JPH07504492A - HCV 1gM抗体を検出するためのイムノアッセイ - Google Patents

HCV 1gM抗体を検出するためのイムノアッセイ

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JPH07504492A JP4509701A JP50970192A JPH07504492A JP H07504492 A JPH07504492 A JP H07504492A JP 4509701 A JP4509701 A JP 4509701A JP 50970192 A JP50970192 A JP 50970192A JP H07504492 A JPH07504492 A JP H07504492A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 HCV I M抗体を検出するためのイムノアッセイ発明の背景 本発明は、一般的には肝炎C型ウィルス(HCV) 、より特定的には検査試料 中のHCV IgMの検出に関する。
世界の輸血肝炎症例の90%以上は、非A非B型肝炎(NANBH)に属する。
NANBHの主要病因物質はC型肝炎ウィルス(HCV )と称し、クローンニ ングされている。推定非構造(NS)−4ゲノム領域によってコードされるc− 100と称するイムノドミナント領域(immunodominant reg ion)が発現され、精製され、感染検査試料中のHCVに対する抗体の検出に 有用なイムノアッセイに導入された。例えば、Q、 −L、 C4:362−3 64 (1989);T、Miyamura7 : 983−987 (199 0);及びC,L、Vander Poelら、Lancet ii:297− 298 (1989)参照。
最近になって、詳細に記録された20の輸血後NANBH症例の研究により、抗 HCVが発症するまでの平均遅延時間は輸血後21.9週間、肝炎発病後15週 間であると報告された。前出のAlterらの文献参照。血清変換は、これらの 症例の40%で6ケ月後、そして−人の患者については約1年後に生起した。前 出のJ、1.Estebanらの文献には輸血後NANBHについて同様の結果 が報告されており、Y、に、Shimizuら、Proc、Natl、Acad 、UsA 87:6441−6444(1990)は、C型肝炎ウィルスを実験 的に感染させたチンパンジーについて同様の結果を報告している。急性NANB Hであると診断される個体の罹患率が比較的低い(15〜30%)のは、組換え c100抗原によって検出される抗HCVへの血清変換の遅延に原因があると考 えられる。即ち、抗HCV陰性症例は実際には、現在の抗HCV’c−100ア ッセイ(いわゆる第一世代アッセイ)によって検出できる免疫応答を誘導しない HCV感染によるものであり得る。
これまでの研究でHCVは輸血関連肝炎の主因と確定されたが、HCV c−1 00抗原によって検出されるHCVに対するイムノグロブリン(Ig)G抗体は 、急性感染時には存在しないと思われる。Vallariらは最近になって、I gG抗HCVアッセイに組換えHCV C0RE及びHCV NS3 (33c )ポリペプチドを加えると、抗HCVが検出されない輸血後期間が大幅に短縮さ れるこ。この研究では、HCVに対する最も初期のIgG応答が、HCV 33 c (8人の患者)又11HCV c−100(6人の患者)に対してよりもH CV C0RE抗原に対して頻繁に検出された(13人の患者で、最も早くもし くは同時に検出された)。また、HCV IgG抗体が、HCV c −100 ニ対して(59,7%) よりも、HCVCORE (90,8%)又はHCV  33c (80,1%)に対して頻繁に検出された。これらの推定HCVエピ トープのいずれかをHCV C0REと比較した時に観察される応答と異なり、 HCV 33c抗原によって検出されるIgG抗体応答とHCV c−100抗 原によって検出されるIgG抗体応答との間の有意な相関関係は明白であった。
しかしながら、HCV 33cも、HCV C0REも、これら両者の組み合わ せも、抗HCV IgGアセッにおけるHCV c−100抗原の必要を回避さ せるものではない。
幾つかの推定HCVエピトープに対するHCV IgG抗体の受動トランスファ ーの発見は、これらの抗体の存在がウィルスを中和しないことを意味する。また 、HCVCOREに対する抗体を高レベルで活発に産生ずる患者は肝炎をチンパ ンジーに移すことが判明した。前出のAfterらの文献参照。現時点では、対 応するウィルス抗原が免疫複合体として存在するのか、又はウィルス粒子中に隔 絶されているのかは不明である。Dane粒子中に包含されたB型肝炎ウィルス (HBV)CORE抗原と、高血清力価の抗HBV C0REとがHBVキャリ ヤーにおいて発生することは公知である。別のHCV構造成分、例えばHCV推 定エンベロープタンパク質に対する抗体が、HCVウィルスに対する防護を付与 するかどうかの決定には、更に研究が必要である。しかしながら、現在状々がも っているHCV血清学の知識は、HCVに対する抗体を有する個体が感染性の可 能性があることを指摘している。この認識は、抗HCV c−100陽性血清の >40%が検出可能なHCV RNAを有するという報告によっても裏付けられ るOA、J、Weinerら、Lancet 336: 695 (1990) 。
最近のある報告は、抗HCV (c−100)の血液スクリーニング制度によっ て輸血関連肝炎症例の約半分が回避されるであろうと指摘している。J、I、E stebanら、N、Eng、J、Med、 323:1107−1112 ( 1990)。開発中の「第二世代」の抗HCVスクリーニングアセツィは、HC V C0RESHCV 33C及びHCV c−100抗原を使用するものであ り、HCv感染の検出の感度を実質的に増加させると期待される。
感度が増加すれば、輸血関連肝炎の危険が更に低下するだけでなく、集団獲得性 (communi ty−acquir ed)NANBHの疫学的解明が進む 可能性がある。
HCV IgMに関するマーカーが存在する筈であることは認識されているが、 これらのマーカーの同定及びHCV感染の診断における有用性は不明であった。
感染に対する個体の反応では、IgMが最初に、即ちIgGより前に出現すると 考えられるため、理論的には、検査試料中のHCV IgMを検出することがで きれば、検査試料中のHCV IgGの検出よりも早い診断が可能であろうと推 定されてきた。我々は、IgMの存在を検出するように設計されたアッセイを使 用すると、多くの誤った反応結果が生じ得ることを発見した。我々は最近になっ て、これらの誤った反応の大部分が、検査試料中のIgMの存在に起因するので はな(、リューマチ性様因子及びHCV IgGの存在に起因するものであるこ とを確認した。このように、1gMの存在を検出するアッセイの必要は存在する が、現在使用可能なアッセイでは信頼できる特異的な結果は得られそうにもない 。従って、検査試料中のHCV IgMの存在を敏感且つ特異的に検出するイム ノアッセイを提供し、それによってNANBHに起因する急性感染を確認する手 段を提供することは有利なことと思われる。IgMの検出は、治療に対する応答 の測定、ワクチンに対する応答のモニター、又はウィルス複製の再活性化、再感 染、もしくはHCV誘導肝臓疾患の悪化の評価にも有用であり得る。我々は、H CV推定キャプシド(CORE)タンパク質に対するHCV IgM抗体の検出 が、輸血後HCV感染のマーカーを提供することを発見した。我々はまた、検査 試料中の抗HCV IgM抗体の存在を高感度且つ特異的に検出することができ 、従ってHCV感染の有用敏感なマーカーを提供する新規のイムノアッセイを発 見した。
発明の概要 本発明は、検査試料中に存在し得るC型肝炎ウィルス(HCV)に対するIgM の存在及び/又は量を決定するためのアッセイを提供する。抗HCV C0RE  IgM抗体は、感染の敏感なマーカーとして有用であることが示される。該ア ッセイは、検査試料中に存在し得るリューマチ性因子様物質(rheumato id factor−1ike 5ubstances)の作用(影響)が存在 した場合に、その作用を阻止するのに十分な条件に検査試料をかけ、HCV C 0RESHCV 33c及びHCVc−100から選択した1種類以上のHCV 抗原に検査試料を接触させ、得られた混合物を抗原/抗体複合体の形成に十分な 時間及び条件下でインキュベートする操作を含む。次いで前記複合体を、HCV 特異的結合メンバーに結合したシグナル発生化合物からなる指示試薬と接触させ 、得られた混合物を反応の生起に十分な時間及び条件下でインキュベートする。
発生したシグナルは、検査試料中のHCV IgMの存在及び/又は量を示すも のである。検査試料中に存在するHCV IgMの量は、発生したシグナルに比 例する。
本発明は、検査試料中に存在し得るC型肝炎ウィルス(HCV)に対するIgM の存在及び/又は量を決定するためのアッセイであって、検査試料中に存在し得 るリューマチ性因子様物質の作用が存在した場合にその作用を阻止するのに十分 な条件に検査試料をかけ、HCV C0RE。
HCV 33c及びHCV c−100から選択した1種類以上のHCV抗原に 検査試料を接触させ、得られた混合物を抗原/抗体複合体の形成に十分な時間及 び条件下でインキュベートし、次いで前記複合体を、哺乳動物抗ヒト■gMに結 合したエンハンサ−化合物を含むプローブと接触させて第二の混合物反応生成物 を形成し、該第二の混合物反応生成物を、エンハンサ−化合物結合メンバーに結 合したシグナル発生化合物からなる指示試薬と接触させ、得られた混合物を、指 示試薬反応生成物の形成に十分な時間及び条件下でインキュベートすることから なるアッセイも提供する。HCV IgMの存在及び量は、検査試料中のHCV  IgMの存在及び/又は量を示すものとして発生するシグナルを検出すること により決定される。検査試料中に存在するHCV IgMの量は発生したシグナ ルに比例検査試料中のHCV IgMの存在及び/又は量を決定するための別の アッセイ方式も提供する。例えば、別のアッセイの一つは、検査試料中に存在し 得るリューマチ性因子様物質の作用が存在した場合にその作用を阻止するのに十 分な条件に検査試料をかけ、検査試料を抗ヒトIgMと接触させ、得られた混合 物を複合体の形成に十分な時間及び条件下でインキュベートし、次いで前記複合 体を、少なくともHCV C0RE抗原を含むHCV抗原に結合したシグナル発 生化合物からなる指示試薬と接触させ、得られた混合物を反応の生起に十分な時 間及び条件下でインキュベートすることからなる。HCV IgMの存在及び量 は、検査試料中のHCV IgMの存在及び/又は量を示すものとして発生する シグナルを検出することにより決定される。検査試料中に存在するHCV Ig Mの量は発生したシグナルに比例する。
更に別のアッセイ方式は、検査試料中に存在し得るリューマチ性因子様物質の作 用が存在した場合にその作用を阻止するのに十分な条件に検査試料をかけ、検査 試料を哺乳動物抗ヒトIgMと接触させ、得られた混合物を抗原/抗体複合体の 形成に十分な時間及び条件下でインキュベートし、次いで前記複合体を、少なく ともHCV C0RE抗原を含むHCV抗原に結合したエンハンサ−化合物から なるプローブと接触させて第二の混合物反応生成物を形成し、該第二の混合物反 応生成物を、エンハンサ−化合物結合メンバーに結合したシグナル発生化合物か らなる指示試薬と接触させ、得られた混合物を指示試薬反応生成物に十分な時間 及び条件下でインキュベートすることからなる。HCVIgMの存在及び量は、 検査試料中のHCV IgMの存在及び/又は量を示すものとして発生するシグ ナルを検出することにより決定される。検査試料中に存在するHCV IgMの 量は、発生したシグナルに比例する。
