JPH07506089A - 新規な3−ハロ−5−ハロメチル−2−オキサゾリジノンとそれらの殺微生物剤としての使用 - Google Patents

新規な3−ハロ−5−ハロメチル−2−オキサゾリジノンとそれらの殺微生物剤としての使用

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 新規な3−ハロー5−ハロメチル−2−オキサゾリジノンとそれらの殺微生物剤 としての使用 技術分野 本発明は新規な3−ハロー5−ハロメチル−2−オキサゾリジノンとそれらの調 製方法に関する。本発明はこれらの化合物を殺微生物剤として使用する方法にも 関する。
背景技術 多数の商業製品、工業製品、農業製品および木材製品は、それらの経済的な価値 を減少し又は破壊する微生物の攻撃を受ける。微生物劣化を受ける物質の例は、 表面コーティング、木材、農業の種子、皮革、及びフレキシブルプラスチック( 軟質プラスチック)を含むプラスチック類である。
これらの製品が貯蔵される温度とこれらの製品が持つ固有の特性がこれらの製品 を微生物の生長による影響を受け易(する。これらの微生物は、これらの製品の 製造中に空気、タンク、バイブ、装置、人間に触れることによって導入されるか 、及び/又はそれらの製品の使用中に包装製品の口を何回も開けたり閉めたりす ることによって導入され、更には物質を攪拌したり又は取り出す為に汚染物質を 呼び込むことによって導入される。
有機物を含む水性の系も同じく微生物の攻撃を非常に受け易い。そのような水性 系には、水溶液、乳濁液又は懸濁液中に配合された、ラテックス、界面活性剤、 分散剤、安定剤、増粘剤、接着剤、澱粉、ワックス、蛋白質、乳化剤、洗剤、セ ルロース製品、農業の増徴用流体、及び樹脂が含まれる。
これらの系には比較的大量の水が含まれ、それが水性系に微生物の生長にとって 恰好の環境を作り出し、このようにして微生物の攻撃と微生物分解を受け易くす る原因と成る。有機物を含む水性系の微生物分解は、それ自身色々な問題として 現われる。例えば、粘度の低下、ガスの発生、不快な臭気、pHの低下、乳濁液 系の破壊、変色、及びゲル化等である。
水が関与する工業プロセス系統で起こる別の不愉快な現象はスライムの発生であ る。スライムは微生物、繊維、残骸(破片)の絡み合った堆積物から構成される 。
それは時によって、ねばねばした糸状の、糊状の、ゴム状の、タピオカに似た、 又は硬い堆積物であり、スライムが生成する液体懸濁液のそれとは異なる特徴的 な不快な悪臭を持っている。
スライム形成に主として関与する微生物は、胞子−形成性と非−抱子形成性の細 菌の異なる種、特に細胞を覆い隠す又は包み込むゼラチン状の物質を分泌するカ プセル化された形態のものである。スライム微生物は又、フィラメント状の細菌 、フィラメント状のカビ型式の真菌類、酵母菌、及び酵母菌−類似の生物体を含 む。
スライムは紙の生産の収率を減少し、水系で閉塞(目詰まり)、その他の問題を 生じる。
更に、携帯用と非−携帯用の両方の異なる種々の水のタイプは、微生物に汚染さ れるのを防ぐ為に殺菌剤を必要とする。アメリカ合衆国では、殺菌の最も一般的 な方法は塩素処理である。
しかしながら、塩素処理には、水処理中に塩素ガスの爆発又は漏洩などの幾つか の欠点が伴ない、クロロホルム等の毒性のハロカーボンの生成を責らす。この点 に関して、塩素処理の代わりに各種の化合物、例えば、オゾン、二酸化塩素、臭 素、過マンガン酸カリウム、p−クロロスルファミド安息香酸、シアヌール酸誘 導体、イソシアヌール酸誘導体、第四アンモニウム化合物、及び米国特許第4゜ 000.293号に開示されているような3−クロロ−4,4−ジメチル−2− オキサゾリジノン等の種々のクロラミン化合物が使用されている。
