JPH07500099A - カルシトニン、吸収エンハンサーとしてのグリシルリジン酸塩およびベンジルからなる医薬組成物 - Google Patents

カルシトニン、吸収エンハンサーとしてのグリシルリジン酸塩およびベンジルからなる医薬組成物

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JPH07500099A
JPH07500099A JP5506629A JP50662993A JPH07500099A JP H07500099 A JPH07500099 A JP H07500099A JP 5506629 A JP5506629 A JP 5506629A JP 50662993 A JP50662993 A JP 50662993A JP H07500099 A JPH07500099 A JP H07500099A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 カルシトニン、吸収エンハンサ−としてのグリシルリジン酸塩およびベンジルか らなる医薬組成物 本発明は、カルシトニンを含有する新規の医薬組成物と、粘膜を通るカルシトニ ンの吸収を高める新規の方法に関する。
カルシトニンは、天然および合成起源の両方があり、約32アミノ酸を含有し、 血清カルシウムレベルを調節する機能を有する、一連の薬理学上活性なペプチド である。
例えば、天然のヒト、サケおよびウナギカルシトニンならびに合成ウナギカルシ トニンアナログであるエルカトニン(elcatonin)を包含する種々のカ ルシトニンが、現在、商業的に入手可能であり、例えば、ベージェット病、グー デック病およびオステオポローシスの治療において、一般で用いられている。
ペプチドの投与に伴う重大かつよく知られた問題点は、経口投与した場合にそれ らが酸および酵素誘導性の分解に対し感受性であることである。この理由のため 、現在まで、非経口投与が投与の方法として最も広く用いられ、カルシトニンの ような高分子量のペプチドのケースでは、唯一の重要で有効な投与方法であった 。
とりわけ例えば、閉経後のオステオポローシスのカルシトニンによる治療におい て、注射による投与が規則的な間隔で長期間繰り返される場合、該投与が、患者 にとって不便で不愉快であるということは、広く認識されている。かくして、例 えば、舌下錠剤、生薬、肺内微粉末、経鼻満開、スプレー、微粉末、ゲル、軟膏 およびインサートの形態で、さらに受け入れやすい非侵入性の他経路によるペプ チドの投与に大きな関心がある。
多くのペプチド、とりわけ高分子量のものの重大な問題点は、それらが、例えば 、粘膜のような生体膜を通ってほんのわずかに吸収されるにすぎず、よってペプ チドの生物学的利用能が、しばしば大変低いことである。
かくして、ペプチドの上皮間吸収を改善する方法を見い出すためにかなりの研究 が行われている。1つの解決手段は、アジュバントまたは吸収エンハンサ−を用 いることであり、ペプチド吸収を向上する特性を有すると請求する化合物の膨大 な公開報告書がある。
かくして、例えば、(欧州特許第214898号の)コリンエステル、(欧州特 許第215697号の)アシルカルニチン、(日本国特許出願箱6112603 4号の)アルドースとグルコサミン、(欧州特許第37943号の)アスコルビ ン酸塩およびサリチル酸塩、(欧州特許第0094157号の)アルファーシク ロデキストリン、(欧州特許第173990号の)ピログルタメートエステル、 (米国特許第4,476.116号の)キレート剤、(欧州特許第371010 号の)エタノール、ベンジルアルコールおよびポリエチレングリコール400が 、吸収エンハンサ−として提案されている。
活性剤がポリペプチドの吸収を向上することができるという多くの公開報告があ る。例えば、欧州特許第115627号(アーマ−社(Armour) ) % 英国特許第2,127,689号(サンド社(Sandoz) ) 、米国特許 第4.548.922号(カリ−(Carev)ら)およびヒライ(Hirai )ら、インターナショナル・ジャーナル・オブ・ファーマシューティクス(In t、 J、Phar、) 、9.165−1−84頁(1981)を参照。しか し、活性剤吸収促進剤で認識された問題点は、それらが投与部位において炎症お よび組織病変を起こしうることである。これらの問題点は、該ペプチドを定期的 に長期間にわたり投与した場合に大変重要となってくる。
本出願人らは、以前にグリシルリジン酸およびその塩が、カルシトニンの優れた 吸収プロモーターであり、上記した局所毒性および炎症の問題が生じないことを 見い出している。
カルシトニンおよびグリシルリジン酸塩からなる組成物が、本発明者らの欧州特 許出願第327756号に記載されており、液体および固体の両処方を包含する 。液体処方は、通常、保存剤を含有し、欧州特許出願第327756号は、適当 な保存剤としてメチルおよびプロピルp−ヒドロキシベンゾエートのようなアル キル叶ヒドロキシベンゾエート(パラベン)の使用に言及している。
しかし、その後、該パラベンの抗細菌および保存作用が、処方のグリシルリジン 酸塩成分により減じられることが明らかにされている。加えて、さらにカルシト ニンの吸収を増加させることが望ましいであろう。
本発明者らは、今回、驚くべきことに、カルシトニンおよびグリシルリジン酸塩 からなる組成物中にベンジルアルコールを配合することが、グリシルリジン酸塩 により減じられない保存作用をもたらすだけでなく、カルシトニンの吸収を相互 依存的に向上させることを見い出した。かくして、ベンジルアルコールと組み合 わせたグリシルリジン酸塩の使用は、ベンジルアルコールおよびグリシルリジン 酸塩単独の個々の効果の合計よりもカルシトニンの経粘膜吸収を増加させる。
よって、本発明の第一の態様は、カルシトニンと、;有効量の吸収エンハンサ− であるグリシルリジン酸塩と、;有効量のベンジルアルコールと、医薬的に許容 できるキャリアーとからなる医薬組成物を提供する。
本発明は、さらに、カルシトニンと一緒に吸収エンハンサ−である有効量のグリ シルリジン酸塩、および有効量のベンジルアルコールを同時投与することからな る、カルシトニンの経粘膜吸収を向上する方法をも提供する。
保存剤は、一般に液体処方でのみ使用されるが、吸収エンハンサ−は、カルシト ニンの液体および固体の両処方で必要であり、よって本発明は、その範囲内に、 固体および液体の両組酸物を包含する。
