JPH07507066A - 糸曳きの小さい練り歯磨き - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 糸曵きの小さい練り歯磨き 本発明は歯を清掃するための歯磨き組成物に関する。

関連技術 口、特に歯及び歯肉の健康及び外観を高めるための歯磨き組成物はよく知られて いる。このような組成物は一般的に研磨剤、保湿剤及び増粘剤を含む。

歯磨き剤の典型的な成分を調合する際の問題は適切なテクスチャーを提供するこ とである。研磨剤がシリカ研磨剤をベースとしている時特別な問題が発生する。

チューブから押し出す時、歯磨き剤は腰を維持しなければならない。

しかし押し出したセグメントがくずれおちる（ｓ　］　ｕｍｐことが大変多い。

凝集力が乏しいのである。歯磨き剤は、プランの先端の置かれた場所（ｐｅｒｃ ｈ）から毛の中に沈下しながら（ｄｒｏｏｐｉｎｇ）急速に前方に広がってい（ 。関連する問題は、ニレガン）・な練り歯磨きにはチューブから押し出した時に 切れが鋭いこと（ｂｒｅａｋ　ｓｈａｒｐｌｙ）が期待されることである。リボ ン状のものが延びてはならない。つまり、そのテクスチャーは短く（ｓｈｏｒｔ ｎｅｓｓ）なくて：まならなＬ１０歯磨き剤、特に透明なゲル種のもののまｔこ 号ＩＩの問題（よ、ペースト母材からの固形分の分離及び収縮の問題である。

液体が結果として母材から滲出して（ｅｘｕｄｅ）つ（Ｘ↓こはつぶれて（ｃｏ 　ｌ　Ｉ　ａｐｓｅ）レンガ状の固体力（生じる。

この現象は浸出（ｗｅｅｐｉｎｇ）として知４″）れて（Ｘる。

米国特許第３．６８９．６３７号で（′１、歯磨き斉１に適切な分子量のポリエ チレングリコールを混和することるこよって、テクスチャーのンヨートネスを向 上させる方法力吃記載されている。ポリエチレングリコール１ま前８己の問題を 改善したが、シリカベースのゲルのような歯磨き配合ｉ１ＦＩｌこ必要な十分な テクスチャーのショートネスを達成するもので（よない。その上前記溶液は高価 である。

従って、比較的小さい糸曳き、凝集ブｊの良さを示し、浸出の問題を最小にする ような歯磨き斉１をｉｉ供すること力（本発明の目的である。

本発明の別の目的は、透明度１ま良Ｌ）力（糸曳き＋１　／Ｉ八さく、浸出がな いシリカベースのゲルの形の歯磨きＩＩを提供することである。

本発明の上記及び他の目的１よ、以下の要約、詳細な説明及び実施例を考察する ことによって一層明らかになるであろう。

発明の要約 （ｉ）保湿剤として機能する有効な量のポリオール、（ｉｉ）歯を磨くための有 効な量の研磨剤；及び（ｉｉｉ）　（ａ）低粘度カルボキシメチルセルロースガ ム；及び （ｂ）低粘度ヒドロキシエチルセルロースガムとを含み、前記カルボキシメチル セルロースとヒドロキシエチルセルロースの量が重量比で約５：１〜約１：５で 存在している増粘剤系 を含む歯磨き組成物を提供する。

詳細な説明 糸曵きが小さく、相対的に浸出がない歯磨き剤は、低粘度カルボキシメチルセル ロースガムと低粘度ヒドロキシエチルセルロースガムとの増粘剤系の組み合わせ によって達成され得ることが発見された。生成物の糸曳きは、この組み合わせを 使用すると、中〜高粘度カルボキシメチルセルロースガムのみを使用する同じ配 合剤に対するよりも思いがけず小さいことが見い出された。

