JPH0748907B2 - 時分割多重処理装置 - Google Patents
時分割多重処理装置Info
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- JPH0748907B2 JPH0748907B2 JP10235788A JP10235788A JPH0748907B2 JP H0748907 B2 JPH0748907 B2 JP H0748907B2 JP 10235788 A JP10235788 A JP 10235788A JP 10235788 A JP10235788 A JP 10235788A JP H0748907 B2 JPH0748907 B2 JP H0748907B2
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- slot number
- time
- information
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は情報処理装置、特に複数の通信端末からの情報
を時分割で処理し、通信端末ごとの情報として識別し、
処理を行うための装置に関するものである。
を時分割で処理し、通信端末ごとの情報として識別し、
処理を行うための装置に関するものである。
(従来の技術) 従来、このような分野の技術としては、D70形自動交換
機[1]ハードウェア(1)編者日本電信電話公社、発
行所財団法人電気通信共済会、(発行日昭和58年1月15
日、第69,70頁)に記載されるものがあった。以下、そ
の構成を図を用いて説明する。
機[1]ハードウェア(1)編者日本電信電話公社、発
行所財団法人電気通信共済会、(発行日昭和58年1月15
日、第69,70頁)に記載されるものがあった。以下、そ
の構成を図を用いて説明する。
第2図は従来の時分割多重処理の原理を示す図で、時分
割で処理を行う多重情報処理装置の一例である。時分割
多重処理は多数の通信装置が時分割に多重化されている
同一ハイウェイ上で、タイムスロットを入れかえる処理
を行うことで通信端末間の情報の送受を可能とする。こ
こでタイムスロットは回線に割付けられた時間位置であ
り、すなわちある一つの通信端末の情報を処理する単位
時間である。時分割多重処理における基本的構成は通話
メモリ、書込み制御メモリ及び順番読み出しカウンタか
らなる。通話メモリはハイウェイの多重度分のメモリを
有する。多重度は1本のハイウェイ上に割当られたタイ
ムスロット数であり、第2図では20である。書込み制御
メモリは入ハイウェイの時間位置に対応して書き込むべ
き通話メモリの番地を指定する。順番読み出しカウンタ
は通話メモリに蓄積された内容を順番に出ハイウェイへ
読み出す。
割で処理を行う多重情報処理装置の一例である。時分割
多重処理は多数の通信装置が時分割に多重化されている
同一ハイウェイ上で、タイムスロットを入れかえる処理
を行うことで通信端末間の情報の送受を可能とする。こ
こでタイムスロットは回線に割付けられた時間位置であ
り、すなわちある一つの通信端末の情報を処理する単位
時間である。時分割多重処理における基本的構成は通話
メモリ、書込み制御メモリ及び順番読み出しカウンタか
らなる。通話メモリはハイウェイの多重度分のメモリを
有する。多重度は1本のハイウェイ上に割当られたタイ
ムスロット数であり、第2図では20である。書込み制御
メモリは入ハイウェイの時間位置に対応して書き込むべ
き通話メモリの番地を指定する。順番読み出しカウンタ
は通話メモリに蓄積された内容を順番に出ハイウェイへ
読み出す。
入ハイウェイ(多重度:20)と出ハイウェイ(多重度:2
0)の間で“A"の情報をタイムスロットt19からタイムス
ロットt2へ交換する場合の動作シーケンスを以下に示
す。書込み制御メモリの19番地の内容は入ハイウェイの
t19のタイムスロット到着時点に読み出される。書込制
御メモリの19番地には図示していない制御装置からの指
示で#2と書かれるので、入ハイウェイのt19のタイム
スロットの内容を通話メモリの2番地に入れる。順番読
出しカウンタは通話メモリに入っている内容を読出す。
通話メモリの2番地の内容は出ハイウェイへのタイムス
ロット“2"の読出しタイミング時に読み出される。これ
により入ハイウェイt19におけるタイムスロットの内容
