JPH07507584A - 洗浄組成物の改良 - Google Patents
洗浄組成物の改良Info
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- JPH07507584A JPH07507584A JP6501062A JP50106294A JPH07507584A JP H07507584 A JPH07507584 A JP H07507584A JP 6501062 A JP6501062 A JP 6501062A JP 50106294 A JP50106294 A JP 50106294A JP H07507584 A JPH07507584 A JP H07507584A
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- C11D—DETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
- C11D1/00—Detergent compositions based essentially on surface-active compounds; Use of these compounds as a detergent
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は洗浄組成物の改良に関し、特に界面活性剤および溶媒を含む洗浄組成物
の改良に関する。
発明の背景
家庭および職場の硬質表面の洗浄に使用する多くの洗浄組成物は界面活性剤に加
えて溶媒成分を含む。これらの溶媒の通常の役割は油状またはワックス状汚れの
除去を促進することによって洗浄性能を改善させることにある。前記組成物中に
溶媒を存在させることによる利点は低い界面活性剤レベルのときに特に顕著であ
り、高レベルの界面活性剤残分は許容できない高反射性表面用の組成物で見られ
る。
これらの溶媒成分の多くは水と非混和性であるがまたは比較的低混和性であり、
混和度限界よりも高いと溶媒成分はエマルシロンを形成するので、混和度限界よ
り上のレベルの溶媒を含むこれらの組成物は使用する前に強く振るがまたは溶媒
を安定なエマルジョンとして存在させる必要がある。
このようなエマルジョンの1つは、US 4689168(The Drack
ett Company)に開示されており、ここには揮発性シリコーン、(好
ましくはアニオン性、ノニオン性界面活性剤およびそれらの混合物から選択され
る)非揮発性界面活性剤、(好ましくはエチル、プロピルまたはブチルアルコー
ルである)75〜250℃の範囲の沸点を有する極性有機溶媒、および水を含む
異方性の硬質表面洗浄組成物が開示されている。
これらの組成物を振ることにより、硬質表面と接触すると壊れ、成分を放出する
準安定なエマルジョンが形成される。
安定なエマルジョンは製造するのが困難であり、かつ相分離し易い。消費者は安
定な単相系を好み、単相系はエマルシロンよりも処方、加工、貯蔵および分配が
簡単であるので、単相組成物中の非混和性溶媒の使用は比較的低レベルに隔室さ
れていた。
テルペンおよび極性溶媒の2成分溶媒系を含む組成物がEP0040882およ
びE P OO80749ニ開示されテいる。
ガラスを洗浄するための典型的な組成物がEP 261874 (The Pr
octer and Gamble Company: 1986/87)に開
示されている。この明細書には、r D OW A N OL P n B J
(登録商標、DOWChemical Company)として市販されてい
るn−ブトキシプロパン−2−オールの特定異性体を含む洗浄組成物が開示され
ている。n−ブトキシプロパン−2−オールは、温度および異性体のレベルに依
存して6%付近のレベルまで水と混和性である。その明細書中には、臭気の問題
によって該組成物を表面に適用するためにスプレーを使用するのは避けられるべ
きであると言及されている。
関連の後顧EP 0428816 (P&、G: 1989/90)は、第1溶
媒として1〜9%のエタノール、0.5〜3%のn−ブトキシプロパン−2−オ