本発明によれば、増粘剤系の第一に重要な成分は低粘度のカルボキシメチルセル ロース（以下ＣＭＣ）で、２５℃で水中濃度４％で、ファクター５でスピンドル 速度６０ｒｐｍのスピンドルＮＯ１２を使用してブルックフィールド粘度計で測 定すると、約５０〜約５００　ｃ　ｐ　Ｓ　％好ましくは約８０〜約３００ｃｐ ｓの粘度を有する。好都合にはＣＭＣは約０．６５〜約０．９５の範囲の置換度 を有するであろう。最も好ましいＣＭＣはＡｑｕａｌｏｎ社から市販されている ７Ｌ２Ｐと称すものである。分子量（極限粘度測定）は約５０，０００〜約２０ ０，０００、最適には約９０．０００である。

増粘剤系の第二に重要な成分は低粘度ヒドロキシエチルセルロース（以下ＨＥＣ ）である。このガムは、２５℃で水中に５％の濃度で溶解し、ファクター２でス ピンドル速度３０ｒｐｍのスピンドルＮ０１１を使用してプル・ツクフィールド 粘度計で測定すると、約７５〜約ｚｏｏｃｐｓ、好ましくは１００〜１５０ｃｐ ｓの粘度を有する。（極限粘度によって測定する）分子量は約２０，０００〜約 ２００゜０００、最適には約９０．０００である。好都合には置換度は０．５〜 約３．０の範囲であり得るが、最適には約２゜５である。最も適切な市販されて いるガムはΔｑｕａ＋。

ｎ社からのＮａｔｒｏｓｏｌ　２５ＯＬである。

各ガムの量は約０．０１〜約１．５重量％、好ましく１よ約０．１〜約１％、最 適には約０．１５〜０．７５重量％の範囲であり得る。ＣＭＣ対ＨＥＣの相対的 重量比１ま約５：１〜約に５、好ましくは約３＝１〜約１：３の範囲であり得る 。

保湿剤及び水の系は本組成の歯磨き剤には通常含有されるであろう。保湿剤はグ リセロール、ソルビトール、プロピレングリコール、ラクチトール、キシリトー ル、ポリエチレングリコール、水素化トウモロコシシロ・ツブ及びそれらの混合 物を包含し得るポリオールである。最も好都合書こは、本発明の系からポリエチ レングリコールを除外し、その代わりにグリセロール、ツルピトーｌし及び／又 ：′１少量の水素化トウモロコシシロ・ツブを用いるであろう。一般的１こ保湿 剤の量は約２５〜約９０重量％、好ましく；ま約４０〜７０重量％であろう。

練り歯磨き中の保湿剤以外の最も重要な成分（嘘研磨剤である。現在開示されて いる歯磨き組成物に有効な研磨剤ｌ；まある特性を有していなければならない。

これら１ま高しλ清掃及び研磨活性、クリアゲルを形成する能力及び口腔内での 使用のための安全性を包含しなければならない。本発明ではこれら３つの特性を 有する任意の研磨剤が保湿剤と組み合わせられ得る。

透明な歯磨き剤に特に有効な研磨剤は、Ｐａｄｅ　ｒらの米国特許第３，５３８ ，２３０号に記載されたシリカキセロゲルである。実際、シリカキセロゲルは透 明な歯磨き剤で使用するための選ばれた研磨剤であり、本発明では好ましい研磨 剤である。シリカキセロゲルは、歯に局所的に適用すると驚くべきほどよい清掃 及び研磨性を示す歯磨き組成物を与える。更にシリカキセロゲルは過度にエナメ ル質又は象牙質を摩耗させることなく高い艶を生む。これらのシリカはまた、経 口衛生剤（ｏｒａｌ　ｈｅａｌｔｈ　ａｇｅｎｔｓ）を包含する最も一般的な歯 磨き剤成分とよく適合し、透明又は半透明のペーストを製造するように配合され 得るものである。

