JPH0749161A - 冷凍装置用受液器 - Google Patents

冷凍装置用受液器

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JPH0749161A
JPH0749161A JP2258194A JP2258194A JPH0749161A JP H0749161 A JPH0749161 A JP H0749161A JP 2258194 A JP2258194 A JP 2258194A JP 2258194 A JP2258194 A JP 2258194A JP H0749161 A JPH0749161 A JP H0749161A
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block joint
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pipe
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Hiromi Ota
宏己 太田
Shinji Ogawa
紳二 小川
Kichiji Kajikawa
吉治 梶川
Keiichi Fukumura
恵一 福村
Kanzou Tsuchiya
皖三 土屋
Kiyokore Kitsutaka
清是 橘高
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2400/00General features or devices for refrigeration machines, plants or systems, combined heating and refrigeration systems or heat-pump systems, i.e. not limited to a particular subgroup of F25B
    • F25B2400/16Receivers

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  • Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)
  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 狭いエンジンルーム内における冷媒容器と冷
媒配管との接続作業の作業性を向上させ、かつ各種機能
部品の取り付け条件の変更の際にも、柔軟に対応できる
冷凍装置用受液器の提供。 【構成】 受液器本体1の頂部1aの平坦部に、ブロッ
クジョイント4および5がそれぞれボルト6、7によっ
て固定されている。ブロックジョイント4の嵌合穴4b
には流入用配管2が、ブロックジョイント5の嵌合穴5
bには流出用配管3が嵌合されており、流入用配管2と
冷媒流入孔17、流出用配管3と冷媒流出孔18がそれ
ぞれ連通している。そして、ブロックジョイント5の上
部には冷媒流の様子を観察するためのサイトグラス8が
組み込まれている。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、冷凍装置の冷媒循環経
路中に介在される液相冷媒の一時貯溜容器としての受液
器に関する。 【0002】 【従来の技術】冷凍装置の受液器に冷媒の流入用と流出
用の配管を取付ける方法としては、図21の受液器の側
断面部分図にみられるように受液器本体1にユニオン1
00と101を設け、冷媒の流入用および流出用配管2
と3にそれぞれナツト102と103を組付けて、ユニ
オンとナツトを螺合させる方式が最も一般的に採り入れ
られてきた。ここで8はサイトグラス、9は冷媒送出用
チユーブ、11は乾燥剤容器である。 【0003】しかし昨今では、冷凍装置の冷媒配管作業
の簡便化のうえで有利な配管用ブロックジョイントを採
用する機運が高まりつつある。受液器にこのブロックジ
ョイントを用いた事例を図22に示した。図中の1は受
液器本体、Ib、1cは本体1の頂面部材で、冷媒流入
用配管2と流出用配管3の取付用のそれぞれのブロック
ジョイント104と105をボルト106および107
によって締結固着させるための取付基部が形成されてい
る。 【0004】また図22に例示された如きブロックジョ
イントへの冷媒配管の取付方法としては、図23にみら
れるように、ブロックジョイント110の冷媒配管3の
嵌合用孔110aに配管3、2を挿し込んだうえ、ろう
材1IIによって孔110aの口縁部においてブロック
ジョイント110と配管3を気密的に溶接合体させる方
法が一般にとられてきた。110bはボルト107、1
06の挿通用孔、110cはブロックジョイント110
を受液器1の取付穴に嵌合し、組付けるための継手部で
ある。また、受液器にブロックジョイントを用いたもの
として、冷媒流入用配管と冷媒流出用配管とを組み付け
た1つのブロックジョイントをボルトで締め付けること
により受液器本体に取付けた構造(実開昭57−614
