JPH0748898Y2 - 水中掃除機の吸込ヘッド - Google Patents

水中掃除機の吸込ヘッド

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JPH0748898Y2
JPH0748898Y2 JP1989077807U JP7780789U JPH0748898Y2 JP H0748898 Y2 JPH0748898 Y2 JP H0748898Y2 JP 1989077807 U JP1989077807 U JP 1989077807U JP 7780789 U JP7780789 U JP 7780789U JP H0748898 Y2 JPH0748898 Y2 JP H0748898Y2
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JP
Japan
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main body
suction head
brush
ball casters
ball
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JP1989077807U
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JPH0318359U (ja
Inventor
繁 四柳
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株式会社四柳
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、掃除機の技術分野で利用され、特に水中掃
除機の吸込ヘッドに関するものである。
(従来の技術) 水中ポンプ等の吸込口にホースの基端を接続し、このホ
ースの先端部分に吸込ヘッドを取り付け、この吸込ヘッ
ドをプールや浴場等の底面や壁面にこすり付けて、清掃
する技術は、公知である。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら従来の水中掃除機における吸込ヘッドにお
いては、清掃すべき床面等と、吸込ヘッドの下面のブラ
シの先端とのすき間を調整することは困難である。すな
わち、ブラシの先端と床面等が接触した状態で、床面等
の磨きが可能であるが、一方ごみ除去をしようとすれ
ば、ブラシをまばらに植設して、ブラシ相互間にすき間
を形成させて、この間の流速を早くしてこの流れによっ
てごみを収集するようになされている。しかしブラシを
まばらに植設したのでは、床面等を磨くとき、磨き残り
が生じるという問題点がある。また吸込ヘッドに長い操
作ロッドを付けて、吸込ヘッドを床面上に移動させよう
としたときに、この吸込ヘッドと床面とを常に平行の状
態に保つことは困難であった。特に前後に移動させると
きは別として、操作ロッド先端の吸引ヘッドを左右に移
動させることは、より困難であった。また特に、実開昭
61−157658号公報に記載された水中床掃除機において
は、水中ポンプの吸込口aを囲むスカートbや塵芥案内
板cの近辺に、上下調整可能の固定キャスタd及びボー
ルキャスタが設けられている(第7図参照)。しかしこ
のような構造では、固定キャスタdの上下を調整して、
スカートbや塵芥案内板cの下端と床面eとの隙間を調
整したとき、その隙間Sが一定せず、相当の大小が生じ
る。これでは床面eをまんべんなく清掃することが困難
であった。
(課題を解決するための手段) この出願における各考案を、図面を参照しつつ説明す
る。
まず、第1の考案の、吸込ヘッド1は、本体2と、本体
2の下面2aに、左右方向に細長い形状2bに沿って下向に
植設されたブラシ3と、本体2の上面に突設されかつブ
ラシ3で囲まれた空間3aと連通する吸込口4と、本体2
の下面2aに設けられた少なく共3個のボールキヤスター
5とを備えてなり、ボールキヤスター5のうち2個は、
本体2に対して上下方向のねじ手段5aによって締結され
ている。
次に前記第1の考案において、左右に細長い形状2bの中
にかつその左右位置の2個所にキヤスター5がねじ手段
5aによって締結され、さらにこの2個所からほぼ等距離
の(細長い形状2bの外側の)離れた位置にボールキヤス
ター5が備えられている。
さらに本体2の上面2cには、操作ロッド6がピン6aによ
って関着され、ピン6aはその軸方向が細長い形状2bの長
手左右方向と同一方向であり、さらに本体2の全体の重
心位置Gは、ピン6aに対してブラシ3の側にあるように
なされている。
(作用) まず第1の考案においては、ねじ手段5aによって、ボー
ルキヤスター5の上下位置を調整する。すなわち、ボー
ルキヤスター5の下端5bを、ブラシ3の下端3bより上方
に位置させた状態で(第2a図参照)、吸込口4と水中掃
除機の吸込口とを連通させ、本体2を水を張ったプール
などの床面FLにこすり付けると、ボールキヤスター5は
床面FLより離れた状態で、ブラシ3の下端3bが床面FL上
をこすり清掃する。
一方、ねじ手段5aの調整によって、ボールキヤスター5
の下端5bを、ブラシ3の下端3bより下方に位置させると
(第2b図参照)、ブラシ3の下端3bと床面FLとの間に隙
間が生じ、吸込口4から水が吸込まれることに伴なうこ
の隙間は発生する水流により、床面FLのごみ等を吸取る
(第4図参照)。
プール等の側壁を掃除するには、操作ロッド6を持ち上
げると、本体2の重心Gはピン6aよりブラシ3の側にあ
るから、本体2はブラシ3側を下にする姿勢となり、側
壁の下部から上部に至る迄支障なく掃除しうる(第5図
参照)。
(実施例) 以下各図を参照して、この考案の実施例を詳述する。
本体2は、平面形状がT字状をなし、その左右方向の部
材の下面に細長い形状(小判形)2bに沿ってブラシ3が
下向に植設されており、その両端下部に各1個のボール
キャスター5がねじ手段5aによって締結され、前記左右
方向の部材と直交する部材の先端下部には1個のボール
キャスター5が備えられている。
ブラシ3は耐磨性を考慮した、ナイロンブラシが使用さ
れている。
吸込口4は、その下端4aが空間3aに開口されている。
ボールキャスター5は、水中での耐久性を良好ならしめ
るため、合成樹脂で構成されている。またねじ手段5a
は、ボール回転自在に支承する本体5cに一体におねじ5d
が設けられ、一方、本体2の上面2cには、本体2と一体
にめねじ5eが設けられ、このめねじ5eにおねじ5dが螺合
されており、おねじ5dを回転することによりボールキャ
スター5を本体2に対して上下移動させるものである。
さらにおねじ5dには、ロックナット5fが螺合されてお
り、おねじ5dとめねじ5e間の回転を固定する。
操作ドッロ6は、深いプール等にも使用しうるように、
6〜7mにおよび長さとなる。
次にこの吸込ヘッド1と接続される水中ポンプにつき第
3図を参照して説明する。
水中ポンプ7は、その上部に浮き8が設けられ、水中に
立った状態で浮遊しうるように構成されている。水中ポ
ンプ7の上部には、吐出口7aが開口され、また電源コー
ド7bが接続されている。水中ポンプ7の下部には、吸込
口7cが接続され、この吸込口7cから内部の水の通路に
は、ストレーナ7dが介設され、大きな異物がここで収集
され、水中ポンプ7の羽根車(図示せず)に大きな異物
がかみ込むことを防止している。
そして、吸込ヘッド1の吸込口4と、水中ポンプ7の吸
込口7cとは、可とう性の吸込ホース9が接続される。さ
らに水中ポンプ7の吐出口7aにはバグフィルター10が可
とう管で接続される。この状態で第4図図示のように、
水中ポンプ7を満水状態のプール等の水面に浮かべ、電
源コード7bを電源と接続し、オペレータは地上で操作ロ
ッド6を操作して、吸込ヘッド1の下面をプール等の床
面FLにこすり付けて掃除する。この状態から操作ロッド
6を持ち上げると、本体2の重心Gはピン6aに対してブ
ラシ3側にあるから、本体2はブラシ3を下にして倒立
する。この状態で第5図図示のように、プール等の側壁
の最下部から上方にかけて、清掃しうる。
この考案の吸込ヘッド1は、プールの清掃のみならず、
浴場、養魚池等を満水のまま、清掃しうるものである。
(考案の効果) この考案の吸込ヘッドは以下に列記するような効果を奏
する。
(1)吸込ヘッドの本体の下面に少なく共3個のボール
キャスターを設けたから、吸込ヘッドをプールの床面等
の面上を移動させるのに、左右前後のいずれの方向にも
安定して自在に移動させうる。しかもこの移動の際、操
作ロッドが長く共、吸込ヘッドと床面等を平行を保持し
て移動出来、良好な清掃作業をなしうる。
(2)ボールキヤスターをねじ手段によって上下位置調
整可能としたから、ブラシの下端を床面等に直接接触さ
せて床磨きが出来ると共に、ブラシの下端と床面等との
間に若干すき間を持たせて、塵芥の収集も可能である。
またブラシを閉じた線図に沿って密に植設して、清掃を
より効率よく行ないうる。
(3)ボールキヤスターのうち2個は、ブラシを植設し
た細長い形状内の長手方向の2個所に設け他はこの2個
からはほぼ等距離のかつ離れた位置に設けたから、ボー
ルキヤスターをねじ手段によって下げたときの、ブラシ
下端と床面等とのすき間が均一となる。
即ち第6図に示すように、この隙間Sがほぼ均一とな
る。更にヘッドの左右の移動が容易である。
(4)操作ロッドのピンをブラシ植設の長手方向と同一
とし、かつ重心をこのピンよりブラシ側にあるようにし
たので、操作ロッドを持ち上げたときはブラシを下側に
して吸込ヘッドが垂直となり、壁面の掃除に支障ない。
【図面の簡単な説明】
図面はいずれもこの考案の実施例を示し、第1図はこの
考案の吸込ヘッドの要部破断全体斜視図、第2a図および
第2b図は第1図のII−II断面図、第3図は水中ポンプの
要部破断全体斜視図、第4図、第5図、第6図及び第7
図は作用説明図である。 1……吸込ヘッド、2……本体、2a……下面、2b……閉
じた線図、2c……上面、3……ブラシ、3a……空間、4
……吸込口、5……ボールキャスター、5a……ねじ手
段、6……操作ロッド、6a……ピン

