JPH06168891A - 半導体製造装置 - Google Patents

半導体製造装置

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Publication number
JPH06168891A
JPH06168891A JP32083992A JP32083992A JPH06168891A JP H06168891 A JPH06168891 A JP H06168891A JP 32083992 A JP32083992 A JP 32083992A JP 32083992 A JP32083992 A JP 32083992A JP H06168891 A JPH06168891 A JP H06168891A
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JP
Japan
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wafer
chamber
vapor deposition
titanium
deposition chamber
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Application number
JP32083992A
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English (en)
Inventor
Hiromoto Ito
弘基 伊藤
Toshio Yoshida
寿夫 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP32083992A priority Critical patent/JPH06168891A/ja
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  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
  • Electrodes Of Semiconductors (AREA)
  • Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 高いアスペクト比の微細コンタクトホールへ
の段差被膜性および埋め込み性が良好な配線膜が形成で
きる半導体製造装置を得る。 【構成】 フェイスが上向きのウエハ160を搬送する
機構と、ウエハ160を搬入および搬出するウエハロー
ディング室80,81と、チタンを蒸発させる点蒸発源
が備えられ、窒素ガスが導入されコンタクトホール底部
にチタン密着層および窒化チタンバリア層を形成するT
iおよびTiN蒸着室43と、それぞれアルミニウムと
シリコンと銅等を蒸発させる点蒸発源が備えられ、バリ
ア層上部にアルミ合金配線層を形成するアルミ合金蒸着
室42と、フェイスが上向きのウエハ160をフェイス
が下向きに反転させるウエハ反転機構70とを備えてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、LSIの超高集積化
を実現するうえで重要である高いアスペクト比のサブハ
ーフミクロンサイズのコンタクトホールもしくはスルー
ホールに半導体配線層を埋め込む半導体製造装置、特に
クラスターイオンビーム蒸着装置等の点光源蒸発源をC
VD装置およびスパッタ装置の各処理室に配置したマル
チチャンバー型の半導体製造装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】LSIの集積化が進むにつれて、設計ル
ールは64MビットDRAM以降ではサブハーフミクロ
ン以下になってきた。また、半導体配線層に設けられる
コンタクトホールのアスペクト比は2以上となり、現在
実用されているマグネトロン型スパッタ装置の段差被覆
性には限界があるため、この微細コンタクトに配線層を
埋め込める新しい蒸着装置が要求されている。また、コ
ンタクトでの電気抵抗の低い配線層が要求されている。
【0003】図31および図37は日経マイクロデバイ
ス1992年8月号に示されたCVD装置(図31)お
よびマグネトロン型スパッタ装置(図37)を基本に構
成されたマルチチャンバー型半導体製造装置を模式的に
示す概略構成図である。図31において160はフェイ
スが上向きのウエハ、10は装置の中央部に配置された
ウエハを搬送する搬送機構(中央ハンドラ)、80およ
び81はカセットケースに収納されたウエハを搬入およ
び搬出するローディング室、20は四塩化チタン等のガ
スが導入されコンタクトホール底部にチタン密着層をC
VD法により形成するTi蒸着室、21は四塩化チタン
およびアンモニア等ガスが導入されコンタクトホール底
部のチタン密着層上部に窒化チタンバリア層をCVD法
により形成するTiN蒸着室、22は四フッ化タングス
テン等ガスが導入されバリア層上部にタングステン配線
層をCVD法により形成するW蒸着室、60はW配線層
をエッチバックするエッチング室により構成されたマル
チCVDチャンバー型半導体製造装置である。
【0004】また、図32、図33、図34、図35お
よび図36は、それぞれフェイスが上向きのウエハ16
0、ウエハ搬送室(ヘキサゴン)110、搬送ロボット
120、ウエハカセット130、ウエハローディング室
140、ウエハカセット130を上下させるエレベータ
150より構成されるウエハを搬送する搬送機構10
と、フェイスが上向きのウエハ160、排気系170、
ガス導入系180、磁石380が設けられた電極390
より構成されるエッチング室60と、フェイスが上向き
のウエハ160、排気系170、ガス導入系180、ウ
エハの加熱ヒーター240より構成されるTi蒸着室2
0と、フェイスが上向きのウエハ160、排気系17
0、ガス導入系180、ウエハの加熱ヒーター240よ
り構成されるTiN蒸着室21と、フェイスが上向きの
ウエハ160、排気系170、ガス導入系180、ウエ
ハの加熱ヒーター240より構成されるW蒸着室22等
のマルチCVDチャンバー型半導体製造装置を構成する
各処理室を示す断面模式図である。
【0005】次に、動作について説明する。まずウエハ
ローディング室80にフェイスが上向きのウエハ160
を収納したウエハカセット130をセットして、各処理
室内を排気系により、排気した後、ゲートバルブを開い
て搬送ロボット120により一枚目のウエハ160を抜
き取り、Ti蒸着室20に搬送し、ゲートバルブを閉じ
る。ウエハの加熱ヒーター240でウエハ160を加熱
すると共にガス導入系180によって四塩化チタン等の
ガスを導入し、ウエハ表面およびコンタクトホール底部
にチタンからなる密着層を形成する。その後、、ゲート
バルブを開いて搬送ロボット120により一枚目のウエ
ハ160をTi蒸着室20から抜き取りTiN蒸着室2
1に搬送し、ゲートバルブを閉じる。TiN蒸着室21
では加熱ヒーター240でウエハ160を加熱すると共
にガス導入系180によって四塩化チタンとアンモニア
等のガスを導入し、ウエハ表面およびコンタクトホール
底部に窒化チタンからなるバリア層を形成する。同時に
搬送ロボット120により二枚目のウエハ160をウエ
ハカセット130から抜き取り、Ti蒸着室20に搬送
しチタンからなる密着層を形成する。
【0006】その後、ゲートバルブを開いて搬送ロボッ
ト120により一枚目のウエハ160をTiN蒸着室2
1から抜き取りW蒸着室22に搬送し、ゲートバルブを
閉じる。W蒸着室22では加熱ヒーター240でウエハ
160を加熱すると共にガス導入系180によってフッ
化タングステン等のガスを導入し、ウエハ表面およびコ
ンタクトホール底部にタングステンからなる配線層を形
成する。同時に搬送ロボット120により二枚目のウエ
ハ160をTi蒸着室20から抜き取り、TiN蒸着室
21に搬送し窒化チタンからなるバリア層を形成すると
共に、三枚目のウエハ160をウエハカセット130か
ら抜き取り、Ti蒸着室20に搬送しチタンからなる密
着層を形成する。
【0007】次に、ゲートバルブを開いて搬送ロボット
120により一枚目のウエハ160をW蒸着室22から
抜き取りエッチング室60に搬送し、ゲートバルブを閉
じる。エッチング室60ではガス導入系180によって
アルゴンもしくは塩素系のガス等のガスを導入し、ウエ
ハ160とマグネット380を設けられた電極390間
電圧を印加してアルゴンイオンもしくは塩素イオンをウ
エハに照射してタングステン配線層をエッチングして平
坦化する。同時に搬送ロボット120により二枚目のウ
エハ160をTiN蒸着室21から抜き取り、W蒸着室
22に搬送しタングステンからなる配線層を形成すると
共に、搬送ロボット120により三枚目のウエハ160
をTi蒸着室20から抜き取り、TiN蒸着室21に搬
送し窒化チタンからなるバリア層を形成すると共に、四
枚目のウエハ160をウエハカセット130から抜き取
り、Ti蒸着室20に搬送しチタンからなる密着層を形
成する。
【0008】そして、最後に一枚目のウエハ160をエ
ッチング室60から抜き取り、ウエハローディング室8
1に搬送してカセットケースに収納すると共に搬送ロボ
ット120により二枚目のウエハ160をW蒸着室22
から抜き取りエッチング室60に搬送しエッチングを行
なうと共に三枚目のウエハ160をTiN蒸着室21か
ら抜き取り、W蒸着室22に搬送しタングステンからな
る配線層を形成する。搬送ロボット120により四枚目
のウエハ160をTi蒸着室20から抜き取り、TiN
蒸着室21に搬送し窒化チタンからなるバリア層を形成
すると共に、五枚目のウエハ160をウエハカセット1
30から抜き取り、Ti蒸着室20に搬送しチタンから
なる密着層を形成する。
【0009】以上の工程を繰り返してカセットケース1
30内のすべての処理が終わってから、ウエハアンロー
ディング室81の真空を大気に開放してウエハを取り出
す。一方、図37において160はフェイスが上向きの
ウエハ、10は装置の中央部に配置されたウエハを搬送
する機構(中央ハンドラ)、80および81はカセット
ケース130に収納されたウエハを搬入および搬出する
ウエハローディング室、30はチタンターゲットが備え
られ、アルゴン等のガスが導入されコンタクトホール底
部にチタン密着層をスパッタ法により形成するTi蒸着
室、31はチタンターゲットが備えられ、アルゴンおよ
び窒素等ガスが導入されコンタクトホール底部のチタン
密着層上部に窒化チタンバリア層をスパッタ法により形
成するTiN蒸着室、32はアルミニウムとシリコンと
銅等からなるアルミニウム合金ターゲットが備えられ、
アルゴン等ガスが導入されバリア層上部にアルミ合金配
線層をスパッタ法により形成するアルミ配線層蒸着室、
60はアルミニウム合金配線層をエッチバックするエッ
チング室により構成されたマルチスパッタチャンバー型
半導体製造装置である。
【0010】また、図38、図39および図40は、そ
れぞれフェイスが上向きのウエハ160、排気系17
0、ガス導入系180、磁石380を設けられたチタン
からなるターゲット350、ハニカム多孔状のコリメー
ター340より構成されるTi蒸着室30と、フェイス
が上向きのウエハ160、排気系170、ガス導入系1
80、磁石380が設けられたチタンからなるターゲッ
ト350、ハニカム多孔状のコリメーター340より構
成されるTiN蒸着室31と、フェイスが上向きのウエ
ハ160、排気系170、ガス導入系180、磁石が設
けられたアルミニウムとシリコンと銅等からなるアルミ
ニウム合金ターゲット370より構成されるアルミ配線
層蒸着室32等のマルチスパッタチャンバー型半導体製
造装置を構成する各処理室を示す断面模式図である。
【0011】次に、動作について説明する。まず、ウエ
ハローディング室80にフェイスが上向きのウエハ16
0を収納したウエハカセットをセットして、各処理室内
を排気系により、排気した後、ゲートバルブを開いて搬
送ロボットにより一枚目のウエハ160を抜き取り、T
i蒸着室30に搬送し、ゲートバルブを閉じる。Ti蒸
着室30では、排気系170により排気された後、ガス
導入系180によってアルゴン等のガスを導入し、ウエ
ハ160と磁石380が設けられたチタンからなるター
ゲット350間に高周波電圧を印加して放電空間を形成
する。放電空間ではチタンからなるターゲット350が
スパッタされてウエハ160表面およびコンタクトホー
ル底部にチタンからなる密着層が形成される。この時に
スパッタされたチタン蒸着粒子はハニカム多孔状のコリ
メーター340を通過してウエハに到達するため多少粒
子の指向性が改善され微細コンタクトの底に蒸着される
層厚が増加する。
【0012】次に、ゲートバルブを開いて搬送ロボット
120により一枚目のウエハ160をTi蒸着室30か
ら抜き取りTiN蒸着室31に搬送し、ゲートバルブを
閉じる。TiN蒸着室31では、排気系170により排
気された後、ガス導入系180によってアルゴンおよび
窒素等のガスを導入し、ウエハ160と磁石380に設
けられたチタンからなるターゲット350間に高周波電
圧を印加して放電空間を形成する。放電空間ではチタン
からなるターゲット350がスパッタされると共に窒素
と反応してウエハ160表面およびコンタクトホール底
部に窒化チタンからなるバリア層が形成される。この時
にスパッタされたチタン蒸着粒子はハニカム多孔状のコ
リメーター340を通過してウエハに到達するため多少
粒子の指向性が改善され微細コンタクトの底に蒸着され
る層厚が増加することはTi蒸着室の動作と同じであ
る。同時に搬送ロボットにより二枚目のウエハ160を
ウエハカセットから抜き取り、Ti蒸着室30に搬送し
チタンからなる密着層を形成する。
【0013】次に、ゲートバルブを開いて搬送ロボット
により一枚目のウエハをTiN蒸着室31から抜き取り
アルミ配線層蒸着室32に搬送し、ゲートバルブを閉じ
る。アルミ配線層蒸着室32では、排気系170により
排気された後、ガス導入系180によってアルゴン等の
ガスを導入し、ウエハ160と磁石380に設けられた
アルミニウムとシリコンと銅等からなるアルミニウム合
金ターゲット370間に高周波電圧を印加して放電空間
を形成する。放電空間ではアルミニウムとシリコンと銅
等からなるアルミニウム合金ターゲット370がスパッ
タされてウエハ表面およびコンタクトホール底部にアル
ミニウムとシリコンと銅等からなるアルミニウム合金か
らなる配線層を形成する。同時に搬送ロボットにより二
枚目のウエハをTi蒸着室30から抜き取り、TiN蒸
着室31に搬送し窒化チタンからなるバリア層を形成す
ると共に三枚目のウエハ160をウエハカセットから抜
き取り、Ti蒸着室31に搬送しチタンからなる密着層
を形成する。
【0014】次に、ゲートバルブを開いて搬送ロボット
により一枚目のウエハ160をアルミ配線層蒸着室32
から抜き取りエッチング室60に搬送し、ゲートバルブ
を閉じる。エッチング室60ではガス導入系180によ
ってアルゴンもしくは塩素系のガス等のガスを導入し、
ウエハ160と磁石380に設けられた電極間電圧を印
加してアルゴンイオンもしくは塩素イオンをウエハに照
射してアルミ配線層をエッチングして平坦化する。同時
