JP5654651B1 - 骨切りガイド位置決め装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】人工膝関節置換術の費用を抑えつつ、大腿骨の骨切り作業を高精度に行う。【解決手段】骨切りガイド位置決め装置10は、大腿骨の内部に挿入されるように構成された髄内ロッド22と、髄内ロッド22の一方端部に設けられ、大腿骨遠位端に近接して配置されるように構成された基部24と、基部24に着脱可能に接続される支柱26とを有する固定部14と、大腿骨頭中心と膝関節中心とを結ぶ大腿骨機能軸と大腿骨解剖軸とがなす外反角を大腿骨頭中心との位置関係に基づいて示すように構成された指標部50と、支柱26に接続される第1接続部52とを有する測定部16と、骨切りガイドが着脱可能に取付けられる支持部本体82と、基部24に接続される第2接続部80とを有するガイド支持部18とを備える。【選択図】図3

Description

本発明は、ボーンソーをガイドする骨切りガイドを大腿骨上の適正位置に位置決めするための骨切りガイド位置決め装置に関する。
膝関節を人工関節に置き換える人工膝関節置換術は、末期の変形性膝関節症による疹痛および日常生活制限を改善する優れた治療法である。しかし、人工膝関節置換術で用いられる人工膝関節インプラントは人工物であるため、その耐久性には限界があり、クッション部分の摩耗やインプラントのゆるみにより再度の施術を要することもある。下肢正面のX線撮影像(前額面像)を見たとき、大腿骨頭中心と膝関節中心とを結ぶ大腿骨機能軸と、膝関節中心と距骨中心とを結ぶ下腿骨機能軸との交差角度(以下、「下肢アライメントアングル」という。)が0度であれば、人体の荷重軸が膝関節中心を通過するため、立脚時のバランスが良くなり、人工膝関節が長持ちするだけでなく、下肢機能を改善でき、患者満足度を向上できる。そのため、人工膝関節置換術では、術後の下肢アライメントアングルをできるだけ0度(好ましくは±3度未満)に近づけるために、膝関節の骨切り作業を高精度に行う必要がある。
特許文献1に記載されているようなナビゲーションシステムを用いれば、大腿骨頭中心の位置を術中でもコンピュータによって正確に特定できるので、大腿骨頭中心の位置を確認しながら大腿骨の適正位置に骨切りガイドを正確に位置決めでき、この骨切りガイドを用いて膝関節の骨切り作業を高精度に行うことができる。しかし、ナビゲーションシステムは、導入コストおよびランニングコストが非常に高い上、術中操作時間を要するため手術時間が長くなるといった課題があり、広く普及していないのが現状である。
特表2008−515601
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、手術にまつわる費用を抑えつつ、骨切り作業を簡便かつ高精度に行うための骨切りガイド位置決め装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る骨切りガイド位置決め装置は、大腿骨の内部に挿入されるように構成された髄内ロッドと、前記髄内ロッドの一方端部に設けられ、大腿骨遠位端に近接して配置されるように構成された基部と、前記基部に着脱可能に接続される支柱とを有する固定部と、前記支柱に接続される第1接続部と、該第1接続部に連結されて大腿骨頭中心と膝関節中心とを結ぶ大腿骨機能軸と大腿骨解剖軸とがなす外反角を大腿骨頭中心との位置関係に基づいて示すように構成された指標部とを有する測定部と、前記基部に接続される第2接続部と、前記骨切りガイドが着脱可能に取付けられる支持部本体とを有するガイド支持部と、を備える。
固定部の髄内ロッドを大腿骨の内部に挿入し、大腿骨に対して固定部を固定すると、支柱に接続される測定部および基部に接続されるガイド支持部のそれぞれが、大腿骨に対して位置決めされる。したがって、支柱に接続された測定部によって外反角を正確に測定できる。また、骨切りガイドを大腿骨上に位置決めする際には、骨切りガイドの位置を基部に接続されたガイド支持部に対して外反角に応じて調整するだけでよく、骨切りガイドを大腿骨上の適正位置に簡単かつ正確に位置決めできる。例えば、ガイド支持部が、支持部本体に対する骨切りガイドの取付け位置を調整する位置調整機構を有している場合には、外反角に応じて位置調整機構を操作することによって、骨切りガイドを大腿骨上の適正位置に簡単かつ正確に位置決めできる。なお、ここでの「適正位置」は、術後の下肢アライメントアングルを0度に近づけるために適した骨切りガイドの位置を意味する。骨切りガイドをガイド支持部に取付ける際には、固定部の支柱を基部から取外すことができるので、支柱が邪魔にならない。