更に別のアッセイ方式は、検査試料中に存在し得るリューマチ性因子様物質の作 用が存在した場合にその作用を阻止するのに十分な条件に検査試料をかけ、検査 試料を抗ヒトIgMと接触させ、得られた混合物を複合体の形成に十分な時間及 び条件下でインキュベートし、次いで前記複合体を、少なくともHCV C0R E抗原を含むHCV抗原と接触させ、得られた混合物を反応生成物の形成に十分 な時間及び条件下でインキュベートし、該反応生成物を、シグナル発生化合物に 結合した抗HCV C0RE抗原からなる指示試薬と接触させ、反応が生起する のに十分な時間及び条件下でインキュベートすることからなる。HCVIgMの 存在及び量は、検査試料中のHCV IgMの存在及び/又は量を示すものとし て発生するシグナルを検出することにより決定される。検査試料中に存在するH CVIgMの量は、発生したシグナルに比例する。
本明細書に記載のアッセイは、HCV抗原を結合するための固相を含み得る。固 相としては、ポリマーもしくはガラスのビーズ、ニトロセルロース、微小粒子( m ic r 。
particle)、反応トレーのウェル、試験管及び磁気ビーズを選択し得る 。シグナル発生化合物としては、酵素、発光化合物、色原体、放射性元素及び化 学発光化合物が挙げられる。酵素の具体例としては、アルカリホスファターゼ、 西洋ワサビペルオキシダーゼ及びβ−ガラクトシダーゼが挙げられる。エンハン サ−化合物の具体例とじては、ビオチン、抗ビオチン及びアビジンが挙げられる 。エンハンサ−化合物結合メンバーの具体例としては、ビオチン、抗ビオチン及 びアビジンが挙げられる。リューマチ性因子様物質の作用を阻止するためには、 検査試料を、リューマチ性因子様物質の作用を阻止するのに十分な条件にかける 。この条件は、検査試料を適量の抗ヒトIgGと接触させて混合物を形成し、該 混合物を、リューマチ性因子様物質を実質的に含まない反応混合物生成物の形成 に十分な時間及び条件下でインキュベートする操作を含む。
本発明は、検査試料中のHCV IgMの存在及び/又は量を決定するのに有用 な検査キットも包含する。この種の検査キットは、HCV C0RESHCV  33c及CFHCV c−100から選択した1種類以上のHCV抗原を入れた 容器と、適量の抗ヒトIgGを入れた容器と、適量の哺乳動物抗ヒトIgMを入 れた容器とを含む。該キットはまた、ポリマーもしくはガラスのビーズ、ニトロ セルロース、微小粒子、反応トレーのウェル、試験管及び磁気ビーズといった固 相に結合したHCV抗原を含み得る。哺乳動物抗ヒトIgMはシグナル発生化合 物に結合し得る。
シグナル発生化合物は、酵素、発光化合物、色原体、放射性元素及び化学発光化 合物であってよい。あるいは、哺乳動物抗ヒトIgMをエンハンサ−化合物に結 合してもよい。
エンハンサ−化合物の具体例としては、ビオチン、抗ビオチン及びアビジンが挙 げられる。また、シグナル発生化合物をエンハンサ−化合物結合メンバーに結合 することもできる。エンハンサ−化合物結合メンバーの具体例としてはビオチン 、抗ビオチン及びアビジンが挙げられる。
図面の簡単な説明 第1図は、非構造(NS)遺伝子及び構造遺伝子すなわちC0RE (C)及び エンベロープ(E)を示すHCVゲノムの地図である。
第2図は、HCV IgMアッセイ検査でリューマチ性す作用(影響)を示すグ ラフであり、ΔDRががRF (TU/ml)に対してプロットされている。塗 りつぶした三角形の間の実線は抗HCV 33Cの線であり、白抜きの円の間の 実線は抗HCV C0REの線である。
第3図は、試料No、1010の1gM活性を示すグラフであり、DR読取り値 (DRreadfng)がフラクション番号に対してプロットされている。白抜 きの四角形の間の実線は抗CKS−COREを示し、「+」の間の実線は抗33 −cを示し、白抜き菱形の間の実線は抗C−100を示す。
第4図は、試料No、1010のIgG活性を示すグラフであり、DR読取り値 がフラクション番号に対してプロットされている。白抜きの四角形の間の実線は 抗CKS−COREを表し、「+」の間の実線は抗33cを表し、白抜き菱形の 間の実線は抗c−100を表す。
発明の詳細な説明 本発明は、特異的結合メンバーを使用するイムノアッセイを提供する。この場合 の「特異的結合メンバー(specific binding member) Jとは、特異的結合対(specific binding pair)、即ち 、一方の分子が化学的又は物理的手段により他方の分子に特異的に結合する2つ の異なる分子の一員を意味する。従って、一般的なイムノアッセイの抗原及び抗 体特異的結合対以外に、別の特異的結合対として、ビオチン及びアビジン、炭水 化物及びレクチン、相補的ヌクレオチド配列、エフェクター及びレセプター分子 、補因子及び酵素、酵素阻害物質及び酵素等が挙げられる。特異的結合対としで は更に、元の特異的結合対の類似体である結合メンバー、例えばアナライト(分 析対象物)−類似体が挙げられる。免疫反応性特異的結合メンバーとしては、抗 原、抗原フラグメント、モノクローナル及びポリクローナルの抗体及び抗体フラ グメント並びにこれらの複合体、例えば組換えDNA分子によって形成されたも のが挙げられる。本明細書で使用する「ハプテン」という用語は、抗体に結合す ることはできるが、担体タンパク質に結合しない限り抗体形成を誘起することが できない部分的抗原又は非タンパク質結合メンバーを意味する。
本明細書中の「捕捉試薬(capture reagent)Jは、サンドイッ チアッセイの場合のようにアナライトに特異的であるか、競合アッセイの場合の ように指示試薬もしくはアナライトに特異的であるか、又は間接アッセイの場合 のように、それ自体がアナライトに対して特異性を示す補助的特異的結合メンバ ーに対して特異的である非標識特異的結合メンバーを意味する。該捕捉試薬は、 アッセイの実施前又は実施中に固相材料に直接的又は間接的に結合し得、それに よって検査試料からの固定複合体の分離を可能にする。
本明細書に記載の本発明の方法で検査できる検査試料としては、ヒト及び動物の 体液、例えば全血、血清、血漿、脳を髄液、尿、生物学的液体、例えば細胞培養 上清、組織試料及び細胞試料挙げられる。
エンハンサ−は、アッセイで発生したシグナルの検出に使用し得る。「エンハン サ−(enhancer)Jとは、イムノアッセイで発生するシグナルを強め、 それによつて発生シグナルを増幅することができる物質を意味する。イムノアッ セイで発生するシグナルを増強し増幅する方法は当業者に幾つか知られている。
また、アビジン−ビオチンの使用のようなシグナルエンハンサ−の使用も公知で ある。
例えば、Heveyらの米国特許第4,228,237号には、アビジンで標識 した酵素も使用する方法で使用されるリガンドに対するビオチン標識特異的結合 物質の使用が開示されている。ビオチン−抗ビオチン系の使用は1984年5月 10日に出願された米国特許出願筒608.849号に記述されている。該米国 特許出願は共通の所有権下にあり、本明細書に参考として包含される(1985 年11月13日に欧州特許出願第160,900号として公開された)。
本明細書中の「プローブ(probe)Jという用語は、「エンハンサ−」化合 物に結合した特異的結合対の一員を意味する。「エンハンサ−」化合物は、シグ ナル発生化合物によって発生したシグナルを増強することができる、該アッセイ で使用される任意の化合物であり得る。例えば、ビオチンのようなハブテン、及 びフルオレセイン、ジニトロフェノール等がエンハンサ−化合物として挙げられ る。
指示試薬は、特異的結合メンバーに結合した外部手段により検出し得る測定可能 なシグナルを発生することができるシグナル発生化合物(標識)を含む。本明細 書中の「特異的結合メンバー」は、特異的結合対、即ち一方の分子が化学的又は 物理的手段により他方の分子に特異的に結合する2つの異なる分子の一員を意味 する。指示試薬は、HCVに対する特異的結合対の抗体メンバーである他に、ハ プテン−抗ハブテン系を含む任意の特異的結合対の一員、例えば、ビオチン又は 抗ビオチン、アビジン又はビオチン、炭水化物又はレクチン、相補的ヌクレオチ ド配列、エフェクター又はレセプター分子、酵素補因子及び酵素、酵素阻害物質 又は酵素等であり得る。免疫反応性特異的結合メンバーは、サンドイッチアッセ イの場合のようにHCVに結合するか、競合アッセイの場合のように捕捉試薬に 結合するか、又は間接アッセーイの場合のように補助的特異的結合メンバーに結 合することができる、抗体、抗原又は抗体/抗原複合体であってよい。例えば、 該アッセイでエンハンサ−を使用する場合、指示試薬は、エンハンサ−特異的化 合物(エンハンサ−化合物結合メンバー)、例えばビオチン又は抗ビオチン、ア ビジン又はビオチン、及び当業者に公知の他の化合物に結合したシグナル発生化 合物からなる。
例えば、使用するエンハンサ−化合物がビオチンの場合は、抗ビオチン又はアビ ジンをエンハンサ−特異的化合物として使用し得る。
使用し得る種々のシグナル発生化合物(標識)としては、ブロモクロロインドー ルホスフェート(BCIP)のような色原体、酵素のような触媒、フルオレセイ ン及びローダミンのような発光化合物、アクリジニウム、フエナントリジニウム もしくは1,2−ジオキセタン化合物のような化学発光化合物、放射性元素及び 直接的視覚標識が挙げられる。酵素の具体例としては、アルカリホスファターゼ 、西洋ワサビペルオキシダーゼ、β−ガラクトシダーゼ等が挙げられる。特定標 識の選択は重要なものではないが、単独で、又は例えば酵素をシグナル発生化合 物として使用する場合の酵素基質の使用のように、1種類以上の別の物質と結合 した状態でシグナルを発生することができるものを選択する。
アッセイに使用する試薬は、バイアル又はビンのような容器を1つ以上含むキッ トの形態で提供し得ると考えられる。各容器にはモノクローナル抗体のような別 個の試薬を入れるか、又はアッセイで使用するモノクローナル抗体のカクテルを 入れる。
該アッセイ形態では、本発明の実施に固相を使用し得る。
この場合の「固相(sol id phase)Jとは、不溶性であるか又は後 続の反応によって不溶性にし得る任意の材料を意味する。固相としては、捕捉試 薬を引き付けて固定する能力を本来的に備えているものを選択し得る。あるいは 、捕捉試薬を引き付けて固定する能力を有する別のレセプターを保持できるもの を使用し得る。別のレセプターとしては、捕捉試薬に対して、又は捕捉試薬に結 合した帯電物質に対して、逆の電荷を有する帯電物質が挙げられる。更に別の変 形例として、レセプター分子は、固相上に固定され、特異的結合反応を介して捕 捉試薬を固定する能力を有する任意の特異的結合メンバーであってもよい。レセ プター分子は、アッセイの実施前又はアッセイの実施中に捕捉試薬を固相材料に 間接的に結合することができる。
