JPH07507599A - アルミニウム合金の押出し成形品とその製造方法 - Google Patents
アルミニウム合金の押出し成形品とその製造方法Info
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- JPH07507599A JPH07507599A JP6501407A JP50140794A JPH07507599A JP H07507599 A JPH07507599 A JP H07507599A JP 6501407 A JP6501407 A JP 6501407A JP 50140794 A JP50140794 A JP 50140794A JP H07507599 A JPH07507599 A JP H07507599A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は鍛練した(wrought )アルミニウム合金のロッドおよびバー材
料に関し、特に、高度の耐摩耗性面を有する要素に作るための、AA4000タ
イプ、例えばAA4032タイプのアルミニウム合金の鍛練した押出し成形ロッ
ド製品に関する。
トランスミッション用弁、ニアコンプレッサ用ピストン、内燃機関用ピストン、
自動車のブレーキ用要素、および表面が摩擦や摩耗に対してさらされるようなそ
の他の用途において、例えばAA6262および6061のようなアルミニウム
合金を使用しうるが、それらは通常硬質のアノードコーティングが付与されて初
めて使用される。これは、優れた耐摩耗性を有する硬質の酸化アルミニウムコー
ティングを摩耗面に付与するものである。しかしながら、そのようなコーティン
グを施すことは余分の陽極酸化段階が必要なたけコストが増える。硬質の鋼ライ
ナを付与する別の方法もあるが、これも高価につきすぎる。
このように、陽極酸化段階無しに高耐摩耗性を有するアルミニウム要素を提供す
ることが極めて望ましい。
本発明は陽極酸化の必要性なく高度の耐摩耗性の面を有する要素に加工するため
のアルミニウム合金のロッドを提供する。AA4032は】l〜13.5の重量
%のSi、最大1重量%の鉄、0.5〜1.3重量%のCu、 0. 8〜1.
3の重量%のMg、o、iの重量%のCr、0.5〜1.3の重量%のNi、
025の重量96のZnの登録含有限度を有し、陽極酸化することなく前述のよ
うな要素に対して使用しつる。
発明の要約
本発明の目的は押出し成形の後加工したロッド押出し成形品を提供することであ
る。
本発明の目的はまず押出し成形され、次にさらに鍛練された(wrought
)ロツド製品を提供することである。
本発明の別の目的は高耐摩耗性面を有する製品に加工するに適した冷間加工した
押出し成形ロッド製品を提供することである。
本発明の別の目的はAA4000タイプのアルミニウム合金から冷間加工し押出
し成形したロッドを提供することである。
本発明のこれらおよびその他の目的は本明細書および添付図面を読めば明らかと
なる。
本発明のこれら目的によれば、ll−13,5重量%のSi、 0. 5〜2.
0成形品が提供される。
好適実施例の詳細説明
前述のように、本発明による合金は11−13.5重量%のSiと、0.5〜1
.45重量%のCuと、0.8〜3重量%のMgと、0.5〜2.95重量%る
。不純物は0.75重量%以下のFe、最大0. 1重量%のCr、最大0.
