JPH07501365A - 合成無端フィラメントの製造方法及び装置 - Google Patents

合成無端フィラメントの製造方法及び装置

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JPH07501365A
JPH07501365A JP5516138A JP51613893A JPH07501365A JP H07501365 A JPH07501365 A JP H07501365A JP 5516138 A JP5516138 A JP 5516138A JP 51613893 A JP51613893 A JP 51613893A JP H07501365 A JPH07501365 A JP H07501365A
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コシネック,ギュンター
バンデル,ディートマー
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マシーネンファブリク リーター アクチェンゲゼルシャフト
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 合成無端フィラメントの製造方法及び装置この発明は紡糸装置による紡糸配向型 の合成無端マルチフィラメントの紡糸及び冷却方法に関する。ここに、紡糸装置 はノズルプレートを具備した紡糸ヘッドと、通気性壁を有した冷却チャンネルと を具備し、通気性壁を介して、フィラメントを通しての空気の摩擦取り入れだけ で、空気流が冷却チャンネルの内部に引き込まれるようになっている。
合成ポリマーの無端マルチフィラメントは紡糸装置(・紡糸口金)により溶融物 から紡糸温度にて製造される。溶融物はノズルプレートの孔を通して加圧される 。押し出された溶融物糸条は冷却され、フィラメント束として集められ、このフ ィラメント束は紡糸油剤を供給され、引取装置によって引き取られ、かつ巻取装 置によって巻き取られる。
冷却プロセスは特に重要である。冷却プロセスの均質性はフィラメントの物性、 例えば、フィラメント太さくウスター(Us ter) )や、張力の均等性に 直接的に影響を及ぼす。不規則性は冷却空気の流れにおける非層流又は乱流によ り惹起される。高い紡糸温度によって押し出されている溶融糸条は固化温度より 下がるまで冷却されないかぎり、糸条を糸ガイドに衝突若しくは接触させること は、さもないと溶着が起こることから、できないのである。
実施例としては空気は主としてフィラメントを直交して流れるようにされ、溶融 物の熱は後方に直接に放出される交差流(IIs−A4529368)と、空気 はフィラメント束に外側から導かれ、熱は主としてフィラメントの走行方向に放 出される放射空気流(US−44712988及びDE−A3406347)  とがある。
冷却空気流を形成する他の方法としてはフィラメントはバキュームシステム内を 導かれ、真空に基づいて冷却空気流を惹起させるものがある(US−A4496 505及び同90−02222八)。
加圧又は非加圧で空気流を溶融物に導くことにより溶融物系条体を冷却して、溶 融物をしてフィラメント束として集め、以後の処理を行わしめることは、いずれ のやり方であっても、今日通常の技術として行っているところである。
更に、DE−A 191457が開示する合成無端フィラメントの紡糸及び冷却 方法では、必要な冷却空気流は多数の細孔を有する管内で形成され、この多孔管 を通して溶融物束は導かれる。この配置はこの特許の第5図及び第6図に示され ている。紡糸ヘッドからの流下範囲内で300 mmの長さ範囲に渡って、管は 細孔を有しておらず、これにより管の背後の範囲への外側空気の導入は確実に防 止されている。
従って、溶融糸条は、紡糸ヘッドを出た直後は冷却を受けない。その結果、より 長い距離が必要となり、この点については上述のDE−A3406347はその 第5頁の第1段落で明確に言及している。
この発明の目的は合成無端フィラメントの紡糸及び冷却のための方法及び装置で あって、最小の数の装備及び制御装置で、高速での引き取りを行うのに適した方 法及び装置を提供することにある。この目的を達成するために、冒頭に述べた方 法において少なくとも2400 m/sinの引取り速度で空気流が紡糸ヘッド の下側に向けて導かれ、かつ空気流は冷却チャンネルの長さにわたって中断され ないようにしている。
