JPH0749751Y2 - 回路接続構造 - Google Patents

回路接続構造

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JPH0749751Y2
JPH0749751Y2 JP1990124158U JP12415890U JPH0749751Y2 JP H0749751 Y2 JPH0749751 Y2 JP H0749751Y2 JP 1990124158 U JP1990124158 U JP 1990124158U JP 12415890 U JP12415890 U JP 12415890U JP H0749751 Y2 JPH0749751 Y2 JP H0749751Y2
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隆悦 及川
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  • Connections Arranged To Contact A Plurality Of Conductors (AREA)
  • Connection Or Junction Boxes (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
  • Multi-Conductor Connections (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、コネクタや電気ブロック等の端子回路の所望
位置を連結端子で断続して所望の回路パターンを形成可
能な回路接続構造に関するものである。
〔従来の技術〕
第8図は、実開昭55-75086号に記載された分岐コネクタ
の回路接続構造を示す分解斜視図である。
図で、34は、雌コネクタを示し、該雌コネクタ34には、
三つの雄タブ35を有する分岐端子36を二つずつ二列に並
設してあり、該雄タブ35には相手側雄コネクタ37の雌端
子38を一対一で接続させる。該分岐端子36には、係止孔
39を設けてあり、第9図に、第8図のA−A断面図を示
すように、該分岐端子36は、ハウジング本体33に設けら
れた可撓ロック片40に該係止孔39を係合させて着脱可能
に固定される。第10図は、該分岐端子36の雄タブ35と相
手側雌端子38との接続回路図を示すものである。
そして、車両の仕様によって、第11図に示す接続回路を
必要とする場合には、第12図に示す如く、四つの雄タブ
41と二つの雄タブ43とを有する各分岐端子42,44を用意
し、ハウジング本体33を共用化して分岐端子36,42,44を
交換することで対応していた。なお、この構造は、コネ
クタ34に限らず、ヒューズブロック等の電気ブロックに
も適用可能である。
しかしながら、上記構造にあっては、車両仕様の多用化
に伴って、多種類の分岐端子36,42,44…を設定しなけれ
ばならず、製造や管理等の面でコスト高になるという問
題があった。
〔考案が解決しようとする課題〕
本考案は、上記した点に鑑み、多種類の分岐端子を用意
しなくとも多用な接続回路を得ることができるコネクタ
や電気ブロック等の回路接続構造を提供することを目的
とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案は、帯板状の連結部
に複数の雄タブを垂下形成して成る分岐端子と、複数の
該分岐端子を収容可能なハウジング本体と、該雄タブに
対する接続コネクタとで構成される回路接続構造におい
て、隣接する各分岐端子の連結部の切断端部が対向して
位置し、該対向する切断端部に対する各一対の挟持部と
該一対の挟持部の間の挟持溝とを有する連結端子を備
え、該対向する切断端部の間に該連結端子を着脱可能で
あることを特徴とする。また、前記ハウジング本体に対
するカバーに、前記連結端子の一対の挟持溝の間に形成
された嵌合孔に対する保持突起を設けることも可能であ
る。
〔作用〕
隣接する各分岐端子の連結部の切断端部が連結端子の一
対の挟持溝に嵌合する。これにより各分岐端子が連結部
長手方向に直列に接続される。該連結端子は挟持溝を連
結部の切断端部にスライド嵌合させ、一対の挟持部で該
切断端部を挟んで接続させる。該連結端子は連結部に対
してスライド式に着脱自在である。そして所望の分岐端
子の間に連結端子を適宜配設することにより、複数の雄
タブを有する一定数の分岐端子の間で多様な電気回路が
設定される。また、カバーの保持突起に予め連結端子を
嵌合させておけば、ハウジング本体へのカバーの閉止と
同時に連結端子が各分岐端子の間に挿着される。
〔実施例〕
第1図は、本考案に係る回路接続構造の一実施例を示す
分解斜視図、第2図は、同じく組付状態(電気ブロック
E1)を示す斜視図であり、それぞれ上下を逆にして描い
てある。
図で、1は、合成樹脂製のハウジング本体を示し、該ハ
ウジング本体1の内部には、複数(図では三つ)の分岐
端子2〜4に対する略コの字状の挿着溝5を設けると共
に、該挿着溝5の外側にリード端子6の挿着孔7を設け
てある。これらの分岐端子2〜4は、連結部32,32″に
二つ及び三つの雄タブ8,8″を垂設した板状の分岐端子
2,4と、連結部32′に三つの雄タブ8′を垂設した略コ
の字状の分岐端子3とにより構成され、各分岐端子2〜
4は、前記挿着溝5内に圧入等の手段で固定される。ま
た、前記リード端子6は、該分岐端子2〜4の各雄タブ
8〜8″に対応して同数配置される。そして、隣接する
分岐端子2と3(3と4)の間9(10)に連結端子11を
選択的に挿着する。第3図は、その状態の拡大図であ
り、該連結端子11は、一枚の帯状導電金属板を折り曲げ