2重量%のZnを提供するように調整することが好ましく、前記成分に対する下
限は0.01重量%でありうる。その他の不純物はそれぞれ0.05重量%以下
に限定することが好ましく、その池の不純物の組合せも0.15重量%を上廻ら
ないことか好ましい。
主要な合金成分については、Siは11〜13重量%の範囲、Cuは0.5〜1
、 3重量%の範囲、Mgは0,8〜1. 3重量%の範囲、Niは0. 5〜
1.3重量96の範囲てよい。Siは11.3〜12.9重量%の範囲、Cuは
0.6〜1.2重量96の範囲、Mgは0.8〜1. 5重量%の範囲、Niは
0.5〜1.5重量%の範囲にあることが好ましい。この好ましさは、粗い金属
間化合物や初晶ケイ素(primary 5ilicon )の概ね無い均一な
等軸組織を達成するためである。本発明による別の好ましい合金においては、S
rは0.01〜0゜5重量%の範囲、好ましくは0.015〜0.4重量%の範
囲で、典型的な量としては約0.025重量%で介在する。Srはケイ素粒子す
なわち粒子を含有するケイ素の組織を修正するため望ましいものである。合金成
分の数およびそれら相互の作用のため、事実全<篤<べきことに不固溶成分が微
細化される。このため必要な時間と温度を低減させることにより均質化を促進す
る。
本合金はB、V、Sc、Mn、Er、ZnSTiおよびFeから選択した成分の
少なくとも一成分を含有することができ、前記成分はBが最大0. 2重量%、
■が最大0.3重量%、Scが最大0.3重量%、Mnが最大1重量%、Erが
最大0.2重量%、Znが最大0.2重量%、Tiが最大0.25重量%、Fe
が最大1重量%であることが注目される。前記成分のいずれかが使用されるか、
あるいは合金中に介在する場合、そのような成分の下限は通常0.05重量%以
上である。
本合金に本明細書に記載のように本合金に調整された量の合金成分を具備させる
ことと共に、合理的な費用で望ましい特性を提供するように特定の方法のステッ
プに従って合金製品が調製されることが好ましい。このように、本明細書に記載
の合金は、連続鋳造か好ましいが、現在当該技術分野において採用されている技
術により、適当な鍛練された製品を作るためにインゴットあるいはビレットとし
て提供しうる。鋳造インゴットは後続の加工作業に適した材料を提供するように
予備加工あるいは成形すればよい。主要な加工作業の前に、マグネシウムおよび
ケイ素あるいはその他の溶解性成分を分解し、金属の内部組織を均質化するため
に、合金材料を好ましくは482.2°C(900°F)〜593.3°C(1
100°F)の範囲の金属温度で、少なくとも1時間均質化することが好ましい
。
好ましい時間は均質化温度範囲において2時間以上である。通常、加熱および均
質化処理は24時間以上続ける必要はないが、時間が長いからといって通常問題
はない。均質化温度における12時間から20時間の時間が極めて適当であるこ
とが判明している。例えば典型的な均質化処理は510℃(950°F)におい
て18時間である。加工性あるいは成形性を向上させるために成分を固溶するこ
との他に、この均質化処理は、例えば鉄やケイ素によって形成される成分のよう
ないずれかの未固溶の成分を合着するものと考えられているので重要である。
均質化処理の後、本金属は最終製品に成形するのに適したシート、押出し成形品
あるいはその池の材料を作るために、圧延、押出し成形、あるいはその他の加工
作業を加えることができる。シート状の製品を作るには合金塊は、約2.54ミ
リ(0,1イニ/チ)〜約4.06ミリ(0,16インチ)あるいは5.08ミ
・ リ(0,16インチ)の範囲、典型的には3.56ミリ(0,14インチ)
の厚さまで熱間圧延することか好ましい。熱間圧延あるいは押出し成形に対して
、温度!、t537.8°C(1000°F) 〜204.4°C(400’F
)(7)範囲であるべきである。金属の温度は最初は426.7°C(8000
F) 〜537.8°C(1,000°F)、完了時の温度は204.4°C(
400’F) 〜315.6”C(600°F)であることか好ましい。
所期の用途がシート製品である場合、典型的には2.54ミリ(o、1インチ)
〜6.35ミリ(0,25インチ)である前記の可成り厚いシートに対しては熱
間圧延以外の作業は不要である。
