JPH07501800A - 駆虫剤 - Google Patents

駆虫剤

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JPH07501800A
JPH07501800A JP5509781A JP50978193A JPH07501800A JP H07501800 A JPH07501800 A JP H07501800A JP 5509781 A JP5509781 A JP 5509781A JP 50978193 A JP50978193 A JP 50978193A JP H07501800 A JPH07501800 A JP H07501800A
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ギブソン,スティーブン・ポール
ペリー,デーヴィッド・オースティン
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ファイザー・インコーポレーテッド
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    • C07H19/01Compounds containing a hetero ring sharing one ring hetero atom with a saccharide radical; Nucleosides; Mononucleotides; Anhydro-derivatives thereof sharing oxygen
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 駆 虫 剤 この発明はミルベマイシン類と同類の駆虫剤ならびにその調製方法およびその組 成物に関する。
アベルメクチン類およびミルベマイシン類は、動物やヒトの健康、農業や園芸の 領域に適用される駆虫効果、体外寄生虫駆除効果、殺虫効果、抗菌効果および抗 真菌効果を有する広範囲の駆虫剤の重要なグループをなしている。アベルメクチ ン類は、米国特許第4310519号および同第4429042号に記載されて いる寄託株ATCC31267、ATCC31271ATCC31272のよう なStreptomyces avermitilisのアベルメクチン生成株 の発酵液がら単離されたマクロライド化合物(以前はC−076と呼ばれた)の 一種類である。欧州特許第214731号及び同第276103号は、C−25 における置換基の種類がC−076化合物とは異なる同類の一連の化合物を開示 している。ミルベマイシン類は、C−13に結合している糖残基を欠くという点 で、アベルメクチン類とは区別される同類のマクロライドの別の種類をなしてい る。該化合物の例は、英国特許第1390336号に記載されているようなり一 41シリーズ、欧州特許第170006号に記載されているLL−F28249 シリーズ、欧州特許第254583号に記載されているE225化合物および欧 州特許出願第334484号に記載されているN787−182化合物である。
これら発酵生成物のほかに、多くの文献が有効な駆虫効果を有する多くの発酵生 成物から半合成的に得られる化合物を記載している。この化学のいくらかは、D avies、 H,G、およびGreen、 R,It、がNatural P roduct Reports (1986) 、3.87−121に概説して いる。
我々の欧州特許出願第410615号は、本明細書では、下式のUK−8695 6と呼ぶ下記化合物を記載している。
該化合物は、アメリカンタイプカルチャーコレクシランに寄託されたATCC5 3928という受託番号の微生物の発酵によってつくることができる。
前記化合物UK−86956のある半合成誘導体も駆虫効果を有することが本発 明者らにより見出された。このように、この発明の一つの態様は式(1)の化合 物を与える: (式中、R′およびR2は別個に、H,C,−C,アルキル、アルケニル、アル キニル、Cz Caアルカノイル、アルケノイルおよびアルキノイル、アリール アルカノイル、アリールカルボニルならびにC,−C,アルキルスルホニルおよ びアリールスルホニル基がら選ばれ、H以外の前記基はすべて、場合により、少 なくとも一つのヒドロキシ、C+−c−アルコキシ、カルボキシまたはハロ基で 置換されていることができるか、ただしR’およびR″の少なくとも一つは水素 以外とする。アルカン、アルケンおよびアルキンは直鎖状または分枝鎖状である ことができる。ハロはF 1CI 、B rまたはIを意味する)。
