JPH07504394A - SiAION複合体およびその製造法 - Google Patents
SiAION複合体およびその製造法Info
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- JPH07504394A JPH07504394A JP5515812A JP51581293A JPH07504394A JP H07504394 A JPH07504394 A JP H07504394A JP 5515812 A JP5515812 A JP 5515812A JP 51581293 A JP51581293 A JP 51581293A JP H07504394 A JPH07504394 A JP H07504394A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
5iAION複合体およびその製造法
技術的分野
本発明は一般に5iAION複合体、および該複合体を製造する方法に関する。
本発明は特にストロンチウムの酸化物および窒化物んを含む多重陽イオン混合物
からつくられる少なくとも1種のα−5iA1ON相を有する多相SiA]ON
材料において、該α−5iA1ON相がストロンチウム、イツトリウムおよび希
土類金属の少なくとも1種、およびCa、Mg、LiまたはNaのような他の金
属の少なくとも1種を含む細長い粒子を含有している材料に関する。
本発明の背景
5iAIONからつくられるセラミックス材料は高い靭性、高温強度および酸化
耐性のような優れた特性をもっているために、高温における工業的用途について
最近研究されるようになった。従来法の材料およびその製造法では、混入された
ガラス相のSiA]ON材料は典型的には高温における劣化の原因となるから、
これを取り除く試みがなされて来た。このような試みの一つでは、これらの材料
が粒子の境界に残留するガラスを生じ、そのため材料の全体としての強度が減少
するので、酸化物の焼結添加剤を除去することに重点が置かれている。第2の試
みにおいては、β−3iAIONが細長い薄板(lath)に似た微小構造をも
っているために、α−3iAIONをβ−3iA1ONと組み合わせる。しかし
この方法ではα相とβ相との境界に望ましくない残留ガラス相が生じる。
当業界においてはα−およびβ−5iA1ONの両方を含んだ種々の多相5iA
ION焼結体が知られている。しかしこれらの焼結体はα−5iAION構造の
中にストロンチウムが混入されていない。ストロンチウムを混入しない理由の一
つは、陽イオン性のストロンチウム原子がα相のマトリックスの内部の位置に割
り込むには大きすぎると信じられていたからである。
酸化ストロンチウム(SrO)は窒化珪素(Si3N4)焼結体の中に混入し得
る公知の焼結助剤である。例えば米国特許A4,870,036号には約0.5
〜6.0重量%の5rO12,0〜12.0重量%のY2O,を含み、残りはS
i3N4の組み合わせから成る高温において高度の機械的強度をもつことを特徴
とするSi、N、材料が記載されている。
また米国特許A4,692.420号には、実質的にMg、5rSCeおよびA
Iを含むSi3N4・焼結体が記載されている。これらの化合物はSi3N4と
組み合わされ個々の酸化物の形で利用される。
本発明の要旨
本発明の一実施態様においては、(1)一つのα−3iAION相、(2)一つ
のβ−3iA]ON相、および(3)粒子間に存在する無定形相の少なくとも三
つの相の混合物から成るSiA]ONセラミックス材料が提供される。α−5i
AION相はストロンチウムを含み、細長い細かい粒子および細かい薄板状の粒
子として存在し、β−9jAION相は大きな薄板状の粒子として存在している
。粒子間無定形相は部分的に結晶化していることもできる。これらの3相の相対
的な量を調節することにより、高度のかたさ、優れた高温強度、良好なりリープ
