JPH07500110A - 経口的ドラッグデリバリーシステム - Google Patents

経口的ドラッグデリバリーシステム

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JPH07500110A
JPH07500110A JP5507469A JP50746993A JPH07500110A JP H07500110 A JPH07500110 A JP H07500110A JP 5507469 A JP5507469 A JP 5507469A JP 50746993 A JP50746993 A JP 50746993A JP H07500110 A JPH07500110 A JP H07500110A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 経口的ドラッグデリバリ−システム 分 野 本発明は弱電解質の経口的薬物送達に関する。とくに、本発明は薬物放出を周囲 のpH,浸透圧およびイオン強度に依存することなく、広範囲にわたって変化さ せうる、複数の成分を有する医薬製品について記載する。
背 景 臨床に用いられるほとんどの薬物は、弱塩基、弱酸またはこれらの塩である。こ れらのpH依存性の溶解度および解離のために、弱塩基および弱酸はpH依存性 の薬物溶出速度(dissolution 「!te)を有している。化合物が イオン化されていない状態では溶解性が乏しく、イオン化された状態でははるか に高い溶解性を有するばあい、・実質的な溶出速度の変化量は経口的薬物送達に おいて問題となるかもしれない。pHは消化管の異なる部分においてかなり変化 する(2と7のあいだ)。したがって溶出速度は製剤(dolBe lo+m  )が消化管を通過するあいだでも変化しうる。
pHは摂食に相関して種々の時間において個人の胃内でも変化しつる。また、製 剤の消化管の通過は個人間でも(i+rferindiyidual )個人内 でも(int+xindividoal )かなり変化がある。前記の理由によ って、弱電解質はその吸収速度および結果的にその治療活性において溶出速)度 によって制御された変化を示しうる。
薬物送達におけるpH依存性の変化の問題を克服する試みは、浸透圧ポンプおよ びバッファー処理した( bullered)錠剤の開発を包含する(DE 2 414868およびテオイベス エフ(Theeuves F、) 、ジャーナ ル オンファーマシューティカル サイエンス(1,Ph*+層、 Sci、) 64:1987 、+975) 、浸透圧デバイス(osmolic deti ct)は、高い内部浸透性(osmotieily)を有するデバイスに周囲か ら水が浸透圧で流入することにもとづくものである。水の流入により孔(o+1 1iee )を通って製剤から薬物溶液が押し出される( pIlsh)。浸透 圧デバイスからの薬物の放出はかなりの期間一定であり、周囲のpHに依存しな い。これらのデバイスの不都合な点は、デバイスは製造するのがかなり複雑であ り、水に対して高い溶解度を有する薬物しか使用できないということである。さ ・らに浸透圧ポンプは、消化管の壁に粘着して重大な局所的炎症をひきおこすこ とが知られている。
バッファー処理した錠剤(DE 2414868)では、溶出中に錠剤の微環境 の(microenvi+onmenNI) p Hを、薬物溶出の観点からよ り好ましく調節できるように、薬物の)結晶および固体状バッファーを一緒に混 合する。これらの製剤において薬物放出は微環境のpHにより制御される。薬物 のイオン化度(および溶解度)がバッファーで増加するとき、その溶出速度は増 加する(DE 2414868)。
しかしながら、薬物結晶の表面の微環境のptiはバルクi (bulk)のp Hおよびバルクのバッファーと直接関係があるということは覚えておくべきであ る。その結果、それは周囲のバルクのpHにより影響をうける。