本発明によれば、骨切りガイドを、ナビゲーションシステムを用いない簡単な構成により、大腿骨上の適正位置に正確に位置決めできる。したがって、人工膝関節置換術の費用を抑えつつ、大腿骨の骨切り作業を高精度に行うことができる。
被施術者の大腿骨および脛骨の構造を前額面に対して直交する方向から示す図である。 実施形態に係る骨切りガイド位置決め装置を大腿骨に固定した状態を示す平面図である。 実施形態に係る骨切りガイド位置決め装置の構成を示す斜視図である。 固定部および測定部の構成を示す平面図である。 固定部およびガイド支持部(支持部本体を除く。)の構成を示す分解斜視図である。 基部と支柱とを接続する接続構造を示す斜視図である。 指標部の構成を示す分解斜視図である。 接続部(第1接続部)の構成を示す斜視図である。 固定部および測定部を大腿骨に対して位置決めした状態を示す側面図である。 ガイド支持部に骨切りガイドを取付けた状態を示す側面図である。 大腿骨を骨切りする工程を示す斜視図である。 測定部を右側の大腿骨に用いた状態を示す平面図である。 大腿骨に係止される係止部の変形例を示す斜視図である。 大腿骨に係止される係止部の他の変形例を示す斜視図である。
以下には、人工膝関節置換術の概要を説明し、続いて、本発明に係る骨切りガイド位置決め装置の好ましい実施形態について説明する。
(人工膝関節置換術の概要)
図1は、被施術者Aの大腿骨Dおよび脛骨Fの構造を前額面に対して直交する方向から示す図である。図1に示すように、大腿骨Dは、骨盤Eと脛骨Fとの間で下肢Gを構成する骨である。大腿骨近位端Daには、股関節Hを構成する大腿骨頭Iが位置しており、大腿骨遠位端Dbには、膝関節Jを構成する内側顆Mおよび外側顆Nが位置している。内側顆Mと外側顆Nとの間に位置する顆間部Qは凹状であり、内側顆Mおよび外側顆Nが脛骨近位端Faに軟骨を介して当接している。人工膝関節置換術は、変形性膝関節症や関節リウマチ等によって変形した大腿骨遠位端Dbを切除して、その切除した部分を人工関節に置き換える手術である。
図1に示すように、外反角θは、大腿骨頭中心P1と膝関節中心P2とを結ぶ大腿骨機能軸L1と大腿骨解剖軸L2とが交差する角度である。この外反角θは、被施術者Aごとに異なるため、術後の下肢アライメントアングルを0度に近づけるためには、大腿骨解剖軸L2に合わせて髄内ロッド部分を挿入し、大腿骨遠位端Dbを外反角θに応じた切断面で正確に切断する必要がある。実施形態に係る骨切りガイド位置決め装置10を用いれば、骨切りガイド11(図11)を外反角θに応じた大腿骨D上の適正位置に正確に位置決めできる。図11に示すように、骨切り工程では、骨切りガイド11のガイド部11bにボーンソー13の刃13aを沿わせながら、ボーンソー13で大腿骨遠位端Dbを切断する。
(実施形態)
図2は、実施形態に係る骨切りガイド位置決め装置10を被施術者Aの大腿骨Dに固定した状態を示す平面図である。図2に示すように、人工膝関節置換術において、被施術者Aは、手術台12上に仰向きに寝かされる。そして、被施術者Aの大腿骨Dに骨切りガイド位置決め装置10が固定される。本実施形態において、手術台12の上面は、水平面に対して平行に配置されている。手術台12上に寝かされた被施術者Aの前額面は、水平面に対して平行に配置される。したがって、前額面に対して直交する方向は上下方向と一致する。
図3は、骨切りガイド位置決め装置10の構成を示す斜視図である。図4は、固定部14および測定部16の構成を示す平面図である。図4に示すように、骨切りガイド位置決め装置10は、大腿骨Dに固定されるように構成された固定部14と、外反角θを測定するための測定部16とを有している。また、図3に示すように、骨切りガイド位置決め装置10は、骨切りガイド11(図11)を支持するガイド支持部18と、測定部16を支持する支持部材20とを有している。
図5は、固定部14およびガイド支持部18(支持部本体82を除く。)の構成を示す分解斜視図である。図6は、基部24と支柱26とを接続する接続構造を示す斜視図である。図5に示すように、固定部14は、大腿骨D(図1)の内部に大腿骨解剖軸L2(図1)に対して平行に挿入されるように構成された髄内ロッド22と、髄内ロッド22の一方端部に設けられ、大腿骨遠位端Db(図1)に近接して配置されるように構成された基部24と、基部24に着脱可能に接続される支柱26と、基部24と支柱26とを接続する接続部材27とを有している。