耐性、および良好な酸化耐性をもつように材料を投射することができる。
当業界においてはα−3iAION相にストロンチウムを混入することは一般に
困難であることが知られている。本発明においてはS i 、N、、AINおよ
び多重陽イオン混合物を組み合わせることによりα−5iA1ONの中にストロ
ンチウムを混入する。この多重混合物はSrの酸化物および窒化物から成る群か
ら選ばれる化合物、Ca、Mg、LiおよびNaの酸化物および窒化物から成る
群から選ばれる少なくとも1種の化合物、およびイツトリウムまたは希土類元素
の酸化物および窒化物から成る群から選ばれる少なくとも1種の化合物を含んで
いる。
ストロンチウムを混入すると細長い粒子のα相が得られる。従ってこのα相はβ
相と形状が似ている。しかしこのα相は靭性を失わせることなく純粋なβ相より
も大きな高温強度を与えることができる。
本発明の他の実施態様においては、少なくとも第1、第2および第3の相から成
る5jAIONセラミツクス材料の製造法が提供される。この方法は(a)原料
材料の全重量に関し、75〜98重量%のSi、N、、0.5〜20重量%のA
IN、および0.15〜5.0重量%の(1)Srの酸化物および窒化物から成
る群から選ばれる化合物、(2)Ca。
Mg、LiおよびNaの酸化物および窒化物から成る群から選ばれる少なくとも
1種の化合物、および(3)希土類およびイツトリウムの酸化物および窒化物か
ら成る群から選ばれる少なくとも1種の化合物を含む多重陽イオン混合組成物か
ら成る原料材料混合物をつくり、(b)この混合物を溶媒中で磨砕媒体を用いて
磨砕し、次いでこれを乾燥して該混合物から磨砕媒体を分離し、(c)該混合物
を3,000〜6,000ps i (20’、7〜41゜3MPa)の圧力、
1550〜1950℃の温度において少なくとも15分間高温プレスする3工程
を含み、このようにして(i)共に直径が0.2μmより小さい細かい細長い粒
子と細かい等軸の粒子とを含み且つSr、CaおよびYを含むa−3iA]ON
相をつくり、(11)直径が2.0μmより小さい大きな細長い粒子を含むβ−
3iAION相をつくり、(j i 1)Si、Δ1、Y、5rSCa、Oおよ
びNを含む粒子間無定形相かつ(られる。
本発明の詳細な説明
本発明の5iAIONセラミツクス材料は少な(とも三つの相の混合物である。
これらの3相はα−3iAION相、β−5iAION相、および粒子間に存在
する無定形の形の相である。
α−3iΔION相は一般弐M−(S i 、 A I ) +2 (0,N)
+aで表される。ここでQ<x≦2てあり、Mは多重陽イオン混合物である。
この混合物は(i)Srの酸化物および窒化物から成る群から選ばれる化合物、
(i i)CaSMgSLiおよびNaの酸化物および窒化物から成る群から選
ばれる少なくとも1種の化合物、および(iii)インドリウムまたは希土類元
素の酸化物および窒化物から成る群から選ばれる少なくとも1種の化合物を含ん
でいる。Mは好ましくはSrO,CaOおよびY2O3であり、Xの値が2を越
える場合、M成分は固溶体の形の結晶格子内の位置を完全には占めることはでき
ない。Xが1を越えないことが最も好ましい。α−3iAION相は細かい粒子
および細かい薄板状の粒子として存在する結晶相であることが見出だされている
。分析用透過型電子顕微鏡(ΔTEM)または走査電子顕微鏡(SEM)で撮影
された写真から、α相は直径が0.2μmより小さい細長い細かい粒子または薄
板状の粒子、および直径が0.2μmより小さい微小な等軸の粒子を含んでいる
ことが示された。電子マイクロプローブ分析法(EMPA)による化学分析およ
びATEM法によれば、この微小粒子はストロンチウムを含むα−5iAION
であることが判る。
β−3iAION相は一般式S 16−yA]yoyNs□によって表される。