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】水中掃除機の吸込ヘッドにおいて、本体
    と、この本体の下面に、左右方向に細長い形状に添って
    下向きに植設され空間を囲うブラシと、前記本体の上面
    に突設されかつ前記空間と連通する吸込口と、前記本体
    の下面に設けられた少なく共3個のボールキャスターと
    が備えられ、これらボールキャスターのうち2個は前記
    空間内の左右位置に上下方向のねじ手段によって締結さ
    れその上下位置を調整可能とし、他のボールキャスター
    は前記2個のボールキャスターよりほぼ等距離のかつ離
    れた位置に備えられており、前記ブラシと2個のボール
    キャスターとの下端の上下相互位置を調整可能としたこ
    とを特徴とする、吸込ヘッド。
  2. 【請求項2】本体上面には、操作ロッドが、軸が左右方
    向のピンによって関着されており、さらに前記本体の全
    体の重心位置が、前記ピンに対して前記ブラシの側にあ
    るように構成されている、請求項1記載の吸込ヘッド。
JP1989077807U 1989-07-01 1989-07-01 水中掃除機の吸込ヘッド Expired - Lifetime JPH0748898Y2 (ja)

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JP1989077807U JPH0748898Y2 (ja) 1989-07-01 1989-07-01 水中掃除機の吸込ヘッド

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JPH0318359U JPH0318359U (ja) 1991-02-22
JPH0748898Y2 true JPH0748898Y2 (ja) 1995-11-08

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