JPH07500981A - 医療用の回転式バルブ栓 - Google Patents

医療用の回転式バルブ栓

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は医療用の導管用バルブに関し、特に患者の体内外を流出入する液体や体 内に抜き差しされる器材を制御するための導管用バルブに関する。従来の装置は いくぶん扱いにくく、多くの手動操作を必要とし、より多くの作業人員が望まれ る場合も多々あった。
技術背景 カテーテルは通常、ガイドワイヤ上をスライドされて血管内や身体の窩洞に挿入 されるが、定位置へ誘導される間、何らかの方法でカテーテルの基端部から血液 やその他の流体が流出することを防止する必要がある。また最小限の操作及び労 力で、カテーテルの基端部にハンドシリンジを取り付け、バルブを開いてカテー テルから流体を注入し、シリンジを取り外してシステムを閉じることが要望され てきた。またこれ以外の応用例においても、コック栓のように流体の流れを制御 するためや、ガイドワイヤなどの装置をグリップして、ワイヤの挿入及び体内の 正確な位置への設置をなしうるワイヤ操作を可能にする取っ手を提供するための 貫通路用閉栓が必要とされる。
シリンジなどの医療器具をカテーテルに取り付けるのにルアー装具(Iuer  fitting)を使用することは周知であるが、ルアー装具を用いて流体を制 御するノ<ルブは、通常は貫通路を有さず、はとんどは別途作動機構を必要とす る。
シリンジなどの外部装置を閉栓装置の通路に取り付けて開閉を行う方法も知られ ているが、極めて制限された形態であった。このような装置は例えば米国特許第 4,243,034号に示される。かかる特許で開示される装置は取り付は及び バルブの開弁を軸方向へのスライド運動に依存している。このノくルブの開弁は 、弾性チューブの管壁をへこませる一つあるいは複数のボールを外することによ って行われる。しカルこの装置は当業界で要望されるほど簡単でも効果的でもな く、流体制御装置における片手操作に対するすべてのニーズを満たさない。
その他の閉栓装置もしくはワイヤグリップ装置はある部分では役に立つが、単一 のユニット内に、望まれるすべての特質を兼ね備えてはいない。例えばツオイ・ ポースト栓(Tuohy−Borst栓)として知られる装置はキャップを有し 、このキャップがねじ込まれると厚壁の管状セグメント(グロメット)を軸方向 に押圧し、この管状セグメントを通る通路を密閉するが、密閉するのにねじを何 度も回転させねばならない点で不都合であった。
発明の趣旨 本発明の目的は、カテーテルのバルブや、貫通路に設置されたガイドワイヤなど の装置をグリップする部材として使用される、改善された貫通路用閉栓装置を提 供することにある。本発明の別の目的は、簡単で、安定性があり、費用がかから ず、作動時の動作で不用意に解体しない構造的耐久性を有する、貫通路用閉栓装 置を提供することにある。さらに別の目的は、カテーテルへのシリンジの取り付 けなど、医療機器への取り付は取り外しのための閉栓装置の操作と構成を改善す ることにある。
これらの目的は、本発明の一態様によれば、ロータリーカムの回転運動に基いて 押圧部材を弾性チューブ側壁に押しつける開栓装置によって達成される。実施例 においてこの開栓装置は、手操作による回転とシリンジによる回転の双方で操作 され、シリンジの取り付けと、開栓装置のバルブの開栓とは同じ回転方向で行わ れる。
上記目的はまた、ガイドワイヤやカテーテルを挟む新規なりランプあるいはシー ル装置と、キット(装具一式)とによって達成される。前記クランプあるいはシ ール装置は、誘導シースと組み合わせて操作され、シースを用いたカテーテルや ガイドワイヤの挿入前あるいは挿入後の血液の逆流を防止する。前記キットは、 大静脈(グリーンフィールド)フィルタと、スタビライザと、周囲を覆う細長い カテーテルと、前記フィルタを体内に挿入するための誘導シースとを含む。
上記目的はさらに、シリンジなどを結合させることによって開栓され、シリンジ を取り外すための逆操作によって閉栓されるロータリーバルブによっても実現制 御するための医療用の開栓装置が提供される。この開栓装置は、少なくとも部分 的に軸を有する貫通路を形成する弾性部材と、この弾性部材に対して固定の第1 の本体部分とこれに対して相対的に回転可能な第2の本体部分からなる本体と、 第1本体部分に設けられた半径方向に延びる開口孔に位置する抑圧部材との組み 合わせを含む。前記第2の本体部分は、貫通路の軸からこの軸回りに方向を向け られ軸から離れるように形成され、第1の表面部分を周方向に離れた第2の表面 部分よりも比較的前記軸に近接させたカム表面を有する内部カムを備える。前記 抑圧部材はカム面との接触を保つべく前記弾性部材により半径方向外方へ弾発さ れる。これら部材の組み合わせはそれぞれ関連し合い、第1本体部分に対する第 2本体部分の相対的に回転させ、この回転によって押圧部材を半径方向に沿って 軸に接近または離反させることにより、貫通路を開閉するための弾性部材の半径 方向への圧縮を調整する。
本発明の別の態様によれば、シリンジなどの連携コンポーネントが取り付けられ る閉栓装置が提供される。この装置は、軸を有する貫通路を少なくとも部分的に 形成する弾性部材と、所定の相対方向への回転接続によって連携コンポーネント を取り付は可能に係合する本体部分との組み合わせを含む。前記本体部分は前記 弾性部相同りに回転可能であり、内部カムを含む。内部カムの表面は、貫通路の 軸かららせん状に延びる。カムは、周方向に離れた第2の表面部分よりも比較的 前記軸に近接した第1の表面部分を有する。半径方向に移動可能の抑圧部材は、 カム表面と弾性部材外面との間にそれぞれと接触して配置され、前記本体部分を 回転させて押圧部材を半径方向に沿って軸に近接あるいは離反させることによっ て、弾性部材の半径方向への押圧力を調整する。本体部分とカムとの配置関係は 、連携コンポーネントが開栓装置に接続される方向に相対的に回転されると、抑 圧部材による弾性部材の圧迫が減少するように配置される。開栓装置は、連携コ ンポーネントが開栓装置に接続される方向に回転されると貫通路が開き、コンポ ー−ネントを分離する逆方向に回転すると貫通路を閉鎖するように構成される。
この第2の態様の実施例は、以下の特徴を有する。
弾性部材の圧迫を変えて貫通路の開閉を調節するために本体部分の回転に必要と される回転力は、連携コンポーネントを閉栓装置に結合あるいは分離させるため に必要とされる回転力より小さい。本体部分は、連携コンポーネントの係合部品 と相互に噛み合う回転可能なルアロック装具(Iuer lock−flttl ng )を有する。
回転可能の本体部分は、静止状態の第2の本体部分に軸回りでねじ式に接続する ように結合され、このねじは、閉栓装置と連携コンポーネントとの回転接合の連 結部のねじとは反対向きにされる。これによって、連携コンポーネントを閉栓装 置に接続する方向へ回転した場合に、この回転によって第1、第2の本体部分が 離反する。第2のカム表面の末端部には、圧縮部材が貫通路開栓位置にきた時に この圧縮部材と係合して本体部分の離反を抑止するためのストップ面が設けられ る。押圧部材が閉鎖位置にきた時は、第1および第2の本体部分はお互いに係合 し、ねじ方向の結合運動を停止する。これらの停止動作によって連携コンポーネ ントと閉栓装置との積極的な連結および離反運動が可能となる。
上記第2の態様の別の実施例では、さらに以下の特徴と有する。
本発明の装置は、生体の内外を流出入する流体の流路におかれる医療装置として 構成される。装置のユーザーに近い側の端部にはシリンジやその他の注入器が連 携コンポーネントとして結合される。閉栓装置の生体側の端部には、血管造影カ テーテルが結合される。この開栓装置はさらに、押圧部材の軸位置から離れた位 置にサイドエントリー導管を含む。
上記2つの態様における実施例は、さらに以下の特徴を有する。
固定の第1の本体部分は導管の位置を固定し、カム面を有する第2の本体部分は 第1本体部分に相対して回転可能となるように搭載される。導管は、好ましくは シリコンエラストマーで形成される。
カムの第1の表面部分が抑圧部材を半径方向に位置決めし、流体の流れを封鎖す るように貫通路を完全に閉鎖する。第2の表面部分は、流体が流れるように貫通 路を開ける位置に抑圧部材を位置決めする。
