JPH07503419A - ペン - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ペ　ン 本発明は、ペン先を筆記端で延ばしたり引っ込めたりするための機構を持つ種類 のペンに関する。このようなペンは、広告の目的で一般的に使用されているが、 ペン立てに置くことができ、例えば、受付の机の上に置くことができる。ペンを 受付の机の上に置く場合には、使用者がペンに容易に近づくことができ且つこれ を容易に握ることができなければならない。これは、一般的な設計では、ペンホ ルダに磁石を配置することによって行われ、この場合には、突出したブラケット に磁石が配置された別体のスタンドにペンを置くことによって、磁力を使用し、 ペンが外観上は自立しているようにする。英国特許第２，１６４，００４号には 、この技術が開示されている。

本発明は、このような従来技術のペンを、所望の機能を維持しつつ簡単にするこ とを目的とする。即ち、広告文等を露呈するばかりでなく容易に掴むことができ るように、休止位置において直立したペンを提供することを特徴とする特別の目 的は、特別に設計された別体のスタンドを全く必要としないペンを提供すること である。

本発明は、略半球形の筆記端を持ち、ペンの重心が半球形の筆記端内に配置され ているため、立てたときに安定した休止位置をとる、ペンを設計するというアイ デアに基づいている。

本発明によるペンの特徴は、請求の範囲第１項に記載しである。従属項には、特 に好ましい実施例が記載しである。

かくして、本発明のペンはホルダを有し、内部に機構が収容されている。ペンの 筆記端は、略半球形である。

筆記端には、ペン先を引っ込めた状態で例えば机の上に置いたときにペンが直立 体止位置まで自動的に起き上がるようにペンの重心が略半球形の筆記端の子午面 と筆記端の頂部との間に配置された質量を持つ重りが設けられている。

添付図面は、本発明によるペンの一実施例を示す。

第１図は、休止位置で直立したペンを示す正面図である。

第２図は、第１図のｌＩ−ｌＩ線での断面図である。

第３図は、ペン先を延ばした使用状態のペンを示す正面図である。

第４図は、直立位置（第１図参照）に立てた場合のペンの揺動機能を示す概略図 である。

添付図面に示す本発明のペンの一実施例は、ホルダ１０を有し、このホルダ内に 機構１１が配置されている。

図示の機構は非常に簡単であるが、他の更に複雑な機構を使用してもよいという ことは理解されよう。機構１１は、ペン先１２の位置を調節する。ペン先は、引 っ込められている（第１図、第２図、及び第４図参照）か或いは延ばされている （第３図参照）。

添付図面から明らかなように、ペンの筆記端１３は実質的に半球形であり、ペン 先１２は、筆記端の中央を通過し、従って、筆記端の頂部のほぼ中心に位置決め されている。

第２図でわかるように、重り即ち塊１４がペンの筆記端１３の半球形部分内に配 置されている。この重りは、鉄又は他の金属のような高密度材料でできている。

重りの質量及び位置は、ペンの重心がペンの筆記端１３の半球形部分内、即ち半 球形部分の子牛面（ホルダ１０と筆記端１３との間の接合部とほぼ同じ高さにあ る）と筆記端の頂部（ペン先が延ばされたり引っ込められたりする場所）との間 に配置されるような質量及び位置でなければならない。重心が子午面から離れて おり且つ筆記端の頂部の近くに配置されているため、ペンの目標機能が良好にな り、即ち、ペンは、ペンを置いた時に直立した休止位置に自動的に起きる。

ペンホルダ、機構、及びペン先の質量が小さい場合には、重りは、ペン先の通路 を除きペンの半球形の筆記端１３を完全に満たす塊１４の形態であるのがよい。

しかしながら、多くの場合には、重り即ち塊１４が頂部の周りの筆記端の中央部 分以外を満たすのがよい。図示の実施例では、重り即ち塊１４は、実質的に、半 径の異なる二つの固有の球形力ロフト１４°、１４°°の形態であり、一方のカ ロット１４“の半径は、筆記端の半球形部分１３の半径とほぼ同じ大きさであり 、他方のカロット１４′′の半径は、部分１３の半径の大きさのほぼ半分である 。

第２図から明らかなように、大径端即ちカロット１４゜は、筆記端の頂部の領域 に位置決めされる。重り即ち塊１４がこのように設計され且つ位置決めされてい るため、重心を筆記端の頂部に更に近づけることができ、これによってペンの起 き上がり機能を改善する。しかしながら、ペンの全体としての重心が必要な位置 に位置決めされる限り、重り即ち塊１４は多くの他の方法で設計してもよい。添 付図面に示してない一つの変形例では、重り即ち塊１４は、実質的に、球形のセ クタの形態であり、この場合には、セクタの球形の端部が筆記端の頂部の領域に 配置されていなければならない。

フロントページの続き （８１）指定国　ＥＰ（ＡＴ、ＢＥ、ＣＨ，ＤＥ。

ＤＫ、ＥＳ、ＦＲ，ＧＢ、ＧＲ，ＩＥ、ＩＴ、ＬＵ、ＭＣ，ＮＬ、ＰＴ、ＳＥ） 、０Ａ（ＢＦ、ＢＪ、ＣＦ、ＣＧ、　ＣＩ、　ＣＭ、　ＧＡ、　ＧＮ、　ＭＬ、 　ＭＲ，ＳＮ、　ＴＤ。

ＴＧ）、　ＡＴ、　ＡＵ、　ＢＢ、　ＢＧ、　ＢＲ，ＣＡ、　ＣＨ。

ＣＺ、ＤＥ、ＤＫ、ＥＳ、ＦＩ、ＧＢ、ＨＵ、ＪＰ、ＫＰ、ＫＲ，ＬＫ、ＬＵ、 ＭＧ、ＭＮ、ＭＷ、ＮＬ、Ｎ。

、ＮＺ、ＰＬ、ＰＴ、Ｒ○、ＲＵ、ＳＤ、ＳＥ、ＳＫ。

ＵＡ、　ＵＳ

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. １．ホルダ（１０）を有し、ペン先（１２）を筆記端（１３）で引っ込めたり延 ばしたりするのに役立つ機構（１１）が内部に配置されたペンにおいて、ペンの 筆記端（１３）は略半球形であり、出し入れ可能なペン先（１２）を略その頂部 に有し、さらに筆記端（１３）はペンの重心が筆記端の頂部と略半球形の筆記端 の子午面との間に配置されるような質量を持つ重り（１４）が入っており、その ためペンは立てたときに安定した休止位置をとることを特徴とするペン。
2. ２．ペンの重心と筆記端（１３）の頂部との間の距離が、ペンの重心と略半球形 の筆記端の子午面との間の距離よりも短いことを特徴とする請求項１に記載のペ ン。
3. ３．筆記端（１３）内に配置された重りは、略半球形の筆記端（１３）の頂部に 長も近い部分だけを満たす塊（１４）の形態であることを特徴とする、請求項１ に記載のペン。
4. ４．前記塊（１４）は、球形の端部が筆記端（１３）の頂部の領域に配置された 略球形のセクタ形態であることを特徴とする、請求項１又は３に記載のペン。
5. ５．前記塊（１４）は、略、半径の異なる二つの固有の球形カロット（１４′、 １４′′）の形態であり、一方のカロット（１４′）の半径は、筆記端（１３） の半球形部分の半径とほぼ同じ大きさであり、他方のカロット（１４′′）の半 径は、筆記端（１３）の半球形部分の半径のほぼ半分の大きさであり、塊（１４ ）の大径端は、筆記端（１３）の頂部の領域に配置されていることを特徴とする 、請求項１又は３に記載のペン。