“A"が出ハイウェイt2タイムスロットに移されたことに
なる。
0)の間で“A"の情報をタイムスロットt19からタイムス
ロットt2へ交換する場合の動作シーケンスを以下に示
す。書込み制御メモリの19番地の内容は入ハイウェイの
t19のタイムスロット到着時点に読み出される。書込制
御メモリの19番地には図示していない制御装置からの指
示で#2と書かれるので、入ハイウェイのt19のタイム
スロットの内容を通話メモリの2番地に入れる。順番読
出しカウンタは通話メモリに入っている内容を読出す。
通話メモリの2番地の内容は出ハイウェイへのタイムス
ロット“2"の読出しタイミング時に読み出される。これ
により入ハイウェイt19におけるタイムスロットの内容
“A"が出ハイウェイt2タイムスロットに移されたことに
なる。
第3図は第2図の原理を実現するための時分割多重処理
装置の構成図である。時分割多重処理装置の構成は情報
識別回路1、通話メモリ書き込み処理回路2、通話メモ
リ3及び通話メモリ読み出し処理回路4からなる。情報
識別回路1はタイムスロットカウンタ11とカウンタ値が
t19となったことをタイムスロットカウンタに通知するA
ND回路10より構成される。情報識別回路1は現在のタイ
ムスロット番号を通話メモリ書き込み処理回路2と通話
メモリ読み出し処理回路4に通知する。通話メモリ書き
込み処理回路2は情報識別回路1より通知されたタイム
スロット番号より書込み制御メモリ21に指定される通話
メモリの番号を読み取りタイムスロット内の情報を通話
メモリ書き込み回路22により通話メモリ3に書き込む。
通話メモリ3は記憶装置である。通話メモリ読み出し処
理回路4は通知されたタイムスロット番号の順番に通話
メモリ3より情報を読み出し出ハイウェイに出力する。
装置の構成図である。時分割多重処理装置の構成は情報
識別回路1、通話メモリ書き込み処理回路2、通話メモ
リ3及び通話メモリ読み出し処理回路4からなる。情報
識別回路1はタイムスロットカウンタ11とカウンタ値が
t19となったことをタイムスロットカウンタに通知するA
ND回路10より構成される。情報識別回路1は現在のタイ
ムスロット番号を通話メモリ書き込み処理回路2と通話
メモリ読み出し処理回路4に通知する。通話メモリ書き
込み処理回路2は情報識別回路1より通知されたタイム
スロット番号より書込み制御メモリ21に指定される通話
メモリの番号を読み取りタイムスロット内の情報を通話
メモリ書き込み回路22により通話メモリ3に書き込む。
通話メモリ3は記憶装置である。通話メモリ読み出し処
理回路4は通知されたタイムスロット番号の順番に通話
メモリ3より情報を読み出し出ハイウェイに出力する。
次に、時分割多重処理装置における第2図を用いて上述
した情報の時分割多重処理装置を実現させるための動作
を説明する。
した情報の時分割多重処理装置を実現させるための動作
を説明する。
先ず、情報識別回路1へタイムスロットタイミングクロ
ックを供給されることによりタイムスロットカウンタ11
をカウントアップして現在のタイムスロット番号を前記
処理回路2及び4へ通知する。次いで、タイムスロット
カウンタ11はカウンタ値がt19となるとAND回路19からの
通知により次のタイムスロットタイミングクロックによ
りカウンタ値をt0に設定する。
ックを供給されることによりタイムスロットカウンタ11
をカウントアップして現在のタイムスロット番号を前記
処理回路2及び4へ通知する。次いで、タイムスロット
カウンタ11はカウンタ値がt19となるとAND回路19からの
通知により次のタイムスロットタイミングクロックによ
りカウンタ値をt0に設定する。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記従来の構成の装置では多重度は固定
であり、通信端末数に応じて多重度を変化させることが
できなかった。このため、情報伝達速度の高い通信端末
のみが数台でタイムスロットを使用し、他のタイムスロ
ットが使用されていない場合には、通信端末は多重度数
とタイムスロットタイミング周期によって定まる特定の
情報伝達速度以下で情報を送受しなければならず、情報
伝送量が制限された。すなわち通信端末の処理能力が十
分にあるのに、有効に利用できないという問題があっ
た。
であり、通信端末数に応じて多重度を変化させることが
できなかった。このため、情報伝達速度の高い通信端末