図5に示すように、髄内ロッド22は、略円形の横断面を有する棒状のロッド本体28を有している。図6に示すように、ロッド本体28の一方端部には、基部24に対して接続される接続部30が形成されている。接続部30は、非円形(本実施形態では四角形)の横断面を有している。接続部30には、穴30aがロッド本体28の軸方向に延びて形成されており、穴30aの内周面には、雌ねじ30bが形成されている。
図6に示すように、基部24は、髄内ロッド22に対して直交するように、上下方向に延びて形成された基部本体32を有している。基部本体32は、非円形(本実施形態では四角形)の横断面を有している。基部本体32の下部には、髄内ロッド22の接続部30が嵌合され、かつ、固定される非円形(本実施形態では四角形)の貫通孔32aが、基部本体32の軸に対して直交する方向に延びて形成されている。基部本体32の上面には、上方に向けて逆V字状に突出する突出部34が形成されている。突出部34の稜線34aは、髄内ロッド22と平行に形成されており、突出部34における稜線34aを挟んだ両側の部分には、上方に向けて突出する略四角形の嵌合突部36a,36bが形成されている。
図6に示すように、基部本体32には、貫通孔32bが軸方向(上下方向)に延びて形成されており、貫通孔32bの内周面には、「第2ねじ」としての雌ねじ32cが形成されている。基部本体32における髄内ロッド22が設けられた側の外側面32dには、大腿骨D(図1)に係止されるように構成された「係止部」としてのピン38が設けられている。ピン38は、髄内ロッド22に対して平行に形成されており、ピン38の先端部は、大腿骨D(図1)に突き刺さるように尖っている。
図5に示すように、支柱26は、髄内ロッド22に対して直交するように、上下方向に延びて形成された支柱本体40を有している。支柱本体40は、非円形(本実施形態では四角形)の横断面を有している。図6に示すように、支柱本体40の下面には、基部24の突出部34が嵌合される没入部42が、上方に向けて逆V字状に没入するように形成されている。没入部42における谷線42aを挟んだ両側の部分には、嵌合突部36a,36bに嵌合される嵌合凹部44a,44bが形成されている。また、図5に示すように、支柱本体40には、貫通孔40aが軸方向(上下方向)に延びて形成されている。
図5に示すように、接続部材27は、貫通孔40aの長さよりも長めに形成された軸部46aと、軸部46aの一方端部(下端部)に形成された「第1ねじ」としての雄ねじ46bと、軸部46aの他方端部(上端部)に形成された頭部46cとを有している。頭部46cは、施術者の手指等から回転力が付与される部分である。支柱26を基部24に接続する際には、接続部材27が貫通孔40aに上方から挿入され、頭部46cが支柱本体40の上端面40bに係止される。そして、頭部46cから接続部材27に回転力が付与されることによって、雄ねじ46b(第1ねじ)が雌ねじ32c(第2ねじ)に螺合される。すると、図6に示す突出部34と没入部42とが嵌合されるとともに、嵌合突部36a,36bと嵌合凹部44a,44bとが嵌合され、支柱26と基部24とが互いに位置決めされつつ、これらが強固に接続される。なお、「第1ねじ」および「第2ねじ」は、互いに螺合される構成であればよく、「第1ねじ」が雌ねじ、「第2ねじ」が雄ねじであってもよい。
図4に示すように、測定部16は、外反角θを大腿骨頭中心P1との位置関係に基づいて示すように構成された指標部50と、固定部14に接続される「第1接続部」としての接続部52と、指標部50と接続部52とを連結する棒状の連結部54とを有している。図7は、指標部50の構成を示す分解斜視図である。図7に示すように、指標部50は、前額面に対して直交する方向(上下方向)において互いに離間して配置される第1板状部56および第2板状部58と、第1板状部56の下面の周縁部と第2板状部58の上面の周縁部との間に配置されるスペーサ60とを有している。また、指標部50は、第1板状部56に設けられた複数の目盛62a〜62gと、第2板状部58に設けられた複数の目盛62a〜62gとを有している。さらに、指標部50は、複数(本実施形態では4個)の雌ねじ部材64aと、複数の雌ねじ部材64aのそれぞれに螺合される複数(本実施形態では4個)の雄ねじ部材64bとを有している。