19弱酸または弱塩基の薬物の経皮薬物製剤における貯蔵に関する問題を克服す るための試みが、US特許4711924に記載されている。この特許には、活 性な状態が酸もしくは塩基である治療剤が、製剤の貯蔵のあいだは不活性な状態 、好ましくは該治療剤を含有するリザーバ(resetマoit )から移動で きない塩、で存在するという経皮システム(Iransdermxl 57sl effl)が記載されている。経皮製剤はさらに、貯蔵中鎖水物の状態で存在す る、活性化剤、酸または塩基を含有している。経皮製剤を皮膚におくと、人の身 体からの水分がシステムへ拡散し、)活性化剤を対応する酸または塩基の溶液に 変換する。さらに塩の状態の治療剤を対応する遊離酸もしくは遊離塩基に変換す る。
前記のUS特許は薬物放出の初期の活性化だけしか示していない。システムから の薬物放出の速度を制御する方法は明らかにされていなかった。いかなる類似の 現象が経口製剤においておこりうることもおこりうるであろうことも示唆すらさ れていない。
本発明は、イオン化されていない治療活性な状態で存在しうる治療剤の経口的送 達のための放出制御デバイスであって、 イオン化された状態の治療剤からなるリザーバであって、イオン化されていない 物質には浸透性であり、イオン化された物質には非浸透性である壁を有するリザ ーバ、および 水の吸収によってバッファーに変換される固体物質であって、水を吸収したとき に、イオン化されていない状態の治療剤がリザーバの壁を通過して浸透する速度 を決定するpHを有している固体物質 からなるデバイスを提供するものである。
ここに記載したデバイスからのイオン化されていない治療剤の放出は、デバイス の設計(design)および組成にのみ依存し、周囲の溶出媒体(disso la口on medium)の性質には依存しない。リザーバの壁は、イオン化 された物質には非浸透性で、イオン化されていない物質には浸透性である半透膜 として作用する。本デバイスを用いると、初期の放出のバースト(burst  )の強さを制御することおよび完全なバーストを避けることができる。記載した デバイスは、半透膜の組成を変えることなく初期のラグ(Izg)もしくはバー ストののち、安定した状態の薬物放出を広範囲にわたって制御することができる 。
この膜の組成を変更もしくは一部変更することは放出挙動を変化させる可能性を さらに提供する。
第1図はリザーバが1つのコアからなる、本発明の実施態様を示している。
第2図はリザーバが複数の個々のコアからなる、本発明の一実施態様を示してい る。
第3図はリザーバが複数の個々のコアからなる、本発明のさらなる実施態様を示 している。
第4図は薬物の放出速度に関するコアのpHの影響を示している。
第5図は放出速度に関する種々のバッファーの影響を示している。
第6図は、デバイスの調整前に種々のpHで膜をインキュベートすることの、放 出速度に関する影響を示している。
第7図はデバイスが種々のpHの溶出媒体中に配置されているときにデバイスに 吸収された水の量を示している。
第8図は種々のpHでの溶出媒体中のデバイスからの薬物放出速度を示している 。
・ 第9図はデバイス内のりザーバのpHはデバイスの周囲の溶出媒体のpHに よは本質的に影響を受けないままであることを示している。
第10図は溶出媒体のイオン強度が放出速度にどのように影響するかを示してい る。
第11図は溶出媒体の浸透圧が放出速度にどのように影響するかを示している。
第12図は種々のpHのバッファー溶液へのプロプラノロール塩酸塩の溶解度を 示している。
第13図は種々のpHの溶液へのプロプラノロールの溶出速度を示している。
第14図はシリコーンポリマーに取り込まれた(entrapped )チモロ ールマレイン酸塩のマイクロスフェアを示している。
