JPH07506084A - 抗腫瘍活性増強用のトリアジン誘導体 - Google Patents

抗腫瘍活性増強用のトリアジン誘導体

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JPH07506084A JP5509227A JP50922793A JPH07506084A JP H07506084 A JPH07506084 A JP H07506084A JP 5509227 A JP5509227 A JP 5509227A JP 50922793 A JP50922793 A JP 50922793A JP H07506084 A JPH07506084 A JP H07506084A
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フリリ,アントン,フランツ,ジョセフ
卓史 金子
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 抗腫瘍活性増強用のトリアジン誘導体 発明の背景 本発明は、2,4.6−トリアミノトリアジン、及び抗癌剤に対する腫瘍細胞の 感作剤としてのその用途に関する。
癌の化学療法においては、抗癌剤の有効性が腫瘍細胞の耐性によってしばしば制 限される。結腸、膵臓、腎臓及び肝臓などの腫瘍の中には、一般に、先天的な耐 性を有するものがあり、その他の応答性腫瘍も、化学療法の過程でしばしば耐性 を獲得する。マルチドラッグ・レジスタンス(MDR)現象の特徴は、アドリア マイシン、ダウノマイシン、ビンブラスチン、ビンクリスチン、ダクゾール、ア ドリアマイシンD及びエトポシドを含む耐性の標的への腫瘍細胞の交差耐性であ る。耐性細胞は、mdrl遺伝子の過剰発現にしばしば関連している。この遺伝 子産物は、ATP依存性流出(efflux)ポンプとして作用する140−2 20kd)ランスメンブレンホスホグリコプロティン(P−グリコプロティン) のファミリーである。従って、この流出メカニズムが、抗癌剤の細胞内レベルを 低く維持し、癌細胞の生存を可能にすると考えられてきた。
近年、MDR現象を逆転させるために、ベラパミル、ニフェジピン、ジルチェゼ ムなどの種々の物質がin vitroの実験系で用いられてきた。更に最近で は、これらの薬物の一部がMDRリバーシング剤として臨床的に試験されてきた 。ベラパミルやトリフルオロペラジンの場合には、有効性はほとんど観察されな かった。従って、有効なMDRリバーシング剤の必要性が存在する。
欧州特許出願90733A号には、2,4.6−トリアミノ−1,3,5−トリ アジンが組織低酸素症の治療に有益であることが報告されている。
発明の要約 本発明は、式 [式中、R1及びR2はそれらが結合している窒素原子と一緒になった場合には 式(式中、R7は水素原子、炭素原子1〜3個のアルキル基、又はアルコキシ部 分がそれぞれ炭素原子1〜3個であってアルキル部分が炭素原子1〜3個である ジアルコキシフェニルアルキル基であり、Q及びQlはそれぞれ水素原子、炭素 原子1〜3個のアルキル基、炭素原子1〜3個のアルコキシ基、フン素原子、臭 素原子、ヨウ素原子、塩素原子、トリフルオロメチル基、アミノ基、炭素原子1 〜3個のアルキルアミノ基、又は炭素原子2〜6個のジアルキルアミン基であり 、そしてQ及びQlは一緒になってメチレンジオキシ基又はエチレンジオキシ基 であることができるものとする) で表わされる部分であり; R3は水素原子又は炭素原子1〜3個のアルキル基であり、R4は(a>水素原 子、(b)炭素原子1〜3個のアルキル基、(c)式(式中、X及びXlはそれ ぞれ水素原子、炭素原子1〜3個のアルキル基、ヒドロキシ基、炭素原子1〜3 個のアルコキシ基、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子、トリフルオ ロメチル基、アミノ基、炭素原子1〜3個のアルキルアミノ基、又は炭素原子2 〜6個のジアルキルアミノ基であり、X及びxlは一緒になってメチレンジオキ シ基又はエチレンジオキシ基であることができるものとし、nはO又はlの整数 であり、そしてX2は水素原子、炭素原子1〜3個のアルコキシ基、又はヒドロ キシ基である) で表わされるアラルキル基であるか、あるいは(d)式(式中、Z及びZlはそ れぞれ水素原子、炭素原子1〜3個のアルキル基、ヒドロキシ基、炭素原子1〜 3個のアルコキシ基、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子、トリフル オロメチル基、アミン基、炭素原子1〜3個のアルキルアミノ基又は炭素原子2 〜6個のジアルキルアミノ基であり、Z及びZlは一緒になってメチレンジオキ シ基又はエチレンジオキシ基であることができるものとし、mはO又は1の整数 であり、Wは酸素原子、硫黄原子又は単結合であり、Aは炭素原子2〜4個のア ルキレン基である) で表わされるアラルキル基であり、そしてR1及びR4はそれらが結合している 窒素原子と一緒になった場合には式 (式中、P及びPlはそれぞれ水素原子、炭素原子1〜3個のアルキル基、炭素 原子1〜3個のアルコキシ基、フン素原子、臭素原子、ヨウ素原子、塩素原子、 アミン基、炭素原子1〜3個のアルキルアミノ基、又は炭素原子2〜6個のジア ルキルアミノ基であり、P及びPlは一緒になってメチレンジオキシ基又はエチ レンジオキシ基であることができるものとし、R8は水素原子、炭素原子1〜3 個のアルキル基、又はアルコキシ部分がそれぞれ炭素原子1〜3個であってアル キル部分が炭素原子1〜3個であるジアルコキシフェニルアルキル基である)で 表わされる部分であり; Rは(a)水素原子、 (b)炭素原子1〜3個のアルキル基、 (C)ベンゾ ジオキサン−2−イルメチル基、 (d)式(式中、Y及びYlはそれぞれ水素 原子、炭素原子1〜3個のアルキル基、ヒドロキシ基、炭素原子1〜3個のアル コキシ基、7)素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子、トリフルオロメチル 基、炭素原子1〜3個のアルキルアミノ基、又は炭素原子2〜6個のジアルキル アミノ基であり、Y及びYlは一緒になってメチレンジオキシ基又はエチレンジ オキシ基であることができるものとし、pは0又は1の整数であり、そしてY2 は水素原子、ヒドロキシ基、又は炭素原子1〜3個のアルコキシ基である) で表わされるアラルキル基であるか、あるいは(e)式(式中、T及びT1はそ れぞれ水素原子、炭素原子1〜3個のアルキル基、ヒドロキシ基、炭素原子1〜 3個のアルコキシ基、フン素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子、トリフル オロメチル基、アミノ基、炭素原子1〜3個のアルキルアミノ基、又は炭素原子 2〜6個のジアルキルアミノ基であり、T及びT1は一緒各こなってメチレンジ オキシ基又はエチレンジオキシ基であることができるものとし、qはO又は1の 整数であり、Bは酸素原子、硫黄原子又は単結合であり、Dlよ炭素原子2〜4 個のアルキレン基である)で表わされるアラルキル基であり、R6は水素原子、 又は炭素原子1〜3個のアルキル基であり、そしてR3及びR6は、それらが結 合している窒素原子と一緒になった場合には、式 (式中、U及びUlはそれぞれ水素原子、炭素原子1〜3個のアルキル基、炭素 原子1〜3個のアルコキシ基、フッ素原子、臭素原子、ヨウ素原子、塩素原子、 トリフルオロメチル基、アミノ基、炭素原子1〜3個のアルキルアミノ基、又は 炭素原子2〜6個のジアルキルアミノ基であり、U及びUlは一緒になってメチ レンジオキシ基又はエチレンジオキシ基であることができるものとし、R3は水 素原子、炭素原子1〜3個のアルキル基、又はアルコキシ部分がそれぞれ炭素原 子1〜3個であってアルキル部分が炭素原子1〜3個であるジアルコキシフェニ ルアルキル基である) で表わされる部分であるが、 但し、x2がヒドロキシ基又は前記アルコキシ基である場合にはnは1であるも のとし、そしてY2がヒドロキシ基又は前記アルコキシ基である場合にはpは1 であるものとする] で表わされる化合物、及び製薬学的に許容することのできるその酸付加塩に関す る。