所期の用途が、トランスミッションの弁やニアコンプレッサあるいはエンジン用
ピストンのようなピストン、あるいはその池の車両用あるいはその多の軽量要素
のように高度に耐摩耗性の必要な製品を作るための鍛練したロッドあるいはバー
である場合、必要な機械加工性を提供するよう各ロフトを慎重に作ることが好ま
しい。本明細書で使用するロッドという用語は六角、四角、長方形、および丸形
を含む断面形状や、針ゲージを含むゲージを含んでいることを意味する。このよ
うに、本発明の一過程において、インゴットは熱間圧延に適したビレットサイズ
に押出し成形される。そのようなサイズは直径が約25.4ミリ(1インチ)〜
254ミリ(10インチ)の範囲、例えば152.4ミリ(6インチ)でよい。
その1組押出し成形されたビレットは、直径が6.35ミリ(1/4インチ)か
ら25 、 4 ミリ(1インチ)でよい熱間圧延されたロッドを提供するよう
に315.6°C(600°F)〜426.7℃(800’F)の範囲の温度て
熱間Pf延てきる。ロッドを熱間圧延することにより約65〜99%断面を縮小
する。
次に、熱間圧延されたロフトは製品を作るに有用なロッドあるいはバーサイズま
で引き抜くか、あるいは必要なものより僅かに大きい直径、例えば0.1−10
%大きく、典型的には0.25〜約296大きい直径まで引き抜けばよい。その
後、引抜きされたロッドは可溶性成分を概ね固溶するように溶体化熱処理される
。溶体化熱処理は482.2°C(900°F)〜537.8℃(1000°F
)の範囲の温度で達成することが好ましい。最終製品の必要な望ましい特性をさ
らに提供するために、ロッドは未調整の析出を阻止するか、あるいは最小とする
ために急速冷却される。本発明の実施においては、溶体化温度から約176.7
°C(350°F)以下までの冷却速度は少なくともlO°F/秒であることが
好ましい。
好ましい冷却速度は398.9°C(750°F)以上から287.8℃(55
0’F)以下まての温度範囲において少なくとも300°F/秒である。金属が
約176.7℃(350°F)の温度に達した後、空冷される。適当な冷却速度
は水冷によって得ることができる。冷却の後、ロッドが僅かにより大きい直径ま
で熱間圧延されるようなものである場合、機械加工あるいは製作に適したサイズ
まで再度引抜き加工される。再引抜き作業は、最終製品に適した強度特性を増加
させるためのある量の冷間加工を付与するものである。さらに、ロッドがコイル
の形態であれば、再引抜き加工は、均一な特性を有する真直な長さの鍛練ロッド
を・ 提供する強化作業として用いることができる。真直矯正の前、あるいは後
に、希望に応じてロッドにエツチング、バニシ仕上げあるいはその他の形態の表
面仕上げを行えばよい。
最終製品に必要な強度を提供するために、ロッド製品を107.2°C(225
’F)〜204.4°C(400°F)の温度範囲で約6時間〜12時間時効す
ることができる。ロッドはアルミニウム協会(The Aluminum As
5ociati叩)により刊行され、参考のために本明細書に含めている、19
88年度版アルミニウム規格およびデータ(Aluminum 5tandar
ds and Data)に記載のT3、T351、T4、T451.T6、T
651、T8、TaS2.T9等から選択した多数の焼戻し条件のいずれかによ
り提供することができる。上記のステップは、例えば6.35ミリ(l/4イン
チ)〜19.05ミリ(3/4インチ)の直径のような小径のロッドに対して特
に適している。
例えば、19.05ミリ(3/4インチ)径以上の大径ロットを作りたい場合、
インゴットは前述のように均質化され、押出し成形される。次にビレットは最終
製品を作るのに適した直径まで(例えば室温で)冷間引抜きされる。典型的には
、冷間引抜き作業により直径を5〜35%減少させる。その後、冷間引抜き、あ
るいは鍛練されたロッドは前述のように溶体化熱処理される。鍛練という用語は
押出し成形後の冷間、温間あるいは熱間加工を含むことを意味する。このように
「鍛練され押出し成形さオlたロット製品」という用語は、押出し成形作業後に
さらに加工さね、通常、熱間圧延あ乞いは引抜きを含み得る前記加工の問直径を
著しく減少させたロット製品を意味する。温間あるいは熱間加]−は約537.