ール、0.5〜3%のn−プロポキシプロパノール、および第2溶媒として、0
.5〜3%の炭素原子5つのアルキル鎖を有する第1級または第2級モノアルコ
ールを含む処方物を概念的に開示している。
他の系はエマルジョンを含む。GB 2144763 (P&G: 1983)
は、少なくとも596の溶媒およびマグネシウム塩を含むいわゆる溶媒の「マイ
クロエマルジョン」の形態の硬質表面洗浄剤に関する。マイクロエマルシコンの
使用は遊離の溶媒が改善された洗浄性能を示すので、水または他の水性媒体中の
溶媒溶液と比較して有利であると考えられてきた。マイクロエマルジョンは均一
な組成物として現われる非常に微細なエマルシロンとして該明細書中に記載され
ている。
類似ノエマルジgン系がEl’ 0347110(Colgate: 1988
)に記載されており、それはアニオン物質およびノニオン物質、エチレンの01
〜C4アルキルエーテルまたはモノ、ジまたはトリプロピレングリコールのジエ
チレングリコールから成る極性溶媒、および2.5〜5%の香料を含むp H6
〜7の透明な液体洗浄剤に関するものである。最後の明細書ではまた、アニオン
性界面活性剤を含む処方物中におけるマグネシウムの洗浄力増強効果も議論され
ている。
この分野において行われた研究にもかかわらず、多くの技術的問題が残った。
マイクロエマルジョンが採用されている場合はマイクロエマルジョンを製造する
のが難しく、一方、マイクロエマルシロンを採用していない場合は溶剤の量は効
果的な洗浄には不十分である。
加えて、特定の界面活性剤の使用により製品は、短期間の貯蔵によってさえ不安
定になるかまたは不安定になるように思われる。これらの製品は消費者に廃棄さ
れ得、そのことにより界面活性剤および溶媒が環境中に無駄に放出される。
界面活性剤/溶媒洗浄組成物の通常の使用により、溶媒および界面活性剤の環境
への負担は増加するであろう。
したがって、環境中に放出される界面活性剤の一部を生分解し易いものとするこ
とを確保することが望ましく、シたがって、洗浄組成物中に環境に好ましい界面
活性剤を使用することが好ましい。残念ながら、これらの界面活性剤を含む均一
な、溶媒含有系を処方するのは難しい。
加えて、コストおよび溶媒の環境への放出の両方を減らすので、高レベルよりも
低レベルの溶媒を使用するのが好ましい。
しかしながら、上記の通り、低レベルの溶媒の使用は十分な洗浄、結果を与え得
ない。
上記より、溶媒レベルが比較的低くとも、高レベルの溶媒に関連する効果的な洗
浄性能を与える安定で生分解性の製品を製造するのが望ましいことが理解されよ
う。
発明の詳細な説明
我々は、溶媒および界面活性剤を含む均一な系であって、使用時にエマルシコン
へと分解する系を発明した。
したがって、本発明は界面活性剤と溶媒を含む均一で水性の洗浄組成物であって
、溶媒の少なくとも一部を蒸発させると溶媒−水エマルジョンを形成することを
特徴とする組成物を提供特に、我々は改良された水性の、第1溶媒成分と第2溶
媒成分からなる溶媒系含有洗浄組成物であって、a) 第1溶媒成分は該溶媒成
分と水との混和度限界より高いレベルで存在し、
b) 第2溶媒成分は第1溶媒成分が組成物中に溶解されるようなレベルで存在
し、
前記第2溶媒成分が、使用時に前記第2溶媒成分が組成物から蒸発して第1溶媒
成分と水とを含む溶媒−水エマルジョンを残すのに十分に揮発性であることを特
徴とする組成物を提供することを発見した。
第1溶媒の溶解を補助するために第2の揮発性溶媒を使用することによって、透
明で安定な等方性組成物でありマイクロエマルジクンを構成しない組成物を得る
ことが可能である。該製品の使用において、第2溶媒成分は全組成物から蒸発し
、残っている第1溶媒成分および水は相分離してエマルシコンを形成し、そのこ
とにより第1溶媒成分の洗浄作用は増強される。このようにして形成したエマル
ジョンは一般に粗い分散相を有する。このことにより、貯蔵、適用および製造に
関しては安定な非エマルジョン製品の利点が得られ、使用する溶媒レベルは比較
的低く、非溶媒系の洗浄の効果が得られる。
第1溶媒
