JPH07501966A

JPH07501966A - 外部アラインメント方式

Info

Publication number: JPH07501966A
Application number: JP6510134A
Authority: JP
Inventors: フェランテ、ジョゼフ、マイケル; ブキャナン、デニス、ジェイムズ
Original assignee: ライト　メディカル　テクノロジイ、インコーポレイテッド
Priority date: 1992-10-08
Filing date: 1993-10-07
Publication date: 1995-03-02
Also published as: EP0616513A4; DE69324233T2; DE69324233D1; BR9305697A; CA2124837A1; AU5354194A; WO1994008528A1; EP0616513B1; EP0616513A1; US5364401A

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】外部アラインメント方式本発明は一般的には膝の外科的切除技術に関する。さらに詳細には、本発明は末端インブラントを受入れるための大腿骨のような骨を作成するための装置および方法に関する。

発明の背景膝関節を人工的補欠物（ｐｒｏｓｔｈｅｓｉｓ）で置換することを含む多くの外科的手法が開発されている。このような手法の例が米国テネシー州メンフィス所在のリチャーズ・マニュファクチュアリング・カンパニから刊行されたアール・エム・シー・トータル・ニー・システム・マニュアルおよび本出願の譲受人によって刊行されたサージカル・プロシージュア・フォア・ホワイトサイド・オーフロック・モジュラ−一二一・システム・マニュアルに開示されている。それらの外科的プロトコルはそれぞれ人工的補欠物の埋め込みを可能にするため膝関節を露呈させそして末端および基部の脛骨を作成する工程を詳述している。

全路機構のアラインメントは完全膝交換関節形成術を実施るする場合における必須不可欠の工程である。整形外科（Ｏｒｔｈｏｐｅｄｉｃｓ）、１９８４年１月、Ｖｏｌ、　７．　Ｎｏ、　ｌ、　ｐｐ、　３６−４６におけるアール・ニス・ラスキン（Ｒ，Ｓ、　Ｌａ５ｋｉｎ）の文献は種々のアラインメント方式について詳述しており、かつ膝関節の配向および適切な人工補欠物の配置のための正確な内反または外反角度を反映する人工補欠物の臨界性について深く論述している。

上述した準備工程時に作成された種々の端末カットおよび前方／後部カットのアラインメントを容易にするために種々の器具が用いられた。例えば、１９８４年１０月２日にホワイトサイドに付与された米国特許第４４７４１７７号は末端大腿部表面を整形するための方法および装置を開示している。その特許は末端大腿部骨頭切削ガイドの形態をした大腿部表面修正器具について論述している。１９８４年１２月１１日にアンドロフィ（Ａｎｄｒｏｐｈｙ）に対して付与された米国特許第４４８７２０３号は末端大腿部骨頭、基部脛骨および末端大腿骨を切除するのに使用するための単一のガイド部材を開示している。インディアナ州、ワルツ−、ヘルニアおよび手足の不自由な子供たちの救済のためのニューヨーク協会、ジンマー整形外科学、にょって発行された「ニー・リプレースメント・ユージング・ザ・インストール／バースタイン・トータル・コンギュラー・ニー・システム」と題した外科手法はスペーサ・ガイドと他のカッター・アラインメント器具を用いる手術手法を開示している。

上記の特許およびプロトコルは、試用のまたは最終の大腿部人工的欠物機構の最終的な挿入に先立って、すべての準備カットを全体として調和させ得る単一の点に基づいて、全ての準備器具を軸線方向および角度的に整列させる能力を有しないアラインメント器具を提供する。したがって、カットの適切な角度および軸線方向の偏位の推定または純粋に眼球による推定によって種々のカット、平面削り、および最終的な配置が行なわれる。

本発明は、大腿部の長い軸線に沿って位置決めしかつ外部装置にカットを正確に位置づけるように外部装置を規準化するためにその長い軸線にロックする単一点規準装置を設けることによって大腿部人工的補欠物を受入れるために大腿部を正確に切ることができるようにするための装置および方法を提供する。

