JPH07504306A - 重要度量子化装置を備えたデータ圧縮システム - Google Patents

重要度量子化装置を備えたデータ圧縮システム

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 重要度量子化装置を備えたデータ圧縮システム1豆立丘! 本発明は、デジタル信号伝送チャネルを経由して伝達される情報を圧縮コード化 するためのシステムに関する。具体的には、本発明はデータ重要度マツプ(da ta 51gn1ficance map)をコード化するためのデジタル信号 処理システムに関する。
デジタル・データ圧縮システムの主要な目的の1つは、冗長情報を除去し、残余 の情報を最小数のビットを用いて正確に表現してから、データを伝送チャネルま たは記憶媒体を経由して伝達することである。圧縮の対象となるデータは、例え ば、オーディオ情報やビデオ情報といったように、様々なタイプの情報を表して いる場合がある。
データを圧縮のためにコード化するには、多くの場合、2つの要因を特に考慮す る必要がある。つまり、有意データ(significant data)のロ ケーションと有意非ゼロ・データ(significant non−zero  data)の値である。データ・ロケーションの圧縮コード化は、有意非ゼロ ・データのコード化を強化するという利点がある。データ・ロケーションは、重 要度マツプ(significonce a+ap)と呼ばれるもののエントリ (項目)で表わすことができる。
特に、イメージ信号処理分野における最近の開発で絶えず注目の中心になってい るのは、効率的で、正確なデータ圧縮コード化方式の必要性である。この点に関 して、「ピラミッド形」信号処理(“pyraa+id”signal pro cessing)と呼ばれる種々の方式が、特にイメージ情報処理に関連して提 案されている。イメージ・データの多重解像度「ピラミッド形」処理は、例えば 、Burt他著「コンパクト・イメージ・コードとしてのラプラシアン・ピラミ ッド」(”LaplacianPyran+id as a Compact  Image Code″) (IEEETransactions on Co mmunication、 Vol、 Cow−31゜No、 4. Apri l 1983)に記載されティる。「微小波」(wavelet)ピラミッド形 と呼ばれるものは、多重解像度ピラミッド形の特殊タイプであり、これは直角位 相ミラー−フィルタ(quadrature m1rror filter−Q MF)を使用して、オリジナル・イメージ表現ビデオ信号をサブバンド(sub band)に分解したものを発生するものである。このタイプの信号プロセッサ は、Pentland他著「フラクタル・ベースのイメージ圧縮の実用的アプロ ーチ」じPractical Approach t。
Fractal−Based Image Compression”) (P roceedingsof theDcc’91 Data Compress ion Conference、 April8−11.1991. IEEE  Computer 5ociety Press、 LosAlamitos 、 Ca1ifornia)に記載されている。Pentland等の圧縮シス テムでは、低周波数組スケール情報を使用して、高周波数精細スケールの有意情 報を予測することを試みている。QMFサブバンド・ピラミッド形処理は、J、  W、 Woodsiiの文献[サブバンド・イメージ・コード化J (”5u bband Image Coding”) (KluwerAcademic  Publishers、 1991)にも記載されている。
イメージ・データをピラミッド形処理する別のシステムは、Lewis他著「二 次元微小波変換を用いた64 Kb/sビデオ・コーデック」じA 64 Kb /s Vide。
Codec Using the 2−D Wavelet Transfor m” (上掲のProceedings of the DCC’91 Dat a CompressionConference)に記載されているe Le wis等は、人間の視覚的認識モデル(model of human vj、 5ualperception)をベースにしたコード化システムを説明してい る。分解された高通過帯域は、2x2のサブツリー・ブロックからなるノードを もつ空間的ローカル・ツリーを構築することによって処理される。あるツリーの エネルギ(統計的測定量)は、人間の視覚系の加重しきい値(weighted  thresholdlと比較されて、ツリーが重要であるかどうがが判断され る。重要でなければ、コーグは、そのツリーの残余がゼロであると想定し、「ゼ ロ・フラッグ」が送出される。
係属中の米国特許出願第790,860号(J、M、5hapiro)に開示さ れているデータ圧縮システムでは、有意の低周波数組スケール情報が存在しない ことを利用して高周波数精細スケールの有意情報が存在しないことを予測してい る。これは、Pentland等のシステムが逆に有意情報の予測を試みている のと対照的である。さらに、5hapiroシステムの利点は、Lewis等に おけるように、複数の係数からなるブロックに関連する統計的測定量(エネルギ など)に頼らないことであり、統計的測定量に頼ると、有意な係数がその周囲の 非有意な係数によって不明瞭になるからである。また、Lewis等と異なり、 5hapiroシステムは、あるしきい値が与えられているとき、ツリー構造の ルート(root)エレメントも、ルート・エレメントのどの子孫(desce ndant)も、そのしきい値より大きい大きさをもたないことを保証している 。
本明細書から明らかなように、5hapiroシステムを本明細書に開示してい るように変形すると、メモリと計算量が増加するという犠牲を伴うが、コード化 パフォーマンスが向上する。前述した5hapiroシステムのゼロツリー(z erotree)構造では、大きな有意係数値がツリー構造内の中間(リーフ( 1,eaf))ノードに現れると、そのノードの祖先は、例えば、連続近似量子 化装置(successive approximation quantiz er)に関連して、漸次小さくなっていくしきい値で将来の評価を行うとき、ゼ ロツリー・ルートになることが禁止されることになる0本明細書に開示したシス テムでは、連続近似量子化装置を使用しているので、ある係数が有意であると分 かると、漸次小さくなってい(しきい値でその係数を重要度マツプに組み入れる 必要がなくなっている。従って、本発明の原理によれば、有意係数が中間(例え ば、リーフ)ノードに現れても、先祖(より粗いレベルに置かれた)は、漸次小 さくなっていくしきい値で将来の評価を行うとき、ゼロツリー・ルートになるこ とが禁止されない。
本発明の原理によれば、デジタル・データ処理システムはデータ表現係数のツリ ー構造を生成する手段を含み、そのツリー構造は、例えば、粗い情報のレベルで 生成された係数から相対的に精細な情報のレベルで生成された係数に至るまで複 数の経路をもっている。
これらの係数は、有意係数であるか、非有意係数であるかを区別するように評価 される6本システムには、ツリー構造のルート係数からツリー構造の終端係数の 集合に至るまでの、ツリー構造内の相互に関係づけられた非有意係数の連関を表 す専用シンボル(dedicated symbol)を生成するための手段も 含まれている。このシンボルは、ある特定の基準レベルにあるとき、大きくなっ ていく基準レベルで非有意であると判断された係数とその子孫のすべてがその特 定基準レベルより小さい大きさをもっていれば、その係数はツリー構造のルート であることを表している。
本発明によるシステムの図示した好適実施例では、エンコーダは、画素(pic ture elements)で構成されたオリジナル・イメージ情報を、複数 の分解レベルの各々における複数のイメージ表現サブバンドに分解する。サブバ ンドは、低周波数サブバンド成分と高周波数サブバンド成分を含んでいる。各分 解レベルにおける低周波数サブバンドは、最後のレベルを除き、それより下位の 分解レベルのサブバンド成分に分解される。この分解プロセスにより、イメージ 分解の各サンプルごとに、振幅を表す係数が得られる。ある与えられたレベルに ある係数は、より精細な詳細レベルにある係数の集合、例えば、ある次元のイメ ージ解像度の2倍に相当する係数の集合と関係づけることが可能である。相対的 に粗いレベルにある係数は「親(parent) Jと呼ばれ、より精細な次の 詳細レベルで同じ空間的または時間的ロケーションに置かれた係数は「子(ch ildrenNと呼ばれる。ある親係数が与えられているとき、同じロケーショ ンでより精細なすべての詳細レベルにある係数はすべて「子孫(descend ants) Jと呼ばれる。同様に、ある子孫数が与えられているとき、同じロ ケーションでより粗いすべての情報レベルにある係数はすべて「祖先(ance stors) Jと呼ばれる。係数は、順次に定められる複数のしきい値の各々 に対して、大きさが有意であるか、非有意であるかが判断される。ある係数が非 有意で、「ゼロツリーのルート」であると判断されると、すべての子孫は、ある 特定のしきい値に対して、より大きなしきい値で非有意であると判断された係数 とその子孫のすべてがその特定しきい値より小さい大きさをもっていれば、非有 意であると予測される。ゼロツリー・ルートであると判断された係数は、専用シ ンボルを使用してコード化され、このシンボルは最終的にエントロピー・コーグ (entropy coder)などの手段によって処理される。非有意係数の コード化は、特に、中周波数と高周波数の有意サブバンド係数を含む信号、例え ば、イメージのテクスチュア(texture)を表している信号の場合に、大 幅に改善することが可能である。
図1日と!!11朋 第1図は、本発明の原理による圧縮システムのオペレーションに関連するマルチ レベル・イメージ・サブバンド分解の様子を示す図である。
第2図は、イメージ表現信号を複数のサブバンド成分に分解する装置を示す図で ある。
第3図〜第8図は、種々形態のマルチレベル・サブバンド分解を示す図である。
第9図〜第12図は、本発明によるコード化システムのオペレーションを種々の 側面から見たフローチャートである。
第13図は、第10図に示すフローチャートの変形を示す図である。
第14図は、本発明によるシステムを実現するエンコーダを示すブロック図であ る。
第15図〜第17図は、本発明によるデコード・システムを種々の側面から見た フローチャートである。
第18図は、本発明によるシステムを実現するデコーダを示すブロック図である 。
第1図に示すように、オリジナル・イメージは3つのピラミッド・レベル(py ra+mLd 1evel)に分解される。オリジナル・イメージ・マツプは、 その幅(w)×高さくH)で定義されたアスペクト比を示しており、普通「ベル (pelNまたは「ビクセル(pixel)Jと呼ばれ、連続する輝度(int ensity)特性を表している複数のデジタル画素(picture ele +++ents) から構成されている。この例では、オリジナル・イメージは 512×512ベル・イメージになっており、イメージの右下隅に単一ベルが示 されている。オリジナル・イメージの平均値(meanまたはaverage  value)は、オリジナル・イメージがサブバンド分解を受ける前に取り除か れ、別々にコード化される。
512 X512オリジナル・イメージは、最も精細な詳細、つまり、解像度を 示している。第1分解レベルでは、ゼロ平均値(zero−mean)のオリジ ナル・イメージは、第2図を参照して後述する装置によって4つのサブバンドに 分解される。各サブバンドは空間周波数のバンド(帯域)を表している。第ルベ ル・サブバンド・イメージは、あとで説明するように、LLI、LHI。
HLIおよびHHIで示されている。オリジナル・イメージを分解するプロセス では、水平方向と垂直方向の同次元において2でサブサンプリング(subsa mpling)され、第ルベルの4サブバンド・イメージの各々は、各次元がオ リジナル・イメージの半分のサイズで、アスペクト比がW/2 xH/2(縮尺 に応じて図示していない)の、256 X256ペル・イメージになる。このレ ベルの各係数は、2×2ベル・ブロックに示すように、オリジナル・イメージ内 の同じ空間ロケーションにある4個のベルに対応している。
サブバンドLLIは、低周波数水平情報と低周波数垂直情報を同時に含んでいる 。通常、イメージ・エネルギの大部分は、このサブバンドに集中している。サブ バンドLHIは、低周波数水平情報と高周波数垂直情報(つまり、垂直エツジ情 報)を含んでいる。サブバンドHLIは、高周波数水平情報と低周波数垂直情報 (つまり、水平エツジ情報)を含んでいる。サブバンドHHIは、高周波数水平 情報と高周波数垂直情報(つまり、テクスチュア(texture)または対角 エツジ情報)を含んでいる。