本発明のアッセイの実施にアッセイデバイスを使用する場合、該アッセイデバイ スは多(の形態を有し得、そのうちの幾つかは固相として選択した材料に依存す る。例えば、固相としては任意の適当な多孔質材料を使用し得る。「多孔質(p orous)Jとは、検査試料を容易に透過させることができる材料を意味し、 これには吸水性(bibulous)及び非吸水性の両方の固相材料が含まれる 。本発明で使用し得る固相としては、1種類以上のアッセイ試薬を含む1つ以上 の層を有する注入及び流出型(pourand flow−through)ア ッセイデバイスで使用されるファイバーグラス、セルロースもしくはナイロンパ ッド、浸漬読取り型(dip and read)アッセイで使用されるディツ プスティック、ウィッキング(wicking)用の試験片(例えば紙)、ある いは薄層クロマトグラフィーもしくは毛細管作用技術用の試験片(例えばニトロ セルロース)、又は当業者に良く知られている別の多孔質もしくは開孔材料(例 えばポリエチレンジ−4材料)が挙げられる。しかしながら固相は多孔質材料に は限定されない。固相としては、ポリマーもしくはガラスのビーズ、微粒子、管 、シート、プレート、スライド、ウェル、テープ、試験管等、又は本来電荷を有 するか、あるいは帯電物質を保持することができる他の任意の材料も使用し得る 。
天然材料、合成材料、又は合成的に改質した天然材料を固相として使用でき、こ れには、多糖類、例えば紙及びセルロース誘導体、例えば酢酸セルロース及びニ トロセルロース;シリカ;失活アルミナ、ケイ藻土、M g S O<のような 無機材料、もしくは微粉砕して、塩化ビニル、塩化ビニル−プロピレンコポリマ ー及び塩化ビニル−酢酸ビニルコポリマーのようなポリマーを含む多孔質ポリマ ーマトリクス中に均等に分散させた別の無機材料、天然布(例えば木綿)及び合 成布(例えばナイロン);シリカゲル、アガロース、デキストラン及びゼラチン のような多孔質ゲル;ポリアクリルアミドのようなポリマーフィルム等が含まれ る。固相は妥当な強度を有しているか、又はサポートにより強度を付与すること ができるものでなければならず、また検出可能シグナルの発生を妨害するような ものであってはならない。
流出型(f low−through)アッセイデバイスの場合に好ましい固相 材料としては、多孔質ファイバーグラス材料のようなフィルター紙、又は別の繊 維マトリクス材料が挙げられる。この種の材料の厚みは決定的に重要ではな(、 通常はアッセイすべき試料又はアナライトの特性、例えば検査試料の流動性に基 づいて選択すべきものである。
固相の本来の電荷を変えるか又は増強するためには、帯電物質を材料に直接コー ティングするか、又は微粒子にコーティングして該微粒子を固相支持材料により 保持し得る。
あるいは、微粒子をカラム内に保持するか又は可溶性試薬と検査試料との混合物 中に懸濁させて固相として使用するか、又は粒子自体を固相支持材料で保持し固 定してもよい。[保持し固定する(retained and immobil ized)Jとは、支持材料上又は支持材料中の粒子が支持材料内の別の位置に 実質的に移動できないようにすることを意味する。粒子は当業者が任意の適当な タイプの粒状材料から選択し得、例えば、ポリスチレン、ポリメチルアクリレー ト、ポリプロピレン、ラテックス、ポリテトラフルオロエチレン、ポリアクリロ ニトリル、ポリカーボネート又は類似の材料を使用し得る。粒子の大きさは決定 的に重要ではないが、粒子の平均直径は使用する支持材料の平均孔サイズより小 さいことが好ましい。
固体支持体は当業者に公知であり、具体例としては、反応トレーのウェルの壁、 試験管、ポリスチレンビーズ、磁気ビーズ、ニトロセルロースストリップ、メン プラン、ラテックス粒子のような微粒子、ガラス、プラスチック、誘導体化プラ スチック、金属及びケイ素のチップ等が挙げられる。
本発明の第一の実施態様では、HCV IgMを含み得る検査試料を、HCV抗 原を結合した固体支持体と接触させて、混合物を形成する。該混合物を、HCV 抗原/抗体複合体の形成に十分な時間及び条件下でインキュベートする。次いで 、エンハンサ−を結合した哺乳動物抗ヒトIgMからなるプローブを前記HCV 抗原/抗体複合体と接触させて第二の混合物を形成する。この第二の混合物を、 第二の混合物反応生成物を形成するのに十分な時間及び条件下でインキュベート する。次いで、エンハンサ−化合物結合メンバーと測定可能なシグナルを発生す ることができるシグナル発生化合物とからなる指示試薬を前記第二の混合物反応 生成物と接触させる。この第三の混合物を、指示試薬反応生成物の形成に十分な 時間及び条件下でインキュベートする。発生したシグナルを検出することによっ てHCVIgMの存在及び/又は量を決定する。検査試料中に存在するHCV  IgMの量は発生したシグナルに比例する。
本発明の別の実施態様は、HCV IgMを含み得る検査試料を、HCV抗原を 結合した固体支持体と接触させて混合物を形成し、該混合物を、HCV抗原/抗 体複合体の形成に十分な時間及び条件下でインキュベートし、次いで、HCV  IgMに対する特異的結合メンバーに結合した測定可能シグナルを発生すること ができるシグナル発生化合物からなる指示試薬を前記複合体と接触させて第二の 混合物を形成し、該第二の混合物を、反応の生起に十分な時間及び条件下でイン キュベートし、発生したシグナルを検出することによってHCV IgMの存在 及び/又は量を決定するアッセイからなる。検査試料中に存在するHCVIgM の量は発生したシグナルに比例する。
更に別のアッセイ方式では、固相上にコーティングした哺乳動物抗ヒト■gMに 検査試料を接触させ、ヒトIgM/抗ヒト■gM複合体の形成に十分な時間及び 条件下で反応させる。次いで該複合体を、HCV C0RE、HCV33c及び HCV c−100から選択した1種類以上のHCV抗原をエンハンサ−化合物 に結合したものからなるプローブと接触させる。好ましいエンハンサ−化合物は ビオチンである。これらを、抗原/抗体/抗体複合体の形成に十分な時間及び条 件下で反応させる。次いで該複合体を、エンハンサ−化合物結合メンバーに結合 したシグナル発生化合物からなる指示試薬と接触させる。最も好ましいシグナル 発生化合物は酵素アルカリホスファターゼである。
最も好ましいエンハンサ−化合物結合メンバーは抗ビオチンである。得られた混 合物を、反応の生起に十分な時間及び条件下で反応させる。酵素を使用する場合 は、酵素基質の添加後にシグナルを検出し測定する。検査試料中に存在するHC V IgMの量は発生したシグナルに比例する。
更に別のアッセイ形態を、本発明の教示を実施することによりHCV IgMを 検出するように調整することができ、そのようなアッセイ形態も本発明の範囲内 に含まれるものとする。
検査試料は、検査試料中に存在し得、且つアッセイの実施を妨害し得るリューマ チ性因子様物質を除去すべく処理するのが好ましい。この種の処理は当業者に公 知の様々な方法で実施することができ、例えば検査試料にプロティンAもしくは プロティンG1熱凝集1gGを予め吸収させ、該検査試料を、妨害する実質量の リューマチ性因子様物質を結合するのに十分な量の抗ヒトIgGと接触させる方 法がある。検査試料を処理するための最も好ましい方法は、検査試料中に存在し 得るリューマチ性因子様物質を結合するのに十分な量のヤギ抗ヒトIgGを含む 希釈試料緩衝液に検査試料を希釈することからなる。この希釈ステップは、検査 試料を捕捉試薬、HCV抗原と接触させる前に実施するのが好ましい。好ましい 緩衝液は、検査試料中に存在し得る妨害性IgGを完全に除去することができる ものである。例えば、十分な量の抗IgGを含む緩衝液を希釈試料緩衝液として 使用し得る。該アッセイで使用し得る緩衝液の具体例としては、トリス緩衝塩水 、リン酸塩緩衝塩水及び当業者に公知の他の緩衝液が挙げられる。最も好ましい 緩衝液は、ヤギ抗ヒトIgGを加えたトリス緩衝塩水(pH7,2)からなる。
該緩衝液には、非特異的結合を阻止するために更に別の化合物を加え得る。この 種の化合物の選択は、該アッセイ用に選択した成分に依存し、普通の技能をもつ 当業者の判断に委ねられる。
哺乳動物抗ヒトIgMの由来源はヤギ、ウサギ、ヒツジであり得、又は当業者に 公知の他の哺乳動物の抗ヒトIgMであってもよい。抗ヒトIgMの好ましい哺 乳動物由来源はヤギである。
本明細書に記載のアッセイでHCV抗原を捕捉試薬として使用する場合は、1種 類以上のHCV抗原を固相に結合した状態で、又は溶液形態で使用する。−該抗 原としては、HCV C0RESHCV 33c及びHCV C−100を使用 し得る。我々は、HCV C0REが本発明のアッセイの実施で使用するのに最 も好ましい抗原であると確認シタ力、HCV 33c及びHCV c−100も 単独で又は任意に組み合わせて使用し得る。例えば、HCV C0RE抗原をH CV 33c及び/又はc−100又は別のHCV抗原と組み合わせ、本明細書 に記載の方法で捕捉抗原として使用し得る。
また、可溶性捕捉試薬が、陰イオン物質のような帯電物質に結合したアナライト 特異的結合メンバーを含み得るサンドイッチアッセイを実施できるとも考えられ る。本発明は競合アッセイの実施にも使用し得る。競合形態でも、可溶性捕捉試 薬は、特異的結合相手を結合すべき陰イオンポリマーのような帯電物質に結合し た特異的結合メンバーを含む。このような帯電物質を使用するアッセイは、19 88年1月29日出願の係属中の米国特許出願第150.278号及び1989 年7月7日出願の米国特許出願第375.029号に記述されている。これらの 特許出願はどちらも本願と共通の所有権下にあり、本明細書に参考として包含さ れる。
あるいは、該アッセイを走査型プローブ顕微鏡検査によって実施し得ることも考 えられる。この場合は、試験片に結合したアナライト、アナライト類似体又はア ナライト特異的物質を、アナライトを含んでいる疑いのある検査試料と接触させ 、反応の生起に十分な時間及び条件下でインキュベートし、次いでアナライトの 存在を走査型プローブ顕微鏡検査で調べる。このようなアッセイは、1991年 2月28日に出願された係属中の米国特許出願第(弁理士事件番号 D−178 08)に記述されている。該米国特許出願は本願と共通の所有権下にあり、本明 細書に参考として包含される。
以下に実施例を挙げて本発明を説明する。尚、これらの実施例は本発明の精神及 び範囲を示すためのものであって、これを限定するものではない。
実施例 実施例1 半自動化ドツトプロットイムノアッセイ半自動ドツトプロットイムノアッセイで 、ABBOTTMATRIX(登録商標)アナライザー(AbbottLabo ratories、Abbott Park。
ILから市販)を用いて、ニトロセルロースからなるテストカード上にコーティ ングした精製組換えHCV抗原を検出した。この技術は、本願と共通の所有権下 の同時係属米国特許出願第227.408号(欧州特許庁[EPO]公開第0  353 591号として公開された)、227゜590号(EPO公開第0 3 53 592号として公開)、227,586号(EPO公開第0 353 5 89号として公開)及び227,272号(EPO公開第0353 590号と して公開)に記述されている。これらの特許出願はいずれも本出願に参考として 包含される。要約すれば、テストカードを後述のように用意し、用意したテスト カードを本明細書に記載のアッセイに使用した。各テストカードは陰性対照を含 んでいた。陰性対照は、自己ブランキング(self−blanking)及び バリディティチェックを考慮したものである。