のみが数台でタイムスロットを使用し、他のタイムスロ
ットが使用されていない場合には、通信端末は多重度数
とタイムスロットタイミング周期によって定まる特定の
情報伝達速度以下で情報を送受しなければならず、情報
伝送量が制限された。すなわち通信端末の処理能力が十
分にあるのに、有効に利用できないという問題があっ
た。
そこで本発明は、以上述べた情報伝達速度の高い通信装
置がその速度以下で情報を送受せざるをえず、その情報
伝達量が制限されるという問題点を除去し、通信端末の
情報伝達速度に応じた情報伝送を行える装置を提供する
ことを目的とする。
置がその速度以下で情報を送受せざるをえず、その情報
伝達量が制限されるという問題点を除去し、通信端末の
情報伝達速度に応じた情報伝送を行える装置を提供する
ことを目的とする。
(課題を解決するための手段) 第1の発明はタイムスロットタイミングクロックを入力
し、該タイムスロットタイミングクロックに同期してタ
イムスロット番号をカウントアップし、このタイムスロ
ット番号を送出するタイムスロットカウンタと、通信端
末間の通話内容を蓄積する通話メモリと、複数のタイム
スロットからなる時分割多重化信号とタイムスロット番
号とを入力し、タイムスロット番号に基づいて、時分割
多重化信号のタイムスロット番号に対応したタイムスロ
ット信号をタイムスロット番号に対応づけられた通話メ
モリの番地に記憶する通話メモリ書き込み処理回路と、
タイムスロット番号を入力し、タイムスロット番号に基
づいて、タイムスロット信号を通話メモリから読み出す
通話メモリ読み出し処理回路と、タイムスロット番号を
入力し、時分割多重化信号の多重度に基づいて設定され
た多重度とタイムスロット番号とを比較し、多重度数と
タイムスロット番号とが一致した場合は、タイムスロッ
トカウンタがタイムスロット番号を最若番号のタイムス
ロット番号にするようにタイムスロットカウンタに通知
する比較器とを有することを特徴とする。
し、該タイムスロットタイミングクロックに同期してタ
イムスロット番号をカウントアップし、このタイムスロ
ット番号を送出するタイムスロットカウンタと、通信端
末間の通話内容を蓄積する通話メモリと、複数のタイム
スロットからなる時分割多重化信号とタイムスロット番
号とを入力し、タイムスロット番号に基づいて、時分割
多重化信号のタイムスロット番号に対応したタイムスロ
ット信号をタイムスロット番号に対応づけられた通話メ
モリの番地に記憶する通話メモリ書き込み処理回路と、
タイムスロット番号を入力し、タイムスロット番号に基
づいて、タイムスロット信号を通話メモリから読み出す
通話メモリ読み出し処理回路と、タイムスロット番号を
入力し、時分割多重化信号の多重度に基づいて設定され
た多重度とタイムスロット番号とを比較し、多重度数と
タイムスロット番号とが一致した場合は、タイムスロッ
トカウンタがタイムスロット番号を最若番号のタイムス
ロット番号にするようにタイムスロットカウンタに通知
する比較器とを有することを特徴とする。
第2の発明はタイムスロットタイミングクロックを入力
し、このタイムスロットタイミングクロックに同期して
タイムスロット番号をカウントアップし、このタイムス
ロット番号を送出するタイムスロットカウンタと、複数
の通信端末からの情報を多重化した第1の時分割多重化
信号を受信する受信回路と、タイムスロット番号を入力
し、タイムスロット番号に基づいて、第1の時分割多重
化信号のタイムスロット番号に対応したタイムスロット
信号をタイムスロット番号に対応づけられた変換情報に
基づいて情報変換し、情報変換されたタイムスロット番
号を、送信される第2の時分割多重化信号のタイムスロ
ット番号に対応するタイムスロットに割り当て、第2の
時分割多重化信号を送信する送信回路と、タイムスロッ
ト番号を入力し、第1の時分割多重化信号の多重度に基
づいて設定された多重度数とタイムスロット番号とを比
較し、多重度数とタイムスロット番号とが一致した場合
は、タイムスロットカウンタがタイムスロット番号を最
若番号のタイムスロット番号にするようにタイムスロッ
トカウンタに通知する比較器とを有することを特徴とす
る。
し、このタイムスロットタイミングクロックに同期して
タイムスロット番号をカウントアップし、このタイムス
ロット番号を送出するタイムスロットカウンタと、複数
の通信端末からの情報を多重化した第1の時分割多重化
