JPH07501957A - 広範囲型天井スプリンクラー及びシステム - Google Patents

広範囲型天井スプリンクラー及びシステム

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JPH07501957A
JPH07501957A JP5507245A JP50724593A JPH07501957A JP H07501957 A JPH07501957 A JP H07501957A JP 5507245 A JP5507245 A JP 5507245A JP 50724593 A JP50724593 A JP 50724593A JP H07501957 A JPH07501957 A JP H07501957A
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マイアー,スティーブン ジェイ.
ポーラン,ジョージ エス.
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セントラル スプリンクラー コーポレイション
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 r j スズ1ンクラー びシステム (発明の背景) 従来の火災保護技術の考え方は、約100乃至200平方フイート(約9.29 乃至18.58m” )以上の室内を保護するために多数のスプリンクラ−を使 用し、それにより各スプリンクラ−により保護される最大平均領域を限定しよう とすることに向けられてきている。感覚火災脅威(perceived fir e threat)が高まるにつれ、各スプリンクラ−のカバーする推奨保護範 囲は小さくなる。そうした考え方は、例えば”国立火災保護協会の発行した”ス プリンクラ−システムの設置のための基準NFPA−13のような一般に受け入 れられた工業基準に於て具体化されてきた。
国立火災保護協会によればNFPA−13は“自動スプリンクラ−委員会”の指 導の下に1896年に最初に印刷されそれ以降継続的に改正されてきたものであ る。
NFPA−13ではスプリンクラ−システムのための一般的な火災を3つのカテ ゴリー、即ち、小火災、普通火災、大火災に分けている。NFPA−13によっ て定義されるように、小火災空間とは、内容物の量及び或5>は燃焼性が低く且 つ火炎の熱放出量が比較的小さい空間である。普通火災空間とは、内容物の量及 び或いは燃焼性が、高低範囲での小火災空間のそれと等しいか或いはもっと大き く、可燃物の量が中庸であり、備蓄品の高さが12フイート(約3.6メートル )を越えず、従って火炎による熱放出量が中庸ないし高い割合のものであると予 測される火災空間であり、そして大火災空間とは、内容物の量及び燃焼性が極め て高くしかも可燃性或いは燃焼性の液体、塵、布くずその他材料が存在し、従っ て火炎が高い割合での熱放射量を伴いつつ急速に広がる恐れが極めて高いと予測 される空間である0本発明は特に、大抵の商業的設備として最も可能性のある小 火災及び普通火災空間を対称とするものである。
スプリンクラ−の最大保護範囲もまたNFPA−13に定義される。スプリンク ラ−の保護範囲は少なくとも矩形であり、また四角形であり、その面積は”S” ×”L”に等しい、”S”とは、対象となるスプリンクラ−から、同一の送水ラ インの上流側或いは下流側の、最も遠い間隔で隣接するスプリンクラ−までの距 離か或いは対象となるスプリンクラ−が壁に向って伸延する送水ラインの最後の スプリンクラ−である場合には、スプリンクラ−から壁までの距離の2倍の距離 との内の大きい方であり、”L“は、対象となるスプリンクラ−を支持する枝管 の横方向の側部の何れかに隣接する最も遠い間隔の枝管に直交する方向での距離 か或いは、対象となるスプリンクラ−と壁との間に隣り合う枝管が無い場合は、 対象となるスプリンクラ−を支持する枝管の側部の何れかの側に隣接する最も間 隔の遠い壁までの直交方向での距離の2倍の距離の内の大きい方である。スプリ ンクラ−の保護範囲をオーバーラツプさせた小火災空間では、各スプリンクラ− の保護範囲はスプリンクラ−の数で部屋の面積を割った値であると考えられる。
1973年まで、NFPA−13には、小火災空間に対しスプリンクラーー基当 り225平方フイート(約20.9m2)の全最大保護範囲が許容されるために 、側方に隣接する横方向の枝管の最大間隔を15フイート(約4.5メートル) 、同一の枝管に沿って隣接する標準型スプリンクラ−間の間隔を15フイート( 約4.5メートル)、隣接する壁までの距離をその半分の距離までとすることが 指定された。またNFPA−13には、普通火災空間に対し標準型スプリンクラ ーー基当り130平方フイート(約12.08m” )の全最大保護範囲が許容 されるために、側方に隣接する横方向の枝管の間隔を15フイート(約4.5メ ートル)まで、区公は、同一の枝管に於て隣り合うスプリンクラ−間の間隔を1 5フイート(約4.5メートル)までとし、壁カイ隣接する場合にはこの壁まで の距離をそれら間隔の半分の距離までとすることも指定された。備蓄物の高さカ イ高し1(12フイート(約3.6メートルを越える))普通火災空間では、ス プリンクラーー基当りの許容最大保護範囲は100平方フイート(m2)であっ た。
1973年に、セクション4−1.1.1.3カイ採用されこれがNFPA−1 3に組み込まれた。このセクションには、 ”試験所の承認或いは認可に基づいて設置する場合、特定のスプリンクラ−を、 セクション4−2及び4−5に指定されるよりも広い保護範囲或いは間隔に於て 設置可能である。”と銘記される。
セクション4−2及び4−5が定義された当時の最大1987年、NFPA−1 3の前記セクションは以下のように改正された。
”−一−に指定されるそれと異なる位置及び間隔での特定のスプリンクラ−の特 別のスプリンクラ−設置は、火災カテゴリーに関する火災実験、分与状態、床及 び壁の濡れ状態、構造要素による分与の妨害状況を評価する実験、そして、感度 に対する反応を特徴付ける実験に基きその使用が適切であると認められた場合に 認可されるべきである。” 保険業者実験社”UL”は、スプリンクラ−の実験及び承認のために米国で最も 広範にではないにせよ最も広く使用される独立した実験所の1つである。NFP A−13基準に合うスプリンクラ−に対するこの会社での主たるスプリンクラ− 実験基準は、”火災保護サービスのための自動スプリンクラ−”UL199であ る。本発明の完成時点ではUL199には自動スプリンクラ−のための実験条件 は、通常オリフィスサイズは1/4乃至17/32インチ(約6.35乃至13 .5ミリ)まで変化された。米国で最も広く販売され且つ使用される天井スプリ ンクラ−でのオリフィスサイズは通常1/2インチ(約12.7ミリ)であり、 この天井スプリンクラ−はUL、NFPA及び工業会では”標準型スプリンクラ −”と称された。オリフィス直径が約17732インチ(約13.5ミリ)のス プリンクラ−は”大型スプリンクラ−”と称されたが、UL199では”標準” サイズ型スプリンクラ−と考えられた。
本発明以前、既存の標準型スプリンクラ−を改変することによるNFPA−13 基準のセクション4−1゜1.1.3に基づく保護範囲の拡大が、小火災空間に 於てのみ実証された0例えば、1987年、中央スプリンクラ−協会(以下、単 にセントラルとも称する)により、調節ペンダント型の標準型スプリンクラ−を 使用しての保護範囲の拡大が紹介された。これはULによって、スプリンクラー ー基当りの保護範囲が400平方フイート(約37.16m”)まで、各スプリ ンクラ−間及びそれらスプリンクラ−を設ける枝管間の間隔が2゜フィート(約 6メートル)までの小火災空間に対するものとして認可された。セントラルが先 駆的に標準型スプリンクラ−を使用して小火災空間での保護範囲拡大を果たした 後、工業界がこれに続いた。
セントラルは標準型スプリンクラ−を使用しての小火災空間での保護範囲拡大性 を実証したが、これが工業界に普通火災空間のための保護範囲拡大を提供する可 能性を確立させ或いは示唆することはなかった。普通火災空間に於て、保護範囲 をNFPA−13基準に指定される130平方フイート(約12.08m” ) の最大保護範囲よりも大きくしようとすれば幾つかの問題に直面する。
最初の問題は、スプリンクラ−の保護範囲を増大させるためにはスプリンクラ− の送達水量を指数関数的に増大させる必要があることである。この為には作動圧 力を標準型スプリンクラ−のそれよりもずっと高くしなければならない。例えば 、保護範囲中への最小平均送達密度が1平方フィート当り(約0.0929ft ’ )毎分0.1ガロン(GPM)(毎分約0138リツトル)であることを基 に、種々の保護範囲に対する小火災空間のためのスプリンクラ−をNFPAが指 定し、ULが承認している。普通火災空間保護用としての承認を得るためには0 .16乃至0.21GPM/ft” (毎分的0.6乃至0.79リツトル/  0 、0929 m ” )の範囲の送達密度を有することが必要である。最近 、この範囲は0.15乃至0.20GPM/ft” (毎分的0.56乃至0. 757リツトル/ 0 、0929 m ” )の1つに減少された。
スプリンクラ−の放出係数、即ち”Kファクター”がスプリンクラ−を通しての 水の水圧の関数としての量を決定する。Kファクターは、スプリンクラ−の出口 オリフィスを貫く毎分ガロン数をスプリンクラ−に送られる1インチ当りのポン ド数での水の圧力の平方根で割った値に等しい、UL199では、標準型スプリ ンクラ−(オリフィス直径1/2インチ(約12,7ミリ))を放出係数が5. 3から5.8±5パーセントのものとして定義し、大型スプリンクラ−をその放 出係数が7.4から8.2±5パーセントのものとして定義する。
標準型スプリンクラ−の場合、従来の225平方フイート(約20.9m”)の 保護範囲(各スプリンクラ−間隔及び枝管間隔が15フイート(約4.5メート /L、))0.1 GPM/f t” (毎分的0.38リツトル10.092 9m”)の最小密度を提供するためにはその最小圧力を約16Psi(約1 、  12 k gw/m” )とする必要がある。前記間隔を1/3乃至2oフイ ート(約0.1乃至6メートル)に増大するとスプリンクラーー基当りの保護範 囲(400平方フイート(約37゜16m” )までの)は殆ど倍となるが、そ の最小圧力を50psi(即ち間隔が15フイート(約4.5メートル)の場合 の干割増し以上としなくてはならない。