酵母中に発現されたHCVクローンc100−3 (KuOらにより5cien ce 244:362−364[1989]に記載されている)キメラポリペプ チドと、大腸菌(E、coli)中に発現された組換えHCVポリペプチド、例 えばpHCV−23(最初の107個のN末端アミノ酸を欠失しているc100 フラグメント) 、pHcV−29(CKS−33c) 、pHCV−34(C KS−CORE) 及rJryHCV−351pL C0RE) 及びpHCV −45(NS4/NS5結合体)に由来するものとからなるHCVテストカード を開発した。第1図は、本明細書に記載のHCVのrDNA発現領域の地図であ る。これらのHCVポリペプチドのアミノ酸配列は当業者に公知であり、199 0年9月19日に公開された欧州特許出願第0 388 232号に開示されて いる(32及び34ページ参照)。該欧州特許出願は本明細書に参考として包含 される。
総てのタンパク質はCMP−KDOシンテターゼ(CKS)融合タンパク質とし て発現された(T、JBolling及びW、Mandecki、”An Es cherichia colt expression vector for  high−1evel production of heterologo us proteins in fusion with CMP−KDO5y nthetase”、Biotechniques 8:488−490 [1 990]の教示通り)。但し、pHcv−35は例外であり、ラムダ(λ)pL 発現系中に発現された。各テストカードは更に、アッセイの確認でも有用である ことが判明したバックグラウンドシグナルを検出するための参照スポット(re ference 5pot)(陰性対照)を含んでいた。組換えポリペプチドの 調製は、ニトロセルロースからなる固体支持体上への吸着によるスポツティング に合わせて個々に最適化した。好ましい緩衝液、pH条件及びスポツティング濃 度は表1に示す。これは、本明細書に参考として包含される同時係属の且つ共通 所有権者の米国特許出願第532,489号に記述されている通りである。しか しながら、これらの最適因子以外に、異なるpH値、洗剤組成及び塩濃度でも、 テストカードに対するポリペプチドの適用は首尾よく達成された。
表1 プラスミド/ ng/スポット スポツティング緩衝液clo0 100−15 0 20d トリス−HCl、 0.9%NaC1,0,015%SO5,pH 8,3pHcV−23/CKS−BCD 100−150 20mM )すX− HCl、 0.9%NaC1,0,015%SO3,p[18,3pHcV−2 9/ClF5−33c 100−150 5hMリン酸Na、 0.01% ) リドンX−100(nil)、 pH6,5ptlcV−35/C0RE 10 0−150 50all トリス−IICl、 0.0025%Tween−2 0(11mM)、 pu刀A 5 pHCV−34/CKS−CORE 75−100 50m1!リン酸Na、  0.0025%Tween−20(1111)、 pH12C0 pH(J−45/CKS−E 100−150 50mM トリス−11c1. 0.015%SDS、 pH8,5スポツテイング後、固体支持体を室温で乾燥 し、その後固体支持体をトリス緩衝塩水(TBS、20mMhリス緩衝液、Q、 5M NaC1,0,1% NaNgを含む、pH7,4〜7.6)で濯いだ。
次いで、固体支持体を、(1%)ブタゼラチンと(1%)カゼイン酸加水分解産 物と(5%)Tween−20(登録商標)とのTBS中溶液で、35℃で約3 0分間被覆した。該固体支持体をTBSで更に2回濯ぎ、次いで検査細胞カート リッジに組み込む前に37℃の炉で風乾した。
実施例2 IgMを測定するためのHCVアッセイ手順10μlの検査試料を、1i+1の 試料希釈物(1,5%v/vBr i j−35(登録商標)と0.1%w /  v E DTAと0.1%NaN、とを含む20mM TBS中の、1%w/ vウシ血清アルブミン[BSA] と、0.5%W/V脱脂粉乳と、0.03% 酵母抽出物と、CKSタンパク質を含む5%w / V大腸菌溶解物とからなる )と混合した。希釈物がリューマチ性因子様妨害を抑制するための哺乳動物抗ヒ トIgGを含んでいる場合は、試料/希釈物混合物を室温で約15分間インキュ ベートした。該インキュベーションの後に、試料/希釈物混合物を12.00O rpmで5分間遠心分離にかけ、沈殿したIgG凝集体を除去した。上清を該ア ッセイで希釈検査試料として使用した。
該希釈検査試料1mlを前述のように用意した検査セルに移した。該検査セルを 検査試料と共に35℃で約60分間インキュベートした。
次いで、検査セルをABBOTT MATRIX(登録商標)アナライザーで約 15分間TBSで洗浄した。洗浄は、検査セルを少な(とも3回洗浄し濯ぐ一連 の洗浄ステップを含んでいた。次いで、1mlの抗ヒトIgM:ビオチンプロー ブを200ng/mlでプローブ希釈液(ABBOTT MATRIX(登録商 標)プローブ希釈液、Abbott Laboratorfes、Abbott  Park、ILから市販)で希釈した。最も好ましい抗ヒトIgMはヤギ抗ヒ トIgM(ヤギ抗ヒトIgM、、F(ab′)!:ビオチン結合体、Sigma  ChemicalCo、、S t、Lou i s、MOから市販)であった が、全ヤギ抗ヒトIgM:ビオチン結合体プローブも使用し得ると確認された。
該混合物を35℃で30分間インキュベートした。該インキュベーション後、更 に15分間の洗浄を前述のように行った。次いで、1mlの抗ビオチン:アルカ リホスファターゼ結合体を反応セルに加え、35℃で30分間インキュベートし た。使用した抗ビオチン抗体はウサギポリクローナル抗体である。酵素は仔牛腸 由来のアルカリホスファターゼ(Boehringer Mannheim、I ndianapolis、IN)又は大腸菌組換えアルカリホスファターゼ(A bbott Lab。
ratories、Abbott Park、IL)であった。前記インキュベ ーション後、更に15分間の洗浄を前述のように行った。次いで、1mlの5− ブロモ−4−クロロ−3−インドールホスフェート(BCtP)を反応セルに加 え、該混合物を35℃で30分間インキュベートした。該インキュベーションの 後に、15分間の最終洗浄を前述のように実施した。
fi終洗浄1%了1.?=ffl、ABBOTT MATRIX(登録商標)ア ナライザーで反応セルを乾燥しく35℃で25分間)、反応セルのアレイ内の所 定位置での反射率を測定して、個々の反応の程度を客観的に測定した。結果はD R(反射密度、reflectance denstty)又はΔDR(陰性対 照スポットのDR値を検査スポ・ツ1−DRから差し引いた自己ブランク化(s elf−blan k e d)結果)として現れた。後述のように、選択集団 (selected populations)+こ基づむ1て各抗原の反応性 カットオフ値を計算した。
実施例3 選択集団 抗HCV−1gMアッセイを適切にするためには、陰性試料及び陽性試料両方の 特徴付けされた集団が必要であった。陰性集団グループは、現在のHCVアッセ イ、好ましくは組換えHCVタンパク質を用いるアッセイにより、総ての試料が 抗HCV陰性であることを要求することによって明らかにされるであろうと決定 された。陽性集団は、現在に至るまで記録がないため、定義するのがより困難で あった。高リスク又は高確率集団、例えば抗HCV反応性集団、及び、アラニン アミノトランスフェラーゼ(ALT)のような代理マーカーに対して反応性を示 す集団をターゲットにすることに決定した。これら3つのグループは、(1)ア ッセイカットオフを確立するために使用される陰性集団、(2)代理マーカー反 応性集団、即ち高ALT試料、及び(3)抗HCV反応性集団、即ち「サクラメ ント試料(Sacramento specimens)Jであった。
1、陰性集団でのアッセイカットオフの決定陰性対照を用いて各反応セルをブラ ンキングした。反応セルは、反応セル上の各検査スポット毎に得たDR値から陰 性対照DR値を差し引くことによってブランキングした。
陰性対照は試料毎のバックグラウンドの不一致(s ample−to−sam ple background 1ncons 1stencies)をブラン クアウトしただけでなく、存在するバックグラウンドの量を評価するための絶対 標準としても使用された。特定試料に関する陰性対照DR値が所定DR値を超え た場合は、検査結果の妥当性を疑わしいとみなし、アッセイ結果を無効とした。
陰性対照のこのような二重の特色、即ち自己ブランキング及びバリディティチェ ックは、該アッセイに従来のEIAよりも大きい特異性コントロールを与えた。
本発明のHCV rgMイムノアッセイのアッセイカットオフを確立するために 使用した方法は次の通りである。
該アッセイ形態は、患者の試料を複数の抗原及びコントロールスポットと反応さ せることからなるため、各検査スポット毎に1つずつで複数のカットオフを決定 した。これらのカットオフを決定するために、既知のHCV非反応性試料の選択 集団を、ABBOTT MATRIX(登録商標)アナライザーにより下記のよ うに実施した本発明のHCVIgMアッセイによって検査した。陰性試料を記載 のようにアッセイし、ΔDR値を各試料について各抗原検査スポット毎に計算し 、集団セットについて統計をとった。陰性対照スポラ)DR値及び各抗原スポッ トΔDR値に関するデータ全体にわたり平均偏差及び標準偏差を計算した。
カットオフは通常、抗原スポット平均ΔDR値+6つの標準偏差(sd)の値に セットした。一般的に、カットオフ値は、最大有効陰性対照DR値=o、ioo 〜0.150で、ΔDR値=0.030〜0.050の近傍にあるべきと確認さ れた。基本的カットオフ値が確立されると、各試料の反応性の計算は用意に決定 された。考慮した別の因子は、反射読取り値(reflection read s)の非線形に起因するアッセイオフセットである。各スポットのカットオフは 、陰性対照スポットの値に基づいて各ABBOTT MATRIX(登録商標) 反応セル毎に調整しなければならないことが確認された。この計算は下記の通り であった: カットオフ、l、=カットオフ、。、+0.15本陰性対照D R、、。
前記式中、カットオフ、1.は、試料量についてアッセイした検査セル上の特定 抗原に対して使用すべきカットオフであり、カットオフ、。、は計算したカット オフ(平均+6sd)であり、陰性対照DR,,,は試料iの陰性対照DR値で ある。カットオフ計算値には関係なく、最大カットオフ値はΔDR=0.030 であった。
2、高ALT試料 1(CV 1gM反応性試料を同定するために、高AI、T値を有する91個の 試料血漿ユニットからなる集団を供給し、本発明のHCV 1gMアッセイで検 査した。これらの試料は、複数のHCVアッセイ、即ちプロトタイプアッセイA BBOTT MATRIX(登i商標)HCvアッセイ、プロトタイプアッセイ ABBOTT IM、(登録商標)HCvアッセイ、市販のライセンスアッセイ でありHCV clooを捕捉抗原として使用するABBOTT“1.0”アッ セイ、及び更に2つの組換えHCVタンパク質(33C及びC0RE)を使用す るプロトタイプアッセイABBOTT ”2.0EIA” (これらのテストは いずれもAbbott Laboratoires、Abbott Park、 ILから入手可能)により、抗HCV(IgG)活性について予めスクリーニン グした。アッセイした91個の試料のうち、3つの試料(試料No、1010. 1034及び1089)は、前述の種々のHCVアッセイ(ABBOTT MA TRIX(登録商標)HCvアッセイ、ABBOTT“1,01アツセイ及びプ ロトタイプABBOTT”2.0EIA”)”C”HCV IgG反応性を示し た。これら3つの試料を前記実施例1及び2で詳述した手順に従って本発明のH CV 1gMアッセイで検査した。これら3つの試料のうちの1つ、試料101 01は、本発明のHCV 1gMアッセイで一貫して反応性を示した。この試料 を後述の複数の確認手続きにかけ、HCVIgMアッセイの陽性対照として選択 した。別の試料、試料1089は、セルロット−ロット反応性Cce111ot −to−1ot reactive)/非反応性挙動を示した。この反応性は、 試料希釈物への抗ヒトIgGの添加によって中和できる偽反応性であることが確 認された。