信号を受信する受信回路と、タイムスロット番号を入力
し、タイムスロット番号に基づいて、第1の時分割多重
化信号のタイムスロット番号に対応したタイムスロット
信号をタイムスロット番号に対応づけられた変換情報に
基づいて情報変換し、情報変換されたタイムスロット番
号を、送信される第2の時分割多重化信号のタイムスロ
ット番号に対応するタイムスロットに割り当て、第2の
時分割多重化信号を送信する送信回路と、タイムスロッ
ト番号を入力し、第1の時分割多重化信号の多重度に基
づいて設定された多重度数とタイムスロット番号とを比
較し、多重度数とタイムスロット番号とが一致した場合
は、タイムスロットカウンタがタイムスロット番号を最
若番号のタイムスロット番号にするようにタイムスロッ
トカウンタに通知する比較器とを有することを特徴とす
る。
(作用) 第1の発明によれば、タイムスロットカウンタは入力さ
れたタイムスロットタイミングクロックに同期してタイ
ムスロット番号をカウントアップし、このタイムスロッ
ト番号を送出する。そして、通話メモリ書き込み処理回
路は複数のタイムスロットからなる時分割多重化信号と
タイムスロット番号とが入力されて、タイムスロット番
号に基づいて、時分割多重化信号のタイムスロット番号
に対応したタイムスロット信号をタイムスロット番号に
対応づけられた通話メモリの番地に記憶する。更に、通
話メモリ読み出し処理回路は入力されたタイムスロット
番号に基づいて、タイムスロット信号を通話メモリから
読み出す。そして、比較器はタイムスロット番号を入力
し、時分割多重化信号の多重度に基づいて設定された多
重度とタイムスロット番号とを比較し、多重度数とタイ
ムスロット番号とが一致した場合は、タイムスロットカ
ウンタがタイムスロット番号を最若番号のタイムスロッ
ト番号にするようにタイムスロットカウンタに通知す
る。よって、この通知似基づいて通話メモリへの書き込
み、読み出しが行われ、通信端末数に応じて多重度を変
化させることができる。
れたタイムスロットタイミングクロックに同期してタイ
ムスロット番号をカウントアップし、このタイムスロッ
ト番号を送出する。そして、通話メモリ書き込み処理回
路は複数のタイムスロットからなる時分割多重化信号と
タイムスロット番号とが入力されて、タイムスロット番
号に基づいて、時分割多重化信号のタイムスロット番号
に対応したタイムスロット信号をタイムスロット番号に
対応づけられた通話メモリの番地に記憶する。更に、通
話メモリ読み出し処理回路は入力されたタイムスロット
番号に基づいて、タイムスロット信号を通話メモリから
読み出す。そして、比較器はタイムスロット番号を入力
し、時分割多重化信号の多重度に基づいて設定された多
重度とタイムスロット番号とを比較し、多重度数とタイ
ムスロット番号とが一致した場合は、タイムスロットカ
ウンタがタイムスロット番号を最若番号のタイムスロッ
ト番号にするようにタイムスロットカウンタに通知す
る。よって、この通知似基づいて通話メモリへの書き込
み、読み出しが行われ、通信端末数に応じて多重度を変
化させることができる。
第2の発明によれば、タイムスロットカウンタは入力さ
れたタイムスロットタイミングクロックに同期してタイ
ムスロット番号をカウントアップし、このタイムスロッ
ト番号を送出する。また、受信回路は複数の通信端末か
らの情報を多重化した第1の時分割多重化信号を受信す
る。更に、送信回路は入力されたタイムスロット番号に
基づいて、第1の時分割多重化信号のタイムスロット番
号に対応したタイムスロット信号をタイムスロット番号
に対応づけられた変換情報に基づいて情報変換し、情報
変換されたタイムスロット番号を、送信される第2の時
分割多重化信号のタイムスロット番号に対応するタイム
スロットに割り当て、第2の時分割多重化信号を送信す
る。比較器はタイムスロット番号を入力し、第1の時分
割多重化信号の多重度に基づいて設定された多重度数と
タイムスロット番号とを比較し、多重度数とタイムスロ
ット番号とが一致した場合は、タイムスロットカウンタ
がタイムスロット番号を最若番号のタイムスロット番号
にするようにタイムスロットカウンタに通知する。よっ
て、通信端末の要求に応じて受信した情報を処理して対
向する通信端末へ送信回路からの情報を送信することが
可能となる。
れたタイムスロットタイミングクロックに同期してタイ
ムスロット番号をカウントアップし、このタイムスロッ