上述のDE−A1914556に比較して、回りからの冷却空気は紡糸ヘッドの 下側で溶融糸条に直接に導かれ、このことにより、空気と夫々の空気チャンネル を通して導かれるフィラメントとの間の摩擦により空気の引き込みが行われ、こ れは相当程度まではインジェクション効果に比肩できるものである。このインジ ェクション効果は冷却チャンネルの全長、特に紡糸ヘッドの直下にわたっており 、冷却すべき溶融糸条は紡糸ヘッドを出た直後から冷却を受ける。これにより、 冷却チャンネルはフィラメントの方向に沿って流入する空気のためにチャユ/ネ リング効果を発揮し、フィラメントを均等に包囲する空気流を発生し、連続的な 均等冷却を達成することができる。
驚くべきことに、冷却を行わせかつ紡糸ヘッドの直下の範囲に関する、本発明の 特徴である、上述のインジェクション効果によってフィラメントの高速での引取 りが実現し、高速での引取りの結果、DE−A 1914556を使用した場合 にはそこに記載のように1000 n#+inといった好適引取り速度の故に、 実現できないような紡糸配向を得ることができ、またフィラメントの均等性を得 ることができ、これは2400 m/sinより大きい引取り速度でDF、−A  1914556を使用した場合にはこの特許に記載されている紡糸ヘッドの下 側領域での特定の意図的押し出しの故に冷却によって達成できないものである。
この発明の特徴によれば、均等冷却が紡糸ヘッドの直下範囲で孔あきチャンネル を介して得られ、かつ製造されたフィラメントが高度の均等性をフィラメント間 にわたって持つことができる付加的な特徴を得ることができる。
更に、相当な技術上の資源、特にブロア、を必要とする加圧空気流での通常型の 冷却装置と比較して、実際上の適用での主な利点はそのための技術−Fの資源が 必要ないことであり、従ってこの発明の方法はフィラメントの製造のために実際 的でかつ有利なものであり、特に経済的である。冷却空気を得るための別体のエ ネルギ多消費型の設備、人口チャンネル及び乱流の層流化を得るための均質化は 必要がない。
この発明の方法の適用により空気流の特別な均質性が得られ、冷却チャンネルの 出口での単一のフィラメント間の平均ギヤ・シブは6ミリメードルより短(なる 。
この発明の方法を通用した装置の特徴はその全長での冷却チャンネルの壁面は入 口のための細孔を有しており、その結果、紡糸へ・ノドの下側へ直接に冷却チャ ンネルを接続した場合にも、空気はまさしくこの領域において冷却チャンネルに 引き込むことが可能である。
更に、冷却チャンネルを紡糸ヘッドの下側から空間を持った冷却チャンネルを配 置し、空気入口のための大きな断面積を有したこの特定臨界点を提供することも 可能である。これにより、冷却チャンネルと紡糸ヘッドとの間の空間によって形 成されるギヤ・ノブはこの大きさに適切に維持することができ、かくしてギャッ プを通して空気のみが冷却チャンネルに取り込まれ、オーバフローはギヤ・ノブ 内に発生せず、冷却チャンネル内での乱れの発達を回避することができる。
好ましくは、紡糸へノドの直下の範囲の冷却空気の導入が制御されるように装置 は構成される。冷却チャンネルが紡糸へ・ノドの下側に直接連結されている場合 は細孔がその断面積に関して調整できるようにすることでこの制御は実現される 。冷却チャンネルと紡糸ヘッドの下側との間の空間の場合はこのギャップはその 幅に対して調整可能とすることができる。
冷却チャンネルは金属スクリーンとして作られており、この場合はその比較的大 きな全長にわたって入口(複数)が近接した関係で配置される。
冷却チャンネルをその全表面にわたって細孔を有した多孔チャンネルとして構成 することが可能である。好ましくは、その細孔は1から5ミリメートルの直径を 有し、その表面の合計は全表面の50%を超過することばない。
冷却チャンネルの形状はノズルプレートの形状と類似しているのが好ましく、卵 形か矩形である。従って、冷却チャンネルは卵形若しくは矩形の断面形状を有し 、ノズルプレートの細孔の9罫域を包囲する部分より10から60ミリメートル 大きくなっているのが好ましい。冷却チャンネルの断面積はこの全長にわたって 一定であるのが好ましい。一定断面の範囲の代替実施例では出口側領域に近接し て、短い範囲で下端に向いて収束した断面となっており、従って、フィラメント 束の出口となる下側開口が最小直径をなしているが、最小の値は10ミリメート ルより大きくなっている。
