JPH07507620A - 改良した自動間隙調整装置を有する補助ドラムブレーキ装置 - Google Patents
改良した自動間隙調整装置を有する補助ドラムブレーキ装置Info
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- F16D65/56—Slack adjusters mechanical self-acting in one direction for adjusting excessive play with screw-thread and nut
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- F16D51/00—Brakes with outwardly-movable braking members co-operating with the inner surface of a drum or the like
- F16D51/46—Self-tightening brakes with pivoted brake shoes, i.e. the braked member increases the braking action
- F16D51/48—Self-tightening brakes with pivoted brake shoes, i.e. the braked member increases the braking action with two linked or directly-interacting brake shoes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
改良した自動間隙調整装置を有する
補助ドラムブレーキ装置
技術分野
本発明は、
クレビスと、
それぞれ互いに対向する第1及び第2の端部を有する第1及び第2の弧状のブレ
ーキシューと、前記クレビスに取り付けられ前記第1及び第2の端部を引き離す
ように作用できるエクスパンダと、ねじ要素により長さが調整され且つ前記2つ
のブレーキシューを互いに距離を隔てさせて保持するスペーサと、
前記ねじ要素に取り付けられた歯車、制輪子を担持し前記第2のブレーキシュー
に枢着され前記スペーサを伸ばす方向に前記歯車を回動させることができる揺動
レバー、及びこの揺動レバーを作動させるリンケージを備え、前記ブレーキシュ
ーの摩耗に依存して前記スペーサの長さを調整する調整手段とを包含し、前記リ
ンケージが、1点において前記第2のブレーキンニーに枢着されたレバーと、こ
のレノく−により連結された2つのロッドとを包含し、これら2つの口・ンドの
うち、第1のロッドは支持点で支持された第1の端部と前記エクスパンダの作動
時に前記レバーを動かすように前記レバーに枢着された第2の端部とを有し、第
2のロッドは前記レバーに枢着された第1の端部と前記レバーの動きを前記揺動
レバーに伝達するように前記揺動レバーに枢着された第2の端部とを有している
ドラムブレーキ装置に関する。
この種の装置は、陸上走行車両に用いるものとして従来から知られているばかり
か、同様な装置は、例えばドイツ特許第1.269,424号に示されている。
このドイツ特許に記載の装置では、リンケージは2つのロッドと1つのレバーと
を包含している。これは、例えば簡単なケーブルをリンケージとして用いている
米国特許第3.958.674号及び米国特許第3,216.533号の装置と
は異なっている。
言うまでもなく、この種の構造に従って設計されたブレーキ装置は、これらが主
制動部材を構成し、間隙調整が、制動された車輪及び対応するドラムの回転の作
用を通してのみ行われる適用例においてのみ知られている。
本発明が解決しようとする課題は、既知ブレーキ装置に用いる自動間隙調整装置
を、補助ブレーキ装置にも用いることができるようにすることにある。ことに、
機械的に作動させられるドラムブレーキ(例えばハンドブレーキ)からなり、い
わゆるドラム−イン−ハツトとして知られる構造に従ってディスクブレーキの内
部に収容され、固定点を持たない、すなわちデュオサーボと呼ばれる設計を採用
した補助ブレーキ装置にも用いられるようにすることである。
このことを達成するためには、様々な困難を乗り越えなければならない。
第1に、緊急時を除いては、補助ブレーキが作動するのは停車中であり、ブレー
キシューがさらされる応力は、主ブレーキにおいて生ずる応力とは非常に異なる
ものである。これは、デュオサーボ設計のもので両セグメントに同時に加えられ
るラッピング現象がないためである。
さらに述べると、補助ブレーキは、通常停車中だけに作動させるものであるので
、最少限の摩耗にさらされるのみであり、そのため調整しようとする間隙は、主
ブレーキにおける間隙よりもはるかに狭い。
最後に、補助ブレーキは一般にメカニカルエクスパンダによって作動させら゛れ
る。メカニカルエクスパンダは、流体アクチュエータによって生ずる力に比べて
