるために可溶度又は加水分解特性を変更するための
当業界では公知のエステルを用いてもよい。
本発明の化合物は、非対称中心を有することがあり、ラセミ化合物、ラセミ混合
物として、及び個別のジアステレオマーとして産出し、全ての異性体形は本発明
に包含される。
可変部(例えば、アリール、複素環、R’、R”、nSXなど)のいずれかが、
任意の置換基又は式11■若しくは■に複数回発生する場合、各発生に関する定
義は、他のどの発生時のその定義とも独立である。さらに、置換基及び/又は可
変部の組み合わせは、かかる組み合わせにより安定な化合物が得られる場合にの
み許容され得る。
本書に用いられている「アルキル」とは、特定数の炭素原子を有する分枝鎖並び
に直鎖の脂肪族飽和炭化水素基(Meはメチル、Etはエチル、Prはプロピル
、Buはブチルである)を含むものとし; 「アルコキシ」とは酸素架橋を介し
て付着している指示数の炭素原子を有するアルキル基を表わす。「シクロアルキ
ル」とは、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル(
Cyh)、シクロへブチル、ノルボルナニル及びアダマンチルのような、飽和の
単環性、二環性及び二環性環基を含むものとする。「アルケニル」とは、エチニ
ル、プロペニル、ブテニル、ペンテニルなどのような鎖に沿って任意の安定点に
おいて発生し得る1個以上の炭素−炭素二重結合を有する直鎖又は分枝鎖構造を
有する炭化水素を含むものとする。「ハロ」とは、本書においてはフルオロ、ク
ロロ、ブロモ及びヨードを意味する。
本書において「アリール」とは、フェニル(P h)又はナフチルを意味するが
、注記されているような例外もある。
特に注記のない限り、本書に用いられている複素環又は複素環式という用語は、
安定な5−〜7−員単環式、複素環式環を表わし、該環は、飽和又は不飽和であ
り、且つ炭素原子と、N10及びSからなる群から選択される1〜3個のへテロ
原子とから構成されており、その場合、含窒素及び含硫黄へテロ原子は場合によ
って酸化されてよ(、窒素へテロ原子は任意に四級化されて、上記に定義のいず
れかの複素環式環がベンゼン環と融合した任意の二環式基を含んでいてよい。複
素環式環は、安定な構造を形成し得るいずれのへテロ原子又は炭素原子に付着し
てもよい。かかる複素環式成分の例としては、ピペリジニル、ピペラジニル、2
−オキソピペラジニル、2−オキソピペリジニル、2−オキサゾリジニル、2−
オキソアゼピニル、アゼピニル、ピロリル、4−ピペリドニル、ピロリジニル、
ピラゾリル、ピラゾリジニル、イミダゾリル、イミダゾリニル、イミダゾリジニ
ル、ピリジル、ピラジニル、ピリミジニル、ピリダジニル、オキサシリル、オキ
サゾリジニル、イソキサゾリル、イソキサゾリルニル、モルフオリニル、チアゾ
リル、チアゾリジニル、イソチアゾリル、キヌクリジニル、イソチアゾリジニル
、インドリル、キノリニル、イソキノリニル、ベンズイミダゾリル、チアジアゾ
リル、ベンゾピラニル、ベンゾチアゾリル、ベンズオキサシリル、フリル、テト
ラヒドロフリル、テトラヒドロピラニル、チェニル、ベンゾチェニル、チアゾリ
ジニル、チアモルホリニルスルホキシド、チアモルホリニルスルホン、及びオキ
サジアゾリルが含まれる。モルホリノはモルホリニルと同一である。好ましい複
素環は、ピペリジニル、2−オキサゾリジニル、ピロリル、ピラゾリル、イミダ
ゾリル、ピリジル、ピラジニル、ピリミジニル、ピリダジニル、オキサシリル、
インキサゾリル、モルホリニル、チアゾリル、イソチアゾリル、キヌクリジニル
、インドリル、キノリニル、イソキノリニル、ベンズイミダゾリル、チアジアゾ
イル、ベンゾチアゾリル、ベンズオキサシリル、フリル、テトラヒドロフリル、
チェニル及びベンゾチェニルである。
rM、p、J又はrmpJは、融点を表わす略語であり; rm、w、J又は「
mW」は分子量を表わす略語である。
本発明の化合物は、当業者には周知の方法で製造される。
一般に本発明の化合物は、式(i):
(式中、a及びbが共に単結合であり、R1が水素であるか、又は
aが二重結合であり、bが単結合であり、R2が水素であるか、又は
aが単結合であり、bが二重結合であり、R1が存在せず;
R1は−H,アリール又は置換されていない若しくはアリールで置換されたCl
−3アルキルであり、nが1より大きい場合、R1は同一であっても異なってい
てもよ<、R1は、−H1メチル又はエチルであり;nは0〜10の範囲の整数
である)で表わされるステロイドアルコール出発物質から製造される。
式(i)の出発アルコールの製造法は当業者には周知であり、例えば、下記の刊
行物: Rasmusson、 G、■、ら、1.菖ed、 Chet、29.