ここで0<y≦4.3である。yが4.3を越えるβ−3iAIONの組成はあ
り得ない。上記の範囲内においてさえも、yが大きすぎると、過度な粒子の成長
が起こる。過度な粒子の成長が起こると、得られた材料の中に大きな細孔が生じ
る。大きな細孔は典型的にはセラミックス材料の強度を減少させる。yの値は好
ましくは0よりも大きく2以下であり、最も好ましくは1以下である。SEM電
子顕微鏡によれば細長い粒子が見られ、その幾つかの直径は1μmよりも小さい
。これらの粒子はEMPA法およびATEM法によりβ−5iA]ONであるこ
とが示された。
α相およびβ相の両方に細長い粒子が・存在すると、α相およびβ相の混合物に
より純粋なβ相が置換えられるのに十分な構造的な類似性が得られる。この混合
物は純粋なβ−3iAIONよりも高温強度が大きいと信じられている。α一対
β−5iAIONの重量比は好ましくは10:90〜90 : 10、さらに好
ましくは20 : 80〜60 : 40である。
粒子間にある無定形の形の相にはSi、AI、0およびNが(i)Sr : (
i i)CaSMg、LiおよびNaから成る群から選ばれる少な(とも1種の
元素:および(i i i)希土類およびイツトリウムから成る群から選ばれる
少なくとも1種の元素と組み合わされて含まれている。この相は5iAION組
成物の重量に関し0重量%より多いが15釘量%より少ない量で存在している。
この量は好ましくは10重量%よリ、さらに好ましくは5重量%より少ない。゛
試験の結果本発明の5iAIONセラミツクス材料は殆どまたは全くガラス相を
含んでいないことが示されている。陽イオン混合物がα相に混入されると、ガラ
ス相の量の減少が促進され、このようなα相を含むセラミックス材料の緻密化が
容易になる。高温プレスに使用される温度においては、ガラス相はAINおよび
Si3N、原料の表面に存在する多重陽イオン混合物および酸化物から生じる。
Si3N、は少なくとも部分的にガラス相に溶解し、次いでα−3iA1ONお
よびβ−3iAIONの粒子として沈澱する。α−3iAIONが生じるにつれ
て、これがガラス相から成分を除去し、従って得られた生成物中に存在するガラ
ス相の量が減少する。
本発明の多相セラミックス材料は次の方法で製造される。先ず原料材料の粉末混
合物をつくる。この粉末混合物を製造する好適な方法は、磨砕媒体としてジルコ
ニアを用いる磨砕器を使用し、すべての原料を含む細かく分散した懸濁物をつ(
る方法である。ここで原料材料のすべての割合は原料の総重量によるものである
。Si、N4は75〜98重量%で存在し、これと組み合わされてAINは0.
2〜20.0重量%、好ましくは10〜100重量%、最も好ましくは2.0〜
10.0重量%で存在する。次いでこのSi、N4およびAINの混合物を多重
陽イオン混合組成物と混合する。この混合組成物は(1)Srの酸化物および窒
化物から成る群から選ばれる化合物領 15〜5.0重量%、好ましくは0.2
0〜3.0重量%、最も好ましくは0.50〜2.0重量%、(2)Ca、Mg
、LiおよびNaの酸化物および窒化物から成る群から選ばれる少なくとも1種
の化合物0.10〜10.0重量%、好ましくは0.2〜5.0重量%、および
(3)イツトリウムおよび希土類の酸化物および窒化物から成る群から選ばれる
少なくとも1種の化合物0゜1〜10.0重量%、好ましくは0. 3〜5.0
重量%を含んでいる。
この原料材料の混合物を次に溶媒または担持媒質中で約1時間磨砕する。
濾過または他の方法で過剰の担持媒質を除去する。次いでこの混合物を乾燥し、
磨砕媒体を分離し、もとの原料の成分と同じ割合をもつ生成物を得る。この生成
物を緻密化した材料に変えた場合、その割合は緻密化された材料の重量によるも
のとする。
原料材料の好適な粉末混合物は75〜98重量%のSi3N4.0. 5〜20
.0重1i%ノA IN、 0.5〜2.0ii1%c7)S ro、 0.
