JPH07502123A - 抗原及び核酸の検出 - Google Patents

抗原及び核酸の検出

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JPH07502123A
JPH07502123A JP6508854A JP50885494A JPH07502123A JP H07502123 A JPH07502123 A JP H07502123A JP 6508854 A JP6508854 A JP 6508854A JP 50885494 A JP50885494 A JP 50885494A JP H07502123 A JPH07502123 A JP H07502123A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 抗原及び核酸の検出 本発明は、人体または動物の体内に由来する液体中の白血球に付随する外来性の 抗原または核酸を単離・同定する方法、ならびにそれを実施するためのキットに 関する。さらに詳細には、電源手段がその操作に不可欠ではない限り、「現場で 」使用できるように特に適合された、かかる方法及びキットに関する。
本発明の方法及び装置は、複雑な実験室レベルの機器の必要なしに、人体または 動物の体内から抗原を導出し同定することを可能にする。かかる方法は、とりわ け、既知の抗原または核酸特性を有する様々な感染性作因による人間及び動物の 感染についての現場試験に適用される。かかる試験は、実験室ではなく手術室で 医師や獣医師によって実施することもできる。
血液の加工・治療技術の分野では、血液を輸血に適したものにするために、ある いは白血病など白血球が過剰な状態の患者を治療する目的で、血液から白血球を 除去する必要がある。これらの目的で血液から白血球を選択的に除去できる、白 血球「瀉血」ないし「除去」フィルタの市場は大きく、かつ競争が激しい。こう したフィルタの多数の供給元は、血液製品及び治療の当事者にはよく知られてい よう。
こうしたフィルタを使用する加工及び治療上の利益は多数あるが、とりわけ血小 板の抗原性の低下、サイトメガロウィルスなどのウィルスの伝搬の防止、非溶血 性熱性輸血反応の防止、栓球減少症に関連する輸血の減少がある。患者血液の濾 過のための直接使用は、より攻撃的な抗癌療法を可能にするのに役立ち、ドナー 組織液及び潅流液に適用すると、移植のための器官保存時間が延びる。
白血球を分析して、その生理的機能の経過中に非可動化された抗原の同定を決定 できることが知られている。フェントン(Fen1on)等(1991年)は、 白血球をウィルス抗原の供給源として使った、ヒツジのボーダー(Border )病の診断用の抗原検出試験を記載し、ミニョン(MiHnon)等(1991 年)は、モノクローナル抗体を使って抗原を捕捉しその存在を示す、家畜(ウシ )用の類似の試験を記載している。これらの方法は、閃光分析、遠心分離、軟膜 分離、または傾斜遠心分離を単独でまたは組み合わせて使用する方法によって導 出した白血球「軟膜」の分析に焦点を置くものであった。これらの方法では、手 術室や農場にはない実験室用機器が必要なことが直ちに認識できよう。
少量の抗原を産生ずる生物の血球サンプルを検定する場合、偽陰性結果を避ける ために必要な感度を得るのが非常に難しいことが実証されている。たとえば、ウ シウィルス性下痢(BVD)感染症の診断検査は、このウィルスの保存的性質の ために難しかった。このウィルスは複製効率がよく、高力価で成長するが、従来 のシステムで検出するのに十分な抗原を産生ずることは稀である。血清は、容易 にアクセスでき、ウィルスがそれから容易に単離できる可能性があるので、当然 サンプルとして最初に選択される。しかし、ウィルス血症の力価が大幅に変動す るため、血清は抗原検出用媒体として信頼できないものになる。
本発明者等は今回、人体または動物の体内からの液体中の白血球に伴う外来性の 抗原または核酸あるいはその両方を単離・同定するための方法及び装置の形での 、白血球保持フィルタの新規な応用を提供した。この方法及び装置は、白血球に 伴う外来性の抗原または核酸あるいはその両方の、したがって、これらの抗原を 特徴とする生物の存在可能性の、簡単でしかも迅速な決定を提供する。この方法 の1つの重要な利点は、僅かな種類の薬剤と注射器とフィルタを使って実験室内 でサンプルの調製ができることである。本発明者等は、この方法を使って、DV Dウィルスに持続的に感染した動物を検出できる、種部(ペン・サイド)テスト を組み立てた。ウィルス単離試験では7日かかるのに対し、このテストは1,5 時間しかかからない。
