JPH07501962A - イオン浸透系のためのインジケーター - Google Patents

イオン浸透系のためのインジケーター

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JPH07501962A JP5511120A JP51112093A JPH07501962A JP H07501962 A JPH07501962 A JP H07501962A JP 5511120 A JP5511120 A JP 5511120A JP 51112093 A JP51112093 A JP 51112093A JP H07501962 A JPH07501962 A JP H07501962A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 イオン ′ムのためのインジケーター 挟折分野 本発明はイオン浸透によって経皮投与される薬物量を表示するための改良方法に 関する。
五量技術 イオン浸透はドーランド(Dorland)の図解医学辞典(Illustra ted l1edical Dictionary)によって″治療目的のため の身体組織中への溶解性塩イオンの電流による導入”であると定義されている。
イオン浸透デバイスは1900年代の初頭から知られている。1934年に発行 された英国特許明細書第410.009号は当時技術上知られた、初期のこのよ うなデバイスの欠点の一つ、すなわち患者を電源の近くに固定することを意味す る、特に低張力(低電圧)の電源(source ofcurreot)の必要 性を克服したイオン浸透デバイスを述べている。この英国特許明細書では、2個 の電極と、経皮投与すべき薬剤又は薬物を含む物質とから電池を形成することに よってデバイスを製造している。この電池は薬剤のイオン浸透投与のために必要 な電流を生成した。従って、このアンビュラトリ−(ambulatory)デ バイスは患者の日常活動に実質的に殆ど干渉せずにイオン浸透薬物投与を可能に した。
イオン浸透プロセスは、塩酸リドカイン、ヒドロコルチゾン、フッ化物、ぺ二ン リン、デキサメタシン、リン酸ナトリウム、及びその他の多くの薬物を含めた、 薬剤又は薬物の経皮投与に有用であることが判明している。イオン浸透の最も一 般的な用途は恐らく、ピロカルピン塩をイオン浸透によって投与するこをによる 嚢胞性腺維匡の診断にあると思われる。ピロカルピンは発汗を刺激するので:汗 を回収して、その塩化物含量に関して分析して疾患の存在を検出する。
現在知られているイオン浸透デバイスは、身体の皮膚の一部と密接に接触して配 置された、少なくとも2個の電極を用いる。活性電極又はドナー電極と呼ばれる 第1電極はイオン浸透によって体内にイオン性(ionic)の物質、薬剤、薬 物先駆体又は薬物を投与する。カウンター電極又はリターン電極と呼ばれる第2 電極は身体、第1電極及び例えば電池のような電気エネルギー源を含む電気回路 を閉じる。例えば、身体へ投与すべきイオン性物質が陽性に荷電する場合には、 アノードが活性電極であり、カソードは回路を完成するためのカウンター電極と して役立つ。身体へ投与すべきイオン性物質が陰性に荷電する場合には、カソー ドが活性電極であり、アノードはカウンター電極になる。
あると考えられる。例えば、アノードは陽性に荷電されたイオン性物質を身体に 投与することができ、カソードは陰性に荷電されたイオン性物質を身体に投与す ることができる。
荷電されてない薬物又は薬剤の身体への投与にイオン浸透投与デバイスを用いる ことができることも判明している。これは電気浸透(electroos謄os is)として知られる方法によって達成される。電気浸透はドナー電極によって 皮膚を通して与えられる電界の存在によって誘導される液体溶剤(例えば、荷電 されてない薬物又は薬剤を含む液体溶剤)の経皮流動(transdersal  flux)である。ここで用いる“イオン浸透(iootophoresis ) ”と“イオン浸透による(iontopholetic)”なる用語は(1 )電気的移動による荷電された薬物又は薬剤の投与、(2)電気浸透による荷電 されていない薬物又は薬剤の投与、(3)電気的移動と電気浸透との複合プロセ スによる荷電された薬物又は薬剤の投与、及び/又は(4)電気的移動と電気浸 透との複合プロセスによる荷電された及び荷電されてない薬物又は薬剤の混合物 の投与を意味する。
既存のイオン浸透デバイスは一般に、身体中にイオン浸透的に投与又は導入する べき、イオン化又はイオン化可能な種、又はこのような種の先駆体の溜めもしく は供給源を必要とする。イオン化又はイオン化可能な種のこのような溜めもしく は供給源の例には、前に挙げたヤコブセン(Jacobsen)特許、ヤコブセ ンに発行された米国特許第4.250.878号に述べられているようなポウチ 、又はウェブスター(llebster)に発行された米国特許第4.383. 529号に開示されているような予成形ゲル体がある。このような溜めはイオン 浸透デバイスのアノード又はカソードに電気的に結合して、1種以上の好ましい 橿(species)の固定された若しくは再生可能な(renevable) 供給源を形成する。
最近、遺伝子工学(genetically engioeered)タンパク 質を含めたペプチド及びタンパク質のイオン浸透による経皮投与がますます注目 を集めている。一般的に言うと、経皮投与又は経粘膜投与のために考えられるペ プチド及びタンパク質は約500〜4,000ダルトンの範囲の分子量を有する 。これらの高分子量物質は大き過ぎて、治療的有効レベルで皮膚を通って受動的 に拡散することができない。多くのペプチド及びタンパク質は正味の陽電荷又は 正味の陰電荷のいずれかを有するが、受動的に皮膚を通って拡散することができ ないので、これらの物質は同様にイオン浸透投与のための候補と考えられる。
イオン浸透は現在、ペプチド及びタンパク質を含めた、幾つかの薬物(例えばイ ンシュリン)の、24時間以上の期間にわたる、長期間投与のために考えられて いる。投与の期間が長くなるにつれて、衣服の下の皮膚上に着用することができ る、人目につかない小型イオン浸透投与デバイスを開発する必要がある。皮膚上 に着用するように設計された小型イオン浸透投与デバイスの1例は、アリウラ( Ariura)等に発行された米国特許第4.474,570号に開示されてい る。この種のデバイスは小型の低電圧電池によって動力を与えられる(powe red)。小型イオン浸透投与デバイスを開発する必要性の他に、これらのデバ イスを例えばピル及び皮下注射薬のような、通常の形式の療法とより競合できる ものにするために、これらのデバイスのコストを減する必要がある。