8°C(1000°F)までの温度を含みうる。次にロッドは延伸し、真直規正
すればよい。さらに、真直規正されたロッドは、R77述のように苛性エツチン
グ、バニシ什トげ、あるいは研磨により表面仕十−げすればよい。最終製品に必
要な特性を付−lフするためiir述のように時効を施せばよい。
本発明による合金ロット製品は、硬質陽極酸化という余分のステップを行うこと
なく、耐摩耗面を有する製品を作りつるという利点を有している。このことは、
アルミニラl、部材が他の部材と摺動接触する場合に種々の組立体においてアル
ミニウム部材を有用にするという経済性を提供する。そのようなアルミニウム部
材の例どしては、エンジンあるいは空調コンプレッサ用のビス1〜ン、自動トラ
ンスミノン9ンの弁あるいはその他の部材を含む。本発明は、機械加工、板金加
工(ハンマリング、絞り等)あるいは、種々のその他の製造技術を含むその他の
成形作置により前記のような部材を作る材料を提供する。従い、今では以前使用
された陽極酸化ステップに対する必要性か大きく低下する。さらに、本方法のス
テップはケイ素粒子を極めて均等に分配し、このことが耐摩耗性を向上させる。
ロット製品は40〜58ksiの範囲の引張強度と、25〜52ksiの範囲の
降伏強度どを有し、伸びは約5〜1396の範囲でありうる。このように良好な
成形性、強度および高度の耐摩耗性を有する部材に形成しつる機械加工性とを有
するロット製品が提供される。
以下の例がさらに本発明を例示する。
例1
12.1重量%のSiと、0.38重量96のFeと、0.93重量%のCuと
、0022重量%の〜1nと、1.12重量%のMgと、0.89重量%のNi
と、0.041重量96のTiど、0.0023重量96のZrと、0.015
重量%のSrと、0006重量%のCrとを含み、残りがアルミニウムである成
分を有するアルミニウムベースの合金を381ミリ(15インチ)のインゴット
となるように鋳込み、該インゴットを510″C(950°F)に設定した温度
て15時間均質化しこ。その後、インゴットを約9メ一トル/分(3Ofpm)
の速さで約371.1°C(700°F)で152.4ミリ(6インチ)の押出
し成形品となるまで押し出し、次に約4544°C(850°F)から始めて、
22.2ミリ(0,875インチ)径のロッドとなるように熱間圧延し、そして
コイル状にした。次に、前記ロットを約343.3°C(650°F)で約l
1/2時間焼鈍し、約19.56ミリ(0,7フインチ)径まで再引抜きした。
その後、約20分間約515.6°C(960°F)で溶体化熱処理し、続いて
水冷を行った。コイル状とされたロットは次にロールで真直規正され、所定長さ
に切断された。所定長゛さのロッドはT8条件のロッドを提供するために約10
時間171.ピC(340°F)で時効された。そのようなロットの典型的な引
張強度は約54.5ksiで、降伏強度は約50.5ksiで、伸びは5〜11
.5%の範囲である。
例2
例1の成分を有するインボッI・が(例1と同様)まず均質化され、次いて約3
85°C(725°F)で、42メ一トル/分(+4fpm)の速さで、直径が
28.58ミリ(1,125インチ)のロッドとなるように押出し成形された。
ぞの後ロット゛は25.58ミリ(1,00フインチ)の直径まで引抜きされ、
続いて、45分間の浸漬時間を除いて例1と同様溶剤熱処理され、次いて冷水で
冷却された。ロットは(約1. 5%)延伸されて矯正され最終直径が25.4
ミリ(1インチ)となった。T651条件を提供するために10時間、165.
6°C(330°F)で時効が施された。特性は例Iのものと同様であった。
フロントページの続き
(72)発明者 ブロック、ジェームズ エイ。
アメリカ合衆国 13662 ニューヨーク州マッセナ、ビー、オー、ボックス
150゜アルミナム カンパニー オブ アメリカ気付
(72)発明者 ケンプ、トーマス ジェイ。
アメリカ合衆国 13662 ニューヨーク州マッセナ、ビー、オー、ボックス
150゜アルミナム カンパニー オブ アメリカ気付