この発明のこの態様内にある化合物はR’がメチルでR1がHまたはメチルであ る化合物を包含する。
この発明の他の態様は式(II)の化合物を与える:(式中、R”はオキソ、場 合により〇−置換されたオキシイミノ、またはシアノもしくはC,−C,アルキ ル、シクロアルキル、アリール、アラルキルもしくはC,−C,アルコキシカル ボキル基で置換されたメチレンで、前記置換基は、場合により、ハロ、カルボキ シおよび/または他の基で置換されていることができ;R4は O−R’ (式 中、R1よ式(I)におけるR1 と同じで、酸素は単結合でC−5に結合され る)であるか、またはR4はオキソ、場合により置換されたイミノもしくは場合 により〇−置換されたオキシイミノであり、破線は二重結合を表わす)。
オキシイミノ基は直鎖状または分枝鎖状C+−Csアルキル、アルケニル、アル キニル、トリアルキルシリルおよびアラルキル基を含む種々の置換基で〇−置換 されていることができ、それらの置換基それ自体もハロ、カルボキシおよび/ま たは他の基で置換されていることができる。
この発明のこの態様内の化合物は、R3がメチレンで、R4がOHまたはオキシ イミノである化合物およびR3がオキソで R4がヒドロキシ、メトキシまたは オキシイミノである化合物を包含する。
この発明の別の態様は式(I[I)の化合物を与える。
(式中、R1は式(I)と同じで、R4は場合により式(II)の化合物のよう に置換されたオキソまたはオキシイミノである。)この発明のこの態様内の化合 物は、R’が−OHでR4がオキシイミノである化合物を包含する。
この発明の化合物はいくつかの非対称中心を有し、該中心の数は置換基R1−R 4の種類に依存し、したがって数対の立体異性体として存在することができる。
化合物UK86956は、微生物ATCC53928の発酵によって調製された ときには、下記の相対立体化学を有すると思われる。
この発明の化合物は、化合物UK86956の5位および22位における一つ以 上のヒドロキシル基を適当な置換基で置換することによって調製することができ る。この置換は、技術的に公知の反応によりて行うことができる。しかし、該化 合物を調製する際に、5−および22−ヒドロキシル基の中の一つと選択的に反 応させることが必要である。場合によっては、たとえば5−ヒドロキシル基を5 −オキソ基に選択的に転化させる二酸化マンガンのような適当な試薬を選択して 、これを行わせることができる。あるいはまた、アシルまたはシリル誘導体のよ うな適当な保護基を用いて選択反応を行わせることができる。とくに好ましい保 護基は、メタノールのようなプロトン性溶媒中の酸かまたはテトラヒドロフラン のような適当な不活性溶剤中に溶解したフッ化テトラブチルアンモニウムのよう なフッ化拘イオン源を用いて、必要な場合に容易に除去される第三ブチルジメチ ルシリル基(TBDMS)である。
化合物UK−86,956(またはその5位もしくは22位にヒドロキシル基を 保持する誘導体)のアルキル化は、銀塩または酸化銀の存在下で、ハロゲン化ア ルキル、好ましくはヨウ化アルキルによる処理のような、通常の手順を用いて行 うことができる。あるいはまた、アルキルフルオロメタンスルホネート(alk yltriflate)またはジアゾアルカンのような当業者に公知の他の反応 性アルキル化剤を81いることができ、かつ該フルキル化剤は5位および22位 の遊離ヒドロキシル基において反応する異なる性向を示すことができる。同様に 、UK−86゜956またはその誘導体のアシル化またはスルホニル化は、たと えば、トリエチルアミン、ピリジンまたはジイソプロピルアミンのような塩基の 存在下で、アシル、スルホニルハライドまたは無水物を用いて行うことができる 。
C−22位のヒドロキシル基の酸化は、ジメチルスルホキシド/塩化オキサリル のような適当な酸化剤を用いて行うことができる。C−5位のヒドロキシル基も 、たとえばTBDMS基を用いて保護されていない場合には、このような条件を 用いて酸化される。C−5またはC−22位のオキソ基のヒドロキシル基への還 元は、この反応の立体化学の最終結果が還元剤の選択に左右されるけれども、可 能である。たとえば、ホウ水素化ナトリウムは、C−5位またはC−22位のオ キソ基を、UK−86,956の出発化合物中に存在するのと実質的に同じ立体 化学を有するヒドロキシル基に還元する。しかし、トリ第ニブチルホウ水素化リ チウム(L−セレクトリド、Aldrich Chemical Compan y)のような他の還元剤は、C−22位のオキソ基を還元して、出発化合物中に 存在するのと反対の立体化学を有するヒドロキシル基を得る。