N−ハロゲンを有する置換オキサゾリジノンは既知の化合物である。それらは米 国特許第3.591.601号、同4.000.293号、同4.659.48 4号、同4.954.151号の他に、他の特許と文献に記載されている。発明 者の知る限りでは、3−ハロー5−ハロメチル−2−オキサゾリジノンは当該技 術には知られていない。
米国特許第3,591,601号の中で、Wallesは一般式:の化合物を記 述している。式中で、R1,R1,R3,R4は低級アルキル又は水素原子であ ることができ、Xは臭素又は塩素のどちらかであることができる。米国特許第4 ,000.293号の中で、Kaa+1nskiは特に、R1とR1が低級アル キル基で、R3とR4が水素原子か、又はR1とR1が水素原子で、R3とR4 が低級アルキル基である化合物を含めている。Kaminskiは、これらの化 合物が殺菌剤として有用である為には4−か5−のどちらかに第四炭素を持つこ とが必須要件であると特許請求している(第2欄、第54〜第58行)。
この分野の研究者の大部分は、N−ハロオキサゾリジノンが殺菌剤として有用で ある為には双子のアルキル基が必要であると考えている。しかしながら、本発明 者らは驚いたことに、5−位置にハロメチル置換基を持っ3−ハロー2−オキサ ゾリジノンが長期間に亙る殺菌剤としての効能を与えることを発見した。
既知の化合物の上記の記載から明らかなように、上記の特許の何れも3−ハロー 5−ハロメチル−2−オキサゾリジノンの調製又は使用を開示若しくは示唆した ものは無い。後述する如く、特に実施例1と2では、これらの化合物は容易に入 手できる出発物質から調製することが出来る。加えて、これらの化合物の中の5 −ハロメチル基は、追加のハロゲン源として此等の化合物に追加の、そして持続 性の殺菌剤活性を与えることが出来る。
発明の要約 殺微生物剤と殺菌剤として使用できる新規な3−ハロー5−ハロメチル−2−オ キサゾリジノンを提供するのが本発明の目的である。
第二の目的は、5−ハロメチル−2−オキサゾリジノンと3−ハロー5−ハロメ チル−2−オキサゾリジノンの調製方法を提供することである。
発明の第三の目的は、3−ハロー5−ハロメチル−2−オキサゾリジノンを用い て水性系の中の微生物の生長を抑制する方法を提供することである。
この発明の第四の目的は、3〜ハロ・5−ハロメチル−2−オキサゾリジノンを 用いて硬い表面を消毒する方法を提供することである。
これらの目的は、少なくとも一部は式1:の3−ハロー5−ハロメチル−2−オ キサゾリジノン化合物によって達成することが出来る。但し上記の式で、Xはc l又はBr:YはclまたはBr;R’は水素原子又は低級アルキル、そして、 R6は水素原子又は低級のアルキルである。
式1の好ましい化合物には、3−ブロモ−5−クロロメチル−2−オキサゾリジ ノン、3−クロロ−5−クロロメチル−2−オキサゾリジノン、3−ブロモ−5 −ブロモメチル−2−オキサゾリジノン、及び3−クロロ−5−ブロモメチル− 2−オキサゾリンノンが含まれる。
本発明は、同じく式Iの化合物の有効量から成る殺微生物剤、並びに式1の化合 物の有効量を水性の系に添加することがら成る水性系の中の少なくとも一種の微 生物を駆除する方法、及び式1の化合物の有効量を用いて表面を処理することか ら成る表面上の少なくとも一種の微生物の生長を抑制する方法に関する。
同じ(本発明は、シアン酸アルカリをエビハロヒドリンと5−ハロメチル−2− オキサゾリジノンを形成するに足る時間、反応させ、次いで当該5−ハロメチル −2−オキサゾリンノンを3−ハロー5−ハロメチル−2−オキサゾリジノンを 形成するに足る時間、ハロゲン化する段階から成る当該3−ハロー5−ハロメチ ル−2−オキサゾリジノン化合物の調製方法にも関する。