発明の要約本発明によれば、末端インブラントを受入れるように骨を準備するための物品であって、有するベースと、このベースの長手方向の軸線を骨の長い軸に整列させてそのベースを骨の上に取り付けるための取り付は手段を具備している装置が提供される。単一の点接続手段が複数の前準備装置を単一の点基準でベースに連結する。軸線方向調節手段がベースの長手方向軸線および骨の長い軸に関して単一点接続手段を軸線方向に調節する。半径方向調節手段がベースと骨の端末端部に関して単一点接続手段を半径方向に調節する。このようにして、軸線方向の調節と半径方向の調節が設定されると、すべての前準備装置が同じ軸線方向の変位でもってベース規準に接続されかつそれによって外科手法に各工程間の完全な整合性を与える。

本発明は、末端インブラントを受入れるように骨の末端端部を準備する方法であって、その骨上にベース部材を取り付け、そして骨の長い軸に沿ってそのベース部材をクランプする工程を一般的に含んでいる方法をさらに提供する。複数の前準備装置のうちの１つが単一基準点においてベース部材に連結される。その単一基準点がベース部材と骨の長い軸に関して軸線方向および半径方向に調節され、それによって骨の端末端部に対する前準備装置の軸線方向および半径方向の配向を常態化する。

図面の簡単な説明本発明の他の利点は、添付図面と関連して考慮された場合に下記の詳細な説明によってより良く理解されることになるので容易に理解されるであろう。

図１は端末切削機構を取り付けられた本発明のベース部材の斜視図である。

図２は実質的に図１の線２−２に沿って見た図１に示された装置の端面図である。

図３は平面カット機構を取り付けられたベース部材の斜視図である。

図４は切削ブロック機構を取り付けられたベース部材の斜視図である。

図５はアセンブリのベース部材上に取り付けられた末端切削機構の斜視図であり、そのアセンブリは大腿骨の末端端部上に取り付けられている。

図６は平削り機構を取り付けられたベース部材を示しており、そのアセンブリは大腿骨の末端端部に取り付けられており、その大腿骨の末端端部に末端カットが形成されている。

図７は切削ブロック機構を取り付けられたベース部材の斜視図であり、このアセンブリは大腿骨の末端端部に取り付けられ、大腿骨の末端端部が図６に示されているように平削りされた。

発明の詳細な説明末端インブラントを受入れるように骨を準備するための物品が図面に全体として１０で示されている。図示された物品１０は末端大腿骨インブラントを受入れるように大腿骨を準備するのに特に有用である。しかし、本発明はインブラントを受入れるように種々の長い骨の末端表面を準備するのに使用するためにサイズを修正され得る。

物品１０は全体として１２で示されたベース１２を有しており、このベースは鎖線１４で示された長手方向の軸線を有している。

ベース１２は、側部から見てＬ字状の支持部材１６と、頂部支持面１８を具備している。１対のブラケット２０．２２が支持面１８上に取り付けられている。第１のブラケット２０はベース１２の長手方向の軸線１４に対して軸線方向に調節可能である。第２のブラケット２２はベース１２に対して半径方向に調節可能である。第２のブラケット２２は支持面１８に動作的に連結され、かつブラケット２０は第２のブラケット２２に連結されている。これらのブラケットはそれとは逆の態様で連結されてもよく、その場合には、第１のブラケット２０は取り付は面１８に連結されるようになされ、かつ第２のブラケット２２は第１のブラケット２０に連結されるようになされる。

第１のブラケット２０は第２のブラケット２２における溝トラツク２４内に摺動可能に支持される。止めねじ機構２６が第１のブラケット２０を第２のブラケット２２に対して所望の位置に固定または設定する。第１のブラケット２０の上面における表示線２８が第２のブラケット２２の接合上面上の距離マーク３０と協働して下記に詳述する目的のために第１のブラケット２０と第２のブラケット２２との間の相対的軸線方向移動の大きさを表示する。

第２のブラケット２２は支持部材１６の上面に公知の手段によって枢動可能に取り付けられている。止めねじ機構３２は、支持機構１６に対する第２のブラケット２２の位置を設定しかつ固定するために、第２のブラケット２２の円弧状のスロット３４内に配置されている。アーム３８は機能的に支持ブラケット１６から上方に延長している。マーク３６またはアーム３８が第２のブラケット２２の接合面上のマーク３９と協働して、ゼロ点からの第２のブラケット２２の相対的な半径方向の変位を明確に表示する。

