JPH07506114A - アミリン突然変異タンパク質 - Google Patents

アミリン突然変異タンパク質

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JPH07506114A JP6505266A JP50526694A JPH07506114A JP H07506114 A JPH07506114 A JP H07506114A JP 6505266 A JP6505266 A JP 6505266A JP 50526694 A JP50526694 A JP 50526694A JP H07506114 A JPH07506114 A JP H07506114A
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ファイザー・インコーポレーテッド
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 アミリン突然変異タンパク質 発明の分野 本発明は、インスリン作用抑制活性を有するアミリンの突然変異タンパク質およ びそれらの誘導体並びにそれらの薬学的に許容しうる塩に関する。更に詳しくは 、本発明は、インスリン作用抑制活性を有するヒトアミリンの突然変異タンパク 質、ラットアミリンの突然変異タンパク質およびそれらの誘導体並びにそれらの 薬学的に許容しうる塩に関する。本発明の突然変異タンパク質および誘導体は、 筋肉または筋肉細胞におけるインスリン作用を抑制するのにおよびインスリン作 用の抑制を必要とする哺乳動物におけるインスリン作用を抑制するのに有用であ る。したがって、本発明は、更に、インスリン作用の抑制を必要とする哺乳動物 におけるインスリン作用を抑制する方法および筋肉または筋肉細胞におけるイン スリン作用を抑制する方法に関する。また更に、本発明は、アミリンによって引 き起こされた筋肉または筋肉細胞におけるインスリン作用の抑制を阻害する化合 物の能力を検定する方法に関する。更にまた、本発明は、上記の突然変異タンパ ク質、誘導体または塩を含む薬剤組成物に関する。
背景技術 ヒトアミリンは、−次アミノ酸配列 Lys Cys Asn Thr Ala Thr Cys Ala Thr  GlnArg Leu Ala Asn Phe Leu Val His S cr 5erAsn Asn Phe Gly Ala Ile Leu Se r Ser ThrAsn Val Gly Ser Asn Thr Tyr  (配列番号=1)を有する37アミノ酸ポリペプチドである。
ラットアミリンは、−次アミノ酸配列 Lys Cys Asn Thr Ala Thr Cys Ala Thr  GinArg Leu Ala Asn Phe Leu Val Arg S er 5erAsn Asn Leu Gly Pro Val Leu Pr o Pro ThrAsn Vat Gly Ser Asn Thr Tyr  (配列番号=2)を有する37アミノ酸ポリペプチドである。
アミリンは、2位および7位のCys残基間にジスルフィド結合を有する。それ は、すい臓B細胞の分泌産物である。II型糖尿病患者においては、すい臓中に アミリン誘導アミロイドが広範囲にわたって沈着しており、アミロイドは疾患に 関係した病理学の一因であるということが仮定された。ウェスターマークウェス ターマーク、P、ら、Diabetolo ia 30:887〜892Dia betolo ia 33:285〜289 (1990)。
単離されたヒラメ筋において、アミリンは、インスリンに刺激されたグリコ−。
インビボの骨格筋におけるインスリン作用に対するアミリンの効果は、上記の単 離されたヒラメ筋における主な効果であるグリコーゲン合成の阻害であることが 報告された。
筋肉または筋肉細胞におけるインスリンに刺激された解糖を減少させるためのア ミリンおよびカルシトニン遺伝子関連ペプチドの使用並びにその拮抗薬の検定法 は、1991年3月15日出願の、本譲受人に譲渡された米国特許第07/67 0.536号明細書に開示されている。
若干のアミリン拮抗薬およびそれらの使用は、1989年7月13日公開のWO 39106135号明細書(PCT/US 8910 OO49)に記載されて いる。
発明の開示 本発明は、−次配列 Lys Cys Asn Thr Ala Thr Cys Ala Thr  GlnArg Leu Ala Asn Xaa Leu Val His S er 5erAsn Asn Phe Gly Ala Ile Leu Se r Ser ThrAsn Van、 Gly Ser Asn Thr Ph e (配列番号:3)および Lys Cys Asn Thr Ala Thr Cys Ala Thr  GlnArg Leu Ala Asn Xaa Leu Val Arg S er 5erAsn Asn Leu Gly Pro Val Leu Pr o Pro ThrAsn Val Gly Ser Asn Thr Phe  (配列番号:4)(但し、Xaaは、PheXTy r、−ヨウ素化Tyrま たはニヨウ素化Tyrである) から成る群より選択されるアミノ酸配列である]を含む、インスリン作用抑制活 性を有するポリペプチドまたはそれらの誘導体並びにそれらの薬学的に許容しう る塩に関する。
本発明の好ましいポリペプチドは、上記の配列番号:3を有するものである。
本発明の更に好ましいポリペプチドは、2位のCys残基および7位のCys残 基間にジスルフィド結合か存在している配列番号二3を有するものである。
本発明は、更に、インスリン作用抑制量の本発明によるポリペプチド存在下にお いて筋肉または筋肉細胞でのインスリン作用を抑制する方法に関する。
