JPH1124563A - 起き上がりスタンド - Google Patents

起き上がりスタンド

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JPH1124563A
JPH1124563A JP9190616A JP19061697A JPH1124563A JP H1124563 A JPH1124563 A JP H1124563A JP 9190616 A JP9190616 A JP 9190616A JP 19061697 A JP19061697 A JP 19061697A JP H1124563 A JPH1124563 A JP H1124563A
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JP
Japan
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stand
weight
center
desk
gravity
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Pending
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JP9190616A
Other languages
English (en)
Inventor
Isao Shirayanagi
伊佐雄 白柳
Yosuke Shirayanagi
洋介 白柳
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Original Assignee
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Classifications

    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09FDISPLAYING; ADVERTISING; SIGNS; LABELS OR NAME-PLATES; SEALS
    • G09F17/00Flags; Banners; Mountings therefor
    • G09F2017/0066Stands for flags

Abstract

(57)【要約】 【目的】机上飾りが外乱により倒れたときでも、自動的
に原位置に復帰すると共に、復帰に至る間の時間を調節
可能にしたものである。 【構成】下半部の外面を略球形とし、下半部の重量を残
部に比して大きく設定すると共に、球芯から一側に偏し
て重心を有し、前記下半部の外面に重心側に偏位して球
面の一部を切除して底面を形成すると共に、前記重心に
対し底面と逆方向に偏位して机上飾りなどを支持する支
持部を形成したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ホテルや銀行の窓
口、応接机などの上に置かれる旗飾り、あるいはペン立
て(以下、単に机上飾りという)のベースとして好適な
スタンドに関するもので、特に、倒れても自動的に起き
上がるものに関する。また、この発明は、屋外において
広告旗を飾るときにも応用される。
【0002】
【従来の技術】一般に、飛行機模型や国旗などの机上飾
りは、スタンドの上に支柱を立て、その支柱に前記飛行
機模型や国旗などを支持する構造となっている。さら
に、このような用途で使用されるスタンドは、円形、四
角形などの板状のものが使用され、重心を低く、かつ、
比較的広い面積で机上に支持されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、旗飾り
やペンスタンドのように風を受け易い形態だったり、重
心が高いものでは僅かな風を受けたり、人の歩く僅かな
振動によっても直ぐに倒れる不具合があった。そのため
机上飾りが倒れる度に起こさなければならない不便があ
った。また、外力によって倒れないよう安定に作ること
にも何等困難はないが、そのようなものは机上にもたら
す変化が少なく、飽きられ易い不具合を有していた。
【0004】
【課題を解決するための手段】下半部の外面を略球形と
し、下半部の重量を残部に比して大きくして前記球形の
中心より下側に設定された重心を有し、前記下半部の外
面に球面の一部を切除して底面を形成すると共に、前記
重心に対し底面と逆方向に偏位して机上飾りなどを支持
する支持部を形成したものである。また、略球形の外面
を有する中空の殻体を有し、前記殻体の外面の一部を平
坦に形成して底面とすると共に、前記殻体の内面に底面
側に偏位して平衡重錘を取り付ける一方、その殻体に前
記平衡重錘に対して反対側にに机上飾りなどを支持する
支持部を形成したものである。なお、前記支持部には外
方へ伸びる長手部材を備えた机上飾りが取り付けられ、
その長手部材には軸方向に移動可能な調節重錘を取り付
