JPH0749251Y2 - プレート式熱交換機 - Google Patents

プレート式熱交換機

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Publication number
JPH0749251Y2
JPH0749251Y2 JP1991038944U JP3894491U JPH0749251Y2 JP H0749251 Y2 JPH0749251 Y2 JP H0749251Y2 JP 1991038944 U JP1991038944 U JP 1991038944U JP 3894491 U JP3894491 U JP 3894491U JP H0749251 Y2 JPH0749251 Y2 JP H0749251Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gasket
fitting groove
opening edge
heat exchanger
side wall
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1991038944U
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English (en)
Other versions
JPH04129683U (ja
Inventor
晃伸 常世田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iwai Kikai Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Iwai Kikai Kogyo Co Ltd
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Publication date
Application filed by Iwai Kikai Kogyo Co Ltd filed Critical Iwai Kikai Kogyo Co Ltd
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  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、装置を分解せずに洗浄
液を供給して洗い流す定置洗浄システムにおいて使用す
るプレート式熱交換機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のプレート式熱交換機とし
て実開昭60−60593号公報に開示された形式は知
られている。このプレート式熱交換機は、図2および図
3に示すように、多数枚のプレート・エレメント21を
ガスケット22を介して積層し予熱流路と受熱流路とを
交互に配置してなるプレート式熱交換機において、それ
ぞれのプレート・エレメント21に挟幅部26と広幅部
27を交互に配置してなる開口幅が広く底幅が狭いテー
パーのガスケット嵌着溝23を形成すると共に該広幅部
27の外側受圧面に近接してガスケット嵌着溝23の長
手方向に沿って延びる中間段部28を形成し且つ該ガス
ケット嵌着溝23の外側受圧面の上縁29を該ガスケッ
ト嵌着溝23の内壁面の上縁30よりも所定距離(h)
だけ上方に位置せしめたものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記従来の技術におい
て述べたプレート式熱交換機は、ガスケット嵌着溝23
に対するガスケット22の飛び出し防止用固定が接着剤
で行わざるを得ないようにされ、 また、上下に位置する
プレート・エレメント21間にガスケット支持部位を形
成するための凹凸部24、25を設け、上方に位置する
プレート・エレメント21の凹状部24の下面24aに
対して下方に位置するプレート・エレメント21の凸状
部25の上面25aを当接させることによって各プレー
ト・エレメント21間の間隔を一定に保持するようにさ
れ、 また、ガスケット嵌着溝23の外壁の高さを内壁よ
りも所定量(h)だけ高くして中間段部28の下面に当
接させることによって、ガスケット22における凹状部
24の側方に位置する部分が流路内の作動液体の圧力に
より外方に押出されて変形を起してしまわないようにさ
れているものである。
【0004】要するに、このプレート式熱交換機は、上
記したようにガスケット22の変形防止が中間段部28
より下の部分で行われた構成であるに過ぎなく、中間段
部28より上の部分での変形は依然として防止できない
ものであって、ガスケット22の接着剤による飛び出し
防止用固定の剥離およびシール性能(漏洩防止性能)低
下の原因を完全に解消されていないものであった。
【0005】 本考案は、上記の原因を完全に解消する工
夫およびその他の工夫を施した新規のプレート式熱交換
機を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本考案に係わるプレート式熱交換機は、ガスケット嵌
着溝1にガスケット8を装着した多数枚の熱交換プレー
ト10を積層して予熱流路11と受熱流路12を交互に
形成して成るプレート式熱交換機において、ガスケット
嵌着溝1の断面形状を底幅の広い蟻溝形状としまたガス
ケット8の断面形状を蟻ほぞ形状とすると共にガスケッ
ト嵌着溝1において内方側壁2の開口縁 3を外方側壁4
の開口縁5より低くし且つ伝熱面6において内方側壁2
の開口縁3に連続した状態で沿う個所7を、ガスケット
嵌着溝1に近ずくに従って徐々に高くなる傾斜とした
のである。
【0007】
【実施例】図1に示す本考案の実施例は、金属薄板に圧
絞加工を施して得たものであって、図中8はガスケッ
ト、9は補強接触部を示す。
【0008】
【作用】図1によっても明らかであるように、本考案に
係わるプレート式熱交換機は、熱交換プレート10にお
ける内方側壁2の開口縁の上面が次位の熱交換機プレー
トにおけるガスケット嵌着溝1の底壁下面に当接しなく
比較的広い隙間Sが形成されるので洗浄液の通過性が改
善され、また傾斜個所7に当った洗浄液は乱流を起して
上記隙間Sにポジティブに入り淀を解消する。
【0009】 熱交換プレート10における外方側壁4の
開口縁5の上面が次位の熱交換プレートにおけるガスケ
ット嵌着溝1の底壁下面に当接して熱交換プレート間の
間隔を一定に保持する。
【0010】 ガスケット8のガスケット嵌着溝1に対す
る固定は、同溝1にガスケット8を押し込み嵌めるだけ
で可能なものであって接着剤を用いないで飛び出さない
ように固定する。
【0011】
【考案の効果】本考案に係わるプレート式熱交換機は、
上記作用においてのべたように隙間Sを形成する構成で
あるので、流路に洗浄液を流したときには洗浄液の通過
性が極めてよいものであり、洗浄性の良化、洗浄時間の
短縮、人件費、ランニングコストの低減化を充分に達成
できる優れた効果をするは勿諭であるが、特にガスケ
ット嵌着溝1にガスケット8を装着した多数枚の熱交換
プレート10を積層して 予熱流路11と受熱流路12を
交互に形成して成るプレート式熱交換機において、ガス
ケット嵌着溝1の断面形状を底幅の広い蟻溝形状としま
たガスケット8の断面形状を蟻ほぞ形状とすると共にガ
スケット嵌着溝1において内方側壁2の開口縁3を外方
側壁4の開口縁5より低くしたので、予熱流路11・受
熱流路12内を流れる作動液体や洗浄液等の圧力が上記
隙間Sを介してガスケット8に作用したときには、ガス
ケット8の外側面がガスケット嵌着溝1の外方側壁4の
内面に全面的に当接するものであって、上記従来例のよ
うに、中間段部28より上の部分すなわち一部分におい
て変形を起す危惧が寸毫もないものであって、当該変形
を防止できないために生じていたガスケット8のシール
性能(漏洩防止性能)低下を完全に解消することがで
き、また伝熱面6において内方側壁2の開口縁3に連続
した状態で沿う個所7を、ガスケット嵌着溝1に近ずく
に従って徐々に高くなる傾斜としたので、洗浄液は傾斜
個所7の存在により乱流を起して隙間Sに積極的に入り
淀(よどみ)を起さないようにするものであり、更にガ
スケット嵌着溝1に対するガスケット8の固定は接着剤
無しで容易に行うことができる利点があり接着による固
定の剥離事故を解消できるものであり、更に本考案にお
けるガスケット嵌着溝1は上記従来例における狭幅部2
6と広幅部27の交互形成によってできる凹凸をもって
いないので、例えばガスケット8を嵌める作業前に当該
ガスケット嵌着溝1内を拭いて清浄する等の場合には極
めて具合がよい等の実用的効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す断面図である。
【図2】従来例を示す断面図である。
【図3】 同従来例の熱交換プレートの一部を示す斜視図
である。
【符号の説明】
ガスケット嵌着溝 2 内方側壁 3 開口縁 4 外方側壁 5 開口縁 6 伝熱面 7 傾斜個所 8 ガスケット 9 接触部10 熱交換プレート 11 予熱流路 12 受熱流路