好ましいグループの化合物は、R1及びR2が、それらが結合している窒素原子 と一緒になった場合には、式 (式中、Qは6−メトキシ基であり、Q’は7−メトキシ基であり、R7は水素 原子、又はアルコキシ部分がそれぞれ炭素原子1〜3個であってアルキル部分が 炭素原子1〜3個であるジアルコキシフェニルアルキル基である)で表わされる 部分を形成し: R3及びR4はそれらが結合している窒素原子と一緒になった場合には式(式中 、Pは6−メトキシ基であり、Plは7−メトキシ基であり、R8は水素原子で ある) で表わされる部分を形成し; R5が水素原子、ベンゾジオキサン−2−イルメチル基、又は式(式中、Y及び Ylはそれぞれ炭素原子1〜3個のアルコキシ基であり、Y2は水素原子であり 、pは1である) で表わされるアラルキル基である化合物である。このグループに含まれる特に好 ましい化合物は、R7が水素原子であり、R5が式(式中、Yは3−メトキシ基 であり、ylは4−メトキシ基である)で表わされるアラルキル基であり、R6 が水素原子である化合物:R7が3.4−ジメトキシベンジル基であり、R5が ベンゾジオキサン−2−イルメチル基であり、R6が水素原子である化合物;及 びR7が3.4−ジメトキシベンジル基であり、R5及びR6がそれぞれ水素原 子である化合物である。
好ましい第2のグループの化合物は、R,及びR2が、それらが結合している窒 素原子と一緒になった場合には、式 (式中、Qは6−メトキシ基であり、Qlは7−メトキシ基であり、R7は水素 原子、又はアルキル部分がそれぞれ炭素原子1〜3個であってアルキル部分が炭 素原子1〜3個であるジアルコキシフェニルアルキル基である)で表わされる部 分を形成し;R3が水素原子であり、R4が式(式中、nは1である) で表わされるアラルキル基であり;R5が式(式中、pは1であり、Y2は水素 原子である)で表わされるアラルキル基であり、R6が水素原子である化合物で ある。このグループに含まれる特に好ましい化合物は、R7が水素原子であり、 Xが3−メトキシ基であり、Xlが4−メトキシ基であり、X2が水素原子であ り、Yが3−メトキシ基であり、Ylが4−メトキシ基である化合物;R7が3 ,4−ジメトキシベンジル基であり、Xが3−メトキシ基であり、Xlが4−メ トキシ基であり、X2が水素原子であり、Yが3−メトキシ基であり、Ylが4 −メトキシ基である化合物;R7が水素原子であり、Xが3−メトキシ基であり 、xlが4−メトキシ基であり、X2がメトキシ基であり、Yが3−メトキシ基 であり、Ylが4−メトキシ基である化合物;R7が水素原子であり、Xが水素 原子であり、Xlが4−アミノ基であり、x2が水素原子であり、Yが3−メト キシ基であり、Ylが4−メトキシ基である化合物;R7が3,4−ジメトキシ ベンジル基であり、Xが3−メトキシ基であり、Xlが4−メトキシ基であり、 Yが3−メトキシ基であり、Ylが4−メトキシ基である化合物;及びR7が3 ,4−ジメトキシベンジル基であり、Xが水素原子であり、Xlが4−アミン基 であり、Yが3−メトキシ基であり、Ylが4−メトキシ基である化合物である 。
本発明は、式(I)で表わされる化合物を、P−グリコプロティン阻害量で、P −グリコプロティン阻害治療が必要な哺乳類に投与することを含む、前記哺乳類 においてP−グリコプロティンを阻害する方法も包含する。好ましい方法は、前 記の哺乳類が癌に罹病したヒトであり、化学療法剤の抗癌有効量を前記のヒトに 投与する前、同時又は後に前記化合物を投与する方法である。
本発明は、P−グリコプロティン阻害量の式(1)で表わされる化合物、製薬学 的に許容することのできる担体、及び場合により、抗癌有効量の化学療法剤を含 む、哺乳類投与用の医薬組成物も包含する。
前記したように、式(I)の化合物は、製薬学的に許容することができる酸付加 塩を形成する。前記の製薬学的に許容することができる酸付加塩には、限定する ものではないが、HCI、HBr、HNO3、H2SO4、H3P0.、CH3 S。
3H,C6H55O3H,CH3CO2H、グルコン酸、酒石酸、マレイン酸及 びコノ1り酸との塩が含まれる。これらの式(I)の化合物が、更に塩基性窒素 を含む場合には、通常の一酸付加塩だけでなく、二酸付加塩(例えば、二塩酸塩 )を形成することも勿論可能である。
当業者には理解されるように、式(I)の化合物は不斉炭素原子を含む可能性が ある。これらすべての可能な異性体は、本発明の範囲内にあるものと考える。
発明の詳細な説明 本発明の化合物は、2. 4. 6−ドリクロロー1. 3. 5−)リアジン (塩化シアヌル)と、1当量の適当なアミンR,R2NHとを反応させ、続いて 、その生成物である2、4−ジクロロ−6−アミノ−1,3,5−トリアジン誘 導体と第2の1当量の適当なアミンR3R4NHとを反応させ、その後、その生 成物である2−クロロ−4,6−ジアミツー1.3.5−トリアジンと第3の1 当量の適当なアミンRRNHとを反応させて調製する。この操作を更に詳細に説 明すると、塩化シアヌル1モル当量とアミンR,R2NHIモル当量と最低量の 水に溶解した無機塩基例えばアルカリ金属水酸化物又はアルカリ金属重炭酸塩1 モル当量とを、水混和性溶媒、例えば、ジオキサン、ジメチルアセトアミド又は N−メチル−2−ピロリドン中で化合させ、温度0〜100℃で1〜48時間維 持する。
生成物は、ろ過することができる。あるいは、反応混合物を水で冷却し、生成物 をろ過するか、又は水混和性溶媒、例えば塩化メチレン若しくは酢酸エチルで抽 出することができる。抽出溶媒を分離し、蒸発させることにより、生成物が得ら れる。しばしば、残渣を有機溶媒によるトリチュレーションで結晶化させ、そし て更に再結晶化又はカラムクロマトグラフィーによって精製することができ単離 した2、4.−ジクロロ−6−アミノ−1,3,5−トリアジン誘導体を、シア ヌル酸とR,R2NHとの反応で説明した方法と類似の方法で、更に第2のアミ ンR3R4NHと反応させることができる。生成物である2−クロロ−4,6− ジアミツー1. 3. 5−)リアジン誘導体の単離及び精製は、基本的には前 記の方法と同じである。
続いて、単離した2−クロロ−4,6−ジアミツー1. 3. 5−1−リアジ ン誘導体を、必須の塩素化合物とR,R2NH及びR1R4NHとの反応に関し て説明した方法と類似の方法で、アミンR5R6NHと反応させる。単離及び精 製も類似の方法で行う。
式(I)の構造において、アミノ置換基R,R2N、R3R,N又はR5R6N のいずれかが同一である場合には、2モル当量のアミンと塩化シアヌルとを2モ ル当量の無機塩基と共に反応させるのが便利である。
本発明の生成物は、適当な酸のエタノール性溶液に遊離塩基を加えることによっ て、容易に酸付加塩に変換することができる。更に必要な場合には、再結晶化に よって塩の精製を行うことができる。
酸付加塩から遊離塩基の生成は、塩の水溶液又は懸濁液を少なくとも1当量の有 機又は無機塩基で処理し、次いで、その遊離塩基生成物を水非混和性溶媒、例え ば酢酸エチル又は塩化メチレンで抽出することにより簡単に実施することができ る。溶媒を除去すると、所望の塩基が得られる。
式(1)の化合物は、P−グリコプロティン、特にヒトのmdrlプロティン、 又は生体異物の輸送に参加するP−グリコプロティン関連及び膜関連タンパク質 、又は膜、例えば真核生物及び原核生物起源の細胞膜、例えばpmfdrを横切 るタンパク質の機能の阻害剤である(なお、前記の例示には限定されない)。
一般式(I)に含まれる化合物は、癌、マラリア、ウィルス感染症例えばAID Sの併用化学療法、敗血症ショック症候群や炎症の治療に有用であり、そしてP −グリコプロティン又はP−グリコプロティン関連機能性タンパク質の存在によ って制限されている生体異物の増強に有効であることができる。式(1)の化合 物は、アドリアマイシン、ダウノマイシン、エトポシド、エピポドフィロトキシ ン18 (congeners)、アクチノマイシンD1エメチン、ダクゾール 、ビンクリスチン、ビンブラスチン、クロロキン、アントラサイクリン抗生物質 、及び前記の例示に構造的及び機能的に関連している薬物の活性/薬効を、特に これらの薬物の活性がP−グリコプロティン、例えば、ヒトmdrlプロティン 又はP−グリコプロティン関連タンパク質の存在及び機能によって制限されてい ることが示されて場合において、増強する。
