JPH0750275A - 集積回路およびその薄膜形成装置 - Google Patents

集積回路およびその薄膜形成装置

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JPH0750275A
JPH0750275A JP19606193A JP19606193A JPH0750275A JP H0750275 A JPH0750275 A JP H0750275A JP 19606193 A JP19606193 A JP 19606193A JP 19606193 A JP19606193 A JP 19606193A JP H0750275 A JPH0750275 A JP H0750275A
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layer
aluminum
substrate
integrated circuit
titanium
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JP19606193A
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English (en)
Inventor
Naoyuki Kajita
直幸 梶田
Hiromoto Ito
弘基 伊藤
Toshio Yoshida
寿夫 吉田
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 良好なステップカバレッジを確保でき、配線
層をコンタクトホール内へ良好に埋め込むことを可能に
するバリア層を有した集積回路およびその薄膜形成装置
を提供する。 【構成】 バリア層5をシリコン基板1から配線層3に
向かってチタン層5a、窒化チタン層5bおよび配線層
3のアルミニウムとで合金を形成しアルミニウムの融点
を低下させるシリコン層5cで構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、基板上にバリア層を
介してアルミ配線層が形成された集積回路およびその薄
膜形成装置に関し、特にバリア層の構成に特徴を有する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来から一般に、LSI(大規模集積回
路)のシリコン基板と配線層との境界には、配線層の配
線材料がシリコン基板中に拡散するのを防止するため、
および配線材料とシリコン基板との電気的コンタクトを
確保するために、窒化チタン等の材料でなるバリア層も
しくは密着層が形成されている。そして、LSIの微細
化が進むにつれ設計ルールはハーフミクロンに達し、良
好なバリア性およびコンタクトが確保でき、バリア層の
上に配線層を埋め込み性良く形成する方法が要求されて
いる。
【0003】図5は例えば「セミコン関西・京都技術セ
ミナー90講演予稿集」(June22.1990)に
示されたこの種の従来の集積回路の構成を示す断面図で
ある。図において、1はシリコン基板、2はこのシリコ
ン基板1上に形成された絶縁層で、コンタクトホール2
aが所定の個所に配置されている。3は絶縁層2上で且
つコンタクトホール2aを介してシリコン基板1と接続
するように形成され、アルミニウム・シリコン・銅等の
合金でなる配線層、4はこの配線層3とシリコン基板1
との間に介在され窒化チタンでなるバリア層である。
【0004】上記のように構成された従来の集積回路の
バリア層4は、シリコン基板1上に絶縁層2を形成した
後、この上から例えばスパッタリング法、CVD法等
で、窒化チタンを所定の厚さだけ被膜することにより形
成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の集積回路は以上
のように構成されているので、バリア層4は、設計ルー
ルが小さくなり薄膜化が進んだ場合、面内での特性のば
らつきが顕著になったり、コンタクトホール2a内で良
好なステップカバレッジを確保できなくなり、シリコン
基板1と配線層3との相互作用および拡散作用を抑制す
ることができず、又、バリア層4を被膜した後に配線層
3をコンタクトホール2aに埋め込むことができないと
いう問題点があった。
【0006】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、良好なステップカバレッジを確
保でき、配線層をコンタクトホール内へ良好に埋め込む
ことを可能にするバリア層を有した集積回路およびその
薄膜形成装置を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