図7に示すように、第1板状部56は、アクリル樹脂等のような透明な材料によって略四角形の板状に形成されており、第1板状部56の周縁部には、複数(本実施形態では4個)の貫通孔56aが形成されている。そして、第1板状部56に対して複数の目盛62a〜62gが設けられている。なお、第1板状部56の形状は、特に限定されるものではなく、扇形、三角形、台形および円形等のいずれかであってもよい。第2板状部58は、第1板状部56と同様に形成されている。
図4に示すように、第1板状部56に設けられた複数の目盛62a〜62gのそれぞれは、金属または合成樹脂等によって線状に形成されており、それらの延長線が支柱26の中心(膝関節中心P2と一致する。)を通過するようにして、第1板状部56の内部に埋め込まれている。複数の目盛62a〜62gのうち真中の目盛62dは、髄内ロッド22に対して大腿骨頭I側に所定角度(本実施形態では6度)で傾斜するように配置されている。真中の目盛62dの一方側(外側)に配置された複数(本実施形態では3本)の目盛62a〜62cと、真中の目盛62dの他方側(内側)に配置された複数(本実施形態では3本)の目盛62e〜62gとは、真中の目盛62dを挟んで対称に配置されている。
図4に示すように、複数の目盛62a〜62gのうち互いに隣接する2本の目盛の角度間隔は均一に設定されている。本実施形態では、この角度間隔が1度に設定されており、7本の目盛62a〜62gのそれぞれが、3度から9度までの外反角θに対して1度おきに対応するように構成されている。つまり、指標部50は、想定される複数(本実施形態では7個)の外反角θのそれぞれに対応するように構成された複数の目盛62a〜62gを有している。また、複数の目盛62a〜62gのうち互いに隣接する2本の目盛間では、視覚的誤認を防止するために、太さ、形状および色等の視覚的要素が変えられている。本実施形態では、真中の目盛62dと、最も外側の目盛62aと、最も内側の目盛62gとが、太い直線状に形成されており、真中の目盛62dの両隣に配置された2本の目盛62c,62eが細い直線状に形成されている。そして、残りの目盛62b,62fが、それらの幅方向の両側に突出する複数の突部を有する直線状(点線状)に形成されている。
なお、目盛62a〜62gは、第1板状部56の表面に突起状または溝状に形成されてもよいし、第1板状部56の表面に塗料で記されてもよい。また、目盛62a〜62gは、点状や幾何学的模様等のような線状以外の形状に形成されてもよい。図7に示す第2板状部58に設けられた複数の目盛62a〜62gは、第1板状部56に設けられた複数の目盛62a〜62gと同様に形成されている。
図7に示すように、第1板状部56と第2板状部58とは、雌ねじ部材64aおよび雄ねじ部材64bを用いてスペーサ60に接合されている。スペーサ60の外側面には、支柱26(図4)側に突出する突部66が形成されており、突部66には、穴66aが形成されている。この穴66aに対して連結部54の一方端部が挿入され、かつ、固定されている。
図7に示すように、指標部50の第1板状部56および第2板状部58(図示省略)は、前額面に対して直交する方向から見たときに大腿骨頭Iを覆うように、前額面に対して平行に配置される。したがって、後述するX線イメージインテンシファイアを用いて大腿骨頭Iおよび指標部50を前額面に対して直交する方向(上下方向)から撮影したときには、第1板状部56の目盛62a〜62gと第2板状部58の目盛62a〜62gとが重なって見える。これらが重なって見えないときは、カメラの向きが、前額面に対して直交する方向(適正方向)からずれていると判断できる。一方、後述するX線イメージインテンシファイアのカメラの向きを前額面に対して直交する方向に正確に固定できる場合には、撮影された第1板状部56の目盛62a〜62gと第2板状部58の目盛62a〜62gとが重なって見えないときに、指標部50が前額面に対して平行でないと判断できる。
つまり、本実施形態では、撮影方向が適正か否かを判断したり、指標部50の姿勢が適正か否かを判断したりするための「第1基準部」および「第2基準部」が、外反角θの測定に用いられる第1板状部56の目盛62a〜62gおよび第2板状部58の目盛62a〜62gで構成されている。なお、「第1基準部」および「第2基準部」は、目盛62a〜62gとは独立して形成されてもよい。