冷却チャンネルはシリンダ形状とするのが好ましく、かつ第2のシリンダが成る 距離で同君に配置され、双方のシリンダは細孔を有している。この場合の外側シ リンダは空気流を安定なものとする効果を持ち、その結果、冷却チャンネル(内 部シリンダ)によって取り込まれた空気は定常空気流の領域から来ることになり 、冷却チャンネル内を均等に流通することができる。
冷却チャンネル内での細孔の断面の調節を簡単に行わしめるために、冷却チャン ネルはシリンダ状に形成し、このシリンダ上に別のシリンダを摺動可能とし、双 方のシリンダは細孔を形成することができる。反対方向に回転させることによっ て、シリンダの細孔の調整が行われ、開口範囲を変化させることができる。この ようにして所望の空気人口の断面積を得ることができる。
この発明の方法は、2400から7000 m/sinの速度で0.3から3. Od tex、特に好ましくは2400から5000 m/winの速度で0. 3から1.5d texの単一フィラメントの太さのものを製造することに適し ているが、引取り速度と紡糸太さは以下にかかげている。
特に有利が条件がフィラメントの太さと速度範囲との間に存在している二七がわ かった。実験によれば、引き取り速度と単一フィラメントの紡糸太さとの比はm /sinとd texとで計算したとき、少なくとも1800が有利であること が判った。比が8000より大きいときはフィラメントの破断が起こるに至り、 比が10000より大きいとフィラメントの破断は多くなる。好ましくは比は6 000より小さくなるように選定される。
ここに引き取り速度(紡糸速度)とは、収束点後の第1の被駆動ギヤレット(g aietys)の速度として定義される。単一フィラメントの太さ、引取装置で の紡糸太さは、定義された引き取り速度に関して公知のように計算される。
以下この発明を次の図面に関連して説明する。ここに、第1〜6図はこの発明の 種々の実施例を概略的に示しており、より詳しくは、 第1図は紡糸ヘッドの側面に向かった空間と共に調節可能多孔壁を備えた冷却チ ャンネルを示し、 第2図は二重壁シリンダ装置を有した紡糸ヘッドの下端への距離が調節可能でか つ相互に同君配置の固定空間を形成した二重壁シリンダ、並びに多孔壁を有した 冷却チャンネルを示し、第3図は紡糸ヘッドの下側に直接に連結され、防止へ・ ノドの付近の領域での細孔の人口断面が調節可能な冷却チャンネルを示し、第4 図は紡糸ヘッドの下側へ空間が!l1flff可能であり、その全長にわたって 断面積が調節可能な細孔を備えた冷却チャンネルを示し、第5図は冷却チャンネ ルの円錐形状の下端を示し、第6図は第1図と同様な冷却チャンネルを示すが、 相違点は断面が矩形である。
第7図は、空気の強制的な導入を行わない紡糸装置においてフィラメント束によ り運ばれる空気の速度を紡糸ノズル(口金)からの距離の関数として示している 。
第1図は防止ヘッド(1)の下部に対して空間(2)を有して配置される冷却チ ャンネルを概略的に示しており、冷却チャンネルは防止ヘッドから出現するフィ ラメント(5)を同心的に包囲しており、かつ冷却チャンネルは基本的には金属 製シリンダ(3)より構成される。
空間(2)の調整によって多孔金属シリンダ(3)を紡糸ヘッドに対してより小 さい又は大きい距離で配置することが可能となる。
空間(3)は最大のときでも空気流がフィラメントの方向において惹起されるよ うにされる。これと反対に開口が大きくなると、上昇する暖気が流出し、糸の付 近において、異なる方向の空気流の乱れの発生の恐れがある。加えて、空間(2 )は紡糸ヘッドから冷却装置への熱伝達を最小とする。
多孔性金属シリンダ(3)はその壁面全体にわたって均等に分布するように開口 を形成している。これにより、広範囲の空気入口を選定可能である。しかしなが ら、サクション効果に影響しないように空気抵抗をあまり増大させてはならない 。開口が過大であることも回避する必要があり、これは回りの領域での空気を動 きを抑制するためである。全表面に対して最大で50%の自由導入断面(孔)の 数を設けるのが適当であった。図示のような多孔性のシリンダの代りに金属スク リーンシリンダを利用することも可能である。
各糸条の束は冷却チャンネルの通気性壁面(3)により別個に包囲されているた め、取り込まれた冷却空気(矢印)はフィラメントの吸引効果を介して外側から 内側に主として半径方向に導かれる。この空気は雰囲気から取り込まれるもので あるため、その温度は紡糸工場のその温度に一致する。