65号公報)が示されている。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】上述の如きブロックジ
ョイントを使用した従来の受液器の配管取付構造では、
図22に示されたようにどうしても冷媒配管の取付方向
が水平向きとならざるを得なかった。このことは冷凍装
置が乗用自動車などの車両の冷房目的に使われる場合に
は少なからざる意味を帯びてくる。すなわち、冷凍装置
が組み込まれる所として最も一般的なエンジンルームの
内部の機器類の配置は車種が異なるごとに千差万別であ
って、狭いルーム内に無理をして冷凍装置をはめ込まざ
るを得ないことから、受液器への冷媒流入および流出用
の2本の配管の相互間の取付角度も車種が異なるごとに
相異せざるを得ない有様であった。例えば図22のよう
に両配管は一直線上に対向させて配置させるのが配管上
具合がよい場合もあるし、両配管を同一方向に並列させ
て配置しなければならない場合には、図22に示された
ブロックジョイントの取付方法であれば、片方の配管を
Uターン状に屈曲させて他方の配管の隣に持ってくる工
作が必要となる。このような配管の屈曲加工は装置の組
付現場で手軽に行えるものではなく、配管の製作工程に
おいてあらかじめ所定の角度に賦形させておくのが配管
作業上合理的であり、そのために屈曲角度の異なる多種
類の配管を用意せざるを得なかった。 【0006】ここで、近年エンジンルーム内の過密化が
著しいため、狭いエンジンルーム内に無理をして冷凍装
置を嵌め込まざるを得ない状況から、単に受液器への冷
媒配管のボルトによる締め付けのみでなく、受液器の冷
媒流入用配管および冷媒流出用配管をエンジンルーム内
に記置することも困難になってきている。なお、冷媒流
入用配管が冷媒凝縮器と受液器との間に配置され、冷媒
流出用配管が2受液器と膨脹弁との間に配置されるの
で、どちらの冷媒配管も長尺物となっているのが現状で
ある。 【0007】したがって、実開昭57−61465号公
報に記載された空気調和装置のリキッドタンクのよう
に、狭いエンジンルーム内で、冷媒流入用配管と冷媒流
出用配管とを1つのブロックジョイントに一体的に組み
付けた長尺物を取り回して所定の場所に取付けることは
非常に困難であった。また、従来のような受液器におい
ては、サイトグラスや圧力スイッチといった機能部品を
受液器に直接取り付ける構成となっているため、車種ご
とによって取り付けるべき機能部品の種類や個数が変わ
ったような場合には、受液器本体の設計変更が要求さ
れ、多種多様の受液器を用意しておかねばならず、それ
に伴う経費はけっして小さなものとはいえなかった。 【0008】本発明は、冷媒の流入用配管とその取付用
ブロックジョイントの唯一種類の組合わせと冷媒流入用
配管とその取付用ブロックジョイントの唯一種類の組合
せとの使用によって、これら両配管の相対的取付角度を
任意に定めることができ、狭いエンジンルーム内におけ
る冷媒配管と冷媒容器との接続作業の作業性を向上で
き、かつ各種機能部品の取り付け条件の変更の際にも、
それによって生じる新たな経費を最小限に抑えることが
できる冷凍装置用受液器を提供することを目的とする。 【0009】 【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を解
決するため、上下方向に伸びる筒状の密閉容器よりな
り、その頂部に平坦部を有するとともに、内部に液冷媒
を貯溜可能な冷媒容器と、この冷媒容器の頂部の平坦部
に上下方向に形成され、前記冷媒容器内部と外部とを連
通する冷媒流入孔と、前記冷媒容器の頂部の平坦部に前
記冷媒流入孔と隣接して前記冷媒流入孔から独立して配
設され、かつ、前記平坦部より略直交して上下方向に形
成された第一ねじ穴と、前記冷媒容器の頂部の平坦部上
に配設され、前記冷媒流入孔に対応して設けられた流入
側嵌合穴、及び前記第一ねじ穴と対向し且つ前記流入側
嵌合穴と隣接して前記流入側嵌合穴から独立して上下方
向に貫通するボルト挿入用孔を有する冷媒流入側ブロッ
クジョイントと、この冷媒流入側ブロックジョイントの
ボルト挿入用孔に上方より貫通後前記第一ねじ穴に螺合
する第一ボルトと、前記冷媒流入側ブロックジョイント
の前記流入側嵌合穴に直接嵌合接続されてこのブロック
ジョイントと一体化され、冷凍サイクルの凝緒器側より
冷媒を流入する冷媒流入用配管と、前記冷媒容器の頂部
の平坦部に上下方向に形成され、前記冷媒容器内部と外
部とを連通する冷媒流出孔と、前記冷媒容器の頂部の平
坦部に前記冷媒流出孔と隣接して前記冷媒流出孔から独
立して配設され、かつ、前記平坦部より略直交して上下
方向に形成された第二ねじ穴と、前記冷媒容器の頂部の
平坦部上に配設され、前記冷媒流出孔に対応して設けら
れた流出側嵌合穴、及び前記第二ねじ穴と対向し且つ前
記流出側嵌合穴と隣接して前記流出側嵌合穴から独立し
て上下方向に貫通するボルト挿入用孔を有する冷媒流出
側ブロックジョイントと、この冷媒流出側ブロックジョ
イントのボルト挿入用孔に上方より貫通後前記第二ねじ