図8に示すように、接続部52(第1接続部)は、略直方体状の接続部本体70と、接続部本体70の上部に形成された板状の第1表示部72と、接続部本体70の下部に形成された板状の第2表示部74と、固定部材76とを有している。接続部本体70には、固定部14の支柱26(図3)が挿通される略四角形の貫通孔70aが上下方向に延びて形成されている。また、接続部本体70には、その外側面70bから貫通孔70aの内面に至る貫通孔70cが形成されており、貫通孔70cの内周面には、雌ねじ70dが形成されている。接続部本体70における指標部50(図4)側の外側面70eは、真中の目盛62d(図4)に対して直交するように形成されている。図示していないが、この外側面70eには、連結部54の他方端部が接続される穴または突起等の接続部が形成されている。支柱本体40(図5)の横断面および貫通孔70a(図8)の横断面は、いずれも非円形であるため、支柱26の回りに接続部52が回動されることを防止でき、平面視において髄内ロッド22と各目盛62a〜62gとがなす角度を一定に保持できる。
図8に示すように、第1表示部72の上面には、「LEFT」の文字が記されており、第2表示部74の下面には、「RIGHT」の文字(図12)が記されている。図4に示すように、接続部52の上面に「LEFT」の文字が表れているとき、その接続部52は左側の大腿骨Dに適用できる状態にある。一方、図12に示すように、接続部52の上面に「RIGHT」の文字が表れているとき、その接続部52は右側の大腿骨Dに適用できる状態にある。
図8に示すように、固定部材76は、軸部76aと、軸部76aの軸方向一方端部に形成された頭部76bとを有している。軸部76aの外周面には、雄ねじ76cが形成されている。軸部76aは、接続部本体70に形成された貫通孔70cよりも長めに形成されている。雄ねじ76cを接続部本体70の雌ねじ70dに螺合していくと、軸部76aの先端が貫通孔70aの内側に突出し、貫通孔70aに挿通された支柱26(図3)の外側面に当接される。これにより、接続部52が支柱26(図3)に固定される。
図3に示すように、ガイド支持部18は、固定部14に接続される「第2接続部」としての接続部80と、接続部80に接続される支持部本体82と、支持部本体82に対する骨切りガイド11(図11)の取付け位置を調整する位置調整機構86とを有している。図5に示すように、接続部80は、円柱状の第1部分88を有しており、第1部分88の軸方向一方端部には、円柱状の第2部分90と、円柱状の第3部分92とが軸方向に連続して形成されており、第3部分92の外周面には、雄ねじ92aが形成されている。一方、第1部分88の軸方向他方端部には、施術者の手指等から回転力が付与される頭部94が形成されている。接続部80を固定部14に接続する際には、頭部94から接続部80に回転力が付与されることによって、雄ねじ92aが雌ねじ30bに螺合される。
図3に示す支持部本体82は、接続部80に対して着脱可能に接続される接続機構(図示省略)とガイド装着部82aとを有している。ガイド装着部82aは、骨切りガイド11(図11)が一定位置に着脱可能に装着されるように構成されている。ガイド装着部82aには、支柱26を一時的に配置するための凹部82bが設けられている。位置調整機構86は、支持部本体82に対するガイド装着部82aおよびこれに装着された骨切りガイド11(図11)の位置を外反角θに応じて調整できるように構成されている。
本実施形態では、測定部16(図4)の目盛62a〜62gが3度から9度の範囲で1度おきに設けられているため、位置調整機構86は、各目盛62a〜62gに対応して1度おきに7段階に調整できるように構成されている。大腿骨Dの外反角θが6度である場合、この大腿骨Dに対して骨切りガイド11(図11)を適正に位置決めできる位置調整機構86の調整段は第4段である。したがって、大腿骨Dの外反角θが5度である場合に、位置調整機構86の調整段が第4段に設定されると、骨切りガイド11(図11)の位置が適正位置から1度ずれることになる。そこで、この場合には、位置調整機構86の調整段が第4段から1度ずれた第3段に設定される。なお、位置調整機構86の調整段の数は、必ずしも目盛62a〜62gの数と同じ(本実施形態では7段)である必要はなく、例えば、2本の目盛の中間位置にも対応できるように13段に設定されてもよい。