本発明は、シアン酸アルカリをエピハロヒドリンと5−ハロメチル−2−オキサ ゾリジノンを形成するに足る時間反応させる段階から成る当該5−ハロメチル− 2−オキサゾリジノン化合物の調製方法に関する。
その他の目的及び此の発明の有利性は以下に続(発明の記述の中で示され、そし て一部は記述から明らかになるか、又は此の発明の実施によって学び取れるだろ う。
本発明を実施するのに最適な態様 本発明の3−ハロー5−ハロメチル−2−オキサゾリジノンは一般式:によって 表わすことができる。但し上記の式で、R5とR6は独立に低級アルキル、好ま しくは、C1〜C1゜のアルキル、又は水素原子の何れかであり、Xは臭素又は 塩素であり、Yは臭素又は塩素である。
式1による化合物の合成は、シアン酸アルカリを、適当に置換されたエピハロヒ ドリンと、好ましくは、硫酸マグネシウム、もっと好ましくは、Mg5O,・7 H20の存在で反応させ、その後に上記の反応生成物をハロゲン化し、上述の希 望する化合物を得ることができる。硫酸マグネシウムの役割は希望する有機の生 成物を塩析することである。必要な試薬の全部は、容易に市場から入手できるか 、又は日常的に合成することができる。
シアン酸ナトリウム又はカリウム等のシアン酸アルカリを式Iの化合物の合成に 使用することができる。シアン酸カリウムの方が一般に溶解度が高(、それ故に 好ましく用いられる。式1の化合物を合成するのに使用できる代表的なエピハロ ヒドリンには、エビクロロヒドリンとエビブロモヒドリンの他に、3−(クロロ メチル)−2,2−ジメチルオキシラン、3−(クロロメチル)−2−メチル− 2−ペンチルオキシラン及び3−(クロロメチル)・2−オクチルオキシラン等 の置換されたエビハロヒドリンが含まれる。
ハロゲン化の例証的な方法は、臭素化を達成する為には塩基の存在で臭素の使用 、そして塩素化を達成する為にはトリクロロイソシアヌール酸の使用である。
シアン酸アルカリと適当なエビハロヒドリンを反応させて5−ノ10メチルー2 −オキサゾリジノンを形成する反応は、希望する中間体を得るに足る時間と温度 で行なわれる。反応時間は、好ましくは2〜4時間、もつと好ましくは2〜3時 間であり、反応温度は、70〜100℃の範囲、5−クロロメチル化合物を調製 する時は、もっと好ましくは90〜95℃の範囲であり、5−ブロモメチル化合 物を調製する時は、約75℃である。
シアン酸アルカリ対エビハロヒドリンのモル比は、好ましくは2:1〜1:1の 範囲、もっと好ましくは約2:1である。反応に硫酸マグネシウムが存在する時 は、シアン酸アルカリ対硫酸マグネシウムのモル比は、好ましくは、1:1〜3 :1、もっと好ましくは約1:1である。
ハロゲン化工程に関しては、ハロゲン化は希望する3−/%ロー5−/%ロメチ ルー2−オキサゾリジノンを得るのに十分な時間と温度で行なわれる。例えば、 臭素化を達成する為に好ましい温度は、0〜25℃、もつと好ましくは、0〜5 ℃である。
塩素化は、好ましくは0〜30℃の範囲の温度、もつと好ましくは室温で行なわ れる。反応時間は、好ましくは15〜120分である。
ハロゲン化を実施する為には、ハロゲン又は他の/10ゲン源対5−ノ10メチ ルー2−オキサゾリジノンのモル比は、1:1から1.5:1の範囲、もつと好 ましくは約1:1である。
本発明は、式1の化合物の有効量を含む殺微生物剤にも関する。式Iの化合物は 、式Iの化合物の有効量を水性系に添加することから成る水性系の中の少なくと も一種の微生物を防除する方法に於いても、また物体の表面を式1の化合物の有 効量を用いて処理することから成る表面上の少なくとも一種の微生物の生長を抑 制する方法にも有用である。微生物の攻撃又は微生物による劣化を受け易く、そ して式Iの化合物で処理できる例証的な水性系と物質表面は関連技術の記述の中 で前に述べたようなものがある。