本明細書中で用いる「グリシルリジン酸塩」なる語は、グリシルリジン酸および そのカルボン酸塩の両方を意味することを意図している。詳細なグリシルリジン 酸塩は、グリツルリジン酸アンモニウムおよび、例えば、グリシルリジン酸ナト リウムおよびグリシルリジン酸カリウムのようなアルカリ金属塩である。好まし い塩は、グリシルリジン酸アンモニウムである。
本明細書中で用いる「カルシトニン」なる語は、天然のカルシトニンのみならず 、例えば、天然に存在するアミノ酸残基または配列の1つまたはそれより多くを 、削除した、置換した、逆にするまたは他の誘導化、あるいはN−またはC−末 端を修飾したもの等その種々の誘導化およびアナログをも包含する一連の薬理学 上活性なポリペプチドに言及することを意図している。
以下、本明細書で用いる「カルシトニン」なる一般名辞は、天然または合成物の ような全てのカルシトニンを意味することを意図している。
天然のカルシトニンの例は、構造ニ ーThr−Tyr−Thr−Gln−Asp−Phe−Asn−Lys−Phe −Hls−−Thr−Phe−Pro−Gln−Thr−Ala−11e−Gl y−Val−Gly−−Ala−Pro−NO3 を有するヒトカルシトニン、ケミカル・アブストラクト・サービス登録番号(C AS RN)=21215−62−3 ニーThr−Tyr−Thr−Gln− Asp−Leu−Asn−Lys−Phe−His−−Thr−Phe−Pro −Gln−Thr−5er(le−Gly−Val−Gly−−Ala−F’r o−N)12 を有するラットカルシトニン(CAS RN=11118−25−5):構造ニ ーLys−Leu−5er−Gin−Glu−Leu−His−Lys−Leu −Gln−−Thr−Tyr−Pro−Arg−Thr−Asn−Thr−Gl y−5er−Gly−−Thr−Pro−NO3 を有するサケカルシトニン(CAS RN=47931−85−1);構造ニ ーLys−Leu−5er−Gin−Glu−Leu−His−Lys−Leu −Gln−−Thr−Tyr−Pro−Arg−Thr−Asp−Val−Gl y−Ala−Gly−−Thr−Pro−NO3 を有するウナギカルシトニン(CAS RN=57014−02−5);構造。
H−Cys−Ala−5er−Leu−5er−Thr−Cys−Val−Le u−Gly−−Lys −Leu−5er−Gin−Glu−Leu−Hls− 1,ys−Leu−Gin −−Thr−Tyr−Pro−Arg−Thr−A sp−Val−Gly−Ala−Gly−−Thr−Pro−N)12 を有する還元型ニワトリカルシトニンI (CAS RN=96157−98− 1);構造。
−Lys−Leu−5er−Gln−Glu−Leu−His−Lys−Leu −Gln−−Thr−Tyr−Pro−Arg−Thr−Asp−Val−Gl y−Ala−Gly−−Thr−Pro−NO3 を有するニワトリカルシトニンn (CAS RN=103468−65−1) ;構造ニ ーAla−Tyr−Trp−Lys−Asp−Leu−Asn−Asn−Tyr −His−−Arg−Phe−5er−Gly−Met−Gly−Phe−Gl y−Pro−Glu−−Thr−Pro−NO3 を有する雄つンカルシトニン(CAS RN=26112−29−8);構造ニ ーArg−Phe−5er−Gly−Met−Gly−Phe−Gly−Pro −Glu−−Thr−Pro−N)!2 を有するブタカルシトニン(CAS RN=12321−44−7);構造ニ ーThr−Pro−NH2 を有するヒツジカルシトニン(CAS RN=40988−57−6)を包含す る。
1つまたはそれ以上のアミノ酸を削除したカルシトニンの例として、米国特許第 4.597,900号記載の、des−[Ser”、 Tyr”]−Gly”− 力ルシトニンおよび米国特許第4,304,692号記載のdes−[Tyr” ]−サケ・カルシトニンがある。
天然の配列を修飾したカルシトニンの例として、構造ニーLys−Leu−5e r−Gln−Glu−Leu−)11s−Lys−Leu−Gln−−Thr− Tyr−Pro−Arg−Thr−Asp−Val−Gly−八1a−Gly− Thr−PrO−NH2 を有するウナギ1,7−カルバカルシトニン(エルカトニンCAS RN=60 731−46−6); 構造ニ ーLys−Leu−5er−Gin−Glu−Leu−Hls−Lys−Leu −Gin−−Thr−Tyr−Pro−Arg−Thr−Asn−Thr−Gl y−5er−Gly−−Thr−Pro−NH2 を有すルサ’71.7−’)力にバカルシト=ン(CAS RN=60864− 37−1)を有するヒト1,7−ジカルバカルシトニン(CAS RN=668 11−56−1)のような1,7−ジカルバカルシトニンを包含する。
本発明の関係において、特に好ましいカルシトニンはエルカトニン(CASRN =60731−46−6)である。エルカトニンおよび関連する1、7−ジカル バカルシトニンの製造および特性は、英国特許第1..516,947号(東洋 醸造(株XToyo Jozo))に記載されている。
もう一つの好ましいカルシトニンは、天然のウナギ・カルシトニン(CASRN =57014−02−5)である。ウナギ・カルシトニンの製造および特性は、 米国特許第3.988,309号(マツダ(Matsuda)ら)に記載されて いる。
本発明の組成物は、適当には、薬理的に活性な物質の経粘膜量的および経皮的デ リバリ−の分野で公知の方法により投与できる。該組成物は、例えば、経鼻、舌 下、口内、直腸、腟および結腸粘膜ならびに皮膚に投与できる。これらのものは 、ドロップ、エアロゾール、錠剤、カプセル、粉末、ゲル、軟膏、インサート、 生薬、ペッサリー、膏薬および膜の形態をとることができる。該組成物は、例え ば、欧州特許第127535号(ハダサー・メディカル・オーガニゼーンヨン( Hadassah Medical Organisation) )記載の腸 溶的にコートした固体経口組成物の形態をとることもできる。舌下および口内投 与用の該組成物は、PCT/GB91100651記載のカシュ剤の形態をとる こともできる。かかるカシュ剤は、実質的にデンプンから形成され、適当には、 0.3ないし1.0mmの厚さを有する。