カムは滑らかな、らせん形の表面を有する。押圧部材は前記カムのらせん表面と 係合する単一のボール型の部材であるのが好ましい。また回転可能の本体部分は 、スクリューねじによって軸方向と回転方向とに位置決めされる。
回転可能な本体部分は、押圧部材と係合する第1のストッパを含み、過剰な回転 を防止して本体部分がはずれないようにする。押圧部材は導管部に対して軸方向 に固定されて保持される。前記第1のストッパは、カム面の第2の表面部分の末 端に設けられて本体部の回転をストップさせる面となり、このストッパを越える 回転運動を防止する。
回転可能の本体部分はスクリューねじによって位置決めされ、カムは、軸から最 も離れた第2の表面部分末端から軸に近い本体部分へと急な変化で向かう、らせ ん形の表面を形成する。このカム表面は抑圧部材と相互に作用して、本体部分の 組立時に本体部分のねじ込み方向に継続した回転を許容する。押圧部材は徐々に 最大限まで弾性部材を押圧される。この状態は、さらなる回転がカム面の最も遠 い第2の表面部分を抑圧部材と当接され、回転動作を繰り返すべく、抑圧部材の 外方への飛び出しを許容するまで維持される。一方、ねじに沿った本体のねじ抜 き方向への反転は、抑圧部材を回転本体部の前記変化部で停止させることによっ て制限される。
また、カムの第1の表面部分を越える本体部分の回転を防止するために第2のス トッパが設けられる。回転可能の本体部分は、スクリューねじによって位置決め される。第1のストッパは軸から最も遠いカムの第2の表面部分に隣接して設け られ、このストッパが押圧部材に接触して、ねじ抜き方向への回転をブロックす る。第2のストッパ面は、回転可能の本体部分が、軸に最も近い第1の表面部分 が抑圧部材と接触するポイントを越えてさらにねじ込み方向に回転することを防 止する。この第2のストッパは、回転可能な本体部分のねしに沿った過剰な軸方 向の前進を防止する。抑圧部材もまた、弾性部材に対する軸方向への動きを固定 位置で制限される。固定本体部分は弾性部材を固定位置に保持し、半径方向に延 びる開口孔を形成し、この開口孔には抑圧部材が軸方向に規制されて、弾性部材 に対する半径方向への移動を許容される。
上記2つの態様における実施例はさらに以下の特徴を有する。
導管部材はその両端で面同士が密封係合すべく軸方向に圧縮されると共に径方向 に規制される。
開栓装置の本体とその貫通路は、これらが組み合わせられた時にガイドワイヤが その導管中を通って、ガイドワイヤを適用しつつ装置が閉められた時にこのガイ ドワイヤをグリップし、トルクを伝える手段を提供するガイドワイヤ用通路とし てのサイズに形成される。
装置の本体部分はこの導管部材に取り付けられて、ここを通る流体の流れを制御 する。
回転可能な本体部分は、ユーザーがこれを手で持って回転操作できるような外部 表面を有する。
この閉栓装置は、貫通路の開閉を行うための回転可能な本体部分の回転は、いず れの方向へもストッパからストッパまで1/2回転であるように構成される。
広範囲の圧力範囲から選択された圧力での流体の制御のために、弾性導管部材の 素材の厚さと特性は、選択された圧力に抵抗できるに足るように選定される。
広範囲の流速域から選択された流速での流体の制御のために、弾性導管部材の内 径は選択された流速に応じて選定される。
弾性導管部材とそれに被さる本体部分は透明なプラスチック素材からなり貫通路 を通る流体を視認できるようにする。
第1および第2の本体部分は鋳型成形可能な材質で形成される。
さらにまた本発明の別の態様によれば、相互に連通ずる連携コンポーネントの取 り付は可能な開栓装置が提供される。この装置は、基端側の本体部分(prox l■al body portion )と末端側の本体部分(dlstal  body portion )とからなる2つの本体部分の組み合わせを含む。
一方の本体部分は、所定の相対方向に回転する回転接続によって連携コンポーネ ントと取り付は可能に受容し、その本体部分の一部は、閉栓装置を通る通路が開 放される状態のオーブンポジションと、その通路が閉鎖されるクローズポジショ ンとの間を相対的に回転する。閉栓装置と連携コンポーネントとを連結するため の相対的な回転方向は、連携コンポーネントに結合される本体部分の回転の開栓 方向に対応する。開栓装置は、連携コンポーネントを開栓装置に連結するととも に通路を開く方向へ回転可能に、且つ、コンーポーネントをはずすとともに通路 を閉じる方向へ反転運動可能に構成される。
実m例では、2つの本体部分がオーブンポジションにある時は、その中に装置を 通すことのできる貫通路を形成する。
上記通路を形成する壁は、M通路に挿入された装置を閉鎖密封あるいはグリップ できるように構成される。
上記以外の本発明の目的、特徴、効果も、図面を参照して以下の実施例がら明ら かなものとなるであろう。
図面の簡単な説明 図1は、ユーザーが本発明の閉栓装置の末端部分を持ち、基端部分にシリンジを 回転させて結合させている様子を示す斜視図である。
図2は、図1の医療用の閉栓装置がオーブンポジションにある状態の長軸方向の 断面図であり、図2Aは図2のA−Aラインに沿った断面図である。
図2Bは、図1の開栓装置がクローズ状態にある時の長袖方向の断面図であり、 図20は図28のB−Bラインに沿った断面図である。
図3は、図1および2に示される開栓装置の分解図である。
図4−4Gは、本発明の開栓装置の組み立て手順を示す図であり、このうち図4 −4Bは装置の長軸方向の断面図、図4C−4Gは、押圧部材の中心を通るライ ンから見た図2Aと同様の一連の断面図であり、組み立て過程において基端側の 本体部分が回転されるにしたがった押圧部材の一連の位置関係を示す図である。
図5−50は図2のC−Cラインに沿った断面図であり、操作過程において貫通 路が徐々に閉鎖される様子と、その時のカム表面の位置および半径方向に移動す る押圧部材の位置関係を示す図である。
図6−6Eはカテーテル挿入時の本発明の装置の使用状態を示す図である。
図7および7Aは、本発明の別の実施例を示す。この実施例の開栓装置は、閉鎖 地点から離れた位置で貫通路に通じる傾斜サイドアームを有する。
図8および8Aは、さらにまた別の実施例を示し、90″の角度で貫通路に通じ るサイドアームを有する閉栓装置を示す。
図9および9Aは、本発明の装置をガイドワイヤに取り付けられるグリップ部− 材として使用した場合を示す断面図である。
図10は、本発明の大型の閉栓装置と誘導シースとの組み合わせを示す斜視図で あり、ここでは、閉栓装置とシースを通る(静脈フィルタ付き)カテーテルを患 者の静脈に挿入する際にグリップおよび閉栓制御装置として使用される。
図11は、カテーテル誘導アセンブリの長軸方向の断面図であり、このアセンブ リは閉栓装置と、誘導シースと、シース内の拡張器とを含む。
図11Aは、図11の誘導シースの図10と同様の断面図であり、このシース内 を通って静脈フィルタとスタビライザを含む設置カテーテルが延びる。
図12は、図11の装置の変例の長軸方向の断面図を示し、この装置は閉鎖地点 から離れた位置で貫通路に通じる傾斜サイドアームアクセスボートを有する。
図13は、図11の装置の変形例の長袖方向の断面図を示し、この装置は閉鎖地 点から離れた位置で90’の角度で貫通路に通じるサイドアームアクセスポート を有する。
図14および15は、図13のA−Aラインに沿った断面図であり、それぞれオ ーブンポジションとクローズポジションでの弾性チューブと抑圧部材との位置関 係を示す。
図16および17は、図11の装置の断面図であり、開栓装置および誘導シース を通って挿入される際の設置カテーテル内部の静脈フィルタとスタビライザの細 部を示す。
図18は図16のA−Aラインに沿った断面図であり、ガイドワイヤをクランプ 及び密封する状態のカムとその他のコンポーネントとの位置関係を示し、図19 も同様の図であるが、フィルタ誘導カテーテルが体内に挿入される際にカテーテ ルをに対してスライド及び密封関係にある、一部開栓位置にあるカムを示す図で ある。
図20は本発明の閉栓装置の相対的な大きさを示す断面図であり、ユーザがこの 装置を片手で持ち開栓状態を調節する様子を示す。
図21は、本発明の別の実施例による装置を示す図である。
図21Aと21Bはそれぞれ、図21のA−AラインとB−Bラインから見た断 面図である。
図22は図21の分解図である。
図22Aは図21の装置の組み立ての一過程における図である。