本発明の化合物は、細胞内薬物残留アッセイ(Cellular DrugRe tention As5ay)を用いて、化学療法剤の相乗剤として評価する。
このアッセイは、放射能標識を付した薬物の細胞内残留に関する化合物の効果を 研究するために設計された。本発明の場合には、多剤抵抗性のヒト腫瘍細胞KB VIによって、14cmアドリアマイシン残留を測定する。
KBVI細胞は、ビンブラスチン1μg/mlと10%加熱不活性化牛脂児血清 を含み、グルタミン、ペン・ストレツジ及びガラマイシンを補充したDMEM高 グルコース培地の中で、単一層としてルーチン的に組織培養されている。
アッセイプロトコル(以下に説明)は、微細な修正により、組織培養で培養され る広範なセルラインに適用可能であるのが好ましい。
アッセイプロトコル: (1)ビンブラスチンの不在下で、1.2X10E6細胞/2ml/ウェルで、 複製6−ウェル組織培養プレートに播種する。
(2)高湿度のインキュベーター(5%Co2)中で37度にて24時間インキ ュベートする。
(3)使用済みの培地を吸引除去し、新鮮な培地〔アドリアマイシン中の2μM (ラベルを付していないアドリアマイシン2μM+14C−Adr200000 Cpm)) 2ml/ウェル、及び供試薬剤(濃度:O−0−1O0pで単一層 上に重ねる。
(4)続いて、高湿度インキュベーター中で37度にて3時間インキュベートし 、培地を除去し、水冷緩衝塩水2mlで単一層を2回洗う。
(5)トリプシン/EDTA0.5mlを用いて単一層を剥がし、剥がれた細胞 を集めてシンチレーション瓶に移す。緩衝塩水0.5mlでウェルを1回洗浄し 、細胞の入った同じ瓶に加える。
(6)ベックマン・レディー・セーフ・シンチレーション液5mlを瓶に入れ、 渦を作り、シンチレーションカウンタを使ってサンプルごとに放射能を測定する (サンプル1つにつき10分)。
(7)バックグラウンド・コントロール用:単一層を15分間4度でインキュベ ートし、培地を除去し、Adrを含有し水冷の新鮮な培地を加える(ステップ3 参照)。3時間にわたって4度インキュベートした後で培地を除去し、水冷緩衝 塩水2mlで単一層を2回洗い、続いて、ステップ5と同様に進行する。
(8)結果を、以下に規定するように、T/C及びED3X値で示す。
T/C=Adrのpmo l e/供試薬で処理した細胞10E6ED3x=放 射能標識を付したAdrの細胞内蓄積の3倍に増加、すなわちT/C=3をもた らす供試薬の濃度。
計算 比cpm=サンプルcpm−バックグラウンドcpm比活性=cpm/Adrの 総濃度 pmole Adr−比cpm/比活性細胞10E6当たりの pmole A dr=(ウェル当たりのpmoleAd r/ウェル当たりの細胞数)X10E 6細胞前記したとおり、本発明の化合物とその塩は、化学療法剤の抗癌効果の相 乗強化に有益である。このような抗癌剤としては、アドリアマイシン、ダウノマ イシン、アクラシノマイシンA1アクチノマイシンC1アクチノマイシンD1ミ スラマイシン、トイヨマイシン、ビンブラスチン、メイタンシン、プルセアンチ ン、ホモハリントニン、アンゲインジン、ネオカルジノスタチン、マイトマイシ ンC1及びアンスラマイシンを挙げることができる。
本発明の化合物は、化学療法剤の投与の24時間前から72時間後までに投与す ることができる。前記の薬物と共に投与する場合には、同じ製剤の同時投与かあ るいは別々に摂取させることができる。
本発明の化合物は一般に、抗癌剤とは別に投与する場合も、組み合わせて投与す る場合も、少なくとも1つの式(I)の化合物、及び場合により、化学療法剤、 そして製薬学的に許容することのできるビヒクル又は希釈剤を含む医薬組成物の 形で一般に投与される。こうした組成物は、所望の投与様式に適するように固体 又は液体のビヒクル又は希釈剤を用いて通常の方法で一般に、製剤化する。すな わち、経口投与の場合には、錠剤、硬又は軟ゲル化の形であり、非経口投与の場 合には、懸濁液の注射剤溶液の形などである。
ヒトを含む哺乳動物において抗癌剤の相乗強化に用いる場合には、式(I)の化 合物を、1回又は数回に分けて、約0.5〜100mg/kg/dayの量で与 える。より好ましい投与量範囲は2〜50mg/kg/dayである。ただし、 特定の場合には、医師の自由判断に委ねて、より広い範囲の外側の投与量が必要 とされることがある。好ましい投与経路は一般に経口である。ただし、特定の場 合、例えば病気のために経口吸収が健康を損なう場合、又は患者が飲み込めない 場合には、非経口投与(例えば、筋肉内、静脈内、皮下)が望ましい。
本発明を以下の実施例によって説明するが、本発明の範囲はそれらによって限定 されるものではない。
去施且上 24−ビス−67−シメトキシー1234−テトラヒドロイソキノリン−2−イ ル −6−2−34−ジメトキシフェニル エチルアミノ二12ユ、i二上ユI 2ヱ土Zヱ五二上2−クロロ−4,6−ビス−(6,7−シメトキシー1. 2 .3. 4−テトラヒドロイソキノリン−2−イル) −1,3,5−)リアジ ン(1,5g、3.01mM)と2− (3,4−ジメトキシフェニル)エチル アミン(599mg、3゜30mM)をジオキサン(15ml)と水酸化ナトリ ウム溶液(IM、5m1)中で18時間にわたって還流下で攪拌した。この混合 物を冷却し、飽和塩化ナトリウム溶液(50ml)で希釈し、塩化メチレン(3 X40ml)で抽出した。
綿栓を通してろ過し、濃縮した後、ベンゼン(2X20ml)から蒸発させると 泡状物が得られた。この泡状物を濃縮塩化メチレン溶液として、シリカゲル(0 ゜040−0.063ミクロン、50g)を含むカラム(25mm)に適用した 。
この生成物を50%の酢酸エチル/ヘキサンで溶離させると、遊離塩基1.85 gが得られた。この物質を熱エタノール中に溶解させ、リン酸/エタノール溶液 (IM、3.2m1)で処理した。冷却すると、融点225〜227℃の結晶物 質1.6g (72%)が得られた。
去施撚1 24−ビス−67−シメトキシー1234−テトラヒドロイソキノリン−2−イ ル −6−2−23−ジメトキシフェニル エチルアミノ二1 3 5−上ユニ 2ヱ土Zヱ五二上2−クロロ−4,6−ビス−(6,7−シメトキシー1. 2 . 3. 4−テトラヒドロイソキノリン−2−イル)−1,3,5−トリアジ ン(1,32g、2゜65mM)と2− (2,3−ジメトキシフェニル)エチ ルアミン(538mg、2.97mM)をジオキサン(10ml)と水酸化ナト リウム溶液(IM、3m1)中で18時間にわたって還流下で攪拌した。この混 合物を冷却し、飽和塩化ナトリウム溶液(50ml)で希釈し、塩化メチレン( 3×40m1)で抽出した。分離有機層を綿栓を通してろ過し、濃縮した後、ベ ンゼン(2X20ml)から蒸発させると泡状物が得られた。この泡状物を濃縮 塩化メチレン溶液として、シリカゲルを含むカラム(25mm)に適用した。こ の生成物を50%酢酸エチル/ヘキサンで溶離させると、遊離塩基1.42gが 得られた。この物質(1゜17g)を熱エタノール中に溶解させ、リン酸/エタ ノール溶液(IM、2.2m1)で処理した。エタノール/水から再結晶させる と、融点220〜222℃の結晶物質1.08g (55%)が得られた。
大施町主 24−ビス−67−シメトキシー1234−テトラヒドロイソキノリン−2−イ ル −6−2−フェニルエチルアミノ −1 3 5−)リアジンホスフェート 2−クロロ−4,6−ビス−(6,7−シメトキシー1. 2. 3.4−テト ラヒドロイソキノリン−2−イル) −1,3,5−)リアジン(2,0g、4 . 02mM)と2−フェニルエチルアミン(509mg、4.2mM)をジオ キサン(10ml)と飽和炭酸水素ナトリウム溶液(10ml)中で18時間に わたって還流下で攪拌した。この混合物を冷却し、飽和塩化ナトリウム溶液(5 0ml)で希釈し、塩化メチレン(3x40ml)で抽出した。綿栓を通してろ 過し、濃縮した後、ベンゼン(2X20ml)から蒸発させると泡状物が得られ た。この泡状物を濃縮塩化メチレン溶液として、シリカゲル(0,040〜0. 063ミクロン、50g)を含むカラム(25mm)に適用した。この生成物を 50%酢酸エチル/ヘキサンで溶離させると、遊離塩基1.25gが得られた。