に搬送ロボットにより二枚目のウエハ16をTiN蒸着
室31から抜き取り、アルミ配線層蒸着室に搬送しアル
ミ合金からなる配線層を形成すると共に搬送ロボットに
より三枚目のウエハ16をTi蒸着室30から抜き取
り、TiN蒸着室31に搬送し窒化チタンからなるバリ
ア層を形成すると共に四枚目のウエハ160をウエハカ
セットから抜き取り、Ti蒸着室30に搬送しチタンか
らなる密着層を形成する。
【0015】そして最後に一枚目のウエハ160をエッ
チング室60から抜き取り、ウエハアンローディング室
81に搬送してウエハカセットに収納すると共に搬送ロ
ボットにより二枚目のウエハ160をアルミ合金蒸着室
32から抜き取りエッチング室60に搬送しエッチング
を行なうと共に、三枚目のウエハ160をTiN蒸着室
31から抜き取り、アルミ合金蒸着室32に搬送しアル
ミ合金からなる配線層を形成すると共に、搬送ロボット
により四枚目のウエハ160をTi蒸着室30から抜き
取り、TiN蒸着室31に搬送し窒化チタンからなるバ
リア層を形成すると共に、五枚目のウエハ160をウエ
ハカセットから抜き取り、Ti蒸着室30に搬送しチタ
ンからなる密着層を形成する。以上の工程を繰り返して
ウエハカセット内のすべての処理が終わってから、ウエ
ハアンローディング室81の真空を大気に開放してウエ
ハを取り出す。
【0016】図41はセミコンジャパン88テクニカル
シンポジウム予稿集に示された上述した従来のマグネト
ロン型スパッタ装置によってアスペクト比が約1のコン
タクトホールに配線層を蒸着した断面図であり、図にお
いて941はシリコンウエハ、931はコンタクトホー
ル、932はスルーホール、911はシリコンウエハ9
41のnコンタクト上の密着層(図示せず)および絶縁
層921上の密着層(図示せず)を介して形成された第
一バリア層、912は絶縁層922上に形成された第二
バリア層、901は配線層である第一アルミ合金層、9
02は第二バリア層912(第二バリア層912の下面
には図示されていない密着層が形成されている。)上に
形成された配線層である第二アルミ合金層である。これ
を見るとコンタクトホール931の側壁および底面にお
ける膜厚は、コンタクトホール931以外の平坦部に比
べオーバーハングの成長およびセルフシャドウイング効
果により薄くなっている。配線層である第一バリア層9
11は、第一アルミ合金層901の下地として設けられ
るが、第一アルミ合金層901と同様オーバーハングお
よびセルフシャドウイング効果によりコンタクトホール
931の側壁および底面における膜厚は薄くなってい
て、現在実用されているマグネトロン型スパッタ法の段
差被覆性には限界にきている。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】上述したようなマルチ
CVDチャンバー型半導体製造装置によるCVDを主体
とした製造法で形成された超LSIの微細配線層では、
一般的に段差被覆性は良好であるが、塩素系およびフッ
素系のガスを熱分解して成層するため、プロセス温度が
高く、層中に塩素およびフッ素等の不純物が含まれて電
気抵抗が大きくなるという課題があった。また、マルチ
スパッタチャンバー型半導体製造装置によるスパッタを
主体とした製造法で形成された超LSIの微細配線層で
は、いくらコリメーター340を設けて指向性を良くし
ても、特にコンタクトホール931のアスペクト比が2
以上となると段差被覆できなくなったり底部に配線用バ
リア層である第一バリア層911の穴埋めができなくな
るという課題もあった。
【0018】この発明は、以上のような課題を解決する
ためになされたもので、高いアスペクト比の微細コンタ
クトホール底部に電気抵抗が低い良好な配線層の埋め込
みが連続的に処理できる半導体製造装置を得ることを目
的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
る半導体製造装置は、中央部に配置されたウエハを搬送
する搬送機構と、前記ウエハを搬入、搬出するウエハロ
ーディング室およびウエハアンローディング室と、コン
タクトホール、スルーホールの底部にチタン(Ti)密
着層を形成するTi蒸着室と、前記ウエハの成層面を下
向きに反転させる機構、下向きに回転するウエハの下方
に配置された分子線蒸発源(MBE)である点光源蒸発
源とを有するとともに、窒素ガス雰囲気でチタンを蒸着
してバリア層を形成するTiN蒸着室と、前記バリア層
の上部にタングステン(W)配線層を形成するW蒸着室
と、前記タングステン配線層をエッチングするエッチン
グ室とを備えたものである。
【0020】この発明の請求項2に係る半導体製造装置
は、中央部に配置されたウエハを搬送する搬送機構と、
前記ウエハを搬入、搬出するウエハローディング室およ
びウエハアンローディング室と、前記ウエハの成層面を
下向きに反転させる機構、下向きに回転するウエハの下
方に配置された分子線蒸発源(MBE)である点光源蒸
発源とを有するとともに、チタンを蒸着してチタン密着
層を形成した後、窒素ガスを導入して窒素ガス雰囲気で
チタンを蒸着してバリア層を形成するTiおよびTiN
蒸着室と、前記バリア層の上部にタングステン(W)配
線層を形成するW蒸着室と、前記タングステン配線層を
エッチングするエッチング室とを備えたものである。
【0021】この発明の請求項3に係る半導体製造装置
は、中央部に配置されたウエハを搬送する搬送機構と、
前記ウエハを搬入、搬出するウエハローディング室およ
びウエハアンローディング室と、コンタクトホール、ス
ルーホールの底部にチタン(Ti)密着層を形成するT
i蒸着室と、窒素ガス雰囲気でチタンを蒸着してバリア
層を形成するTiN蒸着室と、前記ウエハの成層面を下
向きに反転させる機構、下向きに回転するウエハの下方
に配置された分子線蒸発源(MBE)である点光源蒸発
源とを有するとともに、アルミニウム主体の金属を蒸着
してアルミニウム合金配線層を形成するAl合金蒸着室
と、前記アルミニウム合金配線層をエッチングするエッ
チング室とを備えたものである。
【0022】この発明の請求項4に係る半導体製造装置
は、中央部に配置されたウエハを搬送する搬送機構と、
前記ウエハを搬入、搬出するウエハローディング室およ
びウエハアンローディング室と、前記ウエハの成層面を
下向きに反転させる機構と、下向きに回転するウエハの
下方に配置された分子線蒸発源(MBE)である点光源
蒸発源とを有するとともに、チタンを蒸着してチタン密
着層を形成した後、窒素ガスを導入して窒素ガス雰囲気
でチタンを蒸着してバリア層を形成するTiおよびTi
N蒸着室と、前記ウエハの成層面を下向きに反転させる
機構、下向きに回転するウエハの下方に配置された分子
線蒸発源(MBE)である点光源蒸発源とを有するとと
もに、アルミニウム主体の金属を蒸着してアルミニウム
合金配線層を形成するAl合金蒸着室と、前記アルミニ
ウム合金配線層をエッチングするエッチング室とを備え
たものである。
【0023】この発明の請求項5に係る半導体製造装置
は、ウエハの成層面を下向きにしてウエハを搬送すると
共に各蒸着室においてもウエハの成層面を下向きにして
成層したものである。
【0024】この発明の請求項6に係る半導体製造装置
は、Ti蒸着室に、ウエハの下方に分子線蒸発源(MB
E)である点光源蒸発源を配設して、チタンを蒸着して
密着層を形成したものである。
【0025】この発明の請求項7に係る半導体製造装置
は、TiN蒸着室に、ウエハの下方に分子線蒸発源(M
BE)である点光源蒸発源を配設して、窒素ガス雰囲気
でチタンを蒸着してバリア層を形成したものである。
【0026】この発明の請求項8に係る半導体製造装置
は、TiおよびTiN蒸着室に、ウエハの下方に分子線
蒸発源(MBE)である点光源蒸発源を配設して、チタ
ンを蒸着してTi密着層および窒素ガス雰囲気でチタン
を蒸着して窒化チタンバリア層を形成したものである。
【0027】この発明の請求項9に係る半導体製造装置
は、Al合金蒸着室に、ウエハの下方に分子線蒸発源
(MBE)である点光源蒸発源を配設して、アルミニウ
ム合金を蒸着してAl合金配線層を形成したものであ
る。
【0028】この発明の請求項10に係る半導体製造装
置は、TiおよびTiN蒸着室に、ウエハの下方に分子
線蒸発源(MBE)である点光源蒸発源を配設するとと
もに、Al合金蒸着室に、前記ウエハの下方に分子線蒸
発源(MBE)である点光源蒸発源を配設したものであ
る。
【0029】
【作用】請求項1に記載の半導体製造装置によれば、ウ
エハ面(成層面)を下向きに反転させる機構と、ウエハ
下方に粒子の指向性の良い複数個の点光源蒸発源を配置
して、窒素ガス雰囲気でチタンを蒸着してバリア層を形
成するようにしたので、微細なコンタクトホールでもバ
リア層が形成できる。
【0030】請求項2記載の半導体製造装置によれば、
ウエハ面(成層面)を下向きに反転させる機構と、ウエ
ハ下方に粒子の指向性の良い複数個の点光源蒸発源を配
置して、チタンを蒸着してTi密着層を形成しその後、
窒素ガスを導入して窒素ガス雰囲気でチタンを蒸着して
バリア層を形成するようにしたので、微細なコンタクト
ホールでもTi密着層およびバリア層が形成できる。
【0031】請求項3記載の半導体製造装置によれば、
ウエハ面(成層面)を下向きに反転させる機構と下向き
に回転するウエハと、ウエハ下方に粒子の指向性の良い
複数個の点光源蒸発源を配置して、Al合金配線層を形
成するようにしたので、微細なコンタクトホールでも配
線層が形成できる。
【0032】請求項4記載の半導体製造装置によれば、
ウエハ面(成層面)を下向きに反転させる機構と、ウエ
ハ下方に粒子の指向性の良い複数個の点光源蒸発源を配
置して、チタンを蒸着してTi密着層および窒素ガス雰
囲気でチタンを蒸着してバリア層を形成すると共に、下
向きに回転するウエハと、ウエハ下方に同様にして粒子
の指向性の良い複数個の点光源蒸発源を配置して、Al
合金配線層を形成するようにしたので、微細なコンタク
トホールでもTi密着層、バリア層および配線層が形成
できるマルチチャンバー型半導体製造装置を得ることが
できる。
【0033】請求項5に記載した半導体製造装置および
請求項6記載の半導体製造装置の各蒸着室によれば、ウ
エハ面(成層面)を下向きにしてウエハを搬送すると共
に各蒸着室においてもウエハ面(成層面)を下向きにし
て成層されるようにしたので、粒子の指向性の良い複数
個の点光源蒸発源を配置した成層室との接続がウエハ反
転機構を使わずに可能となった。
【0034】請求項7記載した半導体製造装置によれ
ば、下向きに回転するウエハと、ウエハ下方に複数個の
点光源蒸発源を配置して、窒素ガス雰囲気でチタンを蒸
着してバリア層を形成するようにしたので、微細なコン
タクトホールでもバリア層が形成できるマルチチャンバ
ー型半導体製造装置を得ることができる。
【0035】請求項8記載した半導体製造装置によれ
ば、下向きに回転するウエハと、ウエハ下方に複数個の
点光源蒸発源を配置して、チタンを蒸着してTi密着層
および窒素ガス雰囲気でチタンを蒸着してバリア層を形
成するようにしたので、微細なコンタクトホールでもT
i密着層およびバリア層が形成できるマルチチャンバー
型半導体製造装置を得ることができる。
【0036】請求項9記載した半導体製造装置によれ
ば、下向きに回転するウエハと、ウエハ下方に複数個の
点光源蒸発源を配置して、少なくともアルミニウムを蒸
着してAl配線層もしくはアルミニウム主体として銅お
よびシリコンを蒸着してAl合金配線層もしくはアルミ
ニウム主体としてゲルマニウム、チタン等の金属を蒸着
してAl合金配線層を形成するようにしたので、微細な
コンタクトホールでも配線層が形成できるマルチチャン
バー型半導体製造装置を得ることができる。
【0037】請求項10記載した半導体製造装置によれ
ば、下向きに回転するウエハと、ウエハ下方に複数個の
点光源蒸発源を配置して、チタンを蒸着してTi密着層
および窒素ガス雰囲気でチタンを蒸着してバリア層を形
成するTiおよびTiN蒸着室を配置すると共に、下向
きに回転するウエハと、ウエハ下方に複数個の点光源蒸
発源を配置して、少なくともアルミニウムを蒸着してA
l配線層もしくはアルミニウム主体として銅およびシリ
コンを蒸着してAl合金配線層もしくはアルミニウム主
体としてゲルマニウム、チタン等の金属を蒸着してAl
合金配線層を形成するようにしたので、微細なコンタク
トホールでもTi密着層、バリア層および配線層が形成
できるマルチチャンバー型半導体製造装置を得ることが
できる。
【0038】請求項11記載した半導体製造装置によれ
ば、ウエハを加熱するウエハ加熱室を設けたので、ウエ
ハの脱ガスが平行して行なえるようになった。
【0039】
【実施例】以下、この発明の半導体製造装置の一実施例
を図について説明する。図1において、160はフェイ
スが上向きのウエハ、10は装置の中央部に配置された
ウエハを搬送する機構(中央ハンドラ)は、80はウエ
ハカセットに収納されたウエハを搬入するウエハローデ
ィング室、81はウエハを搬出するウエハアンローディ
ング室、43はチタンを蒸発させる点蒸発源が備えら
れ、窒化チタン成層時には窒素ガスが導入されコンタク
トホール底部にチタン密着層および窒化チタンバリア層
を形成するTiおよびTiN蒸着室、42はそれぞれア
ルミニウムとシリコンと銅等を蒸発させる点蒸発源が備
えられ、バリア層上部にアルミ合金層を形成するアルミ
合金蒸着室、60はアルミ合金層をエッチバックするエ
ッチング室、61はウエハを加熱し脱ガスするウエハ加
熱室、70はフェイスが上向きのウエハをフェイスが下
向きに反転させるウエハ反転機構で、これら等によりマ
ルチ点蒸発源チャンバー型半導体製造装置が構成されて
いる。
【0040】また図2、図3、図4、図5、図6、図
7、および図8は、それぞれフェイスが下向きのウエハ
161を回転させる基板回転機構440、ウエハ161
を加熱する基板加熱機構430、排気系170、チタン
を蒸発させる点蒸発源450が備えられたTi蒸着室4
0と、フェイスが下向きのウエハ161を回転させる基
板回転機構440、ウエハ161を加熱する基板加熱機
構430、排気系170、ガス導入系180、チタンを
蒸発させる点蒸発源450が備えられたTiN蒸着室4
1と、フェイスが上向きのウエハ161を回転させる基
板回転機構440、ウエハ161を加熱する基板ヒータ
ー430、排気系170、アルミニウムを蒸発させる点
蒸発源460とシリコンを蒸発させる点蒸発源470と
銅を蒸発させる点蒸発源480等からなるアルミニウム
合金蒸着用蒸発源より構成されるアルミ合金蒸着室42
と、フェイスが下向きのウエハ161を回転させる基板
回転機構440、ウエハ161を加熱する基板加熱機構
430、排気系170、ガス導入系180、チタンを蒸
発させる点蒸発源450が備えられたTiおよびTiN
蒸着室43と、ウエハ160、排気系170、基板加熱
ヒーター240から構成されるウエハ加熱室61と、ウ
エハ161、ウエハチャック710、ウエハ反転ロボッ
ト720から構成されるウエハ反転機構70等から構成
されたマルチ点蒸発源チャンバー型半導体製造装置を構
成する各処理室を示す断面模式図である。
【0041】次に、動作について説明する。まずウエハ
ローディング室80にフェイスが上向きのウエハ160
