JPH07507015A - 構造的およびその他の構成部材,製造方法 - Google Patents

構造的およびその他の構成部材,製造方法

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 構造的およびその他の構成部材、製造方法技術分野 本発明はたとえば車輌構成部材が圧縮および/又は引張応力および/又はこれら いずれか一方又は双方の形式の応力の連続的な反復下で動作する(特に自転車、 オートハイおよび自動車)ならびにその他の装置のための構造的な構成部材を製 造する方法を提供する。この最良の例はこのような車輌のホイール又はエンジン への取付のための構成部材である。
本発明の方法はまた構造的で−よなくあるいはたとえば自動車のシャシ等のよう に構成部材の構造的性質が構成部材の唯一の機能ではないような構成部材の製造 にも用いられる。
黄1U克侑 前記に略述した形式の一般的な構造的な構成部材の製造についての現行の問題点 の一つは応力および引張力およびそれらの反復下において妥当な強度を適当な重 量又は問題となる構成部材について受容できる重量において得ることにある。ま た多くの場合において極めて軽量の構成部材をつくることはできるが、そのコス トは与えられた用途について許容できないほど高いものとなる。
ヨーロッパ特許第438792号には可撓性のビームおよびヘリコプタ−のロー タ翼ならびに同様な構成部材をつくる方法が開示されている。この方法Gこおい ては、複合材料であるロービングをマンドレルの周囲に8の字型に巻回し、ロー ビングがマンドレルの周囲に管状の網目を形成するようにマンドレルを回転する 。このようにして、構成部材は形成工程の間マンドレル上に支持されている重な り合ったロービングからなる網目として形成米国特許第3367586およびヨ ーロッパ特許第284497号にはヨーロッパ特許438792号に開示されて いるものとは\”同様なフィラメントワインディング装置が開示されており、ロ ービングはマンドレルの周囲に:よ\°らせん状のパターンで巻回される。
ヨーロッパ特許第213816号には基質材を含浸させたフィラメント状の材料 を第一のらせん状の層として形成体の周囲に巻回し、第二、第三の実質的にらせ ん状の層を内側の層の周囲に形成し、連続する各層を直前の層および直後の層に 対して異なった角度で形成することによる管又はロッドの製造が開示されている 。
前記の全ての従来技術の明細書において、使用されるロービング、糸あるいはフ ィラメントが常にマンドレルの周囲に巻回され、したがってロービングが形成工 程の間完全に支持されていることに注目すべきである。さらに前記従来技術によ って形成される物品は異なった方向をとる多数の巻回層によって形成され、い′ \かえればその所望の形状は略述すれば基本的にはロービングの綱目である。
これに対して、本発明の方法はマンドレルを使用せずに比較的複雑な形状を形成 することを可能にしかつ、構成部材を網目構造ではなく中実の板又はロッドとし て形成することを提供する。これにより本発明の方法は極めて軽量でしかも極め て強度の大きな構造的な構成部材を容易に自動化できかつ従来技術の方法に比較 して比較的簡単でかつ迅速に行われる製造方法によって提供することができるこ とになる。
本発明の別の目的は前記方法によって製造されるこのような構造的な構成部材を 提供することにある。本発明のさらに別の目的は前記構造的な構成部材を製造す るための前記方法に用いられる装置を提供することにある。
光丑グ皿丞 本発明は構造的なおよびその他の構成部材を製造する方法を提供し1、前記方法 はニー 完成された構成部材において必要とされる(後に定義する)軸およびスプールの 数および前記スプールの相互間の空間的な配置を予め決定すること、前記スプー ルを所定の空間的な配置に配置および固定する手段を設けて、前記手段を使用す ること;すべてのスプールに関し、て任意の二つのスプールの間における材料の 必要な厚さを構成部材が供される目的に応じて予め決定すること、 予め選択された樹脂中で糸を濡らすための手段を設けること、 前記濡れた糸を所定の張力下で、スプールからスプールへ所定の経路上を巻回し 、前記巻回により材料の前記厚さを形成してスプールの間に濡れた糸からなる支 持されていないロッドを設けること、 前記巻回手段を使用すること、 前記構成部材を公知の態様でたソ゛シ材料の各1ゴツトが前記硬化中に張力下に おかれるようにして硬化させ、前記硬化の温度を使用される材料および構成材料 について意図された用途によって決定すること、そして硬化が完了し前記各ロッ ドが硬くなった際に前記構成部材を配置および固定手段から除去することを包含 する。
ここで用いられるパ糸″という用語は張力下で抱合する東に形成された多数の微 細な長いフィラメントを意味する。典型的には炭素又は硼素あるいはガラスのフ ィラメントが用いられるがKEVLARCケブラ:商標名)または鋼のフィラメ ントを用いてもよい。