後に続く第2および第3下位分解レベルの各々は、先行レベルの低周波数LLサ ブバンドを分解することによって得られる。従って、第ルベルのサブバンドLL Iが分解されると、中詳細(moderate detail)の第2レベルの サブバンドLL2. L)12.HL2およびHI3が得られる。同様に、サブ バンドLL2が分解されると、第3レベルの粗い詳細サブバンドLL3. LH 3,HL3およびHI3が得られる。2でサブサンプリングされるので、各第2 レベル・サブバンド・イメージは、オリジナル・イメージの1/4のサイズであ る128X12&ベル・イメージになる。このレベルでの各サンプル(ベル)が 中詳細を表しているのは、4×4ベル・ブロックに示すように、各々が同じロケ ーションにおけるオリジナル・イメージでは16ベルで定義された情報に対応し ているからである。同様に、各第3レベル・サブバンド・イメージは、オリジナ ル・イメージの1/8のサイズである64X 64ベル・イメージになる。この レベルでの各ベルが相対的に粗い詳細(coarse detail)に対応し ているのは、8X8ブロツクに示すように、各々が同じロケーションにおけるオ リジナル・イメージでは64ベルで定義された情報を表しているからである。分 解されたイメージはサブサンプリングにより、オリジナル・イメージより物理的 に小さくなっているので、オリジナル・イメージをストアするのに使用したのと 同じ512 X512メモリを、分解されたサブバンド・イメージのすべてをス トアするために使用できる。言い換久れば、オリジナル・イメージおよび分解さ れたサブバンドLLIとLi2は破棄されるので、ストアされてない。粗い詳細 を表すサブバンド成分と、次の上位詳細レベルにある対応するサブバンド成分と の間には、サブバンド成分HH3(親) 、HI3(子)およびHI3(親)、 HHI(子)に関して示しているように、親子の関係が存在する。サブバンド分 解レベルは3つだけが示されているが、特定のシステムの要求条件に応じて追加 のレベルを展開することが可能である。また、DCTや線形空間サブバンド(L inearly 5paced 5ubband)などのように、他の方法で変 換を行えば、第5図〜第8図を参照して説明するように、い(つかの異なる親子 関係を定義することも可能である。
サブバンド分解プロセスは、第2図に示す装置で行うことが可能である。WXH の寸法をもつイメージを表す入力信号は、ユニット20と21によって水平方向 に低域通過と高域通過のフィルタがかけられてから、ユニット24と25によっ て2で水平方向にサブサンプリングされる。ユニット24からのサブサンプリン グされた出力信号は、ユニット26と27によって垂直方向に低域通過と高域通 過のフィルタがかけられてから、それぞれユニット28と29によって2で垂直 方向にサブサンプリングされる。サブバンド成分LLとL)(はユニット28と 29のそれぞれの出力端に現れる。同様に、ユニット25からの出力信号は、ユ ニット30と31によって垂直方向に低域通過と高域通過のフィルタがかけられ てから、それぞれユニット32と33によって垂直方向にサブサンプリングされ る。サブバンド成分HLとHHはユニット32と33のそれぞれの出力端に現れ る。サブバンド・デコンボーザ(subband decomposer)に関 連するフィルタ・ユニットは、水平方向と垂直方向の周波数バンドを低周波数バ ンドと高周波数バンドに分割するために、デジタル直角位相ミラー・フィルタ( QMF)にすることが望ましい。後続の下位分解レベルに置かれたQMFユニッ トは、先行レベルに置かれたフィルタ・ユニットと同様のものである。
3つの分解レベルでの複数サブバンドの関係を別の見方で示したのが第3図であ る。異なる分解レベルにある対応するサブバンド間の親子関係は実線の矢印で示 されており、この矢印は、相対的に粗いデータ・レベルにある親エレメントから より精細なデータ・レベルにある子エレメントへ向いている。第3図は、微小波 ピラミッドの場合のツリー従属関係を示し、すべての親はサブバンドLL3を除 き、1つのサブバンドに子をもっている。最後の分解レベルにあるサブバンドL L3は分解されない唯一のLLサブバンドであり、サブバンドHL3.L)+3 およびHH3の「親」になっている。点線は、各レベルにおける最低周波数サブ バンドから最高周波数サブバンドへ向かって、最も粗いデータ・レベルから始ま って、複数の分解レベルを処理するときの1つの可能な順序を示している。第3 図を他の側面から見たものは、第12図を参照して後述する。
第4図〜第8図は、代替的なサブバンド分解形式を示している。第4図のサブバ ンド形式は、各子エレメント(例えば、係数)が複数の親エレメントを持つこと ができる点を除けば、第3図のそれと類似している。第5図と第6図は、それぞ れ単一および複数の親エレメントをもつ子エレメントの場合の分割可能微小波分 解のツリー従属関係を示している0分割可能分解では、水平方向のフィルタリン グとサブサンプリング操作を完了してから垂直方向のフィルタリングとサブサン プリング操作を行うことも、その逆を行うことも可能である。第7図と第8図は 、それぞれ単一および複数の親エレメントをもつ子エレメントについて、離散的 余弦変換(Discrete Co51ne Transform −DCT) などのような、線形空間サブバンド方式の分割可能ブロック変換を行う場合のツ リー従属関係を示している。
以下に説明するコード化システムは、ある特定のしきい値が与えられれていると き、ある与えられたサブバンド分解に関連する重要度マツプのデータ圧縮を達成 するものである0重要度マツプのコード化システムでは、重要度順に配列された ビットをもつビットストリーム(bitstream)を作り出す能力もつ、開 示した連続近似量子化装置とエントロピー・コーグなどを使用することによって 、有意係数の実際の非ゼロ値の圧縮を強化している。
開示したシステムでは、特に、ある係数(この例では、二次元(2−D)離散的 微小波変換の係数)が、ゼロまたは非ゼロの量子化値をもつかどうかを示す重要 度マツプをコード化するという問題を取り扱っている。
これは高圧縮の重要な側面である、低ビット・レート・イメージ・コード化であ る。非常に低いビット・レートを達成するには、すなわち、量子化後ベル当たり 1ビツトを達成するには、ゼロを表すシンボルが現れる確率は非常に高(なる。
ビット予算(bit budget)は、その多くが重要度マツプをコード化す るのに消費されるのが通常であるので、重要度マツプのコード化を大幅に改善す ると、低ビット・レート圧縮が大幅に改善されることになる。
重要度マツプをコード化する費用は、開示されたゼロツリー構造を使用すると低 減化される。変換コード化(transform coding)を採用する従 来の手法では、JPEGイメージ処理標準案と同じように、ある種のランレング ス・コード化(run Length coding)によって重要度マツプを コード化しているのが普通である。この種のコード化では、ゼロに量子化された 係数の非独立性の一部を利用できる反面、ランの長さをコード化するので、−次 (first order)エントロピーは改善されないのが一般的である。ブ ロックの終わり(end−of−block −EOB)コードは、例えば、J PEGシステムでは、ブロック内の残余係数がすべてゼロであることを示すため に使用されている。開示したゼロツリー構造がEOBコードより優れている主要 利点は、ゼロツリー・ルートが現れるサブバンドがその粗さを増加していくと( 周波数が減少していくと)、予測される係数の数が指数的に増加することである 。これに対して、EOBシンボルが現れる周波数がその周波数を減少していくと 、予測される係数の数は線形的に増加するだけである。従って、ゼロツリー構造 によると、特に、ルートが粗いスケールで現れるのが普通である平滑区域におい て、予測できる係数がさらに多(なる。
ある特定のしきい値のとき、ある与えられたサブバンド分解に関連する重要度マ ツプは、事実上、サブバンド分解(第3図)をコピーしたものであり、そのコピ ーでは、各係数はバイナリ・デシジョン(binarydecision)を表 すエントリ値によって置き換えられている1例えば、値”0”は、関連の係数の 値の大きさが非有意(しきい値より小さいか等しい大きさをもつ)であることを 示すために使用でき、”l”の値は、関連の係数の大きさが有意(しきい値より 大きい大きさをもつ)であることを示すために使用できる。重要度マツプの定義 は、三値マツプ(ternary■ap)を含めるように拡張することも可能で ある。この三値マツプでは、有意なエントリは、“1”と“−1“の値を用いて エントリの有意性と符号を示すために、正と負のエントリに分割されているが、 非有意を表すために0“も用いられている0重要度マツプの各エントリに関連づ けられたサブバンド係数は有意であるか、非有意であるかのどちらかであるので 、重要度マツプは、事実上、サブバンド分解の有意係数のロケーションを示して いる0重要度マツプを係数の値から切り離してコード化すると、低ビット・レー ト(高圧縮)を達成するためには、有意係数の数を非常に少な(する必要がある ので、特に低ビット・レート(例えば、サンプル当たり1ビツト以下)のデータ 圧縮の場合に好都合である。
重要度マツプをコード化するには、二値・デシジョン(有意か非有意か)または 三値デシジョン(符号も重要度マツプに示されているとき、正の有意か、負の有 意か、非有意か)が必要になるので、適応算術コード化(adaptive a rithmetic coding)やランレングス・コード化といったように 、小さなアルファベットがら多数のサンプルをコード化するのに適したコード化 学。
法が重要度マツプをコード化するために使用できる。
非ゼロ値の大きさをコード化するには、大きなアルファベットからサンプルをコ ード化するように最適化された、いくつかの手法(例えば、ベースラインJPE Gシステムで使用されているような、あらかじめ決めたテーブルをもつハフマン ・コード化(Huffman coding)など)が使用できる。
ゼロツリー・コード化によると、ある特定のしきい値に対する、ある与えられた サブバンド分解に関連する重要度マツプが効率よくコード化される。関連のサブ バンドの中で隔離された単一の係数が有意か、非有意かを示すシンボルを使用す るほかに、可能な場合は、非有意係数(与えられたしきい値より小さいか、等し い大きさをもつ係数)のエントリは、図示のシステムでは、多重解像度データ表 現のゼロツリー構造を構築することによってグループにまとめられて一緒にコー ド化される。そしてゼロツリーのルートは、重要度マツプ・エンコーダのアルフ ァベット内の単一専用シンボルを使用してコード化される。この目的のために、 各係数は個別に評価される。重要度マツプ内のエントりは、その関連サブバンド 係数とその子孫のすべてが特定のしきい値より小さいか、等しい大きさをもつと き、ゼロツリー・ルートとしてコード化される。
しかし、有意な子孫が存在すると、非有意な係数のエントリは、「隔離されたゼ ロ(isolated zero) Jを表す記号を用いてコード化される。従 って、重要度マツプは、二値重要度マツプの場合には、3つの記号(有意、隔離 されたゼロ、ゼロツリー・ルート)を用いてコード化され、符号付きデータの三 値マツプの場合には、4つの記号(正の有意、負の有意、隔離されたゼロ、ゼロ ツリー・ルート)を用いてコード化される。
ゼロツリー・コード化は、重要度マツプ内のあるエントリがゼロツリーのルート であると判断されると、非常に多数の子孫係数の非有意が予測されるのが普通で あるので、特に低ビット・レート圧縮システムで使用すると有用である。重要度 マツプ内で子孫の係数と関連づけられたエントリはルートから予測できるので、 その非有意をコード化するのに追加のシンボルは不要である。従って、ツリー全 体の非有意は、非常に安いコストでコード化される。
従来の手段を使用して有意非ゼロ係数の実際値をコード化することも可能である が、ゼロツリー構造に関連するしきい値設定(thresholdfng)オペ レーションによって、連続近似量子化装置でゼロツリー構造を使用できるので、 漸次に精細になるしきい値でデータが精密化(refine)されるという利点 がある。この目的のために、マルチステージ量子化装置は、漸次に精細になるし きい値でゼロツリー・コード化を使用して、前の大きなしきい値で非有意と判断 されていた係数に関連する重要度マツプを効率よくコード化する。