更に、本発明は、アミリンによって引き起こされた筋肉または筋肉細胞でのイン スリン作用の抑制を阻害する化合物の能力を検定する方法であって、(a)イン スリン、本発明によるポリペプチドまたはその誘導体、該化合物およびグルコー スの存在下で筋肉または筋肉細胞をインキュベートし;(b)工程(a)のイン キュベートされた筋肉または筋肉細胞によって生産されたグリコーゲンの量を測 定し;そして(c)工程(b)で測定された量を、筋肉または筋肉細胞がインス リン、本発明によるポリペプチドまたはその誘導体およびグルコースの存在下で インキュベートされた場合の工程(b)によって測定された量に対して比較する ことを含む上記方法に関する。
上記方法において、用いられるグルコースは放射性標識されているのが好ましい し、グリコーゲンの量の測定は、放射性標識グリコーゲンの量の測定であるのか 好ましい。
更に、本発明は、本発明によるポリペプチドおよび薬学的に許容しうる希釈剤ま たは担体を含む薬剤組成物に関する。
また更に、本発明は、インスリン作用の抑制を必要とする哺乳動物においてイン スリン作用を抑制する方法であって、該哺乳動物に対して有効量の本発明のポリ ペプチドを投与することを含む上記方法に関する。
詳細な説明 本明細書および請求の範囲を通して用いられる「誘導体」という用語は、制限さ れないが、いずれもインスリン作用抑制活性を有する、配列番号:3または配列 番号=4に対して十分な相同性を有するアミノ酸配列を含むポリペプチド並びに 重要でないアミノ酸置換を有するそれらの変異型を包含する。
本明細書および請求の範囲を通して用いられる「インスリン作用抑制活性」とい う用語は、制限されないが、インスリンが筋肉または筋肉細胞に対して持ってい る効果を抑制する本発明のポリペプチドの能力を包含する。例としておよび制限 としてではなく、本発明のポリペプチドは、筋肉または筋肉細胞におけるインス リンに刺激されたグリコーゲン合成を抑制する。
本明細書および請求の範囲の目的のために、本明細書中のアミノ酸は全て、Gl yを明らかに例外とするしアミノ酸であり、Glyは、そのカルボキシル基およ びアミノ基の他に、α炭素に水素のみが存在するためにそのように分類されな本 明細書および請求の範囲を通して用いられるrHN−R−CONH2Jという表 現において、そのH2N一部分は、配列RのN末端アミノ酸のN末端アミノ基を 意味し且つ−CONH2部分は、配列RのC末端アミノ酸のC末端カルボキシル 基のアミドの形を意味する。
本明細書および請求の範囲を通して用いられる「筋肉」という用語は、インビボ の完全な筋肉並びにそのストリップなどの筋肉の種々のエクスビボ標本を包含す る。
本明細書および請求の範囲を通して用いられる「筋肉細胞」という句は、インビ ボの完全な筋肉中に存在するにせよ、筋肉の種々のエクスビボ標本中または筋肉 細胞自体のインビトロ培養物中に存在するにせよ、いずれにしても全ての筋肉細 胞を包含する。
本発明のポリペプチドを、本明細書および請求の範囲において一次アミノ酸配列 の形で示しているが、本発明の範囲内に包含されるのは、Cys残基2およびC ys残基7間にジスルフィド結合が存在しているこのようなポリペプチドである ということは理解されるべきである。
本発明のポリペプチドは、当業者に周知の種々の方法によって製造される。例え ば、ポリペプチドは、ABIによって提供される標準的なtBOc化学プロトコ ル(NMP/HOBt化学のバージョン1.4)にしたがってアプライド・バイ オシステムズ(Applied Biosystems)(ABI)430A固 相ペプチド合成機などの自動ペプチド合成機を用いて合成することができる。
このようなプロトコルは、ヒドロキシベンゾトリアゾール活性エステルカップリ ングおよびそれぞれのカップリング後の未反応遊離アミノ末端の無水酢酸キャッ ピングを用いる。樹脂試料は、それぞれのカップリングの最後に自動的に除去さ れ、そして定量的ニンヒドリン検定を用いてカップリング効率を監視する。
37位のTyr残基か−またはニヨウ素化されたアミリンは、インスリン作用を 抑制しないということが分かった。更に、式(式中、Wは、配列番号、1である ) を有するアミリンのポルトン・ハンター(Bo l t on−Hun t e  r)誘導体はインスリン作用を抑制しないということも、モノ−または分かっ た。これに対して、本発明のポリペプチドは、配列番号、■および配列番号、2 を有する突然変異タンパク質であり、インスリン作用を抑制し、そして特に、ア ミリン作用およびその拮抗薬の研究のための各種検定において有用であるポリペ プチドのヨウ素化された形を提供する。
アミリンによって引き起こされた筋肉または筋肉細胞におけるインスリン作用の 抑制を阻害する化合物の能力についての本発明による方法を、以下に記載のよう に実施する。該方法は、インスリン、本発明によるポリペプチドまたはその誘導 体、検定される化合物およびグルコースの存在下で筋肉または筋肉細胞をインキ ュベートし、インキュベートされた筋肉または筋肉細胞によって生産されたグリ コーゲンの量を測定し、そしてそのように測定された量を、筋肉または筋肉細胞 かインスリン、ポリペプチドまたはその誘導体およびグルコースの存在下でイン キュベートされた場合に生産されたグリコーゲンの量に対して比較することを含 む。
上記の方法において、インキュベートされた筋肉または筋肉細胞によって生産さ れたグリコーゲンの量は、以下のように測定することかできる。秤量された筋肉 または筋肉細胞を、沸騰水浴中で20〜30分間加熱することによって30%K OH3ml中に溶解させる。冷却後、グリコーゲンを95%エタノール1゜2容 量で沈殿させる。次に、試料を加熱して沸騰させ、そして冷却後、3000rp mで遠心分離してグリコーゲンをペレットにする。ペレットを水中に再溶解させ 且つエタノールで再沈殿させる。次に、0.6N HCI 6mlを加え、試験 管をガラスマーブルで覆い、そして沸騰水浴中で約2〜2.5時間加熱すること によってグリコーゲンを加水分解する。溶液を冷却し且つ中和する。次に、得ら れた遊離グルコースを、自動グルコース分析機を用いて決定する。