更に特に本発明の歯磨き組成物で有効なシリカキセロゲルは、平均粒径が約２〜 約３０ミクロン、好ましくは約３〜約１５ミクロンの範囲である、合成、非晶質 、多孔質のシリカキセロゲルである。

透明な歯磨き組成物に適するシリカキセロゲルは市販されている。一つの適切な キセロゲルは商標名５ｙｌｏｉｄ６３Ｘで販売されている。この材料は平均粒径 が約８〜１０ミクロンである。

他の適切なシリカには、平均粒径が約５ミクロンの５ｙ１ｏｉｄ　６３、平均粒 径が約５ミクロンの５ｙｌｏｉｄ７３、平均粒径が約１０ミクロンの５ｙｌｏｔ ｄ　６３ＸＸ及び平均粒径が約６ミクロンの５ｙｌｏｉｄ　４０４が包含される 。上記の５ｙｌｏｉｄ系のシリカキセロゲルは全てＷ、Ｒ，Ｇｒａｃｅ、Ｄａｖ ｉｓｏｎ　Ｃｈｅｍｉｃａｌ　Ｄｉｖｉｓｉｏｎから市販されている。

本歯磨き組成物での使用に適する別のクラスの研磨材は沈殿シリカ（エーロゲル ）として知られているクラスのシリカである。適用される沈殿シリカは、最も広 く言えば、鉱酸及び珪酸ナトリウム溶液の混合によって沈殿物を形成し、その沈 殿物を洗浄、乾燥及び粉砕することによって製造する。前記生成物は、異なる研 磨度を有して形成され得る、非晶質の堅い粒子である。このような沈殿シリカの １つはＷａｓｏｎの米国特許第４．２７２．５０９号によって開示されている。

使用してもよいが、限られた研磨特性しかない別な型の沈殿シリカはＷａｔｓｏ ｎの米国特許第３．８６４．４７０号によって開示されている。沈殿シリカ及び その製造方法の説明は米国特許第４，２７２．５０９号及び第３．８６４，４７ ０号に開示されている。最も好ましい市販されている沈殿シリカはＪ、Ｍ、Ｈｕ ｂｅｒ　Ｃｏｒｐｏｒａｔｉｏｎ、Ｃｈｅｍｉｃａｌ　Ｄｉｖｉｓｉｏｎから市 販のＺｅｏ　４９である。

研磨剤の量は、よい研磨性と洗浄性を安全に提供し、研磨剤以外の種の一般的練 り歯磨き成分と組み合わせる時むらがなく、流れるようで、ざらざらせず、許容 できる味の練り歯磨きを与えるような量に限定される。こういう量は一般的には 歯磨き剤の総量の約５重量％〜約５０重量％の範囲にある。好ましい範囲は歯磨 き剤の約６〜約３５重量％であり、最も好ましい範囲は約７〜約２５重量％であ る。

本発明の組成物に存在する水分量は透明又は半透明の組成物を生ずる量であれば よい。一般的には水分量は約５重量％〜約６０重量％、好ましくは約１０〜３５ 重量％、最適には約１５〜３０重量％の範囲であろう。

界面活性剤も通常本発明による組成物に含有されるであろう。これらの界面活性 剤はアニオン型、非イオン型、カチオン型又は両性型から成り得る。最も好まし いのは、ラウリル硫酸ナトリウム、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム及び ラウリルサルコシンナトリウムである。界面活性剤は通常約０．５重量％〜５重 量％の量で存在する。

歯石調整剤を本発明の組成物に混和してもよく、特に有効なのはリンを含む薬剤 であろう。無機リン系歯石調整剤には、ピロリン酸ジナトリウム、ピロリン酸ジ カリウム及びこれらとピロリン酸テトラカリウム又はピロリン酸テトラナトリウ ムとの混合物のような水溶性のピロリン酸塩が包含され得る。歯石調整剤として 働き得る有機リン系化合物にはクエン酸亜鉛並びに、エタン−１−ヒドロキシ− １゜１−ジホスホン酸ジナトリウム（ＥＨＤＰ）　、メタンジホスホン酸及び２ −ホスホノブタン−１，２，４−トリカルホン酸のようなポリホスホン酸塩が包 含され得る。