標準的な130平方フイート(約12.08m” )の保護範囲に普通火災のた めの最小密度0.15GPM/ft” (8分約0.568’Jットル10.0 929m2)の水密度を提供するために要する最小圧力は約12psi(約0. 84kgw/m” )である。保護範囲を225平方フイート(約20.9m”  )に(最大間隔を15フイート(約4.5メートル)として)拡大するために は最小圧力を約36psf (約2.53kgw/m2)とする必要がある。標 準型スプリンクラ−の間隔を16フイート四方(約4.8メートル四方)、18 フイート四方(約5.4メートル四方)、2oフイート四方(約6メートル四方 )に増やすと、必要最小圧力は夫々的50psi (約3.51 kgw/m”  ) 、75psi(約5.27kgv4/m” ) 、100ps L (約 7.03kgw/m” )以上となる。前記各間隔に対し0.20GPM/ft 2 (毎分的0.75リツトル10.929m2)の最小密度を提供するには必 要最小圧力は夫々、約65.85,135.200PSI以上(約4.56.5 .97.9,49そして14.06k g w / m” )となる。
スプリンクラ−の最小圧力を約35psi (約2.46kgw/m” )とす るには、米国内に存在し得る普通火災空間の少なくとも幾つかにブースターポン プを設ける必要があり、約50psi (約3.51kgw/m2)とするため にはその大多数にブースターポンプを設ける必要があり、約60psi (約4 .21kgw/m2)とするためには80乃至90パーセントにブースターポン プを設ける必要があり、約75psi (約5.27 k gw/m” )とす るためには殆ど全ての普通火災空間にブースターポンプを設ける必要があると考 えられる。そうしたブースターポンプの取り付はコストは代表的には約3500 0ドルよりも大きい、斯くして、殆どではないにせよ多くの存在し得る普通火災 空間では、ブースターポンプを設け、標準型スプリンクラ−を使用するシステム での保護範囲拡大を支援する必要がある。
第2の問題は、必要送達水量が、受は入れ可能な水準での一様性及び有効密度下 にそうした拡大範囲に満足に送達されるものであるか否か、或いはどうすればそ う出来るのかだれも知らないことである。単に圧力を従来の小火災空間のための 圧力から普通火災空間用のスプリンクラ−のそれに増大する、或いは従来の拡大 された小火災保護範囲用のスプリンクラ−の圧力とするのみでは、拡大状態での 分与或いは保護範囲へのもっと高密度での送達が提供されるとは予測出来ない、 大部分の既存の普通火災空間用のスプリンクラ−はデフレクタ−を有し、このデ フレクタ−が水の放出パターンを最適化し斯くしてスプリンクラ−の保護範囲を 先に言及した最大値(130平方フイート(約12.08m”)とする。圧力の 増大によりスプリンクラ−が同じ限定範囲にもつと多量の水を送達するようにな ることが予測される程度である。議論したように、16平方フイート(約1.4 8m2 )の範囲に既存の標準型スプリンクラ−1拡大保護範囲用スプリンクラ −を通し普通火災保護範囲の上端に必要な水密度を送達するためには、殆どでは ないにせよ多くの場合ブースターポンプが必要である。
圧力をブーストし分与パターンを変化させたとしても水の分布が予想通り適切な ものになる保証はない、十分な高圧力下では別の分与現象が生じ得る0分与され る水は保護範囲に達する以前に霧となり、結局送達されなくなる可能性もある。
別の可能性としては、デフレクタ−が水柱に効果的に打ち勝つに従い分与パター ンが崩れ、高圧時に一段と拘束された分与パターンが実際に発生ずることがある 。単純に水圧を増大させるだけでは適正な水の送達成いは分与を予測することは 不可能である。これが、NFPA及びULが共に、拡大保護範囲のために製造さ れたスプリンクラ−を要求し、或いはそうした状況下で火災からの効果的な保護 を実証する火災時分与を要求する理由である。
第3の問題点は、ULにしろその他認識される実験室にしろ、普通火災空間での 保護範囲拡張を承認するためにスプリンクラ−或いはスプリンクラ−システムを 実験するための確立された手順或いは基準を持たないことである。NFPA−1 3基準下でそのようなスプリンクラ−を提供する可能性は少なくとも1973年 以降存在したが、そのようなスプリンクラ−を試験したり提供したりする者はか つてなかった。スプリンクラ−のエンジニア達は代表的には、認定された性能試 験及び基準、例えばULのそれを満足させるためのスプリンクラ−を設計するの であり、認定されず且つ確立された試験或いは性能基準も無いことから一般のス プリンクラ−エンジニア達に普通火災保護範囲を拡大するための設計方法を正し く理解する者は無かったのである。
実際問題として、米国内の、ULの承認を受けない或いは認定された他の、独立 した主要な実験所や協会の承認或いは認可するスプリンクラ−の商業的価値は、 実験或いは認可されたスプリンクラ−に対する州及び地方機関及び種々の火災保 険会社の条件から、もしあったとしても極く僅かである。
(発明の概要) 本発明はその1様相に於て天井スプリンクラ−を提供する。この天井スプリンク ラ−は、その一端に出口オリフィスを具備してなる全体にチューブ状の胴部にし て、8.7以上のにファクターを有し、このにファクターが胴部を流れる毎分当 りのガロン数を、胴部中に送水される1平方インチ当りのポンド数での水圧の平 方根で除した値に等しい胴部と、出口オリフィスを少なくとも全体的に閉じるプ ラグと、プラグを釈放自在に維持する引き金要素と、出口オリフィスに相対する 主要表面を有するデフレクタ−と、デフレクタ−及び胴部な、出口オリフィスと 全体的に整列し且つ出口オリフィスから主要表面が離間する状態で連結しそれに より、プラグ釈放後に出口オリフィスを水柱として放出される水の衝撃を受ける ようにする支持体とを含んでいる。デフレクタ−及び支持体は水流を水柱の全周 囲から一般に半径方向外側に反らすような形状及び位置とされる。天井スプリン クラ−を同型の3基の天井スプリンクラ−と共に配列して少なくとも200平方 フイート(約18.58m”)の範囲の矩形形状を画定し、矩形形状の4つのコ ーナ一部分の各々に各−基の天井スプリンクラ−を位置付け、デフレクタ−をス プリンクラ−の画定する矩形形状部分と平行で且つ少なくとも同一長さの一般に 円滑な天井位置或いは天井から2フイート(約0.6メートル)以内の距離に位 置決めし、前記4基の天井スプリンクラ−の各々に、矩形形状の平方フィート( 約0.929m” )での面積の値に、少なくとも0.15GPM/f t”  (毎分的0.56リツトル10.929m”)である選択放出密度を乗じた値に 等しい放出量で水が流れるようにするための圧力で送水した場合、4基のスプリ ンクラ−からの水は天井スプリンクラ−のデフレクタ−の下方7.5フイート( 約2.25メートル)未満の位置で各天井スプリンクラ−に関し中心位置決めし た四角形範囲上に放出される。この四角形範囲はその側辺がスプリンクラ−の形 成する矩形形状の側辺よりも少なくとも6フイート(約1.8メートル)短(、 この四角形範囲が4基の天井スプリンクラ−からGPM/ft”での選択密度と 少なくとも等しいGPM/f t”での平均密度の水を受ける。前記四角形範囲 での各平方フィート(約0.0929m” )部分は少なくとも0.02GPM の水を受ける。
本発明の他の様相によれば天井スプリンクラ−が提供され、この天井スプリンク ラ−は、その一端に出口オリフィスを具備する全体にチューブ状の胴部にして、 8.7以上のにファクターを有し、このにファクターが胴部を流れる毎分当りの ガロン数を、胴部中に送水される1平方インチ(約6.45平方ミリ)当りのボ ンド数での水圧の平方根で除した値に等しい胴部と、出口オリフィスを少なくと も全体的に閉じるプラグと、出口オリフィスを閉じるプラグを釈放自在に維持す る引き全要素と、出口オリフィスに相対する主要表面を有するデフレクタ−と、 デフレクタ−及び胴部を、出口オリフィスと全体的に整列し且つ出口オリフィス から主要表面が離間する状態で連結しそれにより、プラグ釈放後に出口オリフィ スから水柱として放出される水の衝撃を受けるようにする支持体とを含んでいる 。主要表面は実質的に平坦でありその外周は全体的に円形であり主要表面の中心 の周囲には複数のスロットが等間隔で配設される。各スロットはデフレクタ−を 貫いて伸延し、デフレクタ−の外周部から少なくとも全体的に半径方向内側に、 主要表面の中心から1.5インチ(約38.1ミリ)以上接近しない距離伸延す る。主要表面の外径は少なくとも1、フインチ(約43.2ミリ)であり、0. 8インチ(約203ミリ)より大きい外径の中央の環状の平坦領域が出口オリフ ィスと相対する。
本発明の他の様相に於ては、構造体内部で天井に近接し、天井の下方に位置付け られた天井スプリンクラ−システムであって、本システムにより保護されるべき 連続範囲の上方に組み込まれてなる天井スプリンクラ−システムが提供される。
前記連続範囲は、天井の下方に位置付けられ且つ、構造体内部で天井の直下の床 の上方に位置付けられる1本システムは構造体内部の天井に近接して位置付けら れ且つ保護するべき連続範囲の上方に位置付けられた第1の水送水導管と、第1 の複数の天井スプリンクラ−とを含み、各天井スプリンクラ−が、第1の水送水 導管と連結され出口オリフィスを具備してなる全体的にチューブ状の胴部と、出 口オリフィスと相対する主要表面を具備するデフレクタ−と、このデフレクタ− を胴部に連結するための支持体とを含んでいる。各デフレクタ−の1つの主要表 面が出口オリフィスと整列する状態で出口オリフィスから離間され、天井スプリ ンクラ−作動後に水柱状態で出口オリフィスから放出される水を受ける。チュー ブ状の胴部の各々は8.7以上のにファクターを有し、このにファクターは胴部 を流れる毎分当りのガロン数を、胴部中に送水される1平方インチ(約6.45 平方ミリ)当りのボンド数での水圧の平方根で除した値に等しい。第1の複数の 天井スプリンクラ−の各デフレクタ−の1つの主要表面は、天井スプリンクラ− 作動後、連続範囲と相対する天井位置或いはその下方に位置付けられそれにより 、天井スプリンクラ−の作動後は天井スプリンクラ−の一般に半径方向外側の周 囲部分及び天井スプリンクラ−の下方の前記連続範囲に水柱を分与する。第1の 複数の天井スプリンクラ−の少なくとも一対の天井スプリンクラ−が第1の送水 導管上で相互に隣接し且つそれらの間に垂直壁の存在しない状態で前記第1の送 水導管上で15フイート(約4.5メートル)以上離間される。