2298−2315 (1986): Rasmusson、 G、Il、ら
。
J、 led、 Chell、、 27.1690−1701 (1984)に
記載されている。
さらに、式(i)の出発4−アザステロイド−20−アルコールは当業者には周
知のいくつかの方法によって製造してもよい。例えば、17−カルボニル基(例
えば、カルボキサルデヒド)を含む4−アザステロイドを、適切な有機金属試薬
と反応させて対応第二級アルコールを生成させてもよいが、還元により、第一級
アルコールが生成することがある。さらに、適切な17−ケトンを還元して(例
えば、ホウ水酸化ナトリウムを用いて)所望のアルコールを生成させてもよい。
上記のケトン類を当業界において周知のいくつかの方法によって製造してもよい
。特に有用な一つの方法は、^、 1311Biiacharyaらの5ynt
hetic Com1unications 20 (17)、 2683−2
690 (1990)の方法であり、該方法は、活性化カルボニル化合物を適当
なGr i gna rd試薬と反応させて所望のケトンを得るものである。他
の活性化カルボニル化合物(例えば、ピリジンチオエステル)を用いてもよい。
これらのアルコール官能基は、4−アザ部分の形成の前後いずれにおいても構成
可能である。
式(1)の化合物の製造法の一つは、出発ステロイドアルコールと式(1i)
R’−COOH(ii)
の酸を、当業者には公知の条件下、例えば、4−(ジメチルアミノ)−ピリジン
(DMAP)及びN、N’−ジシクロへキシルカルボジイミド(D CC)の存
在下にCH,C12のような適切な溶媒中で縮合するものである。
式■の化合物の他の製造法は、出発アルコール(i)を式(1ii)
R’−COC1(iii)
の酸塩化物又は式(1v)
(R’CO) *O(iV)
の酸無水物若しくは混合無水物と、当業者には公知の条件下、例えばピリジンの
ような塩基の存在下に、例えば約0℃のような低温で、CH2Cl2のような適
切な溶媒を用いる乾燥条件下に化合させるものである。
式■のカルバミン酸誘導体は、出発アルコール(i)を、例えばイソシアン酸ベ
ンジル又はイソシアン酸t−ブチルのようなイソシアン酸化合物と、当業者には
公知の条件下、例えば、ピリジン又は1.4−ジアザビシクロ[2,2゜2]オ
クタンのような塩基の存在下に、ベンゼンのような適切な溶媒中の乾燥条件下に
反応させるか、又はイソシアン酸t−ブチル、1.8−ジアザビシクロ[5,4
,0コウンデク−7−エン(D B U)のような立体障害イソシアナートの場
合には、例えば60〜70℃に加熱し、又は室温で製造することができる。
チオールエステルは、Tetrahedron Letters、 22 (1
981)3119−3122ページに記載の文献方法、即ち、トリフェニルホス
フィン及びジイソプロピルアゾジカルボキシレートから予備形成された付加化合
物の存在下に、アルコールとチオール酸を共に反応させることにより都合よく製
造し得る。
あるいは、標準的な鹸化又は還元法によりこれらのチオールエステルから得られ
た遊離チオールをさらに常法によりアシル化して他のチオールエステルを得ても
よい。
上記の合成法の説明に用いられている可変部「R4」とは、式Iで定義されてお
り、式(iv)において発生する都度独立に定義される。
例えば、良性の前立腺肥大、前立腺炎及び前立腺癌、並びに男性化過剰症状の治
療に用いるために有効成分として本発明の化合物を含む組成物は、全身性投与の
ための慣用担体中の多岐にわたる治療用剤型、例えば、錠剤、カプセル、溶剤又
は懸濁剤の形態で経口投与するか、又は注射により投与することが可能である。
該生成物の1日当たりの用量は、ヒトの大人1日当たり、0.5〜1.000m
gという広範な範囲にわたって変化してよい。組成物は、治療を受ける患者の症
状に応じて用量を調整するために、0゜5.1.0.2.5.5.0.10.0
.15.0.25゜0及び50.0mgの有効成分を含む秤量錠剤の形態で投与
するのが好ましい。薬剤の有効量は通常1日当たり体重1kgにつき約0.00
2mg〜約50mgの投与レベルで与えられる。用量は、1日当たり体重1kg
につき約0゜01mg〜7mgの範囲が好ましい。これらの用量は、製剤の毒性
発現量を十分に下廻る。本発明の生成物を含むカプセルは、本発明の活性化合物
をラクトース、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸カルシウム、スターチ
、タルク又は他の担体と混合し、混合物をゼラチンカプセル中に装入して製造し
得る。錠剤は、有効成分を、リン酸カルシウム、ラクトース、コーンスターチ又
はステアリン酸マグネシウムのような慣用の錠剤化成分と混合して製造し得る。
液剤は、合成及び天然ゴム、例えばトラガカント、アカシア、メチルセルロース
などのような適当に香味付けされた懸濁剤又は分散剤である。使用可能な他の分
散剤にはグリセリンなどが含まれる。非経口投与用には、滅菌懸濁剤及び溶剤が
望ましい。静脈内投与が望ましい場合には、一般に適当な保存料を含む等張架剤
を用いる。
アンドロゲン性禿頭症、痘癒性アクネ、脂漏症、女性型多毛症の治療用には、局
所性投与用に調製された医薬上許容可能な担体と組み合わせた活性化合物を含む
医薬組成物として本発明の化合物を投与する。非経口又は経口投与することも可
能である。これらの局所性医薬組成物は、皮膚に塗布するように調製された、ク
リーム、軟膏、ゲル又はエアゾール製剤の形態でよい。本発明の化合物を含むこ
れらの局所性医薬組成物は一般に、混合物中に、約0.1%〜15%、好ましく
は約5%の活性化合物と約95%の担体を含んでいる。
下記の実施例は本発明の代表的な実施態様を示しているが、本発明の範囲又は精
神を限定するものと解釈してはならない。
高速原子衝撃(FAB)及び電子衝撃(El)質量分析(MS)値を分子イオン
のピークとして記録し、M+、Mol、M −1又はM′″2で、分子量(mw
) 、分子量プラス1原子質量単位、分子量マイナス1原子質量単位又は分子量
プラス2原子質量単位を示す。
IH核磁気共鳴(NMR)データを200又は400MHzで取り、実施例の最
後に各化合物についての固有のプロトン値として表示する。
20−ヒドロキシ−4−メチル−5α−4−アザプレグナン−3−オン(0,6
6g、2.0mM) 、11−エチルチオ−ウンデカン酸(0,493g、2.