冷却チャンネルの下側に糸条給油装置(図示しない)又は他の糸ガイドが設けら れ、冷却されたフィラメントを束に集め、この束は引き取り装置に向って案内さ れる。
第2図に略示される冷却チャンネルは第1図のものと類似している。第2の多孔 金属シリンダ(6)が第1のシリンダ(3)に対して固定距離で同軸に配置され 、ドアの開放や閉鎖等による紡糸室での偶発的な空気の動きの付加的な緩衝部材 となる。二つの多孔金属シリンダの壁距離は最大20−であることが推奨される 。
この発明の第3の実施例は第3図に示されている。空気通過性の壁は紡糸ヘッド (1)の直下から開始される。冷却チャンネルを形成する多孔金属シリンダは紡 糸ヘッドの近傍領域で第2の多孔金属シリンダ(7)にて包囲され、この第2の シリンダは第1のシリンダに直接に接触する。双方の多孔金属シリンダは同一の 孔構造を示しており、その結果第2の金属シリンダ(7)の回転運動により第1 のシリンダの細孔の開口寸法が調整され、完全に開いたり多少閉鎖したりするこ とができる。かくして、紡糸ヘッド付近でのこの領域における空気導入の制御が 可能となる。下向き方向に取り付けられる多孔金属シリンダ(3)は第1図のも のと類似しているが、紡糸ヘッドへの空間の調整機能は具備していない。
別の実施例が第4図に示される。冷却チャンネルは基本的には第1図のものと同 様であり、紡糸ヘッド(1)の下側への空間(2)及び多孔壁を有したチャンネ ル(3)はその高さが調節可能となっている。
多孔チャンネル(3)に接続する同一形状(8)の第2の多孔性チャンネルはチ ャンネルの全高さを通じて空気の導入の制御を可能可能とする。
二つの多孔チャンネル(3及び8)を相互に回転もしくはシフトさせることによ って調節が行なわれる。かくして、紡糸ヘッド付近の領域及びチャンネルの全高 さを通じての空気導入を最適制御することができる。
一定断面の引き取りチャンネルを示す第1.2及び4図に対する代替方式として 、第5図に示す本発明の冷却チャンネルではその多孔出口領域は下端に向けて集 まった円錐形をなしている。この構造によってインジェクション効果が改善され る。
第6図は矩形断面の冷却チャンネルの例であり、矩形のノズルプレートを有した 紡糸ヘッドに使用されるものである。その他はチャンネルは第1図の装置の構造 と同一である。 第7図はノズルプレートからの各距離でフィラメント束によっ て引き込まれる空気速度の計測値をフィラメント太さに対して表したものである 。この計測は、全て、固有粘度(1,ν)が0.67 dl/gのポリエチレフ テレフタレ−ト(PET)を空気の強制的導入を行なわず(即ち通常の通風チャ ンネルを使用せずかつ本発明の冷却チャンネルを使用せず)紡糸装置によって3 200 m/minの巻取速度で紡糸したときに行なわれたものである。空気流 の垂直成分はALNORのアネモメータを使用し0.1−30m/seeの計測 範囲で計測された。空気の速度はフィラメント束の吸引効果によって移動される 空気を計測して行なわれる。ノズルまでが同一距離のときに速度が下がると太さ の大きいほど冷却が遅くなることを表している。この図はノズルプレートからの 集合点までの距離の増大によって冷却空気の量はいかなる所望の量まで増大でき 、フィラメントが相互に凝着することを防止することができる。
しかしながら、ノズルプレートからの、即ち冷却チャンネルからの収束糸ガイド の距離は過大であってはならない。運ばれる空気はフィラメントと空気との間の 摩擦、即ちフィラメント束の張力によって増大する。フィラメントの細径であり 及び引き取り速度が大きいことによりフィラメントの引っ張り強度の最終点に到 達しフィラメントの破断に至らしめる。
例I ZV粘度=0.67 dl/gのPET7レークが300° Cの温度で溶融さ れ、溶融物の加圧を通常型の防止ヘッド(口金)におけるノズルプレートの孔を 通して行なった。ノズルプレートの直径は70a+s+ ;細孔領域の直径は5 5+gm ; 61個の孔の直径d =0.25+wm ;キャピラリ長L=2 Dであった。
吐出量は17.3 g/sin、公称太さはd texで33f61であり、こ れによりフィラメント当りの紡糸太さは0.89dtexであった。