個々の組成物は、経鼻、口内、舌下、直腸および膣粘膜に投与されるよう意図さ れている。
該組成物が鼻腔粘膜へのデリバリ−を意図とする場合、個々の投与形は、溶液、 エアロゾール、ドロップ、ゲルおよび粉末である。
口内および舌下投与用の個々の投与形は、ゲル、懸濁液、錠剤、膏薬、粉末、軟 膏、溶液、エアロゾールおよびカシュ剤である。
エアロゾール処方は、典型的には、生理学的に許容できる水性または非水性の溶 媒中の活性物質の溶液または微細懸濁液からなり、通常は密閉容器中に単もしく は複数投与量で存在する。該密閉容器は、噴霧化装置と用いるためのカートリッ ジまたは詰め替え用容器の形態をとることができ、あるいは、−回投与量経鼻吸 入器(single dose nasal 1nhaler) (仏国特許出 願FR2578426号を参照)または計量バルブを付けたエアロゾールディス ペンサーのような一回使用装置(unitary dispensing de vice)の形態をとることもでき、それは容器の内容物を一回で使い果たすデ ィスポーザブルを意図する。エアロゾールディスペンサーからなる投与形態の場 合、該ディスペンサーは、噴射剤を含有し、それは圧縮空気のような加圧気体ま たはフルオロクロロ炭化水素のような有機噴射剤とすることができる。かかるエ アロゾールディスペンサーは、当該分野でよく知られている。該エアロゾール投 与形態は、ポンプ式の噴霧器の形態をとることもでき、かかる形態も当該分野で よく知られている。投薬エアロゾールスプレー用の噴霧または投薬装置は、典型 的には、10μmよりも大きい大きさの粒子を投与するように設計されている。
有意な量の組成物が、口または鼻腔粘膜と接触して残留し、吸入されていないこ とを保証するため、該粒子は適当には、約10ないし160μmの大きさである 。
該組成物を、液状スプレーとして投与することが意図される場合、液体組成物の 粘度は、必要ならば公知方法に従って調整され、該組成物があスプレーできるこ とを保証する。
該組成物を、直腸および膣粘膜に投与することが意図される場合、個々の投与形 は、ペッサリー、生薬、溶液、泡沫、懸濁液、ゲル、軟膏、錠剤および軟ゼラチ ンカプセルを包含する。
直腸または膣投与用の組成物は、一般的に固体生薬もしくは半固体または液体処 方を詰めた軟ゲラチンカプセルとして提供される。それゆえ、かかる生薬または カプセル処方に用いる賦形剤は、室温および体温で所望の軟度の処方を提供する よう選択され、要すれば混合されることは明らかであろう。かくして、該生薬基 剤またはキャリアーは、例えば、オイル、脂質、ポリグリコール化グリセリドお よびポリエチレングリコールから選択される1つもしくはそれ以上の成分からな りつる。該オイルおよび/または脂質は、好ましくは、主成分としてココナ・ソ ツオイル、ココナツツオイル画分(例えば、ミグリオール(Miglyol)  ) 、ヤシ仁オイル、ヤシ脂質、ココアバターまたはラードのような1つまたは それ以上のトリグリセリドからなる。硬脂質生薬基剤の例は、ウイテブゾール( Witepsol)およびサボシア−(S uppoci re)を包含する。
飽和または不飽和のポリグリコール化グリセリドは、例えば、ゲルシア(Gel ucire)35/ 10.37102または44/14のゲルシア(Gelu cire)なる商標名で入手可能なもののようなC8−18グリセリドおよびポ リエチレングリコールエステルからなる飽和ポリグリコール化グリセリドニラプ ラゾール(L abrasol)なる商標名で入手可能なもののような飽和ポリ グリコール化C,C,。グリセリド:または、例えば、ラブラフイル(Labr afil) WL 2609 B SまたはM2125C3のラブラフイルなる 商標名で入手可能なもののようなc+5−czoグリセリドおよびポリエチレン グリコールエステルからなる不飽和ポリグリコール化グリセリドである。カプセ ル処方に用いる場合、該ポリエチレングリコール成分は、好ましくは、ポリエチ レングリコール−200,300,400または600のように室温で液体であ り、それに対して、固体生薬の場合、高分子量のポリエチレングリコールが好ま しGX0該賦形剤の相対比率は、もちろん、とりわけ処方が要する軟度に依存す る。
ポリグリフール化グリセリドを含有し、所望により、ポリエチレン・ソゲリコー ルを有してもよい。かかる組成物は、例えば、好ましくは、腸溶性コートした硬 または軟ゼラチンカプセルのように経口投与にも適用できる。
該組成物が腸溶性コートされ、経口投与が意図される場合、典型的には、該カル シトニンが胃を素通りし、つづいて好ましくは、大腸で放出されることが確かな コート剤でコートした錠剤またはカプセルの剤型をとることができる。適当なコ ート剤として、アクリル酸/メタクリル酸エステルコポリマー(例えば、オード ラギットS (EudragitS))のようなアニオン性ポリマーが挙げられ る。
本処方に用いる溶媒または液体キャリアーは、好ましくは、水性であるが、生理 学的に許容できる非水性溶媒から選択することもできる。非水性溶媒またはキャ リアーの例は、アルコール、詳細には、ポリエチレングリコールおよびグリセロ ールのようなポリヒドロキシアルコール、ならびにベジタブルおよびミネラルオ イルである。かかる非水性の溶媒またはキャリアーは、溶液、水中油型乳化液お よび油中水型乳化液を形成するために種々の濃度で水に添加できる。該溶媒は、 好ましくは、水である。
溶媒またはキャリアーに加え、本発明の液体処方は、抗酸化剤、安定剤、保存剤 、(例えば、カルバポール、ケルトロールまたはセルロース誘導体のような)粘 度調整剤、(塩化ナトリウム、グリシンまたはマンニトールのような)筋肉緊張 調整剤および緩衝剤のような賦形剤を含有することができる。所望により、さら に、例えば、ベンジルアルコールに加えて、パラベンのような保存剤を用いるこ とができるが、通常必要ではない。
該組成物は、プロテアーゼ・インヒビター、好ましくは、例えば欧州特許第12 7535号記載のような非活性剤プロテアーゼ・インヒビターを含有することも できる。