本発明は、人体または動物の体内からの液体中の白血球に伴う外来性の抗原また は核酸を検出し、それを細胞から遊離した形で単離する方法であって、 (a)白血球を保持する能力を有するフィルタ材料中に液体のサンプルを通すス テップと、 (b)白血球に作用する能力を有する薬剤で(a)からのフィルタを処理して、 そこからの外来性の抗原または核酸あるいはその両方を溶出可能な形で提供する ステップと、(C)フィルタから薬剤または核酸あるいはその両方を溶出させる ステップと、 (d)溶出液を、単離された細胞を含まない外来性の抗原または核酸あるいはそ の両方の供給源として使って、同定ステップまたはその後の単離ステップを実施 するステップとを含む方法を提供する。
溶出液を外来性の抗原または核酸あるいはその両方の供給源として使用するステ ップ(d)は、以下に例示するように当業者に周知の標準的方法を使って実施で きる。
ステップ(a)は、市販の白血球を保持するどんなフィルタ材料またはフィルタ ・ユニットを使っても都合良〈実施できる。
それらは通常、多くの層からなり、サイズ除外と吸着の両方によって白血球を捕 捉し、白血球の99.999%以上を保持できるものが容易に入手できる。適切 な例は、Be1lho■eBio+ciences Ltd、 (英国^biB don) 、Bioletl (tiKI Ltd、(英国ウェスト・ミソドラ ンズ州Shi+ler ) 、にi+iII 5cien目1icP+odwc l+ Lld、(英国υxb+1dB) 、Pill Biomedicsl  Lld、 (英国Po+lsmowlh)から市販されているもので°ある。こ れらのうちの一部は血小板及び白血球を保持できるが、本方法、特に同定ステッ プに影響が及ぶことはない。濾過すべき液体はどんな体液やその派生物でもよい 。
絶対濾過は必要でないので、たとえばPzll Proce+5Fill+5l ion Lid、から’Leako+orb L4’の商標で販売されているよ うな、単層のフィルタ材料やフィルタを使用することも可能である。この材料は シート状で入手できるが、注射器末端取付具付きのカプセル化された形の25m mディスクが特に便利である。このようなカプセル形のものを使用すると、この フィルタをLea「注射器と一緒に使用するのが容易になり、実験室内での使用 が迅速かつ便利になる。
濾過すべき液体が全血である場合、混合物を濾過ステップにかける前に抗凝血剤 を有効量添加する。この薬剤はEDTA。
クエン酸Na、ヘパリンなどとするのが好都合であるが、白血球に著しい損傷を 与えないものなら他の周知のどんな抗凝血剤でもよい。
ステップ(b)は、全白血球に作用して外来性の抗原または核酸あるいはその両 方を所期の最終使用に適した溶出可能な形で提供することのできるどんな薬剤を 使って実施してもよいが、フィルタを洗浄液たとえば水、塩水あるいは緩衝液た とえばリン酸塩緩衝塩水で洗浄した後に実施するのが好都合である。薬剤は洗浄 剤とするのが好ましく、溶出液中でミセルの表面に提供される形で白血球に伴う 外来性抗原を提供することのできる洗浄剤とすることが最も好ましい。
白血球から必要な溶出可能な形のものを解放することができ、好ましくは細胞膜 に作用して可溶化することのできるどんな洗浄剤も使用できるが、非イオン性の 洗浄剤を選択することが好ましい。ステップ(d)に干渉することが知られてい る洗浄剤を使用する場合、ステップ(d)の前に8io−betds (Bio −RIdから市販)などの吸着剤を使ってそれを除去してもよい。適当な洗浄剤 の範囲は、Sigmtなどの業者から市販されており、グルコピラノシド型非イ オン性洗浄剤とNon1del P−40を含むものである。最適のミセルを形 成する量のNon1delを使用すると、適切な可溶化作用を達成するのに約1 時間フィルタと接触させる必要がある。好ましい洗浄剤、たとえばn−オクチル −β−D−グルコピラノシドを使用すると、約15分で適切な可溶化が達成され る。
所望の最適なミセル形成を達成しようとする場合、洗浄剤の濃度を最適にする必 要がある。好ましいn−オクチル−β−D−グルコピラノシド洗浄剤では、最適 濃度はたとえば水中または商用調剤中で2%溶液であるが、当業者なら、何が達 成できるかの尺度として最適化した系を使用する簡単なベンチ試験によって、こ の洗浄剤及び他の洗浄剤の適切な他の濃度を導出できるであろう。