穴に螺合する第二ボルトと、前記冷媒流出側ブロックジ
ョイントの前記流出側嵌合穴に直接嵌合接続されてこの
ブロックジョイントと一体化され、冷凍サイクルの減圧
手段側へ冷媒を流出する冷媒流出用配管とを備え、前記
流入側ブロックジョイントが前記冷媒容器の頂部の平坦
部に固定されることによって前記冷媒流入孔と前記冷媒
流入用配管とが連通し、前記流出側ブロックジョイント
が前記冷媒容器の頂部の平坦部に固定されることによっ
て前記冷媒流出孔と前記冷媒流出用配管とが連通し、前
記冷媒流入側ブロックジョイントおよび前記冷媒流出側
ブロックジョイントのいずれか一方には、冷媒流の制御
用機能部品が取り付けられているという技術的手段を採
用する。 【0010】 【作用】上記技術的手段によれば、冷媒流入用・冷媒流
出用配管に、それぞれ冷媒流入側・冷媒流出側ブロック
ジョイントを前もって一体化しておき、このブロックジ
ョイントをそれぞれの嵌合穴から切り離した独立したボ
ルトによって冷媒容器頂部の平坦部に締付け固定するだ
けで、この平坦部に設けられた冷媒流入孔、冷媒流出孔
にそれぞれ冷媒流入用配管、冷媒流出用配管を接続でき
る。また、車種の違い等による多種多様の機能部品の組
付け構造に対してもブロックジョイントの形状変更のみ
で対処することができる。 【0011】 【実施例】以下に本発明の冷凍装置用受液器を付図に示
す幾つかの実施例に基づいて具体的に説明する。図1お
よび図2は本発明の第1実施例としての、自動車の冷房
用冷凍装置に使われる受液器の側断面を含む正面図並び
に上面図であって、1は液相冷媒の一時的貯溜容器とし
てのアルミニウム製の円筒状受液器本体、1aは本体1
の蓋体をなし、ブロックジョイントの取付用基盤となる
受液器頂面部材、2は第1冷媒配管としての冷媒流入用
配管、3は第2冷媒配管としての冷媒流出用配管で、
銅、アルミニウムなどで作られている。4は、この実施
例において流入用配管2の嵌合穴を兼ねている上向きの
第1貫通孔4bを有し、冷媒流入用配管2を受液器頂面
部材1aに接続するための第1ブロックジョイント(以
下ブロックジョイントと略す)。5は、流出用配管3の
嵌合穴を兼ねているL字状の第2貫通孔5bを有し、冷
媒流出用配管3を受液器頂面部材1aに接続するための
第2ブロックジョイント(以下ブロックジョイントと略
す)であり、アルミニウム製である。6と7はそれぞれ
ブロックジョイント4と5を受液器頂面部材1aに組付
けるためのボルト、8はブロックジョイント5に組込ま
れたサイトグラス、9は受液器1内の冷媒を流出用配管
3に送り出すためのチューブ、10はチューブの下端に
取付けたストレーナ、11は受液器1内の冷媒に混入し
ている水分を吸収するための乾燥剤12の容器、13と
14は0リングである。 【0012】図3ないし図5は図1に示された受液器の
構成部品の説明図であつて、図3イは配管2を接続した
ブロックジョイント4の側面図、図3ロはその上面図で
あり、4aはボルト6の挿通用孔である。図4イはブロ
ックジョイント5の正面図、図4ロはその側面図であつ
て、5aはボルト1の挿通用孔、15はメルトボルト、
16はブロックジョイント5を受液器頂面部材に接合さ
せるための継手状部であり、5bは配管3の入口端と継
手状部16とを連ねる如くに設けられた第2貫通孔とし
ての冷媒流通用空洞部である。 【0013】図5イは受液器1の一部側断面を含む正面
図、図5ロは上面図であつて、1aは受液器本体1の頂
面部材であり、この図では便宜的に受液器本体1と一体
をなすものとして示した。17は頂面部材1aに設けた
流入孔を兼ねる冷媒流入用配管2の嵌合用孔、6aと7
aはそれぞれボルト6と7用のネジ穴、18は流出孔を
兼ねる継手状部16の嵌合用孔である。1dは頂面部材
Iaの下面に形成させたチューブ9の嵌着用継手で、そ
の先端部はチューブ9の上端近くに設けられた円環状膨
出部9aに対してかしめ加工を施してチューブ9を受液
器本体1に固着させている。 【0014】図6は冷媒流入用または流出用配管と、こ
の配管を受液器頂面に接続するためのブロックジョイン
トとをかしめ法によって接合させる方法を示した、ブロ
ックジョイントの側断面図としての第1実施例図であ
り、図7は第2実施例図であって、20はブロックジョ
イント、20aは冷媒流入(出)用配管3を嵌合させる
ための継手状部、3aは配管3の端部近くに設けた円環
状膨出部、20bはブロックジョイント20の取付用ボ
ルトの挿通用孔、20cは前記の冷媒送出用チューブ9
との連接用継手状部、20dは継手状部20aと20c
を連通させるためにブロックジョイント20内に形成さ
れた第2貫通孔としての冷媒流通用空洞部、22は0リ
ング、23は配管3の取付強度を補強するためのスリー
ブである。 【0015】図8のイ〜へは本発明受液器の冷媒の流入
用および流出用配管2と3を受液器の頂面部材Iaに取
付ける時に、両配管間の相対的取付角度を自在に設定で
きることを説明した、それぞれ受液器の上面図である。
図9はブロックジョイントに冷媒流の制御用機能部品と
しての圧力スイッチを取付けた事例を示した正面図イと