0mM) 、及び4−(ジメチルアミノ)ピリジン(0,242g、2゜0mM
)の塩化メチレン(25mL)撹拌溶液に、塩化メチレン(3mLさらに2X3
mLでリンス)中のN、N’−ジシクロへキシルカルボジイミド(0,48g、
2.3mM)を加えた。−晩撹拌を2度した後、混合物を沈殿したジシクロヘキ
シル尿素から濾過、濃縮して、残渣を、溶離剤として酢酸エチルを用いるシリカ
ゲル上のフラッシュクロマトグラフィーにかけて、濃厚油として標記化合物を得
た。C34HsoN Q sSのMS M”計算値、mw=561゜90;m/
e実測値 562゜
実施例2
20−エトキシアセチルオキシ−4−メチル−5α−4−アザプレグナン−3−
オンの調製
実施例1に記載のものと実質的に同一の手順を用いたが、但し、実施例1に用い
たエチルチオウンデカン酸をエトキシ酢酸で置換して、標記化合物を得る。
実施例3
17−(12−イソプロピルチオ)ドデカノイルオキシ)−4−メチル−5α−
4−アザアントロスタン−3−オンの調製
実施例1に記載のものと実質的に同一の手順を用いたが、但し、実施例1に用い
たそれぞれ20−ヒドロキシ−4−メチル−5α−4−アザプレグナン−3−オ
ン及び11−エチルチオウンデカン酸を、17−ヒドロキシ−4−メチル−5α
−4−アザアントロスタン−3−オン及び12−(イソプロピルチオ)ドデカン
酸で置換して、標記化合物を得た。C34HssN OsSのMS M”計算値
、mw=551.92;m/e実測値 561゜
a)20−(9−(イソプロピルチオ)ノナノイルオキシ)−5α−4−アザプ
レグナン−3−オン、及びb)20− (12−(イソプロピルチオ)ドデカノ
イルオキシ例1に記載のものと実質的に同一の手順を用いたが、実施例1に用い
たステロイドアルコール及び酸性出発物質を下記の化合物で置換して、両標記化
合物を得た:標記化合物a):20−ヒドロキシ−5α−4−アザプレグナン−
3−オン及び9−(イソプロピルチオ)ノナン酸。C5zHssNOsSのMS
M”計算値、mw=533゜85;m/e実測値 533゜
標記化合物b):20−ヒドロキシ−5α−4−アザブレダン−1−エン−3−
オン及び12−(イソプロピルチオ)ドデカン酸。Cs5Hs*N0sSのMS
M+計算値、mw=573.92;m/e実測値 573゜実施例5
実施例1に記載のものと実質的に同一の手順を用いたが、但し、実施例1に用い
た、それぞれ20−ヒドロキシ−4−メチル−5α−4−アザプレグナン−3−
オン及び11−エチルチオウンデカン酸を、式1及び式2の化合物で置換して下
記の式3の化合物を調製した。
R’ n R’
a)−CHI O(CHりt+cHa
b) −CH5O−CHICH(CHs)−CHICHsCH” C(CHl)
!
c) CHs OCHz 1−アダマンチルd)−CHs OCHz 2−ノル
ボルニルe) CHs O
f) CHs O
g) CHs O−CHz−3−CH(CHj)th)−CHs O−(CHz
)s S CH(CHs)!i) CHs O(CHz)++ S CH(CH
I)!j) CHs O(CHI) ++ S−C(CHs) 5k)−CH3
0
1) CHs 1 (CH2)II S CH(CHI)1m) HOCH(C
sHs)−CHtCHxCHtCH。
n) −HO−(CHz) ++ 5−CH(CHs) t。
上記の化合物は下記の対応質量分析データを有しているa)CsaHseNOs
のMS M+計算値、mw=529.85;m/e実測値 529;
b)C31H81NO3のMS M”計算値、mw=485.75:m/e実測
値 485;
C)Cs+H45NOBのMS M”計算値、mw=509.78;m/e実測
値 509:
d ) CioH47N OsのMS M+計算値、mw=469.71;m/
e実測値 469;
e)Cs+H45NOBのMS M″l計算値、mw=511.71;m/e実
測値 511:
f)C31H45NO3のMS M”計算値、mw=479.71;m/e実測
値 479;
g)C26H43NO3SのMS M+計算値、mw=449゜69;m/e実
測値 449;
h ) CssH57N OsSのMS M”計算値、mw=547゜88;m
/e実測値 548;
1 ) CssHssN OsSのMS M’計算値、mw=589゜94;m
/e冥測値 589;
j)CsyHssNOsSのMS M”計算値、mW=604゜00;m/e実
測値 605;
k)C26H43NO3SのMS M”計算値、mw=48.5゜73;m/e
実測値 486;
1 ) CsyHssN OsSのMS M−計算値、mW=604゜00;m
/e実測値 603;
m ) C28H4?N OsのMS M”計算値、mw=445.69;m/
e実測値 445;
n)C36H5INO3SのMS M+計算値、mw=575゜92;m/e実
測値 575゜
実施例6
4−メチル−20−(10−ウンデセノイルオキシ)−5α−4−アザプレグナ
ン−3−オンの調製無水塩化メチレン(4,5mL)中の20−ヒドロキシ−4
−メチル−5α−4−アザプレグナン−3−オン(0゜167g、0.5mM)
溶液に、水浴温度で10−ウンデセノイルクロリド(0,13mL、0.5mM
)を滴下した。10分後、反応混合物を室温に暖めて、−晩撹拌した。
塩化メチレンでさらに希釈した後、混合物を希塩酸、水及び塩水で洗浄、脱水(
N a 2 S O4) シた。濾過された溶液を濃縮して得られた残渣を、溶
離剤として酢酸エチルを用いるシリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィーに
かけて、グレーズとして標記化合物を得た。C32HssN O3のMS M”
計算値、mw=499.78;m/e実測値 499゜
実施例7
実施例6に記載のものと実質的に同一の手順を用いたが、但し、実施例6に用い
られた、それぞれ20−ヒドロキシ−4−メチル−5α−4−アザプレグナン−
3−オン及び10−ウンデセノイルクロリドを、下記の式4及び式5の化合物で
置換して、下記の式6の化合物を調製した。
R’ n R’
a) CH30C82C(CH3)5
b) CHs OC(CHs)s
c)−CHs O(CHz)z+cOOcHsd ) CH、OCHz CHz