コストを減する一つの方法はさらに低電圧の電力源を用いることである。残念な ことには、電力源の電圧が低下すると、薬物投与速度も低下する。従って、安価 な低電圧の電力源の使用を可能にするために、イオン浸透投与デバイスの単位電 力あたりの薬物投与量のような、性能特徴を改良するための方法の必要性がある 。さらに、例えば患者が制御する(要求に応じて)投与系及びフィードバックが 制御する投与系におけるように、投与量が変化しうる又は所定パターンに従わな い場合には特に、薬剤投与量を監視する特別の必要性が存在する。
経皮イオン浸透薬物投与デバイスから薬物を投与する速度を高める方法の一つは 、最適の薬物輸送特徴を有する皮膚部位にデバイスを貼付することである。例え ば、国際特許公報第W091108795号において、アール、ピー、ハーク( R−P、 [Iaak)等はヒト患者にイオン浸透薬物投与デバイスを付着させ るための最適皮膚部位を論じている。ヒト患者においては、患者の背中が電気的 補助(electrically assisted)薬物投与のための最適部 位であるように思われるが、背中はイオン浸透輸送のための汗腺又は皮膚孔の最 高密度を有さない。
長期間イオン浸透薬物投与中に、例えば24時間のような特定の時間間隔にわた ってイオン浸透投与される薬物量を予め確実に見積もることは困難である。例え ば、設計によって又は、例えば電池の放電特徴のような、制御不能な要素のため に、イオン浸透プロセスの駆動に用いる電流はこの時間間隔にわたって変化しう る。さらに、投与部位に隣接する、例えば湿度、温度、発汗及び入浴後の湿りの ような環境条件も時間と共に変化する。これらの不確実さのいずがか長い時間間 隔にわたって身体によって吸収される薬物又は薬剤の量の不確実さを生ずる。
電流と、従ってイオン浸透による薬物/薬剤の投与速度とが特定の時間間隔にわ たってほぼ均一に維持されるように、フィードバックを調節することによって又 は印加電圧の極性を逆転させることによって、これらの不確実さを処理しようと 一部の研究者が試みている。皮膚刺激を避けて、皮膚を減極するために、極性を 時には逆転させる。皮膚の分極は薬物投与を効果的に電気輸送するための障害で ある。極性制御はペティジョーン(Petti john)に発行された米国特 許第4,116.238号と、ヤコブセン等に発行された米国特許第4.141 .359号と、ラッテイン(Lattin)に発行された米国特許第4,406 .658号と、ラッテインに発行された米国特許第4.456.012号に開示 されている。この場合に必要とされる複雑なエレクトロニクスは例えば変圧器及 びSCR整流器のような装置を用いており、これを患者が衣服の下に着用できる ような、コンパクトな軽量パッケージに形成することは簡単ではない、又は不可 能でさえある。
他の研究者は部位近くに印加電圧によって供給される電流を選択的に変化させる 手段を提供している。マツクニコルス(l[cNichols)等は、米国特許 第725゜263号において、この方法に用いられる電流レベルを変化させるた めに、機械的にトリムする(tri龍ed)ことができるイオン浸透のための電 流制御モジュールの使用を開示している。しかし、例えば3種のような、少数の 子め選択された電流値のみを選択することができ、電流レベルの選択は通常逆転 させることはできない。この機械的トリミング(trimming)は、その電 流レベルが選択された簡単な目視インジケーターとしても役立つ。
シバリス(Sihalis)は、米国特許第4.708.716号において、イ オン浸透方法における並列電流ループ中の第3電極の形成を開示している。この 並列電流ループは、所望の投与レベルが血液血清中に達成されたことを確実に表 示するフィードバックシグナルを与える。この場合には、金属又は他の導電性物 質が活性電極からカウンター電極へ(付随電荷と共に)移動すると、アノードか らカソードへの電流に対する抵抗が急激に増加する逆転めっきセル(rever se plating cell)を用いる。しかし、電流に対する抵抗の急激 な増加に依存する、このインジケーターは2種類のみの表示レベル(indic ator 1evel)を形成するように思われる。
総イオン浸透投与量を制限するための電子制御系はタッパ−(Tapper)に よって米国特許第4.822.334号に開示されている。この系は電圧制御発 振器を含み、この発振器の発振周波数は例えば投与量を受容する患者の身体のよ うな容量(load)に供給される電流に比例する。ある一定時間間隔内のvC Oサイクル数を計数して、その時間間隔中に供給される負荷電流と投与量とを算 出する。
ニューマン(New■an)に発行された米国特許第4.942.883号は、 薬物又は薬剤を投与する電流を交互にオン及びオフにするための、イオン浸透デ バイスのハウジング内の感知手段の使用を開示する。電流をオン及びオフにする 変化の周波数は50kHzのオーダーであり、組み込まれたマイクロプロフェッ サーによって制御することができる。
上述のデバイスはしばしばかさばり、イオン浸透によって投与される累積量を連 続的に表示することができない。必要であるのは、投与される累積量と、恐らく 、ある種の他の系変数の状態をも連続的に表示し、薬物、薬剤又は他の治療剤の 投与部位に隣接して容易に着用されることができる、コンパクトで軽量のイオン 浸透装置である。
R列の説朋 これらの必要性は本発明によって満たされる、本発明は1実施態様において電源 に電気的に接続した第1及び第2電極アセンブリを含む。第1及び第2電極アセ ンブリの少なくとも一つは患者に投与すべき治療剤を含む。治療剤を含む電極ア センブリは患者の体表と治療剤伝達関係に配置されるのに適する。他方の電極ア センブリは治療剤を含む電極アセンブリから間隔をおいて離れた位置において体 表とイオン伝達関係に配置されるのに適する。ディスプレイモジュール(dis play −odule)は電源と電極アセンブリの一方との間に電気的に接続 される。このディスプレイモジュールはこのモジュールを通って移動する電荷の 累積量を表示する。
累積移動電荷又は電流の測定と表示は、金属イオンがカソードからアノードへ液 体電解質を通って流れるときに、ディスプレイモジュール内のアノードからカソ ードへの、例えば銅イオンのような、金属イオンの移動によって実施される。