そのゼロ点は、ブラケット２２がベース１２の長手方向の軸線１４と実質的に平行であることを表示する。

第１のブラケット２０はロック機構４２を取り付けられた末端取り付は面４０を具備している。このロック機構４２は止めねじの形態をなしている。もちろん、ロック機構２６．３２．４２のそれぞれは公知の他の形態を採り得る。各ロック機構はそれに関連した種々の部材を可逆的にロックしかつアンロックうる。

ロック機構４２は後述する複数の骨準備装置を単一基準点においてベース１２に連結するための単一点連結手段を提供する。第１のブラケット２０は、ベース１２の長手方向の軸線１４と、ベースが取り付けられる骨の長い軸に対して単一点連結手段を軸線方向に調節するための軸線方向調節手段を提供する。第２のブラケット２２はベース１２および骨の末端端部に対して単一点連結手段を半径方向に調節するための半径方向調節手段を提供する。

マーク３０．３９は、表示線２８．３６と協働して、連結面または機構４２（およびそれに付着された装置）とゼロ基準点からの軸線方向の変位の精密な定量的な測定値を与え、一方、表示基準数３９は表示線３６と協働して精密な半径方向の変位を定量的に与える。下記に詳細に説明するように、これらの機構を使用することによって、骨の外側で連結機構４２に付着された骨準備装置の精密なアラインメントを許容し、骨の末端端部の精密なアラインメント準備が行なわれ、それが人工補欠物のより正確な配置に変換されるようになされ得る。これがさらにインブラントの大きく改善された機能に変換される。ベース１２は全体的に非侵入状態にとどまる。

ベース１２はベース１２を骨の長い軸に沿ってその骨の上にベース１２を着座させる着座手段を具備している。この着座手段はベース１２の下面から延長した２つの離間していて実質的にＶ字状の面４４および４６を具備している。もちろん、これらの面４４．４６はベース１２を効果的に着座させるように種々の形状で作成され得る。

さらに詳細には、Ｌ字状の支持部材１６はベース１２の上面を画成する支持面１８を有する第１の脚４８を具備する。支持部材はさらに実質的にＶ字状の面４４のうちの１つを含んだ第２の脚５０を具備している。ベース１２はさらに第２の脚部分５０から延長したアーム部分５２を具備しており、このアーム部分５２の長さはベース１２の長手方向の軸線１４を画成する。アーム部分５２は第２の脚１６から遠方の実質的にＶ字状部分のうちの第２のものを含んでいる。もちろん、この装置は必要に応じて装置を安定化するために他の支持面を具備していてもよい。

物品１０は図５〜７に示されているように骨クランプ５１の１つの状態の形態をなし、アーム部分５２に係合してこのアーム部分５２を骨のまわりにクランプするようになし得る取り付は手段を具備している。骨クランプ５１は種々の形態を採り得る。しかし、いったんベースが適切に外部に取り付けられ（非侵入状態となる）かつブラケット２０．２２が設定されると、取り付は面４０がすべてのアタッチメントを取り付けるためおよび作成されたすべてのカットの角度および深さを設定するための安定したランドマークとなるので、取り付は機能は装置の機能に対して重要である。大腿部人工補欠物を受入れるための大腿骨の正確な切削がそれによって得られる。装置はそれによって、カットを正確に位置決めするための外部装置の基準化を許容するために取り付は手段によって骨に関して所定の位置に固定して設定されるとともに骨の末端端部に対して軸線方向および半径方向にロックされるロック機構４２に単一点基準装置を設ける。

末端インブラントを受入れるための骨の準備のためにベース１２に対して種々の形式のアタッチメントが完全にすべてではないがなされ得るが、本発明は図１．３および４に示された３つの機構を提供する。

図１を参照すると、末端カット機構が全体として５６で示されている。この末端カット機構５６は単一点連結手段４２の取り付は面４０に末端カット機構５６を連結するためにロック機構４２によって係合される取り付はスロット５８を具備している。末端カット機構５６はロック機構４２を緩めることによってベース１６から釈放され得る。

末端カット機構５６は本体部分６０と、骨の末端端部において来状カットを作成するための切削器具のブレードを案内するようにその本体部分６０上に取り付けられたガイド・トラック６２を具備している。このような切削器具（截骨用のこぎり）は公知である。