選ばれる特定の有効量は、以下の実施例によって示されるように微生物の種類と 処理すべき媒体の型式に依存して変化するだろう。式Iの化合物は濃縮液として 処理すべき媒体に添加することも、又は使用前に希釈することもできる。
以下に述べる実施例は本発明を具体的に示す為に与えられる。しかしながら、本 発明がこれらの実施例の中で示された特定の条件又は詳細に限定されないことを 理解すべきである。
実施例1 5−クロロメチル−2〜オキサゾリジノンの調製凝縮器、機械攪拌機、添加漏斗 及び温度計を備えた三頚フラスコの中で、40゜56グラム(0,50モル)の シアン酸カリウムを200mLの水に溶解し、それに200!ILの水に溶解し た123.24グラム(0,50モル)のMg5O,・7H,0を添加した。反 応混合物は、添加漏斗により23.13グラム(0,25モル)のエビクロロヒ ドリンの添加を始める前に65℃で加熱した。温度が約80〜85℃に上がる前 にエビクロロヒドリンの添加が完了した時に最良の収率が得られた。
次ぎに反応温度を90〜95℃に1〜2時間保った。反応混合物を冷却した後、 混合物を分液漏斗に添加し、各150mLの酢酸エチルの3回分で抽出した。こ れらのフラクションを一緒に合わせ、硫酸マグネシウムの上で乾燥し、その後、 回転蒸発器を用いて溶剤を除去し、白色結晶の生成物を回収した。融点が106 ℃であり、収量は33.8グラム(収率35%)である。
プロトンNMR(’HNMR)のデータ:δ3.15(t、1プロトン)、3. 5(t、1プロトン)、3.75(dq、2プロトン)、4.7(o+、1プロ トン)、7.5(s、1プロトン)。
実施例2 5−ブロモメチル−2−オキサゾリジノンの調製60.2グラム(0,72モル )のKOCNを125+++Lの水に溶解し、12.5+aLの水に溶解した1 78グラム(0,73モル)のMgSO3・7H20に添加した。
50グラム(0,37モル)のエビブロモヒドリンの添加を開始する前に反応混 合物を60℃に加熱した。温度は75℃で、加熱は2時間続けた。冷却後、混合 物を酢酸エチルで抽出し、乾燥し、回転蒸発器により溶剤を除去すると18.3 グラム(収率28.5%)の結晶が得られた。融点は102〜103℃であった 。
実施例3 3−ブロモ−5−クロロメチル−2−オキサゾリジノン(化合物1)の調製実施 例1で調製した5−クロロメチル−2−オキサゾリジノンの13.55グラム( 0,1モル)を9Qa+Lの1モル濃度のNaOH溶液に溶解し、次ぎに0℃に 冷却した。15分間に亙って攪拌しながら、17.6グラム(0,11モル)の 臭素を滴下した。生成物を塩化メチレンを用いて抽出した。次ぎに抽出液を一緒 にして、乾燥し、回転蒸発器を用いて溶剤を除去すると、橙色の固体が得られた 。
プロトンNMRのデータ: δ 3.15(m、1プロトン)、3.48(m、1プロトン)、3.7(Il l、2プロトン)、4.7(m、1プロトン)。
元素分析: 測定値(理論値)C24,05(22,40)、H2,71(2,35)、N6 .98(6,53)、C118,12(16,53)、Br 31.18(37 ,26)。
実施例4 3−クロロ−5−クロロメチル−2−オキサゾリジノン(化合物2)の調製8. 4グラム(0,036モル)のトリクロロイソシアヌール酸を乾燥した塩化メチ レンに溶解した。この懸濁液に5グラム(0,036モル)の5−クロロメチル −2−オキサゾリジノンを添加した。その後、混合物を数時間攪拌し、濾過をし 固体を除いた。塩化メチレンの層を回転蒸発器の中で蒸発して、黄色の液体の生 成物を回収した。プロトンNMRのデータ:63.7(m、4プロトン)、4. 8(m、1プロトン)。
元素分析: 塩素の実測値39.66(理論値41.7)。
