JPH0750649Y2 - 接触式物体検出装置 - Google Patents

接触式物体検出装置

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JPH0750649Y2
JPH0750649Y2 JP1989139193U JP13919389U JPH0750649Y2 JP H0750649 Y2 JPH0750649 Y2 JP H0750649Y2 JP 1989139193 U JP1989139193 U JP 1989139193U JP 13919389 U JP13919389 U JP 13919389U JP H0750649 Y2 JPH0750649 Y2 JP H0750649Y2
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shaft
axis
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政彦 大谷
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Suzuki Motor Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、搬送ライン等で使用される接触式の物体検出
装置に関する。
〔従来の技術〕
搬送ラインを自動化するためには、搬送物体が搬送ライ
ンの所定の位置に到達したことを検出する手段が必要で
ある。
上記搬送物体が被加工物である場合、通常、該被加工物
がパレットを介して搬送ライン上に置かれ、この場合、
上記検出手段はパレットの到達を検出することになる。
従来から使用されている検出手段は、上記パレットとの
接触によって揺動される接触子と、この接触子の揺動に
基づいて作動されるスイッチ素子とを備えている。
〔考案が解決しようとする課題〕
従来の検出手段は、接触子が一方向に揺動、復帰するよ
うに構成されているため、上記搬送物体の搬送方向が上
記一方向に固定されるという欠点があり、しかも上記搬
送物体の搬送方向を認識することが不可能である。
本考案の目的は、かかる点に鑑み、搬送物体の搬送方向
が限定されず、かつ該搬送方向をも検出することが可能
な接触式物体検出装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、回動可能に支持された軸と、前記軸の一端部
に付設され、前記軸に直交する同一の面内においてそれ
ぞれ該軸の径外方向に延びる一個の接触子および複数の
スイッチ作動子を有したストライカーと、前記軸の他端
部に設けられ、該軸の軸線を中心として対称な形状を有
するスプリング座と、中心軸線が前記軸の軸線に直交す
る態様で配設され、前記スプリング座の対称位置に同一
の方向および大きさの押圧力をそれぞれ作用させて、前
記ストライカーの接触子および各スイッチ作動子の常態
位置を設定する単一のコイルスプリングと、前記軸に直
交する面内において、前記軸を挟みかつ搬送物体の搬送
方向に沿う態様で対向配置され、前記スイッチ作動子の
先端面が前方に位置したときに該作動子を感知する一対
の近接スイッチとを備えてなり、前記軸に直交する面に
沿って移動する搬送物体を前記接触子の一側もしくは他
側に押圧当接させて前記軸を前記スプリングに抗して回
動し、この回動に伴う前記各スイッチ作動子の常態位置
からの揺動変位に基づいて、この揺動変位の方向を特定
する信号を前記各スイッチ作動子から出力させるように
している。
〔作用〕
搬送物体がストライカーの接触子の一側もしくは他側に
押圧当接すると、該接触子が常態位置からの揺動変位す
る。つまり、ストライカーの支軸がスプリングに抗して
回動する。このため、各スイッチ作動子も常態位置から
揺動変位し、これに伴って各スイッチ作動子がこの揺動
変位の方向、つまり、搬送物体の搬送方向を特定する信
号を出力する。
〔実施例〕
以下、図面を参照して本考案の実施例を説明する。
第1図は、本考案に係る接触式物体検出装置の一実施例
を示している。
この実施例に係る検出装置は、円板状の基体11の周面に
接触子12およびスイッチ作動子13〜15を突設したストラ
イカー10と、このストライカー10を支持する支持部20
と、ストライカー10を挟む態様で対向配置した近接スイ
ッチ30,31とを備えている。
ストライカー10は、鉄等の磁性金属からなり、その接触
子12およびスイッチ作動子13〜15は、上記基体11の中心
を揺動中心としている。
支持部20は軸21を有している。この軸21の一端部には、
上記ストライカー10の基体11の中心部を嵌着してあり、
また、他端部には回動ブロック22を一体形成してある。
回動ブロック22は、軸21に沿って形成した板状のスプリ