その後、糸条は長さL =350 wm、直径−100m+m、メツジュロ00 /cm2のスクリーンシリンダより成る冷却チャンネルに導入された。紡糸ヘッ ドの下端とシリンダとの間の間隔はOと15M1lとの間で変化され、その結果 それに応じた自由スペースが形成された。スクリーンシリンダの雰囲気温度は2 3°Cであった。
紡糸ヘッドの下縁から530mmの距離に油剤付与装置が設けられ、水エマルジ ョンの付与が行なわれ、フィラメントへの付与率は0.8%であった。油剤付与 装置はフィラメント束の最初の集合点である。
その後、糸条は張力減少装置を具備した巻取ユニットによって3200m/mi nの巻取速度で巻き取られた。
0.80%のウスターの半イナート値(Uster−half 1nert v alue)が0から5m111のスペースで得られた。15IIIIlのスペー スではU値は7.2%であった。
例2 工程は例Iと同しであった。しかしながら、加えて、スクリーンシリンダの出口 にスクリーンコーンが設けられた。これにより、糸条出口の開口は直径−30m mであった。ウスター値はU=0.60%に改善された。
例3 IV粘度−0,67dl/gのr’ETフレークが294° Cの温度で溶融さ れ、溶融物はノズルプレートの孔を通して押し出された。ノズルプレートの直径 は80+u+、孔を備えた傾城の直径は70鵬霧、孔の直径は0.17vs、  L =20であった。
第1回目の試験ではノズルプレート内の孔数は72であり、第2回目の試験では 144であった。従って、吐出量は16.0 g/sin、31.0g10+i nであり、その結果、公称太さは36f72.72f144であり、これはフィ ラメント当りの太さで0.8 dtexに相当する。
紡糸ヘッドの直近に長さL= 500 +u+ 、壁面上を均等分布した孔の直 径−1001の多孔シリンダを設けた。自由断面積は34%(39X70孔)で あった。
シリンダは28゛ Cの室温の空気で包囲されている。収束領域は糸条油剤供給 装置によって構成され、油剤供給装置は冷却シリンダから250 mmの距離に ある。シリンダ出口での単一フィラメントの平均距離はキャビラ−(capil lar)の数に依存するが1.7蒙請と2.5 nuiとの間にある。その後、 フィラメント束はキャレットによって引きとられ、2800 m/sinで巻取 装置によって巻き取られた。破断時の伸びによって規定される紡糸配向の度合、 及び他の特徴データ、及び均一性はテーブル1に示す通りであった。
表1 多孔チューブ上でのブローイング 公称太さ clt6x 36f72 72f144紡糸大さ dtex 56. 4 109.4破断歪み cN 156.9 301.8破断歪み(CV) %  2.5 2.1破断強力 cN/ tex 27.8 27.6破断伸長 %  126.8 125.5破断伸長(CV) % 3.8 3.1ウスター半イ ナート % 0.26 0.66例4 工程は例3と同様であったが、糸条給油装置の多孔シリンダへの距離を紡糸ヘッ ドへの距離550 mmから1350 m+sに応じて50から850m5に変 えた。試験は公称太さ36r72 dtexにおいて行なわれた。850+*w の距離では紡糸破断が多くなり、これはフィラメント束の開放距離が過大である ことにより糸条のテンシロンが比較的高いためである。
850+m以下の距離ではウスター値は、良好な0.39から0.58%に留ま った。
例5 n粘度−0,63dl/g (7)PET 7 レークが294° Cの温度で 溶融され、溶融物はノズルプレートの孔を通して押し出された。ノズルプレート の直径は80III+1、孔を備えた領域の直径は70+ws、孔の直径は0. 25mm、L=20であった。ノズルプレートの孔数は34であった。
吐出量は18.5 g/sinであり、dLexの公称太さは50f34であり 、フィラメント当りの太さは1.47 dLexであった。
シリンダは例3と同様に紡糸ヘッドに対して50Illlの間隔に位置させた。
シリンダは29° Cの温度の空気により包囲された。収束点は糸条給油装置に よって形成され、この糸条給油装置は冷却シリンダに対して600ffimの距 離にあった。単一フィラメントの平均空間はシリンダ出口のことろで略5.91 であった。
その後、フィラメント束は引き取られ、巻取装置によって3700m/minの 巻取速度にて巻き取られる。この巻取装置は張力の補償のために6%のリードで 駆動される溝付ローラを備えている。紡糸配向の度合は巻き取られた束の95% の破断時の伸長によって特徴づけられ、引っ張り強度は28.8 cN/lex であった。