比較的小さな力を生ずるのみであり、このことは、ブレーキシューの動きに更な
る制約を与えることになる。
これらの困難を克服するために、本発明のブレーキ装置は、第1のロッドの支持
点が第1のブレーキシュー上の1点であるのに対し、第1及び第2のブレーキシ
ューがクレビス上に浮動して装架されることを特徴としている。この構成は、車
両が制動されて停止しているかあるいは前進又は後進中であるかのいずれかの時
に、このブレーキを作動させることにより、間隙の調整を行うことを可能とする
。
このように構成されたブレーキ装置は、殊に、メカニカル型式のエクスパンダに
よって作動させられるものとすることができる。
レバーの枢着点、第1のロッドの第2の端部、及びこの第1のロッドの第1の端
部は、好適には120度に近い角度又はこれよりも大きい角度の第1の角度をな
している。
本発明の好適な実施例においては、レバーの枢着点は、第1のロッドの第2の端
部から、及び第2のロッドの第1の端部から、実質的に等距離にあり、第2のロ
ッドの第1及び第2の端部は前記第1の角度の三等分角の方向に少な(とも近い
方向を定めている。
例えば、このレバーは、第2のブレーキシューに設けた孔を通るフックによって
第2のブレーキシューに連結したリングを包含し、第1のロッドの第2の端部と
第2のロンドの第1の端部とは、このリングの周りに係合するように、このリン
グ上にループを形成されている。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施例について詳述する。
第1図は、本発明によるブレーキ装置の正面図である。
第2図は、第1図の■−■線に沿う断面図である。
本発明装置は、1つの円上の円弧の形とした第1及び第2のブレーキシューを包
含している。これらのブレーキシューは、クレビス3に浮動的に装架されており
、互いに向き合う第1の端部1a、2a及び第2の端部1b、2bを有している
。
各ブレーキシューは、例えば符号4,5で示すばねによってクレビス3に連結さ
れており、これらブレーキシュー1及び2の第1の端部1a、2aは、通常は支
持部材6上に乗って、互いに引き寄せるはね7の作用によりクレビス3に締め付
けられている。
同様にクレビス3に締め付けられているメカニカルエクスパンダ8は、言うまで
もな(、前記台1の端部la、2aを引き離し、ばね7の力の抗してブレーキシ
ュー1及び2を分離させ、これらブレーキシューをブレーキドラム(図示してな
い)の内面に押しつけるために設けたものである。
ブレーキシュー1及び2の第2の端部1a、2bはクレビス3に対して浮動的に
装架したスペーサ9により、互いに距離を隔てて維持されている。ねじ9a、ナ
ツト9b及び端部部片9Cからなるこのスペーサ9の長さは、ナツト9bを回す
ことにより調整することができ、これらブレーキシューの第2の端部1b、2b
をはね10の力に抗して分離させることにより、ブレーキシューの摩耗のために
調整することができる。
このため、ナツト9bには、揺動レバー13によって担持された制輪子12と協
働することができる歯車11が設けである。
この揺動レバー13は、ピン14を中心として第2のブレーキシュー2に枢着さ
れており、ばね15の力に抗してリンケージにより引かれることができるように
しである。これにより、ピン14を回転させ、その間に制輪子12が歯車11を
駆動する。
本発明の特徴が集中している問題のリンケージは、レバー16を包含している。
このレバー16は、第2のブレーキシューの1点2Cで枢着されており、第1及
び第2のロッド17及び18を一緒に連結している。
第1のロッド17の第1の端部17aは、第1のブレーキツユ−の支持点ICで
枢着されており、この同じロッド17の第2の端部17bはレバー16に枢着さ
れている。
第2のロッド18は、その第1の端部18aをレバー16に、またその第2の他
端部18bを揺動レバー13に枢着されており、レバー16の動きを揺動レバー
13に伝達する。
レバー16は好適には、第2のブレーキシュー2に設けた孔を通るフック16b
により、第2のブレーキンニー2に連結されたリング16aの形とされている。
このフック16b上の1点は、枢着点2Cを構成している。
第2図に示すように、第1のロッド17の第2も端部17b及び第2のロッド1
8の第1の端部18aは、リング16aの上から輪にしてあり、このリング16
aの周りに係合するようにしである。この構成は、摩擦が無視できる程度のリン
ケージを非常に簡単に形成させることを可能としている。
さらに、レバー16の枢着点2 C%第1のロッドの第2の端部17b1及びこ
の第1のロッドの第1の端部17aは、120度に近い角度又はこれよりも大き
い値の角度を形成している。第2のロッド18の第1及び第2の端部は、この角
度の三等分角の方向に少なくとも近い方向を指向している。
この構成の結果として、点IC及び2Cが互いに分離すれば、三角関数関係ゆえ
に第2のロッド18のより大きな動きを与えることとなる。
この理由から、上述の構成は、枢着点2Cが第1のロッド17の第2の端部17