3、抗HCV反応性集団 HCV 1gM反応性試料の由来源である別の集団グループは、「サクラメント 試料(Sacramento 5pec imens)Jと称する試料コレクシ ョンであると同定された。これらの試料はカリファルニア州すクラメントの血液 スクリーニングサービス(Sacrament。
Medical Foundatton、Centerfor Blood R e5earch)から入手したものであり、オーツ社製(Ortho−dist ributea)HCVアッセイ(Ortho(登録商標)HCVELISA  Te5t 5yst、em、0rtho Diagnostics、Rarit an、NJから市販)が入手可能になった後で、カリファルニア州すクラメント の前記血液スクリーニングサービスでスクリー・ニングされた最初の20.00 0個の血液ユニットに由来する総ての0rtho HCV (1,0)EIA反 復反応性試料を代表するものであった。
0rtho抗HCVアツセイ(Ortho(登録商標)HCV ELISA T e5t System、0rtho Diagnostics、Raritan 、NJ)によって反復的に反応性であることが判明した142の試料のうち64 個は、HCVに関して本明細書に記載のプロトタイプアッセイ(ABBOTT  MATRIX(登録商標)HCV IgG及びABBOTT HCV”2.OE IA”)i:ヨリ、HCV C0RE1HCV 33c及びHCVc−100に 対してIgG反応性を示すことが判明した。
HCV 1gMアッセイは、試料希釈物の組成に応じて明らかに異なる結果を示 すことが観察された。これは、ABBOTT MATRIX (登録商標)HC V (I gG)試料希釈物、又はABBOTT MATRIX(登録商標)H CV (I gG)試料希釈物に加えた哺乳動物抗ヒトIgGのいずれかを用い て実施した実験によって確認された。
哺乳動物抗ヒト■gGは、リューマチ性因子様物質が検査試料中に存在している 場合にそれを沈殿させる目的で試料希釈物に加えた。哺乳動物抗ヒトIgGは、 実施例2に記載の濃度で検査試料に加え、これらの検査試料は実施例1及び2に 記載のようにアッセイした。これら2種類の希釈物は下記の結果をもたらした。
64個のABBOTT MATRIX(登録商標)HCV反応性試料のうち36 個(56,2%)が、第一の希釈物を使用しABBOTTMATRIX(登録商 標)アナライザーを用いた場合に、本発明のアッセイによりHCV IgMに対 して反応性であることが判明し、29の検査試料のうち7つ(24,1%)が、 ABBOTT MATRIX(登録商標)アナライザーを使用し、抗ヒトIgG をも含む希釈物を用いた場合に、本発明のアッセイによりHCV IgMに対し て反応性であることが判明した。従って、第一の希釈物を使用した場合は、29 個の反応性試料のうち22個が偽1gM反応性を示したことが確認された。「真 性(t rue)JHCV 1gM反応性試料、即ち改質希釈物に対して反応性 を示した7つの試料は総て、HCV C0REタンパク質(CKS−CORE) に対して反応性を示した。また、ある試料はHCv C0RE及びHCv 33 cに対シテ反応性を示しが、別の試料は3種類の抗原縁てに対して反応性を示し た。これらのデータは表6に示す。
実施例4 輸血後(PT)NANBH患者からの連続採血抗HCV IgMのプロトタイプ アッセイを確立した後のステップは、どの抗原がHCV 1gM応答を誘起する かを同定し、このようなHCV 1gM応答を、急性患者及び慢性患者両方の時 間依存型血清学的プロフィルと関連付けることにあった。病気の急性期(acu te phase)(症状が出る前及び出ている間)及び後急性期(post− acute phase)(回復又は慢性感染)の全体を通して一定の時間間隔 で採取した感染患者からの連続採血試料(serial bleed samp leS)を用いて、潜在的急性期マーカーの効果を調べた。
3つの異なる連続採血試料グループを、HCV 5OD−C100、CKS−3 3C及びCKS−CORE組換え抗原に対する1gM応答について評価した。こ れらのグループは、血清変換パネル(単位容積量)及びNIHから得た連続採血 試料を含んでいた。
1、血清変換パネル 血清変換パネルは、3人のドナーからの連続採血の19メンバーパネルで構成し た。前記ドナーはいずれも、最初の連続採血では総てのHCVマーカーについて 血清反応陰性であった。これらのブリードを得る期間の間に、各患者は1種類以 上のHCV抗原に対するHCV抗体(IgG)に関して反応性に血清変換した。
パネルメンバー1〜6は患者1に由来し、7〜11は患者2.12〜17は患者 3に由来する。
このパネルをAbbott HCV 1.OEIA。
2、OEIA、ABBOTT MATRIX(登録商標)HCVアッセイ(Ab bott Laboratories、Abbott Park、ILから入手 可能)及び本発明のHCV 1gMアッセイ(実施例1及び2に詳述)で検査し た。これらのアッセイの結果は表2に示す。表2のデータは、1.0 EIA  (SOD−c−100のみ)の結果と、2.OEIA (SOD−c−100、 CKS−33c及びCKS−CORE)との相違を明白に示している。表2の結 果から、HCV C0RE及び33c反応性はc−100反応性に先行すること が多いことが知見される。この特定グループの患者連続採血について、HCVI gMアッセイは、ある場合にはプロトタイプABBOTT MATRIX(登録 商標)HCV (I gG)7ツ4zイより1採血前に反応性を示し、別の場合 には1採血後に反応性を示した。一般的には、HCV 1gM応答は一時的(t ransient)であり、感染の初期に現れ、急速にピークに達し、次いで低 下した。
表2 パネル ALT 1lilf[l 1.0 2.OHCVIgG責tlcV1  410 −−0.0 0.00.1 0.20.51.02 517 −−0. 1 0.00.1 0.30.10.13 6314 −−0.1 0.10. 1 0.10.00.04 183 24 − − 0.1 0.7 47.4 本 〇、1 0.1 69.9零5 44 44 + +2.6本 322.1 本 202.1本 0.4 0.3 100.8本6 72 72 + + 1 19.8本 417.7本 204.0本 〇、5 2.1 94.3零7 2 7 0 − − 0.1 0.0 0.1 0.0 0.00.08 180  11 − − 0.0 0.1 0.4 0.0 0.06.4本9 401  40 − + 0.3 372.8本 146.5本 〇、0 0.0 91. 8本10 na 82 + + 124.9本 415.1本 157.1本  0.0 0.0 13.9ネ11 na 95 + + 194.8本 574 .8本 241.4本 0.0 0.1 5.5*12 14 0 − − 0 .1 0.0 0.1 0.0 0.00.013 1? ? −−0,10, 10,10,00,00,014100,00,00,0 1514−0,00,00,0 1627424−−0,10,40,40,00,00,01734628−− 0,115,2零 〇、4 0.0 0.00.118 117544 + +  7.2本 364.5本 91.4本 〇、5 0.4 4.3*19 42 9 72 + + 13.2本 310.9本 95.0本 0.0 0.1  1.3零☆S/CO値は報告されている: S/CO≧1,00は反応性とみな される:本これらの試料は反応性とみなされた。
実施例1及び2に記載の手順で、哺乳動物抗ヒトIgGを含まない希釈物と、哺 乳動物抗ヒトIgGを含む同じ組成の希釈物とを用いて、パネルをHCV Ig M抗体について検査した。データは表3に示す。表3のデータから明らかなよう に、抗ヒトIgGを希釈物に加えてもアッセイの反応性は低下しなかった。抗ヒ トIgGでの沈殿によって試料中の抗HCV IgGが除去されることに起因し て、後期の反応性採血の場合は反応性が少し増加した可能性がある。高力価抗H CV IgG抗体が固相抗原への結合に関して抗HCV IgMと競合したため 、IgM結合の量が減少し、その結果反応シグナルが低下した。抗ヒトIgGで の沈殿によって試料からIgGが除去されると、観察された競合が消失したため 、総ての可能なIgMが固相抗原に結合し、最大限の反応シグナルが得られた。
表3 HCVIgMアッセイ試料希釈物の比較パネル 抗ヒトIgG無含有☆ 抗ヒト IgG含有☆1 0.27 0.00 0.43 0.20 0.47 1.0 02 0.30 0.07 0.00 0J3 0.10 0.103 0.2 3 0.03 0.10 0.0? 0.00 0.004 0.27 0.0 3 63.77零 0.0? 0.10 69.93本5 1.00 0.00  g9.90本 0.40 0.27 100.83本6 0.70 0.00  51.80本 0.50 2.13 94.30本7 0.00 0.00  0.00 0.00 0.00 0.008 0.00 0.00 9.23零  0.00 0.00 6.43本9 0.07 0.20 94.03零 〇 、00 0.00 91.83本10 0.07 0.00 21.23本 0 .00 0.00 13.87本11 0.07 0.13 2.83本 0. 00 0.13 5.53本12 0.07 0.00 0.00 0.00  0.00 0.0013 0.07 0.03 0.00 0.00 0.00  0.0014 0.07 0.03 0.07 0.00 0.00 0.0 015 ’ 0.13 0.03 0.00 0.00’ 0.00 0.00 16 0.10 0.03 0.0? 0.00 0.00 0.001? 0 .10 0.07 0.03 0.03 0.00 0.1018 1.30本  0.63本 5.07* 0647 0.37 4.30本19 0.23  0.20 0.63 0.00 0.07 1.30本☆S/CO≧1.00は 反応性であるとみなされる;零は反応性試料を示す。
2、N I H輸血後連続採血 HlAlterら(前出の文献)によって記録された19の輸血後非A型非B型 肝炎患者の研究には、HCVc−100抗原に対する抗体応答の時間的経過が詳 述されている。AbbottとNIHとの協力の一環として、これらの患者から の連続採血を、ABBOTT MATRIX(登録商標)HCV l gGアッ セイ及び本発明のIgMアッセイを用いて調べた。これらの連続採血試料は病気 の急性期をカバーし、それによって急性期マーカーを同定するための貴重なリソ ースを提供してくれた。患者によっては、10年以上の長期にわたって追跡が行 われた。
この研究では19人の患者の総てが慢性NANBHを発症した。検査した19人 の患者のうち、17人(89,5%)が種々のタイプのHCV 1gM応答を示 し、2人(10,5%)の患者が検出可能なレベルのHCV IgM抗体を示さ なかった。1gM反応性を示した17人の患者のうち9人(52,9%)が28 〜135日にわたり急性期一時的HCV C0RE 1gM応答を示した。該応 答は、活性HCV C0RE IgG抗体産生より前又は同時に生起した。19 人の患者のうち4人は、それより後でC0RE 1gM反応性を示した。