本発明の更に他の様相に従えば、構造体内部で天井に近接し、天井の下方に位置 付けられた天井スプリンクラ−システムであって、本システムにより保護される べき連続範囲の上方に組み込まれてなる天井スプリンクラ−システムが提供され る。前記連続範囲は、天井の下方に位置付けられ且つ構造体内部で天井の直下の 床の上方に位置付けられる。本システムには、構造体内部の天井に近接して位置 付けられ且つ保護するべき連続範囲の上方に位置付けた第1の送水導管と、第1 の複数の天井スプリンクラ−とを含み、各天井スプリンクラ−が、第1の送水導 管と連結され出口オリフィスを具備してなる全体的にチューブ状の胴部と、少な くとも全体的に出口オリフィスを閉じる状態で釈放自在に維持されるプラグと、 出口オリフィスと相対する主要表面を具備するデフレクタ−と、このデフレクタ −を胴部に連結するための支持体とを含んでいる。各デフレクタ−の1つの主要 表面が出口オリフィスと整列する状態でこの出口オリフィスから離間され、プラ グの作動後に水柱状態で出口オリフィスから放出される水を受ける。各胴部は8 .7以上のにファクターを有し、このにファクターは胴部を流れる毎分当りのガ ロン数を、胴部中に送水される1平方インチ(約6.45平方ミリ)当りのボン ド数での水圧の平方根で除した値に等しい、第1の複数の天井スプリンクラ−の 各デフレクタ−の1つの主要表面は、少なくとも天井スプリンクラ−の作動後に 保護するべき連続範囲と相対する天井位置或いはその下方に位置付けられる。天 井スプリンクラ−はその作動後に天井スプリンクラ−の一般に半径方向外側の周 囲部分及び天井スプリンクラ−の下方の前記連続範囲に水を分与するための構造 とされる。第1の送水導管が本システムの、前記第1の送水導管の横方向の一方 側に隣接する第2の送水導管から15フイート(約4.5メートル)以上離間さ れる。第2の送水導管は第1の送水導管と全体的に平行であり、天井に近接し且 つ前記連続領域の上方に位置付けられ、また第1の送水導管に隣接する天井スプ リンクラ−支持用の他の導管が本システムの第1の送水導管に隣接しない場合は この隣接する壁から7.5フイート(約2.25メートル)以上能して位置付け られる。
本発明の他の様相に於ては、構造体内部で天井に近接し、天井の下方に位置付け られた天井スプリンクラ−システムであって、本システムにより保護されるべき 連続範囲の上方に組み込んでなる天井スプリンクラ−システムが提供される。前 記連続範囲は、天井の下方に位置付けられ且つ、構造体内部で天井の直下の床の 上方に位置付けられる。本システムは、構造体内部の天井に近接して位置付けら れ且つ保護するべき連続範囲の上方に位置付けた第1の送水導管と、第1の複数 の天井スプリンクラ−とを含み、各天井スプリンクラ−が、第1の送水導管と連 結され出口オリフィスを具備してなる全体的にチューブ状の胴部と、出口オリフ ィスと相対する主要表面を具備するデフレクタ−と、このデフレクタ−な胴部に 連結するための支持体とを含んでいる。各デフレクタ−の1つの主要表面が出口 オリフィスと整列する状態で出口オリフィスから離間され、天井スプリンクラ− 作動後に水柱状態で出口オリフィスから放出される水を受ける。少なくとも一基 の天井スプリンクラ−のチューブ状の胴部が8.7以上のにファクターを有し、 このにファクターは胴部を流れる毎分当りのガロン数を、胴部中に送水される1 平方インチ(約6.45平方ミリ)当りのボンド数での水圧の平方根で除した値 に等しい。−基のデフレクタ−の1つの主要表面が、天井スプリンクラ−作動後 に保護するべき連続範囲と相対する天井位置或いはその下方に位置付けられ、天 井スプリンクラ−作動後は一基の天井スプリンクラ−の一般に半径方向外側の全 周囲及び−基の天井スプリンクラ−の下方の前記連続範囲の一部分に水柱を分与 する。−基の天井スプリンクラ−が、SにLを乗じた保護領域の一部分の上方に 取り付けられる。Sは、−基の天井スプリンクラ−から、この−基の天井スプリ ンクラ−に隣接する第1の送水導管の最も遠くに取り付けた天井スプリンクラ− までの第1の送水導管に直交する方向での距離と、前記−基の天井スプリンクラ −と構造体の壁との間に第1の送水導管により支持される他の天井スプリンクラ −が無い場合の、隣接するその壁までの距離の2倍の距離との内の大きい方であ り、Lは、第1の送水導管から、本システムの複数の天井スプリンクラ−を保護 範囲上方で天井に近接して支持する送水導管の最も遠くに取り付けられ前記第1 の送水導管の横方向の側部に隣接する送水導管までの、第1の送水導管に直交す る方向での距離と、他に平行状態で隣接する本システムの送水導管が無い場合の 、第1の送水導管の横方向の側部から隣接する壁までの前記第1の送水導管に直 交する方向での距離の2倍の距離との内の大きい方である。SXLは約200平 方フイート(約18.58m”)或いはそれ以上である。
1様相に於て本発明は天井スプリンクラ−を提供し、この天井スプリンクラ−は 、その一端に出口オリフィスを具備してなる全体にチューブ状の胴部にして、8 .7以上のにファクターを有し、このにファクターが、胴部を流れる毎分当りの ガロン数を、胴部中に送水される1平方インチ(約6.45平方ミリ)当りのボ ンド数での水圧の平方根で除した値に等しい胴部と、出口オリフィスを少なくと も全体的に閉じるプラグと、出口オリフィスを閉じるプラグを釈放自在に維持す る引き全要素と、出口オリフィスに相対する主要表面を有するデフレクタ−と、 デフレクタ−及び胴部な、出口オリフィスと全体的に整列し且つ出口オリフィス から主要表面が離間する状態で連結しそれにより、プラグ釈放後に出口オリフィ スから水柱として放出される水の衝撃を受けるようにする支持体とを含んでいる 。デフレクタ−及び支持体は水柱の全周囲に一般に半径方向外側に水流をそらせ るよう構成され且つ位置決めされ、加圧状態でO,LOGPM/ft”(毎分約 0.38リットル10.0929m”)或いはそれ以上のある平均放出密度での 水を256平方フイート(約23.78m”)或いはそれ以上の連続する平坦領 域に分与する。そして実際に、デフレクタ−をこの連続する平坦領域とこの領域 と平行な平坦な天井との間の、またこの平坦領域の上方7.5フイート(約2. 25メートル)より大きく無くしかも天井の下方2フイート(約0.6メートル )未満の距離の間のある位置に位置決めした場合、連続する平坦領域の2フイー ト四方(約0.6メートル四方)の各部分に、1平方フイート(約0.0929 m” )当りの平均で、平均放出密度の大きさの少なくとも10パーセントの毎 分ガロンでの密度の水を送達する。
本発明の更に他の様相に於て本発明は火災保護用の天井スプリンクラ−の設置方 法を提供する0本方法には、複数の天井スプリンクラ−を、建物の内部の天井に 全体的に近接し且つ建物の内部の天井と相対する床部分の上方の少なくとも1本 の送水管に連接する連接段階にして、各天井スプリンクラ−かにファクターが8 ,7以上であるチューブ状の胴部を含み、このにファクターが、胴部を流れる毎 分当りのガロン数を、胴部内に送水される1平方インチ(約6.45平方ミリ) 当りのボンド数での水圧の平方根で除した値に等しく、デフレクタ−が胴部の出 口オリフィスと整列する状態で出口オリフィスから離間されそれにより、前記デ フレクタ−が天井スプリンクラ−作動時に水柱状態でこの出口オリフィスから囲 の少なくとも約15フイート四方(約4.5メートル四方)の範囲の保護空間に 実質的に一様に送達し、前記範囲の保護空間が各天井スプリンクラ−位置に中心 を有し且つ床面よりも低く無く且つ各天井スプリンクラ−のデフレクタ−の下方 的7.5フイート(約2.25メートル)未満の距離に位置付けられてなる連接 段階と、相互に隣り合う前記複数の天井スプリンクラ−を、最も接近して隣り合 う少なくとも一対の天井スプリンクラ−が相互に15フイート(約4.5メート ル)以上離間されるよう離間する離間段階とを含んでいる。
(図面の簡単な説明) 図1は本発明に従うペンダント型天井スプリンクラ−の好ましい具体例の部分断 面側面図である。
図2は本発明の好ましい具体例に於けるデフレクタ−の底部側の平面図である。
図3は図2のデフレクタ−の側面図である。
図4はデフレクタ−の断面図である。
図5は好ましい具体例のペンダント型天井スプリンクラ−を使用してなる天井ス プリンクラ−システムの配置を示す側面図である。
図6は5のシステムの部分破除した平面図である。
図7は乾式のペンダント型天井スプリンクラ−ヘッドの部分破除した側面図であ る。
埋め込み型天井スプリンクラ−の側面図である。
図8は埋め込み型天井スプリンクラ−の断面側面図である。
図9は図8の天井スプリンクラ−を90度回転させた状態での断面側面図である 。
図1Oは図8及び図9の天井スプリンクラ−のデフレクタ−の平面図である。
図11は図10のデフレクタ−の、図1Oの線11−11で切断した側方断面図 である。
図12は別懇様の埋め込み型天井スプリンクラ−の断面側面図である。
図13は図12の天井スプリンクラ−の、線13−13で切断した断面図である 。
(具体例の詳細な説明) 以下の説明の中で使用する幾つかの用語は都合上用いるに過ぎないものであり、 これに限定するものではない。
”右“、“左“、”下方”、”上方”等は参照される図中での方向を表す、”半 径方向に”及び”軸線方向に”とは、参照される物体、構成要素或は構造に対す る夫々直交方向及び中心軸線に沿った方向に対し参照されるものであり、一方、 ”内側に”及び“外側に”とはデバイス或は構造の幾何学的中心に対しての、夫 々接近及び後退を意味する。用語には特記した言葉の派生語や類義語が含まれ、 図中、同じ参照番号は同じ要素を表す。
図1を参照するに、ペンダント型のフレーム式天井スプリンクラ−(以下、単に 天井スプリンクラ−とも称する)の好ましい具体例が全体を参照番号1oで示さ れている。天井スプリンクラ−10は好ましくはワンピース型のフレーム11を 含み、このフレーム11は概略チューブ状の胴部】2と、この胴部に相接するヨ ーク20とにより構成される。
胴部12が通路13を画定し、通路13が、人口14を画定する一方の開放端部 と出口オリフィス16を画定し入口14に対向する他方の開放端部とを有してい る。
胴部12にはねじ溝36を設け、前記入口14を、幾つかの天井スプリンクラ− への送水導管から伸延する送水管或は送水ステムにねじ込み可能とし、また平行 状態で対向する少なくとも一対の平坦なフランジ側面(その1つが番号38で示 される)を設け、ここにレンチを噛せて胴部12を送水管に固定出来るようにす るのが好ましい。
ヨーク20を胴部12と一体化し且つ継ぎ目のない状態で形成し、鏡像をなす2 本のアーム22及び24を設け、これらアームを出口オリフィスの放出軸線A− Aに関する長手方向に於て胴部12から遠方に伸延させるのが好ましい、アーム 22及び24は放出軸線A−A上に中心を持つ交差部或はナックル26の位置に 収斂させるのが好ましい。プラグ18を出口オリフィス16内に位置決めし、出 口オリフィス16の胴部12を貫く通路13を少なくとも実質的に閉塞させる。
湿式の天井スプリンクラ−ではプラグ18は貫通孔を有さす従って作動射水圧が 加わる。乾式の天井スプリンクラ−は図7に示される如きものであり、プラグ1 18には代表的に小孔118aが設けられ、この小孔118aが天井スプリンク ラ−からの残余水分或は凝縮物の排流を可能とする。