けることも可能である。
【0005】
【作用】支持部に旗竿やペン受けを取付けることによ
り、用途に応じた机上飾りが形成される。また、底面を
下にしてスタンドを立てれば、重心が幾何学的な球芯よ
り下方となり、底面が小さくても安定に自立する。さら
に、風その他の外力によってスタンドが倒れると、外面
が略球形であることゝ、球芯に対して重心が上となるこ
とゝから、揺動しつゝ元の直立姿勢に復帰し、底面によ
って直立する。中空の内部に設けた殻体には球芯に対し
て対称に支持部と平衡重錘とが設けられる結果、スタン
ドは水平面に置かれると、平衡重錘が下で支持部が上の
姿勢をとり、且つ、底面によって安定する。支持部は支
持孔とされ、旗飾りの旗竿や、ペン立ての要部である柱
状のペン受けが取り付けられる。さらに、長手部材に取
り付けられた調節重錘を手動で昇降させることにより球
芯回りの転倒トルクを加減し、平衡重錘による復帰トル
クとの比率が調節可能となっている。すなわち、調節重
錘の位置を上下方向に移動させて調節することにより倒
れたスタンドが揺動する周期、換言すれば転倒から復元
に要する時間が調節される。
【0006】
【実施例】以下、本願に係る発明の実施例を説明する。
図1はこの発明を利用した机上飾り10の一例としての
旗飾り20を示す。旗飾り20は略球形のスタンド30
によって支持されている。スタンド30は合成樹脂を成
形して形成された内部が中空の略球形の殻体31を有
し、殻体31は幾何学的な球芯32より下側をなす下半
部33と、上側をなす上半部34とを結合して構成され
ている。前記下半部33の内面には平衡重錘35が取り
付けられ、上半部34の重量が下半部33の重量より軽
量となるよう重量配分がなされている。この実施例にお
いて、平衡重錘35の取り付けは殻体31の底部内面に
突出させた凸部31aの外面に嵌合させ接着されてい
る。
【0007】40は前記旗飾り20の一部をなす旗竿で
あり、スタンド30に取り付けられると共に、本発明に
おける長手部材を構成する。旗竿40はピアノ線で作ら
れた縦竿41と、その上端部から左右に分岐されて伸び
る同じくピアノ線からなる水平竿42とを有し、両竿4
1、42の間は金属製の連結具43によって連結されて
いる。44は縦竿41を前記スタンド30に結合するた
めの結合具である。結合具44は下端部に雄ねじを有す
る金属製の棒材からなり、下端部の雄ねじによりスタン
ド30の上半部34に形成された雌ねじへねじ込まれて
いる。結合具44の他端には軸孔が形成してあり、そこ
に前記縦竿41の下端部が嵌合され、かしめ加工によっ
て不動に固定してある。
【0008】50は調節重錘であり、前記長手部材たる
結合具44の外周に摺動および係止可能に取り付けられ
ている。調節重錘50は比重の大きい鉄、銅合金その他
の材料で作られており、その一部に設けた貫通孔に前記
した結合具44が挿通されている。図示してないが、前
記貫通孔の内面には軟質の合成樹脂で作られたブシュが
接着、融着などの手段で取り付けられており、調節重錘
50はそのブシュを介して結合具44に緩く圧入されて
いる。よって、調節重錘50は結合具44上を手で滑ら
せて移動させることができ、かつ、手を放せばその位置
で不動に係止される。なお、調節重錘50は重錘として
の機能の他、何らかの意匠を施して美観を向上させる用
にも供される。
【0009】このように構成された旗飾り20は、図2
中、実線で示すように、飾り旗21の重量Pと平衡重錘
35の重量W、および調節重錘50の重量Qの中心が鉛
直軸上にあり、それらの重量は比較的狭い底面36上に
作用するので、直立状態が維持される。飾り旗21が風
を受け、この平衡が崩れるとスタンド30は、図中、仮
想線で示すように傾動する。この状態においては、飾り
旗21の重量Pと調節重錘50の重量Qの球芯32まで
の距離の積の和、いわゆる転倒トルクはスタンド30を
一層傾ける方向に作用し、平衡重錘35の重量Wと球芯
32からの距離との積、すなわち、復帰トルクとが反対
の方向に作用する。転倒トルクが復帰トルクよりも大き
いとスタンド30が、そのまゝ倒れてしまうので、この
実施例では調節重錘50によって復帰トルクが大きくな
るよう設定してある。したがって、スタンド30は外力
によって一旦傾動状態となっても、復帰トルクにより立
ち上がるが、底面36が小さく作ってあるため、復帰速
度が大きいときには直立状態を通り過ぎてしまい反対側
に傾動する。このような揺動を繰り返しつゝ直立状態に
復帰する。なお、前記調節重錘50は復帰に要する時間
を長短に調節すべく用いられる。
【0010】図5、図6には、机上飾り10の他の実施
例であるペン立て25が示されている。ペン立て25の
スタンド30は、下半部33のみを中実の鉄材で略球形
に作り、前記第1実施例における上半部34を省略する
ことにより、前記下半部33の内面に先の実施例におい
て平衡重錘35が取り付られた場合と同様の重量配分と
してある。26は前記スタンド30の中央部に螺着され