まず図1から図3を参照して説明する。医療用開栓装置2は、遠方側の端部(d lstal end) 6と手前側の端部(proxlsal end) 10 とを有する末端側本体部材4を有する。遠方側の端部(dlstal end)  6は、例えば、血管造影カテーテル8のハブ7に接続されるメイル(雄ねじ) ルアロック部材として構成され、手前側の端部(proxisal end)  10は、スレッド13によりねじ式に基端側本体部材12と接合される。基端側 の本体部材12は、手前側の端部(proxl■al end) 14と遠方側 の端部(dlstal end) 16を有し、手前側の端部(proxlsa l end) 14は、スレッド15でねじ式に構成されるフィメール(雌ねじ )ルアロックとして用いられ、遠方側の端部(dlstal end) 16は ネジ先13°を含む。本発明の実施例の全長は約3センチメートル、直径は約1 /2インチである。
本体部材の円筒状の外部表面は、この閉栓装置を手で操作する場合のグリップ面 として機能する。
基端側本体部の遠方側端部は、この閉栓装置の軸へ回りで円周状に延びるカム表 面を有する内部カム18を含む。軸Aを有するチャネル20は装置の長手方向に 延びる(図2)。好ましくはシリコンチューブであるチューブ部材22がこのチ ャネル内に配置される。この実施例においては、シリコン管は、非圧縮状態にお いて、外側直径d は約0.150インチ、内側直径d2は0.060インチ、 壁厚は約0.045インチである。このチューブが本体部材38A及びテイパ4 2人に取り付けられると、チューブは本体の壁により圧縮支持されて、開栓状態 において0.141インチの外側直径、0.055インチの内側直径となる。
バルブは、好ましくは約0.125インチの直径を有するステンレス鋼からなる 球状の押圧部材24から形成され、チューブ部材22により半径方向の外側に付 勢されることにより、カム18との接触を保持する。特に図3に示されるように 、押圧部材24は末端側の本体部材4の手前側端部10に設けられた開口孔26 に配置されることにより、その軸方向の動きが防止され、半径方向の動きのみ可 能となる。この開口孔の直径d は0.128インチ、深さd4は0. 056 インチである。
貫通路を開栓するために、末端側の本体部4と基端側の本体部12との矢印32 の方向への相対回転は、図2及び2Aに示されるように、カム表面18のうち軸 Aから距MR1にある半径方向に最も遠い部分28に抑圧部材が位置するように 調整される。図2A及び2Cの断面図は以下のことを示す。基端側本体部材が閉 栓位置(図2C)から時計回りに回転されると、チューブを圧縮していた押圧部 材がカム表面の作用により、もはやチューブを圧迫しない位置(すなわちカム表 面28の位置)まで急激に(直線的に)開放され、抑圧を解く。すると抑圧部材 は、基端側の本体部材に設けられたバットストッパ(butt 5top )  46 (図2A参照)に当接し、それ以上の回転を防止される。
同様に、貫通路を閉栓するためには、基端側の本体部材12を末端側の本体部材 4に対して反時計回り(図20の矢印33)に回転し、押圧部材24を、貫通路 の軸Aから距MR2にある最も近いカムの表面部分30に位置させる。これによ り、図2B及び2Cに示されるように、押圧部材が半径方向の内側に移動し、チ ューブ部材22を圧迫して貫通路の開口を縮小して閉じる。
左巻きネジ13及び13°は、末端側の本体部材と基端側の本体部材とを接続す るために用いられる。従って、基端側本体部材12が開栓装置の手前側から見て 反時計回り(矢印33で示される°ねじ込み“方向)に回転すると、この基端側 本体部材は軸方向で末端側へ、つまり末端側本体部材4に接近する方向に移動す る。カムは、反時計回りの回転によって基端側本体部材と末端側本体部材のそれ ぞれの面34と44が互いに当接し、完全な開栓位置のストップ地点となる感触 を与える時に、貫通路が完全に閉鎖するような方向に形成される。
このように、本発明の開栓装置がシリンジを装着してストップコック(止め栓) として用いられる本実施例においては、装置の手前側からみて時計回り方向の回 転により貫通路が開き、反時計回り方向の回転により貫通路が閉栓されるように カムの配向が方向付けられる。この構成により、ユーザーは、一度の動作でシリ ンジの取り付は及び貫通路の開栓、または、シリンジの取り外し及び貫通路の閉 栓を行いうる。
基端側の本体部材の、完全なオーブン位置とクローズ位置(図2A及び2Cに図 示)の間の軸方向の動きは、図2においてギャップLで示される。好適な実施例 においては、この距離は約0.030インチであり、基端側本体部材の約180 度の回転(1/2回転)により閉じられる。回転の間、球状の抑圧部材と接触す るカムの表面部分は、軸Aから半径方向へ距離Rだけ離れた対置にあり、完全な オーブン位置とクローズ位置の間で0.030インチ、一定量づつ変化する。
ルアコネクター4(大きさd からd2のルアティバ部と外部ルアスレッドを有 する)は、通常の構成をとり、開栓装置2に装着するシリンジなどの外部要素は 時計回りに回転される。この回転構成及び当初閉じられている状態の開栓装置に より、シリンジを取り付けるときには、基端側の本体部材は相対的な回転に抵抗 する。これは、押圧部材で圧迫されたチューブ部材が摩擦によるひきすりを生じ るからである。従ってシリンジはまずルアスレッドに接合する。このコンポーネ ント(シリンジ)が時計回りに回転されて端部ルアコネクター4と係合し、ルア コネクタの抵抗が普通に増加すると、カムの抵抗が打ち負かされる。この時点で さらにシリンジを時計方向に回転すると、基端側の本体部材もともに時計方向に 回転し、抑圧部材がカム表面に沿って表面部分28まで移動し、チャネル20が 開かれる。抑圧部材がバットストッパ46に達すると、基端側の本体部材の回転 が停止する。シリンジがさらに時計回りに回転すると、ルアコネクションがその 最終ロック位置に達する。
使用後、シリンジを取り外す場合は、シリンジを反時旧回りに回転する。ロック 位置におけるルアのロック摩擦により、シリンジの回転とともに基端側本体部材 12も同時に回転する(チューブが開栓状態で実質的に圧迫されていない場合も 、抑圧部材24によりカム表面にわずかに摩擦が働く)。基端側の本体部材が回 転して、押圧部材24がカム表面部分30に移動し、貫通路が閉じた後、2つの 本体部材の而44と34が、左回りのスレッド(ねじ)で互いに接近する方向に 移動し、貫通路の閉栓状態を示す完全なストップポイントで当接する。シリンジ をさらに同じ方向に回転させ、ルアロックの抵抗に打ち勝つと、シリンジがはず れる。
開栓装置が、連携コンポーネントとしてのシリンジとともに用いられる実施例に おいでは、本装置の外径は約0.045インチ、長さは約3センチメートルであ る。一般的なシリンジの外径は0.75インチ、長さ10センチメートルである 。上述の回転カム/ボールバルブ構成を組み込んだ本実施例の利点は、二重操作 が可能になる点、すなわち、手操作でも、シリンジなどの外部要素の装着によっ ても開閉ができることにある。
別の利点としては、この装置の単純な構成で、組立後の解体を避けることができ る点である。基端側の本体部材12の時計回りの回転により、カム表面が押圧部 材にのりかかり、貫通路を開放する。末端側の本体部材と基端側の本体部材の相 対的な回転によりカム表面部28を圧縮部材24に接触させると、軸方向には移 動しない抑圧部材にバットストッパ面46が当接し、それ以上の回転が抑止され る。これにより、それ以上の時計回りの回転、及び装置の解体を避けることがで きる。
同様に、逆方向への相互回転により、抑圧部材24(すなわちボール24)が最 も軸Aに近いカム表面部30に接触すると、基端側の本体部材の向こう側の端面 34が末端側の本体部材の而44に係合し、それ以上の回転が抑止され、抑圧部 材あるいは本体部材へのダメージが回避される。
両方向への回転が上述のように制限されているため、スレッド13及び13゜の 回転による装置の解体を完全に防止できる。
小数の強固な部品から構成され、解体のおそれのない本装置の特徴は極めて重要 である。部品の紛失や、はこりや血の混入を招くような過剰な締め付けや解体が 発生せず、装置の安全性が実際的に保障されるからである。
好ましくは、装置がON、OFFいずれの位置にあるのか、他方の本体部に対し てどの回転方向にあるのかが操作者にわかるように、開栓装置の本体部分にマー キングしてもよい。