その概略を番号28で示す熱応答式の釈放デバイスをプラグ18とナックル26 との間に位置決めし、出ロオリフィス16内部にプラグ18を保持させる。釈放 デバイス28を、説明した如き熱応答性の、破壊性のデバイスとするのが好まし いが、図7に番号128で示すようなアルコール充填ガラス球とし、図8及び9 に番号228で示す熱釈放式のリンク及びレバーデバイスとし、或はその他好適 な、熱破壊性の或はそうでない場合には熱作動式の釈放性デバイス、または好適 な、電気釈放式デバイスを使用しても良い、それら釈放デバイス及び要素は当業 者には周知である。釈放デバイス28は可融性の合金を含み、ステンレス鋼製の ボールが中空ブロンズ製の中央支柱内にこの合金をシールする0合金がその定格 温度で溶けるとボールが押し上げられて中央支柱内に入り込み、2つのエジェク タ29を釈放してプラグ18を自由状態とする。図示された熱応答式の釈放デバ イス28は例示目的のみのためのものであり、例えば、その一端をプラグ18の 中央の凹所に受容させ、他端を、ナックル26を貫く穿孔内にねじ込んだ調整ね じ34の先端部の凹所内に受容させる0本発明のデフレクタ−40を、その中央 穿孔41を調整ねじ34の一端を貫く状態で取り付け、胴部12と連結するヨー ク2oにしっかりと保持させるか或はナックル26に直結して固定してフレーム 11に支持するのが好ましい、好ましいデフレクタ−40は、対向する円形の上 方主表面42及び下方主表面43を有する。上方主表面42は出口オリフィス1 6と全体に整合し且つ出口オリフィスから離間し、好ましくイスと相対し、天井 スプリンクラ−10の作動時に出口オリフィス16から図3及び4に矢印Fで示 される方向に放出される水の衝撃を受ける。
天井スプリンクラ−10は、デフレクタ−40の形状や出口オリフィスの寸法形 状の幾つかの点で従来のフレーム式天井スプリンクラ−のそれとは異なる0本発 明の1様相に於ては天井スプリンクラ−の胴部が”特大型の”及び”超大型の” オリフィス寸法を有し、そのにファクターは大きい、詳しく言えば、本発明の天 井スプリンクラ−の胴部のにファクターは標準型オリフィスのそれよりもずっと 大きく、また大型オリフィスを有する天井スプリンクラ−のそれよりも大きい、 大型オリフィスでのにファクターは7.4乃至8.2±5パーセント(或は最大 にファクター8.7)である、直径約o、64インチ(約16.3ミリ)の”特 大型”オリフィス及び直径約0.70インチ(約17.8ミリ)の“超大型”オ リフィスを使用してにファクターを8.7以上、代表的には夫々11及び14と するのが好ましい、そうした特大型及び超大型のオリフィスを有する天井スプリ ンクラ−によれば比較的大量の水を送給可能になると共に、水流創出のために提 供されるべき最小水圧の最小化が可能となる。この方策の大きな利点は、散布の ための水圧をブーストする補助ポンプを設ける必要性が排除され得る点にある。
特大型オリフィス式の天井スプリンクラ−の好ましい胴部12は約1.25イン チ(約31.8ミリ)の公称高さを有し、内部の通路は直径約0.7フインチ( 約19.6ミリ)である。この通路は夾角約8乃至8.5度に於て円錐状に下方 に傾斜し、その出口端付近での直径は約0.63インチ(約16ミリ)となり、 この直径のままで少なくとも約0.1インチ(約2.5ミリ)伸延する1通路の 最後の0.65インチ(約16.5ミリ)の部分はプラグの釈放要件と適合する よう形状付けされる0通路は同一直径での円筒状として良く、或は、例えば切頭 円錐状に外側に拡開させ得る。胴部12にはアーム22.24が設けられ、これ らのアームがナックル26を出口オリフィス16から約1.25インチ(約31 .8ミリ)の距離に支持する。ナックル26は、直径段0.4インチ(約10. 2ミリ)で出口オリフィスと相対する平坦な端部ノーズを有し、この端部ノーズ からは夾角約8乃至10度で切頭円錐状に側壁が外側に拡開する状態で伸延し、 そのデフレクタ−の直上位置までの全高は約0.35インチ(約8.9ミリ)で ある。
超大型オリフィスを具備する天井スプリンクラ−での好ましい胴部12は公称高 さが約1インチ(約25.4ミリ)であり、内部の通路は直径約0.76インチ (約19.3ミリ)である、この通路は夾角約5度で円錐状に下方に傾斜して直 径約0.フインチ(約17,8ミリ)となり、その直径のままで178インチ( 約3.18ミリ)伸延する。この直径−足部分を越える天井スプリンクラ−の出 口端部(オリフィス)もやはり、プラグを受けそして釈放するための好適な形状 とされる。
図2にはデフレクタ−40の下方の主表面43が示される。この下方主表面43 の形状は好ましくは、出口オリフィス16と相対する上方主表面42と同一であ る。
胴部12の近接側の端部とデフレクタ−40の上方主表面42との間の間隔を約 1.33インチ(約33.8ミリ)とするのが好ましい0本発明の天井スプリン クラ−のデフレクタ−40は公称外径が出口オリフィス16の幅寸法よりも大き く且つ出口オリフィス16を出る水柱の幅寸法よりも大きい、更に詳しくは、フ レーム形式の天井スプリンクラ−での前記公称外径は、少なくとも例示されたチ ューブ状の胴部からデフレクタ−までの間隔に於ては約1.7及び約2.3イン チ(約33.2ミリ乃至58.4ミリ)の間或はそれ以上である。少なくとも1 6、好ましくは約24の、一様な角度で離間させたスロットを設けることを提案 する。番号44で示す長寸スロットを短寸スロット45と交互させるのが好まし い。長寸スロット44及び短寸スロット45は各々、デフレクタ−40の曲線形 状、好ましくは円形の外周46から一般に半径方向内側に伸延される。各スロッ トの幅寸法は約0.03乃至0.095インチ(約0.76乃至24ミリ)の間 の範囲とし、好ましくは約0.04乃至約0.06インチ(約1.0乃至15ミ リ)の範囲とするよう提案する。各スロットを115インチ(約5.1ミリ)或 はそれ以上の距離半径方向内側に伸延させる。その場合、長寸スロット44をデ フレクタ−40の、放出軸線A−Aに沿って位置付けた中心に約0.5インチ( 約12.7ミリ)、好ましくは約0.6インチ(約15.2ミリ)以上接近しな い状態で半径方向内側に伸延させるよう提案する。上方主表面42及び下方主表 面43は中実で平坦な中央角度付部分を有し、この中央角度付き部分の直径は、 例示したチューブ状の胴部とデフレクタ−との間の間隔に対しては少なくとも1 インチ(約25.4ミリ)、好ましくは約1.2インチ(約30.5ミリ)或は それ以上である。好ましくはこの中央角度付は部分を中実とし、取付は用の中央 開口部を別としてスロットその他の水を通す開口部は設けない、同様に好ましく は、長寸スロット44及び短寸スロット45の提供する全開放面積は外周部分よ りも内側でのデフレクタ−の上方主表面42及び下方主表面43の全表面積の約 10%且つ約30%未満とされる。
1つの好ましいペンダント/凹所ペンダント型の天井スプリンクラ−10でのチ ューブ状の胴部12の公称直径は約0.64インチ(約16.01ミリ)であり 、図3に示されるような外径1.86インチ(約47.2ミリ)の本来平坦な円 形のデフレクタ−と組み合わせた場合、公称にファクター約11を提供する。前 記デフレクタ−は各々0.062インチ(約1.58ミリ)の公称幅寸法を有し 、デフレクタ−の円形の縁部46から半径方向内側に向けて夫々01275イン チ及び0.35インチ(約6.98ミリ及び8.9ミリ)伸延する。出口オリフ ィスと上方主表面42との間の公称間隔は約1.6インチ(約40.6ミリ)で ある、この天井スプリンクラ−が、隣り合う一対の天井スプリンクラ−間の最小 間隔が13フイート(約3.9メートル)、最大間隔が少なくとも16フイート (約4.8メートル)、天井スプリンクラ−から隣り合う任意の壁までの距離が 8フイート(約2.4メートル)までの距離である状態で少なくとも0.15及 び少なくとも0.21GPM/ft”(毎分0.79リットル10.0929m ” )までの最小水密度での水を天井スプリンクラーー基当り約256平方フイ ート(約23.78m2)の最大普通大災保護範囲に送達することが実証された 。この普通火災保護範囲は、これらの天井スプリンクラ−のデフレクタ−を保護 対象であることろの隣接空間から上方に少なくとも7.5フイート(約2.25 メートル)までの距離離間させ且つ3フイート(約0.9メートル)もの近さに 接近させ、またこの部分を覆う天井から約1.5フイート(約0.45メートル )未満の距離の位置に配設した状態で提供された。この普通火災保護範囲は都合 良くは、単数或は複数の天井スプリンクラ−の下方の普通火災保護範囲内の且つ また単数或は複数の天井スプリンクラ−を取り囲む構造体の壁の範囲内の物品或 は構造物の上層を画定する。
現在好ましいペンダント型/凹所ペンダント型の天井スプリンクラ−10のに於 ては公称直径が0.フインチ(約17.8ミリ)、公称にファクターが14以上 の出口オリフィスを具備する胴部12が使用され、約2.3インチ(約58.4 ミリ)の外径を有する現在好ましい円形のデフレクタ−40が、図3に示される ようにやはり本来平坦とされている。胴部12はナックル26を出口オリフィス 16から約1.25インチ(約31.8ミリ)の距離の位置で支持するアーム2 2.24を有し、ナックル26は3/8インチ(約9.5ミリ)の丸み付けした ノーズ部を有する。このノーズ部の切頭円錐形状の側壁が夾角約18度で外側に 拡開し、デフレクタ−の真上までのその高さは約0.35インチ(約8.9ミリ )である0幅約0.062インチ(約1.58ミリ)の長寸及び短寸の各スロッ トが等角度間隔で交互に24箇所に設けられる。長寸スロット44は円形縁部4 6から約05フインチ(約14.4ミリ)、短寸スロットが約0゜5インチ(約 12.7ミリ)、夫々半径方向内側に伸延される。このスプリンクラ−が、隣り 合う天井スプリンクラ−間及び隣り合う枝管間の最小間隔が13フイート(約3 .9メートル)、最大間隔が少なくとも20フイート(約6メートル)である状 態で少なくとも0.15及び少なくとも0.21GPM/ft” (毎分0.7 9リツトル/ 0 、0929 m ” )までの最小水密度を天井スブリイク ラーー基当り少なくとも最大約400平方フイート(約37.2m” )の最大 普通火災保護範囲に送達することが実証された。この最大普通火災保護範囲はこ れらの天井スプリンクラ−のデフレクタ−を保護対象である隣接空間の上方に少 なくとも7.5フイート(約2.25メートル)まで離間させ且つ3フこの部分 を覆う天井から約1.5フイート(約0.45メートル)未満の距離に配設した 状態で提供された。前記普通火災保護範囲はここでも、単数或は複数の天井スプ リンクラ−に直接相対し且つ下方の用品或は構造物の上層であると考えられた。