連続近似量子化装置では、各分解レベルのサブバンド・イメージはマルチステー ジ・コード化システムを使用してコード化される。このシステムでは、各ステー ジは漸次に精細になるしきい値を使用して、有意かどうかを判断する。このコー ド化システムは、2つの係数座標リスト(list of coefficie ntcoordinates)をメモリに維持している。さらに1.コード化シ ステムは、サブバンド分解の2コピーをメモリに維持している。最初のコピーは オリジナル・コピー(original copy)と呼ばれるもので、コード 化システムは未変更のままにしてお(。もう1つのコピーはドミナント・コピー (doa+1nant copy)と0乎ばれるもので、これは、ある係数が有 意であると判断されると、ドミナント・コピー上のその値がゼロにセットされる ような形で変更される。ステージの開始時には、ドミナント・リストは、まだ有 意であると判断されていない係数の座標を収めている。従属リスト(subor dinate 1fst)は、前の大きなしきい値に対して以前に有意であると 判断されたオリジナル・コピーの係数の座標を収めている。各リストは係数がコ ード化処理される順に座標を収めている。第1ステージの開始時には、すべての 係数座標はオリジナル・ドミナント・リストに入っており、従属リストは、どの 係数もまだ有意であると設定されていないので、空になっている。係数が有意ま たは非有意であると判断されると、そのエントリはそれぞれ、オリジナル・ドミ ナント・リストから従属リストへ移されるか、あるいは新たに生成されたドミナ ント・リストへ移される。オリジナル・ドミナント・リストは、そのエントリの すべてに関連する係数が評価されると消去され、新しいドミナント・リストと従 属リストは、そのあと、漸次に精細になるしきい値で精密化される。しきい値が 精細になるごとに、有意係数の座標の新しいエントリは、従属リストの最後に付 加されるので、あるしきい値で見つかった有意係数の座標は、常に、より精細な しきい値で見つかった有意係数の座標の前に置かれる。その結果、ビットストリ ームのうち、従属リスト上の係数の精密化(refine@ent)に対応する 部分は、重要度順に配列されたビットを含んでおり、そこでは、係数の精密化は 従属リストで判断された順序で行われている。従って、第1ステージで有意であ ると、つまり、大きな大きさをもつと判断された係数は、そのあとのステージで 有意であると最初に判断された係数、つまり、より小さな大きさをもつ係数の前 に、常に精密化される。
サブバンド分解のコード化プロシージャの概要は、第9図に示すフローチャート に示されている。このコード化プロシージャは、第10図と第11図により詳し く示されている。コード化は、第3図に示すサブバンド処理順序(走査順序)に 従って行われる。従って、コード化プロセスの開始時には、コード化される係数 は主に低周波数(粗)情報を表している。第9図において、ユニット910は、 すべての分解レベルにあるすべてのサブバンド・イメージの中からのすべての係 数の最大単一絶対値Mの172に等しい初期しきいレベルTを設定する。ユニッ ト910Aでは、オリジナル・サブバンド分解のコピーが作られ、ドミナント・ コピーと名づけもれる。ユニット911では、2つのコンパニオンQマツプ(c ompanion map) 、つまり、ルートマツプ(rootmap)とリ ーフマツプ(leafmap) (その用途については後述する)は、サブバン ド分解のドミナント・コピーから計算される。これらのマツプは、ゼロツリーを 高速に識別するためにエンコーダによって使用される。ユニット912では、オ リジナル・ドミナント・リストに関連する係数は、各係数の座標がリストに入っ ている順で、このしきい値で処理される。リストは、各係数の座標だけを収めて おり、サブバンド分解プロセスで作られた係数の値を収めていない。係数の値は 、別のメモリにストアされており、コード化プロセス時に係数の値が必要になっ たとき、このメモリから取り出される。
コンパレータ914では、ユニット912によって作られたコード化ビットの数 は、所定のビット予算から使用できる総ビット数と比較される。ビット予算は、 与えられた任意の時間にコード化のために使用できるビット数を判断するカウン タで実現することができ、この場合、カウンタは、ユニット912に関連する算 術エントロピー−コーグ(arith+++etic entropy cod er)からの出力ビツト数だけデクリメントされる。ビット予算は、所望のビッ ト・レート(例えば、o、25ビツト/ペル)とコード化される係数の数(この 例では、512×512イメージのとき262.144個のサブバンド係数)の 積やコード化ビットストリームが送信されるモデムの容量、コード化ピットスト リームをストアするために使用されるディスクまたはテープの容量といった、各 種要因の関数である。ビット予算がその時点で空であれば、ユニット922に示 されているようにコード化は終了する。空でなければ、コード化はユニット91 6を通して継続され、ユニット916は以前のしきい値の172に一致する新し いしきい値を生成し、従属リストからの係数がユニット旧8で現在の新しきい値 により精密化される。コード化ビットの数は再び、コンパレータ920でビット 予算と比較され、ビット予算が空であれば、コード化は終了する。空でなければ 、ルートマツプとリーフマツプはサブバンド分解のドミナント・コピーから再計 算されるが、このコピーはその時点で、サブバンド分解のオリジナル・コピーか ら変更されている場合がある。そのあと、ドミナント・リストの係数は、ユニッ ト912で現しきい値で処理され。
コード化はビット予算が空になるまで、上述したように続けられる。現(精密化 された)しきい値でコード化バスが行われるつど、以前の(粗)しきい値で有意 であると以前に判断された係数は、より重要であるとみなされるので、以前のし きい値で非有意であると以前に判断された係数の前に、現しきい値で評価される 。コード化は、ビット予算の状況以外の要因によって、例えば、あらかじめ決め たしきい値の繰返し数、許容し得る歪み量に関する品質指標、実効値基準、ある いは174ビツト/ベルといった所望のビット・レートの達成によって制限する ことができる。
コード化は、ドミナント・リストと従属リストが先行レベルに対して漸次に小さ くなっていくしきい値で評価されていくと、漸次に高くなっていく精度に精密化 される。この例では、しきい値は、2の係数で漸次に減少していくが、特定シス テムの要求条件に応じて他の係数を選択することも可能である。ドミナント・バ スでは、3つの係数の可能性(正の有意、負の有意、非有意)が、4つのシンボ ルのアルファベットを用いてコード化される。4つのシンボルとは、非有意な隔 離されたゼロ係数を表す”O”、非有意なゼロツリー・ルートを表す”1”、正 の有意係数を表す”2“、負の有意係数を表す”3“である、”1”ゼロツリー ・ルート・シンボルは、唯一の「グループ化」シンボルであり、子孫をもつ係数 の場合にだけ現れることができる。コード化の可能性は5つ存在するが、上に挙 げた4つのコード化シンボルだけが使用される。コード化されない5つ目のシン ボルはゼロツリー・ルートから下る非有意係数であり、これは、”1”ゼロツリ ー・ルート・シンボルが先祖でコード化されているとき暗黙にコード化される。
第1O図は、サブバンド・イメージをコード化して。
ピットストリームのうちドミナント・リストに対応する部分を作るためのシステ ムを示すフローチャートである。
コード化は、ユニット1002に示されているように、最初の係数の指標と関連 x、y座標をオリジナル・ドミナント・リストから取り出すことから開始される 。
このリストは、サブバンド係数指標を、関連の係数が処理される順に配列してい る。リスト(ドミナントおよび従属)上の各指標(1ndex−インデックス) は、特定のエントリのリスト内の位置を指定している。各エントリは、係数が生 成されて、メモリ内の所定アドレスにストアされたときの、サブバンド分解の2 バージヨンの各々の関連エレメントの座標を指定している。処理順序は、第3図 に示すサブバンド処理順序によって決まる。もっと具体的に説明すれば、この例 では、低周波数垂直情報を含んでいるHLサブバンド内の係数に関連する座標は 、その係数の垂直走査を引き起こすように配列され、低周波数水平情報を含んで いるLHサブバンド内の係数に関連する指標は、その係数の水平走査を引き起こ すように配列されている。LLサブバンドとHHサブバンド内の係数に関連する 指標は、Peano−Hilbert平面埋込み曲線 (plane fill ingcurve)と呼ばれるものに従って、走査を引き起こすように配列され ている。これについては、Lempel他著「二次元データの圧縮J (Com pression of Tw。
Din+ensional Data) (IEEE Transaction s onInformation Theory、Vol、IT−32,No、 1.January1986)に説明されている。
オリジナル・ドミナント・リストでは、サブバンドは、現係数が常にその子孫数 の前に現れるように一度に1つずつ走査される。ゼロツリーは、ある与えられた 分解レベルにおける係数から始まり、第1分解レベルで終わることができるが、 中間分解レベルで終わることはできない、従って、ゼロツリーが可能である場合 は、走査は最低周波数サブバンド係数指標の係数から始まり、最高周波数サブバ ンド係数指標の係数で終了する。
ユニット1004では、現指標エントリにおける係数の振幅は、その振幅値がサ ブバンド分解のドミナント・コピーにストアされていたメモリから取り出される 。
コンパレータ1006は、係数振幅 (X)の絶対値を現しきい値と比較する。
この現しきい値は、その時点では、第9図を参照して説明するように、初期しき い値T=M/2になっている。
Xの絶対値が現しきい値より大きければ、現係数は有意と判断され、次にコンパ レータによって評価されてその極性が判別される。係数が負であれば、コード化 はブロック1010へ進み、そこで再構築値−372Tがコード化プロセスで使 用されている出カマツブの対応する係数ロケーションに入れられる。出カマツブ は、コード化されるサブバンド分解の係数座標に対応する係数座標をもつ512  X512イメージ・マ・ンブであり、第3図に示す形式になっている。出カマ ツブは、デコーダがこれまでにビット・ストリームに作られた情報から再構築す ることができる、サブバンド分解のエンコーダ・バージョンを収めている。エン コーダで作られた出カマツブは、デコーダで作られた同一の出カマツブに対応し ているので、それから出力イメージを再作成することができる。デコード化プロ セスがコード化プロセスを追跡するために、係数の相対的重要度に関するエンコ ード・デシジョン、つまり、エントリをドミナント・リストと従属リスト間で、 あるいはそのどちらかのリスト内で移動するかどうかのデシジョンは、出カマツ ブに入っている情報、つまり、以前にフード化されていた情報だけに基づいて行 わなければならない。出カマツブはすべての係数についてゼロで初期化され、コ ード化の進行に伴って、各有意係数の現符号付き値の最良デコード化可能予測値 で更新される。コード化の進行に伴って出カマツブの係数を精密化するプロセス は、基本的に、精密化されてい(係数値で出カマツブを漸次に再構築することで ある。
出カマツブには、係数の真値の最良予測値が常に入っている。ドミナント・リス トに入っている係数を処理している途中で、係数Xが有意であると分かると、出 カマツブに入っているその再構築の大きさは、現しきい値と現しきい値を2倍し たものの中間に置かれ、正しい符号が付けられる。この結果、再構築された係数 値は、隣接するデシジョン・レベル間の中間の量子化ビン(範囲)の中央に置か れて、デコード化値の誤差を最小にする。従って、Xが正のときは、現しきい値 (1/2 T)の1/2に等しい正の再構築オフセットがユニット1016によ って現しきい値に加えられ、372丁の再構築値が出カマツブに作られる。Xの 値が負のときは、同じようなプロセスによって、ユニット101Oは一372T の再構築値を出カマツブに作る。この再構築オフセット手法によると、デコード 化プロセスが容易化するので、例えば、デコーダがデータ容量まで達したときの ように、いつでもデコード化プロセスを中止することができる。デコード化プロ セスが中止されると、出カマツブは、デコード化情報で達成できる、サブバンド 分解の最良再構築値を収めている。