を収納したウエハカセット130をセットして、各処理
室内を排気系により、排気した後、ゲートバルブを開い
て搬送ロボットにより一枚目のウエハ160を抜き取
り、ウエハ加熱室61に搬送し、ゲートバルブを閉じ
る。上向きのウエハ160はウエハ反転機構70内に設
けられたウエハ反転ロボット720のウエハチャック7
10により保持され、反転された後、フェイスが下向き
になるようにウエハ加熱室61に置かれる。ここでフェ
イスが下向きの一枚目のウエハ161は、加熱ヒーター
により加熱されて、脱ガスされる。
【0042】次に、ゲートバルブを開いて搬送ロボット
により一枚目のウエハ161をウエハ加熱室61から抜
き取りTiおよびTiN蒸着室43に搬送し、ゲートバ
ルブを閉じる。TiおよびTiN蒸着室43では、排気
系170により排気された後、フェイスが下向きのウエ
ハ161を基板回転機構440により回転させると共
に、基板加熱機構430により加熱する。この後チタン
を蒸発させる点蒸発源450を稼働させて、ウエハ16
1表面およびコンタクトホール底部にチタンからなる密
着層を形成する。引き続いてガス導入系180により窒
素ガスを導入して、チタンと反応させてウエハ161表
面およびコンタクトホール底部に窒化チタンからなるバ
リア層が形成する。同時に搬送ロボットにより二枚目の
ウエハ160をウエハカセットから抜き取り、ウエハ加
熱室61に搬送し、ウエハ反転機構70により反転され
た後、フェイスが下向きになるようにウエハ加熱室61
に搬送されヒーターより加熱されて、脱ガスされる。
【0043】次に、ゲートバルブを開いて搬送ロボット
により一枚目のウエハ161をTiおよびTiN蒸着室
43から抜き取りアルミ合金蒸着室42に搬送し、ゲー
トバルブを閉じる。アルミ合金蒸着室42では、排気系
170により排気された後、フェイスが下向きのウエハ
161を基板回転機構440により回転させると共に、
基板加熱機構430により加熱する。この後アルミニウ
ムを蒸発させる点蒸発源460とシリコンを蒸発させる
点蒸発源470と銅を蒸発させる点蒸発源480等から
なるアルミニウム合金蒸着用蒸発源を稼働させて、ウエ
ハ161表面およびコンタクトホール底部にアルミニウ
ム合金からなる配線層を形成する。同時に搬送ロボット
により二枚目のウエハをウエハ加熱室61から抜き取
り、TiおよびTiN蒸着室43に搬送し、チタンから
なる密着層および窒化チタンからなるバリア層を形成す
ると共に、三枚目のウエハ160をウエハカセットから
抜き取り、ウエハ加熱室61に搬送し、ウエハ反転機構
70により反転された後、フェイスが下向きになるよう
にウエハ加熱室61に搬送されヒーターより加熱され
て、脱ガスする。
【0044】次に、ゲートバルブを開いて搬送ロボット
により一枚目のウエハをアルミ合金蒸着室42から抜き
取り、ウエハ加熱室61に搬送し、ウエハ反転機構70
により反転された後、エッチング室60に搬送し、ゲー
トバルブを閉じる。エッチング室60では、ガス導入系
180によってアルゴンもしくは塩素系のガス等のガス
を導入し、ウエハ160とマグネットを有する電極39
0との間に電圧を印加してアルゴンイオンもしくは塩素
イオンをウエハに照射してアルミ配線層をエッチングし
て平坦化する。同時に搬送ロボットにより二枚目のウエ
ハをTiおよびTiN蒸着室43から抜き取り、アルミ
合金蒸着室42に搬送しアルミニウム合金からなる配線
層を形成すると共に、三枚目のウエハ161をウエハ加
熱室61から抜き取り、TiおよびTiN蒸着室43に
搬送しチタンからなる密着層および窒化チタンからなる
バリア層を形成すると共に、四枚目のウエハ160をウ
エハカセット130から抜き取り、ウエハ加熱室61に
搬送し、ウエハ反転機構70により反転された後、フェ
イスが下向きになるようにウエハ加熱室61に搬送され
ヒーターより加熱されて、脱ガスする。
【0045】次に、ゲートバルブを開いて搬送ロボット
により一枚目のウエハ160をエッチング室60から抜
き取りウエハ加熱室61に搬送し、ゲートバルブを閉じ
る。ウエハ加熱室61ではウエハが冷却される。同時に
搬送ロボットにより二枚目のウエハをアルミ合金蒸着室
42から抜き取り、ウエハ加熱室61に搬送し、ウエハ
反転機構70により反転された後、エッチング室60に
搬送しアルミ配線層をエッチングすると共に、三枚目の
ウエハをTiおよびTiN蒸着室43から抜き取り、ア
ルミ合金蒸着室42に搬送しアルミニウム合金からなる
配線層を形成すると共に、四枚目のウエハ161をウエ
ハ加熱室61から抜き取り、TiおよびTiN蒸着室4
3に搬送してチタンからなる密着層および窒化チタンか
らなるバリア層を形成すると共に、五枚目のウエハ16
0をウエハカセット130から抜き取り、ウエハ加熱室
61に搬送し、ウエハ反転機構70により反転された
後、フェイスが下向きになるようにウエハ加熱室61に
搬送されヒーターより加熱されて、脱ガスする。
【0046】そして最後に一枚目のウエハ160をウエ
ハ加熱室61から抜き取り、ウエハアンローディング室
81に搬送してウエハカセットに収納すると共に、搬送
ロボットにより二枚目のウエハ161をエッチング室6
0から抜き取りウエハ加熱室61に搬送し冷却すると共
に、搬送ロボットにより三枚目のウエハをアルミ合金蒸
着室42から抜き取りる。次に、ウエハ161をエッチ
ング室60に搬送しアルミ配線層をエッチングすると共
に、四枚目のウエハをTiおよびTiN蒸着室43から
抜き取り、アルミ合金蒸着室42に搬送しアルミニウム
合金からなる配線層を形成すると共に、五枚目のウエハ
161をウエハ加熱室61から抜き取り、TiおよびT
iN蒸着室43に搬送しチタンからなる密着層および窒
化チタンからなるバリア層を形成する。六枚目のウエハ
160をウエハカセットから抜き取り、ウエハ加熱室6
1に搬送し、ウエハ反転機構70により反転された後、
フェイスが下向きになるようにウエハ加熱室61に搬送
されヒーターより加熱されて、脱ガスする。以上の工程
を繰り返してウエハカセット内のすべての処理が終わっ
てから、ウエハアンローディング室81の真空を大気に
開放してウエハを取り出す。
【0047】次に、この発明の点光源蒸発源装置の一実
施例を図について説明する。図8において、101は蒸
着材料102が充填され、上部にノズル103を設けら
れたルツボ、104はこのルツボ101を加熱する加熱
フィラメント、107は熱シールド板、105はノズル
103から噴出する蒸気およびクラスターに熱電子を照
射して、一部の蒸気およびクラスターをイオン化するイ
オン化フィラメント、106はイオン化された蒸気およ
びクラスターを電界により加速する加速電極、108は
加熱フィラメント104およびイオン化フィラメント1
05に電流を供給する電流導入端子、111はフラン
ジ、109は電流導入端子108とフランジ111とを
絶縁するブッシングで、これらによりクラスターイオン
ビーム型等の点光源蒸着装置451を構成する。
【0048】また、図9において、101は蒸着材料1
02が充填されたルツボ、104はこのルツボ101を
加熱する加熱フィラメント、107は熱シールド板、1
08は加熱フィラメント104に電流を供給する電流導
入端子、111はフランジ、109は電流導入端子10
8とフランジ111とを絶縁するブッシングで、これ等
により分子線型の点光源蒸着装置452が構成されてい
る。
【0049】上述したように構成された分子線型の点光
源蒸着装置452において、蒸着材料102が充填され
たルツボ101を加熱フィラメント104により加熱し
て10~〜10~Torrの高真空中に蒸発させる。
この時の蒸着粒子の平均自由行程は5〜500mで、プ
ロセス中の真空度が10~〜10~Torrと低いス
パッタ法の5〜15mmと比べて非常に低く、ウエハに
到達するまでにガス粒子と衝突して散乱される割合はス
パッタ法が10回程度であるのに比べて、分子線型の点
光源では1/100〜1/10程度と小さい。したがっ
て、蒸着粒子の指向性が良く、微細なコンタクトホール
の底部にも成層することが可能である。
【0050】また、クラスターイオンビーム型等の点光
源蒸着装置451では、蒸着材料102をルツボ101
上部に設けられたノズル103より高真空中に噴出する
際に断熱膨張により形成されるクラスターを用いて蒸着
する。このクラスターは、2〜1000個程度の原子か
らなるため、単原子からなる分子線に比べて質量が大き
い。そのため、ウエハに到達するまでにガス粒子と衝突
してもあまり散乱されないので、蒸着粒子の指向性が良
く、微細なコンタクトホールの底部にも成層することが
可能である。
【0051】また、この蒸気(分子線)もしくはクラス
ターにイオン化フィラメント105より熱電子を照射し
て、一部の蒸気およびクラスターをイオン化し、イオン
化された蒸気およびクラスターが加速電極106により
印加される電界により加速して成層すると、層密度の高
いしたがって電気抵抗が低い配線層を形成することがで
きる。
【0052】図42は、点蒸発源装置によってアスペク
ト比が約1のコンタクトホールに配線層を蒸着した断面
図であり、図において941はシリコンウエハ、931
はコンタクトホール、932はスルーホール、911は
第一バリア層(第一バリア層の下面には図示していない
密着層が形成されている。)、912は第二バリア層
(第二バリア層の下面には図示していない密着層が形成
されている。)、901は第一アルミ合金層、902は
第二アルミ合金層、921および932は絶縁層であ
る。このように点蒸発源により形成された配線層の段差
被覆性は非常に良好である。
【0053】以下、この発明の半導体製造装置の別の実
施例を図について説明する。図10において、160は
フェイスが上向きのウエハ、10は装置の中央部に配置
されたウエハを搬送する機構(中央ハンドラ)、80は
ウエハカセットに収納されたウエハを搬入するウエハロ
ーディング室、81はウエハを搬出すうウエハアンロー
ディング室、43はチタンを蒸発させる点蒸発源が備え
られ、窒化チタン成層時には窒素ガスが導入されコンタ
クトホール底部にチタン密着層および窒化チタンバリア
層を形成するTiおよびTiN蒸着室、22はフッ化タ
ングステン等ガスが導入されバリア層上部にタングステ
ン配線層をCVD法により形成するW蒸着室、60はW
配線層をエッチバックするエッチング室、61はウエハ
を加熱し脱ガスするウエハ加熱室、70はフェイスが上
向きのウエハをフェイスが下向きに反転させるウエハ反
転機構で、これ等によりマルチ点蒸発源ーCVD複合チ
ャンバー型半導体製造装置が構成されている。
【0054】次に、動作について説明する。まずウエハ
ローディング室80にフェイスが上向きのウエハ160
を収納したウエハカセット130をセットして、各処理
室内を排気系により、排気した後、ゲートバルブを開い
て搬送ロボットにより一枚目のウエハ160を抜き取
り、ウエハ加熱室61に搬送し、ゲートバルブを閉じ
る。上向きのウエハ160はウエハ反転機構70内に設
けられたウエハ反転ロボットにより反転された後、フェ
イスが下向きになるようにウエハ加熱室61に置かれ
る。ここでフェイスが下向きの一枚目のウエハ161
は、加熱ヒーターにより加熱されて、脱ガスされる。
【0055】次に、ゲートバルブを開いて搬送ロボット
により一枚目のウエハ161をウエハ加熱室61から抜
き取りTiおよびTiN蒸着室43に搬送し、ゲートバ
ルブを閉じる。TiおよびTiN蒸着室43では、排気
系により排気された後、フェイスが下向きのウエハ16
1を基板回転機構により回転させると共に、基板加熱機
構により加熱する。この後チタンを蒸発させる点蒸発源
を稼働させて、ウエハ161表面およびコンタクトホー
ル底部にチタンからなる密着層が形成される。引き続い
てガス導入系により窒素ガスを導入して、チタンと反応
させてウエハ161表面およびコンタクトホール底部に
窒化チタンからなるバリア層が形成する。同時に、搬送
ロボットにより二枚目のウエハ160をウエハカセット
から抜き取り、ウエハ加熱室61に搬送し、ウエハ反転
機構70により反転された後、フェイスが下向きになる
ようにウエハ加熱室61に搬送されヒーターより加熱さ
れて、脱ガスされる。
【0056】その後、ゲートバルブを開いて搬送ロボッ
トにより一枚目のウエハ161をTiおよびTiN蒸着
室43から抜き取り、ウエハ加熱室61に搬送し、ウエ
ハ反転機構70により反転された後、W蒸着室22に搬
送し、ゲートバルブを閉じる。W蒸着室22では加熱ヒ
ーターでウエハ160を加熱すると共に、ガス導入系に
よってフッ化タングステン等のガスを導入し、ウエハ表
面およびコンタクトホール底部にタングステンからなる
配線層を形成する。同時に搬送ロボットにより二枚目の
ウエハをウエハ加熱室61から抜き取り、TiおよびT
iN蒸着室43に搬送し、チタンからなる密着層および
窒化チタンからなるバリア層を形成すると共に、三枚目
のウエハ160をウエハカセットから抜き取り、ウエハ
加熱室61に搬送し、ウエハ反転機構70により反転さ
れた後、フェイスが下向きになるようにウエハ加熱室6
1に搬送されヒーターより加熱されて、脱ガスする。
【0057】次に、ゲートバルブを開いて搬送ロボット
により一枚目のウエハをW蒸着室22から抜き取りエッ
チング室60に搬送し、ゲートバルブを閉じる。エッチ
ング室60では、ガス導入系によってアルゴンもしくは
塩素系のガス等のガスを導入し、ウエハ160とマグネ
ットに設けられた電極間電圧を印加してアルゴンイオン
もしくは塩素イオンをウエハに照射してタングステン配
線層をエッチングして平坦化する。同時に搬送ロボット
により二枚目のウエハをTiおよびTiN蒸着室43か
ら抜き取り、ウエハ加熱室61に搬送し、ウエハ反転機
構70により反転された後、W蒸着室22に搬送しタン
グステンからなる配線層を形成すると共に、三枚目のウ
エハ161をウエハ加熱室61から抜き取り、Tiおよ
びTiN蒸着室43に搬送しチタンからなる密着層およ
び窒化チタンからなるバリア層を形成すると共に、四枚
目のウエハ160をウエハカセットから抜き取り、ウエ
ハ加熱室61に搬送し、ウエハ反転機構70により反転
された後、フェイスが下向きになるようにウエハ加熱室
61に搬送されヒーターより加熱されて、脱ガスする。
【0058】次に、ゲートバルブを開いて搬送ロボット
により一枚目のウエハ160をエッチング室60から抜
き取りウエハ加熱室61に搬送し、ゲートバルブを閉じ
る。ウエハ加熱室61ではウエハが冷却される。同時に
搬送ロボットにより二枚目のウエハをW蒸着室22から
抜き取り、エッチング室60に搬送しタングステン配線
層をエッチングすると共に、三枚目のウエハをTiおよ
びTiN蒸着室43から抜き取り、ウエハ加熱室61に
搬送し、ウエハ反転機構70により反転された後、W蒸
着室22に搬送しタングステンからなる配線層を形成す
ると共に、四枚目のウエハ161をウエハ加熱室61か
ら抜き取り、TiおよびTiN蒸着室43に搬送しチタ
ンからなる密着層および窒化チタンからなるバリア層を
形成する。五枚目のウエハ160をウエハカセットから
抜き取り、ウエハ加熱室61に搬送し、ウエハ反転機構
70により反転された後、フェイスが下向きになるよう
にウエハ加熱室61に搬送されヒーターより加熱され
て、脱ガスする。