第15図は2重量%のチモロールを含有する( logded)マイクロスフェ アからのチモロールの放出を示している。
第16図は20重量%のチモロールを含有するマイクロスフェアからのチモロー ルの放出を示している。
本デバイスは、水を吸収してバッファーに変換される固体物質(以下、バッファ ー前駆物質という)を含有する薬物リザーバからなる。このバッファーは半透膜 とともに薬物の放出速度を制御するものである。リザーバは、1つの大きな(m ac+o+copic )コアで構成されていてもよく、膜で取り巻かれている (第1図)。あるいは、薬物および適切なバッファー前駆物質をそれぞれ含有す る多数の小さなコアがあってもよい。これらの小さなコアはポリマーマトリック ス中にあってもよ((第2図)、またはマイクロスフェアもしくはマイクロカプ セル中に)あってもよく、それぞれのマイクロスフェアは1つもしくはそれより 多くのコアを含有している(第3図)。マイクロスフェアは、たとえばゼラチン カプセルに入れて、投与することもできる。
大きなコアもしくは個々の小さなコアはそれぞれ、貯−蔵中固体状の状態(so lid−slxle form) (塩、弱酸もしくは弱塩基)である薬物を含 有している。本デバイスは屑々の薬物の放出制御に用いることができる。薬物は イオン化された状態で、および治療活性なイオン化されていない状態で存在しつ るだろう。とくに、イオン化され・ていない状態がリザーバの壁において充分な 浸透性を有するならば、デバイスは、イオン化された状態で存在しうるいかなる 酸性もしくは塩基性の薬物とともに用いることもできる。このシステムを用いて 送達されうる治療化合物には、β−アドレナリン受容体ブロッキング剤、鎮痛薬 、抗不整脈薬、抗菌性剤、抗痙禦薬、抗うっ薬、抗ヒスタミン薬、抗高血圧薬、 抗精神病薬、抗潰瘍薬物、気管支拡張薬、利尿薬、低血糖症薬、副交感神経作用 薬、交感神経作用薬および血管拡張薬が包含される。この薬物は充分に高い水溶 性を有していないので、本デバイスは持続した時間にわたる薬物の投与、または ほかの方法たとえば浸透圧デバイスを用いてその放出速度を制御するのが困難な 薬物の投与に、とりわけ有用である。
コアは、薬物の放出に影響しない賦形剤(マehicle )(たとえば、シラ スティック接着剤または薬物が入っているほかの半固体の賦形剤)を含有するこ ともできる。
1つもしくはそれ以上のほかの適切な補助物質が存在してもよい。
コアは、コアへの水の進入によって薬物の放出速度を引き起こしおよび制御する 、pH調整バッファーを形成するバッファー前駆物質をも含有している。放出制 御緩衝剤は、デバイスが消化管に入ったのち水がコアに入ってくるときに、コア のpHに影響する。緩衝剤には、リン酸の一塩基性塩、二塩基性塩および三塩基 性塩、トリスバッファー、炭酸塩、重炭酸塩、酢酸塩、硫酸塩、亜硫酸塩、ホウ 酸塩、クエン酸塩、硝酸塩などが包含されうる。デバイスのコア中でえられるp Hが緩衝剤によって上がるとき、コアのイオン化されていない弱塩基の薬物のフ ラクションは増加し、膜を通過する薬物の浸透は増加する(第4図)。弱酸のば あいには、その反対が正しい:バッファーのpHが下がると、デバイスのコアか ら薬物が膜を通って浸透することが促進される。この放出制御技術は、イオン化 されていない状態が速度制御膜に適当な浸透性を有する、すべての弱酸および弱 塩基に適用できる。
デバイスの速度制限膜は適度な半浸透膜である。これは、膜がイオン化された塩 をデバイスのコアから膜を通って浸透させず、および溶出媒体からバッファーを デバイスのコアへ浸透させない、ということを意味する。しかしながら、この膜 はデバイスのコアに対して水を適当に浸透させ、イオン化されていない塩基もし くは酸をコアから膜を通って浸透させる。イオン化された薬物および補助物質、 たとえばバッファーはデバイスから拡散しない。デバイスのコアのpH1および ひき続(薬物のイオン化度は、どれだけの薬物がコアから速度制限膜に分配する (pxrtilion )かを決定する。