中実で硬い構成部材を形成するために、この糸を適当な基質材料で濡らしそして この糸/基質複合材料は基質の乾燥につれて固化する。この基質材料はフィラメ ントの間の空隙を充填しかつそれらを相互に結合する。
基質材料は製造される構成部材の目的とする用途に応じて広い範囲の公知の材料 から選択される。典型的な基質材料はエポキシ樹脂、ポリエステル樹脂およびビ ニルエステル樹脂ならびにその他の公知の樹脂の範囲のものを含む。
スプールは頂部、側部および底部を含む構成部材であり、スプールの外形は頂部 および底部を通る長手方向軸に関して対称とすることができる。このスプールは 定位手段を含んでいてもよい。スプールの頂部および底部の断面は円形又は円弧 状であってもよいが、スプールの回転を制御し、やすくするように四角形又は多 角形とすることが好ましい。スプールはピンすなわち全長にわたって巾が等しく てもよく、またはスプールの中間部の断面積が頂部又は底部の断面積よっもや\ 小さいような形状にしてもよい。頂部と底部とは必ずしも同一でなくてもよい。
定位手段は一つ又はそれ以上の孔を有することが好ましい。少な(とも一つの孔 の断面が円形であることが好ましい。またスプールの長手方向の軸が少なくとも 一つの孔を通過するか又はこれと接触していることが好ましい。
またスプールは断面積が頂部または底部の断面積と等しい一つ又はそれ以上の中 間フランジを有していてもよい。これによってスプールを用いて糸を(後述する ように)そのまわりに一つ以上の方向において巻回することが可能になる。
スプールの数は構成部材を形成するために糸を巻回しなければならない異なった 軸の数を決定することによって計算される。
本発明はジグを含む配置および固定手段であって、前記ジグが基板と前記基板の 1方における同一のまたは異なった高さを有する二つ又はそれ以上の受台とを有 し、前記受台が前記基板に固定されていてスプールをその上に取り外し可能に定 位又は固定するための手段を備え、前記受台の間隔および前記スプールの各受台 に固着した際の高さの相違が、前記方法において記載したものと同一の空間的な 配置となる前記手段をさらに提供する。
前記ジグは、ロッドが硬化される際にロッドの硬化時の張力が硬化炉中での鋼の 加熱時の膨張によって生じる張力を含むように鋼製であることが好ましい。
巻回手段は手動のものでもよくまたは機械的に自動化されないしはロボントによ り巻回されそして適当にプログラム化されたコンピュータ制御により完全に自動 化されていてもよい。
本発明の製造方法は、前記方法におけるそれらの目的が糸の合同時にその方向を 変更させることのみにある付加的なスプールを含むことをさらに提供する。
この製造方法は構成部材に対してさらに別の糸又は他の材料を加えた後で構成部 材を後硬化する工程をさらに含んでいてもよい。
前記製造方法は前記方法による完成された製品を被覆するための予め成形された 被覆体を設ける工程をさらに含んでいてもよい。
本発明はまた前記製造方法によって製造される構造的な構成部材を提供する。
3明の簡単な波型 以下本発明の好ましい具体例を、例としてのみ、オートハイへの懸架のためエン ジン取付用ブラケットおよびオートハイのホイールの構成について添付図面に関 し詳細に説明する。
図1は本発明の方法の好ましい具体例の一つの段階を示すエンジン取付用ブラケ ットの平面図である。
図2は図1に示すブラケットの側面図である。
回3は本発明の好ましい具体例の方法の一部をエンジン取付用ブラケットについ て示す概略斜視図である。
図4は本発明の方法の好ましい具体例に使用するジグの斜視図である。
図5は本発明の方法の一段階におけるホイールのスポークの概略的な斜視図であ る。
図6は図5のX−X線に沿う断面図である。
発明を実施するための最良の形態 図1.2および3について説明すると、こ−にはエンジン取付用ブラケットであ るオートバイの構成部材2が示されており、これは円孔を貫設した3つのスプー ル(3,4およびC)を含んでいる。スプール3〜5の互いの空間的関係におけ る配置は構成部材2の特定の目的によって定まり、こ−で構成部材2はオートバ イの他の部分にポルトmめされる。最初の三図に示される例において、中央のス プール4の直径は外側のスプール3.5とは異なっており、円孔に加えて溝孔を 有している。これらの孔はその構成態様以外の目的に関連し得る。スプール3〜 5中の孔は(図4に示すように)スプールをジグ6に取り付けるためにも用いら れる。
全てのスプール3〜5は任意の適当な材料、たとえば、炭素繊維、プラスチック 、被覆されたアルミニウムまたは炭素繊維について非腐食性の任意の材料でつ( られる。
