JPH07503929A - チューブ抜き取り装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 チューブ抜き取り装置 技術分野： 本発明は抜き取られたチューブをそれらの充填ステーションへ移送するためのコ ンベヤ帯村上に載せられるよう厚紙箱又は類似物の如き容器から開放底をもつ未 充填のチューブを抜き取るためのチューブ抜き取り装置に関するものである。

先行技術： 普通の押しつぶしチューブの取扱い、充填及び密封用の包装工業機械は高度に機 械化されてきた。開放底をもつ空のチューブは箱に入れてチューブ充填機械へ供 給され、前記機械においてこれら空のチューブは自動的に取り上げられて、充填 機械へ行く移動ライン上に載せられる。充填機械の直前で空のチューブは存在す るかも知れない不純物をきれいに吸い取られる。

空のチューブを箱から抜き取るための複数の装置が既知である。先行の１システ ムは人が抜き取り指部材を使用し、前記す旨部材は摩擦部材を備え、前記摩擦部 材は空のチューブの内側に導入されそしてその内側に対して作用するという事実 を基礎としている。これらの摩擦部材の色々な変形例が既知であるが、それらに 共通していることは、ゴムの精細部分が使用され、前記ゴム精細部分は磨耗や老 化を受け、従ってそれらは時々交換されなければならないということである。こ れらの抜き取り指部材は空のチューブに対して比較的正確な案内を必要とすると いう事実のため、すべての空のチューブの正確な位置決めが要求される。

箱からチューブを抜き取るための更に最近の装置はスエーデン国特許第８５０４ ４５１−９号に開示されている。このシステムは中空であって一端に吸い込みオ リフィスを備えている抜き取り指部材の使用を基礎としている。抜き取り指部材 はファンに連結され、前記ファンは前記指部材から空気を吸引して、抜き取り指 部材がチューブに挿入されたときチューブが抜き取り指部材上に吸い付かれるよ うになされる。チューブはその後、箱から持ち上げられ、前方へ例えば走行コン ベヤへ進められ、前記チューブはチューブを衝合片によって押し離させるか又は 大気圧より低い圧力を取り去ることによって、前記コンベヤに下ろされる。

チューブ抜き取り装置の他の例は英国特許第２．２０３．４０４号に開示されて いる。この特許の装置は同様にｔ旨部材を使用するが、指部材は側方へ可動であ り、指部材がチューブに導入された後にチューブをお互いに当接させて締め付け 、こうしてチューブを挾むことによってチューブを取り上げる。この装置の指部 材は対をなして作用され、それらはばねによって互いに連結されており、前記ば ねはｔ旨部材を引張って互いに当接させる。これもまた、チューブ内に挿入する 前にｍ部材を互いに引き離す装置を必要とする。この装置は複雑であり、製造コ ストが高くつく。

技術的問題点。

上記装置及び他の類似装置に関連する問題点は、それらの装置が一方では、磨耗 し、そして調節されなければならないこと（このことは特にゴム精細部分に該当 する）、そして他方では、大気圧より低い圧力を維持しなければならないこと、 又は指部材を動かして離間、接近させるための装置をもたなければならないこと によって複雑になるということにある。

発明の構成・ 本発明によれば、上述の装置に関連する問題点は解決され、開放底を通して未充 填チューブに挿入されるようにされた可動の支持体上に堅固に固定された指部材 を備えて成る、開放底をもつ未充填チューブを容器から抜き取りそしてこれらを コンベヤ帯又は類似物上に載せるためのチューブ抜き取り装置が提供され、この チューブ抜き取り装置は堅固に固定された指部材の付近で支持体上に可動状に取 付けられたビンを備え、前記ビンは指部材がチューブに挿入された後に指部材上 に載せられ、従ってチューブを締め付けるようにされたことに特徴を有する。

本発明によれば、ビンは指部材の上でそれらの間に取付けるのが好適である。

更に、本発明によれば、すべてのビンは２つの指部材上に載せるようになして、 ｍ部材の数に関してはビンの数の半分だけか配置されるようになすのか好適であ る。

更に、本発明によれば、可動に取付けられたビンは回転可能のシャフト上に取付 けられて、シャフトの回転によって指部材に接近、離間するよう揺動可能となす のか好適である。

図面の説明： 以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて詳述する。

第１図はチューブの抜き取り装置への移送、チューブの抜き取りとその後のコン ベヤ上への移送状態を示す斜視図である。

第２図は抜き取り装置の上面図である。

第３図は第２図の抜き取り装置の正面図である。

第４図はビンをもつ抜き取り装置とチューブを示す詳細図である。

第５図は抜き取り装置の正面図である。

好適実施例： 第１図は充填機械に空のチューブを送るための原理を示す。容器Ｊはコンベヤ帯 ３に載って抜き取り装置４へ移送される。前記容器は通常は厚紙箱であり、チュ ーブ２を収納している。前記抜き取り装置において、片側に置かれた箱が抜き取 り装ｒＩ１４へ持ち上げられて、最も上の列のチューブ２が抜き取り装５１１４ の指部材５と同一平面に配列されるようになす。指部材は空のチューブ２内に挿 入され、指部材が前記チューブを持ち上げ、その後それらをもう１つのコンベヤ ６に載せる。このコンベヤ６は前記チューブを更に移送して充填ステーションに 運ぶ。