17人の患者のうち2人(11,7%)は急性33cIgMを有し、1人だけが 急性期C100IgM抗体を示した。4人の患者は33c IgG抗体の検出後 に33c IgM抗体を示した。
実施例5 リューマチ性因子様物質がIgMの測定に及ぼす影響リューマチ性因子様物質が 存在する場合に、それが検査試料のHCV IgMについて得られる結果に及ぼ す影響を調べるために、検査を行った。該検査は次のように実施した。検査試料 に、10μlの試料量に対して種々の濃度でリューマチ性因子を加えた(spi ked)。試料No。
170は、抗C0RE、33C及びc−100に対して強く反応したが、HCV  IgMに対しては抗ヒトIgGでの前処理に関係なく陰性であった。表4及び 第2図は、HCv抗原c−100、rBcDJ 、33c及びCORE 1.: ついて検査した時の試料No、170について得られたデータを示している。次 いで、前記HCV抗原に対するHCVIgM抗体が存在している場合にその量を 決定すべ(、実施例1及び2の方法でアッセイを実施した。
表4 IgM HCVアッセイ☆に対するリューマチ性因子様物質の作用Vo1.RF  C100BCD 33c Avg、 C0RE AVG。
IU/m1 10 0 0.000Δ o、 oooΔ o、 oooΔ o、 oooΔ  o、 oooΔ o、 oooΔ10 0 0.000 0.001 0.00 0 0.00010 333 0.001 0.000 11.030 10. 422 5.660 5.05010 333 0.001 0.000 9. 405 4.44810 571 0.003 0.000 10.105 9 .405 3.235 3.60410 571 0.004 0.000 8 .705 3.97310 666 0.008 0.000 10.164  9.868 3.693 3.42610 666 0.009 0.000  9.572 3.15610 750 0.004 0.000 8.451  9.198 1.582 2.16010 750 0.004 0.000  9.855 2.73910 888 0.021 0.013 g、396  g、725 0.362 0.34810 888 0.010 0.000  9.054 0.33410 − 0.022 0.000 0.000 0. 000 0.00010’ −0,0040,0000,0000,000☆該 アツセイは抗IgGを添加せずに行った。
前記表及び第2図のデータは、IgMに関しては陰性だがIgGに関しては陽性 の試料において、リューマチ性因子が偽陽性HCV 1gM反応性を生起させた ことを示している。反応性の程度は、存在するRFの量に依存していた。33c 及びC0REに対する相対的偽陽性反応は、互いに相関しておらず比例もしてい なかった。
本発明のHCV IgMアッセイにおけるRF誘誘導度反応性中和と、該アッセ イで使用するのに適した抗ヒトIgG活性力価とを次のように評価した。前述の ように、HCV IgGに対して強い反応を示しHCV IgMに対しては非反 応性の試料(10μm)を高力価RF試料(2,5又は10μm)と組み合わせ ることにより偽反応性試料を形成した。試料希釈物に種々の量の抗ヒトIgG抗 血清(希釈物1ml当たり0〜100μm)を加えた。陰性対照及び陽性対照と 一緒の偽反応性試料のHCV IgMに関するアッセイを実施例1及び2に記載 の方法で実施した。
結果は表5に示す。抗ヒトIgGは、形成した偽陽性試料の偽反応性を中和する ことが判明した。試料希釈物中の抗ヒトIgG抗血清の力価が増加するにつれて 、中和率も増加した。希釈物1ml当たり約40μmの抗血清で中和は完了し、 抗血清の量をそれ以上増やしても中和力は増加しなかった。従って、40μI  / m 1の抗血清を、希釈した時の試料を中和するための適当な力価として選 択した。
表5 RF誘導偽I M反応性試料に対する抗ヒトIgGの効果試料量 試料量 Ig G量 ΔDR中和率 ΔDR中和率10μm2jlOμm 9.844 6.4 110 2 20 1.388 85.9% 0.310 95.3%10 2  40 0.877 91.0% 0.005 99.9%10 2 60 0 .040 99.5% 0.001 99.9%10 5 0 9.259 7 .905to 5 20 3.050 67.0% 0.819 89.6%1 0 5 40 3.656 60.5% 0.273 96.5%10 5 6 0 0.094 98.9% 0.019 99.7%10 10 0 7.5 46 6.31310 10 20 3.077 59.2% 0.981 8 4.5%10 10 40 1.230 83.7% 0.149 97.6% 10 10 60 0.411 94.6% o、ooo ioo、o%10  10 70 0.069 99.1% 0.000 100.0%10 10  100 0.042 99.4% o、ooo ioo、o%検査試料中に抗ヒ トIgGが存在する場合に、その存在が当該検査システムでのHCV IgMの 決定に及ぼす効果を調べるために検査を実施した。そのために、検査試料をSa cramento Medical FoundaLionから入手した(「サ クラメント試料」)。検査試料について得られた結果が、IgMと交差反応する 検査試料中のIgGの存在に起因するのか、又はIgMの実際の存在に起因する のかを調べるために、ヤギ抗ヒトIgGの存在又は不在をアッセイした。各試料 を、実施例1及び2の方法に従い本発明のアッセイによりサイドバイサイド(s ide−by−stde)比較テストで IgMについて検査した。この検査で は各試料を2つのアリコートに分割した。1つのアリコートはヤギ抗ヒトIgG で処理しく「処理アリコート」)、もう1つのアリコートはヤギ抗ヒトIgGで 処理しなかつた(「非処理゛7′リコート」)。
これらの検査試料アリコートを実施例1及び2の方法で操作し検査した。データ を下記の表6に示す。
表6 ヤギ抗ヒトIgG無含有Δ ヤギ抗ヒトIgG含有Δ試料 NEG、C,c−1 00C0RE 33c NEG、C,c−100C0RE 33c1010☆  0.023 0.148本 1.340本 0.023 0.019 0.19 0本 1.037* 0.03039 0.019 0.003 1.943本  〇、000 0.012 0.000 0.000 0.00043 0.0 43 0.018 3.283本 〇、046 0.030 0.013 1. 133本 0.10745 0.067 0.012 1.844本 〇、07 2 0.055 0.009 0.029 0.00047 0.034 0. 043 0.077零 〇、003 0.070 0.111本 0.205本  0.05856 0.00? 0.000 0.052本 0.000 0. 005 0.000 0.000 0.00057 0.049 0.009  0.022 0.000 0.034 0.01? 0.002 0.0095 8 0.007 0.000 0.070本 〇、000 0.006 0.0 00 0.000 0.00076 0.036 0.017 0.913本  0.004 0.024 0.008 0.529零 〇、00278 0.0 08 0.006 0.133本 0.009 0.005 0.000 0. 000 0.00085 0.007 0.003 1.030本 〇、004  0.005 0.000 0.0086零 o、oo。
89 0.009 0.002 2.601零 〇、000 0.008 0. 001 0.251ネ o、oo。
91 0.006 0.000 0.343本 〇、504 0.003 0、 ooo o、ooo o、oo。
97 0.006 0.000 6.095零 〇、002 0.005 0. 006 0.000 0.000105 0.116 0.082 0.389 本 0.066 0.109 0.030 0.017 0.014116 0 .015 0.01g 9.398本 3.580 0.009 0.002  0.002 0.003153 0.017 0.003 4.683本 0. 005 0.008 0.001 0.015 0.002159 0.004  0.000 ?、362零 o、ooo o、004 0.000 0.00 0 0.000163 0.021 0.005 1.224本 0.031  0.011 0.002 0.003 0.000171 0.027 0.0 12 5.538本 0.128本 〇、013 0.003 0.003 0 .001172 0.005 0.000 3.403本 〇、022 0.0 03 0.000 0.001 0.000J、74 0.016 0.005  0.019 0.005 0.010 0.003 0.005 0.001 179 0.008 0.001 0.134本 〇、005 0.005 0 .000 0.000 0.000180 0.018 0.005 2.88 1本 〇、000 0.013 0.002 2.499本 o、oo。
1g1 0.011 0.000 3.449本 2.343 0.00? 0 .000 0.000 0.000186 0.113 0.023 0.19 8本 0.021 0.058 0.025 0.000 0.000187  0.006 0.000 2.286本 〇、000 0.004 0.000  0.001 0.000190 0.102 0.035 8.117本 0 .001 0.07I O,0200,0080,0001960,0150, 0041,093本 0.299本 〇、007 0.001 0.000 0 .000203 0.020 0.008 0.008 0.004 0.01 2 0.002 0.003 0.0O02080,0110,0865,55 2本 1.535ネ 0.006 0.002 0.005 0.002209  0.016 0.004 0.133本 〇、002 0.009 0.00 2 0.004 0.000210 0.009 0.003 0.114本  〇、004 0.005 0.000 0.001 0.000165 0.0 07 0.004 0.353零 〇、002 0.005 0.001 0. 162ネ o、oo。
Δ総での値はDR読取値である。
☆ 試料1010は陽性対照として使用した。
本は「陽性」(反応性)反応を示す。
表6のデータは、試料希釈物に抗ヒトIgGを加えない検査で「陽性」反応性で あった試料が、試料希釈物に抗ヒトIgGを加えた検査で必ずしも陽性ではなか ったことを示している。即ち、抗ヒトIgGを吸収させた後でも陽性を示した試 料は7つのみであった。該データは、検査処理をリューマチ性因子様物質の妨害 を除去するための処理にかけないと、HCV IgMに関して偽陽性反応が生起 し得ることを示している。
実施例6 確認検査 本発明のアッセイ方式における抗1gM標識に対する試料の反応性自体は、試料 中のIgMクラス抗HCV抗体がアッセイ応答を生起させるということを確立す るものではなかった。HCV特異的1gM反応性の存在を確認するために、幾つ かの検査を行った。即ち、分子量サイジングカラムでの試料の分別、RF様妨害 を中和するための抗1gG(ヒト)での試料の処理、及び1gM反応性を破壊す るがIgG反応性1某破壊しないジチオトレイトール(DTT)での試料の処理 を行った。
