JPH0748769Y2 - 洗眼用ノズルを備えた洗面器 - Google Patents

洗眼用ノズルを備えた洗面器

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JPH0748769Y2
JPH0748769Y2 JP13016790U JP13016790U JPH0748769Y2 JP H0748769 Y2 JPH0748769 Y2 JP H0748769Y2 JP 13016790 U JP13016790 U JP 13016790U JP 13016790 U JP13016790 U JP 13016790U JP H0748769 Y2 JPH0748769 Y2 JP H0748769Y2
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JP
Japan
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nozzle
washbasin
eyewash
eye
washing
Prior art date
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Application number
JP13016790U
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JPH0484461U (ja
Inventor
秀樹 青木
Original Assignee
株式会社イナックス
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、水泳等の後に洗面器で洗眼を行うことができ
るようにした洗眼用ノズルを備えた洗面器に関するもの
である。
〔従来の技術〕
例えば、プール等で水泳を行った場合、消毒剤等が多量
に含まれているので、プールを出た後、洗眼を行うよう
にしている。従来の洗眼は、第7図に示すように、床面
から垂直に立ち上がった支持管1の先端に二股状の洗眼
用ノズル2,3を設け、このノズル2,3に両目4,4を近づけ
て洗眼を行うようにしている。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところが、前記従来の洗眼用ノズル2,3は、固定方式で
あるため、それ自体が上面へ向かって常に露呈してお
り、通行人の邪魔になったり、子供が走り回って衝突す
る等の危険があった。
また洗眼用ノズル2,3は、コンタクトレンズの装用及び
取外しに際して使用されることがある。ところが、この
ような場合にあって、前記固定方式の洗浄ノズル2,3で
は、コンタクトレンズの収納容器や洗浄液容器等の付属
部品をその近傍へ置く場所がない。そのため、コンタク
トレンズの装用及び取外しがし難く、レンズを紛失し易
いという欠点があった。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、従来の前記課題に鑑みてこれを改良除去した
ものであって、使用時にのみ洗面鉢内へ露呈することの
できる洗眼用ノズルを備えた洗面器を提供せんとするも
のである。
而して、前記課題を解決するために本考案が採用した手
段は、洗面鉢の内面側に、鉢内空間に対して突出退入自
在な洗眼用ノズルを装着するようにしている。
また本考案では、洗面鉢の内面側に、鉢内空間に対して
突出退入自在で且つ先端側にフレキシブルな部分を設け
た洗眼用ノズルを装着するようにしている。
〔作用〕
洗眼用ノズルは、非使用時にあっては、洗面鉢の壁面内
へ退入して待機している。従って、通常の洗面器の使用
が可能である。使用時にあっては、洗眼用ノズルが洗面
鉢の鉢内空間へ突出する。そのため、使用者は前記洗眼
用ノズルへ目を近づけて洗眼することが可能である。ま
た本考案では、洗面器へ洗眼用ノズルを設置しているた
め、洗面器の周囲の平坦な部分及び洗面カウンター等へ
コンタクトレンズの容器や洗浄液容器等を載置すること
ができ、コンタクトレンズの装用及び取外し作業が便利
である。
〔実施例〕
以下に、本考案の構成を図面に示す実施例に基づいて説
明すると次の通りである。
第1図乃至第5図は、本考案の第1の実施例に係る洗面
器5を示すものである。同図に示す如く、この実施例の
洗面器5にあっては、洗面鉢6の鉢内空間へ臨む壁面
に、二つの洗眼用ノズル7,7を突出退入自在に設けてい
る。この洗眼用ノズル7,7は、例えば第3図の縦断面図
に示すように、外筒8内に噴出ノズル9が摺動自在に内
嵌装着されている。噴出ノズル9は、復帰スプリング10
によって、常に第3図の左方向(退入方向)へ付勢され
ている。また噴出ノズル9は、その後端側に調圧弁11が
取り付けられている。この調圧弁11は、外筒8の後端側
に形成された水室12の水圧に応じて開閉動作し、水室12
と噴出ノズル9内とを必要に応じて連通させるようにな
っている。更に、噴出ノズル9の先端側の途中には、フ
レキシブル管13が配設されており、噴出ノズル9の先端
面には、複数個の噴出孔14が穿設されている。なお、洗
眼用ノズル7の洗面器5への取り付けは、外筒8を洗面
鉢6の壁面へ固定すればよい。
次に、このように構成された洗眼用ノズル7の動作態様
を説明する。先ず、使用前の状態では第2図及び第3図
に示すように、噴出ノズル9は復帰スプリング10の付勢
力により外筒8内へ退入動作しており、ノズル先端面は
洗面鉢6の表面とほぼ同一面をなしている。
このような状態から、元栓17を開き、洗眼用ノズル7の
使用を開始したと仮定すると、給水管15を通じて水道水
が水室12へ供給されるようになる。そのため、噴出ノズ
ル9の後端側に前記水圧が作用し、噴出ノズル9は復帰
スプリング10の付勢力に抗して第3図の右方向へ移動す
る。そして、第4図に示す如く、洗面鉢6の鉢内空間へ
突出する。噴出ノズル9が突出した後、その先端側を把
持してフレキシブル管13の部分を第5図に示す如く上方
へ曲げればよい。
やがて、噴出ノズル9は、その後端側の係止段部9aが、
外筒8内のストッパー8aに係止するようになり、突出動
作が停止する。そのため、外筒8と噴出ノズル9の後端
側との間に形成される水室12内の圧力が上昇を始めるよ
うになり、ある値を越えると調圧弁11が開動作するよう
になる。この開動作により、水室12と噴出ノズル9内と
が連通し、第1図に示すように、噴出ノズル9の先端面
に設けた複数個の噴出孔14から洗浄水が噴出される。つ
まり、洗眼を行うことが可能となる。
洗眼が終了した後は、元栓17を締め、フレキシブル管13
を元の姿勢へ戻せばよい。これにより、噴出ノズル9
は、復帰スプリング10の付勢力を受けて自動的に外筒8
内へ退入動作し、使用前の状態へ復帰する。
このようにこの実施例の洗面器5にあっては、洗眼用ノ
ズル7を必要に応じて洗面鉢6の鉢内空間へ突出動作さ
せて洗眼を行うことができ、非使用時に邪魔にならない
ので極めて便利である。また洗眼に際し、洗面器5の周
囲の平坦な部分や洗面カウンター等へコンタクトレンズ
の容器やその他の付属部品を置くことができ、洗眼動作
の全体が円滑に行えるのでコンタクトレンズを紛失する
等の事故も少なくなる。
ところで、本考案は上述した実施例に限定されるもので
はなく、例えば噴出ノズル9は、第6図に示すようにフ
レキシブル管13を省略し、ノズル先端側の周側面に複数
個の洗浄水噴出孔16を穿設するようにすることも可能で
ある。また噴出ノズル9の突出退入機構は、ワイヤー等
を用いた手動式のものや、電動モーター等を用いた自動
式のものを用いることも可能である。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案にあっては、洗面器の鉢内壁
面に、洗眼用ノズルを突出退入自在に設けたので、必要
なときだけノズルを突出動作させて洗眼を行うことがで
き、非使用時に邪魔になることがない。また本考案にあ
っては、洗面器の周囲の平坦な部分及び洗面カウンター
等へコンタクトレンズの容器や洗浄液容器等を載置した
状態で、洗眼用ノズルを突出動作させて洗眼を行うこと
ができ、コンタクトレンズの装用及び取外し作業が便利
である。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は本考案の第1の実施例に係るもので
あり、第1図は洗眼用ノズルを突出動作させた場合の洗
面器の斜視図、第2図は使用開始前の状態を示す洗面器
の斜視図、第3図は洗眼用ノズルの縦断面図、第4図は
突出状態の洗眼用ノズルの斜視図、第5図は使用状態の
洗眼用ノズルの斜視図、第6図は本考案の第2の実施例
を示す洗眼用ノズルの縦断面図、第7図は従来の洗眼用
ノズルを示す斜視図である。 5……洗面器、6……洗面鉢 7……洗眼用ノズル、8……外筒 9……噴出用ノズル、13……フレキシブル管