ト番号を送出する。また、受信回路は複数の通信端末か
らの情報を多重化した第1の時分割多重化信号を受信す
る。更に、送信回路は入力されたタイムスロット番号に
基づいて、第1の時分割多重化信号のタイムスロット番
号に対応したタイムスロット信号をタイムスロット番号
に対応づけられた変換情報に基づいて情報変換し、情報
変換されたタイムスロット番号を、送信される第2の時
分割多重化信号のタイムスロット番号に対応するタイム
スロットに割り当て、第2の時分割多重化信号を送信す
る。比較器はタイムスロット番号を入力し、第1の時分
割多重化信号の多重度に基づいて設定された多重度数と
タイムスロット番号とを比較し、多重度数とタイムスロ
ット番号とが一致した場合は、タイムスロットカウンタ
がタイムスロット番号を最若番号のタイムスロット番号
にするようにタイムスロットカウンタに通知する。よっ
て、通信端末の要求に応じて受信した情報を処理して対
向する通信端末へ送信回路からの情報を送信することが
可能となる。
したがって前記問題点を除去でき、通信装置の情報伝達
速度に応じた情報伝送を行える装置を提供できる。
速度に応じた情報伝送を行える装置を提供できる。
(実施例) 第1図は本発明に係る実施例を示す時分割多重処理装置
の構成図である。第1図において第3図と同一部分は同
一参照符号で示す。情報識別回路1′はタイムスロット
カウンタ11、多重度設定回路12、比較器13より構成され
る。タイムスロットカウンタ11は現在処理を行うタイム
スロット番号を通話メモリ書き込み処理回路2、通話メ
モリ読み出し処理回路4、比較器13へ出力する。多重度
設定回路12は接続されている通信端末総数すなわち割り
付けられたタイムスロット総数(多重度)が入力され、
その値を保持する回路である。この割り付けは時分割交
換処理システムの初期設定時に行われ、接続されている
通信端末それぞれに若番より順番にタイムスロット番号
が設定される。多重度設定回路12によって保持されてい
る多重度は比較器13に入力される。比較器13はタイムス
ロットカウンタ11における現在処理を行うタイムスロッ
ト番号値と多重度設定回路12における多重度すなわち割
りつけられている最終タイムスロット番号を比較し、一
致した時にその旨をタイムスロットカウンタ11に通知す
る。タイムスロットカウンタ11は比較器13の通知によ
り、次のタイムスロットタイミングクロックの入力時に
カウンタ値を最若番タイムスロット番号に設定する。
の構成図である。第1図において第3図と同一部分は同
一参照符号で示す。情報識別回路1′はタイムスロット
カウンタ11、多重度設定回路12、比較器13より構成され
る。タイムスロットカウンタ11は現在処理を行うタイム
スロット番号を通話メモリ書き込み処理回路2、通話メ
モリ読み出し処理回路4、比較器13へ出力する。多重度
設定回路12は接続されている通信端末総数すなわち割り
付けられたタイムスロット総数(多重度)が入力され、
その値を保持する回路である。この割り付けは時分割交
換処理システムの初期設定時に行われ、接続されている
通信端末それぞれに若番より順番にタイムスロット番号
が設定される。多重度設定回路12によって保持されてい
る多重度は比較器13に入力される。比較器13はタイムス
ロットカウンタ11における現在処理を行うタイムスロッ
ト番号値と多重度設定回路12における多重度すなわち割
りつけられている最終タイムスロット番号を比較し、一
致した時にその旨をタイムスロットカウンタ11に通知す
る。タイムスロットカウンタ11は比較器13の通知によ
り、次のタイムスロットタイミングクロックの入力時に
カウンタ値を最若番タイムスロット番号に設定する。
次に本発明に係る時分割多重処理装置の動作を説明す
る。なお、情報伝達速度が通常の通信端末より5倍高い
通信端末のみが4台接続された場合の動作について説明
する。
る。なお、情報伝達速度が通常の通信端末より5倍高い
通信端末のみが4台接続された場合の動作について説明
する。
まず、初期設定時に多重度設定回路12に通信端末が4台
であることに応じて多重度数t3を設定する。これにより
タイムスロットカウンタ11は現在処理すべきタイムスロ
ット番号としてt0〜t3を繰り返し出力することになる。
ここで、第4図は従来の時分割多重処理装置と本発明に
係る時分割多重処理装置におけるハイウェイタイムスロ
