JPH07501696A - トウモロコシアセチルCoAカルボキシラーゼをエンコードするDNAクローン - Google Patents
トウモロコシアセチルCoAカルボキシラーゼをエンコードするDNAクローンInfo
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
トウモロコシアセチルCoA カルボキシラーゼをエンコードするDNAクロー
ン
本発明は新規なりNAクローン及び植物を形質転換するための使用を包含するそ
の使用及びかく得られる遺伝的に変性された植物に関する。
本発明によるクローンは、異型DNA(heterologous DNA)に
よって隣接されている(flank)、トウモロコシアセチルCo八 カルボキ
シラーゼをエンコードする遺伝子のDNA配列又はこれと実質的な相同性(ho
mology)を示す配列の少なくとも一部を含有する。
アセチルCoA カルボキシラーゼ(ACCase)、即ち、ビオチン含有酵素
は脂肪酸生合成経路(biosynthesis path)の第一工程、即ち
、アセチルCo^のカルボキシル化(carboxylation)によりマロ
ニルCo^(malonyl CoA)を生成させる工程を触媒する。従って、
本発明のクローンはその適格な性質に従って多数の用途を有する。
例えば、ACCase遺伝子の部分コード配列(partial coding
sequence)を含有する本発明のクローンは、植物DNA (例えば、ゲ
ノムDNA又はメツセンジャーRNAから調製されたcDNAライブラリー)を
プローブして、本発明の他のクローンを得るのに使用し得る。
これらの他のクローンは異なるものであるか又はより長いものであり得る;これ
らはトウモロコシACCaseの実質的に完全なりローンであるか又はトウモロ
コシ又は他の植物(単子葉植物又は双子葉植物)中の対応する又は類似する酵素
をコードする遺伝子の一部又は全部であり得る。本発明による部分配列は発現カ
セットを構築するために、通常(但し、逆配向(reverse orient
ation)においては必ずしも必要ではない)、植物内で機能する調節配列(
regulator5equence)と組合せて使用し得る。ついで、この発
現カセットを植物を形質転換するのに使用して、ACCase酵素の産生をダウ
ンレギュレート(低減)させ得る。このことによって、種子又は植物の他の部分
の組成を変化させて、例えば、より低い或いは変性された油含有量を有する油担
持植物(oil−bearing plant) (アブラナ、ヒマワリ、油ヤ
シ)を製造し得る。
^CCa5e遺伝子のより長い又は実質的に完全な配列を含有するクローンも同
様な発現カセットを形成させるのに使用し得る。かかるコーディング配列(co
ding 5equence)を植物内で使用することにより、(より強力なプ
ロモーターを使用することにより或いは遺伝子のエキストラコピー(extra
copy)を挿入することにより) 、ACCaseの発現又はオーバーエク
スプレッション(overexpression)を促進すること、例えば、油
含有量の多い植物を得ることができる。
本発明の部分クローン(partial clone)はACCase遺伝子の
プロモーターを再生する(recover)ために植物DNAをプローブするの
に使用し得る。ついでこのプロモーターを使用して組織特異的な(tissue
−specific)方法又は発生を制御する(development−re
gulated)方法でRNAを生成させ得る。かく生成したRNAはACCa
se又は他の遺伝子の発現を抑制するか、又は、ACCase又は他の蛋白質を
生成させるmRNAであり得る。
単子葉植物においては、^CCa5e酵素はある種の草−雑草(grass−冑
eed)用除草剤(フルアジフオプのごときアリールオキシフェノキシプロピオ
ネート、アルキルケトン)によって抑制され、これに対して、双子葉植物におい
ては、^CCa5e酵素はこれらの除草剤に対して比較的耐性である。従って、
本発明の別の特徴によれば、脂肪酸合成経路を阻害することにより除草剤の活性
に対して耐性を示す単子葉植物であって、ACCase酵素を発現させるのに適
した本発明による構築物(construct)を使用して形質転換させること
により得られたものである単子葉植物が提供される。かかる植物は種々の方法に
より耐性にせしめ得る:例えば、
1、例えば強力なプロモーター又は多重遺伝子挿入物(multiplegen
e 1nsertion)を使用することによる、単子葉植物ACCaseのオ
ーバーエクスプレッション;