これらの2つのペンダント型/凹所ペンダント型天井スプリンクラ−構成は共に 、少なくとも13フイート四方(約3.9メートル四方)よりも小さく無い範囲 から少なくとも20フイート四方(約6メートル四方)の範囲を連続的にカバー する。この範囲での連続的カバーは全て、普通火災保護範囲のための要求最大水 密度の値であるところの0.21GPM/ft” (毎分0.79リットル10 .0929m”)という密度に対する天井スプリンクラーー基当りの最小設計圧 力である約35psi(約2.46kgw/cm” )未満の圧力範囲内で提供 された。
本発明を、図4に示すようにデフレクタ−40の最も外側の環状部分40aを円 錐形状とし、夾角αを約140度或はそれ以上、好ましくは約150度から約1 70度とする一方、環状部分40aの取り巻く本来平坦な環状部分40bを中央 に設け、これを放出軸線A−Aと直交状態に配向して直立型の天井スプリンクラ −に適合するのが好ましい、説明したチューブ状胴部とデフレクタ−との間の間 隔並びに構成に対しては、中央の環状部分40bの外径を少なくとも約1インチ (約25.4ミリ)、好ましくは1.2インチ(約3o、5ミリ)とするのが好 ましく、またデフレクタ−の全直径を約2インチ(約50ミリ)或はそれ以上、 好ましくは約2乃至2.3インチ(約50乃至58.4ミリ)とするのが好まし い。各スロットを各デフレクタ−の外周部分から半径方向内側に、切頭円錐形状 部分の長さの多くの部分乃至大半に沿って伸延させるのが好ましい。スロットは この場合でもデフレクタ−を軸方向に完全に貫いて伸延される。その他の点では これらデフレクタ−は、可変長さのスロットを設ける点も含め、ペンダント型の 天井スプリンクラ−のデフレクタ−と同じである。
現在好ましい直立型の天井スプリンクラ−構成に於ては、胴部12を具備するフ レーム11が使用され、胴部12の公称オリフィス直径は約0.64インチ(約 15.2ミリ)であり、実質的に平坦であるも尚、若干切頭円錐形状のデフレク タ−と組み合わせた場合、公称にファクター約11を提供する。このデフレクタ −は外径が2インチ(約50ミリ)の本来平坦な形状を有し、図4に概略示され るように、その中央環状部分を外側の環状円錐部分が取り巻く。デフレクタ−4 0′もまた中央開口41′を有し、この中央開口には好ましくは24の公称幅が 各々0.046インチ(約1.17ミリ)のスロットが等間隔に配設され、デフ レクタ−の円形の縁部46°から半径方向内側に約0.345インチ及び0.4 2インチ(約8.76ミリ及び10.7ミリ)の長さで夫々中心軸線に向けて伸 延する。平坦な中央環状部分40b°は直径約1.2インチ(約30.5:す) であり、一方、外側環状部分40a°は夾角αを約152度(中央環状部分40 b′から約14度偏倚する状態)とする円錐状である。この天井スプリンクラ− が、隣り合う天井スプリンクラ−間及び隣り合う枝管間の最小間隔が13フイー ト(約3.9メートル)、同最大間隔が少なくとも16フイート(約4.8メー トル)、(隣り合う壁との最大間隔は8フイート(約2.4メートル))である 状態で少なくとも0.15から少なくとも0.21GPM/ft” (毎分0. 79リツトル10.0929m” )(少なくとも0.15から少なくとも0. 21 GPMlo、0929m” )までの最小の水密度を、天井スプリンクラ ーー基当り少なくとも約256平方フイート(約23.78m2)の最大普通火 災保護範囲に送達することが実証された。この最大普通火災保護範囲はこれらの 天井スプリンクラ−のデフレクタ−を、隣接する被保護空間の上方に少なくとも 7.5フイート(約2.25メートル)まで離し且つ3フイート(約0.9メー トル)もの近さに接近させ、またこの部分を覆う天井から約1.5フイート(約 0.45メートル)未満の距離に配設した状態で提供された。
現在好ましい第2の直立型天井スプリンクラ−構成に於ては、公称オリフィス直 径が0.ツイフチ(約17.8ミリ)の胴部12を有するスプリンクラ−フレー ム11が使用される。この胴部は、別の、現在好ましい円形のデフレクタ−40 °と共に14以上の公称にファクターを提供する。デフレクタ−40°は外径的 2.3インチ(約58.45ミリ)であり、図4に示されるように実質的に平坦 で且つ若干切頭円錐形状を有する。各々幅が約0.062インチ(約1.58ミ リ)である長寸及び短寸の24のスロットが等間隔で交互に設けられ、長寸スロ ットが円形の外側の縁部46から約0.5フインチ(約14.5ミリ)の長さで 半径方向内側に伸延し、一方、短寸スロットが約0.5インチ(約12.7ミリ )の長さで半径方向内側に伸延する。デフレクタ−の中央環状部分40b’は外 径的1.2インチ(約31.8ミリ)であり、外側円錐部分40a°が約170 度(平坦な中央環状部分40b’から5度偏倚する)の夾角αを画定する。この 天井スプリンクラ−が、隣り合う天井スプリンクラ−間及び隣り合う枝管間の最 小間隔が15フイート(約4,5メートル)、同最大間隔が少なくとも20フイ ート(約6メートル)、(隣り合う壁との最大間隔は10フイート(約3メート ル))である状態で少なくとも0.15から少なくとも0.210PM/f t ” (毎分0.79リットル10.0929m”)(少なくとも0.15から少 なくとも0.21GPM10.0929m” )までの最小の水密度を、天井ス プリンクラーー基当り少なくとも最大約400平方フイート(約37.2m”  )の最大普通火災保護範囲に送達することが実証された。この最大火災保護範囲 は、これらの天井スプリンクラ−のデフレクタ−を、保護されるべき隣り合う開 放部分の上方に少なくとも7.5フイート(約2.25メートル)まで離し且つ 僅か3フイート(約0.9メートル)まで接近させ、またこの開放部分を覆う天 井から約1.5フイート(約0.45メートル)未満の距離に配設した状態で提 供された。
先に説明した第1の直立型の天井スプリンクラ−構成と組み合わせることにより 、これら第1及び第2の2つの直立型の天井スプリンクラ−が、最小13フイー ト(約3.9メートル)から最大少なくとも20フイート(約6メートル)まで のスプリンクラ−間隔及び枝管間隔範囲を連続的にカバー可能となる。上記連続 的カバーは、全ての普通火災保護範囲のためにNFPA−13基準が要求するよ うに、天井から2フイート(約0.6メートル)の範囲内にデフレクタ−を位置 付けた場合に、天井スプリンクラーー基当り約35psi (約2.46Kgw /cm”)未満の最小設計圧力に於て提供される。これらの天井スプリンクラ− の水の分与が火災保護範囲の上方75フイート(約2.25メートル)から約3 フイート(約0.9メートル)の高さに於て実証されたが、この分与を7.5フ ィート以上及び3フィート未満(約2.25メートル以上及び0.9メートル未 満)の高さに於ても維持可能であると考えられる。これらスプリンクラ−は各々 、表示したディメンションでの火災保護範囲における18インチ(約40.5ミ リ)未満の上方距離に対し有効であると定格される。
図5には本発明のフレーム形式の、凹所ペンダント型の天井スプリンクラ−10 の好ましい具体例を使用する天井スプリンクラ−システムの概略が示される。凹 所ペンダント型の天井スプリンクラ−が、少なくとも天井Cに設けられ、また好 ましい具体例である天井スプリンクラ−10の場合は天井Cを貫いて伸延し、構 造体内部の相対する連続空間Fを保護する0本システムにより保護される連続空 間Fの実際の火災保護範囲の境界は、構造体内の天井とこの天井の真下で且つ構 造体内部の連続空間Fを少なくとも全体的に取り巻く床との間から一般に伸延す る垂直壁Wにより画定される。少なくともULが普通火災型(”商業的に定格さ れた”)として承認する天井スプリンクラ−の作動高さは、床からのデフレクタ −の高さでは無くむしろ天井スプリンクラ−よりも下方の構造体の最も高い部分 或は被保護範囲の最も高い内容物からの距離に基づいて決まる。図5では連続空 間Fは天井スプリンクラ−10の下方の有効保護範囲を表し、またこの連続空間 Fは本来常に天井の真下の床部分よりも上方に位置付けられる。直立状態での、 ペンダント型或は凹所ペンダント型の天井スプリンクラ−のデフレクターでの下 方デツキ或は天井Cからの許容間隔は少なくとも1インチ(約25.4ミリ)で あり、普通火災保護範囲内の任意の天井構造部分の下方約2フイート(約0.6 メートル)未満の位置である。ここに記載した特定構造の各天井スプリンクラ− に於てはシステム内の同一の枝管B+或はB、で最も接近して隣り合う一対の天 井スプリンクラ−10間に水平方向間隔”S“が許容されると共に、横方向に隣 接する枝管B+、Ba間には垂直方向間隔”L”が許容される(図6参照)6本 発明による天井スプリンクラ−を含む天井スプリンクラ−10では通常、隣り合 う単数或は複数の壁Wからは、定格最大間隔S或はLの半分未満の距離の間隔を 置くべきである。
本発明の天井スプリンクラ−による広範囲をカバーしての水の分与が、4基の同 一の天井スプリンクラ−をスプリンクラ−の保護範囲を表す矩形形状の4つのコ ーナ一部分に各々1基位置付けた状態で試験された。この配列構成には2本の平 行な枝管B、、B!の各々に2基の天井スプリンクラ−が取付けられた。これま では広範囲型天井スプリンクラ−は同一の最大スプリンクラ−間隔及び最大枝管 間隔に対し実質的に対称的に定格され或は認可されてきたが、もっと非対称の矩 形形状での分与を提供する長円形状での水分与模様を使用するスプリンクラ−を 開発し且つこの目的のために設置することは不可能ではない。天井スプリンクラ −を、そのデフレクタ−を天井Cの表面の下方に位置付けた共通平面内に横設す る状態で設置するのが好ましい、前記共通平面は、凹所ペンダント型及びペンダ ント型の天井スプリンクラ−では4基の天井スプリンクラ−により画定される矩 形形状と、約2乃至4インチ(約50乃至100ミリ)の距離の範囲で(直立型 に於ては約7インチ(約177.8ミリ))少なくとも同一長さを有し且つこの 矩形形状と平行である0作動に際し、4基の天井スプリンクラ−からこれら4基 の天井スプリンクラ−の画定する矩形形状の下方に中心位置決めされ且つこの矩 形形状と平行な四角形領域Aに水が噴射される。四角形領域Aの各側辺は、前記 天井スプリンクラ−の画定する矩形形状の短編よりも少なくとも6フイート(約 1.8メートル)短い。4基の天井スプリンクラ−のデフレクタ−から四角形領 域Aの平面までの最大垂直距離Hを7.5フイート(約2.25メートル)とし 、一方、最小間隔を、天井スプリンクラ−の許す限り接近させつつも尚、分与の ための条件を満足させる距離、好ましくは天井スプリンクラ−のデフレクタ−の 平面と四角形領域Aとの間で3フイート(約09メートル)までの近さとするの が好ましい。水が、(a)火災保護範囲が保護されるために必要と考えられる最 小分与密度に(b)天井スプリンクラ−により画定される矩形形状部分を乗じた 値二に等しいGPM (約3.785リツトル/分)での流量に於て4基の天井 スプリンクラ−の各々に送られた。種々の火災のだめの最小分与密度は:小火災 に対しては0.10GPM (約0.378リツトル/分)、普通火災に対して は0.15乃至0.20GPM (約0.057乃至0.076リツトル/分) 、(従来は0.16乃至0.21GPM(約0.606乃至0.795リツトル /分)であった、水が、測定可能量を得るに十分長い時間、例えば数分間、1平 方フイート(約0.0929m2)の容器Pに収集された。この容器の開口が四 角形領域Aを画定した。