実施例5 3−ブロモ−5−ブロモメチル−2−オキサゾリジノン(化合物3)の調製2. 67グラム(0,0166モル)の臭素を3グラム(0,0166モル)の5− ブロモメチル−2−オキサゾリンノンに添加し、反応混合物を攪拌しなから0〜 5℃に冷却した。冷却した50%の水酸化カリウム溶液を、赤いBr2の色が消 失する迄ゆっくりと添加した。
プロトンNMRのデータ: δ 3.7(a+、4プロトン)、5.1(m、1 プロトン)。
元素分析:Br2の実測値60.43(理論値61.8)。
実施例6 3−クロロ−5−ブロモメチル−2−オキサゾリジノン(化合物4)の調製3. 86グラム(0,0166モル)のトリクロロシアヌール酸と1.79グラム( 0,0166モル)の5−ブロモメチル−2−オキサゾリジノンを塩化メチレン に添加し、−晩生、室温で攪拌した。反応混合物を硫酸マグネシウムの上で乾燥 し、回転蒸発器の中で蒸発した。
プロトンNMRのデータ= 63.9(m、4プロトン)、5.1(a+、1プ ロトン)。
実施例7 本発明の実施例3〜6の化合物1〜4を、米国特許第2.881.070号の第 5111第12行から始まって第6欄第53行までにわたる明細書の中に記述さ れた基本培地を用いた培養法によって試験した。この米国特許第2,881,0 70号の開示を特に参考として■に本明細書に組み入れる。そこに示される如く 、微生物の80%又はそれ以上が死ぬパーセンテージは非常に有効な殺微生物剤 を表わすが、しかし、パーセンテージがそれ以上高いものが必ずしもペター又は より好ましいことにはならない。最小抑止濃度とは、少な(とも80%の微生物 の死が得られるような濃度のことである。結果は表工に示される。
表I 化合物# pH6,0pH8,0 実施例8 真菌アスペルギルス・ニガー(Aspergillus niger)に対する 化合物1〜4の微生物生長禁止活性度を評価した。方法は米国特許第4.945 .109号の中の第5欄第47行から第6欄第33行に記述されている。米国特 許第4,945.109号の開示を■に参考として本明細書に組み入れる。最小 抑止濃度とはカビの生長が完全に防止された濃度を指す。結果は表Hに示される 。
表■ 真菌に対する最小抑止濃度(1)I)m、重量/容積)化合物# pH6,0に 於けるアスペルギルスニガー実施例9 三つの藻類、クロレラ・ピレノイドーサ(Chlorella pyrenoi dosa)、クロロコツカム・ヒブノスボルム(Chlorococcum h ypnosporuIo)、ホルミジウム・イヌンダタム(Phormidiu a+ inundatum)に対する本発明方法の生長抑制活性度をDifco 藻類培地(Difco Algae Broth)の中で評価した。この培地に 含まれる成分は下記の通りである: 化合物 グラム/リットル 硝酸ナトリウム 1.000 塩化アンモニウム 0.050 塩化カルシウム 0.058 硫酸マグネシウム 0.513 燐酸・ニカリウム 0.250 塩化第二鉄 0.003 藻類培養液の40グラム部分を、緩い金属キャップの付いた250吐のノくイレ ックスガラス製のエルレンマイヤーフラスコに添加し、次ぎに殺菌消毒した。
次ぎに下記の物質の各を下記の順にフラスコに添加した:1、下記の指定した総 ての追加添加物を添加した後に各フラスコの内容物の全重量がちょうど50グラ ムになるように無菌の藻の培地。
2、各試験において評価しようとする化合物1〜4の中の一つの化合物の溶液又 は対照薬剤の溶液、希望する濃度(ppm、重量部)を与えるようにする。
3.14日後に対照の中で優れた生長を与えるに十分な量のクロレラ・ピレノイ ドーサ、クロロコツカム・ヒブノスポルム及びホルミジウム・イヌンダタム。こ れは豊かな生長を示す14日の古い培養液のLollを添加することによって行 なわれた。クロレラ・ビレノイドーサはATCC(American Type  Cu1ture Co11−ection)寄託番号7516から入手した。