側面図ロであって、30はブロックジョイント、31は
圧力スイツチ、32は受液器1への接合用継手部、30
aはボルト挿通用孔である。 【0016】図10はブロックジョイント40に2個の
圧カスイッチ31と31’を取付けた事例を正面図イと
側面図ロによって示している。40aはボルト挿通用
孔、41は受液器への接合用継手部である。図11と図
12は冷媒流入用配管と流出用配管のそれぞれの接続用
ブロックジョイントに機能部品を取付けた事例を示し
た、それぞれ受液器の正面図と上面図であつて、50は
冷媒流入用配管2の接続用ブロックジョイント、51は
冷媒流出用配管3の接続用ブロックジョイント、52は
冷媒の補給用バルブ 31と31’は共に圧力スイッチ
である。 【0017】図13と図14は冷媒の流入配管の接続用
ブロックジョイントに機能部品としての圧力スイッチを
取付けた受液器の、それぞれ側断面図と上面図であっ
て、60と61は各々冷媒の流入用と流出用配管の接続
用ブロックジョイント、65は乾燥剤容器、66は容器
65の器壁に設けられたストレーナ、1eは受液器1の
頂面部材である。 【0018】図15と図16は冷媒の流出用配管に機能
部品を取付けた事例を示した、それぞれ受液器の側断面
図と上面図であって、70と71は冷媒の流入用と流出
用の各配管の接続用ブロックジョイント、72は流出用
配管3の延長管3’に取付けられた、機能部品の組付用
基盤部材、1fは受液器1の頂面部材である。図17と
図18は、ブロックジョイントを受液器の頂面に組付け
るための別の方法を説明した、それぞれ受液器の正面部
分図と上面図であって、80と81は受液器の頂面部に
植設されたスタッドボルト、82と83はスタッドボル
トに螺合されてブロックジョイント4と5をそれぞれ締
結するためのナットである。 【0019】図19イおよびロと、図20イおよびロは
それぞれブロックジョイントに配管を接続し固定させる
ための別の方法を説明した側断面図および側面図であっ
て、90はブロックジョイント、90aは配管2の嵌合
用孔、90bは配管2のクランプ材91の係合用ツメ状
部分91aを挿し込むための溝、92は0リングであ
り、2aは配管2の外側面に設けた円環状膨出部であ
る。95は別のブロックジョイントであって、95aは
配管2の嵌合用孔、95bはサークリップ96の嵌め込
み用の円環状溝である。 【0020】つぎに本発明による受液器の機能的特長、
殊に冷凍装置への組付作業上の利点について付図を参照
しながら順次説明する。冷媒の流入および流出用配管の
取付個所としての受液器1の頂面部材1aの上面は、図
5にみられるように、また従来の受液器の頂面部材Ib
または1cに描かれている図21および図22と較べれ
ば相異が明らかなように全くの平坦面をなしている。そ
して図1および図2に示された実施例の受液器では、冷
媒の流入用配管2として逆L宇型形状にあらかじめ曲げ
加工してあるものを用い、図3にみられるようにこの配
管2の垂直部分を流入配管用ブロックジョイント4に設
けられている上向き方向の配管挿通用孔に挿し通して、
下方の幾分突出させた部分2’を受液器の頂面部材1a
に穿たれている流入用配管2の嵌合用孔17に嵌め込む
と共に、ブロックジョイント4のボルト挿通孔4aに落
し込ませたボルト6を頂面部材1aのボルト螺着用ネジ
孔6aに不完全にネジ込んでブロッククジョイント4の
仮取付けを行った後、逆L字形配管2の水平部分の配管
方向が、冷媒流出用配管3の配管方向に対して所望の任
意の角度をなすように、配管2をその垂直部分の管軸周
りに回動させたえうで、ボルト6を本締付けして配管2
の受液器1への接続作業が完了する。一方、冷媒流出用
配管3はその取付用ブロックジョイント5の配管嵌合用
孔5cが図4にみられるように水平方向に設けられてい
る所から、直管状の配管3は水平の取付方向をとらされ
る。配管3の嵌合用孔5cはブロックジョイント5の下
底面に形成されている冷媒の送出用チューブ3への接統
用を兼ねる継手状部16とブロックジョイント5内に設
けられた冷媒流通用空洞部5bを介して連通しており、
この継手状部16を頂面部材1aに設けられた嵌合用孔
18に嵌め込み、ボルト7をブロックジョイント5に設
けられた挿通用孔に落し込んで頂面部材Iaのネジ孔1
aにネジ込むことによって配管3の受液器1への接続が
完了する。 【0021】つぎに配管3をブロックジョイント5に気
密に取付ける方法を、図6および図7によって説明する
と、ブロックジョイント5を模式的に略示したものとし
てのブロックジョイント20には、配管3の嵌合用の継
手状部20aが設けられていると共に、配管3の取付側
末端近くの外周面にはバルジ加工などによって円環状膨
出部3aが形成されているので、この継手状部20aの
先端部を円環状膨出部3aに対してかしめることによっ
てブロックジョイント20と配管3との強固な結合が一
挙に完了する。22は継手伏部20aの基部内側に形成
された受座に嵌め込まれた0リングで、かしめ加工時に
円環状膨出部3aに及ぼされる圧迫力を受けて圧縮変形