C−5位またはC−22位のオキソ基は化合物にさらに半合成変性を行わせるの に有効な官能基である。たとえば、一般式XYZP=CHR’ (式中、XSY およびZはフェニル、フェノキシ、アルコキシまたはオキソのような置換基であ る)のホスホランとUK−86,956の22−オキソ誘導体との不活性溶剤中 の反応は22−メチレン誘導体を生成するか、またはR6がH以外の場合には、 −置換メチレン誘導体を生成する。R6はHまたはアルキル、シアノ、フェニル 、アルカノイルもしくはアルコキシカルボニル基のような置換基である。あるい はまた、C−5位および/またはC−22位のオキソ基を、メタノール、ジオキ サンまたは水もしくはこれらの混合物のような適当な溶剤中での、場合によりO −置換されたヒドロキシルアミンまたはその塩類との反応によってオキシイミノ 基または〇−置換オキシイミノ基に転化させることができる。〇−置換オキシイ ミノ誘導体は、別の方法として、オキシイミノ誘導体と適当なアルキル化剤また はアシル化剤との反応によって調製することができる。オキシイミノおよび置換 メチレン誘導体は旦異性体またはl異性体として存在することができ、両立体異 性体はこの発明の範囲内にある。さらに、C−22位だけに結合するUK−86 ゜956の誘導体を、考えられる2つの幾何学配置で調製することができ、いず れもこの発明の範囲内にある(zt’−ヒドロキシ化合物を含む)。
この発明の化合物は、駆虫剤、体外寄生虫駆除剤、殺虫剤およびダニ駆除剤とし てとくに有効である極めて効果的な駆虫剤である。
このように、該化合物は、線虫と呼ばれる一種の寄生虫によって極めてひん繁に もたらされ、かつ豚、羊、馬や畜生の著しい経済的損失を生じるばかりでな(家 畜動物や家禽を冒すことがあるとりわけ嬬虫病を含む体内寄生虫によって引き起 される種々の状態を治療するのに有効である。該化合物は、また、たとえば該化 合物は、豚、羊、畜生および馬を冒すだけでなく家畜動物や家禽をも冒すことが あるダニ(tickやm1te) 、シラミ、ノミ、クロバエ、サシムシ(bi tinginsects)および移行する双翅目幼虫のような、とくに動物や烏 の節足体外寄生虫を含む体外寄生虫の感染を治療するのにも有効である。
本化合物は、また、ゴキブリ、イガ、ヒメマルカツオブシムシやイエバエのよう な家の中の害虫に対して有効であるだけでなく、ハダニ、アブラムシ、青虫のよ うな貯蔵穀類や農産植物の害虫およびバッタのような移住性直翅目昆虫に対して も有用な殺虫剤でもある。
この発明の化合物は、効能、薬物動態学および許容性の点で、本来の生成物UK −86,956のような類似化合物に比して多くの有用な性質を有している。
諸性質のこの思いもよらない結びつきから生れる利点には、家畜類、家畜動物ま たはヒトを悩ます重要な寄生虫または節足動物に対する、現在同類の化合物に用 いられているよりも低い投与量での効能、および、さらに、従来この種のマクロ ライドに対して感受性があると考えられていた動物に対して高い安全性をもって 治療する能力かある。
式(Il、(旧または(III)の化合物は、目的とする特定用途ならびに治療 する特定の宿主動物および関係する寄生虫または昆虫に対する適切な配合物とし て投与される。該化合物を駆虫剤として用いるためには、皮下または筋肉内注射 によって投与するのが好ましく、あるいはまた、カプセル、大粒丸薬、錠剤、噛 み砕ける錠剤または水浴剤の形で経口投与するか、または散布配合物もしくは移 植物として投与することができる。そのような配合物は標準の獣医学慣習によっ て通常のように調製される。したがって、カプセル、大粒丸薬または錠剤は、有 、 効成分を適当な微細希釈剤または担体と混合し、さらにデンプン、ラクトー ス、タルクまたはステアリン酸マグネシウムのような崩壊剤および/または結合 剤を包含させることによって調製できる。水浴配合物は、有効成分を、分散剤ま たは湿潤剤とともに水溶液中に分散させて調製でき、また注射可能な配合物は滅 菌した溶液またはエマルシヨンの形で調製できる。該配合物は治療する宿主動物 の種類、感染の激しさおよびタイプおよび宿主動物の体重によって、有効化合物 の重量が変動する。一般に、経口投与の場合には、1口の投与または1ないし5 日間の分割投与で与えられる。動物体重1kg当り約0.001からlθ■の投 与量が適当であるが、いうまでもなく、さらに多いかまたはさらに少ない投与範 囲が示される場合もあり得るし、これもこの発明の範囲内に入る。