抗う歯保護（ａｎｔｊｃａｒｉｅｓ　ｐｒｏｔｅｃｔｉｏｎ）のために、通常歯 磨き組成物の第二の成分中にフッ化物イオン源が存在するであろう。フッ化物源 にはフン化ナトリウム、フッ化カリウム、フッ化カルシウム、フッ化第−錫、モ ノフルオロリン酸第−錫及びモノフルオロリン酸ナトリウムが包含される。これ らのフッ化物源は２５〜３５００ｐｐｍのフッ化物イオンを放出するのが好まし い。

抗う歯割は第二の成分の約０．０５重量％〜約３重量％、好ましくは０．２〜１ 重量％の量で存在するであろう。

サッカリンナトリウム、サッカリンナトリウム、Ａｃｅｓｕｌｆａｍ　Ｋ、アス パルテーム、サッカロース等のような甘味剤は約０．１〜５重量％の量で含有さ れ得る。

また保存剤、シリコーン、Ｇａｎｔｒｅｚ　５−９７のような他の合成又は天然 高分子、及びトリクロサン（ｔｒｉｃｈｌｏｓａｎ）のような抗歯肉炎活性剤を 包含する他の添加剤を混和してもよい。

更に、不透明な練り歯磨きが所望される場合、二酸化チタン又は何らかの不透明 化剤を、透明又は半透明なゲルに混和してもよい。

以下の実施例によって本発明の実施態様を更に詳しく示す。本明細書及び添付の 請求の範囲で言及したすべての部（ｐａｒｔｓ）、百分率及び比は指示がない限 り重量で表本発明の典型は、表１に概説した配合を有する透明なゲルの練り歯磨 きである。

表ｌ Ｐｏ１ｙｏｌ　ＩＩ　６５．７ Ｓｙｌｏｉｄ　６３Ｘ　１０．０ ３ｙｌｏｉｄ　２４４　９．５ グリセロール　５．０ ラウリル硫酸ナトリウム　１．５ ＳＤ　アルコール　３８Ｂ　１．３ モノフルオロリン酸ナトリウム　０．　８着香料　０．　７ ＣＭＣナト’Ｊウム　７Ｌ２Ｐ　０．６サツカリンナトリウム　０．　３ Ｎａｔｒｏｓｏｌ　２５０Ｌ　Ｏ１２ 安息香酸ナトリウム　０．０８ 着色料　０．００７ 水　ｑｓ 上記の配合剤は、米国特許第４，４５３，９７９号（ＤｅＭａｓｉら）に記載の 通りの標準的方法で製造する。

実施例２ 以下の実施例は０．６％のＣＭＣナトリウム　７Ｌ２Ｐと組み合わせて使用する 種々の型及びグレードの副増粘剤（バインダー）の効果を調査する実験を詳述し ている。ガム系以外は、表■に記載した通りの配合が、種々の増粘剤と組み合わ せて試験するベースの練り歯磨きであった。表■はこれらの増粘剤の粘度及び分 子量を詳述している。表■及び■はこれらの増粘剤の凝集性及び糸曳きに関する 効果をそれぞれ記載している。

測定にはｔｎｓｔｒｏｎ引張り試験機を使用し、試料の練り歯磨きを４．０ｍｍ の間隙を有する２枚の１インチの円形プレート間に置いた。２枚のプレートが離 れると練り歯磨きは変形に抵抗する。離れているプレートを引張るのに必要な力 を凝集力の尺度としてダラムで記載する。練り歯磨きストランドの破壊に必要な 、Ｉｎ５ｔｒｏｎクロスヘツドの移動長さを糸曵きの尺度としてミリメートで記 載する。例えば、糸曵きのない試料の移動値は低いであろう。