COOCH2P he) CHs I CHs
f) CHs 1 −C(CHs)s
g)−HO−CH5
h) I OC(CHs)s。
上記の化合物は下記の対応質量分析データを有しているa ) C2?H46N
OsのMS M”計算値、mw=431.67;m/e実測値 431;
b )”CzsH4sN OsのMS M”計算値、mw=417.64;m/
e実測値 418;
C) CsaH、tN 05のMS M+計算値、mw=559.84;m/e
実測値 559:
d ) C3!H4SN OsのMS M”計算値、mW=523.72;m/
e実測値 525;
e)Cz4HseNO3のMS M”計算値、mw=389.59;m/e実測
値 389;
f ) C17H41N OxのMSM”tt算値、mw=431.67;m/
e実測値 431;
g ) C22HssN OsのMSM’tf−算値、mw=361.53;m
/e実測値 361;
h)C27H37NO3のMS M”ii+算値、mw=403.61;m/e
実測値 403゜
実施例8
L叶ヨ」ノf−A7丸シ柁づシー1エニ上−び9し1ンー1−エン−3−オンの
調製
実施例6に記載のものと実質的に同じ手順を用(また力1、但し、実施例6に用
いられているそれぞれ20−ヒドロキシ−4−メチル−5α−4−アザプレグナ
ン−3−オン及び10−ウンデセノイルクロリドを、20−ヒドロキシ−5α−
4−アザブレダン−1−エン−3−オン及び塩化トリメチルアセチルで置換して
、標記化合物を得た。CzsHssr’JosのMSM−’計算値、mw=40
2.53 ;m/e実測値 401゜
実施例9
L吐、は↓ニエリコ已ムヱムと畦副上fhご1竺キシ)−4−メチル−5α−4
−アザプレグナン−3−オンの調製
アセトン(5mL)中の20− (11−(エチルチオ)ウンデカノイルオキシ
)−4−メチル−5α−4−アザプレグナン−3−オン(0,056g、0.1
mM)撹拌溶液に、水(3滴)中の過ヨウ素酸ナトリウム(0,033g10.
154mM)溶液を室温で加えた。追加分の過ヨウ素酸を加えて(合計0.04
6g)3日さらに撹拌した後、真空下に溶媒を除去、残渣を塩化メチレンで抽出
した。
塩化メチレンを真空下に除去し、得られた残渣をシリカゲル上のフラッシュクロ
マトグラフィー(30%アセトン/塩化メチレン溶離剤)にかけて、グレーズと
して標記化合物を得た。Cs4HseNO4SのMS M”計算値、m w =
577.90;m/e実測値 577゜
17β−ヒドロキシ−4−メチル−5α−4−アザアントロスタン−3−オン(
61mg)のピリジン(0,60m1)溶液に、イソシアン酸ベンジル(54m
g、0.4Qmmol)を加えた。混合物をN、下に60〜70℃で18時間撹
拌し、真空下にポンピングしてピリジンを除去した。酢酸エチルで展開される(
Rf=0.37、EtOAcで操作)シリカゲルプレート(2000μ)を用い
て残渣を精製して、標記化合物を得た(融点:216−2120− (3−(カ
ルボベンジルオキシ)プロピオニルオキシ)−4−メチル−5α−4−アザプレ
グナン−3−オン(0,05g、0.095mM)を、5%パラジウム−炭の存
在下に酢酸エチル中で水素を用いて還元して、標記化合物を得た。CzsHs’
oN OsのMS M”l計算値、mw=433.64 :m/e実測値 43
4゜実施例12
20−(アセチルチオメチル)−4−メチル−5α−4−載の手順により、20
−(ヒドロキシメチル)−4−メチル−5α−4−アザプレグナン−3−オンを
チオール酢酸と反応させて、標記化合物を得た。
実施例13
17−(t−ブチルアミノカルボニルオキシメチル)−4−メチル−5α−4−
アザアントロスタン−3−オンの調製
乾燥ベンゼン(5mL)中の17−(ヒドロキシメチル)−4−メチル−5α−
4−アザアントロスタン−3−オン(0,048g、0.15mM)撹拌溶液に
、t−ブチルイソシアナート(0,03mL、0.23mM) 、次いで1.8
−ジアザビシクロ[5,4,0]ウンデク−7−二:/ (DBU)(0,02
3mL、0.15mM)を室温で加えた。2日間撹拌した後、真空下に揮発性物
質を除去、残渣を、溶離剤として酢酸エチルを用いるシリカゲル上のフラッシュ
クロマトグラフィーにかけて、白色固体として標記化合物を得た。CzaH4!
N to s(’) M S M ”計pi値、mw=418.55;m/e実
測値 419゜実施例13に記載のものと実質的に同じ手順を用いたが、但し、
実施例13に用いられているステロイドアルコールを、20−ヒドロキシ−4−
メチル−5α−4−アザプレグナン−3−オンで置換して、標記化合物を得た。
C、、H4、N 、0 、のMS M”l計算値、mw=432. 65 ;
m/e実測値 433゜
実施例15
17−(メチルアミノカルボニルオキシメチル)−4−メチル−5α−4−アザ
アントロスタン−3−オンの調製実施例10に記載のものと実質的に同じ手順を
用いたが、但し、実施例10に用いたそれぞれイソシアン酸ベンジル及びステロ
イドアルコールを、イソシアン酸メチル及び17−(ヒドロキシメチル)−4−
メチル−5α−4−アザアントロスタン−3−オンで置換して、標記化合物を得
た。
C22H36N to sのMS M”計算値、mw= 376. 54;m/
e実測値 378゜
4−N−X (ここで、XはOH,NHz又は5CHsである)も本発明の範囲
に含まれる。4−N−OH及び4−N−NH,は、Rasmussonらにより
J、Med、 Chew、29. 2998−2315 (1986)に記載の
ように、本発明の出発アントロスタン用の開裂成環Aの閉環においてメチルアミ
ンの代わりに、それぞれヒドロキシルアミン又はヒドラジンを組み込むことによ
り調製可能である。さらに、飽和4−N−Hアントロスタンのアニオン(該アニ
オンは水素化ナトリウムにより4−NH前駆体から生成される)と塩化メチルス
ルフェニルの反応により、対応4−N−8CH3誘導体を生成させることが可能
である。このように、4−N位の置換基R3はOH,NHI及び5CHsをも包
含する。
NMRデータ(ppm)
実施例 核間メチル そ。他
1 0.6ム、0.88 2.9& (−ム−NC113)3 0.81.0.
