JPH0748974B2 - 細長い押出食肉製品をリンク状に形成するための方法及び装置 - Google Patents

細長い押出食肉製品をリンク状に形成するための方法及び装置

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JPH0748974B2
JPH0748974B2 JP5218110A JP21811093A JPH0748974B2 JP H0748974 B2 JPH0748974 B2 JP H0748974B2 JP 5218110 A JP5218110 A JP 5218110A JP 21811093 A JP21811093 A JP 21811093A JP H0748974 B2 JPH0748974 B2 JP H0748974B2
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    • A22C7/00Apparatus for pounding, forming, or pressing meat, sausage-meat, or meat products
    • A22C7/0092Apparatus for pounding, forming, or pressing meat, sausage-meat, or meat products with worms or other rotary mounted members
    • AHUMAN NECESSITIES
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    • A22CPROCESSING MEAT, POULTRY, OR FISH
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    • A22C11/10Apparatus for twisting or linking sausages

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  • Beans For Foods Or Fodder (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ソーセージのような細
長い押出食肉製品をリンク状に形成するための方法及び
装置に関する。ここで、「リンク状に形成する」とは、
ソーセージ等を鎖状に即ちじゅずつなぎに連結した状態
に形成することをいい、「リンク」とは、鎖状に連結さ
れたソーセージ等のケーシング詰め食肉製品の個々の
「一節」のことをいう。
【0002】
【従来の技術】ソーセージ等のケーシング詰め食肉製品
をじゅずつなぎのリンク状に形成するための手段とし
て、例えば米国特許第3,115,668号に開示され
ているように、古くから1対のリンク形成チェーンが用
いられてきた。しかしながら、これらの慣用のリンク形
成チェーンは、製造費が高く、洗浄するのが多少困難で
ある。更に、リンク形成チェーンは、攻撃的な機構であ
るため、リンク形成チェーンを通して移動させる前に回
転させることができないような脆弱な押出食肉製品のス
トランド(連続的な細長い棒状体)をリンク状に形成す
るのには適していない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の主要
な目的は、脆弱な押出食肉製品のストランドを、それが
ケーシング詰めされている、いないに拘らず、又、回転
される、されないに拘らず、リンク状に形成することが
できる装置及び方法を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、複数の、好ましくは3つの細長い同形の
オーガを使用し、脆弱な食肉製品のストランドをそれら
の3つの細長いオーガの真ん中の中心軸線を通して移動
させ、それによってそれらのオーガの羽根が該ストラン
ドを圧縮して、即ち挟みつけて長手方向に一定の間隔を
置いて次々にリンクを形成するようにしたリンク形成装
置及び方法を提供することである。
【0005】本発明は、その好ましい実施例において
は、3つの平行なオーガを角度的に等間隔に配置し、そ
れらのオーガの軸の軸線から等距離離れた位置に、即
ち、それらの3つのオーガの真ん中に中心軸線を画定す
る。各オーガは、それぞれのオーガ軸に固着された同形
の羽根を有する。細長い押出食肉製品のストランドを3
つの平行なオーガの真ん中を中心軸線に沿って移動さ
せ、3つのオーガの羽根が互いに接近する共通の点(即
ち、ピンチ点又はリンク形成点)においてストランドの
直径を圧縮し、ストランドにリンクを形成するように構
成する。
【0006】本発明の別の実施例においては、上記3つ