2、双子葉植物^CCa5eの発現;
3、場合により、耐性型のトウモロコシACCaseの発現。耐性型トウモロコ
シACCaseは適当な宿主中での突然変異誘発と選択又は適当な除草剤の存在
下での植物の組織培養によって取得し得る。
除草剤の作用に耐性を示す作物植物を提供する目的は、正常な状態、即ち、除草
剤感受性の状態の作物植物を破壊する除草剤を除草に有効な濃度で全体的に適用
することにより、作物植物の間にある雑草の破壊を促進することにある。かかる
耐性植物も除草剤が以前の植物から移行する期間が短い場合には有用である。新
規な形式の除草剤耐性を有する作物の開発は作物学的に有用であり、現在利用し
得る手段よりも安全で、安価で又はより効果的な手段により改善された収穫量を
得るための追加的な選択を農家に与える。本発明の場合には、トウモロコシ又は
小粒作物、例えば小麦又は大麦を除草剤のフルアジフォプに耐性にせしめること
により、この除草剤を上記の作物中の野生カラスムギを撲滅するのに使用するこ
とが可能である−このことは現在利用し得る方法に比較して、非常に効果的な前
進である。
本発明によるクローンは、植物材料からACCaseを抽出し、このACCas
eを精製し、ACCaseにより哺乳動物の免疫系を攻撃する(cha l I
enge)ことによってACCaseに対する抗体を調製し、この抗体を免疫精
製しくimmuno−purify)ついで抗体を使用して植物DNAライブラ
リーからクローンを選択することにより調製される。この方法によって調製され
たクローンA3及びA4 (それぞれ、^3^CCcDNA及び^4^CCcD
NAと命名されている)は、ピンプル(Pymble)、N5W2073 、ス
アキンストリート(Suakin 5treet) 1所在の^ustrali
an Government Analytical Laboratoryに
1991年11月13日に寄託された。
従って、本発明によるクローンを調製するためのより簡単な方法は、^ustr
alian Government Analytical Laborato
ryから入手されるA3 ACCcDNA及びA4 ACCcDNAと命名され
ているクローン又はかかるクローンの関連物(relatives)又は後代(
descendant)を増殖させることからなる。
以下の実施例及び図面を参照して本発明を更に説明する。
第1図は部分的に精製されたトウモロコシ^CCa5eの5DS−PAGEタイ
アゲラムである:第1図において、レーン(lane) Aはクーマシーブルー
染色ゲルであり、レーンBはビオチン含有ポリペプチドの存在を示すACCas
eのストレプタビジンーホスファタアーゼ(streptavidin−pho
sphatase)処理エレクトロプロット(electroblot)である
:
第2図では多数の異なる制限酵素を用いて切断したA4状cDN^(A4−1i
ke cDNAXA12)と^3状cDNA (A34)の消化パターンが比較
されている;
第3図はA3 ACCcDNA トウモロコシクローンのヌクレオチド及び推定
(deduced)アミノ酸配列である;第4図はA3状クローンAl0(a)
及びA34 (b)の5°末端のヌクレオチド配列である。
第5図はA4状クローンA12(a) 、A4(b)の5°末端及びA12(C
)の3゛末端のヌクレオチド配列である。
実施例においては、トウモロコシcDNA発現ライブラリーからクローンを選択
するために、トウモロコシACCaseに対するアフィニティー精製(afin
ity purified)抗体を使用することが記載されている。そして、得
られた3種のクローンがトウモロコシACCaseをエンコードすることが示さ
れている。クローンの同一性(identity)の確認の証拠は下記の通りで
ある:
(i)クローンの一つのDNA塩基配列決定(DNA sequencing)
から推定されたアミノ酸配列は、ラット及びニワトリACCaseの配列の一部
と50%まで同一であることが認められた。
(ii)最も長いクローンされたcDNAインサート(4,5kb)は、ACC
aseをエンコードするmRNA以外の、植物中の既知のビオチン含有酵素をエ
ンコードするmRNAの予想された長さくpredictedlength)よ
りかなり長い。
A3及びA4クローンは2種の異なるトウモロコシACCase遺伝子DNAか
ら、他の植物−単子葉植物及び双子葉植物の両者−からACC型コーディング配
列及び遺伝子を単離するのに適当なプローブを得゛ることか可能である。
照射下、殺菌土壌中で生長させた。2〜4週令の植物の葉を酵素の調製に使用し