【0059】そして、最後に一枚目のウエハ160をウ
エハ加熱室61から抜き取り、ウエハアンローディング
室81に搬送してウエハカセットに収納すると共に、搬
送ロボットにより二枚目のウエハ160をエッチング室
60から抜き取りウエハ加熱室61に搬送し冷却すると
共に、三枚目のウエハをW蒸着室22から抜き取り、エ
ッチング室60に搬送してタングステン配線層をエッチ
ングすると共に、四枚目のウエハをTiおよびTiN蒸
着室43から抜き取り、ウエハ加熱室61に搬送し、ウ
エハ反転機構70により反転された後、W蒸着室22に
搬送しタングステンからなる配線層を形成する。五枚目
のウエハ161をウエハ加熱室61から抜き取り、Ti
およびTiN蒸着室43に搬送してチタンからなる密着
層および窒化チタンからなるバリア層を形成すると共
に、六枚目のウエハ160をウエハカセットから抜き取
り、ウエハ加熱室61に搬送し、ウエハ反転機構70に
より反転された後、フェイスが下向きになるようにウエ
ハ加熱室61に搬送されヒーターより加熱されて、脱ガ
スする。
【0060】以上の工程を繰り返してウエハカセット内
のすべての処理が終わってから、ウエハアンローディン
グ室81の真空を大気に開放してウエハを取り出す。
【0061】図11において、160はフェイスが上向
きのウエハ、10は装置の中央部に配置されたウエハを
搬送する機構(中央ハンドラ)、80はウエハカセット
に収納されたウエハを搬入するウエハローディング室、
81はウエハを搬出するウエハアンローディング室、2
0は四塩化チタン等ガスが導入されコンタクトホール底
部にチタン密着層をCVD法により形成するTi蒸着
室、41はチタンを蒸発させる点蒸発源が備えられ、成
層時には窒素ガスが導入されコンタクトホール底部に窒
化チタンバリア層を形成するTiN蒸着室、22はフッ
化タングステン等ガスが導入されバリア層上部にタング
ステン配線層をCVD法により形成するW蒸着室、60
はW配線層をエッチバックするエッチング室、61はウ
エハを加熱し脱ガスするウエハ加熱室、70はフェイス
が上向きのウエハをフェイスが下向きに反転させるウエ
ハ反転機構であり、これ等によりマルチ点蒸発源ーCV
D複合チャンバー型半導体製造装置が構成される。
【0062】次に、動作について説明する。まずウエハ
ローディング室80にフェイスが上向きのウエハ160
を収納したウエハカセットをセットして、各処理室内を
排気系により、排気した後、ゲートバルブを開いて搬送
ロボットにより一枚目のウエハ160を抜き取り、ウエ
ハ加熱室61に搬送し、ゲートバルブを閉じる。ウエハ
加熱室61では一枚目のウエハ160は、加熱ヒーター
により加熱されて、脱ガスされる。
【0063】その後、ゲートバルブを開いて搬送ロボッ
トにより一枚目のウエハ160をウエハ加熱室61から
抜き取りTi蒸着室20に搬送し、ゲートバルブを閉じ
る。Ti蒸着室20では、ウエハの加熱ヒーターでウエ
ハ160を加熱すると共にガス導入系によって四塩化チ
タン等のガスを導入し、ウエハ表面およびコンタクトホ
ール底部にチタンからなる密着層を形成する。同時に搬
送ロボットにより二枚目のウエハ160をウエハカセッ
トから抜き取り、ウエハ加熱室61に搬送し、脱ガスす
る。
【0064】次に、ゲートバルブを開いて搬送ロボット
により一枚目のウエハ160をTi蒸着室20から抜き
取り、ウエハ加熱室61に搬送し、ウエハ反転機構70
により反転された後、TiN蒸着室41に搬送し、ゲー
トバルブを閉じる。TiN蒸着室41では、排気系によ
り排気された後、フェイスが下向きのウエハ161を基
板回転機構により回転させると共に、基板加熱機構によ
り加熱する。この後ガス導入系により窒素ガスを導入し
て、チタンを蒸発させる点蒸発源を稼働させて、ウエハ
161表面およびコンタクトホール底部に窒化チタンか
らなるバリア層が形成する。同時に搬送ロボットにより
二枚目のウエハ160をウエハ加熱室61から抜き取り
Ti蒸着室20に搬送し、チタンからなる密着層を形成
すると共に、三枚目のウエハ160をウエハカセットか
ら抜き取り、ウエハ加熱室61に搬送し、脱ガスする。
【0065】次に、ゲートバルブを開いて搬送ロボット
により一枚目のウエハ161をTiN蒸着室41から抜
き取り、ウエハ加熱室61に搬送し、ウエハ反転機構7
0により反転された後、W蒸着室22に搬送し、ゲート
バルブを閉じる。W蒸着室22では加熱ヒーターでウエ
ハ160を加熱すると共にガス導入系によってフッ化タ
ングステン等のガスを導入し、ウエハ表面およびコンタ
クトホール底部にタングステンからなる配線層を形成す
る。同時に搬送ロボットにより二枚目のウエハをTi蒸
着室20から抜き取り、ウエハ加熱室61に搬送し、ウ
エハ反転機構70により反転された後、TiN蒸着室4
1に搬送し、窒化チタンからなるバリア層を形成すると
共に、三枚目のウエハ160をウエハ加熱室61から抜
き取りTi蒸着室20に搬送し、チタンからなる密着層
を形成すると共に、四枚目のウエハ160をウエハカセ
ットから抜き取り、ウエハ加熱室61に搬送し、脱ガス
する。
【0066】その後、ゲートバルブを開いて搬送ロボッ
トにより一枚目のウエハをW蒸着室22から抜き取りエ
ッチング室60に搬送し、ゲートバルブを閉じる。エッ
チング室60では、ガス導入系によってアルゴンもしく
は塩素系のガス等のガスを導入し、ウエハ160とマグ
ネットを設けられた電極との間の電圧を印加してアルゴ
ンイオンもしくは塩素イオンをウエハに照射してタング
ステン配線層をエッチングして平坦化する。同時に搬送
ロボットにより二枚目のウエハをTiN蒸着室41から
抜き取り、W蒸着室22に搬送してタングステンからな
る配線層を形成すると共に、三枚目のウエハをTi蒸着
室20から抜き取り、ウエハ加熱室61に搬送し、ウエ
ハ反転機構70により反転された後、TiN蒸着室41
に搬送して、窒化チタンからなるバリア層を形成する。
同時に四枚目のウエハ160をウエハ加熱室61から抜
き取りTi蒸着室20に搬送し、チタンからなる密着層
を形成すると共に、五枚目のウエハ160をウエハカセ
ットから抜き取り、ウエハ加熱室61に搬送し、脱ガス
する。
【0067】次に、ゲートバルブを開いて搬送ロボット
により一枚目のウエハ160をエッチング室60から抜
き取りウエハ加熱室61に搬送し、ゲートバルブを閉じ
る。ウエハ加熱室61ではウエハが冷却される。同時に
搬送ロボットにより二枚目のウエハをW蒸着室22から
抜き取り、エッチング室60に搬送しタングステン配線
層をエッチングすると共に、三枚目のウエハをTiN蒸
着室41から抜き取り、W蒸着室22に搬送しタングス
テンからなる配線層を形成する。次に、四枚目のウエハ
をTi蒸着室20から抜き取り、TiN蒸着室41に搬
送し、窒化チタンからなるバリア層を形成すると共に、
五枚目のウエハ160をウエハ加熱室61から抜き取り
Ti蒸着室20に搬送し、チタンからなる密着層を形成
すると共に、六枚目のウエハ160をウエハカセットか
ら抜き取り、ウエハ加熱室61に搬送し、脱ガスする。
【0068】そして最後に一枚目のウエハ160をウエ
ハ加熱室61から抜き取り、ウエハアンローディング室
81に搬送してカセットケースに収納すると共に、搬送
ロボットにより二枚目のウエハ160をエッチング室6
0から抜き取りウエハ加熱室61に搬送し冷却すと共
に、三枚目のウエハをW蒸着室22から抜き取り、エッ
チング室60に搬送しタングステン配線層をエッチング
すると共に、四枚目のウエハをTiN蒸着室41から抜
き取り、W蒸着室22に搬送しタングステンからなる配
線層を形成する。同時に、五枚目のウエハをTi蒸着室
20から抜き取り、ウエハ加熱室61に搬送し、ウエハ
反転機構70により反転された後、TiN蒸着室41に
搬送し、窒化チタンからなるバリア層を形成すると共
に、六枚目のウエハ160をウエハ加熱室61から抜き
取りTi蒸着室20に搬送し、チタンからなる密着層を
形成すると共に、七枚目のウエハ160をウエハカセッ
トから抜き取り、ウエハ加熱室61に搬送し、脱ガスす
る。以上の工程を繰り返してカセットケース内のすべて
の処理が終わってから、ウエハアンローディング室81
の真空を大気に開放してウエハを取り出す。
【0069】図12において、160はフェイスが上向
きのウエハ、10は装置の中央部に配置されたウエハを
搬送する機構(中央ハンドラ)、80はカセットケース
に収納されたウエハを搬入するウエハローディング室、
81はウエハを搬出するウエハアンローディング室、2
0は四塩化チタン等ガスが導入されコンタクトホール底
部にチタン密着層をCVD法により形成するTi蒸着
室、21は四塩化チタンおよびアンモニア等ガスが導入
されコンタクトホール底部のチタン密着層上部に窒化チ
タンバリア層をCVD法により形成するTiN蒸着室、
42はそれぞれアルミニウムとシリコンと銅等を蒸発さ
せる点蒸発源が備えられ、バリア層上部に配線層である
アルミ合金層を形成するアルミ合金蒸着室、60はアル
ミニウム合金配線層をエッチバックするエッチング室、
70はフェイスが上向きのウエハをフェイスが下向きに
反転させるウエハ反転機構で、これ等によりマルチ点蒸
発源ーCVD複合チャンバー型半導体製造装置を構成し
ている。
【0070】次に、動作について説明する。まずウエハ
ローディング室80にフェイスが上向きのウエハ160
を収納したウエハカセットをセットして、各処理室内を
排気系により、排気した後、ゲートバルブを開いて搬送
ロボットにより一枚目のウエハ160を抜き取り、Ti
蒸着室20に搬送し、ゲートバルブを閉じる。Ti蒸着
室20では、ウエハの加熱ヒーターでウエハ160を加
熱すると共にガス導入系によって四塩化チタン等のガス
を導入し、ウエハ表面およびコンタクトホール底部にチ
タンからなる密着層を形成する。
【0071】次に、ゲートバルブを開いて搬送ロボット
により一枚目のウエハ160をTi蒸着室20から抜き
取りTiN蒸着室21に搬送し、ゲートバルブを閉じ
る。TiN蒸着室21では加熱ヒーターでウエハ160
を加熱すると共にガス導入系によって四塩化チタンとア
ンモニア等のガスを導入し、ウエハ表面およびコンタク
トホール底部に窒化チタンからなるバリア層を形成す
る。同時に搬送ロボットにより二枚目のウエハをウエハ
カセットから抜き取り、Ti蒸着室20に搬送し、チタ
ンからなる密着層を形成する。
【0072】その後、ゲートバルブを開いて搬送ロボッ
トにより一枚目のウエハ160をTiN蒸着室21から
抜き取り、ウエハ反転機構70によりフェイスが下向き
になるように反転された後、アルミ合金蒸着室42に搬
送し、ゲートバルブを閉じる。アルミ合金蒸着室42で
は、排気系により排気された後、フェイスが下向きのウ
エハ161を基板回転機構により回転させると共に、基
板加熱機構により加熱する。この後、アルミニウムを蒸
発させる点蒸発源とシリコンを蒸発させる点蒸発源と銅
を蒸発させる点蒸発源等からなるアルミニウム合金蒸着
用蒸発源を稼働させて、ウエハ161表面およびコンタ
クトホール底部にアルミニウム合金からなる配線層を形
成する。同時に搬送ロボットにより二枚目のウエハをT
i蒸着室20から抜き取り、TiN蒸着室21に搬送
し、窒化チタンからなるバリア層を形成すると共に、三
枚目のウエハ16をウエハカセットから抜き取り、Ti
蒸着室20に搬送し、チタンからなる密着層を形成す
る。
【0073】次に、ゲートバルブを開いて搬送ロボット
により一枚目のウエハをアルミ合金蒸着室42から抜き
取り、ウエハ反転機構70によりフェイスが上向きにな
るように反転された後、ゲートバルブを閉じる。エッチ
ング室60では、ガス導入系によってアルゴンもしくは
塩素系のガス等のガスを導入し、ウエハ160とマグネ
ットを設けられた電極間電圧を印加してアルゴンイオン
もしくは塩素イオンをウエハに照射してアルミ合金層を
エッチングして平坦化する。同時に搬送ロボットにより
二枚目のウエハをTiN蒸着室21から抜き取り、ウエ
ハ反転機構70によりフェイスが下向きになるように反
転された後、アルミ合金蒸着室42に搬送しアルミ合金
からなる配線層を形成すると共に、三枚目のウエハ16
0をTi蒸着室20から抜き取り、TiN蒸着室21に
搬送し窒化チタンからなるバリア層を形成すると共に、
四枚目のウエハ160をウエハカセットから抜き取り、
Ti蒸着室20に搬送し、チタンからなる密着層を形成
する。
【0074】そして最後に一枚目のウエハ160をエッ
チング室60ら抜き取り、ウエハアンローディング室8
1に搬送してカセットケースに収納すると共に、搬送ロ
ボットにより二枚目のウエハ161をアルミ合金蒸着室
42から抜き取り、ウエハ反転機構70によりフェイス
が上向きになるように反転された後、エッチング室60
に搬送し、ウエハ反転機構70により反転された後、フ
ェイスが上向きになるようにエッチング室60に搬送し
た後、アルミ合金層をエッチングして平坦化する。同時
に搬送ロボットにより三枚目のウエハをTiN蒸着室2
1から抜き取り、ウエハ反転機構70によりフェイスが
下向きになるように反転された後、アルミ合金蒸着室4
2に搬送しアルミ合金からなる配線層を形成すると共
に、四枚目のウエハ160をTi蒸着室20から抜き取
り、TiN蒸着室21に搬送し窒化チタンからなるバリ
ア層を形成すると共に、五枚目のウエハ160をウエハ
カセットから抜き取り、Ti蒸着室20に搬送し、チタ
ンからなる密着層を形成する。以上の工程を繰り返して
カセットケース内のすべての処理が終わってから、ウエ
ハアンローディング室81の真空を大気に開放してウエ
ハを取り出す。
【0075】図13において、160はフェイスが上向
きのウエハ、10は装置の中央部に配置されたウエハを
搬送する機構(中央ハンドラ)、80はカセットケース
に収納されたウエハを搬入するウエハローディング室、
81はウエハを搬出するウエハアンローディング室、4
3はチタンを蒸発させる点蒸発源が備えられ、窒化チタ
ン成膜時には窒素ガスが導入されコンタクトホール底部
にチタン密着層および窒化チタンバリア層を形成するT
iおよびTiN蒸着室、32はアルミニウムとシリコン
と銅等からなるアルミニウム合金ターゲットが備えら
れ、アルゴン等ガスが導入されバリア層上部にアルミ合
金層をスパッタ法により形成するアルミ合金蒸着室、6
0は配線層であるアルミ合金層をエッチバックするエッ
チング室、61はウエハを加熱し脱ガスするウエハ加熱
室、70はフェイスが上向きのウエハをフェイスが下向
きに反転させるウエハ反転機構で、これ等によりマルチ
点蒸発源ースパッタ複合チャンバー型半導体製造装置が
構成される。
【0076】次に、動作について説明する。まずウエハ
ローディング室80にフェイスが上向きのウエハ160
を収納したウエハカセットをセットして、各処理室内を
排気系により、排気した後、ゲートバルブを開いて搬送
ロボットにより一枚目のウエハ160を抜き取り、ウエ
ハ加熱室61に搬送し、ゲートバルブを閉じる。上向き
のウエハ160はウエハ反転機構70内に設けられたウ
エハ反転ロボットにより反転された後、フェイスが下向
きになるようにウエハ加熱室61に置かれる。ここでフ
ェイスが下向きの一枚目のウエハ161は、加熱ヒータ
ーにより加熱されて、脱ガスされる。
【0077】その後、ゲートバルブを開いて搬送ロボッ