この物質を熱塩化メチレン中に溶解させ、リン酸/エタノール溶液(IM、2. 3m1)で処理した。エタノールを加え、塩化メチレンが除去されるまで煮沸し た。冷却すると、融点219〜221℃の結晶物質1.0g (37%)が得ら れた。
大施匿土 2.4−ビス−(6,7−シメトキシー1,2,3.4−テトラヒドロイソキノ リン−2−イル)−6−(2−[4−メトキシフェノキシフエチルアミノ)−1 ゜35−トリアジンホスフェート 2−クロロ−4,6−ビス−(6,7−シメトキシー1. 2. 3. 4−テ トラヒドロイソキノリン−2−イル)−1,3,5−トリアジン(1,’5g、 3.01)と2−(4−メトキシフェノキシ)エチルアミン(554mg、3. 31mM)をジオキサン(15ml)と水酸化ナトリウム溶液(IM、5m1) 中で18時間にわたって還流下で攪拌した。この混合物を冷却し、飽和塩化ナト リウム溶液(50ml)で希釈し、塩化メチレン(3X40ml)で抽出した。
綿栓を通してろ過し、濃縮した後、ベンゼン(2X20ml)から蒸発させると 泡状物が得られた。この泡状物を濃縮塩化メチレン溶液として、シリカゲル(0 ,040−0,063ミクロン、50g)を含むカラム(25mm)に適用した 。この生成物を40%酢酸エチル/ヘキサンで溶離させると、遊離塩基1.72 gが得られた。この物質を熱塩化メチレン中に溶解させ、リン酸/エタノール溶 液(IM、2.8m1)で処理した。エタノールを加え、塩化メチレンが除去さ れるまで煮沸した。この溶液をヘキサンで飽和させ、冷却すると、融点193〜 194℃の結晶物質1.68g (77%)が得られた。
去施且旦 24−ビス−67−シメトキシー1234−テトラヒドロイソキノリン−2−イ ル −6−ベンゾジオキサン−2−イルメチルアミン −135−トリアジンホ スフェート 2−クロロ−4,6−ビス−(6,7−シメトキシー1. 2. 3. 4−テ トラヒドロイソキノリン−2−イル)−1,3,5−)リアジン(1,5g、3 . 01)と2−(アミノメチル)ベンゾジオキサン(994mg、6゜02m M)をジオキサン(15ml)と飽和炭酸水素ナトリウム溶液(5ml)中で1 8時間にわたって還流下で攪拌した。この混合物を冷却し、飽和塩化ナトリウム 溶液(50ml)で希釈し、塩化メチレン(3X40ml)で抽出した。綿栓を 通してろ過し、濃縮した後、ベンゼン(2X20ml)から蒸発させると泡状物 が得られた。この泡状物を濃縮塩化メチレン溶液として、シリカゲル(0,04 0〜0.063ミクロン、50g)を含むカラム(25mm)に適用した。この 生成物を30%酢酸エチル/ヘキサンで溶離させると、遊離塩基1.8gが得ら れた。
この物質を熱塩化メチレン中に溶解させ、リン酸/エタノール溶液(LM、2゜ 9 m l )で処理した。エタノールを加え、塩化メチレンが除去されるまで 煮沸した。冷却すると、融点182〜184℃の結晶物質1.30g (60% )が得られた。
去施且旦 2 4 6−)リス−67−シメトキシー1234−テトラヒドロイソキノール −2−イル −1 3 5−)リアジン6.7−シメトキシー1. 2. 3.  4−テトラヒドロイソキノリン塩酸塩(4゜43g、18.33mM)と塩化 シアヌル(1,13g、6.11mM)をジオキサン(50ml)と水酸化ナト リウム溶液(IN、40m1)中で18時間にわたって還流下で攪拌した。この 混合物を冷却し、飽和塩化ナトリウム溶液(50ml)で希釈し、塩化メチレン (3X40ml)で抽出した。綿栓を通してろ過し、濃縮した後、ベンゼン(2 X20ml)から蒸発させると泡状物が得られた。この泡状物を塩化メチレン/ エチルエーテルから結晶させると、融点166〜169℃の結晶物質2.91g  (73%)が得られた。
入施且ヱ 2−67−シメトキシー1234−テトラヒドロイソキノリン−2−イル)−4 6−ビス 2−(34−ジメトキシフェニル エチルアミノ−135−トリアジ ンホスフェート 2−クロロ−4,6−ビス−(2−(3,4−ジメトキシ)フェニルエチルアミ ノ)−1,3,5−トリアジン(2,5g、5.27mM)と6,7−シメトキ シーー1. 2. 3. 4−テトラヒドロイソキノリン塩酸塩(1,25g、 5゜27mM)をジオキサン(30ml)と水酸化ナトリウム溶液(IN、6m 1)中で4時間にわたって還流下で攪拌した。この混合物を冷却し、飽和塩化ナ トリウム溶液(50ml)で希釈し、塩化メチレン(3X40ml)で抽出した 。綿栓を通してろ過し、濃縮した後、ベンゼン(2X20ml)から蒸発させる と泡状物が得られた。この泡状物を濃縮塩化メチレン溶液として、シリカゲル( 0゜040−0.063ミクロン、50g)を含むカラム(25mm)に適用し た。
この生成物を50%酢酸エチル/ヘキサンで溶離させると、遊離塩基2. 24 gが得られた。この物質を熱塩化メチレン中に溶解させ、リン酸/エタノール溶 液(IM、3.7m1)で処理した。エタノールを加え、塩化メチレンが部分的 に除去されるまで煮沸することによりゼラチン状の固体が沈殿した。残留エチル エーテルとヘキサンをろ4死、トリチュレーションすると、融点179〜181 ℃の非晶質固体1.8g (47%)が得られた。
去施旦旦 2−67−シメトキシー1234−テトラヒドロイソキノリン−2−イル −4 6−ビス−2−メトキシ−2−23−ジメトキシフェニルエチルアミノ −1  3 5−)リアジンホスフェート2.4−ジクロロ−6−(6,7−シメトキシ ー1. 2. 3. 4−テトラヒドロイソキノリン−2−イル)−1,3,5 −トリアジン(1,0g、2.93mM)と2−メトキシ−2−(2,3−ジメ トキシフェニル)エチルアミン(1゜48g、5.98mM) (ローゼンムン ト(Rosenmund)、ノスナゲル(Nothnagel)、リーゼンフエ ルト (Riesenfeldt) 、Chem、Ber、 、1927.60 .392−398)をジオキサン(15ml)と飽和炭酸水素ナトリウム溶液( 15ml)中で18時間にわたって還流下で攪拌した。この混合物を冷却し、飽 和塩化ナトリウム溶液(50ml)で希釈し、塩化メチレン(3X40ml)で 抽出した。綿栓を通してろ過し、濃縮した後、ベンゼン(2X20ml)から蒸 発させると泡状物が得られた。この泡状物を濃縮塩化メチレン溶液として、シリ カゲル(0,040〜0.063ミクロン、50g)を含むカラム(25mm) に適用した。この生成物を50%酢酸エチル/ヘキサンで溶離さぜると、遊離塩 基980mgが得られた。この物質を熱エタノール中に溶解させ、リン酸/エタ ノール溶液(LM、1.5m1)で処理した。
エタノールを真空下で除去し、次いで塩化メチレンとエーテル中に溶解させた。
蒸発によって、融点135〜139℃の非晶質の物質990mg (43%)が 得られた。
去施町1 2−67−シメトキシー1234−テトラヒドロイソキノリン−2−イル −4 6−ビス−2−メトキシ−2−34−ジメトキシフェニルエチルアミノ −1  3 5−トリアジンホスフェート2.4−ジクロロ−6−(6,7−シメトキシ ー1. 2. 3. 4−テトラヒドロイソキノリン−2−イル)−1,3,5 −4リアジン(328mg、0.96mM)と2−メトキシ−2−(3,4−ジ メトキシフェニル)エチルアミン(0゜5g、2.02mM) (ローズムント (Rosemund)、ノスナゲル(N。
thnagel)、リーゼンフエルト (Riesenfeldt)、Chem 。
Ber、、1927.60.392−398)をジオキサン(15ml)と飽和 炭酸水素ナトリウム溶液(15ml)中で18時間にわたって還流下で攪拌した 。
この混合物を冷却し、飽和塩化ナトリウム溶液(50ml)で希釈し、塩化メチ レン(3=40ml)で抽出した。綿栓を通してろ過し、濃縮した後、ベンゼン (2=20ml)から蒸発させると泡状物が得られた。この泡状物を濃縮塩化メ チレン溶液として、シリカゲル(0,040−0,063ミクロン、50g)を 含むカラム(25mm)に適用した。この生成物を50%酢酸エチル/ヘキサン で溶離させると、遊離塩基370mgが得られた。この物質を熱エタノール中に 溶解させ、リン酸/エタノール溶液(LM、0. 6m1)で処理した。この溶 液をヘキサンで飽和させ、冷却すると、融点132〜140℃の三角柱状結晶( プリズム)185mg (24%)が得られた。