91 1.2& (−5CIICCII3)2)1.28
ム蟲 0.6ム、0.90 1.25 (−5CB(CI!3)2)1.28
ムb 0.6ム、0.9& ’ 1.22 (−5CIi(CH13)2)1.
26
5a 0.6&、 0.88 2.95 (−14−NC13)5b O,62
,O402,92(−4−NC13)5e O,62,0,872,92(4−
NC213)5d 0.6&、 0.88 2.92 (!−NCI3)5e
O,59,0,883,80(Ph−(QC!13)2)(Split)
5f O,65,0,821,22ffh−C1l(CII3)2)1.23
5g O,65,0,88121(−5CII2Co□−)5h O,63,0
,8812ム (−5c11(C113)2)1.28
5i 0.63.0.87 124 (−5C!I(C13)2)1+27
5j 0.6j O,881,30(−C(CI!3)35k O,6ム、0.
88 1.92 (”4−NC!13)51 0.70. 0.88 1.2ム
(−5C1l(Cl3)2)1+26
NMRデータ(ppm)(続き)
実施例 核間メチル その他
5n O,67、0,1192,93(−4+−NC!!3)6 0.6&、
0.88 2.92 (−Jl−NC!13)7a 0.6&、0.88 1.
02 (−C(C113)3)7b 0.6&、 0.87 1.13 (−C
(CH3)3)7CQ、671. o、8g 3.66 (−CO2CII3)
7d O,62,0,875,14(−0CII2Ph)7e O,69,0,
882,04(−0COCI13)7f O,70,0,881,20(−C(
C13)3)7g 0.66、0.90 2.02 <−0COCI13)7h
O,6B、 0.89 1.18 (−C(C113)3)8 0.6&、
0.9& 1.16 (−C(Cl3)3)9 0.62.0.88 2.9’
l (−4−NC!13)LO0,89,0,922,9’a (−J4−?J
C!13)11 0.62.0.86 2.92 (−4−NC!13)13
0.6&、 0.86 1.29 (−00ONH−C(CH3)3)14 0
.69.0.89 1.32 (−0CONil−C(CH13)3)本発明の
新規な化合物はさらに下記の化合物を含むが、それらには限定されない:
20− (t−ブチルアミノカルボニルオキシ)−4−メチル−5α−4−アザ
プレグナン−3−オン、20−(イソプロピルアミノカルボニルオキシ)−4−
メチル−5α−4−アザプレグナン−3−オン、17−((2−エチルフェニル
アミノ)カルボニルオキシメチル)−4−メチル−5α−4−アザアントロスタ
ン−3−オン、
4−メチル−20−(メチルアミノカルボニルオキシ)−5α−4−アザプレグ
ナン−3−オン、及び24− (t−ブチルアミノカルボニルオキシ)−4−メ
チル−5α−4−アザコラン−3−オン。
これらの化合物は、適切な出発物質を用い、実施例14に記載のものと実質的に
同じ手順によって調製することが可能である。
さらに本発明は、5a還元酵素1及び2の両者を阻害し、且つ5a還元酵素1を
選択的に阻害するのに有用な式I−a二
(1)aは単結合であり:
R凰はHであり:
R3は、−H,メチル、エチル、−OH,−NH,又は−8CH3であり:
nは1〜10の範囲から選択される整数であり;R4は、1)置換されていない
フェニル環で置換された一C+−aアルキル、
2)置換されていないcs−toシクロアルキル、3)置換されていないフェニ
ル、
4)アミノ、
5) Cl−5アルキル置換アミノ、又は6) C+−aアルコキシ
であるか:
(II) aは単結合であり;
Rsは−Hであり;
nは0であり、且つ
R4は−CH,であるか;又は
(III) aは単結合であり;
R1は−CH3であり;
R3は−Hであり;
nは1であり;且つ
R4は−CH,である)
を有する化合物又は医薬上許容可能なその塩若しくはエステルを開示する。
ヒトの組織の試料をフリーザーミルを用いて粉砕し、ボッター−エルベージエム
(Po t t e r−E I veh j em)ホモジナイザーを用い、
40mMのリン酸カリウム(pH6,5) 、5mMの硫酸マグネシウム、25
mMの塩化カリウム、1mMのフッ化フェニルメチルスルホニル、0゜25Mの
スクロースを含む1mMのジチオトレイトール(DTT)中にホモジナイズした
。ホモジネートを1.500xgで15分間遠心分離にかけて組積塊を調製した
。
組積塊を2度洗浄し、2部の緩衝液に再懸濁した。再懸濁塊にグリセロールを加
えて20%の最終濃度にした。酵素の懸濁液をアリコートにして一80℃で凍結
した。前立腺及び頭皮の還元酵素はこれらの条件下に貯蔵された場合には少なく
とも4力月間安定であった。
5部還元酵素アッセイ
最終量100μl中に含まれていた反応混合物は;40mMの緩衝液(ヒトの頭
皮の場合、リン酸カリウム(pH6,5);ヒトの前立腺5α還元酵素の場合、
クエン酸ナトリウム(pH5,5) 、0.3〜10MMの14c 7’(又は
3H−T)(rTJはテストステロンを意味する)、1mMのDTT及び500
μMのNADPHであった。概してアッセイは、50〜100μgの前立腺ホモ
ジネート又は75〜200μgの頭皮ホモジネートを添加して開始し、37℃で
インキュベートした。10〜50分後、それぞれ10MgのDHT及びTを含む
70%シクロヘキサン=30%酢酸エチルの混合物250μlで抽出して反応を
停止した。Eppendorfマイクロ遠心管中、14゜000rpmで遠心分
離して水性層と有機層を分離した。
有機層を順相HPLC(1ml/mi nの70%シクロヘキサン=30%酢酸
エチル中に平衡化された10cmWhatman partisi15シリカカ
ラム;保持時間:DHT16.8〜7.2分:アンドロスタンジオール、7.6