トにより一枚目のウエハ161をウエハ加熱室61から
抜き取りTiおよびTiN蒸着室43に搬送し、ゲート
バルブを閉じる。TiおよびTiN蒸着室43では、排
気系により排気された後、フェイスが下向きのウエハ1
61を基板回転機構により回転させると共に、基板加熱
機構により加熱する。この後チタンを蒸発させる点蒸発
源を稼働させて、ウエハ161表面およびコンタクトホ
ール底部にチタンからなる密着層を形成する。引き続い
てガス導入系により窒素ガスを導入して、チタンと反応
させてウエハ161表面およびコンタクトホール底部に
窒化チタンからなるバリア層が形成する。同時に搬送ロ
ボットにより二枚目のウエハ160をウエハカセットか
ら抜き取り、ウエハ加熱室61に搬送し、ウエハ反転機
構70により反転された後、フェイスが下向きになるよ
うにウエハ加熱室61に搬送されヒーターより加熱され
て、脱ガスされる。
【0078】次に、ゲートバルブを開いて搬送ロボット
により一枚目のウエハ161をTiおよびTiN蒸着室
43から抜き取り、ウエハ加熱室61に搬送し、ウエハ
反転機構70によりフェイスが上向きになるように反転
された後、アルミ合金蒸着室32に搬送し、ゲートバル
ブを閉じる。アルミ合金蒸着室32では、排気系により
排気された後、ガス導入系によってアルゴン等のガスを
導入し、ウエハ160と磁石を設けられたアルミニウム
とシリコンと銅等からなるアルミニウム合金ターゲット
間に高周波電圧を印加して放電空間を形成する。放電空
間ではアルミニウムとシリコンと銅等からなるアルミニ
ウム合金ターゲットがスパッタされてウエハ表面および
コンタクトホール底部にアルミニウムとシリコンと銅等
からなるアルミニウム合金からなる配線層を形成する。
同時に搬送ロボットにより二枚目のウエハをウエハ加熱
室61から抜き取り、TiおよびTiN蒸着室43に搬
送し、チタンからなる密着層および窒化チタンからなる
バリア層を形成すると共に三枚目のウエハ160をウエ
ハカセットから抜き取り、ウエハ加熱室61に搬送し、
ウエハ反転機構70)により反転された後、フェイスが
下向きになるようにウエハ加熱室61に搬送されヒータ
ーより加熱されて、脱ガスする。
【0079】次に、ゲートバルブを開いて搬送ロボット
により一枚目のウエハをアルミ合金蒸着室32から抜き
取りエッチング室60に搬送し、ゲートバルブを閉じ
る。エッチング室60では、ガス導入系によってアルゴ
ンもしくは塩素系のガス等のガスを導入し、ウエハ16
0とマグネットを設けられた電極との間に電圧を印加し
てアルゴンイオンもしくは塩素イオンをウエハに照射し
てアルミ合金層をエッチングして平坦化する。同時に搬
送ロボットにより二枚目のウエハをTiおよびTiN蒸
着室43から抜き取り、ウエハ加熱室61に搬送し、ウ
エハ反転機構70によりフェイスが上向きになるように
反転された後、アルミ合金蒸着室32に搬送しアルミニ
ウム合金からなる配線層を形成すると共に、三枚目のウ
エハ161をウエハ加熱室61から抜き取り、Tiおよ
びTiN蒸着室43に搬送しチタンからなる密着層およ
び窒化チタンからなるバリア層を形成する。同時に、四
枚目のウエハ160をウエハカセットから抜き取り、ウ
エハ加熱室61に搬送し、ウエハ反転機構70により反
転された後、フェイスが下向きになるようにウエハ加熱
室61に搬送されヒーターより加熱されて、脱ガスす
る。
【0080】次に、ゲートバルブを開いて搬送ロボット
により一枚目のウエハ160をエッチング室60から抜
き取りウエハ加熱室61に搬送し、ゲートバルブを閉じ
る。ウエハ加熱室61ではウエハが冷却される。同時に
搬送ロボットにより二枚目のウエハをアルミ合金蒸着室
32から抜き取り、エッチング室60に搬送しアルミニ
ウム合金配線層をエッチングする。搬送ロボットにより
三枚目のウエハをTiおよびTiN蒸着室43から抜き
取り、ウエハ加熱室61に搬送し、ウエハ反転機構70
によりフェイスが上向きになるように反転された後、ア
ルミ合金蒸着室32に搬送しアルミニウム合金からなる
配線層を形成すると共に、四枚目のウエハ161をウエ
ハ加熱室61から抜き取り、TiおよびTiN蒸着室4
3に搬送しチタンからなる密着層および窒化チタンから
なるバリア層を形成すると共に、五枚目のウエハ160
をウエハカセットから抜き取り、ウエハ加熱室61に搬
送し、ウエハ反転機構70により反転された後、フェイ
スが下向きになるようにウエハ加熱室61に搬送されヒ
ーターより加熱されて、脱ガスする。
【0081】そして最後に一枚目のウエハ160をウエ
ハ加熱室61から抜き取り、ウエハアンローディング室
81に搬送してカセットケースに収納すると共に、搬送
ロボットにより二枚目のウエハ160をエッチング室6
0から抜き取りウエハ加熱室61に搬送し冷却すると共
に、搬送ロボットにより三枚目のウエハをアルミ合金蒸
着室32から抜き取り、エッチング室60に搬送しアル
ミ合金層をエッチングする。搬送ロボットにより四枚目
のウエハをTiおよびTiN蒸着室43から抜き取り、
ウエハ加熱室61に搬送し、ウエハ反転機構70により
フェイスが上向きになるように反転された後、アルミ合
金蒸着室32に搬送しアルミニウム合金からなる配線層
を形成する。それと同時に五枚目のウエハ161をウエ
ハ加熱室61から抜き取り、TiおよびTiN蒸着室4
3に搬送しチタンからなる密着層および窒化チタンから
なるバリア層を形成すると共に、六枚目のウエハ160
をウエハカセットから抜き取り、ウエハ加熱室61に搬
送し、ウエハ反転機構70により反転された後、フェイ
スが下向きになるようにウエハ加熱室61に搬送されヒ
ーターより加熱されて、脱ガスする。以上の工程を繰り
返してカセットケース内のすべての処理が終わってか
ら、ウエハアンローディング室81の真空を大気に開放
してウエハを取り出す。
【0082】図14において、160はフェイスが上向
きのウエハ、10は装置の中央部に配置されたウエハを
搬送する機構(中央ハンドラ)、80はカセットケース
に収納されたウエハを搬入するウエハローディング室、
81はウエハを搬出するウエハアンローディン,グ室、
30はチタンターゲットが備えられ、アルゴン等ガスが
導入されコンタクトホール底部にチタン(Ti)密着層
をスパッタ法により形成するTi蒸着室、41はチタン
を蒸発させる点蒸発源が備えられ、成膜時には窒素ガス
が導入されコンタクトホール底部に窒化チタンバリア層
を形成するTiN蒸着室、32はアルミニウムとシリコ
ンと銅等からなるアルミニウム合金ターゲットが備えら
れ、アルゴン等ガスが導入されバリア層上部にアルミ合
金層をスパッタ法により形成するアルミ合金蒸着室、6
0は配線層であるアルミ合金層をエッチバックするエッ
チング室、61はウエハを加熱し脱ガスするウエハ加熱
室、70はフェイスが上向きのウエハをフェイスが下向
きに反転させるウエハ反転機構で、これ等によりマルチ
点蒸発源ースパッタ複合チャンバー型半導体製造装置が
構成される。
【0083】次に、動作について説明する。まずウエハ
ローディング室80にフェイスが上向きのウエハ160
を収納したウエハカセットをセットして、各処理室内を
排気系により、排気した後、ゲートバルブを開いて搬送
ロボットにより一枚目のウエハ160を抜き取り、Ti
蒸着室30に搬送し、ゲートバルブを閉じる。Ti蒸着
室30では、排気系により排気された後、ガス導入系に
よってアルゴン等のガスを導入し、ウエハ160と磁石
を設けられたチタンからなるターゲット間に高周波電圧
を印加して放電空間を形成する。放電空間ではチタンか
らなるターゲットがスパッタされてウエハ160表面お
よびコンタクトホール底部にチタンからなる密着層が形
成される。
【0084】その後、ゲートバルブを開いて搬送ロボッ
トにより一枚目のウエハ160をTi蒸着室30から抜
き取り、ウエハ加熱室61に搬送し、ウエハ反転機構7
0によりフェイスが下向きになるように反転された後、
TiN蒸着室41に搬送し、ゲートバルブを閉じる。T
iN蒸着室41では、排気系により排気された後、フェ
イスが下向きのウエハ161を基板回転機構により回転
させると共に、基板加熱機構により加熱する。この後、
ガス導入系により窒素ガスを導入して、チタンを蒸発さ
せる点蒸発源を稼働させて、ウエハ161表面およびコ
ンタクトホール底部に窒化チタンからなるバリア層が形
成する。同時に搬送ロボットにより二枚目のウエハ16
0をウエハカセットから抜き取り、Ti蒸着室30に搬
送し、チタンからなる密着層が形成される。
【0085】次に、ゲートバルブを開いて搬送ロボット
により一枚目のウエハ161をTiN蒸着室40から抜
き取り、ウエハ反転機構70によりフェイスが上向きに
なるように反転された後、アルミ合金蒸着室32に搬送
し、ゲートバルブを閉じる。アルミ合金蒸着室32で
は、排気系により排気された後、ガス導入系によってア
ルゴン等のガスを導入し、ウエハ160と磁石を設けら
れたアルミニウムとシリコンと銅等からなるアルミニウ
ム合金ターゲット間に高周波電圧を印加して放電空間を
形成する。放電空間ではアルミニウムとシリコンと銅等
からなるアルミニウム合金ターゲットがスパッタされて
ウエハ表面およびコンタクトホール底部にアルミニウム
とシリコンと銅等からなるアルミニウム合金からなる配
線層を形成する。同時に搬送ロボットにより二枚目のウ
エハをTi蒸着室30から抜き取り、ウエハ反転機構7
0によりフェイスが下向きになるように反転された後、
TiN蒸着室41に搬送し、窒化チタンからなるバリア
層を形成すると共に、三枚目のウエハ160をウエハカ
セットから抜き取りTi蒸着室30に搬送し、チタンか
らなる密着層が形成する。
【0086】次に、ゲートバルブを開いて搬送ロボット
により一枚目のウエハをアルミ合金蒸着室32から抜き
取りエッチング室60に搬送し、ゲートバルブを閉じ
る。エッチング室60では、ガス導入系によってアルゴ
ンもしくは塩素系のガス等のガスを導入し、ウエハ16
0とマグネットが設けられた電極間電圧を印加してアル
ゴンイオンもしくは塩素イオンをウエハに照射して配線
層であるアルミ合金層をエッチングして平坦化する。そ
れと同時に搬送ロボットにより二枚目のウエハをTiN
蒸着室41から抜き取り、ウエハ反転機構70によりフ
ェイスが上向きになるように反転された後、アルミ合金
蒸着室32に搬送しアルミニウム合金からなる配線層を
形成する。それと同時に、三枚目のウエハをTi蒸着室
30から抜き取り、ウエハ反転機構70によりフェイス
が下向きになるように反転された後、TiN蒸着室41
に搬送し、窒化チタンからなるバリア層を形成すると共
に、四枚目のウエハ160をウエハカセットから抜き取
りTi蒸着室30に搬送し、チタンからなる密着層を形
成する。
【0087】そして、最後に一枚目のウエハ160をエ
ッチング室60から抜き取り、ウエハアンローディング
室81に搬送してウエハカセットに収納すると共に、搬
送ロボットにより二枚目のウエハをアルミ合金蒸着室3
2から抜き取り、エッチング室60に搬送しアルミ合金
層をエッチングする。それと同時に三枚目のウエハをT
iN蒸着室41から抜き取り、ウエハ反転機構70によ
りフェイスが上向きになるように反転された後、アルミ
合金蒸着室32に搬送しアルミニウム合金からなる配線
層を形成する。それと同時に、四枚目のウエハをTi蒸
着室30から抜き取り、ウエハ反転機構70によりフェ
イスが下向きになるように反転された後、TiN蒸着室
41に搬送し、窒化チタンからなるバリア層を形成する
と共に、五枚目のウエハ160をウエハカセットから抜
き取りTi蒸着室30に搬送し、チタンからなる密着層
が形成される。以上の工程を繰り返してウエハカセット
内のすべての処理が終わってから、ウエハアンローディ
ング室81の真空を大気に開放してウエハを取り出す。
【0088】図15において、160はフェイスが上向
きのウエハ、10は装置の中央部に配置されたウエハを
搬送する機構(中央ハンドラ)、80はウエハカセット
に収納されたウエハを搬入するウエハローディング室、
81はウエハを搬出するウエハアンローディング室、3
0はチタンターゲットが備えられ、アルゴン等ガスが導
入されコンタクトホール底部にチタン密着層をスパッタ
法により形成するTi蒸着室、31はチタンターゲット
が備えられ、アルゴンおよび窒素等ガスが導入されコン
タクトホール底部のチタン密着層上部に窒化チタンバリ
ア層をスパッタ法により形成するTiN蒸着室、42は
それぞれアルミニウムとシリコンと銅等を蒸発させる点
蒸発源が備えられ、バリア層上部にアルミ合金配線層を
形成するアルミ合金蒸着室、60はアルミ合金層をエッ
チバックするエッチング室、70はフェイスが上向きの
ウエハをフェイスが下向きに反転させるウエハ反転機構
で、これ等によりマルチ点蒸発源ースパッタ複合チャン
バー型半導体製造装置を構成する。
【0089】次に、動作について説明する。まずウエハ
ローディング室80にフェイスが上向きのウエハ160
を収納したウエハカセットをセットして、各処理室内を
排気系により、排気した後、ゲートバルブを開いて搬送
ロボットにより一枚目のウエハ160を抜き取り、Ti
蒸着室30に搬送し、ゲートバルブを閉じる。Ti蒸着
室30では、排気系により排気された後、ガス導入系に
よってアルゴン等のガスを導入し、ウエハ160と磁石
を有するチタンからなるターゲットとの間に高周波電圧
を印加して放電空間を形成する。放電空間ではチタンか
らなるターゲットがスパッタされてウエハ160表面お
よびコンタクトホール底部にチタンからなる密着層が形
成される。
【0090】その後、ゲートバルブを開いて搬送ロボッ
トにより一枚目のウエハ160をTi蒸着室30から抜
き取りTiN蒸着室31に搬送し、ゲートバルブを閉じ
る。TiN蒸着室31では、排気系により排気された
後、ガス導入系によってアルゴンおよび窒素等のガスを
導入し、ウエハ160と磁石が設けられたチタンからな
るターゲット間に高周波電圧を印加して放電空間を形成
する。放電空間ではチタンからなるターゲットがスパッ
タされると共に窒素と反応してウエハ160表面および
コンタクトホール底部に窒化チタンからなるバリア層が
形成される。同時に搬送ロボットにより二枚目のウエハ
160をウエハカセットから抜き取り、Ti蒸着室30
に搬送し、チタンからなる密着層が形成される。
【0091】次に、ゲートバルブを開いて搬送ロボット
により一枚目のウエハ160をTiN蒸着室31から抜
き取り、ウエハ反転機構70によりフェイスが下向きに
なるように反転された後、アルミ合金蒸着室42に搬送
し、ゲートバルブを閉じる。アルミ合金蒸着室42で
は、排気系により排気された後、フェイスが下向きのウ
エハを基板回転機構により回転させると共に、基板加熱
機構により加熱する。この後、アルミニウムを蒸発させ
る点蒸発源とシリコンを蒸発させる点蒸発源と銅を蒸発
させる点蒸発源等からなるアルミニウム合金蒸着用蒸発
源を稼働させて、ウエハ161表面およびコンタクトホ
ール底部にアルミニウム合金からなる配線層を形成す
る。同時に搬送ロボットにより二枚目のウエハをTi蒸
着室30から抜き取り、TiN蒸着室31に搬送し、窒
化チタンからなるバリア層を形成すると共に、三枚目の
ウエハ160をウエハカセットから抜き取り、Ti蒸着
室30に搬送し、チタンからなる密着層が形成する。
【0092】その後、ゲートバルブを開いて搬送ロボッ