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.高度の耐摩耗性の面を有する製品を作るための鍛練され押出し成形されたロ ッド製品であって、基本的に11.3〜12.9重量%のSiと、0.5〜1. 45重量%のCuと、0.8〜3重量%のMgと、0.5〜1.3重量%のNi と、最大1重量%のFeと、最大0.1重量%のCrと、最大0.25重量%の Znと、残部アルミニウムおよび不可避元素と不純物とからなり、T8、T85 1またはT9の焼鈍条件で提供されるロッド製品。 2.前記合金が0.01〜0.5重量%のSiを含有する、請求項1に記載のロ ッド製品。 3.前記合金が0.8〜1.3重量%のMgを含有する、請求項1に記載のロッ ド製品。 4.前記合金が0.015〜0.4重量%のCrを含有する、請求項1に記載の ロッド製品。 5.T8またはT851焼鈍条件で提供される、請求項1に記載のロッド製品。 6.T9焼鈍条件で提供される、請求項1に記載のロッド製品。 7.11.3〜12.9重量%のSiと、0.6〜1.2重量%のCuと、0. 8〜1.5重量%のMgと、0.5〜1.3重量%のNiと、最大1重量%のF eと、最大0.1重量%のCrと、最大0.25重量%のZnと、残部アルミニ ウムおよび、不可避元素と不純物とからなり、T8条件で提供される、鍛練され 押出し成形されたロッド製品。 8.11.3〜12.9重量%のSiと、0.6〜1.2重量%のCuと、0. 8〜1.5重量%のMgと、0.5〜1.3重量%のNiと、0.01〜0.5 重量%のSiと、最大1重量%のFeと、最大0.1重量%のCrと、最大0. 25重量%のZnと、残部アルミニウムおよび不可避元素と不純物とからなり、 T9焼鈍条件で提供される、鍛練され押出し成形されたロッド製品。 9.鍛練され押出し成形されたロッド製品を作る方法において、(a)11〜1 3.5重量%のSiと、0.5〜1.45重量%のCuと、0.8〜3重量%の Mgと、0.5〜2.95重量%のNiと、最大1重量%のFeと、最大0.1 重量%のCrと、最大0.25重量%のZnと、残部アルミニウムおよび不可避 元素と不純物とからなるアルミニウム基合金の塊を提供し、(b)前記塊を押出 し成形あるいは熱間圧延して、引抜き加工のためのビレットを提供し、 (c)前記ビレットを引抜き加工してロッドとし、(d)前記ロッドを溶体化熱 処理し、冷却し、時効して、概ね安定したレベルの機械的特性を有する鍛練され 押出し成形されたロッド製品とすることからなる、ロッド製品を作る方法。 10.前記合金が11.3〜12.9重量%のSiを含む請求項9に記載の方法 。 11.前記合金が11.3〜12.9重量%のSiを含有する、請求項9に記載 の方法。 12.前記合金が0.8〜1.3重量%のMgを含有する、請求項9に記載のロ ッド製品。 13.前記合金が0.5〜1.3重量%のNiを含有する、請求項9に記載のロ ッド製品。 14.前記合金が0.015〜0.4重量%のSiを含有する、請求項9に記載 のロッド製品。 15.ロッドがT4、T451、T6またはT651条件で提供される、請求項 9に記載の方法。 16.前記塊が287.8℃(550°F)〜454.4℃(850°F)の温 度範囲において押出し成形される、請求項9に記載の方法。 17.ビレットがステップ(b)において熱間圧延され、熱間圧延ビレットを提 供する、請求項9に記載の方法。 18.熱間圧延ビレットが引抜きされ、さらにその直径を減少させる、請求項1 7に記載の方法。 19.熱間圧延ビレットと引抜きビレットが溶体化熱処理され、冷却されてロッ ド製品を形成する、請求項18に記載の方法。 20.溶体化熱処理され、冷却されたロッド製品に第2の引抜き作業が施され、 再引抜きされたロッド製品を提供する、請求項19に記載の方法。 21.第2の引抜きされたロッド製品に時効が施される、請求項20に記載の方 法。 22.高度の耐摩耗性面を有する部材を作るための加工されたロッド押出し成形 製品を作る方法において、 (a)11〜13.5重量%のSiと、0.5〜1.3重量%のSiと、0.5 〜1.3重量%のMgと、0.5〜1.3重量%のNiと、最大1重量%のFe と、最大0.1重量%のCrと、最大0.25重量%のZnと、0.015〜0 .4重量%のSrと、残部アルミニウムおよび不可避元素と不純物とからなるア ルミニウム基合金の塊を提供し、(b)前記塊を204.4℃(400°F)〜 565.6℃(1050°F)の範囲の温度で前記塊を押出し成形して押出し成 形品を提供し、(c)前記押出し成形品を315.6℃(600°F)〜426 .7℃(800°F)の温度範囲で熱間圧延して引抜き加工に適した熱間圧延ロ ッドを提供し、 (d)前記熱間圧延ロッドを引き抜いて直径の減少したロッドを提供し、(e) 前記直径の減少したロッドを溶体化熱処理および冷却し、(f)前記の直径の減 少したロッドを再引抜き加工して再引抜きロッドを提供し、 (g)前記の再引抜きロッドを時効とすることを含むロッド押出し成形製品を作 る方法。 23.前記再引抜きロッドがT3、T351、T8またはT851の焼戻し条件 まて時効される、請求項22に記載の方法。 24.