〜8.0分;T、9.1〜9.7分)にかけた。HPLCシステムは、Hita
chiモデル655Aオートサンプラー、Applied Biosystem
sモデル757可変紫外検出器及びRadiomaticモデルAl2O放射能
アナライザーを備えたWatersモデル680Gradient Syste
mから構成された。
TからDHTへの転換は、HPLC溶出液と1体積のFlo 5cint 1
(Radiomatic)を混合して、放射能流量検出器を用いてモニターした
。上記の条件下においては、DHTの生成は少なくとも25分間は線形であった
。ヒトの前立腺及び頭皮の標本に認められたステロイドは、TSDHT及びアン
トロスタンジオールのみであった。
Stumptail macaque法毛髪成長促進用の本発明の化合物の作用
を示すべくベニガオザル(stumptai 1 macaque)を用いて下
記の方法を実施した。
Macaca 5peciosa種の雄のベニガオザル21匹を、基線毛重量デ
ータに基づいてベヒクル対照グループと薬剤治療グループに割り当てた。この割
り当て手順は、各対照及び実験グループについて平均基線毛成長が比較し得るも
のであることを確認するために必要である。対照グループ及び薬剤治療グループ
は下記の通りである=1、局所性50 : 30 : 20ベヒクル(N=6)
2、経口5α還元酵素及び局所性50 : 30 : 20ベヒクル(N=5)
3、経ロブラシーボ(N=5)
4、ベヒクル中の5部還元酵素(N=5)。
ベヒクルは50%のプロピレングリコール、30%のエタノール及び20%の水
から構成される。100mM濃度の局所性5α還元酵素をこのベヒクル中に調剤
する。同5α還元酵素をサル1匹当たり0.5mgの経口用量で投与する。この
研究の投与段階の直前に、禿げている頭皮の中心の1インチ平方領域(4箇所の
入れ墨によって識別される)から開毛する。この毛の収集して、治療を開始する
前の基線毛成長を測定する。約250μLのベヒクル及び該ベヒクル中の5α還
元酵素を調製し、頭皮の入れ墨した領域に局所的に投与する。選択された5α還
元酵素及びブラシーボをサルに経口摂取させ、同時に局所性用量を投与する。サ
ルには、20週にわたり、1日に1度、1週間に7日間投与する。
実験の全投与段階にわたり4週間隔で、各サルの毛を剃り、毛を収集して計量す
る。体重データ(基線時及び定量中)を、単パラメータW i 1 c o x
o nランク−総和試験(rank−sum test)により分析する。差
異はp<Q、05で有意である。ベヒクル、プラシーボ及び治療グループについ
て各週の収集時の毛重量データが、基線からの変化として示される。4週毎の収
集時におけるグループ間の全体的な差異を示すべ(、該データのランクに基づい
て統計分析を行う。
本発明をその特定の好ましい実施態様を例に挙げて示したが、当業者には、本発
明の精神及び範囲を逸脱しなければ本発明に対して種々の変更、修正及び置換が
可能であることが理解されよう。例えば、上記に示した本発明の化合物に対する
指示のいずれについても、治療を受ける哺乳類の感受性に応じ、本書に記載され
ている好ましい用量以外の有効な用量を適用することが可能である。同様に、認
められる特定の薬理学的反応は、選択される特定の活性化合物により又は医薬担
体の存在の有無により、並びに用いられる製剤の種類及び投与形態により変化し
得るものであり、結果において予想されるそうした変化又は差異は、本発明の目
的及び実施の範囲と解釈される。従って、本発明は下記の請求の範囲によっての
み限定され、該請求の範囲は妥当である限り広く解釈されるものとする。
フロントページの続き
(51) Int、 C1,6識別記号 庁内整理番号A61K 31158
AEJ 9454−4C(81)指定国 EP(AT、BE、CH,DE。
DK、ES、FR,GB、GR,IE、IT、LU、MC,NL、PT、SE)
、0A(BF、BJ、CF、CG、CI、CM、GA、GN、ML、MR,NE
、SN。
TD、TG)、AU、BB、BG、BR,CA、CZ。
FI、HU、JP、KR,KZ、LK、MG、MN、MW、No、NZ、PL、
RO,RU、SD、SK、UA、US
FI
(72)発明者 ラスマソン、ゲーリー・エルアメリカ合衆国、ニュージャーシ
イ・
07060、ウォッチヤング、パーク・ブレイス・155
(72)発明者 トールマン、リチャード・エルアメリカ合衆国、ニュージャー
シイ・
07059、ウオーレン、アッパー・ウオーレン・ウェイ・29
(72)発明者 ヤシ、シュー・シューアメリカ合衆国、ニュージャーシイ・
08807、ブリッジウォーター、アイリーン・ウェイ・324
Claims (14)
- 1.式I: ▲数式、化学式、表等があります▼I {式中、a及びbがどちらも単結合であり、R2が水素であるか、又は、 aが二重結合であり、bが単結合であり、R2が水素であるか、又は、 aが単結合であり、bが二重結合であり、R2が存在せず; R1は、−H、アリール又は置換されていないか若しくはアリールで置換された −C1−3アルキルから選択され、nが1より大きい場合にはその都度同一でも 異なっていてもよく、; R3は、−H、メチル、エチル、−OH、−NH2又は−SCH3であり; nは0〜10の範囲から選択される整数であり;Xは−O−又は−S−であり; 且つ R4は、1)置換されていないか 又は1個以上の a)−OH、 b)ハロ、 c)−C1−8アルコキシ、 d)−C1−6アルケニル、 e)−CONR5R5(ここで、R5は独立にi)−H、 ii)置換されていないか又は1個以上のR7、アリール若しくは複素環で置 換された−C1−8アルキル(該アリ ールは、置換されていないか又は1 個以上のR7若しくはR9で置換され ている)、 