図3及び図4−4Gには、本発明の実施例にかかる開栓装置の組み立てが示され る。
末端側の本体部材の基端側の本体部材の組付けは、2つのわずかに先細になるフ ィメール(雌ねじ)コネクション(ひとつは末端側本体部材の手前の末端部38 Aに、もうひとつは基端側の本体部材の向こう側の端部に形成される)によって 、弾性のあるチューブを間に接触係合することにより行う。チャネル2oのテイ バ38は、チューブの厚さに適合し、チューブの動きを防止するとともにチュー ブの長さにおける変化を許容し、チャネルを通るガイドワイヤやカテーテルの挿 入を容易にする有意義な役割を果たす。各本体部材のチャネル端部に形成される テイパには、チューブの両端がそれぞれぴったりと係合する。このチャネル端部 のテイパは、所望の接触係合を達成するためにわずかに先細に形成される。組立 作業において、まず一方の本体部材のチャネルにシリコンオイルを用いてチュー ブを挿入する。こうすることによって、接合を容品にするとともに、チューブの チャネル内への半径方向および軸方向への複合的な抑圧密閉を促進する。抑圧部 材とこれを受ける凹部にはオイルは必要でないが、チューブに用いたオイルが押 圧部材に接触する場合もある。これによる問題は何等なく、閉栓装置のスムース な操作が可能になる。
チューブは、チャネル20を形成するハウジング壁による周囲サポートにより、 1000psi以上の液体圧力に耐えることができる。このように、本装置は、 例えば、シリンジから対比媒体が急速に注入される際の300から400ps  iの圧力、また媒体注入器を用いた際の1,050psiまでの圧力にも耐えら れる。このような器具を用いる場合は、対比媒体が完全かつ急速に注入され、拡 散しないように、高い注入圧力が要求される。この圧力は、フルオロスコープ( 蛍光透視鏡)による診察のために体内の目的の箇所にまで延びる極めて長い導管 を流れる流体の抵抗を制するのに必要とされるものである。
組立において、基端側の本体部材12は、本体12の端面34が押圧部材を受け る開口孔26のエツジにほぼ揃うように、末端側の本体部材4の手前側端部10 と位置合わせされ、部分的にねじ接合される。チューブ部材22は、この時点で すてに末端側の本体部材4に位置決めされている。チューブ部材22は(全長駒 0.480インチ)は、末端側本体部材4のテイバ38から手前側の末端部40 まで約3.0ミリ突出し、この突起によって、組立完成時にチューブの手前側の 末端48が本体12の内部面42に達し、チューブを位置決めする(上記のスケ ーリングは、チューブの手前側端部が本体12のテイパと接触係合した時点での 値である)。このように弾性のあるチューブを用いることによって、液密及び気 密のシールが行われ、上述のように高圧の流体を用いた操作も可能となる。
次の組立ステップにおいて、ボール型の形状を有する抑圧部材24が開口孔26 (図4参照)に配置される。抑圧部材の直径は末端側本体部材4の手前側に設け られた開口孔の深さd4より大きいので、押圧部材は当然、本体4の手前側10 のエツジ43から突出し、弾性チューブ部材22により外方向に付勢される(図 4)。押圧部材はまた、カム表面が軸Aから半径方向に最も離れた位置、つまり 開栓位置に回転しても、カム表面18から突出する。
次のステップでは、抑圧部材は、面18をから飛び出さないように、例えば指な どで半径方向に押され、同時に、基端側の本体部材12が“ねじ込み゛の方向、 つまり反対時計回りに、その末端部が押圧部材に重なるまで何度も回転される( 図4A)。回転可能な本体部材は、軸から最も遠いカム表面28の端部から軸に 最も近い本体部材までの急変化部を有するらせん状のカム表面を決定する。これ らの構成部品により組立時の本体部分のねじ込み方向への回転が可能になる。
押圧部材は、最大位置に至るまでまで徐々に弾性部材を圧迫する。この最大位置 では、さらに回転が加えられてカム表面の急変化部及び表面部28が押圧部材に そろい(図4B)、押圧部材を外側に向かって一気に押し出して回転動作の繰り 返しを許容する(一方、回転本体部材のスレッドに沿った逆方向への回転は、回 転本体部材の当接面(ストッパ)46といった急変化部で押圧部材を停止するこ とにより制限される)。図4C−4Gは、組立時の抑圧部材に対するカム表面の 位置関係を示す。すでに説明したように、ストッパ面34.44.46(図2及 び2A)により、本装置はいったん組み立てられると、どちらの方向に回転され たとしても解体することはない。
貫通路の大きさを連続的に徐々に制御する状態が、図5−50の一連の図により 示される。図5−5Cは、図2のC−C線の断面図であり、カム表面18と、押 圧部材24と、適合可能なチューブ部材22と、軸Aとを示す。図示されるよう に、カム表面18から軸Aまでの距離は、端部28付近の最大距離R,(約0゜ 17フインチ、図5参照)から、端部30における最小距離R2(約0. 10 フインチ)まで、カムのらせんバスに沿って連続的に変化する。
装置が閉栓位置にあるときに、その貫通路内にガイドワイヤなどの物体が存在す れば、弾性チューブの順応性のある内部表面がその周囲に密着する。
さらに、上記の図の実施例においては、自由に回転する球状の押圧部材(すなわ ちボール)を用いることにより、両方向への(本体の)わずかな回転により貫通 路の開閉調節が可能になる。
本閉栓装置の使用例として、血管造影カテーテルなどのカテーテルへの導管アク セスを供給するための医療分野における使用がある。図6について説明する。
血管造影手順などの一般的なカテーテル法オペレーションにおいては、セルディ ンジャ技術(Seldlnger Technique )を適用して、例えば 挿入針(図示せず)を用いて、大腿部動脈などの所望の動脈路の位置にガイドワ イヤ52が位置決めされる(図6)。閉栓装置2が装着された血管造影カテーテ ル8はガイドワイヤ回りにねじ連結され、カテーテルが動脈53内に設置される (図6A)。この操作のために、開栓装置はオープン位置、または1部オープン 位置にあり、動脈からカテーテルの外周に沿って血液が逆流するのを最小限に抑 える。ガイドワイヤとカテーテルとは、ガイドワイヤ52をグリップしながら基 端側本体部材をオーブン位置に手動で回転することにより、動脈内部にさらに奥 に挿入される(図6A)。このように、ガイドワイヤとカテーテルと装置とは単 一ユニットとして移動され、またトルクを与えられ、位置決めを補助したり、脈 管(動脈路)の穿刺及びその他の傷害を避ける。カテーテルが適当に位置決めさ れると、装置は、再び手で回転することによりオーブン位置まで移動され、貫通 路をあけて、ガイドワイヤを取り除くことができる(図6B)。ガイドワイヤが 取り除かれた後、弁は手動により閉じられる(図6C)。
図6から6Eの実施例のおいては、末端本体部材の末端部に、挿入モールドによ ってカテーテルを永久的に装着することも、ルアコネクタの接合によって取り外 し可能にカテーテルを装着することもできる。
カテーテル法の手順においては、X線撮影画像形成用のコントラスト液などの流 体を、カテーテルを通して注入することがしばしば望ましい。注入を行うために 、締めネジ58(端部ネジ)を有する雄ねじルアロック装具として適合される末 端部56を有するシリンジ54は、基端側本体部材12の向こう側端部に形成さ れる雌ねじルアアダプタ14に、シリンジ54の時計回り、つまり”ねじ込み。
方向に回転することにより接続される。前係合位置に達するまでは、シリンジは 基端側端部12に対して回転する(図6D)。締めネジ58がまず係合するこの 前係合位置に達した後、シリンジがさらに回転すると基端側本体部材12も同時 に回転し、これにより貫通路が自動的に開く(図6E)。押圧球がカム表面の端 部に達し、当接面46に係合すると、末端側本体部材の回転がストップされ、さ らにシリンジを回転させるとルアロックに着座する。それから流体の注入が開始 される。流体の注入後、反対方向、つまり反時計回りにシリンジを回転すると、 装置の基端側の本体部材12も同時に回転し、これにより貫通路が自動的に閉ま る。貫通路が完全に閉められると、上述のように、両本体部材のぶつかりにより 基端側の本体部材のそれ以上の回転が防がれる。シリンジはルアロックの抵抗を 制し、基端側本体部材に対して回転することによりロックを解かれ、取り外され る。