た。
精製。抽出及び精製操作は0〜4℃で行った。
抽出。葉材料(160g)を0.1MのTris−HCJ緩衝液(pH8,0)
、10mMのMgCA’ 2.1 mMのEDTA 、 20 mMの2−メル
カプトエタノール、0.2mMのPMSF 、 2 mMのベンズアミジン(b
enzamidine)塩酸塩及び2%(W/v)のポリビニルピロリドンから
なる媒体300 rnlと共にワーリングブレンダー(faring blen
der)中でホモジナイズした。ホモジネートを2層のモスリン及び2層のミラ
クロス(Miracloth)を通して濾過しついで濾液(380m7りを13
000gで30分間遠心分離した。
硫酸アンモニウム及びエチレングリコール分別工程。遠心分離した抽出物(36
5mA! )に攪拌しながら、混合物を40%飽和度にするのに十分な固体硫酸
アンモニウムを添加した。40分分間中かに攪拌した後、混合物を13000g
で30分間遠心分離し、上澄液を廃棄した。
蛋白質ペレットを20 mMのTris−H(J緩衝液(pF18.0)、10
mMのMgC12,1mM(7)EDTA、 10 mMのジチオトレイトール
、0.2mMのPMSF及び10%(v/v)のグリセロールからなる媒体中に
再度溶解させた。
この溶液(204mA)に攪拌しながら、固体PEG(100mA当り、8 g
)を添加した。40分分間中かに攪拌した後、懸濁液を前記と同様に遠心分離し
ついでベレットを廃棄した。上澄液にPEG (100ml当り、12g)を更
に添加し、40分間攪拌した後、混合物を再度遠心分離し、ペレットを保持した
。
マトリックス ゲル オレンジA(Matrix gel Orange A)
上でのアフィニテイクロマトグラフィー。沈殿した蛋白質を20 mMのへペス
(Hepes) KOH(pH6,8)、10mMのMgCA’ 2.1 mM
のEDTA、 10 mMのDTT及び10%(v/v)のグリセロールからな
る緩衝液中に再度溶解させついで10000 gで20分間清澄化させた。上澄
液(100mA’ )を40 ralのオレンジスカラム(上記の溶解媒体(d
issolving buffer)からなるが、DTTの代わりに20 mM
の2−メルカプトエタノールを含有するカラム緩衝液(column buff
er)で予め平衡化)を1分当り約0,411[llの流率で通過させた。つい
でカラムを1分当り約1mlのカラム緩衝液800 rnllで洗浄して非結合
蛋白質を除去した。ついでアセチルCoAカルボキシラーゼを0.5mMのCo
Aを含有する溶解緩衝液(dissolving buffer) 100m1
及び追加の溶解緩衝液を使用してカラムから溶離させた。アセチルCoA カル
ボキシラーゼ活性を含有するフラクションをプールしく100 ml) 、PI
I30膜(PM30 membrane)(American 5ocient
ific)上での限外濾過により5.8tnlの容量になるまで濃縮した。酵素
溶液を複数のアリコートに分割し、急速に冷凍しく液体窒素中)ついで−80℃
で貯蔵した。
酵素活性の測定
アセチルCoA カルボキシラーゼ活性の測定は、公表されている方法に基づい
て、酸安定性生成物(acid−stable product)中にNa E
l ”CO3からの放射能(radioactivity)を酵素及び基体(s
ubstrate)に応じて包含させる(incorporate)ことにより
30℃で行った。反応混合物は下記のものを含有していた(200μlの全容量
中):100mMのTris−HCj!緩衝液(pH8,0)、50 mMのK
Cl、5mMのMgC1,5mMのDTT、 2 mMの^TP 、 1511
11のNaH14CO3(1モル当り、約0.25Ci)、0.75mMのアセ
チルCoA()リリチウム塩)及び酵素(2〜10 mtl)。反応を酵素によ
り開始させ、6分後、50μlの6M HCIを添加することにより停止させた
。反応混合物の一部により濾紙円盤上に斑点を付け、ついで濾紙を乾燥させつい
で酸安定性14C反応生成物の量をシンチレーション計数(scinti l
lationcounting)により測定した。1分当り、1μmolの基体
の転化を触媒する酵素の量を1ユニツトとした。
蛋白質の測定
蛋白質濃度は公表されている方法に従ってかつ標準としてウシ血清アルブミンを
使用してクーマシーブルー染料の結合により測定した。
ニトロセルロース膜又はPVDF膜に対する5DS−PAGE及びエレクトロブ
ロッティングは公表されている方法に従って行った。
^CCa5eサブユニットの電気泳動的単離的680 tt gの蛋白質を含有