一般に、上記した組成物は、例えば、[レミントンの医薬科学(Remingt on’sPharmaceutical 5ciences)J 、第17版、 マツダ・パブリッシング・カンノぐニー、1985年(17th Editio n、 Mack Publishing Company、 1985 )参照 の、よく知られた製薬操作に従って製造することができる。軟ゼラチンカプセル は、例えば、WO84103417または欧州特許出願第122463号記載の ごと(製造できる。カッシュ剤処方は、例えば、PCT/GB91100651 記載のごとく製造できる。か(して、例えば、該活性成分は、かソシュ剤を形成 する前にカッシュ剤混合物に配合し、あるいは層またはスプレーの形態にてカッ シュ剤に付することかできる。
本発明の該組成物は、ベージェット病(変形性骨炎)、閉経後のオステオポロー シスを包含するオステオポローシス:グーデック病および種々の高カルシウム症 のような疾病の治療に用いることができる(例えば、「ザ・フィジシャンス・デ スクリファレンス(the Physician’s Desk Refere nce)J 、第42版、1988年、1796および1797頁、(42nd  Edition、 1988. pages 1796 and 1797) Jを参照)。
該組成物は、問題の疾病を治療するために有効なカルシトニン量を含有する投与 量にて患者に投与されるであろう。
本発明の組成物の単位用量中の薬理的な活性物質の量は、カルシトニンの効力お よび該組成物の性質によって変化するであろう。しかし、一般に、ヒトに用いる と意図されている組成物の単位用量は、典型的には、カルシトニンを1ないし4 00インターナシヨナル・ユニット(I nternational Unit s) (I 、 U、 )含有する。エルカトニンの場合、単位用量は、好まし くは、5ないし2001.U、含有する。典型的なエルカトニンの投与量摂生は 、例えば、連日または隔日で、−回投与または分割投与で投与しつる一日当たり 5ないし2001.U、である。
「インターナショナル・ユニット」なる語は、ナショナル・インスチチュート・ フォー・バイオロジカル・スタンダーズ・アンド・コントロール、プランチェ・ レーン、サウス・ミムス、ポーターズ・バー、ハートフォードシアー、イーエフ ロ3キユージー、英国(National I n5titute for B iological 5tandardsand Control、 Blan che Lane、 5outh Mim+ns、 Potters Bar、  Hertfords■奄窒■B EN63QG、 United Kingdolm)により確立された、ヒト、 サケまたはブタカルシトニンまたはエルカトニンのインターナショナル・リファ レンス・プレバレイジョン(1,R,P、)をいう。
該処方が、液体処方、とりわけスプレーの場合、典型的には、単位用量の容量は 、50ないし130mclの範囲である。
本発明の組成物のpHは、組成物中の異なった成分の物理化学的な特性に従って 広い範囲で変化しつる。しかし、適当には、該組成物のpHは、pH3ないし8 の範囲で、好ましくは、約pH4から約pH7である。該pHを調整し、適当な 値に維持するため、緩衝剤を組成物中に含有めることができる。使用できる緩衝 剤の例は、例えば、クエン酸とクエン酸ナトリウム、アセテートおよびホスフェ ートの混合物のようなりエン酸塩を包含する。上記した緩衝剤に(わえ、pHを 調節するため、例えば、水酸化ナトリウムのようなアルカリ金属水酸化物を組み 込むことができる。
ベンジルアルコールの濃度は、組成物の全重量の0.1ないし5.0%(W/W )である。液体またはゲル組成物では、該ベンジルアルコールは、適当には、組 成物100m1当たり領5ないし4gに対応する量で存在する。好ましくは、該 ベンジルアルコールは、約2g/100m1に対応する量で存在する。直腸また 膣投与用の生薬、錠剤および軟ゼラチンカプセルでは、該ベンジルアルコールは 、適当には、組成物100g当たり0.1gないし1gに対応する量で存在する 。
好ましくは、該ベンジルアルコールは、100g当たり0.1ないし0.5gに 対応する量で存在する。
吸収エンハンサ−1該グリシルリジン酸塩の濃度は、典型的には、組成物の全重 量の少な(とも0.1%(W/W) 、適当には、0.1ないし10%(W/W ) 、そして、好ましくは、0.2ないし5%(W/W)である。
該組成物が液体またはゲル組成物の場合、該グリシルリジン酸塩は、適当には、 組成物100m1当たり領5ないし5gに対応する量で存在する。好ましくは、 該グリシルリジン酸塩は、約2g/100m1に対応する量で存在する。直腸ま たは膣投与用の生薬、錠剤および軟ゼラチンカプセルでは、該グリシルリジン酸 塩は、適当には、組成物100g当たり0.1ないし2gに対応する量で存在す る。好ましくは、該グリシルリジン酸塩は、100g当たり0.2gないし1g に対応する量で存在する。
水性組成物では、例えば、液体溶液またゲルのような最終的な医薬的剤型は、溶 液のpH1溶液のイオン強度およびグリシルリジン酸塩の濃度にも依存する。
一般的に、約5,5およびそれ以上のpHを有する組成物は、液体として存在す るが、低pH値を有する組成物は粘度が大きくなる傾向にあり、pH約4.5で ゲル形にて存在する。
ここで、該発明を以下の実施例によりさらに詳細に説明する。
鼻腔、舌下、口内、直腸もしくは膜用処方実施例1−3 表1 実施例番号 エルカトニン(mcg) 300 300 300(65001,U、/+ag  jテアシー)グリシルリジン酸アンモニウム(g) 2 2 2クエン酸(m g) 37 37 37 クエン酸ナトリウムニ水和物 463 463 463塩化ナトリウム(mg)  600 600 600ベンジルアルコール(g) 05 1 2蒸留水 1 00m1まで適量 IN NaOHp)I 6まで適量 実施例1ないし3の処方は、約70℃の温度に調整した温水槽中で、グリシルリ ジン酸アンモニウム、クエン酸、クエン酸ナトリウムニ水和物、塩化ナトリウム 、蒸留水および水酸化ナトリウムを一緒に混合して調製した。得られた溶液を室 温に冷却し、次いで、ベンジルアルコールおよびエルカトニンを添加した。
実施例4−10 以下の組成物は、実施例1−3記載の方法に従って調製した。