図9は、固定部14および測定部16を大腿骨Dに対して位置決めした状態を示す側面図である。図9に示すように、支持部材20は、測定部16の指標部50および連結部54を被施術者Aの大腿部K上で支持するものである。図3に示すように、支持部材20は、大腿部K(図9)に沿って湾曲して形成された板状の湾曲部98と、湾曲部98の上面から上方に突出して形成された支持台100とを有している。支持台100は、合成樹脂等のような可撓性を有する材料で形成された一対の挟持片100a,100bを有しており、一対の挟持片100a,100bの上部には、連結部54を収容し、かつ、挟持する略U字状の収容部102が形成されている。連結部54を収容部102に収容する際には、挟持片100a,100bが互いに離間する方向に弾性変形される。
(骨切りガイドの位置決め方法)
人工膝関節置換術の術中に、大腿骨遠位端Dbを切除する際には、まず、大腿骨遠位端Dbの顆間部Q(図1)に、大腿骨解剖軸L2に対して平行方向からドリルで穴(図示省略)を開ける。続いて、図9に示すように、この穴から大腿骨Dの内部に髄内ロッド22を挿入し、髄内ロッド22が大腿骨解剖軸L2(図1)に対して平行となり、かつ、支柱26が前額面に対して垂直になるようにして、ピン38を大腿骨Dに突き刺す。この工程では、支柱26が前額面に対して直交していることを、水準器を用いて確認してもよい。
図9に示すように、固定部14を大腿骨Dに固定した後は、固定部14に対して測定部16を接続する。つまり、図4に示すように、骨切りガイド位置決め装置10を左側の大腿骨Dに用いる場合には、「LEFT」の文字が上面に表れるように、測定部16を支柱26に接続する。一方、図12に示すように、骨切りガイド位置決め装置10を右側の大腿骨Dに用いる場合には、「RIGHT」の文字が上面に表れるように、測定部16を支柱26に接続する。また、支柱26に対する接続部52の上下方向位置や、支持部材20による連結部54の支持位置を調整することによって、指標部50の上下両面を前額面に対して平行に配置する。このとき、指標部50の上下両面が前額面に対して平行であることを、水準器を用いて確認してもよい。
指標部50の姿勢調整が完了すると、図示しないX線イメージインテンシファイア(X-ray image intensifier)を用いて、前額面に対して直交する方向から指標部50およびその下方に位置する大腿骨頭Iを撮影する。すると、モニタには、図4に示すような指標部50と大腿骨頭Iとが重なった画像が表示される。そこで、大腿骨頭中心P1と指標部50との位置関係に基づいて、外反角θを測定する。図4に示す測定例では、大腿骨頭中心P1と目盛62cとが重なっていることから、外反角θの測定結果は5度になる。モニタの画像を見たとき、第1板状部56の目盛62a〜62g(第1基準部)と第2板状部58の目盛62a〜62g(第2基準部)とが重なっていなければ、これらが重なるように回旋肢位を調整し、或いは、カメラの位置を調整する。
図10は、ガイド支持部18に骨切りガイド11を取付けた状態を示す側面図である。外反角θの測定が完了すると、図9に示す測定部16を固定部14から取外すとともに、支持部材20を除去する。そして、図10に示すように、基部24に対してガイド支持部18を接続する。つまり、まず、基部24に対して接続部80を接続し、その後、接続部80に対して支持部本体82を接続する。図示していないが、この段階において、固定部14の支柱26は、基部24に接続されたままである。この支柱26は、ガイド装着部82aの凹部82bに配置されるので、邪魔にならない。
大腿骨Dに対する骨切りガイド11の位置決め精度を高めるためには、接続部80の軸が支柱26の軸に対して直交していることが望ましい。そこで、本実施形態では、垂直測定器(図示省略)を支柱26に対して後付けし、この垂直測定器を用いて、接続部80の軸が支柱26の軸に対して直交していることを確認する。支持部本体82を接続部80に接続する際には、支柱26が支持部本体82を位置決めするための指標となる。