全てのスプール3〜5は、それらがエンジンに取付けられまたは極めて大きな強 度を要するその他の特別な目的に用いることを必要としなければアルミニウムか らなることが好ましい。この場合にはスプール3〜5は鋼または他の適当な金属 でよい。スプール3〜5の軸19の外側には計算された量の炭素繊維糸17を収 容するのに通した寸法の溝が設5すられている。スプール3〜5はアルミニウム 製の場合は適当な樹脂層でコーティングされ、炭素繊維糸17を施す前に部分的 に乾燥させられる。
隣接した各列のスプール(3と4または4と5)間に延設される濡れた糸からな る厚みをもった“軸”はロッド8として記載されるが、これは一旦乾燥および硬 化された後では硬いものとなる。
閲4を参照すると、ここには構成部材2をつくるためのジグ6が示されている。
鋼装のジグ6は受け台10〜12か固着されている厚みのある平面化された鋼板 9を有している。受は台10〜12の配置は構成部材2をつくるためのスプール 3〜5の間の所要の間隔から計算される。受は台10〜12の高さは完成された 構成部材2におけるスプール3〜5の空間的な位置関係により定められる。各受 は台10〜12は断面が円形でかつ夫々の受け台(10−12)の本体の断面積 よりも小さな先端部(夫々13〜15)を有している。このようにして、受は台 10〜112上には夫々のスプール3〜5を載せるための平坦なカラー16が設 けられている。先端部13〜15の直径は夫々の各スプール3〜5中の孔の寸法 によって定められる。各先端部13〜15の直径は夫々のスプール3〜5が受け 台IO〜12に対して円滑にかつゆるまずに嵌合するようなものとされる。しか しこの嵌合は干渉嵌めほど強くすべきではない。
このジグ6の構成では各スプール3〜5に貫通した孔のあることが必要である。
必要によってはスプール3〜5をジグ6に脱着自在に嵌合させる別の手段を用い てもよい。たとえば各受は台10〜12が2つの定位ピンを有し、各スプール3 〜5がこのピンを定位させる相補的な空腔を有していてもよい。このようにすれ ば、スプール3〜5を構成部材2の装造のために着脱自在に固着することが可能 となるが、貫通した孔を有する必要はない。
構成部材2は次のような態様で製造される。図3および図4について説明すると 、スプール3〜5をジグ6上において対応する受け台10〜12に設置する。
炭素繊維糸17を予め選択された樹脂の浴中において濡らし、濡れた状態でスプ ールからスプールへ(たとえば3から4へ又は4から5へ)張設する。図3に示 すように、濡れた糸17をスプール3の軸19上の溝(図示せず)中においてス プール3から出発させる。糸17をスプール3の一方の側からスプール4の一方 の側に張設し、次いでスプール4の周囲を軸19上で完全に一周させる。17を スプール4の前記と同じ側からスプール5の一方の側へと連続させ、スプール5 の軸19上で完全に一周させる。そして糸17をスプール5の第二の側からスプ ール4の第二の側に戻し、スプール4の軸19上で完全に一周させる。次いで糸 17をスプール4の第二の側かたスプール3の第二の側に連続させ、スプール3 の軸19上で完全に一周させる。このように、糸17が最初の経路においてとる 経路が数字“1.2.3および、1”ならびに各スプール3〜5の軸19のまわ りでの周回を示す中間の矢印によって図3に示されている。各ロッド8に必要と される予め計算された所望の厚みに達するまで糸17をこの経路に連続的に通過 させる。次いで糸17を切断せずにロッド8か形成させる次の領域に糸17を通 過させる0図3において、糸17をスプール4の中間フランジ18を越えてスプ ール4の下部に降下させ、前記のようにしてスプール3および4の回りの経路′ “5および6”をたどらせる。このようにして、スプール3および4の間だけに ロフト8を形成する。これらのロット8が所定の厚さに達すると、糸17を切断 する。
このようにして、1本の濡れた炭素繊維の糸17を用いて構成部材2についての すべてのロット8を形成することかできる。
構成部材2の目的に必要なロッド8の厚さは糸17の直径やその張力についての 知識ならびに構成部材2のための所望の安全荷重に相応する圧縮強度が与えられ ていれば予め計算することができる。このようにして構成部材2の目的に必要と されるロッド8の厚さを前もって完全に計算することができる。
図示の例および実施において、約200本のフィラメントからなる直径0.8m mで引張強度が100kg、圧縮強度が80kgの炭素繊維の糸17が良好な結 果を与えることが判明した。必要な安全荷重は糸17の一回の通過について60 kgであった。
糸17を所定の経路1〜6(図3)に沿って巻回する際、これを一定の張力下に 保持しかつスプールからスプールに張設する。糸17の方向を変更する前に各ス プール3〜5のまわりで完全に一回周回させて、ロッド8が圧縮荷重を受けた場 合にスプール3〜5から糸17がはずれないようにする。
