JPH07506701A - 回路板の連結 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は回路板接合、ならびに回路板を接合して所望形状の回路板を形成し、 またかかる回路板に剛性構造を付与する方法に関する。

発明の背景 回路板ないし回路カードはマイクロコンビコータを含む各種電子製品の基本回路 系を構成する。すなわち、それらの基板はマイクロプロセッサ−、トランジスタ 等を接続する印刷回路を支持している。そして回路板上の電子部品のいづれかが 故障したとき、場合によっては回路板を取り外して代品と取り替えることが必要 となる。

パーソナル・コンピュータ・カードは技術用、工業用または専門研究用機器の設 計者にとって極めて注目すべきものである。これは、多種多様なカードが入手で き、多種多様なソフトウェアがあり、典型的には複数の供給源があるためである 。こうしたカードに搭載された電子コンポーネントは概ね非常に優良であって問 題を生じるのは機械的な面だけである。

ここ数年来発生している具体的な問題の一つは、異なる供給源から得られるパー ソナル・コンピューターカードが支持ボードとの相対寸法などにバラツキがあり 、その結果これらのカードをボードの所定位置に装着することができないことで ある。例えば、コンピュータ・カードを附設ブラケットにしっかり固定できない ときは、機械的不安定を生じる。

これまでに生じたいま一つの重大な問題は、特にパーソナル・コンピュータやマ イクロコンピュータなど、ある種の回路板の積層体にみられる機械的安定性の欠 如に４−Ｆうものである。例えば、印刷回路や電子回路を搭載したパーソナル・ コンピューターカードは支持ボードに“アタッチ”することができる。この“ア タッチメント”というのは、例えばコンピュータ・カードの一方の縁に設けられ た垂直方向の一つのブラケットからなり、個々のボード間あるいは各ボードと外 部電源や周辺機器との間の電気接続を行う。いづれの型の“アタッチメント”も 満足すべきものではない。すなわち、コンピュータ・カードは取付点を中心とし て上下に変位する恐れがある。

さらに、電気コネクタは構造体に安定性を保証するようには設計されていない。

いま一つの問題は回路板を保持するコンパートメント中にケーブルが固定されて いないことに起因する。もし回路板の芯出しが不良であったり、コンパートメン ト内で変位した場合は、この弛み自体、保守をより困難にする。さらに、“メン テナンス”さえも問題を生じ、“修理具”は結線ミスを起こす。この発明のいま 一つの目的は回路板を挿入したり取り外す場合に個々のケーブルを接続したり外 したりする必要を無くすることにある。

プラグ・イン型のモジュールについてはおびただしい数の発明が特許文献に見え る。これらの発明の多くはし−ル誘導方式を採用している。本発明はこうしたプ ラグ・イン型モジュールとは関係がない。

チクネコロン・インフォスイッチ・コーポレーションに与えられたオーストラリ ア特許６０９０１７　（３６７４Ｇ／３９）にはプラグ・イン型カード・モジュ ールが記載されている。このモジュールの一部を構成する印刷回路板は細長いレ ールを几備しており、電子回路板が“長い誘導レールの各部で摺動可能に支持さ れる”構成である。本発明はこうしたプラグ・イン型カード・モジュールとも、 電気回路板用のこうした摺動可能支持手段とも無関係である。

この発明は三つの目的をもっている。すなわち寸法の異なる回路板のための一つ のキャリアを提供することによって、あるフォーマットの回路板を他のフォーマ ットに代えてモジュール型として使用できるようにすること、第二には回路板積 層体の機械的安定性を改善すること、第三には回路板の保守を容易にし、接続ミ スの機会を少なくすることにある。

この明細書中、“フォーマット”という言葉は特定回路板の寸法と形状、ならび に標準化された位置にコネクタを設けたことを意味して用いられる。

さらに本明細書中、“ウェーハ・アセンブリ”という言葉はカード附設コネクタ の幾つか、例えばカード上に設けられたエツジ・コネクタが電子コンポーネント へのアクセス自由を保証するような構造体を意味して用いられる。

発明の要約：すなわち、この発明は、ベース構造としての機能をもち、それに少 くとも１つの電子コンポーネント・カードを固定してウェーハ・アセンブリを形 成するキャリア板を含み、本明細書中に記載の少なくとも二つの剛性の機械的コ ネクタでキャリア板に固定するようにしたことを特徴とする回路板を提供する。

この発明はさらに互いに取外し可能または取外し不能に取付けることのできる複 数の回路板からなる。こうして回路板の列ないしは積層体を提供する。

この発明はさらに、少くとも１つの電子コンポーネント・カードをキャリア・ボ ードに固定して、回路板を形成し、キャリア・ボードと電子コンポーネント・カ ードはウェーハ・アセンブリを形成する方法であって、（りキャリア・ボードの 所定領域とカードとを整合させ、ｆｂｌ　少なくとも二つの本明細宵に規定する 剛性の機械的コネクタを用いてカードをキャリア・ボードに取付け、かくするこ とにより回路板が選択された標準フオーマットを形成するようにし、回路板の各 部の望ましくない相対的移動を最小ならしめるようにする回路板の製造方法に関 する。

図面の簡単な説明 以下、本発明の翼体例を添付の図面を川魚しながら詳述する。

いま図面において、 図ＩＡは本発明回路板の一例を示す平面図、図ＩＢはその破断・斜視図であり、 図ＩＣは図ＩＡ、ＩＢに示したコンポーネントの詳細図である。

図２Ａはフロント・パネルを取付けた一枚の本発明回路板の斜視図であり、図２ Ｂは図２への回路板を積層した積層体の斜視図である。

発明の詳細な説明 以下、特にパーソナル・コンピュータ・カード、さらに翼体的にはＩＢＭ　ｒ’ ｃ物理フォーマットに適合するように製作されたコンピュータ・カードとの関連 において本発明を説明する。

