JPH07507562A - エチルトルエンの製造 - Google Patents
エチルトルエンの製造Info
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
エチルトルエンの製造
本発明はエチルトルエンの製造方法に関し、さらに詳細には高いm−異性体含量
及び非常に低い〇−異性体含量のエチルトルエン異性体混合物の製造方法に関す
る。
ビニルトルエンはポリマーの製造のために使用される重要な産業上の必需化学品
である。ある目的のために、比較的高い含量、典型的には全ビニルトルエン含量
の50〜約70%のメタ異性体(m−メチルスチレン)で、ビニルトルエンを製
造することが望ましい。同時に、非常に低い含量のオルト異性体(0−メチルス
チレン)が、重合の連鎖停止剤として働くので望ましい。通常、オルト異性体の
最大含量1.5%及び好ましくは1または領 5%未満であることが商業的に受
容できる材料のために支持されるべきである。
ビニルトルエンはエチルトルエンから脱水素によって製造され、ビニルトルエン
生成物の異性体比はエチルトルエン先駆体の異性体比に直接依存する。従って、
このエチルトルエンは典型的に50〜70%のメタ異性体及び1%以下のオルト
異性体を含むべきであり、残部はパラ異性体から構成される。
エチルトルエンは酸性触媒の存在下にトルエンのエチル化によって製造され、そ
してこの目的のために、塩化アルミニウムのようなルイス酸型の触媒及び不均質
ゼオライト触媒が使用される。三塩化アルミニウムのような均質層ルイス酸触媒
は比較的温和な条件でトルエンをエチル化してエチルトルエン生成物を製造する
のに有効であり、異性体比は平衡比である31.5%バラ、50.2%メタ及び
18.3%オルトに比較的近い。例えば、米国特許第4,143,084号(K
aeding)は、トルエンが塩化アルミニウムの存在下にエチル化されてp−
:m−:o−異性体の比が27+60+13であるエチルトルエンを製造する方
法を開示する(実施例13)。このエチルトルエン生成物は必要な含量のメタ異
性体を有するが、オルト異性体は過剰に存在する。
ZSM−5のような中程度の孔サイズのゼオライトはトルエンのエチル化を触媒
するのに使用されることができ、典型的に500°〜850’ F (260’
〜455℃)の範囲の温度を使用する。生成物の異性体比は触媒のゼオライト成
分の特定の形状選択(shape 5electivity)特性によって変化
する。もしZSM−5が変性なしにその水素型形態で使用されると、エチルトル
エン生成物は平衡に比較的近い異性体比を有する。これの例は米国特許第4,0
86.287号中に与えられ、その実施例3は約60%のメタ含量が得られるが
、オルト異性体は過剰に存在することを示している。
平衡レベルを超えてかなりパラ異性体への選択性を増加させるように、ゼオライ
ト触媒を変性することが可能である。例えば、ZSM−5の結晶サイズを増加す
ることによってパラ対メタ異性体の比はかなり増加して、オルト異性体の量は相
当して減少する。米国特許第4,086,287号(実施例4)は、大きな結晶
ZSM−5触媒を使用して約65%のメタ含量で、約1.6%の低さのオルト含
量が得られ得ることを示す。しかし、この場合でさえ、オルト異性体の含量は過
剰である。高温と比較的低い空間速度はより多くのメタ異性体及びより少ないオ
ルト異性体を生じる(米国特許第4,086,287号、実施例4)。しかし、
商業的なプロセスにおいてより高い空間速度は、それらが与えられたサイズの装
置でより多くの生成物を製造できるので望ましく、そして実施例4からはより高
い空間速度が好ましい異性体比を達成することは示されていない。
ゼオライトの拡散特性の適切な変性によって、オルト異性体の含量は適切な低い
レベルまで減らし得るが、このことは本方法が高度にレジオ選択的(regio
selective)である程度までパラ異性体に対する選択性を太き(増加す
ることによって達成される。ZSM−5がマグネシウム、リンまたはホウ素で変
性されたときは、オルト異性体の含量はほとんどゼロに減少するが、この場合に
はパラ異性体の選択性が異例に高(、シたがってエチルトルエン生成物はパラ及
びメタ異性体成分の望まれるバランスを有しない。このような方法は米国特許第
4,086.287号及び4.143.084号に記述されている。
米国特許第4,489.214号(Butler)は[シリカライト(sili
calite)Jとして記載されている、ゼオライトZMS−5の高度にケイ賞
の形態であることが知られている触媒材料を使用したエチルトルエンの製造方法
を開示する。Fyfeら、「固体状態NMRによるシリカライト及びZMS−5
