JPH0749874B2 - 換気空調装置 - Google Patents

換気空調装置

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JPH0749874B2
JPH0749874B2 JP61109669A JP10966986A JPH0749874B2 JP H0749874 B2 JPH0749874 B2 JP H0749874B2 JP 61109669 A JP61109669 A JP 61109669A JP 10966986 A JP10966986 A JP 10966986A JP H0749874 B2 JPH0749874 B2 JP H0749874B2
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JP
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air conditioner
air
tritium
catalyst
ventilation
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重忠 小林
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Toshiba Corp
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/10Nuclear fusion reactors

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  • Central Air Conditioning (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、建屋内の換気空調装置に係り、特に核融合施
設、核燃料再処理施設等のトリチウム関連施設における
換気空調装置に関する。
(従来の技術) 従来、核融合施設、核燃料再処理施設等のトリチウム関
連施設の建屋内ではこの建屋内の収納されている各設備
からトリチウムガスが発生する可能性があることから、
通常の換気空調対策の他にトリチウムの除去対策を講じ
た換気空調装置が使用されている。
さて、トリチウムガス発生の問題がない施設で使用され
ている換気空調装置の一般的なものは第3図に示すよう
に、空調対象室1と一連の換気空調装置の間を循環用配
管2で連絡し、送風機3により給排気を行う。空調対象
室1から排気された雰囲気空気は加湿器4、空調機5、
送風機3の順序で流され調整される。空調機5は、粗フ
ィルタ6、冷却コイル7、加熱コイル8等から構成され
ている。
すなわち送風機3により空調対象室1から排出された雰
囲気空気は加湿器4により加湿された後、空調機5に組
込まれている粗フィルタ6により微粒子等の塵埃を除去
され、冷却コイル7で冷却または除湿がなされ、加熱コ
イル8で加湿される。一般的にはこのような換気空調装
置を用いて雰囲気空気を所定の温度および湿度の範囲内
の調整制御している。
上述したような換気空調装置では、空調対象室1内でト
リチウムの発生が生じた場合、このトリチウム除去手段
としては、空調機5における温湿度コントロールを解除
し、加湿器4にて蒸気を過剰に加えることによりトリチ
ウム蒸気を希釈し、このトリチウムを含む水蒸気は冷却
コイル7によってその温度の過飽和分が濃縮除去され
る。このようにして雰囲気空気を繰り返し循環させつつ
トリチウムの低減がなされる。
しかしながら上述したような換気空調装置では、トリチ
ウムの酸化物はドレンとなって濃縮するので雰囲気から
除去することができるが、単体トリチウムについてはそ
の沸点が極端に低いので上述した手段では除去すること
ができない。特に空調対象室1内で発生するトリチウム
の形態が単体の形であれば全く除去効果は期待できない
という問題があった。
そこでこの問題を解決するために第4図に示すようにト
リチウム浄化装置を空調対象室に直接設置したものもあ
る。図示したようにトリチウム浄化設備9は空調対象室
1との間を配管でつながれブロワ10によって給排気され
る。すなわち空調対象室1から排気された汚染空気はブ
ロワ10、予熱器11、触媒塔12、冷却器13、吸着塔14、フ
ィルタ15を経てトリチウム処理される。ここで触媒塔12
は、単体トリチウム(T2、TD、TH)を酸化物に変化させ
るためのもので、適温に保つために図示を省略したヒー
タで調整するとともに予熱器11で予め排気された汚染空
気を加熱しておく。また吸着塔14は酸化されたトリチウ
ム水蒸気を吸着除去するためのものであるが、その際ト
リチウム水蒸気の温度は低いほど効率がよくなるので、
前段階として触媒塔12を出たトリチウム水蒸気を冷却器
13で室温程度まで下げておく。吸着塔14は時間経過とと
もにトリチウム水蒸気で飽和に達するので、そのときは
予備機の吸着塔に切り換え、飽和に達した吸着塔は再生
設備16によって再生される。このとき吸着塔内に吸着し
ていた水蒸気は蒸発し再生設備内でドレン化し回収され
る。このようにトリチウム浄化設備9を換気空調装置と
併用することによってトリチウムが発生した場合でもこ
れを浄化処理することができる。
なお第3図および第4図とも加湿器4と空調機5の順序
を入れ替えた例もある。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら上述した換気空調装置では、発生したトリ
チウムの形態のいかんによらずトリチウムの除去が可能
であるが、トリチウム除去装置がおおがかりな設備とな
るため配置スペースが大きくなるという問題があり、ま
た建屋建設費の上昇の原因にもなっていた。
そこで本発明は、上述した問題を除去するためになされ
たもので、空調対象室内で発生したトリチウムが単体を
含めいかなる形態であってもその除去が可能であり、し