する^CCa5eの製剤(preparation) (実質的に前記の方法で
部分的に精製したもの)3.7mMを遠心フィルター(centrifugal
filter)(Amicon Centricon 100)を使用して1
00μlに濃縮した。濃縮蛋白質溶液を125−のTris−HfJ (pH6
,7)、2%(W/V)のSDS、10%(W/V)のグリセロール及び0.0
1%(W/V)のブロムフェノールブルーを含有する消化混合物gOμlに添加
し、溶液を98℃で5分間加熱した。消化物(digest)を7.5%ポリア
クリルアミドゲルの複数のトラックに適用し、蛋白質サブユニットを5DS−P
AGEにより分離した。その後、ゲルを5mMのTris−HCA’ (pH6
,7)で洗浄し、ついでクーマシープルーG(水中、1 w/v%)で染色した
後、水で脱染した(destain)。ACCaseサブユニットを含有する染
色ゲルのセグメントを切取った。
^CCa5eサブユニットの化学的切断(cleavage)及びフラグメント
の単離
^CCa5eサブユニットを含有するゲルセグメントを4 mlの聞A(尿素:
水:酢酸25g+ 25 ml+ 25 ml )中で80分間、溶液を一回交
換して穏やかに攪拌した。ついで、このセグメントをUHA中の0.2%(W/
V)のN−クロロスクシンイミドの溶液で60分間処理してACCaseサブユ
ニットをトリプトファン残基の位置で切断し、ついで、5mMのTris−HC
7!(pH6,7)で洗浄した(30分間)。ついて、ゲルセグメントを125
mMのTris−HCl(pi(6,7)、5%(W/V)のPEG。
20 mMのDTT、 1%(W/V)のSDSを含有する溶液で平衡化し、最
後に、溶解しているセグメントを95℃で6分間加熱した。^CCa5eサブユ
ニットの切断フラグメントを含有するゲルセグメントを16%アクリルアミドゲ
ルの複数のトラック上に添加し、フラグメントを5DS−PAGEにより分離し
た。分離後、ポリペプチドフラグメントを公表されている方法に従ってPVDF
膜上にエレクトロプロットし、膜をアミドブラックで染色した。主要なポリペプ
チドフラグメントを含有する膜の部分を切取り、10 mMのTris塩基によ
り完全に脱染しついで水で洗浄した後、N−末端アミノ酸配列決定を行った。
N−末端アミノ酸配列決定
N−末端アミノ酸配列決定はオーストラリア国立大学、生体分子資源機関(bi
omolecular resources Facility)において確立
されている技術に従って行った。
トウモロコシ^CCa5eに対する抗体の生産オレンジへ−精製トウモロコシA
CCase [1m/の完全フロインドアジュバント(Freund’ s c
omplete adjvant)中に〜50μgの蛋白質]をウサギの後足の
筋肉に注射した。4週間後、不完全フロインドアジュバント中の50ggのトウ
モロコシACCaseを同様に注射した。ウサギを2〜3週間の間隔で出血させ
(bleed) 、血清を捕集した。
5DS−PAGE及び免疫プロッティング(immunoblotting)の
後のトウモロコシACCaseへの結合又はトウモロコシACCase活性の抑
制によって判定されるごとく、最初の血清は検出可能なトウモロコシ^CCa5
eに対する抗体を含有していなかった。第2及びその後の出血においては上記し
た2つの基準によって判定されるごとくトウモロコシACCaseに結合する抗
血清が得られた。この抗血清をアフィニティー精製抗体の精製のための原料とし
て使用した。
トウモロコシACCaseに対する抗体のアフィニティー精製部分的に精製した
トウモロコシACCase(500μl ) ヲ調製(preparative
)SDSポリアクリルアミドゲル電気泳動により不純物から分離した。膜をアミ
ドブラックで染色し、〜200 kDaにおける^CCa5eバンドを切取った
。膜を5%(W/V)の粉末ミルクを含有するTBS (20mM Tris−
HCI 、 pH7,5,150mM NaC1)中でインキユベーツションす
ることにより、膜上の残留吸着部位(adsorption 5ite)をブロ
ックした。
ACCase被覆膜を1 rnlの稀釈抗血清(0,5nJの抗血清、0.5r
nlのTBS)中で室温で1時間インキュベートすることにより、トウモロコシ
ACCaseに対する抗体を膜に吸着させた。膜を取出し、10 ml TBS
+0.05%ツイーン(Tween) 20中で5分間、ついで10 mlのT
BS中で2回(各々、5分間)洗浄した。膜結合抗体を1 rnlの0.1M