コンパレータ1008が負の有意係数を示したときは、シンボル”3”がユニッ ト1012によって生成され、算術エントロピー・コーグに入力される。ユニッ ト1014は算術エントロピー・コーグに関連するヒストグラム(histog ram)をインクリメントして、負の有意シンボル”3”が生成されたことを示 す。そのあと、ユニット1025は現コード化係数の座標をオリジナル・ドミナ ント・リストから取り除き、その座標を有意係数の座標の従属リストに付は加え る。ユニット1026はドミナント・コピーのメモリに入っている係数をゼロに セットし、将来のドミナント・バスで、この係数が非有意とみなされるようにす る。このオペレーションの意味については、下述する。
有意な値がツリーの中間またはリーフ・ノードで見つかったとき、それが有意で あるかどうかがエンコーダによって判別され、デコーダによって推論される。
最大の圧縮を達成するには、この有意な値は、その祖先が、より小さなしきい値 で以後の評価を行うとき、ゼロツリーの一部になることを妨げてはならない、こ の結果には、追加メモリと計算が必要である。サブバンド分解のコピーは2つ作 る必要がある。オリジナル・コピーは未変更のまま維持されるが、ドミナント・ コピーは、以前のより大きなしきい値で有意であると判断されたすべての値がゼ ロにセットされている。従って、ドミナント・コピーは、新たな有意係数、つま り、以前の評価からまだ有意であると分かつていない係数の重要度マツプをコー ド化するために使用される。ある係数が有意であると判断されると、その係数は 、その値を、上述したようにゼロにセットすることにより、以後のより小さいし きい値で考慮の対象から除かれる。これにより、その係数は、他の場合にはゼロ ツリーとなるツリーを無効にすることが禁止される。サブバンド分解の追加コピ ーが必要になるほかに、ルートマツプとり一フマップは、各新しいしきい値で処 理を行う前に再計算しなければならない。
Xが正の値をもっと分かったときは、コンパレータ1008からの左のブランチ 経路でも同じようなオペレーションが行われる。そのような場合には、ユニット 1016は正の再構築値372丁を出カマツブに挿入し、ユニット1018は正 の有意係数であることを示すシンボル”2”を生成し、このシンボルをエントロ ピー・コーグへ渡す。ユニット1020は”2“シンボルのエントロピー・コー グ・ヒストグラムをインクリメントし、ユニット1025と1026は上述した ように動作する。データ圧縮のための算術エントロピー・コーグのオペレーショ ンはWi、tten他著「データ圧縮の算術コード化」じArithmetic  Coding for Data Compression”)(Commu nications of the ACM、 Volua+e 30. No 、 6゜June 19g?)およびLaydon、 Jr、他著「算術コード 化の紹介J (”Introduction to Arithmetic C oding”)(IBM。
J、 Res、 Develop、、 Vol、 28. No、 2. Ma rch 1984)に説明されている。算術エンコーダのヒストグラムは、モデ リング・ユニット(modelling unit)と呼ばれるものからなって いる。ヒストグラム内のカウントは、実際のシンボル・カウントと一致している 必要がなく、確率分布の現在の推測値を作るために算術コードによって使用され るだけである。このモデリング手法も、上記のWitten他著「データ圧縮の 算術コード化」に説明されている。
サブバンド分解のドミナント・コピーの係数値は、第3図に示す形式で512  X512メモリ・アレイにストアされる。あるしきい値が与えられているときの 重要度マツプのコード化は、その座標がドミナント・リストに置かれている係数 の場合には、第10図に示すプロセスによって行われる。これは、実際にコード 化される重要度マツプであるが、重要度マツプ全体が一度に作られることはない 1重要度マツプに入っている現エントリの三値(ternary value) は、コンパレータ1006と1008の出力の組合せによって定義される。これ らのコンパレータは、3つの出力状態をもつ3レベル量子化装置を構成している 。2つの状態は、コンパレータ1006の出力が”YES”で、現しきい値で有 意係数であることを示しているとき、それに応答するコンパレータ1006の正 と負の出力と関連づけられている。第3の状態は、コンパレータ1006の出力 が”tセO”で、現しきい値でのサブバンド分解のドミナント・コピーに入って いる係数が非有意であることを示していることに関連づけられている。非有意デ ータに対応する重要度マツプのエントリは、下述するように、ある与えられたし きい値が現しきい値より小か、等しいことをコンパレータ1006が示したとき 作られたゼロツリー構造を使用して、圧縮手法によってコード化される。
ある与えられたしきい値の重要度マツプがコード化されたあと、従属リストは、 現しきい値で、あるいは以前のいずれかのしきい値で有意であると判断されたす べての係数の座標を収めている。この時点で、しきい値は小さくされ、サブバン ド分解のオリジナル・コピーに入っている値と出カマツブ値との差である誤差は 、新しいしきい値で再評価される。さらに、再評価時に係数を処理する順序、つ まり、更新された新しい従属リストは、前の従属リストに置き換わる。新しい順 序は、出カマツブ(これはデコーダによっても作成される)に入っている情報だ けに基づいて行われ、デコーダがその大きさが大きいと判断した係数を、デコー ダが小さいと判断した係数の前に置く、このプロセスは第11図に示されている が、これについては下述する。
ピットストリーム中の情報は、最も重要なものから最も重要でないものへ、重要 度順に漸次にコード化され、デコード化されることを目的とし、開示したシステ ムを漸次伝送システムで使用することによって、最も重要な情報が最初にコード 化またはデコード化される0重要度の正確な定義をここで説明する0重要度の順 序は、初期状態では、オリジナル・ドミナント・リストの走査順序によって決ま る。振幅情報は、周波数情報よりも重要であると扱われ、等しい振幅の間では、 低周波数情報が優先し、その他の場合は、大きい振幅が優先する。オリジナル・ ドミナント・リスト(その形式は、第3図に示すような規則によって設定される )はエンコーダとデコーダに知らされており、重要度の予め定められた順序はこ のリストから判断される。順序のデシジョンは、デコーダで再生可能な情報だけ に基づいて行わなければならない0重要度の順序を判断するために係数の相対的 大きさを議論するとき、その大きさは、その情報がデコーダで使用できるので、 出カマツブに入っている大きさであるものとみなされる。重要度マツプ・エント リや有意係数の精密化を含めて、大きいしきい値で識別された情報は必ず小さい しきい値で識別された情報の前に、ビットストリームの中でコード化される。コ ンパレータ1006と1008による評価の前に、ドミナント・リスト上の係数 に対応する出カマツブ・エントリは、値がゼロになっているので、すべての係数 は、大きさが等しくゼロであるものとみなされる。大きさが等しい係数の場合は 、その重要度の相対的順序は、オリジナル・ドミナント・リストから判断される ので、低周波数の粗解像度係数の座標は、高周波数の精細解像度係数の前に置か れる。ある係数が有意であると判断され、重要度マツプ値(正か負)がコード化 されるとき、その係数の座標は従属リストの最後に移されるので、将来の精密化 を行うとき、現しきい値で有意であると、あとで判断される係数を含めて、まだ 有意であると判断されていない係数よりも重要であるとみなされる。この移動は コード化のあとで行われるので、デコーダで使用できる情報だけに基づいて行わ れる。従属リスト上の係数が精密化されるとき、有意係数の相対的大きさのデシ ジョンは出カマツブ値に基づいて行うことができる。従って、同じしきい値で有 意であると最初に判断された2つの係数は、オリジナル・ドミナント・リストに 最初から入っていて、あとで見つかった係数がオリジナル・ドミナント・リスト に最初から入っていて、先に見つかった係数よりも大きな出カマツブ値をもって いれば、その相対順序が変更される可能性がある。
上記のように振幅と周波数で情報の優先順序を決定するので、デコーダのビット ・レートは、エンコーダのビット・レートから独立させることができ、デコーダ はビットストリーム内の任意の個所で入力ストリームのデコード化を中止して、 デコード化の中止時に存在していたビットストリーム打切り量に見合った品質の 信号を再構築することができる。ピットストリームのでデコード化を早(中止す ると、ビットストリーム情報のデコード化が少なくなり、データ・エラーが増加 し、再構築されたデータが「粗く」なるが、データ検討と利用プロセスの性質に よっては、それでも許容し得る場合もあれば、望ましい場合もある。逆に、ピッ トストリームのコード化を遅く中止すると、デコード化データが増加し、エラー が少なくなり、再構築されたデータが「精細化」される。この目的のために、よ り重要であると判断された係数の座標は、従属リストのはじまり側に置かれ、よ り重要でないと判断された係数の座標は、従属リストの終わり側に置かれる。具 体例で説明すると、最初のコード化バスのあと作られた従属リスト・エントリは 、最初の(最大の)しきい値を越えている係数を指定している。これらの係数は 最も重要な係数である。より小さいしきい値で、次のコード化バスのあとで作ら れた従属リスト・エントリは重要度が低く、前のコード化バスから入力された最 後のエントリに続いて、リストの終わりから始まって追加される。ビットストリ ーム全体における唯一オーバヘッドは、ピットストリームの短いヘッダ部分にあ る。
ピットストリーム情報を上述したように重要度順に配列することは、種々のアプ リケーションで役立つ。
すn報を重要度順に送信すると、段階的に増加する解像度と精度を表示するイメ ージ表現が得られるので、イメージ情報の漸次的送信が容易化する。本システム は「ブラウズ(走査検索)」アプリケーションで使用でき、そこでは、ストアさ れたファイルからのソース情報が粗レベルで十分に認識可能になったとき、いつ でもデコード化を中止することができる。非常に低いビット・レート圧縮が容易 化され、正確なデコーダ・ビット・レート別画も容易化されるので、所望のビッ ト・レートと歪みとの間のトレードオフを適応的に達成することができる。ピッ トストリーム・ビットを重要度順に配列すると、当然に、階層化保護方式の実現 を目的とした優先順位付けも可能になる。
第10図のコンパレータ1006に戻り、サブバンド分解のドミナント・コピー の現係数の絶対値が現しきい値よりも小か、等しければ、別のコード化経路をた どっていく。その結果は、非有意係数が「隔離されたゼロ」であるか、[ゼロツ リー・ルート」であるか、予測可能ならば、非有意ゼロであるかを示している。
前述したように、ゼロツリー・ルートであるためには、係数は値が非有意である 必要があり、その子孫のすべては非有意でなければならず、係数はそれ自身がゼ ロツリー・ルートの子孫であってはならない。現係数は、それが非有意であると 判断されたが、その子孫の1つが値が有意であると判断されると、「隔離された ゼロ」と特徴づけられる。その他の場合は、係数の非有意は予測可能である。こ の判断は、リーフマツプとルートマツプを使用すると容易化される。このマツプ は、現係数がゼロツリー構造のルートであるが、リーフであるかを高速に判断す るためにコーグによって使゛用されるコンパニオン・イメージ・マツプの特殊タ イプである。ゼロツリー構造は、単一の専用シンボルでコンパクトに表現された 連続する個々の非有意係数で、相互に関係があるものをグループにしたものであ る。ループマツプとり一フマップがどのように生成されるかを示したのが第12 図であり、これについては後述する。
ドミナント・リストを通る各バスの開始時に、ルートマツプとリーフマツプはサ ブバンド分解のドミナント・コピーから同時に再計算され、メモリにストアされ る。ルートマツプとリーフマツプには、各係数のエントリが作られている。ある 与えられた係数のルートマツプ値は最小しきい値であり、それに対してその係数 とその子孫のすべては非有意である。ある与えられた係数のリーフマツプ値は最 小しきい値であり、それに対してその係数はゼロツリー内のリーフ、つまり、ゼ ロツリー・ルートの子孫である。
コンパレータ1006の右側 (”No”)出力(現しきい値に対して非有意値 が存在することを示す)からコード化経路を続けて、ユニット1030は現係数 のリーフマツプ値りを取得する。このリーフマツプ値は、係数が予測可能に非有 意であるとされる最小しきい値を表している。コンパレータ1032はリーフマ ツプ値を現しきい値と比較する。負げNo“)の結果は、つまり、リーフマツプ 値が現しきい値よりも小か、等しいときは、現係数の先祖がゼロツリー・ルート であることを示している。この場合は、シンボルは生成されず、ビット予算は未 変更のままであるが、これは、係数の非有意が以前にコード化されたゼロツリー ・ルート・シンボルから完全に予測可能であるためである。あるゼロツリー・ル ートがコード化されると、その子孫のすべては暗黙にコード化されるので、追加 コストは発生しない、連続近似量子化装置では、ゼロツリー・ルートというとき は、オリジナル・サブバンド分解でルートから下って行くすべての係数が非有意 であるか、あるいはすでに有意であると分かつていること、つまり、より大きい しきい値で以前の評価バスのとき有意であると判断されたことを意味する。