ウスター均整度は優れており、ウスターハーフイカート=0.39%であった。
例6 工程は例5と同様であったが、10%までの溝付ローラのリードで4200から 5700 n/winの引き取り速度が変化された。更に、容量は増大されかつ 各速度は別個に調節され、紡糸番手d texが76f34がいつも維持され、 これは単一フィラメント番手で2.24dtexに相当する。
糸の特性及び均質値は以下の表2の通りであった。
表2 速度(m/m1n) 4200 4700 5200吐出1t(G/win、)  31.9 35.7 39.542.9 太さくdtex) 76.1 76.2 76.176.9 破断歪み(CN) 232.5 243.8 249.1258.9 CV破断歪み(%) 2.3 1.8 1.81.7 引張強度(cN/ tex) 30.6 32.0 33.033.7 破断伸長(%) 85.5 72.5 60.454.3 CV破断伸長 2.9 3.7 5.13.9 ウスター半イナート(χ) 0.35 0.62 0.320.41 以上の例では本発明の方法及び装置の応用において少なくとも従来技術で得られ たフィラメント特性は得られ、2400m/I+ir+より大きい引き取り速度 でマイクロフィラメントを製造する場合のような成る種の高度な応用においては 、改善が得られかつ装置は大いに低費用のものとなる。
特表平7−501365 (7) 国際調査報告 PCT/CH93100061ρCT/CH93100061

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.紡糸ユニットによる紡糸配向型の合成無端マルチフィラメントの紡糸及び冷 却方法であって、紡糸ユニットはノズルプレートを具備した紡糸ヘッドと、通気 性壁を有した冷却チャンネルとを具備し、通気性壁を介して、フィラメントによ り惹起される空気の摩擦的取り入れだけで、空気液が冷却チャンネルの内部に引 き込まれるものにおいて、前記空気流は、冷却チャンネルのある長さにわたり中 断されることなく、紡糸ヘッドの下側で、直接に、少なくとも2400m/mi nのフィラメント引き取り速度で冷却チャンネル内に引き込まれることを特徴と する方法。
  2. 2.冷却チャンネルの出口でのフィラメント束におけるフィラメント間の平均空 間は6mmより小さいことを特徴とする請求の範囲1に記載の方法。
  3. 3.紡糸ヘッドの付近の領域での空気流は調節可能であることを特徴とする請求 の範囲1から2のいづれかの方法。
  4. 4.壁面とその全長にわたり空気導入のため孔開きとなっていることを特徴とす る請求の範囲1から3のいづれかの方法の実施のための装置。
  5. 5.冷却チャンネルは紡糸ヘッドの下側から空間を有して取り付けられているこ とを特徴とする請求の範囲4に記載の装置。
  6. 6.冷却チャンネルと紡糸ヘッドとの間の空間によって形成される隙間はこの隙 間を介して空気だけが冷却チャンネルに取り込まれるような寸法であることを特 徴とする請求の範囲5に記載の装置。
  7. 7.冷却チャンネルと紡糸ヘッドの下側との間の空間は空気導入制御のため調節 可能であることを特徴とする請求の範囲5及び6のいづれかに記載の装置。
  8. 8.紡糸ヘッドに近接する範囲の細孔の寸法は空気導入の制御のため調節可能で ある請求の範囲4に記載の装置。
  9. 9.壁面の全長にわたっての細孔の寸法は空気導入の制御のため調節可能である ことを特徴とする請求の範囲4から7のいづれかに記載の装置。
  10. 10.冷却チャンネルは壁面間の間隔が20mmまでの同心配置の二つのシリン ダより成り、その双方は空気導入のための細孔を有していることを特徴とする請 求の範囲4から7のいづれかに記載の装置。
  11. 11.冷却チャンネルの下側開口は下端に向い、少なくとも10mmのフィラメ ント束の通過のための開口を残して収束する円錐状に形成されることを特徴とす る請求の範囲4から9のいづれかに記載の装置。
JP5516138A 1992-03-18 1993-03-09 合成無端フィラメントの製造方法及び装置 Pending JPH07501365A (ja)

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