JPH0749201A - クロッシング摩耗量測定装置 - Google Patents
クロッシング摩耗量測定装置Info
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- JPH0749201A JPH0749201A JP19602893A JP19602893A JPH0749201A JP H0749201 A JPH0749201 A JP H0749201A JP 19602893 A JP19602893 A JP 19602893A JP 19602893 A JP19602893 A JP 19602893A JP H0749201 A JPH0749201 A JP H0749201A
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- Length-Measuring Instruments Using Mechanical Means (AREA)
- A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
- Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
Abstract
ングの摩耗量を誰にでも簡単にしかも正確に測定するこ
とができるクロッシング摩耗量測定装置を提供する。 【構成】 被測定クロッシング3の上部を跨いで配置さ
れる主幹12と、被測定クロッシングの高さ方向の基準
点を与えるクロッシング底部に立てられ、主幹12を予
め予定した基準高さ位置に支持する一対の脚11と、主
幹にスライド自在に支持した移動台13と、この移動台
に支持された主幹の基準点から被測定クロッシングの測
定点までの距離を測定する測尺手段14とによって構成
する。
Description
分岐器のクロッシングの摩耗量を測定するクロッシング
摩耗量測定装置に関する。
せるため、或いは他の軌道と交差させるために分岐器が
設けられる。図6に分岐器の代表的な構造を示す。図中
1は基準線、2は分岐線を示す。点線で囲った部分3が
クロッシングである。3Aはクロッシング前端、3Bは
クロッシング後端と呼ばれている。クロッシング3には
基準線1及び分岐線2の双方に対してフランジウェイを
確保するために軌間線欠線が生じる構造の固定クロッシ
ングと、軌間線欠線をなくす構造の可動クロッシングと
がある。この発明では固定クロッシングを測定対象とす
るものである。
組立クロッシング、マンガンクロッシング、溶接クロッ
シング、圧接クロッシング等の種類が存在する。現状で
最も一般的に使用されているクロッシングは耐久性が高
いことからマンガン鋳鋼により一体に製造されたマンガ
ンクロッシングである。この明細書では主にこのマンガ
ンクロッシングを測定対象として説明するが、溶接クロ
ッシング、圧接クロッシングも本質的にはマンガンクロ
ッシングと同等の構造であるため、この発明によるクロ
ッシング摩耗量測定装置により摩耗の進み具合を測定す
ることは可能である。
す。マンガンクロッシングはマンガン鋳鋼によりクロッ
シング前端3Aとクロッシング後端3Bの間を一体成形
される。図中ハッチングを付した部分はレール頭面を示
す。レールの下面側にはマクラ木に取付けるためのクロ
ッシング底部4が張り出して形成される。5はマクラ木
に取付けるための孔を示す。
に示したA−A線上の断面形状が重要な要素となってい
る。一般にこの部分をクロッシングノース部と呼ばれて
いる。図8にA−A線上の断面形状を示す。図に斜線を
付して示す部分が摩耗する部分を示す。摩耗量は図に示
すa,b,cの寸法を測定して決定する。図9に従来の
測定方法を示す。従来は図7に示したA−A線上に基準
棒6を差し渡し、基準棒6の下面と被測定位置との間に
スチール尺7または隙間ゲージを当て目視よって摩耗高
さを読み取り、その値を野帳へ記入して測定が終了す
る。
に頼るため、測定値に個人差が生じ信頼性に問題があ
る。特に基準棒6を置くレール面に図10に示すような
フロー8が発生したり、或いは図11に示すように基準
面9が既に摩耗して位置が移動した状況にある場合には
測定位置の原点が把握できないこととなり、信頼性の高
い測定ができなくなる不都合がある。
正確に摩耗量を測定することができるクロッシング摩耗
量測定装置を提供しようとするものである。
ッシングの上部を跨いで配置される主幹と、被測定クロ
ッシングの高さ方向の基準点を与えるクロッシング底部
に立てられ、主幹を予め予定した基準の高さ位置に支持
する一対の脚と、主幹にスライド自在に支持された移動
台と、この移動台に支持され主幹の基準点から被測定ク
ロッシングの測定点までの距離を測定する測尺手段とに
よってクロッシング摩耗量測定装置を構成したものであ
る。
ングの底面板に脚を立て、この脚によって主幹を被測定
クロッシングの上部に跨がせて配置する構造としたか
ら、主幹はレールの摩耗等に関係なく基準高さを決定す
ることができる。よって、この基準高さ位置から測尺手
段により被測定クロッシングの測定点までの距離を測定
することにより、クロッシングの摩耗量を正確に測定す
ることができる。
被測定クロッシングを示す。図は図7に示したA−A線
上の断面を示す。この発明では被測定クロッシング3の
クロッシング底部4に立設する一対の脚11と、この一
対の脚11によって被測定クロッシング3の上部を跨い
で配置される主幹12と、この主幹12に沿ってスライ
ド自在に装着された移動台13と、この移動台13に支
持された測尺手段14とによって構成するものである。
方を軽合金角形パイプによって構成した例を示す。この
ように軽合金角形パイプを用いることにより軽量化が達
せられる利点が得られる。脚11はクロッシング底部4
から被測定クロッシング3より高い位置に主幹12を支
持する長さに選定される。脚11と主幹12は蝶番15
によって折り畳みが可能な構造とされる。16はパチン
錠を示す。このパチン錠16によって主幹12と脚11
との間の回動を固定し、測定状態を維持する構造とされ
る。
けられる。この位置固定具17はネジを繰り出して被測
定クロッシング3の側部に押し当て脚11及び主幹12
の位置を固定する働きをする。17Aはネジの繰出量を
表す目盛を示す。この目盛17Aによって脚11を被測