た長手部材たるペン受けであり、上端部に鉛筆やペンを
差し込むための受け孔26aが上方へ向けて開口させて
ある。
【0011】両実施例において、スタンド30には、球
状をなす下半部33の一部を平面状に切り欠いて、円形
の底面36が形成されている。底面36の大きさは、前
記球芯32から降ろした鉛直線と底面の周とのなす角α
が約6゜に設定してある。この値の大小はスタンド30
が外力を受けたときの安定性を左右するので、外力によ
ってスタンド30が大きく揺らぎ、あるいは長時間に亘
って揺動することを是とするときは小さく、非とすると
きは大きく設定する。
【0012】スタンド30の上部には前記ペン受け2
6、あるいは飾り旗21を取り付けるための支持部37
が形成されている。支持部37は球芯32あるいは重心
SGに対して底面36と対称方向、すなわち、反対側に
形成されており、殻体31の頂部に設けた支持孔38を
含む。この実施例で支持孔38は殻体31の内面に突出
させたボスから、外方へ向かって開く雌ねじとして設け
てある。支持孔38には旗竿40、あるいはペン受け2
6の根部などがねじ込まれる。
【0013】上記実施例に係る机上飾り10は以上のよ
うに構成されているので、比較的小さい底面36によっ
て机上に置かれ、外力が作用すると比較的容易に倒れ
る。一旦、倒れると、下半部33に重心SGがある上、
下半部33の外面は略球状をなしているので、机上飾り
10はすぐに直立位置に復帰しようとする。このとき、
底面36の面積が小さいので、直立位置を通り越して再
び他側へ倒れ、また、復帰動作を返し、揺動を繰り返
す。このとき、中心と重心との間に多少なりとも偏位が
伴うので、倒れたり起きたりする方向が変化する場合も
ある。
【0014】
【発明の効果】本願発明は以上のように構成されている
ので、スタンドは下半部の外形が球状をなし、その部分
に重心があるから、外力によっていずれの方向に倒され
ても、自動的に復帰する。なお、底面を小さくすれば復
帰に至る時間が長くなり、動く机上飾りとしての機能が
増え、商品価値を上げることができる。スタンドの外形
を中空の略球形とし、底面側に平衡重錘を配したから、
スタンド自体を軽量化することができ、かつ製造が容易
で廉価に製造できる。また、調節重錘を調節することに
よりスタンドの揺動周期が変化し、直立するまでの時間
が調節可能とされる。などの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の一実施例を示すもので、机上飾りの
一例である旗飾りの、一部を破断した正面図である。
【図2】図1で示す旗飾りの重量バランスを示す原理図
である。
【図3】旗飾りに使用される旗竿の一例を示す正面図で
ある。
【図4】旗飾りに使用される旗竿の他の例を示す図3相
当の正面図である。
【図5】机上飾りの他の実施例であるペン立てを示す平
面図である。
【図6】そのVI−VI断面図である。
【符号の説明】
10・・・・机上飾り 20・・・・旗
飾り 21・・・・飾り旗(長手部材) 25・・・・ペ
ン立て(長手部材) 26・・・・ペン受け 26a・・・受
け孔 30・・・・スタンド 31・・・・殻
体 31a・・・凸部 32・・・・球
芯 33・・・・下半部 34・・・・上
半部 35・・・・平衡重錘 36・・・・底
面 37・・・・支持部 38・・・・支
持孔 40・・・・旗竿 41・・・・縦
竿 42・・・・水平竿 43・・・・連
結具 44・・・・結合具 50・・・・調節重錘 SG・・・・重

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下半部の外面を略球形とし、下半部の重量
    を残部に比して大きくして前記球形の中心より下側に設
    定された重心を有し、前記下半部の外面に球面の一部を
    切除して底面を形成すると共に、前記重心に対し底面と
    逆方向に偏位して机上飾りなどを支持する支持部を形成
    してなる起き上がりスタンド。
  2. 【請求項2】略球形の外面を有する中空の殻体を有し、
    前記殻体の外面の一部を平坦に形成して底面とすると共
    に、前記殻体の内面に底面側に偏位して平衡重錘を取り
    付ける一方、その殻体に前記平衡重錘に対して反対側に
    机上飾りなどを支持する支持部を形成してなる起き上が
    りスタンド。
  3. 【請求項3】請求項1および請求項2のいずれかにおい
    て、前記支持部には外方へ伸びる長手部材を備えた机上
    飾りが取り付けられ、その長手部材には軸方向に移動可
    能な調節重錘が取り付けられている起き上がりスタン
    ド。
JP9190616A 1997-06-30 1997-06-30 起き上がりスタンド Pending JPH1124563A (ja)

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