これに代るものとして、本化合物を動物の飼料とともに投与する二とができ、こ のためには、濃縮飼料添加物またはプレミックスを調製して、通常の動物飼料に 混合することができる。
殺虫剤として用いるため、および農業用害虫を処理するために、本化合物を、標 準的農業慣習に従い噴霧剤、微粉剤、散液配合物、エマルジョン、その他として 適用する。
ヒトに用いるためには、本化合物を、通常のような薬学上許容可能な配合物とし て投与することができる。
この発明による化合物および中間化合物のうちのあるものの調製法を以下の実施 例によって説明する。「シリカ」はMerck社製、^rt、 9385の23 0−400メツシユのKieselgel 60を指す。実施例中に示した反応 工程は付図1″′C説明する。
5−ケト−UK−86,956 UK−86,956(500■)をジエチルエーテル(無水、50sL/)中に 溶解して、二酸化マンガン(活性化、Adrich Chemical Co、  Ltd、、2.0 g)を加えた。懸濁液を室温下で18時間攪拌し、さらに 追加量の二酸化マンガン(1,0g)を加えた。さらに8時間後、混合物を濾過 して、固形物を酢酸エチルで洗い、濾液を集めて減圧で蒸発させて、黄白色の粉 末を得、これを次の実施例2に直接使5−ケト−UK−86,956(300■ )を室温下でメタノール(7,511Il)に溶解し、さらに、順次、ジオキサ ン(7,5t/)、塩酸ヒドロキシルアミン(300■)および水(7,5Il /)を加えた。18時間攪拌後、混合物をジエチルエーテルおよび水に加え、上 層を分離して、水で二回洗つた。下層をジエチルエーテルで抽出し、有機層を合 わせて、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧蒸発させて、無色のガラス状物質( 460■)を得た。シリカ01:ieselgel 60 、メツシュ230− 400.Merck) (50g)を充填剤とし、塩化メチレン−メタノール5 0:1で溶離させるカラムクロマトグラフィーにより最終精製を行って、純粋の 標記化合物を得た。質量スペクトルおよびNMRスペクトルは図1に示した構造 と完全に一致した。
UK−86,956(500■)の無水ジエチルエーテル(125a/)溶液に 、ヨードメタン(10m)および調製したばかりの酸化銀(I) (2,5g) を加えた。混合物を室温下で60時間攪拌し、濾過し、減圧蒸発させて、粗製物 (600mg)を得た。これをDynamaxカラム(41,4X300mm、 8gmODs−シリカ、Ra1nin)を用い、毎分70R1のメタノール−水 87:13で溶離させる高圧液相クロマトグラフィーにより精製して、標記化合 物(198■)および後の両分から5.22−ジメトキシ−UK −86,95 6(200+mg)を得た。質量スペクトルおよびNMRスペクトルは提示構造 と完全に一致した。
実施例4 5−第三ブチルジメチルシリルオキシ−UK−86,956UK−86,956 (4,9g)の無水塩化メチレン(100d)溶液に、塩化第三ブチルジメチル シリル(3,62g)およびイミダゾール(3,2g)を加え、混合物を還流下 で2時間加熱した。次に水(5(1t/)を加えて有機層を分離した。
水層を塩化メチレン(20t/)で−回抽出し、有機溶液を合わせて、希塩酸、 水で洗った後無水硫酸ナトリウムで乾燥してから、減圧で蒸発乾固して、粗製物 (7,58g)を黄色発泡物として得る。この物質を、シリカ(Kieselg el 60、メツシュ230−400.Merck) (50g)を充填剤とし 、塩化メチレンで溶離させるカラムクロマトグラフィーを2回行って精製し、標 記化合物3.77 gを白色発泡物として得た。この物質のNMRスペクトルは 提示した構造と完全に一致した。