このように、このデバイスはイオン化された薬物とイオン化されていない薬物と を区別する分配制御システムである。膜の半透性は、溶出媒体中のいかなる緩衝 物質もデバイスの内部のコアへ浸透することをきわめて困難にする。その結果、 デバイスのコアのpHは外部のpHのいかなる大きな変動にも関係なくほとんど 一定に保たれる。
好都合なことには、膜はポリマーで構成されている。
速度制限膜を形成するのに適したポリマーは疎水性もしくは親水性であり、ポリ マー鏡開に充分な自由体積を有しており、このため、好ましくは徐々に水を拡散 させ、しかしより大きい含有された種類(lxrger chidedspec ies )は拡散させない。たとえば、エラストマータイプのポリマーはこれら の基準を満たす。適切なポリマーとしては、シリコーン、ポリイソブチレン、ポ リヒドロキシエチルメタクリレート、シリコーン−ポリエチレンオキサイド共重 合体、スチレン−ブタジェン共重合体などが包含される。速度制限膜は溶媒キャ スティング(+olve+u casting ) 、圧縮成形、乳化加硫(e mulsionマnlegn目xtion) 、乳化重合および懸濁重合、なら びにほかの既知の方法により製造することができる。
膜を通過する水の流入速度は、より親水性の膜を用いることによって、あるいは 膜に親水性補助物質(たとえば、マンニトール、ポリエチレングリコール、グリ セロール、シュクロース、塩化ナトリウム、塩化カリウムなど)を加えることに よって促進することができる。また、親水性薬物の放出速度は、速度制限膜をよ り親水性にすることによって増大させることもできる。反対に、膜を通過する水 の流入速度は、より疎水性の膜を用いることによって、あるいは膜に疎水性補助 物質を加えることによって減速する(decele目fed )ことができる。
塩の状態では薬物は貯蔵中膜に浸透しないが、遊離塩基もしくは遊離酸として保 存のあいだ速度制限膜を飽和するかもしれない。摂取後は、少量の水が膜を通過 してデバイスのコアに浸透し、薬物およびバッファー前駆物質の一部分を溶解さ せる。溶解した薬物のイオン化されていない部分は、速度制限膜を通過して浸透 する。初期の段階では、薬物放出速度は膜中の薬物濃度が定常状態の水準に達す るまで、徐々に増加する。その結果、定常な薬物放出速度の前に時間の遅延が観 察される(第5図)。
遊離酸もしくは遊離塩基のばあい、保存中の膜の飽和によって投与時に放出され る薬物の初期のバーストが生しる。初期の急速な放出ののち、膜における定常状 態が達成され、薬物放出はコアのpH制御によってそののち決定される。
バーストの規模または薬物放出における遅延はまた、速度制限膜に前もって含有 させておくこと(p+eloading)により加減することができる。含有さ せておくことは薬物溶液中でポリマー膜をインキュベートすることによって行な うことができる。えられる膜の薬物濃度は薬物のポリマー/溶液分配係数によっ て、および溶液の薬物濃度によって決定される。インキュベーション溶液のpH 1温度および薬物濃度を変えることによって、膜内の薬物の種々の含有水準かえ られる。
インキュベーションの方法によってポリマーにおいて達成されうる最大の薬物の 濃度は、ポリマー内での薬物の溶解度によって決定される。
デバイスは、まず1または複数のコアを製造して、それを膜に接触させて配置す ることによって製造できる。
薬物および1または複数の補助物質は均一な粉末混合物として単に混合すること 、または噴霧乾燥すること、または−緒に凍結乾燥させること、およびデバイス のコアとして適切な方法を用いて配置することができる。1または複数のコアは ポリマー膜のあいだに閉じ込めて(encaprolajcd)もよく、もしく はポリマー中に分散させてもよい。マトリックスおよび膜は典型的には平板もし くは形づくられた( 5hsped)シートの形状であり、たとえば圧縮成形ま たは溶媒キャスティングによって製造されうる。分散システム(17slems  )は懸濁重合もしくは乳化重合またはフィルムコーティング方法によっテ製造 されうる。