され、配管接統部の気密シール伏態が確保される。また
図1に示された実施例においては、ブロックジョイント
20と配管3の取付部分に、継手伏部20aの張り出し
を利用してスリーブ23を嵌着させることによって配管
取付強度を向上させている。一方、配管2をブロックジ
ョイント4に取付る方法は、図1にみられるように受液
器1の頂面に設けた配管嵌合用孔11の口緑部に形成さ
せた受座に0リング13を嵌め込んだうえ、ブロックジ
ョイント4を挿通させた配管2の下端部を孔11に嵌着
させ、ボルト6によってブロックジョイント4を受液器
1の頂面に締結させると、配管2の末端近くに設けてあ
る円環状膨出部2aが0リングを圧迫変形させて気密的
な配管接合が完了する。したがって配管2および3を受
液器1の頂面に取付ける作業は、2本のボルト6と7を
垂直方向に締付ける動作のみで足り、狭い自動車のエン
ジンルーム内での作業は容易・迅速に行うことができ
る。 【0022】上述のような配管取付方法によれば、2本
の配管2と3の相対的取付角度は自由自在に設定させる
ことができる。つまり、逆L宇型をなす配管2の垂直部
分をその接続用ブロックジョイント4に設けられた配管
挿通用孔に単に嵌め込んだだけの階段では、配管2の垂
直部分は孔内で自由に回動させられるので、配管2の水
平部分の配管方向を自在に変化させられるからである。
ボルト6が締付けられた後、配管2は所定の方向を保っ
て固定される。図8イ〜へに、2本の配管2と3の相対
的取付角度が自由に変えられる有様を受液器1の上面図
によって例示した。イの場合は2本の配管2と3は同じ
方向に平行して取付けられており、両者の相対的取付角
度は0°である。ロの取付角度は180°をなして全く
反対方向に向けて取付けられている。ハ、ニ、ホ、への
取付角度はそれぞれ90°逆向き90°、45°、逆向
き135°に設定されている。もちろんこれらの中間の
任意の角度を取らせることもできる。なおブロックジョ
イント5は左右対称位置に配管3の嵌合用孔を設けるた
めの垂直な外側面5dと5eを備えているので、図のイ
とロ、ハとニおよびホとへを比較すれば明らかなよう
に、ブロックジョイント5への配管取付可能な外側面5
dと5eのいずれの側に配管嵌合用孔を設けるかを選択
することによって、唯一つの形状寸法のブロックジョイ
ント5を用意するだけで配管取付方向の異なる2通りの
使途に使い分けられる便益が得られる。 【0023】図9に示されたブロックジョイント30お
よび図10に示されたブロックジョイント40には、そ
れぞれ1個のサイトグラス8と1個のメルトボルト15
と1個または2個の圧力スイツチ31、31’が取付け
られている。これらの冷媒流の制御用機能部品類はその
付属部品を含めて一般には熱に対して敏感であるので、
従来の配管取付工法のように配管2および3を溶接ない
しろう付け法によってブロックジョイントに取付ける場
合には、これら機能部品をブロックジョイントまたは配
管に組付けようとしても、この取付けが終わった後でな
ければ、これら機能部品をブロックジョイントまたは配
管に組付けることができなかった。そしてこの組付作業
は、配管の形状が既述の如く受液器を取付ける車種が異
なるごとに相異して多種多用に亘るので、自動組付機で
は処理し難く、極めて非能率な手作業による他なかった
のに対して、本発明による受液器の場合にはその組立過
程において溶接やろう付けなどのための高熱処理丁程が
全く含まれていないので、配管の取付前のブロックジョ
イントに機能部品を取付けることが可能になった。そし
てブロックジョイントは配管2および3とは違って車種
ごとに異なった形状寸法のものを使い分ける必要性はあ
ってもわずかであり、機能部品もまたしかりであるの
で、ブロックジョイントへの機能部品の取付を工場内で
自動的に行うことができ、且つそのメリットが充分に生
かせる。 【0024】図11および図12の実施例では、冷媒の
流入側と流出側の両配管2と3のそれぞれの取付用ブロ
ックジョイント50と51に各々に機能部品が組付けら
れており、上記のメリットがさらに増大する。機能部品
類は図15および図16に示されたように、配管2また
は3あるいはそれらの延長管にこれら部品の取付用基盤
部材12を介して組付けることもできる。機能部品、例
えば圧力スイッチ31とサイトグラス8を組付けてあ
る、いわば機能部品ユニット15の配管嵌合用の孔縁部
72aと72bは配管3および3’のかしめ結合のため
のかしめ部として機能する。そしてこの実施例では配管
2と3は共に逆L字形をなしており、その垂直部分は上
向きにブロックジョイント70と71のそれぞれに取付
けられているので、これら2本の配管の取付方向の選択
の自由度はさらに大きく増大する。 【0025】配管とその取付用ブロックジョイントとの
接合方法は、必ずしもかしめ法によらなくても本発明の
目的は達成される。例えば図19に示されたように、ブ
ロックジョイント90の相対向する外側面に設けた溝9
0bに、側面形伏がコの字形をなし、その両自由端に溝
90bへの引掛け用ツメ状部91aを設けた板状のクラ