必要であれば多数の糸17を一度に巻回することも可能である。しかし、所要の 強度を得るために、そして糸17の各通過毎に用いる張力を同一にするためには 、実際には一度に巻回できる糸17は3本以下であることが判明した。
ロット8について最大の効果および最大の強度を得るためには、軸19の回りの 各通過時の糸17を全ての他の各通過時の糸17と同一の張力下におかなければ ならない。したがって2本又は3本以上の糸17を同時に用いるときには、糸を 巻回する際に1本の糸17が他の糸の上に重なり、軸19の回りにおいて同一の 経路を完成させるためには異なった長さの糸17が必要となる。このことは外側 の糸17が問題とするスプールの中心から異なった径方向距離にあるので、2本 の糸17の中の外側のものが2本の糸の内側のものとは若干異なった張力を受け ることを意味する。このように、1本以上の糸17を同時に巻回するときには、 糸を異なった速度で供給できるようにして、糸がたどる経路の長さの僅かな相違 を許容し、構成部材2上の同一の点を通過するすべての糸について同一の張力が 維持されるようにしなければならない。1本から3本迄の間が好ましいとされる 理由は、糸17の停止および出発点が構成部材2の強度についての弱点となるか らである。したがって、糸17の停止および出発点が少ないほど、構成部材2の 強度についての弱点が少なくなる。
しかし、たとえば各糸17を他の全てのものとは異なる点から出発させ、各糸1 7を他の全てのものとは異なる点で停止させ、そして全てのスプール3〜5の回 りの全ての糸17の全ての経路を糸17が全て同一張力を受けるようにして多数 の糸17を一度に巻回することが可能である。しかし、実際にはこれは簡単では ない。これには前記の方法を実行する自動的機械装置のコンピュータ制御が必要 となる。
糸17が蓄積されて所定の厚さのロット8がつくられると、濡れた炭素ロッド8 を有する全体のジグ6を硬化炉(図示せず)に入れて硬化させる。ロット8が硬 化する温度および硬化を生じさせるために必要す時間の長さは構成部材2が供さ れろ目的および糸を濡らすために用いた特定の樹脂によって決定される。
たとえば、構成部材2がホイールとなる場合には、このホイールの最高動作温度 で硬化させることが好ましい。
同様に、構成部材2がクランクケースとしての用途に供されるときには、構成部 材2をクランクケースが使用される最高温度で硬化させるべきである。これは約 125°Cである。このような構成部材2は前記温度で約1時間半硬化させるべ きである。もし構成部材2の動作温度が60°C以下の場合には、構成部材2を 最低1時間半その温度で硬化させるべきである。もし構成部材2を90°Cおよ び100°Cの間の温度で使用する場合には、初期硬化を60°Cで最低1時間 半行い、さらに後硬化を90°C〜100°Cの間で1時間半行なわせればよい 。構成部材2をそのような温度下で使用する怠図がなければ後硬化は必要でない 。
炭素繊維17を濡らすために用いる樹脂はポリエステル樹脂、またはエポキシあ るいはビニルエステル樹脂とすることができる。構成部材2が供される最終用途 に応してその他の樹脂を用いてもよい。たとえば、構成部材2G=耐火性が必要 であれば、耐火性樹脂を使用しなければならないつ これらの構成部材2の製造時に鋼製のジグ9を用いることは、鋼の炉内での加温 下での膨張が硬化過程において濡れたロッド8を緊張させて適当な張力を及ばず ことを助長するので好ましい。
上記の方法は次のような段階をさらに含むことができるニスプール3〜5をジグ 9の受げ台10〜12(図4)の上におく前に、予め形成され、硬化および平面 化された炭素繊維の成形材(図示せず)を受け台10〜12上に置いてもよい。
この予め形成された成形材は受け台10〜12を通過突出させられる孔または開 口部を有して5す、かつ構成部材2の最終完成製品のため構成部材2を収容する のに必要な成形材の半分となる。
濡れた糸17を完成されたロッド8の所要の厚みとなるようにスプール3〜5に 巻回してから(前記のように)、成形材を受け台10〜12の上方に向けて摺動 させ儒れた糸17と接触させる。濡れた糸17と予め形成された成形材との接触 が完全でない場合には、粉砕された繊維のペースト又はそれと同様な材料を用い て濡れた炭素ロッド8と予め形成したカバーとの結合を改善することができる。
ロッド8とカバーとの間の接触および結合は、ロッド8が長い場合には特に重要 であるが、これはロッド8の圧縮荷重による座屈がこれによって防止されるから である。
次いで、予め形成され、平坦化された第二の成形カバーをスプール3〜5の頂部 にかぶせて、濡れた糸17の頂部と接触させる。これはその縁部が糸17の巻回 に先立って受け台に設置した材料の第一の半分に当接してこれを覆うような形状 を有する。こ−で構成部材2は完成された製品の全てのロッド8を覆う二つの成 形されたカバーを有する。必要であれば、リボン形のバッチまたはその他の材料 (図示せず)を用いてカバーの両側の接合線を覆いカバーに強度を与えるように してもよい。