iii)置換されていないか又は1個以上のR7若しくはR9で置換されたアリ ール、又は iv)置換されていないか又は1個以上のR7若しくはR9で置換された複素環 、f)−COOR6(ここで、R6は i)−H、 ii)置換されていないか又は1個以上のR7若しくはアリールで置換された −C1−8アルキル(該アリールは置 換されていないか又は1個以上の R7若しくはR9で置換されている) 、又は iii)置換されていないか又は1個以上のR7若しくはR9で置換されたアリ ール、 g)−S(O)p−R5(ここで、pは0、1又は2である)、 h)−N(R5)2、 i)置換されていないか又は1個以上のアリール、R7若しくはR9で置換され たアリール、 j)置換されていないか又は1個以上のR7もしくはR9で置換された複素環、 k)置換されていないか又は1個以上のR7若しくはR9で置換された−C3− 10シクロアルキル、又は 1)−CONR8−CO−NHR8(ここで、R8は−H、−C1−8アルキル 、ベンジル又はシクロヘキシルである)、 で置換された−C1−20アルキル、 2)置換されていないか又は1個以上のアリール、R7若しくはR9で置換され たアリール、3)複素環又は−C3−10シクロアルキル(いずれも、置換され ていないか又は1個以上のR7若しくはR9で置換されている)、 4)−NR5R5、又は 5)−OR5であり; R7は、 1)−OH、 2)−C1−3アルコキシ、 3)−CN、 4)−COOR6、 5)−C1−8アルキル−COOR6、6)−NO2、 7)ハロ;又は 8)アミノ、モノC1−C4アルキルアミノ、ジ−C1−C4−アルキルアミノ であり; R9は、 1)置換されていないか又は1個以上のアリール若しくはR7で置換された−C 1−8アルキル、2)−CO−A、−C1−8アルキル−CO−A、−NHCO −A又は−S(O)p−A(ここで、pは上記の定義と同様であり、Aは a)−H、 b)置換されていないか又は1個以上のi)R7、又は ii)置換されていないか若しくは1個以上のR7で置換されたアリール で置換された−C1−8アルキル、又はc)置換されていないか又は1個以上の R7で置換されたアリールである)、 3)−NHCO−複素環、 4)−N(R10)2又は−CON(R10)2(ここでR10は独立に複素環 若しくは−Aである)、5)−NHCO(CH2)q−CO−Q(ここで、qは 1〜4であり、Qは−N(R10)2又はOR10である); 但し、nが1〜10であり、bは単結合であり、R1はいずれの場合も−Hであ り、Xは−O−であり、R4は−C1−6アルキルである場合、R4は置換され ていないフェニル環で置換されておらず; nが1〜10であり、bは単結合であり、R1はいずれの場合も−Hであり、X は−O−である場合、R4は置換されていないC5−10シクロアルキル、置換 されていないフェニル、アミノ、−C1−8アルキル置換アミノ、又は−C1− 8アルコキシではなく; nが0であり、Xは−O−であり、a及びbは共に単結合であり、R3は−Hで ある場合、R4は−CH3ではなく、;且つ nが1であり、R1は−CH3であり、Xは−O−であり、a及びbは共に単結 合であり、且つ、R3は−Hである場合、R4は−CH3ではない} を有する化合物又は医薬上許容可能なその塩若しくはエステル。
- 2.構造式II: ▲数式、化学式、表等があります▼IIを有する請求項1に記載の化合物。
- 3.R4が置換されていないか又は1個以上の−OH、ハロ、−C1−8アルコ キシ、−C1−6アルケニル、−S(O)p−R5、−N(R5)2、置換され ていないか又は1個以上のアリール、R7若しくはR9で置換されたアリール、 置換されていないか又は1個以上のR7若しくはR9で置換された複素環、又は 置換されていないか又は1個以上のR7若しくはR9で置換された−C3−10 シクロアルキル で置換された−C1−20アルキルである請求項2に記載の化合物。
- 4.R4が−CONR5R5、−COOR6又は−CONR8CONHR8で置 換された−C1−20アルキルである請求項2に記載の化合物。
- 5.R4が、置換されていないか又は1個以上のアリール、R7若しくはR9で 置換されたアリール;置換されていないか又は1個以上のR7若しくはR9で置 換された複素環; 置換されていないか又は1個以上のR7若しくはR9で置換された−C3−10 シクロアルキル;−NR5R5;又は−OR5 である請求項2に記載の化合物。
- 6.構造式III: ▲数式、化学式、表等があります▼IIIを有する請求項1に記載の化合物。
- 7.R4が、置換されていないか又は1個以上の−OH、ハロ、−C1−6アル コキシ、−C1−6アルケニル、−S(O)p−R5、−N(R5)2、置換さ れていないか又は1個以上のアリール、R7若しくはR9で置換されたアリール 、置換されていないか又は1個以上のR7若しくはR9で置換された複素環、又 は置換されていないか又は1個以上のR7若しくはR9で置換された−C3−1 0シクロアルキル で置換された−C1−20アルキルである請求項6に記載の化合物。
- 8.R4が、−CONR5R5、−COOR6又は−CONR8CONHR8で 置換された−C1−20アルキルである請求項6に記載の化合物。
- 9.R4が、置換されていないか又は1個以上のアリール、R7若しくはR9で 置換されたアリール;置換されていないか又は1個以上のR7若しくはR9で置 換された複素環; 置換されていないか又は1個以上のR7若しくはR9で置換された−C3−10 シクロアルキル;−NR5R5;又は−OR5 である請求項6に記載の化合物。