ンプ材91をスライドさせて嵌め込んだ時に、クランプ
材91に設けた配管2を避けるための切欠部91cの周
縁が、ブロックジョイント90の配管嵌合用孔90aの
孔緑部に配設した0リング92と協動して、配管の円環
状膨出部2aを弾力的に押圧圧定する方法をとってもよ
いし、図20に描かれたように、上記のクランプ材91
に替えてサークリップ96によって円環状膨出部2aを
0リング92に向けて押圧固定させるなどの方法によっ
ても良い。その他にも、熱に弱い冷媒流の制御用機能部
品が熱的に破損される恐れのない様々な機械的な配管取
付手段を適宜に選択することができる。 【0026】また、冷媒流出用配管3と取付用ブロック
ジョイント20との接合は、かしめ法で行うことによっ
て充分な接統が可能であるが、さらに冷媒流出用配管3
の回転方向の固定力を向上させるために、図24a、b
に示す如く、継手状部20aをかしめたのち、プレスに
より継手状部20aの前端部に4ケ所の溝部120を圧
接かしめ加工により形成させ、継手状部20aと配管側
の円環状膨出部3aとを一体にて変形させることによっ
て冷媒流出用配管3の回転方向の固定をより確実にする
ことができる。 【0027】なお、ブロックジョイントが取付けられる
べき受液器の頂面は、一様な平坦面である必要はなく、
個々のブロックジョイントの取付部位だけがそれぞれ平
坦な面を備えていれば足りるし、ブロックジョイントを
受液器頂面に取付ける方法もネジ込みボルトに限られる
ことなく、図11および図18に示されたようにスタッ
ドボルトを受液器の頂面に植説するなど、要は狭い配管
取付個所において、取付作業が極力上下方向の取付動作
のみで足りるような取付け手段を講ずることによって本
発明の一部の目的は達成される。 〔実施例の効果〕 (1) ブロックジョイントへの配管の取付は、従来の
如く加熱を必要とする溶接ないしろう付け法によらず、
機械的結合によっているので、熱に弱い冷媒流の制御用
機能部品をあらかじめ工場内で能率的にブロックジョイ
ントまたは配管に組付けることが可能になり、今までの
ように配管とブロックジョイントの取付作業の終わった
後に手作業によつてこれら機能部品を取付けるという非
能率さが解消される。 (2) 機能部品は従来のように受液器に取付けるので
はなくて、ブロックジョイントまたは配管に組付けられ
るので、取付けるべき機能部品の種類や個数が変わって
も、受液器本体の設計変更は不要で唯一種類の受液器を
用意するのみで足り、ブロックジョイントまたは配管の
種類だけを変えればよい。 (3) 受液器に配管を取付ける作業は、ブロックジョ
イントの組付け用の唯2本のボルトを上下方向に締付け
る作業のみで足りるので、狭い取付場所において容易・
迅速に行うことができる。 (4) 受液器に従来組付けられていたサイトグラスや
配管用ユニオンが取り除かれるので、受液器の軽量化と
コストダウンが可能となる。 (5) 受液器本体および配管の形状は不変のままで、
前記(1)項で述べた如く配管の取付方向を自由に変え
られ、またブロックジョイントの形状変更のみで多種多
様の機能部品を受液器に組付けられるので、受液器およ
びこれらに付設される機能部品の取付構造の設計変更の
際にも、それに伴う新たな経費を最小限に押さえること
ができる。 (6) 受液器本体にサイトグラス専用の孔を設ける必
要がなくなるため、受液器の形成を簡単にすることがで
きる。 【0028】 【発明の効果】上述したように、本発明では、冷媒流入
・流出用配管を冷媒流入・流出用ブロックジョイントの
冷媒通路にそれぞれ直接嵌合接続して、これらを予め一
体化しているから、ボルトによつてブロックジョイント
を冷媒容器頂部の平坦部に締付固定するのみで、配管を
受液器に接続でき、従って1つのボルトでブロックジョ
イントの固定と配管接続を同時に行うことができる。 【0029】また、冷媒流入用配管と冷媒流出用配管と
をそれぞれ別個独立に受液器に取付けることができるの
で、特に狭い自動車エンジンルーム内において長尺の配
管を取付ける場合でも、両配管を一体取付けする従来技
術に比して配管取付作業を大幅に容易化できる。しか
も、本発明では冷媒容器の頂部を平担部にし、この平坦
部を用いて取付け作業を行うようにしているため、取付
け作業を常に上方側から行うことができるとともに、特
に第一ねじ穴及び第二ねじ穴をそれぞれ平坦部と略直交
して上下方向に形成していることから、第1ボルト及び
第2ボルトのネジ込み方向を常に上方からの一定方向に
向けて行うことができる。 【0030】従つて、本発明によれば、上記各効果が相
候って、配管取付け作業を従来技術に比して大幅に容易
化でき、その実用上の効果が大である。また、本発明で
は、ブロックジョイント取付用ボルトを冷媒通路から切
り離して、取付専用にしているから、実開昭52−23
52号公報のごとく取付用ボルトに冷媒通路を形成する
とともに、このボルトにサイトグラス、可溶栓を取付け
るものに比べて、取付用ボルトの締付け位置によって冷
媒流通抵抗が増大したり、サイトグラスにボルト締付け