における結晶学的特異部位の分解」、ネイチャー296巻、530頁(1982
年)及び01son、D、H,ら、J、Catalysis 61巻、390〜
396頁(1980年)を参照されたい。
従って、概して比較的高含量のメタ異性体、及び1.5%を越えない低い含量の
オルト異性体(好ましくは0.5%未満)を有するエチルトルエンを製造する問
題が残っている。
我々は比較的高含量のメタ異性体と低含量のオルト異性体とを有するエチルトル
エンの製造方法を発明した。生成物のm−:p−比は重量で少なくとも1:1(
m−:p−)、そして好ましくは少なくとも1.5:1であり、オルト異性体の
レベルはどのような場合にも1.5%を越えず、そして通常1%未満である。
この結果は反応における触媒及び方法の束縛の適切な選択によって達成される。
このエチルトルエン生成物は、水蒸気処理によって製造された制御された酸度の
、中程度の孔サイズのアルミノシリケートゼオライト触媒の存在下にトルエンの
エチル化によって製造される。反応は典型的には700°〜900’ F (約
370°〜480℃)の温度において、2:1〜20:1のトルエン:エチレン
比及びトルエン供給量を基準として約10〜40(WH5V)の空間速度で実施
される。温度は通常約850’ F (約455°C)を越えない。
本方法において、トルエンは中程度の孔サイズの水蒸気処理したアルミノシリケ
ートゼオライト触媒の存在下にエチレンと反応する。高含量のメタ異性体と非常
に低い含量のオルト異性体とを有するエチルトルエン生成物を製造することが目
的である。生成物のメタ:パラ比は少なくとも重量で1:1(オルト無しの基準
て少なくとも50重量%のメタ異性体に等しい)であり、好ましくは少なくとも
1.2:1(オルト無しの基準で少なくとも55重量%のメタ−異性体)である
。しかし、すべての場合において、オルト異性体の最大含量は1.5%に維持さ
れるべきであり、もしエチルトルエン生成物が重合グレードのビニルトルエン用
に使用されるべきであれば、好ましくは1%重量%未満またはさらに良好には0
.5重量%未満であるべきである。
ZSM−5のような形状選択性不均質触媒の存在下にトルエンがエチレンと反応
するときは、初期生成物はおそらくパラ−エチルトルエンであり、これは酸性触
媒連続層(continues)と接触して次第にメタ−そして次にオルトー異
性体へ転化する。反応の苛酷度が増すにつれて、平衡への移動はそれに応じて促
進され、従って比較的大きな量のメタ異性体を含む生成物を製造する一方、同時
にオルト異性体の含量を非常に低いレベルに維持することが困難になる。通常、
上記したl(aedingの特許に示されるように、もし触媒の形状選択性がそ
れがパラ−異性体に対して高度にレジオ選択的になる程度まで変性されていなけ
れば、メタ異性体の生成は触媒の存在下に反応生成物の組成が平衡へ移動するに
つれてオルト異性体の量の増加を伴い、この場合不十分な量のメタ異性体が製造
される。
しかし、本方法において、触媒の活性及び選択性は共に変性され、そして選択さ
れた反応パラメーターと組み合わせて使用されて、必要な異性体分布を有するエ
チルトルエン生成物を生じる。非常に低いオルト含量をもつ望まれる高いメタ含
量の物質を与えるのに加えて、トルエン供給原料の不均化によって生じたエチル
ベンゼン副生成物の割合は、触媒の活性を制御して不均化反応を禁止する一方十
分な接触時間(相互(rec 1proca +)空間速度)を維持して望まれ
るエチルトルエン生成物の組成を望まれる異性体分布へとシフトすることによっ
て最小化される。
触媒は本質的な触媒成分としてアルミノンリケードゼオライトZSM−5を含む
。触媒に十分な強度を与えるために、この中程度の孔サイズのゼオライトとアル
ミナのような結合剤とのマトリックスを形成させる。そして結合剤の影響を避け
るために低い酸度の材料が好ましい。ZMS−5は、望まれる拡散特性を与える
ために、少なくとも1ミクロンの結晶サイズを有するべきであり、約1.5ミク
ロン以上、例えば2ミクロンが好ましい。この結晶サイズを有するZSM−5は
、トリメチルアンモニウムと組み合わせたテトラプロピルアンモニウム陽イオン
のような置換アンモニア配向(d i rec t ing)剤を使用した慣用
の技術によって、そのような技術の記述について参照がされている米国特許第4
,375.458号(Dwye r)において記述されているように、容易につ
くることができる。
このゼオライトの活性は、トルエン不均化反応のような副反応の発生を減少させ
るためにオリジナルのゼオライトを水蒸気処理することによって、制御された比