膜として作用するリザーバの壁は、好ましくはリザーバの中身と直接接触してい る。膜はリザーバを全体的にまたはごく部分的に包囲してもよい。好都合にはリ ザーバは膜で実質的に完全に包囲されている。しかし、1つの大きなコアのばあ い、リザーバの一部を非浸透性物質で包囲することが好ましいこともありうる。
以下の実施例は本発明を説明するものである。
実施例 1.1つのコアのデバイス シラスティック(登録商標)Q7−484OA/Bメディカルグレード リキッ ド シリコーン ラバー(MedicilG+sde Liquid 5ili cone Rnbbe+) (ダウ ケミカル コーニング(Dot Ctea +1cxl CoCo1n1n社、ミドランド(Midlxnd)、 Ml、ア メリカ)を、膜の製造に用いた。これは同じ割合で混合された、半固体の成分A およびBで構成されている。60℃1時間の圧縮によって、混合物を白金触媒付 加(ハイドロシリル化)反応によって加硫(架橋)する。膜の厚さは150μm であった。固体のプロプラノロール塩酸塩(2mg)を、pH調整添加剤(種々 の割合のリン酸ナトリウム/リン酸二ナトリウム、トリスバッファー) (2m g)とともにもしくはなしで、シリコーン膜の切片上に配置する。別のシリコー ン膜を、薬物および、もしあれば補助物質が2つの膜の内部に閉じ込められるよ うに、先に記した膜上に付着させた。pH調整剤は、5.8から8.25まで変 化する種々のコアのpHをそれぞれ有するデバイスを製造するのに用いられる。
) デバイスからのプロプラノロールの放出は、サイド−バイ−サイド(5id e−b7−side)拡散セルにおいてデバイスの片側からリン酸バッファー中 でpH7,4にてインビトロで調べた。露出した薬物放出表面は0.7cm2で あった。放出されたプロプラノロールは逆相HPLCを用いて254 nmで分 析した。また同様のデバイスを24.48および72時間リン酸バッファーに浸 し、デバイスのコアのpHを微小電極を用いて調べた。
各デバイスのコアのpHは試験時間中実質的に一定のままであった。第4図は各 デバイスからのプロプラノロールの放出速度がコアのpHにどのように依存して いるかを示している。放出速度の範囲は最も遅い放出速度と最も速い放出速度と のあいだで700倍(fold)である。
第5図は、各デバイスから放出されたプロプラノロールの量が、種々のバッファ ーを含有するデバイスについて時間によってどのように変化するかを示している 。第5図からコアのpHとプロプラノロールの放出とのあいだに直接的な関係が あるということが明らかである。第5図に示される範囲において、いかなる所望 のプロプラノロールの放出速度も、デバイスのコアにおけるバッファー補助物質 の適切な組み合わせを選ぶことによって達成しうる。その範囲は、コアのバッフ ァー、膜の厚さおよび膜の表面積を変化させることによって変化しうる。
膜の断片をデバイスの製造前にプロプラノロール塩酸塩の溶液中でpH7,4も しくはpH9,0にてインキュベートするばあい、一様な薬物放出の前の初期の ラグタイムを避けることができる。かかるインキュベーションによる薬物放出へ の影響が第6図に示されている。