ット割り付け方法を示す。同図から明らかなように、情
報伝達速度が通常の通信端末より5倍高い通信端末のみ
が4台接続された場合には、ハイウェイ上に従来の時分
割多重処理装置の場合よりも5倍の通信端末の情報を伝
送することとなる。
であることに応じて多重度数t3を設定する。これにより
タイムスロットカウンタ11は現在処理すべきタイムスロ
ット番号としてt0〜t3を繰り返し出力することになる。
ここで、第4図は従来の時分割多重処理装置と本発明に
係る時分割多重処理装置におけるハイウェイタイムスロ
ット割り付け方法を示す。同図から明らかなように、情
報伝達速度が通常の通信端末より5倍高い通信端末のみ
が4台接続された場合には、ハイウェイ上に従来の時分
割多重処理装置の場合よりも5倍の通信端末の情報を伝
送することとなる。
従ってハイウェイ、通話メモリ書き込み処理回路2、通
話メモリ3、読み出し処理回路4の処理能力を十分に有
効に使用しながら通信端末の情報伝達能力を十分に活か
すことができる。従来は多重度20でt0〜t19の繰り返し
でその周期を変えることができなかった。またこれに伴
って書き込み制御メモリ21と通話メモリ3は0〜3番地
の格納エリヤのみが使用されることとなる。よって通話
メモリ書き込み処理回路2は、書き込み制御メモリ21に
書き込むべき通話メモリの番地を指定するパス接続処理
時に、通話メモリ3の全エリアを使用する必要がなくな
る。従って、通話メモリの書き込み処理回路2、通話メ
モリ3、通話メモリ読み出し処理回路4からなる回路が
多段構成をなしている場合には、パス接続ルート径路が
少なくなり、それに伴うルート設定の処理演算が簡単と
なる。
話メモリ3、読み出し処理回路4の処理能力を十分に有
効に使用しながら通信端末の情報伝達能力を十分に活か
すことができる。従来は多重度20でt0〜t19の繰り返し
でその周期を変えることができなかった。またこれに伴
って書き込み制御メモリ21と通話メモリ3は0〜3番地
の格納エリヤのみが使用されることとなる。よって通話
メモリ書き込み処理回路2は、書き込み制御メモリ21に
書き込むべき通話メモリの番地を指定するパス接続処理
時に、通話メモリ3の全エリアを使用する必要がなくな
る。従って、通話メモリの書き込み処理回路2、通話メ
モリ3、通話メモリ読み出し処理回路4からなる回路が
多段構成をなしている場合には、パス接続ルート径路が
少なくなり、それに伴うルート設定の処理演算が簡単と
なる。
なお、本発明に係る時分割多重処理装置の動作は初期設
定時に多重度設定回路12へ多重度を20に設定すると第3
図における従来の時分割多重処理装置の場合と全く同じ
動作をする。
定時に多重度設定回路12へ多重度を20に設定すると第3
図における従来の時分割多重処理装置の場合と全く同じ
動作をする。
第5図は本発明における第2の実施例の時分割多重処理
装置の構成図である。第1図において、各通信端末から
の情報が入ハイウェイに多重化されて通話メモリ書き込
み処理回路2に入力され、通信端末が情報識別回路1′
により出力される現在のタイムスロット番号によって識
別されるとともに、各通信端末からの情報が出ハイウェ
イ上の対向する通信端末のタイムスロットにのせかえら
れるという交換処理を行った。
装置の構成図である。第1図において、各通信端末から
の情報が入ハイウェイに多重化されて通話メモリ書き込
み処理回路2に入力され、通信端末が情報識別回路1′
により出力される現在のタイムスロット番号によって識
別されるとともに、各通信端末からの情報が出ハイウェ
イ上の対向する通信端末のタイムスロットにのせかえら
れるという交換処理を行った。
一方、第5図において情報処理装置5はシフトレジスタ
6,7、受信データラッチ回路8、送信データラッチ回路
9、タイムスロット番号ラッチ回路10、CPU24から構成
される。シフトレジスタ6は入ハイウェイ上の情報を受
信する。受信データラッチ回路8は、シフトレジスタ6
で受信した情報をタイムスロットタイミングクロックに
よって、タイムスロットごとにラッチする。タイムスロ
ット番号ラッチ回路10は情報識別回路1′より出力され
るタイムスロット番号をラッチする。CPU24は、タイム
スロット番号ラッチ回路10のタイムスロット番号により
現在受信データラッチ回路8でラッチされている情報が
どの通信端末のものであるかを認識する制御部である。
さらにCPU24はこの情報を対向する通信端末の要求に対