図7及び7aについて説明する。貫通路が閉じた後にでも、流体を注入できるサ イドアーム70を含む装置の別の実施例を示す(図7a)。このようなサイドア ームは装置の末端部に取り付けられ、カテーテルに接続するためのルアスレッド を有する。この実施例は、閉じ装置を通過するガイドワイヤが所定位置にロック された後のコントラスト注入に、特に効果的である。
図8及び8aには、貫通路に直角にもうけられたサイドアーム80を用いた別の 実施例が示される。この実施例においては、雄ねじロッキングルアが一体的に構 成されている。
図9及び9aには、チャネル20を例えば細長い部材で閉じることにより、すば やくハブを装着するための開栓装置2が示される。この細長い部材90は、図示 されるように例えば直径の小さいガイドワイヤ、またはチューブでよい。細長い 部材は本体部材において位置決めされる間にトルクを与えられ、閉栓装置2は、 この部材の便利な取手を提供する。
開栓装置の基端側の本体部材に取り付けた注射器またはその他の装着器が取り外 されると、開栓装置は図9及び9Aに示されるように、チューブまたはその他の 細長い部材90内の流れを制御するためのストップコック(止め栓)(ただし、 閉じるために反時計回りの回転が必要である)として機能する。これは、従来の ストップコックと置き換えることができ、そのための図を追加する必要はない。
装置が接続すると自動的に開くという特徴を利用しない場合は、ネジ13及び1 3°を右巻きねじに代えて、従来の右巻き回転によって、貫通路ストップコツク 及びグリップを閉じるようにしてもよい。
図11に示される非常に重要な別の実施例においては、開栓装置2aは大きいサ イズを有しく好適には、装置の外側直径は約1インチ、チューブの外側直径は約 0.316インチ、貫通路の内側直径は約0.170インチ)、螺旋状のカム表 面の方向と、ハウジング間のねじの方向が反対方向(右巻き方向)に延びている 。この装置は、例えば挿入モールドにより、50から150センチの間の薄壁シ ース(被膜)120に接続され、カテーテル誘導シースアセンブリを構成し、大 静脈膜(このタイプとして知られるものにグリーンフィールド膜がある)などの 要素を体内に配置するための配置カテーテル(place置an装 cathe ter) 124を導入できる構造になっている(閉栓装置とシースは、例えば 開栓装置とシースの間のルアコネクタを合わせる方法など、その他の手段により 接続することもできる)。大静脈膜を大静脈内部に配置して血塊(blood  clots )を濾過する技術は医療分野においては周知である。例えば、参考 文献として添付した米国特許第3゜952.747号(キンメル)、及び米国特 許第4,817.600号(ヘルムス他)を参照のこと。以下に例示される本実 施例の一般的な手順は、ガイドワイヤの使用による(このガイドワイヤは、図2 の開栓装置をグリ・ノブ手段として用いて所望の位置に定めることができる)。
ガイドワイヤを用いる場合には、脈管構造が蛍光透視法により監視でき、さらに それに従って操作できるように、脈管構造を通るガイドワイヤの経路力(定めら れる。その後、閉栓装置2aに装着され、細長い可撓性の拡張器(dllato r ) 122を含み、露出した先端部126(図11参照)を有する薄壁シー ス120がガイドワイヤを覆うように導入される。配置後は拡張器は取り除かれ る。開栓装置2の弁を閉じることにより、ガイドワイヤ周りに気密及び液密シー ルカ(形成され、これにより、例えばシース122を通って血液が逆流するのが 防がれる。このように、本発明の閉栓装置と共に用いる場合には、ガイドワイヤ は長(1可撓性シースの内部に一時的に配置されたままにてきる。基端側の本体 部材をその外側の円筒形の表面をグリップすることにより末端側本体部材に対し て手動でほぼ半回転させるだけで、ガイドワイヤ周りは確実に密閉される。
次に、大静脈膜105を内包する配置カテーテル124が、図10に示されるよ うに、閉栓装置2aの貫通路を通じて導入される。この導入を行うために、閉栓 装置2aの基端側本体部材12は開位置まで回転される(この場合、右巻きねじ を用いて、開方向は反時計回りである)。図10のように、閉栓装置2a及びシ ース120を通じたカテーテル122のネジ合わせ(thrcadlng )が 開始すると、ユーザは基端側本体部材を操作して、弾性チューブをカテーテルの 外壁に対してわずかに張る。この場合の張りは、カテーテルに沿った血液の損失 を低減するのに十分な程度でよく、血液の潤滑された(blood−lubri cated)カテーテルのシースへの所望のスライドを妨害してはならない(図 17参照)。
最初に閉栓装置を通過するカテーテルの末端部は金属スリーブ103(図11a )であり、この内部にはその一部に弾性レッグ107を有する大静脈膜105が 配置される。閉栓装置及びシース内をカテーテルをスライドし、次いでスリーブ を基端側へ引いて、この大静脈膜をカテーテルの端部から放出することにより、 大静脈膜は患者の大静脈内に運ばれる。金属スリーブを、膜を内包するカテーテ ルの末端部として用いることにより、カテーテルが下位(Inferior)大 静脈内において膜の鮫終配置を決定する位置にあるときに、この膜の放出を簡単 にする。
これは、この膜が、カテーテルの内部から見て、外方向に働(弾性し・ソゲを有 するためである。
この膜は、この膜のすぐ後方にフラット面111を有する、カテーテル122内 に設けられたスタビライザ109により、上述のカテーテルの金属スリーブ内に 自由に置かれる。スタビライザはチューブ113に接続される。チューブ113 は軸方向に十分な剛性を有する構造で、膜を安定させる効果を有する。カテーテ ルが脈管内の所望位置に位置決めされると、閉栓装置の基端側本体部材の手前側 端部に装着された逆動作トリガー115によって、スタビライザ109を静止さ せたまま、カテーテル124とその末端金属スリーブ103が手前に引っ張られ る。この逆動作は、オペレータがトリガーを引くと膜がカテーテルから放出され るように働く。
本発明のカテーテル設置の実施例においては、上述のように、末端側本体部材の 手前側端部を基端側本体部材の末端部に接続するためのネジは右巻きである(こ れは、本発明のシリンジ装着実施例において用いられた左巻きねじと逆である) 。このため、カテーテル設置の実施例においては、基端側本体部材を末端側本体 部材に対して左回りに(反時計回りに)回転することにより弾性シリコンチュー ブを開く。このオーブン位置において、閉栓装置を貫通するガイドワイヤを通じ てシース及び閉栓装置が導入され、さらにカテーテル及び内包される大静脈膜が シースに挿入される。このオーブン位置(または一部オーブン位置)は、カテー テルの金属スリーブ端部から大静脈膜を放出するために、カテーテルの基端側端 部に取り付けられた逆動作トリガーを操作する間も維持される。
図12に示されるように、本実施例は、球状部材によって貫通路を閉じた後、拡 張器を取り除いた後でカテーテルを挿入する前に、流体を注入するためのサイド アーム140がを備える。このサイドアームは装置の末端側に設けられ、高位置 供給源(elevated 5ource)に通じる供給チューブ、またはシリ ンジに接続するためのルアスレッドを有する。本実施例は、ヘパリンを含んだ塩 水を、カテーテル誘導シース内の空間に流し、貫通路を遮断したりその後に行わ れる大静脈膜を含むカテーテルの挿入を妨げることになる血液の凝固を防ぐため に効果的である。
図21から21B、22.22Aについて説明する。この装置は、高流体圧力を 含む広範囲にわたる圧力を受けるバルブへの適用が望ましい。本装置は末端側本 体部材202と基端側本体部材アセンブリ204を含む。それぞれはユーザによ る相対的な回転を容易にするためのグリップ面206.206aを有する。カテ ーテル205は末端側本体部材から延びている。末端側本体部材のウィンドウ2 07により、ユーザは、例えば「開」 「閉」などの弁の状態を示す、基端側本 体部材アセンブリ表面上の印を見ることができる。
基端側本体部材アセンブリ204の周面上の隆起208を、末端側本体部材20 2のショルダー209にはめ込むことにより、末端側本体部材202はしっかり と基端側本体部材202はしっかりと基端側本体部材アセンブリ204に係合す る(図21A)。基端側本体部材の末端部付近に取り付けられた、通常弾性の0 リングである密封部材210は、末端側本体部材と基端側本体部材の間の確実な 液密及び気密シールを保証する(例えば基端側本体の手前側端部に接続されたシ リンジを引き戻すことにより)。中央管腔に負圧が供給されると、密閉部材21 0は本密封を行い、これにより、押圧部材がオーブン位置にあるときに空気が流 体路から進入するのを禁する。加圧状態において、密封部材はバックアップ密封 を行う(本密封はチューブ部材220の膨張により供給される)。チューブ部材 20は、低圧状態において膨張が少ないので、密封部材がバックアップとして重 要となるのは低圧状態である。