しかしながら、いずれも以下に記載したように、放射性標識グルコースを用い且 つ生じた放射性標識グリコーゲンの量を測定することによって上記方法を実施す ることが好ましい。
上記方法の目的のために、クレッタズ(Crettaz)、M、ら、Bioch em、J、186:525〜534 (1980)によって記載された手順にし たがって、解剖し且つ取出して約25〜35mg重量の試料片にしたラットヒラ メ筋を用いることが好ましい。筋肉試料片を、1.2mMカルシウムを液が入っ ている適当な容器中に入れる。このような筋肉試料片に適当な容器は、上記の1 .2mMカルシウムを含むガス処理したクレブス−リンガ−重炭酸塩緩衝液4m lが入っている50m1エレンマイヤーフラスコである。本発明の方法の実施に 対して不可欠ではないが、筋肉試料片を前記緩衝液中において95%よび検定さ れる化合物を更に含む前記緩衝液中において37℃で(水浴を振とうする)15 分間インキュベーションした後、インスリン、本発明によるポリペプチドまたは その誘導体、放射性標識グルコースおよび検定される化合物の存在下において3 7℃でインキュベーションすることが好ましい。このような逐次的インキュベー ションのそれぞれを、50 m lエレンマイヤーフラスコ中においてそれぞれ の緩衝iff14ml中で実施するのか好ましい。
インスリン、本発明によるポリペプチドまたはその誘導体、放射性標識グルコー スおよび検定される化合物を含む前記緩衝液中での筋肉試料片のインキュベーシ ョンは37℃で(水浴を振とうする)行ない、ここで緩衝液は60分間ガス処ド またはその誘導体を約10 M〜約10 M濃度で用いることが好ましく1゜本 発明において用いられる放射性標識グルコースのために種々の標識を用(−るこ とができるが、このようなグルコースを、グリコーゲンの生産:こよって検出可 ることか好ましい。
インスリンは商業的に入手可能であり且つエランコ・プロダク゛ソ・カンノ々ニ ー(Elanco Products Co、)、インディアナポリス、インデ ィアナ州46285などの様々な販売元から入手しうる。放射性標識グルコース も、様々な供給者、例えば、アマ−ジャム・コーポレーション(Ame rsh amCorp、) 、2636サウス・クリアプルツク、アミリン作用・ノAイ ゛人イリノイ州60065およびニュー・イングランド・ヌークリア(NewE ngland Nuclear)、私書箱80024、ウイルミントン、プラウ エア州19880から商業的に入手可能である。
放射性標識グルコース存在下において、概して約1時間のインキュベーション時 間終了後、筋肉試料片を取出し、そして以下に記載のように放射性標識グリコー ゲンについて検定する。筋肉試料片をIN NAOH1,0ml中1こ入担約6 0℃で約1時間保持する。次に、グリコーゲンの100mg/ml溶液0゜1m lを加える。水冷100%エタノール2.5mlを加え且つ一20℃で一晩中貯 蔵することによってグリコーゲンを沈殿させる。得られた沈殿グリコーゲンを、 卓上遠心分離機において3000rpmで5分間の遠心分離によって集める。上 澄みを除去し、そしてペレットを水冷60%エタノールで3回洗浄する。最後の 洗浄後、ペレットを水100ml中に溶解させ且つ標準的な方法および装置を用 いる液体シンチレーション計数計で計数する。
当然ながら、上記の方法は、種々の容量および容器並びに筋肉試験片の代わりの 筋肉細胞を用いてムタテイス・ムタンデイス(mutatismu t and  i s)に適用しうる。本明細書中の開示によって可能性を与えられた当業者 は、このような変化を容易に理解し、そしてこめような変化(こつII)でのグ リコーゲンの尺度を計算することができるような適当な変更を行なう。グ1ノコ −ケンの適当な測定値はいずれも本発明の範囲内である。
インスリンに刺激されたグリコーゲン合成を減少させるアミリンの能力を阻害す ることができる化合物は、筋肉または筋肉細胞におけるインスリンに刺激された グリコーゲン合成を減少させる本発明によるポリペプチドまたはその誘導体の能 力を阻害する化合物として定義される。確認は、化合物が存在する場合の筋肉ま たは筋肉細胞中に存在するグリコーゲンの濃度、例えば、”4Ccpmと、化合 物が不存在である場合の濃度とを比較することによって行なわれる。生産された グリコーゲンを一層高濃度で、例えば、一層大きい数の”Ccpmで生じるこれ らの化合物のために、このような化合物は、筋肉または筋肉細胞番ごおけるイン スリンに刺激されたグリコーゲンを減少させるアミリンの能力を阻害する。
本発明によるポリペプチドおよびそれらの誘導体の薬学的に許容しうる塩は、当 業者に周知の標準法にしたがって製造される。
本発明によるポリペプチドまたはその誘導体を含む薬剤組成物は、当業者に周知 の方法にしたがって製造しうる。例えば、ポリペプチドまたはその誘導体は、薬 学的に許容しうる希釈剤または担体と組合せることができる。本発明によるポリ ペプチドまたはその誘導体を静脈内、筋肉、腹腔内または皮下に投与する場合、 当該技術分野において周知の適当な滅菌希釈剤を用いる。このような薬剤組成物 は十分な量のポリペプチドまたはその誘導体を含むので、以下に記載したような 適当な投薬量を適当な期間にわたって投与することができる。