ング座22aと、該スプリング座22aの一端および他端に位
置した円板状部22bとを備えている。
第1図のA-A断面図である第2図に示すように、スプリ
ング座22aは、軸21の軸線を中心として対称な形状を有
している。また、各円板状部22bは、軸21の中心軸線上
にその中心が位置し、ハウジング23に設けられた回動支
持溝23aにそれぞれ回動可能に嵌合してある。
以上の説明から明らかなように、軸21は、回動ブロック
22を介して支持部20のハウジング23に回動可能に支持さ
れている。また、ストライカー10の接触子12および各ス
イッチ作動子13〜15は、それぞれ軸21に直交する面内に
おいて該軸21の径外方向に延びている。
ハウジング23は、円筒状の孔23bを有している。この孔2
3bは、その中心軸線が軸21の中心軸線に直交する態様で
形成してあり、その内部にコイルスプリング24を収容し
ている。
第2図に示すように、スプリング24は、一端が上記孔23
bの終端面に当接し、他端がピストン板25を介して上記
スプリング座22aの一方の面に当接している。
このスプリング24は圧縮した状態にあり、しかも、その
中心軸線が軸21の中心軸線に直交していることから、該
軸線を中心とするスプリング座22aの対称位置には同一
の方向および大きさの押圧力がそれぞれ作用する。
したがって、ピストン板25が当接したスプリング座22a
の座面は、常時、スプリング24の中心軸線に直交した状
態におかれ、これによって前記ストライカー10の接触子
12および各スイッチ作動子13〜15の常態位置が設定され
る。
上述したように、接触子12および各スイッチ作動子13〜
15は、軸21に直交する面内に位置しているが、近接スイ
ッチ30、31もこの面内に位置している。すなわち、近接
スイッチ30、31は、軸21を挟む態様で上記面内に対向配
置してあり、その配置方向は後述する搬送物体の搬送方
向と一致している。
なお、近接スイッチ30は、その前方にスイッチ作動子13
または14の先端面が位置した場合に、それらの作動子13
または14を磁気的に感知し、また近接スイッチ31は、そ
の前方にスイッチ作動子15の先端面が位置した場合に、
この作動子15を磁気的に感知する。
第5図に示すように、自動車用ミッションケース40の組
立てラインにおいては、該ミッションケース40がパレッ
ト50とともにコンベア60によって搬送される。
実施例の検出装置は、ストライカー10が搬送物体たるパ
レット50の通過域の高さにおいて水平な姿勢となるよう
にコンベア60の側近に配設され、したがって、ストライ
カー10がパレット50の搬送方向に沿うことになる、 いま、上記パレット50がストライカー10に接触していな
いとすると、この場合には、第4図に示すように、接触
子12および各スイッチ作動子13〜15が常態位置に置かれ
ている。
このとき、接触子12の先端部はパレット50の通過域内に
突出した状態にある。また、スイッチ作動子13および14
のいずれもがスイッチ30の前方に位置せず、かつスイッ
チ作動子15がスイッチ30の前方に位置している。血9作
動子15が位置している。なお、この実施例において、ス
イッチ作動子14,15のなす角度は180度であり、また、接
触子12とスイッチ差動子15のなす角度およびスイッチ作
動子13,14のなす角度は、それぞれ60度である。
ここで、たとえば左方から右方に向かって搬送されてき
たパレット50が接触子12の左側に当接すると、第6図に
示したように、該接触子12が時計回り方向に揺動され
る。
これに伴い、第3図に示すように、前記回動ブロック22
のスプリング座22aが時計回り方向に回動し、その結
果、スプリング座22aの下端がスプリング24に抗してピ
ストン板25を左方に移動させる。
この状態におては、スイッチ作動子14および15の先端面
がそれぞれ近接スイッチ30および31の前方に位置し、し
たがって、該近接スイッチ30,31が共にオンしてパレッ
ト検出信号を出力する。
パレット50がストライカー10の側方を通過して、パレッ
ト50と接触子12の当接が解除されると、上記スプリング
24の反撥力で第2図に示した位置までピストン板25が押
戻される。この結果、接触子12およびスイッチ作動子13
〜15が第4図に示した常態位置まで復帰して近接スイッ
チ30および31が共にオフする。
次ぎに、パレット50が第5図における右方から左方に向
かって搬送されてきて、接触子12の右側に接触した場合
について説明する。
この場合には、接触子12が第7図に示すように反時計回
り方向に揺動されるので、第3図に一点鎖線で示したよ
うに回動ブロック22のスプリング座22aが回動し、その
結果、スプリング座22aの上端がスプリング24に抗して
ピストン坂25を左方に移動させる。
このとき、スイッチ作動子13の先端面が近接スイッチ30
