JPH07503351A - 移動電話ネットワークにおけるトラフィック密度を推定するための方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 移動電話ネットワークにおけるトラフィック密度を推定するための方法 発明の分野 本発明は、移動電話ネットワーク、移動無線ネットワーク等々におけるトラフィ ック密度を推定するだめの方法に関する。この方法は、例えば神経網の助けによ って、アップリンクにおける同期信号強度の測定および位置を推定することに基 づいている。

従来技術 移動電話ネットワークのオペレータにとっての自然な願望は、トラフィックがネ ットワーク内において地理的にとのように分布しているかに関する情報を得るこ とである。この情報は、ネットワークを容量に関して、また質に関して設計する ことを可能にするために用いられ得る。

移動局とのコールが進行している間に、基地局で信号強度を測定することはそれ 自体数に知られている。これについては、例えばＥＰ−Ａ−４３１，９５６を参 照されたい。しかしながら、トラフィックの実際の地理的またはトポロジー的分 布を得ることは困難であることが既にわかっている。なぜなら、個々の移動局の 位置を決定することは困難だからである。

発明の要約 本発明は、上述の問題を解決する方法であって、移動電話ネットワークにおける トラフィック密度を推定するための方法に関する。

本発明によれば、計測移動局は、関係するトラフィックルートを通過することが 許され、そしてこの間に、無線信号を送信し、それと同時にその位置を記録する 。計測移動局から受信された信号が、多数の適当に配置された測定局によって同 時に測定される。測定局からの測定値は、その後、計測移動局の記録されたそれ ぞれの位置とともにコンパイルされ、その結果、信号強度値と位置の間の明白な 関係が得られる。

その後、移動電話ネットワークにおける実際のトラフィックが測定局によって測 定され、そして、測定結果はコンパイルの助けによって地理的な位置に関係づけ られ得る。その結果、トラフィック密度のトポロジー的な位置が得られる。本発 明のその他の実施例が添付の請求の範囲により詳細に記載しである。

図面の簡単な説明 以下、本発明をただ１つの添付図面を参照しながら詳細に説明する。添付図面は 移動電話システムを図式的に示したものである。

好ましい実施例の詳細な説明 図面は、多数の測定局ＢＳと、ただ１つだけ示された移動局ＭＳとからなる測定 システムを図式的に示したものである。測定局を現在の基地局の位置に置くこと 、そして現在のアンテナ装置を使用することを妨げるものは何もない。移動局Ｍ Ｓからの信号が、測定局において１組の信号強度を生じさせることは明らかであ る。信号強度間の比は、エリア内の環境に依存し、おそらく各位置において一義 的な組を生じさせる。測定局かより多く存在すればするほど、各位置が信号強度 値の一義的な組を与える可能性が高くなる。逆に、測定値の一定の組は、１つ、 またはただ１つの位置に対応している。

本発明において用いられるのはこの事実である。

すなわち、移動局の可能な位置のそれぞれに対する１組の信号強度を確立するこ とが必要である。多数の測定局が１つの移動局からの信号強度および信号識別を 同時に測定できるようにすることによって、１組の信号強度値が各測定時刻ごと に得られ、これらは、その時刻における移動局の現在位置に対応する。１つの特 定の計測移動局が用いられ、この計測移動局はすべての関係するトラフィックル ートを通過することが許される。その結果、測定結果は十分に包括的、かつ広範 囲にわたるものとなる。計測移動局は、その位置を定期的に記録する。測定局は 、測定結果と現在位置の間の参照を得る。測定局は、測定結果における冗長性が 回避され、測定結果と位置の間の明白な関係が確立され得るように選ばれること が重要である。もし現在の測定局の配置がこれらの要件に合致しないならば、さ らに別の測定局が配置されなければならない。

測定結果は、その後、個々の移動局の位置を推定することができるようにコンパ イルされなければならない。これは、例えば、既になされたサービスエリア内の 測定を用い、これらの測定を神経網によって処理し、信号強度の組合せを位置に 翻訳できるようにすることによって実行され得る。

その後、同期された信号強度測定が実際のトラフィックのアップリンクにおいて 実行される。信号強度の測定に用いられたのと同一の測定局が用いられなければ ならない。現在のチャンネルが相対的に長時間にわたって同時測定される。測定 局は、１つの移動局からの信号強度を同時に測定し、測定値の組を生成する。信 号強度、周波数および信号識別が、統計的な基礎を得るために記録される。測定 値の組合せのそれぞれは、神経網の助けによって１つの位置を生成し、これらを 総合すれば、トラフィックが測定されエリア内にどのように分布しているかにつ いての情報が得られる。

周波数および信号強度のプランは知られるので、測定結果はそれぞれの測定局に 関係づけられ得る。結果は、１つの位置および測定局あたりの多数の測定結果の 形で得られる。一定の測定局に対する測定結果の総数に対して正規化を行うこと によって、測定局のトラフィク密度が得られる。

ｌ測定局あたりのトラフィック密度は、また、トラフィック管理によって重み付 けられ得る。これは、測定され、あるいは交換からの統計から検索され得る。す べての測定局の重み付けられたトラフィック密度を加えることによって、トラフ ィックがネットワーク全体においてどのように分布しているかに関する概略が得 られる。

もしこの分布が正規化されているならば、全ネットワークに対するトラフィック 密度が得られる。

測定結果および／または一定の時間間隔、最繁時等々に対する重みを単に用いる ことによって、トラフィックがその時刻にどのように分布しているか、また、ト ラフィック密度が時間とともにどのように変化するのかに関する理解が得られ得 る。

本発明は以下の請求の範囲にのみ限定されるものである。

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. （１）移動電話ネットワークにおけるトラフィック密度を推定するための方法に おいて、 計測移動局が関係するトラフィックルートを通過することを許可するステップと 、 前記計測移動局が無線信号を送信し、前記トラフィックルートを通過する間にそ の位置を記録することを許可するステップと、多数の適当に配置された測定局に よって、前記計測移動局から受信された信号強度を同時に測定するステップと、 前記多数の測定局からの測定値を、前記計測移動局のそれぞれの前記記録された 位置とともにコンパイルすることによって、前記信号強度の値と前記位置の間の 明白な関係が得られるようにするステップと、 前記多数の測定局によって、前記移動電話ネットワークにおける実際のトラフィ ックを測定するステップと、前記実際のトラフィックの測定から生じた測定を地 理的な位置に関係せしめることによって、前記トラフィック密度のトポロジー的 分布が得られるようにするステップを有していることを特徴とする方法。
2. （２）基地局が前記測定局として使用されることを特徴とする請求項１に記載の 方法。
3. （３）前記実際のトラフィックの測定は、前記多数の測定局が、前記多数の測定 局のうちの１つに関係するトラフィックを有する１つの移動局からの信号を同時 に測定することからなっていることを特徴とする請求項１または請求項２に記載 の方法。
4. （４）前記実際のトラフィックの測定は、連続的に通過される、影響された前記 測定局のすべてのチャンネルによって実行されることを特徴とする請求項３に記 載の方法。
5. （５）前記測定局からの前記測定値は、神経網を用いることによってコンパイル されることを特徴とする請求項１〜請求項４のいずれかに記載の方法。
6. （６）信号強度、周波数および信号識別が、前記実際のトラフィックの測定の間 に測定されることを特徴とする請求項１〜請求項５のいずれかに記載の方法。