各種寸法の電子コンポーネント・カードを受け入れるに十分な広い面積をもつ標 準寸法のキャリア・ボードを製作することが望ましい。すなわち、この標準寸法 のキャリア・ボードは標準−１法のラックに積層して収容することができる。

“剛性の機械的コネクタ”とは、例えば、キャリア・ボードとカードとに、選択 された隔離状態を保持するように接合することのできる適当な不活性なプラスチ ックス材料で作られたファスナ一手段である。これに代えて、コネクタは、ネジ またはナツトとボルトならびにスペーサ手段からなっていてもよく、スペーサ手 段はキャリア・ボードとカードとを選択的隔置状態に保持する。不可欠な点は、 キャリア・ボードとカードとの接続とが、このキャリア・ボード／カード・コン ポーネントを含む機器の通常の使用条件下での寿命期間中、各種コンポーネント が実質的に固定・接続状態に維持されるようなものでなければならないというこ とである。

もしカードが一般にそうであるように概ね長方形である場合、前記コネクタを長 方形の各角部に設けるのが便利である。それに代え、もしくはそれに加えて、長 方形の各辺に沿った一点もしくは複数の点に一つまたはそれ以上のコネクタを設 けて剛性を高めることが望ましい場合もある。

複数回路板の列ないし積層体の構造について述べると、それらの回路板の縁部に 溝孔を設けて適当なラック中にエツジを受け入れる位置に例えば既存の国際規格 に適合するよう細長い通孔列を形成するのが便利である。いうまでもなく回路板 そのものは水平、垂直いづれの方向にも配置することができる。

本発明の方法に関連して、カードはジグや型板を用いてキャリア・ボードの所定 部位と整合させることができる。すなわち、多数のカードとキャリアーボードと を用いて一つの回路板を形成する場合、適当な手段でこの作業を自動化すること ができる。

いま図面において、図ＩＡ、ＩＢに示す回路板１は二つの主要部材からなる。す なわちキャリア・ボード２はウェハー・アセンブリを構成すべく、剛性の機械的 コネクタ４でコンピュータ（電子コンポーネント）カード３に取付けられる。こ のコネクタ４はウオッシャ４Ｂを備えたボルト４Ａとナツト４Ｃからなり、カー ド３の一角付近に配設される。隔置パッド５はそれぞれの一端面に沿う溝孔６に よりカード３の側部の各点に取付けられる。

その詳細は図ＩＣに示しである。

カード３の右側には垂直ブラケットが設けられ、これは本来のカードの一部であ ってもよいが、この構成では不必要となる。図２Ａ参照。符号３はエツジ・コネ クタを示す。

図２Ａ、２Ｂにおいて各回路板１は回路板積層体を構成するのに用いる側面板９ を備えている。そして各面板は垂直方向（使用時の方向で見て）にのびるハンド ル１０を備えている。接合点４の存在する端の角付近には電子回路コネクタ１１ が設けられている。いま特に図２Ｂにおいて、バック・プレート１２はカードに もともと具えられたコネクタを相互に接続するソケット１３を介して回路板を電 気的に接続するためのものである。

補正書の翻訳文提出書 （特許法第１８４条の８） 平成６年１０月４日隈

Claims (10)

【特許請求の範囲】
1. １．ベース構造としての機能をもち、それに少くとも１つの電子コンポーネント ・カードを固定してウェーハ・アセンブリを形成するキャリア・ボードを含み、 コネクタを本明細書中に記載の少なくとも二つの剛性の機械的コネクタでキャリ ア・ボードに固定するようにしたことを特徴とする回路板。
2. ２．前記キャリア・ボードが各種寸法のカードを受け入れるに十分な広さの標準 寸法のボードである請求項１の回路板。
3. ３．前記カードが概ね長方形であり、該長方形の各角部にコネクタが設けられて いることからなる請求項１または２の回路板。
4. ４．各カードの各辺に沿って一つまたは複数の位置に一つまたは複数のコネクタ を備えた請求項１〜３のいづれかに記載の回路板。
5. ５．互いに取外し可能または取外し不能に取付けることのできる複数の回路板か らなる請求項１〜４のいづれかに記載の回路板列ないし積層体。
6. ６．回路板の縁部に溝孔を設けて適当なラック内にエッジを受け入れるように位 置する長細い通孔を形成した請求項５に記載の回路板列ないし積層体。
7. ７．請求項１に記載の、少くとも１つの電子コンポーネント・カードをキャリア ・ボードに固定して、回路板を形成し、キャリア・ボードと電子コンポーネント ・カードはウェーハ・アセンブリを形成する方法であって、 （ａ）キャリア・ボードに所定領域とカードとを整合させ、 （ｂ）少なくとも二つの本文中に規定する剛性の機械的コネクタを用いてカード をキャリア・ボードに取付け、 かくすることにより回路板が選択された標準フォーマットを形成するようにし、 回路板の各部の望ましくない相対的移動を最小ならしめるようにする回路板の製 造方法に関する。
8. ８．実質的に添付図面を引照して木文中に記載した請求項１記載の回路板。
9. ９．実質的に添付図面を引照して本文中に記載した請求項５に記載の回路板列な いし積層体。
10. １０．実質的に添付図面を引照して本文中に記載した請求項７に記載した方法。