基端側本体部材アセンブリ204は、第1部212と第2部214を含み、領域 216においてこれらははめ込み結合されるか、例えば溶剤または超音波ボンデ ィングによって接着される。安全及び確実性の観点からは、これらが接着される ことが望ましい。
通路218は装置の長手方向の軸に沿って延び、基端側及び末端側本体部材の内 壁によって形成される。弾性チューブ部材220はこの通路内に設けられ、通路 によって支持される。チューブの基端側端部は第2部214に密1・!係合され 、つまり、弾性チューブの突起付取付部222のはめ込み結合により高圧に対し て密封されている。密封は、チューブ部材220の半径方向における膨張を制限 する支持部材223により補助され、加圧状態おいてチューブ部材の外周面のバ ックアップ密封を支持部材に供給する。このバックアップ密閉は、領域216に おいて形成される密閉と組み合わせることによりチャンバ225が供給される。
このチャンバには流体の漏れが保持される。チューブ部材220の末端部は、末 端側本体部4イ202のテーパ面224に当接する。
末端側本体部材202は、内側周面カム表面226を有する。半径方向開口孔2 27は、部分212の外側面から貫通路218まで延び、押圧部材228を受容 保持する。従って、末端側本体部材202の回転により、押圧部材228が半径 方向に移動し、チューブ部材の圧縮を調整し、バルブが開閉する。
弾性チューブ部材220の素材は、押圧部材228によって圧縮された時にそれ 自体で密閉が可能なように、または、貫通路218内にカテーテルまたはガイド ワイヤなどの医療器具が存在する時はそれらと接触して密閉が可能なものが選択 される。
図22かられかるように、本装置は基端側本体部材アセンブリ204をまず組み 立てることにより組み立てられる。突起付取付部222がチューブ部材220の 手前側端部に挿入され、チューブ部材220の末端部が部分212に挿入される 。抑圧部材228が開口孔227に配置され、密閉部材210は部分212の末 端部にはめ込まれる。212と214の部分は領域216において接着され、こ れにより、図22Aに示す基端側本体部材アセンブリを形成する。ついで、この 基端側本体部材アセンブリが末端側本体部材にはめ込まれ、図21に示す完全な 装置が完成する。
その他の実施例 結論として、より一般的な態様においては、本発明は数多くの形態で実施が可能 であり、その数は多すぎるためにここでは説明できないことが当業者には理解で きるであろう。1例をあげるとすると、開栓装置の末端側本体部材は、上述のよ うな別体の球状押圧要素の代わりに、基端側本体部材のカム表面と弾性チューブ の間に置かれ、チューブの開閉を実現するバルブコンポーネントとして、装置と 一体となった湾曲可能なヒンジ部材を有してもよい。さらに、1つのカムとこれ に関連する押圧部材について説明したが、より広い態様においては、本発明の閉 栓装置はこのように限定されるものではない。例えば、2つの押圧球、ヒンジレ ッグ、片持ち要素(cantilevered elements )などとと もに2つのカムを対向する側に設けて、それぞれのカム表面の同時回転によって 本発明の開栓装置のこれらの要素を変位させて、チューブの開閉を行うこともで きる。従って、本装置の押圧部材として、球状の部材を説明したが、押圧部材は 必ずしもその形である必要はなく、また、チューブを半径方向の内側に圧縮する 単一の要素である必要もない。弾性チューブの代わりに、一部に弾性壁を有する 剛性的に形成された通路を用いてもよい。弾性壁は、抑圧部材の作用のもとで湾 曲して前記通路を閉じる また、上記の実施例においては、右巻きあるいは左巻きのいずれかのネジが用い られ、閉栓装置の末端側本体部材と基端側本体部材を結合し、チューブの開閉の 際に押圧部材が移動すると本体部材は軸方向にわずかに動く。末端側本体部材と 基端側本体部材の結合及び移動の手段は、同様の作用を備えるその他の回転可能 な接続手段でもよく、軸方向にまったく前進しないものでもよい。従って、ある 態様においては、本閉栓装置はコンポーネント部材の接合のために、ネジ状の表 面を有するものに限定されない。
本発明のシリンジを組み込んだ態様においては、より効果を得るために、それぞ れが開口孔を何する2枚の相対的に回転可能なディスクなど、2つの要素から成 るロータリーバルブを用いることも可能である。ここでは、ディスクは、ディス クの正転によって各開口が一直線状に並び通路を形成し、またディスクの反転に より開口孔の位置がずれて通路を閉じる。
本発明の前記の開示や説明、及びその他の構成は、本発明の例としての説明であ り、その大きさ、形状、材料におけるさまざまな変化、及び例示された構成の詳 細の変化が、発明の範囲を逸脱しない範囲で可能である。
特表千7−500981 (1g) FIG、 21 フロントページの続き (72)発明者 チン イエム アメリカ合衆国 マサチューセッツ州 バーリントン ユニバーシティ アベニ ュー(72)発明者 フラッグ アンドリューアメリカ合衆国 マサチューセッ ツ州 エヂナ カスコ アベニュー 4633 (72)発明者 ゲルマン バリー エヌアメリカ合衆国 マサチューセッツ州  ノース イーストン ペブル プルツク ロード 19

Claims (42)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.加圧された液体及び医療器具を身体に導入あるいは身体から抜き取るための 通路と共に使用される医療用の閉栓装置であって、軸を有する通路を少なくとも 部分的に形成する弾性部材を備え、上記管路は選択された医療器具あるいは加圧 された液体を通す大きさを持ち、上記弾性部材は、半径方向に加えられる圧力に 応じて、上記通路内に上記医療器具が在る時には上記医療器具に対して圧力シー ルを形成し、上記医療器具が通路内に無い時には上記通路を形成する対向面間で 圧力シールを形成するように選択された材料からなり、 また上記軸回りに相対回転するように互いに連結されている第1と第2の本体部 を有する本体を備え、 上記第1の本体部には上記弾性部材が取り付けられ、上記第2の本体部には上記 通路の軸回りに間隔をおいて形成され、周方向にに離隔した第2の表面部分より も比較的軸に近い第1の表面部分を有するカム表面を備えた内部カムが設けられ 、 上記本体部と上記弾性部材は、上記通路内に300psi以上の圧力で封入され ている加圧された液体を漏らさないように互いに密閉され、さらに上記第1の本 体部内を半径方向に伸びる閉口孔内に配置され、上記弾性部材によって上記カム 面との接触を維持するように半径方向外方に付勢された押圧部材を備え、 上記接続された本体部は相対回転により上記カム面を上記圧縮部材に相対移動さ せ、上記押圧部材を上記通路の軸に対して半径方向に変位させ、上記医療器具が 上記通路内に在る時には、上記弾性部材が上記医療器具の外部をグリップ及び加 圧密封し、上記医療器具が通路内に無い時には、上記通路を画成する対向面をグ リップ及び圧力密封するように、上記接続された本体部が協働的に関連してなる 医療用の閉栓装置。
  2. 2.連携コンポーネントを連通可能に装着する閉栓装置であって、軸を有する通 路を少なくとも部分的に形成する弾性部材と、上記弾性部材を支持し、連携コン ポーネントとの相対回転により連携コンポーネントを装着可能に受容する本体部 を有する本体を備え、前記本体部は、通路の軸回りに間隔をおいて形成されると 共に、周方向に隔離した第2の表面部分よりも比較的軸に近い第1の表面部分を 有するカム表面を有する内部カムを備え、半径方向移動可能な押圧部材が、上記 カム表面及び上記弾性部材の外周との間に接触配置され、 上記本体部の回転により、上記カム面によって上記押圧部材を半径方向に上記軸 に近づけたり遠ざけ、上記弾性部材の半径方向の圧縮を調整して、上記通路を開 閉させ、 上記連携コンポーネントを上記閉栓装置に接続する方向に上記本体部が回転する と通路を開き、上記本体部に上記カム面が配置され、上記連携コンポーネントを 上記閉栓装置から取り外す方向に上記本体部が反転すると上記通路が閉じられる ように上記カム面が本体部に配設されてなる閉栓装置。