表2 実施例番号 エルカトニン (mcg) 3690 3690 3690 7380 738 0 7380 7380(65001,U、7mg ポテンシー)グリシルリジ ン酸アンモニウム(g) 0.52 5 0.51 2 5クエン酸(mg)  37 37 37 37 37 37 37クエン酸ナトリウムニ水和物 46 3 463 463 463 463 463 463(mg) 塩化ナトリウム(mg) 600 600 600 600 600 600  600へ7ゾルアルコール(g) 2 2 2 2 2 2 2蒸留水 100 m1に適量 IN NaOHpH6に適量 実施例11−15 以下の組成物は、実施例1−3記載の方法に従って調製した。
表3 実施例番号 エルカトニン(mcg) 3690 3690 7380 7380 7380 (65001,Il、/mg ポテンシー)クリシルリジン酸アンモニウム(g ) 2 2 2 2 2クエン酸(mg) 37 37 37 37 37クエ ン酸ナトリウムニ水和物(mg) 463 463 463 463 463塩 化ナトリウム(mg) 600 600 600 600 600ヘンシルアル コール(g) 0.5 4 0.5 1 4蒸 留 水 ioQmiに適量 IN NaOHpH6に適量 実施例16−19 表4 実施例番号 エルカトニン(mcg) 3690 3690 7380 7380(6500 1,U、/mg Kテンンー)クリシルリジン酸アンモニウム(g) 2 2  2 2クエン酸(mg) 37 37 37 37クエン酸ナトリウムニ水和物 (+11g) 463 463 463 463塩化ナトリウム(mg) 60 0 600 600 600ヘンノルアルコールCg) 0.5 1 0.5  1メチル p−しドロキノヘンゾエート(a+g) 130 130 130  130ブロヒAp−ヒドロキシヘンゾエー)(mg) 20 20 20 20 蒸留水 100m1に適量 IN NaOHpH6に適量 実施例16から19の処方は、約70℃の温度に調整した温水槽中で、グリシル リジン酸アンモニウム、クエン酸、クエン酸ナトリウムニ水和物、塩化ナトリウ ム、メチルp−ヒドロキシベンゾエート、プロピルp−ヒドロキシベンゾエート 、蒸留水および水酸化ナトリウムを一緒に混合して調製した。得られた溶液を室 温に冷却し、次いで、ベンジルアルコールおよびエルカトニンを添加した。
実施例20−21 以下の組成物は、実施例1から3記載の方法に従って調製した。
表5 実施例番号 エルカトニン(mcg) 3690 7380(65001,U、/mg ボテ yyシー)グリシルリジン酸アンモニウム(g) 2 2クエン酸(mg) 3 7 37 クエン酸ナトリウムニ水和物(mg) 463 463塩化ナトリウム(mg)  600 600ベニジルアルコール(g) 2 2 蒸 留 水 100m1に適量 0、IN NaOHpH4,5に適量 実施例20および21の処方は、ゲルである。
実施例22 エルカトニン(mcg) 7380 (65001,U、/mg ポiン1z−)グリシルリジン酸アンモニウム(g )2酢酸(mg) 200 酢酸ナトリウム三水和物(mg) 200塩化ナトリウム(mg) 600 ベンジルアルコール(g)2 蒸 留 水 mlに適量 100 1N NaOHpHに適量 5.3 実施例22の処方は、約70℃の温度に調節した温水槽中で、グリシルリジン酸 アンモニウム、酢酸、酢酸ナトリウム三水和物、塩化ナトリウム、蒸留水および 水酸化ナトリウムを一緒に混合して調製した。得られた溶液を室温に冷却し、次 いで、ベンジルアルコールおよびエルカトニンを添加した。
試行A 吸収エンハンサ−としてのグリシルリジン酸アンモニウム2%およびベンジルア ルコール2%を含有する実施例3で報告した調製物を、例えば、血清中のカルシ ウム濃度の低下等、ラットにおける薬理動態活性を以下の調製物:ベンジルアル コール(参照調製物A)を除いて実施例3と同じ組成の処方ニゲリシルリジン酸 アンモニウム(参照調製物B)を除いて実施例3と同じ組成の処方;ベンジルア ルコールおよびグリシルリジン酸アンモニウム(参照調製物C)を除いて実施例 3と同じ組成の処方と比較した。
該調製物を、体重160±20gの10匹のスブシーグ・ドーリ−(S pra gueDawley)ラットの群に、100mcl/kg体重の容量で、小さな カテーテルを用いて経鼻投与した。−晩、拘束した該動物を、エルカトニンを回 収する前に、15分間、2% トリブロモエタノール(THE)(9ml/kg 体重、腹膜投与)で麻酔した。
該産物の投与後、0.30.60.120および180分に、各々動物の尾部の 静脈から得た血液サンプルで、(原子吸光分光光度計VARIAN 30/40 で)血清カルシウム濃度を測定した。
該結果を、基準値(0時間)と比較した血清カルシウム濃度の残存率として表し 、表6に報告する。
該調製物の相対効力を評価するために、該AUC(0−180分)値を算出した :該残存血清カルシウムで算出したAUGは、低いAUGはど、より大きな薬理 動態的な効果があることを示唆する。該AUG (0−180分)値ならびに試 験調製物および、グリシルリジン酸アンモニウムまたはベンジルアルコールの一 方を含有しない参照調製物Cと比較した参照調製物AおよびCの間の差(ΔA、 UC)を表7に報告する。
得られた結果は、グリシルリジン酸アンモニウムおよびベンジルアルコールの組 み合わせによる明らかな相乗効果を示している。
表6 基準値と比較した血清カルシウムの残存率0 30分 60分 120分 18 0分実施例3で報告した 100 83.0 73.7 78.7 88.0本 発明の調製物 参照調製物A 100 85.0 76.1 94.7 89.0参照調製物8  100 g9,6 90.5 92.0 89.5参照調製物C100101 ,493,591,79+、、7表7 残存血清カルシウムで算出した AUG (0−180分) AUCΔAUC 実施例3で報告した 14.751 2.318本発明の調製物 参照調製物A 15.884 1.185参照調製物B 16.534 535 参照調製物CI7.069 試行B 吸収エンハンサ−としてのグリシルリジン酸アンモニウム2%およびベンジルア ルコール1%を含有する実施例2で報告した調製物を、例えば、血清中のカルシ ウム濃度の低下等、ラットにおける薬理動態活性の試験において以下の調製物: ベンジルアルコールを除いて実施例2と同じ組成の処方(参照調製物A)ニゲリ シルリジン酸アンモニウムを除いて実施例2と同じ組成の処方(参照調製物B) ;ベンジルアルコールおよびグリシルリジン酸アンモニウムを除いて実施例2と 同じ組成の処方(参照調製物C)と比較した。
試験する方法学は、試行Aに記載したのと同じであった。