1、セファクリルS−300カラムでのサイジングプロフィルS−300クロマ トグラフイーカラムでサイズ排除分別(size exclusion fra ctionation)にかけるための試料を幾つか選択した。これらの試料を 分別する目的は、抗IgM又は抗1gGを用いてHC■結果プロフィルを形成す ることにあった。IgM及びIgGは、分子サイズにより種々のフラクションに 分解するはずであると確認された。従って、抗IgM及び抗IgG反応性は種々 のフラクションについて生起するはずである。本発明の方法で反応性を示す7つ の抗HCV 1gM試料をS−300カラム(セファクリルS−300カラム、 Pharmacia、Picataway、NYから市販)でサイジングした。
このグループは、サクラメント検査グループからの6つの試料[6/8が抗ヒト IgG抗体(Ab)ブロッカ−での処理後に反応性を示しく潜在的真性陽性)、 2/8がAbブロッカ−で中和された(偽陽性)]と、1つの高ALT試料(試 料1010)とを含んでいた。
1つの試料1010からのデータを下記の表7及び8、並びに第3図及び第4図 に示す。
表 7 試料 Neg、 C,C0RE 33c c−10010100,0451,8 030,0590,37?7ラクシjノNo。
14 0.003 0.003 0.003 0.0031? 0.010 0 .539 0.016 0.00319 0.042 2.723 0.126  0.60021 0.021 1.142 0.042 0.17523 0 .003 0.293 0.011 0.02325 0.004 0.020  0.005 0.00627 0.003 0.006 0.003 0.0 0431 0.003 0.003 0.003 0.00339 0.005  0.004 0.004 0.003Δ これらの値はDR読取り値を表す。
0,06より大きい値は陽性とみなされる。
表 8 試料 Neg、C,C0RE 33c c−10010100,0286,51 18,4930,0967ラクシ17No。
14 0.004 0.010 0.004 0.00417 0.004 0 .012 0.004 0.00419 0.005 0.026 0.007  0.00521 0.006 0.31g 0.043 0.00723 0 .010 2.539 3.230 θ、02225 0.020 6.3g3  8.572 0.07827 0.018 6.004 7.277 0.0 6831 0.006 0.791 0.258 0.00839 0.004  0.009 0.00? 0.006Δ これらの値はDR読取り値を表す。
0.06より大きい値は陽性とみなされる。
該試料のフラクションの大部分における抗体活性を、■gGプローブ及びIgM プローブで測定した。前記表に示すように、フラクション17〜21は強い1g M活性を示し、フラクション23〜27は強いIgG活性を示した。
1gM活性を示すフラクションは、IgM抗体の分子員に対応するボイド容積( vo i d vo 1 ume)に溶離された。これらのフラクションは、極 めて少ない又は無視し得る程度の量のIgG抗体を有していた。IgG活性を示 すフラクションは遅れて(前記空隙の後に)溶離され、1gM活性を有していな かった。
0.7x5QcmカラムにPharmacia S−300ゲルを詰めた。1m lの試料を濾過しくMillipore、Bedford、MAから市販されて いる0、2μmフィルター)、前記カラムに充填した。0.05Mトリス、pH 7,5での溶離を6〜10m1/時の速度で行った。0.5mlフラクションを 回収した。フラクションを、280nm及び340もしくは400nmでの吸光 率について測定した。
本発明のHCV IgMアッセイを、10μlの非希釈試料か、又は1mlの試 料希釈物に希釈した25μlのカラム分別試料を用いて、実施例1及び2に記載 の手順で実施した。抗1gM及び抗IgG特異的プローブは、ヤギ抗ヒト(Fa b’ )1:ビオチン結合体(S i gma Chemical Co、、S t、Louts、MO)であり、200 n g/m 1で使用した。酵素試薬 は抗ビオチン:大腸菌アルカリホスファターゼ結合体であった。酵素基質はBC IPであった。データを表9に示す。
表9 ID フラクションNo、Ig輩ア・ソセイ(ΔDR) IgGアッセイ(ΔD R)cloo 33c C0RE cloo 33c C0RE43 14 0 .00 0.00 0.02 0.00 0.00 0.0215 0.00  0.00 0.35 0.00 0.05 0.7425 0.00 0,00  0.00 5.07 10.118.4289 17 0.00 0.00  0.41 0.01 0.00 0.0828 0.00 0.0 0.00  5.03 5.84 7.72165 14 0.00 0.00 0.63  0.00 0.00 0.0124 0.00 0.00 0.00 1.07  1.34 6.8576 18 0.01 0.00 0.96 0.00  0.00 0.0429 0.00 0.00 0.00 0.02 5.57  9.06180 15 0.01 0.00 3.82 0.01 0.01  0.1025 0.00 0.00 0.00 1.43 7.15 6.8 61010 19 0.46 0.12 2.67 0.00 0.01 0. 0225 0.01 0.01 0.02 0.04 8.42 6.3815 9 16 0.00 0.00 0.00 0.01 0.00 1.2226  0.00 0.00 0.00 4.58 6.45 9.12190 26  0.00 0.00 0.00 4.58 6.45 9.1227 0.0 0 0.00 0.00 0.01 0.07 12.598つの試料のうち2 つは偽反応性試料であった。サイジングにかけると、ピーク1gMフラクション はHCV C0REに対する1gM反応性を示さなかったが、C0REに対して は実質的なIgG活性を示した。この挙動は、偽陽性試料に典型的なものである と思われる。また、データは、これらの試料における偽反応性がリューマチ性因 子型の挙動に起因するものであるという前提と合致するものであった。リューマ チ性型妨害に起因する抗体凝集は、サイジングプロフィル全体に分散されるであ ろうIgG含有分子凝集体の分配を生起させることができると考えられた。
リューマチ性因子タイプの試料は、IgMが通常見い出されるボイド容積では抗 1gM反応性を示さなかった。しかしながらIgG活性は、それが存在するはず であるIgGピークフラクション領域で強いだけでなく、ボイド容積からIgG ビーク領域を通ってカラム全体にわたり強かった。
実施例6 1gMアッセイに対する還元剤の効果 Abbott抗HCvアッセイ(前述(7)HCV IgGアッセイ、ABBO TT MATRIX(登録商標))及び本発明の1gMアッセイで抗HCVに対 して強く反応した5つの試料を、還元剤での処理後に、ABBOTT MATR IX(登録商標)アッセイで、HCV抗原に対するIgG及びIgM特異的反応 性について検査した。1gMアッセイは実施例1及び2に記載の方法に従って、 但し下記のように実施した。特定的には、試料希釈物の添加の前に、試料をジチ オトレイトール(DTT)と共に酢酸ナトリウム緩衝液中で、最終DTT濃度1 8mMで、15分間インキュベートした。該1gMアッセイでは、5つの試料の 総てが抗HCV C0REについて還元敏感反応性(reduction 5e nsitive reactivity)を示シタ。IgG抗HCvアッセイで は、HCVCORE、HCV 33c及びHCV c −100ニ対する反応性 は試料への還元剤の添加によって左右されなかった。また、患者1010に由来 する分別1gM反応性又は極めて低い阻害はDTTでの前処理によって破壊され た。
しかしながら該検査試料のIgGフラクションは、DTTの存在下又は不在下で 処理した時には、ABBOTT MATRIX(登録商標)アッセイで同様の反 応性又は極めて低い阻害を示した。これらのデータは表10及び11に示す。
表10 試料ID DTT* c−100阻害率% 33c 阻害率% C0RE 阻害 率%非分別 −0,3250,1003,123IgMプローブ + 0.00 4 98.8 0.002 98.0 0.015 99.5TgMフラクショ ン −0,3800,1274,212#19. IgMプローブ + 0.0 17 95.54 0.019 85.0 0.515 87.7IgGフラク ション −0,03716,815,1#25. IgGプローブ + 0.0 53 14.5 13.6 12.21 19.2*0.06を超えるDR読取 り値は該アッセイに関して反応性であるとみなされる。
☆「−」は試料にDTTを加えなかったことを表し、「+」は試料にDTTを加 えたことを表す。
表11 試料ID DTT☆ C−100阻害率% 33c 阻害率% C0RE 阻害 率%1010 − 0.325 0.100 3.123+ 0.004 98 .8 0.00298.OO,01599,58130−2,4507,800 14,47+ 0.044 97.4 0.09099.9 0.282 98 .06262 − 0.000 0.189 22.050+ 0.003 0 .01492.5 0.311 98.59713 − 0.022 0.11 1 10.221+ 0.013 0.01686.OO,24797,528 8−0,0080,0334,845+ 0.002 0.014 0.05  99.0*0.06を超えるDR読取り値はアッセイに関して反応性であるとみ なされる。
☆「−」は試料にDTTを加えなかったことを表し、「+」は試料にDTTを加 えたことを表す。
このように、本明細書に記載の本発明のアッセイ方法は、検査試料中に存在し得 るHCVに対するIgMの存在についてのアッセイに使用し得る。本明細書に記 載の実施態様は実施例であって本発明を限定するものではない。従って本発明の 説明は、本発明を特定の開示実施態様に限定するのではな(、総ての等価事項及 び主題を、前述の、そして「請求の範囲」に記載の本発明の思想及び範囲内に包 含させる意図を有する。
RF IU/ML FIG、 2 フラクシタン番号 FIG、 3 14 18 22 26 30 34 3Bフラクション番号 FIG、 4 国際調査報告 フロントページの続き (51) Int、C1,6識別記号 庁内整理番号GOIN 33153 N  8310−2J331569 L 9015−2J (72)発明者 ミムズ、ラリ−・ティーアメリカ合衆国、イリノイ・6004 6、レイク・ビラ、ショショニ・トレイル・8 I (72)発明者 チョー、カート・エイチアメリカ合衆国、イリノイ・6004 8、リバティービル、タマラツク・レーン・1155(72)発明者 バ、レイ リ、ディピッド・ニスアメリカ合衆国、イリノイ・60030、ブレイスレイク 、アシユリ−・ドライブ・

Claims (44)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.検査試料中に存在し得るC型肝炎ウイルス(HCV)に対するIgMの存在 及び/又は量を決定するためのアッセイであって、 a.検査試料中に存在し得るリューマチ性因子様物質の作用が存在した場合に、 その作用を阻止するのに十分な条件に検査試料をかけ、少なくともHCVCOR E抗原を含むHCV抗原に検査試料を接触させ、得られた混合物を抗原/抗体複 合体の形成に十分な時間及び条件下でインキュベートし、 b.前記複合体を、哺乳動物抗ヒトIgMに結合したエンハンサー化合物からな るプローブと接触させて第二の混合物反応生成物を形成し、 c.前記第二の混合物反応生成物を、エンハンサー化合物結合メンバーに結合し たシグナル発生化合物からなる指示試薬と接触させ、得られた混合物を、指示試 薬反応生成物の形成に十分な時間及び条件下でインキュベートし、d.検査試料 中のHCVIgMの存在及び/又は量を示すものとして発生するシグナルを検出 するステップを含む前記アッセイ。