+b+ 溶出媒体の影響 シリコーンリザーバデバイスを前記のように製造し、調べた。2mgのプロプラ ノロール塩酸塩およびリン酸二ナトリウムをデバイスに用いた。pH1イオン強 度および溶出媒体の重量モル浸透圧濃度の薬物放出に対する影響を、4つの異な るpH(1,6,4,6,7,3,9,4)、浸透圧(138,295,550 または950 mOsm)および種々のイオン強度(0,15Mまたは0.30 M)のバッファー溶液において調べた。HCIおよびKCIからなるp H1, 6のバッファー溶液、I)84.6の酢酸(0,1M)および酢酸ナトリウム( 0,1M) 、ならびにpH7,3のバッファーはリン酸ナトリウムおよびリン 酸二ナトリウムの混合物であった。pH9,4のバッファー溶液を、0.1M炭 炭酸ナナトリウムら0.3MHClで溶液のpHを調整して作成した。溶液のイ オン強度は塩化ナトリウムで調整した。溶出媒体の浸透圧(mOsm)はシュク ロースで調整し、浸透圧計(オスモスタット(Osmo窓11110M−602 0、第一科学、京都、日本)で測定した。。
バッファー溶液へのプロプラノロール塩酸塩の34℃での溶解度は、溶媒中のプ ロプラノロール塩酸塩懸濁液を振とうすることにより調べた。平衡化ののち、飽 和溶液を濾過し、濾液中のプロプラノロールの濃度を前記のようにHPLCで分 析した。バッファー溶液(p H1,6゜4.6,7,3または9.4.550  mosm、μ=0.3)中のプロニージョン テスター(Solax旧5so llion Te5ter)(AT6、ソタツクス(Sotxxl 、スイス) において回転円板法(「otating disc method)によって3 4℃にて調べた。試験のために、150 mgのプロプラノロール塩酸塩円板を 直径13ma+のパンチで水圧プレスしてえた。圧縮圧は約103MPaであり 、その圧力を10分間保持した。試験において円板の回転速度は100 rpm であり、溶出媒体の体積は750 mlであった。あらかじめ決めた間隔で溶出 媒体中のプロプラノロールの濃度をRP−HPLCを用いて測定した。溶出速度 は時間のプロットに対する溶出累積量の直線部分の傾きとして計算した。各実験 は5回くり返した。
試験中にデバイスのコアに吸収された水の平均の量は6〜lOμlであり、溶出 媒体のpHにより影響は受けなかった。これは第7図かられかる。デバイスのコ アに吸収された水の量は薬物およびリン酸を溶解させるのに充分であった。この ことはデバイスからのプロプラノロールの放出として見られた。種々の溶出媒体 のpHについての薬物放出速度が、第8図にグラフで表わされている。
放出速度は実際周囲のpHによって影響を受けないということがわかる。同様に 製剤の内部のpHは、たとえ溶出媒体のpHがpH1,6からpH9,4に変わ っても、最小限度に(すなわち、0.6ユニツト)しか影響をうけなかった。種 々の溶出媒体のpHにおける内部のpHの値を第9図に示す。
内部のpHは、リン酸の緩衝効果およびシリコーン壁のバリヤー特性のため、周 囲のpHにきわめて非依存性であった。シリコーン壁は溶出媒体からデバイスへ のバッファーの自由な拡散を妨げるのと同様に、デバイスからのバッファーの自 由な拡散を妨げる。
pH4,6およびpH7,3での0.15から0.3までの溶出媒体のイオン強 度における変化は、デバイスへの水の吸収に影響しなかった。pH4,6での試 験終了時のコア内の水の量は、μ=0.15およびμ=0.3で、それぞれ7. 4±0.8 μ!および7.4±0.6μlであった。p H7、3での対応す る値は8.5±0,5μmおよび7.4±0.5μmであった。また、放出曲線 (p+ofile )およびシリコーンリザーバデバイスからのプロプラノロー ルの放出速度は溶出媒体のイオン強度に依存しなかった(第10図)。
溶出媒体の浸透圧の138 m05mから950m01111への増加(pH7 ,3、μ=OJ)は、デバイスのコアのpH(6,8〜7.8)または試験中に デバイスに吸収された水の量(7〜8μl)に影響しなかった。シリコーン膜を 通過する浸透圧の勾配によりデバイスのコアへ水が流入・する。溶出媒体におけ る950 m0sa+の浸透圧でさえ、デバイスへの水の吸収は妨げられなかっ た。溶出媒体の浸透圧がpH4,6で295 mosmから960111ass まで、pH7,4で138 m0siから950 m05mまでの範囲であった とき、デバイスからのプロプラノロールの放出速度は実質的に一定のままであっ た(第11図)。