る集積回路は、バリア層を基板からアルミ配線層に向か
ってチタン層、窒化チタン層およびアルミ配線層のアル
ミニウムとで合金を形成しアルミニウムの融点を低下さ
せる金属層で構成したものである。
【0008】又、この発明の請求項2に係る集積回路
は、バリア層を基板からアルミ配線層に向かってチタン
層、窒化チタン層およびアルミニウムとアルミ配線層の
アルミニウムの融点を低下させる金属とで形成されるア
ルミ合金層で構成したものである。
【0009】又、この発明の請求項3に係る集積回路
は、請求項2において、アルミ合金層を形成するアルミ
ニウムおよびアルミ配線層のアルミニウムの融点を低下
させる金属を、ICB法により同時に蒸着するようにし
たものである。
【0010】又、この発明の請求項4に係る集積回路の
薄膜形成装置は、所定の真空度に保持され基板が収納さ
れた真空槽内に、チタンのイオン化された蒸気またはイ
オン化クラスターを基板上に照射して蒸着させる第1の
クラスター型イオン源と、アルミニウムと合金を形成す
ることによりアルミニウムの融点を低下させる金属のイ
オン化された蒸気またはイオン化クラスターを基板上に
照射して蒸着させる第2のクラスター型イオン源と、ア
ルミニウムのイオン化された蒸気またはイオン化クラス
ターを基板上に照射して蒸着させる第3のクラスター型
イオン源と、基板上近傍に窒素ガスを導入する窒素ガス
導入手段とを備えたものである。
【0011】
【作用】この発明の請求項1における集積回路のバリア
層の最上層に配設される金属層は、配線層形成時に、ア
ルミ配線層のアルミニウムと反応して合金化することに
より、アルミ配線層の融点を低下させる。
【0012】又、この発明の請求項2における集積回路
のバリア層の最上層に配設されるアルミ合金層は、配線
層形成時に、アルミ配線層のアルミニウムと反応して合
金化することにより、アルミ配線層の融点を低下させ
る。
【0013】又、この発明の請求項3における集積回路
のバリア層の最上層に配設されるアルミ合金層を形成す
るアルミニウムおよび金属は、ICB法により同時に蒸
着される。
【0014】又、この発明の請求項4における集積回路
の薄膜形成装置の第1のクラスター型イオン源は、バリ
ア層の一部を構成するチタン層を形成し、又、窒素ガス
導入手段はチタン層の表面近傍に窒素を導入することに
より窒化チタン層を形成し、又、第2のクラスター型イ
オン源は金属層又はアルミ合金層を形成し、又、第3の
クラスター型イオン源はアルミ配線層を形成する。
【0015】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の実施例を図に基づいて説明
する。図1はこの発明の実施例1における集積回路の構
成を示す断面図である。図において、図5に示す従来装
置と同様な部分は同一符号を付して説明を省略する。5
はシリコン基板1と配線層3との間に介在されるバリア
層で、シリコン基板1側から配線層3側に向かって順次
配設されるチタン層5a、窒化チタン層5bおよびシリ
コン層5cで構成されている。
【0016】図2は図1における集積回路の薄膜を形成
するための薄膜形成装置の概略構成を模式的に示す図で
ある。図において、11は所定の真空度に保持された真
空槽、12はこの真空槽11の上方に回転保持機構13
によって回転可能に保持された基板、14はこの基板1
2を加熱する加熱ヒータ、15は真空槽11を貫通する
とともに基板12の表面近傍に開口を有し窒素ガスを導
入するためのガス導入管、16はこのガス導入管15内
を流れる窒素ガスの流量を調整する流量調整バルブ、1
7は真空槽11の下部に連結され真空槽11内の真空度
を調整するための真空排気系である。
【0017】18、19、20は電子ビームの流れを開
閉するシャッター、21、22、23は各るつぼ21
a、22a、23a内に蒸着物質としてチタン21b、
シリコン22b、アルミニウム23bをそれぞれ保有
し、各蒸着物質21b、22b、23bのイオン化され
た蒸気またはイオン化クラスターを各シャッター18、
19、20を介し、基板12に向けて照射する第1、第
2および第3のクラスター型イオン源である。
【0018】又、24はるつぼ21aの上方に形成され
たノズル、25はるつぼ21aの周囲に配設される加熱
用フィラメント、26はこの加熱用フィラメント25の
周囲を覆うように配設された熱シールド板で、これら2
1a、21b、24〜26で蒸気発生源27を構成して
いる。28はノズル24から噴出されるチタン21bの
蒸気によって形成されるクラスター(塊状原子集団)、
29は電子ビームを放出する電子ビーム放出フィラメン