10〜0.50重量%ぼCab、および1.0〜5.0ff1%(7)YiOs
をlfi合することによりつくられる。
担持媒質中にSi、N、および他の原料材料を含む微粉末懸濁物を製造する場合
、成分の添加には特別な順序はない。例えば粉末にした混合物または粉末にした
成分を担持媒質中にSi3N、を含むコロイド状懸濁液に加えることができ、ま
たその逆も可能である。別法として粉末混合物のすべての成分を同時に担持媒質
に加えた後、磨砕を行うことができる。
後の方法が好適であり、特に有機性の担持媒質、例えばトルエンまたはアルコー
ルを用いる場合にはそうである。
担持媒質は室温、大気圧下において液体である任意の無機または有機性の化合物
であることができる。適当な担持媒質の例としては水:アルコール、例えばメタ
ノール、エタノールおよびイソプロパツール:ケトン、例えばアセトンおよびメ
チルエチルケトン:脂肪族炭化水素、例えばペンタンおよびヘキサン;および芳
香族炭化水素、例えばベンゼンおよびトルエンが含まれる。担持媒質は有機液体
、好ましくはトルエンまたはアルコール、例えばメタノールであることが望まし
い。担持媒質の機能は固体粉末を混合するのに適した粘度を賦与することである
。この目的を達成できる量を用いるだけで十分である。この量は好ましくは15
〜50容量%の範囲内の固体含量を得るのに十分な量であることが好ましい。さ
らに好ましくはこの範囲は20〜35容量%である。この好適範囲より少ない場
合には粘度が低過ぎ、凝集を防いで混合するには不十分である。好適範囲よりも
多い場合には粘度が高過ぎて凝集を防いで混合することが困難になる。
担持媒質がトルエンの場合、ケンリッチ・ベトロケミカルズ(Kenrich
Petrochemicals)社からK E N RE A CTKA322
の商品名で市販されているアルミン酸塩カップリング剤のようなカップリング剤
を用いて懸濁物をつくる助けとすることができる。
メタノールのようなアルコールを用いる場合には、ポリエチレンイミンのような
分散剤を混合助剤として使用し、オレイン酸のような凝集剤を用い粉末混合物の
回収を容易にすることができる。
粉末混合物の成分の分散を助けるために、1種またはそれ以上の表面活性剤また
は分散剤を懸濁物に加えることができる。表面活性剤または分散剤の選択は当業
界に公知のように広い範囲に亙って変えることができる。粉末混合物成分の分散
を改善する任意の量の表面活性剤または分散剤を用いることができる。典型的に
は表面活性剤の量は粉末混合物の量に関し001〜2.0重量%である。
粉末混合物の成分は成分が細かく分散した懸濁物を与える任意の方法で担持媒質
に加えることができる。典型的にはこの方法は室温(238Cとする)において
大きな容器の中で空気中において激しく撹拌しながら行われる。通常の撹拌装置
、例えばボール・ミル装置または磨砕混合機が適している。補助的に超音波振盪
機を用い小さい凝集物を破砕することができる。磨砕混合機が好適である。
混合した後には、細かく分散した懸濁物は通常の方法でこれを加工して生の成形
物にすることができる。例えば焼結を行うために懸濁物を流込み成形することが
できる。別法として懸濁物を乾燥して粉末にし、これを粉砕して高温プレス法に
使用することができる。乾燥は標準的な乾燥法、例えば噴霧乾燥法または好まし
くは炉による乾燥法で達成することができる。乾燥に使用する温度は典型的には
大気圧下における担持媒質の沸点より僅かに低い温度である。好ましくは担持媒
質はトルエンまたはアルコールであり、乾燥温度は約50℃である。
乾燥後、得られた粉末を磨砕媒体または磨砕用のボールから分離し、篩にかけて
最高凝集直径が約100μmの粉末を得る。篩の大きさは好ましくは60メツシ
ユ(250μm)より、さらに好ましくは80メツシユ(180μm)より小さ
い。篩にかけて得られる粉末は本発明の高温プレス法に用いられる粉末混合物で
ある。
この粉末混合物を高温プレス法により緻密化したセラミックス成形体に変えるこ
とが好ましい。通常の高温プレス法を用いて許容すべき結果を得ることができる
。高温プレスは不活性雰囲気、例えば窒素中で行って高温における5i3Niの
酸化および分解を防ぐことができる。
本発明の新規5iAIONセラミックス成形体が得られる限り加工温度と圧力の