他の実施態様では、薬剤層を通過した累積電流△Qを表すシグナルが複数の可視 光線デバイス(発光ダイオード、液晶等)を駆動して、△Qの大きさくmeas ure)を数量的に表示する。この目視ディスプレイはΔQが存在する当面の範 囲を実証するために異なる着色光線を表示する複数のデバイスを用いて、カラー コード化することができる。或いは、複数の可視光線デバイスを二元コード化し て、ΔQの当面の範囲を二元数として表示するか、又は△Qの当面の範囲と、系 の性能若しくは精度に影響を与える、他の特定の系変数の状態との両方を表示す る。
区面の簡単広脱朋 図1と6は本発明の代替え実施態様を説明する。
図2は図1に示した実施態様の一部であるディスプレイモジュールの詳細図であ る。
図3は本発明を駆動するために用いられる電流の供給に適した回路の1実施態様 を説明する。
図4は本発明による患者制御インジケーター系における時間の関数としての薬剤 投与量のグラフ図である。
図5は本発明による量的コード化とディスプレイの1手段を説明する。
本 るための態 図1は電流制御装置31(任意)と、電源33と、ディスプレイモジュール35 と、第1及び第2電極アセンブリ13と23とを含む、本発明の第1実施態様1 1を説明する。説明のために、第1若しくはドナー電極アセンブリ13は導電性 層15と、イオン伝導性接着剤層17(任意)と、導電性層15と接着剤層17 又は患者の身体21との間にこれらと電気的に接触して配置された薬剤層19と を含む。薬剤層19はイオン浸透によって身体21に経皮投与すべき1種以上の 薬剤、薬物又は他の治療剤を含む。第2若しくはカウンター電極アセンブリ23 は導電性層25と、イオン伝導性層27(任意)と、電解質塩を含む29とを含 む。或いは、層29は別の薬剤、薬物又は他の治療剤を含むことができる。電解 質層29は導電性層25と接着剤層27又は患者の身体との間にこれらと電気的 に接触して配置される。第2電極アセンブリは0.5mm−10cmである適当 な距Jldだけ第1電極アセンブリJ3から間隔をおいて配置されるが、この距 離は決定的ではない。電極アセンブリ13と23は、それらの各々のイオン伝導 性接着剤層17と27(存在する場合に)が直接患者の身体21と接触するよう に配置される。接着剤層17と27が存在しない場合には、対応する薬剤層19 又は電解質層29がそれぞれ直接、身体、例えば皮膚と接触する。いずれの場合 にも、層19と29はそれぞれ、体表21とイオン伝達関係にある。
導電性層15と25は、例えば金属ホイルか又は適当なバッキングとして付着又 は塗布された金属のような、金属から形成される。適当な金属の例には、亜鉛、 銀、銀/塩化銀、アルミニウム、白金、ステンレス鋼、金及びチタンがある。或 いは、導電性層15と25は、例えば金属粉末、粉状黒鉛、炭素繊維又は他の周 知の導電性フィラー物質のような導電性フィラーを含む疎水性ポリマーマトリッ クスから形成することができる。疎水性ポリマーベースド(hydrophob ic polymer−based)電極は、疎水性ポリマーマトリックス中に 導電性フィラーを混入することによって製造される。例えば、亜鉛粉末、銀粉末 、銀/塩化銀粉末、粉状炭素、炭素繊維又はこれらの混合物を例えばポリイソブ チレンゴムのような疎水性ポリマーマトリックスに混入することができ、導電性 フィラーの好ましい量は30〜90容量%の範囲内であり、残部は疎水性ポリマ ーマトリックスである。
導電性層15と25は電源33、ディスプレイモジュール35及び任意の電流制 御装置に、フレキシブル印刷回路、金属ホイル、ワイヤー若しくは導電性接着剤 を用いて又は直接の接触によって電気的に接続される。電池電源33は、異なる 電気化学的対(electrochemical couples)から構成さ れる導電性層15と25によって形成されるボルタ電極対によって補助されるこ とができる。カチオン薬剤を投与するための典型的なボルタ電極対物質は亜鉛導 電性層15と銀/塩化銀導電性層25である。Zn−Ag/AgClボルタ電極 対は約1ボルトの電位を与える。
使用する電源に関係なく、電極アセンブリ13と23及び患者の身体と組合せた 電源33が回路を形成し、デバイスを装着する体表又は皮膚を横切る電界を発生 させる。この電界は電源33から、ディスプレイモジュール35を通り、導電性 層25を通り、電解質層29を通り、接着剤層27を通り、患者の身体を通り、 接着剤層17を通り、治療剤含有層19を通り、導電性層15を通って、電源3 3に戻る。電源33によって発生する電界は層19内の治療剤を接着剤層17( 任意)を通して、身体中にイオン浸透によって投与する。
薬剤層19と電解質層29の各々は好ましくは、治療剤又は電解質塩を負荷した ポリマーマトリックスを含む。層19と29のポリマーマトリックスは親水性ポ リマーから、好ましくは親水性ポリマーと疎水性ポリマーとの混合物から、最も 好ましくは親水性ポリマー約10〜60乾量(dry weight)%と疎水 性ポリマー約10〜60乾量%との混合物から構成される。薬剤層19と電解質 層29は、典型的に薬物0.5〜60乾量%と電解質層0.5〜60乾量%とを 有するマトリックスをそれぞれ含む。
ここで用いる親水性ポリマーは、90%を越える相対湿度を有する雰囲気への長 時間暴露後に、少なくとも20重量%、好ましくは少なくとも30重量%、最も 好ましくは少なくとも40重量%の平衡水分含量を有するポリマーである。ここ で用いる疎水性ポリマーは、90%を越える相対湿度を有する雰囲気への長時間 IIW後に、20重量%未満、好ましくは15重量%未満、最も好ましくは10 重量%未満の平衡水分含量を有するポリマーである。
好ましくは、疎水性ポリマーは熱融合性であり、例えばポリマーベースド(po lymer−based)電極又は膜のような、池のポリマー表面に熱融合する ことができる。
或いは、図1における導電性層15と25が、例えば金属プレート、金属ホイル 又は適当なバッキング物質上の金属化表面のような、金属から構成される場合に は、疎水性ポリマーは樹脂状粘着付与剤を必要とすることがある。
治療剤層19と電解質層29のマトリックスに用いるための適当な疎水性ポリマ ーには、限定せずに、下記ポリマー:ポリエチレン:ポリプロピレン、ポリイン プレン、ポリアルケン;ゴム、例えばクレイトン([raton) (登録商標 )、ポリ酢酸ビニル及びエチレン−酢酸ビニルコポリマーのようなコポリマー; 例えばナイロンのようなポリアミド;ポリウレタン:例えばアクリル酸又はメタ クリル酸と例えばn−ブタノール、n−ペンタノール、イソペンタノール、イン ペンタノール、2−メチルブタノール、1−メチルブタノール、1−メチルペン タノール、2−メチルペンタノール、3−メチルペンタノール、2−エチルブタ ノール、インオクタツール、n−デカノール又はn−ドデカノールのようなアル コールとのエステルの単独の又は例えばアクリル酸、メタクリル酸、アクリルア ミド、メタクリルアミド、N−アルコキシメチルアクリルアミド、N−アルコキ シメチルメタクリルアミド、N−tert−ブチルアクリルアミド及びイタコン 酸のようなエチレン系不飽和モノマーと共重合したポリマーのようなアクリル樹 脂又はメタクリル樹脂;アルキル基が炭素数10〜24であるN−分枝アルキル マレインアミド酸、グリコールジアクリレート;及びこれらのブレンドがある。