−回目の分離又は引張りに加えて、更に３回の引張を各試料に実施し、材料が付 加剪断力にどのように反応するかを見た。全ての測定をコンピューターで制御し た。各配合剤に６の試料を使用した。

表■ ★　０の中の数字は水中のガム重量濃度である。

★★　長鎖の疎水アルキル基で改質した低分子量重合体。

表ｍ ガム系成分の凝集力に関する効果 ★　ガムＡは０．２％で使用した。

★★ガムＢは０．６％で使用した、但し最後の項は０．４％であった。

表■に記載した結果は、（対照実験の配合剤Ｉを除いて）配合剤Ｂが最高の凝集 値を有することを示した。配合剤Ｂは低粘度のＨＥＣ及びＣＭＣガムの組み合わ せを使用した。

表■ Ｍｅｔｈｏｃｅｌ　Ｅ４Ｍ、Ｋｌｕｃｅｌ　ＥＦ及びＢｅｎｅｃｅｌ　ＭＯ４２ を混和した練り歯磨きは全て不安定であった。液体は貯蔵から３ケ月以内にこれ らの練り歯磨きから分離した。表■からＣＭＣ９Ｍ３１ＸＦ、つまり中粘度のグ レード自体は最も糸曳き値が高かったことがわかる。３つの最も県央きが小さい 試料（Ｎａｔｒｏｓ。

１　２５０Ｌ、２５０Ｍ、２５０ＨＨ）のうち低粘度の１つのみが、剪断を増大 しても県央きが本質的に大きくならなかった。従って選ばれたガムは、県央きが 小さい一方安定的で分離しないペース！・であり、付加剪断によって本質的に県 央きが大きくならなかったＮａｔｒｏｓｏｌ　２５この実施例は種々のＣＭＣガ ムが糸曳き及び凝集性に関して有する効果を示す。Ｎａｔｒｏｓｏｌ　２５ＯＬ は０゜２％の一定レベルに維持して実施例１のベース配合剤により種々の型のＣ ＭＣガムと組み合わせた。表Ｖは測定したＣ　Ｍ　Ｃガムに対する粘度範囲を詳 述する。Ｉｎ５ｔｅｒ。

ｎ引張り試験機の結果を表■に示す。

表Ｖ 種々のＣＭＣガムの粘度 型　ブルックフィールド粘度 （２５℃でのｃｐｓ前） ７ＬＦ　２５〜５０（２％） ＷＡＬＯＣＥＬ　ＣＲＴ　３０　Ｐ＾　２０〜　４０　（２％）７ＭＦ　４００ 〜８００　（２％） ７Ｌ２Ｐ　５０〜２００　（４％） ７Ｍ８ＳＦ　２００〜８００　（２％）９ＭｇＦ　４００〜８００　（２％） １２Ｍ８Ｐ　４００〜８００　（２％）７１１３ＳＦ　１．０００〜２，８００ 　（１％）１２Ｍ３１Ｐ　８００〜３，１００　（２％）９Ｍ３１ＸＦ　１，５ ００〜３，１００　（２％）“ｇｌｒ！シテ１１１１− （ｎｏｎ−ｄｅａｅｒａｔｅｄ）７Ｈ４Ｆ　２．５００〜６．ＯＯＯ（１％）（ Ｉしてい−い）９１１４Ｆ　２．５００〜６，０００　（１％）７ＨＦ　１，５ ００〜３．０００　（１％）★　０内の数字は水中のガム重量濃度である。

表■ 種々のＣＭＣガムの糸曳きに関する効果表■の結果に基づ（と、ＣＭＣ７Ｌ２Ｐ 及び９Ｍ８　Ｆは１及び４回の両方の引張りの後で県央きが最小であることが明 らかである。ＣＭＣ７Ｈ３ＳＦを有する練り歯磨きは県央きが最大で、１回目の 引張り後は４５％以上、４回目の引張り後は６０％以上７Ｌ２Ｐのペーストより も県央きが大きかった。