定クロッシング3に対して左右対象に配置し、主幹12
の中央が測定点Bに合致するように位置を固定する。
装着され、図2に示す固定ネジ13Aによって主幹12
上の任意の位置に固定することができる。主幹12の上
面には測定点A,B,Cの位置を表す目盛が付され、こ
の目盛の位置に移動台13の縁を合致させることによ
り、被測定クロッシング3の各測定点A,B,Cを測定
する位置に測尺手段14を設定することができる。図2
に示すA幹及びC幹は新幹線用のクロッシングを測定す
る場合の移動台13の固定位置を示す。
を内蔵している。この補助脚11Aは図3に示すように
引き出し、脚11の長さを長くして主幹12の位置を上
げ、新幹線用のクロッシングのように背が高いクロッシ
ングを測定する場合に用いる。補助脚11Aの引出位置
と収納位置での固定は締付ネジ11Bの締付けで行われ
る。
はポテンショメータ等の変位−電気変換器を用いた構造
のものを利用することができる。つまり、ケースに対し
て出入り自在に装着されたシャフト14Aを有し、この
シャフト14Aの出入りを変位−電気変換器に連動さ
せ、ディジタル表示部14Bに計測値を表示する構造の
例えば株式会社ミツトヨが製造し、販売している商品名
「デジマチックインジケータIDU−25」を用いるこ
とができる。シャフト14Aは内蔵したバネによって突
出する方向に偏倚力が与えられており、シャフト14A
を最も挿入した位置まで押し込んで0セット釦14Cを
押圧操作することにより測定の基準値を記憶する。その
位置でシャフト14Aを解放することによりシャフト1
4Aのバネの偏倚力により下向きに移動し、シャフト1
4Aの先端が測定点AまたはB,或いはCに衝合し、停
止した状態で押釦14Dを押すことにより計測値をディ
ジタル信号で発信することができる。14Eは測尺装置
の電源スイッチを示す。19はこのディジタル信号を取
り込むデータロガを示す。
めることができる。つまり、各測定点A,B,Cの未摩
耗の値を予めデータロガ19に記憶しておき、各測定点
で計測した値からこの予め記憶した値を引き算する。こ
の引き算したあまりの値が摩耗量a,b,cとなる。デ
ータロガ19には、例えばフロッピーディスク或いはI
Cカードのような記憶器を設け、摩耗量a,b,cを各
被測定クロッシングに付した番号と共に記憶させる。こ
のように構成することによりデータロガ19から記憶器
を取外し、この記憶器をパソコン等のコンピュータに接
続することにより、データを入力することができる。コ
ンピュータに測定データを入力することによりデータの
処理を行うことができる。このデータ処理により、例え
ば不良のクロッシング一覧表等を作製することができ
る。
す。この例では測尺手段14をスライド式の測定尺によ
って構成した場合を示す。測定尺はレールの種類に応じ
て複数用意する。使用しない測定尺は脚11に設けた収
納部18に収納保持する。測定尺を用いた場合も高さの
基準値から、測定尺が測定点に突き当たるまでの間の距
離を測定し、摩耗量を測定する。
ッシング底部に脚11を立て、この脚11によって主幹
12を支持する構造としたから、主幹12の高さ位置は
レールの摩耗に関係なく変化することはない。従って、
主幹12に支持した測尺手段14の基準高さ位置もレー
ルの摩耗の状態に関係なく、一定に保たれるから誰にで
も容易に、しかも正確にクロッシングの摩耗量を測定す
ることができる。
器を利用した電気式測尺手段を用い、この電気式測尺手
段を用いてデータロガに電気信号として測定データを記
憶させることができる。記憶器に記憶したデータをコン
ピュータに入力することができ、コンピュータによって
集計し、例えば不良のクロッシング一覧表或いは各クロ
ッシングの摩耗数値表等を人手を掛けることなく作製す
ることができ、便利である。また、データの転記ミス等
がないから信頼性の高いクロッシング摩耗測定装置を得
ることができる。
の一部を拡大して示す正面図。
の平面図。
するための平面図。
るための断面図。
面図。
Claims (3)
- 【請求項1】 A.被測定クロッシングの上部を跨いで
配置される主幹と、 B.被測定クロッシングの高さ方向の基準点を与えるク
ロッシング底部に立てられ、上記主幹を予め予定した基
準高さ位置に支持する一対の脚と、 C.上記主幹にスライド自在に支持された移動台と、 D.この移動台に支持され上記主幹の基準点から被測定
クロッシングの測定点までの距離を測定する測尺手段
と、 によって構成したことを特徴とするクロッシング摩耗量
測定装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の測尺手段を変位−電気変
換手段によって構成したことを特徴とするクロッシング
摩耗量測定装置。 - 【請求項3】 請求項1記載の測尺手段を上記移動台に
上下方向にスライドできるように支持した測定尺によっ
て構成したことを特徴とするクロッシング摩耗量測定装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5196028A JP2566875B2 (ja) | 1993-08-06 | 1993-08-06 | クロッシング摩耗量測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH0749201A true JPH0749201A (ja) | 1995-02-21 |
JP2566875B2 JP2566875B2 (ja) | 1996-12-25 |
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JP5196028A Expired - Fee Related JP2566875B2 (ja) | 1993-08-06 | 1993-08-06 | クロッシング摩耗量測定装置 |
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-
1993
- 1993-08-06 JP JP5196028A patent/JP2566875B2/ja not_active Expired - Fee Related
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