グリシン/ HCI 、pH2,6と共に3分間インキュベートすることにより
、溶離しついで中和した。この吸着と溶離のサイクルを同一の膜と抗血清を使用
して更に2回繰返した。
使用前、アフィニティー精製抗体をTBSにより20倍に稀釈した。
E、Co11λフアージ溶菌液(lysate)で被覆したニトロセルロースと
共にインキュベートすることにより、この抗体製剤から非特異的な抗体を減少さ
せた(deplete)。最後に、アフィニティー精製抗体をウマ血清アルブミ
ンに関して10%として、非特異的な結合を更に最少化した。
ウサギ抗血清によるACCaseの免疫沈降対照及びACCase免疫感作ウサ
ギからの血清の一連の稀釈物を調製した。0.02%(v/v)のトリトン(T
riton) X−100を補充した酵素抽出物(50μI)を稀釈血清(50
μI)と混合腰30℃でインキュベートした。トウモロコシについては、酵素は
オレンジ^精製されたものであり、一方、アマランサス エジュリス(Amar
anthus edulis)については、0.1MのTris−HCI (p
H8,0)、IQ mMのMgCl2.1 mMのEDT^、10mMのDTT
及び0.02%(v/v)のトリトンX−100を含有する溶液 2 ml中の
1gの組織から調製されたG−25処理粗製葉抽出物を使用した。トウモロコシ
酵素による血清のインキュベーションを50分間行った後、プロティンA−セフ
ァロース(ProteinA−3epharose)の懸濁液20 t” (0
−LM KH2PO4緩衝液pH7,0中、I ll1l当り0.2g)を添加
しついで室温で更に60分後、遠心分離することにより免疫複合体を取出した。
上澄液中に残留する酵素活性を測定した。血清を使用するアマランサス エジュ
リスのインキュベーションを160分間行い、ついでプロティンAと共に免疫沈
降物(i市unoprecipitation)を取出し、遠心分離にかけた(
5分間、11500 g)。A、エジュリス混合物を更に16時間4℃で放置し
た後、遠心分離しついで上澄液の残留酵素活性を測定した。
トウモロコシ葉cDNAライブラリー
これはカルフォルニア州、バークレー、カルフォルニア大学、植物学部(Dep
artment of Botany )のA Barkan博士からの寄贈品
であった。2週令の一1?7 #、((B73)の若木の葉からメツセンジャー
RNAを単離した。cDNAはZAP cDN^合成キット(synthes
is kit)(Stratagene)を使用して合成した。このcDNAを
ラムダ発現ベクターλZAP (7)EcoRI部位(cDNA(7)5′末端
)とXhoI部位(cDNA(7)3°末端)とに連結した。ライブラリーは8
x 105個の組換え体を含有していた。
トウモロコシ葉cDNAライブラリーのスクリーニングトウモトコシλZAP
cDNAを、精製トウモトコシACCaseへの吸着によって精製された抗体と
結合する融合蛋白質(fusion protein)を産生ずるクローンにつ
いてスクリーンした。
約100プラークCm2の密度で平板培養した(plated)、LB中の0.
8%アガo −7,/ 10 mM MgSO4/ 0.02%マルトースと混
合したE、Co11 Y109細胞にファージを吸着させた。プレート(pla
te)を37℃で約4時間インキュベートした;ついで、IPTGを含浸させた
ニトロセルロースフィルターをアガロース表面に載せ、37℃で一夜インキュベ
ーションを行った。フィルターを取出し、5%(W/V)の粉末ミルクを含有す
るTBS緩衝液で洗浄してニトロセルロースの表面をブロックしついでアフィニ
テイ精製抗体を用いてスクリーニングした。フィルター(直径6 x 137
mm )を20 mlのアフィニティ精製抗体中で室温で2時間インキュベート
した。フィルターを0.05%のツイーン20を含有するTBS中で3回洗浄し
、ついて、ヤギの抗ウサギ免疫グロブリン(TTBS中、1 : 7500、T
BS中の0.2%ツイーン)中でアルカリホスファターゼと室温で1時間カップ
ルさせた。TTBS中で2回、ついてTBS中で1回洗浄することによりフィル
ターから未結合の第2抗体を除去した。BCPIPとNBTを含有するアルカリ
ホスファターゼ反応生成物(100mM Tris−HCI SpH9,5中の
150μl/ m1BCPIP、 150 ul/ m1NBT、 100mM
NaCj!、1mMクリーニングをプレート上の全てのプラークが正のシグナル
を与えるまで反復することにより、正の反応を与えるプラークを更に精製した。
この方法により3つの正のプラーク(positive plaque)が得上