コンパレータ1032からの正じYes”)の結果は、り一フマップ値が現しき い値より大きいことを示し、その場合は、対応するルートマツプ値がユニット1 034によって取得される。コンパレータ1036は、関連ルートマツプ値Rを 現しきい値と比較することにより、現係数がゼロツリー・ルートであるかどうか を判断する。
ルートマツプ値が現しきい値より小か、等しければ、ルートツリー・ルートであ ると判断され、その場合は、ユニット1038は、算術エントロピー・コーグに よってコード化される1”ゼロツリー・ルート・シンボルを生成し、算術コーグ ・ヒストグラムがゼロツリー・ルート・シンボルについてユニット1040によ ってインクリメントされる。ルートマツプ値Rが現しきい値より大であると判断 されると、係数が隔離されたゼロを表す”0”シンボルでコード化されることを 除けば、同じようなオペレーションがユニット1042と1044によって実行 される。
コード化が進んで、すべてのサブバンドのオリジナル・リストを通る通路の17 4を越えると、残りの係数は第ルベルの高周波数サブバンド(LHI、HLIお よびH旧)にあり、そこでは、子孫がいないのでゼロツリーは現れない。この時 点で、関連算術コーグのモデリング・ユニットは、シンボル0.2および3(ゼ ロ・ツリー・シンボル′1”は削除されている)だけを含む新しいアルファベッ トで再初期化され、コード他力≦続けられる。
ある係数が隔離されたゼロ・シンボルまたはゼロツリー・ルート・シンボルでコ ード化されると、関連の座標は、ユニット1045によって旧(オリジナル)ド ミナント・リストから取り除かれ、新ドミナント・リストに追加される。ある係 数が上述した経路の1つを経由して有意または非有意としてコード化されると、 ビット予算は、そのシンボル入力に応答して算術コーグからのビット出力数だけ 現ビット予算をデクリメントすることにより、ユニット1046によって更新さ れる。ユニット1048はドミナント・リストの指標をインクリメントし、その あとで、コンパレータ1050はインクリメントされた指標を調べて、リストの 終わりまで来たかどうかを判断する。そうでなく、ビット予算がコンパレータ1 052が示したようにまだ越えていなければ、コード化プロセスは、ユニット1 002.1004その他によって次の係数について繰り返される。コード化プロ セス全体は、ビット予算を越えたことをコンノ(レータ1052が示したとき終 了する。
ユニット1050は、「終端(tero+1nal) Jサブバンド、つまり、 その係数に子がいないので、ゼロツリー・ルートになることができないサブバン ドを認識する手段を備えている。そのような場合は、エントロピー・コーグ・ヒ ストグラムは、ゼロツリー・ルートになる確率がゼロであること、つまり、”1 ”シンボルをコード化できないことを示す新しいアルファベットにリセットされ る。また、リーフマツプ値りが現しきい値Tを越えたことをコンパレータ103 2が示すと(”YES“出力)、コード化は直接にユニット1042へ進み、ユ ニット1034.1036.1038.1040はこの場合には関係がないので 、バイパスされる。
ドミナント・リスト上の最後の指標に関連する係数がコード化されたことをコン パレータ1050が示したと ゛きは、前のしきい値の172に等しい新しいし きい値がユニット1054によって生成される。このユニットは第9図ではユニ ット916になっている。ユニット1056は、新しい、より精細化されたしき い値で従属リストを処理し、有意係数をさらに精密化する。これについては、第 11図を参照して後述する。
コード化プロセスのこの時点で、すべての係数が第1コード化プロセスで個別に 評価され、コード化されたあと、オリジナル・ドミナント・リストはすでに消去 されており、2つの新リスト、つまり、従属リストと新ドミナント・リストが上 述したように作られている。従属リストは、前のより粗いしきい値に対して有意 な値をもつと判断された、サブバンド分解のオリジナル・コピーの係数の座標を 収めており、ドミナント・リストは、同じく前のより粗いしきい値に対して非有 意な値をもつと判断された、サブバンド分解のオリジナル・コピーの係数の座標 を収めている。
第1コード化バスで有意であると判断された従属リストの係数は、第11図のフ ローチャートに示すようにコード化システムによってさらに精密化される。コー ド化は、ユニット1101からスタートする。このユニッ) 1101は、第1 1a図を参照して詳しく説明する。簡単に説明すると、ユニット1101は、従 属リスト上の現係数の座標と、サブバンド分解のオリジナル・リストからその係 数の振幅(X)と、そして出カマツブから対応する係数(Y)とを取り出す。前 述したように、出カマツブは、第1コード化バスですべての有意係数について初 期ゼロ値を372丁または一372Tの値で置き換えることにより、第10図の コード化システムのステップ1(110と1016で生成されたものである。第 11図において、現しきい値は第10図のしきい値の172になっている。ユニ ット1101はユニット1121.、1121a、 1127および1127a で実行されるソート機能と関連して従属リスト復元機能も実行するが、これにつ いても、第11図を参照して上述する。
コンパレータ1106は、出カマツブ値Yがゼロより大であるか、小であるか、 つまり、正であるか負であるかを判別する。Yが正であれば、ユニット1108 は小さい現しきい値を減算することによって、以前に導入された正の再構築オフ セットを除去する。同様に、Yが負であれば、ユニット1110は小さい現しき い値TをYに加算することによって、以前に導入された正の再構築オフセットを 除去して、出カマツブ値Y′を得る。旧再構築オフセットが除去されるのは、小 さい現しきい値に基づく、新しい小さなオフセットがあとで加えられるかである 。ユニット1112は、係数値Xとユニット1110からの、つまり、再構築オ フセットが除去された対応する出カマツブ係数Y′との差の絶対値を計算するこ とにより、残余誤差”e”の絶対値を判断する。ユニット1114は、係数1/ 2 T 、つまり、現しきい値の172を出カマツブ係数Yから差し引くことに よって新しい再構築オフセットを出力し、精密化された新しい出カマツブ係数Y ″が得られる。
コンパレータ1116は、誤差値eを現しきい値と比較することにより、別の精 度レベルを判断する。誤差eの値が現しきい値より小であれば、ユニット111 gは、算術エントロピー・コーグによって従属リスト・ビットストリームにコー ド化される”0”シンボルを生成する。ユニット1120は、このシンボルのヒ ストグラムを更新し、ユニット1121は現指標のエントリをBOTTOMLI STへ移すことによってソート機能を実行する。ユニットlI21aは、ユニッ ト1108の下で正の出カマツブ値を処理する場合も、同じように動作する。ユ ニット1118から得られる”0”シンボルとすぐ下で説明する”1”シンボル は、ドミナント・リスト・ピットストリームをコード化するために第10図で使 用されている′0”および”l”シンボルとは異なっている。言い換えれば、ド ミナント・リストの場合と従属リストの場合のコーグは、異なるアルファベット を異なるヒストグラムと共に使用している。第11図において、”0”シンボル は、量子化範囲(ビン)の下半分、つまり、ゼロに近い方が使用されることを示 し、”1”シンボルは、量子化範囲の上半分が使用されることを示している。
量子化範囲は、前のしきい値の上限と下限によって決まる。誤差値eが現しきい 値より大か、等しいことをコンパレータ1116が示していれば、ユニット11 22は現しきい値をY″から差し引いて、出カマツブ係数Y″′を得る。1”シ ンボルはユニット1124によって生成され、算術エントロピー・コーグによっ てコード化され、このシンボルのヒストグラムはユニット1126によって更新 され、ユニット1127は現エントリを、ポインタTOPINDEXで指示され た従属リスト内の位置へ移すことによってソート機能を実行する。そのあと、ユ ニット1127はTOPINDEXポインタをインクリメントする。ユニット1 .1.27aはユニット1127aの下の経路で同じ機能を実行する。
Yが正の値を示しているときは、ユニット1108の下のコード化経路で同じよ うなプロシージャに従って行われる。
ユニット1130は、入力シンボルに応答して算術コーグから出力された出力ビ ツト数を減算することによってビット予算をデクリメントし、ユニット1132 は従属リスト上の次の指標を選択する。コンパレータ1134は従属リストがそ の時点までに完全に走査されていたがどうかを判断する。走査されていないで、 コンパレータ1136がビット予算を越えたと判断すれば、コード化は終了する 。ビット予算残余が残っていれば、従属リスト上の次の指標と関連する係数につ いて、コード化がユニット1,101,1.106その他を通して続けられる。
そうでなければ、コード化は終了する。
コンパレータエ134が従属リストの終わりまで来たことを示しているときは、 上で説明したように従属リストをコード化するとき使用されたものと同じ現しき い値を用いて、ブロック1138に示すように、また第】0図を参照して説明し たように、新しいドミナント・リストがコード化される。従って、この時点では 、オリジナル・ドミナント・リストは粗い第1しきい値でコード化されたあと消 去されているので、新しいドミナント・リストと従属リストが作成されている。
これらの2リストは、より精細な第2しきい値を用いてコード化されたものであ るので、ビット予算が空になるまで漸次に精細化するしきい値レベルでコード化 の対象となり、コード化は終了する。
従属リストの関連する係数が最初の従属リストが作られたあと、漸次に精細化す るしきい値で精密化されたとき、出カマツブ係数値に関連するリスト・エントリ が、リストの先頭の最も重要なものからリストの最後の最も重要でないものまで の、所望の重要度(例えば、大きさ)順に置かれていない場合がある。所望の順 序は、第11図のユニット1121.1121a、 1127.1127aがソ ート機能を実行し、ユニット1101が第11a図に示すフローチャートに従っ て従属リスト復元機能を実行することにより得られる。第11図と第11a図の ユニットは従属リストの係数をコード化し、コード化された係数を送信し、従属 リストを重要度順にソートしてから、次のしきい値での精密化がその順序で行わ れる。
より具体的には、これらのユニットは従属リストを、大きさ順に配列された優先 順サブリストに分割する。
各サブリストは、その出カマツブ値が精密化前に等しい大きさをもつ、連続する エントリの集まりである。
デコーダでも、同じ従属リストソートと復元機能が実行される。
第1.la図のフローチャートに示すように、処理は、ポインタTOPINDE Xが従属リスト上の最初の指標を指すように初期化することから開始される。前 述したように、従属リスト上の各指標は、特定エントリのリスト内の位置を指定 している。各エントリは、係数が生成されて、メモリ内の所定のアドレスにスト アされたときの、サブバンド分解の関連エレメントの座標を示している。従って 、ある座標が与えられているとき、関連オリジナル・イメージ係数と出カマツブ 係数の両方のアドレスを定めることができる。ユニット1142はBOTTOM  LISTメモリ・アレイを備えており、これは、上述するように、エントリを いつでも受け入れるようにクリアされている。ユニット1144は、係数ZがY fの絶対値と等しくなるように初期化する。Yfは、従属リスト上の最初の指標 におけるエントリに関連する出カマツブ係数値の大きさを表している。係数Zに は、以下で説明するように、ある種の他の出カマツブ値の、精密化の前の、その 大きさを表す値が結果的に割り当てられる。ユニット1146は現係数の指標を 取得し、ユニット1148は最初の指標に関連するエントリ・データを使用して 対応する出カマツブ係数値(Y)の値を取得する。
