JPH07506423A - 搾乳装置内の空気流量を測定する測定装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 搾乳装置内の空気流量を測定する測定装置本発明は、流量及び圧力を検査される 導管のための接続管を有する閉じたケーシングを備え、このケーシングは空気流 入装置を有しており、この空気流入装置の流動横断面は可変である形式の搾乳装 置内の空気流量を測定する測定装置に関する。

このような測定装置は、ドイツ連邦共和国特許出願公開第１７５７８３８号明細 書によって公知であり、搾乳装置に所属する真空ポンプの搬送量を種々の運転条 件の下で測定するのに役立つ。この測定は特定の時間間隔で繰り返さなければな らず、測定結果は１個々の国の相当する規定に合致していなければならない。

公知の測定装置においては、空気流入装置は口径を定められた複数の孔と、これ らの孔を覆う回転可能な円板とから成っている。円板を負荷する圧力のために、 円板の回転には著しい抵抗がある。更に、調整は段階的にしか行われず、これら の段階の間の値には調整不能である。また、孔が詰まって、測定誤差が生じるこ とがある。

本発明の課題は、搾乳装置内の空気流量を測定する測定装置を改良して、小さな 調整力で空気流量を無段階に調整し得るようにすることである。

この課題は次のようにして解決された。すなわち。

空気流入装置が、ケーシングの外面に設けられたスリット形開口横断面の空気流 入管片から成っており、この空気流入管片に所属してケーシングの内室に回転滑 り弁が設けられており、この回転滑り弁は連続的に拡大している貫通切り欠き部 を有しており、この貫通切り欠き部は回転滑り弁の円周の大部分にわたって延び ており、空気流入管片の開口縦軸線は回転滑り弁の回転軸線に対して平行に延び ており、空気流入管片の。

回転滑り弁の円周方向での開口幅は１貫通切り欠き部が延びている寸法のほんの 一部分にすぎず１回転滑り弁の回動によって１貫通切り欠き部の任意の部分範囲 を空気流入管片に接続させ得るようにした。

回転滑り弁と空気流入管片との間の摩擦力は極めてわずかであるにすぎず、空気 流量を精密かつ迅速に調整することが可能である。回転滑り弁には、連続的に拡 大している貫通切り欠き部が形成されているので。

回転滑り弁を回動させることによって、流動横断面を無段階に変化させることが できる。本発明のように空気流入装置を構成することによって、空気流入装置は 汚損しに（＜、流動横断面を精密に再現することができる。

有利な１実施態様では、空気流入管片は回転滑り弁に向かって半径方向に可動に 配置されている。これによって、空気流入管片と回転滑り弁との間の遊びをなく すことかできる。

空気流入管片と回転滑り弁との間を申し分な（シールするために、空気流入管片 は１回転滑り弁の方に向いたばね力の作用下にあり、これによって同時に回転滑 り弁の表面がきれいな状態に保たれる。

別の有利な実施態様では１回転滑り弁は減速伝動装置に連結されている。これに よって、更に精密な調整が可能になり、調整力が更にわずかになる。

更に別の実施態様では、減速伝動装置が駆動モータに連結されている。この駆動 装置は、適当な制御装置を設けておくことによって、測定プロセスを自動化する ことを可能にする。調整力がわずかであることによって、駆動モータを小型に構 成し、電力消費量をわずかにすることができる。このことが特に有利であるのは 、測定箇所においては普通外部電源がな（、電流の供給は１例えば測定装置に所 属する制御装置内に設けられているエネルギ源から行わなければならないからで ある。電流供給装置を含めて制御装置はケーシングの内蔵部品とすることもでき る。