上記疎水性ポリマーの大部分は熱融合性である。熱融合性疎水性ポリマーの中で は、ポリイソブチレンゴムとエチレン−酢酸ビニルコポリマーが好ましい。
導電性層15と25が金属ホイル又は金属化ポリマーフィルムである場合には、 疎水性ポリマー成分にその接着性を高めるために粘着付与樹脂を加えることが必 要である。粘着付与樹脂の添加によってより接着性になりうる、適当な疎水性ポ リマーには、限定せずに、下記のもの:酢酸酪酸セルロース:エチルセルロース 、ポリウレタン:ポリ (スチレン−ブタジェン)とポリ (スチレン−イソプ レン−スチレン)ブロックコポリマー、例えば、ヒグチ(tliguchi)等 に発行された米国特許第4.144.317号に述べられているような、エチレ ン−酢酸ビニルコポリマー:可塑化又は非可塑化ポリ塩化ビニル:天然又は合成 ゴム:及び例えばポリエチレン、ポリイソプレン、ポリイソブチレン及びポリブ タジェンのようなC2−C,ポリオレフィンがある。適当な粘着付与樹脂の例に は、限定せずに、完全水素化した芳香族炭化水素樹脂、水素化エステル及び低分 子量等級のポリイソブチレンがある。ハーキュルス社(Hercules、 I c+c、 ) (プラウエア州つィルミントン)から商標ステイブライト エス テル(Staybellite Ester) (登録量II) #5と#10 、リーガルーレズ(Regal−Rez) (登録商標)及びビッコタク(Pi ccotac)(登録商標)で販売される粘着付与剤がある。
図1における層19と29のマトリックスに用いるための適当な親水性ポリマー には、限定せずに、下記のもの:ポリビニルピロリドン;ポリビニルアルコール 、例えばユニオン カーバイF(Union Carbide)によって製造さ れるポリオックス(Pglyox) (登録商標)及びビー、エフ、グツドリッ チ(B、F、Goodrich) (オハイオ州アクロン)によって製造される カルボボール(Carbopol) (登録商標)のようなポリエチレンオキシ ド;ポリオキシエチレン又はポリエチレングリコールとポリアクリル酸とのブレ ンド、例えばポリオックス(登録商標)とカルボボール(登録商標)とのブレン ド:ポリアクリルアミド;クルーセル([1ueel) (登録商標):例えば セファデックス(Sephadex) (登録商標)(ファルマシア ファイン  ケミカルス、エイビー(Pharmacia Fine Chemicals 、 AH)、スエーデン、アブセラ)又は澱粉グラフトポリ(アクリル酸ナトリ ウムーコーアクリルアミド)ポリマーであるウォーターロック(Water L ock) (登録商標)(グレイン プロセッシング社(Grain Proc essing Corp、 )、アイオワ州ムスカリン)のような、架橋デキス トラン:例えばヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロ ース及び低置換ヒドロキシプロピルセルロースのようなセルロース誘導体;例え ば、メタクリレート(ナシヲナル パテント ディベロップメント社(Nati onal Patent Development Carp、 )のようなヒ ドロゲル;天然ゴム:キトサン(chitosaa) ;ペクチン;澱粉;グア ーガム、イナゴマメガム等:及びこれらのブレンドがある。
これらの中で、ポリビニルピロリドンが好ましい。
薬物又は電解質とポリマーマトリックスとの混和は、溶液中で又は例えば混線、 押出し若しくはホットメルト(hot melt)混合によって実施される。
層19と29は、薬物と電解質の他に、例えば染料、顔料、不活性フィラー及び 他の賦形剤のような、他の通常用いられる物質を含むことができる。
第1電極アセンブリ13の導電性層15は電源33の電流制御装置31(任意) の第1電流搬送端子(current−carrying ter■1nal) への電気接点として役立ち、これに電気的に接続する。この電流制御装置31の 第2電流搬送端子は電池又は他の電源33の第1端子(カソード又はアノード) に電気的に接続する。外部から制御可能である又は自動作用するように内部的に 構成されている電流制御装置31はその第1端子と第2端子との間の電荷流(c harge flow)の速度を制御する。
電荷流のこの許容速度は、例えば0.1ミリアンペア(“mA“)と1ミリアン ペアのような、所定の2限界の間の範囲であるか、又は電流出力シグナルを静的 な又は時間で変動する形式で制御するために用いられる、1入力端子への電圧入 力シグナルによる、示差増幅器を含む、簡単なフィードバック回路によってより 正確に制御される。
任意の電流制御装置31によって調節される電源33は第1端子と第2端子との 間に実質的に一定の電圧差を生ずる簡単な電池である、又は電源33は徐々に、 予めプログラムされた形式で時間と共に変動する時間変動型IJ:ニを供給する ことができる。或いは、電源33と電流制御装置31とは、所定の下限と上限と の間で変動する電流を供給する。電源33の第2端子はディスプレイモジュール 35の第1端子に電気的に接続し、ディスプレイモジュール35はその第1端子 から第2端子へ移動する電荷の累積量を測定及び/又は目視的に表示する。ディ スプレイモジュール35の第2端子は第2電極アセンブリ23の導電性層25に 接続する。患者の身体21中の皮膚又は皮下の電気通路37が、ドナー電極アセ ンブリ13払電源33と、ディスプレイモジュール35と、カウンター電極アセ ンブリ23とを含む、図1に示す、電気回路を完成する。
図2は図1のディスプレイモジュール35の実施態様をさらに詳細に説明する。
