JPH0750016Y2 - サイドトリマのスクラップ切断装置 - Google Patents

サイドトリマのスクラップ切断装置

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JPH0750016Y2
JPH0750016Y2 JP5464190U JP5464190U JPH0750016Y2 JP H0750016 Y2 JPH0750016 Y2 JP H0750016Y2 JP 5464190 U JP5464190 U JP 5464190U JP 5464190 U JP5464190 U JP 5464190U JP H0750016 Y2 JPH0750016 Y2 JP H0750016Y2
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JP
Japan
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scrap
strip
knife
side trimmer
fed
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JP5464190U
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JPH0417317U (ja
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央 松岡
賢三 水野
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はサイドトリマによる金属帯板(以下ストリップ
と称す)のサイドトリミングによって発生する帯状また
は線状のスクラップを短寸に切断するロータリースクラ
ップチョッパに関する。
〔従来の技術〕
従来のサイドトリマ及びそのスクラップ切断装置の1例
として第3図及び第4図に示すものがある。第3図はド
ライブサイドのみを示す平面図、第4図は同側面図であ
る。
これらの図において、前工程から送給されるストリップ
Sの両エッジ部は、サイドトリマ51によって剪断され所
定の板幅にトリミングされて次工程に送給される。
このトリミングによって発生する帯状または線状のスク
ラップS1を、サイドトリマ51に付属するスクラップシュ
ート53及びベース31上に架台35を介して固設されたスク
ラップガイド33によって同じくベース31上に固設された
スクラップチョッパ41に送給し、上下1対のドラム42に
装着されたナイフ43によって短寸スクラップS2に切断処
理し、バッグ46に落下して収納する。
なお、第3図及び第4図はトライブサイドDのみを示し
ており、図示しないワークサイドWはドライブサイドD
とほぼ対称に構成されている。ストリップSの板幅が変
ると、ドライブサイドDの右ねじ及びワークサイドWの
左ねじを有するスクリューシャフト21をモータ22によっ
て回転し、双方のベース31をその下面の右ねじ及び左ね
じのナツト32を介してストリップSの中央部方向または
板端部方向に移動させ、その幅替えを行う。
なお、双方のサイドトリマ51及びスクラップガイド53も
上記とは別の図示しない幅替装置によって上記と同様に
幅替えを行う。
〔考案が解決しようとする課題〕
一般にサイドトリミングにより発生する帯状または線状
スクラップを短寸に切断するロータリー式のスクラップ
チョッパに於ては、例えば、厚さ0.6mm未満で特に極軟
鋼のような薄物のストリップでは、剪断荷重が小さいた
めにナイフはほとんど摩耗しないが、確実に切断するた
めにはナイフクリアランスを小さく保つ必要があるの
で、ナイフの保守には特に注意する必要がある。
ナイフが摩耗すると実質上のナイフクリアランスは大き
くなるため、確実な切断はできなくなる。また、例えば
厚さが0.6mm以上のような厚物のストリップでは、ナイ
フにかかる剪断荷重が大きいのでナイフは摩耗しやすく
なるが、ナイフがある程度摩耗した状態でも確実に切断
することができる。
ところが従来の装置では、ストリップの厚さが変更さ
れ、その厚いスクラップも薄いスクラップもナイフ中央
部付近の同一個所で切断していたので、厚いスクラップ
を切断して摩耗したナイフで、薄いスクラップも切断す
ることになり、薄いスクラップの切断が困難になる。こ
のため、ラインを度々停止してナイフを変換する必要が
あり、そのダウンタイムが増大する不具合があった。
本考案は上記不具合を解決した新たなサイドトリマのス
クラップ切断装置を提供しようとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
このため本考案のサイドトリマのスクラップ切断装置
は、走行給送される金属帯板の両エッジ部に臨んで配設
され、該エッジ部を剪断し帯板の板幅をトリミングする
サイドトリマの出側に配設したスクラップガイドと、該
スクラップガイドの出側に配設し送給されたスクラップ
を剪断ナイフによって短寸に切断するロータリースクラ
ップチョッパとを具備したスクラップ切断装置におい
て、前記ロータリースクラップチョッパの上下一対のド
ラム周面上に装着した剪断ナイフのストリップ板幅方向
に薄物切断用部位と厚物切断用部位とを設定し、該剪断
ナイフに板幅方向シフト手段を設けたことを特徴とする
ものである。
〔作用〕
上述の本考案のサイドトリマのスクラップ切断装置は、
走行するストリップの両エッジ部をサイドトリマによっ
てトリミングし、このトリミングによって発生する帯状
または線状のスクラップをスクラップガイドによってロ
ータリースクラップチョッパに送給し、このスクラップ
チョッパの剪断ナイフによって短寸に切断処理する。そ
してこの場合ストリップが比較的薄いものであれば、剪
断ナイフのストリップ板幅方向に設定した薄物切断用部
位を板幅方向シフト手段によってストリップの板幅方向
にシフトしてスクラップガイドの出口に合せ、スクラッ
プガイドから送給される薄物スクラップを前記薄物切断
用部位によって短寸に切断する。
また、ストリップが比較的厚いものであれば、剪断ナイ
フの厚物切断用部位を板幅方向シフト手段によってスト
リップの板幅方向にシフトしてスクラップガイドの出口
に合せ、スクラップガイドから送給される厚物スクラッ
プを前記厚物切断用部位によって短寸に切断する。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を図面によって詳細に説明す