記の方法を行った後、蛋白質1 mg当り3−4単位の比活性(specifi
c activity)になるまで、トウモロコシの葉から10倍以上にACC
aseを精製した(表1)。異なる精製段階での酵素の5DS−PAGEによる
分析は、ACCaseは約200−220 kDaのポリペプチドサブユニ・シ
トからなりそして最終段階においては約70%の純度であることを示した(第1
図)。ACCaseサブユニ・シト中のビオチンの存在+tsDs−ポリアクリ
ルアミドゲルのウェスターンブロッティング(Westernblotting
)とストレプタビジンホスファターゼを用いる評価にり示された。多数のACC
aseの分解生成物もこの鋭敏な方法により示された。
N−末端アミノ酸配列を決定するための試みは、恐らく、それがブロックされて
いることのために成功しなかった。しかしながら、N−クロロスクシンイミドに
よる電気泳動的に精製されたサブユニットの切断、その生成物の再電気泳動及び
N−末端配列分析のためのPVDF膜に対するエレクトロブロッティングにより
、限定された配列データーは存在した。得られた3つの配列は長さ8,4及び8
のアミノ酸であり、ニワトリACCaseの配列に62.5%、100%及び7
5%類似していた(表2)。
オレンジ−A精製^CCa5eをウサギに注射し、2種の補助注射(boost
er 1njection)を行った後、ウサギ血清はトウモロコシ^CCa5
e活性を有する免疫複合体を形成することが認められた。77ランサスからのA
CCase活性も同様の濃度の抗血清により免疫沈降させた。
ACCase抗体を電気泳動的に精製したACCaseサブユニットを含有する
PVDF膜への吸着とこの膜からの溶離によりアフイニテイ精製した。
この精製抗体製剤をトウモロコシcDNA発現ライブラリーをスクリーンするの
に使用した。
トウモロコシ^CCa5e cDNAクローンの単離ベクターλZAP(Str
ategene)中に構築されたトウモロコシcDNA発現ライブラリーの約9
0.000個のプラークをアフイニテイ精製ACCase抗体を使用してスクリ
ーンした。−次スクリーニングにお(1て採取された7個の内、3個は更に2回
精製を行う間、正(positive)のままであった。これらの内の2個(A
1及びA3)は第3のもの(A4)よりはるかに強いシグナルを与えた。
λZAPクローンから放出されたブルースクリプトファージミド(Bluesc
ript phagemid)の分析は、これらが4.0(Al) 、4.4(
A3)及び4.4(A4) kbのDNAインサートを担持していることを示し
た。制限地図はA1及びA3の4.0及び4.4kbインサートは、5°末端の
エキストラ400 bpについて以外、殆ど同一であることを示した。A4の制
限地図は異なっているが、A4インサートはA1/A3とクロスフ1イブリダイ
ズした。
A3インサートを使用するλZAPライブラリーの再スクリーニングにより更に
6個の正にハイブリダイズするクローンが得られた。制限地図から、これらの内
の4個はAI/A3に似ており、2個はA4に似ていることが確認された。第2
図は多数の異なる制限酵素を使用して切断したA4状cDN^(A12)及び^
3状cDNA(A34)についての消化パターンを示している。これらの結果は
トウモロコシ中のACCaseについて少なくとも2種の遺伝子が存在すること
を示している。
A3 ACCcDN^DNAンのDNA配列を測定した(第3図)。推定アミノ
酸配列はラット/ニワトリ^CCa5e配列と37%同一(58%類似)であり
、100残基の一つのストレッチ(stretch)に亘って、配列は60%以
上同一であった。
AI ACCcDNAの大部分の配列を測定し、A3配列と同一であることが認
められた。より長いA3状クローンの追加の配列情報は第4図(a、 b)に示
されている。クローン^10/^49の場合、配列はACCaseの保存された
(conserved)ビオチン結合部位、met−1ys−met (第4b
図)をエンコードするモチーフを包含している。
2個のA4状クローン、A12及び^4^CCcDNAの5°末端(第5a、b
図)及びA12の3゛末端(第5C図)の分析は、A3状及び^4状cDN^配
列の間に多数の相違があることを示した。このことはトウモロコシ中には少なく
とも2種のへCCa5e遺伝子が存在しなければならないという、制限消化パタ
ーンから導かれる結論を支持している。
A3 cDNAの、EcoRI及びBamH1消化トウモロコシDNAのサザー
ンプロットへのハイブリダイゼーションは、それぞれ、3個及び2個のバンドを