高度の耐摩耗性面を有する部材を作るための加工されたロッド押出し成形 品を作る方法において、 (a)11〜13.5重量%のSiと、0.5〜1.3重量%のCuと、0.8 〜1.3重量%のMgと、0.5〜1.3重量%のNiと、最大1重量%のFe と、最大0.1重量%のCrと、最大0.25重量%のZnと、0.015〜0 .4重量%のSrと、残部アルミニウムおよび不可避元素と不純物とからなるア ルミニウム基合金の塊を提供し、(b)前記塊を204.4℃(400°F)〜 565.6℃(1050°F)の温度範囲で押し出して押出し成形品を提供し、 (c)前記抑圧し成形品を、315.6℃(600°F)〜426.7℃(80 0°F)の温度範囲において、引抜き加工に適した熱間圧延されたロッドに熱間 圧延し、 (d)前記熱間圧延ロッドを引き抜いて直径を減少させ、(e)前記の直径の減 少したロッドを溶体化熱処理し、冷却し、(f)前記ロッドを時効させることを 含むロッド製品を作る方法。 25.前記ロッドがT4、T451、T6またはT651の焼戻し条件まで時効 される、請求項24に記載の方法。 26.高度の耐摩耗性の面を有する部材に形成するに適したロッド製品を作る方 法において、 (a)アルミニウム合金の塊を提供し、(b)前記塊を押出し成形して、引抜き 加工のための押出し成形品を作り、(c)前記押出し成形品を引き抜いてロッド を作り、(d)前記ロッドを溶体化熱処理し、冷却し、時効してロッド製品を形 成するステップを含み、前記アルミニウム合金の塊が11〜13.5重量%のS iと、0.5〜1.45重量%のCuと、0.8〜3重量%のMgと、0.5〜 2.95重量%のNiと、最大1重量%のFeと、最大0.1重量%のCrと、 最大0.2重量%のZnと、残部アルミニウムおよび不可避元素と不純物とから なることを改良点とするロッド製品を作る方法。 27.前記塊が11.3〜12.9重量%のSiと、0.6〜1.2重量%のC uと、0.8〜1.5重量%のMgと、0.5〜1.3重量%のNiと、0.0 1〜0.5重量%のSrとを含む、請求項26に記載の方法。 28.前記塊が0.015〜0.4重量%のSrを含む、請求項27に記載の方 法。 29.前記ステップ(a)が、少なくとも1時間、482.2℃(900°F) 〜593.3℃(1100°F)の金属温度において前記塊を均質化することを さらに含む、請求項26に記載の方法。 30.前記均質化が2時間以上実行される、請求項29に記載の方法。 31.前記均質化が12〜20時間実行される、請求項29に記載の方法。 32.さらに、 (e)前記ロッド製品を所望の長さに切断することを含む、請求項26に記載の 方法。 33.前記のステップから基本的になり、前記ロッド製品が何ら陽極酸化を施さ なくても良好な耐摩耗面を有している、請求項26に記載の方法。 34.前記ステップ(b)における押出し成形が204.4℃(400°F)〜 565.6℃(1050°F)の温度にて実行される、請求項26に記載の方法 。 35.(e)前記ステップ(b)の後で、前記ステップ(c)の前に315.6 ℃(600°F)〜426.7℃(800°F)の温度で前記押出し成形品を熱 間圧延することをさらに含む、請求項26に記載の方法。 36.請求項26に記載の方法によって形成されたアルミニウム合金ロッド製品 であって、T8、T851またはT9の焼戻し条件で提供されるアルミニウム合 金ロッド製品。 37.請求項35に記載の方法によって形成されたアルミニウム合金のピストン または弁であって、T8、T851またはT9の焼戻し条件で提供され、陽極酸 化を施さなくても良好な耐摩耗性面を有しているアルミニウム合金のピストンま たは弁。 38.高度の耐摩耗性面を有する部材を形成するのに適したロッド製品を作る方 法において、 (a)アルミニウム合金の塊を提供し、(b)前記塊を押出し成形して、引抜き 加工のための押出し成形品を作り、(c)前記押出し成形品を引抜いてロッドと し、(d)前記ロッドを溶体化熱処理および冷却してロッド製品を作り、(e) 前記ロッド製品を再引抜きして再引抜きロッドを形成し、(f)前記再引抜きロ ッドに時効を施すステップを含み、前記アルミニウム合金が11〜13.5重量 %のSiと、0.5〜1.45重量%のCuと、0.8〜3重量%のMgと、0 .5〜2.95重量%のNiと、最大1重量%のFeと、最大0.1重量%のC rと、最大0.2重量%のZnと、残部アルミニウムおよび不可避元素および不 純物とからなることを改良点とするロッド製品を作る方法。 39.前記塊が11、3〜12.9重量%のSiと、0.6〜1.2重量%のC uと、0.8〜1.5重量%のMgと、0.5〜1.3重量%のNiと、0.0 1〜0.5重量%のSrとを含む、請求項38に記載の方法。 