る。
なお、従来の装置と同一の部材には同一の符号を付し、
重複する説明を省略する。
第1図は、サイドトリマ及びそのスクラップ切断装置の
ドライブサイドのみを示す平面図、第2図は第1図の側
面図である。
これらの図において、ベース1上に設置したレール2に
はスクラップガイド3を支持する架台5が摺動自在に載
置され、この架台5はベース1上のエアシリンダ4に連
結されている。
また、ベース1上にはスクラップチョッパ11が立設さ
れ、対向配置した一対の上下のドラム12には、ストリッ
プ板幅方向に薄物切断用部位aと厚物切断用部位bとが
設定されたナイフ13がそれぞれドラム周面上に複数個装
着されている。このナイフ13の長さは従来のものと同等
または少し長いだけで、その形状及び材質は通常のもの
と変らない。
本装置の図示しないワークサイドWは、ドライブサイド
Dとほぼ対称に構成されている。
次に本装置の作用について説明する。
前工程から連続して送給されるストリップSの両エッジ
部をサイドトリマ51によってトリミングし、その際発生
する帯状または線状のスクラップS1をスクラップシュー
ト53及びスクラップガイド3によってスクラップチョッ
パ11に送給し、その回転ドラム12に取付けた上下のナイ
フ13によって短寸スクラップS2に切断処理してバッグ46
に収納する。
この場合、ストリップSが、例えば厚さ0.6mm未満の薄
物であれば、本装置の各部材を第1図に実線で示す位置
にして発生するスクラップS1を、ナイフ13の薄物切断用
部位aによって切断する。また、ストリップSが、例え
ば厚さ0.6mm以上の厚物であれば、スクリューシャフト2
1をモータ22によって回転し、各部材を第1図に2点鎖
線で示すように移動し、ナイフ13の厚物切断用部位bを
ストリップSのエッジ部の下方に位置させる。
次いで、スクラップガイド3及びその架台5をエアシリ
ンダ4によってストリップSのエッジ部の下方に移動さ
せ、スクラップガイド3の出口を、ナイフ13の厚物切断
用部位bに合せる。
上記作用を要約すると、ストリップSの厚さが変っても
板幅は変らないものと仮定し、従来から装設されている
幅替え装置を利用してナイフ13の切断用部位a,b,を移動
し、前記幅替え装置によってナイフ13と共に移動したス
クラップガイド3を、ストリップSのエッジ部の下方に
移動するものである。
上記実施例では、通常具備している幅替え装置を利用し
ているが、他の例として、スクラップガイド3とサイド
トリマ51とを1体とし、ナイフ13を移動してその切断用
部位を変えてもよい。
〔考案の効果〕
以上詳細に説明したように、本考案のスクラップ切断装
置によれば、ロータリースクラップチョッパの剪断ナイ
フのストリップ板幅方向に厚物切断用部位と薄物切断用
部位とを設定し、この剪断ナイフに板幅方向シフト手段
に設けたことにより、薄物スクラップ及び厚物スクラッ
プをそれぞれ専用の切断部位によって切断することが可
能になる。
このため、薄物切断用部位は薄物スクラップ専用となる
のでその刃先は摩耗しにくくて切れ味が落ちることな
く、薄物スクラップを常時、確実に切断することができ
る。
なお、厚物切断用部位の刃先は摩耗量が大きいが、厚物
スクラップは切断が容易であるので、通常の摩耗であれ
ば特に問題はない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例としての、サイドトリマのス
クラップ切断装置のドライブサイドを示す平面図、第2
図は第1図の側面図、第3図は従来の装置の一例として
の、サイドトリマのスクラップ切断装置のドライブサイ
ドを示す平面図、第4図は第3図の側面図である。 1…ベース、2…レール、3…スクラップガイド、4…
エアシリンダ、5…架台、11…スクラップチョッパ、12
…ドラム、13…ナイフ、21…スクリューシャフト、22…
モータ、51…サイドトリマ、a…薄物切断用部位、b…
厚物切断用部位、S…ストリップ、S1…スクラップ、S2
…短寸スクラップ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】走行給送される金属帯板の両エッジ部に臨
    んで配設され、該エッジ部を剪断し帯板の板幅をトリミ
    ングするサイドトリマの出側に配設したスクラップガイ
    ドと、該スクラップガイドの出側に配設し、送給された
    スクラップを剪断ナイフによって短寸に切断するロータ
    リースクラップチョッパとを具備したスクラップ切断装
    置において、前記ロータリースクラップチョッパの上下
    一対のドラム周面上に装着した剪断ナイフのストリップ
    板幅方向に薄物切断用部位と厚物切断用部位とを設定
    し、該剪断ナイフに板幅方向シフト手段を設けて成るこ
    とを特徴とするサイドトリマのスクラップ切断装置。
JP5464190U 1990-05-28 1990-05-28 サイドトリマのスクラップ切断装置 Expired - Lifetime JPH0750016Y2 (ja)

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JPH0417317U JPH0417317U (ja) 1992-02-13
JPH0750016Y2 true JPH0750016Y2 (ja) 1995-11-15

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101408225B1 (ko) * 2012-12-27 2014-06-16 주식회사 포스코 에지 스크랩 유도장치

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JP4815893B2 (ja) * 2005-06-24 2011-11-16 Jfeスチール株式会社 スクラップ処理装置

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KR101408225B1 (ko) * 2012-12-27 2014-06-16 주식회사 포스코 에지 스크랩 유도장치

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JPH0417317U (ja) 1992-02-13

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