前記においてはカバーを炭素繊維からなるものとした。
しかし、他の任意のプラスチインクあるいはアルミニウムまたは成形可能かつ構 成部材2が供される目的に適した任意の材料でもよい。カバーをつくるための型 は糸17およびロッド8が形成され、そして構成部材2の原型が硬化された構成 部材2の原型から形成してもよい。製品のキャビティ20に独立気泡フオームを 注入してもよい。このフオームを硬化させ(図1)次いで所望の形状に仕上げ、 そして完成された原型被覆体のための型をつくるためのプラグとして用いてもよ い。
構成部材2の最初の硬化後にカバーを付加しないで構成部材2を製造する別の任 意の段階を包含させてもよい。
この製造方法の付加的な段階はたとえばホイールのように構成部材を二段階で形 成せねばならないような場合に用いられる。
図5および6について説明すると、ホイール22の好ましい製造方法においては 、ホイール22の中心部をスプール24によって形成し、各スポーク25を前記 図1および2について説明した方法を用いて、中心スプール24と間隔をおいて 設けた多数の外側のスプールとの間に濡れた炭素繊維糸を巻回することによって つくられた一連の炭素繊維ロッド28によって形成する。使用する外側スプール 23の数を好ましくは2個とし、糸を巻回してボーク25の断面から見て六角形 のパターンのロン12日を形成する。好ましくは、外側のスプールをホイールの 中心からスポークの所要の最終製以上にはなしてジグとに位置させる。
中心スプール24はそれらの上に糸を巻回する異なった3つの部分29.30お よび31を有する。外側部分29および31はスプール24の各端部に隣接し、 そして同一の直径を有している。中央部30は二つの外側部分29および31の 間にありそして外側部分29および31よりも大きな直径を有する。
スポークのためのロッド28を形成するために、糸を中央部分30に巻回し、そ して中央部30の一方の側面から一方の外側スプール23の外側を越えて、第二 の外側スプール23を横切らせそして中央部30の第2の側面に戻す。この糸は 経路ABCをたどってロッド28aおよび28dを形成する。
糸を一方の外側部分29に巻回し、同様にして経路DEFをたどって更に二つの ロッド28を形成させる。最後のロッド28bおよび28cは同様にして糸を第 二の外側部分31および外側スプール23に経路GHIをたどって巻回すること により形成する。
スポーク28の形成に先立って、予め成形したホイール半カバー30をジグの上 にまたはその近辺にスプール23.24からはなして設置してもよいすべてのホ イールスポーク25が形成され、そしてホイール22がまだジグ上にあって樹脂 が濡れている時に、ホイール半カバー30を濡れたロッド28に接触するように 位置させてホイール22の一方の側を形成する。樹脂がまだ濡れていることによ ってスポーク2日とカバー30との間の良好な結合が確保される。
このホイールカバー30は図1〜4について説明したものと同一の材料および技 術によってつくってもよい。
また、カバー30はたとえばダイ成形または射出成形の可能なプラス千ツク材料 などのような任意のその他の適当な材料からつ(ってもよい。
次いで他方のホイール半カバー31をスポーク28に被せて設置する。次いで炭 素繊維からなるカップ32(図6甲点線の外形線によって示す)を各スポーク2 5の外側端部をなす各群のロッド28の間に押し込み嵌めまたは圧力嵌めし、そ れによってカップ32の外側表面をロッド28の外側部分に沿って結合させそし てカップ32の基部によりスポーク25の外側端部のための拡大された表面積を 形成させる。
次いでホイール半カバー30.31を押圧一体化する。
この半カバー30.31の縁部に隣接するロッド28は半カバー30.31の縁 部を互いにシールすることを助けそして濡れた炭素繊維布または糸をホイールの リムに巻回しながら第二のジグをゆっくり回転させる。
このようにして炭素繊維ロッド8の構造をホイール22のスポーク部分において 主として使用しそしてリムについては濡れた炭素繊維織布を主として使用する。
このホイール22を再び前記のようにして炉中で硬化/乾燥させる。次いで各ホ イールスポーク25を所望の長さに切断し、て対応するスプールおよび余分の糸 を除去する。
冷却したホイールを旋盤に載置し、ここでリム部分を回転させてタイヤを位置さ せるためのタイヤビードの正確な円形の外形を形成する。
以上ホイール22を六角形のロッド28の配列を夫々有する3本のスポーク25 の形成に関して説明した。2木、4本又はそれ以上のスポークが前記の方法によ って形成されることは明らかであろう。また六角形以外の形状を用いること、そ してまた形状がスポークの軸に沿う平面に関して必ずしも対称である必要のない ことは明らかであろう。