Ｌ字状ロッド部材６４は、骨の最も末端の端部にゼロ点基準を設定するために骨の末端端部に対してガイド・トラック６２を基準化するための基準化手段を提供する。さらに詳細には、Ｌ字状ロッド部材６４は末端カット機構のベース部分６ｏに枢動可能に連結された第１のアーム６６を具備している。ロッド部材６４は止めねじ７０のボール・プランジャによって回転しないように固定され得る軸６８に連結される。ロッド部材６４はのこぎリブレードを受入れるガイド・トラック６２におけるスロット７６と同一平面関係にある端部分７４を有する第２のアーム部分７２を具備している。したがって、下記にさらに詳細に記載されるように、切除されるべき骨の最も末端の表面に対する端部分７４のアラインメントが骨のその最も末端の表面に対してガイド・トラック６２をアラインさせ、骨に対するガイド・トラックのゼロ点基準を画成する。

第１のブラケット２ｏよりなる軸線方向調節手段がある量の骨カットを設定するように調節され得るとともに、ブラケット２２によって画成された半径方向調節手段が骨の長い軸線に対するカットの角度を設定するように調節される。このようにして、ベース１２の定量的機構（軸線方向および半径方向の調節）が骨の最も末端の部分に対して基準ロッド６４によって常態化される。この常態化の後で、距離表示器３０，３９がカットされる骨の量とそのカットの角度の正確な測定値を与えることができる。

図３は全体として７８で示された面削り機構を示している。面削り機構７８は骨の末端端部における来状にカットされた表面を面削りする。これはカットされた骨表面とインブラントのベースとの間に親密な裕度を実現するための重要な工程である。切削されるべき骨が大腿骨である場合には、その骨の末端端部におけるインブラントの荷重担持機能のために嵌着（フィツト）が重要である。

一般に、面削り機構７８は工具ホルダー８０と、それに動作的に連結された面削り工具８２と、ロック機構を受入れて単一点連結手段に工具ホルダーを連結するロック機構受入れスロット８４を具備している。末端切削機構５６の精密な位置決めと同様に、いったんその末端切削機構５６が除去されると、それが工具ホルダー８０によって置換され、先に作成された末端カットと同じ角度に平面状工具を設定する。

さらに詳細には、工具ホルダー８０は、それを貫通したシリンダー・チャンネルを画成するポケット８６を具備している。表示線３６が表示線３９のゼロ点に合せられると、そのチャンネルはベース１２の長手方向の軸線１４と平行になる。

平面削り工具８２はポケット８６に受入れ可能でありかつそれから釈放可能であるとともにそのポケット内で可動な小径部分８８と、ポケット８６内に保持可能でありかつその中で軸線方向に可動な大径部分９０を有し、ベース１２に対して予め定められた半径方向の配向でもって工具ホルダー８０に面削り工具８２をロックするステム具備している。もちろん、半径方向調節機構はもし所望されれば来状骨切削面に対して面削り工具８２の他の配向のためにリセットされ得る。

面削り工具８２はオペレータが掴むこのできるハンドル部分９２を具備している。この面削り工具８２はまた、先に切削された面を面削りする面削り面９４を具備している。このような面削り工具は他の種々の形態を採りうるちのであり、前述した末端切削機構とは独立に用いられ得る。

ベース１２上に取り付けられた切削ブロック機構は図４において全体として９６で示されている。この切削ブロック機構９６は試用人工補欠物を取り付ける前に骨の末端端部の前方、下方および後方の面上にカットを作成するために切削工具のブレードを案内する。他の機構と同様に、切削ブロック機構はロック機構を受入れて切削ブロック機構９６を単一点連結手段に連結する取り付はスロット９８を具備している。

一般に、切削ブロック機構９６はロック機構４２に連結するためのコネクタ部材１００と、それを貫通していて切削装置のブレードを受入れるための複数のスロット１０４を有するブロック部材１０２を具備している。このような切削装置の例は公知である。

切削ブロック１０２はロック機構１０８によってコネクタ部材１００に枢動可能に連結された頂部部分１０６を具備している。

切削ブロック機構９６はさらに、切削ブロック１０２の底部部分１１２に連結されかつブロック部材１０２の底部部分に対して予め定められた角度を画成する底部面１１４を有するウェッジ部材１１０を具備しており、それによってその角度が後述する目的のために連結部材１００に対して切削ブロック部材の予め定められた回転を許容する。このアセンブリは、好ましい外科プロトコルに関連して下記に詳細に説明される装置を固着するための他の種々のピンを具備している。