のオーガを回転自在のオーガ組立体として組立て、各オ
ーガを上記中心軸線の周りに回転させるとともに、それ
ぞれの自軸線の周りにも回転させる。この実施例は、特
別に脆弱であり、外周面に別個のケーシングを有してい
ない、即ちケーシング詰めされていない押出食肉製品の
ストランドに適用するのに特に適している。
【0007】本発明の更に別の実施例においては、食肉
製品を押出すノズル又はホーンと協同するケーシング制
御部材を各オーガの入口端に装着する。このケーシング
制御部材は、ホーンから押出された食肉製品が充填され
るケーシングを回転させ、ケーシングの直径をその所定
の最大限直径にまで膨脹させる働きをする。
【0008】
【実施例】図1のソーセージケーシング詰め機10は、
機枠12と、食肉エマルジョンポンプ14と、ホーン又
はノズル16の形とした食肉エマルジョン押出部材と、
チャック17を有し、ホーン16には典型的なひだ付ケ
ーシング18が装填されている。ルーパーホーン20
は、リンク状に形成されたソーセージ等の食肉製品(以
下、単に「リンク状食肉製品」とも称する)を慣用のコ
ンベヤ22へ搬送するようになされている。以上の構造
は、慣用のものであり、本発明の要旨を構成するもので
はない。
【0009】図2及び3を参照して説明すると、オーガ
フレーム24は、例えば電気モータ又は油圧式モータ2
8を取付けた歯車ケーシング26を有している。モータ
28には、駆動歯車29(図13参照)が連結されてい
る。歯車ケーシング26内に、3つのスプロケット歯車
30が配設され、ベルト32によって駆動歯車に連結さ
れている。スプロケット歯車30は、オーガを回転させ
るための歯車であることから「オーガ歯車」とも称す
る。
【0010】3つのオーガ34が、立込み軸36(図1
2参照)を介して歯車30に連結されている。中空の中
間軸38が立込み軸36に被せられて固着されており、
スリーブ40が中間軸38に被せられている。スリーブ
40にねじ付ロッド42が固定されており、スリーブ4
0から外方へ突出している。オーガ軸44は、スリーブ
40に被せられ、ロード42の外端に螺合されたナット
45によってスリーブ40に固定される。各オーガ34
のオーガ軸44には、その周りに実質的に360°巻か
れた同形のらせん羽根46が取付けられている。羽根4
6は周縁49を有している。各オーガ軸44を同期さ
せ、羽根46を支持構造体即ちオーガ軸44上に均一に
位置づけすることが肝要である。図11に示される調節
手段は、3つのオーガ34の位置を、それらの羽根46
の相対位置に関して同期させることができる。
【0011】3つのオーガ34は、それらの間を通る食
肉製品の細長いストランド54をピンチ点(挟み点)即
ちリンク形成点50において互いに接近して閉じる3つ
のオーガの羽根46によってリンク状に形成する。符号
52は、オーガ組立体を構成する3つのオーガ34のそ
れぞれの長手軸線に平行でそれらから等距離のところに
即ちオーガ組立体の真ん中に位置する中心軸線を示す。
食肉製品のストランド54(以下、単に「ストランド」
とも称する)が3つのオーガから成るオーガ組立体の中
心軸線52に沿って移動される間に、羽根46がリンク
形成点50においてストランド54上に閉じ、ストラン
ドを圧縮し、ストランドにリンク形成点50において圧
縮・縮径部分(くびれた部分)を次々に形成する。かく
して、ストランド54に個々のリンク56が形成され
る。
【0012】図14〜16は、本発明の別の実施例を示
す。この実施例は、場合によっては外表面に人工のケー
シングを有していない、即ち、ケーシング詰めされてい
ない食肉製品の非常に脆弱なストランドをリンク状に形
成するのに特に適する。歯車ケーシング57内には、駆
動歯車60と、駆動歯車60に固着されたスリーブを有
する遊星歯車プレート62(図15)が配設されてい
る。先に述べた3つのオーガ歯車30が、遊星歯車プレ
ート62に回転自在に取付けられており、輪歯車66に
回転自在に噛合している。各オーガ歯車30は、中心孔
67Aを有する中空太陽歯車67に噛合している。太陽
歯車67は、各オーガ34を個々に、かつ、一斉に同一
方向に回転させる。かくして、動力源(図示せず)から
駆動歯車60に回転力が与えられると、遊星歯車プレー
ト62が回転され、歯車30を中心軸線52の周りに回
転させる。各歯車30は、輪歯車66に噛合しているこ
とにより、それぞれの自軸線の周りにも回転し、各オー
ガ34を個々に自軸線の周りに回転させ、3つのすべて
のオーガを中心軸線52の周りに回転させる。
【0013】図15に示されるオーガ組立体の他端にお
いては、各オーガ34の他端がプレート68に軸承され
ている。機枠12に固定されたリールハウジング71に
紐リール70が固定されている。リール70の紐72