ステップ(b)は、洗浄剤をフィルタに添加し、たとえば洗浄剤をフィルタにそ の厚さ全体に通し、外来性の抗原または白血球あるいはその両方を、好ましくは 白血球の可溶化によって、溶出可能な形に変えるのに適切な時間両者を接触させ ることにより、好都合に実施できる。Leuko+o+b L4 Leer注射 器末端取付はフィルタなどのカプセル化フィルタを使用すると、2%n−オクチ ル−β−トグルコピラノシド溶液(たとえば水溶液)をたとえば0.1〜2ml 、好ましくは0.5ml、それをLeo+注射器に入れ、溶液をフィルタ材料に 注射することによって添加するのが好都合である。注射器は、サンプル血液と洗 浄溶液の吸入と投与に使用したものが好都合である。
ステップ(C)は、ステップ(b)のために選択された時間の経過後に実施し、 洗浄剤溶液とその内容を、洗浄溶液または空気で、好ましくは空気で、たとえば 空の注射器の操作、または空気線の投与または手動送風によって追い出すのが好 都合である。追い出された溶液は、後の処理のために容器に集めることが好まし い。
ステップ(d)は、他の多くの抗原または核酸検出方法、あるいはその後のその 単離方法と共通であり、ステップ(C)の後に必要に応じて任意選択で洗浄剤除 去ステップを含めてまたは洗浄剤除去ステップなしで実施する。
たとえば、外来性抗原を後で単離するために、抗原をそれに対する指向性をもつ 抗体による吸着によって除去することができる。核酸の除去は、このステップの 前または後に、諸物質の非常に異なる特性を利用した方法で実施する。別法とし て、既知の抗原を単離しようとする場合は、物質と特異的に結合する抗体を固定 した親和力カラムに、溶出した物質を通すことができる。核酸を単離する技術は 当業者には知られており、たとえば、既知の標準と対比したSDSゲル・カラム クロマトグラフィがある。
しかし、本方法の特に有利な応用例は、白血球に伴う特定の外来性の抗原または 核酸あるいはその両方の検出に使用することである。この応用例では、ステップ (d)は様々な方法によって実施でき、そのあるものは現場での使用に特に適合 している。
特定の核酸を検出するには、現在好ましい方法は、標識をつけて特異的ターゲッ トを当てた核酸ハイブリッド化プローブを、それだけで、または特異的プローブ 検査の前にターゲット・シーケンスを増幅するために使用できるポリメラーゼ連 鎖反応プライマーと組み合わせて使用するものである。こうした方法では、通常 、放射能で標識をつけたプローブを使用するが、そうすると陽性の結果を検出す るために実験室の機器が必要になる。
しかし、生物学的標識をつけたプローブを使用すると、標識反応を活性化する前 にハイブリッド化しなかった物質を除去することにより、プローブ検査の成功時 に発色終点を発生することが可能になる。
抗原を検出するには、ステップ(d)のための方法もやはり様々であり、放射線 免疫検定法(RIA)や酵素結合免疫検定法(ELISA)及びそれらの派生法 が含まれる。しかし、現場検定により適しているのは、対象となる抗原をターゲ ットとする抗体を利用する簡単なスライド凝集法またはイムノスティック「ディ ツプスティク」固定形の特異的抗体の使用である。
本発明の検査キットは、本発明の方法に特異的に関連する構成要素を含むもので あり、したがって、(a)液体を通したとき、液体からの白血球を保持すること のできるフィルタ材料と、 (b)フィルタに固定された白血球に作用して、それに伴う抗原または核酸ある いはその両方を溶出可能な形でもたらす薬剤とを含む。この組み合せは、明らか に本発明の方法で使用されるが、前記の従来技術による白血球保持フィルタの使 用では使用されない。
任意選択でキットには以下のいずれか一つまたは複数の構成要素も含まれる。
(c)全血球の凝血を防止するための試薬、(d)そのキットがターゲットとす る抗原または核酸あるいはその両方の特異的検定のための試薬、 (e)ターゲットの抗原または核酸あるいはその両方を同定し、任意選択で、そ れらを分離した後の液体を除去した後にそれらをその固定された状態から解放す るための観相性試薬、(f)洗浄剤と抗原のミセルの形の溶液から洗浄剤を除去 するのに必要な試薬、 (g)フィルタから検査液体を洗浄するのに必要な試薬。