表■はＩｎ５ｔｒＯｎ引張り試験機で測定した凝集力値を示す。最良値は低粘度 グレードのガムのＣＭＣ７ＬＦで得られた。

表■ ＣＭＣ凝集力、ダラム ７ＬＦ　５２．２　±　２．７ ？ＡＬＯＣＥＬ　ＣＲＴ　３０　Ｐ＾　５６．３±３．６７１１Ｆ　６８．１± １．７ ７Ｌ２Ｐ　６９．１±１．１ ７１１８３Ｆ　７３．８±０．９ ９麺８Ｆ　７６、４±２．６ １２Ｍ８Ｐ　７９．０±３．１ ７Ｈ３ＳＦ　８６．２±２．７ １２Ｍ３１Ｐ　９０．８±４．５ ９Ｍ３１ＸＦ　９４．８　ｆ　１．２ （ｌ泡していない）７Ｈ４Ｆ　９６．６　±　０．８（ｌ泡していない）９Ｈ４ Ｆ　９６．９　±　２．７７１１Ｆ　１０１．４±１．１ 上記の説明及び実施例は本発明の選択された実施態様を示す。それらをかんがみ て、本発明の要旨と範囲内憂こある種々の変形が当業者に提供されるであろう。

フロントページの続き （８１）指定国　ＥＰ（、ＡＴ、ＢＥ、ＣＨ，ＤＥ。

ＤＫ、ＥＳ、ＦＲ，ＧＢ、ＧＲ，ＩＥ、ＩＴ、ＬＵ、ＭＣ，ＮＬ、ＰＴ、ＳＥ） 、０Ａ（ＢＦ、ＢＪ、ＣＦ、ＣＧ、Ｃ１，ＣＭ、ＧＡ、ＧＮ、ＭＬ、ＭＲ，ＮＥ 、ＳＮ。

ＴＤ、ＴＧ）、ＡＴ、ＡＵ、ＢＢ、ＢＧ、ＢＲ，ＣＡ。

ＣＨ，ＣＺ、ＤＥ、ＤＫ、ＥＳ、ＦＩ、ＧＢ、ＨＵ、ＪＰ、ＫＰ、ＫＲ，ＫＺ、 ＬＫ、ＬＵ、ＭＧ、ＭＮ、ＭＷ、ＮＬ、ＮＯ，ＮＺ、ＰＬ、ＰＴ、Ｒ○、ＲＵ、 ＳＤ。

ＳＥ、ＳＫ、ＵＡ、ＶＮ （７２）発明者　マイナー、フィリップ・ニドワードアメリカ合衆国、コネテイ カット・０６４７０、ニュータウン、キャノン・ドライブ・２５

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. １．（ｉ）保湿剤として機能する有効な量のポリオール、 （ｉｉ）歯を磨くための有効な量の研磨剤；及び（ｉｉｉ）（ａ）低粘度カルボ キシメチルセルロースガム及び （ｂ）低粘度ヒドロキシエチルセルロースガムとを含み、前記カルボキシメチル セルロースとヒドロキシエチルセルロースの量が重量比で約５１〜約１：５で存 在している増粘剤系 を含む歯磨き組成物。
2. ２．カルボキシメチルセルロース対ヒドロキシエチルセルロースの比が約３：１ 〜約１：３の範囲である請求項１に記載の組成物。
3. ３．ポリオールがグリセロール、加水分解した多糖類、ソルビトール、水及びこ れらの組み合わせから成る群から専ら選択される請求項１に記載の組成物。
4. ４．研磨剤がシリカである請求項１に記載の組成物。
5. ５．透明なゲル状である請求項１に記載の組成物。
6. ６．カルボキシメチルセルロースガムは４％が２５℃で水中に置かれる時、約５ ０〜約５００ｃｐｓの範囲の粘度を有する請求項１に記載の組成物。