血清カルシウムの残存率の結果を表8に報告する。該AUGおよびΔAUC値を 表9に報告する。
得られた結果は、グリシルリジン酸アンモニウムおよびベンジルアルコールの組 み合わせによる明らかな相乗効果を示している。
表8 基準値と比較した血清カルシウムの残存率本発明の調製物 参照調製物A 100 81.4 79.6 g9.8 86.1参照調製物B  100 87.6 92.0 87.6 85.8参照調製物C10096, 887,790,490,4表9 残存血清カルシウムで算出した AUC(0−180分) AUCΔAUC 実施例2で報告した 14.631 1.959本発明の調製物 参照調製物A I5.535 1.055参照調製物B 16.090 500 参照調製物CI6.590 実施例23および24 表10 実施例番号 サケカルシトニン(mcg) 9090 18180(55001,U、/ag  #テンンー)グリシルリジン酸アンモニウム(g) 2 2クエン酸(mg)  37 37 クエン酸ナトlJ’7ムニ水和物(a+g) 463 463ベンジルアルコー ル(g) 2 2 塩化ナトリウム(+ng) 600 600蒸 留 水 100m1に適量 IN NaOHpH6に適量 実施例23および24の処方は、約70℃の温度に調節した温水槽中で、グリシ ルリジン酸アンモニウム、クエン酸、クエン酸ナトリウムニ水和物、塩化ナトリ ウム、蒸留水および水酸化ナトリウムを一緒に混合して調製した。得られた溶液 を室温に冷却し、次いで、ベンジルアルコールおよびサケカルシトニンを添加し た。
実施例25および26 表11 実施例番号 ウナギカルシトニン(a+cg) 10000 20000(5000L U、 /ig ポテンシー)グリシルリジン酸アンモニウム(g) 2 2クエン酸( mg) 37 37 クエン酸ナトリウムニ水和物(mg) 463 463ベンジルアルコール(g ) 2 2 塩化ナトリウム(mg) 600 、 600蒸 留 水 100m1に適量 IN NaOHpH6に適量 実施例25および26の処方は、約70℃の温度に調節した温水槽中で、グリシ ルリジン酸アンモニウム、クエン酸、クエン酸ナトリウムニ水和物、塩化ナトリ ウム、蒸留水および水酸化ナトリウムを一緒に混合して調製する。得られた溶液 を室温に冷却し、次いで、ベンジルアルコールおよびウナギカルシトニンを添加 する。
実施例27および28 表 12 実施例番号 ニワトリカルシトニンTl (a+cg) 10000 20000(5000 1,U、/mg ポテンシー)グリシルリジン酸アンモニウム(g) 2 2ク エン酸(mg) 37 37 クエン酸ナトリウム三水和物(mg) 463 463ベンジルアルコール(g ) 2 2 塩化ナトリウム(Ilg) 6oo 6o。
蒸留水 100m1に適量 IN NaOHpH5に適量 実施例27および28の処方は、約70’Cの温度に調節した温水槽中で、グリ シルリジン酸アンモニウム、クエン酸、クエン酸ナトリウムニ水和物、塩化ナト リウム、蒸留水および水酸化ナトリウムを一緒に混合して調製した。得られた溶 液を室温に冷却し、次いで、ベンジルアルコールおよびニワトリカルシトニン■ を添加した。
実施例29および30 表 13 実施例番号 ヒトカルシトニン(mcg) 250 500(2001,υ、 /mg ボテ ンシー)グリシルリジン酸アンモニウム(g) 2 2クエン酸(mg) 37  37 クエン酸ナトリウムニ水和物(mg) 463 463ベンジルアルコール(g ) 2 2 塩化ナトリウム(mg) 600 600蒸 留 水 100m1に適量 IN NaOHpH6に適量 実施例29および30の処方は、約70°Cの温度に調節した温水槽中で、グリ シルリジン酸アンモニウム、クエン酸、クエン酸ナトリウムニ水和物、塩化ナト リウム、蒸留水および水酸化ナトリウムを一緒に混合して調製する。得られた溶 液を室温に冷却し、次いで、ベンジルアルコールおよびヒトカルシトニンを添加 する。
実施例31および32 表 14 実施例番号 ブタカルシトニン(mg) 834 1668(601,U、/mgmデポシー ) グリシルリジン酸アンモニウム(g) 2 2クエン酸(mg) 37 37 クエン酸ナトリウムニ水和物(mg) 463 463ベンジルアルコール(g ) 2 2 塩化ナトリウム(mg) 600 600蒸 留 水 100m1に適量 IN NaOHpH6に適量 実施例31および32の処方は、約70’Cの温度に調節した温水槽中で、グリ シルリジン酸アンモニウム、クエン酸、クエン酸ナトリウムニ水和物、塩化ナト リウム、蒸留水および水酸化ナトリウムを一緒に混合してtIR製した。得られ た溶液を室温に冷却し、次いで、ベンジルアルコールおよびブタカルシトニンを 添加した。
経鼻投与用の粉末 実施例33および34 表 15 実施例番号 エルカトニン(mg) 3.69 7、38(65001、U、 /m gポf ンシ−)グリシルリジン酸アンモニウム(g) 2.0 2.0ベンジルアルコ ール(g) 2.0 2.0適量のラクトース(g) 25.0 25.0実施 例33および34の処方は、ラクトースを、ベンジルアルコールおよびエルカト ニンの水溶液で湿潤させ、真空下に乾燥することにより調製した該乾燥粉末をグ リシルリジン酸アンモニウムと混合し、該最終混合物を硬ゼラチンカプセル(各 カプセル25mg)に入れる。
該粉末を、カプセルに穴をあけた後、経鼻吸入器を用いて投与する。
舌下錠剤 実施例35および36 表16 実施例番号 エルカトニン(mg) 7.7 15.4(65001、U、 /m gポテン シー)グリシルリジン酸アンモニウム(g) 4.0 4.0ベンジルアルコー ル(g) 4.0 4.0シュークロース(g) 35. O35,0マンニト ール(g) 35. O35,0ポリエチレングリコール6000(g) 10 .0 10.0適員のラクトース(g) 120.0 120.0実施例35お よび36の処方は、マンニトールおよびラクトースをシュークロースと一緒に混 合することにより調製する。得られた混合物を、ベンジルアルコールおよびエル カトニンの水溶液で湿潤し、ステンレス・スチール・スクリーンを通して粉状化 し、真空下に乾燥する。該乾燥顆粒をポリエチレングリコールおよびグリシルリ ジン酸アンモニウムと混合し、次いで、各々120mgの錠剤に圧縮する。