空の箱ｌは第３のコンベヤに載せて運び去される。

第２図は本発明の抜き取り装置を別個に示す。この装置はこの実施例では２２個 のいわゆる指部材５からなる。指部材の個数は調整でき、その個数は箱から１度 に持ち上げられる１列中のすべてのチューブ数に適合させられる。指部材５は例 えばボルト、ナツトによって支持体７に堅固に取付けられる。前記支持体は前後 動できるフレーム８に固定される。シャフト９は同じフレームに配置される。

このシャフト９は僅かに回転でき、ビン１０を備える。前記ビンはこの実施例で は、１１個であり、即ち指部材５の各対につき１個のビンをもつ。該装置が使用 されると、シャツ］・９か僅かに回されて、ビン１０が指部材５から持ち上げら れ、そのとき列全体の指部材５の底部の開放したチューブ内に導入される。指部 材５がチューブ内に十分な長さにわたって入ったとき、シャフト９は反対方向に 回されて、ビン１．　Ｏかチューブの外側に置かれ、これらを指部材５に対して 締め付ける。その後、該抜き取り装置が後方へ動かされて、チューブがコンベヤ の上方へ来るようになし、そしてビンｌＯが指部材５から持ち上げられるように シャフト９を再び回転させてチューブをコンベヤ上に下ろす。チューブ抜き取り 装置をチューブ内に押し込むため及びシャフト９を回転させために必要とされる 装置、例えば回転シリンダは慣例のものであるので図示していない。

第３図は指部材５とビン１０が協働する状態を示す。指部材５はチューブ２の最 も上の列に挿入された状態にあり、ビンＩＯはチューブを押している。最も上の 列のチューブ２が取り除かれると、その下の列が既知の手法で押し上げられ、そ の結果これらの列は順番に取り去られることができる。

第４図は本発明のチューブ抜き取り装置を詳細に示す。支持体７にねじ止めされ た指部材５はチューブ２を担持する。前記チューブはビン１０によって指部材５ に対して締め付けられる。このビン１０はシャフト９に定着されており、前記シ ャフトは回転可能でありかつビン１０を指部材５から持ち上げることができる。

指部材はまた、取り外し部材１１を示し、この取り外し部材は指部材５が後方へ 引かれてチューブ外へ出されるとき、チューブ２を留めておく。従って取り外し 部材Ｉｔはコンベヤ６の側部に置かれる。前記コンベヤはチューブ２を充填ステ ーソヨンヘ移送する。

第５図は抜き取り装置の側面図である。シャフト９上にビン１０がねじ止めされ 、支持体７上に１旨部材５かビン１０の間でその下に配置される。この実施例で は、ビンＩＯは各指部材５に対して配置されていて、より安全な締め付けを提供 するが、このような配置は通常は必要ない。回転調整装置１１はシャフト９の一 端に図示されている。

指部材５とビン１０の形状は決定的条件ではないが、それらは、一方では、チュ ーブ内に簡単に挿入でき、また他方では、チューブを指部材上に安全に締め付け ることができるようなものでなければならない。通常は、指部材は断面が半円形 をなすが、ビン１０は端部にプラスチック被覆をもつ剛性の線材から構成するこ とができる。

チューブ抜き取り装置の案内は既知の手法で行われる。そのための機械は検出器 を備え、これはチューブの最も上の列か適切に配置され、指部材をチューブの正 面の適切な位置に来させる場所を識別する。

指部材をチューブ内へ挿入すること及びチューブがコンベヤの上へ来るようにし てこれら指部材を取り出すことは、慣例の手法で行われる。シャフトの回転によ ってビンが指部材との衝合位置から離脱したりまたは指部材に衝合したりするよ うなビンの昇降は上記の手法か又は何れか他の手法によって回転シリンダによっ て行うことができる。

本発明によれば、極めて安全に作業できかつ構造が簡単であるため安価に製造可 能な、極めて簡単なチューブ抜き取り装置が提供される。

本発明は上述した処に限定されることなく１本発明の範囲内で種々の変更を加え ることができる。

補正書の写しく翻訳文）提出書（特許法第１８４条の８）平成　６年　７月　１ 日

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. １．開放底を通して未充填のチューブ（２）内に挿入されるようになした可動の 支持体（７）上に堅固に固定された指部材を備えた、開放底をもつ未充填のチュ ーブ（２）を容器（１）から抜き取ってこれらをコンベヤ（６）又は類似物上に 載せるためのチューブ抜き取り装置において、堅固に固定された指部材（５）の 付近の支持体（７）が、チューブ（２）内に挿入された後に指部材（５）上の載 せられそしてそれによってこれらのチューブを締め付けるようにされた可動状に 取付けられたピン（１０）を担持することを特徴とするチューブ抜き取り装置。
2. ２．ピン（１０）が指部材（５）の上で、それらの間に取付けられることを特徴 とする請求項１に記載のチューブ抜き取り装置。
3. ３．すべてのピン（１０）は２つの指部材（５）に対して載せられるようにされ たことを特徴とする請求項１又は２に記載のチューブ抜き取り装置。
4. ４．可動状に取付けられたピン（１０）が回転可能のシヤフト（９）上に取付け られ、それによって前記ピンはそれらの回転によって指部材（５）に対して接近 したり離間したりするよう揺動可能であることを特徴とする請求項１から３の何 れか１項に記載のチューブ抜き取り装置。