容器Pの上方7.5フイート(約2.25メートル)の高さHに位置付けた場合 、本発明の天井スプリンクラ−は四角形領域Aに対し、四角形領域Aの面積に、 GPM/ft”(毎分約3.785リツトル100929m1 )での選択放出 密度或はそれ以上の密度を乗じた値に等しい流量で水を送達した。更には、選択 放出密度の少なくとも50パーセント或はそれ以上の密度で全四角形領域A内の 各1平方フイート(約0.0929m” )の容器に水が送達され、また1平方 フイート(約010929m”)当り平均で少なくとも2/3或はそれ以上の放 出密度で、水が四角形領域Aの各4平方フイート(約0.37m”)の部分に送 達される。従って、例えば選択放出密度が0.15GPM/f t” (毎分約 0.568リツトル/ 0 、0929 m ” )であれば実際は、1平方フ イート(約0.0929m”)当り平均して少なくとも0.15GPM(毎分約 0.568リツトル)の水が四角形領域A全体に送達され、1平方フイート(約 0.0929m” )当り平均して、少なくとも0.075GPM (毎分約0 .284リツトル)の密度の水が1平方フイート(約0.0929m” )の各 容器に送達され、少なくとも0.10GPM(毎分約0.379リツトル)の水 が四角形領域の各4平方フイート(約0.37m2)の部分に送達される。
説明した好ましい具体例の天井スプリンクラ−のデフレクタ−の面と四角形領域 Aとの間の距離を3フイート(約09メートル)もの近さとした場合、4基の天 井スプリンクラ−は1平方フイート(約0.0929m2)当り平均して実際に は選択放出密度と等しい密度の水を送達する。この場合本発明の天井スプリンク ラ−は更に、1平方フイート(約0.0929m” )当り平均して四角形領域 Aの各1平方フイート(約0.0929m”)部分に少なくとも0.03GPM  (毎分約0.113リツトル)の密度で水を送達し、また選択放出密度の少な くとも半分の密度で四角形領域の各4平方フイート(約0.37m”)の部分に 水を送達する。
本発明は、普通火災保護範囲を拡大する経済的手段並びに経済的方法を初めて提 供する。本発明によれば、そうした保護範囲の拡張を提供するための正味のコス トの削減が可能となる6本発明の天井スプリンクラ−の製造費用は標準オリフィ ス型のスプリンクラ−の製造費用に代表されるそれである。しかしながら、大抵 の設備での保護範囲拡大のために必要な天井スプリンクラ−及び枝管の数はずっ と少なく、また圧力ブースト用ポンプを設置する必要も無い、圧力ブースト用ポ ンプの必要性が全くなくなること自体にも、本発明の経済的利益がある。
しかしながら、スプリンクラ−システムの設備コストの大半は構成部品のコスト ではなく取付けのための人件費により構成される0本発明の天井スプリンクラ− 及びスプリンクラ−システムにより、大抵の場合ではないにせよ多くの場合、任 意の与えられた面積での保護を提供するために必要な天井スプリンクラ−及び枝 管の数はずっと少なくなることから、そうしたコストが大幅に減少する。本発明 の天井スプリンクラ−は更に、400平方フイート(約37.2m” )に対し 天井スプリンクラーー基当りに要求される最終設計圧力が約13psi(約0. 91 Kg/cm” )という極めて低い小火災保護範囲に対し使用出来る利益 もある。この場合、特大型オリフィス(Kファクターが約11の)の天井スプリ ンクラ−を使用することにより、供給水圧のための補助装置或はブースト装置を 必要とすることなく、送達距離を延長可能である。
本発明の好ましい具体例の幾つかの特定の構成が説明され且つその改変例が提案 されたが、当業者には本発明の広い発明概念を離れることなくその他の変更を為 し得ることを認識されよう。
例えば、図7には本発明の、ペンダント型の乾式天井スプリンクラ−100が示 される。この乾式天井スプリンクラ−100には同一のワンピース型のフレーム 11が含まれ、チューブ状の胴部12と、これに隣り合うヨーク20と、ペンダ ント型様式のデフレクタ−40が設けられる。先に説明したように、プラグ11 8には小孔118aが設けられ、胴部12中に捕捉され得る凝縮物がこの小孔を 通して釈放される。プラグ118には更に、アルコール充填型ガラス球形態の破 壊性の熱応答型釈放要素128が取付けられる。また、調整ねじ34の自由端に はビンテール34a取付けられ、このビンテールが調整ねじ34上でデフレクタ −40を支持し且つナックル26を貫いての調整ねじ34のねじ込みと熱応答型 釈放要素128に対する圧力調節のための好都合な手段を提供する。胴部12の 入口端14が番号150で示される従来通りの乾式ペンダント型アセンブリーと 連結される。
アセンブリー150は外側チューブ152及び内側チューブ154を含み、これ らチューブは通路13中を伸延仕手プラグ118上に支持される。内側チューブ 154上には複数のボールベアリング158がスラストベアリング159により 支持され、アセンブリー150の外側チューブの丸み付けした入口端部に押し当 てる状態でシール部材160を支持する。前記丸み付けした入口端部自体は、枝 管その他送給導管の従来式の”T”型フィッティング°中にねじ込まれている。
ここでもフレーム形式の天井スプリンクラ−が説明されたが、当業者には本発明 による教示事項を、例えば米国特許第4014388号、4491182号、4 508175号、4618001号、4630688号、4976320号、5 083616号、5094198号、そして出願番号第07/769917号及 び07/875928号に記載される種々の形式の、ドロップダウン型の埋め込 み式天井スプリンクラ−に対し組込み可能であることを認識されよう。
図8及び9には埋め込み式天井スプリンクラ−200の第1の具体例の側方断面 が示され、デフレクタ−支持部材220を支持するチューブ状の胴部212を具 備している。この胴部212が通路213を画定し、通路213は入口214を 画定する一方の開放端部と出口オリフィスを受けるプラグ218を画定する対向 する開放端部とを含み、前記プラグ218が天井スプリンクラ−が作動されるま で出口オリフィスを閉じる構成となっている。胴部212の、出口オリフィス端 部から半径方向外側に環状フランジ202が伸延し、この環状フランジ202が 結局、胴部のチューブ延長部分204を支持する。このチューブ延長部分204 の遠方端は半径方向内側及び外側に拡開して夫々内側円形フランジ205及び外 側円形フランジ206を画定する。
デフレクタ−支持部材220が、軸線方向に対称状態で伸延するアーム222及 び224を含むのが好ましい、各アームの遠方端は内側に曲げられ夫々内側フラ ンジ部分223及び外側フランジ225を画定する。これら内側フランジ部分2 23及び外側フランジ225を貫く軸線方向の開口がデフレクタ−ガイドビン2 27及び228を夫々摺動自在に受ける。デフレクタ−ガイドビン227及び2 28は、それらの軸線方向の各端部を好適な様式にて拡開させ、フランジ部分の 開口を通り抜けてないようにする。フレフタ−ガイドビン227及び228の遠 方端を、縫い付けなどの従来手段によりデフレクタ−40を通ししっかりと固定 するのが好ましい。
図9にはリンク−レバーアセンブリー230を熱応答性デバイスとして使用し、 天井スプリンクラ−作動時までプラグ218を天井スプリンクラ−の出口オリフ ィス内に保持する構成が例示される。一対の同一のレバー234を軸線方向の曲 げ加工端部の各々に設けるのが好ましい。各レバーの曲げ加工端部の一方を胴部 212の内側円形フランジ205上で支持させる一方、その曲げ加工端部のエル ボ部分を、プラグ218の外側表面に直径方向に対向する状態で設けた2つの同 一の凹所219の一方に受容させる。全体にU字型の平坦なリンク236の同一 の一対のアームが重ねられ、各レバー234の曲げ加工端部の他方の周囲ではん だと共に保持され、レバーのこれら端部を加圧状態に保持する。このように、プ ラグ218上でチューブ状の胴部212内部の水により提供される系統的負荷が レバー234単独により支持される。デフレクタ−支持部材220は、スプリン クラ−作動以前に系統的負荷を受けることがない。
プレート252を、はんだ等の好適な手段により取付は用カラー256の脚部2 54に付設して調節自在の天井カバー250とするのが好ましい、取付は用カラ ー256の外側側面を段加工し、チューブ状ブラケット20Bの段加工部分内部 に受容させる。チューブ状ブラケット208の段加工部分は結局、環状フランジ 202を覆う状態で該環状フランジにより支持され、次いで胴部212に当接し てデフレクタ−240に関するプレート252の位置決めを調節自在とする。
図10及び11にはデフレクタ−240の平面図及び側方断面図が夫々示される 。デフレクタ−240には中央突出部242を設け、この中央突出部をプラグ2 18に向けて軸線方向に伸延させこれを本来平坦な環状部分244が取り巻くよ うにし、環状部分244にはデフレクタ−の円形の外側の外周部246から半径 方向内側に向けて複数のスロット245を伸延させるのが好ましい、直径方向に 対向して設けた穿孔247.248がガイドビン227及び228の遠方端を受 ける。
中央突出部242或は同等の構造が、天井スプリンクラ−の周囲の水柱からのあ る範囲の水の分与を得るために必要ではないにせよ望ましいことが分かった。こ の中央突出部の外径或は最大ディメンションを、この中央突出部に到達する水柱 の外径に相当し得るがしかしそれ未満のものとし、また中央突出部の外側表面を 直線的(例えば円錐形)にでは無く丸み付け(例えば楕円形や半球形)し、水柱 からこの中央突出部を取り巻く環状部分244に水を連続的に反射させるように するのが好ましい9例えば、特大型オリフィスを具備する胴部を有する天井スプ リンクラ−を使用した場合、水柱の直径は約9/16インチ(約14.3ミリ) となることが分かった。中央突出部の半径(外側表面での半径)は0.25イン チ(約6.35ミリ)とすべきである、外径約1インチ乃至1.375インチ( 約25.4乃至34.93ミリ)である環状部分244を使用する場合、20フ イート四方(約6メートル四方)での少なくとも小火災保護範囲の密度での水の 分与が実現された。EII状部分の直径を変更すると天井スプリンクラ−周囲で の水の分布の直径が変化することが分かった。記載した中央突出部では外径約1 インチ(約25.4ミリ)の環状部分を使用することにより、約225平方フイ ート(約20.9m2)の範囲(15フイート四方(約4.5メートル四方)が カバーされ、一方、外径0.75インチ乃至08フインチ(約19.1ミリ乃至 22.1ミリ)の環状部分を使用すると普通火災保護範囲の密度での分与である 130平方フイート(約12.08m”)(10フイート×13フイート(約3 メートルX約3.9メートル))の範囲がカバーされた。中央突出部の形状及び ディメンション、環状部分の外径そしておそらくはスロットの数、幅そして長さ を適切に改変することにより普通火災保護範囲の密度での水の分与をこの埋込式 の天井スプリンクラ−を使用して実現可能であると考えられる。好ましくは、各 々幅約0.06インチ(約1.5ミリ)長さ0.36インチ(約9.1ミリ)で ある僅か12のスロットのみが必要とされる。