去施呵上立 2−67−シメトキシー1−34−ジメトキシベンジル −1234−テトラヒ ドロイソキノリン−2−イル −4−67−シメトキシー1234−テトラヒド ロイソキノリン−2−イル −6−アミノ−135−トリアジン イ −光塩 2−クロロ−4−(6,7−シメトキシー1. 2. 3. 4−テトラヒドロ イソキノリン−2−イル)−6−アミノ−1,3,5−)リアジン(2,0g、 6゜22)と1. 2. 3. 4−テトラヒドロパパベリン塩酸塩(2,6g 、6.22mM)をジオキサン(12ml)と水酸化ナトリウム溶液(IN、1 3m1)中で18時間にわたって還流下で攪拌した。この混合物を冷却し、飽和 塩化ナトリウム溶液で希釈し、塩化メチレン(3X40ml)で抽出した。綿栓 を通してろ過し、濃縮した後、ベンゼン(2X20ml)から蒸発させると泡状 物が得られた。この泡状物を濃縮塩化メチレン溶液として、シリカゲル(0,0 40〜0゜063ミクロン、100g)を含むカラム(35mm)に適用した。
この生成物を50%酢酸エチル/ヘキサンで溶離させると、遊離塩基3.28g が得られた。
2N臭化水素酸/メタノールで臭化水素酸塩に変換し、蒸発乾固し、エタノール /ヘキサンから再結晶させると、融点150℃の非晶質の固体2. 46g ( 56%)が得られた。
去施且よ上 2−67−シメトキシー1234−テトラヒドロイソキノリン−2−イル −4 −33−ジフェニルプロピルアミノ −6−アミノ−135−トリアジンホスフ ェート 2−クロロ−4−(6,7−シメトキシー1. 2. 3. 4−テトラヒドロ イソキノリン−2−イル)−6−アミノ−1,3,5−トリアジン(2,0g、 6゜22)と3,3−ジフェニルプロピルアミン(1,35g、6.22mM) をジオキサン(12ml)と水酸化ナトリウム溶液(IN、13m1)中で18 時間にわたって還流下で攪拌した。この混合物を冷却し、飽和塩化ナトリウム溶 液(50ml)で希釈し、塩化メチレン(3X40ml)で抽出した。綿栓を通 してろ過し、濃縮した後、ベンゼン(2X20ml)から蒸発させると泡状物が 得られた。この泡状物を濃縮塩化メチレン溶液として、シリカゲル(0,040 〜0.063ミクロン、100g)を含むカラム(35mm)に適用した。この 生成物を50%酢酸エチル/ヘキサンで溶離させると、遊離塩基2.9gが得ら れた。この物質を熱エタノール中に溶解させ、リン酸/エタノール溶液(IM、 5゜8m1)で処理した。冷却すると、融点235〜237℃(分解)の白色結 晶2゜8g(76%)が形成された。
大施皿上主 24−ビス−67−シメトキシーl 234−テトラヒドロイソキノリン−2− イル −6−アミノ−135−)リアジン塩″a塩2.4−ジクロロ−6−アミ ノ−1,3,5−)リアジン(5,13g、31゜1mM)と6.7−シメトキ シー1. 2. 3. 4−テトラヒドロイソキノリン塩酸塩(14,72g、 64mM)をジオキサン(40ml)と炭酸ナトリウム溶液(2N、65m l )中で3時間にわたって還流下で攪拌した。この混合物を冷却し、飽和塩化ナト リウム溶液(1000ml)で希釈し、塩化メチレン(3×75m1)で抽出し た。綿栓を通してろ過し、濃縮した後、ベンゼン(2X20ml)から蒸発させ ると泡状物16.5gが得られた。この物質を、類似の方法で調製した粗製の生 成物7.8gと一緒にして、クロロホルム/メタノール(IN)から再結晶させ ると、生成物13.85g’(61%)が得られた。塩酸/メタノールから遊離 塩基(2,6g)を再結晶させると、融点259〜261℃の黄色粉末2.17 g (78%)が得られた。
大施男上主 2−67−シメトキシー1−34−ジメトキシベンジル −1234−テトラヒ ドロイソキノリン−2−イル −46−ビス−2−34−ジメトキシフェニル  エチルアミノ −135−トリアジンホスフェート2−クロロ−4,6−ビス− (2−(3,4−ジメトキシフェニル)エチルアミノ)−1,3,5−トリアジ ン(500mg、1.06mM)と1.2,3゜4−テトラヒドロパバベリン塩 酸塩(380g、1.06mM)をジオキサン(6ml)と水酸化ナトリウム溶 液(IN、3.5m1)中で18時間にわたって還流下で攪拌した。この混合物 を冷却し、飽和塩化ナトリウム溶液(50ml)で希釈し、塩化メチレン(3X 40ml)で抽出した。綿栓を通してろ過し、濃縮した後、ベンゼン(2X20 ml)から蒸発させると泡状物が得られた。この泡状物を濃縮塩化メチレン溶液 として、シリカゲル(0,040−0,063ミクロン、50g)を含むカラム (25mm)に適用した。この生成物を酢酸エチルで溶離させると、遊離塩基6 34mgが得られた。この物質を熱塩化メチレン中に溶解させ、リン酸/エタノ ール溶液(IM、1m1)で処理した。エタノールを加え、塩化メチレンが除去 されるまで煮沸した。冷却すると、融点188〜190.5℃の静電粉末505 mg (54%)が得られた。
犬施辺よ± 24−ビス−67−シメトキシー1234−テトラヒドロイソキノリン−2−イ ル −6=1−メチル−N−ベンジルアミノ −135−トリアジン 2−クロロ−4,6−ビス−(6,7−シメトキシー1. 2. 3. 4−テ トラヒドロイソキノリン−2−イル) −1,3,5−トリアジン(1,5g、 3. 01mM)とN−メチル−N−ベンジルアミン(365mg、3.0mM )をジオキサン(15ml)と水酸化ナトリウム溶液(IM、5m1)中で21 時間にわたって還流下で攪拌した。この混合物を冷却し、飽和塩化ナトリウム溶 液(50ml)で希釈し、塩化メチレン(3X40ml)で抽出した。綿栓を通 してろ過し、濃縮した後、ベンゼン(2=20ml)から蒸発させると泡状物が 得られた。
この泡状物を濃縮塩化メチレン溶液として、シリカゲル(0,040〜0.06 3ミクロン、50g)を含むカラム(25mm)に適用した。この生成物を35 %酢酸エチル/ヘキサンで溶離させると、遊離塩基1.69g (96%)が得 られた。この物質を熱塩化メチレン中に溶解させた。エタノールを加え、塩化メ チレンが除去されるまで煮沸した。この溶液をヘキサンで飽和させ、冷却すると 融点151〜152℃の結晶物質1.02g (58%)が得られた。
実施用上旦 246−ドリスー 2−34−ジメトキシフェニル エチルアミノ−135−) リアジン 2−(3,4−ジメトキシフェニル)エチルアミン(1,4g、7.7mM)と 塩化シアヌル(461mg、2.5mM)をジオキサン(10ml)と水酸化ナ トリウム溶液(IN、5m1)中で18時間にわたって還流下で攪拌した。この 混合物を冷却し、飽和塩化ナトリウム溶液(50ml)で希釈し、塩化メチレン (3X40ml)で抽出した。綿栓を通してろ過し、濃縮した後、ベンゼン(2 x20ml)から蒸発させると泡状物が得られた。この泡状物を濃縮塩化メチレ ン溶液として、シリカゲル(0,040〜0.063ミクロン、50g)を含む カラム(25mm)に適用した。この生成物を酢酸エチルで溶離させると、遊離 塩基832mg (54%)が得られた。この物質を熱塩化メチレン中に溶解さ せ、リン酸/エタノール溶液(IM、1.36m1)で処理した。エタノールを 加え、塩化メチレンが除去されるまで煮沸した。この飽和溶液を冷却すると、融 点157.5〜159℃の結晶物質720mg (40%)が得られた。
去施盟工旦 2−クロロ−4−(6,7−シメトキシー1. 2.3. 4−テトラヒドロイ ソキノリン−2−イル)−6−(2−(3,4−ジメトキシフェニル〕エチルア ミノ)−1,3,5−)リアジンと適当なアミンを用い、実施例1の方法により 、リン酸塩として下記の化合物を調製したζ R201,旦−ム: 大施但エヱ 2−クロロ−4−(6,7−シメトキシー1−(3,4−ジメトキシベンジル〕 −1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イル)−6−(2−[3゜ 4−ジメトキシフェニル]エチルアミノ) −1,3,5−)リアジンと適当な アミンを用い、実施例1の操作により、リン酸塩として下記の化合物を調製した 。
CH3 ミ 融 Lユー二二 l二1ユ/−4eヒ≦ぞびU辷二13−凱二E丈乙Zと水(25ml)中の塩化 シアヌル(3,7g、30mM)の攪拌懸濁液をNH。