口内錠剤 実施例37および38 表17 実施例番号 エルカトニン(mg) 7.7 15.4(65001、U、 /m gポテン シー)グリシルリジン酸アンモニウム(g) 4.0 4.0ベンジルアルコー ル(g) 4.0 4.0シュークロース(g) 30.0 30.0マンニト ール(g) 35. O35,0ポリエチレングリコール6000(g) 15 .0 15.0カーボポール934 (g) 15. O15,0適量のラクト ース(g) 150.O150,0実施例37および38の処方は、マンニトー ルおよびラクトースをシュークロースと一緒に混合することにより調製する。得 られた混合物を、ベンジルアルコールおよびエルカトニンの水溶液で湿潤し、ス テンレス・スチール・スクリーンを通して粉状化し、真空下に乾燥する。該乾燥 顆粒をグリシルリジン酸アンモニウム、カーポポールおよびポリエチレングリコ ールと混合し、次いで、各々150mgの錠剤に圧縮する。
結腸デリバリ−用経口錠剤 実施例39および40 表18 実施例番号 エルカトニン(mg) 15.4 30.8(65001、U、 /m gボテ ンシー)グリシルリジン酸アンモニウム(g) 6.0 6.0ベンジルアルコ ール(g) 4.0 4.0プレーゼラチン化デンプン(g) 80.0 80 .0マグネシウムステアレート(g) 2.0 2.0適量のラクトース(g)  210.0 210.0オードラギツトS (EudragitS) (g)  20.0 20.0ポリエチレングリコール6000(g) 2.0 2°0 実施例39および40の処方は、プレーゼラチン化デンプンおよびラクトースを 一緒に混合することにより調製する。得られた混合物を、ベンジルアルコールお よびエルカトニンの水溶液で湿潤し、ステンレス・スチール・スクリーンを通し て粉状化し、真空下に乾燥する。該乾燥顆粒をグリシルリジン酸アンモニウムお よびマグネシウムステアレートと混合し、次いで、各々21omgの錠剤に圧縮 する。
該錠剤をポリエチレングリコールおよびオードラギットの水性懸濁液で最終重量 232mg/錠剤に被覆した。
膣投与用投薬 実施例41および42 表19 実施例番号 エルカトニン(mg) 15.4 30.8(65001、U、 /m gポテ ンソー)グリシルリジン酸アンモニウム(g) 8.0 8.0ベンジルアルコ ール(g) 8.0 8.0コーンスターチ(g) 180.0 180.0ア ジピン酸(g) 140.0 140.0重炭酸ナトリウム(g) 110.0  110.0マグネシウムステアレート(g) 20.0 20.0適量のラク トース(g) 1600.0 1600.0実施例41および42の処方は、グ リシルリジン酸アンモニウム、コーンスターチ、アジピン酸およびラクトースを 一緒に混合すること(こより調製する。得られた混合物を、ベンジルアルコール およびエルカトニンの水溶液で湿潤し、ステンレス・スチール・スクリーンを通 して粉状化し、真空丁に乾燥する。該乾燥顆粒を重炭酸ナトリウムおよびマグネ シウムステアレートと混合し、次Il)で、各々1.6gの錠剤に圧縮する。
直腸投与用の投薬 実施例43 エルカトニン(mg) 15.4 (65001,U、/mgポテンシー)グリシルリジン酸アンモニウム(g)  6.0ベンジルアルコール(g) 4.0 蒸留水(g) 100.0 適量の硬化脂(g) 1500.0 実施例43の処方は、約70℃の温度に調整した温水槽中で、グリシルリジン酸 アンモニウム、ベンジルアルコールおよび蒸留水を一緒に混合することにより調 製する。該溶液を約40℃に冷却し、エルカトニンを溶解し、次いで、得られた 溶液を約40℃で融解する硬化脂に配合する。
最終混合液を生薬鋳型に流し込み、室温に冷却し、かくして各々1.5gの生薬 が得られる。
膣または直腸投与用処方 実施例44−46 表20 実施例番号 エルカトニン(mg) 7.4 14.8 29.6(65001、U、 /m  gボテンシー)ポリエチレングリコール600(g) 550.0 550. 0 550.0ゲルシア44/14 (g) 400.0 400.0 400 .0蒸留水(g) 42.142.142.1グリシルリジン酸アンモニウム( g) 5.0 5.0 5.0ベンジルアルコール(g) 2.0 2.0 2 .0塩化ナトリウム(mg) 300.0 300.0 300.0クエン酸ナ トリウムニ水和物(mg) 231.5 231.5 231.5水酸化ナトリ ウム(mg) 350.0 350.0 350.0クエン酸(mg) 18. 5 1g。5 18.5実施例44から46の処方は、約70℃の温度に調整し た温水槽中でグリシルリジン酸アンモニウム、クエン酸、クエン酸ナトリウムニ 水和物、塩化ナトリウム、水酸化ナトリウム、蒸留水およびエルカトニンを一緒 に混合することにより調製した。
得られた溶液を、約55℃に冷却し、約55℃に加熱したゲルシア、ポリエチレ ングリコールおよびベンジルアルコールの混合物の中へ処方化した。
該最終混合物を約30℃に冷却し、軟ゼラチンカプセルへ充填した(各々のカプ セルにIg)。
実施例47−49 表21 実施例番号 エルカトニン(mg) ?、4 14.8 29.6(65001,U、/mg ポfン’、i−)ポリエチレングリコール600 (g) 400.0 400 .0 400.0ウイツチゾール S 55 (g) 450.0 45G、0  450.0ミグリオール 812(g) 100°0 100.0 100. 0蒸留水(g) 42.142.142.1グリシルリジン酸アンモニウム(g ) 5.0 5.0 5.0ベンジルアルコール(g) 2.0 2.8 2. 0塩化ナトリウム(mg) 300.0 300.0 300.0クエン酸ナト リウムニ水和物(mg) 231.5 231.5 231.5水酸化ナトリウ ム(mg) 350.0 350.0 350.0クエン酸(mg) 18.5  18.5 18.5実施例47から49の処方は、約70℃の温度に調整した 温水槽中で、グリシルリジン酸アンモニウム、クエン酸、クエン酸ナトリウムニ 水和物、塩化ナトリウム、水酸化ナトリウム、蒸留水およびエルカトニンを一緒 に混合して調製した・得られた溶液を、約55℃に冷却し、約55℃に加熱した ウィッチゾール、ミグリオール、ポリエチレングリコールおよびベンジルアルコ ールの混合液に取り込ませた。
最終的な溶液を、約30℃に冷却し、軟ゼラチンカプセルに充填した(各々のカ プセルにIg)。