天井スプリンクラ−200を、胴部212のプラグ218を使用して適宜の送給 ステム中にねじ込み、熱応答性の釈放アセンブリー230を組み込む。ガイドビ ン227及び228をハウジング220中に完全に引き込め次いで天井カバー2 50を天井スプリンクラ−の残余部分に取り付ける。作動に際し天井カバー25 0が熱を吸収し、プレート252を取付は用カラー256に保持するはんだが溶 融すると前記プレートが釈放され、熱応答性の釈放アセンブリー230が直接熱 にさらされるようになる。適宜の温度(急速釈放のためには165”F(約73 .9℃))に加熱されると個々のリンク部材238を相互に保持するはんだが解 けてレバー234が釈放されプラグ218が釈放される。プラグ218はその背 後から加わる水圧により出口オリフィスから飛び出してデフレクタ−240の頂 部に当り、ガイドビン227.228を下方の内側拡開端部に移動させる。デフ レクタ−の平面は、完全に展開した状態では天井スプリンクラ−200を取付け た天井の下方表面の下方約1.5インチ(約38.1ミリ)或はそれ以上の距離 にあるのが好ましい。
前述の天井スプリンクラ−具体例が、小火災保護範囲拡大のためのUL基準に対 し成功裡に試験された。従って、本天井スプリンクラ−のデフレクタ−な分与領 域の上方7.5フイート(約2.25メートル)の高さに位置決めし、天井スプ リンクラ−を通し選択保護範囲(例えば20フイート四方(約6メートル四方) )に放出密度的0.1 GPM/f t” (毎分的0.378リツトル10. 0929m”)を提供する圧力で送水した場合、本天井スプリンクラ−は分与領 域の各1平方フイート(約0.0929m” )内に微量よりも多い水を送達し 、更に、8フイート(約2.4メートル)の高さの壁及びと考え得る最大のディ メンション(20フイート四方(約6メートル四方)とを有する実験室での作動 高さに取付けた場合、天井スプリンクラ−は実験領域に対する天井スプリンクラ −のための最小流量(0,1GPM/ft” (毎分的0.378リットル10 .0929m2))で1分間作動させた場合、壁の全領域を床面から最小高さ3 0インチ(約76.2センチ)までの範囲を濡らした。
図12及び13には天井スプリンクラ−の胴部及びデフレクタ−の支持体310 を交互に組み合わせた状態が示される。これら胴部及び支持体は図8及び9に示 される胴部212及び支持体220に代替可能であり、或はそうでない場合には 熱応答性の釈放アセンブリー或は要素を胴部312のみから支持しそれにより、 水圧からの系統的負荷がデフレクタ−の支持体310内の胴部312に加わらな いようにするための他の既知の配列構成と共に使用するべく改変可能である。直 径方向に対向し軸線方向に伸延するアーム322及び324が胴部312の、半 径方向外側に伸延するフランジ部分302から支持され、その外側周囲部分には レンチを受けるための平行状態で対向する複数組の表面を設は得る。yA状のウ ェブ326がアーム322及び324の、胴部312のフランジ部分302から 遠い方の端部位置で支持される。ガイドビンを摺動自在に受けるための穿孔32 2a及び324aが環状のウェブ326を貫いて設けられる。これらガイドビン はガイドビン226及び228と類似のものであり、デフレクタ−240と類似 のデフレクタ−を支持し且つガイドビン及びデフレクタ−をアーム322及び3 24から支持する。環状のウニ1326を貫く開口328が、水柱“WC”の自 由流通を可能とする。 本発明の好ましい具体例を説明したが、これらの好まし い具体例は例示的なものである0例えば、2つの考え得る構成の埋め込み式の天 井スプリンクラ−を説明したが、その他の数多くの構成とすることが可能である 。例えば、デフレクタ−支持体を設ければ、僅か1本及び2本以上の”アーム” を胴部から伸延させる状態で設け、ガイドビンを支持することが出来る。更に、 ガイドビン支持体を完全に無くし、半径方向外側に伸延するフランジを好ましく は胴部の外側端部付近に、例えば米国特許第4491182号及び492694 6号に記載されるような態様で設け、このフランジにガイドビンを直接支持させ ることが可能である。
これら全ての埋め込み大天井スプリンクラ−の設計形状での重要点は、天井スプ リンクラ−の作動後その出口オリフィスを通して流れる水その他消火液の内部に 伸延するアームやナックルを含むヨーク20をなくしたことである0図8から1 3に示される天井スプリンクラ−の設計形状によれば本質的にではないにせよ実 質的に、出口オリフィスを貫いて相対するデフレクタ−の主表面に向かう妨害さ れない水柱状態での流れが得られた。この妨害されない流れにより、フレーム形 式の天井スプリンクラ−での同一の分与を達成するに要する大きさよりも一般に 小さいデフレクタ−な使用して、より広い範囲をカバーする水の分与が可能であ ることが分かった。
開示したデフレクタ−を使用してそうした広範囲に適切密度での水を分与する能 力が実証されたことにより、当業者にはその他のデフレクタ−形状を使用しての 分与が可能であることを認識されよう、最も簡単には、開示したデフレクタ−の 関連ディメンションを、デフレクタ−と胴部の近接端部との間の間隔を単に変更 するのみで変更可能である。しかしながら、本発明の今後の全ての変形例では、 一般に水平方向の大型液滴での噴霧横様が採用されそれが好ましいデフレクタ− 及び天井スブリンフロントページの続き

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.天井スプリンクラーであって、 その一端に出口オリフィスを具備してなる全体にチューブ状の胴部にして、8. 7以上のKファクターを有し、該Kファクターが、胴部を流れる毎分当りのガロ ン数を、胴部中に送水される1平方インチ当りのポンド数での水圧での平方根で 除した値に等しい胴部と、出口オリフィスを少なくとも全体的に閉じるプラグと 、 出口オリフィスを閉じるプラグを釈放自在に維持する引き金要素と、 出口オリフィスに相対する主要表面を有するデフレクターと、 デフレクター及び胴部を、出口オリフィスと全体的に整列し且つ出口オリフィス から主要表面が離間する状態で連結しそれにより、プラグ釈放後に出口オリフィ スから水柱として放出される水の衝撃を受けるようにするための支持体とを含み 、 デフレクター及び支持体が、水流を水柱の全周囲から一般に半径方向外側にそら せるようにするための形状とされ且つ位置決めされ、前記天井スプリンクラーを 同型の3基の天井スプリンクラーと共に配列して少なくとも200平方フィート (約18.6m2)の範囲の矩形形状を画定し、この矩形形状の4つのコーナー 部分の各々に各1基の天井スプリンクラーを位置付ける場合、デフレクターが、 4基の天井スプリンクラーの画定する矩形形状部分と平行であり且つ少なくとも 同一長さの、全体的に円滑な天井位置或いは天井から2フィート(約0.6メー トル)以内の距離に位置決めされ、前記4基の天井スプリンクラーの各々に、こ れら各天井スプリンクラーを貫いて、天井スプリンクラーの形成する矩形形状の 平方フィート(約0.0929m2)での面積に、少なくとも0.15GPM/ ft2(毎分約0.56リットル/0.0929m2)である選択放出密度を乗 じた値に等しい放出量で水が流れるようにするための十分な圧力で水が送水され 、4基の同型のスプリンクラーからの水が、天井スプリンクラーのデフレクター の下方7.5フィート(約2.25メートル)未満の位置で各天井スプリンクラ ーに関し中心位置決めした四角形範囲上に放出され、該四角形範囲が、その側辺 が4基の天井スプリンクラーの形成する矩形形状の側辺よりも少なくとも6フィ ート(約1.8メートル)短く、該四角形範囲が4基の天井スプリンクラーから GPM/ft2での選択放出密度と少なくとも等しいGPM/ft2での平均密 度の水を受け、四角形範囲の各1平方フィート(約0.0929m2)の受ける 水密度が少なくとも0.02GPM(毎分約0.0757リットル/0.092 9m2)である天井スプリンクラー。
  2. 2.四角形範囲が、該四角形範囲を、矩形形状を画定する天井スプリンクラーの デフレクターの下方の3フィート(約0.9メートル)未満の距離に位置付けた 場合に言及された水密度での水を受ける請求の範囲1の天井スプリンクラー。
  3. 3.天井スプリンクラーであって、 その一端に出口オリフィスを具備してなる全体にチューブ状の胴部にして、8. 7以上のKファクターを有し、該Kファクターが、胴部を流れる毎分当りのガロ ン数を、胴部中に送水される1平方インチ(約0.0929m2平方ミリ)当り のポンド数での水圧の平方根で除した値に等しい胴部と、 出口オリフィスを少なくとも全体的に閉じるプラグと、 該プラグを釈放自在に維持する引き金要素と、出口オリフィスに相対する主要表 面を有するデフレクターと、 デフレクター及び胴部を、出口オリフィスと全体的に整列し且つ出口オリフィス から主要表面が離間する状態で連結しそれにより、プラグ釈放後に出口オリフィ スから水柱として放出される水の衝撃を受けるようにする支持体とを含み、 主要表面が実質的に平坦でありその外周が全体的に円形であり、主要表面の中心 の周囲には複数のスロットが等間隔で配設され、各スロットがデフレクターを貫 いて伸延し且つ外周部から少なくとも全体的に半径方向内側に、主要表面の中心 から1.5インチ(約38.1ミリ)以上接近しない距離に於て伸延し、主要表 面の外径が少なくとも1.7インチ(約43.2ミリ)であり、0.8インチ( 約20.3ミリ)よりも大きい外径の中央の環状の平坦領域が出口オリフィスと 相対してなる天井スプリンクラー。
  4. 4.デフレクターが、該デフレクターの湾曲形状の外周部からその中心に向けて 半径方向内側に伸延する少なくとも16のスロットを含み、該スロットの少なく とも一部分がデフレクターの前記外周部から半径方向内側に少なくとも1.25 インチ(約31.75ミリ)の距離伸延してなる請求の範囲3の天井スプリンク ラー。
  5. 5.スロットがデフレクターの外周部により包囲される全面積の約10乃至30 パーセントを構成してなる請求の範囲3の天井スプリンクラー。