与えた。従って、トウモロコシ中には2個以上の遺伝子は存在しないと考えられ
る。トウモロコシcDNAも低い緊縮条件(stringency condi
tion)下でアラビドプシスDNAにハイブリダイズした。
A3 cDNAインサートの、トウモロコシRN^のノーザンプロットへのハイ
ブリダイゼーションは、8.0−8.5 kbのサイズのバンドを1個だけ与え
た。
檜…
トウモロコシACCaseサブユニットのサイズ(〜220 kDa)はラット
及びニワトリからの酵素のサイズに類似している。かかる蛋白質についてのmR
NAは少なくとも6.5kbであると推定されており、事実、本発明者の測定に
よればトウモロコシについては8.0−8.5 kbであった。これはここで記
載されている最も長いcDNA (A3状クローンについての5.5kb及びA
4状クローンについての5.7kb)よりかなり長い。しかしながら、これらの
cDNAは全長(full−1ength) cDNAを単離するための手段を
提供するであろう。このcDNAはトウモロコシ遺伝子ライブラリーからの遺伝
子を単離するための鋳型又はプローブとしての、トウモロコシmRNAに対して
の5° エクステンション(extension)についてのプライマーとして
使用し得る。
トウモロコシ^CCa5e cDNAはアラビドプシスDNAとクロスハイブリ
ダイズし、従って、アラビドプシス遺伝子ライブラリーから0遺伝子を単離する
ための手段を提供する。同一の異型プローブ(heterologous pr
obe)を単子葉植物及び双子葉植物を包含するある範囲の植物、例えば、アブ
ラナ(oil−seed rape)から^CCa5e遺伝子を単離するために
使用し得る。
トウモロコシ中には明らかに2種のACCase遺伝子が存在する。トウモロコ
シ葉RNAのノーザンプロットをA3 cDNAとハイブリダイズした場合には
1個しかバンドが認められないので、2種の遺伝子についてのメツセンジャーR
NAは同一のサイズであると考えられる。
トウモロコシ葉cDNAライブラリーからはA4状クローンより多いA3状クロ
ーンが選択されるので、A3 mRNAがより豊富でなければならない。トウモ
ロコシACCaseに対する抗体との反応によりトウモロコシ発現ライブラリー
から当初に選択された3種のcDNAクローンの内、A1及びA3は抗体により
最も強いシグナルを与え、A4は最も弱いシグナルを与えた。このことはA3状
cDN^は草−雑草用除草剤感受性型のACCaseをエンコードすることを示
し得る。A4状cDN^によってエンコードされる酵素が除草剤感受性であるか
除草剤耐久性であるかは明らかではない。
全長トウモロコシcDN^の5°末端を定めることにより、トウモロコシ遺伝子
クローンからプロモーター配列を単離することが可能であろう。同様に、アラビ
ドプシス遺伝子についてのプロモーター配列を単離することが可能であり、そし
て、相互構築(reciprocalconstruction)により、除草
剤感受性単子葉植物種(例えば、トウモロコシ、小麦、大麦等)において除草剤
耐久性アラビドプシス酵素を発現させることが可能であろう。これによって、脂
肪酸生合成経路を阻害することにより活性を示す除草剤(例えば、フルアジフォ
プ)に対して耐性である単子葉作物植物を製造する方法が提供される。
最後に、本発明はE、Co11又は酵母系のごとき形質転換微生物菌株中で活性
なACCaseを合成するために全長cDNAクローンを使用することを可能に
する。かかる系は除草剤耐久性型のACCase酵素の選択及び新規な化合物の
除草活性についての試験において有用であろう。
本発明は、更1獣除草剤結合部位の種類の検討及び草−雑草用除草剤に対する耐
性の原因である少なくとも一つのメカニズムの検討を可能にするであろう。
注:第2図はA4状(ACC12)及びA3状(ACC34) トウモロコシA
CCasecDN人クローンの制限消化を示す。奇数レーンはACC12を示し
、偶数レーンはACC34を示す。使用した酵素はPstl(1,2) 、Ba
mH1+BglII(3,4) 、HindIII(5,6)、HincII(
7,8) 、EcoRl(9,10)、AccI(11,12) 、PvuII
(13,14)、PvuII+HincII(15,16)、PvuII+Ec
oRV(17,18)である。マーカーレーン(M)はHindIIIで消化し
たλDNAである。
・き
国際調査報告
フロントページの続き
(81)指定国 EP(AT、BE、CH,DE。
DK、ES、FR,GB、GR,IE、IT、LU、MC,NL、PT、SE)