インスリン作用の抑制を必要とする哺乳動物においてインスリン作用を抑制する のに有効な投薬量は、本発明によるポリペプチドまたはその誘導体を静脈内、筋 肉、腹腔内または皮下に投与する場合、約10 M〜約10 ”Mの血漿濃度を 生じる量である。好ましい投薬量範囲は、約10 M〜約10−8Mの血漿濃度 を生じる範囲である。しかしながら、その範囲外の投薬量が可能であり且つ本発 明の範囲内でもあることは理解されるべきである。適当な投薬量は、担当医師に よって決定されうるし且つ決定され、しかも処置される症状の苛酷さ、更には投 与されたポリペプチドまたは誘導体によって達成された応答並びに患者の年齢、 性別および病歴の結果である。
以下の実施例は、本発明を例証するものであり、いずれにせよ、本発明の範囲を 制限すると解釈されるべきではない。
本発明のポリペプチドを製造する以下に記載の実施例のために、特に断らない限 り、以下の条件および材料を用いた。ポリペプチドの合成は、アプライド・バイ オシステムズ(ABI)430Aペプチド合成機(アプライド・バイオシステム ズ、フォスター・シティ−1CA)で行なった。ABIによって提供される標準 的なtBOC化学プロトコルを用いた(N−メチルピロリドンヒドロキシベンゾ トリアゾール化学のバージョン1.4)。プロトコルは、ヒドロキシベンゾトリ アゾール活性エステルカップリングおよびそれぞれのカップリング後の未反応遊 離アミノ末端の無水酢酸キャッピングを用いた。樹脂試料をそれぞれのカップリ ングの最後に自動的に除去し、そして当業者に周知の標準法にしたがって、定量 的ニンヒドリン検定を用いてカップリング効率を監視した。
tBOCアミノ酸はいずれもアプライド・バイオシステムズ(フォスター−シテ ィ−1CA)から前記合カートリッジで購入された。以下のアミノ酸側鎖保護を 用いた。Lysにはp−クロロカルボベンゾキシ、Argにはp−トルエンスル ホニル、Tyrには2−ブロモカルボベンゾキシ、HisにはN−(π)−ベン ジルオキシメチル、SerおよびThrには0−ベンジル、CysにはS−アセ トミドメチル(ACM)または5−4−メチルベンジル。固相合成溶媒および試 薬は、キーストーン・バイオチク(Keystone Biotec)s)(フ ィラデルフィア、PA)から入手されたt−BOCCys (ACM)以外は全 て、アプライド・バイオシステムズ(フォスター・シティ−1cA)から入手さ れた。
C末端アミドポリペプチドをベンズヒドリルアミン樹脂(0,77g50. 6 5ミリモル/g)上で組み立てた。最後のt−BOC保護の除去は、合成の最後 に合成機で行なった。
ポリペプチドを樹脂から取出すために、ポリペプチド樹脂(500mg)をp− クレゾール1ml中に懸濁させ、モしてフッ化水素酸(HF)装置(ペニンスラ ・ラブダ(Peninsula 1abs)、ベルモント、Ca)に対してイン ライン結合した40m1 Ke l −F (登録商標)反応容器中において一 78℃まで冷却した。全容量を濃HFで12m1に調整した。0〜5℃で1時間 撹拌後、HFを真空中で除去した。得られた残留物をトリフルオロ酢酸3ml中 でスラリーにし、そして固形物を濾過によって除去した。濾液をジエチルエーテ ル40m1中に沈殿させた。沈殿を濾過し、新しいエーテルで洗浄し、そして真 空乾燥させた。
Cys2および0757間にジスルフィド結合を形成するために、上記のように 製造された粗製ポリペプチド100mg (26μモル)を、6Mグアニジン塩 酸塩、50mM)リス、pH8,5中に溶解さ也そして酢酸15.6ml中に溶 解したヨウ素31.6mg (125μモル)で処理した。2時間の反応時間後 、溶液を1000ダルトンカツトオフスペクトロボア(Spectropor) 6(スペクトラム(Spec t rum) 、ロサンゼルス、Ca)透析バッ グに移し、そして33mMチオ硫酸ナトリウムに対して透析した。ヨウ素の色が 透析物から消えた時に、チオ亜硫酸塩透析緩衝液を蒸留水で、すなわち透析され た水対蒸留水(4X2リツトル)で置き換え、最終透析は4℃で一晩中行なわれ た。透析物を、20x250mmヴイダク(Vydac)C−18プロテイン/ ペプチドカラムおよび20%B180%A〜50%B150%Aの30分間にわ たる勾配溶離システム(Aは5%アセトニド・リル/水10.1%トリフルオロ 酢酸、Bは100%アセトニトリル)を用いるウォーターズ・デルタ・プレグ( Waters Delta Prep)3000での分離用逆相高速液体クロマ トグラフィーによって二つの等しいアリコート中に精製した。精製試料での分析 データは、プラズマ・デソーブション質量分析計(P 1 a smaDeso rption Mass Spectrometer)(PDMS)、エレクト ロスプレィ質量分析計(Electrospray MassSpectrom eter)(ES−MS)、高速原子衝撃質量分析計(Fast Atom B ombardment MassSpectrometer)(FAB−MS) およびアミノ酸分析(AAA)を用いて得られた。
分析用高速液体クロマトグラフィーは、3.9x300mmウォーターズμ−ボ ンダパックC−18逆相カラムを20%B180%A〜50%B150%Aの3 0分間にわたる勾配(Aは5%アセトニトリル/水10.1%トリフルオロ酢酸 、Bは100%アセトニトリル)で用いて行なった。
Cysチオール残基の4−メチルベンジル保護を用いて合成されたポリペプチド を、当業者に周知の標準法にしたがってヨウ素/酢酸を用いて酸化し、そして上 記の高速液体クロマトグラフィー精製を施した。
実施例I Rは配列番号:3であり;XaaはTyrであり、そしてCys2および、5ミ リモル規模で行なわれて、樹脂に結合したポリペプチド1.84gを与えた。樹 脂全体を前記のように脱保護して、粗製ポリペプチド828mgを得た。
粗製ポリペプチド7mgの高速液体クロマトグラフィー精製は、ES−MS分析 によって質量が3905.1Da (3905,06Daが予想された)である ことが示されたポリペプチド2.0mgを与えた。ジスルフィド結合形成は、前 記のように粗製還元ペプチド50mg上で達成されて、透析および高速液体クロ マトグラフィー精製後に表題ポリペプチド1.7mgを得た。ES−MS分析に より3903.3Daの質量が得られた(3903.04Daが予想された)。