任意の組み合わせを用いることができる。温度は1550〜1950°C1好ま
しくは1750〜1870°C1さらに好ましくは1800〜1850℃、最も
好ましくは1820〜1840℃であることが望ましい。
上記のような高温を正確に測定することは技術的に困難である。従って温度を測
定するのに使用される方法に依存して上記の好適範囲には若干の変動が観測され
る。本発明の好適温度範囲はオメガ社(OmegaCompany)製の同社に
よって較正されたタングステン−レニウム熱電対によって測定した。
高温プレスので際の圧力は重要ではあるが、温度はど重要なパラメータではない
。典型的には生の成形体を緻密化させるのに十分な圧力でなければならない。こ
の圧力は好ましくは155.415トール(3500psi) (20,7MP
a)〜310. 290トール(6000psi)(41,3MPa)、さらに
好ましくは206.860トール(4000psi) (27,6MPa)〜2
84. 432トール(5500ps 1)(37,9MPa) 、最も好まし
くは232,717トール(4500psi) (31,0MPa) 〜268
. 918)−ル(5200psi)(35,8MPa)である。この好適な圧
力限界より低い圧力では粉末は十分には緻密化されない。この好適な圧力限界よ
り高い圧力では粉末は低温において短時間で緻密化されるであろう。
粉末に圧力をかけて加熱する時間は粉末が実質的に完全に緻密化するのに十分な
時間でなければならない。一般にラムの動きが緻密化の程度の良い指標になる。
ラムが動き続けている限り、緻密化は不完全である。
ラムが少なくとも15分間動きを止めた場合、緻密化は理論値の99%またはそ
れ以上実質的に完了している。従って高温プレスに必要な時間はラムが動いてい
る時間にさらに15〜30分を加えた時間である。この時間は好ましくは15分
〜5時間、さらに好ましくは30〜90分、最も好ましくは45〜75分である
。
高温プレスを行うと、切削具およびエンジンの部品、特に高摩耗、高温条件下で
で使用される部品として利用できる5iA1ONセラミックス成形品が得られる
。高温プレスにより種々の形状のものをつくることができ、通常の形の一つは平
らな板である。これらの板は長さ2インチ(5,1cm)、幅1.5インチ(3
,8cm)、厚さ0.45インチ(1’、1cm)から長さ16インチ(40,
6cm) 、幅16インチ(40,6cm) 、厚さ1.0インチ(2,5cm
)に亙る大きさをもっている。高温プレス板の大きさによってこれよりも大きな
または小さな板をつくることができる。切削具はこれらの板を縦切りして研磨し
、種々の切削具の形にすることにより製作することができる。
本発明方法でつくられた5iAIONセラミツクス成形体は実質的に多孔性をも
たない緻密な材料である。好ましくは理論値の95%よりも、さらに好ましくは
97%よりも、最も好ましくは理論値の99%よりも高度に緻密化されている。
X線回折法で測定を行うと、上記方法で製造された5iA1ON試料はα−およ
びβ−3iAION相で存在していることが判る。大きな細長い粒子、細かい細
長い粒子、および細かい等軸の粒子の存在はSEMによって決定される。透過型
電子顕微鏡(TEM)およびEMPAによって判るように、極めて予想外なこと
には、α相の5iAIONは細長いβ相の5iAION粒子と同様な細長い粒子
として存在している。
試験を行う前に試験試料を特殊な方法で研磨することが望ましい。先ず試料を洗
浄し、220グリツドのダイアモンド砥石車を用いて粗い部分を平らにする。次
に45μmのダイアモンド砥石車を用いて研磨を開始する。さらに順次下記の方
法で30ps i (206,8Pa) 、20Qrpmで一連の研磨処理を行
う。30μmのダイアモンド・ペーストを用いて5分間3回、15μmのダイア
モンド・ペーストを用いて5分間3回、6μmのダイアモンド・ペーストを用い
て5分間3回、1μmのダイアモンド・ペーストを用いて5分間2回、および0
.25μmのダイアモンド・ペーストを用いて5分間1回。各回の研磨の間で、
水洗し2分間超音波処理を行うことにより試料を十分洗滌した。
本発明の5iAION材料のヴイッカースかたさは室温において少なくとも16
50kg/mm2である。表1に示すように、本発明によれば1700 k g
/mm2よりも大きな極めて高いかたさの値が得られる。