、0A(BF、BJ、CF、CG、 CI、 CM、 GA、 GN、 ML、
MR,SN、 TD。
TG)、AU、BB、BG、BR,CA、C5,FI。
HU、JP、KP、KR,LK、MG、MN、MW、NO,PL、RO,RU、
SD、US
(72)発明者 ジエンキンス、コリン、レスルシー、ダウオーストラリア連邦
共和国、アクト・
2617、スペイン・プレス、13
(72)発明者 ホイットフエルド、ポール、レイモンドオーストラリア連邦共
和国、アクト・
2602・ヘケット、マツケンジー・ストリート、103
Claims (24)
- 1.異型DNAによって隣接されている、植物アセチルCoAカルボキシラーゼ をエンコードする遺伝子のDNA配列又はこれと実質的な相同性を示す配列の少 なくとも一部を含有するDNAクローン。
- 2.植物は単子葉植物、例えば、トウモロコシ又は大麦である、請求の範囲1に 記載のクローン。
- 3.植物は双子葉植物、例えば、アラビドプシスである、請求の範囲1に記載の クローン。
- 4.植物アセチルCoAカルボキシラーゼをエンコードするDNA配列は実質的 に完全である、請求の範囲1〜3のいずれかに記載のクローン。
- 5.DNA配列からRNAを発現させるために植物内で機能的であるプロモータ ー配列を更に含有する、請求の範囲1〜4のいずれかに記載のクローン。
- 6.プロモーター配列は誘導性である、請求の範囲5に記載のクローン。
- 7.植物アセチルCoAカルボキシラーゼ遺伝子についてのプロモーターを含有 する、請求の範囲1〜4のいずれかに記載のクローン。
- 8.プロモーターは双子葉植物のアセチルCoAカルボキシラーゼ遺伝子からの ものである、請求の範囲6又は7に記載のクローン。
- 9.植物アセチルCoAカルボキシラーゼをエンコードするDNA配列の一部だ けを含有する、請求の範囲1〜3又は5〜8のいずれかに記載のクローン。
- 10.植物アセチルCoAカルボキシラーゼのDNA配列は、酵素ACCase についてのmRNAと相補的なRNAを植物内で生成するために、プロモーター について逆転されている、請求の範囲5〜9に記載のクローン。
- 11.請求の範囲5〜8又は10のいずれかに記載のクローンを使用して植物細 胞を形質転換することからなる新規植物の製造方法。
- 12.請求の範囲11に記載の方法によって製造された植物。
- 13.酵素ACCaseをアンダーエクスプレスすることの結果としての、変性 された油生成特性を有する、請求の範囲12に記載の植物。
- 14.組換え体ACCaseを発現する、請求の範囲12に記載の植物。
- 15.脂肪酸合成経路を阻害する除草剤に対して増大した耐性を示す、請求の範 囲14に記載の単子葉植物。
- 16.組換え体双子棄植物ACCaseを発現する、請求の範囲15に記載の植 物。
- 17.植物材料からACCaseを抽出し、ACCaseを精製し、ACCas eにより哺乳動物の免疫系を攻撃することによってACCaseに対する抗体を 調製し、この抗体を免疫精製しついでこの抗体を使用して植物DNAライブラリ ーからクローンを選択することからなる、請求の範囲1に記載のクローンの単離 方法。
- 18.請求の範囲17に記載の方法によって調製された、かつ、Austral ianGovernmentAnalyticalLaboratoryに、そ れぞれ、トウモロコシA3ACCcDNAプラスミド及びトウモロコシA4AC CcDNAプラスミドの名称で寄託されている、クローンA3及びA4。
- 19.請求の範囲1に記載のクローン、その関連物又はその後代を増殖させるこ とからなる、請求の範囲1に記載のクローンの製造方法。
- 20.請求の範囲2に記載のクローンを使用して双子葉植物DNAライブラリー をプローブすることからなる、請求の範囲3に記載のクローンの取得方法。
- 21.DNA配列からRNAを発現させるために微生物内で機能するプロモータ ー配列を更に含有する、請求の範囲4に記載のクローン。
- 22.請求の範囲21に記載のクローンに対する宿主である微生物。
- 23.請求の範囲22に記載の微生物をACCaseを生成することのできる条 件下で培養し、菌株をスクリーンすべき化合物で処理しついで、後に生成したA CCaseの量又は活性と、同様の非処理菌株から得られたACCaseの量又 は活性とを比較することからなる、化合物を除草活性についてスクリーニングす る方法。
- 24.請求の範囲22に記載の微生物の培養によって産生されるACCase。
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