アミノ酸分析は予想の組成を示した。
ビス−I Tyrであり、そしてCys2および0787間、8xlO”モル) の溶液に対して、10mMトリス pH7,2緩衝液15μl中のクロラミン− T 50μgを加えた。溶液を15秒間撹拌後、上記実施例1で製造されたポリ ペプチド700μgの10mM)リス pH7,2緩衝液100μm中溶液を加 え、そしてヨウ素化混合物を周囲温度で5分間撹拌した。
反応を0℃まで冷却し、そして前記の分離用逆相分析高速液体クロマトグラフィ ーを施した。二つの主要画分を集めた。モノヨードTyr含有ポリペプチドは1 3.5分に溶離さね、ES−MS分析によって4028.6Daの質量が示され た(4028.46Daが予想された)。アミノ酸分析は予想のペプチド組成と 一致し、モノヨードTyr含有表題ポリペプチドの全収量は33μgであった。
ビスヨードTyr含有ポリペプチドは14,0分に溶離され、ES−MSによっ て4154.6Daの質量が示された(4155.36Daが予想された)。ア ミノ酸分析は予想のペプチド内容と一致し、ビスヨードTyr含有表題ポリペプ チドの全収量は67μgと示唆された。
ビス−I Tyrであり、そしてCys2およびCys7間1%TFA中0.2 9μg/μl溶液に対して、100mMリン酸ナトリウム緩衝液pH7,4を8 (bz 1、ヨウ化ナトリウム(1125)0.4Tug (5mCi)を含む 溶液15μL15mM過酸化水素15μlおよびラクトペルオキシダーゼ溶液3 2μl (1,7μg/μm)を加えた。反応混合物を室温で1時間撹拌した。
次に、混合物を、6Mグアニジン−HCl、50mMトリスpH6,1中の1μ g/μlウシ血清アルブミン(BSA)200μlで希釈し、そして速やかにウ ォーターズμボンダバクC−18,3,9x300mm高速液体クロマトグラフ ィーカラムに充填した。モノヨードおよびビスヨード標識ポリペプチド両方を、 上記実施例2に記載のように集めた。2μg/μlのBSA水中溶液のアリコー ト5μlをそれぞれの画分に加えた。実施例2によって製造された、 124 ヒス−■ Tyr枳Jペプチドと、この実施例によるビス−115Tyrポリペ プチドとの同時注入は、ビス−1124Tyrの紫外線検出および前記の分析高 速液体知マドグラフィーによるビス−1125Tyrポリペプチドの放射線検出 によって実証されたように、同一の保持時間であることを示した。
実施例4 Rは配列番号=4であり;XaaはTyrであり、モしてCys2および、5ミ リモル規模で行なわれて、樹脂ポリペプチド2.57gを与えた。樹脂の600 mg部分を前記のように脱保護して、粗製ポリペプチド180mgを得た。粗製 ポリペプチド7mgの高速液体クロマトグラフィー精製は、PDMS分析によっ て質量が3922.5Da (3922,2Daが予想された)であることが示 されたポリペプチド2.0mgを与えた。ジスルフィド結合形成は、前記のよう に粗製ポリペプチド40mg上で達成されて、透析および高速液体クロマトグラ フィー精製後に表題ポリペプチド4.0mgを得た。PDMS分析により、39 21.2Daの質量が得られた(3920.2Daが予想された)。ES−MS 分析により、3919.9Daの質量が得られた(3920.2Daが予想され た)。アミノ酸分析は予想の組成を示した。
、 124 ヒス−I Tyrであり、そしてCys およびCys7間て表題ポリペプチド を得た。モノヨードTyr含有ポリペプチドのPDMS分析により、4046. 8Daの質量が得られた(4046.08Daが予想された)。ビスヨードTy r含有ポリペプチドのPDMS分析により、4173.5Daの質量が得られた (4171.98Daが予想された)。ポリペプチドのアミノ酸分析は予想のア ミノ酸組成と一致した。
ビス−I Tyrであり、そしてCys およびCyS7間て表題ポリペプチド を得た。
配列表 (1)一般情報: (1)出願人:アンドルーズ・グレン(Andrews、Glenn C,)ク ロイタ−・デーピッド(Kreutter、DavidK。
ファイザー・インコーホレーテッド(Pfizer Inc。
)、非米国 (i i)発明の名称ニアミリン突然変異タンパク質(iii)配列の数:4 (iv)宛先: (A)住所:P、C,リチャードソン博士、ファイザー中インコーポレーテツド (B)地区:235イースト(East)42番街(C)車名:ニューヨーク (D)州名:ニューヨーク (E)国名:米国 (F)郵便番号:10017−5755(v)コンピューター読取り形式: (A)中型:フロッピーディスク (B)コンピューター:IBMPC適合(C)操作システム: PC−DO3/ MS−DO3(D)ソフトウェア:パテントインリリース(PatentlnR elease)#1.0、バージョン(Version)#1.25(vi)現 行出願資料: (A)出願番号: (B)出願臼: (C)分類: (vii)先行出願資料: (A、)出願番号:US 07/926,783CB)出願口:1992年8月 6日 (viii)弁理士/代理人情報: (A)氏名:ベンソン・ブレツブ(Benson、Gregg) C。