トにより一枚目のウエハをアルミ合金蒸着室42から抜
き取り、エッチング室60に搬送し、ウエハ反転機構7
0によりフェイスが上向きになるように反転された後、
ゲートバルブを閉じる。エッチング室60では、ガス導
入系によってアルゴンもしくは塩素系のガス等のガスを
導入し、ウエハ160とマグネットを有する電極との間
に電圧を印加してアルゴンイオンもしくは塩素イオンを
ウエハに照射してアルミ合金層をエッチングして平坦化
する。同時に搬送ロボットにより二枚目のウエハをTi
N蒸着室31から抜き取り、ウエハ反転機構70により
フェイスが下向きになるように反転された後、アルミ合
金蒸着室42に搬送してアルミニウム合金からなる配線
層を形成すると共に、三枚目のウエハをTi蒸着室30
から抜き取り、TiN蒸着室31に搬送し、窒化チタン
からなるバリア層を形成する。それと同時に、四枚目の
ウエハ160をウエハカセットから抜き取り、Ti蒸着
室30に搬送し、チタンからなる密着層が形成する。
【0093】そして、最後に一枚目のウエハ160をエ
ッチング室60から抜き取り、ウエハアンローディング
室81に搬送してウエハカセットに収納すると共に、搬
送ロボットにより二枚目のウエハ161をアルミ合金蒸
着室42から抜き取り、エッチング室60に搬送し、ウ
エハ反転機構70により反転された後、アルミ合金層を
エッチングして平坦化すると共に、三枚目のウエハをT
iN蒸着室31から抜き取り、ウエハ反転機構70によ
りフェイスが下向きになるように反転された後、アルミ
合金蒸着室42に搬送しアルミニウム合金からなる配線
層を形成する。それと同意に、四枚目のウエハをTi蒸
着室30から抜き取り、TiN蒸着室31に搬送し、窒
化チタンからなるバリア層を形成すると共に、五枚目の
ウエハ16をウエハカセットから抜き取り、Ti蒸着室
30に搬送し、チタンからなる密着層が形成する。以上
の工程を繰り返してウエハカセット内のすべての処理が
終わってから、ウエハアンローディング室81の真空を
大気に開放してウエハを取り出す。
【0094】図16において、161はフェイスが下向
きのウエハ、19は装置の中央部に配置されたウエハを
搬送する機構(中央ハンドラ)、80はウエハカセット
に収納されたウエハを搬入するローディング室、81は
ウエハを搬出するアンローディング室、27は四塩化チ
タン等ガスが導入されコンタクトホール底部にチタン密
着層をCVD法により形成するTi蒸着室、28は四塩
化チタンおよびアンモニア等ガスが導入されコンタクト
ホール底部のチタン密着層上部に窒化チタンバリア層を
CVD法により形成するTiN蒸着室、29はフッ化タ
ングステン等ガスが導入されバリア層上部にタングステ
ン配線層をCVD法により形成するW蒸着室、62はW
配線層をエッチバックするエッチング室で、これ等によ
りウエハフェイスが下向きで処理されることを特徴とす
るマルチCVDチャンバー型半導体製造装置を構成す
る。
【0095】また、図17、図18、図19、図20、
図21および図22は、それぞれフェイスが下向きのウ
エハ161、ウエハ搬送室(ヘキサゴン)110、搬送
ロボット120、ウエハカセット130、ウエハローデ
ィング室140、ウエハカセット130を上下させるエ
レベータ150より構成されるウエハを搬送する機構1
9と、フェイスが下向きのウエハ161、排気系17
0、ガス導入系180より構成されるエッチング室62
と、フェイスが下向きのウエハ161、排気系170、
ガス導入系180、ウエハの加熱ヒーター240より構
成されるTi蒸着室27と、フェイスが下向きのウエハ
161、排気系170、ガス導入系180、ウエハの加
熱ヒーター240より構成されるTiN蒸着室28と、
フェイスが下向きのウエハ161、排気系170、ガス
導入系180、ウエハの加熱ヒーター240より構成さ
れるW蒸着室29等からなるマルチCVDチャンバー型
半導体製造装置を構成する各処理室を示す断面模式図で
ある。
【0096】次に、動作について説明する。まず、ウエ
ハローディング室80にフェイスが下向きのウエハ16
1を収納したウエハカセット130をセットして、各処
理室内を排気系により、排気した後、ゲートバルブを開
いて搬送ロボット120により一枚目のウエハ161を
抜き取り、Ti蒸着室27に搬送し、ゲートバルブを閉
じる。ウエハの加熱ヒーター240でウエハ161を加
熱すると共にガス導入系180によって四塩化チタン等
のガスを導入し、ウエハ表面およびコンタクトホール底
部にチタンからなる密着層を形成する。
【0097】次に、ゲートバルブを開いて搬送ロボット
190により一枚目のウエハ161をTi蒸着室27か
ら抜き取りTiN蒸着室28に搬送し、ゲートバルブを
閉じる。TiN蒸着室28では加熱ヒーター24でウエ
ハ161を加熱すると共に、ガス導入系180によって
四塩化チタンとアンモニア等のガスを導入し、ウエハ表
面およびコンタクトホール底部に窒化チタンからなるバ
リア層を形成する。同時に搬送ロボット120により二
枚目のウエハ161をウエハカセット130から抜き取
り、Ti蒸着室27に搬送しチタンからなる密着層を形
成する。
【0098】その後、ゲートバルブを開いて搬送ロボッ
ト190により一枚目のウエハ161をTiN蒸着室2
8から抜き取りW蒸着室29に搬送し、ゲートバルブを
閉じる。W蒸着室29では加熱ヒーター240でウエハ
161を加熱すると共にガス導入系180によってフッ
化タングステン等のガスを導入し、ウエハ表面およびコ
ンタクトホール底部にタングステンからなる配線層を形
成する。同時に搬送ロボット120により二枚目のウエ
ハ161をTi蒸着室27から抜き取り、TiN蒸着室
28に搬送し窒化チタンからなるバリア層を形成すると
共に三枚目のウエハ161をウエハカセット130から
抜き取り、Ti蒸着室27に搬送しチタンからなる密着
層を形成する。
【0099】次に、ゲートバルブを開いて搬送ロボット
120により一枚目のウエハ161をW蒸着室29から
抜き取り、エッチング室62に搬送し、ゲートバルブを
閉じる。エッチング室62ではガス導入系180によっ
てアルゴンもしくは塩素系のガス等のガスを導入し、ウ
エハ161とマグネットを有する電極との間に電圧を印
加してアルゴンイオンもしくは塩素イオンをウエハに照
射してタングステン配線層をエッチングして平坦化す
る。同時に搬送ロボット120により二枚目のウエハ1
61をTiN蒸着室28から抜き取り、W蒸着室29に
搬送しタングステンからなる配線層を形成すると共に搬
送ロボット120により三枚目のウエハ161をTi蒸
着室27から抜き取り、TiN蒸着室28に搬送し窒化
チタンからなるバリア層を形成する。同時に四枚目のウ
エハ161をウエハカセット130から抜き取り、Ti
蒸着室27に搬送しチタンからなる密着層を形成する。
【0100】そして最後に一枚目のウエハ161をエッ
チング室62から抜き取り、ウエハアンローディング室
81に搬送してウエハカセットに収納すると共に搬送ロ
ボット120により二枚目のウエハ161をW蒸着室2
9から抜き取りエッチング室62に搬送し、エッチング
を行なうと共に、三枚目のウエハ161をTiN蒸着室
28から抜き取り、W蒸着室29に搬送しタングステン
からなる配線層を形成すると共に、四枚目のウエハ16
1をTi蒸着室27から抜き取り、TiN蒸着室28に
搬送し窒化チタンからなるバリア層を形成すると共に、
五枚目のウエハ161をウエハカセット130から抜き
取り、Ti蒸着室27に搬送しチタンからなる密着層を
形成する。以上の工程を繰り返してウエハカセット13
0内のすべての処理が終わってから、ウエハアンローデ
ィング室81の真空を大気に開放してウエハを取り出
す。
【0101】図23において、161はフェイスが下向
きのウエハ、19は装置の中央部に配置されたウエハを
搬送する機構(中央ハンドラ)、80はウエハカセット
に収納されたウエハを搬入するウエハローディング室、
81はウエハを搬出するウエハアンローディング室、2
7は四塩化チタン等ガスが導入されコンタクトホール底
部にチタン密着層をCVD法により形成するTi蒸着
室、41はチタンを蒸発させる点蒸発源が備えられ、成
膜時には窒素ガスが導入されコンタクトホール底部に窒
化チタンバリア層を形成するTiN蒸着室、23はフッ
化タングステン等ガスが導入されバリア層上部にタング
ステン配線層をCVD法により形成するW蒸着室、62
はW配線層をエッチバックするエッチング室で、これ等
によりウエハフェイスが下向きで処理されることを特徴
とするマルチCVDチャンバー型半導体製造装置が構成
される。また、Ti蒸着室27を省略して、Tiおよび
TiN蒸着室43においてチタンを蒸発させる点蒸発源
を稼働させて、ウエハ表面およびコンタクトホール底部
にチタンからなる密着層が形成してから、引き続いてガ
ス導入系により窒素ガスを導入して、チタンと反応させ
てウエハ表面およびコンタクトホール底部に窒化チタン
からなるバリア層が形成するようにしてもよい。動作に
ついて説明は既に述べてきたものと同様であるので省略
する。
【0102】図24において、161はフェイスが下向
きのウエハ、19は装置の中央部に配置されたウエハを
搬送する機構(中央ハンドラ)、80はウエハカセット
に収納されたウエハを搬入するローディング室、81は
ウエハを搬出するアンローディング室、27は四塩化チ
タン等ガスが導入されコンタクトホール底部にチタン密
着層をCVD法により形成するTi蒸着室、28は四塩
化チタンおよびアンモニア等ガスが導入されコンタクト
ホール底部のチタン密着層上部に窒化チタンバリア層を
CVD法により形成するTiN蒸着室、42はそれぞれ
アルミニウムとシリコンと銅等を蒸発させる点蒸発源が
備えられ、バリア層上部にアルミ合金配線層を形成する
アルミ合金蒸着室、62はアルミ合金層をエッチバック
するエッチング室で、上記によりウエハフェイスが下向
きで処理されることを特徴とするマルチ点蒸発源ーCV
D複合チャンバー型半導体製造装置が構成される。動作
について説明は既に述べてきたものと同様であるので省
略する。
【0103】図25において、161はフェイスが下向
きのウエハ、19は装置の中央部に配置されたウエハを
搬送する機構(中央ハンドラ)、80はウエハカセット
に収納されたウエハを搬入するウエハローディング室、
81はウエハを搬出するウエハアンローディング室、3
7はチタンターゲットが備えられ、アルゴン等ガスが導
入されコンタクトホール底部にチタン密着層をスパッタ
法により形成するTi蒸着室、38はチタンターゲット
が備えられ、アルゴンおよび窒素等ガスが導入されコン
タクトホール底部のチタン密着層上部に窒化チタンバリ
ア層をスパッタ法により形成するTiN蒸着室、39は
アルミニウムとシリコンと銅等からなるアルミニウム合
金ターゲットが備えられ、アルゴン等ガスが導入されバ
リア層上部にアルミ合金配線層をスパッタ法により形成
するアルミ合金蒸着室、62はアルミ合金層をエッチバ
ックするエッチング室で、これ等によりウエハフェイス
が下向きで処理されることを特徴とするマルチスパッタ
チャンバー型半導体製造装置が構成される。
【0104】また、図26、図27および図28は、そ
れぞれフェイスが下向きのウエハ161、排気系17
0、ガス導入系180、磁石380が設けられたチタン
からなるターゲット350、ハニカム多孔状のコリメー
ター340より構成されるTi蒸着室37と、フェイス
が下向きのウエハ161、排気系170、ガス導入系1
80、磁石380が設けられたチタンからなるターゲッ
ト350、ハニカム多孔状のコリメーター340より構
成されるTiN蒸着室38と、フェイスが下向きのウエ
ハ161、排気系170、ガス導入系180、磁石を設
けられたアルミニウムとシリコンと銅等からなるアルミ
ニウム合金ターゲット370より構成されるアルミ合金
蒸着室39等から構成されたマルチスパッタチャンバー
型半導体製造装置の各処理室を示す断面模式図である。
【0105】次に、動作について説明する。まずウエハ
ローディング室80にフェイスが下向きのウエハ161
を収納したウエハカセットをセットして、各処理室内を
排気系により、排気した後、ゲートバルブを開いて搬送
ロボットにより一枚目のウエハ161を抜き取り、Ti
蒸着室37に搬送し、ゲートバルブを閉じる。Ti蒸着
室37では、排気系170により排気された後、ガス導
入系180によってアルゴン等のガスを導入し、ウエハ
161と磁石380が設けられたチタンからなるターゲ
ット350間に高周波電圧を印加して放電空間を形成す
る。放電空間ではチタンからなるターゲット350がス
パッタされてウエハ161表面およびコンタクトホール
底部にチタンからなる密着層が形成される。この時にス
パッタされたチタン蒸着粒子はハニカム多孔状のコリメ
ーター340を通過してウエハに到達するため多少粒子
の指向性が改善され微細コンタクトの底に蒸着される膜
厚が増加する。
【0106】その後、ゲートバルブを開いて搬送ロボッ
ト120により一枚目のウエハ161をTi蒸着室37
から抜き取りTiN蒸着室38に搬送し、ゲートバルブ
を閉じる。TiN蒸着室38では、排気系170により
排気された後、ガス導入系180によってアルゴンおよ
び窒素等のガスを導入し、ウエハ161と磁石380が
設けられたチタンからなるターゲット350との間に高
周波電圧を印加して放電空間を形成する。放電空間では
チタンからなるターゲット350がスパッタされると共
に窒素と反応してウエハ161表面およびコンタクトホ
ール底部に窒化チタンからなるバリア層が形成される。
この時にスパッタされたチタン蒸着粒子はハニカム多孔
状のコリメーター340を通過してウエハに到達するた
め多少粒子の指向性が改善され微細コンタクトの底に蒸
着される膜厚が増加することはTi蒸着室の動作と同じ
である。同時に搬送ロボットにより二枚目のウエハ16
1をウエハカセットから抜き取り、Ti蒸着室37に搬
送しチタンからなる密着層を形成する。
【0107】次に、ゲートバルブを開いて搬送ロボット
により一枚目のウエハをTiN蒸着室38から抜き取り
アルミ合金蒸着室39に搬送し、ゲートバルブを閉じ
る。アルミ合金蒸着室39では、排気系170により排
気された後、ガス導入系180によってアルゴン等のガ
スを導入し、ウエハ161と磁石380が設けられたア
ルミニウムとシリコンと銅等からなるアルミニウム合金
ターゲット370との間に高周波電圧を印加して放電空
間を形成する。放電空間ではアルミニウムとシリコンと
銅等からなるアルミニウム合金ターゲット370がスパ
ッタされてウエハ表面およびコンタクトホール底部にア
ルミニウムとシリコンと銅等からなるアルミニウム合金
からなる配線層を形成する。同時に搬送ロボットにより
二枚目のウエハをTi蒸着室37から抜き取り、TiN
蒸着室38に搬送し窒化チタンからなるバリア層を形成
すると共に三枚目のウエハ161をウエハカセットから
抜き取り、Ti蒸着室37に搬送してチタンからなる密
着層を形成する。
【0108】次に、ゲートバルブを開いて搬送ロボット
により一枚目のウエハ161をアルミ合金蒸着室39か
ら抜き取りエッチング室62に搬送し、ゲートバルブを
閉じる。エッチング室62ではガス導入系180によっ
てアルゴンもしくは塩素系のガス等のガスを導入し、ウ