必要であれば、中間のスプール群(図示せず)を付加して各スポーク25のため のロッド28を形成してもよい。このようなスプールはホイール22に対して例 えばディスクブレーキのような他の構成部材を取りつけるために用いることがで きる。
以上前記の製造方法を構成部材2の開発および製造に関して説明した。多数のス プールを有するより複雑な構造をこの方法によって製造することもできる。例え ば、機械的な強度のためにロッド8の方向を変える必要がある場合には、この目 的のために小型のスプール(図示せず)を用いることができる。このようなスプ ールは後で外側の成形によって全体的に被覆される。
この方法および1本の糸17によって8本以上のスプールを含む構成部材が完全 に可能となる(例えばホイールのスポーク)。この理由は構成部材における二つ の特定のスプールの間のロッド8の必要な厚さを前もって計算することができ、 従って炭素繊維糸17かたどるための最も適切な経路を予め定めてあくことかで きるためである。
以上前記構成部材2をオートハイのためのエンジン取り付は用ブラケットおよび ホイールに関して説明した。
前記の方法を用いることによってオートバイのその他の部品、例えばフロントフ ォーク、シャシ、およびその他の懸架構成部材を作ることができる。またこの方 法によってクランクケースを作ることもできる。また自転車、自動車およびその 他の車輌(ならびにエンジン構成部材を含む夫々の構成部材)をこの方法によっ て作るごともできる。
以上前記の方法を構成部材2の手作業による製造に関して説明したが、ジグ9お よび糸17の巻回は自動化することができ、そして機械的に又は適切にプログラ ム化されたコンピュータによって制御することができることは明らかであろう。
また適切な予備計算および使用樹脂の選択によって前記の方法によりピストンお よびコネクチングロッドを製造することもできる。
C) 補正された請求範囲 1.構造的な占よびその他の構成部材を製造する方法において、前記構成部材が pE縮および/又は引張応力ないしはそれらの連続的な反復下で動作し、そして 前記方法が: (前記に定義した)軸およびスプールの数および完成された構成部材において必 要とされる前記スプールの相互間の空間的配置を予め決定すること、前記スプー ルを所定の空間的配置に配置および固定させるための手段を設けて、前記手段を 使用すること、すべてのスプールに関して、構成部材が供される目的に応じて任 意の二つのスプールの間における材料の必要な厚さを予め決定すること、 選択された樹脂中で糸を濡らすための手段を設けること、 前記濡れた糸を所定の張力下で、スプールからスプールへ、所定の経路上を前記 張力が巻回中を通して維持されるように巻回し、前記巻回により材料の前記厚さ を形成してノ、プールの間に濡れた糸からなる支持されていないロッドを形成す ること、 前記ロッドの一部又は全体を被覆する予め成形された被覆体を設けること、 前記巻回手段を使用すること、 さらに別の糸あるいは他の材料を用いて糸からなるロッドと被覆体との間を結合 すること、 前記構成部材を公知の態様でたヌし各材料のロッドが前記硬化中に張力下におか れるようにして硬化させ、前記硬化の温度を使用される材料および構成材料の意 図される用途に応じて決定すること、そして硬化が完了し前記各ロッドが硬くな った際に前記構成部材を配置および固定手段から除去することを含む前記方法。
2、スプールの数を糸が巻回される異なった軸の数、一つ以上の方向に糸を巻回 するために用いられるスプールの数および糸の方向を変えるためのみに必要な軸 の数を決定することによって決定する請求項1記載の構造的なおよびその他の構 成部材を製造する方法。
3、前記方法がさらに別の糸又はその他の材料を構成部材に付加した後に構成部 材を後硬化する段階をさらに含む請求項1または2のいずれかに記載された構造 的なおよびその他の構成部材の製造方法。
4、前記予め成形された被覆体を型の一部分を全ての糸の巻回に先立って前記ス プールのための配置および固定手段上に位置させ、予め成形された被覆体の第二 の部分を糸の巻回直後および前記硬化前に付加する二段階の工程において前記構 成部材に付加する請求項3記載の構造的なおよびその他の構成部材の製造方法。
5、前記糸が張力下に抱合する束に形成されたフィラメントからなる炭素繊維糸 であり、前記フィラメントが炭素、硼素、ガラス、KEVLAR,f!1および それらの任意の組合せからなる群より選択されている請求項1〜4のいずれか一 項に記載された構造的なおよびその他の構成部材の製造方法。
6、前記糸をポリエステル樹脂、エポキシ樹脂およびビニル樹脂からなる群より 選択された樹脂で含浸させる請求項1〜5のいずれか一項に記載された構造的な およびその他の構成部材の製造方法。
7、前記糸を一つの予め定められた張力下でスプール上に巻回してロッドを形成 する請求項1〜6のいずれか一項に記載された構造的なおよびその他の構成部材 の製造方法。