40.前記塊が0.015〜0.4重量%のSrを含む、請求項39に記載の方 法。 41.前記ステップ(a)が前記塊を482.2℃(900°F)〜593.3 ℃(1100°F)の金属温度において少なくとも1時間均質化することをさら に含む、請求項38に記載の方法。 42.前記均質化が2時間以上実行される、請求項41に記載の方法。 43.前記均質化が12〜20時間実行される、請求項41に記載の方法。 44.さらに、 (g)前記ロッド製品を所望の長さに切断することを含む、請求項38に記載の 方法。 45.基本的に前記のステップからなり、前記ロッド製品が何ら陽極酸化を施さ なくとも良好な耐摩耗性面を有している、請求項38に記載の方法。 46.前記(b)のステップにおける押出し成形が204.4℃(400°F) 〜565.6℃(1050°F)の温度において実行される、請求項38に記載 の方法。 47.さらに、 (g)前記ステップ(b)の後で、かつ前記ステップ(c)の前に前記押出し成 形品を315.6℃(600°F)〜426.7℃(800°F)の温度で熱間 圧延することを含む、請求項38に記載の方法。 48.請求項38に記載の方法によって形成されたアルミニウム合金のロッド製 品であって、T8、T851またはT9の焼戻し条件で提供されるアルミニウム 合金のロッド製品。 49.請求項44に記載の方法によって形成されたアルミニウム合金のピストン または弁であって、T8、T851またはT9の焼戻し条件で提供され、陽極酸 化を施さなくとも良好な耐摩耗面を有しているアルミニウム合金のピストンまた は弁。 50.たとえ陽極酸化を施さなくとも良好な耐摩耗面を有するアルミニウム合金 のロッド製品を作る方法において、基本的に、(a)11.3〜12.9重量% のSiと、0.8〜1.5重量%のMgと、0.6〜1.2重量96のCuと、 0.5〜1.3重量%のNiと、0.01〜0.5重量%のSrと、最大1重量 %のFeと、最大0.1重量%のCrと、最大2重量%のZnと、残部アルミニ ウムと不可避元素および不純物とからなるアルミニウム合金の塊を提供し、 (b)前記塊を少なくとも1時間、482.2℃(900°F)〜537.8℃ (1000°F)の金属温度で均質化し、(c)前記塊を204.4℃(400 °F)〜537.8℃(1000°F)の温度範囲において押出し成形して押出 し成形物を提供し、(d)前記押出し成形物をロッドに引抜き、(e)前記ロッ ドを溶体化熱処理し、冷却し、そして時効を施して高度の耐摩耗性面を有するロ ッド製品を形成することを含むアルミニウム合金のロッド製品を作る方法。 51.前記塊が0.015〜0.4重量%のSrを含む、請求項50に記載の方 法。
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PCT/US1992/004752 WO1993025720A1 (en) | 1991-02-26 | 1992-06-05 | Aluminum alloy extrusion and method of producing _______________ |
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JPH07507599A true JPH07507599A (ja) | 1995-08-24 |
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ID=1762318
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JP6501407A Withdrawn JPH07507599A (ja) | 1992-06-05 | 1992-06-05 | アルミニウム合金の押出し成形品とその製造方法 |
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JP (1) | JPH07507599A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2011137233A (ja) * | 2011-01-07 | 2011-07-14 | Showa Denko Kk | アルミニウム合金棒の製造方法 |
-
1992
- 1992-06-05 JP JP6501407A patent/JPH07507599A/ja not_active Withdrawn
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