bから、また第2のロッド18の第1の端部18aから実質的に等距離であるレ
バーの使用、すなわち上述のリングとフックの形式としたレバーの使用を許容す
ることに貢献している。
上述の装置の作動を次に述べる。
エクスパンダ8を作動させると、ブレーキシュー1及び2はその支持部材を離れ
て動(。
この動きが生ずると、第1のロッド17及びフック16bは整合するようになり
、リング16a及び第2のロッド18の助けにより揺動レバー13にそのピン1
4を中心として反時計方向の回転を与える。
ばね19により付勢され歯車11上で側方に案内されている制輪子12は、これ
が乗っている歯車の上を滑って、次のスペースに落ち込む。
この作動の間、ばね7.10及び15がナツト9bとねじ9aとの間に、歯車〕
1上の制輪子12の摩擦に由来する偶力よりも大きな耐回転偶力を生ずる場合に
は、ナツト9bは回転しない。
戻りに当たっては、ブレーキシュー1及び2は、互いに且つ支持部材6に向かっ
て戻る。第1のロッド17及びフック16bはそれらの当初位置に戻り、揺動レ
バーを自由にする。この揺動レバーは、ばね15の作用の下に時計方向に回転す
る。
制輪子12の助けにより、この動きはナツト9bを回転駆動する。ばね15によ
り与えられる駆動偶力はナツト9bの耐回転偶力よりも大きい。
ナツト9bの回転は、スペーサを長くし、これによってブレーキシュー1及び2
をその第2の端部1b。
2bにおいて隔離し、これらブレーキシューの摩耗を補うのである。
国際調査報告
PCT/F只 93/Ill(1504
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1クレビス(3)と、 それぞれ互いに対向する第1及び第2の端部(1a,2a;1b,2b)を有す る第1及び第2の弧状のブレーキシュー(1,2)と、 前記クレビス(3)に取り付けられ前記第1及び第2の端部(1a,2a;1b ,2b)を引き離すように作用できるエクスバンダ(8)と、 ねじ要素(9b)により長さが調整され且つ前記2つのブレーキシュー(1,2 )を互いに距離を隔てさせて保持するスペーサ(9)と、 前記ねじ要素(9b)に取り付けられた歯車(11)、制輪子(12)を担持し 前記第2のブレーキシュー(2)に枢着され前記スペーサ(9)を伸ばす方向に 前記歯車(11)を回動させることができる揺動レバー(13)、及びこの揺動 レバーを作動させるリンケージを構え、前記ブレーキシュー(1,2)の摩耗に 依存して前記スペーサ(9)の長さを調整する調整手段とを包含し、 前記リンケージが、1点(2c)において前記第2のブレーキシュー(2)に枢 着されたレバー(16)と、このレバー(16)により連結された2つのロッド (17、18)とを包含し、これら2つのロッドのうち、第1のロッド(17) は支持点(1c)で支持された第1の端部(17a)と前記エクスパンダ(8) の作動時に前記レバー(16)を動かすように前記レバーに枢着された第2の端 部(17b)とを有し、第2のロッド(18)は前記レバー(16)に枢着され た第1の端部(18a)と前記レバー(16)の動きを前記揺動レバー(13) に伝達するように前記揺動レバー(13)に枢着された第2の端部(18b)と を有するドラムブレーキ装置において、前記支持点(1c)が前記第1のブレー キシュー(1)上の1点であり、前記第1及び第2のブレーキシューが前記クレ ビス(3)上に浮動的に装架されていることを特徴とするドラムブレーキ装置。 2請求項1記載の装置において、前記レバー(16)の枢着点(2c)、前記第 1のロッド(17)の第2の端部(17b)及び同じ第1のロッド(17)の第 1の端部(17a)が120度に近い角度かこれよりも大きい値の角度である第 1の角度をなしていることを特徴とする装置。 3請求項2記載の装置において、前記レバー(16)の枢着点(2c)が、前記 第1のロッド(17)の第2の端部(17b)から、また前記第2のロッド(1 8)の第1の端部(18a)から実質的に等距離であることを特徴とする装置。 4請求項3記載の装置において、第2のロッド(18)の第1及び第2の端部( 18a、18b)は、前記第1の角度の二等分角の方向に少なくとも近い方向を 定めていることを特徴とする装置。 5請求項1ないし4のいずれか1項に記載の装置において、前記レバー(16) が、前記第2のブレーキシュー(2)に設けた孔を通るフック(16b)により 前記第2のブレーキシュー(2)に接続されたリング(16a)を主として包含 し、前記第1のロッドの第2の端部(17b)及び第2のロッド(18)の第1 の端部(18a)が、前記リング(16a)の周りに係合するように前記リング (16a)の上に輪になっていることを特徴とする装置。 6請求項1ないし5のいずれか1項に記載の装置において、前記エクスパンダ( 8)がメカニカル型式のものであることを特徴とする装置。
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