  6. 6.構造体内部で天井に近接し且つ保護されるべき連続範囲の上方に組み込まれ 、前記連続範囲が構造体内部で天井に相対する床の上方且つ天井の下方に位置付 けられてなる天井スプリンクラーシステムであって、天井に近接して位置付けら れ且つ保護するべき連続範囲の上方に位置付けられた第1の送水導管と、第1の 複数のスプリンクラーとを含み、各々のスプリンクラーが、第1の送水導管と連 結され出口オリフィスを具備してなる全体的にチューブ状の胴部と、 出口オリフィスと相対する主要表面を具備するデフレクターと、 該デフレクターを胴部に連結するための支持体とを含み、 各デフレクターが、出口オリフィスと整列し且つ出口オリフィスから離間され、 スプリンクラー作動後に水柱状態で出口オリフィスから放出される水を受ける1 つの主要表面を有し、 各胴部が8.7以上のKファクターを有し、該Kファクターが、胴部を流れる毎 分当りのガロン数を、胴部中に送水される1平方インチ(約6.45平方ミリ) 当りのポンド数での水圧の平方根で除した値に等しく、第1の複数のスプリンク ラーの各デフレクターの1つの主要表面が、スプリンクラー作動後に保護するべ き連続範囲と相対する天井位置或いはその下方に位置付けられそれによりスプリ ンクラー作動後にスプリンクラーの一般に半径方向外側の周囲部分及びスプリン クラーの下方の前記連続範囲に水柱を分与し、 第1の複数のスプリンクラーの少なくとも一対のスプリンクラーが第1の送水導 管上で相互に隣接し且つそれらの間に垂直壁を設けた状態で前記第1の送水導管 上で少なくとも16フィート(約4.8メートル)以上離間されてなる天井スプ リンクラーシステム。
  7. 7.一対の天井スプリンクラーが第1の送水導管上で少なくとも16フィート( 約4.8メートル)以上離間されてなる請求の範囲6の天井スプリンクラーシス テム。
  8. 8.一対の天井スプリンクラーが第1の送水導管上で少なくとも20フィート( 約6メートル)以上離間されてなる請求の範囲6の天井スプリンクラーシステム 。
  9. 9.各天井スプリンクラーのデフレクターの外径寸法が約1.7インチ(約43 .18ミリ)或いはそれ以上である請求の範囲6の天井スプリンクラーシステム 。
  10. 10.チューブ状の胴部の各々が約14或いはそれ以上のKファクターを有して なる請求の範囲6の天井スプリンクラーシステム。
  11. 11.構造体内部に位置付けられた第2の送水導管にして、該第2の送水導管の 少なくとも一部分が、天井に近接し且つ保護範囲の上方で第1の送水導管と横方 向に側面を連ねる状態で平行に伸延してなる第2の送水導管と、 第2の複数の天井スプリンクラーにして、各天井スプリンクラーが第2の送水導 管と連結され全体にチューブ状の胴部を含み、該胴部がKファクターが8.7以 上である出口オリフィスを具備し、該出口オリフィスと対向し且つ天井位置或い は天井の下方位置にデフレクターが位置付けられ、第2の総水道管が、第1の総 水道管の横方向の一方の側に隣接するシステムにおける最も近接する導管であり 、第1の総水道管及び第2の送水導管間の、該第の送水道管及び第2の送水導管 に直交する方向での距離が少なくとも16フィート(約4.8メートル)である 請求の範囲6の天井スプリンクラーシステム。
  12. 12.第1の送水導管及び第2の送水導管間の、該第の送水導管及び第2の送水 導管に直交する方向での距離が少なくとも18フィート(約5.4メートル)で ある請求の範囲6の天井スプリンクラーシステム。
  13. 13.第1の送水導管及び第2の送水導管間の、該第の送水導管及び第2の送水 導管に直交する方向での距離が少なくとも約20フィート(約6メートル)であ る請求の範囲6の天井スプリンクラーシステム。
  14. 14.構造体中で天井に近接し且つ構造体中の被保護範囲の上方に組み込んでな る天井スプリンクラーシステムであって、 構造体内部の天井に近接し且つ被保護範囲の上方の構造体内部に位置付けられた 第1の水送給導管と、第1の複数のスプリンクラーとを含み、各々のスプリンク ラーが、第1の送水導管と連結され出口オリフィスを具備してなる全体的にチュ ーブ状の胴部と、 出口オリフィスを少なくとも全体的に閉じる位置で出口オリフィス内に釈放自在 に維持されてなるプラグと、 デフレクターと、 該デフレクターを胴部に連結する支持体とを含み、各デフレクターが、プラグ釈 放後、出口オリフィスから水柱状態で放出する水流れを受けるための1つの主要 表面を具備し、各胴部が8.7以上のKファクターを有し、該Kファクターが、 胴部を流れる毎分当りのガロン数を、胴部中に送給される1平方インチ(約6. 45平方ミリ)当りのポンド数での水圧の平方根で除した値に等しく、第1の複 数のスプリンクラーの各デフレクターの1つの主要表面が、少なくともスプリン クラーの作動後に被保護範囲と相対する天井位置或いはその下方に位置付けられ 、またスプリンクラーの作動後にスプリンクラーの一般に半径方向外側の全周囲 及びスプリンクラーの下方の被保護範囲に水を分与する形状とされ、第1の送水 導管が本システムの、前記第1の送水導管の横方向の一方側の側面に隣接する第 2の送水導管から15フィート(約4.5メートル)以上離間され、1本の送水 導管が第1の送水導管と全体的に平行状態で天井に近接され且つ前記被保護範囲 の上方に位置付けられ、また、第1の送水導管に隣接するスプリンクラー支持用 の他の導管が本システムの第1の送水導管に隣接しない場合はこの隣接する壁か ら7.5フィート(約2.25メートル)以上離して位置付けられてなる天井ス プリンクラーシステム。
  15. 15.天井に近接し且つ構造体内部の天井の直下の床の上方に位置付けられた被 保護範囲の上方で構造体中に組み込んでなる天井スプリンクラーシステムであっ て、構造体内部の天井に近接し且つ被保護範囲の上方に位置付けられた第1の送 水導管と、 第1の複数のスプリンクラーとを含み、各々のスプリンクラーが、第1の送水導 管と連結され出口オリフィスを具備してなる全体的にチューブ状の胴部と、出口 オリフィスと相対する主要表面を具備するデフレクターと、デフレクターを胴部 に連結するための支持体とを含み、 デフレクターの1つの主要表面が、プラグ釈放後、出口オリフィスから水柱状態 で放出する水流れを受けるための1つの主要表面を具備し、各胴部が8.7以上 のKファクターを有し、該Kファクターが、胴部を流れる毎分当りのガロン数を 、胴部中に送給される1平方インチ(約6.45平方ミリ)当りのポンド数での 水圧の平方根で除した値に等しく、デフレクターの1つの主要表面が、1基のス プリンクラーの作動後に該一基のスプリンクラーの一般に半径方向外側の全周囲 及びスプリンクラーの下方の被保護範囲に水を分与する形状とされ、該一基のス プリンクラーが被保護範囲の上方に設置され、該被保護範囲がSにLを乗じた面 積に等しく、Sが、1基のスプリンクラーから該一基のスプリンクラーに隣接す る第1の送給導管における最も遠いスプリンクラーまでの距離と、前記一基のス プリンクラーと構造体の壁との間に第1の送給導管導管により支持される他のス プリンクラーが無い場合における、構造体の隣接する壁までの距離の2倍の距離 との内の大きい方であり、Lが、第1の送水導管の横方向の側部に隣接し且つ天 井に近接し被保護範囲上方の複数のスプリンクラーを支持する最も遠い送水導管 までの、前記第1の送水導管に対する直交方向での距離と、他に平行状態で隣接 する本システムの送給導管が無い場合に於ける、第1の送給導管の横方向の側部 から隣接する壁魔での前記第1の送給導管に直交する方向での距離の2倍の距離 との内の大きい方であり、S×Lが約200平方フィート(約18.6m2)或 いはそれ以上である天井スプリンクラーシステム。
  16. 16.天井スプリンクラーであって、 一端部に出口オリフィスを具備してなる全体にチューブ状の胴部にして、8.7 以上のKファクターを有し、このKファクターが、胴部を流れる毎分当りのガロ ン数を、胴部中に送給される1平方インチ(約6.45平方ミリ)当りのポンド 数での水圧の平方根で除した値に等しい胴部と、 出口オリフィスを少なくとも全体的に閉じるプラグと、 出口オリフィスを閉じるプラグを釈放自在に維持する引き金要素と、 出口オリフィスに相対する主要表面を有するデフレクターと、 デフレクター及び胴部を、出口オリフィスと全体的に整列し且つ出口オリフィス から主要表面が離間する状態で連結しそれにより、プラグの釈放後に出口オリフ ィスを出る水柱として放出される水の衝撃を受けるようにする支持体とを含み、 デフレクター及び支持体が水柱の全周囲の一般に半径方向外側に水流をそらせる ための形状とされ且つ位置決めされ、加圧された状態で0.15GPM/ft2 (毎分約0.56リットル/0.929m2)或いはそれ以上のある平均放出密 度で水を225平方フィート(約20.9m2)或いはそれ以上の平坦な連続範 囲に分与し、デフレクターをこの平坦な連続範囲と、該平坦な連続範囲と平行な 平坦な天井との間の、また平坦な連続範囲の上方7.5フィート(約2.25メ ートル)より大きく無く且つ天井の下方2フィート(約0.6メートル)の距離 未満の間のある位置に位置決めした場合、実際には、平坦な連続範囲の各2平方 フィート(約0.18m2)の各範囲部分に、1平方フィート(約0.0929 m2)当りの平均で、平均放出密度の少なくとも20パーセントにおける毎分ガ ロンでの密度の水を送達してなる天井スプリンクラー。
  17. 17.火災用の天井スプリンクラーの設置方法であって、 複数の天井スプリンクラーを、建物の内部で全体的に天井に近接し且つ天井と相 対する床部分の上方の少なくとも1本の送水管に連接する連接段階にして、各天 井スプリンクラーがKファクターが8.7以上であるチューブ状の胴部を含み、 このKファクターが、胴部を流れる毎分当りのガロン数を、胴部内に送給される 1平方インチ(約6.45平方ミリ)当りのポンド数での水圧の平方根で除した 値に等しく、デフレクターが胴部の出口オリフィスから離間し且つ整列しそれに より、前記デフレクターが天井スプリンクラー作動時に水柱状態でこの出口オリ フィスから放出される水を受け、各デフレクターが、この水を各天井スプリンク ラーの周囲の少なくとも約15×15フィート(約4.5×4.5メートル)の 範囲の開放空間を覆って実質的に一様に送達し、前記範囲の保護空間が各天井ス プリンクラー位置に中心位置決めされ且つ床面よりも低く無く且つ各天井スプリ ンクラーのデフレクターの下方約7.5フィート(約2.25メートル)未満の 距離に位置付けられてなる連接段階と、 相互に隣り合う前記複数の天井スプリンクラーを、最も接近して隣り合う少なく とも一対の天井スプリンクラーが相互に15フィート(約4.5メートル)以上 離間されるよう離間する離間段階とを含んでなる火災用の天井スプリンクラーの 設置方法。
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