調べたバッファー溶液において、プロプラノロール塩酸塩の溶解度はp H7、 3(94mg/ if)において最大であった(第12図)。溶出媒体のpHが 1.6から7.3まで上昇するとき、プロプラノロールの溶出速度は増加した。
速度はp H7、3およびpH9,4では同等であった(第13シリコーンマイ クロスフエアにおいて、チモロールマレイン酸塩をモデル薬物として用い、リン 酸ナトリウムおよびトリスバッファーを放出制御補助物質として用いた。噴霧乾 燥した薬物および補助物質は粉末混合物として単に混合するか、または−緒に噴 霧乾燥させた。シリコーンマイクロスフェアを製造するためには、薬物(2〜2 0重量%)および、もしあれば、pH調整剤(0〜10重量%)を、シリコーン エラストマー(アミン耐性ダウコーニングX7−3012 (amine +e sislxnl Dot Corning X7−3012+ )と混合し、硬 化剤を加えた。硬化剤1部をポリマー10部中に混合する。X7−3012エラ ストマーの加硫は白金触媒付加(ハイドロシリル化)反応にもとづいている。薬 物−ポリマー混合物2gをオーバーへッドスターラーを用いて190 rpm  、 22℃にて流動パラフィン35gに分散させた。温度は1時間で50℃まで 上昇させた。3時間後加熱を停止し、混合物を徐々にもとの22℃まで冷却した 。5時間で完全に硬化を行なった。微粒子は濾過によってパラフィンから分離し 、n−ヘキサンで洗浄して室温で乾燥させた。マイクロスフェアの平均粒子径は +50±50μm(平均±SD)であり(第14図)、チモロールマレイン酸塩 の取り込み係数(enlrxpmele11icieneマ)は60〜75%で あった。シリコーンマイクロスフェアからのチモロールの放出は、回転ボトル法 (【otting bathe method) (NF XIV)を用いてp H7,4のリン酸バッファー中で37℃にて調べた。溶出媒体の体積は31であ り、マイクロスフェアの量は100 talであった。放出されたチモロールは 逆相HPLCを用いて294 nmで分析した。
シリコーンマイクロスフェアからのチモロールの放出と経過時間の平方根とのあ いだに直線関係が存在する。
2重量%および20重量%の薬物を含有させたシリコーンマイクロスフェアから のチモロールの放出は、1時間後でそれぞれ27μgおよび520μgであった (第15図および第16図)。2重量%のチモロールを含有するマイクロスフェ アに1重量%のリン酸二ナトリウムを添加することは放出速度に影響しない(第 15図)。チモロールおよびリン酸二ナトリウムを一緒に噴霧乾燥したとき、チ モロールの放出速度は1時間後に187μgまで増加した。
1重量%のトリス(第15図)または10重量%のトリス(第16図)について 、チモロール(2重量%または20重量%)は、pt−を調整剤のないばあいよ り2倍も速く放出された。
FIG、 1a FIG、 lb FIG。2 pH 0スOt40 60 Jio too l二電〕時間(h) FIG、 5 E−30IX (TLT:)−!/%)β窮甲騨HdCD服M 8−’HOTX(圓−17%)β■甲専G−:10TX(画一■/%)圓酊甲専 (凹/2■)訳旌嬉 (%)11’? 枦 轄會の範囲 補正書の翻訳文提出書(特許法第184条の8)5、 それぞれのマイクロスフ ェアもしくはマイクロカプセルが複数のコアを含有している請求の範囲第4項記 載のデバイス。
6、 リザーバの壁としてのエラストマータイプのポリマーマトリックスおよび 、該マトリックス中に含有されている、治療剤および固体物質をそれぞれ含有し ている複数の個々のコアからなる請求の範囲第3項記載のデバイス。