一般用には試薬(a)ないしくg)は、上記に概略を示した本方法の説明中で好 ましいと措定したものである。抗原の好ましい検出における現場用では、試薬( d)は、検査キットでその感染を検出しようとしている生物に関連する特異的抗 原をターゲットとする発色免疫検定用のものとするのが最も好都合である。試薬 (d)は、現場で°の発色終点によるターゲット抗原の迅速な検出を得るのに適 した、ディツプスティック検定用のものとするのが最も好都合である。
適当に特異的な検出方法、たとえば結合検定が存在するほぼすべての外来性の抗 原または核酸が、本方法及びキットを用いて検出できることが、当業者には理解 できよう。本明細書で「外来性」とは、その体液を調査中の人間または動物に固 有ではない物質を指す。
次に、以下の例を参照して本発明の方法及び検査キットを例示的にのみ説明する 。以下の説明及び上記の一般的説明に照らせば、当業者なら本発明のその他の実 施例を思いつくであろう。
[図面] 第1図は、本発明の方法によって調製した抗原のカラー検定における光学密度C OD)と反復希釈の関係を示すグラフ(−−−)を、閃光分解し遠心分離して誘 導した抗原の場合(−)と対比して示す。ウシにおけるウィルス力価は10”’ TCID qo/ m lである。検定は例2に詳述するようにして実施した。
第2図は、血液(3)をバレル(4)からフィルタ材料(5)上に通すような構 成のカプセル化Lewkoto+bフィルタ(2)を取り付けたLee「注射器 (1)を示す。
下記のものからなる現場に適合した検査キットを用意した。
Lca+注射器1本とサンプル排出針 Leer注射器末端取付具付きの25mmカプセル化Lewkoso+b目フィ ルタ1個 リン酸塩緩衝塩水 296n−オクチル−β−D−グルコピラノシド溶液EDTA溶液またはVrc altine+−EDTA K315%ネット(0,34M)10ml管または L1ヘパリン+430SP単位10m1管(共にl1sclon Dickin toa製) 本発明による基本キットに、BVD用のディツプスティック検定を構成する別の 1組の試薬を補充した。これらの試薬は任意選択で上記の試薬と同じパッケージ にして用意することもできる。これらの試薬は、下記のものからなる。
ビオチン・ベースの検定に適した、ストレブタビジンービオチンーワサビペルキ シダーゼの標準溶液ビオチン・ベースの検定に適した、テトラメチルベンジジン の標準溶液 Bxlb Cマウスの腹水として通常のmAb飼養技術によって調製した、BV Dのp 80 / 125蛋白に特異性をもつ非競合性モノクローナル抗体(m Ab)2種。これは、これまでに検査されたすべてのpe+liマi+asと高 い親和性で反応することがこれまでの研究で明らかになっている。それには次の ものがあった。
mAb WB112− 捕捉用にイムノスティック上でmAb WD103−  検出用にビオチン化した形の溶液として テスト系は最初、ポリプロピレン・プレートを使って構成し、その後Nanc  Ml111ロoIbイムノスティンク緒に使用できるように適合させた。mAb は炭酸塩緩衝液中で最低18時間ディツプスティックに結合させた。任意選択の 追加品として適当な試験管と測定/配量用ピペットも用意した。
例2. 例1の検査キットの使用方法 ウシから血液サンプルを採取し、凝血防止に適した量のEDTAで処理した。E DTAで処理した血液5mlずつを注射器を使ってフィルタに通し、この注射器 を使って、同様量のリン酸塩綬衝塩水を洗浄のためフィルタに通した。次いでこ の注射器を使って2% 畔−オクチル−β−ローグルコピラノシド溶液0.5m lをフィルタに通し、15分間放置してから空気によって試験管に追いだした。
この空気は、空の注射器の操作によって供給した。
この処理済みサンプルは試験管から直接に後の単離ステップに使用することもで きるが、この例では、試験管には既にビオチン化した形のモノクローナル抗体W B 103が入れてあった。
キットからのディツプスティックを水道水で洗浄し、当技術分野で通常行われる ようにサンプルとmAb溶液の混合物に加え、30分後に除去し、再度水道水で 洗浄し、次いでストレプタビジンービオチンーワサビペルオキシダーゼの溶液に 加え、さらに30分間放置した。最後にディックスティックを再度洗浄し、テト ラメチルベンジジン溶液に加えて15分間発色反応を発生させ、その後試験管を 検査した。青色の存在は、BVDに特徴的な抗原の存在を示していた。