ディスプレイモジュール35はモジュール35のカソード端子(cathodi c terminal)41に電気的に接続する第1電流搬送ライン39の電荷 (electrical charge)ヲ受容する。ディスプレイモジュール 35はアノード端子45に電気的に接続する第2電流搬送ライン43に電荷を移 す。アノード端子45は好ましくは銅、銀、ニッケル、水銀、クロム、鉄、鉛、 スズ又は同様な物質の金属被膜を含み、カソード端子41は異なる導電性物質で ありうる。電荷がアノード端子からカソード端子ヘアノード端子45の特徴的な 化学種の酸化によって移されると、イオン種はカソード端子41における還元反 応によって消費される。このイオン種は次にカソード端子41とアノード端子4 5との間に配置される電解質溶液47を通って導かれ、ここでカソード端子41 において生ずる還元反応によってイオンドナーが消費される。溶液47は最初に 溶解したカチオン(例えばCu″″つを含むが、これはその後にカソード端子4 5上に電気めっきされて、薬剤のイオン浸透輸送の改良された初期反応を形成す る。電解質溶液47は、限定する訳ではなく、硫酸、クエン酸、リン酸、ビロリ ン酸:フルオボリック酸(fluoboric acid) ;蓚酸シアナイド 又は水素化アンモニウム(a+nonium hydride)を含む、通常の 電気めっき浴溶液でよい。カチオンが電解質溶液に溶解する場合には、電解質自 体をカチオンの選択に基づいて選択すべきである。アノード端子45において遊 離される金属カチオンのアノード端子41への流れを促進及び制御するために、 管又はその他の流動促進手段49(任意)をカソード端子41とアノード端子4 5との間に配置することができる。
遊離したカチオンはカソード端子41に集積し、電気化学的に還元される、すな わち電気めっきされるので、カソード端子41におけるこれらのイオンの累積量 は目視的手段によって量的に表現することができる。これらのイオンの累積量は 問題の時間間隔[to、t]にわたるアノード端子とカソード端子との間の電流 i (t)の時間積分(time 1nterval)、すなわちΔQ(t)  −f +(t’)dt (1)に大体比例する。式(1)における増加電荷△Q はクーロン(COulomb)で測定され、図2に概略的に示すクーロン測定デ バイス35は作用中に100ミリボルト未満を消耗するべきである。図1に示し た実施態様11は経皮イオン浸透デバイス中に組み込むことが容易に可能である 。累積電荷ΔQの目視ディスプレイ手段を備える予定である場合には、ディスプ レイ手段35は1表面に例えば透明なベラスチックのような透明なバッキング物 質を備えるべきである。カソード端子41に付着する金属イオンの成長は次の関 係式:%式%(2) [式中、Δm−m−カソードに付着するイオンの累積量、2−カソード端子に付 着する金属イオンの酸化状態、F−ファラデ一定数=96.487クーロン/当 量、M−アノード金属被膜の原子量(例えば、Cuでは63.51によって、時 間積分した電流ΔQに大体比例する。
例えば、1mAの均一電流の10時間はカソード端子にCuの11.8μgの累 積量付着Δmを生ずる。問題の幾つかのアノード金属に関して、6mと△Qは式 : %式%(3) [式中、kは に−M/ZF (4) によって与えられる物質定数である] によってほぼ直線的に比例する。
本発明にとって好ましい金属被膜のに値を次に挙げる:に−3,29xlO”  (Cu)、 k−1,18xlO−’ (Ag)、 k−3,04xlO−’ (Ni)、 k=1.03xlO−’ (Hg)、 k=1.79xlO” (Cr)、 k=2.09xlO” (Fe)、 k=1.07xlO−3(Pb)、 k=6.15xlO−’ (Sn)。
累積イオン量Δmが△Qの知られた、厳密に単調増加関数であるかぎり、累積イ オン量Δmと時間積分した電流△Qとの関係は、式(2)に示唆されるように、 直線的である必要はない。f (x)を定義する二つの値X、とx2に対して、 X。
くx2であるときに、不等式f (x+)≦f (X2)が維持されるならば、 変数y=f(x)は変数Xの単調増加関数であると言われr X l <X 2 がf(x、)<f(x2)を意味するならば、y=f (x)は厳密に単調増加 関数である。
幾つかの制御特徴が本発明の実施に対して重要である。第一に、図2の管49に よって定義される、カソード端子上に付着した金属に対するこのチャンネルの作 用は再現可能でなければならない。第二に、アノード端子45とアノード端子4 1は再現可能に製造されなければならない。第三に、アノード端子45とアノー ド端子41との間及び周囲に配置される液体電解質の組成はカソード端子上に金 属イオンの滑らかで、均一な付着を生ずるように選択するべきである。
図3は図1に示した電流制御装置31に使用可能である適当な回路を説明する。
図1の電源33は、例えば、約9ボルトの電圧差を生ずるように直列に接続され た3個のLi電池であることができ、電池の低電圧電極はレジスター51を横切 って接合電界効果トランジスター(JFET”)53のソースに接続する。電源 33はJFET53のゲートに直接接続する。レジスター51は100キロ−オ ームのインピーダンススイング(swing)で可変抵抗を有することができる 、又は10〜100キロ−オームの範囲内で一定抵抗値を有することができる。
JFET53は2N4220又は同等なトランジスターであることができる。J FET53のドレインは好ましくは約100オームの抵抗値を有する電流測定か つ電流制限用レジスター55(任意)を介して、図1に示した第2電極アセンブ リ23の導電性層25に接続する。電源33の高電圧端子は第1電極アセンブリ 13の導電性層15に直接接続して、回路を完成する。JFET53のゲートと ソースの間の抵抗が可変レジスター51によって増加又は減少する場合には、ソ ースからドレインへ流れる電荷がそれぞれ予測可能な形式で増減する。従って、 電流を増減させて、イオン浸透によって薬剤が身体に侵入する速度を制御するた めの手段が備えられる。
場合によっては、例えば激しい痛みの期間中の鎮痛薬のような、薬剤のポラス量 (bolus dose)を患者に自己投与させることが望ましい。このような デバイスは長期間速度よりも大きい速度でこのような薬剤を短期間にわたって患 者に投与させる制御特徴を有する。図4に説明するように、時間1=1.におけ る患者の要求に応じて、一定長さ△t””tzt+の時間間隔t1≦t≦t2に わたって、長期間電流値!。から大きい電流値11(患者への“ポラス”投与量 に相当)へイオン浸透セルに供給される電流i (t)の増加によって、この増 加した投与速度が与えられる。その後の時間t=【、及び1=1Sにおけるその 後の投与速度増加の要求は、時間間隔t、≦t≦t、及びt、St≦t、にゎた って、時間間隔14−1.=1、−1.−△t=一定であるときに、ioがら1 1への電流値の新たな増加を生ずる。実際に、時間間隔長さΔtは広範囲に及ぶ ことができる。より複雑な形式では、患者が時間間隔1.≦t≦t2にわたって 電流11に相当する大きい速度での薬剤を要求して、受容したならば、系が時間 間隔t1≦t:i;tx(t3 tzは所定期間)に対して新たなこのような要 求に応じないように、患者は“ロックアウト”することができる。