好ましくはヴイカースかたさは室温において1650〜1985kg/mm”、
さらに好ましくは1750−1985kg/mm2である。
5iAIONセラミツクス成形体の機械的性質は標準的な試験により容易に測定
される。これらの値は下記の実施例の5iAION組成物について表1に記載さ
れている。特にかたさ、バルムクヴイスト(Palmqvist)靭性、破壊強
度および破壊靭性について材料を評価した。
これらの試験法を下記に説明する。ヴイッカースかたさおよびバルムクヴイスト
靭性の測定は上記のようにして試料を調製した後、試料に対して同時に行うこと
ができる。
ヴイッカースかたさによりセラミックス材料の圧痕に対する耐性が測定される。
長さ約1cm、幅約1cm、高さ約1cmの試料を平らな面の上に載せ、標準的
なヴイッカース・ダイアモンド圧痕器を用い、クロスヘッドの速度を0.02イ
ンチ/分にして圧痕をつける。ヴイッカースかたさの値はかけた負荷および圧痕
の断面積から計算される。負荷はこの場合14kgである。
バルムクヴイストかたさ試験はヴイッカースの試験を拡張したものである。[ニ
ス・パルムクヴイスト(S、Palmuqvist)、Jerndontore
ts Annalen誌141巻(1957年)300頁、パルムクヴイスト靭
性試験について]。試験試料を調製し、ヴイッカース試験と同様にして圧痕をつ
け、14kgの負荷をさらに15秒間保持し、試料に亀裂を入れる。圧痕の対角
線および亀裂の長さはニコン(Ni kon)UM2顕微鏡を1000倍の倍率
で使用して測定する。
パルムクヴイスト靭性(W)はかけた負荷(P)に正比例し、亀裂の長さくL)
に反比例する。本発明の5iAION成形体は室温におけるバルムクヴイスト靭
性が少なくとも28kg/mmであることが好適である。室温におけるパルムク
ヴイスト靭性はさらに好ましくは28〜45kg/mm、最も好ましくは32〜
45 k g/mmである。
破壊靭性により動的負荷がかかった場合の材料の破壊耐性が測定される。本発明
においては二つの方法を用いて破壊靭性を測定した。第1の方法はシェブロン(
Chevron)ノツチ試験である。上記の方法で試験棒をつくり、さらにシエ
ヴロン・ノツチで刻み目を付ける。次にこの試験棒に対し、間隔を40mm、ク
ロスヘッド速度を1.0mm/分として3点曲げ試験を行う。本発明の5iAI
ONセラミツクス成形体は室温(23℃)においてシエヴロン・ノツチ法により
測定された破壊靭性が4.5MPa・ (m)””より大きいことが望ましい。
この室温における破壊靭性は好ましくは4.5〜5.5MPa・ (m)”2で
あり、さらに好ましくは5.5MPa・ (m)”より、最も好ましくは6MP
a・ (m)1/2より大きい。
破壊強度(破断モジュラス)により定常的な負荷をかけた際の材料の破断耐性が
測定される。5iAIONセラミツクスの矩形の棒(45mmx4mmx3mm
)をプレスの方向に垂直に切断して試験棒をつくる。
500グリツドの砥石車(軍事標準規格1974年)を用い、プレス板と平行な
表面でこの棒を研磨する。破断強度は間隔20mm、クロスヘッド速度0.5m
m/分で4点曲げ試験を用いて測定する。室温における破壊強度は少なくとも6
50MP aであることが望ましく、好ましくは825〜1250MP a、さ
らに好ましくは850〜950MP aである。1200℃における破壊強度は
好ましくは少なくとも650MP aであり、1375℃においては好ましくは
少なくとも350MP aである。
5iAION複合体の物理的性質はa−およびβ−3iA]ON相の割合を変え
ることにより変化させることができる。α相対β相の割合を約20・80にする
と最適のバルムクヴイスト靭性が得られる。しかしα相の割合が大きい試料では
材料の籾性は減少しかたさは増加する。α−5iAION対β−3iAIONの
割合が20 + 80〜60:40の場合、かたさの値が1900 k g/m
m2より大きい好適な値が得られる。
5iAION複合体のα/β比の計算値を下記に示す。
公称値 計算値*
*式 (α(102)十α(201)l / [lα(102)+α(201)
]+[β(101)+β(201)]]に拠る。
ここでα(102)、α(201)、β(101)およびβ(201)はX線回
折法で測定されたピークの高さである。