して例えば、第5図に示すようにA→A′,B→B′,C→
C′,D→D′のように処理する。送信データラッチ回路
9は、このように処理した情報をシフトレジスタ7に出
力する。シフトレジスタ7は対向する各通信端末に割り
当てられているタイムスロットの出ハイウェイ上に情報
を送出する。従って情報処理装置5は、各通信端末から
の情報を処理して対向する各通信端末へ送信することと
なる。
6,7、受信データラッチ回路8、送信データラッチ回路
9、タイムスロット番号ラッチ回路10、CPU24から構成
される。シフトレジスタ6は入ハイウェイ上の情報を受
信する。受信データラッチ回路8は、シフトレジスタ6
で受信した情報をタイムスロットタイミングクロックに
よって、タイムスロットごとにラッチする。タイムスロ
ット番号ラッチ回路10は情報識別回路1′より出力され
るタイムスロット番号をラッチする。CPU24は、タイム
スロット番号ラッチ回路10のタイムスロット番号により
現在受信データラッチ回路8でラッチされている情報が
どの通信端末のものであるかを認識する制御部である。
さらにCPU24はこの情報を対向する通信端末の要求に対
して例えば、第5図に示すようにA→A′,B→B′,C→
C′,D→D′のように処理する。送信データラッチ回路
9は、このように処理した情報をシフトレジスタ7に出
力する。シフトレジスタ7は対向する各通信端末に割り
当てられているタイムスロットの出ハイウェイ上に情報
を送出する。従って情報処理装置5は、各通信端末から
の情報を処理して対向する各通信端末へ送信することと
なる。
(発明の効果) 以上詳細に説明したように、第1の発明によれば、通話
メモリ書き込み処理回路、通話メモリ読み出し処理回路
及び比較器を設けて、初期設定時に接続通信端末数に応
じた多重度を設定できるようにしたことで、接続通信端
末の情報伝送能力を最大限に活かす情報伝送が可能とな
るとともに、時分割多重処理装置の処理能力が十分に発
揮できる。
メモリ書き込み処理回路、通話メモリ読み出し処理回路
及び比較器を設けて、初期設定時に接続通信端末数に応
じた多重度を設定できるようにしたことで、接続通信端
末の情報伝送能力を最大限に活かす情報伝送が可能とな
るとともに、時分割多重処理装置の処理能力が十分に発
揮できる。
さらに第2の発明によれば、シフトレジスタ、受信デー
タラッチ回路、タイムスロット番号ラッチ回路、CPU、
送信データラッチ回路からなる情報処理装置を設けたの
で、通信端末からの情報は、対向する通信端末の要求に
応じて処理され、時分割多重処理装置の情報処理の高度
化を図れる。
タラッチ回路、タイムスロット番号ラッチ回路、CPU、
送信データラッチ回路からなる情報処理装置を設けたの
で、通信端末からの情報は、対向する通信端末の要求に
応じて処理され、時分割多重処理装置の情報処理の高度
化を図れる。
第1図は本発明に係る実施例を示す時分割多重処理装置
の構成図、第2図は従来の時分割多重処理装置の原理を
示す図、第3図は従来の時分割多重処理装置の構成図、
第4図はハイウェイタイムスロット割り付けの比較を示
す図、第5図は本発明における第2の実施例の時分割多
重処理装置の構成図である。 1,1′……情報識別回路、2……通話メモリ書き込み処
理回路、3……通話メモリ、4……通話メモリ読み出し
処理回路、5……情報処理回路、6,7……シフトレジス
タ、8……受信データラッチ回路、9……送信データラ
ッチ回路、10……タイムスロット番号ラッチ回路、11…
…タイムスロットカウンタ、12……多重度設定回路、13
……比較器、21……書き込み制御メモリ、22……通話メ
モリ書き込み回路、23……通話メモリ読み出し回路、24
……CPU
の構成図、第2図は従来の時分割多重処理装置の原理を
示す図、第3図は従来の時分割多重処理装置の構成図、
第4図はハイウェイタイムスロット割り付けの比較を示
す図、第5図は本発明における第2の実施例の時分割多
重処理装置の構成図である。 1,1′……情報識別回路、2……通話メモリ書き込み処
理回路、3……通話メモリ、4……通話メモリ読み出し
処理回路、5……情報処理回路、6,7……シフトレジス
タ、8……受信データラッチ回路、9……送信データラ
ッチ回路、10……タイムスロット番号ラッチ回路、11…
…タイムスロットカウンタ、12……多重度設定回路、13