- 10.20−(11−(エチルチオ)ウンデカノイルオキシ)−4−メチル−5 α−4−アザプレグナン−3−オン、20−エトキシアセチルオキシ−4−メチ ル−5α−4−アザプレグナン−3−オン、 17−(12−イソプロピルチオ)ドデカノイルオキシ)−4−メチル−5α− 4−アザアンドロスタン−3−オン、20−(12−(イソプロピルチオ)−ド デカノイルオキシ)−5α−4−アザプレグン−1−エン−3−オン、17−ア セチルオキシメチル−4−メチル−5α−4−アザアンドロスタン−3−オン、 4−メチル−20−トリデカノイルオキシ−5α−4−アザプレグナン−3−オ ン、 20−t−ブチルアセチルオキシ−4−メチル−5α−4−アザプレグナン−3 −オン、 4−メチル−20−トリメチルアセチルオキシ−5α−4−アザプレグナン−3 −オン、 4−メチル−20−(10−ウンデセノイルオキシ)−5α−4−アザプレグナ ン−3−オン、20−(3,7−ジメチル−6−オクテノイルオキシ)−4−メ チル−5α−アザプレグナン−3−オン、20−(3−カルボキシプロピオニル オキシ)−4−メチル−5α−4−アザプレグナン−3−オン、20−(11− (カルボメトキシ)ウンデカノイルオキシ)−4−メチル−5α−4−アザプレ グナン−3−オン、20−(3−(カルボベンジルオキシ)プロピオニルオキシ )−4−メチル−5α−4−アザプレグナン−3−オン、 20−(1−アダマンチルアセチルオキシ)−4−メチル−5α−4−アザプレ グナン−3−オン、4−メチル−20−(2−ノルボルニルアセチルオキシ)− 5α−4−アザプレグナン−3−オン、20−(3,4−ジメトキシフェニル) アセチルオキシ−4−メチル−5α−4−アザプレグナン−3−オン、20−( 4−イソプロピルフェニル)アセチルオキシ−4−メチル−5α−4−アザプレ グナン−3−オン、20−(イソプロピルチオ)アセチルオキシ−4−メチル− 5α−4−アザプレグナン−3−オン、20−(9−(イソプロピルチオ)ノナ ノイルオキシ)−4−メチル−5α−4−アザプレグナン−3−オン、20−( 12−(イソプロピルチオ)ドデカノイルオキシ)−4−メチル−5α−4−ア ザプレグナン−3−オン、20−(11−(エチルスルフィニル)ウンデカノイ ルオキシ)−4−メチル−5α−4−アザプレグナン−3−オン、 20−(12−(t−ブチルチオ)ドデカノイルオキシ)−4−メチル−5α− 4−アザプレグナン−3−オン、4−メチル−20−(4−(チエン−2−イル )ブチリルオキシ−5α−4−アザプレグナン−3−オン、20−トリメチルア セチルオキシ−5α−4−アザプレグナン−3−オン、 20−(9−(イソプロピルチオ)ノナノイルオキシ)−5α−4−アザプレグ ナン−3−オン、20−(12−(イソプロピルチオ)ドデカノイルオキシ)− 5α−4−アザプレグナン−3−オン、20−アセトキシメチル−4−メチル− 5α−4−アザプレグナン−3−オン、 4−メチル−20−(トリメチルアセチルオキシ)メチル−5α−4−アザプレ グナン−3−オン、20−(12−(イソプロピルチオ)ドデカノイルオキシ) メチル−4−メチル−5α−4−アザプレグナン−3−オン、 4−メチル−17−トリメチルアセチルオキシメチル−5α−4−アザアンドロ スタン−3−オン、17−(2−エチルヘキサノイルオキシ)メチル−4−メチ ル−5α−4−アザアンドロスタン−3−オン、17−(12−(イソプロピル チオ)ドデカノイルオキシ)メチル−4−メチル−5α−4−アザアンドロスタ ン−3−オン、 17β−(ベンジルアミノカルボニルオキシ)−4−メチル−5α−4−アザア ンドロスタン−3−オン、及び20−トリメチルアセチルオキシ−5α−4−ア ザブレグン−1−エン−3−オン からなる群から選択される化合物又は医薬上許容可能なその塩若しくはエステル 。
- 11.式I−a: ▲数式、化学式、表等があります▼I−a{式中、 (I)aは単結合又は二重結合であり;R1は−Hであり; R3は−H、メチル、エチル、−OH、−NH2又は−SCH3であり; nは1〜10の範囲から選択される整数であり;R4は、1)置換されていない フェニル環で置換された−C1−8アルキル、 2)置換されていないC5−10シクロアルキル、3)置換されていないフェニ ル、 4)アミノ、 5)−C1−8アルキル置換アミノ、又は6)−C1−8アルコキシ であるか; (II)aは単結合であり; R3は−Hであり; nは0であり;且つ R4は−CH3であるか;又は (III)aが単結合であり; R1が−CH3であり; R3が−Hであり; nが1であり;且つ R4が−CH3である} を有する化合物又は医薬上許容可能なその塩若しくはエステル。
- 12.17−(t−ブチルアミノカルボニルオキシメチル)−4−メチル−5α −4−アザアンドロスタン−3−オン、17−(メチルアミノカルボニルオキシ メチル)−4−メチル−5α−4−アザアンドロスタン−3−オン、及び20− (t−ブチルアミノカルボニルオキシ)−4−メチル−5α−4−アザプレグナ ン−3−オンからなる群から選択される化合物又は医薬上許容可能なその塩若し くはエステル。
- 13.20−(t−ブチルアミノカルボニルオキシ)−4−メチル−5α−4− アザプレグナン−3−オン、20−(イソプロピルアミノカルボニルオキシ)− 4−メチル−5α−4−アザプレグナン−3−オン、17−((2−エチルフェ ニルアミノ)カルボニルオキシメチル)−4−メチル−5α−4−アザアンドロ スタン−3−オン、 4−メチル−20−(メチルアミノカルボニルオキシ)−5α−4−アザプレグ ナン−3−オン、及び24−(t−ブチルアミノカルボニルオキシ)−4−メチ ル−5α−4−アザコラン−3−オンからなる群から選択される化合物又は医薬 上許容可能なその塩若しくはエステル。
- 14.医薬上許容可能な担体中に治療上有効量の請求項1に記載の化合物を含む 医薬組成物。
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