較的低いレベルに維持される。触媒の酸活性は80以下及び50以下のアルファ
値に維持されるべきである。約30のアルファ値が良好な結果を与えることが判
っている。
アルファ値は標準の触媒と比較した触媒の接触分解活性の適切な指標である。
アルファ試験は、標準触媒に対する試験触媒の相対速度定数(単位時間あたりで
の触媒の体積あたりのノルマルヘキサンの転化速度)を与え、標準触媒はアルフ
ァ1とされる(速度定数0.016秒−1)。アルファ試験は米国特許第3.3
54.078号及びJ、Catalysis、4巻527頁(1965年)、6
巻、278頁(1966年)、及び61巻、395頁(1980年)に記述され
、この試験の記述を参照する。本明細書中で参照するアルファ値を決定するため
に使用される試験の実験条件は、J、Catalysis、61巻、395頁(
1980年)中に詳述されるように、538℃の恒温及び変動流量を含む。
水蒸気処理による望まれる酸性活性レベルの生成は本方法の本質的特徴であるこ
とが判明した。低活性の高度にケイ質のゼオライトの使用は望まれる高いメタ含
量のエチルトルエン生成物の生成を生じない。通常、最終アルファ値への水蒸気
処理前のゼオライト中のシリカ:アルミナ比約70:1が完成触媒のために良好
な結果をもたらす。
反応はトルエン及びエチレンを一緒に約5006〜850°F(約260°〜4
55℃)の範囲の温度においてZSM−5触媒上を通過させることによって行わ
れる。接触時間(逆空間速度)は、生成物の組成が望まれるメタ異性体含量を与
える一方オルト含量を必要な低レベルに維持することができる値に維持される。
反応温度及び接触時間は双方とも全反応の苛酷度に関係するので、メタ及びオル
ト異性体の含量を増加する空間速度を減じることによって、温度と空間速度との
間の釣り合いが影響を受け得る。通常、温度は約750°〜850°F(約40
0°〜455℃)で、空間速度がトルエン供給量に基づいて約10〜40WH8
vである。
比較的に高い速度が重要である。商業的な方法において、より高い空間速度がよ
り多くの製品を与えられた大きさの装置内で製造することを可能にする。さらに
、我々は空間速度が高い量のメタ−異性体及びほんの最少量のオルト−異性体を
含む生成混合物に寄与することを発見した。
この反応は圧力に関しては重要ではなく、そして経済性の理由のため典型的には
約500psig(約3550kPa abs、)以下の低〜中程度の圧力で操
作するのが簡便である。トルエンのエチレンに対する比較的高い比はエチレンの
エチルトルエンに対する高い選択性を保証するために好ましい。典型的に、トル
エンのエチレンに対する比は2.1〜約30=1であり、はとんどの場合10:
1〜201(モル)の比が満足すべきものである。
実施例1
3つの異なるZSM−5/アルミナ触媒をトルエンのエチル化において試験した
。触媒は次の通りである。
触媒A:水蒸気未処理ZSM−5、結晶サイズ〉1ミクロン、358アルファ触
媒B:水蒸気処理ZSM−5、結晶サイズ〉1ミクロン、70アルフア触媒C水
蒸気処理ZSM−5、結晶サイズ〉1ミクロン、30アルフアトルエン及びエチ
レンを810°〜835°F(432°〜446℃)の温度において、150p
s ig (1130kpa abs、)の圧力で触媒上を通した。トルエン供
給量に基づく空間速度は13QWHsVであった。トルエン:エチレンのモル比
は16を採用した。結果を下の表1に示した。
ZSM−5でのj≠)レトルエンの製造反応の苛酷度(接触時間、温度)の影響
を、上記の水蒸気処理したZSM−530アルフア触媒(上記の触媒C)を使用
して調査した。トルエンのエチル化は760°〜約790°F(404〜421
℃)(反応器入口)の温度で実施した。トルエン供給量に基づく空間速度は20
〜130(WH5V)の間で変化させた。トルエン:エチレンモル比7〜16を
150ps igの圧力で使用した。水素は添加しなかった。結果を下の表2に
示す。
エチルトルエンの(転)造−反応の苛酷変圧力(ps ig) 150 150
150 150表2の結果は、メタ異性体の生成が接触時間の増加(より低い
数字の空間速度)と共に増加するが、望まれないオルト異性体のレベルの増加を
伴うことを示している。反応の苛酷度を選択することによって、高いレベルのメ
タ異性体を得ると同時にオルト異性体を0.5%未満に維持し得る。
実施例3
水蒸気処理した30アルファZSM−5触媒上でトルエンを、全システム圧(反
応器入口)250psig blank abs以下て水素同時供給によってエ
チル化した。結果を下の表3に示す。
この結果は、水素同時供給はエチルトルエン異性体の分布に著しく影響しないが