OH(7,5mlへ希釈した28%溶液2.42m1)で0℃で処理した。攪拌 を0℃で1時間、10℃で0. 5時間続けた。生成物をろ過し、ろ液が中性に なるまで水で洗浄した。乾燥後(60℃、0.2mm) 、融点234〜235 ℃の生成物2.84g (86%)を得た。
ヨ鷲U旦 りづ王二]−1健スニl唾区長辻二ム」−五」二たビヱドロイソキノリンー2− イル −135−トリアジンジオキサン(80ml)中の6,7−シメトキシー 1. 2.3. 4−テトラヒドロイソキノリン(9,57g、40.4mM) と塩化シアヌル(3,75g、20.2mM)との強攪拌下の分散液を、炭酸ナ トリウム溶液(0℃、IM、80、ml)で0℃で0. 5時間、次いで周囲温 度で4時間にわたって処理した。
クロロホルム(4X70ml)で抽出し、飽和塩化ナトリウム溶液(80ml) で洗い、綿栓を通してろ過し、濃縮すると、油状物が得られた。ベンゼン(2× 4oml)から蒸発させると、白色の泡状物が残り、これを熱エタノ−Jしでト リチュレートすると、融点149〜151℃の白色の結晶9.35g (94% )が2−クロロ−46−ビス 2−34−ジメトキシフェニル エチルアミン− 135−)リアジン 塩化シアヌル(2,0g、10.85mM)を攪拌下にジオキサン(80ml) 中に分散させ、2− (3,4−ジメトキシフェニル)エチルアミン(3,93 g、21.68mM)を2分間にわたって滴下して加えた。水酸化ナトリウム( IN、24m1)を5分間にわたって滴下して添加し、次し1でその全体を18 時間(こわたって還流した。周囲温度まで冷却すると、白色の固体が沈殿した。
ジエチルエーテル(100ml)を入れ、生成物を完全に沈殿させた。この生成 物をろ過し、ジエチルエーテルで洗い、乾燥させた。5.05g (98%)融 点186〜186.5℃ 四製且旦 2−クロロ−4−67−シメトキシー1234−テトラヒドロイソキノリン−2 −イル −6−アミノ−135−トリアジン2−アミノ−4,6−ジクロロ−1 ,3,5−トリアジン(9,7g、58゜8mM)を0℃で水(50ml)、炭 酸ナトリウム溶液(2N、60m1)とジオキサン(15ml>中に分散させた 。6,7−シメトキシー1. 2. 3. 4−テトラヒドロイソキノリン塩酸 塩(13,9g、58.8mM)を加え、この混合物を1時間にわたって強く攪 拌した。生成物をろ過し、水で洗い、乾燥させ、メタノールから再結晶させた。
14.3g (75%):融点196〜197℃調製例E 24−ジクロロ−6−67−シメトキシー1234−テトラヒドロイソキノリン −2−イル −135−)リアジン飽和炭酸水素ナトリウム溶液(300ml) 中の塩化シアヌル(8,03g。
43.5mM)の0℃攪拌下のスラリーに、水中(50ml)の6.7−シメト キシー1. 2. 3. 4−テトラヒドロイソキノリン塩酸塩(10g、43 .5mM)を、内部温度を8℃以下に維持できる速度で加えた。10分後に生成 物を塩化メチレンで抽出し、綿栓を通してろ過し、濃縮して固体にした。粗製生 成物の濃縮塩化メチレン溶液を2×2インチのシリカゲル・パッドでろ過し、5 0%酢酸エチル/ヘキサンで溶離すると、純粋の生成物12.3g (83%) が得られた。
調製例F l:りoo−4−二i7−シメトキシーl−34−ジメトキシベンジル−123 4−テトラヒドロイソキノリン−2−イル −6−アミノ−135−トリアジン 2−アミノ−4,6−ジクロロ−1,3,5−)リアジン(696mg、4゜2 mM)と1. 2. 3. 4−テトラヒトロバペルビン塩酸塩(2,0g、4 .2mM)を−緒にし、周囲温度で2.5時間にわたり、飽和炭酸水素ナトリウ ム溶液とジオキサン(各25m l)中で強く攪拌した。この混合物を飽和炭酸 水素ナトリウム溶液(50ml)で希釈し、塩化メチレン(3X40ml)で抽 出した。
綿栓を通してろ過し、濃縮すると、白色の粉末2.35g (100%)が得ら れた。
調製例G 2−クロロ−4−67−シメトキシー1234−テトラヒドロイソキノリシー2 −イル −6−2−34−ジメトキシフェニル エチルアミノ−135−トリア ジン 2.4−ジクロロ−6−(6,7−シメトキシー1. 2. 3. 4−テトラ ヒドロイソキノリン−2−イル)−1,3,5−)リアジン(3,08g、9. 03mM)とジオキサン(50ml)と炭酸ナトリウム水溶液(50ml、10 %溶液)とを2− (3,4−ジメトキシフェニル)エチルアミン(1,64g 、9゜03mM)で処理した。周囲温度で18時間にわたって攪拌した後、混合 物を塩化メチレン(3X75ml)で抽出した。綿栓を通してろ過し、濃縮する と、固体が得られ、それを塩化メチレン/エタノールから再結晶させると、融点 152〜153℃の生成物3.52g (80%)が得られた。
調製例H 2−クロロ−4−67−シメトキシー1−34−ジメトキシベンジル−1234 −テトラヒドロイソキノリン−2−イル −6−2−34−ジメトキシフェニル  エチルアミノ −1 3 5−)リアジン塩化シアヌル(4,86g、26. 4mM)とテトラヒトロバペルビン塩酸塩(10g、26.4mM)を−緒にし 、0〜5℃で0.5時間にわたり、飽和炭酸水素ナトリウム(150m l)と ジオキサン(各々25m1)中で強く攪拌した。この混合物を塩化メチレン(3 X100ml)で抽出した。綿栓を通してろ過し、濃縮すると、白色の固体が得 られ、それをジオキサン(50ml)中で強く攪拌し、2− (3,4−ジメト キシフェニル)エチルアミン(4,78g、9゜03mM)で処理した。この濃 い混合物に15%炭酸ナトリウム溶液(150ml)を加え、得られた混合物を 室温で3時間にわたって攪拌し、その後生成物をろ過してエーテル(3X50m l)で洗った。
固体を塩化メチレン/エタノールから再結晶化させると、融点134〜135℃ の生成物15.5g (3つの生成物の合計、92%)が得られた。
Q A タ、 鋪 正 平成6年4月27日

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.式 ▲数式、化学式、表等があります▼(I)[式中、R1及びR2はそれらが結合 している窒素原子と一緒になった場合には式▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R7は水素原子、炭素原子1〜3個のアルキル基、又はアルコキシ部分 がそれぞれ炭素原子1〜3個であってアルキル部分が炭素原子1〜3個であるジ アルコキシフェニルアルキル基であり、Q及びQ1はそれぞれ水素原子、炭素原 子1〜3個のアルキル基、炭素原子1〜3個のアルコキシ基、フッ素原子、塩素 原子、臭素原子、ヨウ素原子、トリフルオロメチル基、アミノ基、炭素原子1〜 3個のアルキルアミノ基、又は炭素原子2〜6個のジアルキルアミノ基であり、 そしてQ及びQ1は一緒になってメチレンジオキシ基又はエチレンジオキシ基で あることができるものとする) で表わされる基であり; R3は水素原子又は炭素原子1〜3個のアルキル基であり、R4は(a)水素原 子、(b)炭素原子1〜3個のアルキル基、(c)式▲数式、化学式、表等があ ります▼ (式中、X及びX1はそれぞれ水素原子、炭素原子1〜3個のアルキル基、ヒド ロキシ基、炭素原子1〜3個のアルコキシ基、フッ素原子、塩素原子、臭素原子 、ヨウ素原子、トリフルオロメチル基、アミノ基、炭素原子1〜3個のアルキル アミノ基、又は炭素原子2〜6個のジアルキルアミノ基であり、X及びX1は一 緒になってメチレンジオキシ基又はエチレンジオキシ基であることができるもの とし、nは0又は1の整数であり、そしてX2は水素原子、炭素原子1〜3個の アルコキシ基、又はヒドロキシ基である) で表わされるアラルキル基であるか、あるいは(d)式▲数式、化学式、表等が あります▼ (式中、Z及びZ1はそれぞれ水素原子、炭素原子1〜3個のアルキル基、ヒド ロキシ基、炭素原子1〜3個のアルコキシ基、フッ素原子、塩素原子、臭素原子 、ヨウ素原子、トリスルオロメチル基、アミノ基、炭素原子1〜3個のアルキル アミノ基又は炭素原子2〜6個のジアルキルアミノ基であり、Z及びZ1は一緒 になってメチレンジオキシ基又はエチレンジオキシ基であることができるものと し、mは0又は1の整数であり、Wは酸素原子、硫黄原子又は単結合であり、A