第1溶媒成分と水との混和度限界を超えるレベルの量の第1溶媒成分を存在させ
ることが本発明の基本的要件である。
好ましくは、第1溶媒成分はグリコールエーテル類およびエステル類から選択さ
れる。
より好ましくは、第1溶媒成分はプロピレングリコールモノn−ブチルエーテル
、ジプロピレングリコールモノn−ブチルエーテル、プロピレングリコールモノ
t−ブチルエーテル、ジプロピレングリコールモノt−ブチルエーテル、ジエチ
レングリコールヘキシルエーテル、酢酸エチルおよびこれらの混合物から成る群
から選択される。
最も好ましくは、第1溶媒成分はプロピレングリコールモノn−ブチルエーテル
(n−ブトキシプロパン−2−オール)であり、好ましくは6%〜12%のレベ
ルで存在する。
第2溶媒
第2の揮発性溶媒成分を存在させることは本発明の基本的要件である。
好ましくは、第2溶媒成分は揮発性アルコール;水混和性で揮発性のグリコール
エーテル、アルデヒド、ケトン、ジアルキルエーテルおよびこれらの混合物から
選択される。
より好ましくは、前記第2溶媒成分はメタノール、エタノール、イソプロピルア
ルコール、エチレングリコールモノブチルエーテルおよびこれらの混合物から成
る群から選択される。
最も好ましくは、第2溶媒成分はエタノール、イソプロパツールまたはこれらの
混合物から成る。工業用変性アルコールの形態のエタノールが発明の実施に適し
ている。
界面活性剤
界面活性剤は本発明の処方物の任意成分であるが、本発明の組成物はさらに1種
以上の界面活性剤物質を含むのが望ましい。
界面活性剤の種類は本発明の一般的機能にとって重要ではない。
本発明の実施態様において、界面活性剤物質は一般にアニオン性またはノニオン
性物質であるが、カチオン性、両性イオン性および両性界面活性剤も使用され得
るとみなされる。アニオン性およびノニオン性の両方の混合物を使用し得る。
本発明の特に好ましい実施態様において、洗浄組成物はさらにアニオン性界面活
性剤を含む。広範囲のアニオン性界面活性剤が本発明の実施態様において使用し
得るとみなされ、その内のいくつかを以下に列記する。それぞれの場合において
、アニオン性界面活性剤は適当な対イオンと共に存在する。
好ましくは、組成物はさらにマグネシウムイオンを少なくとも0.02M(Mは
組成物中のアニオン性界面活性剤のモル量である)に相当する量含む。
本発明で使用するアニオン性合成洗浄剤のマグネシウム塩はよく知られたタイプ
のアニオン性洗浄界面活性剤のマグネシウム塩で有り得る。例えば、1〜10モ
ルのエチレンーオキシドを含むC1o= CI8アルキルエーテルスルフェート
、010− CI8アルキルベンゼンスルホネート” IO= 018アルカン
スルホネ−1・、スルホン化C10”” C22脂肪酸またはそのエステル、C
8〜CI8オレフインスルホネート、ジー(06〜010アルキル)スルホスク
シネート、C11t”−CI8アルキルスルフェートで有り得る。さらなる例は
Schwa r t z−Pe r ry著rSurface Active
Agents and Detergen t sJ Vo 1.I (194
9)およびVol、11 (1958)に見られる。
特に、アニオン性洗浄剤の中で好ましいものは第1級アルコールスルフェートの
マグネシウム塩である。これらは他の界面活性剤よりもより容易に生分解し得る
と考えられており、継続契約の供給元から商業的な量入手し得る。
第1級アルコールスルフェートは一般式:%式%
[式中、Rは08〜CI8第1級アルキル基であり、Xは可溶化カチオンである
]の物質の混合物である。好ましいカチオンはナトリウム、マグネシウム、カリ
ウム、アンモニウムおよびそれらの混合物を含む。
一般的に、最終組成物は0.05〜10重量%、好ましくは0.1〜7.5重量
%のアニオン性合成洗浄剤のマグネシウム塩を含まねばならない。アニオン性合
成洗浄剤のマグネシウム塩を最終組成物中にそのまま入れてもよいし、または酸
の形態のアニオン性合成洗剤を適当な中和マグネシウム化合物(例えば酸化、水
酸化、炭酸−マグネシウム等)を用いてその場で中和して形成してもよい。アニ
オン性合成洗剤のマグネシウム塩はまた、マグネシウムスルフェートのようなマ