……比較器、21……書き込み制御メモリ、22……通話メ
モリ書き込み回路、23……通話メモリ読み出し回路、24
……CPU
Claims (2)
- 【請求項1】タイムスロットタイミングクロックを入力
し、該タイムスロットタイミングクロックに同期してタ
イムスロット番号をカウントアップし、該タイムスロッ
ト番号を送出するタイムスロットカウンタと、 通信端末間の通話内容を蓄積する通話メモリと、 複数のタイムスロットからなる時分割多重化信号と前記
タイムスロット番号とを入力し、前記タイムスロット番
号に基づいて、前記時分割多重化信号の前記タイムスロ
ット番号に対応したタイムスロット信号を前記タイムス
ロット番号に対応づけられた前記通話メモリの番地に記
憶する通話メモリ書き込み処理回路と、 前記タイムスロット番号を入力し、前記タイムスロット
番号に基づいて、前記タイムスロット信号を前記通話メ
モリから読み出す通話メモリ読み出し処理回路と、 前記タイムスロット番号を入力し、前記時分割多重化信
号の多重度に基づいて設定された多重度と前記タイムス
ロット番号とを比較し、前記多重度数と前記タイムスロ
ット番号とが一致した場合は、前記タイムスロットカウ
ンタが前記タイムスロット番号を最若番号の前記タイム
スロット番号にするように前記タイムスロットカウンタ
に通知する比較器とを有することを特徴とする時分割多
重処理装置。 - 【請求項2】タイムスロットタイミングクロックを入力
し、該タイムスロットタイミングクロックに同期してタ
イムスロット番号をカウントアップし、該タイムスロッ
ト番号を送出するタイムスロットカウンタと、 複数の通信端末からの情報を多重化した第1の時分割多
重化信号を受信する受信回路と、 前記タイムスロット番号を入力し、前記タイムスロット
番号に基づいて、前記第1の時分割多重化信号の前記タ
イムスロット番号に対応したタイムスロット信号を前記
タイムスロット番号に対応づけられた変換情報に基づい
て情報変換し、情報変換された前記タイムスロット番号
を、送信される第2の時分割多重化信号の前記タイムス
ロット番号に対応するタイムスロットに割り当て、前記
第2の時分割多重化信号を送信する送信回路と、 前記タイムスロット番号を入力し、前記第1の時分割多
重化信号の多重度に基づいて設定された多重度数と前記
タイムスロット番号とを比較し、前記多重度数と前記タ
イムスロット番号とが一致した場合は、前記タイムスロ
ットカウンタが前記タイムスロット番号を最若番号の前
記タイムスロット番号にするように前記タイムスロット
カウンタに通知する比較器とを有することを特徴とする
時分割多重処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10235788A JPH0748907B2 (ja) | 1988-04-27 | 1988-04-27 | 時分割多重処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10235788A JPH0748907B2 (ja) | 1988-04-27 | 1988-04-27 | 時分割多重処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01274597A JPH01274597A (ja) | 1989-11-02 |
JPH0748907B2 true JPH0748907B2 (ja) | 1995-05-24 |
Family
ID=14325216
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10235788A Expired - Lifetime JPH0748907B2 (ja) | 1988-04-27 | 1988-04-27 | 時分割多重処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0748907B2 (ja) |
-
1988
- 1988-04-27 JP JP10235788A patent/JPH0748907B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01274597A (ja) | 1989-11-02 |
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