クロロコツカム・ヒプノスボルムは、オースチンに在るテキサス大学から;ホル ミジウム・イヌンダタムはワシントン大学からライスコンシンNo、 1093 を入手した。
対照実験として、wscpを陽性対照薬剤として使用した。wscpは、クロレ ラ・ビレノイドーサなら2 ppLクロロコツカス・ヒプノスポルムなら21) I)1%そしてホルミジウム・イヌンダタムなら10ppmで殺すことが出来る 既知の微生物駆除用の毒薬である。毒薬を使用しなかった場合も同じように対照 実験を行なつた。殺藻類剤(algicide、アルジサイド)の試験では、栄 養培地の中での藻類の生長は緑豊かに繁茂し、肉眼で見ることができる。この実 施例では化合物の最小抑止濃度とは、生長を完全に抑止する濃度のことで、試験 結果の評価は主観的なものであってはならない。
試験する藻類を接種した後、フラスコを250フィート−キャンドル光度(明か るい場所で8時間、暗い場所で16時間)の蛍光照明下に28±2℃の温度で、 対照実験の中で生長に十分な期間(毒薬を含まない培地の部分)培養した。生長 を7日間の間隔で観察した。最小抑止濃度とは28日後に完全に生長を防止した 濃度のことである。結果は表■に要約されている。
表■ 藻類に対する化合物の最小抑止濃度(ppm、重量/容積)AOAC殺菌剤のス イミングプール検定この実施例は、AOAC(Association of  0fficial Analytical Chemists)の公式分析法( 1986)、75〜77頁に記述された手順に基づくものである。
この検定法によって得られた結果は水泳プールの水の殺菌消毒用の製品の許容の 推定証拠に適当である。10分間の接触時間で化合物1に就いて得られた結果を 表■に記載する。
表■ 」吻±顯江y醪呈匙逃型U旦創y山即漁邑J員l(微生物 最小抑止濃度(単位 1)l)I+’)大腸菌(Escherichia coli) 80ブタコレ ラ菌(Salmonella choleraesuis) 80ストレプトコ ツカス・フエカーリス 80(S treptococcus faecali s)シュードモナス・アエルギノーザ 100(P seudomonas a eruginosa)肺炎桿菌(Klebsiella pneumonia)  100実施例11 殺菌剤のAOACの殺菌性及び界面活性剤の殺菌消毒作用この試験はAOACの 公式分析法(1984)、70頁に記述されたAOAC法に従って行なわれる。
この試験は予備洗浄された非−多孔性の食品接触表面の殺菌消毒に使用が許可さ れ得る薬品に対して適している。この試験は、同じ(また硬水の中で試験される 化合物の有効性を決定する。市場に出ている洗剤/消毒剤の大部分が硬水、即ち 、カルシウム及び/又はマグネシウムイオンを含む水の存在で有効でな(成る。
アメリカ合衆国では水道水に対して最高の硬度値であると考えられるので、40 0ppmの水の硬度が選ばれた。異なる種々の微生物に対して此のようにして行 なわれた試験結果を表Vに掲示する。
表V 微生物を抑止する為に必要な化合物1の最小抑止濃度(単位ppI11、重量/ 容積)ストレプトコッカス・フエカーリス 80 80(S treptcoc cus faecalis)傍注)1 炭酸カルシウム 実施例12 非−食品接触表面に対して薦められる消毒薬の効能この試験法は、予備洗浄され た非−多孔性の非−食品接触表面に対する消毒薬の抗微生物の効能を評価する為 に使用される。この試験は、ASTM E 1153−87の試験手順に従って 行なわれた。この試験法の下で、最初に存在した菌の集団密度を0.1%(即ち 、菌の99.9%が死ぬ)に減少できる濃度が消毒薬として使用する効果的な濃 度と考えられる。消毒薬の大部分に対して、効果は有機物の負荷によって妨げら れる(又は最小抑止濃度が上がる)。従って、本発明の化合物は、5%の有機物 負荷の有りと無しの両方に就いて試験される(有機物は牛のアルブミンのフラク ションV、 Sigma Chemical Companyの製品)。結果を 表■に掲示する。