下記実施例により本発明の新規多相S i A I ON、該新規5jA1ON
材料の製造法および該複合体の物理的性質を例示する。これらの実施例は本発明
の範囲を限定するものではない。特記しない限りすべての割合は重量による。実
施例1〜7の物理的性質の要約を表1に示す。
実施例 1
化合物 重量%
Si3N4 97.99
合計 100.00
上記の化合物を上記の量で含む混合物をメタノール中においてZrO2媒体を用
い2時間磨砕して粉末混合物をつくり、乾燥させ、篩にかけて貯蔵する。この粉
末混合物約80gを5.000ps i (34,5MPa)で窒素気流中にお
いて1825°Cで1時間高温プレスし、o5X1.5/2インチ(1,3X3
.8X5.1cm)のビレットにする。
このビレットは非常に緻密化されており、水浸漬法で測定した密度は3゜24g
/ccであった。α/β比は1o・9oであった。
実施例 2
化合物 重量%
Si3N4 95.33
AIN 2.85
Y203 1.01
SrO0,56
CaOO,25
合計 100.00
上記の化合物を上記の量で含む混合物を実施例1と同様にして磨砕し、高温プレ
スする。ビレットの密度は3.22g/ccであり、X線回折ニヨリα−オヨヒ
β−3iAIONの両方が示された。α/β比は2゜:80であった。
実施例 3
化合物 重量%
Si3N4 92.86
AIN 4.31
YzO31,66
SrO0,92
Ca0 0.25
合計 100.00
上記の化合物を上記の量で含む混合物を実施例1と同様にして磨砕し、高温プレ
スする。α/β比は30 : 70であつた。
実施例 4
化合物 重量%
Si3N、 90.29
AIN 5.84
YzOa 2.33
Sr0 1. 29
Ca0 0. 25
合計 100.00
上記の化合物を上記の量で含む混合物を実施例1と同様にして磨砕し、高温プレ
スする。α/β比は40:60であった。
実施例 5
化合物 重量%
Si3N< 87.71
AIN 7. 38
Y203 3. 0
8rO1,66
CaOO,25
合計 100.00
上記の化合物を上記の量で含む混合物を実施例1と同様にして磨砕し、高温プレ
スする。α/β比は50:50であった。この試料の表面のかたさは1931
k g/mm2であった。
実施例 6
化合物 重量% ”
5isN4 85.14
AIN 8.91
CaO0,25
合計 ioo、o。
上記の化合物を上記の量で含む混合物を実施例1と同様にして磨砕し、高温プレ
スする。α/β比は60 : 40であった。
実施例 7
化合物 重量%
Si、Na 74.79
AIN ’ 15.06
Y20g 6.38
SrO3,52
CaO0,25
合計 100.00
上記の化合物を上記の量で含む混合物を実施例1と同様にして磨砕し、高温プレ
スする。α/β比は100:0であった。
X線回折法により試料中にα相およびβ相の両方が存在することが示された。S
EMによれば、(1)大きな細長い粒子(直径〉1μm)、(2)細かい細長い
粒子(直径〈0.2μm)、および(3)粒子間の無定形相の3種の粒子が示さ
れた。EMPAおよびATEMによれば、大きな粒子はβ−81ΔIONであり
、2種の細かい粒子はY、SrおよびCaを含むα−3iAIONであることか
示された。またSEMによれば主としてS I SCa s A I、Y、Sr
、0およびNから成る粒子間無定形相が約5〜6容量%存在することが示された
。
表1に示される実施例1〜7の結果から、破壊靭性および破壊強度は従来法の材
料と同等であることが判る。本発明の材料により高度のがたさ、高温における優
れた強度、および良好な酸化耐性およびクリープ耐性をもったセラミックス材料
が得られる。
以上特殊な具体化例により本発明を説明したが、当業界の専門家は他の具体化例
も容易に適用することがでよう。従って本発明の範囲は下記請求の範囲にだけ限
定されるものである。
Claims (10)