持続性感染の検出における本方法の信頼性を実証するため、マイクロプレートで 陽性と陰性の試験を行った。持続的に感染したウシ3頭と正常なウシ8頭からの EDTA血液を用いて、ディツプスティック法の小試験を行った。現場検査の有 効性を評価するため、フィルタ法によって生成した抗原に対して非ディツプステ ィックEL I SAを実施した。
例1のキットの代替例に記載したようなYacwjiiser管を使って血液に EDTAまたはヘパリンを加えた。すなわち、血液10m1をサンプル採取用注 射器から直接にこの管に加え、管壁にコートされていたEDTAまたはヘパリン と接触させた。
抗凝集剤EDTAまたはヘパリンは、10m1当り0.34MEDTAまたは1 43USP単位生成するような量を用意し、得られた処理済み血液をサンプル採 取用注射器に吸入し、フィルタを通した。
このフィルタによるサンプル調製方法が感染した動物からの血液中に検出可能な 量の抗原を首尾よくもたらすことを示す結果が得られた。閃光分解と遠心分離に よって得られた血液中の抗原の検出可能性を、本発明の方法から得られた場合と 比較して示した第1図を参照されたい。
さらにディツプスティック試薬の貯蔵可能性の調査を行い、9週間の間毎週調製 し暗所で4℃及び室温に保ったディツプスティックで検査がうまく行くことが示 された。この期間の最後に、これらのディツプスティックを使った検査の性能を 肝価し、すべてのケースで損傷がないことが判明した。
反復希釈 フロントページの続き (51) Int、 C1,’ 識別記号 庁内整理番号GOIN 33153  M 8310−2J(81)指定国 EP(AT、BE、CH,DE。
DK、ES、FR,GB、GR,IE、IT、LU、MC,NL、 PT、SE )、 AT、 AU、 BB、 BG、 BR,CA、 CH,CZ、 DE、  DK、 ES、FI、 GB、 HU、JP、 KP、 KR,LK、 LU 、 MG、 MN。
MW、NL、No、NZ、PL、PT、RO,RU、SD、SE、 SK、 U A、 US I (72)発明者 エドワーズ、ステイーブンイギリス国、サリー・ジー・ニー・ 24・8・エル・エイ、ウオーキング、コブハム、ウィンザー・ロード・38

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.人体または動物の体内からの液体中の白血球に伴う外来性の抗原または核酸 あるいはその両方を同定し、それを細胞から遊離した形で単離する方法であって 、 (a)白血球を保持する能力を有するフィルタ材料中に液体のサンプルを通すス テップと、 (b)白血球に作用する能力を有する薬剤で(a)からのフィルタを処理して、 そこからの外来性の抗原または核酸あるいはその両方を溶出可能な形で提供する ステップと、(c)フィルタから薬剤または核酸あるいはその両方を溶出させる ステップと、 (d)溶出該を、単離された細胞を含まない外来性の抗原または核酸あるいはそ の両方の供給源として使って、同定ステップまたはその後の単離ステップあるい はその両方を実施するステップと を含む方法。
  2. 2.フィルタ材料が、注射器末端取付具付きの形でカプセル化されていることを 特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. 3.濾過すべき液体が全血であり、濾過ステップの前に抗凝血剤を血液に有効量 添加することを特徴とする方法。
  4. 4.抗凝血剤が、EDTA、クエン酸Na、またはヘパリンであることを特徴と する、請求項3に記載の方法。
  5. 5.フィルタ材料を洗浄液で洗浄した後にステップ(b)を実施することを特徴 とする、請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 6.洗浄液が水、塩水または緩衝液であることを特徴とする、請求項5に記載の 方法。
  7. 7.緩衝液がリン酸塩緩衝塩水であることを特徴とする、請求項6に記載の方法 。
  8. 8.ステップ(b)で使用する薬剤が洗浄剤であることを特徴とする、請求項1 から7のいずれか一項に記載の方法。
  9. 9.薬剤が溶出液中でミセルの表面に提供される形で白血球に伴う外来性抗原を 提供することのできる洗浄剤であることを特徴とする、請求項8に記載の方法。
  10. 10.洗浄剤が、白血球を可溶化できることを特徴とする、請求項8または9に 記載の方法。