図10に示すように、基部24に対するガイド支持部18の接続が完了すると、固定部14の支柱26(図5)を基部24から切り離し、その後、支持部本体82のガイド装着部82aに骨切りガイド11を装着する。続いて、位置調整機構86を操作して、支持部本体82に対する骨切りガイド11の取付け位置を外反角θに応じて調整し、骨切りガイド11を大腿骨D上の適正位置に位置決めする。図4に示す大腿骨頭中心P1が、互いに隣接する2本の目盛の中間位置(例えば5.5度を示す位置)に配置された場合であって、この中間位置に対応する位置調整機構86の調整段が存在しない場合には、骨切りガイド11(図11)の位置決めが困難になる。この場合には、骨切りガイド11(図11)のガイド部11bに対して平面視で0.5度傾いたガイド部を有する他の骨切りガイド(図示省略)を用いるようにしてもよい。このような骨切りガイドを用いれば、ガイド支持部18の構成を変更することなく、その骨切りガイドを大腿骨D上の適正位置に正確に位置決めできる。
図10に示すように、大腿骨Dに対する骨切りガイド11の位置決めが完了すると、固定ピン104を用いて骨切りガイド11を大腿骨Dに固定する。つまり、骨切りガイド11に設けられた複数の貫通孔11a(図10では1本だけを示している。)のそれぞれに固定ピン104を挿入し、これらの固定ピン104を大腿骨Dに刺し込む。大腿骨Dに対する骨切りガイド11の固定が完了すると、図11に示すように、固定部14およびガイド支持部18を大腿骨Dから完全に取り除いた後、骨切りガイド11のガイド部11bにボーンソー13の刃13aを沿わせながら、ボーンソー13で大腿骨遠位端Dbを切断する。
本実施形態によれば、上記の構成により以下の各効果を奏することができる。すなわち、図4に示すように、測定部16を用いて外反角θを簡単かつ正確に測定でき、この外反角θに基づいて、骨切りガイド11を大腿骨D上の適正位置に正確に位置決めできるので、ナビゲーションシステムのような高価な手術支援機器は不要であり、人工膝関節置換術の費用を抑えることができる。また、外反角θを測定するための画像を、X線イメージインテンシファイアを用いて短時間で取得できるので、被曝量を抑えることができる。図10に示すように、骨切りガイド11を支持部本体82に取付ける際には、支柱26を基部24から取外すことができるので、支柱26が邪魔にならない。
図10に示すように、位置調整機構86を外反角θに応じて操作することによって、支持部本体82に対する骨切りガイド11の取付け位置を外反角θに応じて簡単かつ正確に調整でき、骨切りガイド11を大腿骨D上の適正位置に正確に位置決めできる。
図4に示すように、指標部50は、想定される複数の外反角θのそれぞれに対応するように構成された複数の目盛62a〜62gを有しているので、外反角θを容易に測定できる。指標部50と接続部52(第1接続部)とを棒状の連結部54で連結しているので、測定部16の全体を小型かつ軽量に形成でき、測定部16を容易に取り扱うことができる。図7に示すように、複数の目盛62a〜62gは、第1板状部56および第2板状部58のそれぞれに埋め込まれているので、各目盛62a〜62gの損傷を防止できる。
図4および図12に示すように、測定部16は、上下を逆にすることによって、左右両側の大腿骨Dに対して用いることができるので、2個の測定部を用いる場合に比べて製造コストを低減できる。
図7に示すように、第1板状部56の目盛62a〜62g(第1基準部)と第2板状部58の目盛62a〜62g(第2基準部)とが重なっているか否かを見るだけで、撮影方向が適正であるか否か、或いは、指標部50の姿勢が適正である否かを簡単に判断できる。また、第1基準部および第2基準部を目盛62a〜62gとは独立して形成する場合に比べて製造コストを低減できる。
図9に示すように、大腿骨Dにピン38が係止されることによって、固定部14が髄内ロッド22の軸を中心として回動されることを防止できるので、測定部16およびガイド支持部18の位置ずれを防止でき、外反角θを正確に測定できる。
図5に示すように、接続部材27の雄ねじ46b(第1ねじ)を基部24の雌ねじ32c(第2ねじ)から離脱させるための回転力を、接続部材27の上端部に設けられた頭部46cから接続部材27に付与することができるので、術中においても、基部24から支柱26を容易に切り離すことができる。
(変形例)
図5に示すように、上述の実施形態では、髄内ロッド22の軸を中心とする固定部14の回動を防止するための「係止部」として、基部24に設けられたピン38が用いられているが、このピン38に代えて、図13に示す係止部110や図14に示す係止部120が用いられてもよい。