経皮投与用投薬 実施例 50 エルカトニン(mg) 6 (65001、U、 /m gボfン’i−)グリシルリジン酸アンモニウム( g)2ベンジルアルコール(g)2 カーポポール934(g) 2 クエン酸(mg) 37 クエン酸ナトリウムニ水和物(mg) 463塩化ナトリウム(mg) 600 蒸 留 水 100gに適量 IN NaOHpH6に適量 実施例50の処方は、約70℃の温度に調整した温水槽中で、グリシルリジン酸 アンモニウム、クエン酸、クエン酸ナトリウムニ水和物、塩化ナトリウム、カー ボポール934、水酸化ナトリウムおよび蒸留水の一部を一緒に混合して調製す る。得られたゲルを、室温に冷却し、次いで、残りの部分の蒸留水中のエルカト ニンおよびベンジルアルコール溶液を添加する。
該最終的なゲルを、各々の膏薬に500mg充填する。
経鼻、舌下、口内、直腸または膣投与用処方実施例51−52 表22 実施例番号 エルカトニン(mcg) 3690 7380(65001,U、/mg ポテ ンシー)グリシルリジン酸アンモニウム(g) 2 2クエン酸(mg) 37  37 クエン酸ナトリウムニ水和物(mg) 463 463マンニトール(g) 3 .3 3.3 ベニジルアルコール(g) 2 2 蒸 留 水 100m1に適量 IN NaOHpH6に適量 実施例51および52の該処方は、約70℃の温度に調整した温水槽中でグリシ ルリジン酸アンモニウム、クエン酸、クエン酸ナトリウムニ水和物、マンニトー ル、蒸留水および水酸化ナトリウムを混合して調製した。得られた溶液を室温に 冷却し、次いで、ベンジルアルコールおよびエルカトニンを添加した。
実施例53−54 表23 実施例番号 エルカトニン(m c g) 3690 7380(65001,U/ag ポ テンシー)グリシルリジン酸アンモニウム(g) 2 2クエン酸(mg) 3 7 37 クエン酸ナトリウムニ水和物(mg) 463 463グリシン(g) 1.6  1.6 ベンジルアルコール(g) 2 2 蒸 留 水 100m1に適量 IN NaOHpH6に適量 実施例53および54の調製物は、約70℃の温度に調整した温水槽中で、グリ シルリジン酸アンモニウム、クエン酸、クエン酸ナトリウムニ水和物、グリシン 、蒸留水および水酸化ナトリウムを一緒に混合することにより調製した。得られ た溶液を室温に冷却し、次いで、ベンジルアルコールおよびエルカトニンを添加 した。
実施例55−56 表23 実施例番号 エルカトニン(m c g) 1480029600148002960014 80029600(65001,U、/mg Kテンシー)グリシルリジン酸ア ンモニウム(g)222222クエン酸(mg) 37 37 37 37 3 7 37クエン酸ナトリウムニ水和物(mg)463463463463463 463塩化ナトリウム(mg) 6006θ0− − − −マンニトール(g ) −−3,33,3−−グリシン(g) −−−−1,61,6ベニジルアル コール(g) 2 2 2 2 2 2蒸 留 水 100m1に適量 IN NaOHpH5に適量 該組成物は、実施例1と同類の方法で調製する。
フロントページの続き イタリア国ミラノ20021バランツァーテ・ディ・ボッシーテ、ヴイア・ザン ベレッティ(番地の表示なし) スミスクライン・ビーチャム・ファーマシュー ティチ・ソシエタ・ベル・アチオニ (72)発明者 ピンツ乙マリオ イタリア国ミラノ20021バランツアーテ・ディ・ボッシーテ、ヴイア・ザン ベレッティ(番地の表示なし) スミスクライン・ビーチャム・ファーマシュー ティチ・ソシエタ・ベル・アチオニ

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.カルシトニンと、有効量の吸収エンハンサーであるグリシルリジン酸塩と、 有効量のベンジルアルコールと、医薬的に許容できるキャリアーとからなる医薬 組成物。
  2. 2.グリシルリジン酸塩が、グリシルリジン酸アンモニウムである請求項1記載 の組成物。
  3. 3.グリシルリジン酸塩が、該組成物の全重量の少なくとも0.1%(w/w) に対応する濃度で存在する請求項1または2記載の組成物。
  4. 4.ベンジルアルコールの濃度が、0.1ないし5.0%(w/w)である請求 項1から3記載のいずれかの組成物。
  5. 5.カルシトニンが、エルカトニンである請求項1から4記載のいずれか1つの 組成物。
  6. 6.付加的にポリグリコール化グリセリドを含有する請求項1から5記載のいず れか1つの組成物。
  7. 7.経鼻、舌下、口内、直腸または膣粘膜に適用するのに適当な液状、ゲルまた は半固体の形態である請求項1から6記載のいずれか1つの組成物。
  8. 8.該グリシルリジン酸塩が、組成物100m1当たり0.5ないし5gに対応 する量で存在し、該ベンジルアルコールが、組成物100m1当たり0.5ない し4gに対応する量で存在する請求項1から7記載のいずれか1つの組成物。
  9. 9.キャリアーとして、約pH6に緩衝された水溶液と、;無毒で有効量の保存 剤と、;組成物100m1当たり20.000−200.000インターナショ ナルユニットのエルカトニンと、約2gのグリシルリジン酸塩と、約2gのベン ジルアルコールとからなる液体医薬組成物。
  10. 10.スプレーとしての投与用に充填されている請求項1から9記載のいずれか 1つの組成物。
  11. 11.直腸または膣投与のための請求項1から6記載のいずれか1つの組成物。
  12. 12.グリシルリジン酸塩が、組成物100g当たり0.1ないし2gに対応す る量で存在し、ベンジルアルコールが、組成物100g当たり0.1ないし1g に対応する量で存在する請求項11記載の組成物。
  13. 13.約4ないし約7の範囲のpHを有する請求項1から12記載のいずれか1 つの組成物。
  14. 14.実質的に、実施例1から60に出典して記載のごとく、カルシトニン、ペ ンジルアルコールおよびグリシルリジン酸塩を含有する医薬組成物。
  15. 15.実質的に、実施例1ないし60に出典して記載のごとく、カルシトニン、 ベンジルアルコールおよびグリシルリジン酸塩を含有する医薬組成物の製造方法 。
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