8、前記一つの張力が一部の糸を用いて前記ロッドを形成することにより得られ る請求項1〜7のいずれか一項に記載された構造的なおよびその他の構成部材の 製造方法。
9、複数の糸を用いて前記ロッドを形成する請求項1〜8のいずれか一項に記載 された構造的なおよびその他の構成部材の製造方法。
10、前記方法を完全に自動化された状態で行う請求項1〜9のいずれか一項に 記載された構造的なおよびその他の構成部材の製造方法。
11、構成部材がスポーク付のホイールでありそして方法が下記の工程を含む請 求項3に記載された構造的なおよびその他の構成部材の製造方法ニ 一つのスプールをホイールの中心に位置させること、各スポークについて、互い に隔てられた一連の外側スプールをこれらが前記スポークの完成時の長さよりも 大きな距離だけ前記中心スプールから隔てられるように前記スポークの長手方向 軸の周囲に配列および固定すること、 前記中心スプールと前記各外側スプールとの間に濡れた糸を充分に巻回してスポ ークの長手方向軸の周囲に一部のロッドを形成すること、 前記濡れた糸の上に予め形成されたホイール半カバーをi32置すること、 前記濡れた糸と同一の材料からなるカップを圧力域め体として前記ロッドの外側 端部の間に挿入して、カップの表面がロッドに結合しかつカップの基部がスポー クの外側端部において拡大した表面積を形成するようにすること、 ホイール半カバーを互いに押圧一体化すること、濡れた糸またはこのような糸か らなる布を前記ホイール半カバーの間の結合部に巻回しながら配置および固定手 段を回転させてホイールのリムを形成すること、前記構成部材を硬化させること 、そしてロッドを切断して各ホイールスポークを所望のスポーク長に形成するこ と。
12、前記方法がさらに前記ホイールのリムを機械加工してタイヤビードの正確 な円形の外形を形成する工程をさらに含む請求項11記載の構造的な構成部材の 製造方法。
13、実質的に添付の図1〜3又は図5および図6を参照して記載されかつ図示 させた通りの請求項1〜9.11又は12記載の構造的な構成部材の製造方法。
国際調査報告 l1m7□N・ PCT/NZ 931000115 FormPCT43A/210(co−幽nof−*h+wan+Iuly11 1921copi+w国際調ia告 1mtrmuanslapp1mbenN 。
PCrMZ 931000B5 For+v+ PCTnSA/210 fconun叫馴o15ceond 1 hea)lluly 19921 cup)x国際調査報告 1−−1・□N。
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RU、SD、SE、SK、UA、US、UZ、VN

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.構造的なおよびその他の構成部材を製造する方法において、 (前記に定義した)軸およびスプールの数および完成された構成部材において必 要とされる前記スプールの相互間の空間的配置を予め決定すること、前記スプー ルを所定の空間的配置に配置および固定させるための手段を設けて、前記手段を 使用すること、すべてのスプールに関して、構成部材が供される目的に応じて任 意の二つのスプールの間における材料の必要な厚さを予め決定すること、 選択された樹脂中で糸を濡らすための手段を設けること、 前記濡れた糸を所定の張力下で、スプールからスプールへ所定の経路上を巻回し 、前記巻回により材料の前記厚さを形成してスプールの間に濡れた糸からなる支 持されていないロッドを形成すること、 前記巻回手段を使用すること、 前記構成部材を公知の態様でたゞし各材料のロッドが前記硬化中に張力下におか れるようにして硬化させ、前記硬化の温度を使用される材料および構成材料の意 図される用途に応じて決定すること、そして硬化か完了し前記各ロッドが硬くな った際に前記構成部材を配置および固定手段から除去することを含む前記方法。
  2. 2.スプールの数を糸が巻回される異なった軸の数、一つ以上の方向に糸を巻回 するために用いられるスプールの数および糸の方向を変えるためのみに必要な軸 の数を決定することによって決定する請求項1記載の構造的なおよびその他の構 成部材を製造する方法。
  3. 3.前記方法がさらに別の糸又はその他の材料を構成部材に付加した後に構成部 材を後硬化する段階をさらに含む請求項1または2のいずれかに記載された構造 的なおよびその他の構成部材の製造方法。
  4. 4.前記方法が完成された製品を被覆するための予め成形された被覆体を形成す る工程をさらに含む請求項1〜3のいずれか一項に記載された構造的なおよびそ の他の構成部材の製造方法。