(上の表2を比較)、不均化活性を僅かに減じることを示す。しかし、これらの
試験において、比較的長い接触時間が使用されており、そしてより大きな苛酷度
で操作されたときに望まれないオルトエチルトルエン異性体の含量が受容できる
レベルを超えるかもしれない。
o−ET 1.01 1.36 1.00低アルフア(アルファ=16)の高度
にケイ質のZSM−5(結晶サイズ2ミクロン)を使用して3つの試験を行った
。反応を触媒の低い酸度を補償するためにより高い温度で実施し、反応器入口で
の温度を820°〜850°F(438〜455°C)で変更した。反応を水素
の非存在下にトルエン;エチレンモル比16:1で実施した。空間速度は温度と
は逆に60〜130で変更した。結果を下の表4に示す。
トルエン/C2= (モル) 16 16 16o−ET 0.38 0.34
0.63上の表4の結果は、低い含量のオルト異性体が高度にケイ質のゼオラ
イトを使用した生成物中に得られるが、これにはメタ異性体についての適切な高
いレベルが伴わないことを示す。
実施例5
ZSM−5の結晶サイズの影響を2つのZSM−5触媒で調査した。第1の触媒
(触媒D)はアルファ値50及びゼオライト結晶サイズ0.05μ未満を有し、
そして第2の触媒(触媒E)はアルファ値18及び結晶サイズ0.1〜1μを有
した。水素の非存在下に150ps ig (1135kPaa)の圧力におい
て780°〜860°F(約415〜460°C)の温度でトルエンをエチル化
するために使用した。触媒りについての結果を下の表5に、そして触媒Eについ
ての結果を下の表6に示す。
エチルトルエンの合m二1sアルファ ZSM−5上記の結果は、触媒のゼオラ
イト成分の結晶サイズがエチレン生成物の異性体分布に影響することを示してい
る。低酸度でより小さい結晶のZSM−5の触媒は、同様の条件下で上記の実施
例1の低い酸度のより大きい結晶の触媒(触媒B、C)で達成できる低いオルト
−異性体含量を達成しない。
実施例6
生成物中のメタ異性体の割合に対する増加した空間速度の影響を、約30のアル
ファ値を有する水蒸気処理したZSM−5触媒を使用して調査した。
表7において報告する4つのケースは、2−反応床(two−bed)操作にお
いて775°〜800°Fの範囲内の温度で、流れの(on stream:0
3)4つの異なった時間について得られた結果を示す。WH8■トルエンとして
報告した反応体の空間速度を約15〜約42の間で変化させて示した結果を得た
。
この結果は空間速度が増すにつれて生成物中のメタ−異性体の割合が減少するこ
とを示している。同時にオルト−異性体の割合も減少する。したがって、空間速
度を増加することの影響は、異性体混合物の組成を平衡値から離すように移動さ
せることであり、一方減少した速度は平衡への傾向を生じるだろう。生成物中の
オルト異性体の含量は次第に低下する空間速度においてメタと共に増加する傾向
にある。
フロントページの続き
(72)発明者 クロック、ドナルド・ジェイアメリカ合衆国ニューシャーシー
州08083゜サマーゾール、ロバーツ・ドライブ209
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.高いm−異性体含量及び非常に低いo−異性体含量のエチルトルエン異性体 混合物の製造方法であって、 少なくとも1ミクロンの結晶サイズを有しかつ80以下のアルファ値へ水蒸気処 理されたZSM−5を含んで成る触媒の存在下に、700°〜90°Fの温度に おいて、トルエン供給量に基づき10〜150WHSVの空間速度でトルエンを エチレンでエチル化して、m−異性体のp−異性体に対する重量比が少なくとも 1:1及びo−異性体の含量が1.5重量%以下であるエチルトルエンの異性体 の混合物から成る反応生成物を製造することを含んで成る、前記の製造方法2. エチルトルエン異性体混合物中におけるm−異性体のp−異性体に対する重量比 が少なくとも1.2:1である、請求項1に記載の方法。 3.エチルトルエン異性体混合物中におけるo−異性体の含量が1重量%以下で ある、請求項1に記載の方法。 4.エチルトルエン異性体混合物中におけるo−異性体の含量が0.5重量%以 下である、請求項1に記載の方法。 5.ZSM−5の結晶サイズが少なくとも2ミクロンである、請求項1に記載の 方法。 6.触媒が50以下のアルファ値を有する、請求項1に記載の方法。 7.触媒が40以下のアルファ値を有する、請求項1に記載の方法。 8.トルエンがエチレンと750°〜850℃の温度で反応する、請求項1記載 の方法。
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