表■ 微生物を抑止する為に必要な化合物1の最小抑止濃度(単位、pp+s、重量/ 容積)実施例13 殺菌剤として水中に於ける長期間の効果15日間以上に亙る本発明の化合物の有 効性を試験する為に、化合物1を用も)接触)で延長された消毒能力が維持され る(99%又はそれ以上)。
表■ 軟水中での 濃度 10分間接触の 24時間接触の調製後の日数 pm pH 減少(死亡)率% 減少率%1日 対照* 6.0 1.26xlO’ −−4 06,099,99100 806,099,99100 対照* 8.0 1.17xlO’ −−408,0100100 808,0100100 2日 対照* 6.0 1.35xl O’ 3.5xl O’40 6.0  100 100 2日(続き) 80 6.0 100 100対照* 8.0 1.41xlO フ 3.76X10’40 8.0 99.99 100 80 8.0 99.99 99.9993日 対照* 6.0 1.38xl  O’ 1.80xl O’40 6.0 99.99 100 80 6.0 99.999 100 対照* 8.0 1.41xl O’ 3.20xl O’40 8.0 99 .96 100 80 8.0 99.96 100 4日 対照* 6.0 1.96xl O’ 5. Oxl 0740 6.0  38.8 99.6 4日(続き) 80 6.0 54.3 99.9対照* 8.0 1.63x l Oフ 1.99X10’40 8.0 34.2 98.7 80 8.0 46.0 99.96 5日 対照* 6.0 1.42xl O75,60xl O’40 6.0  26.8 91.8 80 6.0 41.4 99.57 対照* 8.0 1.18xlO’ 1.75xlO’40 8.0 51.8  99.93 80 8.0 51.8 99.92 14日 対照率6.0 2.47xl Oフ 5.68xl O’40 6.0  40.0 99.78 14日(続き) 80 6.0 28.7 99.99対照* 8.0 1.1 5xl O’ 2.72xl Oフ40 8.0 69.5 99.5 80 8.0 83.8 99.9 15日 対照* 6.0 2.44xlO’ −−406,039,3496, 0 806,013,1199,97 対照* 8.0 1.81xlOフ −一40 8.0 68.6 99.3 80 8.0 70.2 99.96 傍注)* 対照は試験微生物の集団を示し、旺盛な生長があることを確認する為 と、そして微生物の死亡率%を計算するのに用いられる。
国際調査報告 QrT/IICO21,,1,j9、フロントページの続き (81)指定回 EP(AT、BE、CH,DE。
DK、ES、FR,GB、GR,IE、IT、LU、MC,NL、SE)、0A (BF、BJ、CF、CG、CI、 CM、 GA、 GN、 ML、 MR, SN、 TD、 TG)、 AT、 AU、 BB、 BG、 BR,CA、  CH,C3゜DE、DK、ES、FI、GB、HU、JP、KP、KR,LK、  LU、 MG、 MN、 MW、 NL、 No、 PL、 RO,RU、  SD、5E (72)発明者 ホワイトモア、マリリンアメリカ合衆国テネシー州38138 .ジャーマンタウン、ライジョン・ウェイ・ドライブ2026