かも小型で設置スペースを取らない換気空調装置を提供
することを目的する。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) 本発明によれば、空調対象室と、この空調対象室内の雰
囲気空気の浄化を行なう空調機と、空調対象室と空調機
を連絡して空調対象室内の雰囲気空気の循環用流路とな
る循環用配管とを備えてなる換気空調装置において、空
調機または循環用配管内にトリチウムを除去する触媒を
配置したことを特徴とする換気空調装置が得られる。
(作用) 本発明では、通常の換気空調装置に設けられた換気用空
気流路に触媒を配置することによって単体トリチウムを
酸化物蒸気に変換して冷却凝縮し、これを除去すること
ができる。
(実施例) 以下、本発明の実施例について図を参照にしながら説明
する。なお第3図と同一部分には同一符号を付して重複
する部分の説明を省略する。
第1図は本発明を適用した一実施例の核融合施設用換気
空調装置を示すもので、空調機5の最下流位置にパラジ
ウムあるいは白金担持のアルミナセラミック等の触媒17
を設置したものである。触媒17は既に空調機5に設置さ
れている粗フィルタ6、冷却コイル7、加熱コイル8と
同様のカセット式の容器に粒子上触媒17を充填したもの
でよいが、触媒17そのものの形はハニカム状のもの、あ
るいは板状のものを各々カセット式にしたものでもよ
い。
このような換気空調装置では空調対象室1で発生したト
リチウムは送風機3によって雰囲気空気とともに排気さ
れ、循環用配管2を通り空調機5に流入する。空調機5
で浄化された雰囲気空気は加湿機4、送風機5を経て循
環用配管2内を流れて再び空調対象室1へと送り込まれ
る。空調機5は、粗フィルタ6、冷却コイル7、加熱コ
イル8、触媒17により構成されており、空調機5に流入
した雰囲気空気はまず粗フィルタ6によって微粒子等の
塵埃を除去され、次に冷却コイル7を通過しここで冷却
凝縮法によって除湿される。そして加熱コイル8によっ
て加温された後触媒17に接触することで単体トリチウム
成分が酸化物蒸気に転換される。さらに空気は加湿器4
によって水蒸気を添加され希釈される。本実施例では湿
分の小さいところで触媒の働きをより有効にするため加
湿器4は触媒の下流に設置している。このようにして浄
化調整された空気は再び空調対象室1に戻される。トリ
チウム水蒸気の除去は冷却コイル7に触れることで凝縮
除去される。
このような換気空調装置では、雰囲気空気は空調対象室
1と空調機5との間を循環するので、一回限りのOne-th
rough方式と異なり触媒量が少なくて効率が小さくても
問題はない。
本実施例における核融合施設用換気空調装置は、従来使
用されていた換気空調装置に触媒を設置することで単体
トリチウムの除去が可能となり、またその設置手段も空
調機5の中に触媒17のみを組込むだけの構造であるた
め、トリチウム浄化設備を別に設置する場合と異なり経
済的であり、したがって配置スペース拡大の必要がな
い。また触媒量としても大きなものは不要である。
本発明の他の実施例として第2図に示すように触媒17を
加湿器4の上流側の循環用配管にバイパスさせて配置し
たものも考えられる。この場合雰囲気空気の一部が触媒
17に接触することにより少しずつ単体トリチウムが酸化
され、循環を繰り返すことにより最終的には上述した第
1の実施例と同様の効果を得ることができる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明の換気空調装置によれば、従
来の換気空調装置に対し触媒を設置することにより従来
除去できなかった単体トリチウムの除去が可能となる。
またトリチウム浄化設備を別に設置する必要がないの
で、経済的で設置スペースが小さくてすみ、さらには触
媒量としても大きなものが不要になるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明を適用した核融合施設用換
気空調装置のそれぞれ第1、第2の実施例の配置構成を
示す図、第3図および第4図は従来の換気空調装置の配
置構成を示す図である。 1……空調対象室 2……循環用配管 3……送調機 4……加湿器 5……空調機 6……フィルタ 7……冷却コイル 8……加熱コイル 17……触媒

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】空調対象室と、前記空調対象室内の雰囲気
    空気の浄化を行なう空調機と、前記空調対象室と前記空
    調機を連絡して前記空調対象室内の雰囲気空気の循環用
    流路となる循環用配管とを備えてなる換気空調装置にお
    いて、 前記空調機または前記循環用配管内にトリチウムを除去
    する触媒を配置したことを特徴とする換気空調装置。
JP61109669A 1986-05-15 1986-05-15 換気空調装置 Expired - Lifetime JPH0749874B2 (ja)

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JP61109669A JPH0749874B2 (ja) 1986-05-15 1986-05-15 換気空調装置

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JP61109669A JPH0749874B2 (ja) 1986-05-15 1986-05-15 換気空調装置

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JPS62268931A JPS62268931A (ja) 1987-11-21
JPH0749874B2 true JPH0749874B2 (ja) 1995-05-31

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