は炭素原子2〜4個のアルキレン基である) で表わされるアラルキル基であり、そしてR3及びR4はそれらが結合している 窒素原子と一緒になった場合には式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、P及びP1はそれぞれ水素原子、炭素原子1〜3個のアルキル基、炭素 原子1〜3個のアルコキシ基、フッ素原子、臭素原子、ヨウ素原子、塩素原子、 トリフルオロメチル基、アミノ基、炭素原子1〜3個のアルキルアミノ基、又は 炭素原子2〜6個のジアルキルアミノ基であり、P及びP1は一緒になってメチ レンジオキシ基又はエチレンジオキシ基であることができるものとし、R8は水 素原子、炭素原子1〜3個のアルキル基、又はアルコキシ部分がそれぞれ炭素原 子1〜3個であってアルキル部分が炭素原子1〜3個であるジアルコキシフェニ ルアルキル基である) で表わされる基であり; R5は(a)水素原子、(b)炭素原子1〜3個のアルキル基、(c)ベンゾジ オキサン−2−イルメチル基、(d)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Y及びY1はそれぞれ水素原子、炭素原子1〜3個のアルキル基、ヒド ロキシ基、炭素原子1〜3個のアルコキシ基、フッ素原子、塩素原子、臭素原子 、ヨウ素原子、トリフルオロメチル基、アミノ基、炭素原子1〜3個のアルキル アミノ基、又は炭素原子2〜6個のジアルキルアミノ基であり、Y及びY1は一 緒になってメチレンジオキシ基又はエチレンジオキシ基であることができるもの とし、pは0又は1の整数であり、そしてY2は水素原子、ヒドロキシ基、又は 炭素原子1〜3個のアルコキシ基である) で表わされるアラルキル基であるか、あるいは(e)式▲数式、化学式、表等が あります▼ (式中、T及びT1はそれぞれ水素原子、炭素原子1〜3個のアルキル基、ヒド ロキシ基、炭素原子1〜3個のアルコキシ基、フッ素原子、塩素原子、臭素原子 、ヨウ素原子、トリフルオロメチル基、アミノ基、炭素原子1〜3個のアルキル アミノ基、又は炭素原子2〜6個のジアルキルアミノ基であり、T及びT1は一 緒になってメチレンジオキシ基又はエチレンジオキシ基であることができるもの とし、qは0又は1の整数であり、Bは酸素原子、硫黄原子又は単結合であり、 Dは炭素原子2〜4個のアルキレン基である)で表わされるアラルキル基であり 、R6は水素原子、又は炭素原子1〜3個のアルキル基であり、そしてR5及び R6は、それらが結合している窒素原子と一緒になった場合には、式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、U及びU1はそれぞれ水素原子、炭素原子1〜3個のアルキル基、炭素 原子1〜3個のアルコキシ基、フッ素原子、臭素原子、ヨウ素原子、塩素原子、 トリフルオロメチル基、アミノ基、炭素原子1〜3個のアルキルアミノ基、又は 炭素原子2〜6個のジアルキルアミノ基であり、U及びU1は一緒になってメチ レンジオキシ基又はエチレンジオキシ基であることができるものとし、R9は水 素原子、炭素原子1〜3個のアルキル基、又はアルコキシ部分がそれぞれ炭素原 子1〜3個であってアルキル部分が炭素原子1〜3個であるジアルコキシフェニ ルアルキル基である) で表わされる部分であるが、 但し、X2がヒドロキシ基又は前記アルコキシ基である場合にはnは1であるも のとし、そしてY2がヒドロキシ基又は前記アルコキシ基である場合にはpは1 であるものとする] で表わされる化合物、及び製薬学的に許容することのできるその酸付加塩。
  2. 2.R1及びR2が、それらが結合している窒素原子と一緒になった場合には、 式▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Qは6−メトキシ基であり、Q1は7−メトキシ基であり、R7は水素 原子、又はアルコキシ部分がそれぞれ炭素原子1〜3個であってアルキル部分が 炭素原子1〜3個であるジアルコキシフェニルアルキル基である)で表わされる 部分を形成し; R3及びR4はそれらが結合している窒素原子と一緒になった場合には式▲数式 、化学式、表等があります▼ (式中、Pは6−メトキシ基であり、Plは7−メトキシ基であり、R8は水素 原子である) で表わされる部分を形成し; R5が水素原子、ベンゾジオキサン−2−イル基、又は式▲数式、化学式、表等 があります▼ (式中、Y及びY1はそれぞれ炭素原子1〜3個のアルコキシ基であり、Y2は 水素原子であり、pは1である) で表わされるアラルキル基である、請求項1に記載の化合物。
  3. 3.R7が水素原子であり、R5が式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Yは3−メトキシ基であり、Y1は4−メトキシ基である)で表わされ るアラルキル基であり、R6が水素原子である、請求項2に記載の化合物。
  4. 4.R7が3,4−ジメトキシベンジル基であり、R5がベンゾジオキサン−2 −イル基であり、R6が水素原子である、請求項2に記載の化合物。
  5. 5.R7が3,4−ジメトキシベンジル基であり、R5及びR6がそれぞれ水素 原子である、請求項2に記載の化合物。
  6. 6.R1及びR2が、それらが結合している窒素原子と一緒になった場合には、 式▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Qは6−メトキシ基であり、Q1は7−メトキシ基であり、R7は水素 原子、又はアルコキシ部分がそれぞれ炭素原子1〜3個であってアルキル部分が 炭素原子1〜3個であるジアルコキシフェニルアルキル基である)で表わされる 部分を形成し;R3が水素原子であり、R4が式▲数式、化学式、表等がありま す▼ (式中、nは1の整数である) で表わされるアラルキル基であり;R5が式▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、pは1の整数であり、Y2は水素原子である)で表わされるアラルキル 基であり、R6が水素原子である、請求項1に記載の化合物。
  7. 7.R7が水素原子であり、Xが3−メトキシ基であり、X1が4−メトキシ基 であり、X2が水素原子であり、Yが3−メトキシ基であり、Y1が4−メトキ シ基である、請求項6に記載の化合物。
  8. 8.R7が3,4−ジメトキシベンジル基であり、Xが3−メトキシ基であり、 X1が4−メトキシ基であり、X2が水素原子であり、Yが3−メトキシ基であ り、Y1が4−メトキシ基である、請求項6に記載の化合物。
  9. 9.R7が水素原子であり、Xが3−メトキシ基であり、X1が4−メトキシ基 であり、X2がメトキシ基であり、Yが3−メトキシ基であり、Y1が4−メト キシ基である、請求項6に記載の化合物。
  10. 10.R7が水素原子であり、Xが水素原子であり、X1が4−アミノ基であり 、X2が水素原子であり、Yが3−メトキシ基であり、Y1が4−メトキシ基で ある、請求項6に記載の化合物。
  11. 11.R7が3,4−ジメトキシベンジル基であり、Xが3−メトキシ基であり 、X1が4−メトキシ基であり、X2がメトキシ基であり、Yが3−メトキシ基 であり、Y1が4−メトキシ基である、請求項6に記載の化合物。
  12. 12.R7が3,4−ジメトキシベンジル基であり、Xが水素原子であり、X1 が4−アミノ基であり、Yが3−メトキシ基であり、Y1が4−メトキシ蕃であ る、請求項6に記載の化合物。
  13. 13.請求項1に記載の化合物をP−グリコプロテイン阻害量で、P−グリコプ ロテイン阻害治療が必要な哺乳類に投与することを含む、前記哺乳類においてP −グリコプロテインを阻害する方法。
  14. 14.前記の哺乳類が癌に罹病したヒトであり、化学療法剤の抗癌有効量を前記 のヒトに投与する前、同時又は後に前記化合物を投与する、請求項13に記載の 方法。
  15. 15.P−グリコプロテイン阻害量の請求項1に記載の化合物、製薬学的に許容 することのできる担体、及び場合により、抗癌有効量の化学療法剤を含む、哺乳 類投与用の医薬組成物。