本発明は末端インブラントを受入れるように骨の末端端部を準備するための方法を提供する。上述のように、図に示された装置は特に大腿部インブラントの作成のために設計されたものである。

一般に、この方法は骨にベース部材を取り付け、そしてその骨の長い軸線に沿ってベース部材１２をクランプする工程を含む。

図１．３および４に示されているもののような複数の前準備装置のうちの１つがロック機構４２によって画成された単一基準点においてベース部材１２に連結される。第１のブラケット２２とロック機構３２の調節によって、単一基準点がベース部材１２および骨の長い軸線に対して軸線方向に調節される。第２のブラケット２２およびロック機構３２の調節によって、ベース１２および骨の末端端部に対して半径方向に調節される。この方法では、前準備装置の軸線方向および半径方向の配向を骨の末端端部に対して常態化した。

好ましい外科的手法は下記の通りでありかつ図５〜７に示されている。物品１０は図５に示されているように大腿骨の長い軸線に対して配置される。その配置の時に、末端切削機構５６がベース１２に連結される。基準線２８．３６がガイド・マーク３０．３９に対してゼロとなされる。第２のブラケット２２が、解剖学的大腿骨を考慮して開業医によって所望される外反角度に設定される。これは、止めねじ機構を緩めモして０°、３°、５″等に設定された表示器によって位置決めされた所望の位置にブラケット２２を回転させることによって達成される。

図１および５に示されるように、外反角度は、表示器がゼロ点の左および右に行くにつれて左または右の膝に設定され得る。部材３８は、表示器３９によってマークされる角度変化に対応してブラケット２２の端部の溝１１６内にロックし得るボール・プランジャ（図示せず）を具備しつる。所望された正しい外反角度がいったん設定されると、止めねじが締めつけられる。

ガイド１０は前後に摺動され膝の末端端部の骨頭の高い点を基準化する。これは止めねじ７０を緩めることによりロッド６４を回転することによっても位置決めされ得る。これによって、ロッド６４の端部分７４が摺動できかつ回転できて骨頭の高い点の正しい位置を見出すことができる。膝蓋骨トラックと大腿骨のインターコンダイラー・ノツチ（ｉｎｔｅｒｃｏｎｄｙｌａｒ　ｎｏｔｃｈ）との関係が参照される。これがいったん行われると、骨頭の高い点が再点検されそしてブラケットがピン・ホール１１８に挿通されたピンと骨５２のまわりのクランプ５１とによって所定の場所にロックされる。

いったんこれがなされると、末端切削機構が骨頭の高い点における骨のゼロ量に対してセットされた。取り出されるべき骨の量は止めねじ２６を緩めそして参照数字３０で示されているように２ミリメートルの増分で除去されるべき骨の正しい量に基準表示器２８を調節することによって調節され得る。末端面から取り出されるべき骨の量はインブラントの末端面の厚さによって設定される。深さは一小、十小、中間および中間子の場合には６ミリメードル、−大および十人の場合には７ｍｃｏ、そして通常用いられる一特大の大腿骨構成要素の場合には８ｍｍである。いったん末端切削機構がセットされるど、末端カットが作成される。そのカットは人工補欠物によって置換される厚さに合致する。

末端カットが作成された後で、止めねじ機構４２が緩められそして末端切削機構がそれに付着されたロッド６４と一緒に除去される。ロッド部材６４が邪魔になるように決められると、それは止めねじ７０を緩めることによって回転さるかあるいは軸６８ベース６０を除去することによって完全に除去される。

面削り機構７８は図６に示されているようにスロット８４を止めねじ４２と合わせることによって面４０上を摺動される。工具ホルダー８０のチャンネル８６が大腿骨の末端カットの中心附近の場所に設定される。これが行われると、面削り工具８２が側部から滑らされそして前方に滑らされてポケット８６内の大径部分９０に係合する。これは骨の末端面の精密面削りを可能にしかつ単一点基準との関係では依然として正確である。面削りが完了すると、面削り工具８２と工具ホルダー８０がベース１２から除去される。