  5. 5.前記予め成形された被覆体を、型の一部分を全ての糸の巻回に先立って前記 スプールのための配置および固定手段上に位置させ、予め成形された被覆体の第 二の部分を糸の巻回直後および前記硬化前に付加する二段階の工程において前記 構成部材に付加し、そしてさらに別の糸または他の材料を付加して糸のロッドと 被覆体との間に結合を形成する請求項4記載の構造的なおよびその他の構成部材 の製造方法。
  6. 6.前記糸が張力下に抱合する束に形成されたフィラメントからなる炭素繊維糸 であり、前記フィラメントが炭素、硼素、ガラス、KEVLAR、鋼およびそれ らの任意の組合せからなる群より選択される請求項1〜5のいずれか一項に記載 された構造的なおよびその他の構成部材の製造方法。
  7. 7.前記糸をポリエステル樹脂、エポキシ樹脂およびビニル樹脂からなる群より 選択された樹脂で含浸させる請求項1〜6のいずれか一項に記載された構造的な およびその他の構成部材の製造方法。
  8. 8.前記糸を一つの予め定められた張力下でスプール上に巻回してロッドを形成 する請求項1〜7のいずれか一項に記載された構造的なおよびその他の構成部材 の製造方法。
  9. 9.前記一つの張力が一本の糸を用いて前記ロッドを形成することにより得られ る請求項1〜8のいずれか一項に記載された構造的なおよびその他の構成部材の 製造方法。
  10. 10.複数の糸を用いて前記ロッドを形成する請求項1〜9のいずれか一項に記 載された構造的なおよびその他の構成部材の製造方法。
  11. 11.前記方法を完全に自動化された状態で行う請求項1〜10のいずれか一項 に記載された構造的なおよびその他の構成部材の製造方法。
  12. 12.請求項1ないし11のいずれか一項に記載された構造的なおよびその他の 構成部材の製造方法に用いる構成材料であって、前記構成材料が少なくとも頂部 、底部、側部および定位手段を含むスプールであり、この構成材料の側面の形状 (外形)を、糸の厚さとスプールとが頂部または側部の断面積よりも実質的に大 きな断面積を有しないようにスプールの側面が一巻又はそれ以上の糸を周囲に受 容できるようにスプールの側部の断面が頂部および底部の断面よりもやゝ小さく なるようにした前記構成材料。
  13. 13.前記スプールが頂部と底部との間に少なくとも一つの付加的な中間フラン ジ又はカラーを有し、このカラーの断面が前記構成部材の頂部又は底部の断面と ほゞ等しい請求項12記載の構成部材。
  14. 14.前記定位手段が前記スプールの長手方向軸と平行にまたはこれと一致して スプールを貫通する少なくとも一つの孔を有する請求項12又は13記載の構成 部材。
  15. 15.ジグを含む配置および固定手段であって、前記ジグが基板と前記基板の上 方における同一又は異なった高さの二つ又はそれ以上の受台を有し、前記受台が 前記基板に固定されていてスプールをその上に取り外し可能に固定するための手 段を備え、前記受け台の間隔および前記スプールの各受台に固着した際の高さの 相違が請求項1ないし12のいずれか一項に記載したものと同一の空間的配置と なる前記配置および固定手段。
  16. 16.構成部材がスポーク付のホィールでありそして方法が下記の工程を含む請 求項4に記載された構造的なおよびその他の構成部材の製造方法: 一つのスプールをホィールの中心に位置させること、各スポークについて、互い に隔てられた一連の外側スプールをこれらが前記スポークの完成時の長さよりも 大きな距離だけ前記中心スプールから隔てられるように前記スポークの長手方向 軸の周囲に配置および固定すること、 前記中心スプールと前記各外側スプールとの間に濡れた糸を充分に巻回してスポ ークの長手方向軸の回りに一群のロッドを形成すること、 前記濡れた糸の上に予め形成されたホィール半カバーを載直すること、 前記濡れた糸と同一の材料からなるカップを圧力嵌め体として前記ロッドの外側 端部の間に挿入して、カップの表面がロッドに結合しかつカップの基部がスポー クの外側端部において拡大した表面積を形成するようにすること、 ホィール半カバーを互いに押圧一体化すること、濡れた糸またはこのような糸か らなる布を前記ホィール半カバーの間の結合部に巻回しながら配列および固定手 段を回転させてホィールのリムを形成すること、前記構成部材を硬化させること 、そしてロッドを切断して各ホィールスポークを所望のスポーク長に形成するこ と。
  17. 17.前記方法が前記ホィールのリムを機械加工してタイヤビードの正確な円形 の外形を形成する工程をさらに含む請求項16記載の構造的な構成部材の製造方 法。
  18. 18.実質的に添付の図1〜3又は図5および図6を参照して記載されかつ図示 された通りの請求項1〜11、16または17記載の構造的な構成部材の製造方 法。
  19. 19.請求項15に記載されかつ実質的に添付の図4を参照して記載された通り の配置および固定手段。
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