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.式Iの3−ハロ−5−ハロメチル−2−オキサゾリジノン化合物。 ▲数式、化学式、表等があります▼ 但し上記の式中で、 XはCI又はBr: YはCI又はBr: R5は、水素または低級のアルキル;そしてR5は、水素または低級のアルキル である:2.化合物が3−ブロモ−5−クロロメチル−2−オキサゾリジノンで ある請求の範囲第1項記載の化合物。 3.化合物が3−クロロ−5−クロロメチル−2−オキサゾリジノンである請求 の範囲第1項記載の化合物。 4.化合物が3−ブロモ−5−ブロモメチル−2−オキサゾリジノンである請求 の範囲第1項記載の化合物。 5.化合物が3−クロロ−5−ブロモメチル−2−オキサゾリジノンである請求 の範囲第1項記載の化合物。 6.シアン酸アルカリをエピハロヒドリンと、5−ハロメチル−2−オキサゾリ ジノンを形成するに足る時間反応させる工種と、次に該5−ハロメチル−2−オ キサゾリジノンを3−ハロ−5−ハロメチル−2−オキサゾリジノンを形成する に足る時間ハロゲン化する工程とから成る3−ハロ−5−ハロメチル−2−オキ サゾリジノン化合物の調製方法。 7.エピハロヒドリンがエピクロロヒドリン及びエピブロモヒドリンから選ばれ 、そしてシアン酸アルカリがシアン酸カリウムである請求の範囲第6項記載の方 法。 8.反応がMgSO4またはMgSO4・7H2Oの存在で行なわれる請求の範 囲第7項記載の方法。 9.殺微生物剤としての有効量の請求の範囲第1項記載の式Iの化合物を含む殺 微生物剤。 10.殺微生物剤としての有効量の請求の範囲第2項記載の化合物を含む殺微生 物剤。 11.殺微生物剤としての有効量の請求の範囲第3項記載の化合物を含む殺微生 物剤。 12.殺微生物剤としての有効量の請求の範囲第4項記載の化合物を含む殺微生 物剤。 13.殺微生物剤としての有効量の請求の範囲第5項記載の化合物を含む殺微生 物剤。 14.水性系に請求の範囲第1項記載の式工の化合物を微生物を抑制するのに効 果的な量添加することから成る水性系の中の少なくとも一種の微生物を抑制する 方法。 15.水性系が金属工作用流体、農業の潅漑用流体または水泳プールである請求 の範囲第14項記載の方法。 16.式Iの化合物が3−ブロモ−5−クロロメチル−2−オキサゾリジノン、 3−クロロ−5−クロロメチル−2−オキサゾリジノン、3−ブロモ−5−ブロ モメチル−2−オキサゾリジノン、又は3−クロロ−5−ブロモメチル−2−オ キサゾリジノンから選ばれる請求の範囲第15項記載の方法。 17.微生物を抑制するのに効果的な量の請求の範囲第1項記載の化合物を用い て表面を処理することから成る表面上の少なくとも一種の微生物の生長を抑制す る方法。 18.表面がコーティング、木材表面、農業の種子、皮革の表面又はプラスチッ クの表面である請求の範囲第17項記載の方法。 19.式Iの化合物が3−ブロモ−5−クロロメチル−2−オキサゾリジノン、 3−クロロ−5−クロロメチル−2−オキサゾリジノン、3−ブロモ−5−ブロ モメチル−2−オキサゾリジノン、又は3−クロロ−5−ブロモメチル−2−オ キサゾリジノンから選ぼれる請求の範囲第18項記載の方法。 20.シアン酸アルカリをエピハロヒドリンと、5−ハロメチル−2−オキサゾ リジノンを形成するに足る時間反応させる工程から成る5−ハロメチル−2−オ キサゾリジノン化合物の調製方法。 21.エピハロヒドリンがエピクロロヒドリンとエピブロモヒドリンから選ばれ 、そしてシアン酸アルカリがシアン酸カリウムである請求の範囲第20項記載の 方法。 22.反応がMgSO4又はMgSO4・7H2Oの存在で行なわれる請求の範 囲第21項記載の方法。
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