力が加わって、サイトグラスの耐久性を悪化させるとい
った不具合が一切発生せず、実用上極めて有利である。 【0031】また、本発明では、冷媒流入用・冷媒流出
用配管にブロックジョイントを一体化して、冷媒容器側
に従来備えられていた出入口管機能を配管側に設けるよ
うにしているから、工場出荷時に冷媒容器はそれ単独の
状態となり、多機種に対して共通使用できる。従って、
本発明によれば、配管とブロックジョイントとを一体化
したものを機種に応じた品種だけ用意すればよく、冷媒
容器の品種を大幅に低減できるという効果が大である。 【0032】更に、本発明によれば、サイトグラス等の
付加部品をブロックジョイントに設けることができるの
で、サイトグラス等の付加部品の種類が変わっても、冷
媒容器の品種が増加しないという効果がある。さらに、
冷媒流入側ブロックジョイントおよび冷媒流出側ブロッ
クジョイントからなる2個のブロックジョイントを設け
て、それらの流入側嵌合穴および流出側嵌合穴にそれぞ
れ冷媒流入用配管および冷媒流出用配管を嵌合させる構
造を備えているので、狭いエンジンルームにおいても一
方の嵌合穴に嵌合した冷媒配管の相対的取付角度の変更
を容易に行え、冷媒流入用配管および冷媒流出用配管の
取り回しに自由度があり、冷媒配管と冷媒容器との接続
作業の作業性を向上できる。 【0033】また、機能部品は従来のように受液器に取
付けるのではなくて、ブロックジョイントに組付けられ
るので、取付けるべき機能部品の種類や個数が変わって
も、受液器本体の設計変更は不要で唯一種類の受液器を
用意するのみで足り、ブロックジョイントまたは配管の
種類だけを変えればよい。さらに、受液器に従来組付け
られていたサイトグラスや配管用ユニオンが取り除かれ
るので、受液器の軽量化とコストダウンが可能となる。 【0034】そして、受液器本体および配管の形状は不
変のままで、上述した如く配管の取付方向を自由に変え
られ、またブロックジョイントの形状変更のみで多種多
様の機能部品を受液器に組付けられるので、受液器およ
びこれらに付設される機能部品の取付構造の設計変更の
際にも、それに伴う新たな経費を最小限に押さえること
ができる。 【0035】本発明では、上述の種々の効果を合せ奏す
るため、実用上極めて有用なる受液器を提供できる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の第1実施例としての、自動車の冷房用
冷凍装置に使われる受液器の側断面を含む正面図であ
る。 【図2】本発明の第1実施例としての、自動車の冷房用
冷凍装置に使われる受液器の上面図である。 【図3】図1に示された受液器の構成部品の説明図であ
る。 【図4】図1に示された受液器の構成部品の説明図であ
る。 【図5】図1に示された受液器の構成部品の説明図であ
る。 【図6】冷媒の流入または流出用配管をその取付用ブロ
ックジョイントに接続する方法をブロックジョイントの
側断面によって示した第1実施例の図である。 【図7】冷媒の流入または流出用配管をその取付用ブロ
ックジョイントに接続する方法をブロックジョイントの
側断面によって示した第2実施例の図である。 【図8】冷媒の流入用と流出用の2本の配管の相対的取
付角度を自由に変えられることを説明した受液器の上面
図である。 【図9】冷媒流の制御用機能部品が組付けられたブロッ
クジョイントの正面図である。 【図10】冷媒流の制御用機能部品が組付けられたブロ
ックジョイントの側面図である。 【図11】図9または図10に示された実施例について
の別の実施態様図である。 【図12】図9または図10に示された実施例について
の別の実施態様図である。 【図13】図9または図10に示された実施例について
の別の実施態様図である。 【図14】図9または図10に示された実施例について
の別の実施態様図である。 【図15】冷媒の流出用配管に機能部品を取付けた実施
例の説明図である。 【図16】冷媒の流出用配管に機能部品を取付けた実施
例の説明図である。 【図17】ブロックジョイントを受液器の頂面に取付け
るための別の方法の説明図である。 【図18】ブロックジョイントを受液器の頂面に取付け
るための別の方法の説明図である。 【図19】ブロックジョイントに配管を取付けるための
別の方法をそれぞれ説明した図である。 【図20】ブロックジョイントに配管を取付けるための
別の方法をそれぞれ説明した図である。 【図21】タイプの異なる従来の受液器の構造を示した
側断面図である。 【図22】タイプの異なる従来の受液器の構造を示した
側断面図である。 【図23】ブロックジョイントに配管を取付けるための
従来の方法を説明したブロックジョイントの側断面図。 【図24】a、bは冷媒の流入または流出用配管をブロ
ックジョイントに接続する方法の他の実施例を説明した