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガスケット嵌着溝1にガスケット8を装
    着した多数枚の熱交換プレート10を積層して予熱流路
    11と受熱流路12を交互に形成して成るプレート式熱
    交換機において、ガスケット嵌着溝1の断面形状を底幅
    の広い蟻溝形状としまたガスケット8の断面形状を蟻ほ
    ぞ形状とすると共にガスケット嵌着溝1において内方側
    壁2の開口縁3を外方側壁4の開口縁5より低くし且つ
    伝熱面6において内方側壁2の開口縁3に連続した状態
    で沿う個所7を、ガスケット嵌着溝1に近ずくに従って
    徐々に高くなる傾斜としたことを特徴とするプレート式
    熱交換機
JP1991038944U 1991-04-25 1991-04-25 プレート式熱交換機 Expired - Lifetime JPH0749251Y2 (ja)

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JP1991038944U JPH0749251Y2 (ja) 1991-04-25 1991-04-25 プレート式熱交換機

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Publication Number Publication Date
JPH04129683U JPH04129683U (ja) 1992-11-27
JPH0749251Y2 true JPH0749251Y2 (ja) 1995-11-13

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ID=31920339

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CN117109328B (zh) * 2023-10-25 2024-04-09 宁德时代新能源科技股份有限公司 一种换热装置、箱体、电池及用电装置

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JPS6060593U (ja) * 1983-09-28 1985-04-26 株式会社日阪製作所 プレ−ト式熱交換器

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JPH04129683U (ja) 1992-11-27

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