(B)登録番号:30,997 (C)照会/事件整理番号: PC8157AGCB(ix)通信情報: (A)電話: (203)441−4901(B)ファクシミリ: (203) 441−5221(2)配列番号=1の情報: (i)配列の特徴: (A)長さ:37アミノ酸 (B)種類二アミノ酸 (D)トポロジー:直鎖状 (i i)分子種類:ペプチド (xi)配列種類:配列番号:I Lys Cys Asn Thr Ala Thr Cys Ala Thr  Gin Arg Leu Ala Asn Phe Leul 5 10 15 Val tlis Ser Ser Asn Asn Phe Gly Ala  Ile Leu Ser Ser Thr Asn VaP Gly Ser Asn Thr Tyr(2)配列番号:2の情報: (i)配列の特徴: (A)長さ=37アミノ酸 (B)種類二アミノ酸 (D)トポロジー:直鎖状 (i i)分子種類:ペプチド (xi)配列種類:配列番号=2 Lys Cys Asn Thr Ala Thr Cys Ala Thr  Gin Arg Leu Ala Asn Phe Leul 5 10 15 Val Arg Ser Ser Asn Asn Leu Gly Pro  Val Leu Pro Pro Thr Asn Va1Gly Ser A sn Thr Tyr(2)配列番号:3の情報: (i)配列の特徴: (A)長さ=37アミノ酸 (B)種類二アミノ酸 (D)トポロジー:直鎖状 (i i)分子種類:ペプチド (ix)特色: (A)名称/キー:修飾部位 (B)位置=1−5 (D)その他の情報・/注記= rPhe、Tyr、−ヨウ素化Tyrまたはニ ヨウ素化TyrJ (xi)配列種類:配列番号=3 Lys Cys Asn Thr Ala Thr Cys Ala Thr  Gin Arg Leu Ala Asn Xaa Leul 5 10 15 Vat tlis Ser Ser Asn Asn Phe Gly Ala  Ile Leu Ser Ser Thr Asn VaP Gly Ser Asn Thr Phe(2)配列番号=4の情報: (1)配列の特徴。
(A)長さ:37アミノ酸 (B)種類二アミノ酸 (D)トポロジー:直鎖状 (i])分子種類:ペプチド (ix)特色: (A)名称/キー:修飾部位 (B)位置:15 (D)その他の情報:/注記= rPhe、Tyr、−ヨウ素化Tyrまたはニ ヨウ素化Ty rJ (xi)配列種類:配列番号=4 Lys Cys Asn Thr Ala Thr Cys Ala Thr  Gin Arg Leu Ala Asn Xaa Leul 5 10 15 Val Arg Ser Ser Asn Asn Leu Gly Pro  Val Leu Pro Pro Thr Asn Va1Gly Ser A sn Thr Phe補正書の翻訳文提出書 (特許法第184条の8) 平成 7年 2月 6日 1、特許出願の表示 PCT/US93104314 2、発明の名称 アミリン突然変異タンパク質 3、特許出願人 住 所 アメリカ合衆国ニューヨーク州10017.ニューヨーク。
イースト・フォーティセカンド・ストリート 235名 称 ファイザー・イン コーホレーテッド4、代理人 住 所 東京都千代田区大手町二丁目2番1号新大手町ビル 206区 5、補正書の提出日 このようなプロトコルは、ヒドロキシヘンシトリアゾール活性エステルカップリ ングおよびそれぞれのカップリング後の未反応遊離アミノ末端の無水酢酸キャッ ピングを用いる。樹脂試料は、それぞれのカップリングの最後に自動的に除去さ れ、そして定量的二/ヒドリン検定を用いてカップリング効率を監視する。
37位のTyr残基が−またはニヨウ素化されたアミリンは、インスリン作用を 抑制しないということが分かった。更に、式(式中、Wは、配列番号=1である ) を有するアミリンのホルトン・ハンター(Bo I t on−Hun t e  r)誘導体はインスリン作用を抑制しないということも分かった。これに対し て、本発明のポリペプチドは、配列番号 1および配列番号、2ををする突然変 異タンパク質であり、インスリン作用を抑制し、そして特に、アミリン作用およ びその拮抗薬の研究のための各種検定において有用であるポリペプチドのヨウ素 化された形を提供する。
アミリンによって引き起こされた筋肉または筋肉細胞におけるイノスリン作用の 抑制を阻害する化合物の能力についての本発明による方法を、以下に記載のよう に実施する。該方法は、インスリン、本発明によるポリペプチドまたはその誘導 体、検定される化合物およびグルコースの存在下で筋肉または筋肉細胞をインキ ュベートし、インキュベートされた筋肉または筋肉細胞によって生産されたグリ コーゲンの量を測定し、そしてそのように測定された量を、筋肉または筋肉細胞 がインスリン、ポリペプチドまたはその誘導体およびグルコースの存在下でイン キュベートされた場合に生産されたグリコーゲンの量に対して比較することを含 む。
上記の方法において、インキュベートされた筋肉または筋肉細胞によって生産さ れたグリコーゲンの量は、以下のように測定することができる。秤量された筋肉 または筋肉細胞を、沸騰水浴中で20〜30分間加熱することによって30%K OH3ml中に溶解させる。冷却後、グリコーゲンを95%エタノール1゜2容 量で沈殿させる。次に、試料を加熱して沸騰させ、そして冷却後、3000rp mで遠心分離してグリコーゲンをペレットにする。ペレットを水中に再溶解させ 且つエタノールで再沈殿させる。次に、0.6N MCI 6mlを加え、試験 管をガラスマーブルで覆い、そして沸騰水浴中で約2〜2.5時間加熱すること によってグリコーゲンを加水分解する。
手続補正書 1、事件の表示 PCT/US93104314 2、発明の名称 アミリン突然変異タンパク質 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 名 称 ファイザー・インコーホレーテッド4、代理人 住 所 東京都千代田区大手町二丁目2番1号新大手町ビル 206区 電話3270−6641〜6 請求の範囲を次のように訂正する。