は、アイレット74,76を通して繰り出され、ピンチ
点50においてストランド54に巻きつけられ、各リン
ク56の両端のピンチ点からピンチ点へ各リンク56に
沿って延長する。紐72は、食べることができるセルロ
ース材で形成することが好ましい。
【0014】図17〜20は、本発明の更に別の実施例
を示す。この実施例では、各オーガ34にケーシング制
御部材78を付設する。ケーシング制御部材78は、第
1の制御表面80と、第2の駆動表面82を有してい
る。制御表面80は、食肉エマルジョンを押出すホーン
又はノズル16に近接したところに配置されるが、ケー
シングがホーン又はノズルの排出端と制御表面80との
間を通って移動することができるように、ホーン又はノ
ズルの排出端との間に僅かな空間84を画定するように
配置されている。制御部材78の駆動表面82は、スト
ランド54の外表面を被っているケーシングに回転運動
を付与する表面である。駆動表面82の前方において、
ケーシングはその最大限直径にまで膨脹せしめられ、先
に述べたようにオーガ34によって圧縮・縮径される。
【0015】図19及び20には、ケーシング制御部材
の変型例が示されている。この変型例のケーシング制御
部材86は、図17〜20の実施例のケーシング制御部
材78の制御表面80及び駆動表面82とそれぞれ実質
的に同じ機能を果たす第1の制御表面88及び第2の駆
動表面90を有している。いずれの実施例においても、
制御部材の直径は、その制御表面のところで測定して3
つの制御部材の制御表面の間を通る食肉エマルジョンの
ストランド54の直径の約1.5倍とすることが好まし
い。この比率によれば、ストランド54を、それが上述
したピンチ点50に達するまでに約1.5回捻回させ
る。
【0016】図21〜23は、図2の構造の変型例を示
す。図21は、ホーン16から押出されひだ付ケーシン
グ108内に充填された慣用のケーシング詰め食肉エマ
ルジョンをリング状に形成することができる装置を示
す。図21に示されるように、ホーン16は、各オーガ
34の歯車30に噛合している太陽歯車/チャック組立
体(以下、単に「歯車チャック」とも称する)92の中
心孔94内に終端しており、ケーシング108は、ホー
ン16を被って歯車チャック92の中心孔94を貫通し
て前方へ延長している。歯車チャック92の中心孔94
には、図23に拡大図で示されているチャックインサー
ト(差し替え自在のチャック)94が挿入されている。
チャックインサート96は、該インサートと中心孔94
の壁に形成された環状溝に装着される弾性Oリング98
を介して中心孔94内に脱着自在に保持される。
【0017】チャックインサート96は、円筒孔102
とその両端に形成されたテーパ壁104,106を有す
る中心孔100を有している。図21に示されるよう
に、ホーン16の直径は、円筒孔102の直径より僅か
に小さく、ケーシング108を円筒孔102を通して引
出すことができる。チャックインサート96は、ケーシ
ング108に回転運動を付与する。回転されながら食肉
エマルジョンを充填されたケーシング108は、図2の
装置に関連して先に述べたようにオーガ34に係合する
ことによってリンク状に形成される。異なる直径のケー
シング又はホーンに適合させるために、異なるサイズの
チャックインサート96A(図22)を用いることがで
きる。
【0018】
【発明の効果】以上の説明から分かるように、本発明の
オーガ組立体は、製造費が安く、耐久性がよく、故障が
少なく、押出食肉製品のストランドを、回転させる、さ
せないに拘らず、又ケーシングによって包被されてい
る、いないに拘らず、リンク状に形成することができる
ので、従来のリンク形成リンクに比べて大きな改善であ
る。本発明のオーガ組立体は、食肉製品の脆弱なストラ
ンドをリンク状に形成するのに特に適している。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明を組入れたソーセージケーシン
グ詰め機の透視図である。
【図2】図2は、図1の線2−2に沿ってみた本発明の
オーガ組立体の平面図である。
【図3】図3は、図2の線3−3に沿ってみた本発明の
オーガ組立体の正面図である。
【図4】図4は、図3の線4−4に沿ってみたオーガ組
立体の側面図である。
【図5】図5は、図4の線5−5に沿ってみたオーガ組
立体の断面図である。
【図6】図6は、図4の線6−6に沿ってみたオーガ組
立体の端面図である。
【図7】図7は、図4と同様のオーガ組立体の側面図で
あるが、オーガ組立体が異なる回転位置にあるところを
示す。
【図8】図8は、図4と同様のオーガ組立体の側面図で
あるが、オーガ組立体が別の回転位置にあるところを示
す。
【図9】図9は、図4と同様のオーガ組立体の側面図で