コンパレータ1150は出カマツブの大きさYの値が変更されると、Yの絶対値 をZと比較することによってその変更を検出する。これらの大きさが等しければ 、変更は示されず、サブバンド分解のオリジナル・コピーの現係数の振幅(X) をユニット1160で入手し、第11図のユニット1106へ移ることによって 処理が続行される。ユニット1121または1121aは、”0”シンボルが検 出され、真の入力値が量子化範囲の下半分に置かれていることを示していると、 現エントリをBOTTOM LISTメモリへ移す。ユニット1127または1 1.27aは、”1”シンボルが検出され、現入力値が量子化範囲の上半分に置 かれていることを示していると、現エントリを、TOPINDEXポインタが指 している従属リスト内の位置へ移し、ポインタがインクリメントされる。変更が コンパレータ1150によって示されていないときは、TOPINDEXポイン タは、“じシンボルが検出されるとエントリが移される先の従属リスト内の位置 を指している。
出カマツブの大きさの変更、従って次のサブリストの先頭は、YとZの値が等し くないとコンパレータ1150が判断したとき示される。そのようなときは、T OPINDEXポインタは、BOTTOM LISTエントリが従属リストにコ ピーされる先の、従属リスト内の位置を指しており、これはユニット1152に 行われることにより、そのサブリストのソート・オペレーションが完了する。ユ ニット1154は、TOPINDEXポインタが次のサブリストの先頭にある指 標を指すように、つまり、最後のBOTTOM LISTエントリに関連する指 標のすぐあとに置かれた指標を指すように、ポインタをインクリメントする。ユ ニット1156はBOTTOM LISTメモリをクリアし、ユニット1158 は係数Zを、次のサブリストの先頭に置かれた指標に関連する出カマツブ値の絶 対値に等しくなるようにセットする。現係数の振幅はユニット1160によって 取得され、処理はユニット1106および第11図から続行される。
第12図は、第10図のコード化システムで使用されるルートマツプとリーフマ ツプを生成するプロセスを示している。初期状態において、ユニット1202は 2つのイメージ、つまり、どちらも、コード化されるサブバンド分解イメージと 同じ形式になったルートマツプとリーフマツプ用にメモリを割り振る。ユニット 1204は各ルートマツプ・エントリを、サブバンド分解のドミナント・コピー に入っている対応するエントリの絶対値で初期化する。ユニット1206は各リ ーフマツプ・エン1〜りを、すべての分解レベルにあるサブバンド・イメージ係 数のすべて(LLIとLL2を除く)の中で可能な限り最大の振幅値である、値 Mで同時に初期化する。
これが必要になるのは、特に、子係数が複数の親をもつ場合である(ここで述べ ている例では、そのようなことはない)、イメージ信号のように多次元信号の場 合には、多重解像度表現では、通常多次元における解像度を独立して変更できる 。従って、子係数が複数の現係数を異なる次元でもつように変形することが可能 である。ユニット1206が行うリーフマツプ初期設定は、単一の現係数の場合 には不要である。ルートマツプ値とリーフマツプ値は、同じサブバンド・イメー ジ係数の比較を含んでいるので、同時に計算することが可能である。
ルートマツプ値とり一フマップ値の計算を効率化するために、処理は、ゼロツリ ーが現れることができる最高周波数から開始される。すなわち、処理は、その係 数が最高周波数サブバンドにある係数の親となるサブバンドから開始される。3 つの最高周波数サブバンド(LHl、HLlおよびHHIl内の係数は子孫をも たず、従って、ゼロツリー・ルートになることができないので、処理は、ユニッ ト1208が示すように、リストを通る通路の1/4に位置する、最高ドミナン ト・リスト指標から開始される。この指標位置は、サブバンドH)+2内の最高 索引であり、これは、ユニット1208の左側の小さなサブバンド分解図に示す ように、ゼロツリー・ルートが現れることができる最高周波数サブバンドであり 、子係数をもつことができる最高指標(親)係数である。コード化は、この指標 から低周波数係数へ向かって逆方向に行われる。
先頭の現係数の指標がユニット1210によって取得されたあと、関連の子係数 の指標がユニット1212によって取得される。具体的には、高周波数係数から 低周波数係数へ向かう、ドミナント・リストの逆方向の走査において座標(x、 y)にある各現係数ごとに、4つの子係数は座標(2x、2y) 、 (2x÷ 1,2y÷1) 、 (2x、2y+1)および(2x+1.2y)に置かれる 。この関係は第3図に示されている(親子関係は第1図に示されている)、この 例では、サブバンドHH2の座標(255,255)に位置する現係数は、サブ バンドHHIにおける座標(510,510)、(511,511) 、 (5 10,510)および(511,510)に位置する子係数と関連づけられてい る。
ユニット1214は、親座標R(x、 y)に置かれたルートマツプ値を、現収 値およびすべての対応する子のルートマツプ値の最大値に等しくなるように更新 する。子係数が図示の例のように単一の親をもつ場合は、ユニット1216は、 4つの子座標に置かれたり一フマップ値を、ユニット1214で定められている ように族ルートマツプ値に等しくなるように更新する。つまり、すべての子係数 のリーフマツプ・エントリは、現係数のR(x、 y)ルートマツプ・エントリ に等しくなるようにされる。しかし、子係数が複数の親をもつときは、そのよう な子のリーフマツプ・エントリL(子)は、その子の現リーフマツプ・エントリ とその親のルートマツプ・エントリR(x、 y)の最小値に等しくなるように される。
この例では、ルートマツプの作成は、第2レベル・サブバンドH)12.HL2 およびLH2を親として処理することから開始され、そのあと第3レベル・サブ バンドHH3,HL3およびLH3を親として処理し、そのあとサブバンドLL 3をLH3,HL3およびHI3に対する親として処理する。リーフマツプの作 成は、第ルベル・サブバンドHLL、LHIおよび)I旧をレベル2の対応する サブバンドに対する子孫として処理することから開始され、そのあとレベル2サ ブバンドHL2.LH2および旧(2をレベル3の対応するサブバンドに対する 子孫として処理し、そのあとレベル3サブバンドHL3.LH3およびHI3を 最低周波数バンドLL3の子孫として処理する。
親サブバンドになることができない、図示の最高周波数サブバンドと、子サブバ ンドになることができない最低周波数サブバンドを除き、上述したプロシージャ は、親サブバンドとしては一回、子サブバンドとしては少なくとも一回、各サブ バンドに適用されるが、これは、多次元サブバンドの場合には、子係数が2つ以 上の現係数をもっことができるためである。係数は親として評価されてから、子 として評価され、ルートマツプとリーフマツプは、最低周波数サブバンドが親サ ブバンドとして評価されたあと完成する。
サブバンド分解内のある所定の親座標に対して、リーフマツプ値とルートマツプ 値が定められると、ユニット1218はドミナント・リストの指標を1だけデク リメントし、その結果の新しい指標がコンパレータ1220によって検査される 。新しい指標がゼロより大であるか、等しロブれば、ループマツプとリーフマツ プを生成するプロシージャが新しい親指標について繰り返される。そうでなけれ ば、デクリメントされた指標がゼロより小であると判断されると、リーフマツプ /ルートマツプ生成プロセスは中止する。具体的には、最低周波数サブバンドが 親サブバンドとして完全に評価されると、処理は中止する。
これまでに説明してきた係数評価およびコード化システムは、以下に示す関係式 で表すことができる。ただし、Tは現しきい値、Xはサブバンド分解のドミナン ト・コピーの現係数の絶対値、Rは現係数のルートマツプ値、Lは現係数のリー フマツプ値である。サブバンド分解のドミナント・コピーの現係数は次のとおり である。
a) L≦Tならば、予測可能に非有意であるb) R≦T<Lならば、ゼロツ リーのルートである c) X>Tならば、有意である、またはd) X≦T<Rならば、非有意であ るが、有意の子孫をもっている、つまり、係数は隔離されたゼロである。
リーフマツプの生成が特に利点があるのは、リーフマツプがルートマツプの生成 と同時に簡単に生成でき、メモリ・アクセス回数が少なくなるためにオペレーシ ョンを高速化できることである。必要なメモリ・ストレーツリが少なくて済むが 、メモリ・アクセス・タイムが増加する、比較的低速のリーフマツプの別の使い 方を示したのが、第13図のフローチャートである。このフローチャートは第1 O図のそれと似ているが、第13図では、第1O図のユニット1030と103 2が削除され、その代わりにユニット1330と1332が使用されている点が 異なる。また、第13図では、ユニット1301と1341が追加されている。
関係する第12図は、リーフマツプ生成ユニット1206と1216が削除され ていることを除けば、未変更のままである。
ユニット1330.1332および1341は、「マークマツプ(markma p) Jという手法で、子孫数の予測可能性を示すためのコンパニオン・マツプ (CO■panion map) ヲ作るためのものである。マークマツプとは 、ゼロツリー・ルートの子孫であるすべての係数をマツプしたもので、各マツプ ・エントリには、その係数がゼロツリー・ルートの子孫であるかどうかを示す「 マーク」が以前のコード化プロセスで付けられている。ユニット1330は、マ ークマツプがユニット1301によってFALSEに初期化されたあと、処理さ れる係数の「マークマツプ」エントリ(MM)を取得する。コンパレータ133 2はマークマツプ・エントリMMを評価して、それが予測可能に非有意な(”T RUE”)係数であるかどうかを判別する。係数が予測可能に非有意であると判 断されると、ユニット1341は、関連の各子孫数のマークマツプ・エントリを TRUEにセットし、これらの子孫数も予測可能に非有意であることを示す。隣 接するゼロツリー・ルート・コード化経路がゼロツリー・ルート・シンボルをコ ード化していれば、同じようなエントリが作られる。言い換えれば、ユニット1 341は、ユニッ)−1330が現係数が予測可能に非有意またはゼロツリー・ ルートのどちらかであると判断すると、追加のコード化をすることな(、子孫数 を予測可能に非有意であると指定する。その他の場合は、第13図のシステムの オペレーションは、第1O図のシステムの場合と同じである。
第14図は、ゼロツリー圧縮構造を連続近似量子化装置およびエントロピー・ユ ーザと共に含む、上述したデータ圧縮システムを実現するために使用できる装置 を示すブロック図である。
ユーザ・インタフェース1402は、システム・オペレータが判断した複数の入 力値を受け取る。インタフェース1402は、レジスタのように、それぞれが入 力値をストアするための専用メモリ・デバイスを備えている。入力「イメージ・ ファイルjはMXNイメージ・マツプであり、ヘッダがイメージの高さと幅を示 している。「レベル数」パラメータは、ピラミッド分解レベルの数を指定するも ので、この例では、3になっている。「ターゲット・ピット・レート」パラメー タは所望のピット/ベルを指定するもので、例えば、モデム・レート、メモリ・ サイズまたは許容歪みの量の関数にすることができる。”a+axfreq“パ ラメータは、ユニット1418における算術エントロピー・ユーザのモデリング ・ユニットに関連するヒストグラムがダウンデート(downdate)される 頻度を定義するものである。 Witten他では、これは、すべての可能性を インクリメントし、2で除算し、小数点以下を切り捨てることによって行ってい る。
インタフェース1402からのユーザ定義パラメータは初期パラメータ・ジェネ レータに読み込まれ、ジェネレータはイメージとパラメータ用にメモリを割り振 り、ユーザ・ユニット1418へ送られるピットストリームのヘッダ内にパラメ ータをコード化する。ユニット1404は、インタフェース1402から受け取 ったデータに基づいて、各パラメータのピットストリーム値を初期化する。入力 イメージ・マツプはインタフェース1402から平均値エクストラクタ(mea n extractor)に渡され、そこで、イメージの平均値が計算され、平 均値がイメージから減算され、イメージ平均値がコード化されて別々にユーザ1 418へ送られる。平均値は、ピットストリーム・ヘッダにおいて初期パラメー タ値に続いているようにしてもよい。ユニット1406からのゼロ平均値信号は 、第2図を参照して前述したように、イメージ・サブバンド成分LL、 LH, l(LおよびHllを作るためにサブバンド・デコンボーザ(subband  decomposer)1408に入力される。サブバンド成分は、第10図を 参照して説明したように、ユーザ1418に渡される。すべてのサブバンド・イ メージの中で最大の係数振幅じM“)は、ユニット1410によって計算され、 コード化のためにユニット1418に伝達される。ユニット1418は、第9図 、第10図および第11図のフローチャート機能を実装するために、連続近似量 子化装置と算術エントロピー・ユーザ装置を含む、マイクロプロセッサ・ベース のデバイスにすることが可能である。算術ユーザと関連のモデリング・ユニット は結合されて適応エントロピー・ユーザを構成し、入力シンボルに応答して圧縮 されたピットストリームを作成する。モデリング・ユニットは、確率を表すシン ボル出現回数のヒストグラムを含んでおり、これは算術ユーザによって使用され る。モデリング・ユニットとヒストグラムは、追加のシンボルでピットストリー ムの終わりを示すこともできるが、このシンボルはイメージ情報のコード化には 使用されていない。ユーザ141gからの出力ピットストリームは、例えば、モ デムまたはテープ/ディスク記憶媒体などの、出力デバイスへ渡される。