最後の工程はスロット９８を止めねじと合わせそして止めねじ４２を締めつけることによって切削ブロック機構９６をロック面４０上に配置することである。脛骨の後方骨頭を見えるようにするために、連結部材１００が止めねじ４２と相対的にスロット９８に沿ってずっと摺動される。種々の点検が行なわれているあいだ、止めねじ機構４２はそれを所定の位置に保持するために手で締めつけられる。切削ブロック部材１０２の外部回転を設定するためにウェッジ部材１１０が用いられ、そしてそれが切削ブロック部材１０２の面１１０における穴１２０内に入れられる。このウェッジは４°の外部回転の設定を許容し、そして左または右の膝に使用できるように左右にマークされる。この４°の回転が、作成されようとしているカットに対して、したがって取り付けられる人工補欠物に対して骨頭を常態化または平にする。この調節が作成されるべきカットを、したがって大腿骨人工的補欠物の配置を補正して、改良された膝蓋骨荷重担持特性を可能にする。この調節はインブラントを正確に配置しかつ膝蓋骨脚力を減少させるために必要とされる外部回転の設定を可能にする。この器具は適切な外部回転を正確に設定してこの外部回転が、システム全体によって既に与えられている軸線方向のアラインメントおよび外反アラインメントと相俟って、膝蓋骨に減少された脚力（ｔｅｎｄｏｎｆｏｒｃｅｓ）を与えるように、後方骨頭を場所基準のラインとして実際に利用する。

特に、ウェッジ１１０が切削ブロック１０２上にいったん配置されると、止めねじ１０８が緩められ、そしてこのブロックがウェッジ１１０の底面１１４の下における後方骨頭露呈の等しい量を得るために回転される。これは、スロット１２４中を通る止めねじ１０８の相対移動によって達成される。外部回転がいったん設定されると、止めねじが締めつけられ、かつ外部回転はこの位置に設定されたままである。

大腿骨に切り欠きをつけないようにするために大腿骨上に前方カットを正確に配置するために、ピン１２６がブロック部材１０２を通じて配置される。止めねじ機構４２が緩められ、ピンが犬腸骨の膝蓋骨トラック内に休止するまで切削ブロック機構９６全体を下方に摺動させるようにする。これが、大腿骨の長い軸線のエツジに等しい最も深い点を基準にする。これがいたったん所定の位置になると、止めねじ機構４２が締めつけられ、そしてカットを作成するための正しい位置に切削ブロック機構９６が設定される。この点において、止めねじ機構２６が緩められ、そして切削ブロック機構９６が骨の末端面に対接して摺動される。ビン・ホール１２８に挿通されたビンによってブロック部材１０２がビンづけされ、取り付けられたビン（図示せず）が切削ブロック部材１０２の低下された振動と固定した位置決めを与える。前方、後方、および傾斜カットが作成される。これが完了すると、止めねじ機構４２が緩められ、ビンが除去され、そしてベース１２が除去される前にインブラントの適切な試験のために切削ブロック機構９６が除去される。

修正が必要とされる場合には、ベース１２を所定の位置に維持することが非常に有用である。例えば、後方の安定化の必要性のような修正が必要とされる場合には、他の別個の機構が、他の動作のために、ベース１２上に取り付けられ得るとともに、カットが現在のカットに対して正確に配置され得る。