  2. 2.前記HCV抗原が更に、HCV33c抗原、HCVc−100抗原又はこれ らを任意に組み合わせたものを含む請求項1に記載のアッセイ。
  3. 3.ステップ(a)の前記HCV抗原が固相に結合されている請求項1に記載の アッセイ。
  4. 4.前記固相が、ポリマーもしくはガラスのビーズ、微小粒子、反応トレーのウ ェル、試験管、ニトロセルロースストリップ及び磁気ビーズから選択される請求 項3に記載のアッセイ。
  5. 5.前記シグナル発生化合物が、酵素、発光化合物、色原体、放射性元素及び化 学発光化合物から選択される請求項1に記載のアッセイ。
  6. 6.前記酵素が、アルカリホスファターゼ、西洋ワサビペルオキシダーゼ及びβ −ガラクトシダーゼから選択される請求項5に記載のアッセイ。
  7. 7.検査試料をリューマチ性因子の作用を阻止するのに十分な条件にかける操作 が、検査試料を適量の抗ヒトIgGと接触させて混合物を形成し、該混合物を、 リューマチ性様物質を実質的に含まない反応混合物生成物の形成に十分な時間及 び条件下でインキュベートすることからなる請求項1に記載のアッセイ。
  8. 8.検査試料中に存在するHCVIgMの量が、発生したシグナルに比例する請 求項1に記載の方法。
  9. 9.検査試料中に存在し得るC型肝炎ウイルス(HCV)に対するIgMの存在 及び/又は量を決定するためのアッセイであって、 a.検査試料中に存在し得るリューマチ性因子様物質の作用が存在した場合に、 その作用を阻止するのに十分な条件に検査試料をかけ、少なくともHCVCOR E抗原を含むHCV抗原に検査試料を接触させ、得られた混合物を抗原/抗体複 合体の形成に十分な時間及び条件下でインキュベートし、 b.前記複合体を、抗ヒトIgMに結合したシグナル発生化合物からなる指示試 薬と接触させ、得られた混合物を反応の生起に十分な時間及び条件下でインキュ ベートし、c.検査試料中のHCVIgMの存在及び/又は量を示すものとして 発生するシグナルを検出するステップを含み、検査試料中に存在するHCVIg Mの量が発生したシグナルに比例する前記アッセイ。
  10. 10.前記HCV抗原が更に、HCV33c抗原、HCVc−100抗原又はこ れらを任意に組み合わせたものを含む請求項9に記載のアッセイ。
  11. 11.ステップ(a)の前記HCV抗原が固相に結合されている請求項9に記載 のアッセイ。
  12. 12.前記固相が、ポリマーもしくはガラスのビーズ、微小粒子、反応トレーの ウェル、試験管、ニトロセルロース及び磁気ビーズから選択される請求項11に 記載のアッセイ。
  13. 13.前記シグナル発生化合物が、酵素、発光化合物、色原体、放射性元素及び 化学発光化合物から選択される請求項9に記載のアッセイ。
  14. 14.前記酵素が、アルカリホスファターゼ、西洋ワサビペルオキシダーゼ及び β−ガラクトシダーゼから選択される請求項13に記載のアッセイ。
  15. 15.検査試料をリューマチ性因子の作用を阻止するのに十分な条件にかける操 作が、検査試料を適量の抗ヒトIgGと接触させて混合物を形成し、該混合物を 、リューマチ性様物質を実質的に含まない反応混合物生成物の形成に十分な時間 及び条件下でインキュベートすることからなる請求項9に記載のアッセイ。
  16. 16.検査試料中に存在し得るC型肝炎ウイルス(HCV)に対するIgMの存 在及び/又は量を決定するためのアッセイであって、 a.検査試料中に存在し得るリューマチ性因子様物質の作用が存在した場合に、 その作用を阻止するのに十分な条件に検査試料をかけ、該検査試料を抗ヒトIg Mと接触させ、得られた混合物を、結果として生成される複合体の形成に十分な 時間及び条件下でインキュベートし、b.前記複合体を、少なくともHCVCO RE抗原を含むHCV抗原に結合したシグナル発生化合物からなる指示試薬と接 触させ、得られた混合物を反応の生起に十分な時間及び条件下でインキュベート し、 c.検査試料中のHCVIgMの存在及び/又は量を示すものとして発生するシ グナルを検出するステップを含み、検査試料中に存在するHCVIgMの量が発 生したシグナルに比例する前記アッセイ。
  17. 17.前記HCV抗原が更に、HCV33c抗原、HCVc−100抗原又はこ れらを任意に組み合わせたものを含む請求項16に記載のアッセイ。
  18. 18.ステップ(a)の前記抗ヒトIgMが固相に結合されている請求項16に 記載のアッセイ。
  19. 19.前記固相が、ポリマーもしくはガラスのビーズ、微小粒子、反応トレーの ウェル、試験管、ニトロセルロース及び磁気ビーズから選択される請求項18に 記載のアッセイ。
  20. 20.前記シグナル発生化合物が、酵素、発光化合物、色原体、放射性元素及び 化学発光化合物から選択される請求項16に記載のアッセイ。
  21. 21.検査試料をリューマチ性因子の作用を阻止するのに十分な条件にかける操 作が、検査試料を適量の抗ヒトIgGと接触させて混合物を形成し、該混合物を 、リューマチ性様物質を実質的に含まない反応混合物生成物の形成に十分な時間 及び条件下でインキュベートすることからなる請求項16に記載のアッセイ。
  22. 22.検査試料中に存在し得るC型肝炎ウイルス(HCV)に対するIgMの存 在及び/又は量を決定するためのアッセイであって、 a.検査試料中に存在し得るリューマチ性因子様物質の作用が存在した場合に、 その作用を阻止するのに十分な条件に検査試料をかけ、該検査試料を抗ヒトIg Mと接触させ、得られた混合物を、結果として生成される複合体の形成に十分な 時間及び条件下でインキュベートし、b.前記複合体を、少なくとも抗HCVC ORE抗原を含むHCV抗原と接触させ、得られた混合物を反応生成物の形成に 十分な時間及び条件下でインキュベートし、c.前記反応生成物を、シグナル発 生化合物に結合した抗HCVCORE抗原からなる指示試薬と接触させ、反応の 生起に十分な時間及び条件下でインキュベートし、c.検査試料中のHCVIg Mの存在及び/又は量を示すものとして発生するシグナルを検出するステップを 含み、検査試料中に存在するHCVIgMの量が発生したシグナルに比例する前 記アッセイ。
  23. 23.前記HCV抗原が更に、HCV33c抗原、HCVc−100抗原又はこ れらを任意に組み合わせたものを含む請求項22に記載のアッセイ。
  24. 24.指示試薬が更に、HCV33c抗原、HCVc−100抗原又はこれらを 任意に組み合わせたものを含む請求項23に記載のアッセイ。
  25. 25.ステップ(a)の前記抗ヒトIgMが固相に結合されている請求項22に 記載のアッセイ。
  26. 26.前記固相が、ポリマーもしくはガラスのビーズ、微小粒子、反応トレーの ウェル、試験管、ニトロセルロース及び磁気ビーズから選択される請求項22に 記載のアッセイ。
  27. 27.前記シグナル発生化合物が、酵素、発光化合物、色原体、放射性元素及び 化学発光化合物から選択される請求項22に記載のアッセイ。
  28. 28.検査試料をリューマチ性因子の作用を阻止するのに十分な条件にかける操 作が、検査試料を適量の抗ヒトIgGと接触させて混合物を形成し、該混合物を 、リューマチ性様物質を実質的に含まない反応混合物生成物の形成に十分な時間 及び条件下でインキュベートすることからなる請求項22に記載のアッセイ。
  29. 29.検査試料中に存在し得る対肝炎C型ウイルス(HCV)IgMの存在及び /又は量を決定するためのアッセイであって、 a.検査試料中に存在し得るリューマチ性因子様物質の作用が存在した場合に、 その作用を阻止するのに十分な条件に検査試料をかけ、該検査試料を哺乳動物抗 ヒトIgMと接触させ、得られた混合物を抗原/抗体複合体の形成に十分な時間 及び条件下でインキュベートし、b.前記複合体を、少なくともHCVCORE 抗原を含むHCV抗原に結合したエンハンサー化合物からなるプローブと接触さ せて第二の混合物反応生成物を形成し、c.前記第二の混合物反応生成物を、エ ンハンサー化合物結合メンバーに結合したシグナル発生化合物からなる指示試薬 と接触させ、得られた混合物を指示試薬反応生成物の形成に十分な時間及び条件 下でインキュベートし、d.検査試料中のHCVIgMの存在及び/又は量を示 すものとして発生するシグナルを検出するステップを含む前記アッセイ。
  30. 30.前記HCV抗原が更に、HCV33c抗原、HCVc−100抗原又はこ れらを任意に組み合わせたものを含む請求項29に記載のアッセイ。
  31. 31.ステップ(a)の前記抗ヒトIgMが固相に結合されている請求項29に 記載のアッセイ。
  32. 32.前記固相が、ポリマーもしくはガラスのビーズ、微小粒子、反応トレーの ウェル、試験管、ニトロセルロースストリップ及び磁気ビーズから選択される請 求項31に記載のアッセイ。
  33. 33.前記シグナル発生化合物が、酵素、発光化合物、色原体、放射性元素及び 化学発光化合物から選択される請求項29に記載のアッセイ。
  34. 34.検査試料をリューマチ性因子の作用を阻止するのに十分な条件にかける操 作が、検査試料を適量の抗ヒトIgGと接触させて混合物を形成し、該混合物を 、リューマチ性様物質を実質的に含まない反応混合物生成物の形成に十分な時間 及び条件下でインキュベートすることからなる請求項29に記載のアッセイ。
  35. 35.検査試料中に存在するHCVIgMの量が、発生したシグナルに比例する 請求項29に記載のアッセイ。
  36. 36.検査試料中のHCVIgMの存在及び/又は量を決定するのに有用な検査 キットであって、a.HCVCORE、HCV33c及びHCVc−100から 選択した1種類以上のHCV抗原を入れた容器と、 b.適量の抗ヒトIgMを入れた容器と、c.適量の哺乳動物抗ヒトIgMを入 れた容器とを含む前記キット。
  37. 37.前記HCV抗原が、ポリマーもしくはガラスのビーズ、微小粒子、反応ト レーのウェル、試験管、ニトロセルロース及び磁気ビーズから選択した固相に結 合されている請求項36に記載のキット。
  38. 38.前記哺乳動物抗ヒトIgMがシグナル発生化合物に結合している請求項3 6に記載のキット。
  39. 39.前記シグナル発生化合物が、酵素、発光化合物、色原体、放射性元素及び 化学発光化合物から選択したものである請求項38に記載のキット。
  40. 40.前記哺乳動物抗ヒトIgMがエンハンサー化合物に結合している請求項3 6に記載のキット。
  41. 41.前記エンハンサー化合物が、ビオチン、抗ビオチン及びアビジンから選択 したものである請求項40に記載のキット。
  42. 42.エンハンサー化合物結合メンバーに結合したシグナル発生化合物をさらに 含む請求項41に記載のキット。
  43. 43.前記シグナル発生化合物が、酵素、発光化合物、及び化学発光化合物から 選択したものである請求項42に記載のキット。
  44. 44.前記エンハンサー化合物結合メンバーがビオチン、抗ビオチン及びアビジ ンから選択したものである請求項36に記載のキット。
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