ト、30はこの電子ビーム放出フィラメント29から電
子を引き出して加速する電子ビーム引き出し電極、31
は電子ビーム放出フィラメント29の周囲を覆うように
配設された熱シールド板で、これら29、30、31で
クラスターイオン化手段32を構成している。
【0019】又、33はクラスターイオン化手段32に
よりイオン化されたイオン化クラスター40を電界で加
速し、運動エネルギーを付与する加速電極、34は加熱
用フィラメント25用の第1の交流電源、35はるつぼ
21aの電位を加熱フィラメント25に対して正にバイ
アスする第1の直流電源、36は電子ビーム放出フィラ
メント29用の第2の交流電源、37は電子ビーム放出
フィラメント29の電位を電子ビーム引き出し電極30
に対して負にバイアスする第2の直流電源、38はるつ
ぼ21aおよび電子ビーム引き出し電極30の電位を加
速電極33に対して正にバイアスする第3の直流電源
で、これら各電源34〜38により電源装置39は構成
されている。そして、この電源装置39によって駆動さ
れる蒸気発生源27およびクラスターイオン化手段32
により前述の第1のクラスター型イオン源21は構成さ
れている。なお、第2および第3のクラスター型イオン
源22、23については、第1のクラスター型イオン源
21と同様なので説明は省略するが、各クラスター型イ
オン源21〜23は図3に示すように、基板12に対し
て対称な位置に配設されている。
【0020】次に、上記のように構成された薄膜形成装
置の動作について説明する。まず、真空排気系17によ
って真空槽11内を1×10-6Torr程度の真空度に
なるまで排気した後、基板12を加熱ヒータ14により
加熱して、回転保持機構13により図3において矢印で
示す方向に回転させる。次いで、各シャッター18、1
9、20を閉の状態で、蒸着物質としてチタン21b、
シリコン22b、アルミニウム23bがそれぞれ充填さ
れた各るつぼ21a、22a、23aへ、すなわち、例
えば第1のクラスター型イオン源21の場合は、るつぼ
21aへ、加熱用フィラメント25から放出される電子
を、第1の直流電源35から印加される電界によって加
速し、衝突させながらるつぼ21a内の蒸気圧が数To
rrになるまで加熱する。
【0021】この加熱によって、るつぼ21a内のチタ
ン21bは蒸発してノズル24から真空槽11内に噴射
される。このようにして噴射されたチタン21bの蒸気
は、ノズル24を通過する際に断熱膨張により過冷却状
態を起こし、クラスター28を形成する。このクラスタ
ー28は電子ビームフィラメント29から放出される電
子ビームによって、一部がイオン化されイオン化クラス
ター40となる。このイオン化クラスター40はイオン
化されていない残りのクラスター28とともに、加速電
極33で形成される電界によって加速される。この状態
でシャッター18を開の状態に切り替えると、これらイ
オン化クラスター40およびクラスター28は基板12
の表面に照射され衝突することによって、基板12の表
面にはチタン21bの薄膜、すなわち、図1に示すよう
にチタン層5aが形成される。
【0022】次いで、流量調整バルブ16を開き、真空
槽11内にガス導入管15より窒素ガスを基板12の表
面近傍に導入し、この窒素ガスと照射されるイオン化ク
ラスター40およびクラスター28とを基板12上で反
応させ、図1に示すようにチタン層5a上に窒化チタン
層5bを形成する。
【0023】次いで、流量調整バルブ16を閉じて真空
槽11内への窒素ガスの供給を停止した後、シャッター
18を閉じるとともにシャッター19を開の状態にする
と、第1のクラスター型イオン源21の場合と同様な作
用により、今度は第2のクラスター型イオン源22から
のシリコン22bのイオン化クラスターおよびクラスタ
ーが、基板12の表面に照射され衝突することによっ
て、図1に示すように窒化チタン層5b上にシリコン層
5cが形成され、これらチタン層5a、窒化チタン層5
bおよびシリコン層5cでバリア層5が構成される。
【0024】その後、シャッター19を閉じるとともに
シャッター20を開の状態にすると、第3のクラスター
イオン源23からのアルミニウム23bのイオン化クラ
スターおよびクラスターが、基板12の表面に照射され
衝突することによって、図1に示すように配線層3がシ
リコン層5c上に形成され、集積回路が構成される。
【0025】上記のように構成されるこの発明の実施例
1における集積回路によれば、コンタクトホール2aの
長さ方向に対して、シリコン基板1側からシリコンとの
コンタクト抵抗が小さく且つ密着性の高いチタン層5
a、又、その上からシリコンとアルミ配線材料とのバリ
ア性が良好な窒化チタン層5bを、さらに又、その上か