「1 −次配列 H2N R−CON H□ [式中、Rは、 Lys Cys Asn Thr^la Thr Cys Ala Thr G inArg Leu Ala Asn Xaa Leu Val 1lis S er Ser^sn Asn Phe Gly^la Ile Leu Ser  Ser ThrAsn Val Gly Ser Asn Thr Phe  (配列番号 3)および Lys Cys Asn Thr Ala Thr Cys Ala Thr  GinArg Leu Ala Asn Xaa Leu Val Arg S er 5erAsn Asn Leu Gly Pro VaL Leu Pr o Pro ThrAsn Val Gly Ser Asn Thr Phe  (配列番号・4)(但し、Xaaは、PheSTyr、−ヨウ素化Tyrまた はニヨウ素化Tyrである) から成る群より選択されるアミノ酸配列である]を含む、インスリン作用抑制活 性を有するポリペプチドまたはその誘導体並びにその薬学的に許容しうる塩。
2 Rが、 Lys Cys Asn Thr Ala Thr Cys^la Thr G inArg Leu Ala Asn Xaa Leu Val His Se r Ser八sへ Asn Phe Gly Ala Ile Leu Ser  Ser ThrAsn Val Gly Ser 八sn Thr Phe  (配列番号:3)である請求項1に記載のポリペプチドまたはその薬学的に許容 しうる塩。
3、 CyszおよびCy s 7間に7スルフイド結合が存在している請求項 2に記載のポリペプチド。
4、 XaaがPheである請求項3に記載のポリペプチドまたはその薬学的に 許容しうる塩。
5、 XaaがTyrである請求項3に記載のポリペプチドまたはその薬学的に 許容しうる塩。
5、 Xaaが−ヨウ素化Tyrである請求項3に記載のポリペプチドまたはそ の薬学的に許容しうる塩。
7 −ヨウ素化Tyrがモノ−1125Tyrである請求項6に記載のポリペプ チドまたはその薬学的に許容しうる塩。
3、Xaaがニヨウ素化Tyrである請求項3に記載のポリペプチドまたはその 薬学的に許容しうる塩。
9、 ニヨウ素化Tyrがビス−1125Ty rである請求項8に記載のポリ ペプチドまたはその薬学的に許容しつる塩。
10、 請求項1に記載のポリペプチドおよび薬学的に許容しうる希釈剤または 11、筋肉または筋肉細胞におけるインスリン作用を抑制する方法であって、イ ンスリン作用抑制量の請求項1に記載のポリペプチド存在下において上記筋肉ま たは筋肉細胞をインキュベートすることを含む上記方法。
12、ポリペプチドが、Xaaが−ヨウ素化Tyrおよびニヨウ素化Tyrであ るポリペプチドから成る群より選択される請求項11に記載のインスリン作用を 抑制する方法。
13、インスリン作用抑制量の請求項7に記載のポリペプチド存在下において筋 肉または筋肉細胞をインキュベートすることを含む、筋肉または筋肉細胞におい てインスリン作用を抑制する方法。
14、請求項9に記載のポリペプチドのインスリン作用抑制の存在下において筋 肉または筋肉細胞をインキュベートすることを含む、筋肉または筋肉細胞におい てインスリン作用を抑制する方法。
15、筋肉がラットヒラメ筋である請求項11に記載の筋肉または筋肉細胞にお いてインスリン作用を抑制する方法。
16、筋肉がラットヒラメ筋である請求項13に記載の筋肉または筋肉細胞にお いてインスリン作用を抑制する方法。
17、筋肉がラットヒラメ筋である請求項14に記載の筋肉または筋肉細胞にお いてインスリン作用を抑制する方法。
18. アミリンによって引き起こされた筋肉または筋肉細胞におけるインスリ ン作用の抑制を阻害する化合物の能力を検定する方法であって、(a)インスリ ン、請求項1に記載のポリペプチドまたはその誘導体、該化合物およびグルコー スの存在下で筋肉または筋肉細胞をインキュベートし;(b)工程(a)のイン キュベートされた筋肉または筋肉細胞によって生産されたグリコーゲンの量を測 定し、そして(C)工程(b)で測定された量を、筋肉または筋肉細胞がインス リン、ポリペプチドまたはその誘導体およびグルコースの存在下でインキュベー トされた場合の工程(b)によって測定された蚤に対して比較することを含む上 記方法。
19 放射性標識グルコースを用い且つ放射性標識グリコーゲンを測定する請求 項18に記載の方法。
20 ポリペプチドが、Xaaが−ヨウ素化Tyrおよびニヨウ素化Tyrであ るポリペプチドから成る群より選択される請求項19に記載の方法。
21 −ヨウ素化Tyrがモノ−1125Ty 1であり、ニヨウ素化Tyrが ビス−11257yrであり、そして放射性グルコースが1 +40グルコース である請求項20に記載の方法。
22 ポリペプチドが、アミノ酸配列 Lys Cys Asn Thr^la Thr Cys Ala Thr G in^rg Leu Ala Asn Xaa Leu Val 1lis S er 5erAsn Asn Phe Gly^la Ile Leu Ser  Ser ThrAsn Val Gly Ser Asn Thr Phe  (配列番号・3)を含む請求項21に記載の方法。
23 筋肉がラットヒラメ筋である請求項18に記載の方法。
24 筋肉がラットヒラメ筋である請求項22に記載の方法。
25 インスリンが約IQ−1ONi〜約10−7Mで存在する請求項23に記 載の方法。
26 インスリンが約IQ−101v)〜約10−’Mで存在する請求項24に 記載の方法。
27、ポリペプチドが約10−8M〜約10−’Mで存在する請求項26に記載 の方法。
28、筋肉または筋肉細胞を、工程(a)の前にインスリン、ポリペプチドまた はその誘導体、化合物およびグルコースの存在下でブレインキュベートする請求 項19に記載の方法。
29、 インスリン作用の抑制を必要とする人間以外の哺乳動物においてインス リン作用を抑制する方法であって、該哺乳動物に対して有効量の請求項1に記載 のポリペプチドまたはその誘導体を投与することを含む上記方法。