図5は患者への薬剤又は薬物のイオン浸透投与に対する目視的インジケーターの 実施態様61を説明する、このインジケーターでは複数のN個の発光ダイオード 、液晶又は他の適当な目視的インジケーター(ここでは、便利に表示するために 、集合的に“可視光線デバイス”又は“VLD”と呼ぶ)63−1.63−2゜ 63−3. ・・・63−Nの正確に−っが、例えば24時間のような所定時間 間隔に患者に投与される薬剤の累積量に対応して点灯される(又は他のやり方で 活性化される)。VLDは、点灯したときに、範囲Δμ、く△μ≦Δμm。+  (n=i。
2、・・・、N)(Δμ、く△μ2く・・・〈△μ、)にある薬剤量(mass )が投与されたことを表示する。この実施態様の作用形式の一つでは、複数のV LDの各々が、点灯したときに、他のVLDの各々の色とは目視的に識別可能で ある色を表示する。例えば、VLD63−1.63−2.63−3. ・・・、 63−Nの色はそれぞれ青色、青緑色、緑色、・・・及び赤色であるので、VL D表示を監視する人は薬剤の累積投与量を即座に目視判断することができる。目 視的に識別可能な着色VLDの配列の順序は、この形式では、重要ではない。
この実施態様の第2形式では、N個のVLDを順序づける又は1.2. 3・・ ・、Nと番号を付け、二元的にコード化して、薬剤の累積投与量をより正確に測 定する。例えば、薬剤の累積投与量が不等式:[式中、Δμ0は投与可能な量Δ μの最大値であり、量nkの各々は0又は1である] を満たす場合に、VLD63−にはn b−1のときに照明され、nb=oのと きには照明されないことができる。例えば、N−4で、VLD63−1と63− 3が唯一の照明されるVLDであるときに、このことは量Δμが二元パターン1 010に対応して、範囲0.625μoくΔμ≦0.75μ0にあることを実証 する。
この形式の一つの利点は、薬剤の累積投与量が改良された正確さで、Δμ072 N以下の誤差によって表示されることである。vLDパターンをここでは2進照 明されることができるとしても、VLDは色コード化されないので、薬剤の累積 投与量を一瞥して目視判断又は推定することができない。このことは、薬剤の累 積投与量に関する情報を患者と共有すべきでない場合に、有利でありうる。
図5に示す実施態様61の第3形式は、第1形式と同様に、VLDの唯一っのみ を照明するが、VLDを色コード化しない。この形式のVLDは1.2.・・・ 、Nと順番づけられ、点灯される特定のVLDの位置が薬剤の累積投与量の範囲 を判定する。
実施態様61の第4形式では、不特定の1種以上の色のN=4VLDを用いて、 4個のVLDを第2形式と同様に順序づけ、デジタル式にコード化するが、4位 置の二元コード(nl、rlz、ns、n<)は次のように解釈される。
0 0 0 0 系機能せず o 0 0 1 抵抗高すぎ、電流所望のレベルにあらず0 0 1 0 抵抗 低すぎ、電流停止0 0 1 1 系充分に作用 0 1 0 0 累積投与量0〜25%o 1 0 1 累積投与量25−50 %0 1 1 0 累積投与量50〜75%0 1 1 1 累積投与量75〜 100%1 0 0 0 使用ポラス量の0〜25%1 0 0 1 使用ポラ ス量の25〜50%1 0 1 0 使用ポラス量の50〜75%1 0 1  1 使用ポラス量の75〜100%1 1 0 0 電池の75〜100%残留 1 1 0 1 電池の50〜75%残留1 1 1 0 電池の25〜50% 残留1 1 1 1 電池の25%未満が残留この形式は、系を検査して、シグ ナルを発して、適当なVLDを照明するための手段を備えることを必要とする。
このインジケーター系は、それぞれ4個の特徴(indicia)又は二元シグ ナルの4種の相互に排他的な群に自然に分割される=(1)群1(二元値0.  1. 2. 3 ; n+=o、n2=o)は全体としての系の抵抗値と、機能 又は不良機能を表示する。(2)群2(二元値4. 5. 6. 7;n1=0 .n2−1)は今までにこのように供給された累積電流量を表示する:群3(二 元値8.9.10.11 ;n+=1.nz=o)は今までにこのように用いら れたポラス投与量を表示する1群4(二元値12. 13. 14. 15 ;  n+=1+n2=1)は系のための残留する電池容量を表示する。4種類の二 元値に対応する1ボタンを用いて、4群を選択するか又は4群を通して循環させ る14群の各々が選択されると、2個のVLDがその群内に存在する4種類(= 2つの状態又はコンディションの特徴の一つをインデックスn、とn4とを用い て表示する。
“薬物”、“薬剤”及び“治療剤”なる用語は、相互交換可能に用いられ、それ らの最も広い解釈(すなわち、生活する生物に投与されて所望の、通常はを益な 、効果を生ずる、あらゆる治療有効物質)を有するように意図される。これは主 要な治療分野の全てにおける治療剤を含み、限定する訳ではなく、例えば抗生物 質と抗ウィルス剤のような抗感染薬、フエンタニル、スフエンタニル、ブブレノ ルフィンを含めた鎮痛薬と鎮痛複合薬;麻酔薬;食欲減退薬:抗関節炎薬;例え ばターブタリンのような抗喘息薬:抗痙彎薬:抗うつ薬、抗糖尿病薬:下痢止め ;抗ヒスタミン薬:抗炎症薬、抗偏頭痛薬:例えばスコポラミン及びオンダンセ トロンのような乗り物酔い治療剤:抗おう吐薬;抗新生物薬、抗パーキンソン病 薬、かゆみ止め:抗精神病薬:解熱薬;胃腸及び尿路を含む鎮痙薬;抗コリン作 動薬;交惑神経作用薬:キサンチン誘導体;例えばニフェジピンのようなカルシ ウム チャンネル遮断薬を含む心臓血管製剤:ベータ遮断薬;例えばドブタミン 及びリトドリンのようなベーターアゴニスト;抗不整脈薬:例えばアテノロール のような抗高血圧薬:例えばリニチジンのようなACE阻害剤:利尿薬:全身、 冠状、末梢及び脳血管を含む血管拡張薬:中枢神経系刺激薬;咳き薬及び風邪薬 、うっ血除去薬;診断薬:例えば上皮小体ホルモンのようなホルモン:催眠薬; 免疫抑制薬:筋弛緩薬:副交感神経遮断薬;副交感神経作用薬;プロスタグラン ジン、蛋白質:ペプチド;精神刺激薬;鎮静薬及びトランキライザーを含む。