グネシウム塩を組成物中のアニオン性合成洗浄剤のアルカリ金属、アンモニウム
またはアルカノールアミン塩に添加してその場で形成してもよい。
アニオン性界面活性剤に加えて、またはアニオン性界面活性剤の代りに、ノニオ
ン性界面活性剤を使用し得る。好ましいノニオン性界面活性剤は一般式:
%式%
[式中、R1は直鎖または分枝の08〜C18アルキルであり、平均エトキシ化
度(すなわち、エチレンオキシド鎖長)mは1〜14である]
のエトキン小化アルコール類から成る群から選択される。
以下の実施例を参照して説明したように、界面活性剤系がアニオン性界面活性剤
のマグネシウム塩、特に第1級アルコールスルフェートのマグネシウム塩のみか
ら成るときに特に有効な組成物が形成されることが知見された。
したがって、本発明の好ましい組成物はa)アニオン性界面活性剤のマグネシウ
ム塩、好ましくは第1級アルコールスルフェートのマグネシウム塩、b)n−ブ
トキシプロパノール6〜12重量%、C)水、および
d)水とn−ブトキシプロパノールとの間の相分離を防ぐための高揮発性アルコ
ール
本発明の組成物は、さらなる界面活性剤物質、香料、電解質、色素および染料、
研磨剤、衛生剤、さらなる溶媒成分、整泡剤、粘度調整剤、ハイドロトロープお
よびそれらの混合物から成る群から選択される他の成分をさらに含み得る。
発明の方法の態様
組成物を直接汚れた表面にスプレーするのが、組成物を湿らせた布またはスポン
ジで表面を洗浄するよりも好ましい。洗浄組成物の成分の1つを蒸発させること
が本発明組成物の実際の使用に当り重要であり、蒸発は布からよりもスプレー操
作の間に表面からより効果的に進むと考える。
したがって、本発明のさらなる態様は:a)本発明の組成物で表面を直接処理し
、b)第2溶媒成分を少なくとも一部蒸発させ、そして、C)機械的洗浄操作を
行う
ステップを含む方法に関する。
本発明のさらなる態様は溶媒の一部が蒸発して溶媒−水エマルシヨンに分解する
、溶媒と界面活性剤とを含む均一な組成物を噴霧を生じさせるのに適した容器に
包装したものに関する。
本発明をより理解するために、以下に実施例によって、添付の図1及び図2を参
照して説明する。
図1は市販のn−ブトキシプロパン−2−オール(DOWANOL PnB)の
洗浄効果を濃度と共に示すグラフである。
図2は実施例として製造した組成物の洗浄効果をグラフで水洗浄組成物を以下の
表1のように製造した。全ての数字は製品を基にして重量%で示し、100%ま
での残部は水であった。
以下の略号を表1.2および3中で使用した成分を識別するために使用した。
PnB:Dowanol PnB[登録商標] :n−ブトキシプロパン−2−
オール、
P2L :ペンタンー2−オール、
IMS:工業用変性アルコール:エタノールBD:Butyl Digol[登
録商標] ニジプロピレングリコールブチルエーテル
DOB:Dobanol 91−8[登録商標1 ;ノニオン性界面活性剤
NH3:アンモニア
LAS:線状アルキルスルホネート:界面活性剤(アンモニウム塩として)
P A S : Ct a−c + s m を級アルコールスルフェートのマ
グネシウム塩:アニオン性界面活性剤
NON:Dobanol 9l−350FA[登録商標] :ノニオン性界面活
性剤
図1から、PnBベースの組成物の洗浄効果は特に、製品に対する5〜7重量%
の間の範囲においてPnBI度に依存していることが明らかである。これらの結
果を得るために、それぞれ1.0mlの生(nest)サンプルを汚れた(80
/20の脂肪/粒子汚れ0.25mg/cm2で汚した)Decamel[登録
商標]タイルにスポンジで適用し、10回の往復5heen摩擦サイクル(76
g/am 適用量)で軽く拭を箋た。洗浄効果(%)を反射率測定から計算した
。
PnBと水との最大混和度は約6重量%であり、したがって、6重量%より多く
含む処方物は通常水相と過剰の溶媒相に相分離する。図1から、遊離の溶媒の洗
浄効果は、水性媒体中に溶解した溶媒よりもはるかに高いことが明らかである。
単相組成物は表1の処方物の成分を単に混合して形成される。
処方物の残部は水である。