7、 エラストマータイプのポリマーが、シリコーン、ポリイソブチレン、ポリ ヒドロキシエチルメタクリレート、シリコーン−ポリエチレンオキサイド共重合 体およびスチレン−ブタジェン共重合体からなる群より選ばれる前の請求の範囲 のずれかに記載のデバイス。
8、 イオン化されていない状態の治療剤の浸透性に影響する適切なリザーバの 壁を選択することによって、所望の浸透速度をさらに調整する前の請求の範囲の いずれかに記載のデバイス。
9、 固体物質およびイオン化された状態の治療剤を接触させる前のリザーバの 壁が、治療剤に浸しておく、前の請求の範囲のいずれかに記載のデバイス。
IQ、治療剤および固体物質のリザーバを製造し、これをリザーバの壁に接触さ せて配置することからなる前の請求の範囲のいずれかに記載のデバイスの製造法 。
田静膣審11g台 PCT/Fl 92100274 フロントページの続き (81)指定回 EP(AT、BE、CH,DE。
DK、ES、FR,GB、GR,IE、IT、LU、MC,NL、SE)、 A U、 BG、 BR,CA、 C3,FI、 HU、JP、 KR,No、 P L、 RO,RU、 US(72)発明者 スチーネン、マルヤ リーラタフイ ンランド共和国、71800 シーリンイエルビ、リーサンチェ 2 べ−7 (72)発明者 パローネン、チモ ペラテリフィンランド共和国、 7062 0 クオピオ、サースタモイセンカツ 18 アー 5

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.イオン化されていない治療活性な状態で存在しうる治療剤の経口的送達のた めの放出制御デバイスであって、 イオン化された状態の治療剤からなるリザーバであって、イオン化されていない 物質には浸透性であり、イオン化された物質には非浸透性である壁を有するリザ ーバ、および 水の吸収によってバッファーに変換される固体物質であって、水を吸収したとき に、イオン化されていない状態の治療剤がリザーバの壁を通過して浸透する速度 を決定するpHを有している固体物質 からなるデバイス。
  2. 2.リザーバが、治療剤および前記固体物質を含有している1つの大きなコアか らなる請求の範囲第1項記載のデバイス。
  3. 3.リザーバが、それぞれ治療剤および前記固体物質を含有している複数の個々 のコアからなる請求の範囲第1項記載のデバイス。
  4. 4.それぞれ、治療剤および前記固体物質を含有している少なくとも1つのコア からなるマイクロスフェアもしくはマイクロカプセルからなる請求の範囲第3項 記載のデバイス。
  5. 5.それぞれのマイクロスフェアもしくはマイクロカプセルが複数のコアを含有 している請求の範囲第4項記載のデバイス。
  6. 6.リザーバの壁としてのポリマーマトリックスおよび、該マトリックス中に含 有されている、治療剤および固体物質をそれぞれ含有している複数の個々のコア からなる請求の範囲第3項記載のデバイス。
  7. 7.イオン化されていない状態の治療剤の浸透性に影響する適切なリザーバの壁 を選択することによって、所望の浸透速度をさらに調整する前の請求の範囲のい ずれかに記載のデバイス。
  8. 8.リザーバの壁が、壁を通って水を拡散させ、しかしより大きい含有せしめた 種類は拡散させない、ポリマ−鎖間の充分な自由体積を有する親水性ポリマーで ある請求の範囲第7項記載のデバイス。
  9. 9.固体物質およびイオン化された状態の治療剤を接触させる前のリザーバの壁 が、治療剤に浸しておく、前の請求の範囲のいずれかに記載のデバイス。
  10. 10.治療剤および固体物質のリザーバを製造し、これをリザーバの壁に接触さ せて配置することからなる前の請求の範囲のいずれかに記載のデバイスの製造法 。
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