本発明が例示的態様で記述されたが、使用された用語は限定のためではなくて記述のためのものであることを理解すべきである。

特表千７−５０１９６６　（９）

Claims

【特許請求の範囲】

１．末端インプラントを受入れるように骨を整えるための装置において、長手方向の軸線を有するベースと、前記ベースを骨に取り付けて前記ベースの長手方向の軸線を骨の長い軸に心合させる取り付け手段と、複数の骨準備装置を単一点基準において前記ベースに連結する単一点連結手段と、前記単一点連結手段を前記ベースの前記長手方向の軸線および骨の長い軸線に対して軸線方向に調節する軸線方向調節手段と、前記単一点連結手段を前記ベースおよび骨の末端端部に対して半径方向に調節する半径方向調節手段を具備した装置。
２．前記ベースは支持面およびその上に取り付けられた１対の連結されたブラケットを具備しており、前記ブラケットの第１のものが前記ベースの前記長手方向の軸線に対して軸線方向に調節可能でありかつ前記軸線方向調節手段を画成しており、前記ブラケットの第２のものは前記ベースに対して半径方向に調節可能であり、前記第１および第２のブラケットのうちの１つは前記支持面に動作的に連結されており、かつ前記単一点連結手段は前記第１および第２のブラケットのうちの他方に連結されている請求の範囲第１項記載の装置。
３．前記ベースは前記支持面を含んだ頂面と底面を具備しており、前記第２のブラケットは前記支持面に動作的に連結されていてその支持面に対して枢動運動をなしうるようになされており、前記ベースは前記第２のブラケットを前記頂面に対してロックする第１のロック手段を具備しており、前記第１のブラケットは前記第２のブラケットに動作的に連結されていて前記第２のブラケットから離れる方向およびそれに向う方向に軸線運動をなしうるようになされており、前記ベースは前記第１のブラケットを前記第２のブラケットに対して所定の位置にロックする第２のロック手段を具備しており、前記第１のブラケットは前記第２のブラケットに対して遠位の取り付け面を具備しかつ前記取り付け面上に取り付けられていて前記複数の骨準備装置を単一基準点において前記第１のブラケットにロックするロック機構を具備しており、前記単一基準点が前記ベースに対して半径方向および軸線方向に調節され得るようになされた請求の範囲第２項記載の装置。
４．前記ベースは前記ベースを骨の長い軸線に沿って骨の上に着座させる着座手段を具備しており、前記着座手段は少なくとも２つの離間したかつ実質的にＶ字状で前記ベースの前記底面から延長した面を具備している請求の範囲第３項記載の装置。
５．前記ベースは前記ベースの前記頂面を画成する前記支持面を有する第１の脚および前記実質的にＶ字状の面のうちの１つを含んだ第２の脚を有するＬ字状の部分を具備しており、前記ベースはさらに前記第２の脚から延長して前記ベースの前記長手方向の軸線を画成しているアーム部分をさらに具備しており、前記アーム部分は前記第２の脚から遠位の前記実質的にＶ字状の部分の第２のものを具備している請求の範囲第４項記載の装置。
６．前記取り付け手段は前記アーム部分に係合して前記アーム部分を骨にクランプする骨クランプを具備している請求の範囲第５項記載の装置。
７．骨の末端端部に矢状カットを形成する末端切削機構を具備し、前記末端切削機構はそれを前記単一点連結手段に連結する連結手段を具備している請求の範囲第１項記載の装置。
８．矢状カットを作成するための切削器具のブレードを案内するためのガイド・トラックと、骨の最も末端の端部にゼロ点基準を設定するように骨の末端端部に対して前記ガイド・トラックを基準化する基準化手段を具備しており、前記軸線方向調節手段が骨カットの量を設定するために調節され、そして半径方向調節手段が骨の長い軸に対するカットの角度を調節しかつ設定するために調節される請求の範囲第７項記載の装置。
９．前記基準化手段が前記末端切削機構に枢動可能に連結された第１のアーム部分と、前記ガイド・トラックと同一平面関係にある端部分を有する第２のアーム部分を有する実質的にＬ字状のロッド部材を具備しており、骨の最も末端の面に対する前記端部分のアライソメントが前記ガイド・トラックを、ゼロ点基準を画成する骨の最も末端の面を心合させる請求の範囲第８項記載の装置。
１０．骨の末端端部における矢状に切削された面を面削りするための面削り機構を具備し、前記面削り機構は工具ホルダーと、それに動作的に連結された面削り工具と、前記工具ホルダーを前記単一点連結手段に連結する連結手段を具備する請求の範囲第１項記載の装置。
１１．前記工具ホルダーはチャンネルを画成するポケットを具備しており、前記面削り工具は前記ポケットに受入れられうるとともにそれから釈放されることができかつそのポケット内で軸線方向に移動可能な小径部分および前記ポケット内に保持可能でかつ大径部分を有していかえ前記ベースに対して予め定められた半径方向の配向をもって前記面削り工具を前記工具ホルダー内にロックするステムを具備しており、前記半径方向調節手段は矢状に切削された骨面に対する前記面削り工具の半径方向の配向を調節するようになされた請求の範囲第１０項記載の装置。