エハ161とマグネットを設けられた電極380との間
に電圧を印加してアルゴンイオンもしくは塩素イオンを
ウエハに照射してアルミ合金層をエッチングして平坦化
する。同時に搬送ロボットにより二枚目のウエハ161
をTiN蒸着室38から抜き取り、アルミ合金蒸着室3
9に搬送しアルミ合金からなる配線層を形成すると共に
搬送ロボットにより三枚目のウエハ161をTi蒸着室
37から抜き取り、TiN蒸着室38に搬送し窒化チタ
ンからなるバリア層を形成すると共に四枚目のウエハ1
61をウエハカセットから抜き取り、Ti蒸着室37に
搬送しチタンからなる密着層を形成する。
【0109】そして、最後に一枚目のウエハ161をエ
ッチング室62から抜き取り、ウエハアンローディング
室81に搬送してウエハカセットに収納すると共に搬送
ロボットにより二枚目のウエハ161をアルミ合金蒸着
室39から抜き取りエッチング室62に搬送しエッチン
グを行なうと共に三枚目のウエハ161をTiN蒸着室
38から抜き取り、アルミ合金蒸着室39に搬送しアル
ミ合金からなる配線層を形成する。それと同時に搬送ロ
ボットにより四枚目のウエハ161をTi蒸着室37か
ら抜き取り、TiN蒸着室38に搬送し窒化チタンから
なるバリア層を形成すると共に五枚目のウエハ161を
ウエハカセットから抜き取り、Ti蒸着室37に搬送し
チタンからなる密着層を形成する。以上の工程を繰り返
してウエハカセット内のすべての処理が終わってから、
ウエハアンローディング室81の真空を大気に開放して
ウエハを取り出す。
【0110】図29において、161はフェイスが下向
きのウエハ、19は装置の中央部に配置されたウエハを
搬送する機構(中央ハンドラ)、80はウエハカセット
に収納されたウエハを搬入するウエハローディング室、
81はウエハを搬出するウエハアンローディング室、3
7はチタンターゲットが備えられ、アルゴン等ガスが導
入されコンタクトホール底部にチタン(Ti)密着層を
スパッタ法により形成するTi蒸着室、41はチタンを
蒸発させる点蒸発源が備えられ、成膜時には窒素ガスが
導入されコンタクトホール底部に窒化チタンバリア層を
形成するTiN蒸着室、39はアルミニウムとシリコン
と銅等からなるアルミニウム合金ターゲットが備えら
れ、アルゴン等ガスが導入されバリア層上部にアルミ合
金配線層をスパッタ法により形成するアルミ合金蒸着
室、62はアルミ合金層をエッチバックするエッチング
室で、これ等によりウエハフェイスが下向きで処理され
ることを特徴とするマルチ点蒸発源ースパッタ複合チャ
ンバー型半導体製造装置が構成される。
【0111】また、Ti蒸着室37を省略して、Tiお
よびTiN蒸着室43においてチタンを蒸発させる点蒸
発源を稼働させて、ウエハ表面およびコンタクトホール
底部にチタンからなる密着層を形成してから、引き続い
てガス導入系により窒素ガスを導入して、チタンと反応
させてウエハ表面およびコンタクトホール底部に窒化チ
タンからなるバリア層が形成するようにしてもよい。動
作について説明は既に述べてきたものと同様であるので
省略する。
【0112】図30において、161はフェイスが下向
きのウエハ、19は装置の中央部に配置されたウエハを
搬送する機構(中央ハンドラ)、80はウエハカセット
に収納されたウエハを搬入するウエハローディング室、
81はウエハを搬出するウエハアンローディング室、3
7はチタンターゲットが備えられ、アルゴン等のガスが
導入されコンタクトホール底部にチタン密着層をスパッ
タ法により形成するTi蒸着室、38はチタンターゲッ
トが備えられ、アルゴンおよび窒素等のガスが導入され
コンタクトホール底部のチタン密着層上部に窒化チタン
バリア層をスパッタ法により形成するTiN蒸着室、4
2はそれぞれアルミニウムとシリコンと銅等を蒸発させ
る点蒸発源が備えられ、バリア層上部にアルミ合金配線
層を形成するアルミ合金蒸着室、62はアルミ合金層を
エッチバックするエッチング室で、これ等によりウエハ
フェイスが下向きで処理されることを特徴とするマルチ
点蒸発源ースパッタ複合チャンバー型半導体製造装置が
構成される。動作について説明は既に述べてきたものと
同様であるので省略する。
【0113】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば点蒸発
源から高真空中に噴出された指向性の良い蒸気及びクラ
スターを用いてコンタクトホールに垂直入射させるた
め、コンタクトホールへの埋め込みおよび被覆性が良好
な半導体配線膜を蒸着できると共に、一部蒸着粒子にエ
ネルギーを与えて照射するようにしので電気抵抗が低い
良好な配線膜が形成できる半導体製造装置を得ることが
できる。また、これらの点蒸発源から構成されるチタン
密着層、窒化チタンバリア層およびアルミ合金層の蒸着
室を、従来のCVDおよびスパッタ法で構成される蒸着
室と接続できるようにしたので、様々な種類の半導体の
製造に対応できるようになった。さらに、従来のCVD
およびスパッタ法で構成される蒸着室をウエハが下向き
で蒸着および処理され搬送するようにすれば、点蒸発源
から構成されるチタン密着層、窒化チタンバリア層およ
びアルミ合金配線層の蒸着室と接続しても、ウエハを反
転させる必要がないので、装置の動作が簡単になり、生
産性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例によるマルチ点蒸発源チャ
ンバー型半導体製造装置からなるコンタクトホールを有
するサブミクロンサイズの半導体配線膜を製造する装置
で、(a)はウエハの平面図、(b)はその装置の平断
面図、(c)は(b)の側断面図である。
【図2】点光源蒸発源により構成されるTi蒸着室で、
(a)はその平断面図、(b)は(a)の側断面図であ
る。
【図3】点光源蒸発源により構成されるTiN蒸着室
で、(a)はその平断面図、(b)は(a)の側断面図
である。
【図4】点光源蒸発源により構成されるアルミ合金蒸着
室で、(a)はその平断面図、(b)は(a)の側断面
図である。
【図5】点光源蒸発源により構成されるTiおよびTi
N蒸着室で、(a)はその平断面図、(b)は(a)の
側断面図である。
【図6】ウエハ加熱室で、(a)はその平断面図、
(b)は(a)の側断面図である。
【図7】ウエハ反転機構で、(a)はその平断面図、
(b)は(a)の側断面図である。
【図8】この発明の一実施例による点光源蒸発源の断面
図である。
【図9】この発明の一実施例による点光源蒸発源の断面
図である。
【図10】この発明の別の実施例によるマルチ点蒸発源
ーCVD複合チャンバー型半導体製造装置で、(a)は
ウエハの平面図、(b)はその装置の平断面図、(c)
は(b)の側断面図である。
【図11】この発明の別の実施例によるマルチ点蒸発源
ーCVD複合チャンバー型半導体製造装置で、(a)は
ウエハの平面図、(b)はその装置の平断面図、(c)
は(b)の側断面図である。
【図12】この発明の別の実施例によるマルチ点蒸発源
ーCVD複合チャンバー型半導体製造装置で、(a)は
ウエハの平面図、(b)はその装置の平断面図、(c)
は(b)の側断面図である。
【図13】この発明の別の実施例によるマルチ点蒸発源
ースパッタ複合チャンバー型半導体製造装置を示す断面
図で、(a)はウエハの平面図、(b)はその装置の平
断面図、(c)は(b)の側断面図である。
【図14】この発明の別の実施例によるマルチ点蒸発源
ースパッタ複合チャンバー型半導体製造装置で、(a)
はウエハの平面図、(b)はその装置の平断面図、
(c)は(b)の側断面図である。
【図15】この発明の別の実施例によるマルチ点蒸発源
ースパッタ複合チャンバー型半導体製造装置で、(a)
はウエハの平面図、(b)はその装置の平断面図、
(c)は(b)の側断面図である。
【図16】この発明の別の実施例によるウエハを下向き
で処理するマルチCVDチャンバー型半導体製造装置
で、(a)はウエハの平面図、(b)はその装置の平断
面図、(c)は(b)の側断面図である。
【図17】ウエハを下向きで処理するウエハ搬送機構
で、(a)はその平断面図、(b)は(a)の側断面図
である。
【図18】ウエハを下向きで処理するエッチング室で、
(a)はその平断面図、(b)は(a)の側断面図であ
る。
【図19】ウエハを下向きで処理するウエハ加熱室で、
(a)はその平断面図、(b)は(a)の側断面図であ
る。
【図20】CVDにより構成されるウエハを下向きで処
理するTi蒸着室の断面図で、(a)はその平断面図、
(b)は(a)の側断面図である。
【図21】CVDにより構成されるウエハを下向きで処
理するTiN蒸着室で、(a)はその平断面図、(b)
は(a)の側断面図である。
【図22】CVDにより構成されるウエハを下向きで処
理するタングステン蒸着室で、(a)はその平断面図、
(b)は(a)の側断面図である。
【図23】この発明の別の実施例によるウエハを下向き
で処理するマルチ点蒸発源ーCVD複合チャンバー型半
導体製造装置で、(a)はウエハの平面図、(b)はそ
の装置の平断面図、(c)は(b)の側断面図である。
【図24】この発明の別の実施例によるウエハを下向き
で処理するマルチ点蒸発源ーCVD複合チャンバー型半
導体製造装置で、(a)はウエハの平面図、(b)はそ
の装置の平断面図、(c)は(b)の側断面図である。
【図25】この発明の別の実施例によるウエハを下向き
で処理するマルチスパッタチャンバー型半導体製造装置
で、(a)はウエハの平面図、(b)はその装置の平断
面図、(c)は(b)の側断面図である。
【図26】スパッタにより構成されるウエハを下向きで
処理するTi蒸着室で、(a)はその平断面図、(b)
は(a)の側断面図である。
【図27】スパッタにより構成されるウエハを下向きで
処理するTiN蒸着室で、(a)はその平断面図、
(b)は(a)の側断面図である。
【図28】スパッタにより構成されるウエハを下向きで
処理するアルミ合金蒸着室で、(a)はその平断面図、
(b)は(a)の側断面図である。
【図29】この発明の別の実施例によるウエハを下向き
で処理するマルチ点蒸発源ースパッタ複合チャンバー型
半導体製造装置で、(a)はウエハの平面図、(b)は
その装置の平断面図、(c)は(b)の側断面図であ
る。
【図30】この発明の別の実施例によるウエハを下向き
で処理するマルチ点蒸発源ースパッタ複合チャンバー型
半導体製造装置で、(a)はウエハの平面図、(b)は
その装置の平断面図、(c)は(b)の側断面図であ
る。
【図31】従来の実施例によるマルチCVDチャンバー
型半導体製造装置で、(a)はウエハの平面図、(b)
はその装置の平断面図、(c)は(b)の側断面図であ
る。
【図32】従来の実施例によるウエハ搬送機構で、
(a)はその平断面図、(b)は(a)の側断面図であ
る。
【図33】従来の実施例によるエッチング室で、(a)
はその平断面図、(b)は(a)の側断面図である。
【図34】従来の実施例によるCVDにより構成される
Ti蒸着室で、(a)はその平断面図、(b)は(a)
の側断面図である。
【図35】従来の実施例によるCVDにより構成される
TiN蒸着室で、(a)はその平断面図、(b)は
(a)の側断面図である。
【図36】従来の実施例によるCVDにより構成される
タングステン蒸着室で、(a)はその平断面図、(b)
は(a)の側断面図である。
【図37】従来の実施例によるマルチスパッタチャンバ
ー型半導体製造装置で、(a)はウエハの平面図、
(b)はその装置の平断面図、(c)は(b)の側断面
図である。
【図38】従来の実施例によるスパッタにより構成され
るTi蒸着室で、(a)はその平断面図、(b)は
(a)の側断面図である。
【図39】従来の実施例によるスパッタにより構成され
るTiN蒸着室で、(a)はその平断面図、(b)は
(a)の側断面図である。
【図40】従来の実施例によるスパッタにより構成され
るタングステン蒸着室で、(a)はその平断面図、
(b)は(a)の側断面図である。
【図41】従来の半導体製造装置で処理したコンタクト
ホールを有するサブミクロンサイズの半導体配線膜を示
す側面断面図である。
【図42】本発明の点蒸発源により構成された半導体製
造装置で処理したコンタクトホールを有するサブミクロ
ンサイズの半導体配線膜を示す側面断面図である。
【符号の説明】
10 搬送機構 19 ウエハを下向きで処理するウエハ搬送機構 20 CVDにより構成されるTi蒸着室 21 CVDにより構成されるTiN蒸着室 22 CVDにより構成されるタングステン蒸着室 27 CVDにより構成されるウエハを下向きで処理す
るTi蒸着室 28 CVDにより構成されるウエハを下向きで処理す
るTiN蒸着室 29 CVDにより構成されるウエハを下向きで処理す
るタングステン蒸着室 30 スパッタにより構成されるTi蒸着室 31 スパッタにより構成されるTiN蒸着室 32 スパッタにより構成されるタングステン蒸着室 37 スパッタにより構成されるウエハを下向きで処理
するTi蒸着室 38 スパッタにより構成されるウエハを下向きで処理
するTiN蒸着室 39 スパッタにより構成されるウエハを下向きで処理
するアルミ合金蒸着室 40 点光源蒸発源により構成されるTi蒸着室 41 点光源蒸発源により構成されるTiN蒸着室 42 点光源蒸発源により構成されるアルミ合金蒸着室 43 点光源蒸発源により構成されるTiN/Ti蒸着
室 60 エッチング室 61 ウエハ加熱室 62 ウエハを下向きで処理するエッチング室 63 ウエハを下向きで処理するウエハ加熱室 70 ウエハ反転機構 80 ウエハローディング室 81 ウエハアンローディング室 120 ウエハ搬送ロボット 130 ウエハカセット 150 ウエハエレベータ 160 上向きのウエハ 161 下向きのウエハ 170 排気系 180 ガス導入系 240 基板加熱ヒーター 340 コリメーター 350 チタンターゲット 360 窒化チタンターゲット 370 アルミ合金ターゲット 380 磁石 430 基板加熱機構 440 基板回転機構 450 チタンを蒸発させる点蒸発源 451 点蒸発源 452 点蒸発源 460 アルミニウムを蒸発させる点蒸発源 470 シリコンを蒸発させる点蒸発源 480 銅を蒸発させる点蒸発源 931 コンタクトホール 932 スルーホール 901 配線層 902 配線層 911 バリア層 921 絶縁層 912 バリア層 922 絶縁層
【手続補正書】
【提出日】平成5年10月19日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
る半導体製造装置は、中央部に配置されたウエハを搬送
する搬送機構と、前記ウエハを搬入、搬出するウエハロ
ーディング室およびウエハアンローディング室と、コン
タクトホール、スルーホールの底部にチタン(Ti)密
着層を形成するTi蒸着室と、前記ウエハの成層面を下
向きに反転させる機構、下向きに回転するウエハの下方
に配置された分子線蒸発源(MBE)およびルツボを有
するイオン源等の点光源蒸発源とを有するとともに、窒
素ガス雰囲気でチタンを蒸着してバリア層を形成するT
iN蒸着室と、前記バリア層の上部にタングステン
(W)配線層を形成するW蒸着室と、前記タングステン
配線層をエッチングするエッチング室とを備えたもので