本発明はまた、ペプチド、ポリペプチド、蛋白質、その他の高分子の制御投与に も有用である。これらの高分子物質は典型的に少な(とも約300ダルトンの分 子量を有し、さらに典型的には約300〜40.000ダルトンの分子量を有す る。このサイズ範囲内のペプチドと蛋白質の特定の例には、限定する訳ではなく 、下記のもの: LHRH;例えばブセレリン、ゴナドレリンのようなLHRH 類似体、ナファレリンとロイプロリド、GHRH; GHRF ;インシュリン 、インメロトロビン。ヘパリン、カルシトニン:オクトレオチド:エンドルフィ ン;TRH;NT−36(化学名:N= [[(s)−4−オキソ−2−アゼチ ジニル]カルボニルiL−ヒスチジル−し−プロリナミド):リブレシン;下垂 体ホルモン(例えば、HGH,HMG、HCG、酢酸デスモブレッシン);卵胞 ルテオイド; aANF ;例えば成長因子放出因子(GFRF)のような成長 因子:bMSH:ソマトスタチン:ブラディキニン:ソマトトロピン、血小板誘 導成長因子、アスパルギナーゼ、硫酸プレオマイシン;キモパパイン;コレシス トキニン:絨毛性性腺刺激ホルモン;コルチコトロピン(ACTH);エリスロ ボイエチン、エボブロステノール(血小板凝固阻害因子)、グルカゴン:ヒルロ グ(hyrul。
g)、ヒアルロニダーゼ:インターフェロン:インターロイキン−1:インター ロイキン−2,メツトロピン(ウロフォリトロピン(FSH)及びLH);オキ シトシン:ストレプトキナーゼ:組織プラスミノーゲン活性因子、パップレシン 、デスモプレシン、ACTH類似体、ANP ;ANPクリアランス阻害因子; アンギオテンシン■Iアンタゴニスト抗利尿ホルモン アゴニスト:抗利尿ホル モン アンタゴニスト、ブラディキニン アンタゴニスト、CD4.セレダーセ HC3F類;エンケファリン、FABフラグメント; IgEペプチド抑制因子 :JGF−1;神経栄養因子:コロニー刺激因子、上皮小体ホルモンとアンタゴ ニスト;上皮小体ホルモン アンタゴニスト;プロスタグランジン アンタゴニ スト、ペンチゲチド(pentigetide) ;プロティンC,プロティン S:レニン阻害因子、チモシンα−1:血栓溶解薬、TNF、ワクチン:パップ レシン アンタゴニスト類似体、α−1抗トリプシン(組換え体);及びTGF −ベータがある。
図1に示した、ドナー電極アセンブリ13とカウンター電極アセンブリ23の並 列配列の代替えとして、図6に示すように、これらの電極アセンブリを同心的に 配列させ、カウンター電極アセンブリ81を中心に配置して、環状ドナー電極ア センブリ83によって囲むこともできる。図6における電極アセンブリの位置は 相互交換可能であり、環状カウンター電極アセンブリが中心に配置された環状ド ナー電極アセンブリを囲むこともできる。図6に示した2電極アセンブリの配列 は円形、長円形、長方形、又は他の安定した幾何学的形状であることができる。
図1におけるドナー及びカウンター電極アセンブリ13と15の複合皮膚接触面 積は1cm2から200cm2以上まで変化しうる。典型的なデバイスは5〜5 0cm”の範囲内の複合皮膚接触面積でドナー及びカウンター電極アセンブリを 含む。
本発明とその特定の実施態様をこのように一般的に説明したが、当業者が下記請 求の範囲のみによって限定される本発明の種々の変更を、本発明の範囲から逸脱 せずに、実施しうろことは容易に明らかであろう。
補正書の翻訳文提出書 (特許法第184条の8) 平成 6年 6月13賃a

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.投与すべき治療剤を含み、患者(21)の体表と治療剤伝達関係に配置され る第1電極アセンブリ(13)と、第1電極アセンブリ(13)から間隔をおい て離れた位置において該体表とイオン伝達関係に配置されるのに適した第2電極 アセンブリ(23)と、第1及び第2電極アセンブリ(13、23)の一方に電 気的に結合した電源(33)とを含む、患者の体表を通して投与される治療剤の 累積量を表示するイオン浸透装置であって、第1及び第2電極アセンブリ(13 、23)及び電源(33)と直列に電気的に接続し、装置の作用中にそれを通っ て移動する、患者の体表(21)を通して投与される治療剤累積量の単調増加関 数である電荷累積量を測定かつ表示するディスプレイ手段(35)を特徴とする 前記装置。 2.前記ディスプレイ手段(35)が第1端子と第2端子を有し、第1端子と第 2端子との間を移動する電荷累積量を表示する請求項1記載の装置。 3.前記ディスプレイ手段(35)が、その表面に特定の金属被膜を有し、前記 第1端子及び前記第2端子の一方に電気的に接続したアノード(45)と;前記 第1端子及び前記第2端子の他方に電気的に接続したカソード(41)と;該ア ノードと該カソードとの少なくとも一部を囲み、該アノードと該カソードとの間 に導電性路を形成し、アノード被膜の特定金属のイオンのカソードヘの輸送路を 形成する電解質溶液(47)とをさらに含む請求項2記載の装置。 4.前記アノード被膜の前記特定金属が銅、銀、ニッケル、水銀、クロム、鉄、 鉛及びスズから成る群から選択される請求項3記載の装置。 5.前記電解質溶液(47)が水溶性塩の水溶液を含む請求項3記載の装置。 6.前記電解質溶液(47)が硫酸、クエン酸、リン酸、ピロリン酸、フルポリ ック素酸、硫酸シアナイド及び水素化アンモニウムから成る群から選択される請 求項3記載の装置。 7.前記電解質溶液(47)が所定濃度の溶解金属イオンを含み、該金属イオン が銅、銀、ニッケル、水銀、鉄、鉛及びスズから成る群から選択される請求項3 記載の装置。 8.前記電源(33)が電池を含む請求項1記載の装置。 9.前記電流が所定の下限と上限との間にあるように、前記電源(33)が前記 電流を制限するための電流制御手段(31)をさらに含む請求項8記載の装置。 10.前記電源(33)が測定可能な、時間で変動する形式で前記電流を制限す るための電流制御手段(31)を含む請求項8記載の装置。 11.前記電流制御手段(31)が、第1端子と第2端子とを有し、その第1端 子が前記電源(33)に結合したレジスター(51)と;ソースと、ゲートと、 ドレインとを有し、そのソースがレジスター(51)の第2端子に電気的に接続 し、そのゲートが該レジスターの第1端子に電気的に接続し、そのドレインが前 記第1電極アセンブリ(13)に電気的に接続した接合電界効果トランジスター (53)と を有する請求項10記載の装置。 12.前記レジスター(51)が所定範囲の抵抗値を有する可変レジスターであ る請求項11記載の装置。 13.前記電流制御手段が前記電界効果トランジスター(53)の前記ドレイン と第1及び第2電極アセンブリ(13、23)の一方との間に接続する、所定抵 抗値の第2レジスター(55)をさらに含む請求項11記載の装置。 14.