第15図は、デコード化プロセスの概要を示すフローチャートであり、その詳細 は第16図と第17図に示されている。エントロピー・コード化ピットストリー ムはデコーダ人カユニッl−1502によって受信されて、ピットストリーム・ ヘッダ・データがデコード化される。
このヘッダ・データは、変換(ピラミッド)レベルの数、イメージの幅と高さ、 イメージ平均値、エントロピー・デコーダに関連するヒストグラムの更新頻度、 初期しきい値、走査順序、および第14図に関連して説明した他のデータとパラ メータを含んでいる。算術コード化イメージ分解ピットストリームはヘッダのあ とに続く。
ユニット1504はヘッダに入っているイメージ・サイズ・データに従って、2 62,144(512X512)サブバンド係数のすべての座標を含んでいるオ リジナル・ドミナント・リストを生成する。これらの座標は第3図に示す走査順 序で決まる順序(サブバンド処理順序)に、および10個のサブバンドのそれぞ れの水平、垂直または[スペース埋込み (space filling)J走 査パターンに従って配列され、走査順序とパターンがエンコーダで使用されたも のと同じになるようにしている。ユニット1506はヘッダ・データに応答して 初期しきいレベルを生成し、ローカルに生成された出カマツブのエン)・りはゼ ロに初期化される。出カマツブは第3図に示す形式になっている。
デコーダ1508は、262.144指標の各々のエントロピー・コード化ピッ トストリーム・データを初期しきい値で評価する。このオペレーションにより、 有意係数座標の従属リストと非有意係数座標の新しいドミナント・リストが作ら れる。これらのリストについては、それぞれ第17図と第16図を参照して詳し く説明する。出カマツブは、初期しきい値で有意であると判断された係数の現推 定値で更新される。
コンパレータ1510はピットストリームの終わりまで来たかどうかを、独自の ピットストリーム終了シンボルを検出することによって判別する。この例では、 ピットストリーム終了シンボルで示されるように、ピットストリーム全体がデコ ードされたあとに、始めてイメージがユニット1518によって逆変換され、デ ィスプレイ・デバイス152oによって表示されることを想定している。逆変換 されるイメージは出カマツブから得られる。別の方法として、ピットストリーム ・データを漸次に逆変換して表示すれば、イメージ表示を漸次に精細化する解像 度で得ることが可能である。これは、デコードされたドミナント・リストと従属 リストの各シーケンスのあとで、例えば、デコーダでのプログラミングに応答し て、逆変換と表示オペレーションで表示イメージを漸次に得ることにより行うこ とができる。逆変換ユニット1518は、第2図のサブバンド・デコンボーザに よって行われる変換の逆のことを行う。
ドミナント・リストがデコーダ150gによって処理されたあと、ピットストリ ームの終わりまでまだ達していないと、ユニット1512は前のしきい値の1/ 2に等しい新しいしきい値を作る。これは、(オリジナルまたは現)ドミナント ・リスト上の最後の座標が計算されたことをユニット1512が検出すると、行 われる。ユニット1514は従属リストで指標が付けられた係数を現(新)しき い値で評価し、デコードして、出カマツブを評価の結果で更新する。出カマツブ からのイメージ・データは、コンパレータ1516がピットストリームの終わり を検出すると、逆変換されて表示される。その他の場合は、ユニット1508は 、新ドミナント・リスト上の座標に関連する係数を現しきい値で評価する。
デコードは、ピットストリームの終わりが検出されるまで、漸次に小さくなるし きい値で以上のように続けられる。
第16図のフローチャートは、ドミナント・リストのデコード・プロセスの詳細 を示している。デコードは、ユニット1602がマークマツプのすべてのエント リをFALSE値で初期化して、初期状態では、どの係数も予測可能に非有意で ないことを示すことから開始される。マークマツプは、この例では、262.1 44個の可能な限りの係数ごとに1つのエントリをもっている。ユニット160 4はオリジナル・ドミナント・リスト上の最初の係数の座標を取得し、ユニット 1606はその座標のマークマツプ・エントリMM (初期値はFALSE)を 取得する。コンパレータ1608はマークマツプ・エントリMMを評価して、そ れがTRUEであるため予測可能に非有意であるか、FALSEであるためシン ボルをデコードする必要があるかを判断する。初期状態では、最初のデコード化 バスのとき、MMはFALSEであるので、デコーダ1610は、デコード・シ ステムに含まれる算術エントロピー・デコーダからの最初のシンボルをデコード する。この時点で、エントロピー・デコーダは、ピットストリームで受け取った 入力バイナリ・ピットに応答して出力シンボルを作成する。算術エントロピー・ デコーダは、エンコーダで生成されたシンボルに応答してピットストリームを作 った算術エントロピー・コーグと同じモデルとヒストグラムを含んでいる。コン パレータ1612は、ピットストリームの終わりが検出されていれば、デコード ・プロセスを終了させる出力信号を発生する。そうでなければ、コンパレータ1 614と1615はシンボルが正であるか、負であるかを判定する。シンボルが 正ならば、ユニット1616は、172丁オフセットを現しきい値に加えて%3 72Tの値を出カマツブの対応する係数ロケーションに入れ、そのロケーション から、再構築イメージが表示のために作られる。シンボルが負ならば、ユニット 1617は一372Tの値を出カマツブの対応する係数ロケーションに入れる。
ユニット1618と1619は、シンボルが正または負であるときの該当する方 のエントロピー・デコーダ・ヒストグラムをインクリメントし、ユニット162 2は(オリジナルまたは現)ドミナント・リストから現座標を除去し、それを有 意係数の座標の従属リストに追加する。その方法は、第10図のエンコーダ・ユ ニット1025の場合と同じである。
現シンボルが正でも、負でもないとコンバレータ1614と1615による評価 が示していれば、コンパレータ1624はそのシンボルがゼロツリーのルートを 表しているかどうかを判定する0表していれば、ユニット1626はセロツリー ・ルート・シンボルのデコーダ・ヒストグラムをインクリメントする0表してい なければ、そのシンボルは隔離されたゼロを示していなければならないので、ユ ニット1628はそれに応じてヒストグラムをインクリメントする。
ゼロツリー・ルートがある与えられた係数でコード化されると、その子孫数のす べては非有意のマークが付けられる。これは、ユニット1630が現係数の子の 対応するマークマツプ・エントリをTRUEにセットし、予測可能に非有意な係 数であること示すことにより行われる。そのときの現係数のロケーションにある マークマツプ値がTRUEであること、つまり、現係数が予測可能に非有意であ ることをユニット1608が示しているときも、同じような結果が得られる。
ユニット1632は、旧ドミナント・リストから現エントリを除去し、それを非 有意係数の座標の新ドミナント・リストに加える。ユニット1634は(オリジ ナル)ドミナント・リスト上の指標をインクリメントし、最後のエントリがまだ 処理されていないことをコンパレータ1604が示していれば、ユニット160 4は次の係数の座標を取得し、デコードが上述したように続けられる。ユニット 1638は、ドミナント・リスト上の最後のエントリが処理されたことをコンパ レータ1636が示していると、前のしきい値の半分に等しい新しいしきい値を 生成する。デコードは、ユニット164oが示すように従属リストに対して続け られる。これについては第17図を参照して説明する。
第17図において、有意係数の従属リストのデコード化はユニット1701から 開始される。このユニットは、最初の座標および対応する出カマツブ係数(Y) を取得するための手段を備えている。ユニット1701は第11a図のフローチ ャートに示す装置に似ているが、ユニット1701には、第11a図のユニット 1160に対応するユニットがない点が異なる。ユニット1701は、第11図 のユニット1127a、 1121a、 1127および1121と同じ働きを する、ユニット1719.1721.1733および1735によって実行され る分類機能に関連して、従属リスト復元機能を実行する。ユニット1701.1 719.1721.1733およびl735を通して、デコーダはエンコーダで 実行されるものと同じ従属リストソートおよび復元オペレーションを実行する。
コンパレータ1706は現係数が正であるが、負であるかを判定する。正ならば 、ユニット1708と1710は、それぞれ旧再構築オフセットを除去し、新し い再構築オフセットを追加して新しい出カマツブ値Y”を得る。ユニット171 2は算術エントロピー・デコーダからの関連シンボルをデコードし、コンパレー タ1714はそのシンボル(正の有意係数を表す)が”l”であるか”0”であ るかを判定する。シンボルが”l゛ならば、現しきい値Tがユニット1716に よって出カマツブ値Y”に加えられて、新しい出カマツブ値Y°゛が得られ、ユ ニット1718はそのシンボルのヒストグラムを更新する。ユニット1719は そのエントリを、TOPINDEXポインタが指している従属リスト内の位置へ 移動し、ポインタがインクリメントされる。シンボルが”0”の場合は、そのシ ンボルのヒストグラムがユニット1720によって更新され、出カマツブ値はY ”のままになっている。ユニット1721はそのエントリをBOTTOM LI STへ移す。ユニット1722−1735は、出カマツブ係数が有意であるが、 負であるとコンパレータ1706が示していると動作する。これらのユニットは 、ユニット1722.1724および1730が使用するしきい値の符号が異な る点を除けば、機能的に同等のユニット1708−1721がそれぞれ実行する 機能と類似した機能を実行する。
出カマツブ係数の値Yは、前のしきい値の下限と上限によって定義された量子化 範囲(つまり、「ビン」)の下限と上限の中間に位置している。出カマツブ係数 の値Y°はこの範囲の下限に位置している(ゼロに近(なっている)。精密化さ れた現しきい値Tは前のしきい値の172になっている。現しきい値Tは現在の 下限と上限の範囲を定義しており、各々は上限と下限の間でT幅になっており、 Yはこれらの範囲の中間の接合点に位置している。精密化された出カマツブ係数 Y“は現下限範囲の中間点に位置し、精密化された出カマツブ係数Y″′は現上 限範囲の中間点に位置している。以上により、再構築値Y″とY″′は、それぞ れ現在の下限範囲と上限範囲の中間に置かれる。これらの値は、上限と下限から オフセット172Tだけオフセットしており、前のしきい値範囲の中間(ここに Yが置かれている)からオフセット1/2丁だけオフセットしている。
ユニット1736は従属リスト指標をインクリメントし、コンパレータ1738 はそのリスト上の最後のエントリが処理されたかどうかを判断する。処理されて いないで、ピットストリームの終わりまで来ていないことをコンパレータ174 0が示していれば、インクリメントされた新しい指標にある係数のデコード化が ユニット1702、1704他によって行われる。従属リストの処理が完了した ことをコンパレータ1738が示していれば、新しいドミナント・リストがブロ ック1745に示すように取得され、現しきい値でデコード化される(第16図 )。デコード化オペレーションは、ピットストリームの終わりまで到達したこと をコンパレータ1740が示すまで従属リストとドミナント・リストの間で続け られ、終わりに到達した時点で、デコード化は終了する。
第18図は、第15図〜第17図を参照して説明したデコード化/圧縮解除(d ecompression)システムを実現するために使用できるブロック図で ある。