ある。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】この発明の請求項2に係る半導体製造装置
は、中央部に配置されたウエハを搬送する搬送機構と、
前記ウエハを搬入、搬出するウエハローディング室およ
びウエハアンローディング室と、前記ウエハの成層面を
下向きに反転させる機構、下向きに回転するウエハの下
方に配置された分子線蒸発源(MBE)およびルツボを
有するイオン源等の点光源蒸発源とを有するとともに、
チタンを蒸着してチタン密着層を形成した後、窒素ガス
を導入して窒素ガス雰囲気でチタンを蒸着してバリア層
を形成するTiおよびTiN蒸着室と、前記バリア層の
上部にタングステン(W)配線層を形成するW蒸着室
と、前記タングステン配線層をエッチングするエッチン
グ室とを備えたものである。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】この発明の請求項3に係る半導体製造装置
は、中央部に配置されたウエハを搬送する搬送機構と、
前記ウエハを搬入、搬出するウエハローディング室およ
びウエハアンローディング室と、コンタクトホール、ス
ルーホールの底部にチタン(Ti)密着層を形成するT
i蒸着室と、窒素ガス雰囲気でチタンを蒸着してバリア
層を形成するTiN蒸着室と、前記ウエハの成層面を下
向きに反転させる機構、下向きに回転するウエハの下方
に配置された分子線蒸発源(MBE)およびルツボを有
するイオン源等の点光源蒸発源とを有するとともに、ア
ルミニウム主体の金属を蒸着してアルミニウム合金配線
層を形成するAl合金蒸着室と、前記アルミニウム合金
配線層をエッチングするエッチング室とを備えたもので
ある。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】この発明の請求項4に係る半導体製造装置
は、中央部に配置されたウエハを搬送する搬送機構と、
前記ウエハを搬入、搬出するウエハローディング室およ
びウエハアンローディング室と、前記ウエハの成層面を
下向きに反転させる機構と、下向きに回転するウエハの
下方に配置された分子線蒸発源(MBE)およびルツボ
を有するイオン源等の点光源蒸発源とを有するととも
に、チタンを蒸着してチタン密着層を形成した後、窒素
ガスを導入して窒素ガス雰囲気でチタンを蒸着してバリ
ア層を形成するTiおよびTiN蒸着室と、前記ウエハ
の成層面を下向きに反転させる機構、下向きに回転する
ウエハの下方に配置された分子線蒸発源(MBE)であ
る点光源蒸発源とを有するとともに、アルミニウム主体
の金属を蒸着してアルミニウム合金配線層を形成するA
l合金蒸着室と、前記アルミニウム合金配線層をエッチ
ングするエッチング室とを備えたものである。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】この発明の請求項6に係る半導体製造装置
は、Ti蒸着室に、ウエハの下方に分子線蒸発源(MB
E)およびルツボを有するイオン源等の点光源蒸発源を
配設して、チタンを蒸着して密着層を形成したものであ
る。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正内容】
【0025】この発明の請求項7に係る半導体製造装置
は、TiN蒸着室に、ウエハの下方に分子線蒸発源(M
BE)およびルツボを有するイオン源等の点光源蒸発源
を配設して、窒素ガス雰囲気でチタンを蒸着してバリア
層を形成したものである。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】この発明の請求項8に係る半導体製造装置
は、TiおよびTiN蒸着室に、ウエハの下方に分子線
蒸発源(MBE)およびルツボを有するイオン源等の
光源蒸発源を配設して、チタンを蒸着してTi密着層お
よび窒素ガス雰囲気でチタンを蒸着して窒化チタンバリ
ア層を形成したものである。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】この発明の請求項9に係る半導体製造装置
は、Al合金蒸着室に、ウエハの下方に分子線蒸発源
(MBE)およびルツボを有するイオン源等の点光源蒸
発源を配設して、アルミニウム合金を蒸着してAl合金
配線層を形成したものである。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】この発明の請求項10に係る半導体製造装
置は、TiおよびTiN蒸着室に、ウエハの下方に分子
線蒸発源(MBE)およびルツボを有するイオン源等の
点光源蒸発源を配設するとともに、Al合金蒸着室に、
前記ウエハの下方に分子線蒸発源(MBE)である点光
源蒸発源を配設したものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/68 A 8418−4M 21/3205

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンタクトホール、スルーホールのそれ
    ぞれの底部に密着層とバリア層とを埋め込み、その上に
    配線層を連続形成する半導体製造装置において、 中央部に配置されたウエハを搬送する搬送機構と、 前記ウエハを搬入、搬出するウエハローディング室、ウ
    エハアンローディング室と、 前記コンタクトホール、前記スルーホールの底部にチタ
    ン(Ti)密着層を形成するTi蒸着室と、 前記ウエハの成層面を下向きに反転させる機構と、下向
    きに回転するウエハの下方に配置された分子線蒸発源
    (MBE)である点光源蒸発源とを有するとともに、窒
    素ガス雰囲気でチタンを蒸着してバリア層を形成するT
    iN蒸着室と、 前記バリア層の上部にタングステン(W)配線層を形成
    するW蒸着室と、 前記タングステン配線層をエッチングするエッチング室
    と、 を備えたことを特徴とする半導体製造装置。
  2. 【請求項2】 コンタクトホール、スルーホールのそれ
    ぞれの底部に密着層とバリア層とを埋め込み、その上に
    配線層を連続形成する半導体製造装置において、 中央部に配置されたウエハを搬送する搬送機構と、 前記ウエハを搬入、搬出するウエハローディング室、ウ
    エハアンローディング室と、 前記ウエハの成層面を下向きに反転させる機構と、下向
    きに回転するウエハの下方に配置された分子線蒸発源
    (MBE)である点光源蒸発源とを有するとともに、チ
    タンを蒸着してチタン密着層を形成した後、窒素ガスを
    導入して窒素ガス雰囲気でチタンを蒸着してバリア層を
    形成するTiおよびTiN蒸着室と、 前記バリア層の上部にタングステン(W)配線層を形成
    するW蒸着室と、 前記タングステン配線層をエッチングするエッチング室
    と、 を備えたことを特徴とする半導体製造装置。
  3. 【請求項3】 コンタクトホール、スルーホールのそれ
    ぞれの底部に密着層とバリア層とを埋め込み、その上に
    配線層を連続形成する半導体製造装置において、 中央部に配置された前記ウエハを搬送する搬送機構と、 ウエハを搬入、搬出するウエハローディング室、ウエハ
    アンローディング室と、 前記コンタクトホール、前記スルーホールの底部にチタ
    ン(Ti)密着層を形成するTi蒸着室と、 窒素ガス雰囲気でチタンを蒸着してバリア層を形成する
    TiN蒸着室と、 前記ウエハの成層面を下向きに反転させる機構と、下向
    きに回転するウエハの下方に配置された分子線蒸発源
    (MBE)である点光源蒸発源とを有するとともに、ア
    ルミニウム主体の金属を蒸着してアルミニウム合金配線
    層を形成するAl合金蒸着室と、 前記アルミニウム合金配線層をエッチングするエッチン
    グ室と、 を備えたことを特徴とする半導体製造装置。
  4. 【請求項4】 コンタクトホール、スルーホールのそれ
    ぞれの底部に密着層とバリア層とを埋め込み、その上に
    配線層を連続形成する半導体製造装置において、 中央部に配置されたウエハを搬送する搬送機構と、 前記ウエハを搬入、搬出するウエハローディング室、ウ
    エハアンローディング室と、 前記ウエハの成層面を下向きに反転させる機構と、下向
    きに回転するウエハの下方に配置された分子線蒸発源
    (MBE)である点光源蒸発源とを有するとともに、チ
    タンを蒸着してチタン密着層を形成した後、窒素ガスを
    導入して窒素ガス雰囲気でチタンを蒸着してバリア層を
    形成するTiおよびTiN蒸着室と、 前記ウエハの成層面を下向きに反転させる機構と、下向
    きに回転するウエハの下方に配置された分子線蒸発源
    (MBE)である点光源蒸発源とを有するとともに、ア
    ルミニウム主体の金属を蒸着してアルミニウム合金配線
    層を形成するAl合金蒸着室と、 前記アルミニウム合金配線層をエッチングするエッチン
    グ室と、 を備えたことを特徴とする半導体製造装置。
  5. 【請求項5】 中央に配置されたウエハを搬送する搬送
    機構、周辺にウエハを搬入および搬出するウエハローデ
    ィング室およびウエハアンローディング室、コンタクト
    ホール、スルーホール底部にチタン(Ti)密着層を形
    成するTi蒸着室、コンタクトホール、スルーホールの
    底部のチタン(Ti)密着層上部に窒化チタン(Ti
    N)バリア層を形成するTiN蒸着室、前記バリア層上
    部にタングステン配線層を形成するW蒸着室およびW配
    線層をエッチバックするエッチング室を備えた半導体製
    造装置において、ウエハの成層面を下向きにしてウエハ
    を搬送すると共に各前記蒸着室においてもウエハの成層
    面を下向きにして成層したことを特徴とする半導体製造
    装置。
  6. 【請求項6】 中央に配置されたウエハを搬送する搬送
    機構、周辺にウエハを搬入および搬出するウエハローデ
    ィング室およびウエハアンローディング室、コンタクト
    ホール、スルーホール底部にチタン(Ti)密着層を形
    成するTi蒸着室、コンタクトホール、スルーホールの
    底部のチタン(Ti)密着層上部に窒化チタン(Ti
    N)バリア層を形成するTiN蒸着室、前記バリア層上
    部にタングステン配線層を形成するW蒸着室およびW配
    線層をエッチバックするエッチング室を備え、ウエハの
    成層面を下向きにしてウエハを搬送すると共に各前記蒸
    着室においてもウエハの成層面を下向きにして形成した
    半導体製造装置において、前記Ti蒸着室に、前記ウエ
    ハの下方に分子線蒸発源(MBE)である点光源蒸発源
    を配設して、チタンを蒸着して密着層を形成したことを
    特徴とする半導体製造装置。
  7. 【請求項7】 中央に配置されたウエハを搬送する搬送
    機構、周辺にウエハを搬入および搬出するウエハローデ
    ィング室およびウエハアンローディング室、コンタクト
    ホール、スルーホール底部にチタン(Ti)密着層を形
    成するTi蒸着室、コンタクトホール、スルーホールの
    底部のチタン(Ti)密着層上部に窒化チタン(Ti
    N)バリア層を形成するTiN蒸着室、前記バリア層上
    部にタングステン配線層を形成するW蒸着室およびW配
    線層をエッチバックするエッチング室を備え、ウエハの
    成層面を下向きにしてウエハを搬送すると共に各前記蒸
    着室においてもウエハの成層面を下向きにして形成した
    半導体製造装置において、前記TiN蒸着室に、ウエハ
    の下方に分子線蒸発源(MBE)である点光源蒸発源を
    配設して、窒素ガス雰囲気でチタンを蒸着してバリア層
    を形成したことを特徴とする半導体製造装置。
  8. 【請求項8】 中央に配置されたウエハを搬送する搬送
    機構、周辺にウエハを搬入および搬出するウエハローデ
    ィング室およびウエハアンローディング室、コンタクト
    ホール、スルーホール底部にチタン(Ti)密着層およ
    び窒化チタン(TiN)バリア層を形成するTiおよび
    TiN蒸着室、前記バリア層上部にタングステン配線層
    を形成するW蒸着室およびW配線層をエッチバックする
    エッチング室を備え、ウエハの成層面を下向きにしてウ
    エハを搬送すると共に各前記蒸着室においてもウエハの
    成層面を下向きにして形成した半導体製造装置におい
    て、前記TiおよびTiN蒸着室に、ウエハの下方に分
    子線蒸発源(MBE)である点光源蒸発源を配設して、
    チタンを蒸着してTi密着層および窒素ガス雰囲気でチ
    タンを蒸着して窒化チタンバリア層を形成したことを特
    徴とする半導体製造装置。
  9. 【請求項9】 中央に配置されたウエハを搬送する搬送
    機構、周辺にウエハを搬入および搬出するウエハローデ
    ィング室およびウエハアンローディング室、コンタクト
    ホール、スルーホール底部にチタン(Ti)密着層を形
    成するTi蒸着室、コンタクトホール、スルーホールの
    底部のチタン(Ti)密着層上部に窒化チタン(Ti
    N)バリア層を形成するTiN蒸着室、前記バリア層上
    部にアルミニウム配線層を形成するAl合金蒸着室室お
    よびアルミニウム配線層をエッチバックするエッチング
    室を備え、ウエハの成層面を下向きにしてウエハを搬送
    すると共に各前記蒸着室においてもウエハの成層面を下
    向きにして形成した半導体製造装置において、前記Al
    合金蒸着室に、前記ウエハの下方に分子線蒸発源(MB
    E)である点光源蒸発源を配設して、アルミニウム合金
    を蒸着してAl合金配線層を形成したことを特徴とする
    半導体製造装置。
  10. 【請求項10】 中央に配置されたウエハを搬送する搬
    送機構、周辺にウエハを搬入および搬出するウエハロー
    ディング室およびウエハアンローディング室、コンタク
    トホール、スルーホール底部にチタン(Ti)密着層お
    よび窒化チタン(TiN)バリア層を形成するTiおよ
    びTiN蒸着室、前記バリア層上部にアルミニウム合金
    配線層を形成するAl合金蒸着室およアルミニウム合金
    配線層をエッチバックするエッチング室を備え、ウエハ
    の成層面を下向きにしてウエハを搬送すると共に各前記
    蒸着室においてもウエハの成層面を下向きにして形成し
    た半導体製造装置において、前記TiおよびTiN蒸着
    室に、ウエハの下方に分子線蒸発源(MBE)である点
    光源蒸発源を配設するとともに、前記Al合金蒸着室
    に、前記ウエハの下方に分子線蒸発源(MBE)である
    点光源蒸発源を配設したことを特徴とする半導体製造装
    置。
  11. 【請求項11】 ウエハを加熱するウエハ加熱室を備え
    た請求項1項ないし請求項10のいずれかに記載の半導
    体製造装置。
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