  11. 11.洗浄剤が非イオン性であることを特徴とする、請求項8、9または10に 記載の方法。
  12. 12.洗浄剤が、グルコピラノシドまたはNonidet(RTM)洗剤である ことを特徴とする、請求項11に記載の方法。
  13. 13.ステップ(d)またはその後のステップを実施する前に吸着剤を使って溶 出液から洗浄剤を除去することを特徴とする、請求項8から11のいずれか一項 に記載の方法。
  14. 14.洗浄剤が、n−オクチル−β−D−グルコピラノシドであることを特徴と する、請求項13に記載の方法。
  15. 15.洗浄剤が、n−オクチル−β−D−グルコピラノシド2%溶液であること を特徴とする、請求項14に記載の方法。
  16. 16.洗浄剤溶液を、洗浄溶液または空気あるいはその両方を使ってフィルタ材 料から追い出すことによりステップ(c)を実施することを特徴とする、請求項 1から15のいずれか一項に記載の方法。
  17. 17.ステップ(d)が標識をつけて特異的ターゲットを当てた核酸ハイブリッ ド化プローブを、それだけで、または特異的プローブ検査の前にターゲット・シ ーケンスを増幅するために使用できるポリメラーゼ連鎖反応プライマーと組み合 わせて使用することにより、特定の核酸を同定するステップを含むことを特徴と する、請求項1から16のいずれか一項に記載の方法。
  18. 18.生物学的標識をつけたプローブを、プローブ検査の成功時に発色終点を発 生する試薬と組み合わせて使用することを特徴とする、請求項17に記載の方法 。
  19. 19.ステップ(d)が、放射線免疫検定法(RIA)または酵素結合免疫検定 性(ELISA)あるいはそれらの派生法によって抗原を検出するステップを含 むことを特徴とする、請求項1から16のいずれか一項に記載の方法。
  20. 20.ステップ(d)が、対象となる抗原をターゲットとする抗体を利用するス ライド凝集法、またはイムノスティック「ディップスティク」に固定した形の特 異的抗体の使用によって抗原を検出するステップを含むことを特徴とする、請求 項1から16のいずれか一項に記載の方法。
  21. 21.人体または動物の体内からの液体中の白血球に伴う外来性の抗原または核 酸あるいはその両方を同定しまたは検出しあるいはその両方を行うためのキット であって、(a)液体を通したとき、液体からの白血球を保持することのできる フィルタ材料と、 (b)フィルタに固定された白血球に作用して、それに伴う抗原または核酸ある いはその両方を溶出可能な形でもたらす薬剤とを含むキット。
  22. 22.(c)全血球の凝血を防止するための試薬と、(d)そのキットをターゲ ットとする抗原または核酸あるいはその両方の特異的検定のための試薬と、(e )ターゲットの抗原または核酸あるいはその両方を同定し、任意選択で、それら を分離した後の液体を除去した後にそれらをその固定された状態から解放するた めの親和性試薬と、(f)洗浄剤と抗原のミセルの形の溶液から洗浄剤を除去す るのに必要な試薬と、 (g)フィルタから検査液体を洗浄するのに必要な試薬とのうちのいずれか一つ または複数のものをさらに含むことを特徴とする、請求項21に記載のキット。
  23. 23.試薬(d)が、検査キットでその感染を検出しようとしている生物に関連 する特異的抗原をターゲットとする発色免疫検定用のものであることを特徴とす る、請求項22に記載のキット。
  24. 24.試薬(d)が、現場での発色終点によるターゲット抗原の迅速な検出を得 るのに適した、ディップスティック検定用のものであることを特徴とする、請求 項23に記載のキット。
  25. 25.試薬(d)が、イムノスティックの形で固定した外来性抗原に特異的な1 つの抗体と、生物学的標識をつけた外来性抗原に特異的なもう1つの抗体とを含 むイムノスティック試薬であることを特徴とする、請求項24に記載のキット。
  26. 26.生物学的標識が、抗体のビオチン化によって提供されることを特徴とする 、請求項25に記載のキット。
  27. 27.基本的に例1に記載されている如き、請求項21から26のいずれか一項 に記載のキット。
  28. 28.基本的に例2に記載されている如き、請求項1から20のいずれか一項に 記載の方法。
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