- 1.(a)一般式Mn(Si,Al)12(O,N)16、但し式中Xは0<X ≦2であり、Mは(i)Srの酸化物および室化物から成る群から選ばれる化合 物、(ii)Ca、Mg、LiおよびNaの酸化物および窒化物から成る群から 選ばれる少なくとも1種の化合物、および(iii)希土類およびイットリウム の酸化物および室化物から成る群から選ばれる少なくとも1種の化合物の多重陽 イオン混合物である、で表されるα−SiAlONの第1の相、(b)一般式S i6−rAl7O7N8−7、但し式中yは0<y≦4.3である、 で表されるβ−SiAlONの第2の相、および(c)(i)Srの酸化物およ び窒化物から成る群から選ばれる化合物、(ii)Ca、Mg、LiおよびNa の酸化物および窒化物から成る群から選ばれる少なくとも1種の化合物、および (iii)希土類およびイットリウムの酸化物および窒化物から成る群から選ば れる少なくとも1種の化合物の混合物と組み合わされたSi、Al、OおよびN aを含む粒子間に存在する無定形の形の第3の相から成る少なくとも3種の相の 混合物を含み、 高度のかたさ、高温における優れた強度、および良好な酸化耐性を示すことを特 徴とする多相SiAlONセラミックス材料。
- 2.yは0<y<1であり、第3の相は材料の全容積に関し0%より多く15容 量%より少ない量で存在し、α−SiAlON対β−SiAlONの重量比は1 0:90〜90:10であることを特徴とする請求の範囲1記載のセラミックス 材料。
- 3.セラミックス材料の重量に関し、(a)(i)は0.15〜約5.0重量% 、(a)(ii)は0.10〜10.0重量%、(a)(iii)は約0.1〜 約10.0重量%存在することを特徴とする請求項1または2記載のセラミック ス材料。
- 4.MはSrO、CaOおよびY2O3の混合物であり、xは0<x≦2である ことを特徴とする請求の範囲3記載のセラミックス材料。
- 5.α−SiAlON相は共に直径が0.2μmより小さい細かい細長い粒子お よび細かい等軸の粒子を含んでいることを特徴とする請求の範囲1または4記載 のセラミックス材料。
- 6.該材料は空気中で1375℃における破壊強度が少なくとも350MPaで あり、室温におけるかたさが少なくとも1700kg/mm2であることを特徴 とする請求の範囲1または4記載のセラミックス材料。
- 7.(a)原料材料の全重量に関し、75〜98重量%のSi3N4、0.5〜 20重量%のAlN、および0.15〜5.0重量%の(1)Srの酸化物およ び窒化物から成る群から選ばれる化合物、(2)Ca、Mg、LiおよびNaの 酸化物および窒化物から成る群から選はれる少なくとも1種の化合物、および( 3)希土類およびイットリウムの酸化物および窒化物から成る群から選ばれる少 なくとも1種の化合物を含む多重陽イオン混合組成物から成る原料材料混合物を つくり、(b)この混合物を溶媒中で磨砕媒体を用いて磨砕し、次いでこれを乾 燥して該混合物から磨砕媒体を分離し,(c)該混合物を3,000〜6,00 0psi(20.7〜41.3MPa)の圧力、1550〜1950℃の温度に おいて少なくとも15分間高温プレスする工程から成り、 このようにして(i)共に直径が0.2μmより小さい細かい細長い粒子と細か い等軸の粒子とを含み且つSr、CaおよびYを含むα−SiAlON相をつく り、(ii)直径が2.0μmより小さい大きな細長い粒子を含むβ−SiAl ON相をつくり、(iii)Si、Al、Y、Sr、Ca、OおよびNを含む粒 子間無定形相をつくることを特徴とする少なくとも3相の混合物を含むSiAl ONセラミックス材料の製造法。
- 8.原料材料の全重量に関し、化合物(a)(1)は0.20〜3.0重量%、 化合物(a)(2)は0.10〜10.0重量%、化合物(a)(3)は0.1 〜10.0重量%存在することを特徴とする請求の範囲7記載の方法。
- 9.原料材料の混合物は原料材料の全重量に関し、AlNを1.0〜10重量% 含み、(a)(1)は0.50〜2.0重量%のSrOまたはSr3N4であり 、(a)(2)は0.5〜5.0重量%の量であり、(a)(3)は0.3〜0 .5重量%の量であり、残りはSi3N4であることを特徴とする請求の範囲7 記載の方法。
- 10.原料材料の全重量に関し、AlNは1.0〜10.0重量%の量で存在し 、(a)(1)は0.50〜2.0重量%のSrOであり、(a)(2)は0. 5〜5.0重量%のCaOであり、(a)(3)は0.3〜0.5重量%のY2 O3であり、残りはSi3N4であることを特徴とする請求の範囲7記載の方法 。
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