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】洗面鉢の内面側に、鉢内空間に対して突出
    退入自在な洗眼用ノズルを装着したことを特徴とする洗
    眼用ノズルを備えた洗面器。
  2. 【請求項2】洗面鉢の内面側に、鉢内空間に対して突出
    退入自在で且つ先端側にフレキシブルな部分を設けた洗
    眼用ノズルを装着したことを特徴とする洗眼用ノズルを
    備えた洗面器。
JP13016790U 1990-11-30 1990-11-30 洗眼用ノズルを備えた洗面器 Expired - Lifetime JPH0748769Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13016790U JPH0748769Y2 (ja) 1990-11-30 1990-11-30 洗眼用ノズルを備えた洗面器

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JP13016790U JPH0748769Y2 (ja) 1990-11-30 1990-11-30 洗眼用ノズルを備えた洗面器

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Publication Number Publication Date
JPH0484461U JPH0484461U (ja) 1992-07-22
JPH0748769Y2 true JPH0748769Y2 (ja) 1995-11-08

Family

ID=31877529

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13016790U Expired - Lifetime JPH0748769Y2 (ja) 1990-11-30 1990-11-30 洗眼用ノズルを備えた洗面器

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014011174A1 (en) * 2012-07-12 2014-01-16 Vito Laera Soap dispenser

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2014011174A1 (en) * 2012-07-12 2014-01-16 Vito Laera Soap dispenser

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JPH0484461U (ja) 1992-07-22

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