断面図および正面図である。 【符号の説明】 1 受液器本体 1a 受液器頂面部材 2 冷媒流入用配管 3 冷媒流出用配管 4 冷媒流入側ブロックジョイント 4b 第2貫通孔(流入側嵌合穴) 5 冷媒流出側ブロックジョイント 5b 冷媒流通用空洞部(流出側嵌合穴) 6 ボルト(第1締結具) 7 ボルト(第2締結具) 8 サイトグラス 17 嵌合用孔(流入孔) 18 嵌合用孔(流出孔) 20 冷媒流通用空洞部(第2貫通孔) 31 圧力スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福村 恵一 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本電 装株式会社内 (72)発明者 土屋 皖三 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本電 装株式会社内 (72)発明者 橘高 清是 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本電 装株式会社内

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)上下方向に伸びる筒状の密閉容器よりなり、その
    頂部に平坦部を有するとともに、内部に液冷媒を貯溜可
    能な冷媒容器と、 この冷媒容器の頂部の平坦部に上下方向に形成され、前
    記冷媒容器内部と外部とを連通する冷媒流入孔と、 前記冷媒容器の頂部の平坦部に前記冷媒流入孔と隣接し
    て前記冷媒流入孔から独立して配設され、かつ、前記平
    坦部より略直交して上下方向に形成された第一ねじ穴
    と、 前記冷媒容器の頂部の平坦部上に配設され、前記冷媒流
    入孔に対応して設けられた流入側嵌合穴、及び前記第一
    ねじ穴と対向し且つ前記流入側嵌合穴と隣接して前記流
    入側嵌合穴から独立して上下方向に貫通するボルト挿入
    用孔を有する冷媒流入側ブロックジョイントと、 この冷媒流入側ブロックジョイントのボルト挿入用孔に
    上方より貫通後前記第一ねじ穴に螺合する第一ボルト
    と、 前記冷媒流入側ブロックジョイントの前記流入側嵌合穴
    に直接嵌合接続されてこのブロックジョイントと一体化
    され、冷凍サイクルの凝緒器側より冷媒を流入する冷媒
    流入用配管と、 前記冷媒容器の頂部の平坦部に上下方向に形成され、前
    記冷媒容器内部と外部とを連通する冷媒流出孔と、 前記冷媒容器の頂部の平坦部に前記冷媒流出孔と隣接し
    て前記冷媒流出孔から独立して配設され、かつ、前記平
    坦部より略直交して上下方向に形成された第二ねじ穴
    と、 前記冷媒容器の頂部の平坦部上に配設され、前記冷媒流
    出孔に対応して設けられた流出側嵌合穴、及び前記第二
    ねじ穴と対向し且つ前記流出側嵌合穴と隣接して前記流
    出側嵌合穴から独立して上下方向に貫通するボルト挿入
    用孔を有する冷媒流出側ブロックジョイントと、 この冷媒流出側ブロックジョイントのボルト挿入用孔に
    上方より貫通後前記第二ねじ穴に螺合する第二ボルト
    と、 前記冷媒流出側ブロックジョイントの前記流出側嵌合穴
    に直接嵌合接続されてこのブロックジョイントと一体化
    され、冷凍サイクルの減圧手段側へ冷媒を流出する冷媒
    流出用配管とを備え、 前記流入側ブロックジョイントが前記冷媒容器の頂部の
    平坦部に固定されることによって前記冷媒流入孔と前記
    冷媒流入用配管とが連通し、 前記流出側ブロックジョイントが前記冷媒容器の頂部の
    平坦部に固定されることによって前記冷媒流出孔と前記
    冷媒流出用配管とが連通し、 前記冷媒流入側ブロックジョイントおよび前記冷媒流出
    側ブロックジョイントのいずれか一方には、冷媒流の制
    御用機能部品が取り付けられていることを特徴とする冷
    凍装置用受液器。 (2)前記冷媒流の制御用機能部品はサイトグラスであ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の冷凍装
    置用受液器。 (3)前記冷媒流の制御用機能部品は圧力スイッチであ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の冷凍装
    置用受液器。 (4)前記流出側ブロックジョイントに前記冷媒流の制
    御用機能部品であるサイトグラスが取り付けられている
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の冷凍装置
    用受液器。 (5)前記冷媒流入側ブロックジョイントの前記流入側
    嵌合穴及び前記冷媒流出側ブロックジョイントの前記流
    出側嵌合穴の少なくともいずれか一方が、前記冷媒容器
    の冷媒流入孔、冷媒流出孔より上向き方向にブロックジ
    ョイント内を貫通するよう形成されていることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の冷凍装置用受液器。
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