  3. 3.上記弾性部材はチューブの弾性部分である特許請求の範囲第1または2項に 記載の閉栓装置。
  4. 4.固定の第1の本体部は上記チューブの位置を固定し、上記カム面を有する第 2の本体部は、回転可能に上記第1の本体部に取り付けられる、特許請求の範囲 第3項に記載の閉栓装置。
  5. 5.チューブの弾性部分はシリコン・エラストマーである、特許請求の範囲第3 項に記載の閉栓装置。
  6. 6.弾性部材の圧縮を変化させて上記通路を開閉するために上記本体部の回転に 必要な回転力は、閉栓装置への連携コンポーネントの着脱を完了するために必要 とされる回転力より小さく設定される、特許請求の範囲第2項に記載の閉栓装置 。
  7. 7.上記本体部は上記連携コンポーネントと確実に整合するように回転可能なル ア・ロック(1uer lock)装具を形成する構造となっている、特許請求 の範囲第6項に記載の閉栓装置。
  8. 8.上記回転可能な本体部は、上記軸の回りでねじ込まれることにより相対的に 不動の第2の本体部に取り付けられており、そのねじは、閉栓装置を上記連携コ ンポーネントに回転接続可能な方向とは反対巻きに形成され、上記連携コンポー ネントを上記閉栓装置に接続するために回転させると、上記本体部が離反方向へ 移動する、特許請求の範囲第6または7項に記載の閉栓装置。
  9. 9.上記第2の表面部分の一端部にストッパ面が形成され、このストッパ面は、 上記押圧部材が通路を開放する位置に到達すると上記押圧部材と係合して上記本 体部の離反方向への相対運動を停止し、上記押圧部材が通路を閉じる位置に到達 すると、上記回転可能な本体部と第2の本体部は互いに係合し、ねじ結合のため の動きを停止する、特許請求の範囲第8項に記載の閉栓装置。
  10. 10.上記閉栓装置は医療用の閉栓装置として使用され、上記通路は加圧された 液体あるいは医療器具を生体に導入あるいは生体から抜き取るための大きさに形 成され、上記閉栓装置の基端側は上記閉栓装置に接続されるカテーテルあるいは シリンジと接続される構造となっている、特許請求の範囲第2、6あるいは7項 に記載の閉栓装置。
  11. 11.上記閉栓装置の末端側は心血管撮影用のカテーテルに接続される構造とな っている、特許請求の範囲第10項に記載の閉栓装置。
  12. 12.上記押圧部材から軸方向末端部にサイド・チャンネルを備える、特許請求 の範囲第11項に記載の閉栓装置。
  13. 13.上記通路を液密に完全に閉じるように上記カムの上記第1の表面部分が上 記押圧部材を半径方向で位置決めし、上記通路を完全に開放するように上記カム の上記第2の表面部分が上記押圧部材を位置決めする、特許請求の範囲第1ある いは2項に記載の閉栓装置。
  14. 14.上記カムが滑らかな螺旋形状の面を有する、特許請求の範囲第1あるいは 2項に記載の閉栓装置。
  15. 15.上記押圧部材は単一の球状の部材である、特許請求の範囲第14項に記載 の閉栓装置。
  16. 16.上記回転可能な本体部は、上記連携コンポーネントのねじ山と係合する形 状のねじ山が付けられ、これらねじ山によって軸方向及び回転方向に位置決めさ れる、特許請求の範囲第15項に記載の閉栓装置。
  17. 17.上記回転可能な本体部は、上記押圧部材が係合して更なる回転を阻止する ことによって上記本体部の分解を防止する第1のストッパ部材を備える、特許請 求の範囲第1あるいは2項に記載の閉栓装置。
  18. 18.上記押圧部材は上記弾性部材に対して軸方向に固定支持され、上記第1の ストッパ部材は、上記カム面の上記第2の部分の端部において上記回転可能な本 体部にある第1のストッパ面であり、上記回転可能な本体部の上記ストッパ部材 を越えての回転を防止する、特許請求の範囲第17項に記載の閉栓装置。
  19. 19.上記回転可能な本体部は、上記連携コンポーネントのねじ山と係合する形 状のねじ山により位置決めされ、上記カムは、上記軸から最も離れた上記第2カ ム表面部分の端部から上記軸に近接する上記回転可能な本体部の一部への急激な 移行部を有する螺旋形状の面を形成し、上記らせん状面は、押圧部材と協働して 、上記本体部の組立中はねじ込み方向への連続回転を許容し、カム面の第2の部 分が上記押圧部材と整合して、回転動体の繰り返しを許容すべく、上記押圧部材 を外方へ弾かせることができる状態まで、上記押圧部材は弾性部材に対して徐々 に最大限まで圧縮され、一方、上記回転本体部のねじ山に沿った反転は、上記押 圧部材を上記回転可能な本体部材の急激な変化部で停止させることによって制限 される、特許請求の範囲第17項に記載の閉栓装置。
  20. 20.上記本体部が上記カムの第1の表面部分を越えて回転するのを防止する第 2のストッパ部材を更に備えた、特許請求の範囲第18項に記載の閉栓装置。
  21. 21.上記回転可能な本体部は上記連携コンポーネントのねじ山と係合する形状 のねじ山により位置決めされ、上記第1のストッパ部材が上記軸から最も離れて いる上記カムの第2の表面部分に近接して配置され、押圧部材との接触によりね じ抜き方向へ回転することが防止され、上記第2のストッパ表面は、上記圧縮軸 に最も近い上記カムの第1の表面部分が押圧部材に係合する点を越えてねじ込み 方向に回転するのを防止する、特許請求の範囲第20項に記載の閉栓装置。
  22. 22.上記第2のストッパ部材が、上記回転可能な本体部のねじ山に沿う軸方向 への前進を防止する、特許請求の範囲第21項に記載の閉栓装置。
  23. 23.上記押圧部材は上記弾性部材に対して軸方向に固定支持されている、特許 請求の範囲第21項に記載の閉栓装置。
  24. 24.固定の本体部が上記弾性部材を固定状態に保持し、半径方向に伸びる開口 部を形成しており、上記押圧部材は軸方向にこの閉口部内に閉じ込められてると ともに弾性部材に対して半径方向に移動可能である、特許請求の範囲第23項に 記載の閉栓装置。
  25. 25.上記弾性部材は軸方向に圧縮され半径方向に閉じ込められており、その基 部と末端部において表面部と係合して密閉状態を保つ、特許請求の範囲第1ある いは2項に記載の閉栓装置。
  26. 26.上記本体と通路は、ガイドワイヤを挿通させる通路の大きさを持ち、閉栓 装置がガイドワイヤ上で閉じられるとき、上記ガイドワイヤをグリップしてトル クを与える手段を有する、特許請求の範囲第1あるいは2項に記載の閉栓装置。
  27. 27.上記本体は液体の流れを制御すべくその基部と末端部においてチューブ部 材を接続可能である、特許請求の範囲第1項あるいは2項に記載の閉栓装置。
  28. 28.上記回転可能な本体部は、ユーザの手操作によって係合及び回転可能であ る露出面を有する、特許請求の範囲第1あるいは2項に記載の閉栓装置。
  29. 29.上記通路を開閉するための上記回転可能な本体部の回転は略半回転である 、特許請求の範囲第1あるいは2項に記載の閉栓装置。
  30. 30.広い圧力領域から選択された圧力で液体を制御するための閉栓装置であっ て、上記弾性のチューブ部材の厚みと特性は上記選択された圧力に耐えることが できる素材から選択されている、特許請求の範囲第1あるいは2項に記載の閉栓 装置。
  31. 31.広い流量域から選択された流量の液体を制御するための閉栓装置であって 、上記弾性の管路の内径は上記選択された流量に適合するように選択された、特 許請求の範囲第1あるいは2項に記載の閉栓装置。
  32. 32.上記弾性部材と、上記弾性部材を収容する本体の部分が透明なプラスチッ ク材であり、通路を通る液体の流れを視認できる、特許請求の範囲第1あるいは 2項に記載の閉栓装置。
  33. 33.上記本体が鋳型成型可能な材料で形成されている、特許請求の範囲第1あ るいは2項に記載の閉栓装置。
  34. 34.連携コンポーネントを連通可能に装着するための閉栓装置であって、基端 部と末端部とを含む2つの部分からなる本体を含み、本体の一部分は上記本体部 と上記連携コンポーネントとの相対回転により上記連携コンポーネントを取付可 能な構造となっており、上記本体部は上記閉栓装置を通る通路を形成するオープ ン位置と、上記通路が閉じられるクローズ位置との間を相対回転し、上記閉栓装 置を上記連携コンポーネントに接続するための相対回転の方向は、連携コンポー ネントが接続される本体部を開放する方向への回転と対応しており、閉栓装置は 、上記連携コンポーネントを上記閉栓装置に接続するとともに上記通路を開く方 向へ回転可能に、上記閉栓装置から上記連携器具を取外し上記通路を閉じる方向 に反転可能に構成される、閉栓装置。