１２．骨の末端端部の前方および後方面にカットを形成するために切削工具のブレードを案内する切削ブロック機構を具備し、前記切削ブロック機構がそれを前記単一点連結手段に連結するための連結手段を具備している請求の範囲第１項記載の装置。
１３．前記切削ブロック機構が前記単一点連結手段に連結するための連結手段と、貫通して延長した複数のスロットと頂部部分および底部部分を有するブロック部材を具備しており、前記頂部部分は前記連結部材に枢動可能に連結されており、前記切削ブロック機構は前記底部部分に連結されかつブロック部材の前記底部部分に対して予め定められた角度を画成する面を有するウェッジ部材をさらに具備している請求の範囲第１２項記載の装置。
１４．末端インプラントを受入れるように骨を準備する装置において、長手方向の軸線、その上の支持面、および骨の長い軸線に沿ってベースを着座させる着座面を有するベースと、前記ベース上に取り付けられた１対の連結されたブラケットを具備しており、前記ブラケットのうちの第１のものは前記ベースの長手方向の軸線に対して軸線方向に調節可能であり、そして第２のブラケットは前記ベースに対して半径方向に調節可能であり、前記ブラケットの一方が前記支持面に動作的に連結されており、前記ブラケットのうちの他方が前記ベースに対して軸線方向および半径方向に単一点基準において複数の骨準備装置を前記ベースに連結する単一点連結機構を具備している装置。
１５．骨の末端端部において矢状カットを作成することによって末端インプラントを受入れるように骨の末端端部を準備する末端切削装置であって、ベース部分を支持アセンブリに連結するための連結手段を具備したベース部分と、切削工具のブレードを案内するためのガイド・トラックと、骨の最も末端の面に接触してゼロ点基準において前記ガイド・トラックをその面に隣接して設定する前記ベース部分から延長した基準化手段を具備しており、前記ガイド・トラックが骨の長い軸線に対するカットの角度を設定するために半径方向にかっ骨の末端端部から切り離されるべき骨の精密な量を設定するために軸線方向に精密に移動され得るようになされている装置。
１６．前記基準化手段が前記ベースに枢動可能に連結された第１のアーム部分および前記ガイド・トラックと同一平面関係の１つの端部分を有する第２のアーム部分を有する実質的にＬ字状のロッド部材を具備しており、骨の最も末端の面に対する前記端部分のアライソメントが前記ガイド・トラックを骨の最も末端の面に心合させ、ゼロ点基準を画成するようになされている請求の範囲第１５項記載の装置。
１７．骨の末端端部の前方および後方面にカットを形成するために切削工具のブレードを案内するための切削ブロック装置であって、ベース部分を支持アセンブリに連結するための連結手段を具備したベース部分と、内部を貫通して延長した複数のスロットを有しかつ部部分および底部部分を具備しそして前記頂部部分が前記ベース部分に枢動可能に連結されているブロック部材と、前記底部部分に連結されかつブロック部材の前記底部部分に対して予め定められた角度を画成する面を有するウェッジ部材を具備しており、前記角度が前記連結部材に対する前記切削ブロックの予め定められた回転を許容するようになされている装置。
１８．末端インプラントを受入れるように骨末端端部を準備する方法であって、骨の上および外側にベース部材を取り付けかつそのベース部材を骨の長い軸線に沿ってベース部材をクランプし、複数の骨準備装置のうちの１つを単一基準点においてベース部材に連結し、単一基準点を前記ベース部材および骨の長い軸線に対して単一基準点を軸線方向に調節し、骨の末端端部に対する骨準備装置の軸線方向および半径方向の配向を常態化することよりなる方法。
１９．切削工具のブレードを案内するためのガイド・トラックおよびこのガイド・トラックと同一平面関係にある端部分を有する基準ロッドを具備した末端切削機構を単一基準点においてベースに連結し、ゼロ点およびガイド・トラックの半径方向の角度基準を設定するために基準ロッドの端部分を軸線方向および半径方向に調節し、そして骨切削の既知の量を設定するために単一点基準を既知の量だけ軸線方向に調節する工程をさらに含む請求の範囲第１８項記載の方法。
２０．前以て調節された単一点基準において面削り機構をベースに連結し、そして前以て切削された面を前以て設定された半径方向の角度で平坦に面削りする工程をさらに含む請求の範囲第１９項記載の方法。
２１．軸線方向および半径方向に設定された単一基準点において切削ブロック機構をベースに連結し、切削ブロック機構を予め定められた量を連結する単一の点に対して切削ブロック機構を外部で枢動させる工程をさらに含む請求の範囲第２０項記載の方法。