らアルミ配線材料と密着性および濡れ性が良く、アルミ
ニウムと合金化しやすいシリコン層5cをそれぞれ配設
し、バリア層5をこれら各層5a、5b、5cの3層構
造としたので、
【0026】配線層3形成時の基板加熱により、バリア
層5の最表層のシリコン層5cは配線層3のアルミニウ
ムと反応し、合金化することによって配線層3の融点を
低下させるため、リフローしやすくなり微細なコンタク
トホール2aに対しても埋め込み性が向上し、又、電気
的コンタクト性およびバリア性の良い集積回路が得られ
る。
【0027】実施例2.尚、上記実施例1では、配線層
3のアルミニウムとで合金を形成してアルミニウムの融
点を低下させる金属層としてシリコン層5cを適用した
が、勿論これに限定されるものではなく、シリコンに替
えてゲルマニウム、チタン等を適用しても同様の効果を
得ることは言うまでもない。
【0028】実施例3.図4はこの発明の実施例3にお
ける集積回路の構成を示す断面図である。図において、
図1に示す実施例1と同様な部分は同一符号を付して説
明を省略する。41a、41bは図1に示す5a、5b
と同様なチタン層および窒化チタン層、41cはアルミ
ニウムとシリコンの合金層であり、これら各層41a、
41b、41cでバリア層41を形成している。
【0029】次に、上記のように構成される実施例3に
おける集積回路の薄膜形成を、図2に示す薄膜形成装置
を用いて行う場合について説明する。まず、実施例1の
場合と同様にして、チタン層41aおよび窒化チタン層
41bを形成した後、流量調整バルブ16を閉じて真空
槽11内への窒素ガスの供給を停止し、シャッター18
を閉じるとともに残りの両シャッター19、20を開の
状態にすると、第2のクラスターイオン源22からはシ
リコン22bのイオン化クラスターおよびクラスター
が、又、第3のクラスターイオン源23からはアルミニ
ウム23bのイオン化クラスターおよびクラスターが、
それぞれ基板12上に照射され衝突することによって、
図4に示すようにアルミニウムとシリコンの合金層41
cが窒化チタン層41b上に形成されてバリア層41が
構成される。
【0030】その後、シャッター19を閉じてシャッタ
ー20のみを開とし、第3のクラスターイオン源23か
らのアルミニウム23aのイオン化クラスターおよびク
ラスターを、基板12上に照射させて衝突させることに
より、合金層41c上に配線層3が形成されて集積回路
が構成される。
【0031】上記のように構成された実施例3における
集積回路では、合金層41cが配線層3形成の際の基板
加熱時に、配線層3の融点を低下させリフローしやすく
するため、コンタクトホール2aに対する埋め込み性は
向上し、又、残りの各層41a、41bによって電気的
コンタクト性およびバリア性も向上する。
【0032】実施例4.尚、上記実施例3では、合金層
41cとしてアルミニウムとシリコンとの合金の場合に
ついて説明したが、図2に示するつぼ22a内のシリコ
ン22bに替えて、例えばゲルマニウム、チタン等を用
い、アルミニウムとゲルマニウムの合金、アルミニウム
とチタンの合金としても、上記実施例3と同様の効果を
得ることができる。
【0033】
【発明の効果】以上のように、この発明の請求項1によ
ればバリア層を基板からアルミ配線層に向かってチタン
層、窒化チタン層およびアルミ配線層のアルミニウムと
で合金を形成しアルミニウムの融点を低下させる金属層
で構成したので、良好なステップカバレッジを確保で
き、配線層をコンタクトホール内へ良好に埋め込むこと
が可能な集積回路を提供することができる。
【0034】又、この発明の請求項2によれば、バリア
層を基板からアルミ配線層に向かってチタン層、窒化チ
タン層およびアルミニウムとアルミ配線層のアルミニウ
ムの融点を低下させる金属とで形成されるアルミ合金層
で構成したので、良好なステップカバレッジを確保で
き、配線層をコンタクトホール内へ良好に埋め込むこと
が可能な集積回路を提供することができる。
【0035】又、この発明の請求項3によれば、請求項
2において、アルミ合金層を形成するアルミニウムおよ
びアルミ配線層のアルミニウムの融点を低下させる金属
を、ICB法により同時に蒸着するようにしたので、良
好なステップカバレッジを確保でき、配線層をコンタク
トホール内に良好に埋め込むことが可能なことは勿論の
こと、製造工程の削減が可能な集積回路を提供すること
ができる。
【0036】又、この発明の請求項4によれば、所定の
真空度に保持され基板が収納された真空槽内に、チタン
のイオン化された蒸気またはイオン化クラスターを基板
上に照射して蒸着させる第1のクラスター型イオン源