別の有利な実施態様は、残りの請求項に記載されている。

以下においては図面に示した実施例を詳細に説明する。

図１は測定装置の横断面図である。

図２は図１のＩＩ−ＩＩ線に沿った断面図である。

図３は図１の上部の矢印の方向で見た図である。

図１においては符号１でケーシングが示されており、このケーシングは接続管２ と空気流入装置３とを備えている。空気流入装置３は、ケーシング１の外面に設 けられた空気流入管片４と、この空気流入管片に所属してケーシング１の内室に 設けられた回転滑り弁５とから成っており、この回転滑り弁はその円周に連続的 に拡大している貫通切り欠き部６を備えており１回転滑り弁５を回動させること によって貫通切り欠き部の任意の部分範囲を空気流入管片４に接続させることが できる。図２に示すように１回転滑り弁５の回動は駆動モータ７によって減速伝 動装置８を介して行われる。回転滑り弁５の絶対位置は第１の回転角度信号発信 器９によって図示していない制御装置に伝達され。

この制御装置は駆動モータ７を作動させるためのエネルギ源も内蔵している。駆 動モータ７に所属して、第２の回転角度信号発信器１０が設けられており、これ は１回転滑り弁５の精密位置決めに役立つ。接続管２には測定管１１が配置され ており、この測定管には真空メータを接続して、圧力情報を制御装置に伝達する ことができる。

図３に示すように２空気流入管片４の１回転滑り弁５の円周方向での開口幅は１ 貫通切り欠き部６が延びている寸法のほんの一部分にすぎず９回転滑り弁５を回 動させることによって１貫通切り欠き部６の任意の部分範囲を空気流入管片４に 接続することができる。

回転滑り弁５の円周の大部分にわたって延びている貫°通切り欠き部６が連続的 に拡大していることによって、空気流量を極めて精密に調整することができる。

回転滑り弁５の各位置に、特定の空気流量及び差圧力が対応している。相応する 値は所属の制御装置内に貯蔵される。測定管１１によって測定された負圧も制御 装置内で処理され、所定の圧力が達成される位置に回転滑り弁５がもたらされる 。制御装置内では、全測定プロセスがプログラミングされており、全測定プロセ スを自動的に実施することができる。測定された値は表示され、記録される。測 定プロセスに操作員が関与することがないので１手動操作の測定装置においては 不可避的に生ずる誤操作が、測定結果に影響を及ぼすことはない。

Ｆｉｇ、　２

Claims (7)

【特許請求の範囲】
1. １．流量及び圧力を検査される導管のための接続管（２）を有する閉じたケーシ ング（１）を備え，このケーシング（１）は空気流入装置（３）を有しており， この空気流入装置の流動横断面は可変である形式の搾乳装置内の空気流量を測定 する測定装置において，空気流入装置（３）が，ケーシング（１）の外面に設け られたスワット形開口横断面の空気流入管片（４）から成っており，この空気流 入管片に所属してケーシング（１）の内室に回転滑り弁（５）が設けられており ，この回転滑り弁は連続的に拡大している貫通切り欠き部（６）を有しており， この貫通切り欠き部は回転滑り弁（５）の円周の大部分にわたって延びており， 空気流入管片（４）の開口縦軸線は回転滑り弁（５）の回転軸線に対して平行に 延びており，空気流入管片（４）の，回転滑り弁（５）の円周方向での開口幅は ，貫通切り欠き部が延びている寸法のほんの一部分にすぎず，回転滑り弁（５） の回動によって，貫通切り欠き部（６）の任意の部分範囲を空気流入管片（４） に接続させ得るようにしたことを特徴とする，搾乳装置内の空気流量を測定する 測定装置。
2. ２．空気流入管片（４）が回転滑り弁（５）に向かって半径方向に可動に配置さ れていることを特徴とする，請求項１記載の測定装置。
3. ３．空気流入管片（４）が，回転滑り弁（５）の方に向いたばね力の作用下にあ ることを特徴とする，請求項２記載の測定装置。
4. ４．回転滑り弁（５）が，減速伝動装置（８）に連結されていることを特徴とす る，請求項１から３までのいずれか１項に記載の測定装置。
5. ５．減速伝動装置（８）が駆動モータ（７）に連結されていることを特徴とする ，請求項４記載の測定装置。
6. ６．回転滑り弁（５）に所属して，第１の回転角度信号発信器（９）が設けられ ていることを特徴とする請求項１から５までのいずれか１項に記載の測定装置。
7. ７．駆動モータ（７）に所属して，第２の回転角度信号発信器（１０）が設けら れていることを特徴とする，請求項５記載の測定装置。