組成物の有効性を調べるために、各0,6mlの生サンプルを汚れた(80/2
0の脂肪/粒子汚れ0.25mg/cm2で汚した)Decamel [登録商
標]タイル上にスプレーし、1分間放置し、スポンジ布で10回の往復5hee
n摩擦サイクル(76g/Cm2適用量)で軽く拭いた。洗浄効果(%)をタイ
ル表面の反射率測定から計算した。
比較例には星印をつけた。
表1
上記の処方物で得られた洗浄効果(%)を図2に示す。洗浄効果は3>2>1>
4の順であった。
実施例1はPnBを含む単相系の基準洗浄効果を説明する比較例である。この実
施例におけるPnBのレベルは、水との最大混和度よりも低く選択され、したが
って、系は均一な混合物を形成する。比較例2から、IMSの添加が洗浄性能を
僅かに改善することが分かる。
実施例3のようにPnBの開始濃度が最大混和度レベルよりも高いとき、顕著な
改善が達成される。実施例3の組成物は透明な均一系であり、使用時にアルコー
ル性溶媒は周囲に逃げ、存在する全てのPnBが溶解するのにまさに十分なアル
コールが存在する組成物となる。この組成物において、揮発性溶媒がさらに損失
するとPnBの相分離が起こる。
比較例4は、BDが開始組成物中にその最大混和度より少なく存在するとき、洗
浄効果がより劣ることを示す。
実施例5−13
本発明の特徴的な要件をさらに立証するために、EP 0428816に記載さ
れた複数の公知組成物を以下の表2に示した処方で製造し、蒸発によるその相の
挙動を記録した。各組成物の残部は水であり、記載した数字は製品に基づく重量
の%である。星印をつけた実施例5〜12は比較例であり、実施例13は上記実
施例3と同じく本発明の実施態様である。
表2
全てのサンプルは、室温で透明な等方性の液体であったが、実施例8は曇ってい
た。したがってこのサンプルは以下から除外した。
別の実験において、各サンプルを黒いセラミックタイルに適用し、きれいな乾燥
した布で表面に広げ、薄いフィルムを形成させ、放置して蒸発乾固させた。フィ
ルムを倉入りに目視し、エマルジョンの形成を調べた(透明なフィルムから不透
明なフィルムへの変化により示される)。エマルジョンの形成が観察された唯一
のすニアプルは実施例13のサンプルであり、それは本発明の実施態様であった
。
実施例14〜27
さらなる実施例を以下の表3に示す。実施例14〜27は製品の性能に対する界
面活性剤の選択の影響を説明する。
表3に列記した結果を得るために、1、Omlの生サンプルを汚れた(80/2
0の脂肪/粒子汚れ0.25mg/cm2で汚した)Decamel [登録商
標]タイルにスポンジで適用し、往復摩擦サイクルを使用して手で拭いた。洗浄
効果を要した労力に関して評価した:1は労力がほとんどいらないことを示し、
一方5は汚れを除くのがかなり困難を要することを示す。比較例を星印によって
示した。
上記のとおり、PnBと水との最大混和度は約6重量%であ・ リ、したがって
PnBを6重量%より多く含む処方物は通常、水性相と過剰な溶媒相とに相分離
する。しかしながら、共溶媒の存在により実施例16〜19は単相を示す。
表3
実施例14および15は、最大混和度より少ないPnBを含む単相系の洗浄効果
を説明するための比較例である。これらの組成物の洗浄性能はアニオン性界面活
性剤(比較例15)よりもノニオン性界面活性剤(比較例14)が存在する方が
僅かに良い。これは上記の比較例1で記録された結果と一致する。
実施例17および19から、僅かに多いレベルのPnBの存在下に共溶媒として
のIPAまたはIMSを添加すると洗浄能力を大幅に改善させることが分かる。
このことは上記のように実施例1と3を比較して議論した結果と一致している。
実施例16と18はノニオン性界面活性剤を使用する実施例である。これらの組
成物が実施例17および19の洗浄性能に近い洗浄性能を有するとはいえども、
組成物は貯蔵の間に曇る。
本発明の好ましい実施態様の組成物中のアニオン性界面活性剤がノニオン性界面
活性剤よりも良い洗浄性能を示すことに注目されたい(実施例16と17とを比
較のこと)。
比較例20〜27は本発明の範囲外の溶媒との組合せが効果的な洗浄性能を有さ