  16. 16.式 ▲数式、化学式、表等があります▼(I)[式中、R1及びR2はそれらが結合 している窒素原子と一緒になった場合には式▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R7は水素原子、炭素原子1〜3個のアルキル基、又はアルコキシ部分 がそれぞれ炭素原子1〜3個であってアルキル部分が炭素原子1〜3個であるジ アルコキシフェニルアルキル基であり、Q及びQ1はそれぞれ水素原子、炭素原 子1〜3個のアルキル基、炭素原子1〜3個のアルコキシ基、フッ素原子、塩素 原子、臭素原子、ヨウ素原子、トリフルオロメチル基、アミノ基、炭素原子1〜 3個のアルキルアミノ基又は炭素原子2〜6個のジアルキルアミノ基であり、そ してQ及びQ1は一緒になってメチレンジオキシ基又はエチレンジオキシ基であ ることができるものとする) で表わされる基であり; R3は水素原子又は炭素原子1〜3個のアルキル基であり、R4は(a)水素原 子、(b)炭素原子1〜3個のアルキル基、(c)式▲数式、化学式、表等があ ります▼ (式中、X及びX1はそれぞれ水素原子、炭素原子1〜3個のアルキル基、ヒド ロキシ基、炭素原子1〜3個のアルコキシ基、フッ素原子、塩素原子、臭素原子 、ヨウ素原子、トリフルオロメチル基、アミノ基、炭素原子1〜3個のアルキル アミノ基、又は炭素原子2〜6個のジアルキルアミノ基であり、X及びXlは一 緒になってメチレンジオキシ基又はエチレンジオキシ基であることができるもの とし、nは0又は1の整数であり、そしてX2は水素原子、炭素原子1〜3個の アルコキシ基、又はヒドロキシ基である) で表わされるアラルキル基であるか、あるいは(d)式▲数式、化学式、表等が あります▼ (式中、Z及びZ1はそれぞれ水素原子、炭素原子1〜3個のアルキル基、ヒド ロキシ基、炭素原子1〜3個のアルコキシ基、フッ素原子、塩素原子、臭素原子 、ヨウ素原子、トリフルオロメチル基、アミノ基、炭素原子1〜3個のアルキル アミノ基又は炭素原子2〜6個のジアルキルアミノ基であり、Z及びZ1は一緒 になってメチレンジオキシ基又はエチレンジオキシ基であることができるものと し、mは0又は1の整数であり、Wは酸素原子、硫黄原子又は単結合であり、A は炭素原子2〜4個のアルキレン基である) で表わされるアラルキル基であり、そしてR3及びR4はそれらが結合している 窒素原子と一緒になった場合には式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、P及びP1はそれぞれ水素原子、炭素原子1〜3個のアルキル基、炭素 原子1〜3個のアルコキシ基、フッ素原子、臭素原子、ヨウ素原子、塩素原子、 トリフルオロメチル基、アミノ基、炭素原子1〜3個のアルキルアミノ基、又は 炭素原子2〜6個のジアルキルアミノ基であり、P及びP1は一緒になってメチ レンジオキシ基又はエチレンジオキシ基であることができるものとし、R8は水 素原子、炭素原子1〜3個のアルキル基、又はアルコキシ部分がそれぞれ炭素原 子1〜3個であってアルキル部分が炭素原子1〜3個であるジアルコキシフェニ ルアルキル基である) で表わされる部分であり; R5は(a)水素原子、(b)炭素原子1〜3個のアルキル基、(c)ベンゾジ オキサン−2−イルメチル基、(d)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Y及びY1はそれぞれ水素原子、炭素原子1〜3個のアルキル基、ヒド ロキシ基、炭素原子1〜3個のアルコキシ基、フッ素原子、塩素原子、臭素原子 、ヨウ素原子、トリフルオロメチル基、アミノ基、炭素原子1〜3個のアルキル アミノ基、又は炭素原子2〜6個のジアルキルアミノ基であり、Y及びY1は一 緒になってメチレンジオキシ基又はエチレンジオキシ基であることができるもの とし、pは0又は1の整数であり、そしてY2は水素原子、ヒドロキシ基、又は 炭素原子1〜3個のアルコキシ基である) で表わされるアラルキル基であるか、あるいは(e)式▲数式、化学式、表等が あります▼ (式中、T及びT1はそれぞれ水素原子、炭素原子1〜3個のアルキル基、ヒド ロキシ基、炭素原子1〜3個のアルコキシ基、フッ素原子、塩素原子、臭素原子 、ヨウ素原子、トリフルオロメチル基、アミノ基、炭素原子1〜3個のアルキル アミノ基、又は炭素原子2〜6個のジアルキルアミノ基であり、T及びT1は一 緒になってメチレンジオキシ基又はエチレンジオキシ基であることができるもの とし、qは0又は1の整数であり、Bは酸素原子、硫黄原子又は単結合であり、 Dは炭素原子2〜4個のアルキレン基である)で表わされるアラルキル基であり 、R6は水素原子、又は炭素原子1〜3個のアルキル基であり、そしてR5及び R5は、それらが結合している窒素原子と一緒になった場合には、式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、U及びU1はそれぞれ水素原子、炭素原子1〜3個のアルキル基、炭素 原子1〜3個のアルコキシ基、フッ素原子、臭素原子、ヨウ素原子、塩素原子、 トリフルオロメチル基、アミノ基、炭素原子1〜3個のアルキルアミノ基、又は 炭素原子2〜6個のジアルキルアミノ基であり、U及びU1は一緒になってメチ レンジオキシ基又はエチレンジオキシ基であることができるものとし、R9は水 素原子、炭素原子1〜3個のアルキル基、又はアルコキシ部分がそれぞれ炭素原 子1〜3個であってアルキル部分が炭素原子1〜3個であるジアルコキシフェニ ルアルキル基である) で表わされる基であるが、 但し、X2がヒドロキシ基又は前記アルコキシ基である場合にはnは1であるも のとし、そしてY2がヒドロキシ基又は前記アルコキシ基である場合にはpは1 であるものとすろ] で表わされる化合物及び製薬学的に許容することのできるその酸付加塩の製造方 法であって、 1当量の2,4,6−トリクロロ−1,3,5−トリアジンと1当量のR1R2 NHと1当量の無機塩基とを含有する反応不活性溶媒中で、2,4−ジクロロ− 6−アミノ−1,3,5−トリアジン誘導体と1当量のR3R4NHと1当量の 無機塩基との反応、及び2−クロロ−4,6−ジアミノ−1,3,5−トリアジ ン誘導体と1当量のR5R6NHと1当量の無機塩基との反応を、反応温度0〜 100°Cにて反応が実質的に完了するまで実施する、前記の製造方法。
  17. 17.R1及びR2が、それらが結合している窒素原子と一緒になった場合には 、式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Qは6−メトキシ基であり、Q1は7−メトキシ基であり、R7は水素 原子、又はアルコキシ部分がそれぞれ炭素原子1〜3個であってアルキル部分が 炭素原子1〜3個であるジアルコキシフェニルアルキル基である)で表わされる 部分を形成し; R3及びR4はそれらが結合している窒素原子と一緒になった場合には式▲数式 、化学式、表等があります▼ (式中、Pは6−メトキシ基であり、p1は7−メトキシ基であり、R8は水素 原子である) で表わされる部分を形成し; R5が水素原子、ベンゾジオキサン−2−イル基、又は式▲数式、化学式、表等 があります▼ (式中、Y及びY1はそれぞれ炭素原子1〜3個のアルコキシ基であり、Y2は 水素原子であり、pは1である) で表わされるアラルキル基である、請求項16に記載の方法。
  18. 18.R1及びR2が、それらが結合している窒素原子と一緒になった場合には 、式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Qは6−メトキシ基であり、Q1は7−メトキシ基であり、R7は水素 原子、又はアルコキシ部分がそれぞれ炭素原子1〜3個であってアルキル部分が 炭素原子1〜3個であるジアルコキシフェニルアルキル基である)で表わされる 部分を形成し;R3が水素原子であり、R4が式▲数式、化学式、表等がありま す▼ (式中、nは1の整数である) で表わされるアラルキル基であり,R5が式▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、pは1の整数であり、Y2は水素原子である)で表わされるアラルキル 基であり、R6が水素原子である、請求項16に記載の方法。
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