て、隣合う分岐端子2,3の切断端部46に対する左右各一
対の矩形状挟持部45と、該一対の挟持部45の間の挟持溝
12とを形成したものである。また、第4図に示すよう
に、挟持溝12′の先端に一対の環状挟持部13を形成した
連結端子11′を用いてもよい。
そして、前記分岐端子2〜4の雄タブ8〜8″と前記リ
ード端子6とに対して前後二つずつのコネクタ14を接続
する。第5図(a)〜(c)は、その回路接続状態を示
すものであり、図(a)は、連結端子11なしの場合、図
(b)は、連結端子11を分岐端子2と3との間に挿着し
た場合、図(c)は、同じく分岐端子3と4との間に挿
着接続した場合を示す。
第6図は、本考案に係る回路接続構造の他の実施例を示
す分解斜視図である。
図で、15は、電気ブロックE2における合成樹脂製のハウ
ジング本体を示し、該ハウジング本体15内には、前例と
同様な分岐端子2′,3′,4′に対するコの字状の挿着溝
16とリード端子6′の挿着孔17とを設けると共に、該挿
着溝16に沿って複数の凹字状ガイド溝18を対向して並設
してある。該ガイド溝18は、後述する連結端子19の案内
及び保持を行わせるものである。20は、前記ハウジング
本体15に対する合成樹脂製のカバーを示し、該カバー20
の内面には、分岐端子2′〜4′の間隙9′,10′に対
応する位置に連結端子19に対する保持突起21,21を設け
ると共に、前記ガイド溝18に対する係合突起23と、リー
ド線24に対する導出孔25と、ハウジング本体15の外壁面
に設けられた係止突起26に対する係合枠片27とを設けて
ある。
第7図は、連結端子19をカバー20の保持突起21(22)に
選択的に嵌合させ、分岐端子2′と3′(3′と4′)
の間に挿着する状態を示すものである。該連結端子19
は、導電金属材を一体成形して、基部28の左右に各一対
の挟持片29,29を突設して分岐端子2′と3′(3′と
4′)に対する挟持溝30,30を形成させると共に、該基
部28の中央に、前記保持突起21(22)に対する嵌合孔31
を設けてなるものである。そして、カバー20をハウジン
グ本体15に閉止させることによって、隣合う分岐端子
2′と3′(3′と4′)を連結端子19で接続させるこ
とができるのである。
なお、上記実施例においては、三つの分岐端子2〜4
(2′〜4′)を用いたが、雄タブ6(6′)に対応す
る数の分岐端子を用いれば(雄タブすなわち分岐端子と
すれば)、任意の接続パターンを得ることができる。ま
た、本考案は、電気ブロックE1,E2に限らず、従来例で
示したようなコネクタ(第8図の33)や図示しない電気
接続箱にも適用できるものである。
〔考案の効果〕
以上の如くに、本考案によれば、複数の雄ブタを有する
所定数の分岐端子を連結端子で選択的に接続させること
により、多様の回路設定を行うことができるから、車両
仕様等の多様化に伴うコネクタや電気ブロック等の回路
の変更に対応でき、製造や管理等のコストを低減させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す分岐斜視図、 第2図は同じく組付状態の斜視図、 第3図は連結端子を組み付ける状態の斜視図、 第4図は連結端子の変形例を示す斜視図、 第5図(a)〜(c)は接続パターンを示す回路図、 第6図は本考案の他の実施例を示す分解斜視図、 第7図は同じく連結端子を組み付ける状態を示す斜視
図、 第8図は従来例を示す分解斜視図、 第9図は第8図のA−A断面図、 第10図〜第11図は接続状態を示す回路図、 第12図は第11図の回路図に対応する連結端子を示す斜視
図である。 1,15……ハウジング本体、2,3,4,2′,3′,4′……分岐
端子、11,11′,19……連結端子、12,12′,30……挟持
溝、18……ガイド溝、20……カバー、21,22……保持突
起、31……嵌合孔、E1,E2……電気ブロック。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】帯板状の連結部に複数の雄タブを垂下形成
    して成る分岐端子と、複数の該分岐端子を収容可能なハ
    ウジング本体と、該雄タブに対する接続コネクタとで構
    成される回路接続構造において、隣接する各分岐端子の
    連結部の切断端部が対向して位置し、該対向する切断端
    部に対する各一対の挟持部と該一対の挟持部の間の挟持
    溝とを有する連結端子を備え、該対向する切断端部の間
    に該連結端子を着脱可能であることを特徴とする回路接
    続構造。
  2. 【請求項2】前記ハウジング本体に対するカバーに、前
    記連結端子の一対の挟持溝の間に形成された嵌合孔に対
    する保持突起を設けたことを特徴とする請求項(1)記
    載の回路接続構造。
JP1990124158U 1990-11-28 1990-11-28 回路接続構造 Expired - Fee Related JPH0749751Y2 (ja)

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JPH0481485U JPH0481485U (ja) 1992-07-15
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JPS6179483U (ja) * 1984-10-31 1986-05-27

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JPH0481485U (ja) 1992-07-15

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