実施例5 5−第三ブチルジメチルシリルオキシ−22−ケトーUK−86.956塩化オ キサリル(0,5d)の無水塩化メチレン(5t/)溶液に、窒素雰囲気中、− 78℃において、温度が一60℃を上回らないような添加速度でジメチルスルホ キシド(0,4wLl)の無水塩化メチレン(10t/l中の溶液を加えた。1 0分間のガス発生が終了した後に、実施例4で得た5−第三ブチルジメチルシリ ルオキシ−UK−86,956(150■)の無水塩化メチレン(51)中の溶 液を迅速に加えた。−78℃で1時間攪拌後、ジイソプロピルエチルアミン(2 ,0t/)の無水塩化メチレン(51E/)中の溶液を加えた。次にこの黄色溶 液を室温まで温めた。30分後、ジエチルエーテル(50t/)を加えて、溶液 を水冷希塩酸(501II/)で迅速に洗った。水層をジエチルエーテル(20 a+7)で抽出し、有機溶液を合わせて、水(4X20mlで洗い、無水硫酸ナ トリウムで乾燥し、減圧蒸発させて、粗製物(292tng)を黄色油状物とし て得た。この物質をシリカ(Kie−selgel 60. 230−400メ ツシユ、Merck ) (30g)を充填剤とし、塩化メチレンで溶離させる カラムクロマトグラフィーにより精製して、純粋な標記化合物(125mg)を 得た。NMRスペクトルは提示構造に完全に一致した。
22−ケト−UK−86,956 実施例5から得た5−第三ブチルジメチルシリルオキシ−22−ケト−UK−8 6,956(116q)をメタノールに溶解して、p−トルエンスルホン酸(5 8q)を加えた。混合物を室温で1時間攪拌した後、炭酸水素カリウム飽和水溶 液とジエチルエーテルとの混合物を加えた。有機層を分離し、水層をジエチルエ ーテルで抽出した。有機溶液を合わせて、逐次水および塩化ナトリウム飽和溶液 で洗い、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧蒸発させて、粗製物を白色固形物( 120■)として得た。シリカ(12g)を充填剤とし、初めに塩化メチレンに より、次に塩化メチレン:メタノール100・1で溶離させるクロマトグラフィ ーによる最終精製を行って、純粋な標記化合物(100■)を得た。質量ス実施 例6より得た22−ケト−UK−86,956(100■)の無水エーテル(2 51d)中の溶液に、ヨードメタン(2,Oa/)および酸化銀(I) (0, 5g)を加えた。混合物を室温で18時間攪拌した後濾過して、減圧で蒸発乾固 した。
シリカ(12g)を充填剤とし、始めに塩化メチレン、次に塩化メチレン、メタ ノール100 : lで溶離させるカラムクロマトグラフィーにより粗製物を精 製して、所望の生成物(77,9mg)を得た。Zorbaxカラム(21,2 X250+u、8μm0Ds−シリカ、Dupont)を用い、アセトニトリル 、水85:15で溶離させる逆相高圧液相クロマトグラフィーにより最終精製を 行って、純粋の標記化合物(30g)を得た。質量スペクトルおよびNMRスペ クトルは提示構造と完全θ℃において、窒素雰囲気中で、n−ブチルリチウム( ヘキサン中の1.6M溶液、0.375t/)を、攪拌しつつある臭化トリフェ ニルメチルホスホニウムの無水テトラヒドロフラン(10R1)中の懸濁液に1 滴ずつ加えた。15分後、第三ブチルジメチルシリルオキシ−22−ケト−UK −86,956(’Jn例5)の無水テトラヒドロフラン(5d)中の溶液を加 えた。混合物を室温まで温めて、1時間攪拌した後、塩化アンモニウム飽和溶? !!(501L/)および塩化メチレン(20t/)を加えた。有機層を分離し て、水層を塩化メチレンで抽出した。有機溶液を合わせて、無水硫酸ナトリウム で乾燥し、減圧で蒸発乾固して、5−第三ブチルジメチルシリルオキシ−22− メチレン−UK−86,956の粗製物(216■)を得、このものをシリカ( 20g)を充填剤とし、ヘキサン:ジエチルエーテル2:1で溶離させるカラム クロマトグラフィーで精製した。この物質(60■)をp−トルエンスルホン酸 (30■)を含有するメタノール(1,5が)に溶解して、40℃で30分攪拌 した。さらに炭酸水素カリウム溶液および続いてジエチルエーテルを加え、有機 層を分離し、水および塩化ナトリウム飽和溶液で洗い、無水硫酸ナトリウムで乾 燥した。シリカ(10g)を充填剤とし、塩化メチレン:メタノール50:lで 溶離させるカラムクロマトグラフィーにより粗製物を精製して、純粋の標記化合 物(47,5■)を得た。質量スペクトルおよびNMRスペクトルは提示構造に 完全に一致した。
実施例8の生成物は、実施例1および2に記した方法によって、対応する5−オ キソ化合物および5−オキシイミノ化合物に転化させることができる。