ユーザ・インタフェースは、システム・オペレータからのターゲット・ピット・ レートを表す制御信号とユーザ装置によって作成された圧縮ピットストリームを 受け取る。ターゲット・ピット・レート(ピット/ベル)は、ピットストリーム 全体がデコード化されて最高解像度イメージが得られるように、あるいは解像度 の劣るイメージが必要ならば、ピットストリーム全体より少なくデコード化され るように選択することができる。ピットストリーム・ヘッダ情報はユニット18 04によってデコード化されて、分解(ピラミッド)レベルの数、イメージの幅 と高さ、算術デコーダのヒストグラムの更新頻度(MAXFREQ) 、初期し きいレベル、およびイメージ平均値のパラメータを表す出力信号が得られる。
ヘッダに続くピットストリーム成分は連続近似デコーダ・ユニット1810へ伝 達される。このユニットは、データ処理ヒストグラムを含む関連モデリング・ユ ニット1814からの出力信号と共に作動する算術エントロピー・デコーダ18 12を含んでいる。モデリング・ユニット1814はデコーダ・コントローラ1 816からの出力信号に応答する。このデコーダ・コントローラは、第15図〜 第17図のフローチャートに従って動作するマイクロプロセッサ・ベースのデバ イスにすることが可能である。コントローラ】816は、ユニット1822によ って作られたドミナント指標のマークマツプおよび初期リストに応答して、また 、ユニット1820かもの信号に応答して、ピットストリーム・デコード化の開 始時にヒストグラムと算術デコーダ・オペレーションを初期化するように動作す る。また、コントローラ181Bは(改訂)ドミナント・リスト、従属リスト、 マークマツプおよび種々のしきい値を、フローチャートを参照して説明したよう に生成し、これらと共に作動する。
算術デコーダ1812がらの出力シンボルとコントローラ1816からの情報は ユニット1828によって受け取られて、出カマツブが作成され、表示されるイ メージは、第17図を参照して説明したように、その出カマツブから作成される 。ユニット1828によって生成された出カマツブの係数はユニット1830に よって逆変換される。ユニット1830からの変換された信号は、加算器(ad der) 1834でイメージ平均値情報と結合されて、再構築イメージ信号が 得られる。この信号は、必要に応じてユニット1836により追加処理されてか ら、デバイス1838によって表示される。プロセッサ1836とデバイス18 38は、例えば、テレビジボン受像機と関連づけることが可能である。別の方法 として、再構築イメージは処理してから保管または記録することも可能である。
逆変換ユニット1830は、エンコーダでサブバンド・デコンボーザ(第2図) が行う変換の逆のことな行う。モデリング・ユニット1814は、エンコーダの 対応するモデリング・ユニットと同じ特性を備えており、算術エントロピー・デ コーダは、エンコーダで算術エントロピー・ユーザが行うオペレーションの逆の ことを行う。
特表千7−504306 (21) FIG、12 補正書の翻訳文提出書(特許法第184条の8)平成6年 8月25日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.複数のデータ要素からなるデジタル・データを処理するシステムであって、 前記データ要素に応答してデータ表現係数のツリー構造を生成する手段であって 、該ツリー構造は、粗い情報のレベルで生成された係数から相対的に精細化され た情報のレベルに至るまでの複数の経路をもつものと、 前記係数を評価して、有意係数と非有意係数とを区別するための手段(1006 )と、 前記ツリー構造のあるレベルにあるルート係数から該ツリー構造の終端係数の集 合までの該ツリー構造内の相互に関係をもつ非有意係数の連関を表すシンボルを 生成するための第1手段(1030−1040)であって、該シンボルは、ある 特定のしきい基準レベルにおいて、より大きなしきい基準レベルで非有意である と判断された係数とその子孫が、前記特定しきい基準レベルより小さい大きさを もっているとき、該係数が該ツリー構造のルートであることを表しているものと 、該シンボルをコード化して出力ビットストリームを作るための手段(1038 )とを備えたことを特徴とするシステム。 2.請求の範囲第1項に記載のシステムにおいて、前記評価手段は、連続して小 さくなっていく基準レベルで係数を評価することを特徴とするシステム。 3.請求の範囲第1項に記載のシステムにおいて、有意な子孫係数をもつ非有意 係数を表すシンボルを生成するための第2手段をさらに含んでいることを特徴と するシステム。 4.請求の範囲第1項に記載のシステムにおいて、有意係数を表すシンボルを生 成するための第3手段を含んでいることを特徴とするシステム。 5.請求の範囲第4項に記載のシステムにおいて、該システムは、非有意係数に 対応するエントリからなるドミナント・リストと有意係数に対応するエントリか らなる従属リストを作成するための手段を含んでいることを特徴とするシステム 。 6.請求の範囲第5項に記載のシステムにおいて、前記評価手段は、前記ドミナ ント・リストと従属リストのそれぞれのエントリに関連する各係数を、連続して 小さくなっていくしきい値で計算して、該ドミナント・リストと従属リストの内 容を漸次に精密化していくことを特徴とするシステム。 7.請求の範囲第1項に記載のシステムにおいて、前記係数はグループ化されて いない個々の係数であり、 前記コード化手段は入力シンボルに応答して出力ビットストリームを作るための エントロピー・コーダであることを特徴とするシステム。 8.請求の範囲第6項に記載のシステムにおいて、前記しきい値は連続的に1/ 2にされることを特徴とするシステム。 9.請求の範囲第1項に記載のシステムにおいて、前記係数は非有意であるとさ れ、前記ルート係数はルート係数の子孫ではなく、該ルート係数のすべての子孫 係数も非有意であるとされていることを特徴とするシステム。 10.請求の範囲第1項に記載のシステムにおいて、前記デジタル・データは画 素からなるイメージを表しており、 該システムは、前記イメージを複数の分解レベルの各々で複数のイメージ表現サ ブバンドに分解するための変換手段を備えており、該変換手段は、各前記画素ご とに、該画素の所定の特性を表す係数を出力しており、 前記ツリー構造は複数の分解レベルからの相互に関係のある係数の連関を包含し ていることを特徴とするシステム。 11.請求の範囲第10項に記載のシステムにおいて、前記シンボルは、その子 孫が現れる分解レベルでの、より精細な情報に対して粗い情報を表している分解 レベルで現れるルート係数を表し、該ルート係数は前記より精細な情報の分解レ ベルにある非有意係数を予測可能に判別することを特徴とするシステム。 12.請求の範囲第10項に記載のシステムにおいて、前記ルート係数は非有意 であるとされ、該ルート係数はルート係数の子孫ではなく、該ルート係数のすべ ての子孫係数も非有意であるとされていることを特徴とするシステム。 13.請求の範囲第10項に記載のシステムにおいて、有意な子孫係数をもつ非 有意な係数を表すシンボルを生成するための第2手段をさらに含んでいることを 特徴とするシステム。 14.請求の範囲第10項に記載のシステムにおいて、有意係数を表す生成する ための第3手段をさらに含んでいることを特徴とするシステム。 15.請求の範囲第14項に記載のシステムにおいて、該システムは、非有意係 数に対応するエントリからなるドミナント・リストと有意係数に対応するエント リからなる従属リストを作成するための手段を含んでいることを特徴とするシス テム。 16.請求の範囲第15項に記載のシステムにおいて、前記評価手段は、前記ド ミナント・リストと従属リストのそれぞれのエントリに関連する各係数を、連続 して精細化していくしきい値で評価して、該ドミナント・リストと従属リストの 内容を漸次に精密化していくことを特徴とするシステム。 17.請求の範囲第10項に記載のシステムにおいて、前記コード化手段は、入 力シンボルに応答して出力ビットストリームを作るエントロピー・コーダである ことを特徴とするシステム。 18.請求の範囲第10項に記載のシステムにおいて、各前記係数は、関連の画 素の振幅を表していることを特徴とするシステム。 19.データ要素を表すコード化デジタル・データストリームを処理するシステ ムであって、 前記ビットストリームに応答して、粗い情報のレベルで生成された係数から相対 的に精細な情報のレベルで生成された係数に至るまでの複数の経路をもつツリー 構造の有意係数と非有意係数を表す出力シンボルを出力するためのデコーダ手段 (1604)と、前記シンボルを評価して、有意係数を表す第1シボルが現れた こと、および前記ツリー構造のあるレベルにあるルート係数から該ツリー構造の 終端係数の集合までの該ツリー構造内に、相互に関係のある非有意係数の連関を 表す第2シンボルが現れたことを示す出力を得るための手段(1614,161 5,1624)であって、前記第2シンボルは、ある特定のしきい基準レベルに おいて、より大きなしきい基準レベルで非有意であると判断された係数とその子 孫が前記特定基準レベルより小さい大きさをもっているとき、該係数が該ツリー 構造のルートであることを表していることを特徴とするシステム。 20.請求の範囲第19項に記載のシステムにおいて、前記ルート係数は非有意 であるとされ、該ルート係数はルート係数の子孫ではなく、該ルート係数のすべ ての子孫係数も非有意であるとされていることを特徴とするシステム。 21.請求の範囲第19項に記載のシステムにおいて、前記評価手段は、さらに 、有意な子孫係数をもつ非有意係数を表す第3シンボルが現れたことを示すこと を特徴とするシステム。 22.請求の範囲第19項に記載のシステムにおいて、前記評価手段の前記出力 に応答して、非有意係数に対応するエントリからなるドミナント・リストを、前 記第2シンボルが現れた回数の関数として、有意係数に対応するエントリからな る従属リストを、前記第1シンボルが現れた回数の関数として生成するための手 段をさらに含んでいることを特徴とするシステム。 23.請求の範囲第19項に記載のシステムにおいて、前記係数はグループ化さ れていない個々の係数であり、 前記デコーダ手段はエントロピー・デコーダであることを特徴とするシステム。 24.請求の範囲第22項に記載のシステムにおいて、前記ドミナント・リスト と従属リストのそれぞれのエントリに関連する各係数を、連続して小さくなって いくしきい値で処理して、該ドミナント・リストと従属リストの内容を漸次に精 密化していくための手段をさらに含んでいることを特徴とするシステム。 25.請求の範囲第19項に記載のシステムにおいて、前記デジタル・データは 、各々が関連の係数をもつ画素からなるイメージを表していることを特徴とする システム。 26.請求の範囲第25項に記載のシステムにおいて、前記デジタル・イメージ は、複数の分解レベルの各々にある、複数のイメージ表現サブバンドに分割され たイメージを表し、イメージ表現サブバンドはそれぞれの係数で表された複数の 画素で構成され、前記ツリー構造は、複数の分解レベルからの相互に関連のある 係数の連関を包含していることを特徴とするシステム。 27.請求の範囲第26項に記載のシステムにおいて、前記第2シンボルは、そ の子孫が現れた分解レベルのより精細な情報に対して粗い情報を表す分解レベル で現れたルート係数を表し、該ルート係数は前記より精細な情報の分解レベルの 非有意係数を予測可能に判別することを特徴とするシステム。 28.請求の範囲第26項に記載のシステムにおいて、前記ルート係数は非有意 であるとされ、該ルート係数はルート係数の子孫ではなく、該ルート係数のすべ ての子孫係数も非有意であるとされていることを特徴とするシステム。 29.請求の範囲第26項に記載のシステムにおいて、前記評価手段は、有意係 数をもつ非有意係数を表す第3シンボルが現れたことを示すことを特徴とするシ ステム。 30.請求の範囲第26項に記載のシステムにおいて、前記評価手段の前記出力 に応答して、非有意係数に対応するエントリからなるドミナント・リストを、前 記第2シンボルが現れた回数の関数として、有意係数に対応するエントリからな る従属リストを、前記第1シンボルが現れた回数の関数として生成するための手 段をさらに含んでいることを特徴とするシステム。 31.請求の範囲第30項に記載のシステムにおいて、前記評価手段は、前記ド ミナント・リストと従属リストのそれぞれのエントリに関連する各係数を、連続 して小さくなっていくしきい値で計算して、該ドミナント・リストと従属リスト の内容を漸次に精密化していくことを特徴とするシステム。 32.請求の範囲第26項に記載のシステムにおいて、各前記係数は、関連の画 素の振幅を表していることを特徴とするシステム。
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