図13に示す係止部110は、支柱26が挿通される貫通孔112aを有する取付部112と、取付部112の外側面112bから髄内ロッド22(図3)と同じ方向に延びて形成され、大腿骨D(図1)の外面に上方から当接される棒状または突起状の当接部114と、支柱26に対して取付部112を固定する固定部材116とを有している。図示しないが、取付部112には、その外側面112cから貫通孔112aの内面に至る貫通孔が形成されており、この貫通孔の内周面には、固定部材116の雄ねじが螺合される雌ねじが形成されている。当接部114が大腿骨遠位端Dbのホワイトサイドライン(Whiteside line)上に位置しているとき、支柱26は前額面に対して直交するように配置される。したがって、ホワイトサイドライン(Whiteside line)と当接部114との位置関係に基づいて、前額面に対する支柱26の垂直度を確認できる。
図14に示す係止部120は、支柱26が挿通される貫通孔122aを有する取付部122と、取付部122の外側面122bから髄内ロッド22(図3)と同じ方向に延びて形成され、大腿骨D(図1)に刺し込まれるピン124とを有している。取付部122は支柱26の軸方向に移動可能であるが、ピン124が大腿骨D(図1)に刺し込まれるため、取付部122は支柱26に対して軸方向に移動し難い。したがって、係止部120では、取付部122を支柱26に固定するための固定部材は不要であり、簡単に製造できる。
10 骨切りガイド位置決め装置
14 固定部
16 測定部
18 ガイド支持部
22 髄内ロッド
24 基部
26 支柱
50 指標部
52 第1接続部
82 支持部本体
80 第2接続部

Claims (9)

  1. ボーンソーをガイドする骨切りガイドを大腿骨に位置決めするための骨切りガイド位置決め装置であって、
    大腿骨の内部に挿入されるように構成された髄内ロッドと、前記髄内ロッドの一方端部に設けられ、大腿骨遠位端に近接して配置されるように構成された基部と、前記基部に着脱可能に接続される支柱とを有する固定部と、
    前記支柱に接続される第1接続部と、該第1接続部に連結されて大腿骨頭中心と膝関節中心とを結ぶ大腿骨機能軸と大腿骨解剖軸とがなす外反角を大腿骨頭中心との位置関係に基づいて示すように構成された指標部とを有する測定部と、
    前記基部に接続される第2接続部と、該第2接続部に接続され前記骨切りガイドが着脱可能且つ取付け位置が調整可能に取付けられる支持部本体とを有するガイド支持部と、
    を備える、骨切りガイド位置決め装置。
  2. 前記指標部は、想定される複数の外反角のそれぞれに対応するように構成された複数の目盛を有している、請求項1に記載の骨切りガイド位置決め装置。
  3. 前記指標部は、前額面に対して直交する方向から見たときに大腿骨頭を覆うように配置される板状部を有しており、
    前記複数の目盛は前記板状部に埋め込まれている、請求項2に記載の骨切りガイド位置決め装置。
  4. 前記測定部は、上下を逆にすることによって、左右両側の大腿骨に対して用いることができるように構成されている、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の骨切りガイド位置決め装置。
  5. 前記指標部は、前額面に対して直交する方向において互いに離間する第1基準部および第2基準部を有しており、
    前記指標部を前額面に対して直交する方向から見たとき、前記第1基準部と前記第2基準部とが重なって見える、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の骨切りガイド位置決め装置。
  6. 前記第1基準部および前記第2基準部は、外反角の測定に用いる目盛で構成されている、請求項5に記載の骨切りガイド位置決め装置。
  7. 前記固定部には、大腿骨に係止されるように構成された係止部が設けられている、請求項1乃至6のいずれか1項に記載の骨切りガイド位置決め装置。
  8. 前記支柱は、その軸方向に延びて形成された貫通孔を有しており、
    前記支柱と前記基部とは、前記貫通孔に挿入された接続部材を用いて接続されている、請求項1乃至7のいずれか1項に記載の骨切りガイド位置決め装置。
  9. 前記ガイド支持部は、前記支持部本体に対する前記骨切りガイドの取付け位置を調整する位置調整機構を有している、請求項1乃至8のいずれか1項に記載の骨切りガイド位置決め装置。
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