30、インスリン作用の抑制を必要とする人間以外の哺乳動物においてインスリ ン作用を抑制する方法であって、該哺乳動物に対して有効量の請求項3に記載の ポリペプチドまたはその誘導体を投与することを含む上記方法。」以上 国際調査報告 。、T/11゜。j7.、A’r+A

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.一次配列 H2N−R−CONH2 [式中、Rは、 【配列があります】および 【配列があります】 (但し、Xaaは、Phe、Tyr、−ヨウ素化Tyrまたはニヨウ素化Tyr である) から成る群より選択されるアミノ酸配列である]を含む、インスリン作用抑制活 性を有するポリペプチドまたはその誘導体並びにその薬学的に許容しうる塩。
  2. 2.Rが、 【配列があります】 である請求項1に記載のポリペプチドまたはその薬学的に許容しうる塩。
  3. 3.Cys2およびCys7間にジスルフィド結合が存在している請求項2に記 載のポリペプチド。
  4. 4.XaaがPheである請求項3に記載のポリペプチドまたはその薬学的に許 容しうる塩。
  5. 5.XaaがTyrである請求項3に記載のポリペプチドまたはその薬学的に許 容しうる塩。
  6. 6.Xaaが一ヨウ素化Tyrである請求項3に記載のポリペプチドまたはその 薬学的に許容しうる塩。
  7. 7.−ヨウ素化Tyrがモノ−I125Tyrである請求項6に記載のポリペプ チドまたはその薬学的に許容しうる塩。
  8. 8.Xaaがニヨウ素化Tyrである請求項3に記載のポリペプチドまたはその 薬学的に許容しうる塩。
  9. 9.ニヨウ素化Tyrがビス−I125Tyrである請求項8に記載のポリペプ チドまたはその薬学的に許容しうる塩。
  10. 10.請求項1に記載のポリペプチドおよび薬学的に許容しうる希釈剤または担 体を含む薬剤組成物。
  11. 11.筋肉または筋肉細胞におけるインスリン作用を抑制する方法であって、イ ンスリン作用抑制量の請求項1に記載のポリペプチド存在下において筋肉または 筋肉細胞をインキュベートすることを含む上記方法。
  12. 12.ポリペプチドが、Xaaがーヨウ素化Tyrおよびニヨウ素化Tyrであ るポリペプチドから成る群より選択される請求項11に記載のインスリン作用を 抑制する方法。
  13. 13.インスリン作用抑制量の請求項7に記載のポリペプチド存在下において筋 肉または筋肉細胞をインキュベートすることを含む、筋肉または筋肉細胞におい てインスリン作用を抑制する方法。
  14. 14.請求項9に記載のポリペプチドのインスリン作用抑制の存在下において筋 肉または筋肉細胞をインキュベートすることを含む、筋肉または筋肉細胞におい てインスリン作用を抑制する方法。
  15. 15.筋肉がラットヒラメ筋である請求項11に記載の筋肉または筋肉細胞にお いてインスリン作用を抑制する方法。
  16. 16.筋肉がラットヒラメ筋である請求項13に記載の筋肉または筋肉細胞にお いてインスリン作用を抑制する方法。
  17. 17.筋肉がラットヒラメ筋である請求項14に記載の筋肉または筋肉細胞にお いてインスリン作用を抑制する方法。
  18. 18.アミリンによって引き起こされた筋肉または筋肉細胞におけるインスリン 作用の抑制を阻害する化合物の能力を検定する方法であって、(a)インスリン 、請求項1に記載のポリペプチドまたはその誘導体、該化合物およびグルコース の存在下で筋肉または筋肉細胞をインキュベートし;(b)工程(a)のインキ ュベートされた筋肉または筋肉細胞によって生産されたグリコーゲンの量を測定 し;そして(c)工程(b)で測定された量を、筋肉または筋肉細胞がインスリ ン、ポリペプチドまたはその誘導体およびグルコースの存在下でインキュベート された場合の工程(b)によって測定された量に対して比較することを含む上記 方法。
  19. 19.放射性標識グルコースを用い且つ放射性標識グリコーゲンを測定する請求 項18に記載の方法。
  20. 20.ポリペプチドが、Xaaが−ヨウ素化Tyrおよびニヨウ素化Tyrであ るポリペプチドから成る群より選択される請求項19に記載の方法。
  21. 21.−ヨウ素化Tyrがモノ−I125Tyrであり、ニヨウ素化Tyrがビ ス−I125Tyrであり、そして放射性グルコースが1−14Cグルコースで ある請求項20に記載の方法。
  22. 22.ポリペプチドが、アミノ酸配列 【配列があります】 を含む請求項21に記載の方法。
  23. 23.筋肉がラットヒラメ筋である請求項18に記載の方法。
  24. 24.筋肉がラットヒラメ筋である請求項22に記載の方法。
  25. 25.インスリンが約10−10M〜約10−7Mで存在する請求項23に記載 の方法。
  26. 26.インスリンが約10−10M〜約10−7Mで存在する請求項24に記載 の方法。
  27. 27.ポリペプチドが約10−8M〜約10−7Mで存在する請求項26に記載 の方法。
  28. 28.筋肉または筋肉細胞を、工程(a)の前にインスリン、ポリペプチドまた はその誘導体、化合物およびグルコースの存在下でプレインキュベートする請求 項19に記載の方法。
  29. 29.インスリン作用の抑制を必要とする哺乳動物においてインスリン作用を抑 制する方法であって、該哺乳動物に対して有効量の請求項1に記載のポリペプチ ドまたはその誘導体を投与することを含む上記方法。
  30. 30.インスリン作用の抑制を必要とする哺乳動物においてインスリン作用を抑 制する方法であって、該哺乳動物に対して有効量の請求項3に記載のポリペプチ ドまたはその誘導体を投与することを含む上記方法。
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