厘−−1 1、二酸化マンガン、ジエチルエーテル2.塩酸ヒドロキシノげミン、メタノー ル、ジオキサン、水3、ヨウ化メチル、酸化銀(■)、ジエチルエーテル4、塩 化第三ブチルジメチルシリル、イミダゾール、塩化メチレン5、塩化オキサリル 、ジメチルスルホキシド、ジイソプロピルエチlレアミン、塩化メチレン 6、p−)ルエンスルホン酸、メタノール7、臭化トリフェニルホスホニウム、 n−ブチルリチウム、テトラヒドロフラン国際調査報告 。、7,1゜。ff/ I’lj!。7フロントページの続き (72)発明者 ぺり−、デーヴイッド・オースティンイギリス国ゲント、シー ティー13・9エヌジェイ、サンドウィッチ、ラムズゲート・ロード、ファイザ ー・セントラル・リサーチ(番地なし)

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.式(I)の化合物: ▲数式、化学式、表等があります▼(I)(式中、R1およびR2は別個に、H およびC1−C8アルキル、アルケニルまたはアルキニル、C2−C8アルカノ イル、アルケノイルまたはアルキノイル、アリールアルカノイル、アリールカル ボニルならびにC1−C8アルキルスルホニルまたはアリールスルホニル基から 選はれた基であり、H以外のすべての該基は、場合により、少なくとも一つのヒ ドロキシ、C1−C8アルコキシ、カルボキシまたはハロ基で置換されていてよ く、R1およびR2の少なくとも一つはH以外である)。
  2. 2.R1がメチルで、R2がHまたはメチルである請求項1の化合物。
  3. 3.式(II)の化合物: ▲数式、化学式、表等があります▼(II)(式中、破線は任意的結合であり; R3はオキソ、場合によりO−置換されたオキシイミノまたは、場合により、シ アノ基でもしくは、C1−C8アルキル、シクロアルキル、アリール、アラルキ ル、もしくはC1−C8アルコキシカルボニル基から選ばれる置換基で置換され たメチレンであり、前記置換基は場合によりハロまたはカルボキシ基で置換され ていることができ;そして前記任意的結合が存在しないときは、R4は−O−R 5(ここで、R5はHであるか、またはR5はC1−C8アルキル、アルケニル もしくはアルキニル、C2−C8アルカノイル、アルケノイルもしくはアルキノ イル、アリールアルカノイル、アリールカルボニルおよびC1−C8アルキルス ルホニルもしくはアリールスルホニル基より選ばれる基であり、H以外の前記基 R5はすべて、場合により、少なくとも一つのOH、C1−C8アルコキシ、カ ルボキシまたはハロ基で置換されていてよい)であるか、または任意的結合が存 在し、かつR4がオキソ、場合により置換されたイミノもしくは場合によりO− 置換されたオキシイミノである)。
  4. 4.R4が場合により、直鎖状もしくは分枝領状C1−C8アルキル、アルケニ ル、アルキニル、トリアルキルシリルまたはアラルキル基で置換されたオキシイ ミノ基であり、かつ前記置換基それ自体も場合によりハロまたはカルボキシ基で 置換されていてよいことを特徴とする請求項3の化合物。
  5. 5.R3がメチレンでR4がOHまたはオキシイミノである請求項3の化合物。
  6. 6.R3がオキソでR4がヒドロキシ、メトキシまたはオキシイミノである請求 項3の化合物。
  7. 7.式(III)の化合物: ▲数式、化学式、表等があります▼(III)(式中、R1はH、C1−C8ア ルキル、アルケニルまたはアルキニル、C2−C8アルカノイル、アルケノイル またはアルキノイル、アリールアルカノイル、アリールカルボニルおよびC1− C8アルキルスルホニルまたはアリールスルホニルから選ばれ、H以外の前記基 はすべて、場合により少なくとも一つのヒドロキシ、C1−C8アルコキシ、カ ルボキシまたはハロ基で置換されていてよく、そしてR4はオキソ、場合により 置換されたイミノ、または場合によりO−置換されたオキシイミノである)。
  8. 8.R1がHでR4がオキシイミノである請求項7の化合物。
  9. 9.前記請求項のいずれか1項の化合物を含むことを特徴とする駆虫剤組成物。
  10. 10.請求項1ないし8のいずれか1項の化合物および薬物として容認できる助 剤または担体を含む組成物。
  11. 11.ヒトまたは獣医用薬刑として用いるための請求項1ないし8のいずれか1 項の化合物。
  12. 12.寄生虫侵入の治療または防止用薬剤製造用の請求項1ないし8のいずれか 1項の化合物の用途。
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