  35. 35.上記本体部はオープン位置において、器具が挿通可能な通路を形成する、 特許請求の範囲第34項に記載の閉栓装置。
  36. 36.上記通路を形成する壁部は、閉栓及びシール、または上記通路に挿入され た器具をグリップする構造となっている、特許請求の範囲第34あるいは35項 に記載の閉栓装置。
  37. 37.身体等に流出入する流体または物体を制御する医療用の閉栓装置を製造す る方法であって、 軸を有する通路を少なくとも部分的に形成し、カテーテルを通すことができる大 きさに形成された弾性部材と、 相対的に回転可能であり、ねじ山結合された第1と第2の本体部を有する本体と を備え、 上記第1の本体部は上記弾性部材に対して静止しており、上記第2の本体部は、 上記軸の周りでそれから離れるように形成されると共に、周方向に離れた第2の 表面部分よりも比較的軸に近い第1の表面部分を有するカム面を備える内部カム を包含し、 また、上記第1の本体部内の半径方向に延びる開口内に設けらて、カム表面との 接触を保つべく弾性部材によって半径方向外方へ付勢される球状の押圧部材を備 え、 上記構成部材は協衝して、上記通路を開閉する上記弾性部材の半径方向への圧縮 を調整可能であり、互いに依存する状態で上記第1の本体部に対して上記第2の 本体部を相関的に移動させて、上記圧縮部材を上記軸に対して半径方向に近接さ せるか、上記軸から離れる方向に位置させてなる装置を組立てる工程を備え、上 記球状の圧縮部材を第1と第2の本体部の間に位置させた状態で、第2の本体部 を本体部がねじ込まれる回数だけ回して、球状の圧縮部材が繰り返しカム面を上 昇するようになし、カム面が球状の押圧部材を通過する毎に内側へ移動させ、カ ム面の端部に到達後さらに回転させることによって弾性部材が曲がり、圧縮部材 が弾性部材の中に収容され、本体部の反対方向、すなわち緩める方向への動きを 球状の押圧部材と係合させることによって阻止させる、閉栓装置の製造方法。
  38. 38.医療用装置であって、 a)加圧された液体及び医療器具を身体へ導入あるいは身体から抜き取るための 通路と共に使用される医療用閉栓装置と、b)カテーテルとを含み、 上記医療用閉栓装置は、軸を有する管路を少なくとも部分的に形成する弾性部材 を備え、 上記通路は選択された医療器具あるいは加圧された液体を通す大きさを持ち、上 記弾性部材は、加えられる半径方向の圧力に応じて、上記通路内に上記医療器具 が在る時には上記医療器具を圧力で密封し、上記医療器具が通路内に無い時には 、上記通路を形成する対向面を封印するような素材からなり、また閉栓装置は、 上記軸回りに相対回転するように互いに接続されている第1と第2の本体部を備 え、 上記第1の本体部には上記弾性部材が取り付けられており、上記第2の本体部に は、上記管路の軸回りでそれから離れるように形成されると共に、周方向に離れ た第2の表面部よりも比較的軸に近い第1の表面部を有するカム面を備えた内部 カムが設けられ、 上記本体部と上記弾性部材は、上記管路内に300psi以上の圧力で封入され ている加圧された液体を漏らさないように互いに密閉されており、さらに閉栓装 置は、上記第1の本体部内に半径方向に伸びる開口部内に設けられ、上記弾性部 材によって上記第2の本体部内のカム面との接触を維持するように半径方向及び 外方に付勢された押圧部材を含んでおり、上記接続された本体部は、それらの相 対回転により、上記カム面を上記押圧部材とに対して相対変位させ、上記押圧部 材を上記通路の軸に対して半径方向に移動させ、通路内に医療器具がある時は、 上記弾性部材を上記医療器具の外部にシールおよびグリップさせ、上記医療器具 が通路内に無い時には上記通路の対向面を密閉するように協働的に関連し、前記 カテーテルは通路を連通すべく本体の一端に取り付けられる医療用器具。
  39. 39.上記カテーテルは上記弁と一体成型されている、特許請求の範囲第38項 に記載の医療用装置。
  40. 40.加圧された液体と医療器具とを身体内へ導入あるいは身体から抜き取るた めの通路を閉じる方法であって、 a)軸を有する通路を少なくとも部分的に形成する弾性部材を備え、上記管路は 選択された医療器具あるいは加圧された液体を通す大きさを持ち、上記弾性部材 は、加えられる半径方向圧力に応じて、上記通路内に上記医療器具が在る時には 上記医療器具を圧力で密閉し、上記医療器具が通路内に無い時には、上記通路を 形成する対向面を密閉するような素材からなり、また、上記軸回りに相対回転す るように互いに接続されている第1と第2の本体部を備え、上記第1の本体部に は上記弾性部材が取り付けられており、上記第2の本体部には上記管路の軸回り でそれから離れるように形成されると共に、周方向に離れた第2の表面部よりも 比較的軸に近い第1の表面部を有するカム面を備えた内部カムが設けられ、 上記本体部と上記弾性部材は、上記管路内に300psi以上の圧力で封入され ている加圧された液体を漏らさないように互いに密閉されており、上記第1の本 体部内に半径方向に伸びる開口部内に設けられ、上記弾性部材によって上記第2 の本体部内のカム面との接触を維持するように半径方向及び外方に付勢された圧 縮部材とを含んでおり、上記接続された本体部は、それらの相対回転により上記 カム面を上記押圧部材に対して相対移動させ、上記押圧部材を上記通路の軸に対 して半径方向に移動させ、通路内に医療器具があるときは、上記弾性部材を上記 医療器具の外部にシールおよびグリップさせ、上記医療器具が通路内に無い時に は、上記通路の対向面を密封するように協働的に関連してなる閉栓装置を用意す るステップと、b)閉栓装置の通路に医療器具を挿入するステップと、c)上記 医療器具が通路内に在る時は、閉栓装置の本体部を相対回転させて、弾性部材を 上記医療器具の外部にシールまたはグリップさせるステップより成る方法。
  41. 41.加圧された液体及び医療器具管路を身体へ導入あるいは身体から抜き取る ための通路と共に使用される医療用閉栓装置であって、軸を有する通路を少なく とも部分的に形成する弾性部材を備え、上記管路は選択された医療器具あるいは 加圧された液体を通す大きさを持ち、上記弾性部材は、加えられる半径方向圧力 に応じて、上記通路内に上記医療器具が在る時には上記医療器具を圧力で密封し 、上記医療器具が通路内に無い時には、上記通路を形成する対向面を密閉するよ うな部材からなり、基端側本体部は、第1と第2の部材を有し、第1の部材は、 上記弾性部材を気密状態に取り付けるためのはめ込み部を有しており、上記第2 の部材は上記弾性部材周りでこれを支持するように設けられており、 末端側本体部は、上記軸回りでこれから離れるように形成されると共に、周方向 に離れた第2の表面部よりも比較的軸から近い位置に第1の表面部を配置するカ ム面を有する内部カムを備え、末端側及び基端側本体部は、前記軸回りに相対回 転できるように連結されており、上記弾性部材の末端部分は加圧された状態で上 記末端側本体部と気密状に係合されており、上記末端側部材は上記基端側本体部 の第2の部分を受容し、上記本体部と上記弾性部材は液体を漏らさないように液 体の圧力に耐えられるように気密状態となっており、 上記基端側本体部内に半径方向に延びる開口部内には、上記弾性部材によって上 記カム面との接触を維持するように半径方向外方に付勢された押圧部材が設置さ れ、 上記接続された本体部はそれらの相対回転により上記カム面を上記押圧部材に対 して相対移動させ、上記押圧部材を上記通路の軸に対して半径方向に移動させ、 通路内に医療器具があるときは、上記弾性部材が上記医療器具の外部にシールお よびグリップさせ、上記医療器具が通路内に無い時には、上記通路の対向面を密 封するように協働的に関連してなる医療用閉栓装置。
  42. 42.上記基端側本体部上に密封部材を有し、この密封部材によって上記末端側 本体部と上記基端側本体部との気密係合を強化する、特許請求の範囲第41項に 記載の医療用閉栓装置。
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