と、アルミニウムと合金を形成することによりアルミニ
ウムの融点を低下させる金属のイオン化された蒸気また
はイオン化クラスターを基板上に照射して蒸着させる第
2のクラスター型イオン源と、アルミニウムのイオン化
された蒸気またはイオン化クラスターを基板上に照射し
て蒸着させる第3のクラスター型イオン源と、基板上近
傍に窒素ガスを導入する窒素ガス導入手段とを備えたの
で、良好なステップカバレッジを確保でき、配線層をコ
ンタクトホール内へ良好に埋め込むことが可能な集積回
路を製造できる薄膜形成装置を提供することができ、実
用上優れた効果を発揮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1における集積回路の構成を
示す断面図である。
【図2】図1における集積回路の薄膜を形成するための
薄膜形成装置の概略構成を模式的に示す図である。
【図3】図2に示す薄膜形成装置における各クラスター
型イオン源と基板との位置関係を模式的に示す図であ
る。
【図4】この発明の実施例3における集積回路の構成を
模式的に示す図である。
【図5】従来の集積回路の構成を模式的に示す図であ
る。
【符号の説明】
1 シリコン基板 2 絶縁層 2a コンタクトホール 3 配線層 5、41 バリア層 5a、41a チタン層 5b、41b 窒化チタン層 5c シリコン層(金属層) 11 真空槽 12 基板 13 回転保持機構 14 加熱ヒータ 15 ガス導入管 18、19、20 シャッター 21 第1のクラスター型イオン源 21a、22a、23a るつぼ 21b チタン 22b シリコン 23b アルミニウム 41 バリア層 41c 合金層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/768

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上にバリア層を介してアルミ配線層
    が形成された集積回路において、上記バリア層は上記基
    板から上記アルミ配線層に向かってチタン層、窒化チタ
    ン層および上記アルミ配線層のアルミニウムとで合金を
    形成し上記アルミニウムの融点を低下させる金属層で構
    成されていることを特徴とする集積回路。
  2. 【請求項2】 基板上にバリア層を介してアルミ配線層
    が形成された集積回路において、上記バリア層は上記基
    板から上記アルミ配線層に向かってチタン層、窒化チタ
    ン層およびアルミニウムと上記アルミ配線層のアルミニ
    ウムの融点を低下させる金属とで形成されるアルミ合金
    層で構成されていることを特徴とする集積回路。
  3. 【請求項3】 アルミ合金層を形成するアルミニウムお
    よびアルミ配線層のアルミニウムの融点を低下させる金
    属は、ICB法により同時に蒸着されていることを特徴
    とする請求項2記載の集積回路。
  4. 【請求項4】 所定の真空度に保持され基板が収納され
    た真空槽内に、チタンのイオン化された蒸気またはイオ
    ン化クラスターを上記基板上に照射して蒸着させる第1
    のクラスター型イオン源と、アルミニウムと合金を形成
    することによりアルミニウムの融点を低下させる金属の
    イオン化された蒸気またはイオン化クラスターを上記基
    板上に照射して蒸着させる第2のクラスター型イオン源
    と、アルミニウムのイオン化された蒸気またはイオン化
    クラスターを上記基板上に照射して蒸着させる第3のク
    ラスター型イオン源と、上記基板上近傍に窒素ガスを導
    入する窒素ガス導入手段とを備えたことを特徴とする集
    積回路の薄膜形成装置。
JP19606193A 1993-08-06 1993-08-06 集積回路およびその薄膜形成装置 Pending JPH0750275A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7022598B2 (en) 2003-07-07 2006-04-04 Semiconductor Technology Academic Research Center Method of producing multilayer interconnection structure
WO2011081202A1 (ja) * 2009-12-29 2011-07-07 キヤノンアネルバ株式会社 電子部品の製造方法、電子部品、プラズマ処理装置、制御プログラム及び記録媒体

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