あるが、オーガ組立体が更に別の回転位置にあるところ
を示す。
【図10】図10は、オーガ構造体の分解透視図であ
る。
【図11】図11は、図10の線11−11に沿ってみ
た拡大断面図である。
【図12】図12は、図10の線12−12に沿ってみ
た断面図である。
【図13】図13は、図2の線13−13に沿ってみた
オーガ組立体の歯車ケーシングの断面図である。
【図14】図14は、本発明の別の実施例の透視図であ
る。
【図15】図15は、図14の線15−15に沿ってみ
た拡大断面図である。
【図16】図16は、図15の線16−16に沿ってみ
た縮小断面図である。
【図17】図17は、本発明の更に別の実施例の平面図
である。
【図18】図18は、図17のオーガ構造体の透視図で
ある。
【図19】図19は、図17と同様の部分平面図である
が、別の実施例のケーシング制御部材を示す。
【図20】図20は、図19に示されたケーシング制御
部材の部分透視図である。
【図21】図21は、本発明の更に別の実施例の平面図
である。
【図22】図22は、図21の太陽歯車とチャック断面
図である。
【図23】図23は、別の実施例のチャックインサート
の断面図である。
【符号の説明】
10:ソーセージケーシング詰め機 16:食肉エマルジョン押出部材(ホーン又はノズル) 24:オーガフレーム 28:モータ 29:駆動歯車 30:スプロケット歯車(オーガ歯車) 32:ベルト 34:オーガ 44:オーガ軸 46:羽根 49:周縁 50:リンク形成点(ピンチ点) 52:中心軸線 54:食肉製品のストランド 60:駆動歯車 62:優勢歯車プレート 66:輪歯車 67:太陽歯車 70:紐リール 78:ケーシング制御部材 80:制御表面 82:駆動表面 86:ケーシング制御部材 88:制御表面 90:駆動表面 92:歯車チャック 96:チャックインサート

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】食肉エマルジョン押出部材を有するソーセ
    ージケーシング詰め機のためのリンク形成装置であっ
    て、 該食肉エマルジョン押出部材の下流において該ケーシン
    グ詰め機に回転自在に取付けられており、各々細長いら
    せん羽根を有するた複数の平行な細長いオーガと、 それらのオーガを一斉に一方向に回転させるための、該
    ケーシング詰め機に設けられた駆動手段とから成り、 前記各羽根の周縁は、前記食肉エマルジョン押出部材の
    延長軸線上のリンク形成点において互いに接近するよう
    にそれぞれの長手軸線から測定して十分な長さの半径を
    有しており、それによって、該複数のオーガが一斉に同
    じ方向に回転されるにつれて該リンク形成点が該複数の
    オーガの軸線に平行で、該複数のオーガの軸線の真ん中
    に位置する中心軸線に沿って長手方向に漸進的に移動す
    るようになされていることを特徴とするリンク形成装
    置。
JP5218110A 1992-08-11 1993-08-10 細長い押出食肉製品をリンク状に形成するための方法及び装置 Expired - Lifetime JPH0748974B2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
US07/928,951 US5279516A (en) 1992-08-11 1992-08-11 Apparatus and method for linking an elongated extruded meat product
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JPH06178645A JPH06178645A (ja) 1994-06-28
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EP (1) EP0583123B1 (ja)
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KR (1) KR970002583B1 (ja)
AT (1) ATE145519T1 (ja)
AU (1) AU658319B2 (ja)
BR (1) BR9303348A (ja)
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DE (2) DE69306193T2 (ja)
DK (1) DK0583123T3 (ja)
ES (1) ES2096869T3 (ja)
FI (1) FI103942B (ja)
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