の前方に位置するので、該近接スイッチ30がパレット検
出信号を出力する。一方、近接スイッチ31の前方にはス
イッチ作動子15が存在しないので、該近接スイッチ31か
らはパレット検出信号が出力されない。
そして、パレット50がストライカー10の側方を通過する
と、接触子12およびスイッチ作動子13〜15が第4図に示
した常態位置まで復帰してオンしていた近接スイッチ30
がオフ状態になる。
このように、この実施例によれば、右方向に搬送されて
いるパレット50がストライカー10の接触子12に当接した
場合、近接スイッチ30,31が共にオンし、また左方向に
搬送されているパレット50がストライカー10の接触子12
に当接した場合、近接スイッチ30のみがオンする。
したがって、近接スイッチ30,31の各出力の論理和およ
び論理積を取れば、論理和の結果に基づいてパレット50
が所定の搬送位置に到達したことを知ることができ、ま
た論理積の結果に基づいてパレット50が左右いずれの方
向から搬送されてきたかを知ることができる。
上記実施例では、3つのスイッチ作動子13〜15を備えた
ストライカー10を使用しているが、スイッチ作動子14を
省略しても実用上、何等不都合は生じない。
すなわち、この場合には、第6図の搬送態様において近
接スイッチ31のみがオンし、第7図の搬送態様において
近接スイッチ30のみがオンすることになるので、両近接
スイッチ30,31の出力に基づいてパレット50の到達なら
びに搬送方向を検出することができる。
要するに、近接スイッチ30,31をパレット50の搬送方向
に沿わせて対向配置するという条件下においては、少な
くても2つのスイッチ作動子13,15をストライカー10に
設けておけば良い。
〔考案の効果〕
本考案によれば、以下のような効果が得られる。
双方向から搬送されてくる物体に対応することがで
き、しかも、搬送物体の搬送方向を検出することが可能
である。
接触子および各スイッチ作動子を同一平面内に位置
させ、かつ、スイッチ作動子を感知する一対の近接スイ
ッチを、前記平面内においてストライカーの支軸を挟み
かつ搬送物体の搬送方向に沿う態様で対向配置してある
ので、搬送ラインサイドの限られたスペースに容易に設
置できる。
ストライカーの常態位置を、該ストライカーの支軸
に設けたスプリング座と単一のコイルスプリングとによ
って設定するようにしているので、構成の簡単化と小型
化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る接触式物体検出装置の一実施例を
示した斜視図、第2図および第3図はそれぞれこの実施
例における支持部の作用を示した断面図、第4図はスト
ライカーが接触子が中立である状態を示した平面図、第
5図はこの実施例に係る接触式物体検出装置の実装態様
を示した側面図、第6図および第7図はそれぞれこの実
施例の作用を示した平面図である。 10……ストライカー、12……接触子、13〜15……スイッ
チ作動子、20……支持部、21……軸、22……回動ブロッ
ク、22a……スプリング座、23……ハウジング、23a……
孔、24……スプリング、25……ピストン板、30,31……
近接スイッチ、50……パレット、60……コンベア。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】回動可能に支持された軸と、 前記軸の一端部に付設され、前記軸に直交する同一の面
    内においてそれぞれ該軸の径外方向に延びる一個の接触
    子および複数のスイッチ作動子を有したストライカー
    と、 前記軸の他端部に設けられ、該軸の軸線を中心として対
    称な形状を有するスプリング座と、 中心軸線が前記軸の軸線に直交する態様で配設され、前
    記スプリング座の対称位置に同一の方向および大きさの
    押圧力をそれぞれ作用させて、前記ストライカーの接触
    子および各スイッチ作動子の常態位置を設定する単一の
    コイルスプリングと、 前記軸に直交する面内において、前記軸を挟みかつ搬送
    物体の搬送方向に沿う態様で対向配置され、前記スイッ
    チ作動子の先端面が前方に位置したときに該作動子を感
    知する一対の近接スイッチとを備えてなり、 前記軸に直交する面に沿って移動する搬送物体を前記接
    触子の一側もしくは他側に押圧当接させて前記軸を前記
    スプリングに抗して回動し、この回動に伴う前記各スイ
    ッチ作動子の常態位置からの揺動変位に基づいて、この
    揺動変位の方向を特定する信号を前記各スイッチ作動子
    から出力させるようにしたことを特徴とする接触式物体
    検出装置。
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