ないことを示す。これらの比較組成物では、揮発性溶媒成分の蒸発によってエマ
ルジョンは形成されない。
上記の実施例から、溶媒の一部蒸発によって相分離し、エマルジョンを形成する
均一な溶媒系は、同じ量の溶媒を含むが使用時に相分離をしない均一な系に比し
て、より改善された洗浄性能が与えられることが理解し得る。
溶媒洗浄
洗浄 対 DOWANOL PnBの濃度DOWANOLの濃度(%)
補正書の写しく翻訳文)提出書(特許法第184条の8)平成6年12月16L
頭
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 溶媒の少なくとも一部が蒸発すると溶媒一水エマルジョンを形成することを特徴 とする (1)均一で水性の溶媒含有洗浄組成物。 (2)a)その溶媒成分と水との混和度限界より高いレベルで存在する量の第1 溶媒成分、およびb)十分に揮発性であって、第1溶媒成分が初期組成物中に溶 解されるようなレベルで存在する第2溶媒成分を含み、組成物の使用中に前記第 2溶媒成分が少くとも第1溶媒成分と水とからなる不均一混合物を形成する程度 まで組成物から蒸発することを特徴とする請求項1の組成物。 (3)第1溶媒成分がグリコールエーテル類およびエステル類から選択される請 求項2の組成物。 (4)第1溶媒成分がプロピレングリコールモノn−ブチルエーテル、ジプロピ レングリコールモノn−ブチルエーテル、プロピレングリコールモノt−ブチル エーテル、ジプロピレングリコールモノt−ブチルエーテル、ジエチレングリコ ールヘキシルエーテル、酢酸エチルおよびそれらの混合物をからなる群から選択 される請求項3の組成物。 (5)第2溶媒成分が揮発性アルコール;水混和性で揮発性のグリコールエーテ ル、アルデヒド、ケトン、ジアルキルエーテルおよびそれらの混合物から選択さ れる請求項2の組成物。 (6)第2成分がメタノール、エタノール、イソプロピルアルコール、エチレン グリコールモノブチルエーテルおよびそれらの混合物からなる群から選択される 請求項5の組成物。 (7)さらに界面活性剤を含む請求項1の組成物。 (8)アニオン性界面活性剤を含む請求項7の組成物。 (9)アニオン性界面活性剤が一般式:(ROSO3)・X [式中、RはC8〜C10第1級アルキル基であり、Xは適当な対イオンである ] の第1級アルキルスルフェート塩である請求項8の組成物。 (10)少なくとも0.02M(Mは組成物中のアニオン性界面活性剤のモル量 である)に相当する量のマグネシウムイオンをさらに含む請求項9の組成物。 (11)ノニオン性界面活性剤を含む請求項7の組成物。 (12)一般式: R1−(OCH2CH2)m−OH [式中、R1は直鎖または分枝C8〜C18アルキルであり、平均エトキシル化 度(すなわちエチレンオキシド鎖長)mは1〜14である] のエトキシル化アルコール類から成る群から選択されるノニオン性界面活性剤を 含む請求項11の組成物。 (13)a)n−ブトキシプロパノール6〜12重量%、b)水、 c)水とn−ブトキシプロパノールとの間の相分離を防ぐために十分な揮発性ア ルコール を含む請求項1の洗浄組成物。 (14)a)アニオン性界面活性剤のマグネシウム塩をさらに含む請求項13の 組成物。 (15)a)表面を請求項1〜14のいずれか1つの組成物で直接処理し、 b)第2溶媒成分を少なくとも部分的に蒸発させ、そして、c)機械的洗浄操作 を行う ステップを含む洗浄方法。 (16)前記組成物の噴霧を生じさせるのに適した容器に収容されている請求項 1〜14のいずれか1つの組成物。
Applications Claiming Priority (7)
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GB9213073.1 | 1992-06-18 | ||
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GB9215902.9 | 1992-07-27 | ||
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