前記電流制御手段(21)が、第1端子と第2端子とを有し、その第1端 子が前記電源(33)に結合したレジスター(51)と;ソースと、ゲートと、 ドレインとを有し、そのソースがレジスター(51)の第2端子に電気的に接続 し、そのゲートが該レジスターの第1端子に電気的に接続し、そのドレインが前 記第1及び第2電極アセンブリ(13、23)の一方に電気的に接続した接合電 界効果トランジスター(53)とを有する請求項10記載の装置。 15.前記レジスター(51)が所定範囲の抵抗値を有する可変レジスターであ る請求項14記載の装置。 16.前記電流制御手段(31)が前記電界効果トランジスター(53)の前記 ドレインと第1及び第2電極アセンブリ(13、23)の一方との間に接続する 、所定抵抗値の第2レジスター(55)をさらに含む請求項14記載の装置。 17.前記電流制御手段(31)が、前記電源(33)に接続した患者活性化シ グナル手段を含み、この患者活性化シグナル手段が患者によって活性化されると きに所定投与期間の時間間隔にわたって所定大きさの増大電流を投与する請求項 10記載の装置。 18.前記電流制御手段(31)が前記時間間隔の少なくとも一部にわたって大 体一定の大きさの増大電流を供給する請求項17記載の装置。 19.前記患者活性化シグナル手段が活性化され、増大した大きさの前記電流を 投与した後に、増大した大きさの前記電流の供給を所定ロックアウト期間の時間 間隔にわたって遮断するためのロックアウト手段を、前記患者活性化シグナル手 段が含む請求項17記載の装置。 20.装置が放出する前記電荷累積量が複数の非重複範囲に分割される請求項1 記載の装置であって、複数の活性化可能な可視光線デバイス(63−1、63− N)をさらに含み、このような可視光線デバイスの各々が、放出される前記電荷 累積量の該非重複範囲の異なる1範囲に対応する前記装置。 21.前記複数の可視光線デバイス(63−1、63−N)が目視的に識別可能 な色を有する光線を表示し、前記ディスプレイ手段(35)によって制御される ため、供給される前記電荷累積量が前記非重複範囲の一つにある場合には、前記 可視光線デバイスの一つが目視的に識別可能な色の光線を表示する請求項20記 載の装置。 22.装置が放出する前記電荷累積量が複数のN個の非重複範囲に分割される請 求項20記載の装置であって、1,2,…,Nと番号を付けられた、複数のN個 の活性化可能な可視光線デバイス(63−1、63−N)をさらに含み、前記可 視光線デバイスの各々が前記放出電荷累積量の該非重複範囲の異なる1範囲に対 応し、前記ディスプレイ手段(35)によって制御かつ活性化されるため、前記 放出電荷累積量が前記非重複範囲の一つにある場合には、前記可視光線デバイス の一つが活性化されて、光線を表示する前記装置。 23.装置が放出する前記電荷累積量(Δμと表示)が複数の約2N個(Nは所 定の正の整数である)の非重複範囲に分割され、μoの最大値を有する請求項1 記載の装置であって、k=1,2,…,Nと番号を付けられた、少なくともN個 の活性化可能な可視光線デバイス(63−1,63−N)をさらに含み、該可視 光線デバイスが前記ディスプレイ手段(35)によって制御され、Δμが次の不 等式: ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、各係数nk=0又は1である]を満たす場合に、可視光線デバイス番号 kがnk=1のときに活性化され、nk=0のときに不活化される前記装置。 24.装置が放出する前記電荷累積量(Δμと表示)が複数の約2N個(Nは所 定の正の整数である)の非重複範囲に分割され、μoの最大値を有する請求項1 記載の装置であって、k=1,2,…,Nと番号を付けられた、少なくともN個 の活性化可能な可視光線デバイス(63−1,63−N)をさらに含み、該可視 光線デバイスが前記ディスプレイ手段(35)によって制御され、Δμが次の不 等式: ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、各係数nk=0又は1である]を満たす場合に、可視光線デバイス番号 kがnk=0のときに活性化され、nk=1のときに不活化される前記装置。 25.装置に関連した、j=1,2,…,Lと番号を付けられた(Lは所定の正 の整数Mに対して、不等式2M−1<L≦2Mを満たす正の整数である)、複数 のL種の作動状態を有する請求項1記載の装置であって、m=1,2,…,Mと 番号を付けられた、複数のM個の活性化可能な可視光線デバイス(63−1,6 3−N)をさらに含み、該可視光線デバイスが前記ディスプレイ手段(35)に よって制御され、作動状態番号jが存在し、この番号jが次式:▲数式、化学式 、表等があります▼ [式中、nm=0又はnm=1である]によって表現される場合に、可視光線デ バイス番号mがnm=1のときに活性化され、nm=0のときに活性化されない 前記装置。 26.装置に関連した、j=1,2,…,Lと番号を付けられた(Lは所定の正 の整数Mに対して、不等式2M−1<L≦2Mを満たす正の整数である)、複数 のL種の作動状態を有する請求項1記載の装置であって、m=1,2,…,Mと 番号を付けられた、複数のM個の活性化可能な可視光線デバイス(63−1,6 3−N)をさらに含み、該可視光線デバイスが前記ディスプレイ手段(35)に よって制御され、作動状態番号jが存在し、この番号jが次式:▲数式、化学式 、表等があります▼ [式中、nm=0又はnm=1である]によって表現される場合に、可視光線デ バイス番号mがnm=0のときに活性化され、nm=1のときに活性化されない 前記装置。 27.前記第1電極アセンブリ(13)が導電性層(15)と、前記治療剤をイ オン化又はイオン化可能な形で含むイオン伝導層(19)とを含む請求項1記載 の装置。 28.前記第1電極アセンブリ(13)が、前記第1電極アセンブリと前記患者 の前記体表(21)との間に配置され、これらに電気的に接続するイオン伝導性 接着剤層(17)をさらに含む請求項1記載の装置。 29.前記第2電極アセンブリ(23)が導電性層(25)と、電解質をイオン 化又はイオン化可能な形で含むイオン伝導層(29)とを含む請求項1記載の装 置。 30.前記第1電極アセンブリ(23)が、前記第2電極アセンブリと前記患者 の前記体表(21)との間に配置され、これらに電気的に接続するイオン伝導性 接着剤層(27)をさらに含む請求項1記載の装置。 31.前記単調増加関数が前記治療剤の前記累積量の線形関数である請求項1記 載の方法。
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